JP2006043166A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当たりの発生に係わる履歴情報を活用して遊技の趣向性や面白みを高めることのできる遊技機を提供する。
【解決手段】大当たりに係わる履歴情報を記憶しておき、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりに係わる履歴(過去5回分のリーチ演出名と停止図柄など)を表わした履歴演出画面401aを表示する。その後、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告を「今回の履歴」として追加表示する。このような履歴情報を用いた演出を可変表示遊技の途中で可変表示遊技の一部として表示する。
【選択図】図12

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機に係わり、特に、大当たりの発生に係わる履歴情報を表示する機能を備えた遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、始動口への球の入賞に基づいて識別情報の可変表示を開始し、その後この可変表示を停止させて表示結果を導出する可変表示遊技を実行し、表示結果が大当たりに対応する特定表示態様である場合に、遊技者に有利な特定遊技状態を発生させるタイプのものがある。
この種の遊技機では、可変表示遊技で大当たりを出現させることに遊技者の関心が集中しており、店内に設置されている多数の遊技機の中から遊技を楽しむ遊技機を選択する際にも、遊技者は大当たりの出易さを目安にすることが多い。
そこで、これまでに発生した大当たりに係わる履歴情報を記憶しておき、これを遊技者が遊技機を選択する際の参考データとして、客待ち状態時の客呼び込み画像でリスト表示する遊技機があった。履歴情報には、たとえば、大当たりの発生回数、発生時刻、大当たりが発生するまでに要した可変表示遊技の実行回数(スタート回数)、大当たり発生時の大当たり図柄(識別情報)、大当たりの発生に係わった可変表示遊技で行なわれた予告態様,大当たりの発生に係わった可変表示遊技で行なわれたリーチ態様などがある(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2003−154100号公報
従来の遊技機は、大当たりの履歴情報を、遊技者が遊技機を選択する際の単なる参考情報として表示するためにのみ利用しており、履歴情報を充分活用していなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとする課題にするものであり、大当たりの発生に係わる履歴情報を活用して遊技の趣向性や面白みを高めることのできる遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係わる発明は、識別情報を可変表示した後に前記可変表示の表示結果を表示する可変表示遊技を実行し、前記表示結果が大当たりに対応する特定表示態様である場合に、特定遊技状態が発生する遊技機において、
前記可変表示遊技の実行を制御する可変表示制御手段(120)と、
大当たりの発生履歴を記憶する履歴情報記憶手段(120)と
を備え、
前記可変表示制御手段(120)は、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりに係わる履歴を表わす大当たり履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告を履歴の形式で表わした実行中履歴情報とを含む遊技履歴情報を、前記履歴情報記憶手段(120)の記憶内容に基づいて、可変表示遊技の一部として表示する
ことを特徴とする遊技機である。
上記発明によれば、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりに係わる履歴を表わす大当たり履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告を履歴の形式で表わした実行中履歴情報とを含む遊技履歴情報が、可変表示遊技の一部として表示される。大当たり履歴情報が示している前回までの履歴に比べて、実行中履歴情報の表示によって大当たりの発生に係わる履歴が増加すると、現在実行中の可変表示遊技で大当たりの出現することが予告される。また、実行中履歴情報の表示により大当たりの発生に係わる履歴が増加しなければ、現在実行中の可変表示遊技で大当たりの出現しないことが予告される。大当たり履歴情報と実行中履歴情報とは、たとえば、対比して同時に表示してもよいし、大当たり履歴情報を表示した後に、実行中履歴情報を表示してもよい。
履歴情報には、大当たりの発生回数、発生時刻、大当たりが発生するまでに要した可変表示遊技の実行回数(スタート回数)、大当たり発生時の大当たり図柄(識別情報)、大当たりの発生に係わった可変表示遊技で行なわれた予告態様、大当たりの発生に係わった可変表示遊技で行なわれたリーチ態様などがある。なお、リーチ態様とは、特定表示態様に移行する可能性のある表示態様である。言い換えると、表示結果が表示される前の段階であって、特定表示態様になる可能性のある表示態様をいう。
請求項2に係わる発明は、前記大当たり履歴情報を表示した後に、前記実行中履歴情報を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
上記発明によれば、大当たり履歴情報を表示した後に、実行中履歴情報が表示される。大当たり履歴情報を表示した後に表示内容を実行中履歴情報に切り替える方法、大当たり履歴情報を表示した後に実行中履歴情報を追加表示する方法、大当たり履歴情報を表示した後に実行中履歴情報を含めた内容の履歴情報に書き換える方法などがある。
切り替える方法では、たとえば、過去5回分の大当たり発生時のリーチ態様を大当たり履歴情報としてリスト表示した後、画面を切り替えて、今回の大当たりに係わる予告を表示する。追加表示する方法では、たとえば、過去5回分の大当たり発生時のリーチ態様を大当たり履歴情報としてリスト表示した後、このリストに今回の可変表示遊技におけるリーチ態様を付け加えて表示する。書き換える方法では、前回までの大当たり発生回数を大当たり履歴情報として表示しておき、今回の可変表示遊技で大当たりが出現する場合には発生回数を「+1」した値に書き換えるなどがある。
請求項3に係わる発明は、前記可変表示制御手段(120)は、前記特定表示態様に移行する可能性のあるリーチ態様として前記遊技履歴情報を表示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機である。
上記発明によれば、遊技履歴情報は可変表示遊技におけるリーチ態様として表示される。従って、遊技履歴情報が表示された後、表示内容が次の段階に進むと可変表示遊技の表示結果が表示される。リーチ態様は、リーチ演出を含むものでもよい。すなわち、遊技履歴情報がリーチ演出として表示される。たとえば、遊技履歴情報の表示開始がリーチ態様の出現に相当し、前回までの大当たり発生回数を表示し、その後、現在実行中の可変表示遊技の表示結果を含む大当たり発生回数に書き換えるなど遊技履歴情報を表示する過程がリーチ演出に相当するようにしてもよい。
請求項4に係わる発明は、前記可変表示制御手段(120)は、現在実行中の可変表示遊技で後に表示する演出態様の名称を前記実行中履歴情報として表示した後に、前記名称に対応する演出態様の表示を実行する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機である。
上記発明によれば、実行中履歴情報として演出態様の名称が表示され、その後、この名称に対応する演出態様の表示が実行される。すなわち、遊技履歴情報の表示は、後に実行される演出表示の種類を予告し、遊技履歴情報の表示終了後、その予告に従って演出表示が実行される。
