JP5262191B2 - 現金入出金機および入出金取引の保留方法 - Google Patents
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また、駅収業務の場合は、事故等が発生した場合には入出金処理の途中であっても対応しなければならないため、入出金取引の途中で現金入出金機が設置された場所から離れることがある。
記憶部11は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置等)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)等によって構成される。なお、取引ログ110のデータ構造については後記する。
なお、本実施形態においては、IDカードに記憶された担当者あるいは管理者の属性を読み込み、個人認証するようにしたが、個人認証の手段としては、IDカードの他に、ID番号や暗証番号の入力、生体認証等を用いてもよい。
このため、制御部10は、入出金取引処理部100と、IDカード認証部101と、画面情報生成部102と、釦押下検知部103と、印刷制御部104と、音声案内出力部105と、通信制御部106と、により構成される。
図2に示されるように、記憶部11の所定の領域に割り当てられ記憶される取引ログ110には、入出金取引発生の都度、入出金取引処理部100により生成され付与されるユニークな取引ID毎に、取引年月日、時間、取引ID、ID種別、取引種別、取引金額、および保留引継情報からなる各データ項目が設定される。図2中、例えば、取引IDが「11111111」の入出金取引については、2007年8月31日の13時00分に発生し、担当者による入金取引であり、取引金額が13万円で、保留引継情報が保留状態になっていることを示している。また、取引IDが「99999999」の入出金取引については、2007年8月31日の16時30分に発生し、管理者による出金取引であり、取引金額が6万円で、保留引継情報が引継状態にあることを示している。
なお、通信制御部106は、LAN(Local Area Network)等の構内ネットワーク20経由で複数のPOS端末30と、あるいは、WAN(Wide Area Network)等の広域ネットワーク20経由でホストコンピュータ40に接続される。
図3に示す入金取引処理の動作から説明する。まず、担当者が現金入出金機1のカード挿入口にIDカードを挿入することにより、IDカード読取部13は、これを検知する(ステップS31)。そしてIDカードに記録された情報を読み取り(ステップS31“有り”)、読み取った情報を制御部10のIDカード認証部101へ引き渡す。一方、IDカード読取部は、IDカードを検知しない場合は(ステップS31“無”)、IDカードが挿入されるまで待つ。
次に、IDカード認証部101では、取り込まれた情報と予め登録済みの認証情報との照合を行うことで個人認証を行う(ステップS32)。ここで、認証が成立した場合は(ステップS32“OK”)、ステップS33に進む。一方、認証が不成立の場合は(ステップS32“NG”)、IDカードを返却してステップS31に戻る。
ここで、入金取引が選択された場合(ステップS33“入金”)、表示入力部12はその旨を取り込んで釦押下検知部103を介して入出金取引処理部100に引き渡し、入出金取引処理部100による入金取引処理が開始される。なお、出金取引が選択された場合は(ステップS33“出金”)、図6にフローチャートで示される出金取引処理が開始される。
担当者は、「入金取引画面」を閲覧することにより入出金取引処理部100で計数された入金額の確認を行い、一旦、持ち場を離れようとしたときに表示入力部12に表示された「保留釦」を押下する。このことにより、釦押下検知部103ではこれを検知し(ステップS36“有”)、入出金取引処理部100による入金時保留処理を起動する(ステップS37)。なお、「保留釦」の押下がない場合は(ステップS36“無”)、前記した一連の入金取引処理を終了する。
ここで、担当者により、「保留実行再確認画面」の一部領域に割り当てられた「保留する」釦が選択押下された場合、釦押下検知部103はこれを検知し(ステップS372“保留”)、入出金取引処理部100へ引き渡す。一方、「保留しない」釦が選択押下された場合には(ステップS372“しない”)、図3に示すステップS35に戻り「入金取引画面」を表示し入金金額確認を行う。
すなわち、入金取引の保留を解除するためには、入金取引を保留した際に認証されたIDカード、すなわち、同じ担当者がその場に戻り再度認証するか、管理者による認証が必要になる。ここで、同じ担当者による認証が成立した場合(ステップS375“保留者カードID”)、入出金取引処理部100は、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き、図3に示すステップS35の保留前の「入金取引画面」の表示処理に戻る。一方、管理者による認証が成立した場合(ステップS375“管理者カードID”)、入出金取引処理部100は、例えば、図8(e)に示す「引継確認画面」を表示し、管理者による入金取引引継の意思表示を待って引継処理を実行した後(ステップS376)、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き(ステップS377)、図3に示すステップS35の保留前の「入金取引画面」の表示処理に戻る。
このことにより、管理者により入金取引が引き継がれた場合、入金取引を保留した担当者に対し、保留した取引が管理者に引き継がれたことを報知して、二重取引等入金処理の混乱を回避するものである。
すなわち、入出金取引処理部100は、担当者カードのID挿入を検知し(ステップS3761“有”)、更には担当者カードのID認証を経て(ステップS3762“OK”)、前回入金取引についての引継の有無を判定する(ステップS3763)。
なお、担当者カードのID挿入が検知されない場合(ステップS3761“無”)にはIDカードの挿入を待ち、また、担当者カードのID認証が不成立の場合(ステップS3762“NG”)には、IDカードを返却し、ステップS3761に戻る。
次に、出金取引処理の動作について図6のフローチャートを参照しながら説明する。まず、担当者が現金入出金機1のカード挿入口に担当者IDカードを挿入することにより、IDカード読取部13は、これを検知する(ステップS41)。そしてIDカードに記録された情報を読み取り(ステップS41“有”)、読み取った情報を制御部10のIDカード認証部101へ引き渡す。一方、IDカード読取部は、IDカードを検知しない場合は(ステップS41“無”)、IDカードが挿入されるまで待つ。
