JP2006053125A - 容量型力学量センサおよび半導体装置 - Google Patents

容量型力学量センサおよび半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
小型で信頼性や量産性が高い容量型力学量センサを提供すること。
【解決手段】
下側電極から上側電極への信号伝達に、電気的には絶縁され機械的には一部分しか分割されていないシリコン柱を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの角速度や加速度を検出する容量型力学量センサ、および被写体を映像信号に変換などを行う半導体装置に関する。
従来の容量型力学量センサを図18に示す。
容量型力学量式加速度センサ507は、加速度を受けて変位する錘521と下部ガラス板501に配置された容量検出電極511からの信号を上部ガラス板503の外側に配置された電極535へと電気的に接続するための柱522とを有したシリコン板502が、加速度による錘521の変位を容量値変化として検出する電極531を有した上部ガラス板503および同じく加速度による錘521の変位を容量値変化として検出する電極511を有した下部ガラス501の間にはさまれる形で積層されている。前記シリコン板502に形成された柱522はレーザやエッチング加工により作成され、通常柱は錘から独立した形で存在している。(たとえば、非特許文献1を参照。)
「微細加工とマイクロマシン」、江刺正喜著、電気学会論文A、114巻7/8号、平成6年
しかしながら、この柱を形成するためにはシリコン板を一度ガラス板に陽極接合などにより固定してからエッチング等を行い、柱を独立させることが必要である。そのためガラス板上にパターニングされた電極面までも意図しないエッチング等にさらされてしまい、量産性や信頼性の向上を図る上で問題となっている。
また、ガラス板等に陽極接合をしない場合でも、柱を機械的に独立させてしまうと、同時に本体部と柱の電気的な導通が取れなくなってしまうため両面に素子を作りこんだ場合に片側面のみからの電気信号の取出しができなくなり、実装するときに両面から電気信号を取出す構造が必要となりコストがかかる。
本発明はこのような事情に鑑み、容量型力学量センサの量産性や信頼性を向上させセンサ全体を小型化する手段と、半導体の両面に素子を作成した場合に、片側面から電気信号を取出すことを可能とすることで素子の小型化と低コスト化を図る手段を以下に述べる。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下のようなセンサの構成とした。
第一の絶縁体上の電極を第二の絶縁体上の電極に電気接続を可能とするように半導体に柱構造を形成し、かつ柱構造の上側は、機械的には分割されてなく、電気的には絶縁されている構造にした。
更には、柱の上部と他の柱の上部の電気的絶縁には、前記シリコン基板中にある絶縁層と前記柱の上部に成膜した絶縁層により行う構造にした。
また、第一の絶縁体上の電極を第二の絶縁体上の電極に電気接続を可能とするように半導体に柱構造を形成し、かつ前記柱構造の上側の一部に、前記不純物を含んだ半導体とは異なる不純物を形成して接合させることで空乏層を作り、電気的には絶縁されている構造にした。
更に、柱を形成している半導体の不純物はP型であり、柱の上側一部に形成された異なる不純物はN型である構造にした。
また更に、柱の上側の一部に形成されたN型の不純物を、このセンサに印加される最大電圧以上の電圧に接続してある構造にした。
また、柱を形成している半導体の不純物はN型であり、柱の上側の一部に形成された異なる不純物はP型である構造にした。
更に、柱の上側に形成されたP型の不純物を、このセンサに印加される最小電圧以下の電圧に接続してある構造にした。
また更に、柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、前記柱の導電性の上下部には機械的に分割するようにスリットを設け、前記柱の絶縁性の中部は機械的に分割されてなく、電気的に絶縁されている構造にした。
また、柱の上部に形成されたスリットは、前記柱の下部に形成されたスリット位置からずれて配置している構造にした。
更に、柱の上部に形成されたスリットは、前記柱の上部を四方から囲うように配置し、柱の下部に形成されたスリットは、前記柱の下部を四方から囲うように配置している構造にした。
