JP4480388B2 - 物流管理システムおよび方法、並びに、物流情報記録媒体 - Google Patents
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
さらに、現状は、商品の配達状況は、発送者である業者は分かるものの、その業者から発送時の商品確認用の情報が知らされないと、消費者は配達状況を確認できないという問題も有る。また、複数の商品を異なる業者から購入したときは、それぞれについて、確認手順を実行して配達状況を確認する必要があった。
これにより、受取人は、自己の注文した商品を一元的に確認することができる。
上記の特徴を有する物流管理情報を用いることによって、流通過程における商品の品質を担保することができる。
ここで、「商品の品質管理情報」とは、商品の数量または重量など、その商品の取引の健全性を評価可能な指標を意味する。また、商品の数量または重量とは、商品に含まれている特定の材料や成分の数量または重量も含む趣旨である。
これにより、取引に従って増大する物流管理情報を効率的に保存でき、記憶領域の節約を図ることができる。
このようにすれば、取引業者間でデータの誤りや不正があった場合に上流の取引者は代金の請求を行うことができず、結果として、上流の取引業者が取引相手をチェックまたは選別することになるため、流通過程における商品の品質が向上する。
これにより、物流情報記録媒体や端末を用いてサーバ上の物流管理情報を更新し、流通過程における商品履歴の管理が可能となる。
ここで、「物流情報記録媒体」とは、物流情報を記録するための記録媒体であって、ICカード、ICチップ、フレキシブルディスク、CD−R、あるいは、バーコードやQRコードなどの情報コードを表示するためのラベルなどを含む趣旨である。
また、業者端末2は、サービス事業者の提供するサービスを利用して取引を行う一または二以上の取引業者(生産業者も含む)の端末である。消費者端末3は、取引業者から商品を購入する消費者の端末であって、サービス事業者の提供するサービスを利用して商品情報や取引業者の情報を取得する。
一方、業者端末2には、ICカード(物流情報記録媒体)の読み取り及び書き込みを行うカードリーダ・ライタ21が接続されている。
[1.基本情報登録段階]
<1−1.消費者情報登録処理>
この図において消費者を識別する消費者IDとこれに関連付けられた消費者の情報として氏名、連絡先、電子メールアドレス、パスワード、端末識別情報、消費者属性情報、ポイント、アンケートなどの情報が保存されている。消費者属性情報には年齢、性別、職業などの情報が格納されている。また、消費者の端末を識別する情報としては、消費者の認証情報や端末のMACアドレスあるいは製造番号等の情報を使用すると良い。
<1−2.業者情報登録処理>
図3は、業者情報DB132のデータ構成例である。この図において業者を識別する業者IDとこれに関連付けられた業者名、住所、連絡先、電子メールアドレス、パスワード、業者紹介アドレス、端末識別情報などの情報が格納されている。業者紹介アドレスとは、業者の紹介を掲載しているWEBサイトのURL情報などである。
<1−3.商品情報登録処理>
物流管理システム1の送受信部11で受信された商品情報は、送受信処理手段121で受信処理され商品情報登録手段125により記憶部13の商品情報DB133に登録される。
図4は、商品情報DB133のデータ構成例である。この図において商品ID(商品識別情報)とこれに関連付けられた、商品区分、商品名、数量(重量)、生産業者情報、商品紹介アドレス、関連商品IDなどの情報が保存されている。商品IDは、商品ごと(ロット、製造日別等)に入力されたデータに対してシステム1側で発行される商品を識別するための情報である。この商品IDは、業者端末2へ送られ、カードリーダ・ライタ21に差し込まれているICカードに書き込まれる。
また、商品情報の登録の際に、物流管理テーブルに保存エリアが取られ、商品IDおよび業者ID(その商品の生産業者の識別情報)が保存される。
[2.物流段階]
<2−1.物流情報管理処理>
図6は出荷情報設定画面である。この図において業者は商品名、商品番号を入力すると、システムで管理している商品IDが表示され、業者はそれを確認して、梱包番号、商品重量等の情報を入力する。数量(重量)情報は、商品情報DB133に保存されている数量(重量)情報をもとに差が演算され、残量として出荷情報設定画面に表示される。
