JP2009074979A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装体積の増大を可及的に抑制することを可能にするとともに、性能の低下を可及的に抑制することを可能にする。
【解決手段】中空に支持された構造のMEMSデバイス24を内部に含み、MEMSデバイスと電気的に接続される第1パッド27および第1接合領域28を上面に有する第1チップ20と、MEMSデバイスと電気的に接続される半導体デバイス14を内部に含み、半導体デバイスと電気的に接続される第2パッド17および第2接合領域18を上面に有し、第2パッドおよび第2接合領域が第1パッドおよび第1接合領域にそれぞれ対向するように第1チップと対向して配置される第2チップ10と、第1パッドと第2パッドとを電気的に接続する電気接続部37と、第1接合領域と、この第1接合領域に対向する第2接合領域との間に設けられ第1チップと第2チップとを接合する接合部38と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサあるいはアクチュエータ(機械的駆動機構)とそれを駆動する集積回路とが混在したマイクロエレクトロニクスメカニカルシステム(以下、単に「MEMS」という)を基板上に搭載した半導体装置に関する。
半導体製造技術を利用して製作される半導体装置においては、高機能化および高性能化の実現が容易である。現在、様々なMEMS技術を応用したセンサやアクチュエータが製品化され機能システムを提供している。ここで、機械的動作をするMEMSと、これを制御する集積回路とを接続し、モジュール化する必要がある。これまで、MEMSと制御ICとはそれぞれ個別にパッケージングされ、最終的に電気的接続をとる方式が取られてきた。しかしながら、近年、システム製品の小型化、薄型化が進み、MEMSと制御ICとを包括したモジュールの小型化が要求されている。
特許文献1には、マイクロホンをはじめとする音響センサに適するMEMSセンサが開示されている。この特許文献1に記載の技術では、回路基板上に、MEMSセンサチップと回路チップとを横方向に配置し、ボンディングワイヤにて接続している。また、これらを包括したシステムを金属キャップにて封止している。
また、特許文献2には、パッケージ部に対して、MEMSチップを裏返して双方をマウントし、その後シーリングする技術が開示されている。そしてパッケージ部にはリードが引き出され、所望の制御回路へとインタフェースを取れるようにしている。
特開2007−124500号公報 特開2007−136668号公報
前述の引用文献1、2で示したように、MEMSチップを有する半導体装置において、MEMSチップは中空構造を有していることから、通常のLSIとは異なり、外乱から保護するための上部を覆ってパッケージングする必要がある。
ここで、マルチチップ構成となることが多い半導体装置では、主にMEMS部、制御IC部、キャップ部を組み合わせて実装している。このため、個別の部材を組み合わせることから水平方向あるいは垂直方向への寸法が大きくなり、システムのサイズの増大を招く。また、MEMSと制御ICとのインタフェースにおいて、ボンディングワイヤ等を用いられるが、この場合、配線長が長くなり、システムの性能の低下をもたらす。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、実装体積の増大を可及的に抑制することができるとともに、性能の低下を可及的に抑制することのできる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明による半導体装置は、中空に支持された構造のMEMSデバイスを内部に含み、前記MEMSデバイスと電気的に接続される第1パッドおよび第1接合領域を上面に有する第1チップと、前記MEMSデバイスと電気的に接続される半導体デバイスを内部に含み、前記半導体デバイスと電気的に接続される第2パッドおよび第2接合領域を上面に有し、前記第2パッドおよび前記第2接合領域が前記第1パッドおよび前記第1接合領域にそれぞれ対向するように前記第1チップと対向して配置される第2チップと、前記第1パッドと前記第2パッドとを電気的に接続する電気接続部と、前記第1接合領域と、この第1接合領域に対向する前記第2接合領域との間に設けられ前記第1チップと前記第2チップとを接合する接合部と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、実装体積の増大を可及的に抑制することができるとともに、性能の低下を可及的に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号が付してある。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
本発明の一実施形態による半導体装置を図1および図2に示す。図1は、本実施形態の半導体装置の断面図であり、図2は本実施形態の半導体装置の、半導体チップとMEMSチップとを接合する直前の斜視図である。
