JP2006043582A - 吸湿性フィルタおよびその製造方法および再生方法および加湿装置および除湿装置 - Google Patents

吸湿性フィルタおよびその製造方法および再生方法および加湿装置および除湿装置 Download PDF

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Abstract

【課題】湿潤と乾燥の繰返し負荷と洗浄に対する強度を向上させた吸湿性フィルタと除湿・加湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明によれば、空気が通過できる空隙を有するウレタン構造体の繊維2にアクリル樹脂の被覆3と親水性の無機材料4が担持してあるため、水濡れ性が良く、引張り強度、耐水性にすぐれた吸湿性フィルタとその製造方法を提供できる。また、前記吸湿性フィルタ1を利用して、乾燥と湿潤が繰り返される環境下で長期間にわたってフィルタ強度が維持できる加湿装置または除湿装置を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加湿装置や除湿装置に使用される吸湿性フィルタとその製造方法に関する。
従来の加湿装置の一例を図4に示す。すなわち加湿装置41において、不織布で構成される吸湿性フィルタ42がその下方の一部を水槽44の水45に浸らせた状態で配置され、吸湿性フィルタ42が毛細管現象によって水槽44の水45を吸い上げ、送風手段43によって加湿装置41に矢印の示す方向に沿って導入された乾燥空気が、吸湿性フィルタ42の水に浸っていない部分を通過する。そのとき吸湿性フィルタ42の吸い上げた水が気化して空気は高湿度となり、その高湿度な空気を室内へ供給するという方式が一般に知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平11-166413号公報
この方式は、水を吸い上げた吸湿性フィルタがそれを通過する乾燥空気を加湿させながら吸湿性フィルタ自身が乾燥し、毛細管現象によって水槽の水に浸っていた吸湿性フィルタの下方部分から水に接触していない他の部分全域に水分を浸透させながら常時フィルタを湿った状態に保つものである。
このような吸湿性フィルタは常に湿潤と乾燥を繰り返す上、水道水に含まれる珪素やカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分がフィルタ上に析出するため、定期的な洗浄作業が必要となり、長期間の使用と洗浄の繰返しにより強度が低下してしまうという課題があった。
本発明は上記課題を解決するため、湿潤と乾燥の繰返し負荷と洗浄に対する強度を向上させた吸湿性フィルタおよびその製造方法を提供することを目的としている。
本発明の吸湿性フィルタは、上記目的を達成するために請求項1記載の通り、空気が通過できる空隙を有する構造体と親水性の無機材料を備え、前記構造体がアクリル樹脂で被覆されていることを特徴としたものである。
また、請求項2記載の吸湿性フィルタは、請求項1記載の吸湿性フィルタにおいて、空気が通過できる空隙を有する構造体がウレタン樹脂であることを特徴としたものである。
また、請求項3記載の吸湿性フィルタは、請求項1または2記載の吸湿性フィルタにおいて、空気が通過できる空隙を有する構造体が発泡体であることを特徴としたものである。
また、請求項4記載の吸湿性フィルタは、請求項1乃至3いずれかに記載の吸湿性フィルタにおいて、親水性の無機材料がシリカゲル、ゼオライト、珪藻土、アパタイトのいずれか1つ以上を含むことを特徴としたものである。
また、請求項5記載の吸湿性フィルタは、請求項1乃至4いずれかに記載の吸湿性フィルタにおいて、脱臭触媒を担持したことを特徴としたものである。
また、請求項6記載の吸湿性フィルタは、請求項1乃至5いずれかに記載の吸湿性フィルタにおいて、抗菌剤を担持したことを特徴としたものである。
また、請求項7記載の吸湿性フィルタは、請求項1乃至6いずれかに記載の吸湿性フィルタにおいて、防カビ剤を担持したことを特徴としたものである。
