JP2006080991A - クロックアンドデータリカバリ回路 - Google Patents

クロックアンドデータリカバリ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2006080991A
JP2006080991A JP2004264232A JP2004264232A JP2006080991A JP 2006080991 A JP2006080991 A JP 2006080991A JP 2004264232 A JP2004264232 A JP 2004264232A JP 2004264232 A JP2004264232 A JP 2004264232A JP 2006080991 A JP2006080991 A JP 2006080991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
control signal
integrator
clock
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004264232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4657662B2 (ja
Inventor
Masahiro Takeuchi
正浩 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2004264232A priority Critical patent/JP4657662B2/ja
Priority to US11/220,611 priority patent/US7715514B2/en
Publication of JP2006080991A publication Critical patent/JP2006080991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4657662B2 publication Critical patent/JP4657662B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/093Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using special filtering or amplification characteristics in the loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0004Initialisation of the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
    • H04L7/002Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors correction by interpolation
    • H04L7/0025Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors correction by interpolation interpolation of clock signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop

Abstract

【課題】
クロックアンドデータリカバリ回路において、シリアルデータの周波数および位相変動に追従し、良好なジッタ耐力特性となるクロックアンドデータリカバリ回路の提供。
【解決手段】
クロックアンドデータリカバリ回路を構成するフィードバック制御器107が、シリアルデータの周波数および位相変動に対する抽出クロックの追従速度を監視し、時々刻々と適応的に積分器102に対して、フィードバック制御を行なうことで、抽出クロックの追従速度の向上と、ジッタ耐力特性の向上を実現する。
【選択図】
図1

Description

本発明は、クロックアンドデータリカバリ回路に関し、特に、LSI間をシリアルでデータ伝送する際に、受信側LSIに搭載されるクロックアンドデータリカバリ回路において適応的に追従速度を制御する回路に関する。
近年の半導体技術の発展に伴い、LSI間のデータ伝送をシリアル化することが行なわれている。そのとき、送信LSIの動作クロック周波数と受信LSIの動作クロック周波数が一致している場合や、送信LSIの動作クロック周波数と受信LSIの動作クロック周波数が一致しない場合がある。一致しない場合の一例として、送信LSI側に周波数変調をかけるスペクトラム拡散クロック(Spread Spectrum Clock)を用いて、EMI(ElectroMagnetic Interferance)を低減する手法がある。受信LSIにおいて、周波数変調されたシリアルデータからクロックを抽出する手法として、図13に示すようなクロックアンドデータリカバリ回路が知られている(例えば非特許文献1参照)。
図13を参照すると、位相検出器201と、積分器202と、位相補間器206で構成される位相追従ループのほか、積分器203、チャージポンプ214、ループフィルタ215、VCO(電圧制御発振器)216、位相補間器206で構成される周波数追従ループを備え、スペクトラム拡散クロックにより周波数変調されたデータに同期クロックを追従させている。さらにVCO216の周波数初期化のため、位相周波数検出器211、チャージポンプ212、ループフィルタ215、VCO216で構成される周波数初期化ループを備えている。
"1.5Gbps, 5150 ppm Spread Spectrum SerDes PHY with a 0.3mW, 1.5Gbps Level Detector for Serial ATA", Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers 5-3 、Fig.1,June/2002
しかしながら、図13における周波数追従ループを構成する積分器203、チャージポンプ214、ループフィルタ215、VCO216を含まない構成のクロックアンドデータリカバリ回路は、スペクトラム拡散クロックで周波数変調されたシリアルデータの位相に追従することは、困難である。以下に説明する。位相検出器201、積分器202、位相補間器206から構成されるクロックアンドデータリカバリ回路は、位相補間器206の分解能を1/64とし、積分器202を+/−4までのアップダウンカウンタで構成した場合、1/(64×4)=0.39%までの周波数差までしか追従できない。一方、シリアルATAシステムでは、例えば0.5%の周波数変調に追従することが要求されている。
