JP2006051108A - 遊技機のタンク払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】球貯蔵室から球を下方に誘導する樋を遊技機枠の裏面におけるデッドスペースを活用して設ける。
【解決手段】遊技機枠における遊技主体収納構造体4の裏面の上部に設けられたタンク機構2と、タンク機構2の球貯蔵室8から球を1個ずつ払い出すためにタンク機構2に設けられた球払出機構9と、球払出機構9から払い出される球を電気的に検出するためにタンク機構2に設けられた払出球検出機構10と、払出球検出機構10から排出された球を遊技機枠の前側に設けられた球皿構造体の方向に払い出すための縦樋機構3とを備え、縦樋機構3が遊技主体収納構造体4の裏面における中央開口部73を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部48の間に縦長となるように配置されて固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシンなどのように遊技媒体としてパチンコ球と呼ばれる球を使用する遊技機における遊技機枠の裏面における球貯蔵室から球を下方に誘導する樋を遊技機枠の裏面におけるデッドスペースを活用して設けることができる遊技機のタンク払出装置に関する。
特許文献1に開示されたパチンコ機のタンク払出装置は、貯留タンクの底面に開口部を形成し、開口部の下部に位置するように、貯留タンクの下部に駆動モータで駆動するスパイラル機構体を有する排出装置を設け、貯留タンクの球が開口部を経由して排出装置のスパイラル機構体に供給された状態において、スパイラル機構体が駆動モータで駆動することによって、球を1個ずつ分離して貯留タンクから排出球検出器へと払い出している。しかしながら、スパイラル機構体が貯留タンクから開口部に向けて移動する球から受ける球圧の方向と貯留タンクから開口部を経由して排出装置本体の内部空間に流れ込んでスパイラル機構体で前後に分けられるとともにスパイラル機構体の隙間に分離されて1個ずつ取り込まれた球を排出球検出器に向けて移動する方向とが逆の方向になっているので、スパイラル機構体に負担がかかり過ぎ、球詰まりを発生しやすいうえ、排出球検出器を通過した球を誘導通路で貯留タンクから開口部に向けて移動する方向の逆方向に案内して下方に流下して遊技機枠の前面に設けられた球貯留皿に誘導しているので、遊技機枠の遊技盤収納室に遊技盤を取り付けた場合、遊技盤の裏面に設けられた遊技制御装置や役物制御装置および排出制御装置などの裏機構と逃げるために、遊技盤収納室に形成された中央開口部を大きくすることができないという欠点がある。特許文献2に開示されたパチンコ機のタンク払出装置は、球タンクの底面に開口部を形成し、開口部から真下に延びる球供給路を設け、球供給路の下部に球を払い出す球払出装置を設け、球払出装置の下部に球払出装置から払い出された球を遊技機枠の前面に設けられた球貯留皿に誘導する球払出流路を設け、球払出流路に球が球払出装置の下方近傍まで貯蔵されたことを検出する満杯検出スイッチを設けたことによって、遊技盤収納室に形成された中央開口部を大きくしている。しかしながら、球タンク、球供給路、球払出装置、球払出流路などの構造体相互の連結構造が、実用的でないという欠点がある。
特開平8−10415号公報 特開2002−85793号公報
発明が解決しようとする問題点は、遊技盤収納室に形成された中央開口部を大きくしても、球タンク、球供給路、球払出装置、球払出流路などの構造体相互の連結構造が、実用的でないという点である。
本発明に係る遊技機のタンク払出装置は、遊技機枠における遊技主体収納構造体の裏面の上部に設けられたタンク機構と、タンク機構の球貯蔵室から球を1個ずつ払い出すためにタンク機構に設けられた球払出機構と、球払出機構から払い出される球を電気的に検出するためにタンク機構に設けられた払出球検出機構と、払出球検出機構から排出された球を遊技機枠の前側に設けられた球皿構造体の方向に払い出すための縦樋機構とを備えた遊技機のタンク払出装置において、縦樋機構が遊技主体収納構造体の裏面における中央開口部を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部の間に縦長となるように配置されて固定されたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るタンク払出装置は、縦樋機構が遊技主体収納構造体の裏面における中央開口部を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部の間における部分のデッドスペースを有効に活用して遊技主体収納構造体の裏部に取り付けられるという利点がある。本発明に係るタンク払出装置にあって、タンク機構の挿入部が縦樋機構の上方から受入部に差し込まれれば、タンク機構の球を排出する部分と縦樋機構の球を受け入れる部分とが、位置がずれたり離れたりすることがなく、正確に連結されるので、球がタンク機構から縦樋機構に円滑に流れるという利点がある。