JP2006041268A - 積層型電子部品の製法および積層型電子部品 - Google Patents

積層型電子部品の製法および積層型電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2006041268A
JP2006041268A JP2004220542A JP2004220542A JP2006041268A JP 2006041268 A JP2006041268 A JP 2006041268A JP 2004220542 A JP2004220542 A JP 2004220542A JP 2004220542 A JP2004220542 A JP 2004220542A JP 2006041268 A JP2006041268 A JP 2006041268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
sheet
electronic component
conductor
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004220542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4574267B2 (ja
Inventor
Koushirou Sugimoto
幸史郎 杉本
Shinichiro Masutomi
伸一郎 益富
Osamu Toyama
修 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2004220542A priority Critical patent/JP4574267B2/ja
Publication of JP2006041268A publication Critical patent/JP2006041268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574267B2 publication Critical patent/JP4574267B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)

Abstract

【課題】内部に形成する導体層としてめっき膜製導体層を用いても、変形やデラミネーションあるいは耐熱衝撃試験において発生するクラックを防止できる積層型電子部品の製法および積層型電子部品を提供する。
【解決手段】めっき膜製導体パターン5を含む支持体1上に、まず第1のセラミックシートを形成し、次に、この第1のセラミックシート上の導体パターンの無い領域に、前記第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末よりも平均粒径の大きいセラミック粉末を含有する第2のセラミックスラリを、前記第1のセラミックスラリの塗布方向と同じ方向に塗布して第2のセラミックシートを形成しセラミックグリーンシートを形成し、このような導体パターンを具備するセラミックグリーンシートを用いて積層型電子部品を形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、積層型電子部品の製法および積層型電子部品に関し、特に、セラミック層とともに積層して構成される内部の導体層としてめっき膜を用いる積層型電子部品の製法および積層型電子部品に関する。
近年、電子部品の小型、高機能化に伴い、積層セラミックコンデンサ、積層アクチュエータあるいは積層インダクタなどの積層型電子部品は絶縁体層や内部の導体層の薄層化が推し進められている。特に、導体層は絶縁体との段差を低減するために更なる薄層化が求められている。
このような状況にあって、一部の電子部品、例えば、積層セラミックコンデンサなどでは、下記の特許文献1に示すように、導体層として、従来より用いられてきた導体ペーストに替わり、より薄層化が容易なめっき膜や蒸着膜に代表される金属薄膜を用いる動きが出始めている。
特開2003−309037号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された積層型電子部品を構成する上記めっき膜製導体層は、導体ペーストを印刷して形成される印刷導体膜とは異なり、焼成前の密度が理論密度に近く、焼成収縮を殆ど伴わないものである。そのために、セラミック粉末やガラス粉末を焼結させて形成されるセラミック層との間で大きな焼成収縮差が発生し、このため焼成後に得られる積層セラミックコンデンサに変形やデラミネーションが発生したり、熱衝撃試験などにおいてクラックが発生するという問題があった(図5)。
従って、本発明は、内部に形成する導体層としてめっき膜を用いても、変形やデラミネーションあるいは耐熱衝撃試験におけるクラックを防止できる積層型電子部品の製法および積層型電子部品を提供することを目的とする。
(1)本発明の積層型電子部品の製法は、(a)支持体上に導体パターンを複数形成する工程と、(b)前記導体パターンを含む支持体上に、セラミック粉末を含む第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシートを形成する工程と、(c)前記第1のセラミックシート上に、そのシートを平面視した際に導体パターンの無い領域に、前記第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末よりも平均粒径の大きいセラミック粉末を含有する第2のセラミックスラリを、前記第1のセラミックスラリの塗布方向と同じ方向に塗布して第2のセラミックシートを形成し、第1および第2のセラミックシートが重畳されたセラミックグリーンシートを形成する工程と、(d)前記導体パターンを具備するセラミックグリーンシートを支持体ごと積み重ね、その度毎に支持体を剥がして、前記導体パターンとセラミックグリーンシートとが交互に積層された母体積層体を形成する工程と、(e)該母体積層体を切断し、焼成してセラミック本体を形成する工程と、を具備することを特徴とする。
(2)また、本発明の積層型電子部品の製法は、(a)支持体上に導体パターンを複数形成する工程と、(b)前記導体パターンを含む支持体上に、セラミック粉末とガラス粉末とを含む第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシートを形成する工程と、
