JP2006036626A - 無アルカリガラス基板 - Google Patents

無アルカリガラス基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2006036626A
JP2006036626A JP2005144863A JP2005144863A JP2006036626A JP 2006036626 A JP2006036626 A JP 2006036626A JP 2005144863 A JP2005144863 A JP 2005144863A JP 2005144863 A JP2005144863 A JP 2005144863A JP 2006036626 A JP2006036626 A JP 2006036626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
substrate
mol
glass substrate
alkali
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005144863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4789059B2 (ja
Inventor
Takashi Murata
隆 村田
Shinkichi Miwa
晋吉 三和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP2005144863A priority Critical patent/JP4789059B2/ja
Publication of JP2006036626A publication Critical patent/JP2006036626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4789059B2 publication Critical patent/JP4789059B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/089Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
    • C03C3/091Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium
    • C03C3/093Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium containing zinc or zirconium

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

【課題】 TFT液晶ディスプレイを作製する場合、TFT素子の破損を防止しながら、TFT基板とCF基板の貼り合わせ時間を短縮することが可能な無アルカリガラス基板を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の無アルカリガラス基板は、300nmにおける紫外線透過率が、厚み0.5mmで50〜85%となるように、Fe23とCr23を含有してなることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ等のフラットパネルディスプレイやセンサー等の基板、固体撮像素子のカバーガラスに用いられる無アルカリガラス基板に関するものである。
従来より、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイやセンサー等の基板、固体撮像素子のカバーガラスとして、矩形状の無アルカリガラス基板が広く使用されている。
例えば液晶ディスプレイの一種であるTFT(薄膜トランジスタ)ディスプレイに用いられるガラス基板としては、無アルカリアルミノホウケイ酸ガラスが使用されている。TFT液晶ディスプレイは、技術の進歩が急速であり、ガラス基板に対する要求特性も日増しに厳しくなってきている。このような背景から、各ガラスメーカーにおいてガラス材質の改良が加えられており、これまでに様々な組成を有するガラス基板が提案されている。(例えば特許文献1〜4)
特許第2990379号公報 特許第3465238号公報 特開2002−29775号公報 特表2003−503301号公報
TFT液晶ディスプレイは、TFT素子側のガラス基板(以下、TFT基板という)と、カラーフィルター側のガラス基板(以下、CF基板という)の2枚のガラス基板を使用して作製される。TFT液晶ディスプレイパネルの製造工程では、TFT基板上に適量の液晶を滴下した後、TFT基板とCF基板の周囲が貼り合わされる。このTFT基板とCF基板の貼り合わせには、紫外線硬化樹脂が使用され、ガラス基板を通して紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化させることによって2枚の基板を貼り合わせている。
近年、TFT液晶ディスプレイは、低コスト化を図るため、生産性を向上することが要求されており、TFT基板とCF基板の貼り合わせ時間を短縮することが望まれている。そのためには、ガラス基板の紫外線透過率を高め、ガラス基板を透過する紫外線の量を多くすることによって、紫外線硬化樹脂に充分な紫外線を照射できるようにすることが必要である。
しかしながら、TFT素子は紫外線によって破損しやすく、ガラス基板の紫外線透過率を極端に高くすると、ガラス基板を通して紫外線硬化樹脂に紫外線を照射した時、TFT素子が破損する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、TFT液晶ディスプレイを作製する場合、TFT素子の破損を防止しながら、TFT基板とCF基板の貼り合わせ時間を短縮することが可能な無アルカリガラス基板を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するためになされた本発明の無アルカリガラス基板は、300nmにおける紫外線透過率が、厚み0.5mmで50〜85%となるように、Fe23とCr23を含有してなることを特徴とする。
また本発明の無アルカリガラスは、モル%で、SiO2 50〜80%、Al23 5〜15%、B23 5〜15%、MgO 0〜10%、CaO 0〜15%、SrO 0〜10%、BaO 0〜10%、Fe23 0.0004〜0.03%、Cr23 0.00003〜0.02%を含有することを特徴とする。
本発明の無アルカリガラス基板は、300nmにおける紫外線透過率が、厚み0.5mmで50〜85%となるように、Fe23とCr23を含有してなるため、これをTFT液晶ディスプレイのTFT基板やCF基板として使用した場合、TFT素子の破損を防止しながら、TFT基板とCF基板の貼り合わせ時間を短縮することが可能である。
本発明の無アルカリガラス基板は、300nmにおける紫外線透過率が、厚み0.5mmで50〜85%となるように、Fe23とCr23を含有してなる。TFT液晶ディスプレイのTFT基板とCF基板の貼り合わせに用いられる紫外線は、主として300nmを中心とした波長の紫外線である。TFT基板やCF基板の波長300nmにおける紫外線透過率が低いと、紫外線硬化樹脂によって2枚のガラス基板を貼り合わせるのに長時間を要する。すなわち紫外線硬化樹脂に対して紫外線を照射しても、ガラス基板に吸収されやすいため、樹脂を硬化させるのに時間がかかる。そのためガラス基板の波長300nmにおける紫外線透過率は、50%以上(好ましくは55%以上、より好ましくは58%以上、さらに好ましくは60%以上、最も好ましくは65%以上)に規制すべきである。ただし、紫外線透過率が高くなりすぎると、紫外線を照射した際に、TFT素子が破損する虞がある。そのため紫外線透過率は、85%以下(好ましくは80%以下、より好ましくは75%以下、さらに好ましくは70%以下)に規制すべきである。
また無アルカリガラスは、アルカリ含有ガラスに比較して溶融し難いガラスであるが、ガラスの赤外線透過率を高くすることによって、溶融性を改善することができる。すなわち溶融炉を用いてガラスを溶融する際、通常はバーナーでガラスを加熱するが、ガラスの赤外線透過率が高いほど、バーナーからの放射熱が溶融ガラス全体に行き渡りやすくなり、ガラスの溶融性が向上する。そのため無アルカリガラスの1000nmにおける赤外線透過率は、厚み10mmで80%以上(好ましくは82%以上、より好ましくは85%以上、さらに好ましくは89%以上)に規制すべきである。尚、通常、ディスプレイに用いられる無アルカリガラス基板の厚みは、0.5〜1.1mm程度であるが、厚み10mmの赤外線透過率を測定する場合は、ガラス基板を再溶融(リメルト)し、厚板状に成形した後、厚みが10mmとなるように両面を鏡面研磨してから赤外線透過率を測定すれば良い。
一般に、安価に大量生産されるガラスには、ガラス原料や製造工程から多量のFe23が混入する。Fe23は、ガラス中でFe3+又はFe2+の状態で存在し、特にFe3+は、300nm付近に吸収ピークを持ち、紫外線や短波長側の可視域における透過率を低下させる。またFe2+は、1000nm付近に吸収ピークを持ち、赤外線透過率を低下させる。そのため、ガラス原料や製造工程から混入するFe23の量をできるだけ少なく抑えると、ガラスの紫外線透過率を向上することができる。つまり高純度原料と、不純物が混入し難いように整備された溶融環境を採用し、ガラス中のFe23の含有量を低減すると、紫外域や赤外域の透過率を高くすることは可能である。
しかしながらFe23の含有量が極端に少なくなると、ガラスの紫外線透過率が85%を超え、紫外線を照射した時にTFT素子が破損しやすくなるため好ましくない。Fe23を増加させることによって、ガラスの紫外線透過率を85%以下に抑えることは可能であるが、Fe23の含有量が増えると、ガラスの赤外線透過率も低下する。そのためガラスを溶融する際、溶融炉底部付近のガラスにまで熱線が到達し難くなり、溶融性が低下する。ところがCr23は、ガラスの赤外線透過率を維持しながら、紫外線透過率を下げる作用を有しており、Cr23を添加することによって、ガラスの溶融性を損なうことなく、紫外線透過率が50〜85%のガラスを容易に得ることが可能となる。尚、Cr23は、原料として添加しても良いし、他の原料や製造工程から混入させるようにしても良い。
本発明のような300nmにおける紫外線透過率が、厚み0.5mmで、50〜85%の無アルカリガラス基板を得るために必要なFe23とCr23の量は、ガラスの基本組成によって多少変動するが、Fe23は、0.0004〜0.03モル%(好ましくは0.0009〜0.02モル%、0.0009〜0.013モル%、0.003〜0.008モル%)が適している。またCr23は、0.00003モル%以上(好ましくは0.00005モル%以上、0.0001モル%以上、0.00015モル%以上、0.00025モル%以上、0.0005モル%以上、0.00055モル%以上、0.0007モル%以上)含有させることによって、高い赤外線透過率を維持しながら、紫外線透過率を低下させることが可能であるが、多くなりすぎると、可視光透過率が低下し、ディスプレイ基板として不適となるため、0.02モル%以下(好ましくは0.01モル%以下、0.007モル%以下、0.005モル%以下、0.004モル%以下、0.0025モル%以下、0.0015モル%以下)が適している。
また本発明において、紫外線透過率を高くするには、Fe23の含有量を規制すると同時に、清澄剤として使用するSnOとAs23の含有量を規制することが好ましい。すなわちSnO2を0.01〜2モル%含有し、As23を0〜2モル%含有すると、ガラス中のFeの価数が3価(Fe3+)から2価(Fe2+)へ変化し、ガラスの紫外線透過率が上昇する。
ガラス中にSnO2を0.01〜2モル%含有させると、Sn2++2Fe3+→Sn4++2Fe2+の反応が起こり、Feの価数が変化して、Fe2+が増加し、Fe3+が減少すると考えられ、紫外域の透過率が上昇する。SnO2の含有量が0.01モル%より少ないと、価数変化するFeの量が少なくなり、紫外域の透過率が低くなるため好ましくない。一方、SnO2が2モル%より多いと、ガラス中にSnO2の結晶が析出しやすくなるため好ましくない。SnO2の好ましい範囲は、0.01〜1モル%(より好ましくは0.03〜1モル%、さらに好ましくは0.1〜0.5モル%)である。
また従来より清澄剤として広く使用されているAs23は、Feイオンを酸化し、Fe3+イオンを増加させる作用を有しており、多量に含有すると、紫外線透過率が低下するため好ましくない。またAs23は、SnO2によるFe2+への価数変化を阻害する働きもある。このためAs23の含有量は、0〜2モル%、好ましくは0〜1モル%、より好ましくは0〜0.5モル%、さらに好ましくは0〜0.3モル%に規制すべきであり、できれば使用を避けるべきである。特にSnO2/(As23+SnO2)のモル比を0.2以上(好ましくは0.4以上、より好ましくは0.6以上、さらに好ましくは0.8以上)に規制することによって、ガラスの紫外線透過率をより高くすることができる。
尚、無アルカリガラスの場合、清澄剤として用いられるAs23の含有量を減らすと、泡のないガラスを得ることが困難になるが、SnO2と共に、Sb23やClを適宜組み合わせることで泡のないガラスを製造することができる。但し、Sb23も、As23と同様に、Feイオンを酸化させ、紫外線透過率を低下させる作用を有するため、その含有量は1モル%以下(好ましくは0.7モル%以下、より好ましくは0.5モル%以下、さらに好ましくは0.3モル%以下、最も好ましくは0.1モル%以下)に抑えるべきである。
また液晶ディスプレイに用いられるガラス基板には、以下のような特性も要求される。
(1)ガラス基板上に回路やパターンを形成するためのフォトリソグラフィーエッチング(フォトエッチング)工程において使用される種々の酸、アルカリ等の薬品によって劣化しないような耐薬品性を有すること。
(2)成膜等のTFT素子製造工程でガラス基板が熱処理してパターンずれを起こさないように、高い耐熱性、具体的には640℃以上の歪点を有すること。例えば多結晶シリコンTFT−LCDの場合、その工程温度が600℃以上であるため、このような用途のガラス基板には、歪点が640℃以上であることが要求される。
(3)ガラス中に基板として好ましくない溶融欠陥や失透物が発生しないように、溶融性、成形性に優れていること。
(4)耐熱衝撃性を向上させて、熱処理工程での破損を低減するため、熱膨張係数が低いこと。
以上の要求特性に鑑み、本発明の無アルカリガラスは、モル%で、SiO2 50〜80%、Al23 5〜15%、B23 5〜15%、MgO 0〜10%、CaO 0〜15%、SrO 0〜10%、BaO 0〜10%の基本組成を含有してなることが好ましい。
本発明の無アルカリガラスの基本組成を上記のように限定した理由は、次のとおりである。
SiO2は、ガラスのネットワークフォーマーであり、ガラスの耐酸性を向上させたり、歪点を高くしてガラス基板の熱収縮を小さくする効果がある。SiO2の含有量が、50〜80%であれば、耐酸性が高く、熱収縮の小さいガラス基板を得ることができる。好ましい範囲は55〜75%、より好ましい範囲は60〜70%である。尚、SiO2の含有量が多くなると、ガラスの高温粘性が高くなり、溶融性が悪化すると共に、クリストバライトの失透ブツが析出しやすくなる傾向にある。一方、含有量が少なくなると、ガラスの耐酸性や歪点が低下する傾向にある。
Al23は、ガラスの歪点を上昇させたり、クリストバライトの失透ブツの析出を抑える成分である。Al23の含有量が5〜15%であれば、液相温度の低いガラスを得ることができる。好ましい範囲は、7〜13%、より好ましい範囲は、9〜12%である。尚、Al23の含有量が多くなると、ガラスの耐バッファードフッ酸性が悪化したり、液相温度が上昇して成形しにくくなる傾向にある。また含有量が少なくなると、ガラスの歪点が低下する傾向にある。
23は、融剤として作用し、ガラスの粘性を下げ、溶融性を改善する成分である。B23の含有量が5〜15%であれば、上記効果を得ることができる。好ましい範囲は、6〜13%、より好ましい範囲は7〜11%である。尚、B23の含有量が多くなると、ガラスの歪点が低下したり、耐酸性が低下する傾向にある。
MgOは、ガラスの歪点を低下させずに高温粘性のみを低下させて、ガラスの溶融性を改善する成分である。MgOの含有量は、0〜10%、好ましい範囲は0〜7%、より好ましい範囲は0〜5%、さらに好ましくは0〜0.5%、最も好ましくは0〜0.1%である。尚、MgOの含有量が多くなると、エンスタタイトの失透ブツが析出しやすくなる。また耐バッファードフッ酸性が低下し、フォトエッチング工程において、ガラス基板の表面が侵食されて、反応生成物がガラス基板表面に付着し、ガラス基板が白濁しやすくなる。このような観点から、MgOは、実質的に含有しないことが望ましい。
CaOは、ガラスの歪点を低下させずに高温粘性のみを低下させて、ガラスの溶融性を著しく改善する成分である。CaOの含有量は、0〜15%、好ましくは0〜12%、より好ましくは3〜10%である。尚、CaOの含有量が多くなると、耐バッファードフッ酸性が悪化すると共に、密度や熱膨張係数が上昇する傾向にある。
SrOは、ガラスの耐薬品性と耐失透性を向上させる成分である。SrOの含有量は、0〜10%。好ましくは0〜5%、より好ましくは0〜3%である。尚、SrOの含有量が多くなると、ガラスの密度や熱膨張係数が大きくなる傾向にある。
BaOは、SrOと同様にガラスの耐薬品性と耐失透性を向上させる成分である。BaOの含有量は、0〜10%、好ましくは0〜5%、より好ましくは0〜3%である。尚、BaOの含有量が多くなると、ガラスの密度や熱膨張係数が大きくなる傾向にある。
MgO、CaO、SrO、BaOのアルカリ土類金属酸化物は、混合して含有させることで、ガラスの溶融性と耐失透性を向上させることができるが、これらの成分が多くなると、ガラスの密度が上昇する傾向にあり、ガラス基板の軽量化が困難となるため、合量で0〜15%、好ましくは0〜12%、より好ましくは0〜10%、さらに好ましくは0〜8%にすることが望ましい。
また本発明では、上記成分以外にも、必要に応じて他の成分を合量で10%まで含有させることができる。
例えばZnOは、ガラスの耐バッファードフッ酸性や溶融性を改善する成分であり、0〜10%(好ましくは0〜5%、より好ましくは0〜3%)含有させることができる。尚、ZnOの含有量が多くなると、ガラスの耐失透性や歪点が低下する傾向にある。
またZrO2は、ガラスの耐酸性を改善する成分であり、0〜2%(好ましくは0〜1
%)含有させることができる。尚、ZrO2の含有量が多くなると、ジルコンの失透ブツ
が析出する傾向にある。
また上記したようにClは、ガラスの清澄剤として働く成分であり、0〜1%(好ましくは0〜0.5%)含有させることができる。尚、Clの含有量が多くなると、ガラス融液からの揮発が多くなり、脈理が発生しやすくなる。
またTiO2やCeO2は、各々0.0001%以上含有させることによって、紫外線透過率を低下させる効果があるが、多量に含有すると、ガラスを着色させるため、各々0.01%以下に抑えるべきである。
尚、本発明において、無アルカリガラスとは、実質的にアルカリ金属酸化物を含有しないガラス、つまりガラス原料としてアルカリ金属酸化物を添加しないガラスのことである。液晶ディスプレイの場合、使用するガラス基板中にアルカリ金属酸化物(Na2O、K2O、Li2O)が存在すると、ガラス中のアルカリ成分が、ガラス基板上に形成された各種の膜やTFT素子の特性を劣化させる虞がある。
次に本発明の無アルカリガラス基板の製造方法を説明する。
まず所望の組成を有するガラスとなるようにガラス原料調合物を準備する。ガラス原料は、Fe23等の不純物が少ない高純度原料を使用することが望ましい。次いで調合したガラス原料を連続溶融炉で、1520〜1680℃で溶融する。溶融槽は、アルミナ耐火物(例えばアルミナ質電鋳レンガ)、ジルコン耐火物、石英耐火物(例えばシリカブロック)などが侵食しにくく、ガラスへの溶出が少ないため好ましい。その後、均質化された溶融ガラスを、オーバーフローダウンドロー法、スロットダウンドロー法、フロート法、ロールアウト法等の方法で板状に成形し、徐冷することによってガラス基板を得る。
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
表1、2は、本発明の無アルカリガラスの実施例(試料No.1〜8)と比較例(試料No.9、10)を示すものである。
Figure 2006036626
Figure 2006036626
表1、2のガラス試料は、以下のようにして作製した。まず表中の組成となるように調製したガラス原料を白金坩堝に入れ、電気溶融炉中で1590℃、23.5時間の条件で溶融した。次いで溶融ガラスをカーボン板上に流し出し、750℃に保持したアニーラーに入れ、室温まで放冷した。
表から明らかなように、実施例であるNo.1〜8のガラスは、いずれも波長300nmにおける透過率(紫外線透過率)が50〜85%の範囲にあり、波長1000nmにおける透過率(赤外線透過率)が80%以上であった。また密度、熱膨張係数、歪点、液相温度、耐酸性、耐BHF性(耐バッファードフッ酸性)についても、液晶ディスプレイ用ガラス基板に要求される条件を満足するものであった。
一方、比較例であるNo.9のガラスは、紫外線透過率が50%未満であるため、液晶ディスプレイのTFT基板とCF基板とを紫外線硬化樹脂で貼り合わせる時、樹脂の硬化時間の短縮を図ることが困難である。またNo.10のガラスは、紫外線透過率が85%超であるため、液晶ディスプレイのTFT基板とCF基板とを紫外線硬化樹脂で貼り合わせる時、紫外線によってTFT素子が破損される可能性がある。
尚、表中の透過率の測定は、以下の方法で行った。
まずガラス試料を25×30mmの大きさに切りだし、厚み(t)が0.5mm及び10mmとなるように両面をラップ研磨、鏡面研磨することによって、透過率測定用試料を作製した。その後、分光光度計を使用し、波長300nmと1000nmにおける透過率を、次の条件で測定した。
測定装置:UV3100PC(SHIMADZU製)
スリット幅:2.0nm
密度は、周知のアルキメデス法によって測定した。
熱膨張係数は、ディラトメーターを用いて、30〜380℃における平均熱膨張係数を測定した。
歪点は、ASTM C336−71の方法に基づいて測定した。この値が高いほど、ガラスの熱収縮は小さくなる。
液相温度の測定は、以下の方法で行った。
まず各ガラス試料をそれぞれ300〜500μmの大きさに粉砕、洗浄し、これを白金製ボートに入れて、1000〜1200℃の温度勾配炉に移して24時間保持し、温度勾配炉から白金製ボートを取り出した。その後、白金製ボートからガラス成形体を取り出した。こうして得られたガラス成形体を偏光顕微鏡で観察し、結晶の析出点を測定し、これを液相温度とした。