球貯蔵室から球払出機構に向けて移動する球から受ける球圧の方向と球払出機構が取込部の内部で球を球出口に向けて移動する方向とが同じ方向となるように、球払出機構が駆動されれば、球貯蔵室に存在する球および取込部に存在する球から球払出機構に作用する負担が軽くなり、球払出機構が円滑に駆動して球詰まりを発生しにくく、球貯蔵室から球を円滑に払い出すことができるという利点がある。払出球検出機構が球払出機構の球を排出する球出口の真下に設けられれば、タンク払出装置の上下寸法を小さくすることができるうえ、球が球出口から払出球検出機構を通過するまでの時間を短くすることができるという利点がある。縦樋機構が掛止部で遊技主体収納構造体に引っ掛けた状態において、止ねじで遊技主体収納構造体に固定される構造であれば、止ねじだけで取り付ける場合に比べ、縦樋機構の取付作業が簡単であるという利点がある。
図1−図8は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技機のタンク払出装置1を分解して示す。図2は、遊技機のタンク払出装置1のタンク機構2と縦樋機構3とを分解して示す。図3は、球が螺旋払出体18と取込部16の前後壁との間に取り込まれた形態の平面を示す。図4は、タンク払出装置1の内部構造の縦断面を示す。図5はタンク払出装置1が遊技主体収納構造体4に取り付けられる工程を示す。図6は、遊技主体収納構造体4に取り付けられたタンク払出装置1を示す。図7は、パチンコ機における遊技機枠51と遊技盤85とを分解して示す。図8は、遊技機枠51の裏面を示す。この明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図7の状態に遊技機枠51および遊技盤85を置き、それらを前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。
図1を参照し、タンク払出装置1について説明する。タンク払出装置1は、タンク機構2と縦樋機構3とを備え、縦樋機構3が遊技主体収納構造体4に取り付けられ、タンク機構2の挿入部5が縦樋機構3の受入部6に上方から嵌め込まれた後、タンク機構2が遊技主体収納構造体4に取り付けられる構造である。具体的には、タンク機構2は、タンク構造体7の上方に開口した箱形の球貯蔵室8に貯蔵された球を、球払出機構9の動作によって、球貯蔵室8から払出球検出機構10に1個ずつ払い出し、払い出された球を払出球検出機構10で電気的に検出し、検出された球を連結樋11から下方に排出する構造である。連結樋11の下端部には、挿入部5が設けられる。挿入部5は、縦樋機構3の受入部6に内接嵌合される外形を有する筒状であって、連結樋11より細くくびれている。タンク構造体7の前壁12には、ねじ挿入孔13が設けられる。ねじ挿入孔13は、タンク構造体7を遊技主体収納構造体4に取り付けるためのタッピングスクリューのような止ねじ14を挿入する貫通孔である。
球貯蔵室8の底壁15には、取込部16が、右側で前後方向中央部に設けられる。取込部16は、左右に横長であって、球貯蔵室8の底壁15から下方に窪む窪みである。球払出機構9は、ステップモータからなる払出モータ17および螺旋払出体18を備える。払出モータ17のモータケースが、タンク構造体7の右外側面に取り付けられる。螺旋払出体18は、丸棒の外周面に螺旋体を備える。螺旋体は、螺旋払出体18の丸棒の軸心方向に球を1個ずつ分離する間隔で、当該丸棒の外周面から径方向外側に螺旋形状に突出する。螺旋払出体18の丸棒の軸心が左右方向に向けられた格好で、螺旋体が取込部16に回転可能に収納される一方、螺旋払出体18における螺旋体の不在な丸棒の両端部が取込部16を囲む左右側壁を取込部16の内外に回転可能に貫通する。螺旋払出体18における取込部16の右側壁の外側に突出した丸棒の端部が、払出モータ17のモータ軸のような出力軸に結合される。この結合によって、払出モータ17の出力軸が回転すると、螺旋払出体18も一緒に回転する。
球貯蔵室8の底壁15における球の接触する底面は、球が周囲から取込部16に向けて流れる斜面を形成する。したがって、球貯蔵室8に貯蔵された球は、球貯蔵室8の底壁15から取込部16に流れ込む。この取込部16に流れ込んだ図3に示す球Pは、螺旋払出体18と取込部16の前後壁との間に前後2条となって螺旋体の隙間に1個ずつ分離されつつ取り込まれる。取込部16の底部には、図3および図4に示す球出口19が、螺旋体における右側部の1つの隙間の真下に位置して形成される。そして、払出モータ17が螺旋払出体18を回転すると、螺旋払出体18が螺旋体の隙間に分離されて取り込まれた球を取込部16の内部を左側から右側に移動させ、取込部16の内部における右端部に移動した球が球出口19から前後2条に分かれて下方に落下して取込部16から排出される。螺旋払出体18の前側に分離されている球と螺旋払出体18の後側に分離されている球とは、球出口19から同時に排出されることはなく、球出口19から螺旋払出体18の半回転だけずれて互い違いに排出される。取込部16の右壁が螺旋払出体18を貫通させる部分は、図4に示す孔閉塞体22によって球が取込部16の内部から漏れないように塞がれている。孔閉塞体22は払出モータ17のモータケースと取込部16の右外側面との間の隙間を保持する機能も有する。球貯蔵室8には、球貯蔵室8から取込部16への球の流入を阻止する図3および図4に示す庇23が球出口19の真上に位置して設けられる。