請求項5に係わる発明は、前記可変表示制御手段(120)は、表示結果として前記特定表示態様が表示される場合のみ、前記遊技履歴情報を表示する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技機である。
上記発明によれば、遊技履歴情報が表示されると、その後、必ず、特定表示態様が導出される。すなわち、遊技履歴情報の表示は、大当たりの告知として機能する。
請求項6に係わる発明は、前記可変表示制御手段(120)は、現在実行中の可変表示遊技で後に表示する表示結果を構成する識別情報を、前記実行中履歴情報として表示する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の遊技機である。
上記発明によれば、現在実行中の可変表示遊技の表示結果を構成する識別情報が実行中履歴情報として表示されて告知される。識別情報の種類によって特定表示態様の出現確率や特定表示態様が出現した場合に遊技者に付与される利益の大きさに相違がある場合には、実行中履歴情報として表示される識別情報に対する遊技者の関心が高まり、好適である。
請求項7に係わる発明は、前記可変表示制御手段(120)は、前記遊技履歴情報として前記特定表示態様の表示回数を表示する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技機である。
上記発明によれば、特定表示態様の表示回数、すなわち、大当たりの発生回数が大当たり履歴情報および/または実行中履歴情報として表示される。大当たり発生回数は、大当たりの発生に係わるリーチ態様、リーチ演出、識別情報などの種類別に表示してもよい。
請求項8に係わる発明は、識別情報を可変表示した後に前記可変表示の表示結果を表示する可変表示遊技を実行し、前記表示結果が大当たりに対応する特定表示態様である場合に、特定遊技状態が発生する遊技機において、
前記可変表示遊技の実行を制御する可変表示制御手段(120)と、
前記特定表示態様に移行する可能性のあるリーチ態様の発生履歴を記憶するリーチ履歴情報記憶手段(120)と
を備え、
前記可変表示制御手段(120)は、前回までの可変表示遊技で出現したリーチ態様に係わる履歴を表わす出現リーチ履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技のリーチ態様に係わる予告を履歴の形式で表わした実行中リーチ履歴情報とを含むリーチ履歴情報を、前記リーチ履歴情報記憶手段(120)の記憶内容に基づいて、可変表示遊技の一部として表示する
ことを特徴とする遊技機である。
上記発明によれば、前回までの可変表示遊技で発生したリーチ態様に係わる履歴を表わした出現リーチ履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技のリーチ態様に係わる予告を履歴の形式で表わした実行中リーチ履歴情報とを含むリーチ履歴情報が、可変表示遊技の一部として表示される。出現リーチ履歴情報が示す前回までの履歴に比べて、実行中リーチ履歴情報の表示によってリーチ態様の発生に係わる履歴が増加すると、現在実行中の可変表示遊技でそのリーチ態様が出現することが予告される。また、実行中リーチ履歴情報の表示によりリーチ態様の発生に係わる履歴が増加しなければ、現在実行中の可変表示遊技でリーチ態様の出現しないことが予告される。
本発明に係わる遊技機によれば、大当たりの発生に係わる履歴を記憶しておき、これを利用して、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりに係わる履歴を表わした大当たり履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告を履歴の形式で表わした実行中履歴情報とを含む遊技履歴情報を、可変表示遊技の一部として表示するので、履歴情報が活用され、その活用により遊技の趣向性や面白みを高めることができる。
また、遊技履歴情報が可変表示遊技の一部として表示されるので、遊技者は今までにない演出を楽しむことができる。特に、大当たり履歴情報と実行中履歴情報の双方を表示するので、大当たり履歴情報と実行中履歴情報との対比によって今後の遊技の進行や演出内容を想像可能になり、遊技者に期待感を与えて、遊技の面白みを高めることができる。
大当たり履歴情報を表示した後に、実行中履歴情報を表示するものでは、遊技者は、どのような内容の実行中履歴情報が表示されるかを、既に表示された大当たり履歴情報と対比しながら期待感を持って楽しむことができ、遊技の趣向性を高めることができる。
遊技履歴情報を可変表示遊技におけるリーチ態様として表示するものでは、今までにないリーチ態様であるため遊技者に可変表示遊技への注意を引くことができる。さらに遊技者はその後の演出過程に期待感をもって遊技することができる。また、可変表示遊技の開始後、短時間でリーチ態様を導出することが可能になる。
現在実行中の可変表示遊技で後に表示する演出態様の名称を実行中履歴情報として表示した後に、この名称に対応する演出態様の表示を実行するものでは、遊技者は実行中履歴情報として表示された名称から後にどのような演出態様が行なわれるかを想像でき、今後の展開を予測しながら可変表示遊技を楽しむことができる。特に、演出態様の種類と、特定表示態様の出現確率や特定表示態様を構成する識別情報との間に相関がある場合やこのような相関を大当たり履歴情報から想像可能な場合には、遊技者は演出態様の名称が表示された段階から大当たりの出現に対する期待感をもって遊技を楽しむことができる。
特定表示態様が表示される場合のみ、遊技履歴情報を表示するものでは、遊技履歴情報が表示されると、その後、必ず、特定表示態様が導出されるので、遊技者はその後に展開される可変表示遊技の演出を安心して楽しむことができる。
現在実行中の可変表示遊技の表示結果を構成する識別情報を実行中履歴情報として表示するものでは、識別情報の種類と、特定表示態様の出現確率や特定表示態様が出現した場合に遊技者に付与される利益の大きさとの間に相関がある場合や、このような相関を大当たり履歴情報から想像可能な場合に、実行中履歴情報として前記識別情報が表示された段階から大当たりの出現に対する期待感を遊技者に与えることができる。
遊技履歴情報として特定表示態様の表示回数を表示するものでは、初心者や不慣れな遊技者でも特定表示態様が出現可否を端的に知ることができる。
リーチ態様の発生に係わる履歴情報を可変表示遊技の一部として表示するものでは、リーチ態様に係わる履歴情報を活用して、可変表示遊技の趣向性や面白みを高めることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる遊技機10を示す正面図である。遊技機10は、一般にパチンコ機と称される装置であり、遊技者の発射操作により球が打ち出されることで遊技が進行する遊技機本体10aと、これに付設され、有価価値カードの挿入により球を貸し出すカードユニット(CR球貸機)10bとから構成されている。
遊技機本体10aは、遊技者の発射操作によって打ち出された球が移動しながら落下する遊技領域としての遊技盤11を有している。遊技盤11の下方には、貸出球や払出球を貯留する上受け皿12が設置され、さらにその下方には上受け皿12から溢れた球を貯留する下受け皿13が設置されている。下受け皿13の右横には、球の発射操作を行なうためのハンドル14が設けてある。さらに、履歴情報の表示要求操作を受け付けるための履歴表示ボタン25を備えている。
遊技盤11には、落下する球の流れに変化を与えるための釘(図示省略)や風車15、各種の入賞口16、17、18、普通図柄作動ゲート19、装飾ランプ20、可変表示装置21、普通図柄表示装置22等が設けてある。さらに遊技盤11の最下部には、いずれの入賞口にも入らず落下してきた球を機外に排出するためのアウト口23が設けてある。
入賞口の1つである始動口16は、一般に始動チャッカーと称されるものであり、始動口16へ球が入賞することにより可変表示装置21で実行される可変表示(可変表示遊技または特別図柄遊技とも称される)の実行権が確保される。確保された実行権のうち実行が保留されているものの数(保留球数)は、特別図柄保留ランプ24の点灯個数によって遊技者に報知される。たとえば、保留球数の上限は4個に設定される。