(c)前記第1のセラミックシート上に、そのシートを平面視した際に導体パターンの無い領域に、前記第1のセラミックスラリよりもガラス粉末比率の低い第2のセラミックスラリを、前記第1のセラミックスラリの塗布方向と同じ方向に塗布して第2のセラミックシートを形成し、第1および第2のセラミックシートが重畳されたセラミックグリーンシートを形成する工程と、(d)前記導体パターンを具備するセラミックグリーンシートを支持体ごと積み重ね、その度毎に支持体を剥がして、前記導体パターンとセラミックグリーンシートとが交互に積層された母体積層体を形成する工程と、(e)該母体積層体を切断し、焼成してセラミック本体を形成する工程と、を具備することを特徴とする。
(3)また、上記積層型電子部品の製法では、導体パターンは長方形であり、その長手方向に距離Gの間隔で離間しつつ千鳥状に配置されていること、(4)第1および第2のセラミックスラリは、導体パターンの長手方向に塗布すること、(5)母体積層体の切断は、導体パターン間の距離Gを残すように、長手方向に対して垂直方向に分割することが、それぞれ望ましい。
そして、上記の製法により形成される本発明の積層型電子部品は、(6)平均粒径d1のセラミック粒子を有するセラミック層とめっき膜製導体層とが重畳された有効部の周囲に、平均粒径d2のセラミック粒子を有するセラミック層からなる非有効部を具備してなる積層型電子部品において、有効部および非有効部のセラミック粒子の平均粒径は、d1<d2の関係を満足することを特徴とする。
また、本発明の積層型電子部品は、(7)ガラス相量v1のセラミック層とめっき膜製導体層とが重畳された有効部の周囲に、ガラス相量v2のセラミック層からなる非有効部を具備してなる積層型電子部品において、有効部および非有効部のガラス相量はv1>v2の関係を満足することを特徴とする。
また、上記積層型電子部品では、(8)セラミック層上におけるめっき膜製導体層の同一面内に、距離Gを隔てて、有効部の一端面側に導出されるめっき膜製ダミー導体層を設けたことが望ましい。
上記した本発明の製法によれば、まず、第1セラミックシートの導体パターンの形成されていない領域に第2セラミックシートを形成することから、上記この領域における導体パターンによる段差を抑制できる。
また本発明では、第2セラミックシートを形成するための第2のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末の平均粒径を、第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末の平均粒径よりも大きくしたことにより、積層後に形成される電子部品本体成形体におけるめっき膜製導体パターンのサイドマージン側の焼成収縮率を小さくでき、これにより、本来、焼成収縮率の小さいめっき膜製導体パターンの焼成収縮率に近づけることができ、こうして、焼成後における電子部品本体の変形やクラック、デラミネーションを抑制できる。
さらに本発明では、各導体パターンは、形状が長方形状であり、その長手方向に距離Gの間隔を有しつつ、千鳥状に配置したものを用いる。このような配置の導体パターンにより形成される母体積層体では、その母体積層体を切断する際には、各導体パターンを長手方向に対して垂直方向に分割するとともに長手方向の距離G間を残すように切断する手法を採用することにより、めっき膜製導体パターンを具備する有効部の両方の端面において、あたかも導体層の周辺に段差を解消する層を付与したのと同様の効果が得られ、これによりセラミックグリーンシートとともに多層積層した場合でも内部の導体層の変形を防止でき、切断や焼成後のデラミネーションをさらに抑制できる。
また、本発明の導体パターンはめっき膜であることから、導体ペーストを用いる場合などのように形成時のにじみなどがなく、このため上記のパターン間距離Gを狭くでき、この点においても導体パターンによる段差の影響を小さくできる。
また、このような製法により形成される積層型電子部品の構成によれば、(6)非有効部を構成するセラミック粒子が有効部のセラミック粒子よりも大きいこと、あるいは、(7)非有効部側のガラス相量が有効部側よりも少ないことのために、非有効部側の熱膨張係数を有効部側よりも小さくできる。このため、有効部を非有効部によりかしめた状態を形成できることから、有効部の熱膨張が小さくなり、例えば、積層セラミックコンデンサとして静電容量の温度特性を小さくできる。
また、本発明によれば、上記構成により非有効部の熱膨張係数を小さくできることから、(8)セラミック層上におけるめっき膜製導体層の同一面内に、距離Gを隔てて、有効部の一端面側に導出されるめっき膜製ダミー導体層を設けた場合においても、有効部との熱膨張係数差を小さいものにできる。
(積層型電子部品の製法)
本発明の積層型電子部品の製法として、積層セラミックコンデンサを例に詳細に説明する。図1は、本発明の積層型電子部品の製法を示す工程図である。
(a)まず、支持体1上に、例えば、Niの電気めっきを行い、めっき膜製の導体パターン5を形成する。支持体1としては、金属板あるいは有機フィルムなどが用いられるが、めっき膜製導体パターンを長尺状に連続して形成した際に、ロール状に巻き取ることが容易かつ軽量という点で、有機フィルムが好適である。そのめっき膜製導体パターン5の形状は長方形状であり、その厚みは1μm以下、特に0.8μm以下が望ましい。
(b)次に、前記めっき膜製導体パターン5を形成した支持体1上に、セラミック粉末を含む第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシート7aを形成し、次に、この第1のセラミックシート7aの上面側に、そのシートを平面視した際に、めっき膜製導体パターンを形成していない領域に、前記第1のセラミックスラリの塗布方向と同じ方向に第2のセラミックスラリを、塗布して第2のセラミックシート7bを形成して、第1および第2のセラミックシート7a、7bが重畳されたセラミックグリーンシート7を形成する。
この場合、第2のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末の平均粒径が第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末の平均粒径よりも大きいことが重要であり、第2のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末の平均粒径dg2と第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末の平均粒径dg1との比は、セラミックグリーンシートとめっき膜製導体パターンとの焼成収縮率を近づけるという点で、1.1≦dg2/dg1≦5の関係であることが望ましい。
また本発明では、他の製法として、第2のセラミックスラリ中に含まれるガラス粉末比率vg1を第1のセラミックスラリのガラス粉末比率vg2より高いものとすることによっても本発明を達成でき、この場合においても、セラミックグリーンシートとめっき膜製導体パターンとの焼成収縮率を近づけるという点で1.1≦vg1/vg2≦1.5であることが望ましい。
セラミックスラリは、例えば、チタン酸バリウムを主成分として含むセラミック原料粉末に所定量の有機バインダ、溶剤および分散剤などを混合し、所定の粘度に調整したものである。本発明によれば、めっき膜製導体パターンとセラミックシートとの密着性を高めるという点で、上記セラミックスラリ100質量部に対してシランカップリング剤を0.5〜20質量%添加することが好ましい。本発明では、積層セラミックコンデンサの内部に形成するめっき膜製導体層として卑金属を用いるために、セラミック層を構成するセラミック粉末は耐還元性に優れた誘電体材料を用いることが望ましい。
成形は、公知のコータ、例えば、ドクターブレードやエクストルージョン型塗布装置を用いて前記導体パターンの形成された支持体上にシート塗布を行う。このときめっき膜製導体パターン上のセラミックシートの厚みは所望の誘電体層厚みとなるようにスラリ流量、圧力などにより適宜調整する。本発明では、前記導体パターン上の第1のセラミックシートのさらに上面側に、平面視で、その導体パターン間を埋め込むようにストライプ状のシート成形を行う。このときストライプ状のセラミックシートの厚みについても所望のシート厚みとなるように、スラリ流量、圧力などにより適宜調整する。またストライプ状のセラミックシートの塗布幅は、スリット幅の0.8倍〜1.2倍となるように、スラリ流量、圧力などを適宜調整する。こうして形成されるストライプ状の第2のセラミックシートの幅はめっき膜製導体パターン間の0.8倍〜1.2倍の範囲が望ましい。
こうして、めっき膜製導体パターン上に形成された第1および第2のセラミックシートにより、その導体パターンの厚みによる段差を吸収できる。この場合、ストライプ状の第2のセラミックシートの厚みは、めっき膜製導体パターンの厚みの0.5倍〜2倍、特に、0.8倍〜1.2倍の範囲であることが望ましい。つまり、第1および第2のセラミックシートからなるセラミックグリーンシートの厚みはめっき膜製導体パターンの厚みよりも厚く形成しておくことがめっき膜製導体パターンと非形成部との段差を解消するうえで望ましい。
セラミック粉末の平均粒径はセラミックグリーンシート7の薄層化および焼成後のめっき膜製導体層中への密着性を高め両層の接合性を高めるという点で0.5μm以下が好ましい。セラミックグリーンシート7の厚みは、積層セラミックコンデンサに用いるセラミック層の薄層高積層化という点で、2.5μm以下、特に、2μm以下が望ましい。さらに本発明のセラミックグリーンシート7は、めっき膜製導体パターン5との密着性および追従性を高め、並びに機械的強度を高め、かつ伸びを抑制するという点でセラミックグリーンシートの含水率は0.5〜3%の範囲であることが好ましい。
(c)次に、上記めっき膜製導体パターン5上にセラミックグリーンシート7を形成したシート、ここでは導体埋め込みセラミックグリーンシートという、を逐次、支持体1を剥がしながら積層して母体積層体11を形成する。積層数は小型高容量の積層セラミックコンデンサとして200層以上、特には300層以上が好ましい。積層条件は、例えば、温度50〜70℃、圧力0.7〜1.1MPaで仮加圧した後、従来周知の静水圧加圧機を用いて加圧し母体積層体を一体化する。静水圧加圧条件は温度60〜80℃、圧力40〜70MPaが好ましい。上記(a)(b)(c)工程により、母体積層体11のサイドマージン側に、平均粒径の大きなセラミック粉末により構成される部分、あるいは、ガラス粉末量の多い部分Aを局部的に形成できる。
(d)次に、上記作製した母体積層体11を切断してコンデンサ本体とした後、そのコンデンサ本体成形体を高温で焼成しコンデンサ本体を形成する。焼成条件として、温度はめっき膜の融点より低く、再結晶温度よりも高い温度、雰囲気はめっき膜が酸化しない程度の酸素濃度で行うのが好ましい。例えば、めっき膜はNiの場合、Niの再結晶温度は500〜550℃、その融点は1450℃であるため、焼成する温度としては1250〜1350℃で行われる。この後、コンデンサ本体の酸素含有量を高めて絶縁抵抗を向上させるために再酸化処理を行う。
最後に、コンデンサ本体のめっき膜製導体層が露出した端部に外部電極ペーストを塗布して焼成し、さらにめっきを施すことにより外部電極が形成される。これによって積層セラミックコンデンサが完成する。
なお本発明の製法において、めっき膜製導体パターン5として、図2に示す千鳥状に配置したものを用い、このめっき膜製導体パターン5を、その積層方向に対して長辺の位置は揃わせ(図示なし)、その短辺側は、距離Gの間隔の位置が各層交互にずれるように重なるようにし、形成した母体積層体を図3に示す切断線で切断すると、コンデンサ本体成形体の両方の端面にはめっき膜製導体パターン5が露出したものができる。この場合、本発明のめっき膜製導体パターン5の長辺方向の間隔Gは、セラミックグリーンシート7の入り込みを小さくするという理由からセラミックグリーンシート7の厚みの1〜50倍、または100μm以下のいずれか小さい方の間隔が好ましい。
(積層型電子部品の構造)
本発明の積層型電子部品の代表例である積層セラミックコンデンサについて詳細に説明する。図4は、本発明にかかる積層セラミックコンデンサの概略断面図である。本発明の積層セラミックコンデンサは、コンデンサ本体15の端部に外部電極17を具備する。平均粒径d1のセラミック粒子21aを有するセラミック層21bとめっき膜製導体層21cとが重畳された有効部21の周囲に、平均粒径d2のセラミック粒子23aを有するセラミック層23bからなる非有効部23を具備してなるものであり、有効部21および非有効部23のセラミック粒子21a、23aの平均粒径は、d1<d2の関係を満足することが重要である。
本発明の他の構成としては、上記有効部21を構成するセラミック層21bに含まれるガラス相量をv1、その有効部の周囲に形成された非有効部23を構成するセラミック層23bに含まれるガラス相量をv2としたときに、v1>v2の関係を満足することが重要である。
また、本発明の他の構成として、上記したように、めっき膜製導体パターン5として、図2に示す千鳥状に配置したものを用いると、セラミック層21b上におけるめっき膜製導体層21cの同一面内に、距離Gを隔てて、有効部21の一端面側に導出されるめっき膜製ダミー導体層21dを設けたものとなり、こうしてめっき膜製導体層による段差を小さくした積層セラミックコンデンサが得られる。
(第1の態様:ダミー導体層なし)
次に本発明の積層型電子部品にかかる積層セラミックコンデンサを以下のようにして作製した。まず、金属部材上に形成したNiめっき膜を、一旦、可撓性があり、表面に粘着材を塗布した樹脂製のキャリアフイルム(PETフイルム)上に転写した。
また、平均粒径0.2〜0.3μmのBaTiOを含むセラミック粉末100質量部に対して1.2質量部のSi−Ca−Li系ガラス粉末を混合し、これら固形成分に対して、ポリビニルブチラール樹脂およびトルエンとエタノールを1:1の質量比で混合した混合溶媒を添加し、さらにシランカップリング剤を外添で5質量部添加して第1のセラミックスラリを調製した。
次に、Niめっき膜を転写したキャリアフィルム上に、そのNiめっき膜を覆うように、前記第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシートを形成した。
次いで、この第1セラミックシート上に、平均粒径が前記第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末よりも大きいセラミック粉末(表1)を含む第2のセラミックスラリを、前記第1のセラミックスラリの塗布と同じ方向に、かつ平面視で導体パターンが形成されていない領域に塗布し、乾燥させて、Niめっき膜上において第1、第2のセラミックシートが密着した一体化したセラミックグリーンシート(含水率1%)を作製した。成形速度は100m/分とした。セラミックグリーンシートの厚みは平均で2.5μmに調整した。
本発明のセラミックコンデンサについて、有効部と非有効部におけるセラミック層中のガラス量を変化させた試料については、平均粒径0.3μmのBaTiOを含むセラミック粉末100質量部に対して1.2質量部のSi−Ca−Li系ガラス粉末を混合し、これら固形成分に対して、ポリビニルブチラール樹脂およびトルエンとエタノールを1:1の質量比で混合した混合溶媒を添加し、さらにシランカップリング剤を外添で5質量部添加して第1のセラミックスラリを調製した。
次に、Niめっき膜を転写したキャリアフィルム上に、そのNiめっき膜を覆うように、前記第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシートを形成した。
次いで、この第1セラミックシート上に、平均粒径が前記第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末と同じセラミック粉末を含みガラス粉末量が表1に示す割合のものを第2のセラミックスラリとして調製し、前記第1のセラミックスラリの塗布と同じ方向に、かつ平面視で導体パターンが形成されていない領域に塗布し、乾燥させて、セラミック粉末を変化させた場合と同様の条件でセラミックグリーンシート(含水率1%)を作製した。このセラミックグリーンシートの厚みも平均で2.5μmに調整した。
次に、Niめっき膜上に密着し一体化したセラミックグリーンシートを、各層キャリアフィルムを剥ぎながら200層仮積層し、次いで、この仮積層体の上下面に外部カバー層を接着させ、温度60℃、圧力0.8MPaで加圧加熱した。この後、再度、温度70℃、圧力50MPaの圧力で静水圧加圧を施し母体積層体を作製した。このときめっき膜製導体パターンは各層ごとに、その導体パターンの長辺方向に半分ほどずらして配置され、短辺側は積層方向に整列していた。
次に、母体積層体をダイシングソウを用いて切断し、対向する端面に導体パターンが露出したコンデンサ本体成形体を作製した。
次に、切断して得たコンデンサ本体成形体を焼成し、本発明のコンデンサ本体を得た。他。焼成は温度1300℃、雰囲気は還元性とした。
最後に、コンデンサ本体の導体層が露出した端部に外部電極ペーストを塗布して温度700℃にて焼付けを行った。さらに、この外部電極の表面にNiおよびSnめっきを行って本発明の積層セラミックコンデンサを完成させた。作製した積層セラミックコンデンサの寸法は幅1.25mm、長さ2mm、厚み1.25mmとした。このような製法により作製した積層セラミックコンデンサはセラミック層の表面にめっき膜の導体層が追従するように接着していた。つまり、セラミック層表面の開気孔にめっき膜が入り込むほど密接に接着されていた。
(第2の態様:ダミー導体層あり)
次に、第2の態様として、容量形成に寄与するめっき膜導体層とともにセラミック層の同一面上にめっき膜製ダミー導体層を有する積層セラミックコンデンサを作製した。この場合、前記第1の態様における第2工程のマスクパターンにおいて、図2に示すような千鳥状に配置したものを用いることにより、セラミック層上におけるめっき膜製導体層の同一面内に、距離Gを隔てて、有効部の一端面側に導出されるめっき膜製ダミー導体層を有するものとなる。
(比較例の態様の製法)
比較例として作製した試料は、第1の態様の製法において、有効部および非有効部を構成するセラミック層のセラミック粒子を同じ平均粒径およびガラス量としたものを上記本発明と同じ工程にて作製した。
(測定評価)
次に、上記本発明および比較例の態様として作製した積層セラミックコンデンサについて、以下の評価を行った。
作製したコンデンサ本体成形体およびコンデンサ本体について、実体顕微鏡を用いてデラミネーションおよびクラックを観察した。試料数はそれぞれ100個とした。
次に、積層セラミックコンデンサについて、静電容量、静電容量の温度特性および熱衝撃試験を評価した。以下の試料についても試料数は各々20個とした。
静電容量は1kHz、0.6Vrms、熱衝撃試験は、温度を325℃に設定した半田槽に1分間試料を浸漬し、浸漬後の試料についてデラミネーションやクラックの発生の有無を調べた。
Figure 2006041268
Figure 2006041268
表1、2の結果から明らかなように、本発明の積層セラミックコンデンサである本発明の態様では、熱衝撃試験において最高5/100個のデラミネーションもしくはクラックがみられたものの、焼成前のコンデンサ本体成形体および焼成後のコンデンサ本体にデラミーションやクラックは無かった。また、本発明の態様の試料では静電容量が、4.6μF以上、静電容量の温度特性が−13%以内であった。これに対して、有効部および非有効部を構成するセラミック層のセラミック粒子を同じ平均粒径およびガラス量とした比較例では焼成後および耐熱衝撃試験後にデラミネーションおよびクラックが15〜56%発生し、静電容量の温度特性の本発明の試料に比較して高かった。
本発明の積層型電子部品の製法を示す工程図である。 本発明の、千鳥状に配置しためっき膜製導体パターンである。 母体積層体の切断線を示す模式図であり、導体パターンの長辺方向の中央部に離間距離Gのスペース部分が重なるようにした母体積層体を示す断面図である。 本発明にかかる積層型電子部品の概略断面図である。 従来の積層型電子部品の概略断面図である。
符号の説明
1 支持体
3 マスクパターン
5 めっき膜製導体パターン
7a 第1のセラミックシート
7b 第2のセラミックシート
7 セラミックグリーンシート
11 母体積層体11
21 有効部
23 非有効部
21a、23a セラミック粒子
21b、23b セラミック層
21c めっき製ダミー導体層

Claims (8)

  1. (a)支持体上に導体パターンを複数形成する工程と、
    (b)前記導体パターンを含む支持体上に、セラミック粉末を含む第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシートを形成する工程と、
    (c)前記第1のセラミックシート上に、そのシートを平面視した際に導体パターンの無い領域に、前記第1のセラミックスラリに含まれるセラミック粉末よりも平均粒径の大きいセラミック粉末を含有する第2のセラミックスラリを、前記第1のセラミックスラリの塗布方向と同じ方向に塗布して第2のセラミックシートを形成し、第1および第2のセラミックシートが重畳されたセラミックグリーンシートを形成する工程と、
    (d)前記導体パターンを具備するセラミックグリーンシートを支持体ごと積み重ね、その度毎に支持体を剥がして、前記導体パターンとセラミックグリーンシートとが交互に積層された母体積層体を形成する工程と、
    (e)該母体積層体を切断し、焼成してセラミック本体を形成する工程と、
    を具備することを特徴とする積層型電子部品の製法。
  2. (a)支持体上に導体パターンを複数形成する工程と、
    (b)前記導体パターンを含む支持体上に、セラミック粉末とガラス粉末とを含む第1のセラミックスラリを一方向に塗布して第1のセラミックシートを形成する工程と、
    (c)前記第1のセラミックシート上に、そのシートを平面視した際に導体パターンの無い領域に、前記第1のセラミックスラリよりもガラス粉末比率の低い第2のセラミックスラリを、前記第1のセラミックスラリの塗布方向と同じ方向に塗布して第2のセラミックシートを形成し、第1および第2のセラミックシートが重畳されたセラミックグリーンシートを形成する工程と、
    (d)前記導体パターンを具備するセラミックグリーンシートを支持体ごと積み重ね、その度毎に支持体を剥がして、前記導体パターンとセラミックグリーンシートとが交互に積層された母体積層体を形成する工程と、
    (e)該母体積層体を切断し、焼成してセラミック本体を形成する工程と、
    を具備することを特徴とする積層型電子部品の製法。
  3. 導体パターンは長方形であり、その長手方向に距離Gの間隔で離間しつつ、千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の積層型電子部品の製法。
  4. 第1および第2のセラミックスラリは、導体パターンの長手方向に塗布することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか記載の積層型電子部品の製法。
  5. 母体積層体の切断は、導体パターン間の距離Gを残すように、長手方向に対して垂直方向に分割することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか記載の積層型電子部品の製法。
  6. 平均粒径d1のセラミック粒子を有するセラミック層とめっき膜製導体層とが重畳された有効部の周囲に、平均粒径d2のセラミック粒子を有するセラミック層からなる非有効部を具備してなる積層型電子部品において、有効部および非有効部のセラミック粒子の平均粒径は、d1<d2の関係を満足することを特徴とする積層型電子部品。
  7. ガラス相量v1のセラミック層とめっき膜製導体層とが重畳された有効部の周囲に、ガラス相量v2のセラミック層からなる非有効部を具備してなる積層型電子部品において、有効部および非有効部のガラス相量はv1>v2の関係を満足することを特徴とする積層型電子部品。
  8. セラミック層上におけるめっき膜製導体層の同一面内に、距離Gを隔てて、有効部の一端面側に導出されるめっき膜製ダミー導体層を設けたことを特徴とする請求項6または7に記載の積層型電子部品。
JP2004220542A 2004-07-28 2004-07-28 積層型電子部品の製法および積層型電子部品 Expired - Fee Related JP4574267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220542A JP4574267B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 積層型電子部品の製法および積層型電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220542A JP4574267B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 積層型電子部品の製法および積層型電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006041268A true JP2006041268A (ja) 2006-02-09