本実施形態の半導体装置は、半導体デバイス14が形成された半導体チップ10と、MEMSデバイス24が形成されたMEMSチップ20とを備え、半導体チップ10の半導体デバイス14が形成された面と、MEMSチップ20のMEMSデバイス24が形成された面とが対向するように配置されて、例えば接着材等からなるシーリング材38によって接合された構成となっている。半導体デバイス14は、支持基板12aと、埋め込み絶縁膜12bと、SOI(Silicon On Insulator)層12cとを有するSOI基板12のSOI層12cに形成され、MEMSデバイス24を制御する制御回路である。半導体デバイス14を覆うように層間絶縁膜16が形成され、この層間絶縁膜16には、半導体デバイス14と電気的に接続する電極、コンタクト、または配線等が形成される。そして、層間絶縁膜16の上面の、シーリング材38が塗布される接合領域18によって取り囲まれている領域上には、MEMSデバイス24との電気的接続を行うためのパッド17が設けられている。このパッド17は、層間絶縁膜16に形成されたコンタクト等を介して半導体デバイス14と電気的に接続される。また、層間絶縁膜16の上面の、接合領域18によって取り囲まれている領域の外側の領域には、外部との電気的接続を行う外部引き出しパッド19が設けられている。
一方、MEMSデバイス24は支持基板22aと、埋め込み絶縁膜22bと、SOI層22cとを有するSOI基板22のSOI層22cに形成され、支持部25によって中空に支持された構造を有している。このMEMSデバイス24は支持部25を介してSOI層22cに形成された周辺回路(図示せず)と電気的に接続される。この周辺回路が形成された領域を覆うように層間絶縁膜26が形成されている。この層間絶縁膜26はMEMSデバイス24が形成された領域を覆わない。そして、この層間絶縁膜26には、上記周辺回路と電気的に接続する電極、コンタクト、または配線等が形成される。そして、層間絶縁膜26の上面の、シーリング材38が形成される接合領域28によって取り囲まれている領域上には、半導体デバイス14との電気的接続を行うためのパッド27が設けられている。このパッド27はメタルバンプ37を介して半導体チップ10のパッド17と電気的に接続される。なお、半導体チップ10の接合領域18と、MEMSチップ20の接合領域28とにシーリング材38が形成されて、半導体チップ10とMEMSチップ20とが接合される。したがって、MEMSデバイス24は、シール材38によって、層間絶縁膜26の上面のシーリング材38によって取り囲まれている領域内に封止されることになる。
なお、本実施形態においては、半導体デバイスおよびMEMSデバイスは、それぞれSOI基板上に形成したが、少なくとも一方をバルク基板上に形成してもよい。また、本実施形態においては、半導体チップ10と、MEMSチップ20とはシール材38によって接合している。代わりの接合方法として、図3に示すように、それぞれのチップの基板上に凹凸部40を設け、この凹凸部40を用いて、半導体チップ10と、MEMSチップ20とを接合しても良い。なお、図3は、半導体チップ10のみを示しているが、MEMSチップ20の基板上にも、半導体チップ10の基板に形成される凹凸と噛み合う凹凸が設けられる。
本実施形態の半導体装置に係る半導体チップ10においては、図4に示すように、チップの中央に、半導体デバイス14の形成領域13が配置される。このデバイス形成領域13を取り囲むように、半導体デバイス14とMEMSデバイス24との電気的接続を取るためパッド17が配置され、さらにその外側に、半導体値チップ10とMEMSチップ20と接合するためのシーリング部18が設けられている。
なお、本実施形態においては、MEMSチップ20と半導体チップ10との電気的接続はメタルバンプ37を用いて行っているが、これに限らないことはいうまでもない。電気的接続には、プラズマ雰囲気中で、基板の最上面を活性化し、未結合手を形成し、真空中で直接接合することも可能である。また、シーリング部は、ポリイミドやフォトレジストなど熱硬化性樹脂を用いても良いし、導電性材料を用いても良い。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法を、図5(a)乃至図7を参照して説明する。
まず、図5(a)に示すように、支持基板12a上に埋め込み絶縁膜12bが形成され、この埋め込み絶縁膜12b上にSOI層12cが形成されたSOI基板12を準備する。その後、図5(b)に示すように、SOI層12cを素子分離領域50によって複数の素子形成領域を形成し、それぞれの素子形成領域に半導体デバイス14を形成する。続いて、これらの半導体デバイス14を覆う層間絶縁膜16を形成し、この層間絶縁膜16に半導体デバイス14と電気的接続を取るためのコンタクト、配線、パッド17、および接合領域18を形成し、半導体チップ10を完成する(図5(b)参照)。その後、層間絶縁膜16のパッド17上にメタルバンプ37を半田によって形成するとともに、接合領域18にメタルバンプ38aを塗布する(図5(c)参照)。
