JP5262191B2 - 現金入出金機および入出金取引の保留方法 - Google Patents

現金入出金機および入出金取引の保留方法 Download PDF

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本発明は、現金投入口を介し現金の入出金を行う、現金入出金機および入出金取引の保留方法に関するものである。
コンビニエンスストア、あるいはガソリンスタンドのように、複数の従業員によって現金の入出金処理が行われる流通店舗では、取引内容を管理するPOS(Point Of Sales)端末等が設置されたレジから、現金入出金機が、売上金額に係るデータの供給を受け、積算処理を実行するために、投入された金額の合計を求める必要がある。このため、オペレータは、入金金額が想定の金額と合致しなかった場合、入金取引の途中でレジまで不足した分の現金を取りに戻ることが多々ある。
また、駅収業務の場合は、事故等が発生した場合には入出金処理の途中であっても対応しなければならないため、入出金取引の途中で現金入出金機が設置された場所から離れることがある。
従来、入金金額確認待ちや出金現金の受取待ちの取引の最中にオペレータがその場を離れてしまった場合、現金入出金機に内蔵されたタイマによる時間監視により事故を未然に防いでいた。すなわち、タイマ監視により一定時間経過すると、入金金額確認待ちの場合は取引未成立金として入金処理を完了し、出金現金の受取待ちの場合は、受取忘れとして再度現金を現金入出金機内に取り込んでいた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−18673号公報
しかしながら、前記した特許文献1に開示された技術によれば、一定時間経過するまでは、入金処理中とは別の第三者が入金金額確認待ちの処理をキャンセルして現金を持ち出し、あるいは、出金現金待ちで受取待ち中の現金を取り出す等により、不正に取引処理途中の現金を入手することができるといった問題がある。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、入金取引の保留中に発生する問題を防ぐことができる、現金入出金機および入出金取引の保留方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明の現金入出金機は、個人認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入出金取引を行う現金入出金機であって、入金取引時、保留釦が付加された前記取引画面を表示する表示入力部と、前記表示入力部に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入金の取引保留処理を実行し、前記取引を保留した際の個人認証、もしくは前記入金取引を引き継ぐ管理者の個人認証による認証が成立した場合に前記現金投入口を開き、前記入金取引の保留を解除する制御部と、を備えたものである。
また、本発明の入金取引の保留および保留解除方法は、個人認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入金取引を行う、少なくとも、表示入力部と、制御部とを有する現金入出金機に用いられる、入金取引の保留および解除方法であって、入金取引時、保留釦が付加された取引画面を前記表示入力部に表示するステップと、前記制御部が、前記表示入力部に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入金の取引保留処理を実行するステップと、前記制御部が、前記取引を保留した際の個人認証、もしくは前記入金取引を引き継ぐ管理者の個人認証による認証が成立した場合に前記現金投入口を開き、前記入金取引の保留を解除するステップと、を有するものである。
本発明によれば、入金取引の保留中に発生する問題を防ぐことができる、現金入出金機および入金取引の保留方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る現金入出金機の内部構成を示すブロック図である。図1に示されるように本発明の実施の形態に係る現金入出金機1は、制御部10を制御中枢とし、記憶部11と、表示入力部12と、IDカード読取部13と、現金投入機構部14と、印刷部15と、スピーカ16と、により構成される。
記憶部11には、制御部10が実行するプログラムが記憶される他、ここでは、例えば、図2にそのデータ構造の一例が示される入出金の取引に関する履歴(取引ログ110)が割り当てられ記憶されている。
記憶部11は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置等)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)等によって構成される。なお、取引ログ110のデータ構造については後記する。
表示入力部12は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display Device)タッチパネルによって構成され、例えば、図8(a)〜(e)にその画面構成の一例が示される「入金取引画面」、「出金取引画面」、「引継画面」、「保留実行再確認画面」、「引継確認画面」を表示するとともに、オペレータによって選択操作される釦情報(前記した各画面の一部領域に割り当てられる)を取り込んで制御部10に供給する。
IDカード読取部13は、オペレータとしての担当者あるいは管理者が所持するIDカードが不図示のカード挿入口に挿入されたことを検知し、IDカードに記録された担当者あるいは管理者の属性(例えば、社員番号)を読み込み、ここで読み込んだ情報を個人認証のために制御部10に供給する。なお、IDカード読取部13は、IDカードのロード、アンロードを制御する機構も含むものとする。また、ここで使用されるIDカードは接触型を想定しているが、非接触型のIDカードであってもよい。その場合、ロードアンロードの機構は不要になる。
なお、本実施形態においては、IDカードに記憶された担当者あるいは管理者の属性を読み込み、個人認証するようにしたが、個人認証の手段としては、IDカードの他に、ID番号や暗証番号の入力、生体認証等を用いてもよい。
現金投入機構部14は、紙幣入出金口と硬貨入出金口とからなり、制御部10による制御のもとで開閉制御がなされる。以下、紙幣入出金口と硬貨入出金口をまとめて単に現金投入口という。
印刷部15は、制御部10により処理された結果を印刷する、例えば、ジャーナルプリンタにより構成される。また、スピーカ16は、制御部10により生成される音声案内情報の音声信号を出力するものである。
制御部10は、表示入力部12に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行し、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除する機能を有する。
このため、制御部10は、入出金取引処理部100と、IDカード認証部101と、画面情報生成部102と、釦押下検知部103と、印刷制御部104と、音声案内出力部105と、通信制御部106と、により構成される。
入出金取引処理部100は、表示入力部12に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行し、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除する制御部10としての制御中枢となる。また、IDカード認証部101からの認証結果の取り込み、画面情報生成部102への画面情報生成の指示、釦押下検知部103からの釦情報の取り込み、印刷制御部104へ生成された印刷情報の出力、音声案内出力部105へ生成された音声情報の出力、通信制御部106との間の通信情報の入出力も行う。
また、入出金取引処理部100は、前記した入出金の取引保留処理、取引の保留解除発生の都度、記憶部11に記憶された対応する入出金取引の履歴(取引ログ110)に、保留引継情報を書き込む。
図2に示されるように、記憶部11の所定の領域に割り当てられ記憶される取引ログ110には、入出金取引発生の都度、入出金取引処理部100により生成され付与されるユニークな取引ID毎に、取引年月日、時間、取引ID、ID種別、取引種別、取引金額、および保留引継情報からなる各データ項目が設定される。図2中、例えば、取引IDが「11111111」の入出金取引については、2007年8月31日の13時00分に発生し、担当者による入金取引であり、取引金額が13万円で、保留引継情報が保留状態になっていることを示している。また、取引IDが「99999999」の入出金取引については、2007年8月31日の16時30分に発生し、管理者による出金取引であり、取引金額が6万円で、保留引継情報が引継状態にあることを示している。
また、入出金取引処理部100は、入出金取引の保留を解除するにあたり、表示入力部12に対し、例えば、図8(d)にその画面構成の一例が示されるように、取引保留処理実行の再確認を促す確認画面を表示し、取引の保留が選択された場合、現金投入機構部14を制御して現金投入口を閉じて追加の入金を禁止し、表示入力部12に、取引保留処理を実行する取引に付されている取引IDを表示してこの取引IDに相当する取引が保留中であることを報知するとともに、記憶部11に記憶された取引ログ110の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新する(保留状態に設定)。
また、入出金取引処理部100は、入出金取引を保留した際に認証されたIDカードをIDカード認証部101で再度認証して入出金取引の保留を解除するにあたり、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き取引再開の準備を行うとともに、記憶部11に記憶された取引ログ110の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新する(引継状態に設定)。また、このとき、入出金取引処理部100は、IDカード認証部101で管理者のIDカードを認証したときに入出金取引の保留を解除するにあたり、表示入力部12に対し、例えば、図8(e)に画面構成の一例が示されるように、保留状態にある取引の引継の再確認を促す「引継確認画面」を表示し、ここで、引継が選択された場合、現金投入機構部14を制御し現金投入口を開いて取引再開の準備を行うとともに、記憶部11に記憶された取引ログ110の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新する(引継状態に設定)。
また、入出金取引処理部100は、記憶部11に記憶された取引ログ110を参照して直近の取引IDを検索し、当該検索された取引IDに対応する保留引継情報が引継を示し、種別が管理者になっていた場合に、その取引IDの取引年月日と取引時間とに基づき、表示入力部12に、例えば、図8(c)にその画面構成の一例が示されるように、管理者による引継があったことを示すメッセージを表示する。
一方、IDカード認証部101は、IDカード読取部13により読み取られた情報を、予め登録された認証情報と照合することにより個人認証を行い、入出金取引処理部100による入出金取引の保留処理および保留解除処理の起動もしくは禁止の制御を行う。
画面情報生成部102は、入出金取引処理部100による指示のもと、例えば、図8に示す各種画面を表示するための表示情報を生成し、表示入力部12へ供給して所望の画面表示を行う。また、釦押下検知部103は、前記した各画面の任意の領域に割り当てられ表示される、例えば、OK釦、キャンセル釦、更には保留釦の押下を検知して取り込み、入出金取引処理部100による入出金取引、ならびに入出金保留処理(保留解除も含む)を起動する。
印刷制御部104は、入出金取引処理部100により生成される印刷情報を印刷部15へ出力し、音声案内出力部105は、入出金取引処理部100により生成される案内音声情報をスピーカ16に出力し、通信制御部106は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の所定のプロトコルに従い外部接続されるPOS端末30、あるいはホストコンピュータ40との間の通信を行う。
なお、通信制御部106は、LAN(Local Area Network)等の構内ネットワーク20経由で複数のPOS端末30と、あるいは、WAN(Wide Area Network)等の広域ネットワーク20経由でホストコンピュータ40に接続される。
図3、図6は、本発明の実施の形態に係る現金入出金機1の動作を示すフローチャートであり、入金取引処理(図3)と、出金取引処理(図6)のそれぞれを示す。
(入金取引処理)
図3に示す入金取引処理の動作から説明する。まず、担当者が現金入出金機1のカード挿入口にIDカードを挿入することにより、IDカード読取部13は、これを検知する(ステップS31)。そしてIDカードに記録された情報を読み取り(ステップS31“有り”)、読み取った情報を制御部10のIDカード認証部101へ引き渡す。一方、IDカード読取部は、IDカードを検知しない場合は(ステップS31“無”)、IDカードが挿入されるまで待つ。
次に、IDカード認証部101では、取り込まれた情報と予め登録済みの認証情報との照合を行うことで個人認証を行う(ステップS32)。ここで、認証が成立した場合は(ステップS32“OK”)、ステップS33に進む。一方、認証が不成立の場合は(ステップS32“NG”)、IDカードを返却してステップS31に戻る。
次に、ステップS33において、表示入力部12に入出金の別の選択指定を促す画面(不図示)が表示され、この画面を使用して担当者による入出金取引の別が選択指定される。
ここで、入金取引が選択された場合(ステップS33“入金”)、表示入力部12はその旨を取り込んで釦押下検知部103を介して入出金取引処理部100に引き渡し、入出金取引処理部100による入金取引処理が開始される。なお、出金取引が選択された場合は(ステップS33“出金”)、図6にフローチャートで示される出金取引処理が開始される。
入金取引処理が開始されると、入出金取引処理部100は、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き、担当者による入金を待つ。ここで、現金が投入されることにより計数が行われる(ステップS34)、更に、入出金取引処理部100は、画面情報生成部102を制御して、例えば、図8(a)に示す「入金取引画面」を生成させて表示入力部12に表示する(ステップS35)。
ここで、表示入力部12に表示される「入金取引画面」には、計数された入金額の確認を促す内容が表示される他に、「保留釦」が一部領域に割り当てられ表示されている。
担当者は、「入金取引画面」を閲覧することにより入出金取引処理部100で計数された入金額の確認を行い、一旦、持ち場を離れようとしたときに表示入力部12に表示された「保留釦」を押下する。このことにより、釦押下検知部103ではこれを検知し(ステップS36“有”)、入出金取引処理部100による入金時保留処理を起動する(ステップS37)。なお、「保留釦」の押下がない場合は(ステップS36“無”)、前記した一連の入金取引処理を終了する。
前記した入金時保留処理(ステップS37)の詳細手順は図4にフローチャートで示されている。図4のフローチャートに示されるように、入金時保留処理を実行するにあたり、入出金取引処理部100は、画面情報生成部102を制御して、例えば、図8(d)に示す「保留実行再確認画面」を表示する表示情報を生成し、表示入力部12に表示する(ステップS371)。
ここで、担当者により、「保留実行再確認画面」の一部領域に割り当てられた「保留する」釦が選択押下された場合、釦押下検知部103はこれを検知し(ステップS372“保留”)、入出金取引処理部100へ引き渡す。一方、「保留しない」釦が選択押下された場合には(ステップS372“しない”)、図3に示すステップS35に戻り「入金取引画面」を表示し入金金額確認を行う。
次に、ステップS372において「保留する」が選択された場合には、入出金取引処理部100ではこれをうけて、現金投入機構部14を制御し、現金投入口を閉じて追加の入金を禁止し(ステップS373)、同時に、表示入力部12に対して、取引保留処理を実行すべき取引に付されている取引ID(ここではID No.zzzzzzzz)を表示して、この取引IDを有する入金取引が保留中であることを報知する(ステップS374)。このとき、先に入金され計数された現金は、一時現金投入口に留め置く。このため、現金入出金機1は一時保留状態となる。また、入出金取引処理部100は、記憶部11の取引ログ110の取引が保留された取引IDに対応する保留引継情報を更新して保留状態に設定する。
続いて、現金入出金機1のカード挿入口にIDカードが挿入され、そのIDカードに記録された情報がIDカード読取部13によって読み取られ、制御部10のIDカード認証部101による認証が成立すると、入出金取引処理部100による入金取引の保留解除処理が起動される。
すなわち、入金取引の保留を解除するためには、入金取引を保留した際に認証されたIDカード、すなわち、同じ担当者がその場に戻り再度認証するか、管理者による認証が必要になる。ここで、同じ担当者による認証が成立した場合(ステップS375“保留者カードID”)、入出金取引処理部100は、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き、図3に示すステップS35の保留前の「入金取引画面」の表示処理に戻る。一方、管理者による認証が成立した場合(ステップS375“管理者カードID”)、入出金取引処理部100は、例えば、図8(e)に示す「引継確認画面」を表示し、管理者による入金取引引継の意思表示を待って引継処理を実行した後(ステップS376)、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き(ステップS377)、図3に示すステップS35の保留前の「入金取引画面」の表示処理に戻る。
なお、管理者のIDカードによる認証が成立した場合(ステップS375“管理者カードID”)、入出金取引処理部100は、後記する引継処理(ステップS376)を実行するが、この引継処理を実行することにより保留していた入金取引処理を完了した場合、先に入金取引を保留した担当者に対し、保留した入金取引が管理者により完了したことを通知するために、後に、入金取引を保留した担当者のIDカードが認証された場合には(ステップS375“保留者カードID”)、例えば、図8(c)にその画面構成の一例が示されるように、引継があったことを通知する「引継画面」を表示するものとする。
このことにより、管理者により入金取引が引き継がれた場合、入金取引を保留した担当者に対し、保留した取引が管理者に引き継がれたことを報知して、二重取引等入金処理の混乱を回避するものである。
担当者による認証が成立した場合(ステップS376“保留者カードID”)には、現金投入口が開き(ステップS377)、図8(c)の「引継画面」が表示される。この引継処理の詳細手順が図5にフローチャートで示されている。
すなわち、入出金取引処理部100は、担当者カードのID挿入を検知し(ステップS3761“有”)、更には担当者カードのID認証を経て(ステップS3762“OK”)、前回入金取引についての引継の有無を判定する(ステップS3763)。
なお、担当者カードのID挿入が検知されない場合(ステップS3761“無”)にはIDカードの挿入を待ち、また、担当者カードのID認証が不成立の場合(ステップS3762“NG”)には、IDカードを返却し、ステップS3761に戻る。
次に、ステップS3763において、記憶部11の所定の領域に割り当てられ記憶される取引ログ110の直近の取引IDを検索し、当該検索された取引IDに対応する保留引継情報が引継状態であり、そのID種別が「管理者」になっていた場合に、前回入金取引引継有りと判定する。そして、入出金取引処理部100は、「取引年月日」と「取引時間」とを参照し、画面情報生成部102を制御して、例えば、図8(c)に示す引継があったことのメッセージ「前回の保留処理は、zzzz年zz月zz日zz時zz分に管理者によって引き継がれました」を生成し、表示入力部12に表示する(ステップS3764)。
続いて、前記したメッセージを表示後、あるいは、前回入金取引の引継がなかった場合(ステップS3763“無”)は、管理者により入出金取引の別が選択され、引き継ぐ内容が入金取引の場合は(ステップS3765“入金”)、図3に示す入金取引処理に移行して引き継いだ入金取引処理を完了する。なお、引き継ぐ内容が出金取引の場合は(ステップS3765“出金”)、図6に示す出金取引処理に移行する。
以上説明のように、本実施形態に係る入金取引処理によれば、入金処理の途中であっても、処理中の担当者が自らその入金処理を保留させることができ、担当者がその場を離れても不正に現金が持ち去られることを防止できる。また、担当者が所用により暫くその場に戻れない事態が発生しても、管理者がその保留された入金処理の保留を解除し、引き継ぐことができるため、スムーズな入金処理が可能になる。また、管理者により入金取引が引き継がれた場合、入金取引を保留した担当者に対し、保留した取引が管理者により引き継がれたことを通知するため入金処理に混乱が生じることは無い。
(出金取引処理)
次に、出金取引処理の動作について図6のフローチャートを参照しながら説明する。まず、担当者が現金入出金機1のカード挿入口に担当者IDカードを挿入することにより、IDカード読取部13は、これを検知する(ステップS41)。そしてIDカードに記録された情報を読み取り(ステップS41“有”)、読み取った情報を制御部10のIDカード認証部101へ引き渡す。一方、IDカード読取部は、IDカードを検知しない場合は(ステップS41“無”)、IDカードが挿入されるまで待つ。
次に、IDカード認証部101では、取り込まれた情報と予め登録済みの認証情報との照合を行うことで個人認証を行う(ステップS42)。ここで、認証が成立した場合は(ステップS42“OK”)、ステップS43に進む。一方、認証が不成立の場合は(ステップS42“NG”)、IDカードを返却しステップS41に戻る。
次に、ステップS43において、表示入力部12に入出金の別の選択指定を促す画面が表示され、担当者により入出金取引の別が選択指定される。
ここで、出金取引が指示された場合(ステップS43“出金”)、入出金取引処理部100による出金処理が実行される。このとき、入出金取引処理部100は、出金金額を入力して計数を行うと共に、画面情報生成部102を制御して、例えば、図8(b)に示す画面構成の一例が示されるように「出金取引画面」を表示する表示情報を生成して表示入力部12に表示する(ステップS44)。なお、入金取引が選択された場合は(ステップS43“入金”)、図3にフローチャートで示される入金取引処理が開始される。
ステップS44における「出金取引画面」には、計数中の状態を示す内容が表示される他に、一部領域に「保留釦」が割り当てられ表示される。担当者が「出金取引画面」で計数された出金額の確認を行い、一旦、持ち場を離れようとしたときにこの「保留釦」を押下すると、釦押下検知部103はこれを検知し(ステップS45“有”)、入出金取引処理部100による出金時保留処理が起動される(ステップS46)。なお、「保留釦」の押下がない場合は(ステップS45“無”)、現金投入口が開くことにより吐き出される現金の受取を待って、現金の受取を確認した上で前記した一連の出金処理を終了する(ステッブS47、S48)。
前記した出金時保留処理の詳細手順は図7にフローチャートで示されている。図7のフローチャートに示されるように、出金時保留処理を実行するにあたり、入出金取引処理部100は、画面情報生成部102を制御して、例えば、図8(d)に示す「保留実行再確認画面」を表示する表示情報を生成し、表示入力部12に表示する(ステップS461)。
ここで、担当者により、「保留する」釦が選択押下された場合(ステップS462“保留”)、釦押下検知部103はこれを検知して入出金取引処理部100へ引き渡す。一方、「保留しない」釦を選択押下された場合(ステップS462“しない”)、図6に示すステップS44に戻り「出金取引画面」を表示し出金取引処理を行う。
次に、ステップS462において、「保留する」が選択された場合には、入出金取引処理部100はこれをうけて現金投入機構部14を制御して受取待ちの直前の状態まで動作したところで計数を停止し(ステップS463)、表示入力部12に、取引保留処理を実行する取引に付されている取引ID(ID No.zzzzzzzz)を表示し、この取引が現在保留中であることを示すとともに、記憶部11における取引ログ110の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新して保留状態に設定する(ステップS464)。
以降、現金入出金機1のカード挿入口にIDカードが挿入され、そのIDカードに記録された情報がIDカード読取部13によって読み取られ、制御部10のIDカード認証部101による認証が成立すると、入出金取引処理部100による出金取引の保留解除処理が起動される。
すなわち、前記した出金取引の保留を解除するためには、出金取引を保留した際に認証されたIDカード、すなわち、同じ担当者がその場に戻り再度認証するか、管理者による認証が必要になる(ステップS465)。ここで、同じ担当者による認証が成立した場合(ステップS465“保留者カードID”)、入出金取引処理部100は、図6に示すステップS44の保留前の「出金取引画面」の表示処理に戻る。また、管理者による認証が成立した場合(ステップS465“管理者カードID”)、入出金取引処理部100は、例えば、図8(e)に示す「引継確認画面」を表示し、管理者による引継の意思表示を待って引継処理を実行した後(ステップS466)、図6に示すステップS44の保留前の出金取引画面の表示処理に戻る。
管理者による認証が成立した場合(ステップS465“管理者カードID”)の引継処理は、入金取引処理で説明した図5のステップS3761〜ステップS3765と同様の処理を行う。そして、ステップS3765において、引き継ぐ内容が出金処理の場合は(ステップS3765“出金”)、図6に示す出金取引処理に移行して引き継いだ出金取引処理を完了する。
以上説明のように、本実施形態に係る出金取引処理によれば、出金処理の途中であっても、処理中の担当者が自らその出金処理を保留させることができ、現金入出金機1が設置された場所を離れても不正に現金が持ち去られることを防止できる。また、担当者が所用により暫くその場に戻れない事態が発生しても、管理者がその保留された出金処理の保留を解除し、引き継ぐことができるため、スムーズな出金処理が可能になる。また、管理者により出金取引が引き継がれた場合、出金取引を保留した担当者に対し、保留した取引が管理者により引き継がれたことを通知するため、出金処理に混乱が生じることは無い。
前記した本実施形態に係る現金入出金機1によれば、現金入出金機1を、入出金取引時、保留釦が付加された取引画面を表示する表示入力部12と、表示入力部12に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行し、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除する制御部10と、により構成することにより、入出金取引中にオペレータがその場を離れることにより生じる第三者による不正な現金の持ち出しを防止する現金入出金機1を提供することができる。
なお、図1に示す制御部10が有する機能は、すべてをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
例えば、表示入力部12に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行し、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除する、このような入出金取引処理部100におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
また、本実施形態に係る入出金取引の保留方法は、例えば、図1において、IDカードの認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入出金取引を行う、少なくとも、表示入力部12と、制御部10とを有する現金入出金機1に用いられる、入出金取引の保留方法であって、例えば、図3において、入出金取引時、保留釦が付加された取引画面を前記表示入力部12に表示するステップ(S35)と、制御部10が、表示入力部12に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行するステップ(S36“有”、S37)と、制御部10が、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除するステップ(図4のS375〜S377)と、を有するものである。
前記した本実施形態に係る入出金取引の保留方法によれば、制御部10が、入出金取引時、保留釦が付加された取引画面を表示入力部12に表示し、保留釦の押下を検出した場合に現金投入機構部14を制御して現金投入口を閉じて入出金の取引保留処理を実行し、また、取引を保留した際に認証されたIDカード、もしくは入出金取引を引き継ぐ管理者のIDカードを認証した場合に、現金投入機構部14を制御して現金投入口を開き、入出金取引の保留を解除することにより、入出金取引中にオペレータがその場を離れることにより生じる第三者による不正な現金の持ち出しを防止する入出金取引の保留方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る現金入出金機の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機が有する取引ログのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機の入金取引処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機の入金取引処理(入金時保留処理)の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機の入出金取引処理(引継処理)の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機の出金取引処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機の出金取引処理(出金時保留処理)の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る現金入出金機の表示画面構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 現金入出金機
10 制御部
11 記憶部
12 表示入力部
13 IDカード読取部
14 現金投入機構部
15 印刷部
16 スピーカ
20 ネットワーク(LAN、WAN)
30 POS端末
40 ホストコンピュータ
100 入出金取引処理部
101 IDカード認証部
102 画面情報生成部
103 釦押下検知部
104 印刷制御部
105 音声案内出力部
106 通信制御部
110 取引ログ

Claims (8)

  1. 個人認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入出金取引を行う現金入出金機であって、
    入金取引時、保留釦が付加された前記取引画面を表示する表示入力部と、
    前記表示入力部に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入金の取引保留処理を実行し、前記取引を保留した際の個人認証、もしくは前記入金取引を引き継ぐ管理者の個人認証による認証が成立した場合に前記現金投入口を開き、前記入金取引の保留を解除する制御部と、
    を備えたことを特徴とする現金入出金機。
  2. 前記入金取引発生の都度付与されるユニークな取引ID毎に前記入金取引の履歴が記憶される記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記入金取引保留処理、および入金取引の保留解除発生の都度、前記記憶部に記憶された対応する入金取引の履歴に、保留引継情報を書き込むことを特徴とする請求項1に記載の現金入出金機。
  3. 前記制御部は、
    前記入金取引を保留するにあたり、前記表示入力部に対し、前記取引保留処理実行の再確認を促す確認画面を表示させ、前記表示入力部に取引保留が選択入力された場合、前記現金投入口を閉じて追加の入金を禁止する処理と、前記表示入力部に対し、前記取引保留処理を実行する取引に付されている前記取引IDを表示させ、前記取引IDに相当する取引が保留中であることを報知する処理と、前記記憶部に記憶された入金取引の履歴の前記取引IDに対応する保留引継情報の更新と、を行うことを特徴とする請求項2に記載の現金入出金機。
  4. 前記制御部は、
    前記入金取引を保留した際に再度個人認証して前記入金取引の保留を解除するにあたり、前記記憶部に記憶された入金取引の履歴の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の現金入出金機。
  5. 前記制御部は、
    前記管理者の個人認証により前記入金取引の保留を解除するにあたり、前記表示入力部に対し、保留状態にある取引の引継の再確認を促す引継確認画面を表示させ、前記表示入力部に取引引継が選択入力された場合、前記記憶部に記憶された入金取引の履歴の前記取引IDに対応する保留引継情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の現金入出金機。
  6. 前記制御部は、
    保留状態の取引が前記管理者により引継処理された場合、
    前記引継処理された取引を保留した操作者の個人認証による認証が成立したときに、保留された取引に直近する取引IDの種別が管理者になっている取引IDに基づき、前記表示入力部に、管理者による引継があったことを示すメッセージを表示させることを特徴とする請求項5に記載の現金入出金機。
  7. 前記制御部は、前記入金取引における投入された現金の計数処理が終了し、計数結果を表示する画面に保留釦を表示させることを特徴とする請求項1に記載の現金入出金機。
  8. 個人認証を得て取引が許可され、取引画面により選択される取引に応じて現金の入出金取引を行う、表示入力部と、制御部とを有する現金入出金機に用いられる、入金取引の保留方法であって、
    前記現金入出金機は、
    入金取引時、保留釦が付加された取引画面を前記表示入力部に表示させるステップと、
    前記制御部が、前記表示入力部に表示された保留釦の押下を検出した場合に、現金投入口を閉じて入金の取引保留処理を実行するステップと、
    前記制御部が、前記取引を保留した際の個人認証、もしくは前記入金取引を引き継ぐ管理者の個人認証による認証が成立した場合に前記現金投入口を開き、前記入金取引の保留を解除するステップと、
    を有することを特徴とする入金取引の保留方法。
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