JP4574267B2 JP4574267B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=35905929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004220542A Expired - Fee Related JP4574267B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 積層型電子部品の製法および積層型電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4574267B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135209A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Tdk Corp 積層コンデンサの製造方法
JP2012227260A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Taiyo Yuden Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
JP5287869B2 (ja) * 2009-06-15 2013-09-11 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2014222749A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 積層セラミック電子部品及びその実装基板
CN104835646A (zh) * 2014-02-10 2015-08-12 株式会社村田制作所 层叠陶瓷电容器、层叠陶瓷电容器阵列和层叠陶瓷电容器的安装结构体
JP2017028013A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
JP2018056239A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法
KR20180096511A (ko) * 2017-02-21 2018-08-29 다이요 유덴 가부시키가이샤 적층 세라믹 콘덴서
JP2018142728A (ja) * 2016-02-18 2018-09-13 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP2019021932A (ja) * 2018-10-04 2019-02-07 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
CN109326442A (zh) * 2017-07-26 2019-02-12 太阳诱电株式会社 多层陶瓷电容器及其制造方法
JP2019201218A (ja) * 2019-07-29 2019-11-21 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
US10490352B2 (en) 2015-12-15 2019-11-26 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multi-laver ceramic capacitor and method of producing the same
JP2020031242A (ja) * 2019-12-02 2020-02-27 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
JP2022016637A (ja) * 2019-12-02 2022-01-21 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
US12002625B2 (en) 2021-08-31 2024-06-04 Taiyo Yuden Co., Ltd. Ceramic electronic device and manufacturing method of the same

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236509A (ja) * 1988-07-27 1990-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH08273973A (ja) * 1995-03-29 1996-10-18 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH1012483A (ja) * 1996-04-26 1998-01-16 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品の製造方法
JP2002260949A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
JP2002289456A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Kyocera Corp セラミック積層体およびその製法
JP2003017356A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Kyocera Corp 積層型電子部品およびその製法
JP2004207624A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Kyocera Corp 積層セラミックコンデンサの製造方法
JP2005039068A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Tdk Corp 積層セラミック電子部品の製造方法および積層セラミック電子部品