また、チャージポンプ214、ループフィルタ215、VCO216を含む周波数追従ループを持つクロックアンドデータリカバリ回路は、0.5%以上の周波数変調に追従するように構成することは可能であるが、多チャンネル構成としたとき、チップサイズ、消費電力が大となる。すなわち、チャージポンプ、ループフィルタ、VCO(電圧制御発振器)を含む周波数追従ループを持つクロックアンドデータリカバリ回路は、多チャンネル構成としたとき、すべてのチャンネルに、チャージポンプ、ループフィルタ、VCOを含む周波数追従ループを具備することになり、チップサイズが増大する。そして、例えば1Gbps以上の高速システムにおいてすべてのチャンネルに高速VCOを設けると、消費電力は増大する。
かかる問題を解決すべく、本願出願人により、先願(特願2003−166712号;本願出願時未公開)にて、例えば図10に示すようなクロックアンドデータリカバリ回路が提案されている。
図10を参照すると、先願(特願2003−166712号)で提案されるクロックアンドデータリカバリ回路は、位相検出器101、積分器102、積分器103、パターン発生器104、混合器105、位相補間器106を備え、積分器102、パターン発生器104、混合器105から構成される周波数追従ループの働きにより、周波数変調に追従し、積分器103、混合器105から構成される位相追従ループの働きにより、周波数追従ループが追従できない微小な位相変動に追従する。混合器105は、周波数追従ループと位相追従ループの結果を混合する回路であり、混合器105が位相補間器106の位相を制御することにより、シリアルデータに対応したクロックを抽出している。
図11は、上記先願(特願2003−166712号)に提案される別の構成を示す図であり、図10における積分器102と積分器103を共有できる場合の構成である。
ところで、上記先願(特願2003−166712号)に開示されたクロックアンドデータリカバリ回路において、ある周波数帯のジッタ耐力特性の改善により、さらに特性が向上できることを、本願発明者は知見した。
周波数追従ループは、低周波数のジッタには、良好な追従特性を示し、高周波数のジッタには反応しない。周波数追従ループの反応速度は遅く、両者の中間付近の周波数帯のジッタには、逆に悪い方向に位相補間器106を制御してしまう場合があり、ある周波数帯のジッタ耐力特性が低下する場合がある。
図12は、周波数追従ループと位相追従ループの両者を動作させた場合と、比較のため位相追従ループのみを動作させた場合について、ジッタ耐力特性のシミュレーションを行なった結果を示している。低周波数のジッタに対しては、周波数追従ループの働きにより、周波数追従ループと位相追従ループの両者を動作させた場合に良好なジッタ耐力特性を示している。高周波数のジッタに対しては、ほぼ互角である。しかし、両者の中間付近の周波数のジッタに対しては、周波数追従ループと位相追従ループの両者を動作させた場合に、ジッタ耐力特性が劣化することを示している。
したがって、本発明の目的は、周波数変調に追従し、かつ良好なジッタ耐力特性を示すクロックアンドデータリカバリ回路を提供することにある。
本願で開示される発明は、前記目的を達成するため、概略以下の通りに構成される。
本発明のクロックアンドデータリカバリ回路は、クロックとデータの位相関係を検出する位相検出器と、位相検出器の結果に基づいて周波数変調に追従するための周波数追従ループと、位相検出器の結果に基づいて位相変動に追従する位相追従ループと、周波数追従ループと位相追従ループの結果を混合する混合器と、混合器からの制御に基づいてクロック位相を補間し抽出クロック信号を生成する位相補間器を備え、周波数追従ループと位相追従ループ内にはそれぞれ、位相検出結果を積分する積分器と、その積分器に対して積分器の出力を基にフィードバック制御を行なうフィードバック制御器を備えている。
また、本発明において、周波数追従ループ内の積分器およびフィードバック制御器と、位相追従ループ内の積分器およびフィードバック制御器とを共有して、一つの積分器と一つのフィードバック制御器で構成してもよい。
また、本発明において、周波数追従ループを取り除き、位相検出器と積分器とフィードバック制御器と位相補間器のみで構成してもよい。
本発明によれば、周波数追従ループと、位相追従ループと、積分器に対して、フィードバック制御を行なうフィードバック制御器を設けることで、周波数変調されたデータに追従し、かつ良好なジッタ耐力特性を示すクロックアンドデータリカバリ回路を提供することができる。その理由は、周波数追従ループの働きにより周波数変調されたデータに追従し、フィードバック制御器の働きにより、ジッタ耐力特性を向上させることが可能となるからである。
本発明によれば、位相追従ループと、積分器に対してフィードバック制御を行なうフィードバック制御器を設けることで、良好なジッタ耐力特性を示すクロックアンドデータリカバリ回路を提供することができる。
その理由は、フィードバック制御器の働きにより、ジッタ耐力特性を向上させることが可能となるからである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明のクロックアンドデータリカバリ回路は、シリアルデータの周波数および位相変動に対する抽出クロック信号の追従速度を常に監視し、時々刻々と適応的に積分器に対して制御を行うフィードバック制御器を設け、積分器内部のパラメータを時々刻々と変化させることで、シリアルデータの周波数および位相変動に対する追従速度を向上させ、ジッタ耐力特性を向上させるようにしたものである。以下、いくつかの実施形態に即して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示す図である。図1を参照すると、本実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路は、位相検出器101と、積分器102と、パターン発生器104と、混合器105と、位相補間器106と、フィードバック制御器107とを備えている。周波数追従ループは、積分器102と、パターン発生器104と、混合器105と、フィードバック制御器107とから構成され、位相追従ループは、積分器102と、混合器105と、フィードバック制御器107とから構成されている。以下、各構成要素について説明する。
位相検出器101は、シリアルデータと抽出クロック信号の位相関係を検出し、抽出クロック信号の位相を進めた方がよいか、あるいは遅らせた方がよいかを判断する。その結果、UP1信号あるいはDOWN1信号を出力する。
積分器102は、UP1信号およびDOWN1信号に対して積分を行なう。位相検出器101から出力されるUP1信号およびDOWN1信号は、頻繁に出力される信号(頻繁に値が変化する)であり、そのまま位相補間器106を制御すると、抽出クロック信号の位相が頻繁に動いてしまう。すなわち、位相補間器106を制御する信号としては適していない。そこで、位相検出器101のUP1/DOWN1信号を入力とする積分器102がロウパスフィルタとしての機能を果たし、位相補間器106からの抽出クロック信号位相が頻繁に変動することを防いでいる。積分器102は、具体的には、例えばアップダウンカウンタで構成される。
積分器102の出力信号は、UP2信号およびDOWN2信号であり、この信号が位相追従ループの検出結果である。
パターン発生器104は、積分器102から出力されるUP2信号およびDOWN2信号から、シリアルデータの周波数と位相補間器106への入力クロック信号との周波数差を検出し、周波数差の大きさに比例する頻度で、UP4信号あるいはDOWN4信号を出力する。この信号が、周波数追従ループの検出結果である。
混合器105は、位相検出ループの検出結果であるUP2信号およびDOWN2信号と、周波数追従ループの検出結果のUP4信号およびDOWN4信号を混合し、その結果、位相補間器106を制御する信号UP5およびDOWN5を出力する。
位相補間器106は、混合器105からのUP5信号およびDOWN5信号に基づいて、抽出クロック信号の位相を進めたり遅らせたりする。
本実施形態において、位相検出器101、積分器102、パターン発生器104、混合器105、位相補間器106の内部構成は、先願(特願2003−166712号)と同一でよい。
図2は、積分器102と接続するフィードバック制御器107の構成の一例を示す図である。図2を参照すると、フィードバック制御器107は、監視器108と、積分器制御器109と、を備えて構成されている。
監視器108は、積分器102からの出力信号UP2およびDOWN2を監視し、積分器102のパラメータを変更した方がよいと判断した場合、UP6信号またはDOWN6信号を出力する。なお、積分器102をアップダウンカウンタで実現している場合には、カウンタの最大値が被制御対象のパラメータとなり、カウンタの最大値が可変制御される。
積分器制御器109は、UP6信号またはDOWN6信号に基づいて、積分器102に対して、積分器パラメータ信号を出力する。
次に、本発明のクロックアンドデータリカバリ回路の動作について説明する。
位相検出器101は、入力されたシリアルデータと、位相補間器106からの抽出クロック信号の位相関係を検出し、抽出クロック信号の位相を進めた方がよいか、あるいは遅らせた方がよいかを判断する。位相検出器101は、抽出クロック信号の位相を進めた方がよいと判断した場合には、UP1=1を出力し、抽出クロック信号の位相を遅らせた方がよいと判断した場合は、DOWN1=1を出力する。
図3は、抽出クロック信号の位相を進めた方がよい場合の、シリアルデータ(データ入力)と抽出クロック信号の位相関係を示している。UP1はHighレベル、DOWN1はLowレベルとされる。また、図4は、抽出クロック信号の位相を遅らせた方がよい場合のシリアルデータと抽出クロック信号の位相関係を示している。UP1はLowレベル、DOWN1はHighレベルとされる。
積分器102は、UP1信号およびDOWN1信号に対して積分を行ない、UP2信号およびDOWN2信号を出力する。以下、積分器102をアップダウンカウンタで実現するものとする。
UP1=1の場合、カウントアップ、DOWN1=1の場合、カウントダウンし、カウンタの絶対値が所定の数以上になった場合に、UP2=1またはDOWN2=1を出力し、カウンタを0に戻す。
パターン発生器104は、UP2信号およびDOWN2信号から、シリアルデータの周波数と位相補間器106入力クロックの周波数との差を検出し、周波数差の大きさに比例する頻度で、UP4=1あるいはDOWN4=1を出力する。シリアルデータの周波数の方が高い場合には、UP4=1であり、シリアルデータの周波数の方が低い場合には、DOWN4=1である。
混合器105は、位相検出ループの検出結果UP2およびDOWN2と、周波数追従ループの検出結果UP4およびDOWN4を混合し、その結果、位相補間器を制御する信号UP5およびDOWN5を出力する。
抽出クロック信号の位相を進めるときは、UP5=1、抽出クロック信号の位相を遅らせるときはDOWN5=1である。
位相補間器106は、UP5信号およびDOWN5信号に基づいて、抽出クロック信号の位相を進めたり遅らせたりする。
積分器制御器109は、UP6信号およびDOWN6信号に基づいて、積分器102に対して積分器パラメータ信号(すまわち積分器のカウント数)を出力する。
積分器102のカウンタ(不図示)のカウント数(積分期間)を小さくすれば、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度は速くなり、積分器102のカウンタ(不図示)のカウント数を大きくすれば、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度を遅くすることができる。
一方、積分器102のカウント数が小さいと、頻繁にUP2=1またはDOWN2=1となり、抽出クロック信号のジッタが大きくなってしまう。このため、抽出クロック信号のジッタの観点では、積分器102のカウント数は、大きい方が望ましい。
監視器108は、UP2信号およびDOWN2信号を常に監視しており、監視した結果、積分器102内部のカウント数を更新した方がよいと判断した場合には、積分器制御器109に対して、UP6=1またはDOWN6=1を出力する。
例えば、UP2=1が連続する場合や、DOWN2=2が連続する場合は、シリアルデータの周波数および位相変動に対して、位相補間器106からの抽出クロック信号の追従が遅れ気味である可能性が高いので、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度を上げるために、DOWN6=1を出力し、積分器102内部のカウンタのカウント数を小さく設定する。
一方、UP6=1とDOWN6=1が交互に出現する場合は、シリアルデータの周波数および位相変動に対して、位相補間器106からの抽出クロック信号の追従速度が最適である可能性が高いので、位相補間器106からの抽出クロック信号のジッタを小さくするために、UP6=1を出力し、積分器102内部のカウント数を大きく設定する。
次に、本発明の別の発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。図5は、本発明の第2の実施形態によるクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示す図である。前記第1の実施形態においては、積分器102は、一つのみ使用していたが、図5に示すように、周波数追従ループ用の積分器102と、位相追従ループ用の積分器103に分離し、位相追従ループ用の積分器103に対して、フィードバック制御器107を付加することもできる。
あるいは、周波数追従ループ用の積分器102に対してのみ、フィードバック制御器を設けることもできる。
あるいは、周波数追従ループ用の積分器102と位相追従用の積分器103の両方に対してフィードバック制御器を設けることもできる。
図6は、本発明の第3の実施形態によるクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示す図である。前記第1の実施形態においては、周波数追従ループと位相追従ループの2つのループが存在していたが、周波数追従ループを取り除いた場合の構成を示している。
次に、具体的な実施例を用いて本発明を実施するための最良の形態の構成及び動作を説明する。
図7は、図2に示したフィードバック制御器107における監視器108の状態遷移を示す図であり、図8は、積分器制御器109の状態遷移を示す図である。
図2において、監視器108は、図示されないカウンタで構成されており、図7において、状態を表す楕円内の数値(−3〜+3)はカウンタの値(状態)を表している。カウンタの初期値は+0とする。
UP2=1が入力された場合には、そのときのカウンタの値が、
+0以上+2以下であれば、インクリメントし、
+3であれば、+0に戻してDOWN6=1を出力し、
−0以下であれば、+1に更新しUP6=1を出力する。
DOWN2=1が入力された場合には、そのときのカウンタの値が、
−0以下−2以上であれば、デクリメントし、
−3であれば、−0に戻してDOWN6=1を出力し、
+0以上であれば、−1に更新し、UP6=1を出力する。
監視器108がこのように動作することにより、
UP2=1が4回続いた場合、あるいは、
DOWN2=1が4回続いた場合に、
DOWN6=1を出力し、積分器102のカウント数を小さくする。
前回のUP2またはDOWN2と、今回のUP2またはDOWN2が逆転した場合(前回はUP2=1で今回はDOWN2=1、あるいは、前回はDOWN2=1で今回はUP2=1)、UP6=1を出力し、積分器102のカウント数を大きくする。
図2の積分器制御器108は、図示されないカウンタで構成されており、図8の丸の中の数値(+3〜+8)はカウンタの値(状態)を表している。カウンタの初期値は+8とする。
UP6=1が入力された場合には、そのときのカウンタの値が、
+7以下であれば、インクリメントし、
+8であれば、+8のまま状態保持する。
DOWN6=1が入力された場合には、そのときのカウンタの値が何であっても、+3に更新する。
カウンタの値は、常に積分器102に出力しており、カウンタの値は、積分器102のカウンタの最大値となる。
以上のように、監視器108と積分器制御器109が動作することにより、UP2またはDOWN2が連続し始めると、DOWN6=1となり、積分器制御器109内のカウンタは、+3に小さくなり、積分器102のカウント数も3になる。
シリアルデータに周波数変調がかかることで、シリアルデータの位相の変動に対して抽出クロック信号の位相が遅れ気味になった場合には、UP2信号またはDOWN2信号が連続し始める。
その場合、積分器102のカウント数を、3に小さくすることで、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度を一時的に上げることができる。
一方、積分器102のカウント数を3とした後、UP2およびDOWN2が交互に出現すると、UP6=1となり、積分器制御器109内のカウンタは、+3から、徐々に、+8までインクリメントしていき、積分器102のカウント数も、8まで上昇していく。
シリアルデータの位相に対して抽出クロック信号が最適な位相付近であるときは、UP2またはDOWN2が交互に出現する。その場合、積分器102のカウント数が8に戻り、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度も遅くなる。
このように、フィードバック制御器107にて、UP2およびDOWN2信号を、常に監視し、積分器102のカウント数を、時々刻々と適応的にフィードバック制御することで、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度が最適になるようにしている。
クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度が遅れ気味の場合はカウント数を小さくすることで追従速度を上げる。これにより、中間周波数帯のジッタ耐力特性を向上させることができる。
一方、クロックアンドデータリカバリ回路の追従速度が十分の場合には、カウント数を大きくすることで、抽出クロック信号のジッタ量を小さくする。
フィードバック制御器107を、中間周波数帯のジッタに反応するように設定すれば、中間周波数帯のジッタ追従速度およびジッタ耐力を向上させることができるが、フィードバック制御器107を低周波数のジッタに反応するように設定すれば、低周波数帯のジッタ追従速度およびジッタ耐力を向上させることもできる。
図9は、本発明のクロックアンドデータリカバリ回路のジッタ耐力特性をシミュレーションした結果を示す図である。図9には、本発明の比較例として、上記先願(特願2003−166712号;本願出願時未公開)に記載のクロックアンドデータリカバリ回路のジッタ耐力特性のシミュレーション結果も示している。
比較例1(黒菱形)は、上記先願発明において、周波数追従ループと位相追従ループを動作させたもの、比較例2(白丸)は、上記先願発明において、位相追従ループのみを動作させたものである。図9に示すように、本発明(△)のクロックアンドデータリカバリ回路は、比較例1、2と比較して、ジッタ耐力特性が向上していることがわかる。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路において、フィードバック制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路における位相検出器の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路における位相検出器の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路における監視器の動作の一例を示す状態遷移図である。 本発明の第1の実施形態のクロックアンドデータリカバリ回路における積分器制御器の動作の一例を示す状態遷移図である。 本発明と比較例のジッタ耐力特性のシミュレーション結果である。 先願のクロックアンドデータリカバリ回路の構成を示すブロック図である。 先願のクロックアンドデータリカバリ回路の第2の構成を示すブロック図である。 先願のクロックアンドデータリカバリ回路のシミュレーション結果である。 従来のクロックアンドデータリカバリ回路の構成の一例を示す図である。
符号の説明
101 位相検出器
102 積分器
103 積分器
104 パターン発生器
105 混合器
106 位相補間器
107 フィードバック制御器
108 監視器
109 積分器制御器
201 位相検出器
202、203 積分器
206 位相補間器
211 位相周波数検出器
212、214 チャージポンプ
215 ループフィルタ
216 VCO

Claims (13)

  1. シリアルデータと抽出クロック信号とを入力し、入力した2つの信号の位相を比較する位相検出手段と、
    前記シリアルデータの周波数変調に追従するための周波数追従手段と、
    前記シリアルデータの位相変動に追従する位相追従手段と、
    を備え、
    前記周波数追従手段が、前記位相検出手段の結果を積分する第1の積分手段を有し、
    前記位相追従手段が、前記位相検出手段の比較結果を積分する第2の積分手段を有し、
    前記第1及び前記第2の積分手段のうち一方又は双方の積分手段をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、
    を有する、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  2. シリアルデータと抽出クロック信号とを入力し、入力した2つの信号の位相を比較する位相検出手段と、
    前記シリアルデータの周波数変調に追従するための周波数追従手段と、
    前記シリアルデータの位相変動に追従する位相追従手段と、
    を備え、
    前記周波数追従手段と前記位相追従手段が、前記位相検出手段の結果を積分する積分手段を共有し、
    前記積分手段をフィードバック制御するフィードバック制御手段を有する、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  3. シリアルデータと抽出クロック信号とを入力し、入力した2つの信号の位相を比較する位相検出手段と、
    前記シリアルデータの位相変動に追従する位相追従手段と、
    を備え、
    前記位相追従手段が、前記位相検出手段の結果を積分する積分手段と、
    前記積分手段をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、
    を有する、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  4. 前記フィードバック制御手段は、前記積分手段の結果を監視し、前記積分手段の結果の監視結果に基づき、前記積分手段をフィードバック制御する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のクロックアンドデータリカバリ回路。
  5. 入力クロック信号と制御信号とを入力し、出力クロック信号の位相を可変に調整する位相補間器と、
    入力データ信号と、前記位相補間器からの前記出力クロック信号との位相を比較し位相比較結果を出力する位相検出器と、
    を備え、
    前記位相検出器からの位相比較結果の積分値を入力し、前記位相補間器からの出力クロック信号の位相を可変に設定するための信号を生成して出力するパターン発生器を周波数追従ループに備え、
    前記位相検出器での位相比較結果の積分値に応じて、前記位相補間器からの出力クロック信号の位相を制御する位相追従ループにおける前記積分値と、前記周波数追従ループにおける前記パターン発生器の出力とを混合した信号を生成する混合器を備え、
    前記混合器で生成された信号は、前記位相補間器に前記制御信号として供給され、
    前記位相追従ループと前記周波数追従ループは、前記位相検出器での位相比較結果を積分する1つの積分器を共有するか、又は、それぞれ個別に積分器を有し、
    前記積分器の出力を監視し、前記監視結果に基づき、前記積分器のパラメータを可変制御するフィードバック制御回路を、前記位相追従ループと前記周波数追従ループで共有される前記1つの積分器、又は、前記位相追従ループと前記周波数追従ループで個別に設けられる積分器の少なくとも1つに対して備えている、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  6. 前記混合器は、前記位相追従ループと前記周波数追従ループのうち一方が安定状態を示しているときは、他方のループでの位相比較結果に基づき、前記位相補間器の出力クロック信号の位相を調整する制御信号を出力する、ことを特徴とする請求項5記載のクロックアンドデータリカバリ回路。
  7. 前記混合器は、前記位相追従ループでの位相比較結果と、前記周波数追従ループでの前記パターン発生器の出力とが、ともにアップを示す場合、所定のクロック分連続して、前記位相補間器の出力クロック信号の位相を進める制御信号を出力し、前記位相追従ループでの位相比較結果と、前記周波数追従ループでの前記パターン発生器の出力とが、ともにダウンを示す場合、所定のクロック分連続して、前記位相補間器の出力クロック信号の位相を遅らせる制御信号を出力する、ことを特徴とする請求項5記載のクロックアンドデータリカバリ回路。
  8. 入力クロック信号と制御信号とを入力し出力クロック信号の位相を可変に調整する位相補間器と、
    入力データ信号と、前記位相補間器からの出力クロック信号とを入力し、入力した2つの信号の位相を比較して遅れや進みを検出し、該検出結果に従い第1の制御信号を出力する位相検出器と、
    前記位相検出器から出力される前記第1の制御信号を入力して積分し第2の制御信号を出力する積分器と、
    前記積分器からの前記第2の制御信号を入力して計数し、計数結果に基づき、前記データ信号の周波数と前記位相補間器への入力クロック信号との周波数差を検出し第3の制御信号を出力するパターン発生器と、
    前記積分器からの前記第2の制御信号と、前記パターン発生器からの前記第3の制御信号とを入力し、前記第2の制御信号と前記第3の制御信号とに基づき第4の制御信号を生成し、前記第4の制御信号を前記位相補間器に前記制御信号として供給する混合器と、
    前記積分器の出力を監視し、前記監視結果に基づき、前記積分器のパラメータを可変制御するフィードバック制御回路と、
    を備えている、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  9. 入力クロック信号と制御信号とを入力し出力クロック信号の位相を可変に調整する位相補間器と、
    入力データ信号と、前記位相補間器からの前記出力クロック信号とを入力し、入力した2つの信号の位相を比較して遅れや進みを検出し、該検出結果に従い第1の制御信号を出力する位相検出器と、
    前記位相検出器から出力される前記第1の制御信号を入力して積分し第2の制御信号を出力する第1の積分器と、
    前記位相検出器から出力される前記第1の制御信号を入力して積分し第3の制御信号を出力する第2の積分器と、
    前記第2の積分器からの前記第3の制御信号を入力して計数し、前記計数結果に基づき、前記データ信号の周波数と前記位相補間器への入力クロック信号との周波数差を検出し、第4の制御信号を出力するパターン発生器と、
    前記第1の積分器からの前記第2の制御信号と、前記パターン発生器からの前記第4の制御信号とを入力し、前記第2の制御信号と前記第4の制御信号に基づき第5の制御信号を生成し、前記第5の制御信号を前記位相補間器に前記制御信号として供給する混合器と、
    前記第1及び第2の積分器のうち少なくとも1つの積分器の出力を監視し、前記監視結果に基づき、前記積分器のパラメータを可変制御するフィードバック回路と、
    を備えている、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  10. 入力クロック信号と制御信号とを入力し出力クロック信号の位相を可変に調整する位相補間器と、
    入力データ信号と、前記位相補間器からの前記出力クロック信号とを入力し、入力した2つの信号の位相を比較して遅れや進みを検出し、該検出結果に従い第1の制御信号を出力する位相検出器と、
    前記位相検出器から出力される前記第1の制御信号を入力して積分して第2の制御信号を生成し、前記第2の制御信号を前記位相補間器に前記制御信号として供給する積分器と、
    前記積分器から出力される前記第2の制御信号を監視し、前記監視結果に基づき、前記積分器のパラメータを可変制御するフィードバック制御回路と、
    を備えている、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
  11. 前記積分器がカウンタよりなり、前記積分器のパラメータが、前記カウンタのカウント数よりなる、ことを特徴とする請求項5乃至10のいずれか一に記載のクロックアンドデータリカバリ回路。
  12. 前記フィードバック制御回路は、前記積分器から、前記位相検出器に入力される2つの信号の一方の位相を遅らせるか、進ませる制御信号が連続して出力される場合、前記カウンタのカウント数を小さくするように設定する、ことを特徴とする請求項11記載のクロックアンドデータリカバリ回路。
  13. 前記フィードバック制御回路は、前記積分器から、前記位相検出器に入力される2つの信号の一方の位相を遅らせるか、進ませる制御信号が交互に出力される場合、前記カウンタのカウント数を大きくするように設定する、ことを特徴とする請求項11記載のクロックアンドデータリカバリ回路。
JP2004264232A 2004-09-10 2004-09-10 クロックアンドデータリカバリ回路 Expired - Fee Related JP4657662B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004264232A JP4657662B2 (ja) 2004-09-10 2004-09-10 クロックアンドデータリカバリ回路
US11/220,611 US7715514B2 (en) 2004-09-10 2005-09-08 Clock and data recovery circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004264232A JP4657662B2 (ja) 2004-09-10 2004-09-10 クロックアンドデータリカバリ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006080991A true JP2006080991A (ja) 2006-03-23
JP4657662B2 JP4657662B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=36033928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004264232A Expired - Fee Related JP4657662B2 (ja) 2004-09-10 2004-09-10 クロックアンドデータリカバリ回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7715514B2 (ja)
JP (1) JP4657662B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263509A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路
JP2011055048A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Renesas Electronics Corp 多相クロック生成回路
JP2011061729A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Toshiba Corp クロックリカバリ回路およびデータ再生回路
JP2011234009A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Renesas Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路
US9071415B2 (en) 2012-06-08 2015-06-30 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4509699B2 (ja) * 2004-08-30 2010-07-21 富士通株式会社 回路解析方法および回路解析装置
KR100849222B1 (ko) * 2006-04-10 2008-07-31 삼성전자주식회사 직렬 전송 방식에 사용되는 전송주파수 제어 방법, 이를기록한 기록매체 및 장치
KR101301698B1 (ko) * 2006-08-24 2013-08-30 고려대학교 산학협력단 선형 위상검출기 및 그것을 포함하는 클럭 데이터 복원회로
JP2008175646A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Nec Electronics Corp 半導体装置、半導体装置のテスト回路、及び試験方法
TWI332320B (en) * 2007-03-20 2010-10-21 Etron Technology Inc Spread spectrum clock generator
JP2008263508A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路
JP2010199987A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toshiba Corp クロックリカバリ回路、及びそれを備えるクロックデータリカバリ回路
US8120407B1 (en) 2009-12-18 2012-02-21 Altera Corporation Techniques for varying phase shifts in periodic signals
JP2012049863A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Renesas Electronics Corp 半導体装置
US8453043B2 (en) * 2010-09-13 2013-05-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Built-in bit error rate test circuit
US8582710B2 (en) * 2011-03-31 2013-11-12 Broadcom Corporation Recovery and synchronization for spread spectrum modulated clock
CN103107807B (zh) * 2011-11-09 2015-07-08 财团法人成大研究发展基金会 频率与数据回复架构及其相位检测器
US9077349B2 (en) * 2012-02-21 2015-07-07 Qualcomm Incorporated Automatic detection and compensation of frequency offset in point-to-point communication
US8664983B1 (en) 2012-03-22 2014-03-04 Altera Corporation Priority control phase shifts for clock signals
US8670512B1 (en) * 2012-07-03 2014-03-11 Pmc-Sierra Us, Inc. Acceleration of phase and frequency tracking for low-latency timing recovery
US9106230B1 (en) 2013-03-14 2015-08-11 Altera Corporation Input-output circuitry for integrated circuits
TWI519119B (zh) * 2014-04-17 2016-01-21 創意電子股份有限公司 時脈資料回復電路與方法
TWI548218B (zh) * 2015-02-24 2016-09-01 原相科技股份有限公司 具有時序自我檢測的四相位時脈產生器
US10305671B2 (en) * 2015-05-21 2019-05-28 Cirrus Logic, Inc. Synchronous differential signaling protocol
US9853807B2 (en) * 2016-04-21 2017-12-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Automatic detection of change in PLL locking trend
US9900145B2 (en) * 2016-05-19 2018-02-20 Omnivision Technologies, Inc. Clock generator and method for reducing electromagnetic interference from digital systems
US10291389B1 (en) * 2018-03-16 2019-05-14 Stmicroelectronics International N.V. Two-point modulator with matching gain calibration

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931822B1 (ja) * 1969-03-12 1974-08-24
JPS49134255A (ja) * 1973-04-25 1974-12-24
JPS5840932A (ja) * 1981-09-03 1983-03-10 Hitachi Ltd デイジタル位相同期回路
JPS5995734A (ja) * 1982-11-25 1984-06-01 Hitachi Ltd デイジタルpll回路
JPS61248635A (ja) * 1985-04-26 1986-11-05 Nec Corp デイジタル位相同期回路
JPS62281617A (ja) * 1986-05-30 1987-12-07 Sony Corp Pll回路
JPS63299613A (ja) * 1987-05-29 1988-12-07 Nec Corp デジタル位相同期回路
JPH10145228A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Toshiba Corp ディジタル位相同期方法及びその装置
JPH10256901A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Toshiba Corp 位相同期回路及び記録再生装置
JP2000285605A (ja) * 1999-03-29 2000-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 周波数検出型位相同期回路
JP2001273048A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Nec Corp クロック制御回路及びクロック制御方法
JP2002190724A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nec Corp クロックアンドデータリカバリ回路とそのクロック制御方法
JP2005005999A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931822A (ja) 1972-07-28 1974-03-22
US5111160A (en) * 1991-04-30 1992-05-05 The Grass Valley Group Clock generation circuit for multistandard serial digital video with automatic format identification
US7003066B1 (en) * 2001-12-03 2006-02-21 Lattice Semiconductor Corporation Digital phase locked loop with phase selector having minimized number of phase interpolators
US7061998B1 (en) * 2002-02-05 2006-06-13 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Methods and apparatus for downconverting signals from intermediate frequency to baseband
US7349514B2 (en) * 2003-04-01 2008-03-25 Seiko Epson Corporation Frequency/phase locked loop clock synthesizer using an all digital frequency detector and an analog phase detector

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931822B1 (ja) * 1969-03-12 1974-08-24
JPS49134255A (ja) * 1973-04-25 1974-12-24
JPS5840932A (ja) * 1981-09-03 1983-03-10 Hitachi Ltd デイジタル位相同期回路
JPS5995734A (ja) * 1982-11-25 1984-06-01 Hitachi Ltd デイジタルpll回路
JPS61248635A (ja) * 1985-04-26 1986-11-05 Nec Corp デイジタル位相同期回路
JPS62281617A (ja) * 1986-05-30 1987-12-07 Sony Corp Pll回路
JPS63299613A (ja) * 1987-05-29 1988-12-07 Nec Corp デジタル位相同期回路
JPH10145228A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Toshiba Corp ディジタル位相同期方法及びその装置
JPH10256901A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Toshiba Corp 位相同期回路及び記録再生装置
JP2000285605A (ja) * 1999-03-29 2000-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 周波数検出型位相同期回路
JP2001273048A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Nec Corp クロック制御回路及びクロック制御方法
JP2002190724A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nec Corp クロックアンドデータリカバリ回路とそのクロック制御方法
JP2005005999A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263509A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路
US8199868B2 (en) 2007-04-13 2012-06-12 Renesas Electronics Corporation Clock and data recovery circuit
JP2011055048A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Renesas Electronics Corp 多相クロック生成回路
JP2011061729A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Toshiba Corp クロックリカバリ回路およびデータ再生回路
JP2011234009A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Renesas Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路
US9071415B2 (en) 2012-06-08 2015-06-30 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device
US9413525B2 (en) 2012-06-08 2016-08-09 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
US20060056564A1 (en) 2006-03-16
JP4657662B2 (ja) 2011-03-23
US7715514B2 (en) 2010-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4657662B2 (ja) クロックアンドデータリカバリ回路
US8660223B2 (en) PLL circuit, communication device, and loopback test method of communication device
US6703902B2 (en) Phase locked loop for reducing electromagnetic interference
US6289068B1 (en) Delay lock loop with clock phase shifter
US8901975B2 (en) Digital PLL with dynamic loop gain control
KR100563846B1 (ko) 클럭생성장치
US7558311B2 (en) Spread spectrum clock generator and method for generating a spread spectrum clock signal
US6181213B1 (en) Phase-locked loop having a multi-phase voltage controlled oscillator
CN101075809B (zh) 时钟生成电路和时钟生成方法
JP2007053770A (ja) ジッタを減少させた半導体装置、分散スペクトルクロック発生器、及び信号出力方法
US7885353B2 (en) Spread spectrum block control apparatus and spread spectrum clock generating apparatus
US8036318B2 (en) Clock and data recovery circuit
KR100778374B1 (ko) 확산비율 조절가능 대역 확산 클록 발생기
JP4971861B2 (ja) クロックアンドデータリカバリ回路
JP2005302012A (ja) スペクトル拡散クロックを生成する回路
EP1404020B1 (en) Phase-locked loop circuit reducing steady state phase error
US9191128B2 (en) Spread spectrum clock generator and method for generating spread spectrum clock signal
US7076679B2 (en) System and method for synchronizing multiple variable-frequency clock generators
JP4666670B2 (ja) 通信装置及びその折り返し試験方法
US8106687B2 (en) Spread spectrum clock system and spread spectrum clock generator
KR100493024B1 (ko) Emi 감소 pll
KR100949275B1 (ko) 스프레드 스펙트럼 클럭 발생회로와 생성 방법
TWI439053B (zh) 展頻時脈系統及其展頻時脈產生器
JP2006185030A (ja) クロック変調回路
JP2008227829A (ja) 位相同期回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees