JPS62281617A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

Info

Publication number
JPS62281617A
JPS62281617A JP61125130A JP12513086A JPS62281617A JP S62281617 A JPS62281617 A JP S62281617A JP 61125130 A JP61125130 A JP 61125130A JP 12513086 A JP12513086 A JP 12513086A JP S62281617 A JPS62281617 A JP S62281617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull
circuit
voltage
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61125130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2586453B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Ebata
員好 江端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61125130A priority Critical patent/JP2586453B2/ja
Publication of JPS62281617A publication Critical patent/JPS62281617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586453B2 publication Critical patent/JP2586453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図)F 作用 G 実施例 G1全体の構成と動作(第1図〜第3図)G2要部の構
成(第4図) G3要部の動作 H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、バースト状に伝送されて(る情報よりクロ
ックを抽出してデータを抜き取るクロック抽出回路等に
用いて好適なPLL回路に関する。
B 発明の概要 この発明は、バースト状に伝送されてくる情報よりクロ
ックを抽出してデータを抜き取るクロ。
り抽出回路等に用いて好適な少くとも積分型ローパスフ
ィルタを含むPLL回路において、ローパスフィルタの
出力側に引き込み手段を設け、ローパスフィルタの出力
と所定電圧を比較し、比較誤差信号をローパスフィルタ
に帰還することにより、通常及び可変速再生時の安定度
を向上させ、サブコード及びPCM各エリアへのアクタ
レコーディフグ時のPLL回路の引き込み安定度と引き
込み時間を向上させ、しかも高速サーチが可能な速度を
著しく向上させるようにしたものである。
C従来の技術 バースト状の情報の伝送システムとして、例えば、等角
間隔、つまり180度の角間隔を保ってテープ案内ドラ
ムの周辺部に複数個の回転へノドが配置され、磁気テー
プがテープ案内ドラムの周辺のその180度角範囲より
も狭い例えば90度角範囲にわたって巻き付けられた記
録再生装置が考えられる。
このような記録再生装置において、ノーマル再生時に回
転ヘッドより再生されて得たRF倍信号、回転ヘッドが
略々テープに接触する期間だけ信号レベルが太き(なる
バースト状の信号波形をしている。このようなRF波形
が波形等化され、更に波形整形されてPLL回路に供給
される。
PLL回路はRF波形のレベルが十分に大きいときは、
ロックして安定状態にあるも、RF倍信号レベルが非常
に小さい(実質的に信号のない部分)ときはロックせず
にフリーラン状態となり、PLL回路が自走する(電圧
制御型発振器(以下、■OCと称する)が自走する)の
で、VCOの発振周波数が自走周波数付近にまで変化し
てしまい、再度正規のRF倍信号入って来るまで、その
不安定な状態を許すようになる。
このことは、早送り (FF)サーチや巻き戻シ(RE
W)サーチの如き高速再生時にも同様のことがいえる。
すなわち、高速再生時は複数個の回転ヘッドが1スキヤ
ンで複数個のトラックを横切り、このとき各ヘッドの出
力はアジマスの合ったトランクでは出力が得られ、アジ
マスの合わないトラックでは出力が得られないため、い
わゆるソロパン玉のようなRF倍信号得られる。
従って、このようなRF倍信号実質的に供給されるPL
L回路はRF倍信号レベルの十分に大きいところでは、
ロックして安定状態になるも、RF倍信号実質的になか
