JP2006044841A - クリーン用の物品搬送車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クリーン環境内におけるクリーン度を確保しやすくしながら、物品を搬送することができるクリーン用の物品搬送車の提供。
【解決手段】 クリーン環境内で走行する車体5に物品を収納する物品収納部6が設けられ、その物品収納部6に対してその内部に清浄空気を通風する通風手段7が設けられているクリーン用の物品搬送車において、物品収納部6が、車体5の上面部よりも上方側に突出する移載用高さT1と車体5の内方側の収納用高さT2とに昇降自在に設けられ、通風手段7が、車体5の上面部よりも上方側に突出しない状態で、収納用高さT2に位置する物品収納部6に対して通風作用するように設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】 クリーン環境内で走行する車体5に物品を収納する物品収納部6が設けられ、その物品収納部6に対してその内部に清浄空気を通風する通風手段7が設けられているクリーン用の物品搬送車において、物品収納部6が、車体5の上面部よりも上方側に突出する移載用高さT1と車体5の内方側の収納用高さT2とに昇降自在に設けられ、通風手段7が、車体5の上面部よりも上方側に突出しない状態で、収納用高さT2に位置する物品収納部6に対して通風作用するように設けられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、クリーン環境内で走行する車体に物品を収納する物品収納部が設けられ、その物品収納部に対してその内部に清浄空気を通風する通風手段が設けられているクリーン用の物品搬送車に関する。
上記のようなクリーン用の物品搬送車は、例えば、クリーンルーム内における複数の物品移載箇所の間で走行するものであり、通風手段にて物品収納部に収納される物品に対して清浄空気を通風しながら走行するようにしているものである。
このようなクリーン用の物品搬送車として、従来、物品収納部に収納する物品を支持しかつ物品収納部と車体外部の物品移載箇所との間で物品を水平方向に沿って移動させて移載する物品移載装置が設けられ、その物品移載装置にて物品収納部に収納されている物品を水平方向に沿って移動させることにより物品の移載が可能となるように、物品収納部の高さが物品移載箇所に対して物品を載置させる載置面の高さに対応するように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記従来の物品搬送車では、物品収納部の高さが物品移載箇所における載置面の高さに対応するように構成されており、車体の上面部が物品収納部よりも上方側となるので、車体の高さが高いものとなる。
したがって、例えば、上方側から下方側に向けて通風される清浄空気の気流を乱し易いものとなり、とくに、クリーン用の物品搬送車が走行したときに顕著で、クリーン環境内におけるクリーン度を確保し難いものとなっていた。
また、車体の高さが高いことから、物品移載箇所に接近したときなどに、車体の側方側へ押し込む気流が上下方向の広範囲にわたって生じることになり、車体の側方側などに浮遊する塵や埃を物品移載箇所側に押し込んでしまう虞があり、この点からも、クリーン環境内におけるクリーン度を確保し難いものとなっていた。
したがって、例えば、上方側から下方側に向けて通風される清浄空気の気流を乱し易いものとなり、とくに、クリーン用の物品搬送車が走行したときに顕著で、クリーン環境内におけるクリーン度を確保し難いものとなっていた。
また、車体の高さが高いことから、物品移載箇所に接近したときなどに、車体の側方側へ押し込む気流が上下方向の広範囲にわたって生じることになり、車体の側方側などに浮遊する塵や埃を物品移載箇所側に押し込んでしまう虞があり、この点からも、クリーン環境内におけるクリーン度を確保し難いものとなっていた。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、クリーン環境内におけるクリーン度を確保しやすくしながら、物品を搬送することができるクリーン用の物品搬送車を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかるクリーン用の物品搬送車の第1特徴構成は、クリーン環境内で走行する車体に物品を収納する物品収納部が設けられ、その物品収納部に対してその内部に清浄空気を通風する通風手段が設けられているクリーン用の物品搬送車において、
前記物品収納部が、前記車体の上面部よりも上方側に突出する移載用高さと前記車体の内方側の収納用高さとに昇降自在に設けられ、前記通風手段が、前記車体の上面部よりも上方側に突出しない状態で、前記収納用高さに位置する前記物品収納部に対して通風作用するように設けられている点にある。
前記物品収納部が、前記車体の上面部よりも上方側に突出する移載用高さと前記車体の内方側の収納用高さとに昇降自在に設けられ、前記通風手段が、前記車体の上面部よりも上方側に突出しない状態で、前記収納用高さに位置する前記物品収納部に対して通風作用するように設けられている点にある。
すなわち、物品収納部を収納用高さに位置させて、通風手段にて収納用高さに位置する物品収納部に対して通風作用する状態で、物品搬送車を走行させることができるので、物品収納部に収納される物品に対して清浄空気を通風させながら、走行状態における車体の高さを極力低いものとすることができることになる。
そして、物品収納部を移載用高さに位置させることにより、その物品収納部に収納する物品を物品移載箇所などに移載することができることになる。
そして、物品収納部を移載用高さに位置させることにより、その物品収納部に収納する物品を物品移載箇所などに移載することができることになる。
したがって、走行状態における車体の高さを極力低くしながら、物品移載箇所などに物品を搬送できることとなって、クリーン環境内におけるクリーン度を確保しやすくしながら、物品を搬送することができるクリーン用の物品搬送車を提供できるに至った。
本発明にかかるクリーン用の物品搬送車の第2特徴構成は、前記通風手段が、前記車体に固定状態で設けられている点にある。
すなわち、通風手段を車体に固定状態に設けることにより、物品収納部だけを移載用高さと収納用高さとに昇降移動させ、通風手段を収納用高さに位置する物品収納部に対して通風作用可能な位置に配置させることができることになる。
したがって、例えば、物品収納部と通風手段とを一体的に昇降移動させるものと比べて、物品収納部だけを昇降移動させる構成だけを備えればよく、それだけ構成の簡素化を図ることができることになる。
すなわち、通風手段を車体に固定状態に設けることにより、物品収納部だけを移載用高さと収納用高さとに昇降移動させ、通風手段を収納用高さに位置する物品収納部に対して通風作用可能な位置に配置させることができることになる。
したがって、例えば、物品収納部と通風手段とを一体的に昇降移動させるものと比べて、物品収納部だけを昇降移動させる構成だけを備えればよく、それだけ構成の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかるクリーン用の物品搬送車の第3特徴構成は、前記物品収納部に収納する物品を支持しかつ前記移載用高さの前記物品収納部と車体外部の物品移載箇所との間で物品を水平方向に沿って移動させて移載する物品移載装置が、前記物品収納部に備えられている点にある。
すなわち、物品収納部を移載用高さに位置させ、物品移載装置にて移載用高さの物品収納部と物品移載箇所との間で物品を移載することができ、物品搬送車に物品移載装置を設けることにより、複数の物品移載箇所に対して物品を搬送することができることになる。
したがって、例えば、複数の物品移載箇所の夫々に物品移載装置を設けるものと比べて、物品搬送車に物品移載装置を備えるだけで、複数の物品移載箇所に対して物品を移載することができるので、構成の簡素化を図りながら、複数の物品移載箇所に対して物品を搬送することができることになる。
したがって、例えば、複数の物品移載箇所の夫々に物品移載装置を設けるものと比べて、物品搬送車に物品移載装置を備えるだけで、複数の物品移載箇所に対して物品を移載することができるので、構成の簡素化を図りながら、複数の物品移載箇所に対して物品を搬送することができることになる。
本発明にかかるクリーン用の物品搬送車の第4特徴構成は、前記物品収納部が、前記移載用高さにおいて旋回自在に設けられている点にある。
すなわち、物品収納部が移載用高さにおいて旋回することにより、その物品収納部に備えられている物品移載装置も旋回されることになり、物品移載装置にて車体の横幅方向の右側と左側との両側に対して物品を移載することができることになる。
したがって、車体の横幅方向の右側あるいは左側のどちら側に物品移載箇所に配置させても、その物品移載箇所に対して物品を移載させることができるので、物品移載箇所のレイアウトを適宜変更することができる有用な搬送装置とすることができる。
すなわち、物品収納部が移載用高さにおいて旋回することにより、その物品収納部に備えられている物品移載装置も旋回されることになり、物品移載装置にて車体の横幅方向の右側と左側との両側に対して物品を移載することができることになる。
したがって、車体の横幅方向の右側あるいは左側のどちら側に物品移載箇所に配置させても、その物品移載箇所に対して物品を移載させることができるので、物品移載箇所のレイアウトを適宜変更することができる有用な搬送装置とすることができる。
本発明にかかるクリーン用の物品搬送車の実施形態を図面に基づいて説明する。
このクリーン用の物品搬送車1は、図1に示すように、クリーン環境内において、物品移載箇所としてのステーション2の複数の間で走行経路Sに沿って走行して、複数のステーション2に対して複数の物品が収納されているカセット3を搬送するように構成されている。
ちなみに、図示はしないが、クリーン環境とは、上方側から下方側に向けて清浄空気を通風して浮遊する塵や埃などをグレーチング下に落下させるように構成されているクリーンルーム内の環境のことであり、このクリーンルーム内において、クリーン用の物品搬送車1を走行させるように構成されている。
このクリーン用の物品搬送車1は、図1に示すように、クリーン環境内において、物品移載箇所としてのステーション2の複数の間で走行経路Sに沿って走行して、複数のステーション2に対して複数の物品が収納されているカセット3を搬送するように構成されている。
ちなみに、図示はしないが、クリーン環境とは、上方側から下方側に向けて清浄空気を通風して浮遊する塵や埃などをグレーチング下に落下させるように構成されているクリーンルーム内の環境のことであり、このクリーンルーム内において、クリーン用の物品搬送車1を走行させるように構成されている。
前記クリーン用の物品搬送車1は、図2〜図4に示すように、下部側に複数の車輪4を支持している車体5に、カセット3を収納する物品収納部6、および、その物品収納部6に対してその内部に清浄空気を通風する通風手段としてのファンフィルタユニット7などが設けられている。
ちなみに、図2は、物品搬送車1の斜視図であり、図3は、物品搬送車1の縦断側面図であり、図4は、物品搬送車1の縦断正面図である。
そして、車体5は、図4の(イ)に示すように、ステーション2における載置台2aの載置面よりも低い高さ(例えば、1200mm)に構成されている。
ちなみに、図2は、物品搬送車1の斜視図であり、図3は、物品搬送車1の縦断側面図であり、図4は、物品搬送車1の縦断正面図である。
そして、車体5は、図4の(イ)に示すように、ステーション2における載置台2aの載置面よりも低い高さ(例えば、1200mm)に構成されている。
前記物品収納部6は、車体5の前方側に相当する前面部を開口しその開口部Kを除く部分を覆う箱状の枠体Wにて構成されており、その枠体Wにて形成される内部空間にカセット3を収納するように構成されている。
そして、物品収納部6は、図2の(ロ)、図3の(ロ)、図4の(ロ)に示すように、車体5の上面部5aよりも上方側に突出する移載用高さT1と、図2の(イ)、図3の(イ)、図4の(イ)に示すように、車体5の内方側の収納用高さT2とに昇降自在に設けられている。
そして、物品収納部6は、図2の(ロ)、図3の(ロ)、図4の(ロ)に示すように、車体5の上面部5aよりも上方側に突出する移載用高さT1と、図2の(イ)、図3の(イ)、図4の(イ)に示すように、車体5の内方側の収納用高さT2とに昇降自在に設けられている。
ちなみに、図2の(イ)、図3の(イ)、図4の(イ)は、物品収納部6を収納用高さT2に位置させた状態を示し、図2の(ロ)、図3の(ロ)、図4の(ロ)は、物品収納部6を移載用高さT1に位置させた状態を示している。
説明を加えると、車体5には、その中央部に物品収納部6と同じまたはほぼ同じ大きさの凹部Qが設けられ、物品収納部6が、最下方位置に下降すると、その全体が凹部Q内に収納され、最上方位置に上昇すると、その全体が車体5の上面部5aよりも上方側に突出するように設けられている。
そして、収納用高さT2は、物品収納部6の最下方位置に対応しており、物品収納部6の上面部6aと車体5の上面部5aとが同じ高さになる、あるいは、物品収納部6の上面部6aが車体5の上面部5aよりも少し低い高さになるように構成されている。
また、移載用高さT1は、物品収納部6の最上方位置に対応しており、物品収納部6の下面部6bと車体5の上面部5aとが同じ高さになる、あるいは、物品収納部6の下面部6bが車体5の上面部5aよりも少し高い高さになるように構成されている。
そして、収納用高さT2は、物品収納部6の最下方位置に対応しており、物品収納部6の上面部6aと車体5の上面部5aとが同じ高さになる、あるいは、物品収納部6の上面部6aが車体5の上面部5aよりも少し低い高さになるように構成されている。
また、移載用高さT1は、物品収納部6の最上方位置に対応しており、物品収納部6の下面部6bと車体5の上面部5aとが同じ高さになる、あるいは、物品収納部6の下面部6bが車体5の上面部5aよりも少し高い高さになるように構成されている。
そして、物品収納部6を最上方位置と最下方位置との間で昇降移動させる昇降装置8が設けられ、その昇降装置8は、パンタグラフ式のリンク機構8a、そのリンク機構8aを昇降操作するシリンダ8bなどから構成されている。
また、物品収納部6は、移載用高さT1において旋回自在に設けられており、物品収納部6を旋回させる旋回装置9が設けられ、詳細な図示は省略するが、旋回装置9は、旋回台9aを縦軸芯周りで旋回操作する旋回機構などを備えて構成されている。
そして、旋回装置9は、昇降装置8上に支持されており、昇降装置8にて移載用高さT1に昇降された状態で、物品収納部6の開口部Kを車体5の右側方または左側方に向けるべく、物品収納部6の開口部Kを縦軸芯周りで90度またはほぼ90度旋回させるように構成されている。
そして、旋回装置9は、昇降装置8上に支持されており、昇降装置8にて移載用高さT1に昇降された状態で、物品収納部6の開口部Kを車体5の右側方または左側方に向けるべく、物品収納部6の開口部Kを縦軸芯周りで90度またはほぼ90度旋回させるように構成されている。
前記ファンフィルタユニット7は、フィルタを通過した清浄空気をファンの通風力により清浄空気を通風するものであり、車体5の上面部5aよりも上方側に突出しない状態で、収納用高さT2に位置する物品収納部6に対して通風作用するように設けられている。
説明を加えると、ファンフィルタユニット7は、収納用高さT2に位置する物品収納部6の開口部6Aと対向する前方位置に配置されており、その開口部6Aを通して清浄空気を収納用高さT2に位置する物品収納部6の内部に通風させるように構成されている。
説明を加えると、ファンフィルタユニット7は、収納用高さT2に位置する物品収納部6の開口部6Aと対向する前方位置に配置されており、その開口部6Aを通して清浄空気を収納用高さT2に位置する物品収納部6の内部に通風させるように構成されている。
また、車体5には、物品収納部6に収納するカセット3を支持しかつ移載用高さT1の物品収納部6と車体外部のステーション2との間でカセット3を水平方向に沿って移動させて移載する物品移載装置10が、物品収納部6に備えられている。
すなわち、物品移載装置10は、水平方向に沿って出退自在な3段式のフォーク10aから構成され、その3段式のフォーク10aが、物品収納部6の開口部Kに対して出退可能となる状態で、物品収納部6の内部に備えられている。
すなわち、物品移載装置10は、水平方向に沿って出退自在な3段式のフォーク10aから構成され、その3段式のフォーク10aが、物品収納部6の開口部Kに対して出退可能となる状態で、物品収納部6の内部に備えられている。
そして、物品収納部6における枠体Wは、旋回台9aに支持されており、物品収納部6の底面部のうち、後方側が開口され、図3の(イ)の矢印に示すように、その開口を通してファンフィルタユニット7から物品収納部6の内部に通風された清浄空気を車体5の下方側に排気するように構成されている。
前記物品搬送車1の運転を制御する制御部Hが設けられ、図6に示すように、その制御部Hは、車輪4を回転駆動させる駆動モータ12、縦軸芯周りでの車輪4の向きを変更する操向装置13、昇降装置8、旋回装置9、および、物品移載装置10などの作動を制御するように構成されている。
説明を加えると、制御部Hは、複数のステーション2にわたる走行経路Sに沿って走行させて、物品移載対象のステーション2に対応する停止位置に車体5を停止させるべく、駆動モータ12および操向装置13の作動を制御するように構成されている。
そして、制御部Hは、図2の(イ)および図3の(イ)に示すように、走行状態において、物品収納部6を収納用高さT2に位置させるべく、昇降装置8の作動を制御するように構成されている。
このようにして、走行状態における物品搬送車1の高さをステーション2における載置台2aの載置面よりも低くすることにより、走行状態における物品搬送車1の高さを極力低くし、クリーン環境における気流の乱れを極力生じさせることなく、クリーン環境おけるクリーン度を確保しやすくするように構成されている。
そして、制御部Hは、図2の(イ)および図3の(イ)に示すように、走行状態において、物品収納部6を収納用高さT2に位置させるべく、昇降装置8の作動を制御するように構成されている。
このようにして、走行状態における物品搬送車1の高さをステーション2における載置台2aの載置面よりも低くすることにより、走行状態における物品搬送車1の高さを極力低くし、クリーン環境における気流の乱れを極力生じさせることなく、クリーン環境おけるクリーン度を確保しやすくするように構成されている。
また、制御部Hは、図4の(イ)に示すように、車体5を停止位置に停止させると、図4の(ロ)に示すように、物品収納部6を移載用高さT1に上昇させるように昇降装置8を作動させたのち、物品収納部6の開口部Kを前方側からステーション2が配置されている横側方に向けるように旋回装置9を作動させるように構成されている。
そして、制御部Hは、図5に示すように、物品移載装置10を作動させて、物品収納部6に収納するカセット3を水平方向に沿って移動させることにより、ステーション2の載置台2aに卸したり、逆に、ステーション2の載置台2aに載置されているカセット3を掬い取るように構成されている。
その後、制御部Hは、物品収納部6の開口部Kをステーション2が配置されている横側方から前方側に向けるように旋回装置9を作動させたのち、物品収納部6を移載用高さT1から収納用高さT2に下降させるように昇降装置8を作動させて走行するように構成されている。
そして、制御部Hは、図5に示すように、物品移載装置10を作動させて、物品収納部6に収納するカセット3を水平方向に沿って移動させることにより、ステーション2の載置台2aに卸したり、逆に、ステーション2の載置台2aに載置されているカセット3を掬い取るように構成されている。
その後、制御部Hは、物品収納部6の開口部Kをステーション2が配置されている横側方から前方側に向けるように旋回装置9を作動させたのち、物品収納部6を移載用高さT1から収納用高さT2に下降させるように昇降装置8を作動させて走行するように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、通風手段としてのファンフィルタユニット7が車体5に固定状態で設けられているが、例えば、物品収納部6と一体的に昇降移動するように構成して実施することも可能である。
(1)上記実施形態では、通風手段としてのファンフィルタユニット7が車体5に固定状態で設けられているが、例えば、物品収納部6と一体的に昇降移動するように構成して実施することも可能である。
(2)上記実施形態では、物品移載装置10がクリーン用の物品搬送車1側の物品収納部6に備えられているが、物品移載箇所側に物品移載装置を設けて、クリーン用の物品搬送車1には、物品移載装置を設けることなく実施することも可能である。
(3)上記実施形態では、物品収納部6が移載用高さにおいて旋回自在に設けられているが、物品収納部6を移載用高さにおいて旋回自在に設けなくてもよく、物品収納部6を移載用高さに位置させることにより、物品を移載させるように構成して実施することも可能である。
(4)上記実施形態では、昇降装置8をパンタグラフ式のリンク機構8aなどから構成しているが、シリンダなどにより枠体をガイドに沿って昇降させるものなど、各種の昇降装置が適応可能である。
また、旋回装置9についても、旋回台9aを縦軸芯周りで旋回操作させる旋回機構などを備えて構成されているが、その他の旋回装置を適応することも可能である。
また、旋回装置9についても、旋回台9aを縦軸芯周りで旋回操作させる旋回機構などを備えて構成されているが、その他の旋回装置を適応することも可能である。
3 物品
5 車体
6 物品収納部
7 通風手段
10 物品移載装置
T1 移載用高さ
T2 収納用高さ
5 車体
6 物品収納部
7 通風手段
10 物品移載装置
T1 移載用高さ
T2 収納用高さ
Claims (4)
- クリーン環境内で走行する車体に物品を収納する物品収納部が設けられ、その物品収納部に対してその内部に清浄空気を通風する通風手段が設けられているクリーン用の物品搬送車であって、
前記物品収納部が、前記車体の上面部よりも上方側に突出する移載用高さと前記車体の内方側の収納用高さとに昇降自在に設けられ、
前記通風手段が、前記車体の上面部よりも上方側に突出しない状態で、前記収納用高さに位置する前記物品収納部に対して通風作用するように設けられているクリーン用の物品搬送車。 - 前記通風手段が、前記車体に固定状態で設けられている請求項1に記載のクリーン用の物品搬送車。
- 前記物品収納部に収納する物品を支持しかつ前記移載用高さの前記物品収納部と車体外部の物品移載箇所との間で物品を水平方向に沿って移動させて移載する物品移載装置が、前記物品収納部に備えられている請求項1または2に記載のクリーン用の物品搬送車。
- 前記物品収納部が、前記移載用高さにおいて旋回自在に設けられている請求項3に記載のクリーン用の物品搬送車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004225715A JP2006044841A (ja) | 2004-08-02 | 2004-08-02 | クリーン用の物品搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004225715A JP2006044841A (ja) | 2004-08-02 | 2004-08-02 | クリーン用の物品搬送車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006044841A true JP2006044841A (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=36023861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004225715A Pending JP2006044841A (ja) | 2004-08-02 | 2004-08-02 | クリーン用の物品搬送車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006044841A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014078657A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Disco Abrasive Syst Ltd | カセット着脱台車 |
CN112835301A (zh) * | 2019-11-25 | 2021-05-25 | 丰田自动车株式会社 | 管理系统、管理方法、程序及自主移动装置 |
-
2004
- 2004-08-02 JP JP2004225715A patent/JP2006044841A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014078657A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Disco Abrasive Syst Ltd | カセット着脱台車 |
CN112835301A (zh) * | 2019-11-25 | 2021-05-25 | 丰田自动车株式会社 | 管理系统、管理方法、程序及自主移动装置 |
CN112835301B (zh) * | 2019-11-25 | 2024-04-26 | 丰田自动车株式会社 | 管理系统、管理方法、程序及自主移动装置 |
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