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236509A (ja) * 1988-07-27 1990-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH08273973A (ja) * 1995-03-29 1996-10-18 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH1012483A (ja) * 1996-04-26 1998-01-16 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品の製造方法
JP2002260949A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
JP2002289456A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Kyocera Corp セラミック積層体およびその製法
JP2003017356A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Kyocera Corp 積層型電子部品およびその製法
JP2004207624A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Kyocera Corp 積層セラミックコンデンサの製造方法
JP2005039068A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Tdk Corp 積層セラミック電子部品の製造方法および積層セラミック電子部品

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135209A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Tdk Corp 積層コンデンサの製造方法
JP4720818B2 (ja) * 2007-11-29 2011-07-13 Tdk株式会社 積層コンデンサの製造方法
JP5287869B2 (ja) * 2009-06-15 2013-09-11 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2012227260A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Taiyo Yuden Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
KR101337275B1 (ko) 2011-04-18 2013-12-05 다이요 유덴 가부시키가이샤 적층 세라믹 콘덴서
US9177722B2 (en) 2013-05-13 2015-11-03 Samsung Electron-Mechanics Co., Ltd. Multilayer ceramic electronic component and board for mounting the same
JP2014222749A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 積層セラミック電子部品及びその実装基板
CN104835646A (zh) * 2014-02-10 2015-08-12 株式会社村田制作所 层叠陶瓷电容器、层叠陶瓷电容器阵列和层叠陶瓷电容器的安装结构体
KR20150094516A (ko) * 2014-02-10 2015-08-19 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 적층 세라믹 콘덴서, 적층 세라믹 콘덴서 어레이 및 적층 세라믹 콘덴서의 실장 구조체
JP2015153764A (ja) * 2014-02-10 2015-08-24 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ、積層セラミックコンデンサ連及び積層セラミックコンデンサの実装構造体
KR101659383B1 (ko) * 2014-02-10 2016-09-23 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 적층 세라믹 콘덴서, 적층 세라믹 콘덴서 어레이 및 적층 세라믹 콘덴서의 실장 구조체
US9530561B2 (en) 2014-02-10 2016-12-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Monolithic ceramic capacitor, monolithic ceramic capacitor array, and monolithic ceramic capacitor mounting structure
US9818544B2 (en) 2014-02-10 2017-11-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Monolithic ceramic capacitor, monolithic ceramic capacitor array, and monolithic ceramic capacitor mounting structure
JP2017028013A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
US10490352B2 (en) 2015-12-15 2019-11-26 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multi-laver ceramic capacitor and method of producing the same
JP2021010036A (ja) * 2016-02-18 2021-01-28 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
JP2022020816A (ja) * 2016-02-18 2022-02-01 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP2018142728A (ja) * 2016-02-18 2018-09-13 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP7326407B2 (ja) 2016-02-18 2023-08-15 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP7019781B2 (ja) 2016-02-18 2022-02-15 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