ったり、或いはソロハン玉のRF波形の谷の部分ではロ
ックせずにフリーラン状態となり不安定な状態になる。
ところが、上述の如<RF倍信号レベルが小さくなり、
ロックがはずれてフリーラン状態となり、VCOが自走
周波数付近にまで変化してしまうような従来装置の場合
、次のような種々の欠点がある。
先ず、キャプチャレンジ(PLLが、最初ロックしてな
い状態から入力信号を変えていった場合、その信号にロ
ックできるVCOの発振周波数範囲)は広くできないと
云うことである。仮にキャプチャレンジを広くできたと
してもプルインタイム(引き込みまでの時間)が長くな
り、ロックレンジ(P L Lが、最初ロックしている
状態で入力信号を変えていった場合、その信号とロック
状態を保持することができるVCOの発振周波数範囲)
も実質的にそれほど広くならず、現伏ではせいぜい±2
〜3%程度である。また、自走周波数の調整等も必要で
あり、しかも、RF倍信号ドロップアウトからのリカバ
リタイム(ロックがはずれてからロックするまでの時間
)が短(でも、PLLが長時間ロックはずれが起きてし
まう等の不都合がある。
そこで、本発明者は上述の諸欠点を一掃し得るクロック
抽出回路を先に提案した(特願昭60−85863号)
第5図はその構成を示すもので、同図において、(1)
は代表的に1(囚のみを示した回転へ・ノドであって、
この回転へ7・ド(11は、実際には図示せずもテープ
案内ドラムの周辺部に180度の角間隔をもって取付け
られた複数個の回転ヘッドから成り、スイッチングパル
スにより交互に切換えられてその出力が取り出されるよ
うになされている。また、図示せずも磁気テープがテー
プ案内ドラムの周辺の例えば90度の角範囲にわたって
巻き付けられている。
回転ヘッド(1)により記録媒体例えばテープ上から読
み出された再往信号(RF倍信号は増幅器(2)で増曜
された後波形等化回路(3)に供給され、こ\で波形等
化される。波形等化回路(3)からの出力は波形整形回
路(4)に供給され、こ−で波形整形された後PLL回
路(5)に供給される。PLL回路(5)は位相比較及
びデータを友き取り回路(6)、チャージポンプ回路(
7)、完全積分型のローパスフィルタ(8)及びV C
O(91からなり、V CO(91の出力が位相比較及
びデータ抜き取り回路(6)に帰還されてフィードバッ
ク系を構成している。このPLL回路(5)において、
クロックが抽出されて再生され、またデータが抜き取ら
れて再生される。
増幅器(2)の出力側に高速のエンベロープ検波回路(
10)が設けられ、こ\で再生信号(RF倍信号のエン
ベロープが高速で両波整流されてエンベロープ波形に変
換される。エンベロープ検波回路(10)の検波出力は
トラッキングコンパレータ(11)に供給され、こ\で
エンベロープ波形に応じた自動可変のスレッショルドレ
ベルと比較され、実質的にRF倍信号落ち込みの点が検
出される。
トラッキングコンパレータ (11)の出力はランダム
ウオークフィルタ(12)に供給され、こ\でトラッキ
ングコンパレータ(11)の出力波形の側端に存在する
不安定部分(バタツキ)が取り除かれる。つまり、トラ
ッキングコンパレータ(11)及びランダムウオークフ
ィルタ(12)はエンベロープ波形を波形整形する一種
の波形整形手段として働く。ランダムウオークフィルタ
(12)には■C0(9)の発振周波数を所定の分周比
で分周した周波数を有するクロックが供給されるように
なされており、これにより状態遷移の速度が位相比較周
波数によって変化し、J”Xの固定クロックを使用した
ものに比べて無駄な時間の発生を更に減少させている。
ランダムウオークフィルタ(12)の出力はチャージポ
ンプ回路(7)へそのチャージポンプ動作を制御する制
御信号として供給される。すなわち、制御信号が例えば
ハイレベルであればチャージポンプ動作が行われ、つま
りフィードバックループが閉じてロック状態となり、ロ
ーレベルであればチャージポンプ動作が停止され、つま
りフィードバックループが開いてホールド状態となる。
なお、エンベローフ検波In (10) 、トラッキン
グコンパレータ(11)及びランダムウオークフィルタ
(12)はフィードフォワード系を構成している。
第6図及び第7図を参照して、第5図の回路動作を説明
する。
先ず、第6図はノーマル再生時の動作説明に供するため
のもので、いま、増幅器(2)より第6図Aに示すよう
なノイズ、ドロップアウトを含むRF信号S1がエンベ
ロープ検波回路(10)に供給されると、こ−で高速の
両波整流が行われ、その出力側には第6図Bに示すよう
なエンベロープ波形信号S2が得られる。このエンベロ
ープ波形信号S2はトラッキングコンパレータ(11)
に供給され、こ\でエンベロープ波形信号S2のレベル