図1に戻り、取込部16の左壁には、1個の球の直径より小さい退避孔26が設けられる。払出球検出機構10は、図3に示す球出口19から前後2条に分かれて排出される球を、払出球検出機構10に装着された払出球検出器20に前後に形成された図4に示す球検出孔21を別々に通過させる。払出球検出器20は、球検出孔21を通過する球を電気的に検出するごとに払出球検出信号を図7に示す主制御装置86および図8に示す発射払出制御装置102に出力する。連結樋11の内部には、払出球検出機構10から前後2条に分かれて排出される球を個別に通す2つの通路が、隔壁で前後に区分される。球貯蔵室8の底壁15の外側面には、球貯蔵室8に貯蔵された球数が残り少ない球切れ状態であることを検出する球切れ検出器24が設けられる。球切れ検出器24は、球貯蔵室8に貯蔵された球数が残り少ない球切れ状態であることを検出すると、電気的な球切れ検出信号を主制御装置86に出力する。すると、主制御装置86が遊技店の営業を管理するホールコンピュータに補給信号を出力し、ホールコンピュータが遊技機設置構造体における補給機構を駆動し、補給機構が球貯蔵室8に球を補給する。タンク構造体7における球貯蔵室8よりも前側には、タンク中継端子基板25が設けられる。タンク中継端子基板25には、払出球検出器20、通路切換ソレノイド38、満タン検出器43、球切れ検出器24のそれぞれからの配線を接続するコネクタが設けられる。
縦樋機構3は、タンク機構2の連結樋11から排出された球を、通路切換機構31の動作によって、通路構造体32の内部における払出通路33に流したり、払出通路33から通路構造体32の内部における球抜通路34に流したりする構造である。払出通路33は、連結樋11から排出された球を、図7に示す遊技機枠51の前側に設けられた球皿構造体58の球収容部の方向に払い出すため、通路構造体32の内部に形成された通路である。球抜通路34は、タンク機構2の連結樋11から排出された球を、遊技機枠51の裏側から遊技機枠51の設置される遊技機設置構造体の捕球機構の方向に排出する通路である。払出通路33および球抜通路34は、連結樋11から前後2条に分かれて排出される球を個別に通すように、隔壁で前後に区分された構造であるとともに、上部から下部に行くにしたがって、前後方向に蛇行する構造である。球抜通路34は、払出通路33の右側に併設され、払出通路33から前後2条に分かれて排出される球を個別に通すように、隔壁で前後に区分された構造である。通路構造体32における上端部としての払出通路33の上端部には、受入部6が設けられる。受入部6は、挿入部5を外接嵌合させる内形を有する筒状であって、払出通路33より大きく広がっている。
通路切換機構31の電磁ソレノイドにより構成された通路切換ソレノイド38は、通路構造体32の前側に配置される。通路切換機構31の通路切換弁39は、払出通路33と球抜通路34との連接部に形成された図4に示す連絡孔40に配置される。通路切換弁39の下部に固定された弁軸41は、縦樋機構3に回転可能に装着されるとともに、通路切換ソレノイド38の出力部材であるプランジャ42に連結される。通路構造体32の前面には、上部突起32aおよび下部突起32bが、通路切換ソレノイド38の上下に分かれ、通路構造体32の前面から前側に突出する。上部突起32aには、ねじ取付孔32cが、上部突起32aの前面から内部に窪む窪みとして形成される。下部突起32bには、ねじ取付孔32dが、下部突起32bの前面から内部に窪む窪みとして形成される。
通路構造体32を遊技主体収納構造体4に取り付けるために、通路構造体32と別に形成された取付躯体35は、遊技主体収納構造体4における中央開口部73を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部48の間に配置される縦長な帯板状である。取付躯体35には、左側壁35aおよび右側壁35bが、取付躯体35の左右縁部から裏側に突出する。左側壁35aには、上部突起32aを逃げるための逃部35c、下部突起32bを逃げるための逃部35dが形成される。右側壁35bには、上部突起32aおよび通路切換ソレノイド38を逃げるための逃部35e、下部突起32bを逃げるための逃部35fが形成される。取付躯体35には、取付躯体35を遊技主体収納構造体4に取り付けるためのねじ挿入孔35g、取付躯体35を遊技主体収納構造体4に取り付けるための掛止部35h、通路構造体32を取付躯体35に取り付けるためのねじ挿入孔35j;35k、通路切換ソレノイド38を取付躯体35に取り付けるためのねじ挿入孔35m、弁軸41を支持するための弁軸突起35nが設けられる。掛止部35hは、取付躯体35の前面から前側に突出した横突起と、横突起の先端から下方に突出した縦突起とを備える。掛止部35hの縦突起と取付躯体35の前面との間には、遊技主体収納構造体4における係合孔47の周囲を取り込んで支持する隙間が存在する。