耐酸性は、各ガラス試料を80℃に保持された10質量%塩酸水溶液に3時間浸漬した後、それらの表面状態を目視で観察することによって評価した。また耐BHF性は、各ガラス試料を20℃に保持された30質量%弗化アンモニウム、6質量%フッ酸からなるバッファードフッ酸に30分間浸漬した後、それらの表面状態を目視で観察することによって評価した。ガラス表面に全く変化のないものを○で示した。
本発明の無アルカリガラス基板は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ等のフラットパネルディスプレイに用いられる無アルカリガラス基板として好適である。

Claims (6)

  1. 300nmにおける紫外線透過率が、厚み0.5mmで50〜85%となるように、Fe23とCr23を含有してなることを特徴とする無アルカリガラス基板。
  2. 1000nmにおける赤外線透過率が、厚み10mmで80%以上であることを特徴とする請求項1記載の無アルカリガラス基板。
  3. Fe23を0.0004〜0.03モル%含有することを特徴とする請求項1記載の無アルカリガラス基板。
  4. Cr23を0.00003〜0.02モル%含有することを特徴とする請求項1記載の無アルカリガラス基板。
  5. モル%で、SiO2 50〜80%、Al23 5〜15%、B23 5〜15%、M
    gO 0〜10%、CaO 0〜15%、SrO 0〜10%、BaO 0〜10%の基本組成を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無アルカリガラス基板。
  6. モル%で、SiO2 50〜80%、Al23 5〜15%、B23 5〜15%、M
    gO 0〜10%、CaO 0〜15%、SrO 0〜10%、BaO 0〜10%、Fe23 0.0004〜0.03%、Cr23 0.00003〜0.02%を含有することを特徴とする無アルカリガラス基板。
JP2005144863A 2004-06-23 2005-05-18 無アルカリガラス基板 Active JP4789059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144863A JP4789059B2 (ja) 2004-06-23 2005-05-18 無アルカリガラス基板

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004185162 2004-06-23
JP2004185162 2004-06-23
JP2005144863A JP4789059B2 (ja) 2004-06-23 2005-05-18 無アルカリガラス基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006036626A true JP2006036626A (ja) 2006-02-09
JP4789059B2 JP4789059B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=35902012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005144863A Active JP4789059B2 (ja) 2004-06-23 2005-05-18 無アルカリガラス基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4789059B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036625A (ja) * 2004-06-23 2006-02-09 Nippon Electric Glass Co Ltd 無アルカリガラス基板
JP2008222542A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Nippon Electric Glass Co Ltd 太陽電池用ガラス基板
WO2009078421A1 (ja) * 2007-12-19 2009-06-25 Nippon Electric Glass Co., Ltd. ガラス基板
JP2009167090A (ja) * 2007-12-19 2009-07-30 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基板
JP2010215498A (ja) * 2009-02-23 2010-09-30 Nippon Electric Glass Co Ltd リチウムイオン電池用ガラスフィルム
CN101858220A (zh) * 2010-05-28 2010-10-13 深圳市建设(集团)有限公司 一种隧道双上侧壁导坑施工方法
JP2010248011A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスフィルムおよびその製造方法
JP2010265164A (ja) * 2009-04-13 2010-11-25 Hoya Corp 光学ガラス、プレス成形用ガラス素材、光学素子ブランク、および光学素子それぞれの製造方法、ならびに光学ガラスの着色抑制方法
WO2014175215A1 (ja) * 2013-04-23 2014-10-30 旭硝子株式会社 無アルカリガラス基板およびその製造方法
WO2014180679A1 (fr) * 2013-05-07 2014-11-13 Agc Glass Europe Feuille de verre à haute transmission aux rayonnements infrarouges
WO2015172983A1 (en) * 2014-05-12 2015-11-19 Agc Glass Europe Glass sheet having a high transmission in the infrared
JP2016525062A (ja) * 2013-07-24 2016-08-22 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
JP2016525063A (ja) * 2013-07-24 2016-08-22 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
JP2016525064A (ja) * 2013-07-24 2016-08-22 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
WO2016208451A1 (ja) * 2015-06-24 2016-12-29 日本電気硝子株式会社 導光板
JP2017043530A (ja) * 2015-06-24 2017-03-02 日本電気硝子株式会社 導光板
KR20170068485A (ko) * 2014-10-23 2017-06-19 아사히 가라스 가부시키가이샤 무알칼리 유리
CN108129020A (zh) * 2017-12-13 2018-06-08 东旭科技集团有限公司 一种玻璃用组合物、铝硅酸盐玻璃及其制备方法和应用
KR20190044060A (ko) 2016-08-23 2019-04-29 에이지씨 가부시키가이샤 무알칼리 유리
JPWO2018051793A1 (ja) * 2016-09-13 2019-06-24 Agc株式会社 高周波デバイス用ガラス基板と高周波デバイス用回路基板
US20200130325A1 (en) * 2017-04-27 2020-04-30 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Carrier glass and method for producing same
KR20210005601A (ko) 2018-04-27 2021-01-14 에이지씨 가부시키가이샤 무알칼리 유리

Cited By (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036625A (ja) * 2004-06-23 2006-02-09 Nippon Electric Glass Co Ltd 無アルカリガラス基板
EP2119681A1 (en) * 2007-02-16 2009-11-18 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Glass substrate for solar battery
JP2008222542A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Nippon Electric Glass Co Ltd 太陽電池用ガラス基板
EP2119681B1 (en) * 2007-02-16 2015-01-07 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Glass substrate for solar battery
JP2014055101A (ja) * 2007-12-19 2014-03-27 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基板
US7968482B2 (en) 2007-12-19 2011-06-28 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Glass substrate
CN103086586A (zh) * 2007-12-19 2013-05-08 日本电气硝子株式会社 玻璃基板的制造方法
JP2009167090A (ja) * 2007-12-19 2009-07-30 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基板
CN103086586B (zh) * 2007-12-19 2017-03-01 日本电气硝子株式会社 玻璃基板的制造方法
WO2009078421A1 (ja) * 2007-12-19 2009-06-25 Nippon Electric Glass Co., Ltd. ガラス基板
JP2010215498A (ja) * 2009-02-23 2010-09-30 Nippon Electric Glass Co Ltd リチウムイオン電池用ガラスフィルム
KR101376127B1 (ko) 2009-02-23 2014-03-19 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 리튬 이온 전지용 유리 필름
JP2014082213A (ja) * 2009-02-23 2014-05-08 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスロール
JP2014089984A (ja) * 2009-02-23 2014-05-15 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスフィルム固定体
JP2010248011A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスフィルムおよびその製造方法
JP2010265164A (ja) * 2009-04-13 2010-11-25 Hoya Corp 光学ガラス、プレス成形用ガラス素材、光学素子ブランク、および光学素子それぞれの製造方法、ならびに光学ガラスの着色抑制方法
CN101858220A (zh) * 2010-05-28 2010-10-13 深圳市建设(集团)有限公司 一种隧道双上侧壁导坑施工方法
JP5991429B2 (ja) * 2013-04-23 2016-09-14 旭硝子株式会社 無アルカリガラス基板およびその製造方法
WO2014175215A1 (ja) * 2013-04-23 2014-10-30 旭硝子株式会社 無アルカリガラス基板およびその製造方法
KR20160002797A (ko) 2013-04-23 2016-01-08 아사히 가라스 가부시키가이샤 무알칼리 유리 기판 및 그 제조 방법
US9708211B2 (en) 2013-04-23 2017-07-18 Asahi Glass Company, Limited Alkali-free glass substrate and method for producing same
US9963379B2 (en) 2013-04-23 2018-05-08 Asahi Glass Company, Limited Alkali-free glass substrate and method for producing same
JP2016519044A (ja) * 2013-05-07 2016-06-30 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
EP3909924A1 (fr) * 2013-05-07 2021-11-17 AGC Glass Europe Feuille de verre à haute transmission aux rayonnements infrarouges
US9701571B2 (en) 2013-05-07 2017-07-11 Agc Glass Europe Sheet of glass with high infrared radiation transmission
WO2014180679A1 (fr) * 2013-05-07 2014-11-13 Agc Glass Europe Feuille de verre à haute transmission aux rayonnements infrarouges
JP2016525062A (ja) * 2013-07-24 2016-08-22 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
JP2016525064A (ja) * 2013-07-24 2016-08-22 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
JP2016525063A (ja) * 2013-07-24 2016-08-22 エージーシー グラス ユーロップ 高赤外線透過ガラスシート
WO2015172983A1 (en) * 2014-05-12 2015-11-19 Agc Glass Europe Glass sheet having a high transmission in the infrared
US10275095B2 (en) 2014-05-12 2019-04-30 Agc Glass Europe Glass sheet having a high transmission in the infrared
KR102613693B1 (ko) 2014-10-23 2023-12-18 에이지씨 가부시키가이샤 무알칼리 유리
KR20170068485A (ko) * 2014-10-23 2017-06-19 아사히 가라스 가부시키가이샤 무알칼리 유리
WO2016208451A1 (ja) * 2015-06-24 2016-12-29 日本電気硝子株式会社 導光板
KR20180020120A (ko) * 2015-06-24 2018-02-27 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 도광판
JP2017043530A (ja) * 2015-06-24 2017-03-02 日本電気硝子株式会社 導光板
KR102538383B1 (ko) * 2015-06-24 2023-05-31 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 도광판
CN107615120A (zh) * 2015-06-24 2018-01-19 日本电气硝子株式会社 导光板
US11053160B2 (en) 2016-08-23 2021-07-06 AGC Inc. Alkali-free glass
KR20190044060A (ko) 2016-08-23 2019-04-29 에이지씨 가부시키가이샤 무알칼리 유리
JPWO2018051793A1 (ja) * 2016-09-13 2019-06-24 Agc株式会社 高周波デバイス用ガラス基板と高周波デバイス用回路基板
US11708294B2 (en) 2016-09-13 2023-07-25 AGC Inc. Glass substrate for high-frequency device and circuit board for high-frequency device
US10974987B2 (en) 2016-09-13 2021-04-13 AGC Inc. Glass substrate for high-frequency device and circuit board for high-frequency device
US20200130325A1 (en) * 2017-04-27 2020-04-30 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Carrier glass and method for producing same
JP2023011770A (ja) * 2017-04-27 2023-01-24 日本電気硝子株式会社 キャリアガラス及びその製造方法
JP7392916B2 (ja) 2017-04-27 2023-12-06 日本電気硝子株式会社 キャリアガラス及びその製造方法
JP2021508666A (ja) * 2017-12-13 2021-03-11 東旭科技集団有限公司Tunghsu Technology Group Co., Ltd. ガラス用組成物、アルミノ珪酸塩ガラス、及びその調製方法と応用
CN108129020A (zh) * 2017-12-13 2018-06-08 东旭科技集团有限公司 一种玻璃用组合物、铝硅酸盐玻璃及其制备方法和应用
JP7087102B2 (ja) 2017-12-13 2022-06-20 東旭科技集団有限公司 アルミノ珪酸塩ガラス及びその調製方法
WO2019114486A1 (zh) * 2017-12-13 2019-06-20 东旭科技集团有限公司 一种玻璃用组合物、铝硅酸盐玻璃及其制备方法和应用
KR20200088906A (ko) * 2017-12-13 2020-07-23 퉁수 테크놀로지 그룹 컴퍼니 리미티드 유리 조성물, 알루미노실리케이트 유리 및 그 제조 방법, 적용
KR102578590B1 (ko) 2017-12-13 2023-09-15 퉁수 테크놀로지 그룹 컴퍼니 리미티드 유리 조성물, 알루미노실리케이트 유리 및 그 제조 방법, 적용
US11795100B2 (en) 2017-12-13 2023-10-24 Tunghsu Technology Group Co., Ltd. Composition for glass, and aluminosilicate glass, preparation method therefor, and use thereof
CN108129020B (zh) * 2017-12-13 2019-06-07 东旭科技集团有限公司 一种玻璃用组合物、铝硅酸盐玻璃及其制备方法和应用
KR20210005601A (ko) 2018-04-27 2021-01-14 에이지씨 가부시키가이샤 무알칼리 유리

Also Published As

Publication number Publication date
JP4789059B2 (ja) 2011-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4789059B2 (ja) 無アルカリガラス基板
JP7177412B2 (ja) 無アルカリガラス基板
KR102371999B1 (ko) 무알칼리 유리
JP4789058B2 (ja) 無アルカリガラス基板
JP4305817B2 (ja) 無アルカリガラス基板
TWI380967B (zh) Glass plate and manufacturing method thereof, and manufacturing method of TFT panel
TWI510447B (zh) Glass substrate for flat panel display and method for manufacturing the same
JP3858293B2 (ja) 無アルカリガラス基板
TWI396669B (zh) 無鹼性玻璃之製造方法及無鹼性玻璃
JP6943252B2 (ja) 無アルカリガラス
JP3666610B2 (ja) 無アルカリガラス基板
TWI391354B (zh) Glass plate for substrate
CN109133615B (zh) 显示器用玻璃基板及其制造方法
JP2002308643A (ja) 無アルカリガラス及びディスプレイ用ガラス基板
JPH04325435A (ja) 無アルカリガラス
WO2013065489A1 (ja) ガラス基板およびその製造方法
WO2007138832A1 (ja) 無アルカリガラスおよび無アルカリガラス基板
JP7182871B2 (ja) ガラス
JP5234387B2 (ja) 無アルカリガラスおよび無アルカリガラス基板並びにその製造方法
JP4756856B2 (ja) ガラス組成物およびその製造方法
JP7392916B2 (ja) キャリアガラス及びその製造方法
WO2015030013A1 (ja) 無アルカリガラス
JP4977474B2 (ja) アルミニウムケイリン酸塩ガラス
TW201706222A (zh) 顯示器用玻璃基板及其製造方法
JP2002029776A (ja) 耐クラック性に優れた無アルカリガラス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110627

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4789059

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110710