まず、物流情報管理手段126は、業者端末2の端末識別情報をもとに業者情報DB132を参照して業者IDを取得する(S101)。
そして、その業者が末端となっている物流情報を送信する(S102)。ここで、物流情報は、商品IDと業者IDを含むものである。
<2−2.物流情報入力処理>
以下、図8を用いて物流情報入力手段127の動作を説明する。物流情報入力手段127は、起動されると、まず受信データから端末識別情報を抽出し(S201)、次に受信データから物流情報を抽出する(S202)。そして、物流管理テーブル内に同じ物流情報(商品IDおよび業者IDの履歴が同一の情報)の登録があるか否かを判定して(S203)、同じ物流情報が存在する場合は注意メッセージ出力し終了する(S204)。
[3.商品情報提供段階]
<3−1.物流状況確認処理>
業者は、確認をしたい商品IDを入力すると、物流状況確認手段128は物流管理テーブルを辿り、業者ID、消費者IDおよび入力時刻を業者端末2に表示する。これにより業者は、商品が誰の手にいつ渡ったかを知ることができる。また、商品情報DB133の関連商品IDを参照して、その関連商品についての履歴を取得することができ、逆に確認対象の商品がある商品の関連商品になっている場合は、その商品の履歴を取得することも可能である。
<3−2.商品情報提供処理>
[4.相関演算段階]
<4−1.相関演算処理>
図9において、まず、飼料業者から牛の飼料が農場に納められ、農場ではその飼料を牛に与えて飼育する。そして、牛が成長すると市場でせりに掛けられ、精肉業者で精肉され、複数の販売店に卸されて、不特定多数の消費者の手に渡る。
また、ICカードあるいは、ICチップや情報コードなど商品に付されて流通する媒体とシステム1のデータとの整合性を管理するため、流通市場における不正など(例えば数量の改変やデータの複製)を発見することができる。
なお、上記の実施例では、牛肉について実施したが、これに限らず、米や野菜などの農産物、魚介類、工業製品、その他についても適用可能であることは明らかである。
図15において、物流管理システム1は、通信ネットワーク4を介して業者端末2、消費者端末3、および、運送業者サーバ5と繋がっている。
その他については、図1と同様であるので、同一要素には同一符号を付けて説明を省略する。
本実施の形態による物流管理テーブルを図16に示す。図12との主な違いは、取引段階ごとに単価情報、確認用データを設け、さらに、運送会社の配達状況を入手するために枝番ごとに運送会社ID、運送状況取得アドレス、問合せIDを設けたことである。
[注文段階]
注文を受けた業者は、図17に示す出荷情報設定画面で、注文情報に従って表示される複数の配達先から特定の配達先を選択して入力する。
これにより、物流管理テーブルでは、枝番ごとに配達先の数量および物流状況先頭アドレスには、配達先の業者または消費者のIDが格納されたエリアのアドレスが保存される。また、配達先住所を記載した送付状が業者端末2を介して出力される。
また、注文主に対しても、運送業者に送信した物流情報と同じ情報が送られ、注文主は履歴を追うことが可能となる。
物流情報入力処理と物流状況確認処理は第1の実施形態と同様であるため説明を割愛する。
[運送状況問合せ段階]
そして、図19に例示する画面で運送状況が注文主の端末に表示される。
[請求処理]
まず、注文主である業者Bは、配達店に届くまでにサービス業者の口座へ入金を済ませる。この入金情報によって、システム1の業者Bの仮想口座の残高に入金された金額が加算される。そして、配達が完了した時店で請求処理手段によって、図21に示すような請求テーブルに配達日付と注文品に関する物流情報、数量、金額が格納される。
以上の手順を全枝番および全商品について繰り返す(S309、S310)。
[課金処理]
図24は課金処理手段51のフローチャートである。
課金処理手段51は起動されると、仮想口座の情報をもとに各業者の実口座へ振り込み、または引き去りを行う(S401)。この処理を全対象者について実施する(S402)。なお、振込み、引き去りの時期は業者によって、あるいは、注文か請求かの条件により変えるようにしてもよい。