そして、通路構造体32の前面と取付躯体35の裏面とが互いに向かい合わされ、通路切換ソレノイド38が通路構造体32と取付躯体35との間に配置され、上部突起32aの前面と下部突起32bの前面とが取付躯体35の裏面に重ね合わされ、弁軸突起35nが弁軸41の前面から内部に形成された図外の孔に挿入された後、タッピングスクリューのような止ねじ35pが取付躯体35の前側からねじ挿入孔35jを経由して上部突起32aのねじ取付孔32cに締結され、タッピングスクリューのような止ねじ35qが取付躯体35の前側からねじ挿入孔35kを経由して下部突起32bのねじ取付孔32dに締結され、止ねじ35rが取付躯体35の前側からねじ挿入孔35mを経由して通路切換ソレノイド38の図外のねじ取付孔に締結される。これによって、図2に示すように、通路構造体32と取付躯体35とが互いに結合され、通路切換ソレノイド38が取付躯体35に取り付けられ、弁軸41が通路構造体32と取付躯体35とで支持される。弁軸41が通路構造体32と取付躯体35とで支持されているので、通路切換ソレノイド38が弁軸41を駆動する場合、弁軸41がふらつくことがない。
図2に示すように、通路構造体32と取付躯体35とが互いに組み合わされた状態において、例えば、通路切換ソレノイド38が電力供給されていない場合、通路切換弁39が、球を払出通路33に流すように、図4に示す連絡孔40を遮断する。そして、通路切換ソレノイド38が電力供給されている場合、通路切換弁39が、球を球抜通路34に球を流すように、払出通路33を遮断する。通路切換弁39の動作について、通路切換ソレノイド38への電力供給を単動タイプで説明したが、通路切換ソレノイド38をラッチングソレノイドで構成し、電力供給の極性を変えることで通路切換弁39を動作させれば、電力消費を減少することができる。払出通路33には満タン検出器43が通路切換弁39よりも下流側に設けられる。満タン検出器43は、図7に示す球収納部68から前横樋80および払出通路33の満タン検出器43まで球が満杯となると、図7に示す主制御装置86による賞球制御を停止するために、満タン検出器43が満杯となった球でオン動作して電気的な満杯検出信号を主制御装置86に出力する。遊技主体収納構造体4には、タンク機構2を取り付ける止ねじ14を締結する取付孔44、タンク機構2を搭載する受棚45、縦樋機構3を取り付ける止ねじ30を締結する取付孔46、掛止部35hを掛け止める係合孔47が設けられる。
タンク払出装置1を遊技主体収納構造体4に取り付ける仕方について説明する。図2において、先ず、縦樋機構3の掛止部35hが遊技主体収納構造体4の裏側から係合孔47に挿入され、縦樋機構3の取付躯体35の前面が遊技主体収納構造体4に重ね合わされ、縦樋機構3が下方に移動されると、掛止部35hの縦突起が係合孔47よりも下部における遊技主体収納構造体4の前面と対向し、掛止部35hの横突起が係合孔47の下縁部で受け止められる。その後、止ねじ30が取付躯体35の裏側からねじ挿入孔35gを経由して遊技主体収納構造体4の取付孔46に締結される。これによって、図8に示すように、縦樋機構3が遊技主体収納構造体4における中央開口部73の右縁部に沿って中央開口部73よりも右側に位置して遊技主体収納構造体4の裏面における中央開口部73を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部48の間に縦長となるように配置されて固定される。したがって、縦樋機構3が遊技主体収納構造体4の裏面における中央開口部73を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部48の間における部分のデッドスペースを有効に活用して遊技主体収納構造体4の裏部に取り付けられるという利点がある。また、掛止部35hで縦樋機構3を遊技主体収納構造体4に引っ掛けた状態において、止ねじ30で縦樋機構3を遊技主体収納構造体4に固定する構造であるので、止ねじだけで取り付ける場合に比べ、縦樋機構3の取付作業が簡単であるという利点がある。