JP2018056239A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法
JP2018137298A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
KR20180096511A (ko) * 2017-02-21 2018-08-29 다이요 유덴 가부시키가이샤 적층 세라믹 콘덴서
KR102498100B1 (ko) * 2017-02-21 2023-02-09 다이요 유덴 가부시키가이샤 적층 세라믹 콘덴서
JP2019029422A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法
CN109326442B (zh) * 2017-07-26 2021-10-29 太阳诱电株式会社 多层陶瓷电容器及其制造方法
CN109326442A (zh) * 2017-07-26 2019-02-12 太阳诱电株式会社 多层陶瓷电容器及其制造方法
JP7227690B2 (ja) 2017-07-26 2023-02-22 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法
JP2019021932A (ja) * 2018-10-04 2019-02-07 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP2019201218A (ja) * 2019-07-29 2019-11-21 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP2022016637A (ja) * 2019-12-02 2022-01-21 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
JP2020031242A (ja) * 2019-12-02 2020-02-27 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
JP7314983B2 (ja) 2019-12-02 2023-07-26 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
US12002625B2 (en) 2021-08-31 2024-06-04 Taiyo Yuden Co., Ltd. Ceramic electronic device and manufacturing method of the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4574267B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2669915B1 (en) Laminated chip electronic component, board for mounting the same and packing unit
KR101124091B1 (ko) 적층 세라믹 커패시터
US9974183B2 (en) Multilayer ceramic electronic component and board having the same
JP4574267B2 (ja) 積層型電子部品の製法および積層型電子部品
JP5825322B2 (ja) 積層セラミックキャパシタ、その製造方法及び積層セラミックキャパシタの実装基板
JP3527899B2 (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP2005285801A (ja) 積層型電子部品の製法
KR20110065623A (ko) 적층 세라믹 커패시터
KR101053079B1 (ko) 적층형 전자부품 및 그 제조방법
KR20150058824A (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 적층 세라믹 전자부품의 실장 기판
KR20110067509A (ko) 외부전극용 도전성 페이스트 조성물, 이를 포함하는 적층 세라믹 커패시터 및 그 제조방법
US7799409B2 (en) Ceramic green sheet structure and method for manufacturing laminated ceramic electronic component
JP2003276017A (ja) セラミックグリーンシート及びその製法並びにセラミック積層体の製法
JP4688326B2 (ja) セラミック積層体およびその製法
KR101952845B1 (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조 방법
JP2004179348A (ja) セラミック積層体の製法
JP2002299145A (ja) セラミック積層体およびその製法
JP2003045740A (ja) 積層型電子部品
JP2004179349A (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP4175284B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP6189742B2 (ja) 積層型電子部品およびその製造方法
JP2006128282A (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP4702972B2 (ja) 積層型電子部品およびその製法
JP4663173B2 (ja) セラミック積層体の製法
JP2011134832A (ja) 積層セラミックコンデンサおよびその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees