JP2006072645A - 商品宣伝方法、及び商品情提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品識別子が格納されて商品に付されたRFIDタグを、その商品を販売する上での広告宣伝媒体としても活用することができる商品宣伝方法、及び商品情報提供装置を提供する。
【解決手段】RFIDタグが付された商品の購入者と販売店との宣伝契約に基づいて、購入商品を身に付けて移動する宣伝契約者から読み取られた商品識別子がネットワークを介して受信されたとき、該販売店の販促情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品識別子が付された商品の購入者と契約を結び、身に付けた商品が移動する移動先で、その商品が販売された店舗名、商品名、定価などや、標章、品質、効能その他の商品表示を含む販促情報が読み取られた商品識別子に基づいて発信される商品宣伝方法及び商品情報提供装置に関する。
近年、小型で、多量の情報が記憶可能で、電磁波を無線で受信し、あるいは内蔵電源を用いて、その記憶された情報を外部に発信することが可能なRFIDタグが比較的安価に得られるようになり、その商品識別子を製造時に記憶させる一方、その商品識別子に対応する商品詳細情報をデータベースに蓄積し、製造段階においては、品質管理や生産管理に活用し、物流段階においては在庫管理や配送管理等に威力を発揮している。
さらに、昨今では、小売り段階における商品管理や販売管理にも活用されつつあり、例えば、アパレル製品等をクリーニング業者に依頼する場合、クリーニング業者はアパレル製品等に付されたRFIDタグを読み取ることにより素材等を正確に知り、その素材に合わせて適正な洗剤を用いて、色抜けのない適正なクリーニングが可能となる方法などが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
その他にも、例えば電気製品にRFIDタグを付し、その電気製品が廃棄されたときに、廃棄業者は原材料の構成情報を取得し、適切な処理が可能となることから、製造から廃棄に至るサイクルをRFIDタグにより管理することにより、地球環境に悪影響を与えないリサイクルを形成することも可能になる。
一方、提供される商品詳細情報は、所有者個々人にとっても有用である反面、RFIDタグに格納された情報は、離れた位置から読み取ることができるため、商品によっては、当事者以外にその商品詳細情報が読み取れないようにして欲しいという要望がある。
そこで商品販売時点で、プライバシーの確保を望む購入者を登録し、商品に付された商品識別子が受信されたときに、読み取った人が商品所有者自身か、あるいは許可された者であるか否かの確認を行い、商品詳細情報を提供する仕組みが考えられる。
他方、商品を販売する店舗は、メーカなどによる広告宣伝とは別に、ポスターや新聞折り込みなどの身近な手段を駆使して販売活動が行なわれている。
しかしながら、それらの手段では、必要な情報が必要なときに顧客に届けられる訳ではない上、ポスターなどにより関心を持ったとしても、必ずしも充分満足が得られる量の情報が得られなかったり、実際に購入するために必要な情報が記載されていないなど、コストに見合う効果が得られていないという意見も多い。
そこで、商品情報を表示し、顧客がどのような商品に興味を持っているかの情報収集が可能な商品情報配信システム及び商品情報配信方法が提案されている(特許文献2参照)
特開2003−159500号公報 特開2004−94589号公報
しかしながら、特許文献2に開示された方法などにおいては、センターにアクセスする際に、顧客を識別するICカード(あるいはスマートカード)が必要であること、ICカードや商品に付されたRFIDタグを読み取るリーダが必要であること、対象商品は、ショウケースや棚に陳列された販売前の商品であるという制約がある。
また、この方法では、顧客が興味を持っている商品等の情報を取得し、売れ筋や潜在ニーズを発掘して新たな商品開発に資することはできても、実際に販売している商品の販売促進には直結していない。
また、日常生活や社会生活において、身に付けている商品が話題になり、販売店や定価、あるいは品質や効能などを聞かれたときに詳細を記憶していなくても、その場ですぐに対応ができると便利なことも多い。さらに、実際にパンフレットを渡して照会する手間が省ける上、口コミ感覚でインセンテイブが得られれば、購入者にとってもメリットがあり、また販売店にとってもより有効な広告宣伝効果が得られるというメリットがある。
本発明は上記事情に鑑み、商品識別子が格納されて商品に付されたRFIDタグを、その商品を販売する上での広告宣伝媒体として活用することができる商品宣伝方法、及び商品情報提供装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の商品宣伝方法は、RFIDタグが付された商品の購入者と販売店との宣伝契約に基づいて、購入商品を身に付けて移動する宣伝契約者から読み取られた商品識別子がネットワークを介して受信されたとき、該販売店の販促情報を送信することを特徴とする。
このように、商品に付されたRFIDタグを活用して、その商品の販売店の販促情報が提供されるので、その商品を身につけた宣伝契約者が移動する都度、実物に基づく宣伝が行われ、低コストで大きな宣伝効果が得られる。
上記の目的を達成する本発明の商品情報提供装置は、RFIDタグが付された商品を購入する販売店と結んだ宣伝契約に基づいて、購入商品を身に付けて移動する宣伝契約者から読み取られた商品識別子がネットワークを介して受信されたとき、該販売店の販促情報を送信する商品情報提供装置であって、