次に、タンク機構2における連結樋11の挿入部5が縦樋機構3の上方から受入部6に差し込まれる。このようにタンク機構2の挿入部5が縦樋機構3の上方から受入部6に差し込まれることによって、タンク機構2の球を排出する部分と縦樋機構3の球を受け入れる部分とが、位置がずれたり離れたりすることがなく、正確に連結されるので、球がタンク機構2から縦樋機構3に円滑に流れるという利点がある。しかも、挿入部5の内径が受入部6の内径よりも細く構成され、図4に示すように、挿入部5の内面が受入部6の内面と同一面内に位置するか、または、受入部6の内面が挿入部5の内面よりも内側に突出しなければ、球が挿入部5から受入部6に移動する過程で受入部6に引っかかることがなく一層円滑に流れるという利点がある。その後、タンク機構2が遊技主体収納構造体4の受棚45に搭載され、止ねじ14がタンク機構2の裏側からねじ挿入孔13を経由して遊技主体収納構造体4の取付孔44に締結される。これによって、図6に示すように、タンク機構2と縦樋機構3とが互いに連結されて遊技主体収納構造体4の裏面に固定され、タンク払出装置1が遊技主体収納構造体4の裏面に設けられる。
このように遊技主体収納構造体4の裏面に取り付けられたタンク払出装置1において、球貯蔵室8に球が供給されると、球貯蔵室8に入った球は、底壁15の球が接触する底面の傾斜で取込部16の方向に案内されて取込部16に流れ込む。この取込部16に入った球は、螺旋払出体18で前後に分けられるとともに、螺旋体の隙間に分離されて1個ずつ取り込まれる。その状態において、螺旋払出体18が払出モータ17で正転方向に駆動されると、螺旋払出体18が螺旋体の隙間に取り込まれた球を取込部16の内部で左側から右側に移動して取込部16の球出口19から下方に排出させる。球出口19から排出された球は、払出球検出機構10に取り込まれる。つまり、払出球検出機構10が球出口19の真下に設けられているので、タンク払出装置1の上下寸法を小さくすることができるうえ、球が球出口19から払出球検出機構10を通過するまでの時間を短くすることができるという利点がある。図4に示すように、螺旋払出体18が球貯蔵室8から取込部16に向けて移動する球Pから受ける矢印X1で示す球圧の方向と螺旋払出体18が取込部16の内部で球Pを球出口19に向けて移動する矢印X2で示す方向とが同じ方向となるように、球払出機構9の螺旋払出体18が払出モータ17で正転方向に駆動されるので、球貯蔵室8に存在する球および取込部16に存在する球から螺旋払出体18に作用する負担が軽くなり、螺旋払出体18が円滑に回転して球詰まりを発生しにくく、球貯蔵室8から球を円滑に払い出すことができるという利点がある。
図7を参照し、遊技機枠51の裏機構および遊技盤85の前機構について説明する。遊技機枠51は、固定枠52および可動枠53を備える。固定枠52は、パチンコ店の図外の遊技機設置構造体に取り付けるための外枠と呼ばれるものであって、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。可動枠53は、前枠または中枠と呼ばれるものであって、固定枠52に左側のヒンジ54で前側横方向に片開き可能にかつ着脱可能(交換可能)に取り付けられる。可動枠53は、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状の可動枠本体55と、可動枠本体55から内部に延設された遊技主体収納構造体4とを備える。可動枠本体55には、パネル枠57および球皿構造体58が左側に設けられる上側および下側のヒンジ59で前側横方向に片開き可能に取り付けられる。パネル枠57は、前後方向に開放された窓60を囲む額縁形状である。パネル枠57の裏面には、ガラスまたは合成樹脂からなる光透過性を有する前面パネル61が、窓60を覆う格好で取り付けられる。
可動枠本体55の右縦片には施錠装置62と複数のロック機構63;64;65およびロック解除操作体66が設けられる。可動枠53やパネル枠57および球皿構造体58が閉じられてロック機構63−65で開閉不能に支持された状態において、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠51の前側から施錠装置62の鍵穴67に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠52と可動枠53とのロック機構63による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠53を前側に引くことによって、可動枠53はヒンジ54を中心として前側に片開きされる。また、上記施錠装置62の鍵穴67に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠53とパネル枠57とのロック機構64による支持形態が解除される。