また、請求項8記載の吸湿性フィルタは、請求項1乃至7いずれかに記載の吸湿性フィルタにおいて、光触媒を担持したことを特徴としたものである。
また、請求項9記載の吸湿性フィルタの製造方法は、請求項1乃至3いずれかに記載の吸湿性フィルタの製造方法において、塩基性の分散剤とアクリル樹脂の水分散体からなる処理液を吸湿性フィルタに塗布し、乾燥させて被覆することを特徴としたものである。
また、請求項10記載の吸湿性フィルタの製造方法は、請求項1乃至9いずれかに記載の吸湿性フィルタの製造方法において、親水性の無機材料をシリケート化合物あるいはチタネート化合物の加水分解物と混合し、吸湿性フィルタに塗布、乾燥させて被覆することを特徴としたものである。
また、請求項11記載の吸湿性フィルタの再生方法は、請求項1乃至8いずれかに記載の吸湿性フィルタの再生方法において、吸湿性フィルタと送風手段を備え、吸湿性フィルタに通風することにより吸湿された水を脱離することを特徴としたものである。
また、請求項12記載の加湿装置は、吸湿性フィルタと送風手段と水供給手段を備え、吸湿性フィルタが水供給手段から得た水を気化させることにより高湿度空気を室内へ供給することを特徴としたものである。
また、請求項13記載の加湿装置は、請求項12記載の加湿装置において、吸湿性フィルタと送風手段と水供給手段と加熱手段を備え、送風手段と加熱手段により温風を吸湿性フィルタに吹付け、水供給手段から得た水が吸湿性フィルタから気化することにより、下流側に高湿度空気を供給することを特徴としたものである。
また、請求項14記載の除湿装置は、吸湿性フィルタと送風手段と加熱手段と水蒸気の回収手段を備え、送風手段により水を含んだ空気を吸湿性フィルタに吹付け、下流側に除湿された空気を得るとともに、水を含んだ吸湿性フィルタを加熱して気化させた後、水蒸気の回収手段で回収することを特徴としたものである。
本発明によれば、空気が通過できる空隙を有する構造体にアクリル樹脂の被覆と親水性の無機材料が担持してあるため、水濡れ性が良く、引張り強度、耐水性にすぐれた吸湿性フィルタとその製造方法を提供できる。また、前記吸湿性フィルタを利用して、乾燥と湿潤が繰り返される環境下で長期間にわたってフィルタ強度が維持できる加湿装置または除湿装置を提供できる。
本発明の吸湿性フィルタは、空気が通過できる空隙を有する構造体と親水性の無機材料を備え、前記構造体がアクリル樹脂で被覆されていることを特徴とする。空気が通過できる空隙を有する構造体をアクリル樹脂で被覆しているため、アクリル樹脂のもつ耐水性・耐熱性・強度を構造体の形状を保持した状態で付与することができる。また、アクリル樹脂はほぼ透明に近い乳白色であるため、構造体の色や外観を変化させることなく強度を向上させることができる。また、アクリル樹脂が接着剤の役割を果たすため、湿潤時の構造体の形状保持に有効である。
空気が通過できる空隙を有する構造体としては、網状、スリット状、ストロー状、ハニカム状、繊維状、発泡体状、ビーズ状、接着剤や熱融着でファイバーを所望の大きさに成型した構造体など、空気が通過することができれば特に限定されるものではない。
本発明の空気が通過できる空隙を有する構造体の材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ウレタン等の有機系繊維、およびこれらの材質に加えポリスチレン・ABSなどの樹脂板、綿等の天然繊維、紙、樹脂含浸紙などが挙げられる。
これらの中でも発泡ウレタン樹脂は、内部に多くの空隙を有しているため通気性能に優れている上、安価で柔軟性があり加工が容易であることから、本発明の目的に好適な材料である。しかしながら、発泡ウレタン樹脂は、吸水性が弱く、高温・高湿度などの過酷な条件での長期間の使用は品質の劣化が懸念されるため、吸湿性フィルタとして単独での利用は難しい。そこで、発泡ウレタン樹脂をアクリル樹脂で被覆して強度を確保した上で、吸湿性を上げるために、親水性の無機材料を塗布すると良いことが分かった。図1に示すように、ウレタン構造体1を構造体の型とし、ウレタン構造体の繊維2の表面にアクリル被覆層3を被覆してその強度、耐湿性、耐熱性を向上させ、親水性の無機材料4を利用して吸水性を確保して構造体に水を保持させる例が挙げられる。被覆されるウレタンの微細形状は繊維状でも板状でも球状でもなんら問題ない。
親水性の無機材料としては、シリカゲル、ゼオライト、珪藻土、アパタイトなどの合成および天然鉱物、リチウム・カリウム・ナトリウムなどアルカリ金属の炭酸塩・硝酸塩・酸化物・塩化物、カルシウム・マグネシウムなどアルカリ土類金属の炭酸塩・硝酸塩・酸化物・塩化物、アルミニウムや亜鉛の硫酸塩などが挙げられ、吸水性を持つ無機材料であればなんら限定されるものではない。
本発明の吸湿性フィルタに脱臭触媒を担持することにより、フィルタを通過する空気の脱臭が可能となる。脱臭触媒としてはCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cuから選ばれる少なくともひとつ以上の金属を含む化合物がよく、さらにPt、Ru、Pd、Rdから選ばれる少なくともひとつ以上の貴金属を含むものはなお効果的である。
本発明の吸湿性フィルタは抗菌剤および/または防カビ剤を含んでいても良い。吸湿性フィルタを通過する空気中に含まれる雑菌やカビの胞子は、吸湿性フィルタの表面に堆積し繁殖する恐れがある。フィルタは吸湿性であるため、微量の水分によってフィルタ表面には抗菌剤および/または防カビ剤が溶出した状態になっていると考えられるので、雑菌やカビ胞子は付着と同時に不活化され、フィルタ上での繁殖を防ぐことができる。
上記抗菌剤としては、銀・銅・亜鉛などの金属イオンを溶出する無機化合物、銀・銅・亜鉛の金属微粒子、銀ゼオライト、銀含有リン酸ジルコニウム、ヨウ素化合物類、フェノール類、第4アンモニウム塩類、イミダゾール化合物類、安息香酸類、過酸化水素、クレゾール、クロルヘキシジン、イルガサン、アルデヒド類、ソルビン酸、等の薬剤やリゾチーム・セルラーゼ・プロテアーゼなどの酵素製剤、カテキン類、竹抽出物、ヒノキ抽出物、わさび抽出物、からし抽出物などの天然成分抽出物などが挙げられる。
上記防カビ剤としては、有機窒素化合物・硫黄系化合物、有機酸エステル類、有機ヨウ素系イミダゾール化合物、ベンザゾール化合物などが挙げられる。
本発明の吸湿性フィルタは光触媒を含んでいても良い。吸湿性フィルタに光触媒を担持し、太陽光、紫外線ランプ、蛍光灯など光触媒を活性化することができる光を照射することによって、吸湿性フィルタに付着した雑菌や悪臭成分を分解することができる。
光触媒としては、酸化スズ、酸化亜鉛、三酸化タングステン、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化鉄、酸化ビスマスなどの金属酸化物、硫化亜鉛、硫化カドミウム、硫化モリブデンなどの金属硫化物、チタンナイトライドなどの窒化物が挙げられ、安全性、経済性などの面から、酸化チタンが好ましい。
酸化チタンとしては、二酸化チタンのほか、含水酸化チタン、水和酸化チタン、メタチタン酸、オルトチタン酸、水酸化チタン、酸素欠損型酸化チタンなどが挙げられる。光触媒活性を有していれば結晶形については特に制限はなく、無定形、アナータス形、ルチル形、ブルカイト形のいずれでもよい。ルチル型とアナターゼ型酸化チタンの組み合せなど、結晶形の違う成分を複合してもなんら問題はない。
本発明の親水性の無機材料を空気が通過できる空隙を有する構造体に担持する方法として、接着剤を用いることが考えられる。撥水性の接着剤は吸湿性フィルタの吸湿性能を低下させるため、親水性の接着剤が望ましく、かつ長期間にわたって吸湿・乾燥を繰返しても親水性の無機材料を剥離させないものが求められる。この要求を満たす接着剤としては、シリケート化合物・チタネート化合物の加水分解物が好適である。
シリケート化合物としては、テトラエトキシシランおよびその重合体であるメトキシポリシロキサン、エトキシポリシロキサン、ブトキシポリシロキサン、リチウムシリケートなどが挙げられ、チタネート化合物としては、テトラプロポキシチタンおよびその重合体などが挙げられる。これらの金属アルコキシド類は、水と酸または塩基によって加水分解され、接着剤として用いることができる。
上記吸湿性フィルタは、空気が通過できる空隙を有する構造体にアクリル樹脂のエマルジョン水溶液を塗布、乾燥させて被覆層を形成した後、上記接着剤と親水性の無機材料の混合液を塗布、乾燥させることにより容易に製造することができる。
上記アクリル樹脂は、界面活性剤あるいは塩基性分散剤によって水中にエマルジョンとして分散されている。界面活性剤が含有されている場合、構造体に塗布した際に発泡して構造体の空隙をふさいでしまう可能性があるため、塩基性の分散剤を含むアクリルエマルジョンのほうが好ましい。
上記接着剤は水と酸または塩基によって加水分解させて使用するが、吸湿性フィルタ上にこれらの酸または塩基が残留すると、構造体を形成している樹脂あるいは繊維に損傷を与える可能性がある。アクリル樹脂を被覆する際に塩基性の分散剤を用いた後、接着剤の加水分解には酸を使用すると、両者を中和することができ吸湿性フィルタへの酸・または塩基残留を低減させることができる。また、同じ理由で、製造後の吸湿性フィルタを水で洗浄することも有効である。
水を吸湿した吸湿性フィルタは、フィルタの空隙に乾燥した空気を通過させることにより、水が気化して空気を加湿することができる。逆に、高湿度の空気を通過させる場合は、フィルタの空隙を通過する際に水が吸湿されるので、除湿された空気を得ることができる。これらの作用を組合せて吸湿・放湿をすることによって、空気の加湿と除湿を行い任意の湿度に制御することができる。
請求項12記載の加湿装置は、吸湿性フィルタと送風手段と水供給手段を備え、吸湿性フィルタが水供給手段から得た水を気化させることにより高湿度空気を室内へ供給することを特徴としたものであり、吸湿性フィルタを水供給手段で強制的に湿らせた状態に保つことにより、そこを通過する空気に水分を与え、高湿度の空気を室内に供給することができる。ここで、温度の高い空気ほどたくさんの水分を保持することができるという性質を利用して、通過する空気を加熱手段で加熱して温風にすることにより、より多量の水分を含む空気を室内に供給することができる。送風手段としてはファン、ポンプなどが利用できる。加熱手段としては、ヒータ、高温の空気・ガス・水を利用した熱交換器、バーナーなどが利用できる。
請求項14記載の除湿装置は、吸湿性フィルタと送風手段と加熱手段と水蒸気の回収手段を備え、送風手段により水を含んだ空気を吸湿性フィルタに吹付け、下流側に除湿された空気を得るとともに、水を含んだ吸湿性フィルタを加熱して気化させた後、水蒸気の回収手段で回収することを特徴としたものであり、乾燥した吸湿性フィルタに水を含んだ空気を吹付けることにより、除湿された空気を室内に供給することができる。吸湿性フィルタが水を含んで吸湿性が低下した際には、吸湿性フィルタを暖めて水分を気化させ、気化した水分を水蒸気の回収手段で回収することにより、室内に水を放出することなく吸湿性フィルタを乾燥状態にすることができる。水蒸気の回収手段としては、空冷・水冷・ガス式の熱交換器などが利用できる。
以下、本発明を実施例にて詳細に説明するが、本発明は、以下の記載に何ら限定して解釈されるものではない。
(実施例1) 吸湿性フィルタの作成とその吸放湿性能
アクリルエマルジョンを水で10倍に希釈した溶液を準備し、ウレタンフォーム(厚さ30mm、100×100mm)を、その溶液に浸漬した。数秒間浸した後、引揚げて余剰の液を振り払い、約100℃で約20分間乾燥させてアクリル樹脂を被覆した。
テトラエトキシシランにエタノールと1N塩酸を加え、接着剤の加水分解を行った。ここに親水性のゼオライトを加え攪拌した後、アクリル被覆あり/なしのウレタンフォームを浸漬した。数秒間浸した後、引揚げて余剰の液を振り払い、約100℃で約20分間乾燥させてアクリル被覆あり/なしの吸湿性フィルタを作成した。
これらの吸湿性フィルタを水に浸漬し、余剰の液を振り払い重量増加から各フィルタの保水量を測定した。その後、水を含む吸湿性フィルタ2枚を重ねて厚さを60mmとしてダクトに配置し、温度が20℃、相対湿度が30%である6畳の部屋に入れた。ダクト入口空気を約50℃に加熱しながら吸湿性フィルタに1m3/minの風量で流し、ダクト全体の重量変化から吸湿性フィルタから空気への水の気化による放水量を測定した。
表1に各フィルタの吸湿量と放水量を示す。この結果から、ウレタンフォームに親水性のゼオライトを担持することによって吸水量および空気中への水放出量を高められることがわかり、また、アクリル被覆がこれらの性能に影響を与えないことがわかった。
Figure 2006043582
(実施例2) 吸湿性フィルタの耐久性能
実施例1で作成した吸湿性フィルタを 70℃、湿度95%の環境におき、経過時間ごとのフィルタの強度変化を、引っ張り強度試験で比較した。表2に各吸湿性フィルタの経過時間と強度の関係を示す。素材に関わらず、0時間においてアクリル被覆による強度の向上がみられる。ウレタンAでは、温度湿度の影響による強度低下がみられ、アクリル被覆によって改善はみられるものの、吸湿性フィルタとしては使用に適さないと思われた。一方、ウレタンBでは初期の強度はウレタンAに劣るものの、温度湿度の影響による強度低下がほとんどないことがわかった。アクリル被覆による強度の向上も認められ、吸湿性フィルタとして使用できることがわかった。
Figure 2006043582
(実施例3)加湿装置
親水性の無機材料として親水性ゼオライト、接着剤としてエタノール溶液に塩酸を加えて加水分解させたテトラエトキシシラン、抗菌剤として1,1‘−ヘキサメチレンビス〔5−(4−クロロフェニル)ビグアナイド〕ジハイドロクロライド、防カビ剤としてチアベンダゾールを混合した溶液を用意し、アクリル被覆を施したシート状ウレタンフォームをその溶液に浸漬した。数秒間浸した後、引揚げて余剰の液を振り払い、約100℃で約20分間乾燥させ、吸湿性フィルタを得た。
図2にその概略断面図を示す加湿装置21は、送風手段としてのファン23と吸湿性フィルタ22と水供給手段24を備えてなり、ファン23と吸湿性フィルタ22の間に空気加熱手段としてヒータ26を配している。ファン23によって加湿装置21内へ取り入れられた乾燥空気27は、ヒータ26で約50℃まで温められた後、吸湿性フィルタ22に接触し抜けていく。このとき、吸湿性フィルタ22は、水供給手段24から水25を受けて湿った状態にあるので水が気化し、下流側には高湿度な空気28が供給される。
6セル/25mm以下、6〜10、11〜16、17〜23セル/25mmの発泡密度のウレタンフォームを用いて吸湿性フィルタの作製を試みたが、17〜23セル/25mm以上のものはセル間隔が細かすぎて、溶液にウレタンフォームを浸漬するときにウレタンフォームの内部にまで溶液が浸透していかないため、16セル/25mm以下がよい。ただし、10セル/25mm以下のものは、溶液の浸透性は高くて好都合であるものの、吸湿性フィルタとして単位体積あたりに保持できる水の量が少なくなるため、11〜16セル/25mmがよい。また、シートの厚さとして、5、8、10、13、15、20mmのものを用いて吸湿性フィルタを作製したが、20mmのものは厚みが大きく、一般的な家庭用加湿装置に備えられているファンの力では充分な空気を流すことができないため、15mm以下がよいことがわかった。また、5mm以下の場合は厚みが小さく、吸湿性フィルタとしての強度が保てず、加工も困難であるため、シート厚みとしては5〜15mmが適当である。
(実施例4)除湿装置
図3にその概略断面図を示す除湿装置31は、送風手段としてのファン33と吸湿性フィルタ32と水蒸気の回収手段35と水タンク34を備えてなり、ファン33と吸湿性フィルタ32の間に空気熱手段としてヒータ36を配している。ファン33によって除湿装置31内に取り入れられた湿潤空気37は、吸湿性フィルタ32に接触し、乾燥空気38となって抜けていく。継続使用によって吸湿性フィルタ32の水分吸湿効率が低下した場合には、ヒータ36を加熱することにより、加熱された空気の作用によって吸湿性フィルタ32から水蒸気を脱離させるとともに、冷却された水蒸気の回収手段35によって水蒸気を結露させて、結露した水蒸気を水タンク34に回収する。これらの作用をくりかえし行うことによって、室内に乾燥した空気を供給する除湿機を提供することができる。
本発明の吸湿性フィルタを用いることにより、容易に空気中の水蒸気の吸着と脱着を行うことができるので、加湿機、除湿機、乾燥機、衣類や食品などの調湿保管容器などの用途に適用できる。
ウレタン被覆した吸湿性フィルタの概念図 実施例3の加湿装置の概略断面図 実施例4の除湿装置の概略断面図 従来例の加湿装置の概略断面図
符号の説明
1 ウレタン構造体
2 ウレタン構造体の繊維
3 アクリル被覆層
4 親水性の無機材料
5 空隙
21 加湿装置
22 吸湿性フィルタ
23 ファン
24 水供給手段
25 水
26 ヒータ
27 乾燥空気
28 高湿度な空気
31 除湿装置
32 吸湿性フィルタ
33 ファン
34 水タンク
35 水蒸気の回収手段
36 ヒータ
37 湿潤空気
38 乾燥空気
41 加湿装置
42 吸湿性フィルタ
43 送風手段
44 水槽
45 水
46 加熱手段

Claims (14)

  1. 空気が通過できる空隙を有する構造体と親水性の無機材料を備え、前記構造体がアクリル樹脂で被覆されていることを特徴とする吸湿性フィルタ。
  2. 空気が通過できる空隙を有する構造体がウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1記載の吸湿性フィルタ。
  3. 空気が通過できる空隙を有する構造体が発泡体であることを特徴とする請求項1または2記載の吸湿性フィルタ。
  4. 親水性の無機材料がシリカゲル、ゼオライト、珪藻土、アパタイトのいずれか1つ以上を含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の吸湿性フィルタ。
  5. 脱臭触媒を担持したことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の吸湿性フィルタ。
  6. 抗菌剤を担持したことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の吸湿性フィルタ。
  7. 防カビ剤を担持したことを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の吸湿性フィルタ。
  8. 光触媒を担持したことを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の吸湿性フィルタ。
  9. 塩基性の分散剤とアクリル樹脂の水分散体からなる処理液を吸湿性フィルタに塗布し、乾燥させて被覆することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の吸湿性フィルタの製造方法。
  10. 親水性の無機材料をシリケート化合物あるいはチタネート化合物の加水分解物と混合し、吸湿性フィルタに塗布、乾燥させることを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の吸湿性フィルタの製造方法。
  11. 吸湿性フィルタと送風手段を備え、吸湿性フィルタに通風することにより吸湿された水を脱離することを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の吸湿性フィルタの再生方法。
  12. 吸湿性フィルタと送風手段と水供給手段を備え、吸湿性フィルタが水供給手段から得た水を気化させることにより高湿度空気を室内へ供給することができる加湿装置。
  13. 吸湿性フィルタと送風手段と水供給手段と加熱手段を備え、送風手段と加熱手段により温風を吸湿性フィルタに吹付け、水供給手段から得た水が吸湿性フィルタから気化することにより、下流側に高湿度空気を供給することができる請求項12記載の加湿装置。
  14. 吸湿性フィルタと送風手段と加熱手段と水蒸気の回収手段を備え、送風手段により水を含んだ空気を吸湿性フィルタに吹付け、下流側に除湿された空気を得るとともに、水を含んだ吸湿性フィルタを加熱して気化させた後、水蒸気の回収手段で回収することを特徴とする除湿装置。
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