JP2006046644A - 再循環リニアボールベアリング - Google Patents
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0614—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a shoe type bearing body, e.g. a body facing one side of the guide rail or track only
Abstract
【課題】 容易・迅速に組み立て可能な、信頼性の高い再循環リニアボールベアリングを提供する。
【解決手段】 再循環リニアボールベアリングは中心線状体11及び合成材料でできた2つの対向シェル12を具備し、該シェル12は中心線状体11を取囲み、中心線状体11とともに環状のレースを形成し、多くのボール13を再循環させる。2つのシェル12は平行に配置され、中心線状体11の両側から同方向に向く2本のネジ14により纏めて固定される。
【選択図】 図1
【解決手段】 再循環リニアボールベアリングは中心線状体11及び合成材料でできた2つの対向シェル12を具備し、該シェル12は中心線状体11を取囲み、中心線状体11とともに環状のレースを形成し、多くのボール13を再循環させる。2つのシェル12は平行に配置され、中心線状体11の両側から同方向に向く2本のネジ14により纏めて固定される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カートリッジ状の形状及び組立てを特徴とする再循環リニアボールベアリングに関する。
考慮される再循環リニアボールベアリングは既に公知であり、様々な分野で広く使用され、部材を他の部材に関して移動可能に支持及び案内している。しかしながら、従来の製造方法によると、再循環リニアボールベアリングは、比較的複雑で、その製作及び完成には費用がかかる。事実、再循環リニアボールベアリングは通常多くの長手及びヘッド要素から成っており、そのためまず該要素を形成して多くのベアリングボールに対するレースを画定した後、巧みに扱い組み合わせて、いくつかの方向で固定手段を使って係合しなければならない。
本発明の目的は、限られた数の、容易・迅速に組立て可能な部品から成り、加えて使用時に信頼性の高い再循環リニアボールベアリングを提供することである。
本発明のさらなる目的は、基本的にベアリングボールを除き3部品のみを備える再循環リニアボールベアリングを提供することであり、上記の3部品は交互に重ねて簡単に結合でき、1方向に向く1対のネジで纏めて一組にして固定され、それにより組立て時に何回も方向を変えずに済むようになっている。
上記目的及びそれから生じる潜在的効果は、本発明により、再循環リニアボールベアリングにおいて達成されるが、該再循環リニアボールベアリングには、中心の金属体及び2枚の対向する合成材料でできたシェルを備えており、該シェルは該中心体を取囲み、中心体と共に環状のレースを形成して多くのベアリングボールを受容し再循環させ、平行な位置で同じ方向に向いた2本のネジで纏めて固定される。
図のように、本発明のボールベアリングは、中心線状体11、2つの対向するシェル12、多数のベアリングボール13及び2本の固定ネジ14を具備する。
中心線状体11は、鋼鉄などの金属製の平行六面体形状で、その長手方向の縁部に沿って面取り部15を形成するのが好ましい。長手方向の一辺に沿って、該中心線状体はV字型又は台形の溝16を有し、反対側の長手方向の一辺に隣接して貫通孔17を上記溝と同平面上にかつ平行に有している。
2つのシェル12は合成材料を用いて成形される。各シェルには一対の平行桟19により連結された2つの端部18を有し、それにより該平行桟と端部との間に窓を形成する。平行桟19の内側には面取り面21を備えて、中心線状体11の長手方向の縁部に沿った面取り部15を合わせる。
各シェル12其々の端部の内面には、アーチ型をした連結凹部22が存在し、該連結凹部22は略半円状で、中心体11にシェル12を組付けると、1つの平面上で溝16と上記貫通孔17が連結されて環状のレースが形成される。
各シェル12の各端部18には孔23が設けられ固定ネジ14を受ける。
ベアリングの組立ては、中心体11を第1シェル12の窓20の内部に配置し、ベアリングボール14を溝16及び上記中心体11の貫通孔17と上記第1シェルのアーチ型の連結凹部21により形成されたレースにセットし、もう片方のシェル12を上に置いて、固定ネジ14を使用して同じ方向で組付け、2つのシェルを纏めてブロック化して、中心体11及びベアリングボール13を図2及び3に示すように閉じ込めて行われる。
重要なのは、ベアリングボール用のレースに対して平行な平面にある中心体11の2つの対向する面が、各シェル12に形成された窓20を介して外側に突出していることである。一方、2つのシェル12の平行桟19は、組立てられると、高さ間隔をあけて、一方側に第1開口部24を形成して、中心体の溝16にあるボール13が外部に突出できるようになっており、反対側では、第2開口部でボールの貫通孔のボール案内17に隣接する中心体の面が外部に向くようになっている。このように、ベアリングを使用する際には、案内される部材と接触する全ての部品を金属製とし、貫通案内孔17と隣接する中心体の一辺を基準面にして、ベアリングが作動する位置を調整する。
本発明のさらなる詳細については、記載した表示(図に限定されない)を参照して継続される本明細書においてより明らかになるだろう。
ボールベアリングを構成する部品の分解図である。
中間組立て段階におけるボールベアリングの全体を示す図である。
組立てられたボールベアリングを示す。
11 中心線状体
12 対向シェル
13 ベアリングボール
14 固定ネジ
15 面取り部
16 溝
17 貫通孔
18 端部
19 平行桟
20 窓
21 面取り面
22 連結凹部
23 孔
24 第1開口部
12 対向シェル
13 ベアリングボール
14 固定ネジ
15 面取り部
16 溝
17 貫通孔
18 端部
19 平行桟
20 窓
21 面取り面
22 連結凹部
23 孔
24 第1開口部
Claims (4)
- 中心線状体(11)と、2つの対向シェル(12)であって、合成材料でできており、前記中心体を取囲み、該中心体とで環状のレースを形成して多くのベアリングボール(13)を再循環させ、互いに平行に位置し前記中心体の両側部分から同方向に向う2本のネジ(13)により纏めて固定される前記対向シェルと、 を特徴とする再循環リニアボールベアリング。
- 前記中心線状体(11)は長手方向の縁部に沿って面取り部(15)を有し、前記中心線状体の長手方向の一辺にはV字型或いは台形の溝(16)を備え、反対側の長手方向の一辺に隣接して貫通孔(17)を備え;各シェル(12)には平行桟(19)により連結された2つの端部(18)を有し;前記端部(18)其々の内面に、アーチ型の連結凹部(22)を形成して、前記シェルの組立て後に、溝(16)と前記中心線状体(11)の貫通孔(17)を連結することにより、環状のレースを形成すること、を特徴とする請求項1に記載の再循環リニアボールベアリング。
- 各シェル(12)の前記平行桟(19)には内側に面取り面(21)を有して、前記中心体(11)の長手方向縁部に沿う前記面取り部(15)を合わせ;前記平行桟(19)と各シェル(12)の端部(18)で窓(20)を形成し、該窓を介して前記中心体の対応する面が外部に突出すること、を特徴とする請求項1及び2に記載の再循環リニアボールベアリング。
- 前記2つのシェル(12)の前記平行桟(19)を組立てる際に間隔を置いて、一辺に第1開口部(24)を形成し、該第1開口部を介してベアリングボール(13)は前記中心体の溝(16)に対応して外部に突出し、反対側の一辺からは、第2開口部で前記ベアリングボールが移動する前記貫通孔(17)に隣接する前記中心体の面が外部に向いていること、を特徴とする請求項3に記載の再循環リニアボールベアリング。
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- 2005-06-13 US US11/150,930 patent/US7543991B2/en not_active Expired - Fee Related
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