上記商品の購入者と宣伝契約を結んだ販売店の店名、及び該商品の商品名を含む販促情報が蓄積された広告情報データベースと、
上記商品の所有者属性情報、上記商品識別子、及び上記宣伝契約に関する情報が蓄積された所有者商品情報データベースと、
ネットワークを介して上記商品識別子に基づく上記商品の参照要求を受けたとき、上記所有者商品情報データベースに蓄積された上記宣伝契約に関する情報を確認し、上記販促情報データベースに蓄積された該参照要求に係る上記販促情報を該ネットワークの端末に送信する情報提供手段と、を備えたことを特徴とする。
このように、商品に付されたRFIDタグを読み取った読み取り先に、その商品の販売店の販促情報が送信されるので、その商品を身につけた宣伝契約者が移動する都度、実物に基づく宣伝が行われるので、低コストで大きな宣伝効果が得られる。
本発明の商品宣伝方法及び商品販促情報提供装置によれば、日常生活や社会生活において、身に付けている商品を広告宣伝媒体として活用するので、小売店や末端需要者に至るまで、RFIDタグを付した商品が受け入れ易いものとなり、RFIDタグの普及促進が図れる。
以下に、本発明の商品宣伝方法及びその商品宣伝方法に用いる、本発明の商品販促情報提供装置の実施形態について説明する。
以下に説明する実施形態は、本発明の商品販促情報提供装置の実施形態である商品情報提供装置と、商品情報提供装置にネットワークを介して接続された通信事業者のセンターと、その通信事業者のセンターに接続された携帯端末センターと、その携帯端末センターにアクセス可能な携帯端末とにより構成された商品販促情報システムに基づいて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の商品販促情報システムにおいては、メーカで商品が製造されたときに商品識別子が付与され、その商品識別子を格納したRFIDタグに何らの付加情報も追記されない状態で、格納された商品識別子がキー情報となり、その商品識別子を有する商品の所有者との宣伝契約の有無が判別され、宣伝契約がなされているときには、商品識別子を読み取った第3者に、商品の名称、販売店、定価などの販促情報が提供される仕組みである。
図1は、第1の実施形態の商品販促情報システムの概略構成図である。
図1に示す、商品販促情報システムは、商品情報提供装置(センター)10と、商品情報データベース(以下、「商品情報DB」と称する。)6と、ネットワーク50を介して商品情報提供装置10に接続される各端末20〜22とにより構成されている。
ここで、本実施形態で取扱う商品11a〜11cには、商品個々の識別を可能にするために商品識別子(以下「識別ID」と称する。)が記録されたRFIDタグ12が付されている。
RFIDタグ12に記録された識別IDは、使用される周波数帯域や変調方式などの違いにより数十センチメートルから数メートル離れた位置からリーダ・ライタ等を用いて読み取ることができる。また、商品情報提供装置10は、例えば所定のメーカ、あるいは所定の業界に加盟するメーカが製造する商品を取り扱い、予め取り扱う商品の識別IDの範囲を決めておくことができる。なお、ここでは、1つの商品情報提供装置10が設けられた商品販促情報システムを示しているが、各メーカや各業界の商品をそれぞれ取り扱う複数の商品情報提供装置10を備えることもできる。
また、各端末20〜22のうち、販売店端末20は、扱う商品に応じて該当する商品情報提供装置10にネットワーク50を介して直接接続され、それ以外の、購入者端末や参照者端末(例えば携帯端末)21〜22は、メニュー選択により所定の通信事業者のセンターに接続された後、そのセンターにおいて読み取った識別IDにより該当する商品情報提供装置10が識別され、各端末20〜21と商品情報提供装置10相互が接続されるように構成されているが、必ずしもこれに限定されない。さらに、1つのメーカの商品を取り扱う販売店は、1つに限定される必要はなく、複数店あってもよい。また各販売店の端末は、複数のメーカそれぞれに対し、複数の端末を設置しても構わない。
商品情報提供装置10は、商品に付されたRFIDタグ12に格納された識別ID、対応する販促情報を識別する広告識別子(以下「広告ID」と称する。)、及び商品の所有者を表す所有者識別子(以下、「所有者ID」と称する。)を含む情報が括り付けられて格納された所有者商品情報データベース(以下、「所有者商品情報DB」と称する。)1と、広告IDに対応する販促情報が格納された広告情報データベース(以下「広告情報DB」と称する。)2と、RFIDタグ12が付された商品を購入し、販促情報の広告宣伝を行う宣伝契約が締結されたときに、識別IDによるリンク先を広告情報DBのアドレスに変換するアドレス解決データベース(以下「アドレス解決DB」と称する。)3と、ネットワーク50を介して、販売店端末20、購入者端末21、参照者端末22から識別IDにより、広告宣伝契約の結果を登録する登録要求、商品ID12に基づく販促情報の参照要求や、販促情報の広告宣伝を中断する中断要求を受信し、それらの要求と共に受信した店情報(有資格者ID)、識別ID、所有者IDに基づいて、例えば販促情報の広告宣伝の許否を判別する判別手段4と、判別手段により許可されたときに広告情報DBから対応する販促情報を送信する情報提供手段5とを備えている。