始動口16は、その入賞口の左右両端に一対の可動片を備えた、いわゆる電動チューリップ役物として構成されている。これらの可動片は、図示省略のソレノイドにより、球の入賞し難い閉状態と球の入賞し易い開状態とに開閉される。始動口16の可動片は通常は閉状態にあり、普通図柄表示装置22で当たりが出た場合などに開状態にされる。
普通図柄作動ゲート19は通過口として構成されており、普通図柄作動ゲート19を球が通過することで普通図柄表示装置22で実行される可変表示(普通図柄遊技とも称される)の実行権が確保される。普通図柄表示装置22は、左右に設けた2灯のLEDで構成され、一方は「当たり」に、他方は「外れ」に割り当てられている。これら2灯のLEDが交互点灯することが普通図柄表示装置22での可変表示であり、「当たり」のLEDが点灯した状態で交互点灯が停止すると、当たりが確定する。
可変表示装置21は、液晶ディスプレイなどの表示装置で構成される。可変表示装置21には、CRT表示器、ドラムユニット、LED、有機ELディスプレイ等を採用することも可能である。
可変表示装置21で実行される可変表示は、表示領域上で識別情報(図柄)がスクロール変動し、このスクロール変動が停止して最終的に確定表示された図柄の組み合わせ(表示結果)が、予め定めた特定の組み合わせ(特定表示態様)の場合に「大当たり」になる表示遊技である。本実施の形態では、「0」〜「9」の中の任意の数字を表わした図柄が3つの表示部で可変表示され、特定表示態様として、いわゆるスロットル遊技のように「777」など同一数字が揃う表示結果が確定すると大当たりになる表示遊技を実行するようになっている。可変表示の表示結果が特定表示態様に確定すると、所定の遊技価値を遊技者に付与可能な特定遊技状態が発生する。
大入賞口17は、特定遊技状態を生成するための入賞口であり、一般にアタッカーと称される。大入賞口17は、ソレノイド等で駆動され、その入賞口が球の入賞しない閉状態と入賞容易な開状態とに変化するように構成されている。
可変表示装置21で実行された可変表示の表示結果が特定表示態様に確定すると、大入賞口17が所定回数開閉されて特定遊技状態が形成され、大当たり遊技が実行される。大入賞口17は所定時間または所定入賞数を限度に開いて閉じる動作を行ない、その繰り返し動作を所定回数行なう。
大当たりの表示結果である特定表示態様には、確変図柄で構成されたものと、非確変図柄で構成されたものとがある。確変図柄で構成された特定表示態様(特別表示態様)が確定表示されると、いわゆる確変大当たりになる。確変大当たりが発生すると、その大当たりに基づく特定遊技状態(大当たり遊技)が終了した以後の可変表示において大当たりの出現する確率が、次に大当たりが出るまで、通常よりも高く設定される。
このように、通常時に比べて特定表示態様(大当たり)の出現確率が向上された遊技状態を特別遊技状態(高確率状態または確率変動状態)という。本実施の形態では、「3」、「5」、「7」などの奇数の図柄を確変図柄とし、「0」、「2」、「4」などの偶数の図柄を非確変図柄とするように設定してある。
次に、遊技機本体10aの回路構成について説明する。
図2は、遊技機本体10aの制御に用いられる各種制御基板およびそれに関連する構成要素を示している。制御基板には、主基板100、表示器制御基板120、払出制御基板140、ランプ制御基板150、音声制御基板160、発射制御基板170、電源基板180などがある。
このうち主基板100は、遊技機10全体の動作を制御する機能を果たす。主基板100は、CPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部として構成されている。また、球の入賞を検知するスイッチなど各種のスイッチ191から検知信号や履歴表示ボタン25からの信号を入力するためのゲート回路、他の制御基板へ各種のデータを出力したり、大入賞口17などの駆動信号をソレノイド192等へ出力したりするためのラッチ回路、CPUに与えるクロック信号を生成するクロック回路などを備えている。
主基板100は、各入賞口に設けたスイッチから球の入賞検知を表わした信号が入力されると、必要な賞球数をCPUで演算し、払出個数を表わした賞球データを払出制御基板140に対して出力する機能を果たす。
また、始動口16から球の入賞検知を表わす信号が入力されると、乱数値を取得し、可変表示装置21で実行する可変表示の表示結果を「大当たり」と「外れ」のいずれにするかをこの乱数値に基づいて決定する。さらに、この決定に基づいて可変表示の遊技演出の種類(変動パターン)と、表示結果を構成する図柄の種類(停止図柄・確定図柄)とを決定し、これらを可変表示の制御データとして表示器制御基板120、ランプ制御基板150、音声制御基板160へ出力する機能を果たす。可変表示の表示結果が大当たりの場合には、大入賞口17の開閉を制御し、特定遊技状態を生成する機能を果たす。
さらに主基板100は普通図柄作動ゲート19から球の通過検知を表わす信号が入力された場合にも乱数値を取得し、普通図柄表示装置22で実行する可変表示の表示結果を「大当たり」と「外れ」のいずれにするかをこの乱数値に基づいて決定する。この決定結果に従い、普通図柄表示装置22のLEDの点灯を制御して可変表示を実行する。可変表示の結果が大当たりの場合は、始動口16の可動片を一時的に開状態に制御し、球が入賞し易い状態を生成するようになっている。
表示器制御基板120は、主基板100から受信した制御データに基づいて可変表示装置21で可変表示を実行する機能を果たす。すなわち、受信した制御データに従って画像データを作成し、これを可変表示装置21に出力して表示させる機能を果たす。表示器制御基板120は、所定の画像処理手順(プログラム)や画像制御データを予め記憶したROM、プログラムを実行するCPU、RAM、画像制御IC、表示用の画像データを記憶したROM、主基板100との間の入出力インターフェイス等から構成される。
表示器制御基板120は、大当たりに係わる履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段としての機能を果たす。大当たりに係わる履歴情報として、大当たりの発生回数と、所定回数(ここでは6回)前までの大当たりの内容とを記憶する。大当たりの内容には、たとえば、リーチ演出の名称、特定表示態様を構成する識別情報(停止図柄)の種類などがある。
さらに表示器制御基板120は、リーチ態様の発生に係わる履歴情報を記憶するリーチ履歴情報記憶手段としての機能も果たす。表示器制御基板120は、可変表示遊技を実行したとき、その可変表示遊技の表示内容や表示結果に基づいて履歴情報記憶手段やリーチ履歴情報記憶手段の記憶内容を更新する。
また後述するように、主基板100から受信した制御データの示す変動パターンが、遊技の履歴情報を可変表示遊技の一部として表示する履歴演出パターンの場合には、履歴情報記憶手段やリーチ履歴情報記憶手段に記憶してある履歴情報を利用した演出画面を作成し表示する。このほか、履歴表示ボタン25の操作や表示器制御基板120の内部で発生した表示要求に従って、通常の履歴画面を表示する機能を果たす。
払出制御基板140は、主基板100から受信した賞球データに基づいて球を払い出す動作制御と、カードユニット10bからの指示に基づいて貸出球を払い出す動作の制御とを行なう。
ランプ制御基板150は、主基板100からの制御データや点灯指示に基づいて遊技機状態ランプや装飾ランプの点灯制御を行なう機能を果たす。
音声制御基板160は、主基板100から送られてくる制御データに基づいて、演出用の効果音や音声等の出力制御を行なう。また、異常状態を知らせるための警告音等の制御を行なう。
発射制御基板170は、球を遊技盤11へ発射する図示省略の発射モータをハンドル14の操作に基づいて制御する機能を果たす。
電源基板180は、各制御基板やその他の電気部品に対してそれぞれに応じた電圧の電源を供給する機能を果たす。
図3は、可変表示装置21で実行される可変表示の一例を示している。可変表示装置21の表示領域は3つの表示部21a、21b、21cに分割され、同図(b)に示すように、それぞれの表示部で図柄(識別情報)が縦方向へスクロールする可変表示が開始される。そして、同図(c)〜(e)に示すように、所定時間経過後に表示部毎に図柄が順次停止表示される。ここでは、同図(e)に示すように、3つの表示部に確定表示された図柄がすべて同一に揃う状態を特定表示態様と定めてある。
同図(d)に示すように、特定表示態様が確定表示される前に、最後の表示部を1つ残して他の2つの表示部に同一の図柄が停止表示された状態をリーチ態様という。特定表示態様以外の表示結果は外れ態様であり、リーチ態様を経て出現した外れ態様を、特に、外れリーチ態様という。
なお、リーチ態様とは、広義には、表示結果が表示される前の段階であって、特定表示態様になる可能性のある表示態様をいう。図3に示すように、複数の表示部で識別情報が可変表示する場合には、一部の識別情報が未確定で、その一部の識別情報によっては特定表示態様になる可能性のある表示態様をいう。可変表示は上記のように3つの表示部で行なわれるものに限定されず、2つの表示部あるいは4つ以上の表示部で図柄が可変表示するものであってもよい。リーチ態様において停止表示される図柄の数は、表示部の数(表示結果を構成する図柄の数)に応じて変わり、通常は、「表示部の数−1」になる。また、図柄のスクロールは縦方向に限らず、横方向や斜め、その他ランダムな方向でもかまわない。
また、図示しないがこの他に、可変表示遊技が識別情報に代えてキャラクタの動作で行なわれるものがあり、この場合のリーチ態様とは、キャラクタの動作の表示結果が表示される前段階であって、キャラクタの動作が特定表示態様となる可能性のある所定の動作を実行表示する表示態様をいう。
図4は、通常の大当たり履歴情報画面30の一例を、図5は、通常のリーチ履歴情報画面40の一例を示している。これらの画面は、遊技者が遊技機を選択するための参考情報や遊技の参考情報として表示される。ここでは、後述する履歴を用いた演出画面の表示条件が成立していない状態で履歴表示ボタン25が操作されたときや客待ち状態時に大当たり履歴情報画面30やリーチ履歴情報画面40を可変表示装置21に表示するようになっている。
大当たり履歴情報画面30では、過去6回の大当たりについて、特定表示態様を導出する過程で実行されたリーチ演出の名称が表示されている。リーチ履歴情報画面40では、リーチ演出の名称毎にそのリーチ態様が本日の営業開始から現時点までに何回出現したかを表わす出現数が表示されている。通常の履歴情報を、可変表示装置21の画面の一部、たとえば、可変表示遊技の邪魔にならない隅などに、常にあるいは履歴表示ボタン25が操作された際に表示するように構成してもよい。
次に、可変表示遊技に係わる動作について説明する。
図6および図7は、可変表示遊技(特別図柄遊技)に関して主基板100が行なう制御の流れを示している。この処理は、一定の短い周期で繰り返し実行される。始動口16に球が入賞し(ステップS201;Y)、その時点の保留球数が所定値(上限個数−1個)以下ならば(ステップS202;Y)、以下の処理を実行する。
まず、保留球数のカウンタを「+1」し(ステップS203)、保留球数に対応する乱数記憶領域を割り出す(ステップS204)。大当たり判定用乱数値を取得し(ステップS205)、この乱数値を先の乱数記憶領域に記憶する(ステップS206)。また、大当たり図柄乱数を取得し、この乱数値を乱数記憶領域に記憶し(ステップS207)、現在の保留球数を表わす保留球数データを、表示器制御基板120、ランプ制御基板150、音声制御基板160に送信する(ステップS209)。保留球数データを受信した各制御基板は、特別図柄保留ランプ24の点灯数を変更するなどの処理を実行する。
上記の処理を実行後、もしくは始動口16に球が入賞していない場合(ステップS201;N)もしくは保留球数が上限値に達している場合(ステップS202;N)は、大当たり遊技中であることを示す大当たりフラグがオンか否か(ステップS210)、可変表示遊技の実行中(特別図柄変動中)か否か(ステップS211)、停止図柄の表示状態を保持する期間中か否か(ステップS212)を調べる。そして、いずれも「否」の場合は(ステップS210;N、S211;N、S212;N)、現時点における保留球数の有無を判断する(ステップS213)。
保留球数が「0」でないときは(ステップS213;Y)、現時点の遊技状態が特別遊技状態(確率変動状態)か否かを調べ(ステップS214)、特別遊技状態であれば(ステップS214;Y)、大当たり判定用乱数が当たりに相当する値か否かを判定するための判定テーブルとして、通常より大当たりの出易い高確率用判定テーブルを選択する(ステップS215)。特別遊技状態(確率変動状態)でない場合は(ステップS214;N)、低確率用判定テーブルを選択する(ステップS216)。
その後、停止図柄情報設定処理(ステップS217)を実行して停止図柄を決定し、さらに変動開始時処理を実行して(ステップS218)可変表示遊技の実行開始を表示器制御基板120等に指示し、一連の処理を終了する(図7、エンド)。
可変表示遊技の実行中(特別図柄変動中)であるが(ステップS211;Y)変動時間が経過したときは(ステップS219;Y)、表示器制御基板120に図柄停止コマンドを送信して図柄の変動を停止させ(ステップS220)、停止図柄の表示を保持する期間を計時するためのタイマを起動する(ステップS221)。
その後、もしくは既に停止図柄の表示を保持する期間中である場合は(ステップS212;Y)、保持期間が経過したか否かを調べ(ステップS222)、経過している場合は(ステップS222;Y)、先に選択した高確率用もしくは低確率用の判定テーブルを用いて今回の大当たり判定用乱数が大当たりか否かを判定する(ステップS223)。
判定結果が大当たりの場合は(ステップS223;Y)、大当たりフラグをオンに設定する(ステップS224)。そして、現在、特別遊技状態(確率変動状態)であれば(ステップS225;Y)、確率変動機能の作動を停止(確率変動状態を解除)する(ステップS226)。さらに、特別図柄変動時間短縮機能の作動を停止させ(ステップS228)、普通図柄変動時間短縮機能の作動を停止させ(ステップS229)、普通図柄変動役物開放延長機能の作動を停止させて(ステップS230)、一連の処理を終了する(エンド)。これらの機能は、後述するように、大当たり遊技の終了時点で作動が開始される。
なお、特別図柄変動時間短縮機能は、可変表示装置21で特別図柄が変動表示(可変表示)される期間を短縮する機能である。普通図柄変動時間短縮機能は、普通図柄表示装置22で普通図柄が変動表示される期間を短縮する機能である。普通図柄変動役物開放延長機能は、始動口16の可動片が開状態になる期間を通常より長くする機能である。
現在、特別遊技状態(確率変動状態)でなく(ステップS225;N)かつ特別図柄変動時間短縮機能の作動中でなければ(ステップS227;N)、一連の処理を終了し(エンド)、特別図柄変動時間短縮機能の作動中ならば(ステップS227;Y)、特別図柄変動時間短縮機能の作動を停止させ(ステップS228)、普通図柄変動時間短縮機能の作動を停止させ(ステップS229)、普通図柄変動役物開放延長機能の作動を停止させてから(ステップS230)、一連の処理を終了する(エンド)。
大当たり判定用乱数の判定結果が当たりでない場合は(ステップS223;N)、現在の遊技状態が特別遊技状態(確率変動状態)にあり(ステップS231;Y)かつ確率変動状態での特別図柄の変動回数(可変表示遊技の実行回数)が所定の上限回数に到達していない場合には(ステップS237;N)、一連の処理を終了し(エンド)、所定の上限回数に到達している場合には(ステップS237;Y)、確率変動機能の作動を停止させてから(ステップS238)、一連の処理を終了する(エンド)。