この支持形態の解除後に、店員がパネル枠57を前側に引くことによって、パネル枠57はヒンジ59を中心として前側に片開きされる。このように、パネル枠57が前側に開かれた状態において、店員が可動枠53の前面に設けられたロック解除操作体66を操作すると、可動枠53と球皿構造体58とのロック機構65による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が球皿構造体58を前側に引くことによって、球皿構造体58はヒンジ59を中心として前側に片開きされる。球皿構造体58の前面には、球収納部68および発射操作機構69を備える。球収納部68は、遊技に使用する球を受ける上方に開放された形態である。球皿構造体58の裏面には、前横樋80から球を球収納部68に供給する球取入口70と、球収納部68から発射機構77に球を供給する球供給口71とを備える。
遊技主体収納構造体4は、前側に開放された遊技主体収納室72と、遊技主体収納室72の背壁に前後方向に貫通する中央開口部73とを備える。遊技主体収納室72の左側部には、遊技盤85を取り付ける枠側ヒンジ74および枠側コネクタ75を備える。枠側ヒンジ74は、遊技主体収納室72の左側部に固定的に取り付けられたヒンジ躯体の前側に折り曲げられた支持部から上方に突出したヒンジピンを備えた構造である。枠側コネクタ75は、導電材からなるコネクタピンが合成樹脂のような電気絶縁材からなるコネクタボディに移動可能に装着され、コネクタピンに内蔵されたコイルスプリングのような弾性体がコネクタピンの先端部をコネクタピンから外側に押し出した、スプリングコネクタと呼ばれる構造であって、コネクタピンが遊技盤の電極から押されるのに伴い、弾性体が圧縮し、コネクタピンと電極とが互いに押し合って接触する。
遊技主体収納構造体4における遊技主体収納室72よりも下部における前面には、遊技主体棚76を備える。遊技主体棚76から下方に延設された遊技主体収納構造体4における前壁の前面には、発射機構77、発射レール78、ファール球取入口部79、前横樋80を備える。発射レール78は、球皿構造体58の球供給口71から供給された1個の球を受け取る。発射機構77は、電力供給と遮断とを交互に受けることによって、球収納部68から発射レール78に供給された1個の球を遊技盤85の前面の遊技領域に向けて発射する。発射レール78は、発射機構77から発射された球を、遊技盤85の前面の発射通路の入口に誘導する。ファール球取入口部79は、遊技盤85の発射通路から落下する球を取り込む。ファール球取入口部79に取り込まれた球は、前横樋80を経由して球取入口70に排出される。前横樋80は、可動枠53の裏部に取り付けられた図2に示すタンク払出装置1から払い出された球を球取入口70に排出する。遊技主体収納室72の右側部には、遊技主体ロック部材81を備える。遊技主体ロック部材81は、遊技主体収納構造体4から前側に突出する円筒状の台座の中心にロック操作体82を回転可能に備える。ロック操作体82は、台座から前側に突出した操作軸の端部に固定された横長な形態である。
遊技盤85の裏面には、主制御装置86、複合制御装置87、セット板と呼ばれる部品取付構造体88、盤側可撓性配線89、盤側ヒンジ90、取付部91を備える。部品取付構造体88は、遊技盤85の前面に設けられた図外の入賞部品やアウト口から遊技基板の裏側に排出された球を、下方に誘導して排出する。遊技盤85の裏側には、遊技盤85の前面に設けられた遊技部品の裏機構が、遊技盤85に形成された図外の逃孔や部品取付構造体88に形成された逃孔を経由して突出する。遊技盤85の裏側に突出した遊技部品の裏機構は、入賞部品に入賞した球を電気的に検出した入賞信号を主制御装置86を出力する入賞球検出器、可動部品を動かす駆動機構92、図柄表示器93、図柄表示器93の制御を行う図柄制御装置94、図柄表示部品のステップモータ97、表示灯基板などである。
盤側可撓性配線89は、遊技盤85に設けられた電気部品と遊技機枠51に設けられた電気部品とを接続する多数本の箔形状の電線および箔形状の電極95が、可撓性を有する合成樹脂基板の表面に付設された構造である。電極95は、枠側コネクタ75のコネクタピンと対応する個数のラウンドと呼ばれるものであって、各電極95からは上記箔形状の電線が個別に延設される。電線の表面は、レジスト膜のような電気絶縁材で被覆され、人の接触から保護される。盤側可撓性配線89には、入賞球検出器、可動部品を動かす駆動機構92、図柄制御装置94、表示灯基板などである。盤側ヒンジ90は、遊技盤85に固定的に取り付けられたヒンジ躯体の前側に折り曲げられた支持部に上下方向に貫通したヒンジ孔を備えた構造である。取付部91は、遊技盤85の右側部に固定される。取付部91は、ロック挿入孔96を備える。
遊技盤85は、遊技機枠51に、次のように装着される。少なくとも、パネル枠57が前側に開けられた状態において、遊技盤85の裏面が可動枠53の前面に向けられ、遊技盤85の左側部が遊技主体収納室72に前側から挿入され、盤側ヒンジ90のヒンジ孔が枠側ヒンジ74のヒンジピンに上方から挿入されると、遊技盤85が遊技機枠51に盤側ヒンジ90と枠側ヒンジ74とを中心として回転可能に取り付けられる。その後、遊技盤85の右側部が作業者によって遊技機枠51の方に押されると、盤側ヒンジ90と枠側ヒンジ74との嵌合が中心となり、遊技盤85が右部を遊技主体収納室72に近づけるように回転しつつ遊技主体収納室72に収納され、ロック操作体82が遊技盤85のロック挿入孔96に後側から挿入されて前側に突出する。その状態において、作業者がロック操作体82を例えば左方向に90度回転操作すると、ロック操作体82がロック挿入孔96の周りにおける取付部91と係合し、遊技盤85が遊技主体収納室72に取り付けられる。このように遊技盤85が遊技主体収納室72に取り付けられることによって、盤側可撓性配線89の電極95と枠側コネクタ75のコネクタピンとが互いに接続される。このように遊技盤85が可動枠53の遊技主体収納室72に取り付けられることによって、遊技盤85の裏面における主制御装置86、複合制御装置87、部品取付構造体88、駆動機構92、図柄表示器93、図柄制御装置94、ステップモータ97など遊技盤85の裏面から裏側に突出する部品が、遊技主体収納構造体4の中央開口部73から裏側に突出する。つまり、遊技主体収納構造体4の中央開口部73は、遊技盤85の裏面から裏側に突出する部品を逃げるための孔である。
図8を参照し、遊技機枠51の裏機構について説明する。タンク払出装置1のタンク構造体7が、遊技機枠51の中央開口部73の真上の右側に配置されて遊技主体収納構造体4の裏面に取り付けられ、タンク払出装置1の縦樋機構3が遊技機枠51の中央開口部73の右側に配置されて遊技主体収納構造体4の裏面に取り付けられる。縦樋機構3の払出通路33の下端は、前横樋80の右上内部に連なる。よって、払出通路33を流下した球は、前横樋80を経由して球皿構造体58の球収納部68に排出される。遊技主体収納構造体4における遊技主体棚76より下方に延設された前壁の裏面には、電源装置101と発射払出制御装置102とが取り付けられる。電源装置101は、中央開口部73よりも右下部に配置される。発射払出制御装置102は、中央開口部73よりも左下部に配置される。枠側コネクタ75よりも上部における遊技主体収納構造体4の裏面には、外部情報端子基板103、払出中継端子基板104、電源端子基板105が、下から上に順に配置された形態で、取り付けられる。発射払出制御装置102よりも左側における遊技主体収納構造体4の裏面には、球皿中継基板106が取り付けられる。
電源装置101、発射払出制御装置102、枠側コネクタ75、払出中継端子基板104、電源端子基板105、外部情報端子基板103、球皿中継基板106のそれぞれは、枠側可撓性配線107で、互いに接続される。枠側可撓性配線107は、遊技盤85に設けられた電気部品と遊技機枠51に設けられた電気部品とを接続する多数本の箔形状の電線が、可撓性を有する合成樹脂基板に付設された構造である。払出中継端子基板104には、タンク構造体7のタンク中継端子基板25が、ハーネス108で接続される。電源端子基板105には、パチンコ機のプラグ109を有する電源配線110が接続される。外部情報端子基板103は、遊技店の店営業を管理する図外のホールコンピュータと接続される。球皿中継基板106には、図7に示す球皿構造体58からの配線が接続される。電源装置101の裏面右下部には、電源スイッチ111およびリセット釦112が設けられる。
遊技機枠51が遊技店の遊技機設置構造体に取り付けられ、遊技盤85が遊技機枠51に装着され、図7に示すパネル枠57および球皿構造体58が閉じられて可動枠53に固定され、遊技機枠51の裏側に設けられた図8に示す電源配線110のプラグ109が遊技機設遊構造体のAC24ボルトを出力する島電源の出力端子に接続され、電源スイッチ111が作業者によって投入され、遊技機枠51の裏面における電源装置101が、遊技盤85の裏面における主制御装置86と複合制御装置87および図柄制御装置94、遊技機枠51の裏面における発射払出制御装置102に直流電源を供給し、主制御装置86と複合制御装置87および図柄制御装置94が起動し、パチンコ球と呼ばれる球が球収納部68および図2に示すタンク払出装置1の球貯蔵室8に入れられ、球切れ検出器24が球切れ検出信号を出力しておらず、満タン検出器43が満タン検出信号を出力していない状態において、遊技者が発射操作機構69を操作すると、発射操作機構69が遊技者の操作量に応じた可変抵抗値を発射払出制御装置102に出力する。これによって、発射払出制御装置102が例えば1分間に100発未満の周期と可変抵抗値に応じた発射出力とで発射機構77を駆動し、発射機構77が球収納部68から供給された球を1個ずつ発射する。
発射機構77から発射された球は、遊技盤85の発射通路を経由して遊技領域に発射される。遊技領域に発射された球は、センター飾り、入賞部品、サイドランプ、風車、遊技釘、球反発体などに衝突して流れる方向を変えられながら、遊技領域を流下し、入賞部品に入賞する。入賞部品に入賞しないで遊技領域の最下部に到達した球は、アウト口から遊技基板の裏側に排出される。入賞部品に球が入賞すると、入賞球検出器が入賞部品に入賞した球を電気的に検出して入賞検出信号を配線を通して主制御装置86に出力する。そして、主制御装置86が入賞検出信号の種類による賞球払出信号を発射払出制御装置102に出力し、発射払出制御装置102が賞球払出信号に基づく個数の賞球としての球を払い出すように払出モータ17を正転方向に駆動する。これによって、タンク払出装置1の球貯蔵室8から賞球としての球が払い出される。
このように、球が球貯蔵室8から払い出されるのに伴い、払出球検出器20が払出球検出信号を配線を通して発射払出制御装置102に出力し、発射払出制御装置102が払出球検出信号をタンク払出装置1から払い出された球数としてカウントアップするかまたは賞球払出信号に基づき定められた設定賞球数をカウントダウンするかの演算処理を行う。この演算処理の結果として、発射払出制御装置102は、タンク払出装置1が賞球払出信号による個数の球を払い出し終わる時間が経過した時点において、カウントアップした値が賞球払出信号に基づき定められた設定賞球数と一致するかまたは賞球払出信号に基づき定められた設定賞球数からカウントダウンした値が「0」となった場合、払出モータ17の正転方向の駆動を停止する。
球切れ検出器24が球貯蔵室8に球の存在を検出していてオフ動作していることから、発射払出制御装置102が払出モータ17を正転方向に駆動するような制御中において、発射払出制御装置102には球切れ信号が入力されずかつ賞球払出信号が一定時間入力されないことが継続した場合、または、発射払出制御装置102が払出モータ17の正転方向の駆動中における出力トルクを監視し、この監視している出力トルクがしきい値である所定値よりも上昇した状態が一定時間継続した場合、発射払出制御装置102は球払出機構9に球詰まりが発生したと判断する。そして、発射払出制御装置102が払出モータ17を正転方向から逆転方向に駆動するように発射払出制御装置102から払出モータ17に供給する電力の極性を一定時間切り換える。これによって、払出モータ17が逆転方向に一定時間駆動する。払出モータ17を正転方向から逆転方向に駆動するように電力の極性を切り換える一定時間は、タンク構造体7における取込部16の退避孔26に球の一部が取り込まれるまでの時間であって、この時間が経験則から割り出して発射払出制御装置102に設定されている。
その後、発射払出制御装置102は、払出モータ17を逆転方向から正転方向に駆動するように発射払出制御装置102から払出モータ17に供給する電力の極性を元に戻すように切り換える。または、発射払出制御装置102が払出モータ17の逆転方向の駆動中における出力トルクを監視し、この監視している出力トルクがしきい値である所定値よりも上昇した状態が一定時間継続した場合、退避孔26に球が取り込まれたと判断することによって、発射払出制御装置102が払出モータ17を逆転方向から正転方向に駆動するように発射払出制御装置102から払出モータ17に供給する電力の極性を元に戻すように切り換える。このように出力トルクを監視した場合は、発射払出制御装置102に上記経験則から割り出した一定時間に置換してしきい値を設定しておく。これによって、払出モータ17が正転方向に駆動する。この正逆転の切替制御は、球払出機構9に発生した球詰まりが解消されるまでの間、所定回数行われる。そして、所定回数行われても、球払出機構9に発生した球詰まりが解消されない場合、発射払出制御装置102は、正逆転の切替制御を停止するとともに、パチンコ店の店員による球詰まり解消を行わせるために、異常信号を図外の報知器に出力する。
タンク払出装置を示す分解斜視図(最良の形態)。 タンク機構と縦樋機構とを示す分解斜視図(最良の形態)。 取込部周りを示す平面図(最良の形態)。 タンク払出装置の内部を示す縦断面図(最良の形態)。 タンク払出装置の組立工程を示す斜視図(最良の形態)。 タンク払出装置の組立工程を示す斜視図(最良の形態)。 パチンコ機の遊技機枠と遊技盤とを示す分解斜視図(最良の形態)。 遊技機枠を示す背面図(最良の形態)。
符号の説明
1 タンク払出装置
2 タンク機構
3 縦樋機構
4 遊技主体収納構造体
8 球貯蔵室
9 球払出機構
10 払出球検出機構
48 遊技主体ロック部材装着部
51 遊技機枠
58 球皿構造体

Claims (1)

  1. 遊技機枠における遊技主体収納構造体の裏面の上部に設けられたタンク機構と、タンク機構の球貯蔵室から球を1個ずつ払い出すためにタンク機構に設けられた球払出機構と、球払出機構から払い出される球を電気的に検出するためにタンク機構に設けられた払出球検出機構と、払出球検出機構から排出された球を遊技機枠の前側に設けられた球皿構造体の方向に払い出すための縦樋機構とを備えた遊技機のタンク払出装置において、縦樋機構が遊技主体収納構造体の裏面における中央開口部を区画形成する右側部から裏側に突出する上下の遊技主体ロック部材装着部の間に縦長となるように配置されて固定されたことを特徴とする遊技機のタンク払出装置。
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