ここで、本実施形態の商品情報提供装置10は、アドレス解決DB3を備えているが、例えば宣伝契約が締結された商品のみを収容する場合などには設ける必要はない。また、判別手段は必ずしも設ける必要はなく、例えば情報提供手段5が兼ねることも可能である。
所有者商品情報DB1には、広告宣伝契約を締結した契約者にインセンテイブとして与えられる、付与ポイントが記録される誘導ポイント記録部と貢献ポイント部とが設けられている。
さらに、本実施形態の商品販促情報システムでは、広告宣伝契約を締結した契約者を登録する広告者情報データベース(以下「広告者情報DB」と称する。)7と、参照者端末22で宣伝契約がなされた識別IDが参照されたときに、その参照者の識別子(例えば、携帯端末の番号など)、及び参照された識別IDが記録される参照者情報データベース(以下「参照者情報DB」と称する。)8と、各識別IDを参照したり、その識別IDを有する商品が購入されたときの詳細情報が記録されるマーケット情報データベース(以下「マーケット情報DB」と称する。)9と、が備えられている。ただし、広告者情報DB7、参照者情報DB8、マーケット情報DBは9必ずしも必要ではない。
また、本実施形態における広告情報DB2は、識別IDに対応する商品名や定価、販売店などに関する情報が格納され、商品の品質や効能その他の商品表示に関する情報は、各端末(例えば携帯端末)で所定の操作を行ったときに、メーカが所有する商品情報DB6にリンクが張られ、その商品情報DB6から所定の情報が提供されるように構成されている。
商品情報DB6は、メーカにより商品が製造されたときに、製造された商品に付されるRFIDタグ12に格納される識別IDと対応させて、商品の製造年月、製造番号、製造工場を始め、その商品の原材料、製法、成分割合、品質、用途、用法、効能、定格、標章その他の商品表示や注意事項、豆知識、などの商品詳細情報が蓄積される。
ここで、本実施形態では、広告情報DB7と商品情報DB6との間に張られたリンクにより必要な商品表示の情報が提供されるように構成されているが、予め広告情報DB6に必要な情報をダウンロードしておくこともできる。
各端末20〜22は、販売店に設置される販売店端末20、購入者が所有している購入者端末21、及び第3者が所有する参照端末22に分類される。
販売店端末20は、例えばパーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する。)にRFIDリーダ・ライタ20aが接続された据置きタイプのものが主として用いられ、商品情報提供装置10に予め識別子が登録されている。なおPCには、ジョブの種類が、例えば登録、参照、などと画面表示されるので、必要なジョブを選択することができる。
ここでは、RFIDリーダ・ライタ20aは、PCのRS−232C、USBなどインタフェースに接続されているが、必ずしもこれに限定される必要はない。
購入者端末21及び参照端末22は、持ち運びが自在な携帯端末が主として用いられるが、RFIDタグ12に格納された識別IDを読み取る機能を有するものであればよい。具体的には、RFIDタグ12のリーダとしての機能が付加された携帯電話などで、メニュー選択を行った後、RFIDタグ12が読み取られると、読み取られた識別IDは、携帯端末のセンターに送られ、センターは、識別IDを解読してそれぞれ該当の商品情報提供装置10に、その識別IDと、送信された携帯端末などの識別情報と、を送信する。
図2及び図3は、本実施形態の商品販促情報システムに備えるデータベースに蓄積されるデータ形式と各データ相互の関係を示す図である。
図2には、所有者商品DB1と、広告者情報DB7と、広告情報DB2に蓄積された一部の広告情報と、商品情報DB6に蓄積された一部の商品情報と、RFIDタグ12に格納された識別IDを含むRFIDコード情報と、が示されている。
ここで扱う商品には、メーカで製造されたときに各商品固有の識別ID(例えばID01)が付されると共に、関連する情報として、機関ID(例えばmed1)、企業ID(例えばcam11)、製品ID(例えばshss001)、及びシリアルNo(例えば0213811)が付され、RFIDコード情報としてRFIDタグ12に格納されている。
商品情報DB6は、メーカ等毎に構築され、商品の識別IDと、その商品と同一ロットの情報、例えば商品名、製造工場、素材などや品質、用量、用法、効能、定格その他の商品表示や、注意事項、賞味期限などの商品詳細情報とがリンクされて蓄積されている。したがって、識別IDをキーとして、その商品に関する詳細情報を抽出することができる。
所有者商品情報DB1は、本実施形態の情報提供装置10の主要部を構成するデータベースで、メーカで製造された該当商品が、流通段階を経て販売店に卸されたときに、個々の商品の識別IDが、各販売店の識別子を所有者IDとしてデフォルト設定され、以後、各販売店で商品が販売される都度、その所有者IDは、商品を購入した購入者のIDに変更される。また、その商品が購入されたときに、宣伝契約が締結されたときは、販促情報により宣伝を行うことの可否が記録される領域と、販売店の情報を含む販促情報が格納された広告情報DB2のアドレス(広告ID)が記録される領域と、識別IDが読み取られ販促情報が参照されたときに宣伝契約者に付与されるポイント(本発明の第1のポイントに相当する。)が記録される誘導ポイント記録領域と、その販促情報の閲覧等によって商品が購入されたときに宣伝契約者に第1のポイントよりも多く付与されるポイント(本発明の第2のポイントに相当する。)が記録される貢献ポイント記録領域とが設けられている。
