JP2006045476A - 水系接着剤組成物およびその製造方法 - Google Patents

水系接着剤組成物およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 初期接着力および耐熱性に優れた水系接着剤組成物を提供する。
【解決手段】 クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部をロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤2〜8質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスAと、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部を一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤0.5〜15質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスBを含有する水系接着剤組成物。
【化1】
Figure 2006045476

(式中、Rは置換していてもよいベンゼン環およびナフタレン環から選ばれた少なくとも1個以上を有する疎水基を示す。R1 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。nは1〜200の整数を示す。)
【選択図】 なし

Description

本発明は水系接着剤組成物に関し、特にウレタンフォーム、布材、皮材、発泡シートや木材等の接着に使用される初期接着力および耐熱性に優れた水系接着剤組成物およびその製造方法に関する。
ウレタンフォーム等の接着には、ポリクロロプレン系溶剤型接着剤が使用されてきた。しかし、近年溶剤型接着剤を製造または使用する際に、有機溶剤による火気危険性、環境汚染などの問題があり、脱溶剤化の要求が高まっている。
脱溶剤化の手法としては、溶剤型接着剤をラテックス接着剤に代替する方法が有効と考えられ、各種ポリマーを使用したラテックス接着剤の検討が盛んに行われている。
一方、ポリクロロプレン系溶剤型接着剤の代わりにポリクロロプレン系水系接着剤が検討されているが、長い乾燥時間が必要となるために、接着剤を塗布してから接着するのに時間を要すること、また乾燥時間を短縮するためには特殊な乾燥設備が必要となる等の課題がある。
特許文献1には、ポリクロロプレンラテックスにアクリルエマルジョンをブレンドした水系接着剤が開示されている。しかし、従来の水系接着剤には初期接着性能の改善が課題となっている。
特開平10−195406号公報(第2頁、第7頁)
本発明は、このような背景技術に鑑みてなされたものであり、初期接着力および耐熱性に優れた水系接着剤組成物およびその製造方法を提供するものである。
本願発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体を、異なる乳化系で重合して得られた二種類のラテックスを配合してなる水系接着剤が初期接着力および耐熱性に優れることを見いだし、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部をロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤2〜8質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスAと、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部を一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤0.5〜15質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスBを含有することを特徴とする水系接着剤組成物である。
Figure 2006045476
(式中、Rは置換していてもよいベンゼン環およびナフタレン環から選ばれた少なくとも1個以上を有する疎水基を示す。R1 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。nは1〜200の整数を示す。)
また、本発明は、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部をロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤2〜8質量部の存在下で乳化重合してポリクロロプレンラテックスAを得る工程、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部を一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤0.5〜15質量部の存在下で乳化重合してポリクロロプレンラテックスBを得る工程、前記ポリクロロプレンラテックスAとポリクロロプレンラテックスBを混合する工程を有することを特徴とする水系接着剤組成物の製造方法である。
本発明の水系接着剤組成物は、初期接着力および耐熱性に優れ、接着性かつ耐熱性とのバランスが良好なことから、ウレタンフォーム、布材、皮材、発泡シート、紙材、木材や靴部品等の接着に特に好適である。
本発明の水系接着剤組成物は、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部をロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤2〜8質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスAと、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部を一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤0.5〜15質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスBを含有することを特徴とする。
さらに本発明は、pH調整剤を配合してなることが好ましく、pH調整剤を配合することにより初期接着強度がより優れた水系接着剤組成物が得られる。
クロロプレンと共重合が可能な単量体としては、例えば、エチレン性不飽和カルボン酸や、アクリル酸のエステル類、メタクリル酸のエステル類、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられ、必要に応じて2種類以上使用することも可能である。
なお、ポリクロロプレンラテックスBにおいては、クロロプレンと共重合が可能な単量体としてアクリル酸、メタクリル酸を使用することが好ましく、特にメタクリル酸を使用することが好ましい。
エチレン性不飽和カルボン酸の添加量は、共重合体中に0.3〜10質量%含まれることが好ましく、1〜5質量%がより好ましい。エチレン性不飽和カルボン酸の添加量が10質量%を越える場合には、水系接着剤組成物の接着耐水性が悪くなり、0.3質量%未満の場合はポリクロロプレンラテックスBの機械的安定性が悪化する。
ロジン酸アルカリ塩としては特に限定するものではないが、例えば、ガムロジン、トールロジンおよびウッドロジンなどのナトリウム塩および/またはカリウム塩を使用することが好ましい。これらは1種および2種類以上で使用することができる。
ロジン酸アルカリ塩の添加量は、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部に対して2〜8質量部、好ましくは3〜7質量部の範囲である。2質量部未満では得られたポリクロロプレンラテックスAの貯蔵安定性が悪く、8質量部を越えると水系接着剤組成物の初期接着性能が悪くなる。
ノニオン系乳化剤とは、一般式(1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2006045476
一般式(1)中、Rは置換していてもよいベンゼン環およびナフタレン環から選ばれた少なくとも1個以上を有する疎水基を示す。R1 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。nは1〜200の整数を示す。
置換基Rの具体例としては、例えば次の(I)〜(XIII)で表される構造の疎水基が挙げられる。また、これら疎水基は混合物であっても構わない。
Figure 2006045476
Figure 2006045476
Figure 2006045476
ただし、上記の式中、R2 、R3 、R4 は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示す。R5 は炭素数1〜6のアルキル基またはアルケニル基、もしくは水酸基を示す。
一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤は、例えば、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルクレジルエーテル、ポリオキシエチレンジスチリルクレジルエーテル、ポリオキシエチレントリスチリルクレジルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルヒドロキシフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジスチリルヒドロキシフェニルエーテル、ポリオキシエチレントリスチリルヒドロキシフェニルエーテル、ポリオキシエチレンナフチルエーテル、ポリオキシエチレンヒドロキシナフチルエーテル、ポリオキシエチレンクレジルナフチルエーテル等を挙げることができる。好ましくはポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジスチリルフェニルエーテルまたはポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテルが挙げられる。また、これらは混合物として使用されても構わない。
ノニオン系乳化剤のHLB値は、米国ICI社のグリフィン氏により考案された親水性、疎水性のバランスを示す指標であり、下記の式(2)に従って算出される1〜20の数値である。HLB値が高いほど親水性が高く、HLB値が低いほど親油性が高い。
Figure 2006045476
ノニオン系乳化剤のHLB値は9以上であるが、好ましくは12以上19以下の範囲である。この範囲を外れるとクロロプレン単量体の安定な重合が困難になる。
ノニオン系乳化剤の添加量は、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部に対して0.5〜15質量部、好ましくは、1〜7質量部である。0.5質量部未満ではポリクロロプレンラテックスBの重合が困難になり、15質量部を越えると、水系接着剤組成物の接着性が悪くなる。
ポリクロロプレンラテックスBのノニオン系乳化剤は、一般式(1)で表される構造を有するものの他に、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタンエーテル、ポリオキシエチレンひまし油エーテル等のポリオキシエチレン誘導体、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノラウリレート、ソルビタンモノパルミテート等のソルビタン脂肪酸エステル類、グリセロールモノステアレート、グリセロールモノオレエレート等のグリセロールの脂肪酸エステル類、脂肪族アルカノールアミン類等を必要に応じて用いることができる。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBには、乳化剤補助成分を用いることができる。乳化剤補助成分としては、例えば、芳香族スルフォン酸ホルマリン縮合物の金属塩が用いられる。具体的には、β−ナフタレンスルフォン酸ホルマリン縮合物のリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、セシウム塩等が挙げられ、そのうちで好ましいのはナトリウム塩またはカリウム塩である。
乳化剤補助成分の芳香族スルフォン酸ホルマリン縮合物の金属塩は、ポリクロロプレンラテックスの重合挙動を安定させたり、ポリクロロプレンラテックスおよび水系接着剤の貯蔵安定性をよくする目的で使用される。
乳化剤補助成分の添加量は、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部に対して0.05〜0.5質量部、好ましくは0.08〜0.4質量部である。0.05質量部に未満ではポリクロロプレンラテックスの重合挙動安定化や貯蔵安定性の改良効果が見られず、0.5質量部を越えると、ポリクロロプレンラテックスの重合挙動が制御し難くなってしまう。
ポリクロロプレンラテックスAは、クロロプレン単量体またはクロロプレおよびクロロプレンと共重合可能な単量体、ロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤、乳化剤補助成分等を水溶液中で、触媒および還元剤の存在下で乳化重合することにより得ることができる。
ポリクロロプレンラテックスBは、クロロプレン単量体またはクロロプレおよびクロロプレンと共重合可能な単量体、一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤、乳化剤補助成分等を水溶液中で、触媒および還元剤の存在下で乳化重合することにより得ることができる。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの重合に使用される純水の量は特に限定するものではないが、通常、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部あたり50〜300質量部を使用すればよい。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの重合に使用される触媒としては、例えば、過硫酸カリウム等の無機過酸化物、ケトンパーオキサイド類、パーオキシケタール類、ハイドロパーオキサイド類、ジアルキルパーオキサイド類、ジアシルパーオキサイド類等の有機過酸化物等を挙げることができる。
これら触媒の中でも、過硫酸カリウムを使用すると、安定した重合を行えるため好ましい。また、過硫酸カリウムは0.1〜5質量%の水溶液で使用することが好ましい。
ポリクロロプレンラテックスの重合に使用される触媒の活性を高める上で、例えば、亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリウム、酸化鉄(II)、アントラキノンβスルフォン酸ソーダ、フォルムアミジンスルフォン酸、L−アスコルビン酸等を添加することができる。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBのゲル分含有率、即ちトルエンに不溶な成分の含有率は、特に制限されるものではなく要求特性に応じて任意に変えることができる。なお、水系接着剤組成物の初期接着強度がより重視される場合は、ゲル含有率を30質量%以下に抑えることが好ましく、より好ましくは1〜20質量%、さらに好ましくは2〜15質量%がよい。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBにおけるゾル分の重量平均分子量、即ちトルエンに可溶な成分の重量平均分子量は、特に制限されるものではなく要求特性に応じて任意に変えることができる。なお、水系接着剤組成物の耐熱性が重視される場合は、ゾルの重量平均分子量を40万以上となるように調整することが好ましく、より好ましくは45万〜100万となるように調整するとよい。
これらポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBのゾルの重量平均分子量やゲル分含有率の制御に関しては、(1)連鎖移動剤の添加とその添加量、(2)重合温度および(3)重合率の制御によって任意に行うことができる。
連鎖移動剤は、クロロプレン重合体の製造に一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、n−ドデシルメルカプタンやtert−ドデシルメルカプタンn−オクチルメルカプタン等の長鎖アルキルメルカプタン類、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィドやジエチルキサントゲンジスルフィド等のジアルキルキサントゲンジスルフィド類、ヨードホルム等の公知の連鎖移動剤を使用することができる。
重合温度は、0〜55℃の範囲であることが重合制御上好ましい。なお重合反応をより円滑かつ安全に行うには、重合温度を10〜45℃とすることが好ましい。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBのゲル含有率を30質量%以下に抑えゾルの重量平均分子量を40万以上となるように調整する場合には、30℃より低い温度で重合することが好ましく、5〜20℃の低温で重合を行うことがより好ましい。
重合率は、60%以上とすることが好ましい。ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBのゲル含有率を30質量%以下に抑えゾルの重量平均分子量を40万以上となるように調整する場合には重合率を80〜95%の範囲にすることが好ましい。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの重合を停止させるには、例えば、チオジフェニルアミン、ジエチルハイドロキシルアミン、ハイドロキノン、p−t−ブチルカテコール、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、ハイドロキノンメチルエーテル、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2−メチレンビス(6−t−4−メチルフェノール)、4,4−ブチレンビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、エチレンビス(オキシエチレン)ビス[3−(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−m−トリル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等の重合禁止剤を添加すればよい。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの固形分濃度は40〜65質量%の範囲にあることが好ましく、より好ましくは45〜60質量%の範囲である。より高い固形分濃度とすることにより、乾燥速度が速く、初期接着性により優れたラテックスとなる。なお固形分濃度については、重合時のモノマーと純水の比率によっても調整できるが、重合後に濃縮を行い調整することも可能である。濃縮の方法としては、減圧濃縮等を挙げることができるが、特に限定されるものではない。
ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBには、pH調整剤として、例えば、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の塩基性物質、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、りん酸3ナトリウム、りん酸水素2ナトリウム、りん酸3カリウム、りん酸水素2カリウム、クエン酸3カリウム、クエン酸水素2カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、4硼酸ナトリウム等の弱酸塩類を添加することにより、pHを自由に調整することができる。
ポリクロロプレンラテックスAには、重合後にジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびノニオン系乳化剤等の低温安定剤の添加が可能である。
本発明の水系接着剤組成物は、これらの乳化重合により得られたポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBを配合することにより得られるものである。
水系接着剤組成物に含有されるポリクロロプレンラテックスAとポリクロロプレンラテックスBの割合は、固形分換算でポリクロロプレンラテックスAの100質量部に対して、ポリクロロプレンラテックスBが1〜40質量部、好ましくは5〜30質量部であることが望ましい。ポリクロロプレンラテックスBが1質量部未満では水系接着剤組成物の耐熱性を向上させる効果が得られず、40質量部を越えると初期接着強度を向上させる効果が得られないため好ましくない。
水系接着剤組成物の固形分濃度は30〜70質量%の範囲にあることが好ましく、より好ましくは40〜65質量%の範囲である。より高い固形分濃度とすることにより、乾燥速度および初期接着性を向上させることができる。なお固形分濃度は、ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの重合時に予め調整してもよいが、これらを配合した後に濃縮を行い調整することも可能である。濃縮の方法としては、減圧濃縮等を挙げることができるが、特に限定されるものではない。
水系接着剤組成物の粘度は、30℃において5〜3000mPa・sの範囲にあることが好ましく、より好ましくは10〜1000mPa・sの範囲である。
水系接着剤組成物のpHは、初期接着力を高めるという観点から、7.0〜10.0の範囲であることが好ましい。pHの調整は、例えば、グリシン、アラニン、フェニルアラニンおよびグルタミン酸等のpH調整剤を用いて行うことができる。これらpH調整剤のなかでもグリシンが取り扱いの点で好ましい。
pH調整剤の添加方法は特に制限を受けるものではなく、pH調整剤粉末を直接添加または純水で任意の割合に希釈して添加することができる。
pH調整剤の添加方法は、ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの一方または両方に添加した後に配合してもよく、ポリクロロプレンラテックスAとポリクロロプレンラテックスBを配合した後に添加してもよい。
なお、pH調整剤をポリクロロプレンラテックスAにのみ添加する際には、ポリクロロプレンラテックスAにpH調整剤を添加した後に、ポリクロロプレンラテックスBを配合する順序が好ましい。
本発明の水系接着剤組成物は、可使時間を長くする目的で、ポリクロロプレンラテックスAおよび/またはポリクロロプレンラテックスBに、可塑剤を添加してもよい。可塑剤の種類は限定されるものではないが、例えば、ジオクチルアジペート、ジオクチルアゼテート、オレイン酸ブチルエステル、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジブチルセバケート(DBS)、トリクレジルフォスフェート、パラフィン系オイル、ナフテン系オイル、アロマ系オイル、グリセリンおよびオリーブオイル等を挙げることができる。可塑剤の添加量はポリクロロプレンラテックスAおよび/またはポリクロロプレンラテックス100質量部に対して3〜20質量部の範囲が好ましい。
水系接着剤組成物には、例えば、ロジンエステル樹脂、水添ロジン樹脂、重合ロジン樹脂、α−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂、テルペンフェノール樹脂、クマロン−インデン樹脂、脂肪族炭化水素樹脂等の粘着付与樹脂やアクリルゴム、ポリウレタン、ポリオレフィン、SBR等のエラストマーを添加することができる。
さらに、水系接着剤組成物には、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムまたは酸化鉄等の金属酸化物や、炭酸カルシウム、シリカ、タルクまたはクレー等の無機充填剤、ポリアクリル酸ナトリウム、水溶性ポリウレタン、メチルセルロース等の増粘剤、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、1:2モル型脂肪族アルカノールアミド、1:1モル型ジエタノールアミン、ポリオキシエチレンステアレート、ポバール等の乳化剤、イソプロピルキサントゲン酸亜鉛、エチレンチオウレア、テトラチウラムジスルフィド等の加硫促進剤、防腐剤、各種老化防止剤、紫外線吸収剤または酸化防止剤等を必要に応じて任意に配合することができる。
水系接着剤組成物は、ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBならびにpH調整剤等を混合して作られるが、混合装置は特に限定されるものではなく、スリーワンモーター、ホモジナイザーメディアミル、コロイドミル等の公知の装置を使用できる。
本発明の水系接着剤組成物は、紙、木材、布、皮、ジャージ、革、レザー、ゴム、プラスチック、フォーム、陶器、ガラス、モルタル、セメント系材料、セラミック、金属などの同種あるいは異種の接合接着用接着剤として好適である。特に片面が紙、木材、布、皮、レザー、フォーム等の多孔質被着体である場合は、湿潤状態の接着性能に優れている。
また、接着時の施工方法に関しては、刷毛塗り、コテ塗り、スプレー塗布、ロールコーター塗布などが可能である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は本発明を限定するものでない。なお、下記の実施例において部および%は、特に断りのない限り質量基準である。
先ず、下記の実験例1〜4により、ポリクロロプレンラテックスA−1、A−2、B−1およびB−2を作製した。
[実験例1]
ポリクロロプレンラテックスA−1の製造
内容積3リットルの反応器を用い、窒素気流下で、純水100部、ロジン酸ナトリウム塩5部、水酸化カリウム0.5部、ホルムアルデヒドナフタレンスルホン酸縮合物のナトリウム塩0.3部、亜硫酸水素ナトリウムを0.3部仕込み、溶解後、撹拌しながらクロロプレン単量体100部とn−ドデシルメルカプタン0.1部を加えた。過硫酸カリウム0.1重量部を開始剤として用い、窒素雰囲気下10℃で重合し、最終重合率が80%に達したところでフェノチアジンの乳濁液を加えて重合を停止した。減圧下で未反応単量体を除去した後、攪拌しながら低温安定剤のポリオキシアルキレンアルキルエーテルを固形分100部に対して0.3部添加した。更に減圧下で水分を蒸発させ濃縮を行い、固形分濃度が55質量%となるよう調整しポリクロロプレンラテックスA−1を得た。
[実験例2]
ポリクロロプレンラテックスB−1の製造
内容積3リットルの反応器を用い、窒素気流下で、純水100部およびポリオキシアルキレン系ノニオン系乳化剤(1)(Newcol714:日本乳化剤社製、HLB値=15)5.0部、βナフタレンスルフォン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩の固体(デモールN:花王社製)0.3部を仕込み、溶解させた後、攪拌しながらクロロプレン単量体97部、メタクリル酸3部、およびオクチルメルカプタン0.3部を加えた。これを40℃に保持しながら過硫酸カリウムと亜硫酸ナトリウムとを開始剤として用い、最終重合率が95%に達したところで、チオジフェニルアミンの乳濁液を加えて重合を停止し、減圧下で未反応単量体を除去した。
次に、このポリクロロプレンラテックスに、20%ジエタノールアミンを10部添加してpHを中性になるように調整した後、更に減圧下で水分を蒸発させて濃縮を行い、固形分濃度が50質量%となるように調整し、ポリクロロプレンラテックスB−1を得た。
[実験例3]
ポリクロロプレンラテックスA−2の製造
内容積3リットルの反応器を用い、窒素気流下で、純水100部、ロジン酸ナトリウム塩5部、水酸化カリウム0.5部、水酸化ナトリウム0.3部、ホルムアルデヒドナフタレンスルホン酸縮合物のナトリウム塩0.3部、亜硫酸水素ナトリウムを0.3部仕込み、溶解後、撹拌しながらクロロプレン単量体100部とn−ドデシルメルカプタン0.14部を加えた。過硫酸カリウム0.1重量部を開始剤として用い、窒素雰囲気下15℃で重合し、最終重合率が90%に達したところでフェノチアジンの乳濁液を加えて重合を停止した。減圧下で未反応単量体を除去した後、攪拌しながら低温安定剤のポリオキシアルキレンアルキルエーテルを固形分100部に対して0.3部添加した。更に減圧下で水分を蒸発させ濃縮を行い、固形分濃度が55重量%となるよう調整しポリクロロプレンラテックスA−2を得た。
[実験例4]
ポリクロロプレンラテックスB−2の製造
ポリクロロプレンラテックスB−1のノニオン乳化剤(1)を、ノニオン乳化剤(2)(ニューコール710;日本乳化剤社製、HLB値=13)4.5質量部とノニオン乳化剤(3)(ノイゲンEA197;第一工業製薬社製、HLB値=18)0.8質量部に変更した以外は実験例2と同様にしてポリクロロプレンラテックスB−2を作製した。
これらのポリクロロプレンラテックスA−1、A−2、B−1およびB−2について、以下の測定を行った。その結果を表1に示す。
[ゲル分含有率測定]
各試料を凍結乾燥後、その質量を精秤しXとした。これをトルエンに溶解(0.6%に調製)し、遠心分離機を使用した後、200メッシュの金網を用いてゲル分を分離した。分離したゲル分を風乾した後、110℃雰囲気下で1時間乾燥し、その質量を精秤してYとした。
ゲル分含有率は、下記の式(3)により算出した。
Figure 2006045476
〔ゾルの分子量測定〕
下記の条件でGPC測定を行った。分子量の算出はポリスチレン換算で求めた。測定は、ゲル分含有率測定によって分離されたゾルを0.1%THF溶液に調製して行った。
測定装置:東ソー社製HLC−8120GPC
分析用カラム:東ソー社製TSK−GEL GMHHR−H(5μm)×3本
サイズ 7.8mmφ×300mm
ガードカラム:ガードカラムTSK−ガードカラムHHR−H(5μm)
サイズ 6mmφ×40mm
カラム温度:40℃
溶媒:THF特級、流量:1ml/min
Figure 2006045476
実施例1
上記で得られたポリクロロプレンラテックスA−1の90質量部に対して、グリシンを5質量部およびポリクロロプレンラテックスB−1を10質量部の比率でスリーワンモーターを使用して配合し、水系接着剤組成物を作製した。
実施例2
実施例1において、ポリクロロプレンラテックスA−1を70質量部に対してグリシンを4質量部およびポリクロロプレンラテックスB−1を30質量部の比率でスリーワンモーターを使用して配合し、水系接着剤組成物を作製した。
実施例3
実施例1におけるポリクロロプレンラテックスA−1の代わりに、ポリクロロプレンラテックスA−2を用いた以外は実施例1と同様の方法で水系接着剤組成物を作製した。
実施例4
実施例3におけるポリクロロプレンラテックスB−1の代わりに、ポリクロロプレンラテックスB−2を用いた以外は実施例3と同様の方法で水系接着剤組成物を作製した。
比較例1
ポリクロロプレンラテックスA−1だけを用いて水系接着剤組成物を作製した。
比較例2
ポリクロロプレンラテックスB−1だけを用いて水系接着剤組成物を作製した。
以上の実施例および比較例で得られた水系接着剤組成物の接着性を評価した。その結果を表2に示す。
〔初期接着強度〕
密度30kg/m3 のウレタンフォーム(厚さ20mm×長さ50mm×幅50mm)を被着体に用い、23℃雰囲気下で水系接着剤組成物を70g/m2
となるようにスプレー塗布した。塗布後23℃雰囲気中で1分間放置後、水系接着剤組成物が未乾燥の状態で2個のウレタンフォームの接着面同士を重ね合わせ、厚さ40mmを10mmに圧縮して5秒間保持した。その後直ちに引張り試験機(島津製作所製オートグラフ;引張り速度200mm/min)で接着面と垂直方向に引張り試験を行い、初期接着強度を測定した。
〔耐熱性試験〕
図1は、水系接着剤組成物の耐熱性試験方法を模式的に示す説明図である。
図1(a)に示す様に、密度30kg/m3 のウレタンフォーム(厚さ50mm×長さ100mm×幅100mm)を被着体1に用い、被着体1の一方の表面に23℃雰囲気下で水系接着剤組成物2を70g/m2 となるようにスプレー塗布し、23℃雰囲気中で1分間放置した。放置後、図1(b)に示す様に、水系接着剤組成物を塗布した面を内側に折り込むようにして貼り合わせ、70℃雰囲気下で4時間放置した。放置後の状態を目視で観察し、図1(c)に示す様に接着状態が保持されているものを○、接着面が開放してしまったものを×と評価した。
〔pHの測定〕
水系接着剤組成物のpHは、pHメーター(株式会社堀場製作所製)にて測定した。
〔粘度の測定〕
水系接着剤組成物の粘度は、ブルックフィールド型粘度計を用いて、25℃、30rpmで測定した。
Figure 2006045476
本発明の水系接着剤組成物は、紙、木材、布、皮、ジャージ、革、レザー、ゴム、プラスチック、フォーム、陶器、ガラス、モルタル、セメント系材料、セラミック、金属などの同種、あるいは異種の接合接着用接着剤として利用することができる。
水系接着剤組成物の耐熱性試験方法を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 被着体
2 水系接着剤組成物

Claims (10)

  1. クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部をロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤2〜8質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスAと、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部を一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤0.5〜15質量部の存在下で乳化重合して得られたポリクロロプレンラテックスBを含有することを特徴とする水系接着剤組成物。
    Figure 2006045476
    (式中、Rは置換していてもよいベンゼン環およびナフタレン環から選ばれた少なくとも1個以上を有する疎水基を示す。R1 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。nは1〜200の整数を示す。)
  2. さらにpH調整剤を配合することを特徴とする請求項1記載の水系接着剤組成物。
  3. pH調整剤がグリシンであることを特徴とする請求項2に記載の水系接着剤組成物。
  4. さらに可塑剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水系接着剤組成物。
  5. 一般式(1)中のRがスチレン構造を一つ以上含む疎水基であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水系接着剤組成物。
  6. ポリクロロプレンラテックスAおよびポリクロロプレンラテックスBの少なくとも一方を乳化重合する際に、単量体の合計100質量部当り、さらに乳化剤補助成分を0.05〜0.5質量部を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水系接着剤組成物。
  7. ポリクロロプレンラテックスBが、共重合体中に、エチレン性不飽和カルボン酸を0.3〜10質量%含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水系接着剤組成物。
  8. エチレン性不飽和カルボン酸が、メタクリル酸、アクリル酸またはその混合物であることを特徴とする請求項7に記載の水系接着剤組成物。
  9. ポリクロロプレンラテックスAの固形分100質量部に対して、ポリクロロプレンラテックスBの固形分1〜40質量部を含有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の水系接着剤組成物。
  10. クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部をロジン酸アルカリ塩を含む乳化剤2〜8質量部の存在下で乳化重合してポリクロロプレンラテックスAを得る工程、クロロプレン単量体またはクロロプレンおよびクロロプレンと共重合可能な単量体の合計100質量部を下記の一般式(1)で表されるノニオン系乳化剤0.5〜15質量部の存在下で乳化重合してポリクロロプレンラテックスBを得る工程、前記ポリクロロプレンラテックスAとポリクロロプレンラテックスBを混合する工程を有することを特徴とする水系接着剤組成物の製造方法。
    Figure 2006045476
    (式中、Rは置換していてもよいベンゼン環およびナフタレン環から選ばれた少なくとも1個以上を有する疎水基を示す。R1 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。nは1〜200の整数を示す。)
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