図25に示すように、物流管理システム1(本実施の形態においては宅配荷物情報交換システムともいう)は、受取人側端末220と、各配達者側端末230a,230bと、代金支払用端末240と、受注者側端末250と、通信ネヅトワーク60を介して接続されている。ここで、通信ネットワーク60は、たとえば、インターネットやブロードバンド等を用いたネットワークが該当するが、これに限られるものではなく利用環境に応じてLANや専用線等を組み合わせた構成とすることは可能である。
ここで、物流管理システム1は、たとえばHTTPサーバ等が該当し、図25に示すように、情報の記憶手段7と、外部装置との通信手段8と、これら各手段の動作を制御する処理手段9とを備える。
情報の記憶手段7は、データやプログラムを保持するためのものであり、たとえば、RAM,ROM,HDD等の主記憶装置、補助記憶装置が該当する。図25では、情報の記憶手段7を一つとしたが、これに限られるものではなく、物理的に複数の記憶媒体から情報の記憶手段を構成するようにしてもよい。
商品情報記憶手段7aは商品情報を記憶する。ここで、「商品情報」は、商取引の対象となる商品に関する情報であり、たとえば、食器等の破損物、ペット、食品等に関する情報が想定される。「商品情報」には、商品コード(商品識別情報)、商品名、商品単価、商品説明、商品重量に関するものが含まれる。
宅配荷物情報記憶手段7bは、たとえば、宅配荷物情報管理データベース(以下、本実施形態において「宅配荷物情報管理DB」という。)を所定領域に備える。
宅配荷物情報管理DBは、図26に示すように、商品情報に関する商品の受注情報毎に、当該受注情報に基づく支払い請求額と、当該受注情報に関する商品の配達状況情報とを記憶する。以下、受注情報、支払い請求額および配達状況情報についての詳細を説明する。
「支払い請求額」には、図26に示すように、受取人に請求する額としての請求額と、その支払い状況(支払い済みかどうか)とが含まれる。この請求額を閲覧することにより、たとえば、代金引換の場合、受取人はその支払い請求額分を用意して自宅等で待機することになり、また、銀行振込みの場合、受取人は上述の支払い請求額分をATM(Automatic Teller Machine)等から振り込むことになる。なお、請求額は、処理手段9が後述の料金算定条件を参照して算出する。
「配達状況情報」には、図26に示すように、伝票番号、チェックポイントでの配達状況を確認した確認時間、チェックポイント地、チェックポイントでの配達状況等が含まれる。
「配達状況」としては、集荷済み、配達準備中、配達中、配達完了という作業状況のほか、〇〇交差点前、〇〇ビル前という移動状況も想定される。さらに、「配達状況」として、商品の状態を含めるようにしてもよい。
たとえば、配達される商品が破損物の場合、「配達状況」には、商品の状態として、当該商品を配達する際における破損物の破損状態を含めるようにしてもよい。又、たとえば、配達される商品がペットの場合、「配達状況」には、商品の状態として、当該商品を配達する際における、ペットの状態(体調、容姿、機嫌など)を含めるようにしてもよい。
この料金算定基準は、上述した支払い請求額の請求額を算定するための基準となる算出則であり、たとえばプログラム関数やモジュールが該当する。たとえば算出則は、商品単価×商品数量+配達代金+諸費用(消費税など)であるが、これに限られるものではなく、必要に応じて変更することが可能である。
「発送伝票」は、配達業者が業務において利用する伝票である。図27に示すように、たとえば伝票番号,配達業者名,届け先の受取人や荷主の氏名,各住所,各連絡先,郵便番号,荷物の中身(上述の受注情報に含まれる商品情報の商品名),到着希望日,到着希望時間帯などが含まれる。
「配達元情報」には、たとえば商品情報の商品コードと配達業者に関する配送業者情報とを有し、上述の商品コードと配送業者情報とが関連付けられている。「配送業者情報」には、たとえば配達業者ID等の配達元の識別情報、配達業者名、メールアドレス等の配達業者情報が含まれる。
処理手段9は、物流管理システム1の全体的な動作を制御するためのものであり、たとえばCPU等が該当する。なお、図25では、単一の処理手段で構成されているが、複数の処理手段を組み合わせて構成するようにしてもよい。
