JP2006095862A - 感熱記録体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、感熱記録体が使用される環境湿度変化によって生ずる記録感度の変動が少なく、しかも耐湿保存性と耐熱地肌カブリ性に優れた感熱記録体を提供することにある。
【解決手段】透明支持体上に、ロイコ染料及び呈色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、感熱記録層が、ロイコ染料を疎水性樹脂と複合粒子を形成した形態で含有し、呈色剤として4,4′−シクロヘキシリデンジフェノールを含有し、更に保存性改良剤を含有することを特徴とする感熱記録体。保存性改良剤としては、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4′−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、及び1,3−ビス[α−メチル−α−(4′−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンから選ばれる少なくとも1種が好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、ロイコ染料と呈色剤との発色反応を利用した感熱記録体に関し、特に環境湿度変化による記録感度の変動が少ない感熱記録体に関するものである。
従来、ロイコ染料と呈色剤との熱による発色反応を利用した感熱記録体は良く知られている。かかる感熱記録体は比較的安価であり、また記録機器がコンパクトで且つその保守も比較的容易であるため、ファクシミリや各種計算機等の記録媒体としてのみならず、超音波画像診断やX線画像診断などの医療診断装置のプリンターに使用される記録媒体のほか、CAD用のプロッター等の記録媒体としても使用されている。
感熱記録体の記録部の保存性を高めるために、ロイコ染料と疎水性有機溶剤をポリウレアまたはポリウレタン等の疎水性樹脂からなる壁膜材によりマイクロカプセル化して得た複合粒子を用いる方法(特許文献1,2参照)、ロイコ染料の表面にメタアクリル酸エステル等のアクリル系疎水性樹脂を重合せしめて得た複合粒子を用いる方法(特許文献3参照)、及びロイコ染料をポリウレアまたはポリウレタン−ポリウレア樹脂からなる疎水性樹脂中に含有せしめて得た複合粒子を用いる方法(特許文献4、5参照)などが提案されている。しかし、これら複合粒子化されたロイコ染料を用いた感熱記録体は、記録体が使用される環境の湿度変化に伴い感熱記録層中の水分が変化すると、記録感度が変動し、中間調領域において常に一定した記録濃度が得難いという欠点があり、特に合成樹脂フイルムの如き透明支持体を用いた場合にはこの欠点が顕著となる。このため、多階調で記録できることが要求され、しかも中間調領域の記録濃度が環境の湿度変化に左右されることなく常に一定していることが要求される医療診断用の感熱記録媒体には、その改善が強く要請されている。
また、感熱記録体の呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを用いることは古くから知られており(特許文献6参照)、かかる呈色剤を用いることで地肌カブリが少なく、記録部と未記録部の透過濃度差が大きな感熱記録体を得る方法(特許文献7)も提案されている。
しかしながら、本発明者らが検討した結果、呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを用いると感熱記録体を高湿環境下に保存した場合、感熱記録層中の発色成分が結晶化して感熱記録体上に析出する現象、いわゆる白化現象が生じることが判明した。
特開昭60−244594号公報(請求項1) 特開昭61−86283号公報(実施例1) 特開2000−158822号公報(請求項1、7) 特開平9−263057号公報(請求項1) 特開平2003−266951号公報(請求項1) 特公昭45−14039号公報(第4頁) 特開平9−76641号公報(請求項1)
本発明の課題は、透明支持体を基材とした感熱記録体の環境湿度変化による記録感度の変動が少なく、しかも耐湿保存性と耐熱地肌カブリ性に優れた感熱記録体を提供することにある。
本発明は、透明支持体上に、ロイコ染料及び呈色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、感熱記録層が、ロイコ染料を疎水性樹脂と複合粒子を形成した形態で含有し、呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを含有し、更に保存性改良剤を含有することを特徴とする。
上記保存性改良剤としては、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、及び1,3−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンから選ばれる少なくとも1種が、耐湿保存性の
改良効果が優れる点で好ましい。
これらのうち、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタンは耐湿保存性の改良効果が顕著であり、しかも上記特定の呈色剤との組合せにおいて、高エネルギー印字における記録濃度が高く、それでいて中エネルギ−印字での記録濃度を過剰に高めることがない点で、特に好ましい。
保存性改良剤の使用割合は、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールに対して10〜40質量%程度が好ましい。
複合粒子を形成する疎水性樹脂が、ウレア系樹脂またはウレア−ウレタン系樹脂であると、耐熱性、特に耐熱地肌カブリ性に優れた感熱記録体が得られる点で好ましい。
本発明の感熱記録体は、感熱記録体の環境湿度変化による記録感度の変動が少なく、しかも耐湿保存性と耐熱地肌カブリ性に優れた効果を発揮するという利点がある。
本発明においては、感熱記録層中に、呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを含有させ、且つロイコ染料を疎水性樹脂により複合粒子化させた形態で使用し、更に保存性改良剤を含有させることが極めて重要であって、かかる構成を採用することで感熱記録体の環境湿度変化による記録感度の変動が少なく、しかも耐湿保存性と耐熱地肌カブリ性に優れた効果が得られる。
本発明は、各種の呈色剤のうちで4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールが、感熱記録体の環境湿度変化による記録感度の変動を制御するという特異な効果を見出してなされたものであり、このため呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを使用しない場合には、記録感度、特に中間調領域の記録感度が、感熱記録体を使用する環境の湿度変化に左右される記録体になってしまう。また、保存性改良剤を併用しない場合には、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールの難点である耐湿保存性の低下を改善できない。
本発明は、呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを選択的に使用するものであるが、本発明の所望の効果を阻害しない範囲で目的に応じ、他の呈色剤を併用することもできる。かかる他の呈色剤としては、例えば4,4’−イソプロピリデンジフェノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−アリルオキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4,4’−ビス[(4−メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウレイド]ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシフェニル−4’−メチルフェニルスルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニルチオエトキシ)メタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチル等のフェノール化合物、N−(p−トルエンスルホニル)カルバモイル酸−p−クミルフェニルエステル、4,4’−ビス(N−p−トリルスルホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン、N−(o−トリル)−p−トリルスルホアミド、N−(p−トリルスルホニル)−N’−フェニル尿素等の分子内に−SONHCO−結合を有する化合物、p−クロロ安息香酸亜鉛、4−〔2−(p−メトキシフェノキシ)エチルオキシ〕サリチル酸亜鉛、4−〔3−(p−トリルスルホニル)プロピルオキシ〕サリチル酸亜鉛、5−〔p−(2−p−メトキシフェノキシエトキシ)クミル〕サリチル酸亜鉛等の芳香族カルボン酸の亜鉛塩等が挙げられる。
尚、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールに他の呈色剤を併用する場合、その併用比率は4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール100質量部に対し20〜100質量部程度が好ましい。20質量部未満では併用効果が乏しく、100質量部を越えると4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールの効果を阻害する恐れがある。
呈色剤の使用比率は特に限定されないが、感熱記録層の全固形分に対して10〜60質量%程度が好ましい。呈色剤の使用比率が10質量%未満になると記録感度が低下する恐れがあり、また60質量%を超えるとロイコ染料の比率低下により、最高記録濃度が低下する恐れがある。
保存性改良剤としては、例えば1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1,3−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、4,4’−チオビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、1,3,5−トリス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌル酸等が挙げられるが、なかでも1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、及び1,3−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンは耐湿保存性に優れ、好ましい。特に1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタンは耐湿保存性改良効果が最も優れ、かつ4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールとの併用において、高エネルギー印字での記録濃度が高く、また、中エネルギ−印字での記録濃度が比較的低く抑えられることにより、中間調印字を重視する用途の感熱記録体としてバランスのとれた記録感度が得られるため最も好ましい。
なお、保存性改良剤の使用比率は、呈色剤に対して10〜40質量%程度が好ましい。
本発明で規定するロイコ染料を疎水性樹脂により複合粒子化させた形態とは、例えば1種以上のロイコ染料と疎水性有機溶剤が樹脂膜により内包されてマイクロカプセル化された形態、1種以上のロイコ染料の表面で疎水性樹脂を重合させた形態、または1種以上のロイコ染料が固体の樹脂粒子中に分散された形態を包含する。なお、複合粒子の体積平均粒径としては、0.5〜3.0μm程度が好ましい。
複合粒子中のロイコ染料の具体例としては、例えば3−〔2,2−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)ビニル〕−3−(4−ジエチルアミノフェニル)フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ペンチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−トルイジノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド、3,3−ビス[1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェニル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3−p−(p−ジメチルアミノアニリノ)アニリノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−p−(p−クロロアニリノ)アニリノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−[1,1−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)]−3−p−ジエチルアミノフェニルフタリド、3,3−ビス(1−n−ブチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−スピロ−3’−(6’−ジメチルアミノ)フタリド等が挙げられる。
複合粒子中のロイコ染料の合計含有比率としては、複合粒子の全固形分に対して10〜70質量%程度、好ましくは35〜60質量%程度である。
複合粒子中のロイコ染料は外部との隔離性が高く、熱や湿度による地肌カブリや発色画像の消色が少なく、ロイコ染料がイソシアネートや有機溶媒に溶解されているため、感熱記録層の透明度がロイコ染料を、固体微粒子状態で使用する場合に比較して優れている。
複合粒子を形成する疎水性樹脂としては特に限定されないが、例えば、ウレア系樹脂、ウレタン系樹脂、ウレア−ウレタン系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げられる。なかでも、ウレア系樹脂、ウレタン系樹脂、ウレア−ウレタン系樹脂が耐熱地肌カブリに優れ、しかも特定の呈色剤に対して環境湿度変化による記録感度の変動が少なく好ましい。
ウレア系樹脂またはウレア−ウレタン系樹脂中にロイコ染料が分散された複合粒子を作製する場合は、例えば多価イソシアネート化合物とロイコ染料とを溶解した油性溶液をポリビニルアルコール等の親水性保護コロイド溶液中に平均粒子径が0.5〜3μm程度となるように乳化分散後、多価イソシアネート化合物の高分子化反応を促進させることにより得られる。
多価イソシアネート化合物とは水と反応することによりポリウレア、またはポリウレアポリウレタンを形成する化合物であり、多価イソシアネート化合物単独であってもよいし、または多価イソシアネート化合物及びこれと反応するポリオール、ポリアミンとの混合物、或いは多価イソシアネート化合物とポリオールの付加物、ビウレット体、イソシアヌレート体等の多量体であってもよい。これら多価イソシアネート化合物にロイコ染料を溶解し、この溶液を、ポリビニルアルコール等の保護コロイド物質を溶解含有している水性媒体中に乳化分散し、更に必要によりポリアミン等の反応性物質を混合後、この乳化分散液を加温することにより、高分子形成性原料を重合させることによって高分子化し、それによってロイコ染料と高分子物質とからなる複合粒子を形成することができる。
多価イソシアネート化合物の具体例としては、例えばp−フェニレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、ナフタレン−1,4−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、3,3’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、キシリレン−1,4−ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルプロパンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ブチレン−1,2−ジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート、4,4’,4”−トリフェニルメタントリイソシアネート、トルエン−2,4,6−トリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物、2,4−トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物、キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物等が挙げられる。
また、ポリオール化合物の具体例としては、例えばエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、プロピレングリコール、1,3−ジヒドロキシブタン、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2,5−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジヒドロキシシクロヘキサン、ジエチレングリコール、フェニルエチレングリコール、ペンタエリスリトール、1,4−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,3−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、p−キシリレングリコール、m−キシリレングリコール、4,4’−イソプロピリデンジフェノール、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2−ヒドロキシアクリレート等が挙げられる。
ポリアミン化合物の具体例としては、例えばエチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、2,5−ジメチルピペラジン、トリエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノプロピルアミン等が挙げられる。
勿論、多価イソシアネート化合物、多価イソシアネートとポリオールの付加物及びポリオール化合物等は、前記化合物に限定されるものではなく、また必要に応じて2種以上を併用してもよい。
更に、複合粒子中には記録感度を高めるために融点が40〜150℃程度の芳香族有機化合物(増感剤)、耐光性を高めるための紫外線吸収剤、及び安定化剤としてヒンダードフェノール、ヒンダードアミン等を含有させることもできる。
感熱記録層中の複合粒子の含有比率としては、感熱記録層の全固形分に対して10〜60質量%程度、好ましくは20〜50質量%程度である。また、感熱記録層中の複合粒子と呈色剤の比率は、複合粒子100質量部に対して50〜300質量部程度、好ましくは100〜200質量部程度である。
また、感熱記録層中にも必要に応じて、複合粒子中に含有し得る増感剤、耐光性を高めるための紫外線吸収剤、及び安定化剤としてヒンダードフェノール、ヒンダードアミン等を含有させることもできる。
感熱記録層は、一般には水を媒体とし、複合粒子、特定の呈色剤、保存性改良剤、接着剤、及び助剤とを混合攪拌して調製された感熱記録層用塗液を支持体上に乾燥後の塗布量が3〜25g/m程度となるように塗布乾燥して形成される。
感熱記録層は、複数のロイコ染料を各々異なる層に配する多層発色層の構成であってもよいし、複数のロイコ染料を同一の層に含有させる単層発色層の構成であってもよい。しかしながら透明感熱記録体では曇度の点から、複数のロイコ染料を同一の層に含有させる単層発色層の構成のものが好ましい。
感熱記録層の形成方法については特に限定されず、例えばエアーナイフコーティング、バリバーブレードコーティング、ピュアーブレードコーティング、ロッドブレードコーティング、ショートドウェルコーティング、カーテンコーティング、ダイコーティング、グラビアコーティング等の公知の適当な塗布方法により形成される。
感熱記録層用塗液に配合する接着剤としては、例えば、部分鹸化または完全鹸化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、ジアセトン変性ポリビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール類、澱粉及びその誘導体、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、アクリルアミド−アクリル酸エステル共重合体、アクリルアミド−アクリル酸エステル−メタアクリル酸エステル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、カゼイン、ゼラチン等の水溶性接着剤、並びに酢酸ビニル系ラテックス、ウレタン系ラテックス、アクリル系ラテックス、スチレン−ブタジエン系ラテックス等が挙げられる。
また、助剤としては、例えばジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステル・ナトリウム塩、脂肪酸金属塩等の界面活性剤、ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステルワックス等のワックス類、カオリン、クレー、タルク、炭酸カルシウム、焼成カオリン、酸化チタン、無定形シリカ、水酸化アルミニウム等の顔料、グリオキザール、ホルマリン、グリシン、グリシジルエステル、グリシジルエーテル、ジメチロール尿素、ケテンダイマー、ジアルデヒド澱粉、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド−エピクロルヒドリン樹脂、ケトン−アルデヒド樹脂、ホウ砂、ホウ酸、炭酸ジルコニウムアンモニウム、エポキシ系化合物等の耐水化剤、その他消泡剤、蛍光染料、着色染料等が挙げられる。
感熱記録層が設けられる透明支持体としては、特に限定はなく、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等のフイルム基材が挙げられる。その厚みとしては20〜200μm程度であり、着色されていてもよい。また、感熱記録層との密着性を高めるのに表面にアンカーコート層を設けたり、コロナ放電処理したりすることもできる。更に導電剤による導電処理を施してもよい。
本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。なお、特に断わらない限り、「部」及び「%」はそれぞれ「質量部」及び「質量%」を示す。
実施例1
・A液分散(複合粒子分散液の調製)
ロイコ染料として3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−トルイジノ)フルオラン11部、3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン6部、及び3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド5部と、紫外線吸収剤として2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン10部とを、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(住友バイエルウレタン社製、デスモジュールW)2部、m−テトラメチルキシリレンジイソシアネート(三井武田ケミカル社製、TMXDI)12部からなる混合溶媒に加熱溶解(150℃)し、この溶液をポリビニルアルコール(クラレ社製、ポバールPVA−217EE)8.5部と、界面活性剤としてアセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物(日信化学社製、オルフィンE1010)1.5部を含む水溶液100部中に徐々に添加し、ホモジナイザーを用い、回転数10000rpmの攪拌によって乳化分散した。この乳化分散液に、水30部、多価アミン化合物(シェル・インターナショナル・ペトロリウム社製、エピキュアT)2.5部を水22.5部に溶解した水溶液を加えて均一化した。この乳化分散液を75℃に昇温し、7時間の重合反応を行い、平均粒子径0.8μm(レーザー光回折法による)のロイコ染料含有複合粒子分散液を調製した。なお、ロイコ染料含有複合粒子分散液が25%となるように水で希釈した。
・B液分散(呈色剤分散液の調製)
4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール42部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液60部、及び水18部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.3μmとなるまで粉砕して呈色剤分散液を得た。
・C液分散(保存性改良剤分散液の調製)
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン42部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液60部、及び水18部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.30μmとなるまで粉砕して保存性改良剤分散液を得た。
(感熱記録層用塗液の調製)
A液100部、B液65部、C液15部、ステアリン酸アミドの30%分散液70部、固形分濃度48%のスチレン−ブタジエン系ラテックス(スマーテックスPA−9280、日本A&L社製)46部及び水30部からなる組成物を混合攪拌して感熱記録層用塗液を得た。
(保護層用塗液の調製)
アイオノマー型ウレタン系樹脂ラテックス[大日本インキ化学工業社製、ハイドラン(登録商標)AP−30F、固形濃度20%]100部、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール[日本合成化学工業社製、ゴーセファイマー(登録商標)OKS−3431、重合度:約2300、鹸化度:約98モル%]の8%水溶液500部、ポリアミドアミン・エピクロルヒドリンの25%水溶液5部、平均粒子径0.8μmのカオリン(エンゲルハード社製、UW−90)の60%スラリー50部、ステアリン酸アミド(中京油脂社製、ハイミクロンL−271、固形濃度25%)26部、ステアリルリン酸エステルカリウム塩(松本油脂製薬社製、ウーポール1800、固形濃度35%)4部、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物[セイミケミカル社製、サーフロン(登録商標)S−145]の10%水溶液15部、及び水300部からなる組成物を混合攪拌して保護層用塗液を得た。
(感熱記録体の作製)
青色透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名:メリネックス912、厚さ175μm、帝人デュポン社製)の片面上に、感熱記録層用塗液をスロットダイコーターを用いて乾燥後の塗布量が20g/mとなるように塗布乾燥して感熱記録層を設け、その上に保護層用塗液をスロットダイコーターを用いて乾燥後の塗布量が3.5g/mとなるように塗布乾燥して保護層を設け感熱記録体を得た。
実施例2
実施例1のC液分散(保存性改良剤分散液の調製)において、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタンの代わりに1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンを使用した以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例3
実施例1のC液分散(保存性改良剤分散液の調製)において、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタンの代わりに1,3−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンを使用した以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例4
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部の代わりに、B液45部、下記のD液20部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
D液分散(呈色剤分散液の調製)
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン42部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液60部、及び水18部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.3μmとなるまで粉砕して呈色剤分散液を得た。
実施例5
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部、C液15部の代わりに、B液70部、C液10部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例6
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部、C液15部の代わりに、B液60部、C液20部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
比較例1
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部、C液15部の代わりに、B液80部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
比較例2
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部、C液15部の代わりに、下記のE液80部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
E液分散(呈色剤分散液の調製)
3,3’−ジアリル−4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン42部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液60部、及び水18部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.3μmとなるまで粉砕して呈色剤分散液を得た。
比較例3
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部、C液15部の代わりに、下記のF液80部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
F液分散(呈色剤分散液の調製)
4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン42部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液60部、及び水18部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.3μmとなるまで粉砕して呈色剤分散液を得た。
比較例4
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、B液65部、C液15部の代わりに、下記のG液80部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
G液分散(呈色剤分散液の調製)
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン42部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液60部、及び水18部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.3μmとなるまで粉砕して呈色剤分散液を得た。
比較例5
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、A液100部の代わりに下記ロイコ染料分散液35部、およびステアリン酸アミドの30%分散液43部を用いた以外は、実施例1と同様に感熱記録体を得た。
(ロイコ染料の分散液の調製)
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−トルイジノ)フルオラン11部、3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン6部、及び3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド5部と、2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン10部、スルホン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液20部、及び水46部からなる組成物をウルトラビスコミルを用いて平均粒子径が0.6μmとなるまで粉砕した。
かくして得られた感熱記録体について以下の評価を行い、その結果を表1に示す。
(記録感度)
感熱記録体を23℃・20%RHの環境下で24時間放置後ならびに23℃・50%RHの環境下で24時間放置後、各々の環境下で感熱印字プリンターUP−DF500(ソニー社製)を用いて階調モードにて記録した。23℃・50%RHの環境下で記録した全16階調の記録画像のうち、9及び16階調(ステップ)目の記録部と未記録部の濃度を測定した。また、23℃・20%RHの環境下で記録した9階調(ステップ)目の記録部の濃度を測定した。
尚、未記録部及び記録部の濃度はマクベス濃度計(商品名:TR−927J型、マクベス社製)のビジュアルモードで測定した。
(環境湿度変化による記録感度の変動)
上記の記録感度測定において得た、23℃・50%RHの環境下で記録した9階調(ステップ)目の記録部濃度と、23℃・20%RHの環境下で記録した9階調(ステップ)目の記録部濃度から、下記式によって変動百分率を求め、これを環境湿度変化による記録感度の変動として評価した。
変動百分率=(23℃・20%RH値−23℃・50%RH値)×100/23℃・50%RH値
(耐熱地肌カブリ性の評価)
感熱記録体を60℃・20%RHの環境下で24時間処理した後、未記録部をマクベス濃度計(商品名:TR−927J型マクベス社製)のビジュアルモードで測定した。
(耐湿保存性の評価)
感熱記録体を23℃・50%RHの環境下で24時間放置後、感熱印字プリンターUP−DF500(ソニー社製)を用いて階調モードにて記録し、40℃・90%RHの環境下で24時間処理し、処理後の記録部の白化の度合いを目視にて評価した。
○:白化が全く見られない。
○’:白化がわずかに見られる。
△:白化が見られるが記録部の濃度低下はない。
×:白化が激しく、記録部の濃度低下が見られる。
Figure 2006095862
透明支持体上に、ロイコ染料及び呈色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、呈色剤として4,4′−シクロヘキシリデンジフェノールを用い、且つロイコ染料を疎水性樹脂により複合粒子化させた形態で使用し、更に保存性改良剤を含有させることにより、感熱記録体の環境湿度変化による記録感度の変動が少なく、しかも耐湿保存性や耐熱地肌カブリ性に優れているため、これらの特性を満足することが不可欠な医療診断用の記録媒体としても適用できる。

Claims (5)

  1. 透明支持体上に、ロイコ染料及び呈色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、感熱記録層が、ロイコ染料を疎水性樹脂と複合粒子を形成した形態で含有し、呈色剤として4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールを含有し、更に保存性改良剤を含有することを特徴とする感熱記録体。
  2. 保存性改良剤が1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、及び1,3−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンから選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の感熱記録体。
  3. 保存性改良剤が1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタンである請求項2記載の感熱記録体。
  4. 保存性改良剤を4,4’−シクロヘキシリデンジフェノールに対して10〜40質量%含有する請求項1〜3記載のいずれか一項に記載の感熱記録体。
  5. 複合粒子を形成する疎水性樹脂が、ウレア系樹脂またはウレア−ウレタン系樹脂である請求項1〜4のいずれか一項に記載の感熱記録体。






















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