現在、特別遊技状態(確率変動状態)でなく(ステップS231;N)かつ特別図柄変動時間短縮機能が作動中で(ステップS232;Y)かつ特別図柄が予め設定された回数の変動を終了した場合は(ステップS233;Y)、特別図柄変動時間短縮機能の作動を停止させ(ステップS234)、普通図柄変動時間の短縮機能の作動を停止させ(ステップS235)、普通図柄変動役物開放延長機能の作動を停止させて(ステップS236)、一連の処理を終了する(エンド)。特別図柄変動時間短縮機能が作動中でない場合(ステップS232;N)および特別図柄が予め設定された回数の変動を終了していない場合は(ステップS233;N)、そのまま、一連の処理を終了する(エンド)。
なお、大当たりフラグがオンの場合(ステップS210;Y)と、可変表示遊技の実行中(特別図柄変動中)で(ステップS211;Y)かつ変動時間が経過する前の場合(ステップS219;N)と、停止図柄の表示を保持する期間中の場合(ステップS222;N)には、処理を終了する(エンド)。
図8は、停止図柄情報設定処理(図6、ステップS217)の流れを示している。本処理では、保留球数に対応する乱数記憶領域を算出し(ステップS251)、その乱数記憶領域から読み出した大当たり判定用乱数が当たりか否かを先のステップS215またはS216で選択した高確率用もしくは低確率用の判定テーブルを用いて判定する(ステップS252)。
判定結果が外れの場合は(ステップS252;N)、外れ用の停止図柄を決定し、これを停止図柄記憶領域に設定して(ステップS253)処理を終了する(リターン)。判定結果が特別遊技状態を発生させる大当たりの場合は(ステップS252;Y、S254;Y)、いずれか1つの確変図柄を停止図柄に決定し、これを停止図柄記憶領域に設定して(ステップS255)処理を終了する(リターン)。判定結果が通常の当たりの場合は(ステップS252;Y、S254;N)、いずれか1つの非確変図柄を停止図柄に決定し、これを停止図柄記憶領域に設定して(ステップS256)処理を終了する(リターン)。
図9は、変動開始時処理(図6、ステップS218)の流れを示している。変動パターン乱数を取得し(ステップS271)、この変動パターン乱数に基づいて変動パターンを選択する(ステップS271〜S281)。詳細には、変動パターンは、大当たり判定用乱数が当たりか否かと、現在の遊技状態が特別遊技状態(確率変動状態)または時間短縮機能作動状態にあるか否かとの2つの条件で4つのグループに分類されており、該当するグループの中から先の変動パターン乱数に基づいて変動パターンを判定して決定する。
そして、停止図柄記憶領域から読み出した停止図柄と、先に決定した変動パターンとを変動開始時データに設定する(ステップS282、S283)。また、乱数記憶領域をシフトし(ステップS284)、保留球数を「−1」(デクリメント)する(ステップS285)。さらに、先に決定した変動パターンに対応する変動時間をタイマ設定し(ステップS286)、変動開始時データを表示器制御基板120等へ送信して(ステップS287)処理を終了する(リターン)。
図10は、大当たり遊技に関して主基板100が行なう制御の流れを示している。この処理は所定の短時間周期で繰り返し実行される。大当たりフラグがオンで(ステップS301;Y)かつ特定表示態様が出現してから最初に大入賞口17を開放するまでの待ち時間が経過したときは(ステップS302;Y)、連続作動回数を「+1」(インクリメント)し(ステップS303)、大当たり図柄コマンドおよびラウンド動作コマンドを表示器制御基板120に送信した後(ステップS304、S305)、大入賞口17を開放する(ステップS306)。連続作動回数はラウンド数を計数するカウンタである。大当たり図柄コマンドは、当たりの表示結果を構成していた図柄を示す情報であり、これにより当たりが確変図柄によるものか非確変図柄によるものかが表示器制御基板120で判断される。
大入賞口17が開放中のときは(ステップS307;Y)、開放時間が経過するか(ステップS308;Y)もしくは大入賞口17に球が規定数入賞した時点で(ステップS309;Y)大入賞口17を閉じるとともに(ステップS310)、大入賞口17の閉鎖および次の開放までの待機を指示するインターバルコマンドを表示器制御基板120に送信して(ステップS311)処理を終了する(エンド)。大入賞口17が開放中であるが(ステップS307;Y)、開放時間が未経過(ステップS308;N)かつ大入賞口17に規定数の球がまだ入賞していないときは(ステップS309;N)そのまま処理を終了する(エンド)。
大入賞口17が開放中でないときは(ステップS307;N)、連続作動回数が上限値(たとえば、15回)未満か否かを調べ、上限値未満ならば(ステップS312;Y)、連続作動回数を「+1」(インクリメント)し(ステップS313)、大当たり図柄コマンドおよびラウンド動作コマンドを表示器制御基板120に送信した後(ステップS314、S315)、大入賞口17を開放して(ステップS316)処理を終了する(エンド)。
連続作動回数が上限値に達したときは(ステップS312;N)、大当たり遊技の終了を示すエンディングコマンドを表示器制御基板120に送信し(ステップS317)、大当たりフラグをオフする(ステップS318)。さらに、確変図柄による当たりの場合は(ステップS319;Y)、確率変動機能を作動開始(確率変動状態に設定)する(ステップS320)。その後、確変図柄による当たりか否かに係わらず、特別図柄変動時間短縮機能および普通図柄変動時間短縮機能、普通図柄変動役物開放延長機能の作動を開始させて(ステップS321、S322、S323)処理を終了する(エンド)。
図11は、可変表示遊技(特別図柄遊技)に関して表示器制御基板120が行なう制御の流れを示している。主基板100から変動開始時データを受信すると(ステップS341;Y)、該変動開始時データに含まれる変動パターンコマンドが履歴演出パターンを指定するものか否かを判定する(ステップS342)。履歴演出パターンの場合は(ステップS342;Y)、履歴情報記憶手段から履歴情報を読み出し(ステップS343)、この履歴情報に基づいて履歴演出画面を作成する。そして、先の履歴演出パターンに従って可変表示遊技の実行を開始し(ステップS344)、先ほど作成した履歴演出画面を表示する(ステップS345)。
履歴演出画面には、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりに係わる履歴を表わした大当たり履歴情報を表示する。たとえば、本日の大当たり発生回数を表示した履歴演出画面、あるいは大当たりを導出する際に表示されたリーチ演出の名称や停止図柄を最近N回分についてリスト表示した履歴演出画面を表示する。
次に、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告を履歴の形式で表わした実行中履歴情報を表示するように履歴演出画面の表示内容を変更する(ステップS346)。たとえば、大当たり発生回数を書き換えたり、現在実行中の可変表示遊技でこれから表示されるリーチ演出の名称や停止図柄を追加表示したりする。
その後、可変表示遊技をさらに進行させて表示結果を導出する(ステップS348)。さらに、今回の可変表示遊技の実行内容に基づいて履歴情報記憶手段の履歴情報を更新して(ステップS349)処理を終了する(エンド)。すなわち、大当たりが出た場合には、大当たり発生回数を「+1」し、今回の特定表示態様を導出する際に表示された演出態様(リーチ演出)の名称や停止図柄を記憶する。ここでは、6回分の履歴を記憶するので、最も古い履歴を1つ消去し、記憶領域を1つずつシフトさせ、最新の履歴として今回の大当たりに係わる履歴を記憶するようになっている。
主基板100から受信した変動開始時データに含まれる変動パターンコマンドが履歴演出パターンを指定するものでないときは(ステップS342;N)、該変動パターンコマンドに従って可変表示遊技を実行し(ステップS347)、変動開始時データで指定された表示結果を導出表示する(ステップS348)。その後、今回の可変表示遊技の実行内容に基づいて履歴情報記憶手段の履歴情報を更新して(ステップS349)処理を終了する(エンド)。
図12は、履歴演出画面が表示される可変表示遊技の一例を示している。可変表示遊技の実行前は図12(a)が示すように識別情報が可変表示装置21に停止表示されており、始動口16に球が入賞すると可変表示遊技が開始し、識別情報がスクロール表示される(図12(b))。その後、所定条件の成立により、可変表示遊技の途中で履歴演出画面401aが表示される(図12(c))。履歴演出画面401aの表示によりリーチ態様が発生する。なお、所定条件は、大当たりの発生やリーチ態様の発生が主基板100で決定され、かつ変動パターンとして履歴演出パターンが指定されていることにより成立する。
履歴演出画面401aには、大当たりに係わる履歴情報を表示するための履歴欄402a〜402fがリスト表示されている。各履歴欄402a〜402fには、何回前であるかを表わした遡及回数情報403と、特定表示態様の導出前に表示されたリーチ演出の名称を示すリーチ演出名称404と、特定表示態様を構成していた識別情報を表わす停止図柄情報405とが表示されている。
前回から5回前までの履歴欄402a〜402eには大当たり履歴情報としてリーチ演出名称、停止図柄情報が表示されるが、実行中履歴情報を表示するための今回履歴欄402fにはリーチ名称および停止図柄情報の表示箇所には「?」が表示され、この段階では実行中履歴情報は表示されない。
その後、図12(d)から図12(f)の履歴演出画面401b〜401dに示すように、所定の記入キャラクタ406が登場し、今回履歴欄402fに、実行中履歴情報としてリーチ演出名称と停止図柄情報とを記入キャラクタ406が書き込む様子が表示される。すなわち、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告が履歴の形式で表示される。
その後、今回履歴欄402fに表示されたリーチ演出名称に対応するリーチ演出の表示が開始し(図12(g))、今回履歴欄402fに表示された停止図柄情報に対応する識別情報で構成された特定表示態様が可変表示遊技の表示結果として表示される(図12(h))。この例では、図12(f)の履歴演出画面401dの今回履歴欄402fにリーチ演出名称として「プレミアリーチ」が表示されており、当該「プレミアリーチ」として履歴演出画面401がその中央で2つに割れて左右に次第に離れて画面から消え去るリーチ演出が表示されている(図12(g)、履歴演出画面401e)。そして、今回履歴欄402fに表示された停止図柄情報に相当する「7」の識別情報で構成された特定表示態様が、2つに割れた履歴演出画面の背後から登場して、可変表示遊技の表示結果が導出されている(図12(h))。
なお、停止図柄情報の表示箇所405には、リーチ演出に登場する図柄情報を表示してもよい。
履歴演出画面401aの表示がリーチ態様の発生になるので、遊技者は、履歴演出画面401aの出現により、大当たりへの期待感を抱く。また、履歴演出画面401aの出現によるリーチ態様の発生は、識別情報が順に揃って初めて登場する従来のリーチ態様と大きく異なるので、新鮮な面白みを遊技者に与えて可変表示遊技への注意を引くことができる。
さらに、遊技者は、記入キャラクタ406が登場して今回履歴欄402fにリーチ演出名称を書き込むまでの間(図12(d))、前回から5回前までの履歴情報を参考にして、どのようなリーチ演出名称が記入されるかを予測しながら期待感を持って記入の様子を見守ることになる。
リーチ演出名称が記入されると、前回から5回前までの履歴情報におけるリーチ演出の名称とその演出で出現した停止図柄との関係と、今回履歴欄402fに記入されたリーチ演出名称とを対比することで、遊技者は、次に記入キャラクタ406がどの識別情報を今回履歴欄402fに書き込むかを予測しながら期待感を持って遊技を楽しむことができる。たとえば、前回から5回前までに表示されているリーチ演出名称のいずれかと同じリーチ演出名称が今回履歴欄402fに記入され、前回そのリーチ演出において確変図柄が出現していた場合には、今回も同じ確変図柄が記入されるのではないかという期待を抱くようになる。
なお、ここでは、表示結果として特定表示態様を表示する場合にだけ履歴演出画面401による演出表示を実行するようになっている。したがって、このことを知っている遊技者は、履歴演出画面401が表示された段階で大当たりになるか否かを案じる必要がなくなり、特定表示態様が導出されるまで、安心して可変表示遊技の演出内容を楽しむことができる。
図13は、履歴情報として大当たりの発生回数を表示する可変表示遊技の一例を示している。図13(a)は識別情報が停止表示した状態を示し、同図(b)は始動口16への球の入賞に基づいて可変表示遊技が開始し、識別情報がスクロール表示されている状態を示している。
その後、所定条件の成立により可変表示遊技の途中で履歴演出画面411aが表示される(図13(c))。履歴演出画面411aには、大当たり履歴情報として前回までの可変表示遊技で発生した大当たり回数が表示される。
続いて同図(d)の履歴演出画面411bに示すように記入キャラクタ406が登場し、大当たり回数を書き換えて実行中履歴情報を表示する。図13の例では同図(c)の履歴演出画面411aにおいて大当たり履歴情報として「0」回を表示し、この値を記入キャラクタ406が「+1」した値に書き換えることにより実質的に実行中履歴情報を表示している(同図(e)、履歴演出画面411c)。遊技者は大当たり発生回数が「+1」されたことにより、大当たりの出現を期待する。その後、リーチ演出が開始し(同図(f))、最終的な表示結果が導出表示される(同図(g))。
図14は、識別情報がスクロールする通常画面の上に履歴演出用の小画面421を重ねて表示する可変表示遊技の一例を示している。大当たり回数だけを履歴情報として表示するような場合には、表示する情報量が少なく、大きな表示面積を必要としないので、履歴演出用の小画面421をポップアップ表示することで、背後の画面で行なわれる遊技と履歴演出用の小画面421における演出の双方を楽しむことができる。
図15および図16は、履歴情報が常時表示される可変表示遊技の一例を示している。この例では、図15(a)、図15(b)などに示すように、可変表示装置21の画面の中で識別情報の可変表示の邪魔にならない箇所に遊技の履歴情報431が表示される。
所定条件が成立している場合には、可変表示遊技の途中で、図15(c)に示すような履歴演出画面432aに切り替わり、大当たり履歴情報が表示される。図15(c)に示す履歴演出画面432aでは、画面中央に1つの履歴欄433が表示されている。履歴欄433には、図12に示すものと同様に、遡及回数情報434と、リーチ演出名称435と、停止図柄情報436とが表示される。図15(c)の履歴演出画面432aでは、履歴欄433に前回の大当たりに係わる大当たり履歴情報が表示されている。
その後、記入キャラクタ406が登場し(図15(d)の履歴演出画面432b)、遡及回数情報434を「今回」と書き換える(図16(a)の履歴演出画面432c)。さらにリーチ演出名称435と停止図柄情報436を書き換える(図16(b)の履歴演出画面432d、図16(c)の履歴演出画面432e)。これらにより実行中履歴情報が履歴欄433に表示される。そして、書き換え後のリーチ演出名称に対応するリーチ演出の表示を開始し(図16(d))、書き換え後の停止図柄情報436に表示された識別情報で構成された表示結果を導出表示して可変表示遊技を終了する(図16(e))。図16(d)、(e)に示す画面の下部には、実行中履歴情報437が可変表示の邪魔にならないように小さく表示されている。
図17は、遊技の履歴情報が常時表示される可変表示遊技の他の一例を示している。この例では、図17(a)、(b)などに示すように、可変表示装置21の画面の中で識別情報の可変表示の邪魔にならない箇所(画面下部)に大当たり回数の履歴情報441が表示される。所定条件が成立している場合には、可変表示遊技の途中で図17(c)に示すような履歴演出画面442aに切り替わり、大当たり履歴情報が表示される。図17(c)に示す履歴演出画面442aでは、画面中央に大当たり回数履歴欄443が表示されている。大当たり回数履歴欄443には、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりの回数が大当たり履歴情報として表示される。
その後、記入キャラクタ406が登場し(図17(d)の履歴演出画面442b)、大当たり回数履歴欄443の大当たり回数を「+1」した値に書き換える(図17(e)の履歴演出画面442c)。これにより実質的に実行中履歴情報が表示される。その後、リーチ演出を表示し(図17(f))、表示結果が導出表示されて可変表示遊技が終了する(図17(g))。図17(f)、(g)に示す画面の下部には、実行中履歴情報444が可変表示の邪魔にならないように小さく表示されている。
図15(b)や図17(b)などの画面で表示する遊技の履歴情報431、441、437、444は、履歴演出画面432、442に表示する履歴情報と情報の種類や表示態様が相違してもよい。また履歴情報は、可変表示の邪魔にならない箇所であればよく、画面下部に限らず、画面の4隅の中のいずれかに小さく表示してもよい。また、画面の隅に小さく表示していた履歴情報が可変表示装置21の画面全体に拡大表示されることで履歴演出画面となるように構成してもよい。
図18は、識別情報を可変表示させる可変表示領域451と遊技履歴情報を表示する遊技履歴情報表示領域452とに可変表示装置21の画面を分割利用する場合の可変表示遊技を示している。所定条件が成立している場合に画面分割が生じる。遊技履歴情報表示領域452には、遊技の履歴情報として、遡及回数情報と、リーチ演出名称と、停止図柄情報とが表示されている。
当初は、大当たり履歴情報として前回の大当たりに係わる履歴情報を遊技履歴情報表示領域452に表示している(図18(a))。可変表示遊技の途中で遊技履歴情報表示領域452に記入キャラクタ406が登場し、遡及回数情報、リーチ演出名称、停止図柄情報が今回の可変表示遊技に係わる実行中履歴情報に書き換えられる(図18(b)〜(e))。その後、可変表示領域451でリーチ演出が表示され(図18(e))、表示結果が導出表示されて可変表示遊技が終了する(図18(f))。
図19は、可変表示装置21の画面を、可変表示領域461と遊技履歴情報表示領域462とに分割利用する可変表示遊技の他の一例を示している。図19では遊技履歴情報表示領域462に履歴情報として大当たり回数が表示されており、これを記入キャラクタ406によって書き換える演出態様が表示される。
図20は、大当たりに係わる履歴情報に代えてリーチ態様に係わる履歴情報を演出表示する可変表示遊技の一例を示している。図20(a)は識別情報が停止表示した状態を示し、図20(b)は始動口16への球の入賞に基づいて可変表示遊技が開始して識別情報がスクロールしている状態を示している。
所定条件が成立している場合には、可変表示遊技の途中でリーチ履歴演出画面465aが表示される(図20(c))。リーチ履歴演出画面465aには、これまでに出現したリーチ演出について、その名称(リーチ演出名称466)と出現数467とが対応付けて表示される。その後、記入キャラクタ406が登場し、いずれかのリーチ演出名称に係わる出現数を書き換える(図20(d)、リーチ履歴演出画面465b)。この例ではノーマルリーチの出現数を「19回」から「20回」に書き換えている(図20(e)のリーチ履歴演出画面465c)。その後、出現数が「+1」されたリーチ演出の表示が開始され(図20(f))、最終的な表示結果が導出表示されて可変表示遊技が終了する(図20(g))。
図21は、大当たりに係わる履歴情報とリーチ態様に係わる履歴情報の双方を演出表示する可変表示遊技の一例を示している。所定条件が成立している場合には、可変表示遊技の途中で大当たり・リーチ履歴演出画面471aが出現する。大当たり・リーチ履歴演出画面471aには、これまでに出現したリーチ演出について、リーチ演出名称472と、そのリーチ演出から特定表示態様が導出された回数であるリーチ別大当たり回数473と、そのリーチ演出の出現数474とが対応付けて表示される。
その後、記入キャラクタ406が登場し、いずれかのリーチ演出名称に係わる出現数を書き換える(図21(d)の大当たり・リーチ履歴演出画面471b)。続いて、そのリーチ演出名称に係わるリーチ別大当たり回数を書き換える(図21(e)の大当たり・リーチ履歴演出画面471c)。この例ではノーマルリーチの出現数を「16回」から「17回」に書き換え、さらにノーマルリーチでの大当たり回数を「2回」から「3回」に書き換えている(図21(f)の大当たり・リーチ履歴演出画面471d)。これにより、ノーマルリーチで大当たりが出ることが遊技者に予告される。
その後、出現数が「+1」されたリーチ演出名称に対応するリーチ演出が実行され(図21(g))、最終的な表示結果が導出表示されて可変表示遊技が終了する(図21(h))。
上記の例は、大当たり・リーチ履歴演出画面が出現しても大当たりになる場合と外れに終わる場合とがあるときに効果的な演出になる。すなわち、最初に表示される大当たり・リーチ履歴演出画面471aに表示された情報により、どのリーチ演出が大当たりになり易いかを知ることができる。その結果、記入キャラクタ406が登場したとき、どのリーチ演出名称に係わる出現数を書き換えるか、つまり、大当たりになり易いリーチ演出の出現数が書き換えられるか否かに遊技者の関心と期待が集中して遊技の趣向性が高まることになる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、特定表示態様が表示される場合にのみ、履歴演出画面やリーチ履歴演出画面を可変表示遊技の一部として表示するようにしたが、表示結果が外れ態様に終わる場合にも履歴演出画面やリーチ履歴演出画面を出現させるように構成してもよい。たとえば、お邪魔キャラクタが登場し、記入キャラクタ406による書き込み作業が妨害されると、外れ態様となるような演出が可能である。
このように大当たりになる場合と外れになる場合とを設けることで、実行中履歴情報の表示(書き込み)に対する関心がさらに高まり、遊技者は期待感を持って履歴情報に係わる演出を楽しむことができる。特に、リーチ演出の種類と大当たりの出易さとに相関がある場合やこのような相関を大当たり履歴情報から想定可能な場合には、遊技者は、大当たりの出易いリーチ演出の名称が実行中履歴情報として表示されることを期待しながら遊技を楽しむことができる。
また、大当たりの発生やリーチ態様の出現が既に決定されている(所定条件が成立している)状態の下で遊技者が履歴表示ボタン25などの操作ボタンを操作することで、履歴演出画面やリーチ履歴演出画面が可変表示遊技の中で表示されるように構成してもよい。たとえば、「ボタンを押せ!」などのメッセージが可変表示装置21に突然表示され、そのとき遊技者が指示通りに履歴表示ボタン25などの操作ボタンを押すと、履歴演出画面が表示されるように構成することができる。操作ボタンは、可変表示装置21をタッチパネル式にし、その画面に表示してもよい。
同様に、図15から図17に示す例において、所定条件が成立している状態の下で遊技者が履歴表示ボタン25を操作することにより、画面の隅に小さく表示されていた履歴情報が大きく表示されて履歴演出画面に切り替わるようにしてもよい。さらに、所定条件が成立している状態の下で遊技者が履歴表示ボタン25を操作することにより、図18や図19に示すように画面が分割されて履歴情報が表示されるように構成してもよい。
このほか、図22に示すように、可変表示装置21とは別に遊技履歴情報を表示するための表示装置500を設け、所定条件が成立している場合に履歴演出画面やリーチ履歴演出画面が表示装置500に表示されるように構成してもよい。この際、履歴演出画面やリーチ履歴演出画面を表示装置500に表示し、通常のリーチ演出の展開を可変表示装置21で行なうようにすれば、画面が有効利用される。
また、所定条件が成立している状態の下で遊技者が履歴表示ボタン25等の操作ボタンを操作したとき、履歴を用いた演出画面が表示装置500に表示されるように構成してもよい。このほか、常時は表示装置500に通常の履歴情報あるいは他の装飾画面や演出画面を表示しておき、所定条件が成立すると履歴を用いた演出画面が可変表示遊技の一部として可変表示装置21に表示されるように構成してもよい。
このほか、回路の基板構成は実施の形態に示したものに限らず、どのような構成でもよい。たとえば、ランプ制御基板150と音声制御基板160とを1つの基板にまとめたり、ランプ制御基板150と音声制御基板160と表示器制御基板120とを一体構成とした演出制御基板を用いたりしてもよい。この場合、可変表示制御手段の機能は演出制御基板により実行される。
また、履歴情報記憶手段としての機能を主基板100が果たし、必要な履歴情報を主基板100から表示器制御基板120に渡すように構成してもよい。さらには、履歴情報を遊技場の管理コンピュータで一括管理しておき、履歴情報を管理コンピュータから受信するように構成してもよい。これにより、過去数日分の履歴を用いた履歴演出画面やリーチ履歴演出画面の表示が可能になる。
実施の形態では記入キャラクタ406が履歴情報を書き加えたり、書き換えたりするように構成したが、他の方法、たとえば、画面全体を切り替えるなどにより、実行中履歴情報を表示する構成にしてもよい。
実施の形態ではパチンコ機を例に説明したが、可変表示遊技が行なわれる遊技機であれば他の種類の遊技機であってもかまわない。
本発明の実施の形態に係わる遊技機を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技機の回路構成全体を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技機の可変表示装置で実行される可変表示の流れを示す説明図である。 客待ち状態などに表示される通常の大当たり履歴情報画面の一例を示す説明図である。 客待ち状態などに表示される通常のリーチ履歴情報画面の一例を示す説明図である。 可変表示遊技に関して主基板が行なう制御内容を示す流れ図である。 図6の続きを示す流れ図である。 停止図柄情報設定処理の処理内容を示す流れ図である。 変動開始時処理の処理内容を示す流れ図である。 大当たり遊技に関して主基板が行なう制御内容を示す流れ図である。 可変表示遊技に関して表示器制御基板が行なう制御内容を示す流れ図である。 履歴演出画面が表示される可変表示遊技の一例を示す説明図である。 履歴情報として大当たりの発生回数を表示する可変表示遊技の一例を示す説明図である。 識別情報がスクロールする画面の上に履歴情報をポップアップ表示する可変表示遊技の一例を示す説明図である。 遊技の履歴情報を常時表示する可変表示遊技の一例を示す説明図である。 図15の続きを示す説明図である。 遊技の履歴情報を常時表示する可変表示遊技の他の一例を示す説明図である。 可変表示装置の画面を分割して可変表示遊技と遊技履歴情報とを表示する可変表示遊技の一例を示す説明図である。 可変表示装置の画面を分割して可変表示遊技と遊技履歴情報とを表示する可変表示遊技の他の一例を示す説明図である。 大当たりの発生履歴に代えてリーチ態様に係わる履歴情報を演出表示する可変表示遊技の一例を示す説明図である。 大当たりに係わる履歴情報とリーチ態様に係わる履歴情報の双方を演出表示する可変表示遊技の一例を示す説明図である。 可変表示装置とは別に遊技履歴情報を表示するための表示装置を有する遊技機を示す正面図である。
符号の説明
10a…遊技機本体
10b…カードユニット(CR球貸機)
11…遊技盤
12…上受け皿
13…下受け皿
14…ハンドル
15…風車
16…始動口
17…大入賞口
18…入賞口
19…普通図柄作動ゲート
20…装飾ランプ
21…可変表示装置
22…普通図柄表示装置
23…アウト口
25…履歴表示ボタン
24…特別図柄保留ランプ
30…大当たり履歴情報画面
40…リーチ履歴情報画面
100…主基板
120…表示器制御基板
140…払出制御基板
150…ランプ制御基板
160…音声制御基板
170…発射制御基板
180…電源基板
191…各種スイッチ
192…ソレノイド
401…履歴演出画面
402…履歴欄
402f…今回履歴欄
403…遡及回数情報
404…リーチ演出名称
405…停止図柄情報
406…記入キャラクタ
411…履歴演出画面
421…履歴演出用の小画面
431…履歴情報
432…履歴演出画面
433…履歴欄
434…遡及回数情報
435…リーチ演出名称
436…停止図柄情報
437…実行中履歴情報(リーチ演出名+停止図柄)
441…履歴情報
442…履歴演出画面
443…大当たり回数履歴欄
444…実行中履歴情報(大当たり回数)
451…可変表示領域
452…遊技履歴情報表示領域
461…可変表示領域
462…遊技履歴情報表示領域
465…リーチ履歴演出画面
466…リーチ演出名称
467…出現数
471…大当たり・リーチ履歴演出画面
472…リーチ演出名称
473…リーチ別大当たり回数
474…出現数
500…表示装置

Claims (8)

  1. 識別情報を可変表示した後に前記可変表示の表示結果を表示する可変表示遊技を実行し、前記表示結果が大当たりに対応する特定表示態様である場合に、特定遊技状態が発生する遊技機において、
    前記可変表示遊技の実行を制御する可変表示制御手段と、
    大当たりの発生履歴を記憶する履歴情報記憶手段と
    を備え、
    前記可変表示制御手段は、前回までの可変表示遊技で発生した大当たりに係わる履歴を表わす大当たり履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技の大当たりに係わる予告を履歴の形式で表わした実行中履歴情報とを含む遊技履歴情報を、前記履歴情報記憶手段の記憶内容に基づいて、可変表示遊技の一部として表示する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記大当たり履歴情報を表示した後に、前記実行中履歴情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記可変表示制御手段は、前記特定表示態様に移行する可能性のあるリーチ態様として前記遊技履歴情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記可変表示制御手段は、現在実行中の可変表示遊技で後に表示する演出態様の名称を前記実行中履歴情報として表示した後に、前記名称に対応する演出態様の表示を実行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  5. 前記可変表示制御手段は、表示結果として前記特定表示態様が表示される場合のみ、前記遊技履歴情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技機。
  6. 前記可変表示制御手段は、現在実行中の可変表示遊技で後に表示する表示結果を構成する識別情報を、前記実行中履歴情報として表示する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の遊技機。
  7. 前記可変表示制御手段は、前記遊技履歴情報として前記特定表示態様の表示回数を表示する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技機。
  8. 識別情報を可変表示した後に前記可変表示の表示結果を表示する可変表示遊技を実行し、前記表示結果が大当たりに対応する特定表示態様である場合に、特定遊技状態が発生する遊技機において、
    前記可変表示遊技の実行を制御する可変表示制御手段と、
    前記特定表示態様に移行する可能性のあるリーチ態様の発生履歴を記憶するリーチ履歴情報記憶手段と
    を備え、
    前記可変表示制御手段は、前回までの可変表示遊技で出現したリーチ態様に係わる履歴を表わす出現リーチ履歴情報と、現在実行中の可変表示遊技のリーチ態様に係わる予告を履歴の形式で表わした実行中リーチ履歴情報とを含むリーチ履歴情報を、前記リーチ履歴情報記憶手段の記憶内容に基づいて、可変表示遊技の一部として表示する
    ことを特徴とする遊技機。
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