JP2004089506A - 遊技機の内枠構造、並びに賞球払出機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外枠に一側部が軸支されて開閉可能とされる内枠14裏面の上部他側部側に、賞球87を貯えるタンク74を設け、内枠14裏面の他側部側におけるタンク74の略真下に、タンク74と連通されて下方へ直線状に延出された樋82を配置する。樋82の出口近傍には賞球87の払い出し数を制御する賞球払出装置88を設け、この賞球払出装置88により、内枠14前面側の貯球皿と連通されている球案内通路84に賞球87を払い出す。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の内枠構造、並びに賞球払出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7には、従来のパチンコ機に装備された内枠の裏面側が示されている。内枠200は、一側部(裏面視右側)に設けられた一対のヒンジ202、204を介して外枠に開閉可能に装着され、開口部206の前面側に、遊技盤や遊技盤を覆うガラス枠が取り付けられるようになっている。また裏面側には、図示のように、賞球払出機構208が開口部206を避けるよう枠部に沿って設けられている。
【0003】
賞球払出機構208は、内枠200裏面の上部に配置されたタンクセット210と、タンクセット210に連通されて内枠200裏面の右側端部に配置された樋212とに遊技球(賞球)を貯え、樋212の略下端部に設けられた賞球払出装置214が入賞時等に駆動して、賞球216を内枠200前面側に設けられた球皿へ払い出すようになっている。また、内枠200裏面の上部右側には、ホール管理コンピュータに接続されて本体情報を通信する枠用外部端子板218がその定められた位置に取り付けられ、他にも各種基板220が配設されており、タンクセット210はそれらの基板を避けて左側に配置されている。
【0004】
タンクセット210は、ホールに設置された島設備から供給される遊技球を貯球する大容量の上タンク222と、上タンク222から排出される遊技球を球馴らし機構224及び球整列通路226により球詰まりとならないよう樋212へ案内する下タンク228との2段構成とされている。また樋212は、通路内に貯えた賞球216の全重量、特に、賞球払出時にタンクセット210から流下する賞球216の衝撃が、直接、賞球払出装置214(カウントスプロケットを駆動するステッピングモータ等)に及ばないようにするため、図示のような蛇行状とされている。
【0005】
ただし、近年では、各パチンコ機から回収した遊技球の汚れを落とす島設備に内蔵された球磨き装置の性能向上により、遊技球の汚れなどに起因する球詰まりが改善されているため、樋へ案内する遊技球の整列機能を持たせた下タンクを取り除くことが可能となっている。また、賞球払出装置に用いるステッピングモータも性能が向上しているため、樋を蛇行状としなくてもよくなっている。
【0006】
一方、近年のパチンコ機では、遊技盤の電子化が進み、搭載する電気部品や基板等の種類が増えるるとともに巨大化する傾向にある。そのため、盤面方向における部品配置スペースの拡大化に加え、部品を機器裏側へ立体的に配置することも検討されている。この遊技盤裏面側の部品搭載スペースの拡大に関しては、賞球払出機構の樋を蛇行状から直線状に変えて樋の左右幅方向を縮小するとともに、樋の下部に配置している賞球払出装置(整流装置)を下タンクに移し賞球払出機構が占めるスペースを縮小することで、部品配置スペースを横方向へ拡大させるというものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
さらには、上記の直線状の樋に加え、下タンクを取り除くとともに賞球払出装置を上タンクに設けることで、遊技盤裏面側の部品配置スペースを上方向へも拡大させるというものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−294569号公報 (第3頁、第3図)
【特許文献2】
特開平10−201916号公報 (第3‐4頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した樋を直線状として賞球払出装置を樋の上流側に移した構成では、賞球払出装置から払い出された賞球が樋内をほぼ真直ぐ落下して球排出通路等に衝突するため、その衝撃で振動や騒音が増すとともに、最悪は破損する恐れがある。
【0010】
また、図7に示した賞球払出機構208も含め、全ての従来例において、タンクと樋とを接続する略水平方向に延出された通路部(図7の例では球整列通路226)が設けられているため、余分なスペースが取られている。さらに、賞球払出機構の故障修理や定期的に行うメンテナンス等では、タンクの球排出口、樋、及び、賞球払出装置が全て内枠のヒンジ側に配置されているため、内枠の開放により得られるスペースが狭く作業性が悪い問題がある。
【0011】
本発明は上記事実を考慮して、遊技機裏面側の部品配置スペースを更に拡大させるとともに、賞球払い出し時の衝撃を軽減させて破損を防止し、メンテナンス等での作業性を向上させた遊技機の内枠構造、並びに賞球払出機構を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、外枠に一側部が軸支されて開閉可能に設けられ前面に遊技盤が取り付けられる内枠と、前記内枠裏面の上部他側部側に設けられ賞球を貯える貯球部と、前記内枠裏面の他側部側における前記貯球部の略真下に配置され貯球部と連通されて下方へ直線状に延出された樋と、前記樋の出口近傍に設けられ樋を通って払い出される前記賞球の払い出し数を制御する賞球払出手段と、前記樋の出口に接続され払い出された前記賞球を受け入れて前記内枠の前面側に設けられた貯球皿へ案内する球案内通路と、を有することを特徴としている。
【0013】
請求項1に記載の発明では、内枠裏面の上部他側部側に貯球部が設けられており、貯球部に貯えられた賞球を下方に案内する樋は、内枠裏面の他側部側に設けて貯球部の略真下に配置し下方へ直線状に延出する。これにより、樋の大きさが必要最小限とされて、遊技機裏面側の部品配置スペースを更に拡大することができる。
【0014】
また、樋の占有スペースを小さくするために樋を直線状としても、賞球払出手段を樋の出口近傍に配置することにより、賞球払出手段から球案内通路へ払い出される賞球の衝撃が軽減されて破損も防がれる。
【0015】
また内枠は、外枠に一側部が軸支されて開閉可能に設けられているが、内枠裏面の他側部側、すなわち開放端側に樋や賞球払出手段を配置することで、内枠を開放すると、樋や賞球払出手段の周囲に広いスペースが得られる。これにより、メンテナンス等における作業性が向上する。
【0016】
請求項2に記載の発明は、一側部が軸支されて開閉可能とされた内枠の裏面上部他側部側に設けられ賞球を貯える貯球部と、前記内枠裏面の他側部側における前記貯球部の略真下に配置され貯球部と連通されて下方へ直線状に延出された樋と、前記樋の出口近傍に設けられ樋を通って払い出される前記賞球の払い出し数を制御する賞球払出手段と、を有することを特徴としている。
【0017】
請求項2に記載の発明では、内枠裏面の上部他側部側に貯球部が設けられており、貯球部に貯えられた賞球を下方に案内する樋は、内枠裏面の他側部側に設けて貯球部の略真下に配置し下方へ直線状に延出する。これにより、樋の大きさが必要最小限とされて使用する部材量を削減できるとともに、賞球払出機構を小型に構成することができる。したがって、遊技機裏面側の部品配置スペースを更に拡大することができる。
【0018】
また、樋の占有スペースを小さくするために樋を直線状としても、賞球払出手段を樋の出口近傍に配置することにより、賞球払出手段から球案内通路へ払い出される賞球の衝撃が軽減されて破損も防がれる。
【0019】
また、外枠に一側部が軸支されて開閉可能に設けられている内枠裏面の他側部側、すなわち開放端側に樋や賞球払出手段を配置することで、内枠を開放すると、樋や賞球払出手段の周囲に広いスペースが得られる。これにより、賞球払出機構の故障修理やメンテナンス等における作業性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
図1及び図2には、本発明の一実施の形態に係るパチンコ機が示されており、図3には、そのパチンコ機に装備された内枠の裏面側が示されている。また、図4〜図6には本発明の一実施の形態に係る賞球払出機構が示されている。
【0022】
図1及び図2に示されるように、本実施形態のパチンコ機10は、パチンコ機10の外郭部を構成してパチンコホールのパチンコ機隣接設置部である所謂「島」に固定される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には、矩形額縁状とされた樹脂成形品の内枠14が配置されており、内枠14は、左側端部(図3の裏面視では右側端部)に設けられたヒンジ15A、15Bが外枠12に軸支されて開閉可能に取り付けられている。