一方、図6(a)に示すように、支持基板22a上に埋め込み絶縁膜22bが形成され、この埋め込み絶縁膜22b上にSOI層22cが形成されたSOI基板22を準備する。その後、図6(b)に示すように、SOI層22cに中空構造のMEMSデバイス24およびこのMEMSデバイス24を支持する支持部25を形成するとともにMEMSデバイス24および支持部25が形成されていないSOI層22cの領域上に層間絶縁膜26を形成する。続いて、層間絶縁膜26にMEMSデバイス24と電気的接続をとるためのコンタクト、配線、パッド27、および接合領域28を形成し、MEMSチップ20を完成する(図6(b)参照)。次に、図6(c)に示すように、MEMSチップ20の上下を反転し、メタルバンプ37およびメタルバンプ38aが形成された半導体チップ10との位置合わせを行って接合し、半導体装置を完成する(図7参照)。接合は半導体チップ10およびMEMSチップ20の両方から上下に圧力をかけて行ってもよい。
なお、半導体チップ10とMEMSチップ20との電気的接合部(パッド)17、27およびシーリング接合部(接合領域)18、28は、導電性材料をスパッタリングあるいは蒸着により堆積し、パターニングすることにより形成する。上記導電性材料として、Cu、Al、Ti、Wやこれらを組み合わせたシリサイド、バリメタルを用いることができる。ここで、半導体チップ10およびMEMSチップ20の最上部の高さを均一化する必要があることから、例えばTEOSからなる周囲の層間絶縁膜16、26と、パターニングされたパッド17、27および接合領域18、28をCMP等の平坦化プロセスによって、同一の高さに加工しておく必要がある。
なお、上記製造方法においては、メタルバンプ37、38aは半導体チップに形成されたが、MEMSチップ20に形成しても良いし、半導体チップ10およびMEMSチップ20の両方に形成しても良い。なお、接合部分38aは、前述したように半田のみならず、表面活性化による直接接合や硬化性樹脂等を用いることもできる。
また、半導体チップ10とMEMSチップ20との位置合わせから接合までの工程を真空雰囲気中で行うことによって、上下左右に中空領域を保持したMEMSデバイス24は真空引きに伴い、減圧状態でシーリングが可能になる。このため、中空領域の粘性抵抗を低減することも可能になる。この結果、MEMS自身のQ値が向上し、性能の向上に繋げることができる
以上説明したように、本実施形態によれば、MEMSデバイスが形成されたSOI基板の支持基板22aがMEMSデバイスのキャップとなり、MEMSデバイスを保護する保護部が不要となり、かつMEMSチップと半導体チップとの直接的な電気的接続とシーリングを実施することから、実装部品点数、および実装体積の低減を図ることができる。また電気配線長を短くすることが可能となり、配線部に起因するノイズも低減することができ、システムの機能を向上させることが可能になる。これにより、低コスト、低サイズ、高性能な半導体装置を得ることができる。
(第1実施例)
次に、本発明の第1実施例として、MEMSデバイス24が振動型角速度センサである半導体装置を図8および図9に示す。図8および図9は本実施例の半導体装置の断面図であって、図8は図9に示す切断線B−Bで切断した断面を示し、図9は図8に示す切断線A−Aで切断した断面を示す。
運動している物体に印加されたコリオリ力から角速度を検出する振動型角速度センサは、MEMS技術を応用したデバイスとしては一般的に知られている。振動型角速度センサは、センサ質量を能動的に振動させ、角速度印加に伴うセンサ質量の変位に起因した、センサ質量と基板との間の静電容量の変化成分を検出する構成となっている。本実施例においては、振動型角速度センサ24は、センサ質量24aと、このセンサ質量24aの両側に接続される櫛形の可動電極24bと、可動電極24bに対向するように設けられた櫛形の固定電極24cとを備えている。振動型角速度センサ24を駆動するための駆動源および容量変化を検出し信号増幅を伴う信号処理を必要とする。本実施例においては、MEMSチップ20側に、振動型角速度センサ24を駆動するための駆動電極62および容量変化を得る検出電極72を形成し、これらの電極62、72とそれぞれ電気的に接続する駆動回路60および検出回路70を半導体チップ10に形成して、半導体チップ10とMEMSチップ20とを対向接続することで、センサおよび周辺回路が一体化された半導体装置を得ることができる。
検出角速度の感度を高める上で、コリオリ力を増大させることが望まれる。この場合、センサの運動速度が大きいほど高いコリオリ力を得ることが可能になる。MEMSデバイスを高速で駆動させるためには、MEMSデバイスが封止されている雰囲気の粘性抵抗を下げる、つまり減圧下で駆動することで達成することができる。近年、真空中でチップの表面にイオンビームを照射し、表面を活性化させ常温による直接接合する技術が確立されている。この技術を、本実施例の半導体装置の半導体チップ10とMEMSチップ20との接合工程に適応することで、真空雰囲気中でMEMS角速度センサ24の封止と、電気接合が実施でき、センサの性能を向上させることができる。また、センサと関連回路部を対向接続することによって、余分なデッドスペースを排除でき、センサシステムの低コスト化、および低サイズ化を可能にすることができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例による半導体装置を図10に示す。本実施例の半導体装置は、MEMSデバイスが振動型角速度センサであって、第1実施例の図8に対応する断面図を図10に示す。本実施例においては、MEMSデバイスとして、第1実施例で説明した角速度センサを2つ備えた構成となっている。すなわち、2つのセンサ質量24a、24aと、センサ質量24aの両側に接続された櫛形の可動電極24bと、センサ質量24aの両側に接続された櫛形の可動電極24bと、センサ質量24a、24a間に設けられた櫛形の共通の固定電極24cと、センサ質量24aに対して固定電極24cと反対側に設けられた櫛形の固定電極24cと、センサ質量24aに対して固定電極24cと反対側に設けられた櫛形の固定電極24cとを備えている。
本実施例においては、2つの角速度センサに、駆動回路60からの駆動信号として逆位相の交流信号を与える。このときの、それぞれの角速度センサのセンサ質量の変位を、該センサ質量と基板との間の容量の変化として検出回路70によって検出し、それらの差を検出回路70から出力する構成となっている。
なお、第2実施例の角速度センサも第1実施例の角速度センサと同様に、真空雰囲気中で封止されることが好ましい。
上記実施形態および実施例においては、接合は、チップレベルで行った。しかし、表面にイオンビームを照射し、表面を活性化させ常温による直接接合する技術を用いれば、図11(a)に示すように、複数の半導体デバイスが形成された半導体ウェハ100と、複数のMEMSデバイスが形成されたMEMSウェハ200とを直接接合することが可能となり、その後、図11(b)に示すように、チップスケールにダイシングすることも可能となる。
これまでMEMSデバイスの形成において、個片化が大きな課題となっていた。中空構造を有すMEMSデバイスにおいて、個片化する際に、水の影響によるデバイス破壊から容易に一般的なダイシングの使用は難しく、レーザ光等を用いた低ストレスダイシングを必要としていた。しかし、図11(a)、(b)で説明した接合方式を用いれば、例えばウェハレベルで気密性が高く、かつ強固な接合が可能となることから、接合後に汎用のブレードタイプのダイシングを適応しても、MEMSデバイスの破壊を回避することができる。
本発明の一実施形態による半導体装置の断面図。 一実施形態による半導体装置の接合直前の状態を示す斜視図。 接合の他の方式を説明する図。 一実施形態の半導体チップの平面図。 一実施形態に係る半導体チップの製造工程を示す断面図。 一実施形態に係るMEMSチップの製造工程を示す断面図。 一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施例の半導体装置の断面図。 第1実施例の半導体装置の断面図。 第2実施例の半導体装置の断面図。 ウェハスケールで接合して半導体装置を得る他の方法を説明する図。
符号の説明
10 半導体チップ
12 SOI基板
12a 支持基板
12b 埋め込み絶縁膜
12c SOI層
14 半導体デバイス
16 層間絶縁膜
17 パッド
18 接合領域
20 MEMSチップ
22 SOI基板
22a 支持基板
22b 埋め込み絶縁膜
22c SOI層
24 MEMSデバイス
25 支持部
26 層間絶縁膜
27 パッド
28 接合領域
37 メタルバンプ
38 シール材
38a メタルバンプ
100 半導体ウェハ
200 MEMSウェハ

Claims (6)

  1. 中空に支持された構造のMEMSデバイスを内部に含み、前記MEMSデバイスと電気的に接続される第1パッドおよび第1接合領域を上面に有する第1チップと、
    前記MEMSデバイスと電気的に接続される半導体デバイスを内部に含み、前記半導体デバイスと電気的に接続される第2パッドおよび第2接合領域を上面に有し、前記第2パッドおよび前記第2接合領域が前記第1パッドおよび前記第1接合領域にそれぞれ対向するように前記第1チップと対向して配置される第2チップと、
    前記第1パッドと前記第2パッドとを電気的に接続する電気接続部と、
    前記第1接合領域と、この第1接合領域に対向する前記第2接合領域との間に設けられ前記第1チップと前記第2チップとを接合する接合部と、
    を備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1接合領域は前記MEMSデバイスと前記第1パッドとを取り囲み、前記第2接合領域は前記半導体デバイスと前記第2パッドとを取り囲むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1パッドは前記MEMSデバイスと前記第1接合領域との間に位置し、前記第2パッドは前記半導体デバイスと前記第2接合領域との間に位置していることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記接合部はシーリング材で形成され、前記MEMSデバイスは前記接合部によって封止されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記MEMSデバイスは少なくとも1個の振動型角速度センサを有し、この振動型角速度センサは真空封止されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記半導体デバイスは、前記振動型角速度センサからの出力信号に基づいて角速度を検出する検出回路を備えていることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
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