JP5373462B2 - 運動案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運動案内装置に関する。
運動案内装置の一種としてのリニアガイドは、軌道レールと、軌道レールに沿って移動可能に組み付けられる移動ブロックと、を備える。軌道レールと移動ブロックとの間には、転がり運動可能に多数のボールが介在される。多数のボールは移動ブロックに設けられるサーキット状のボール循環路を循環する。移動ブロックのボール循環路は、軌道レールのボール転走溝に対向する直線状の負荷ボール転走溝、負荷ボール転走溝と平行な直線状のボール戻し路、及び負荷ボール転走溝の端部とボール戻し路の端部とを接続するU字状の方向転換路から構成される。
出願人は、移動ブロックのボール循環路を構成する循環部品を樹脂製にし、移動ブロックに組み込む方式にした組立て式の運動案内装置を提案している(特許文献1参照)。この組立て式の運動案内装置において、循環部品は、ボール戻し路が形成されるパイプ体と、方向転換路の内周側が形成される循環部と、方向転換路の外周側が形成される蓋部と、から構成される。パイプ体は移動ブロック本体に空けられた貫通孔に挿入される。循環部は移動ブロック本体の端面に設けられる。蓋部は循環部を覆うように移動ブロック本体の端面に固定される。
運動案内装置は、ボールが循環するボール循環路を滑らかに繋ぐことで円滑な運動が得られる。特許文献1に記載の運動案内装置において、循環部品を正確に位置決めするために、まず、パイプ体を移動ブロック本体の貫通孔に所定のはめあいで嵌合し、パイプ体を基準に循環部及び蓋部を位置決めしていた。すなわち、移動ブロック本体の貫通孔を基準にしてパイプ体を位置決めし、パイプ体を基準にして循環部を位置決めし、方向転換路を基準にして蓋部を位置決めしていた。
特開平11−72119号公報(段落0068、0073、0079参照)
従来の組立て式の運動案内装置においては、移動ブロック本体の貫通孔を基準にしてパイプ体、循環部及び蓋部を位置決めしていた。このため、移動ブロック本体の貫通孔と負荷ボール転走溝が正確に位置決めされている限り、負荷ボール転走溝の端と樹脂部品の循環経路の端とを滑らかに繋ぐことができる。
しかし、移動ブロック本体の貫通孔は熱処理前に加工され、負荷ボール転走溝は熱処理後に加工される。そのため、熱処理は金属を歪ませるので、熱処理前に加工される貫通孔を熱処理後の移動ブロック本体に精度よく位置決めすることが困難であり、それが課題であった。
そこで本発明は、移動体本体の負荷転動体転走溝と循環部品とを滑らかに繋ぐことができる組立て式の運動案内装置を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。本発明の一態様は、転動体転走面を有する軌道部材と、複数の転動体を介して前記転動体転走面に対向する負荷転動体転走面、及びこの負荷転動体転走面にほぼ平行に設けられる転動体戻し路を有すると共に、前記負荷転動体転走面と前記転動体戻し路とを接続する方向転換路を有し、前記軌道部材に対して相対的に運動可能に組み付けられる移動部材と、を備える運動案内装置において、前記移動部材は、前記負荷転動体転走面が形成されると共に、前記負荷転動体転走面にほぼ平行に貫通孔が形成される移動体本体と、前記移動体本体の移動方向の端面に接続して位置決めされる薄肉板部と、前記移動体本体の前記貫通孔にすきまのある状態で挿入され、前記転動体戻し路が形成されるパイプ体と、前記方向転換路の内周側が形成される循環部と、前記方向転換路の外周側が形成される蓋部と、を備え、前記パイプ体及び前記循環部が前記薄肉板部に接続して位置決めされる運動案内装置である。
本発明によれば、循環部品の位置決めを移動体本体の負荷転動体転走溝に近い薄肉板部を基準に行うので、転動体循環路の繋ぎ目でずれや段差が少なくなり、転動体が円滑に循環し、運動案内装置の動きがスムーズになる。