に応じた自動可変のスレッショルドレベルと比較され、
この結果トラッキングコンパレータ(11)の出力側に
は第6図Cに示すような出力信号S3が得られる。第6
図Cにおいてローレベルの期間はRF信号S工に対応す
るエンベロープ波形信号s2がスレッショルドレベルに
達せず、RF信号S工が不良の状態、ハイレベルの期間
はRF倍信号1に対応するエンベロープ波形信号S2が
スレ・ノンョルドレベルに達し、RF信号S1が良好な
状態を表している。なお、トラッキングコンパレータ(
11)の出力信号S3の波形はエンベロープ波形自体や
システムのノイズ等が重畳しているためその側縁近傍等
にヒゲ状の信号が発生して好ましい状態ではない。
そこで、このようなトラッキングコンパレータ(11)
の出力信号S3をランダノ・つオークフィルタ(12)
に供給してそのバタツキを取り除くようにする。この結
果ランダムウオークフィルタ(12)の出力側には第6
図りに示すような良好に波形整形された出力信号S、が
得られる。
一方、波形整形回路(4)の出力側には、RF信号S1
 (第6図A)が波形等化され、更に波形整形されて第
6図已に示すような出力信号s5が得られる。この出力
信号s5を第6図りのランダムウオークフィルタ(12
)の出力信号s4と対比させると、ランダムウオークフ
ィルタ(12)の出方信号S4がハイレベルのときは波
形整形回路(4)の出力信号S5には良いデータ(OK
)が分布し、口−レベルのときは悪いデータ(NG)が
分布することになる。つまり、ランダムウオークフィル
タ(12)の出力信号S4がハイレベルのときは、波形
整形回路(4)の出力信号S5は良好でPLLをかける
にふされしい信号であり、一方ランダムウォークフィル
タ(12)の出力信号S4がローレベルのときは、波形
整形回路(4)の出力信号S5は良好でなく PLLを
かけるにふされしくない信号であることを示している。
そこで、このランダムウオークフィルタ(12)の出力
信号S4を制御信号としてチャージポンプ回路(7)に
供給しその動作を制御するようにする。
すなわち、波形整形回路(4)からの出力信号S5が位
相比較及びデータ抜き取り回路(6)に供給されてV 
COF91からの信号と位相比較され、その位相比較誤
差信号がチャージポンプ回路(7)に供給される。
その時ランダムウオークフィルタ(12)からの出力信
号S4がハイレベルのときはチャージポンプ回路(7)
を動作状態となしてチャージ電流をローパスフィルタ(
8)へ流し、実質的なPLL回路(5)をフィードバッ
クループを閉じてロック状態とする。
一方、出力信号S4がローレベルのときはチャージポン
プ回路(7)を非動作状態となしてチャージ電流をロー
パスフィルタ(8)に何も流さず、実質的にPLL回路
(5)のフィードバックループを開いてホールド状態と
し、それまでロックがかかっていた状態でV CO(9
1を発注させるようにする。
このとき、V CO(91にはローパスフィルタ(8)
より第6図Fに示すような波形を有する出力信号S6が
供給される。この結果■C○(9)の発振周波数は成る
定められた自走周波数に戻ることなしに、つまりその無
駄な時間を生じることなしに、略々一定の発振周波数で
安定することになる。
第7図は高速再生時の各部の信号波形を示すもので、そ
の動作はノーマル再生時と同様であり、従って、こ\で
は対応する部分の信号波形に同一の波形番号81〜S6
を付すに留め、その詳細説明は省略する。
このようにして、従来外乱等によってPLLのロックが
はずれるということを、PLL自体のフィードバック系
のみに頼っていたので、キャプチャレンジを広く、プル
インタイムを短くすることが同時にできなかったが、こ
\ではRF倍信号状態を別回路、つまりフィードフォー
ワード系の回路で検出し、フィードバック系の回路を制
御することで、外乱に対してキャプチャレンジやロック
レンジが広く、しかもプルインタイルの短いPLLを含
むクロック抽出回路が略々無調整で実現できる。
D 発明が解決しようとする問題点 ところが、第5図の如き回路の場合、ノイズの混入やオ
フトラック時の引き込み特性が不安定になりがちであっ
た。つまり、例えば第2図Aに示すように、RF波形の
中間においてノイズが混入すると、第2図已に示すよう
に■COの制御電圧Vcはこれに応答して変化し、次に
真のRF彼形が到来してもPLL回路はロックせず、ロ
ックはずれ状態を呈することがあった。
また、高速サーチ時プラスアジマスとマイナスアジマス
のヘッドのアジマス角度差から生じる実効相対速度の差
によってPLL回路の引き込み能力が落ちてしまってい
た。これは実効相対速度の差によって2つのヘッド間の
データ、キャリアの周波数差が生じて来て結果としてキ