また更に、柱の上部に形成されたスリット内に、絶縁物を埋め込む構造にした。
また、電極パターンが設けられた第一の絶縁体と、撮像素子が設けられた第一の半導体と電気回路素子が設けられた第二の半導体と前記第一の半導体と前記第二の半導体の間に挟まれて配置された絶縁体とからなる基板が積層されており、前記撮像素子による信号と前記電気回路素子による信号で画像処理をおこなう半導体電気回路部品において、前記第一の半導体の電極を第二の半導体の電極に電気接続を可能にするように、前記第一の半導体と前記第二の半導体に柱構造を形成し、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、かつ前記柱の下部は機械的に分割されてなく電気的に絶縁されているようにした。
更に、前記柱の下部と前記第二の半導体の電気的絶縁には、前記第一と第二の半導体に挟まれて配置された前記絶縁体と前記柱の下部に成膜した絶縁層により行うこととした。
また、第一の電気回路素子が設けられた第一の半導体と、第二の電気回路素子が設けられた第二の半導体と前記第一の半導体と前記第二の半導体の間に挟まれて配置された絶縁体とからなる基板からなり、前記第一の電気回路素子による信号と前記第二の電気回路素子による信号で動作する半導体装置において、前記第一の半導体の電極を第二の半導体の電極に電気接続を可能にするように、前記第一の半導体と前記第二の半導体に柱構造を形成し、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、かつ前記柱の上部は機械的に分割されてなく電気的に絶縁されているようにした。
更に、前記柱の下部と前記第二の半導体の電気的絶縁には、前記第一と第二の半導体に挟まれて配置された前記絶縁体と前記柱の上部に成膜した絶縁層により行うこととした。
本発明により容量型力学量センサは、各電極からの信号を伝えるためのシリコン柱群が電気的には絶縁されてはいるが、柱の上部か中部、もしくは柱の上部と中部の両方が、機械的には分割されていない構造となっており、陽極接合後に柱を独立させるためのエッチングが不要となる。そのため、下側電極パターンへの意図しないエッチング工程等が不要となり、その結果、信頼性や量産性を下げることなくセンサを小型化することができる。
また、本発明による半導体装置は、各電極からの信号を伝えるためのシリコン柱群が電気的には絶縁されてはいるものの、柱の下部中部両方が、機械的に分割されていない構造となっており、陽極接合後に柱を独立させるためのエッチングが不要となる。そのため、絶縁体上の電極パターンへの意図しないエッチング工程等が不要となり、その結果信頼性や量産性を下げることなく半導体装置の面積の小型化と実装を簡易にすることができる。
また、本発明による半導体装置は、各電極からの信号を伝えるためのシリコン柱群が電気的には絶縁されてはいるものの、柱の上部中部両方が、機械的に分割されていない構造となっており、柱は機械的に独立していない。そのため、半導体素子の両面に電気回路を作製した場合に、片側からまとめて電気信号の取出しができ、その結果信頼性や量産性を下げることなく半導体チップの面積の小型化と実装を簡易にすることができる。
本発明の最良の形態1の基本的な構造を説明する。容量式力学量センサはその基板ともなる下部ガラス板と、力学量により変位する錘と下側ガラス板上に配置された電極からの信号を上側ガラス外側に配置された電極まで電気接続するためのシリコン柱を有したシリコン板と、上部ガラス板の組合せからなる。また、シリコン柱上部には一部に穴のあいた絶縁膜とその上には導電膜が配置されており、他の柱への電気信号の漏れを無くし、シリコン柱上下の電気伝導を可能にしている。
つぎに、本発明の最良の形態2の基本的な構造を説明する。基本的な構造は実施の形態1と同じであるため相違点のみ説明する。本発明の実施の形態2では、シリコン柱上部の一部には、シリコン板にドープされている不純物とは異なる不純物をドープして空乏層を作り出す。これにより他の柱への電気信号の漏れを無くし、シリコン柱上下の電気伝導を可能にしている。
つぎに、本発明の最良の形態3の基本的な構造を説明する。基本的な構造は実施の形態1と同じであるため相違点のみ説明する。本発明の実施の形態3では、シリコン柱上部の一部にスリットをいれることで、他の柱への電気信号の漏れを無くし、シリコン柱上下の電気伝導を可能にしている。
基本的な製法としてはまず、シリコン板を用意し、下側からドライエッチングにより垂直加工を行い錘とシリコン柱の形成を行う。その後、柱の上側を電気的に絶縁するための工程と錘上側を作成する工程を実施する。そして、下部ガラス板を用意し、シリコン板を下部ガラス板に接合する。その後に上側ガラス板をシリコン板に接合する。
つぎに、本発明の最良の形態4の基本的な構造を説明する。半導体電気回路部品は、ガラスからできた絶縁体と、撮像素子が配置された上部半導体と、電気回路が配置された下部半導体と、上部半導体と下部半導体の間に挟まれるように配置された絶縁体からなり、上部半導体上に配置された電極からの信号を下部半導体上に配置された電極まで電気接続するためのシリコン柱の組合せからなる。また、シリコン柱下部には一部に穴のあいた絶縁膜とその上には導電膜が配置されており、第ニの半導体への電気信号の漏れを無くし、シリコン柱上下の電気伝導を可能にしている。
基本的な製法としてはまず、シリコン板を用意し、上側からドライエッチングにより垂直加工を行い撮像素子部となる部分とシリコン柱の形成を行い、撮像素子と回路を作成する。その後、柱の下側を電気的に絶縁するための工程。下部半導体に回路素子を作成する工程を実施する。そして、上部ガラス板を用意し、シリコン板を上部ガラス板に接合する。
つぎに、本発明の最良の形態5の基本的な構造を説明する。半導体電気回路部品は、電気回路が配置された上部半導体と、電気回路が配置された下部半導体と、上部半導体と下部半導体の間に挟まれるように配置された絶縁体からなり、上部半導体上に配置された電極からの信号を下部半導体上に配置された電極まで電気接続するためのシリコン柱の組合せからなる。また、シリコン柱上部には一部に穴のあいた絶縁膜とその上には導電膜が配置されており、第一の半導体への電気信号の漏れを無くし、シリコン柱上下の電気伝導を可能にしている。
基本的な製法としてはまず、シリコン板を用意し、下側からドライエッチングにより垂直加工を行い電気回路部となる部分とシリコン柱の形成を行い、下部半導体に回路素子を作成する。その後、柱の上側を電気的に絶縁するための工程。上部半導体に回路素子を作成する工程を実施する。そして、シリコン柱下部と下部半導体の電極に接続されるように電極パターンが配置されている絶縁体基板上に半田バンプなどを用いて実装する。
以下に本発明による容量型力学量センサの実施例1を図1から図5を用いて説明する。なお、図1は本実施形態に係る容量型力学量センサ7aを示す側面断面図である。
容量型力学量センサ7aは、容量検出電極11を有す下部ガラス板1、加速度を受けて変位する錘21や下側電極11からの信号を上側電極34に接続するためのシリコン柱221をもつシリコン板2a、容量検出電極31を有す上部ガラス板3が積層された構造となっている。
図2は下部ガラス板1の透過側面図を示している。下部ガラス板1は主に二酸化珪素(SiO2)から構成されており、シリコン板2に近い熱膨張係数を有するものを使用している。また、下部ガラス板1の厚みは約100μmないしはそれ以上となっている。
シリコン板2aとの接合面側には、厚さ約1μm以下のアルミニウム(Al)などからなる容量検出用の電極11がスパッタなどにより設けられている。これらの電極11はスルーホール12aにより外側の電極14に接続され、その後再度スルーホール12bにより、裏面から上面に引き出され図4(B)に示されるシリコン柱221の下部22bに接続される。
図3は上部ガラス板3の側面断面図を示している。上部ガラス板3も下部ガラス板1と同様に主成分はSiO2から構成され、シリコン板2aに近い熱膨張係数を有するものを使用している。また、上部ガラス板3の厚みは約100μmないしはそれ以上となっている。
シリコン板2aとの接合面から数μm凹んだ位置には、厚さ約1μm以下のAlなどからなる容量検出用の電極31が配置されている。この容量検出用の電極31は同じくAlをスパッタにて成膜されたスルーホール32aにより上部ガラス板3外面に接合されたN型のシリコン34に接続される。また、シリコン板2aとの接合面には、シリコン板2aに形成された柱221の電位をとるための電極33a、シリコン板2に形成された錘21の電位をとるための電極33c(図示しない)、が設けられており、それぞれスルーホール32b、32d(図示しない)により上部ガラス板3外面に接合されたN型のシリコン34に接続される。このN型のシリコン34の外面にはAlをスパッタにより成膜してあり、このAlによる電極パッド35により外部の基板にワイヤボンディング等により実装する。
図4(A)はシリコン板2aの平面図を、図4(B)はシリコン板2aのC−C'における側面断面図を示している。シリコン板2aは錘21の形成やシリコン柱221の加工のために2枚のシリコン板の間に絶縁層28を持つSOI基板を使用している。中心部付近には外部から与えられる加速度により変位する錘21をエッチングにより形成している。
先にも述べたとおりこのシリコン基板2aはSOI基板を使用しており、錘21の中間部分には絶縁層28があり、上下のシリコン21a、および21bは絶縁されている。そのため錘21の上下のシリコンを同電位とするため、絶縁層28を通過して下部のシリコン21bまで達するように階段状の凹みを形成し、その上にスパッタによるAlの電極26aを形成しシリコン21aと21bを電気的に結合させている。
この錘21の電位は電極26bによって上部ガラス板3の図示されていない電極33cを経由して外部端子35まで接続されているため、外部からの制御が可能となる。
そしてこの錘21を形成するエッチング工程において同時にシリコン柱の下部分22bのエッチングをおこなう。それによりシリコン柱の下部分22bは電気的にも機械的にも各々が独立することになる。またシリコン柱の上部22aには、図5のようにある一部をあらかじめエッチングをおこないその上に絶縁体22cと導電体22dが配置されている。これにより機構的に各々の柱の上部を独立せずに電気絶縁を可能にし、かつ各々のシリコン柱221により、上下のガラス板に形成された電極の電気伝導を可能にしている。
その他のシリコン板2aの構成要素としては、錘21を支える役目として梁23部分、下部のガラス板1,上部ガラス板3と陽極接合する部分がある。
容量型力学量式加速度センサ7aの基本的な製法としては、下部ガラス板1とシリコン板2aの位置を所望の位置に合わせたあとに接合させる。接合には雰囲気温度約300℃において電圧約400Vを印加する陽極接合を用いて行った。
そのあと、上部ガラス板3と、下部ガラス1に接合されたシリコン板2aとを所望の位置にあわせて、陽極接合を行い作製する。
第二の実施例は、異なる不純物を利用して空乏層を作りこみ、それにより各々の柱を上部で絶縁するものである。以下第一の実施例と同様の部位については同じ符号を付し、説明を省略し、第一の実施例と異なる点を中心に図6〜図8を用いて説明する。
図6は本実施形態2に係る容量型力学量センサ7bを示す側面断面図である。
容量型力学量センサ7bは、容量検出電極11を有す下部ガラス板1、加速度を受けて変位する錘21や下側電極11からの信号を上側電極34に接続するためのシリコン柱222を有するシリコン板2b、容量検出電極31を有す上部ガラス板3が積層された構造となっている。本実施例ではシリコン版上下のシリコン板24および27はともにP型である。
上部ガラス板3のシリコン板2bとの接合面から数μm凹んだ位置には、厚さ約1μm以下のAlなどからなる容量検出用の電極31が配置されている。この容量検出用の電極31は同じくAlをスパッタにて成膜されたスルーホール32aにより上部ガラス板3外面に接合されたN型のシリコン34に接続される。また、シリコン板2bとの接合面には、シリコン板2bに形成された柱222の電位をとるための電極33a、柱222の上部22aの一部に形成された異なる不純物領域29の電位をとるための電極33b(図示しない)、シリコン板2bに形成された錘21の電位をとるための電極33c(図示しない)、が設けられており、それぞれスルーホール32b、32c(図示しない)、32d(図示しない)により上部ガラス板3外面に接合されたN型のシリコン34に接続される。このN型のシリコン34の外面にはAlをスパッタにより成膜してあり、このAlによる電極パッド35により外部の基板にワイヤボンディング等により実装する。
またシリコン柱222の上部22aは、図8のように一部に異種の不純物領域(N型)29が形成された構造となっている。また、この異種の不純物領域(N型)29の電位を、このセンサに印加される最大電圧値以上の電圧に電極26c(図7(A)参照)を通して接続することで、シリコン柱22には常に異種の半導体接合に逆バイアスがかかるため、空乏層29aによる電気絶縁を実現し、機構的に各々の柱22の上部22aを独立せずに電気絶縁を可能にしている。また各々のシリコン柱222の上下を同電位とするため、絶縁層28を通過して下部のシリコン22bまで達するように階段状の凹みを形成し、その上にスパッタによるAlの電極22dを形成しシリコン22a、22bを電気結合させている。これにより下部ガラス電極と上部ガラス電極をシリコン柱222により導通することができる。
また、シリコン板2bは、不純物半導体としてN型をドープされた上部のシリコン板24と、同じく不純物半導体N型をドープされた下部のシリコン板27を持つSOI基板を使用しても可能である。この場合、シリコン柱222の上部22aのある一部には異種の不純物であるP型を使用し、このP型の不純物電位をこのセンサに印加される最小電圧値以下の電圧に電極26cを通して接続することで、シリコン柱には常に異種の半導体接合に逆バイアスがかかるため、空乏層29aによる電気絶縁を実現し、機構的に各々の柱222の上部22aを独立せずに電気絶縁が可能となり、同様の効果が得られる。
第三の実施例は、柱の上部にスリットを入れることで他の柱と絶縁するものである。以下第二の実施例と同様の部位については同じ符号を付し、説明を省略し、第二の実施例と異なる点を中心に図9〜図11を用いて説明する。
図9は本実施形態3に係る容量型力学量センサ7cを示す側面断面図である。
図10(A)は、図9に示す装置におけるシリコン板の平面図であり、同(B)は、図9に示す装置におけるシリコン板の側面断面図である。
図11は図9に示す装置におけるシリコン柱の部分を拡大した側面図である。
容量型力学量センサ7cは、容量検出電極11を有す下部ガラス板1、加速度を受けて変位する錘21や下側電極11からの信号を上側電極34に接続するためのシリコン柱223をもつシリコン板2c、容量検出電極31を有す上部ガラス板3が積層された構造となっている。
そしてこの実施形態では、柱の上部22aを他の柱と分割するためにスリット22eを入れるようにエッチングを行う。これにより各々の柱の中部である絶縁層28を機械的に独立せずに電気絶縁を可能にし、かつ各々のシリコン柱が上下のガラス板に形成された電極の電気伝導が可能となる。
また、図11に示すように、このとき柱の上部のスリット22eは半導体基板の機械的強度を考慮して、柱下部22bのスリット22fの位置からずらすようにしてエッチングを行っている。これにより、シリコン柱223とシリコン基板2cとの機械的強度を向上することを可能にする。
第四の実施例は、柱の上部に入れるスリットを柱の上部を四方から囲うように入れ、柱の下部に入れるスリットは柱の下部を四方から囲うように入れることで他の柱と絶縁するものである。以下第三の実施例と同様の部位については同じ符号を付し、説明を省略し、第三の実施例と異なる点を中心に図12(A)および(B)を用いて説明する。
図12(A)は、本発明の実施形態4に係る容量型力学量センサにおけるシリコン板の平面図であり、同(B)は本実施形態4に係る容量型力学量センサのシリコン板2dを示す側面断面図である。
このとき柱の上部のスリット22gは柱の上部を四方から囲うように配置され、また柱の下部のスリット22hは柱の下部を四方から囲うように配置されている。これにより、シリコン柱223はセンサの隅に配置されることに限定されることがなくなり、スリット加工が可能な領域内であれば任意の位置に柱を作ることができる。またさらに、柱の上部にあるスリット22gに絶縁物22iを埋め込んだ様子を図13に示す。このようにすることで他の柱との絶縁性を保ちながら機械強度を上げることができる。
以下に本発明による半導体電気回路部品の実施例5を図14〜図15を用いて説明する。
図14は本実施形態に係る半導体装置601を示す側面断面図である。
半導体装置601は、電極635が配置されたガラス630、撮像素子62aを有す上部半導体621、撮像素子からの信号を受けて信号処理する回路を有す下部半導体623、上記半導体と下部半導体にはさまれて配置されている絶縁体628が積層された構造となっており、上記半導体と下部半導体には、上記半導体から出力される信号を下部半導体に伝えるためのシリコンの柱622bが配置された構造となっている。
次にシリコン柱の電気的接合部分の拡大図を図15に示す。
絶縁体(ガラス)630には、電極635が配置されており、この電極は撮像素子の電極とシリコン柱を電気的に接続している。
上部半導体621はシリコンから構成され、その厚みは約10μm以上となっており、撮像素子と、下部半導体623との電気信号伝達のためのシリコン柱622bが設けられている。そして上部半導体の撮像素子とシリコン柱の間には、スリット622fがあり、機械的にも電気的にも絶縁されている。
下部半導体623も上部半導体と同様に主成分はシリコンから構成され、その厚みは約100μm以上となっており、信号処理IC62bと、上部半導体との電気信号伝達のためにシリコン柱622aが設けられている。
また、下部の柱と下部半導体にはAlが製膜された電極622dが設けられており、このAlにより、下部の柱と下部の半導体の電気接続を実現している。また電極パッド635cにより外部の基板にワイヤボンディング、もしくは表面実装等により実装する。
そして先にも述べた通り、本実施例では上部半導体と下部半導体の間に絶縁層628を持つ、いわゆるSOI基板を使用している。これにより、上下のシリコン621、および623は絶縁されている。
そのため、シリコン柱において、上部柱622a、下部柱623bの電気伝導を可能にするため、絶縁層628を通過して上部のシリコン622bまで達するように階段状の凹みを622aに形成し、まず絶縁膜622cを製膜する。その後、絶縁膜上にスパッタによるAlの電極622dを形成しシリコン622aと622bとを電気的に結合させている。よって、この柱上部の電位は下部半導体基板に回路信号を伝えることが可能となる。
また、シリコン柱の上部分622fのエッチングをおこなうことで、シリコン柱の上部分622bは、電気的にも機械的にも各々が独立することになる。これにより機械的に各々の柱の下部を独立せずに電気絶縁を可能にし、かつ各々のシリコン柱622a、622bにより、上下の半導体に形成された電極の電気伝導を可能にしている。その結果、撮像素子62aと信号処理IC62bの電気信号の送受が可能になる。
以下に本発明による半導体装置の実施例6を図16〜図17を用いて説明する。
図16は本実施形態に係る半導体装置701を示す側面断面図である。
半導体装置701は、回路72aを有す上部半導体723、回路72aからの信号を受けて動作する回路72bを有す下部半導体721、上記半導体と下部半導体にはさまれて配置されている絶縁体728が積層された構造となっており、上記半導体と下部半導体には、上記半導体から出力される信号を下部半導体に伝えるためのシリコンの柱722bが配置された構造となっている。またこれらの半導体基板は、装置に組み込む際に必要なあらかじめに回路パターンが形成された絶縁体基板740に実装されている。
次にシリコン柱の電気接合部分の拡大図を図17に示す。
基板740には、電極735が配置されており、この電極は下部半導体素子の電極とシリコン柱を電気的に接続している。
上部半導体はSiから構成され、その厚みは約10μm以上となっており、回路素子72aと、下部半導体との電気信号伝達のためのシリコン柱722aが設けられている。
下部半導体721も上部半導体と同様に主成分はSiから構成され、その厚みは約100μm以上となっている。そして回路素子72bとシリコン柱722bの間には、スリット722fがあり、機械的にも電気的にも絶縁されている。
また、上部の柱と上部半導体にはAlが製膜された電極722dが設けられており、このAlにより、上部の柱と上部半導体の電気接続を実現している。また電極パッド735cにより外部の基板にワイヤボンディング、もしくは表面実装等により実装する。
そして先にも述べた通り、この上部半導体と下部半導体の間に絶縁層728を持つ、いわゆるSOI基板を使用している。これにより、上下のシリコン721、および723は絶縁されている。
そのため、シリコン柱において、上部柱722a、下部柱722bの電気伝導を可能にするため、絶縁層728を通過して下部のシリコン722bまで達するように階段状の凹みを形成し、まず絶縁膜722cを製膜する。その後、絶縁膜上にスパッタによるAlの電極722dを形成しシリコン722a、722bを電気結合させている。よって、この柱下部の電位は上部の回路素子72aに回路信号を伝えることが可能となる。
また、シリコン柱の下部分722fのエッチングをおこなうことで、シリコン柱の下部分722bは、電気的にも機械的にも各々が独立することになる。これにより機械的に各々の柱の上部を独立せずに電気絶縁を可能にし、かつ各々のシリコン柱622a、622bにより、上下の半導体に形成された電極の電気伝導を可能にしている。その結果、回路素子72aと回路素子72bの電気信号の送受が可能になる。
本発明の実施形態1に係る容量型力学量センサを示す側面断面図である。 図1に示す装置における下部ガラス板の側面断面図である。 図1に示す装置における上部ガラス板の側面断面図である。 (A)は、図1に示す装置におけるシリコン板の平面図である。
(B)は、図1に示す装置におけるシリコン板の側面断面図である。
図1に示す装置におけるシリコン柱の側面図である。 本発明の実施形態2に係る容量型力学量センサを示す側面断面図である。 (A)は、図6に示す装置におけるシリコン板の平面図である。
(B)は、図6に示す装置におけるシリコン板の側面断面図である。
図6に示す装置におけるシリコン柱の側面図である。 本発明の実施形態3に係る容量型力学量センサを示す側面断面図である。 (A)は、図9に示す装置におけるシリコン板の平面図である。
(B)は、図9に示す装置におけるシリコン板の側面断面図である。
図9に示す装置におけるシリコン柱の側面図である。 (A)は、本発明の実施形態4に係る容量型力学量センサにおけるシリコン板の平面図である。
(B)は、本発明の実施形態4に係る容量型力学量センサにおけるシリコン板の側面断面図である。
図9に示す装置における、シリコン柱の側面図である。 本発明の実施形態5に係る半導体装置を示す側面断面図である。 図14に示す装置におけるシリコン柱の側面図である。 本発明の実施形態6に係る半導体装置を示す側面断面図である。 図16に示す装置におけるシリコン柱の側面図である。 従来例における容量型力学量センサを示す側面断面図である。
符号の説明
1、501 下部ガラス板
11、31、511、531 容量検出電極
12a、12b、32a、32b スルーホール
13、22d、26、26a、33a AL電極
14、34 N型シリコン基板
35 外部基板接続用電極
2a、2b、2c、2d、502 シリコン板
21、21a、21b、521 錘
221、222、223、522 シリコン柱
22a シリコン柱上
22b シリコン柱下
22c 絶縁体
22d 導電体
22e スリット上
22f スリット下
22g スリット上
22h スリット下
22i 絶縁体
23 梁
26c 不純物半導体接続電極
28 絶縁体
29 不純物半導体
3、503 上部ガラス板
7a、7b、7c、507 容量型力学量センサ
62a 撮像素子
62b、72a,72b 回路素子

Claims (15)

  1. 第一の電極が設けられた第一の絶縁体と第二の電極が設けられた第二の絶縁体と、力学量により変位する錘が形成された半導体とからなり、前記第一の絶縁体と前記第二の絶縁体は前記半導体をはさんで積層されており、前記錘の変位による、前記錘と前記第一の電極との間の容量値変化から前記力学量を測定する容量型力学量センサにおいて、前記第一の電極が前記第二の電極に電気的な接続することを可能とするように前記半導体に柱を形成し、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、前記導電性の上部には前記導電性の下部と電気的に接続された電気的接続手段を有し、前記柱の上部は、他の柱と機械的に分離されてなく、前記電気的接続手段は他の柱の上部に設けられた電気的接続手段とは電気的に分離されていることを特徴とする容量型力学量センサ。
  2. 前記柱の上部と他の柱の上部の電気的分離は、前記半導体中にある絶縁層と前記柱の上部に成膜した絶縁層により行う請求項1記載の容量型力学量センサ。
  3. 第一の電極が設けられた第一の絶縁体と第二の電極が設けられた第二の絶縁体と、力学量により変位する錘が形成された第一導電型の半導体とからなり、前記第一の絶縁体と前記第二の絶縁体は前記第一導電型の半導体をはさんで積層されており、前記錘の変位による、前記錘と前記第一の電極パターンとの間の容量値変化から前記力学量を測定する容量型力学量センサにおいて、前記第一の電極を前記第二の電極に電気的な接続を可能とするように前記第一導電型の半導体に柱を形成し、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、前記導電性の上部には前記導電性の下部と電気的に接続された電気的接続手段を有し、前記柱の上部は、他の柱と機械的に分離されてなく、かつ前記柱の上部の一部領域は、第二導電型の半導体で形成され、前記柱の上部は導電型の異なる半導体の接合による空乏層により他の柱と電気的に絶縁されている容量型力学量センサ。
  4. 前記第一導電型の半導体はP型であり、前記柱の上側の一部に形成された第二導電型の半導体はN型である請求項3に記載された容量型力学量センサ。
  5. 前記柱の上側の一部に形成されたN型の半導体は前記第一の電極もしくは前記第二の電極により前記容量型力学量センサに印加される最大電圧以上の電圧に接続されている請求項4に記載された容量型力学量センサ。
  6. 前記第一導電型の半導体はN型であり、前記柱の上側の一部に形成された第二導電型の半導体はP型である請求項3に記載された容量型力学量センサ。
  7. 前記柱の上側の一部に形成されたP型の半導体は前記第一の電極もしくは前記第二の電極により前記容量型力学量センサに印加される最小電圧以下の電圧に接続されている請求項6に記載された容量型力学量センサ。
  8. 第一の電極が設けられた第一の絶縁体と第二の電極が設けられた第二の絶縁体と、力学量により変位する錘と前記第一の電極を前記第二の電極に電気接続を可能とするように複数の柱を形成した半導体とからなり、前記第一の絶縁体と前記半導体と前記第二の絶縁体は積層されており、前記半導体に形成された錘の変位による、前記錘と前記電極パターンとの間の容量値変化から前記力学量を測定する容量型力学量センサにおいて、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、前記導電性の上部には前記導電性の下部と電気的に接続された電気的接続手段を有し、前記柱の導電性の上部および下部には機械的に分離するようにスリットを設けることで電気的にも分離し、前記柱の絶縁性の中部は機械的に分離されていないことを特徴とする容量型力学量センサ。
  9. 前記柱の上部に形成されたスリットは、前記柱の下部に形成されたスリット位置からずらして配置している請求項8に記載された容量型力学量センサ容量型力学量センサ。
  10. 前記柱の上部に形成されたスリットは、前期柱の上部を四方から囲うように形成され、また前記柱の下部に形成されたスリットは、前期柱の下部を四方から囲うように形成されている請求項8または請求項9に記載された容量型力学量センサ。
  11. 前記柱の上部に形成されたスリット内に、絶縁物を埋めこんであることを特徴とする、請求項8から10に記載された容量型力学量センサ。
  12. 電極パターンが設けられた第一の絶縁体と、撮像素子が設けられた第一の半導体と電気回路素子が設けられた第二の半導体と前記第一の半導体と前記第二の半導体の間に挟まれて配置された第二の絶縁体とからなる基板とが積層されており、前記撮像素子による信号と前記電気回路素子による信号で画像処理をおこなう半導体装置において、前記第一の半導体の電極を第二の半導体の電極に電気接続を可能にするように、前記第一の半導体と前記第二の半導体に柱を形成し、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、かつ前記柱の下部は他の柱とは機械的には分割されてなく電気的には絶縁されていることを特徴とする半導体装置
  13. 前記柱の下部と前記第二の半導体の電気的絶縁には、前記第一と第二の半導体に挟まれて配置された前記絶縁体と前記柱の下部に成膜した絶縁層により行うことを特徴とする請求項12記載の半導体装置
  14. 第一の電気回路素子が設けられた第一の半導体と、第二の電気回路素子が設けられた第二の半導体と前記第一の半導体と前記第二の半導体の間に挟まれて配置された絶縁体とからなる基板からなり、前記第一の電気回路素子による信号と前記第二の電気回路素子による信号で動作する半導体電気回路部品において、前記第一の半導体の電極を第二の半導体の電極に電気接続を可能にするように、前記第一の半導体と前記第二の半導体に柱を形成し、前記柱は導電性の上部と絶縁性の中部と導電性の下部から構成され、かつ前記柱の上部は他の柱と機械的には分割されてなく電気的には絶縁されていることを特徴とする半導体装置
  15. 前記柱の下部と前記第二の半導体の電気的絶縁には、前記第一と第二の半導体に挟まれて配置された前記絶縁体と前記柱の上部に成膜した絶縁層により行うことを特徴とする請求項14記載の半導体装置。
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