本発明の第一の実施形態のリニアガイドを示す側面図 リニアガイドの正面図(一部断面図を含む) 軌道レールの断面図 移動ブロック本体の正面図 位置決めプレートを示す図(図中(a)は正面図を示し、(b)は側面図を示す) パイプ体の斜視図 Rピースの正面側の斜視図 Rピースの背面側の斜視図 エンドプレートを示す図(図中(a)は側面図を示し、(b)は正面図を示す) 図9のX−X線断面図 移動ブロック本体と位置決めプレートとの位置決めを示す図 位置決めプレートとRピースとの位置決めを示す図 位置決めプレートとパイプ体との位置決めを示す図 位置決めプレートとエンドプレートとの位置決めを示す図 循環部品の組立て方法を示す工程図 本発明の第二の実施形態のリニアガイドを示す斜視図 移動ブロックの分解図 位置決めプレートを示す図(図中(a)は正面図を示し、(b)は側面図を示す) 本発明の第三の実施形態のボールスプラインを示す斜視図 位置決めプレートを示す図(図中(a)は正面図を示し、(b)は側面図を示す)
図1及び図2は、本発明の第一の実施形態の運動案内装置としてのリニアガイドを示す。図1はリニアガイドの側面図を示し、図2はリニアガイドの正面図を示す。このリニアガイドはテーブルなどが直線運動するのを案内するのに用いられる。リニアガイドは、長尺状をした軌道部材である軌道レール1と、軌道レール1にスライド可能に組み付けられる移動部材である移動ブロック2と、を備える。移動ブロック2は軌道レール1の長手方向に相対的に直線運動する。軌道レール1がベースなどの固定側に取り付けられ、移動ブロック2がテーブルなどの案内対象に取り付けられる。軌道レール1と移動ブロック2との間には転がり運動可能に多数のボール3が介在される。
図3に示すように、軌道レール1は異形状をしており、ベースに取り付けられる底面を有する。軌道レール1には、長手方向に沿って複数条の転動体転走面として、複数条のボール転走溝1aが形成される。この実施形態では、底面に対向する軌道レール1の上面1bの左右両端部に一条ずつのボール転走溝1aが形成され、軌道レール1の底面と上面1bを繋ぐ左右側面1cのそれぞれに一条ずつのボール転走溝1aが形成される。各条のボール転走溝1aは、平行な二列の分離ボール転走溝1dから構成される。軌道レール1には合計四条のボール転走溝1a、言い換えれば合計八列の分離ボール転走溝1dが形成される。分離ボール転走溝1dの断面形状には、例えば単一の円弧からなるサーキュラーアーク溝形状、又は二つの円弧からなるゴシックアーチ溝形状が挙げられる。ボール3が転がり運動するので、分離ボール転走溝1dは表面粗さが小さくなるように研削加工され、かつ強度が高くなるように熱処理される。分離ボール転走溝1dの列数、分離ボール転走溝1dとボール3との接触角は、リニアガイドの負荷荷重に応じてさまざまに設定される。軌道レール1には、軌道レール1をボルトなどの結合手段によりベースに固定するためのザグリ孔5が加工される。
図1に示すように、軌道レール1には多数のボール3を介して移動ブロック2が組み付けられる。移動ブロック2は、移動体本体としての移動ブロック本体4と、移動ブロック2の移動方向の両端面に固定される蓋部である一対のエンドプレート6と、を備える。図4に示すように、移動ブロック本体4は、その全体が鞍形状に形成され、軌道レール1の上面に対向する水平部4aと、水平部4aの幅方向の両端部から下方に垂れ下がり、軌道レール1の左右側面に対向する一対の側壁部4bと、を有する。移動ブロック本体4の水平部4aの下面及び一対の側壁部4bの内壁面には、軌道レール1のボール転走溝1aに対向する負荷転動体転走面として、四条の負荷ボール転走溝4cが形成される。各条の負荷ボール転走溝4cは、平行な二列の分離負荷ボール転走溝4dから構成される。移動ブロック本体4には、合計八列の分離負荷ボール転走溝4dが形成される。各分離負荷ボール転走溝4dは熱処理後に研削加工される。移動ブロック本体4の水平部4a及び一対の側壁部4bには、負荷ボール転走溝に平行に直線状に伸びる貫通孔4hが空けられる。この貫通孔4hに後述するパイプ体12(図6参照)が挿入される。
移動ブロック本体4の移動方向の端面には、後述する薄肉板部としての位置決めプレート11(図5参照)を位置決めするための凹部としての二つのボス孔4fが空けられる。ボス孔4fは熱処理による位置ずれの影響を受けない部分、具体的には、側壁部4bの下端から水平部4aの下端までの高さh1の半分の高さh1/2よりも上方に配置される。移動ブロック本体4は水平部4aと一対の側壁部4bにより断面がコの字形状に形成される。移動ブロック本体4を熱処理すると、一対の側壁部4bが広がったり、閉じたりするので、側壁部4bの下端にいくほど歪み易い。ボス孔4fを側壁部4bの半分の高さh1/2よりも上方に配置することにより、ボス孔4fの熱処理による位置ずれを防止することができる。ボス孔4fは熱処理後に高硬度加工されてもよい。そうすれば熱処理による歪の影響を一切無くすことができる。ボス孔4fは位置決めだけの役割を持ち、熱処理後の加工が容易な直径にすることができる。
移動ブロック本体4の上面には、テーブルなどの案内対象を取り付けるためのねじ孔4eが加工される。移動ブロック本体4の移動方向の端面には、エンドプレート6を固定するためのねじ孔9が加工される。
図2に示すように、軌道レール1のボール転走溝1aと移動ブロック本体4の負荷ボール転走溝4cとの間には、転がり運動可能に多数のボール3が介在される。ボール3は左右の二列で一組になっていて、リテーナバンド13によって保持される。
移動ブロック本体4の貫通孔4hの内径はパイプ体12の外径よりも大きいことから、貫通孔4hにはパイプ体12が挿入される。パイプ体12は貫通孔にすきまのある状態で嵌められる。パイプ体12は貫通孔4hには位置決めされておらず、パイプ体12と貫通孔4hとの間にはすきまが空く。パイプ体12は位置決めプレート11に位置決めされる。パイプ体12には、転動体戻し路として、負荷ボール転走溝4cと平行に伸びるボール戻し路4gが形成される。ボール戻し路4gは、二列の分離ボール戻し路4jから構成される。二列の分離ボール戻し路4jに二列のボール列が案内される。分離ボール戻し路4jの直径はボール3の直径よりも僅かに大きい。
図6に示すように、パイプ体12の軸線方向の両端面には、一段高さが高くなる突出部14が形成される。突出部14はパイプ体12の両端部を絞ったほぼ四角形に形成される。ただし、四角形には限定されることはなく、位置、角度(姿勢)が決定される形状であればよい。パイプ体12を移動ブロック本体4の貫通孔4hに挿入したとき、パイプ体12の両端部の一段高さが低い端面部15が移動ブロック本体4の端面4i(図2参照)と同じ平面内に位置し、パイプ体12の突出部14が端面4iから若干飛び出す。この端面4iから飛び出す突出部14によってパイプ体12が位置決めプレート11に位置決めされる。パイプ体12は、二分割されたパイプ半体12a,12bを結合させてなる。パイプ体12は軸線からずれた、リテーナバンド13の案内溝12cの底で二分割される。パイプ体12を軸線に沿って二分割すると合わせ面でパイプ半体12a,12bの肉厚が薄くなってしまう。軸線からずれた位置で二分割することで、合わせ面でパイプ半体12a,12bの肉厚が薄くなるのを防止でき、パイプ半体12a,12bの変形を防止できる。パイプ半体12a,12bのいずれにも突出部14が形成される。パイプ半体12a,12bは樹脂の成形品である。
図5は、移動ブロック本体4の端面4iに位置決めされる位置決めプレート11を示す。位置決めプレート11は樹脂の成形品であり、板状に形成される。位置決めプレート11の平面形状は移動ブロック本体4の端面4iとほぼ同一のコの字形状に形成される。位置決めプレート11の中央の切欠き部11aには、移動ブロック本体4の分離負荷ボール転走溝4dに対応する位置に合計八つの溝11bが形成される。移動ブロック本体4の八列の分離負荷ボール転走溝4dの研削加工は、熱処理後にミクロン台の精度で行われるので、分離負荷ボール転走溝4dの相互位置の精度は極めて高い。一枚の位置決めプレート11に八つの溝11bを形成することで、八つの溝11bの相互位置を移動ブロック本体4の八列の分離負荷ボール転走溝4dの相互位置に精度良く位置決めすることができる。
位置決めプレート11には、パイプ体12の突出部が嵌められる四つの位置決め孔11cが空けられる。位置決め孔11cの形状は突出部14の形状に対応するほぼ四角形に形成される。位置決め孔11cには、パイプ体12の向きを合わせるための突起11dが形成される。また位置決めプレート11には、後述する循環部としてのRピース8を位置決めするための四つのスリット11eが形成される。位置決めプレート11とRピース8とは分離されている。もし位置決めプレート11にRピース8が一体に成形されると、Rピース8の部分が肉厚になるので、樹脂の収縮により位置決めプレート11の精度が僅かに落ちるおそれがある。位置決めプレート11とRピース8とを分離することで、位置決めプレート11を薄板の形状にすることができ、位置決めプレート11の精度を高くすることができる。
位置決めプレート11の移動ブロック本体4側の面には、移動ブロック本体4のボス孔4fに嵌まる位置決め凸部としての二つのボス11fが形成される。なお、位置決めプレート11の外形は、移動ブロック本体4の端面4iの外形よりも一回り小さい(図15(S3)参照)。位置決めプレート11の外側でエンドプレート6を移動ブロック本体4の端面に接触させるためである。位置決めプレート11には、エンドプレート6を移動ブロック本体4に固定するためのボルトを通す通し孔が空けられる。
移動ブロック本体4の移動方向の一対の端面4iそれぞれに、位置決めプレート11が取り付けられる。二枚の位置決めプレート11は互いに独立していて、連結されることはない。移動ブロック本体4の上面に対する一対の端面4iの直角度は厳密にいえばわずかな誤差が存在する。位置決めプレート11を独立させることで、位置決めプレート11を移動ブロック本体4の端面4iに密着させたとき、位置決めプレート11に互いの位置決めプレート11から無理な力がかかることがない。もし二枚の位置決めプレート11が連結されていると、互いの位置決めプレート11の取付け精度の影響を受けるおそれがある。また、もし位置決めプレート11が連結されていると、位置決めプレート11を薄板の形状にすることができず、位置決めプレート11の精度が僅かに落ちる。
図7及び図8は、方向転換路の内周側を構成するRピース8の斜視図を示す。Rピース8は半円柱状に形成され、その外周面には方向転換路の内周側(以下内周側案内面8bという)が形成される。Rピース8の内周側案内面8bとエンドプレート6の外周側案内面6bとによって、U字状の方向転換路が構成される。Rピース8の内周側案内面8bは、二列の分離内周側案内面8aから構成される。
Rピース8の、位置決めプレート11に対向する対向面8cには、潤滑剤が通過する通過用溝22、通過用溝22と平行な吐出用溝21、及び吐出用溝21に直交し、方向転換路の内周側案内面8bまで貫通する貫通孔20が形成される。Rピース8の対向面8cの通過用溝22と吐出用溝21の間には、Rピース8を位置決めプレート11に位置決めするための細長突起24が形成される。この細長突起24を位置決めプレート11のスリット11eに嵌めることによって、位置決めプレート11に対するRピース8の位置及び姿勢が決定される。対向面8cの通過用溝22と吐出用溝21との間には僅かなスペースしかない。細長突起24にすることにより、二つのボスを設ける場合に比べてせん断に強い構造にすることができる。また、位置決めプレート11とRピース8とを別体にすることにより、Rピース8の対向面8cに通過用溝22や吐出用溝21を形成するのが容易になる。もしRピース8が位置決めプレート11に一体であるならば、Rピース8の対向面8cに樹脂成形により通過用溝22や吐出用溝21を形成するのは困難である。なお、Rピース8の対向面8cに通過用溝22や吐出用溝21を形成しない場合には、Rピース8を位置決めプレート11と一体に成形してもよい。こうすると、Rピース8と位置決めプレート11との組立コストを低減することができる。
図9は、方向転換路の外周側が形成されるエンドプレート6を示す。エンドプレート6には、四条の方向転換路の外周側(以下外周側案内面6bという)が形成される。各外周側案内面6bは二列の分離外周側案内面6aに分離される。エンドプレート6には合計八列の分離外周側案内面6aが形成される。エンドプレート6の外周側案内面6bはRピース8の内周側案内面8bと協働して方向転換路を構成する。外周側案内面6bは半円柱状のRピース8に対応した半円柱状の窪みに形成される。エンドプレート6の外周側案内面6bを四つのRピース8に嵌めることで、エンドプレート6がRピース8に位置決めされる。Rピース8は位置決めプレート11に位置決めされているので、結局エンドプレート6が位置決めプレート11に位置決めされる。エンドプレート6には位置決めプレート11の外形形状に形状を合わせた浅い凹み6dが形成される。エンドプレート6には、移動ブロック本体4の端面4iに固定するためのザグリ孔6eが形成される。
図10に示すように、エンドプレート6の各分離外周側案内面6aはU字形状に形成される。各分離外周側案内面6aには、軌道レール1のボール転走溝1aを転がるボール3を方向転換路内に掬い上げるための掬上げ部6cが形成される。
なお、図9に示すように、外部から潤滑剤を供給するために、エンドプレート6の中央には中央供給口31が形成され、エンドプレート6の左右の側面にはサイド供給口32が形成される。エンドプレート6の供給口31,32から供給された潤滑剤は、エンドプレート6の主経路溝33及びRピース8の通過用溝22を経由して分岐点34に導かれる。分岐点34で分岐した潤滑剤は、二本に分岐されたエンドプレート6の分岐経路溝35、及びRピース8の吐出用溝21を経由して、方向転換路内に吐出される。
図2に示すように、移動ブロック本体4の負荷ボール転走溝4c、負荷ボール転走溝4cと平行に伸びるボール戻し路4g、及び負荷ボール転走溝4cとボール戻し路4gとを接続するU字状の方向転換路によって、サーキット状のボール循環経路が形成される。移動ブロック2を軌道レール1に対して相対的に移動させると、二列の分離ボール列がサーキット状のボール循環経路を循環する。ボール3は、移動ブロック本体4の負荷ボール転走溝4cと軌道レール1のボール転走溝1aとの間では、負荷を受けながら転がり運動する。その一方、ボール戻し路4g及び方向転換路では、ボール3は後続のボール3に押されながら、リテーナバンド13に引っ張られながら移動する。
位置決めプレート11に対する循環部品の位置決めは以下のように行われる。
図11に示すように、移動ブロック本体4と位置決めプレート11との位置決めは、位置決めプレート11の二箇所のボス11fを移動ブロック本体4の二箇所のボス孔4fに嵌めることにより行われる。ボス11f及びボス孔4fを二箇所設ければ、位置決めプレート11の位置及び姿勢を決定することができる。ボス及びボス孔4fが三箇所以上あると過剰な拘束になるので望ましくない。どこかのボス及びボス孔4f間にがたが必要になる。
図12に示すように、位置決めプレート11とRピース8との位置決めは、Rピース8の細長突起24を位置決めプレート11のスリット11eに嵌めることにより行われる。細長突起24及びスリット11eにより位置決めプレート11に対するRピース8の位置及び姿勢を決定することができる。
図13に示すように、位置決めプレート11とパイプ体12との位置決めは、パイプ体12の端部の突出部14を位置決めプレート11の位置決め孔11cに嵌めることにより行われる。突出部14及び位置決め孔11cにより位置決めプレート11に対するパイプ体12の位置及び姿勢を決定することができる。
図14に示すように、位置決めプレート11とエンドプレート6との位置決めは、位置決めプレート11に位置決めされたRピース8をエンドプレート6の外周側案内面6bに嵌めることにより行われる。位置決めプレート11によってRピース8の位置が決定されているので、Rピース8の位置によってエンドプレート6の位置が決定される。エンドプレート6は位置決めプレート11に位置決めされた状態で移動ブロック本体4の端面に固定される。
循環部品の組立て方法は以下のとおりである。図15に示すように、まず、移動ブロック本体4の貫通孔4hにパイプ体12を挿入する(S1→S2)。パイプ体12の突出部14は移動ブロック本体4の端面4iから突出する。この状態で、位置決めプレート11を移動ブロック本体4の端面4iに装着する(S3)。位置決めプレート11はそのボス11fが移動ブロック本体4のボス孔4fに嵌まることによって、移動ブロック本体4の端面4iに位置決めされる。同時にパイプ体12の突出部14が位置決めプレート11の位置決め孔11cに嵌まるので、パイプ体12が位置決めプレート11に位置決めされる。パイプ体12と移動ブロック本体4の貫通孔4hとの間にはすきまがあるので、パイプ体12を位置決めプレート11に位置決めすることが可能になる。
次に、位置決めプレート11のスリット11eにRピース8の細長突起24を嵌め、位置決めプレート11にRピース8を位置決めする。最後に、位置決めプレート11に位置決めされたRピース8にエンドプレート6を嵌め、位置決めプレート11に対してエンドプレート6を位置決めする。エンドプレート6をボルト等で移動ブロック本体4の端面4iに固定すれば、これらの循環部品が移動ブロック本体4に固定される。
本実施形態によれば、一枚の位置決めプレート11を基準にしてパイプ体12、Rピース8及びエンドプレート6を位置決めすることができるので、循環部品の繋ぎ目でずれや段差が発生するのを防止することができる。しかも、位置決めプレート11は移動ブロック本体4のボール転走溝に近い位置に位置決めされているので、負荷ボール転走溝4cと循環部品の循環経路の端との繋ぎ目にもずれや段差が発生するのを防止することができる。特に本実施形態のように八列の分離負荷ボール転走溝4dが形成されたり、移動ブロック本体4のサイズのわりにボール径が小さく、分離負荷ボール転走溝4dが小さい場合には、わずかなずれや段差でもボール3の循環に影響が生ずる。位置決めプレート11を基準にして循環部品の位置を決めることによりわずかなずれや段差の発生も防止することができる。
図16は、第二の実施形態として、本発明を四条のボール循環路を有するリニアガイドに適用した例を示す。軌道レール41に四条のボール転走溝41aが形成され、移動ブロック42に四条のボール循環路が設けられる点以外の基本の構成は、上記第一の実施形態のリニアガイドと同一である。
図17に示すように、移動ブロック42に設けられる循環部品は、移動ブロック本体43の移動方向の端面に位置決めされる位置決めプレート44と、位置決めプレート44の位置決めされるRピース45と、位置決めプレート44に位置決めされるパイプ体46と、位置決めプレート44に位置決めされたRピース45に位置決めされるエンドプレート47と、から構成される。パイプ体46は二分割されたパイプ半体46a,46bから構成される。
図18に示すように、位置決めプレート44には、位置決めプレート44を移動ブロック本体43の端面に位置決めするためのボス44aが形成される。位置決めプレート44には、Rピース45を位置決めするためのスリット44bが空けられ、パイプ体12を位置決めするための位置決め孔44cが空けられる。
この実施形態のリニアガイドにおいても、一枚の位置決めプレート44を基準にしてパイプ体46、Rピース45及びエンドプレート47を位置決めすることができるので、循環部品の繋ぎ目でずれや段差が発生するのを防止することができる。
図19及び図20は、第三の実施形態として、本発明をボールスプラインに適用した例を示す。軌道部材が円柱状の軌道軸になり、移動部材が円筒状の外筒51からなる点以外の基本構成は、上記第一の実施形態のリニアガイドと同一である。
図19に示すように、外筒51に設けられる循環部品は、外筒本体52の移動方向の端面に位置決めされる位置決めプレート53と、位置決めプレート53に位置決めされるRピース54と、位置決めプレート53に位置決めされるパイプ体55と、位置決めプレート53のRピース54に位置決めされるエンドピース56と、から構成される。パイプ体55は二分割されたパイプ半体から構成される。Rピース54は位置決めプレート53と一体でも分離されていてもよい。
図20に示すように、位置決めプレート53には、位置決めプレート53を外筒本体52の端面に位置決めするためのボス53aが形成される。また位置決めプレート53には、Rピース54を位置決めするためのスリット53bが空けられ、パイプ体55を位置決めするための位置決め孔53cが空けられる。
この実施形態のボールスプラインにおいても、一枚の位置決めプレート53を基準にしてパイプ体55、Rピース54及びエンドピース56を位置決めすることができるので、循環部品の繋ぎ目でずれや段差が発生するのを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。たとえば、軌道レールのボール転走溝及び移動ブロックの負荷ボール転走溝の条数は負荷荷重に応じて任意に変更することができる。
移動ブロック本体の端面にボス孔を、位置決めプレートにボスを形成したが、これには限定されず、移動ブロック本体の端面にボスと、位置決めプレートにボス孔を形成してもよい。また、位置決めプレートに細長突起を形成し、Rピースにスリットを形成してもよい。
位置決めプレート、パイプ体、Rピース、エンドプレートは樹脂の成形品でなくても、金属の切削加工により、又は金属射出成形により製造されてもよい。
移動ブロックの負荷ボール転走溝の両脇に、負荷ボール転走溝を移動するボールを保持したり、リテーナを保持したりする棒状の案内部を設けてもよい。棒状の案内部はその長さ方向の両端が位置決めプレートの位置決めされてもよいし、エンドプレートに位置決めされてもよい。あるいは位置決めプレートに一体に成形されてもよい。
転動体には、ボールの他にローラを用いることもできる。本発明は曲線運動を案内する曲線運動案内装置に適用することができる。
1…軌道レール(軌道部材),1a…ボール転走溝(転動体転走面),2…移動ブロック(移動部材),3…ボール(転動体),4…移動ブロック本体(移動体本体),4a…水平部,4b…側壁部,4c…負荷ボール転走溝,4f…ボス孔(凹部),4g…ボール戻し路(転動体戻し路),4h…貫通孔,4i…端面,6,47…エンドプレート(蓋部),6b…外周側案内面(方向転換路の外周側),8,45,54…Rピース(循環部),8b…内周側案内面(方向転換路の内周側),11,44,53…位置決めプレート(薄肉板部),11e,44b,53b…スリット,11f,44a,53a…ボス(位置決め凸部),11c,44c,53c…位置決め孔,12,46,55…パイプ体,14…突出部,24…細長突起,41a…ボール転走溝(転動体転走溝),41…軌道レール(軌道部材),42…移動ブロック(移動部材),43…移動ブロック本体(移動体本体),51…外筒(移動部材),52…外筒本体(移動体本体),56…エンドピース(蓋部)

Claims (4)

  1. 転動体転走面を有する軌道部材と、複数の転動体を介して前記転動体転走面に対向する負荷転動体転走面、及びこの負荷転動体転走面にほぼ平行に設けられる転動体戻し路を有すると共に、前記負荷転動体転走面と前記転動体戻し路とを接続する方向転換路を有し、前記軌道部材に対して相対的に運動可能に組み付けられる移動部材と、を備える運動案内装置において、
    前記移動部材は、
    前記負荷転動体転走面が形成されると共に、前記負荷転動体転走面にほぼ平行に貫通孔が形成される移動体本体と、
    前記移動体本体の移動方向の端面に接続して位置決めされる薄肉板部と、
    前記移動体本体の前記貫通孔にすきまのある状態で挿入され、前記転動体戻し路が形成されるパイプ体と、
    前記方向転換路の内周側が形成される循環部と、
    前記方向転換路の外周側が形成される蓋部と、を備え、
    前記パイプ体及び前記循環部が前記薄肉板部に接続して位置決めされる運動案内装置。
  2. 前記移動体本体の移動方向の端面には、前記薄肉板部を位置決めするための凹部又は凸部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の運動案内装置。
  3. ベースに取り付けられる前記軌道部材の底面を水平面に配置した状態において、
    前記移動体本体は、前記底面と向い合う前記軌道部材の上面に対向する水平部と、この水平部の幅方向の両端部から下方に垂れ下がり、前記軌道部材の前記底面と前記上面を繋ぐ左右側面に対向する一対の側壁部と、を有し、
    前記移動体本体の移動方向の端面には、前記薄肉板部を位置決めするための前記凹部又は前記凸部が、前記側壁部の下端から前記水平部の下端までの高さの半分の高さよりも上方に形成されることを特徴とする請求項に記載の運動案内装置。
  4. 転動体転走面を有する軌道部材と、複数の転動体を介して前記転動体転走面に対向する負荷転動体転走面、及びこの負荷転動体転走面にほぼ平行に設けられる転動体戻し路を有すると共に、前記負荷転動体転走面と前記転動体戻し路とを接続する方向転換路を有し、前記軌道部材に対して相対的に運動可能に組み付けられる移動部材と、を備える運動案内装置において、
    前記移動部材は、
    前記負荷転動体転走面が形成されると共に、前記負荷転動体転走面にほぼ平行に貫通孔が形成される移動体本体と、
    前記移動体本体の移動方向の端面に位置決めされ、前記方向転換路の内周側が形成される循環部が一体に設けられる薄肉板部と、
    前記薄肉板部に位置決めされ、前記移動体本体の前記貫通孔にすきまのある状態で挿入され、前記転動体戻し路が形成されるパイプ体と、
    前記方向転換路の外周側が形成される蓋部と、を備える運動案内装置。
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