ャプチャレンジが減少したようにみえてしまうからであ
る。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、不安定にな
りがちだったノイズの混入、オフセット時の引き込み特
性を向上させ、高速サーチ時アジマス角度差による実効
相対速度ができても安定に動作し、±300倍速以上の
高速サーチも実現できるPLL回路を提供するものであ
る。
E 問題点を解決するための手段 この発明によるPLL回路は、少くとも積分型ローパス
フィルタ(8)を含むPLL回路において、上記ローパ
スフィルタの出力側に引き込み手段(20,21,22
)を設け、上記ローパスフィルタの出力と所定電圧を比
較し、比較誤差信号を上記ローパスフィルタに帰還する
ように構成している。
F 作用 ローパスフィルタ(8)の出力側に引き込み手段として
の引き込み回路(20)と、引き込み電圧発生回路(2
1)と、引き込み電圧制御回路(22)とを設け、引き
込み電圧制御回路(22)からの引き込み電圧制御信号
により引き込み電圧発生回路(21)より所定電圧すな
わち引き込み電圧Vpを発生させ、ローパスフィルタ(
8)の出力電圧すなわち■CO制御電圧Vcと比較し、
制御電圧Vcが引き込み電圧Vpより高いときは引き込
み回路(2o)より例えば誤差電流をローパスフィルタ
(8)のコンデンサに流し込んでローパスフィルタの出
力電圧を下げ、制御電圧Vcが引き込み電圧Vpより低
いときは引き込み回路(20)に誤差電流すなわちロー
パスフィルタ(8)のコンデンサからの放電電流を吸い
込んでローパスフィルタ(8)の出力電圧を上げること
により、PLL回路の引き込み動作の安定化、引き込み
時間の短縮化並びに超高速の高速サーチの実現化等を図
るようにしたものである。
G 実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて
詳しく説明する。
G1全体の構成と動作 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図におい
て、第5図と対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
完全積分型ローパスフィルタ(8)の出方側に引き込み
回路(20)を設け、この引き込み回路(2o)の一方
の入力側にローパスフィルタ(8)の出力すなわちv 
CO:H訓電圧Vcを供給する。(23)は各種の制御
信号が供給される制御入力端子であって、この入力端子
(23)がらの制御信号が引き込み電圧制御回路(22
)に供給されて論理的に処理され、引き込み電圧制御信
号として引き込み電圧発生回路(21)に供給される。
引き込み電圧発生回路(21)は引き込み電圧制御信号
に応答して引き込み電圧Vpを発生し引き込み回路(2
o)の他方の入力側に供給する。
引き込み回路(2o)は制御電圧Vcと引き込み電圧V
pを比較し、その比較誤差電圧を電流に変換してローパ
スフィルタ(8)に帰遷する。
引き込み回路(20)は制御電圧Vcが引き込み電圧V
pより高いときはその比較誤差電圧を電流に変換し、こ
の電流を実線aで示すような方向にローパスフィルタ(
8)のコンデンサ(8a)に流し込んで充電し、これに
よりコンデンサ(8a)の極性が図に示すように変化す
るので差動アンプ(8b)の出力すなわち制御電圧VC
は低くなる。そして、この動作が制御電圧Vcが引き込
み電圧Vpと等しくなるまで続けられ、最終的に制御電
圧v(は引き込み電圧Vpと等しくなり、これにより■
cO(9)の制御電圧VcはPLL回路が口、りしゃす
い電圧に設定される。
・また、引き込み回路(2o)は制御電圧Vcが引き込
み電圧Vpより低いときはその比較系M電圧を電流に変
換し、これに相当する電流を実線すで示すような方向に
ローパスフィルタ(8)のコンデンサ(8a)より吸い
込み、これによりコンデンサ(8a)の極性が図に示す
ように変化するので差動アンプ(8b)の出力すなわち
制御電圧Vcは高くなる。そして、この動作が制御電圧
VCが引き込み電圧Vpを等しくなるまで続けられ、最
終的に制御電圧VCは引き込み電圧Vpと等しくなり、
これによりV CO(91の制御電圧VcはPLL回路
がロックしやすい電圧に設定される。
このようにローパスフィル外8)は完全積分型であり、
直流成分に対して帰還がが\っているわけでないので、
引き込み回路(2o)によってローパスフィルタ(8)
のアンプ(8b)に直流帰還をかけているわけである。
このようにすることによって、従来完全積分型フィルタ
の決定的な欠点であった人力データのデユーティ異常に
ょるロックはずれ、入力データのアイパターンが開いて
いないことによるロックはずれ等のトラブルから免れる
ことができる。特に可変速再生、アフクレコーディング
等、RF波形自体が大きく欠落する部分ができたとき等
すぐにPLL回路が引き込めるような周波数でV CO
(91が発振できるので良い。
また、第2図において、第2図AのようにRF波形の中
間においてノイズが7昆入しても■C○(9)の制御電
圧Vcはこれに応答して1時的に上昇するもすぐに引き
込み電圧Vpにより通常のレベルまで引き込まれ、次に
真のRF波形が到来したときはPLLがロックしやすい
泣訴にある。
第3図は高速サーチ(FF)時の場合を示すもので、A
ヘッド及びBヘッドの走査により得られたRF波形は第
3図Aに示すようにいわゆるそろばん玉状となる。この
ときローパスフィルタ(8)よりVC○(9)に与えら
れる制御電圧Vcは第3図已に示すようにヘッドによっ
て異なる。このことは早送り (FF)側と巻取り (
REW)Illのサーチで2つの異なるアジマスを持っ
たヘッドの実効相対速度に差が生じてサーチ速度が早く
なればなる程その差が拡大する。つまり、2つのヘッド
が再生するRF倍信号キャリヤの周波数(Y友いて来る
べきクロック周波数)に差が出て(ることを意味する。
そこで、引き込み電圧制御回路(20)で引き込み電圧
発生回路(21)より発生ずる引き込み電圧vpを制御
し、第3図Cに示すようにPLL回路が引き込みやすい
ような引き込み電圧Vpをヘッド毎に制御してやる。つ
まり、ローパスフィルタ(8)からの制御電圧Vcを第
3図Cに示すような引き込み電圧Vpを一致してやるよ
うにする。このとき、何もしなければロックはずれを起
こすか、疑似ロックするが、上述の如(制御電圧Vcを
引き込み電圧Vpと一致させるようにすることにより、
両方のRF波形できちんとロックがか\るようになる。
G2要部の構成 第4図は第1図の具体的回路構成の一例を示すもので、
第4図において第1図と対応する部分には同一符号を付
して示す。制御入力端子(23)は?jj数個の制御入
力端子(23a )〜(23f )から成り、例えば入
力端子(23a )にはシステムコントローラ(図示せ
ず)より16倍速再生の時ローレベルとなる信号が供給
され、入力端子(23b)にはシステムコントローラよ
り16倍速再生時テープ走行がリバース方向のときはハ
イレベルの信号、フォワード方向のときはローレベルの
信号が供給される。入力端子(23c)にはドラムサー
ボ回路(図示せず)より早送り (F F)モードでは
ハイレベルの信号、巻取り(REW)モードではローレ
ベル信号が供給される。入力端子(23d )にはドラ
ムサーボ回路よりAヘッドのときはローレベル、Bヘッ
ドのときにはハイレベルのスイッチングパルスが供給さ
れる。入力端子(23e)にはドラムサーボ回路よりサ
ーチモードではローレベルに、ノーマル再生モードでは
ハイレベルの信号が供給される。入力端子(23f )
にはドラムサーボ回路よりRF倍信号有るときはローレ
ベル、RF倍信号無いときはハイレベルの信号が供給さ
れる。
入力端子(23a ) 、  (23b )は引き込み
電圧制御回路(22)のアンド回路(22a )の各入
力端子に接続され、アンド回路(22a )の出力端子
はノア回路(22b )の一方の入力端に接続される。
入力端子(23c ) 、  (23d )はイクスク
ルーシブオア回路(22c )の各入力端に接続され、
イクスクルーシブオア回路(22c )の出力端はアン
ド回路(22d )の一方の入力端に接続される。入力
端子(23e)はアンド回路(22e)の一方の入力端
に接続され、入力端子(23f ’)はインバータ(2
2f)を介してアンド回路(22e )の他方の入力端
に接続される。アンド回路(22e )の出力端はイン
バータ(22g)を介してアンド回路(22d )の他
方の入力端に接続される。また入力端子(23e )が
ノア回路(22h )の他方の入力端に接続され、イク
スクルーシブオア回路(22c )の出力端がインバー
タ(22i )を介してノア回路(22h )の他方の
入力端に接続される。
ノア回路(22b )の出力端はインバータ(22j 
)を通り引き込み電圧発生回路(21)の抵抗器(21
a )を介してトランジスタ(21b )のエミ・ツタ
に接続され、アンド回路(22d )の出力端は抵抗器
(21c )を介してトランジスタ(21d )のエミ
ッタに接続される。トランジスタ(21b )のコレク
タは抵抗器(21e)を介してトランジスタ(21f 
)のベースに接続されると共に更に抵抗器(21g )
を介して負の電源端子−Bに接続される。トランジスタ
(21d )のコレクタは抵抗器(21h ’)を介し
てトランジスタ(21i )のベースに接続されると共
に更に抵抗器(2N )を介して負の電源端子−已に接
続される。トランジスタ(21b) 、  (21d)