次に、IDカード認証部101では、取り込まれた情報と予め登録済みの認証情報との照合を行うことで個人認証を行う(ステップS42)。ここで、認証が成立した場合は(ステップS42“OK”)、ステップS43に進む。一方、認証が不成立の場合は(ステップS42“NG”)、IDカードを返却しステップS41に戻る。
ここで、出金取引が指示された場合(ステップS43“出金”)、入出金取引処理部100による出金処理が実行される。このとき、入出金取引処理部100は、出金金額を入力して計数を行うと共に、画面情報生成部102を制御して、例えば、図8(b)に示す画面構成の一例が示されるように「出金取引画面」を表示する表示情報を生成して表示入力部12に表示する(ステップS44)。なお、入金取引が選択された場合は(ステップS43“入金”)、図3にフローチャートで示される入金取引処理が開始される。
ここで、担当者により、「保留する」釦が選択押下された場合(ステップS462“保留”)、釦押下検知部103はこれを検知して入出金取引処理部100へ引き渡す。一方、「保留しない」釦を選択押下された場合(ステップS462“しない”)、図6に示すステップS44に戻り「出金取引画面」を表示し出金取引処理を行う。
すなわち、前記した出金取引の保留を解除するためには、出金取引を保留した際に認証されたIDカード、すなわち、同じ担当者がその場に戻り再度認証するか、管理者による認証が必要になる(ステップS465)。ここで、同じ担当者による認証が成立した場合(ステップS465“保留者カードID”)、入出金取引処理部100は、図6に示すステップS44の保留前の「出金取引画面」の表示処理に戻る。また、管理者による認証が成立した場合(ステップS465“管理者カードID”)、入出金取引処理部100は、例えば、図8(e)に示す「引継確認画面」を表示し、管理者による引継の意思表示を待って引継処理を実行した後(ステップS466)、図6に示すステップS44の保留前の出金取引画面の表示処理に戻る。
例えば、表示入力部12に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行し、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除する、このような入出金取引処理部100におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
10 制御部
11 記憶部
12 表示入力部
13 IDカード読取部
14 現金投入機構部
15 印刷部
16 スピーカ
20 ネットワーク(LAN、WAN)
30 POS端末
40 ホストコンピュータ
100 入出金取引処理部
101 IDカード認証部
102 画面情報生成部
103 釦押下検知部
104 印刷制御部
105 音声案内出力部
106 通信制御部
110 取引ログ
Claims (8)
- 個人認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入出金取引を行う現金入出金機であって、
入金取引時、保留釦が付加された前記取引画面を表示する表示入力部と、
前記表示入力部に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入金の取引保留処理を実行し、前記取引を保留した際の個人認証、もしくは前記入金取引を引き継ぐ管理者の個人認証による認証が成立した場合に前記現金投入口を開き、前記入金取引の保留を解除する制御部と、
を備えたことを特徴とする現金入出金機。 - 前記入金取引の発生の都度付与されるユニークな取引ID毎に前記入金取引の履歴が記憶される記憶部を備え、
前記制御部は、
前記入金取引の保留処理、および入金取引の保留解除発生の都度、前記記憶部に記憶された対応する入金取引の履歴に、保留引継情報を書き込むことを特徴とする請求項1に記載の現金入出金機。 - 前記制御部は、
前記入金取引を保留するにあたり、前記表示入力部に対し、前記取引保留処理実行の再確認を促す確認画面を表示させ、前記表示入力部に取引保留が選択入力された場合、前記現金投入口を閉じて追加の入金を禁止する処理と、前記表示入力部に対し、前記取引保留処理を実行する取引に付されている前記取引IDを表示させ、前記取引IDに相当する取引が保留中であることを報知する処理と、前記記憶部に記憶された入金取引の履歴の前記取引IDに対応する保留引継情報の更新と、を行うことを特徴とする請求項2に記載の現金入出金機。 - 前記制御部は、
前記入金取引を保留した際に再度個人認証して前記入金取引の保留を解除するにあたり、前記記憶部に記憶された入金取引の履歴の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の現金入出金機。 - 前記制御部は、
前記管理者の個人認証により前記入金取引の保留を解除するにあたり、前記表示入力部に対し、保留状態にある取引の引継の再確認を促す引継確認画面を表示させ、前記表示入力部に取引引継が選択入力された場合、前記記憶部に記憶された入金取引の履歴の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の現金入出金機。 - 前記制御部は、
保留状態の取引が前記管理者により引継処理された場合、
前記引継処理された取引を保留した操作者の個人認証による認証が成立したときに、保留された取引に直近する取引IDの種別が管理者になっている取引IDに基づき、前記表示入力部に、管理者による引継があったことを示すメッセージを表示させることを特徴とする請求項5に記載の現金入出金機。 - 前記制御部は、前記入金取引における投入された現金の計数処理が終了し、計数結果を表示する画面に保留釦を表示させることを特徴とする請求項1に記載の現金入出金機。
- 個人認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入出金取引を行う、表示入力部と、制御部とを有する現金入出金機に用いられる、入金取引の保留方法であって、
前記現金入出金機は、
入金取引時、保留釦が付加された取引画面を前記表示入力部に表示させるステップと、
前記制御部が、前記表示入力部に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入金の取引保留処理を実行するステップと、
前記制御部が、前記取引を保留した際の個人認証、もしくは前記入金取引を引き継ぐ管理者の個人認証による認証が成立した場合に前記現金投入口を開き、前記入金取引の保留を解除するステップと、
を有することを特徴とする入金取引の保留方法。
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