【0023】
内枠14の前面上部には、ガラス板16をガラスフレーム18に装着したガラス枠(前枠)20が、左側端部を内枠14に軸支されて開閉可能に取付けられている。またガラス枠20と内枠14とは、内枠14の右側端部に設けられた施錠装置(シリンダ錠)22により施錠されるようになっている。
【0024】
内枠14の前面下部には、遊技者側となる前方へ突出された球皿部24を備える一体皿26が、左側端部を内枠14に軸支されて開閉可能に取付けられている。一体皿26前面の上部右寄りには球排出口27が設けられており、球皿部24は、その球排出口27から排出される貸し球や賞球を貯留するとともに、球皿部24下流側に設けられた誘導通路24Aにより一列に整列して打球発射装置(図示省略)へ誘導する。さらに一体皿26の前面には、左側下部に灰皿28が配置され、右側下部には打球発射装置から発射する遊技球の飛距離を調整するための発射ハンドル30が設けられている。
【0025】
また、内枠14の窓部(図3に示す開口部31)には、遊技盤載置台に載せて交換可能とされた遊技盤32が窓部を塞ぐように取り付けられている。遊技盤32は、ベニヤ板33の表面に樹脂材料で形成されたシート状のセル34が貼着されて、盤面32Aに、外バンド36及び内バンド37とレール飾り38、39とによって囲まれた略円形状の遊技領域40が形成されている。また、セル34の表面で遊技領域40と対応する範囲には、背景画像や各種キャラクター画像等を含む装飾画(図示省略)が印刷されている。
【0026】
遊技領域40には、特別図柄表示装置42や大入賞口(変動入賞装置)44等の役物、始動口46や入賞口48、風車50等の遊技部品、左右側端部に配置されたサイド飾り52A、52Bが取り付けられており、最下位置にアウト口54が配置されている。また、遊技盤32の右側端部に配置されたレール飾り38の右下隅には、証紙56を貼り付た証紙台58が取り付けられており、この証紙台58は、左方に配置されたヒンジ板60に支持されて、盤面32Aに対して開閉動するようになっている。
【0027】
なお、本実施形態のパチンコ機10は、打球発射装置を遊技盤32の左側下方に配置して遊技球を上方に発射する機種であり、従来機種に比べ、アウト口54の位置を下げることにより遊技領域40が拡大されている。
【0028】
またパチンコ機10の正面には、図2に示すように、ガラス枠20の前面に、賞球表示灯や完了表示灯等の機能を有する複数の表示灯62、及び、賞球払出エラー表示灯63Aや払出状態エラー表示灯63Bがガラス板16(遊技盤32の遊技領域40)を取り囲むように配列されており、左上隅近傍と右側端上部に、遊技の効果音を発生するスピーカー64、66が配置されている。
【0029】
次に、図3〜図6を用いて内枠裏面側の構成と賞球払出機構について詳細に説明する。なお、図3〜図6では、パチンコ機10を正面視した場合の左方向となる図中の右側を右方向とし、同じく正面視の右方向となる図中の左側を左方向として説明する。
【0030】
図3に示されるように、内枠14の裏面には、各種機構部品や電気部品等を搭載した機構枠体としての裏セット70が取り付けられている。裏セット70は樹脂成形品とされ、本実施形態の賞球払出機構72はこの裏セット70に組み込まれている。
【0031】
賞球払出機構72のタンク74は、裏セット70にネジ止め固定されて内枠14裏面の上部左側に配置されている。タンク74は、上面が開口された略矩形箱状とされ、図4に示されるように、底面74Aが左方向に緩やかに下り傾斜している。下流部となる底面74Aの左側端部には、図5に示されるように、前側に、前後方向に配列されてそれぞれ左方向に下り傾斜した2つのタンク排出通路76A、76Bが形成されており、後側に、平面視が略台形状とされた高位段差部78が設けられている。高位段差部78は、上面が前方へ下り傾斜しており、その上面には、左右方向に所定の間隔で配列され前後方向に沿って延びる6本の凹溝80が形成されている。これにより、島設備からタンク74内へ供給された遊技球(賞球)は、底面74A上を左方向に流下する、あるいは、高位段差部78に乗り上げた場合は高位段差部78上を前方に流下してタンク排出通路76A、76Bに案内される。
【0032】