のベースは接地されると共に可変抵抗器(21k )を
介して負の電源端子−Bに接続される。トランジスタ(
21f ) 、  (21i )の各エミッタは共に負
の電源端子−Bに接続される。
トランジスタ(21f ) 、  (21i )の各コ
レクタは夫々抵抗器(21m ) 、  (211)を
介して共通接続され、この共通接続点が可変抵抗器(2
1k )の摺動端子に接続され、また引き込み回路(2
0)の抵抗器(20a )を介してアンプ(20b )
の反転入力端子に接続されると共にコンデンサ(20c
 )を介して接地される。アンプ(20b)の反転入力
端子と出力端子間には抵抗器(20d )が接続され、
非反転入力端子と出力端子間には抵抗器(20e ) 
(2Of )が接続される。また、アンプ(20b )
の非反転入力端子は抵抗器(20g )を介してローパ
スフィルタ(8)の出力側に接続される。抵抗器(20
e )及び(2Of )の共通接続点は抵抗器(20h
 )を介してチャージポンプ回路(7)の出力側に接続
されると共に抵抗器(20i )を介してチャージポン
プダンパ回路(24)のアンプ(24a )の出力側に
接続される。なお、チャージポンプダンパ回路(24)
はチャージポンプ回路(7)の無駄な動作を抑制し、誤
差電圧の波形を整形して出すもので、その詳細は必要で
あれば特願昭60−255458号を参照されたい。
G3要邪の動作 ノーマル再生時には入力端子(23e )に供給される
信号がハイレベルとなると共に入力端子(23a)及び
(23c )に供給される信号がハイレベルとなり、こ
れが引き込み電圧制御回路(22)で論理処理されて引
き込み電圧発生回路(21)のトランジスタ(21b 
)、  (21d )に夫々ローレベルの信号が供給さ
れ、トランジスタ(21b )、(21d )がオフと
なり、これに伴ってトランジスタ(21f ) 。
(21i )がオフとなり、引き込み電圧発生回路(2
1)の出力側にはノーマル再生中一定の引き込み電圧V
pが発生される。従って引き込み回路(20)は上述の
如く、引き込み電圧Vpとローパスフィルタ(8)から
の制御電圧Vcを比較し、その誤差情報をローパスフィ
ルタ(8)に帰還し、制御電圧Vcが引き込み電圧Vp
と等しくなるようにする。
16倍速再生時には入力端子(23a)に供給される信
号がローレベルとなり、入力端子(23b )にはテー
プ走行がリバース方向のときハイレベル、フォワード方
向のときローレベルの信号が供給される。これが引き込
み電圧制御回路(22)で論理処理されてリバース方向
のときはノーマル再生時同様引き込み電圧発生回路(2
1)のトランジスタ(21b) 、  (21d)に夫
々ローレベルの信号が供給され、トランジスタ(21b
 ) 、  (21d )  がオフとなり、これに伴
ってトランジスタC21f )  。
(21i )がオフとなり、引き込み電圧発生回路(2
1)の出力側には一定の引き込み電圧Vpが発生される
。またフォワード方向のときは引き込み電圧発生回路(
21)のトランジスタ(21b )にハイレベル、トラ
ンジスタ(21d ’)にローレベル信号が供給され、
トランジスタ(21b ”)がオン、トランジスタ(2
1d ’)がオフとなり、これに伴ってトランジスタ(
21f )がオン、トランジスタ(21i )がオフと
なり、引き込み電圧発生回路(21)の出力側には抵抗
器(21m )に依存して所定量引き下げられた引き込
み電圧Vpが発生される。従って引き込み回路(20)
はリバース方向のときは一定の引き込み電圧Vpにロー
パスフィルタ(8)からの制御電圧Vcがなるように引
き込みを行い、フォワード方向のときは所定量引き下げ
られた引き込み電圧Vpにローパスフィルタ(8)から
の制御電圧Vcがなるように引き込み動作を行う。
高速サーチ時には入力端子(23e )に供給される信
号がローレベルとなり、入力端子(23c)には早送り
モードではハイレベル、巻戻しモードではローレベルの
信号が供給される。これが引き込み電圧制御回路(22
)で論理処理されて引き込み電圧発生回路(21)に供
給される。引き込み電圧発生回路(21)の動作を例え
ば早送り (FF)モ−ドの場合を例にとり、第3図を
も参照し乍ら説明する。
Aヘッドにて走査中で第3図Aに示すようなRF倍信号
得られる期間T1では引き込み電圧制御回路(22)よ
りローレベルの信号が引き込み電圧発生回路(21)の
トランジスタ(21b) 、  (21d)に供給され
、トランジスタ(21b) 、  (21d)がオフと
なり、これに伴ってトランジスタ(21f ) 。
(21i )がオフとなり、引き込み電圧発生回路(2
1)の出力側には第3図Cに示すようにノーマル再生時
と同様の一定の引き込み電圧Vpが得られる。
Aヘッド走査期間とBヘッド走査期間の中間でRF倍信
号ない期間T2では引き込み電圧制御回路(22)より
ハイレベルの信号が引き込み電圧発生回路(21)のト
ランジスタ(21b) 、  (21d)に供給され、
トランジスタ(21b) 、  (21d)がオンとな
り、これに伴ってトランジスタ(21f )  。
(21i )がオンとなり、引き込み電圧発生回路(2
1)の出力側には抵抗器(21m ) 、  (21j
2 )に依存して第3図Cに示すように所定量引き下げ
られた引き込み電圧Vpが得られる。
Bヘッドで走査中で第3図Aに示すようなRF倍信号得
られる期間T3では引き込み電圧制御回路(22)より
引き込み電圧発生回路(21)のトランジスタ(21b
 )にはハイレベル、トランジスタ(21d )にはロ
ーレベルの信号が供給され、トランジスタ(21b )
がオン、トランジスタ(21d )がオフとなり、これ
に伴ってトランジスタ(21f )がオン、トランジス
タ<21i )がオフとなり引き込み電圧発生回路(2
1)の出力側には抵抗器(21+m )に依存して第3
図Cに示すように期間T2の場合より若干少ない程度に
所定量引き下げられた引き込み電圧Vpが得られる。
Aヘッド、Bヘッドの走査中でない期間T4では上述の
期間T1と同様に引き込み電圧制御回路(22)よりロ
ーレベルの信号が引き込み電圧発生回路(21)に供給
されて各トランジスタがオフとなり、引き込み電圧発生
回路(21)の出力側には第3図Cに示すようにノーマ
ル再生時と同様の一定の引き込み電圧Vpが得られる。
このようにして得られる引き込み電圧Vpにローパスフ
ィルタ(8)からの制御電圧Vcが引き込まれて、次段
のV CO(91には早送りモード時第3図Cに示すよ
うな引き込み電圧Vp相当の制御電圧Vcが供給される
つまり、早送りモード時にはAヘッド、Bヘッドで走査
して得られる第3図Aに示すようなRF倍信号対応して
ローパスフィルタ(8)の出力側には第3図Bに示すよ
うな制御電圧Vcが得られるも、これをそのま\V C
O(91に供給するとPLL回路は発塩してしまうので
、この制御電圧Vcを第3図に示すような引き込み電圧
Vpで引き込み、この引き込み電圧vp相当の制御電圧
VcをVCO(9)に与え、PLL回路の引き込みの安
定性1.引き込み時間の短縮を図るようにいるわけであ
る。
H発明の効果 上述の如くこの発明によれば、PLL回路のローパスフ
ィルタの出力側に引き込み手段を設け、ローパスフィル
タの出力すなわちVCOの制御電圧と所定電圧すなわち
引き込み電圧を比較し、その比較誤差信号をローパスフ
ィルタに帰還して制御電圧を引き込み電圧に一致させる
ようにしたので、ノーマル再生時、可変速再生時の引き
込み動作の安定性が向上すると共に引き込み時間が短縮
され、ノーマル再生時オフトラックして来ても引き込み
能力があり、アフタレコーディングをやり、位相比較す
べきRF倍信号無くなっても安定に引き込むことができ
、しかも高速サーチを確実にして高速サーチが可能な速
度を著しく向上させることができ、アイパターンがとじ
て入力データのデユーティが多少ずれてきても安定な再
生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
及び第3図は動作説明に供するための線図、第4図はこ
の発明の要部の回路構成図、第5図は従来のPLL回路
を含むクロック抽出回路を示す回路構成図、第6図及び
第7図は第5図の動作説明に供するための回路構成図で
ある・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少くとも積分型ローパスフィルタを含むPLL回路にお
    いて、 上記ローパスフィルタの出力側に引き込み手段を設け、 上記ローパスフィルタの出力と所定電圧を比較し、 比較誤差信号を上記ローパスフィルタに帰還するように
    したことを特徴とするPLL回路。
JP61125130A 1986-05-30 1986-05-30 Pll回路 Expired - Lifetime JP2586453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61125130A JP2586453B2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30 Pll回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61125130A JP2586453B2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30 Pll回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62281617A true JPS62281617A (ja) 1987-12-07
JP2586453B2 JP2586453B2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=14902595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61125130A Expired - Lifetime JP2586453B2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30 Pll回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2586453B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006080991A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210731A (ja) * 1983-05-13 1984-11-29 Iwatsu Electric Co Ltd フエ−ズロツクドル−プ回路装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210731A (ja) * 1983-05-13 1984-11-29 Iwatsu Electric Co Ltd フエ−ズロツクドル−プ回路装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006080991A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Nec Electronics Corp クロックアンドデータリカバリ回路
US7715514B2 (en) 2004-09-10 2010-05-11 Nec Electronics Corporation Clock and data recovery circuit
JP4657662B2 (ja) * 2004-09-10 2011-03-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 クロックアンドデータリカバリ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2586453B2 (ja) 1997-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2554719B2 (ja) 記録データ読取り方式
US4577241A (en) Digital video tape recorder apparatus
EP0311151B1 (en) Apparatus for reproducing digital signals from magnetic tape
EP0319218B1 (en) Data reproducing apparatus
JPS62281617A (ja) Pll回路
JPS6396777A (ja) Pll回路
JPS6398879A (ja) クロツク生成回路
JPS61250865A (ja) 記録再生装置
JP3028819B2 (ja) Pll回路のロツク,アンロツク検出回路
JPH0654588B2 (ja) 信号再生装置
JPS63111724A (ja) クロツク再生位相同期回路
JPH0727693B2 (ja) クロツク抽出回路
JPH0734537Y2 (ja) 磁気記録再生装置のクロック再生装置
JPH0734536Y2 (ja) デジタルテ−プレコ−ダ
JP2659999B2 (ja) ヘリカルスキャン方式のテープ再生装置
JPS6396778A (ja) クロツク再生位相同期回路
JPH0787365B2 (ja) クロツク再生位相同期回路
JP2840255B2 (ja) 再生装置
JP2782435B2 (ja) 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置
JPS5924466A (ja) ビデオテ−プレコ−ダのキヤプスタンサ−ボ装置
JPH01155571A (ja) クロック発生回路
JPS6254875A (ja) クロツク再生回路
JPH0770165B2 (ja) クロツク信号再生装置
JPS63231769A (ja) ビツト同期回路
JPS63206964A (ja) 情報再生方式

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term