JP4830292B2 - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置および自動取引システムに関し、特に、利用者の口座残高が所定の条件を満たすときに登録した情報に基づいて取引を行なう自動取引装置および自動取引システムに関する。
自動取引装置は、利用者の操作により普通預金口座への入金や普通預金口座からの出金等の取引ばかりでなく、定期預金の申し込みや外貨預金の申し込み等も取り扱えるようになってきている。
近年、自動取引装置はこのように多機能化するなかで利用者が自動取引装置を使用したときの取引口座の残高が所定の残高を超えているかによって定期預金の申し込みの可否を判断し、可能であると判断した場合に定期預金の商品案内を表示し、利用者の操作により必要な情報を入力して定期預金の申し込みを行なうものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、所定期間ごとに推移する利用者の普通預金口座の残高を表示して利用者に定期預金等の新たな取引を勧誘しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、自動取引装置で以前の取引で入力操作した定期預金の申し込みと同じ定期預金の申し込みをする場合、以前の取引で操作した入力情報をそのまま利用できるものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−233670号公報(段落「0009」〜段落「0017」、図2) 特開平8−249401号公報(段落「0019」〜段落「0031」、図2) 特開平8−87554号公報(段落「0012」〜段落「0026」、図2)
しかしながら、上述した従来の技術においては、利用者の定期預金の申し込みが可能か否かの判断は、利用者の口座残高が予め決定した金額を超えていることや利用者の口座残高が常に一定金額以上あること等の条件で行なうため、必ずしも利用者が希望する口座残高でないときに定期預金の申し込みを勧誘される場合がある。したがって、利用者は定期預金の申し込みを勧誘されてもその都度、定期預金を申し込むことができる口座残高があることや充分な口座残高を残すことができることを考慮しつつ定期預金を申し込むか否かの判断をしなければならないという問題がある。
また、利用者にとって定期預金を申し込むのに充分な口座残高があると判断するにもかかわらず定期預金の申し込みを勧誘されず申し込みの機会を逸してしまうという問題もある。
さらに、自動取引装置で以前に取引した定期預金の申し込みと異なる条件で定期預金の申し込みを希望する場合、利用者は新たな定期預金を申し込むときと同様に預入れ金額、預入れ期間等を入力する操作を行なわなければならず手間がかかり、また、取引に時間がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明による自動取引装置は、利用者の操作により選択された取引を終了した後に該利用者の口座残高を獲得する自動取引装置において、利用者が挿入した取引媒体から読取った利用者情報を事前登録情報サーバへ送信し、該利用者情報に基づいて事前登録情報データベースから抽出した事前登録情報を事前登録情報サーバから受信し、該事前登録情報と利用者の口座残高から定期預金申し込み取引が可能な条件を満たすと判定するときに、該事前登録情報に基づいて定期預金申し込み取引を行ない、特定の日まで定期預金の申し込みを表示させるか否かを選択できるようにしたことを特徴とする。
また、本発明による自動取引システムは、利用者の操作により選択された取引を終了した後に該利用者の口座残高を獲得する自動取引装置と、利用者が挿入した取引媒体から読取った利用者情報を前記自動取引装置から受信する上位装置とが通信可能に接続されてなる自動取引システムにおいて、前登録情報を予め記憶する前記上位装置の記憶部と、前記利用者情報に基づいて前記事前登録情報を抽出する前記上位装置の事前登録情報管理部と、前記事前登録情報と利用者の口座残高から定期預金申し込み取引が可能な条件を満たしたときに、定期預金申し込み取引を行なうと判定する判定部と、前記自動取引装置で、前記判定結果に応じて、前記事前登録情報に基づいて定期預金申し込み取引を行なわせ、特定の日まで定期預金の申し込みを表示させるか否かを選択させる制御部とを備えたことを特徴とする。
このようにした本発明は、利用者が希望する預入後最低残高を登録しておくことにより、定期預金申し込み取引後であっても必ず利用者にとって充分な口座残高を残すことができるという効果が得られる。
また、利用者にとって充分な口座残高があるときは必ず定期預金の申し込みが勧誘され、利用者は定期預金を申し込む機会を逸することがないという効果が得られる。
さらに、予め利用者が希望する預入期間および預入金額を登録しておくことにより、利用者の自動取引装置を操作する負担が軽減され、取引時間が短くなるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示すシステム構成のブロック図、図2は第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図、図3は第1の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図、図4は第1の実施例を示すフローチャート、図5は第1の実施例を示す自動取引装置から事前登録情報サーバへ送信される通信情報の説明図、図6は第1の実施例を示す事前登録情報サーバから自動取引装置へおよび自動取引装置からホストコンピュータへ送信される通信情報の説明図、図7は第1の実施例を示すホストコンピュータから自動取引装置へ送信される通信情報の説明図、図8は第1の実施例を示す初期画面の説明図、図9は第1の実施例を示す定期預金お申し込み確認画面の説明図、図10は第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録画面の説明図、図11は第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録画面の説明図、図12は第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録内容変更画面の説明図、図13は第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録内容変更画面の説明図である。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関またはコンビニエンスストア等に設置されるものである。この自動取引装置1は利用者の操作により現金の入出金取引および定期預金の申し込み等ができるものである。また、ネットワーク2に通信可能に接続されている。
3はホストコンピュータであり、銀行等の金融機関の事務センタ等に設置される。このホストコンピュータ3は自動取引装置1との間で入金、出金、定期預金の申し込み等の取引電文の送受信を行い利用者の取引を成立させるか否かを判断する。また、利用者の口座番号と利用者の暗証番号等で本人であるか否かの本人認証も行なう。なお、ホストコンピュータ3はネットワーク2を介して自動取引装置1と相互に通信可能に接続されている。
4は預金可否判定部であり、利用者の口座残高等により定期預金を申し込むことが可能か否かを判断する手段である。
5は勘定マスタデータベースであり、利用者の口座番号、パスワードおよび口座残高等の口座に関する情報、外貨の為替レートおよび各種金融商品の金利等の情報が格納されているものである。預金可否判定部4はこれらの情報および自動取引装置1から受信した情報から利用者が定期預金を申し込むことが可能か判断する。なお、預金可否判定部4および勘定マスタデータベース5はホストコンピュータ3に備えられている。
6は事前登録情報サーバであり、銀行等の金融機関の事務センタ等に設置されるものである。この事前登録情報サーバ6はネットワーク2を介してホストコンピュータ3および自動取引装置1と相互に通信可能に接続されている。
7は事前登録情報管理部であり、記憶部に備えたデータベースをある情報に基づいて検索および抽出することができ、その抽出した情報を自動取引装置1に送信することができる。また、自動取引装置1およびホストコンピュータ3から受信した情報をデータベースに記憶させることができる。
なお、事前登録情報サーバ6はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示手段および通信手段等を備えるものである。また、カレンダー機能および時計機能等も備えるものである。
8は事前登録情報データベースであり、事前登録情報サーバ6の記憶部に備えられている。この事前登録情報データベース8は利用者ごとに利用者情報や事前登録情報等を格納するものであるが詳細は後述する。なお、事前登録情報管理部7および事前登録情報データベース8は事前登録情報サーバ6に備えられている。
図2において、自動取引装置1は利用者操作表示部21、カードリーダプリンタ部22、入出金部23、通帳部24および制御部25を備えている。
利用者操作表示部21は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し利用者が入力操作等を行なうものであり、また、取引選択画面、利用者が選択した取引に対して利用者の入力操作等の誘導を行なう画面および入力された情報等を表示するものである。
カードリーダプリンタ部22は、利用者がカード挿入口から挿入したカードの磁気ストライプまたはICチップ等から口座番号等の利用者情報を読取り、また、利用者がした取引の内容を明細票に印刷するものである。口座番号等を読取ったカードはカード排出口から排出して利用者に返却し、また、取引内容を印刷した明細票は明細票排出口から排出して利用者に渡す。
入出金部23は、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成され、取引に伴う紙幣や硬貨の入出金処理を行なうものである。ここで、入金処理とは利用者が紙幣入出金口に入れた紙幣を紙幣入出金機で計数して金庫に収納し、硬貨入出金口に入れた硬貨を硬貨入出金機で計数して金庫に収納することである。また、出金処理とは利用者の操作により指定した金額に相当する紙幣および硬貨をそれぞれ紙幣入出金機および硬貨入出金機の金庫から繰り出して計数し紙幣入出金口および硬貨入出金口に搬送して利用者に払い出すことである。
通帳部24は、利用者が挿入した通帳の磁気ストライプから口座番号等の利用者情報を読み取り、また、通帳に取引内容等を印刷するものである。口座番号等を読取り、また、取引内容等を印刷した通帳は通帳排出口から排出して利用者に返却する。
25は制御部であり、記憶部251、情報送受信部252、事前登録情報処理部253等で構成されている。この制御部25は利用者操作表示部21、カードリーダプリンタ部22、入出金部23および通帳部24を含めて自動取引装置1全体の動作を記憶部251に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。
記憶部251は、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を格納して記憶し、また、記憶した情報を読取ることができるものである。
情報送受信部252はネットワーク2を介して接続されたホストコンピュータ3および事前登録情報サーバ6と相互にする通信を制御する手段であって、任意の情報を送信および受信することができる。
事前登録情報入力処理部253は利用者が事前登録情報を入力するための誘導画面等を利用者操作表示部21に表示し、また、利用者操作表示部21で利用者の操作により行なう入力を制御する手段である。
図3において、事前登録情報データベース8のレコードは利用者情報31、事前登録情報35で構成され、さらに、利用者情報31は金融機関コード32、支店コード33および口座番号34で構成され、事前登録情報35は預金後最低残高36、預入金額37および預入期間38で構成されている。この事前登録情報35は利用者が希望する定期預金の条件を予め登録しておく情報である。
金融機関コード32は各金融機関に割り当てられた識別情報である。支店コード33は金融機関が割り当てた各支店等を識別する識別情報である。口座番号34は利用者が有する口座を識別する番号である。この金融機関コード32、支店コード33および口座番号34は利用者が所持するカードおよび通帳等の磁気ストライプ等に記録されている。
預金後最低残高36は利用者が定期預金の申し込みをした後に自己の口座に残しておきたい最低の残高を事前に登録しておく情報である。預入金額37は利用者が事前に登録した定期預金の申し込みをするときに定期預金に預け入れる金額である。また、預入期間38は利用者が事前に登録した定期預金の申し込みをするときに定期預金に預け入れる期間である。なお、利用者が事前登録情報35をまだ設定していないときは預金後最低残高36、預入金額37および預入期間38をすべて「0」にすることなどで、設定済みか未設定の識別をすることができる。
上述した構成の作用について図4の第1の実施例を示すフローチャートのSで表すステップにしたがって説明する。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、事前登録情報データベース8に格納された利用者情報31および事前登録情報35は利用者の申請により金融機関等のオペレータが図示しない端末を操作して、または、利用者自身が自動取引装置1を操作して予め設定しておく。なお、利用者自身が自動取引装置1を操作して設定する方法の詳細は後述する。
S401:自動取引装置1は図示しないセンサにより利用者が接近したことを検知する。自動取引装置1は利用者が接近したことを検知すると図8に示す初期画面を利用者操作表示部21に表示する。この初期画面80には利用者が行なう取引を選択するためのお支払いキー81、残高照会キー82、通帳記入キー83、お預入れキー84、定期預金お申し込みキー85等があり、利用者は希望するキーを押下することで取引を開始することができる。
S402:利用者が希望する取引を示すキーを押下すると自動取引装置1は利用者にカードまたは通帳等の取引媒体の挿入を促す画面を表示し、カードリーダプリンタ部22はカード、通帳部24は通帳の挿入を待つ。
S403:利用者がカードを挿入した場合はカードリーダプリンタ部22でカードの磁気ストライプ等に記録された利用者の利用者情報である金融機関コード、支店コード、口座番号等を読取り、また、利用者が通帳を挿入した場合は通帳部24で通帳の磁気ストライプに記録された利用者の利用者情報である金融機関コード、支店コード、口座番号等を読取る。
ここで利用者の暗証番号等の入力を利用者操作表示部21で行い、その暗証番号等をホストコンピュータ3へ送信し、本人確認をホストコンピュータ3で行ない利用者が本人であることが確認できた場合、自動取引装置1は利用者が選択した取引の処理をすすめる。なお、選択された取引は通常の出金や入金等の取引であるためその詳細な説明を省略する。
S404:利用者が選択した取引を自動取引装置1が行なう取引処理と並行して、自動取引装置1の情報送受信部252は読取った利用者の利用者情報を含む図5に示す自動取引装置から事前登録情報サーバへ送信される通信情報を事前登録情報サーバ6へ送信する。
ここで、図5において、51はヘッダであり、通信情報の先頭を示す開始符号である。52は取引種別であり、利用者が選択した取引を示す。53は取引金額であり、利用者が選択した取引で指定した金額である。54は金融機関コード、55は支店コード、56は口座番号であり、顧客が自動取引装置1に挿入した取引媒体から読取った金融機関コード、支店コード、口座番号である。57はフッタであり、通信情報の末尾を示す終符号である。
S405:事前登録情報サーバ6の事前登録情報管理部7は受信した金融機関コード54、支店コード55および口座番号56に基づいて事前登録情報データベース8を検索し、該当する事前登録情報35を抽出する。
S406:事前登録情報サーバ6は抽出した事前登録情報35を含む図6に示す事前登録情報サーバから自動取引装置へ送信される通信情報を自動取引装置1へ送信する。
ここで、図6において、61は預金後最低残高であり事前登録情報データベース8から抽出した預金後最低残高36である。62は預入金額であり、事前登録情報データベース8から抽出した預入金額37である。63は預入期間であり、事前登録情報データベース8から抽出した預入期間38である。
S407:自動取引装置1の情報送受信部252は受信した利用者情報31および事前登録情報35を含む図6に示す自動取引装置からホストコンピュータへ送信される通信情報をホストコンピュータ3へ送信する。
S408:ホストコンピュータ3の預金可否判定部4は受信した利用者情報31ならびに事前登録情報35、および利用者情報31に基づいて勘定マスタデータベース5を検索して抽出した該利用者の口座残高から利用者が登録した定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定する。具体的には、該利用者の口座残高から預入金額62を差し引いた金額が預入後最低残高61以上になるかを判定する。この差し引いた金額が、預入後最低残高61以上になる場合は定期預金が可能と判定し、預入後最低残高61より少なくなる場合は定期預金が不可能と判定する。なお、利用者が事前に預入後最低残高、預入期間および預入金額を設定していない場合は定期預金が不可能と判定する。
S409:ホストコンピュータ3はこの判定結果を含む図7に示すホストコンピュータから自動取引装置へ送信される通信情報を自動取引装置1へ送信する。ここで、図7において、71は判定結果であり、S408で判定した結果である「可能」または「不可能」の情報である。
S410:自動取引装置1は受信した判定結果71により利用者の口座残高が定期預金を申し込む条件に適合したか否かを知ることができる。
なお、本実施例ではホストコンピュータ3の預金可否判定部4で受信した利用者情報31、事前登録情報35および利用者情報31に基づいて勘定マスタデータベース5を検索して抽出した該利用者の口座残高から利用者が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定するようにしたが、自動取引装置1の情報送受信部252がホストコンピュータ3から該利用者の口座残高を受信して、制御部25が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定するようしてもよい。
S411:利用者の口座残高が定期預金を申し込む条件に適合した場合、自動取引装置1は利用者が選択した取引が終了すると図9に示す定期預金お申し込み確認画面90を利用者操作表示盤21に表示する。ここで、図9において、91は預入期間表示領域であり、利用者が予め設定した希望の定期預金の預入期間である預入期間63を表示する。また、92は預入金額表示領域であり、利用者が予め設定した希望の定期預金の預入金額である預入金額62を表示する。
S412:利用者は定期預金お申し込み確認画面90に表示された預入期間と預入金額を確認し定期預金の申し込みをする場合は確認ボタン93を押下する。利用者が確認ボタン93を押下すると自動取引装置1はホストコンピュータ3と交信し定期預金の申し込み取引を行なう。利用者が取消ボタン94を押下すると自動取引装置1は定期預金の申し込み取引は行なわない。
S413:自動取引装置1はホストコンピュータ3と交信し定期預金の申し込み取引を終了すると利用者が挿入した取引媒体を返却してすべての取引を終了する。また、S410で利用者の口座残高が定期預金を申し込む条件に適合しない場合、または、S412で利用者が取消ボタン94を押下した場合も自動取引装置1は利用者が挿入した取引媒体を返却してすべての取引を終了する。
ここで、利用者が自動取引装置1を操作して希望する定期預金の預金後最低残高、預入金額および預入期間を事前登録情報データベース8に登録する方法を説明する。
利用者が利用者操作表示盤21に表示した初期画面80で定期預金お申し込みキー85を押下すると自動取引装置1は定期預金お申し込み取引を開始する。利用者は預入期間および預入金額を利用者操作表示盤21から入力し通常の定期預金お申し込み取引を行なう。この通常の定期預金お申し込み取引を行なった後に自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図10に示す定期預金お申し込み登録画面100を表示する。
図10において、101は預入期間表示領域であり、利用者が通常の定期預金お申し込み取引で入力した預入期間を表示する。102は預入金額表示領域であり、利用者が通常の定期預金お申し込み取引で入力した預入金額を表示する。この預入期間表示領域101に表示した預入期間および預入金額表示領域102に表示した預入金額をそのまま事前登録情報データベース8に登録する場合、利用者は「登録する」ボタン103を押下する。この「登録する」ボタン103が押下されると自動取引装置1の記憶部251に表示した預入期間および預入金額を記憶する。
なお、利用者が「登録する」ボタン103を押下しないで「登録しない」ボタン104を押下した場合は、自動取引装置1は記憶部251に表示した預入期間および預入金額を記憶しないで通常の定期預金お申し込み取引を終了する。
次に、利用者が「登録する」ボタン103を押下した後に自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図11に示す定期預金お申し込み登録画面110を表示する。この定期預金お申し込み登録画面110では、利用者が定期預金の申し込み取引を行なった後の口座に残す最低の残高である預入後最低残高を登録するか登録しないかを選択することができる。登録する場合は「登録する」ボタン111、登録しない場合は「登録しない」ボタン112を利用者が押下する。利用者がこの「登録する」ボタン111を押下すると自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図12に示す定期預金お申し込み登録画面120を表示する。
図12において、121は預入後最低残高表示領域であり、利用者が入力した預入後最低残高を表示する領域である。122は数字ボタンであり、利用者が預入後最低残高等を入力するときに使用するものである。また、123は確認ボタン、124は訂正ボタン、125は取消ボタンである。利用者が数字ボタン122で預入後最低残高を入力するとその入力した金額を預入後最低残高表示領域121に表示し、その入力した内容を確認して登録する場合は確認ボタン123を押下する。
利用者が確認ボタン123を押下すると自動取引装置1の情報送受信部252は入力した預入後最低残高、預入期間および預入金額を事前登録情報データベース8に登録する指令の電文を事前登録情報サーバ6へ送信する。この指令の電文を受信した事前登録情報サーバ6は事前登録情報管理部7により事前登録情報データベース8に金融機関コード32、支店コード33および口座番号34の利用者情報31とともに預入後最低残高36、預入金額37および預入期間38を登録する。
なお、利用者は入力した預入後最低残高を訂正する場合は訂正ボタン124を押下する。また、定期預金の申し込みの登録を中止する場合は取消ボタン125を押下する。
次に、利用者が以前に行なった通常の定期預金お申し込み取引で入力して登録した預入期間および預入金額と異なる預入期間および預入金額を登録する場合を説明する。
図10に示す定期預金お申し込み登録画面100において、利用者がお申し込み内容を訂正するボタン105を押下した場合、自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図13に示す定期預金お申し込み登録画面130を表示する。
図13において、131は預入期間表示領域であり、利用者が通常の定期預金お申し込み取引で入力した預入期間を表示する。132は預入金額表示領域であり、利用者が通常の定期預金お申し込み取引で入力した預入金額を表示する。133は数字ボタンであり、利用者が預入期間および預入金額等を入力するときに使用するものである。また、134は確認ボタン、135は訂正ボタン、136は取消ボタンである。
利用者が数字ボタン133で預入期間および預入金額を入力するとその入力した期間ならびに金額を預入期間表示領域131および預入金額表示領域132に表示し、その入力した内容を確認して正しい場合は確認ボタン134を押下する。利用者が確認ボタン134を押下すると自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図10に示す定期預金お申し込み登録画面100を表示する。その後、利用者は上述した定期預金申し込みを登録する操作を継続する。
なお、利用者は入力した預入期間および預入金額を訂正する場合は訂正ボタン135を押下する。また、定期預金の申し込みの登録を中止する場合は取消ボタン136を押下する。
以上の操作を利用者が行なうことで利用者が希望する定期預金の預入金額37、預入期間38および預入後最低残高36を事前登録情報データベース8に登録することができる。
以上説明したように、第1の実施例では、利用者が希望する預入後最低残高を登録しておくことにより、定期預金を申し込んだ後は必ず利用者にとって充分な口座残高を残すことができるという効果が得られる。
また、利用者にとって充分な口座残高があるときは必ず定期預金の申し込みが勧誘され、利用者は定期預金を申し込む機会を逸することがないという効果が得られる。
さらに、予め利用者が希望する預入期間および預入金額を登録しておくことにより、利用者の自動取引装置を操作する負担が軽減され、取引時間が短くなるという効果が得られる。
図14は本発明の第2の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図である。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14において、事前登録情報データベース8のレコードは利用者情報31、事前登録情報35で構成され、さらに、利用者情報31は金融機関コード32、支店コード33および口座番号34で構成され、事前登録情報35は預入金額37、預入期間38、給与振込日141および給与振込日前日の残高142で構成されている。
給与振込日141は利用者が予め設定しておく毎月の給与の振込日である。給与振込日前日の残高142は給与振込日141の前日にホストコンピュータ3から取得した利用者の口座残高である。
上述した構成の作用について説明する。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、事前登録情報データベース8に格納された利用者情報31および事前登録情報35は利用者の申請により金融機関等のオペレータが図示しない端末を操作して、または、利用者自身が自動取引装置1を操作して予め設定しておく。なお、利用者自身が自動取引装置1を操作して設定する方法の詳細は後述する。
自動取引装置1は図示しないセンサにより利用者が接近したことを検知する。自動取引装置1は利用者が接近したことを検知すると図8に示す初期画面を利用者操作表示部21に表示する。この初期画面80には利用者が行なう取引を選択するためのお支払いキー81、残高照会キー82、通帳記入キー83、お預入れキー84、定期預金お申し込みキー85等があり、利用者は希望するキーを押下することで取引を開始することができる。利用者は希望する取引を示すキーを押下する。
利用者が希望する取引を示すキーを押下すると自動取引装置1は利用者にカードまたは通帳等の取引媒体の挿入を促す画面を表示し、カードリーダプリンタ部22はカード、通帳部24は通帳の挿入を待つ。
利用者がカードを挿入した場合はカードリーダプリンタ部22でカードの磁気ストライプ等に記録された利用者の利用者情報である金融機関コード、支店コード、口座番号等を読取り、また、利用者が通帳を挿入した場合は通帳部24で通帳の磁気ストライプに記録された利用者の利用者情報である金融機関コード、支店コード、口座番号等を読取る。
ここで利用者の暗証番号等の入力を利用者操作表示部21で行い、その暗証番号等をホストコンピュータ3へ送信し、本人確認をホストコンピュータ3で行ない利用者が本人であることが確認できた場合、自動取引装置1は利用者が選択した取引の処理をすすめる。なお、選択された取引は通常の出金や入金等の取引であるためその詳細な説明を省略する。
利用者が選択した取引を自動取引装置1が行なう取引処理と並行して、自動取引装置1の情報送受信部252は読取った利用者の利用者情報を含む図5に示す自動取引装置から事前登録情報サーバへ送信される通信情報を事前登録情報サーバ6へ送信する。
事前登録情報サーバ6の事前登録情報管理部7は受信した金融機関コード54、支店コード55および口座番号56に基づいて事前登録情報データベース8を検索し、該当する事前登録情報35を抽出する。
事前登録情報サーバ6は抽出した事前登録情報35を含む図16に示す事前登録情報サーバから自動取引装置へ送信される通信情報を自動取引装置1へ送信する。
ここで、図16において、161は給与振込日であり事前登録情報データベース8から抽出した給与振込日141である。162は給与振込日前日の残高であり、事前登録情報データベース8から抽出した給与振込日前日の残高142である。
自動取引装置1の情報送受信部252は受信した利用者情報31および事前登録情報35を含む図16に示す自動取引装置からホストコンピュータへ送信される通信情報をホストコンピュータ3へ送信する。
ホストコンピュータ3の預金可否判定部4は受信した利用者情報31ならびに事前登録情報35、および利用者情報31に基づいて勘定マスタデータベース5を検索して抽出した該利用者の現在の口座残高(以下、単に「口座残高」という。)から利用者が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定する。具体的には、該利用者の給与振込日前日の残高162が預入金額62以上であり、かつ、該利用者の口座残高が預入金額62以上になるかを判定する。該利用者の給与振込日前日の残高162が預入金額62以上であり、かつ、該利用者の口座残高が預入金額62以上である場合は定期預金が可能と判定し、それ以外の場合は定期預金が不可能と判定する。なお、利用者が事前に預入期間、預入金額および給与振込日を設定していない場合は定期預金が不可能と判定する。
ホストコンピュータ3はこの判定結果を含む図17に示すホストコンピュータから自動取引装置へ送信される通信情報を自動取引装置1へ送信する。ここで、図17において、171は判定結果であり、上述した判定の結果である「可能」または「不可能」の情報である。自動取引装置1は受信した判定結果171により定期預金を申し込む条件に適合したか否かを知ることができる。
なお、本実施例ではホストコンピュータ3の預金可否判定部4で受信した利用者情報31、事前登録情報35および利用者情報31に基づいて勘定マスタデータベース5を検索して抽出した該利用者の口座残高から利用者が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定するようにしたが、自動取引装置1の情報送受信部252がホストコンピュータ3から該利用者の口座残高を受信して、制御部25が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定するようしてもよい。
利用者の給与振込日前日の口座残高および口座残高が定期預金を申し込む条件に適合した場合、自動取引装置1は利用者が選択した取引が終了すると図9に示す定期預金お申し込み確認画面90を利用者操作表示盤21に表示する。ここで、図9において、91は預入期間表示領域であり、利用者が予め設定した希望の定期預金の預入期間である預入期間63を表示する。また、92は預入金額表示領域であり、利用者が予め設定した希望の定期預金の預入金額である預入金額62を表示する。
利用者は定期預金お申し込み確認画面90に表示された預入期間と預入金額を確認し定期預金の申し込みをする場合は確認ボタン93を押下する。利用者が確認ボタン93を押下すると自動取引装置1はホストコンピュータ3と交信し定期預金の申し込み取引を行なう。
この後、自動取引装置1は利用者操作表示部21に図18に示す定期預金お申し込み受付画面180を表示する。この定期預金お申し込み受付画面180で定期預金の申し込みを受け付けた旨を表示し、また、次回の給与振込日までは定期預金の申し込みを表示するかしないかの選択を行なう。利用者が「はい」ボタン181を押下すると次回の給与振込日までは定期預金の申し込みを表示しなくなる設定とし、「いいえ」ボタン182を押下すると定期預金の申し込みを表示する設定となる。
利用者が「はい」ボタン181を押下した場合、自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は事前登録情報データベース8の給与振込日前日の残高142を例えば「0」とすることにより定期預金の申し込みを表示しない設定とする。
なお、定期預金お申し込み確認画面90において利用者が取消ボタン94を押下すると自動取引装置1は定期預金の申し込み取引は行なわない。
自動取引装置1はホストコンピュータ3と交信し定期預金の申し込み取引を終了すると利用者が挿入した取引媒体を返却してすべての取引を終了する。また、利用者の口座残高が定期預金を申し込む条件に適合しない場合、または、利用者が取消ボタン94を押下した場合も自動取引装置1は利用者が挿入した取引媒体を返却してすべての取引を終了する。
ここで、利用者が自動取引装置1を操作して希望する定期預金の預入金額、預入期間ならびに給与振込日を事前登録情報データベース8に登録する方法および事前登録情報データベース8の給与振込日前日の残高142を登録する方法を説明する。
まず、利用者が希望する定期預金の預入金額、預入期間および給与振込日を事前登録情報データベース8に登録する方法を説明する。
利用者が利用者操作表示盤21に表示した初期画面80で定期預金お申し込みキー85を押下すると自動取引装置1は定期預金お申し込み取引を開始する。利用者は預入期間および預入金額を利用者操作表示盤21から入力し通常の定期預金お申し込み取引を行なう。この通常の定期預金お申し込み取引を行なった後に自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図10に示す定期預金お申し込み登録画面100を表示する。
定期預金お申し込み登録画面100において、預入期間表示領域101に表示した預入期間および預入金額表示領域102に表示した預入金額を事前登録情報データベース8に登録する場合、利用者は「登録する」ボタン103を押下する。この「登録する」ボタン103が押下されると自動取引装置1の記憶部251に表示した預入期間および預入金額を記憶する。
なお、利用者が「登録する」ボタン103を押下しないで「登録しない」ボタン104を押下した場合は、自動取引装置1は記憶部251に表示した預入期間および預入金額を記憶しないで通常の定期預金お申し込み取引を終了する。
利用者が「登録する」ボタン103を押下した後に自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図19に示す定期預金お申し込み登録画面190を表示する。この定期預金お申し込み登録画面190では、毎月の一定収入等である給与の振込日を利用者は登録するか登録しないかを選択することができる。登録する場合は「登録する」ボタン191、登録しない場合は「登録しない」ボタン192を利用者が押下する。利用者がこの「登録する」ボタン191を押下すると自動取引装置1の事前登録情報入力処理部253は利用者操作表示部21に図20に示す定期預金お申し込み登録画面200を表示する。
図20において、201は給与振込日表示領域であり、利用者が入力した給与振込日を表示する領域である。利用者が数字ボタン133で給与振込日を入力するとその入力した日を給与振込日表示領域201に表示し、その入力した内容を確認して登録する場合は確認ボタン134を押下する。
この確認ボタン134を押下すると自動取引装置1の情報送受信部252は入力した預入期間、預入金額および給与振込日を事前登録情報データベース8に登録する指令の電文を事前登録情報サーバ6へ送信する。この指令の電文を受信した事前登録情報サーバ6は事前登録情報管理部7により事前登録情報データベース8に金融機関コード32、支店コード33および口座番号34の利用者情報31とともに預入金額37、預入期間38および給与振込日141を登録する。
なお、利用者は入力した預入後最低残高を訂正する場合は訂正ボタン135を押下する。また、定期預金の申し込みの登録を中止する場合は取消ボタン136を押下する。
以上の操作を利用者が行なうことで利用者が希望する定期預金の預入金額37、預入期間38および給与振込日141を事前登録情報データベース8に登録することができる。
次に、事前登録情報データベース8の給与振込日前日の残高142を登録する方法を図15の第2の実施例を示すフローチャートのSで表すステップにしたがって説明する。
S1501:事前登録情報サーバ6の事前登録情報管理部7は事前登録情報データベース8の利用者情報31および給与振込日141を読取り、その給与振込日の前日になったか否かを判定する。
S1502:その給与振込日の前日になったと判定したとき事前登録情報サーバ6は読取った利用者情報31をホストコンピュータ3へ送信する。
S1503:ホストコンピュータ3は受信した利用者情報31に基づいて該利用者の口座残高を抽出し、それを事前登録情報サーバ6へ送信する。
S1504:事前登録情報サーバ6の事前登録情報管理部7は受信した口座残高を事前登録情報データベース8の給与振込日前日の残高142に登録する。
このようにして事前登録情報データベース8の給与振込日前日の残高142は登録される。
以上説明したように、第2の実施例では、利用者が給与振込日を登録しておくことにより、給与振込日前日の残高が登録した定期預金の預入金額を超える場合は必ず定期預金の申し込みが勧誘され、利用者は定期預金を申し込む機会を逸することがないという効果が得られる。
また、利用者は定期預金の申し込みを行なった後、次回の給与振込日まで定期預金の申し込み表示をしないことを登録しておくことや予め利用者が希望する預入期間および預入金額を登録しておくことにより、利用者の自動取引装置を操作する負担が軽減され、取引時間が短くなるという効果が得られる。
図21は本発明の第3の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図である。なお、上述した第1の実施例および第2の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図21において、事前登録情報データベース8のレコードは利用者情報31、事前登録情報35で構成され、さらに、利用者情報31は金融機関コード32、支店コード33および口座番号34で構成され、事前登録情報35は外貨種別211、為替レート212、預入金額37および預入期間38で構成されている。
外貨種別211は利用者が定期預金を希望する外貨であって、「アメリカドル」、「オーストラリアドル」、「ユーロ」等の外貨の種別を登録しておくものである。また、為替レート212はある為替レートより安くなった場合等に利用者が定期預金の申し込みを希望する場合にその為替レートを登録しておくものである。
第1の実施例と同様に事前登録情報データベース8に登録した利用者情報31および事前登録情報35によりホストコンピュータ3が登録した外貨種別211および為替レート212より現在の為替レートが安いという条件を満足するか否かの判定を行ない、自動取引装置1へその判定の結果を送信する。その判定の結果を受信した自動取引装置1はその判定の結果にしたがって定期預金の申し込み取引を行なう。
なお、ホストコンピュータ3から外貨種別および為替レートを受信して自動取引装置1で登録した外貨種別211および為替レート212の条件を満足するか否かの判定を行なうようにしてもよい。
以上説明したように、第3の実施例では、利用者が希望する外貨種別および為替レートを登録しておくことにより、希望の為替レートの条件を満たしたときは必ず定期預金の申し込みが勧誘され、利用者は定期預金を申し込む機会を逸することがないという効果が得られる。
また、予め利用者が希望する預入期間および預入金額を登録しておくことにより、利用者の自動取引装置を操作する負担が軽減され、取引時間が短くなるという効果が得られる。
図22は本発明の第4の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図である。なお、上述した第1の実施例、第2の実施例および第3の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図22において、事前登録情報データベース8のレコードは利用者情報31、事前登録情報35で構成され、さらに、利用者情報31は金融機関コード32、支店コード33および口座番号34で構成され、事前登録情報35は預金後最低残高36、預入金額37および預入期間38で構成されている。
この事前登録情報35は預金後最低残高36、預入金額37および預入期間38を一組として複数の預金後最低残高221、預入金額222および預入期間223を登録することができるものである。
第1の実施例と同様に事前登録情報データベース8に登録した利用者情報31および事前登録情報35によりホストコンピュータ3の預金可否判定部4は受信した利用者情報31ならびに事前登録情報35、および利用者情報31に基づいて勘定マスタデータベース5を検索して抽出した該利用者の口座残高から利用者が登録した定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定する。
ホストコンピュータ3は複数ある預金後最低残高221、預入金額222および預入期間223についてそれぞれ判定し、その結果を自動取引装置1へ送信する。
その判定の結果を受信した自動取引装置1は利用者が登録した定期預金を申し込む条件に適合している預入金額222および預入期間223を利用者操作表示部21に表示し、それが複数ある場合、利用者は表示された複数の定期預金の申し込みの中から希望する定期預金の申し込みを選択する。また、利用者が登録した定期預金を申し込む条件に適合している預入金額222および預入期間223の中で最も金利が高いものを利用者操作表示部21に表示し、利用者に定期預金の申し込みを促すようにしてもよい。この金利は自動取引装置1が業務を開始するときにホストコンピュータ3から取得する。
なお、本実施例ではホストコンピュータ3の預金可否判定部4で受信した利用者情報31、事前登録情報35および利用者情報31に基づいて勘定マスタデータベース5を検索して抽出した該利用者の口座残高から利用者が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定するようにしたが、自動取引装置1の情報送受信部252がホストコンピュータ3から該利用者の口座残高を受信して、制御部25が定期預金を申し込む条件に適合しているか否かを判定するようしてもよい。
以上説明したように、第4の実施例では、利用者が希望する複数の預入後最低残高、預入金額および預入期間を登録しておくことにより、利用者にとって最適な定期預金を申し込むことができるという効果が得られる。
また、予め利用者が希望する預入期間および預入金額を登録しておくことにより、利用者の自動取引装置を操作する負担が軽減され、取引時間が短くなるという効果が得られる。
第1の実施例を示すシステム構成のブロック図 第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図 第1の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図 第1の実施例を示すフローチャート 第1の実施例を示す自動取引装置から事前登録情報サーバへ送信される通信情報の説明図 第1の実施例を示す事前登録情報サーバから自動取引装置へおよび自動取引装置からホストコンピュータへ送信される通信情報の説明図 第1の実施例を示すホストコンピュータから自動取引装置へ送信される通信情報の説明図 第1の実施例を示す初期画面の説明図 第1の実施例を示す定期預金お申し込み確認画面の説明図 第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録画面の説明図 第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録画面の説明図 第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録内容変更画面の説明図 第1の実施例を示す定期預金お申し込み登録内容変更画面の説明図 第2の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図 第2の実施例を示すフローチャート 第2の実施例を示す事前登録情報サーバから自動取引装置へおよび自動取引装置からホストコンピュータへ送信される通信情報の説明図 第2の実施例を示すホストコンピュータから自動取引装置へ送信される通信情報の説明図 第2の実施例を示す定期預金お申し込み受付画面の説明図 第2の実施例を示す定期預金お申し込み登録画面の説明図 第2の実施例を示す定期預金お申し込み登録内容変更画面の説明図 第3の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図 第4の実施例を示す事前登録情報データベースの説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 ネットワーク
3 ホストコンピュータ
4 預金可否判定部
5 勘定マスタデータベース
6 事前登録情報サーバ
7 事前登録情報管理部
8 事前登録情報データベース
21 利用者操作表示部
22 カードリーダプリンタ部
23 入出金部
24 通帳部
25 制御部
251 記憶部
252 情報送受信部
253 事前登録情報入力処理部
31 利用者情報
32、54 金融機関コード
33、55 支店コード
34、56 口座番号
35 事前登録情報
36、61、221 預金後最低残高
37、62、222 預入金額
38、63,223 預入期間
51 ヘッダ
52 取引種別
53 取引金額
57 フッタ
71、171 判定結果
80 取引選択画面
90 定期預金お申し込み確認画面
100、110、190 定期預金お申し込み登録画面
120、130、200 定期預金お申し込み登録内容変更画面
141、161 給与振込日
142、162 給与振込日前日の残高
180 定期預金お申し込み受付画面
211 外貨種別
212 為替レート

Claims (2)

  1. 利用者の操作により選択された取引を終了した後に該利用者の口座残高を獲得する自動取引装置において、
    利用者が挿入した取引媒体から読取った利用者情報を事前登録情報サーバへ送信し、該利用者情報に基づいて事前登録情報データベースから抽出した事前登録情報を事前登録情報サーバから受信し、
    該事前登録情報と利用者の口座残高から定期預金申し込み取引が可能な条件を満たすと判定するときに、該事前登録情報に基づいて定期預金申し込み取引を行ない、
    特定の日まで定期預金の申し込みを表示させるか否かを選択できるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 利用者の操作により選択された取引を終了した後に該利用者の口座残高を獲得する自動取引装置と、利用者が挿入した取引媒体から読取った利用者情報を前記自動取引装置から受信する上位装置とが通信可能に接続されてなる自動取引システムにおいて、
    前登録情報を予め記憶する前記上位装置の記憶部と、
    前記利用者情報に基づいて前記事前登録情報を抽出する前記上位装置の事前登録情報管理部と、
    前記事前登録情報と利用者の口座残高から定期預金申し込み取引が可能な条件を満たしたときに、定期預金申し込み取引を行なうと判定する判定部と、
    前記自動取引装置で、前記判定結果に応じて、前記事前登録情報に基づいて定期預金申し込み取引を行なわせ、特定の日まで定期預金の申し込みを表示させるか否かを選択させる制御部とを備えたことを特徴とする自動取引システム。
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