ここで、販促情報により宣伝を行うことの可否を記録する領域には、宣伝契約が締結されたときに「可」が記録される。しかし、時宜に応じて、販促情報の提供を中断したい場合に対応するために「否」が記録されることがある。なお、必要により、商品情報や販促情報が全く表示されない「全否」を設定する領域を設けてもよい。
広告者情報DB7は、購入による新たな所有者の所有者ID(例えばS001)と、所有者名(例えば△川◇子)と、連絡先(例えば静岡県……)と、e−mail(例えばS001@mai.com)などが記録される領域を有し、各販売店で商品の購入者と宣伝契約が締結されたときに、販売店端末からネットワークを介して商品情報提供装置10に登録される購入者情報が蓄積される。
広告情報DB2は、各販売店で販売される商品の販促情報に対して広告IDが付与され、その広告IDをキーとして、販売店名(例えば○×店)、商品名(例えば○○○)、定価(△△△円)、特典(期間限定、送料無料)、商品詳細情報(商品情報DBのリンク先アドレス)、参照や購入に伴いポイントが付与される付与先などが記録されている。
ここで、本実施形態の情報提供手段は、携帯端末の画面に、図示したようなWebページを表示させることができる。その場合、表示された画面に購入釦を表示し、画面を見た参照者が直ちにその商品を注文することができるようにすることもできる。
RFIDタグ12に格納されているRFIDコード情報のうちの識別IDは、商品が各販売店に卸されたときに、一括して所有者商品情報DB1に登録される。また、宣伝契約の際に広告者情報DB7に登録された情報のうち、商品の所有者IDは、所有者商品情報DB1にも登録される。さらに、所有者商品情報DB1の広告情報の記録領域に、広告の可否と、販売店毎の販促情報が格納される広告情報DB2のアドレス(広告ID)とが記録され、広告IDと広告情報DB2の所定のアドレスとの間に、リンクが張られる。
図3には、アドレス解決情報DB3と、参照者情報DB8と、マーケット情報DB9と、が示されている。
ここで扱われる商品が各販売店に卸されたとき、その商品に付された識別IDが読み取られると、読み取られた識別IDは、例えば通信事業者のセンターに送られ、予め決められた商品情報提供装置10にその識別IDの情報が送信される。商品情報提供装置10では、その識別IDと、同時に送られた所有者IDとに基づいて、その所有者が登録されている販売店などであるときは、所有者商品情報DB1を参照してその識別IDが付された商品の詳細情報の取得を認証する。
本実施形態の商品販促情報システムにおいては、販売店で商品が売られ、その商品の購入者と宣伝契約が締結されると、購入者がその商品を身につけて移動したときに、移動先で第3者が、例えば携帯端末のRFIDリーダ機能を用いてその商品に付された識別IDを読み取ると、その商品の販売店の情報を含む販促情報がその携帯端末に表示されるようにする必要がある。そこで、図3(a)に示すように、アドレス解決情報DB3を備え、各識別IDのうち、宣伝契約が締結されたものは、該当する販売店の販促情報(広告IDを有する。)が提供される広告情報DB2のアドレス情報と識別IDとがアドレス解決情報DB2に登録される。それにより、所有者商品情報DB1の広告情報領域にアドレス情報が記録され、その記録されたアドレスを有する広告情報DB7との間に、リンクが張られる。
また、図3(b)に示すように、参照者情報DB8は、例えば携帯端末から商品の識別IDが参照されたときに、参照者の情報を登録し、DMやアンケートなどを送信し販促活動に資することを可能にするものであり、参照者により参照された識別ID(例えばID01)と、携帯端末の所有者を確認する電話番号などと、参照者識別ID(D001)などが記録される。また、ここには図示されていないが、参照者により参照された商品がその参照者により購入されたときに付与されるポイントを記録することもできる。
ここで、参照者の携帯端末から商品情報提供装置へのアクセスや販促情報の提供は、必ずしもWebページ上で行う必要はなく、例えばメールを用いることも可能であり、参照者識別IDとしては、メールアドレスであってもよい。
さらに、図3(c)に示すように、マーケット情報DB9は、商品の売れ筋や販売好調地域の把握、この宣伝方法による商品別販促効果を確認するためのもので、情報種別(参照、購入の別)、識別ID(例えばS001、S002など)、携帯端末のGPS(Global Positioning System;m単位で測位された緯度・経度情報を通知する機能を有する。)機能、又はRFIDタグに備えるセンサ(GPS機能付き)により把握されるアクセス場所(例えば緯度、経度)、アクセス日(yy:mm:dd)、アクセス時間(hh:mm:ss)、特記事項(例えば色違い商品を購入など)などの情報が、参照及び購入の都度、記録される。
図4は、本実施形態の商品販促情報システムにおける商品購入者と販売店との宣伝契約の概要を説明する図である。
ここでいう宣伝契約は、RFIDタグ12が付された商品、例えば和服、アパレル、靴、バッグ、スポーツ用具、自転車、レジャー用品などを購入した購入者と販売店との間で契約を締結するもので、契約の内容は、RFIDタグ12が付された商品を身に付けて外出したときに、外出先でその商品に興味を抱いた第3者が、携帯端末などを用いて無線でRFIDタグ12からRFIDコードを読み取り、読み取ったそのコード情報をセンター10に送ったときに、センター10から商品名、定価、販売店、商品の品質をはじめとする商品表示などの販促情報(広告情報)を携帯端末に表示することを許容するものである。
図に示すように、商品購入者(宣伝契約者)30は、いわば「動く広告塔」の役割を果たし、販売店は、興味を抱いた人に、知りたい情報を瞬時に与えることができる上、通信手段等を介して商品販売(ショッピング)につながることも充分期待できるというメリットがある。
一方、購入者30は、特段のアクションを伴うことなく、日常の生活を通じて、移動先や日常会話の中で、RFIDタグからRFIDコードが読み取られ、販促情報が第3者に表示される都度、ポイントが付与され、商品販売につながれば、より多くのポイントが付与されるというメリットがある。
ただし、プライバシーの観点から、携帯端末に表示される情報の種類を数段階に分類し、契約に応じて情報の内容を制限することにしてもよい。また、後述するように、常時「動く広告塔」である必要はなく、時宜に応じて、契約者が広告可否の設定を変更することにより、センター10に参照要求が送られても販促情報が表示されるのを一時中断することも可能である。
また、携帯端末にGPS機能を搭載する(あるいはRFIDタグ12にGPS機能を付加する)ことにより、RFIDタグ12からRFIDコードを読み取ったときに、読み取ったコード情報と共に、GPS機能により測定された位置情報をセンター10に送り、センター10は、それらマーケット情報をマーケット情報DBに記録する。各販売店は、定期的又は随時、マーケット情報DBに記録されたマーケット情報により商品がいつ何処で読み取られたかを知ることができるので、地域ごとの売れ筋や人気度を把握し、商品販売に活用することができる。
次に、図5〜図9を用いて、本実施形態の商品販促情報システムの作用(本発明の商品宣伝方法の実施形態に相当する。)について説明する。
図5〜図9に示す情報提供装置(センター)、及び各端末は図1において説明したものと同じであり、ここではそれらの説明は省略する。
図5は、販売店端末から宣伝契約に基づく登録を行う場合を示す図である。
図5に示すように、販売店に展示された商品には、商品を識別する識別ID(以下、図5〜図9、図15において「商品ID」と表示する。)を含むRFIDコードが記録されたRFIDタグ12が付されており、それらの商品が売れたとき、販売店は、商品の購入者と宣伝契約の交渉を行う。
契約が成立したときは、販売店は、購入者を識別する、例えば携帯電話番号、又はメール番号などを基に、所有者IDを設定する。
そして、広告登録要求コード(例えばADDCM)と、購入商品のRFIDタグに記録されたRFIDコード(T001)と、販売店の識別子としての有資格者ID(S001)と、設定された所有者ID(U001)とを商品情報提供装置10に送信する。
商品情報提供装置10は、受信した電文から、広告登録要求であることがわかるので、広告登録要求処理を行う(S1)。
次に、受信した電文のRFIDコード(T001)に含まれる識別IDにより、所有者商品情報DB1を検索し、該当する識別IDの所有者IDを抽出する。そして、受信した有資格者ID(S001)と、抽出された所有者IDとを照合し、一致すれば登録を認証する(S2)。
認証が完了すると、アドレス解決情報DB3の管理元IDを、店舗に変更する(S3)。
次に、所有者商品情報DB1の所有者IDを、受信した所有者ID(U001)に変更する一方、広告情報に、広告許可の情報と広告情報DB2にリンクする広告IDとを設定する(S4)。
これにより、商品情報提供装置10は、識別IDによる商品の参照要求を受けたときに、アドレス解決情報DB3の該当識別IDが「店舗」に変更されているときは、所有者商品情報DB1を検索し、「広告許可」の情報が設定されている場合には、リンクが張られた広告IDの販促情報を、参照要求を受けた携帯端末に送信することや、誘導ポイント領域に付与されるポイントを加算することができる。
なお、変更あるいは設定が完了したならば完了電文を、エラーならばエラー電文を作成し、販売店端末に返信する(S5)。
図6は、各端末から参照要求を行う場合を示す図である。
図6に一例を示すように、参照者端末(例えば携帯端末)22で、RFIDタグ12が読み取られ、読みとられたRFIDコード(T001)と、参照者端末22の識別子(U001)と、広告情報参照要求であることを表す広告情報参照要求コード(DSPCM)とが、所定のアドレス(商品情報提供装置)に送信される。
商品情報提供装置10は、受信した電文から、広告参照要求であることがわかるので、広告参照処理を行う(S6)。
次に、受信した電文のRFIDコード(T001)に含まれる識別IDにより、所有者商品情報DB1を検索し、該当する識別IDの広告許可の有無を確認する(S7)。
広告許可がなされているときは、付与されるポイントを所有者商品情報DB1における誘導ポイントに加算すると共に、広告情報DB2のリンク先の販促情報を参照可能の状態にする(S8)。
また、参照者が参照した商品を購入したときにポイントを付与するため、参照者情報DB8に参照者識別子(U001)を記録する(S9)。
これにより、「動く広告塔」である宣伝契約者、及び「動く広告塔」から販売店の情報などを参照した参照者双方のインセンテイブになる。
参照要求の処理が完了すると、広告情報DB2のリンク先の販促情報に基づいて参照者端末への表示電文を、またエラーであるときはエラー電文を作成する(S10)。
例えば、広告許可が否であることによるエラー電文は、「ただいま、都合により広告参照サービスは中断中です。」などが考えられる。
また、参照者端末22への表示電文としては、例えば図の左下(広告ID;CM01)に示すような、参照要求を受けた識別ID(A001)に関する情報(店舗名○×店、商品名○○○、定価△△△円、特典???、商品詳細、及び「購入」釦)が考えられる。なお表示された画面において「商品詳細」がクリックされると、リンク先である商品情報DBから識別ID(T001)に関する所定情報(製造工場、商品名、材質など)が表示されるように構成することができる。
図7は、各端末から商品購入を行う場合を示す図である。
図7に一例を示すように、参照者端末(例えば携帯端末)22には、図6で参照された販促情報が表示されている。なお、RFIDタグから読み取ったとき、気になる商品の販促情報は、基本的にURIでアクセスできるWWWサーバ上にあるので、そのURIを端末のWWWブラウザソフトに登録し、後で参照、表示することができる。再呼を行うと、その参照要求が所定のアドレス(商品情報提供装置)に送信され、参照者端末22には図の左下(広告ID;CM01)に示すような、参照要求に係る識別ID(A001)の販促情報が表示される。
表示画面には「購入」釦が設けられているので、その商品を購入したい場合には、その「購入」釦をクリックする。すると、参照者端末から購入要求コード(BUY)と、広告ID(CM01)とが商品情報提供装置10に自動送信され、商品情報提供装置10は、送信された電文に基づいて、店舗のショッピングシステムに取り次ぐ。
店舗のショッピングシステムは、受信した電文が商品購入要求であることから商品購入処理を行う(S11)。
受信した広告IDから、その広告IDが登録されているか否かを確認すると共に、広告情報DBを参照して広告情報の有効性(例えば期間限定がなされていないかなど)を確認する(S12)。
広告情報が有効であるときは、商品購入処理を行う(S13)。例えば、参照者端末22に案内情報を送信し、参照者端末から購入者の識別情報(ここでは、携帯端末のアドレス;U001)や、クレジットの番号や電話番号、生年月日などの顧客情報を受信する。そして、クレジット会社にクレジット番号、電話番号、住所などを確認する。
確認が完了したら、購入者に付与するポイントを発行し、商品情報提供装置10に通知する(S14)。なお、商品情報提供装置10は、所有者商品情報DB1の貢献度ポイント領域に付与されたポイントを記録する。
そして、購入処理が完了したら、販売店からのお知らせを含む完了電文を、広告情報の有効性がない場合や、クレジット番号が確認されない場合など、エラーならばエラー電文をそれぞれ作成する(S15)。作成された電文は、参照者端末22に送信され、表示される。
図8は、購入者端末から広告中断要求を行う場合を示す図である。
図8に一例を示すように、宣伝契約を行った購入者が、一時的な都合により、「動く広告塔」の機能を中断したいときは、購入者端末(例えば携帯端末)21のメニュー画面から広告中断要求を選択する。そして、該当する商品のRFIDタグ12をその購入者端末21で読み取ると、その購入者端末21から商品情報提供装置10に、広告中断要求であることを表す広告中断要求コード(STPCM)と、該当する商品のRFIDコード(T001)と、所有者ID(例えば携帯端末のアドレスなど;U001)と、が送信される。
商品情報提供装置10は、受信した電文から広告中断要求であることがわかるので、広告中断処理を行う(S16)。
次に、受信した所有者ID(U001)と、所有者商品情報DB1に記録された所有者IDとを照合することにより、受信した所有者ID(U001)の認証を行う(S17)。
相互が一致し、認証がなされると、該当する識別IDの広告可否の情報を「否」に変更する(S18)。
変更が完了したら完了電文を、認証に失敗するなどエラーであれば、エラー電文をそれぞれ作成する(S19)。なお、作成された電文は、購入者端末21に送信され、画面表示される。
図9は、購入者端末から広告再開要求を行う場合を示す図である。
図9に一例を示すように、宣伝契約を行った購入者が、「動く広告塔」の機能を中断し、中断中の機能を再開したいときは、購入者端末(例えば携帯端末)21のメニュー画面から広告再開要求を選択する。そして、該当する商品のRFIDタグ12をその購入者端末21で読み取ると、その購入者端末21から商品情報提供装置10に、広告再開要求であることを表す広告再開要求コード(RSTPCM)と、該当する商品のRFIDコード(T001)と、所有者ID(例えば携帯端末のアドレスなど;U001)と、が送信される。
商品情報提供装置10は、受信した電文から広告再開要求であることがわかるので、広告再開処理を行う(S21)。
次に、受信した所有者ID(U001)と、所有者商品情報DB1に記録された所有者IDとを照合することにより、受信した所有者ID(U001)の認証を行う(S22)。
相互が一致し、認証がなされると、該当する識別IDの広告可否の情報を「可」に変更する(S23)。
変更が完了したら完了電文を、認証に失敗するなどエラーであれば、エラー電文をそれぞれ作成する(S24)。なお、作成された電文は、購入者端末21に送信され、画面表示される。
ここで、本実施形態の商品情報提供装置10は、受信した電文から広告再開要求を受けたときに、広告再開処理を行うよう構成されている。しかし、必ずしもこの構成に限定される必要はなく、例えば、広告中断処理から一定時間経過したら自動的に再開されるように構成することにしてもよい。
図10〜図14は、商品情報提供装置における各種処理のフローチャートを示す図である。
図10は、商品情報提供装置における各種処理の全体を示す図である。
商品情報提供装置では、各端末からの処理要求に基づいて、広告参照要求処理(S110)、広告登録要求処理(S120)、広告中断要求処理(S130)、広告再開処理(S140)を行い、広告参照要求処理(S110)を行う場合には、図11に示すAに、広告登録要求処理(S120)を行う場合には、図12に示すBに、広告中断要求処理(S130)を行う場合には、図13に示すCに、広告再開処理(S140)を行う場合には、図14に示すDにそれぞれ移行する。
図11に示すように、広告参照要求処理(S110)を行う場合には、商品所有者情報DBにより広告許否の状態がチェックされ(S111)、広告が「可」のときは、宣伝契約を行っているその商品の広告者に参照時に付与されるポイントが発行され誘導ポイント領域に加算される(S112)。また、参照要求を行った参照者の情報が参照者情報DBに記録され(S113)、さらにマーケット情報DBに所定の情報が記録される(S114)。そして、広告情報にリンクされた広告情報DBから該当の販促情報が取得される(S115)。なお、広告が「否」のときは、エラー電文が作成される(S116)。
図12に示すように、広告登録要求処理(S120)を行う場合には、商品を卸したときに登録された、各商品の所有者である販売店からの要求であるか否かを確認し(S121)、販売店からの登録要求であることが確認された場合には、アドレス解決情報DBに登録されている管理元IDを店舗に変更する(S122)。そして、所有者商品情報DBの広告情報登録領域の広告可否を「可」と記録すると共に、販売店から提供される販促情報のアドレスに相当する広告IDを記録する(S123)。
一方、販売店からの要求でないときはエラー電文を作成する(S124)。
図13に示すように、広告中断要求処理(S130)を行う場合には、その要求が、宣伝契約を行っている商品の所有者であるか否かを確認し(S131)、確認されたときは、所有者商品情報DBの広告情報登録領域の広告可否が「可」となっていることを確認する(S132)。そして、「可」となっている場合には、「否」に変更する(S133)。
一方、宣伝契約を行っている商品の所有者でないとき、あるいは広告可否が「可」となっているときときはエラー電文を作成する(S134、S135)。
図14に示すように、広告再開処理(S140)を行う場合には、その要求が、宣伝契約を行っている商品の所有者であるか否かを確認し(S141)、確認されたときは、所有者商品情報DBの広告情報登録領域の広告可否が「否」となっていることを確認する(S142)。そして、「否」となっている場合には、「可」に変更する(S143)。
一方、宣伝契約を行っている商品の所有者でないとき、あるいは広告可否が「可」となっているときときはエラー電文を作成する(S144、S145)。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の商品販促情報システムは、第1の実施形態におけるRFIDタグと異なり、付されたRFIDタグに付加情報を追記可能であるか、あるいは販売店で商品が販売されたときに新たなRFIDタグを付し、情報を書き込む点が相違する。しかし、いろいろなRFIDタグが混在する場合にも対応できるように、第1の実施形態の商品販促情報システムの構成は変更せず、それにRFIDタグに情報を記録するRFIDライタが追加された構成をとっている。
図15は、第2の実施形態の商品販促情報システムを示す概略構成図である。
本実施形態の商品販促情報システムは、販売店端末20に、RFIDタグ12に必要な情報を記録するRFIDライタ20bを備える点を除外すれば、第1の実施形態と構成要素が同じである。したがって、相違点について説明し、重複する説明は省略する。
図15に示すように、販売店端末20は、RFIDリーダ20aに加え、RFIDタグ12に情報を書込むRFIDライタ20bを備えている。
販売店は、商品が販売され、購入者と宣伝契約が締結されると、その販売店の販促情報が格納された広告情報DB2のアドレスに相当する「広告ID」や、広告契約により販促情報を参照者に提供することを許可することを表す「広告可」に関する情報、あるいは参照者が参照端末(例えば携帯端末)22から参照要求を行ったときに、その呼が商品情報提供装置10に直接接続されるように、「商品情報提供装置のアドレス」などが記録される。これらの情報は、RFIDタグ12に追記する場合と、新たなRFIDタグ12に記録する場合とでは、メモリ容量の違いがあるので、書込可能なメモリ容量に合わせて、何れかを選択して記録することも、さらに別の情報を記録することも可能である。
このように、RFIDコード以外の情報が記録されていると、商品情報提供装置10は、その都度各DBを参照することなく受信した情報により、直ちに確認などができるので、販促情報の提供が迅速化される。
本発明の商品販促情報システムにおいては、商品が製造されたときにRFIDタグに格納された商品識別子を活用し、商品購入者と販売店との間で宣伝契約を結んで、商品の名称、販売店名、定価などの販促情報を提供する仕組みであるが、提供される情報は、当該販売店の特定商品の販促情報に限らず、関連商品、例えば商品が帽子であればサングラスの情報、ゴルフ用品であれば特約ゴルフ場等の割引情報など、あるいは支店や系列店の名称や場所、電話番号などを含めることもできる。また、宣伝契約を、メーカや卸業者と購入者間で行い、提供される販促情報は、その商品を購入した販売店に関する情報に限定することにしてもよい。
第1の実施形態の商品販促情報システムの概略構成図である。 本実施形態の商品販促情報システムに備えるデータベースに蓄積されるデータ形式と各データ相互の関係を示す図である。 本実施形態の商品販促情報システムに備えるデータベースに蓄積されるデータ形式と各データ相互の関係を示す図である。 本実施形態の商品販促情報システムにおける商品購入者と販売店との宣伝契約の概要を説明する図である。 販売店端末から宣伝契約に基づく登録を行う場合を示す図である。 各端末から参照要求を行う場合を示す図である。 各端末から参照要求を行う場合を示す図である。 購入者端末から広告中断要求を行う場合を示す図である。 購入者端末から広告再開要求を行う場合を示す図である。 商品情報提供装置における各種処理のフローチャートを示す図である。 商品情報提供装置における各種処理のフローチャートを示す図である。 商品情報提供装置における各種処理のフローチャートを示す図である。 商品情報提供装置における各種処理のフローチャートを示す図である。 商品情報提供装置における各種処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態の商品販促情報システムを示す概略構成図である。
符号の説明
1 所有者商品情報DB
2 広告情報DB
3 アドレス解決情報DB
4 判別手段
5 情報提供手段
6 商品情報DB
7 広告者情報DB
8 参照者情報DB
9 マーケット情報DB
10 センター(商品情報提供装置)
11a〜11c 商品
12 RFIDタグ
20 販売店端末
20a、21a、22a RFIDリーダ
20b RFIDライタ
30 購入者(動く広告塔)
50 ネットワーク

Claims (9)

  1. RFIDタグが付された商品の購入者と販売店との宣伝契約に基づいて、購入商品を身に付けて移動する宣伝契約者から読み取られた商品識別子がネットワークを介して受信されたとき、該販売店の販促情報を送信することを特徴とする商品宣伝方法。
  2. 前記宣伝契約者の移動先で、第3者の所有する携帯端末で読み取られた商品識別子を伴う商品の参照要求が受信されたとき、前記販促情報の送信の可否を確認し、該携帯端末に該商品の販売店名、あるいは該販売店名と商品名を含む該販促情報を送信することを特徴とする請求項1記載の商品宣伝方法。
  3. 前記携帯端末は、前記商品の参照要求と購入要求との選択画面を表示するプログラムが格納されたものであって、
    該携帯端末に、前記商品の参照要求に対応する前記販促情報を送信したときに、前記宣伝契約者に第1のポイントを付与し、該携帯端末から前記購入要求が受信され、対応する商品が販売されたときに、該宣伝契約者に第2のポイントを付与することを特徴とする請求項2記載の商品宣伝方法。
  4. 前記宣伝契約者の識別子を予め登録し、登録された該識別子及び前記商品識別子を伴った該宣伝契約者からの広告中断要求に基づいて前記販促情報の送信を一時的に否に設定することを特徴とする請求項2記載の商品宣伝方法。
  5. RFIDタグが付された商品を購入する販売店と結んだ宣伝契約に基づいて、購入商品を身に付けて移動する宣伝契約者から読み取られた商品識別子がネットワークを介して受信されたとき、該販売店の販促情報を送信する商品情報提供装置であって、
    前記商品の購入者と宣伝契約を結んだ販売店の店名、及び該商品の商品名を含む販促情報が蓄積された広告情報データベースと、
    前記商品の所有者属性情報、前記商品識別子、及び前記宣伝契約に関する情報が蓄積された所有者商品情報データベースと、
    ネットワークを介して前記商品識別子に基づく前記商品の参照要求を受けたとき、前記所有者商品情報データベースに蓄積された前記宣伝契約に関する情報を確認し、前記販促情報データベースに蓄積された該参照要求に係る前記販促情報を該ネットワークの端末に送信する情報提供手段と、を備えたことを特徴とする商品情報提供装置。
  6. 前記情報提供手段は、所定のWebページを表示すると共に、前記端末に前記商品の参照要求と購入要求との選択画面を表示するプログラムが格納されたものであって、該所定のWebページ上で要求を受けたときに、要求を受けた前記端末に該プログラムを送信することを特徴とする請求項5記載の商品情報提供装置。
  7. 前記所有者商品情報データベースは、前記購入者に付与されるポイントが記録されるポイント記録領域を有し、
    前記情報提供手段は、前記端末に前記参照要求に基づく販促情報が送信されたときに、前記購入者に第1のポイントを、該端末で前記購入要求が選択され該商品が販売されたときに第2のポイントをそれぞれ付与し、付与された該ポイントそれぞれを前記ポイント記録領域に記録することを特徴とする請求項5記載の商品情報提供装置。
  8. 前記参照要求を受けた前記端末の識別子と前記商品識別子とを記録する参照者情報データベースを有し、
    前記情報提供手段は、前記端末で前記購入要求が選択され前記商品が販売されたときに、前記参照者情報データベースに該端末の識別子が記録されている場合には、該端末の所有者に付与されるポイントを該参照者情報データベースの所定領域に記録することを特徴とする請求項7記載の商品情報提供装置。
  9. 前記端末又は前記RFIDタグは、衛星側位システムによる位置計測機能を有し、該位置計測機能により取得された位置情報を含む前記参照要求を前記商品識別子と共にネットワークに送信するものであって、
    前記端末から受信した前記位置情報及び前記商品識別子を含むマーケット情報を記録するマーケット情報データベースを備えたことを特徴とする請求項5記載の商品情報提供装置。
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