図25に示す各配達者側端末230a,230bは、荷物を配達する配達者に利用される端末であり、たとえばブラウザ機能を備えるパソコン、携帯電話、PDA等が該当する。さらに詳述すると、配達者側端末230aは、荷物を集荷するための発店の配達者に利用される端末であり、配達者側端末230bは、上記発店から配達された荷物を受取人ヘ届けるための着店の配達者に利用される端末である。
〔受注情報および配達状況情報の管理処理〕
たとえば、選択された特定の商品情報はペットや破損物の商品に関する情報であり、また、送信された受注情報はペットや破損物に関するものである。なお、「商品メニューの中から特定の商品情報を選択する」方法として、たとえば、マウスによる特定の商品情報ヘの指示を採用する。
なお、「配達者側端末230aに発送伝票を送信する」方法として、たとえば、メールによる送信を採用し、この場合、処理手段9は、宅配荷物情報管理DBから読み出した配達元情報に含まれるメールアドレス宛てに発送伝票を送信する。
これにより、商品の発注からその商品が受取人の手元に届けられるまでの商品の流れに関する取引を、その都度、受注情報や配達状況情報として管理することが可能となる。
〔配達状況情報等の交換処理〕
この処理では、受取人側端末220が、予め、宅配荷物情報管理DBが記憶した記憶結果の送信要求をするための検索要求画面情報を物流管理システム1から受信しておき、以下に示す手順で処理を行う。
たとえば送信要求は、受取人側端末220を利用する受取人の受取人IDを検索キーとする要求であるが、これに限られるものではなく、受注情報あるいは、配送状況情報の全部又は一部(たとえば、配送業者名のみ)を検索キーとすることも可能である。
続いて、処理手段9は、宅配荷物情報管理DBが記憶した記憶結果を参照し、当該受注情報に基づく支払い請求額と当該受注清報に関する商品の配達状況情報とを受注情報毎に通信手段8を介して受取人側端末220に送信する(S19)。
ここで、上記S11からS19までに行なわれる処理において、物流管理システム1は暗号化処理を行い、受取人側端末220は復号化処理を行う。以下、これらの処理について説明する。
〔配達業者側端末からの検索処理〕
〔受注者側端末からの検索処理〕
〔代金支払い側端末からの検索処理〕
否することができる。さらに、荷物の中身が破損物やペットの場合にはそれらの状態を受取人側端末上で確認することにより、受取人は、破損物やペット等を良い状態で受け取ることが可能となる。
〔変形例〕
以下に、第三者機関のネット決済用口座(例えぼEDI口座)から代金を振り込む場合、受取人本人の口座から代金を振り込む場合についてそれぞれ説明する。
―その1(第三者機関のネット決済用口座から代金を振り込む場合)―
すなわち、処理手段9は、受取人側端末220から、商品を受け取った旨の受取確認通知を通信手段8を介して受信する。たとえば受信された受取確認通知には、受注者名、商品の請求額、受取人名が含まれる。
−その2(受取人本人の口座から代金を振り込む場合)−
2 業者端末
3 消費者端末
4 通信ネットワーク
5 運送業者サーバ
11 送受信部
12 中央演算処理部
13 記憶部
14 入力部
15 出力部
21 カードリーダ・ライタ
121 送受信処理手段
122 入出力手段
123 消費者情報登録手段
124 業者情報登録手段
125 商品情報登録手段
126 物流情報管理手段
127 物流情報入力手段
128 物流状況確認手段
129 商品情報提供手段
130 相関演算手段
131 消費者情報DB
132 業者情報DB
133 商品情報DB
134 取引情報DB
135 仮想口座情報DB
141 注文情報入力手段
142 運送状況問合せ手段
143 請求処理手段
144 課金処理手段
260 通信ネットワーク
7 情報の記憶手段
8 通信手段
9 処理手段
7a 商品情報記憶手段
7b 宅配荷物情報記憶手段
7c 配達元情報記憶手段
220 受取人側端末
221 入力手段
222 表示手段
223 端末側記憶手段
224 端末側通信手段
225 端末側処理手段
230a、230b 配達業者側端末
240 代金支払い用端末
250 受注者側端末
Claims (5)
- 商品の識別情報および該商品に関連する商品の識別情報とが関連付けられた商品情報を記憶する手段と、
商品の識別情報と取引業者の識別情報とが関連付けられ、さらに、取引単位ごとに商品の数量または重量が関連付けられた物流管理情報を記憶する手段と、
商品が分割された場合は、前記物流管理情報の当該商品の識別情報に枝番を付して、分割された商品の数量または重量を関連付けて保存する物流情報管理手段と、
前記物流管理情報に新たな取引業者または消費者の識別情報を関連付けて保存する物流情報入力手段と、
前記物流管理情報を参照して、取引業者の商品ごとに販売先の該商品の識別情報の枝番に関連付けられている数量または重量を合計し、合計値が該取引業者の販売した数量または重量以下でない場合は数量不一致と判定する請求処理手段と、
を備えたことを特徴とする物流管理システム。 - 前記物流情報入力手段は、商品の数量または重量情報を入力し、前記物流管理情報を参照して発送時の数量または重量情報と比較して、その差が所定の範囲に無いときは注意メッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の物流管理システム。
- 前記物流管理情報を参照して、物流の商品識別情報に対する取引業者識別情報および消費者識別情報の履歴を表示すると共に、前記商品情報を参照して、その商品と関連する商品の商品識別情報を抽出し、さらに前記物流管理情報を参照して、当該関連商品の履歴を表示する物流状況確認手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の物流管理システム。
- 商品に付されて取引される物流情報が格納された物流情報記録媒体と、該物流情報記録媒体のデータ読書き手段と、該読書き手段と繋がる端末装置と、該端末装置とネットワークを介して繋がり物流情報を保存するサーバとを用いて物流情報を管理する物流管理方法であって、
商品識別情報と取引業者識別情報とが関連付けられ、さらに、取引単位ごとに商品の数量または重量を含む物流管理情報を前記サーバに保存するステップと、
前記物流管理情報のうち少なくとも商品識別情報と取引業者識別情報とを読書き手段によって前記物流情報記録媒体に格納するステップと、
前記物流情報記録媒体に格納されているデータを読書き手段によって読み取って、端末装置を介して該端末装置の識別情報と共に前記サーバへ送信するステップと、
前記サーバでは、端末装置の識別情報をもとに取引業者識別情報を抽出すると共に受信データに対応するサーバ上の前記物流管理情報に該取引業者識別情報を関連付けて保存するステップと、
商品が分割された場合は、前記物流管理情報の当該商品の識別情報に枝番を付して、分割された商品の数量または重量を関連付けて保存するステップと、
前記物流管理情報を参照して、取引業者の商品ごとに販売先の該商品の識別情報の枝番に関連付けられている数量または重量を合計し、合計値が該取引業者の販売した数量または重量以下でない場合は数量不一致と判定するステップと、
消費者ごとに特定された商品の配達店の識別情報を保存するステップと、
商品が前記配達店に届けられたときに消費者端末へ商品到着の連絡を行うステップと、
消費者からサービス業者の実口座への入金確認により、サーバに設けられた消費者の仮想口座へ入金金額を加算するステップと、
その後、商品の配達により、サーバ上の消費者の仮想口座から取引業者の仮想口座へ商品代金を移行するステップと、
消費者の受け取り確認入力または受け取り後所定期間の経過によって、前記移行処理を確定状態にするステップと、
所定期日に前記取引業者の仮想口座の確定状態の金額に基づいてサービス業者の実口座から取引業者の実口座へ入金するステップと、
を含むことを特徴とする物流管理方法。 - 請求項4に記載の物流管理方法に用いられる物流情報記録媒体であって、
商品を特定する情報、および、取引業者ごとに発行される取引情報が格納され、
前記取引情報は、取引業者を特定する情報と、該取引業者における前記商品の分割に対応して発行された情報とを含み、取引順序が識別可能に格納されていることを特徴とする物流情報記録媒体。
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