タンク排出通路76A、76Bの左端部には、裏セット70に一体的に設けられた樋82が接続されてタンク74と連通されている。樋82は、タンク排出通路76A、76Bと対応して前後方向に配列された断面矩形状の2つの賞球払出通路83A、83Bを備える2条構造とされている。さらに樋82は、内枠14裏面の右側部側におけるタンク74の略真下に配置されて、上部がタンク排出通路76A、76Bとの接続部側から下側に掛けて少し左側へ屈曲され、その屈曲部以下が下方へ直線状に延出された形状とされている。
【0033】
また、内枠14に設けられた開口部31の下方左側には、図1に示した球排出口27と連通される球案内通路84が設けられている。この球案内通路84の天井面左端部には樋82の下端部が接続されており、樋82は、賞球払出通路83A、83Bの通路出口となる賞球払出口86A、86Bを介して球案内通路84に連通されている。さらに、樋82の下端部には、賞球払出口86A、86Bの略真上に位置して、樋82を通って払い出される賞球87の払い出し数を制御する賞球払出装置88が配置されている。
【0034】
図6に示されるように、賞球払出装置88には、駆動源としてステッピングモータ90が設けられている。ステッピングモータ90は、モータ本体が樋82の後方に設けられた筒状のケース部92に収容されて固定されている。また、前方へ向けられたモータ軸94は、軸心が水平な向きとされて賞球払出通路83A、83Bの右側に配置されており、このモータ軸94には、樋82の賞球払出通路83A、83Bと対応し所定の間隔で配列された、同形状の2つのカウントスプロケット96A、96Bが固着されている。
【0035】
カウントスプロケット96A、96Bは、図4に示されるように、周方向に45度の間隔で配置された8枚の歯を備え歯底98が略円弧状とされており、その一部の歯を対応する通路内に進入させている。また、互いの回転方向の位相が半ピッチ(22.5度)ずらされている。これにより、タンク74から、樋82の何れかの賞球払出通路83A、83Bに入って下方に導かれた賞球87は、カウントスプロケット96A、96Bの歯底98に収容・保持される。そして、ステッピングモータ90のモータ軸94が22.5度回転する毎に、賞球払出口86A、86Bから交互に1球ずつ払い出される。
【0036】
また、樋82の下端部で賞球払出口86A、86Bの左方には、賞球払出通路83A、83Bに対応して、賞球カウントスイッチとしての2つのフォトセンサ100A、100Bが取り付けられている。このフォトセンサ100A、100Bにより、各通路から払い出される賞球87がそれぞれ検出されると、各検出信号は賞球払出基板(図示省略)へ入力される。そして賞球払出基板は、入力された各検出信号に基づき、払い出される賞球数をカウントして、賞球払出装置88のステッピングモータ90を駆動制御する。これにより、パチンコ機10での遊技における入賞時等には、賞球払出機構72から所定数の賞球87が球案内通路84へ払い出され、その払い出された賞球87は、球案内通路84に受け入れられ球排出口27を通って球皿部24へ案内される。
【0037】
次に、本実施形態の作用・効果について説明する。
【0038】
本実施形態のパチンコ機10では、内枠14裏面の上部左側部側にタンク74が設けられており、タンク74に貯えられた賞球を下方に案内する樋82は、内枠14裏面の左側部側に設けてタンク74の略真下に配置し下方へ直線状に延出させている。これにより、樋82の大きさが必要最小限とされて、パチンコ機10の裏面側(内枠14及び遊技盤32の裏面)における部品配置スペースを更に拡大することができる(図3に示す拡大領域102)。
【0039】
また、樋82の占有スペースを小さくするために樋82は直線状としたが、賞球払出装置88を樋82の出口(賞球払出口86A、86B)近傍に配置したことにより、賞球払出装置88から球案内通路84へ払い出される賞球87の衝撃が軽減されて破損も防がれる。
【0040】
また内枠14は、外枠12に右側部(正面視左側部)が軸支されて開閉可能に設けられているが、内枠14裏面の左側部側(正面視右側部側)、すなわち開放端側に樋82や賞球払出装置88を配置したことで、内枠14を開放すると、樋82や賞球払出装置88の周囲に広いスペースが得られる。これにより、賞球払出装置88が故障したり、また仮に、球詰まりが起きたとしても、その原因究明やトラブル解消時の作業性、あるいは定期的に行うメンテナンス等での作業性が向上する。
【0041】
以上、本発明を上述した特定の実施形態により詳細に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
【0042】
例えば、上述した実施の形態では、賞球払出装置88の駆動源にステッピングモータ90を用いているが、これは、プランジャ等の他の駆動源に置き換えることができる。賞球カウントスイッチとしてのフォトセンサ100A、100Bについては、金属を検出する非接触型の近接スイッチ、あるいは接触型スイッチ等の他のスイッチ類に置き換え可能である。
【0043】
また、本実施形態の賞球払出機構72では、タンク74の球排出口付近での球詰まり防止を強化するため、タンク排出通路76A、76B近傍に、従来の下タンク228に備えられている球馴らし機構224等の球詰まり防止機構を設けるようにしてもよい。
【0044】
また、本発明は、一体皿構成ではなく上皿と下皿を備えたパチンコ機に適用することもできる。
【0045】
【発明の効果】
本発明の遊技機の内枠構造、並びに賞球払出機構は上記構成としたので、遊技機裏面側の部品配置スペースが更に拡大するとともに、賞球払い出し時の衝撃が軽減されて破損が防止され、メンテナンス等での作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機を示した斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るパチンコ機を示した正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る内枠を示した裏面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る賞球払出機構を示した一部断面裏面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る賞球払出機構を示した平面図である。
【図6】図4の6−6線断面図である。
【図7】従来の内枠を示した裏面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機)
12 外枠
14 内枠
24 球皿部
26 一体皿(貯球皿)
32 遊技盤
72 賞球払出機構
74 タンク(貯球部)
82 樋
84 球案内通路
87 賞球
88 賞球払出装置(賞球払出手段)
Claims (2)
- 外枠に一側部が軸支されて開閉可能に設けられ前面に遊技盤が取り付けられる内枠と、
前記内枠裏面の上部他側部側に設けられ賞球を貯える貯球部と、
前記内枠裏面の他側部側における前記貯球部の略真下に配置され貯球部と連通されて下方へ直線状に延出された樋と、
前記樋の出口近傍に設けられ樋を通って払い出される前記賞球の払い出し数を制御する賞球払出手段と、
前記樋の出口に接続され払い出された前記賞球を受け入れて前記内枠の前面側に設けられた貯球皿へ案内する球案内通路と、
を有することを特徴とする遊技機の内枠構造。 - 一側部が軸支されて開閉可能とされた内枠の裏面上部他側部側に設けられ賞球を貯える貯球部と、
前記内枠裏面の他側部側における前記貯球部の略真下に配置され貯球部と連通されて下方へ直線状に延出された樋と、
前記樋の出口近傍に設けられ樋を通って払い出される前記賞球の払い出し数を制御する賞球払出手段と、
を有することを特徴とする遊技機の賞球払出機構。
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JP2002256327A JP2004089506A (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 遊技機の内枠構造、並びに賞球払出機構 |
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Cited By (4)
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JP2006051108A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Heiwa Corp | 遊技機のタンク払出装置 |
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2002
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