JP2006030188A - 秤用の通気防御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動を受けないばかりでなく相対的に摺動可能な2つの部分窓を有した1つの窓を備えた秤の通気防御装置のための開放、閉塞動作を円滑に行うことを目的とする。
【解決手段】 秤量皿103を包囲している秤量室を囲繞する秤用の通気防御装置101は、窓106によって閉じることができる少なくとも1つの開口部を有している。少なくとも1つの前記窓106は、そのいずれかの位置において互いに部分的に重なる少なくとも2つの摺動可能な部分窓116,117を有している。本発明に従って、窓106を開閉するための駆動機構が設けられ、該駆動機構は、前記部分窓116,117の全てが開閉時に同時に且つ異なる速度で移動するように部分窓(116,117)を相互に結合しており、該部分窓116,117の各々の速度が設計によって予め決定できるようになされている。
【選択図】 図10

Description

本発明は、秤用の通気防御装置であって、計量皿を包囲している秤量室を囲繞し且つ窓によって閉じることができる少なくとも1つの開口部を備えている通気防御装置に関する。このタイプの秤は主として研究所において使用される。
EP 1 367 372 A1に開示されている通気防御装置は、計量皿が配置されている秤の秤量室を部分的に包囲している少なくとも2つのパネル部材からなる通気偏向本体を有している。この本体は、少なくとも2つの異なる位置において秤上に設定することができ且つ前記の異なる位置の各々に秤量室へのアクセスのための少なくとも1つの開口部を提供する別個の部品として取り扱われるように設計されている。ユーザーは、前記本体を、前記異なる位置に関連する各々の開口部が異なる方向から秤量室へのアクセスを可能にするような形態に位置決めすることができる。前記本体は、秤量室及びそれに関連する電子部品を含んでいる秤のハウジングのすぐ上に配置するか又は秤のハウジング上の定位置に設置することができる台上に配置することができる。後者の場合には、台は、秤量室の床を形成する。通気防御装置の更に別の部品として、台には、例えば、秤量室の後壁を形成することができる少なくとも1つの固定壁を設けることができる。(特許文献1
参照)
EP 1 351 041 A2に記載されている秤は、秤量室を開けたり閉じたりするための少なくとも2つの摺動可能な壁を備えた通気防御装置を備えており、この構造は、相互に接していない摺動可能な壁を結合する機能を果たす摺動可能な結合部材本体を含んでいる。この概念は更に、一方の摺動可能な壁のもう一方の摺動可能な壁に対する結合又は一つの摺動可能な壁の結合部材本体に対する結合をさせるか又は解放するように設計されている押し込みハンドルを含んでいる。この種の押し込みハンドルは、対として協働するハンドル部材によって作られており、この対のうちの各々の部材は、隣接する摺動可能な壁か又は結合部材本体とこれに隣接している壁とに取り付けられ、この対をなす部材の各々は、それ自体が各々の壁又は結合部材本体を摺動させるためのハンドルとして設計されている。各対の第1の部材には凹部が形成されており、第2の部材が、ハンドル部材を結合して対とするために第1及び/又は第2のハンドル部材の旋回動作によって前記凹部内に折り畳まれ、押し込みハンドルとして組み合わせられた部材の対は、前記凹部を備えた第1のハンドル部材と本質的に等しい外形形状及び大きさを有している。(特許文献2参照)
US 4,798,250に開示されている秤用の円筒形の通気防御装置は、少なくとも2つの壁部分からなり、この壁部分の全てがモーターによって相対的に移動可能である。この壁部分は、個々に動かすことができ又はこれらが同期して動くように互いに結合することができる。(特許文献3参照)
モーターによって動かすことができる可動の壁部分を備えた通気防御装置は、US 5,058,692に記載されている。モーターは、通気防御装置の個々の壁部材が開放又は閉塞の初期段階において速く動くことができ且つプログラム可能な位置に到達する前の第2の段階においてより遅く動くことができるように、少なくとも2つの異なる速度で作動することができる。(特許文献4参照)
通気防御装置を備えた別の秤がEP 0 556 473 A1に記載されており、この秤においては、通気防御装置の開口部のうちの少なくとも一つが、互いに平行して延びている一対の平行な軌道溝によってそれらの移動経路に沿ってガイドされている少なくとも2つの部分窓に分けられている窓によって閉じることができる。これらの部分窓の端縁には、第1の部分窓が動かされたときに同じ窓の第2の部分が引きずられるように搬送装置が取り付けられている。この概念は、窓パネルの大部分が秤のハウジングを越えて突出するか又は通気防御装置のアクセス孔が完全に開かれたときにその軌道内に引っかかりさえもし得るという問題を避ける。秤量室の開放状態においては、部分窓は、互いに重ねられた状態に配置されるか又は互いに隣接して配置されている。
一つの部分窓が搬送装置によって更に別の部分窓に沿って自動的に引きずられるようになされたEP 0 556 473 A1による秤内の窓の構造は、各々の部分窓の搬送装置が互いに接触状態となった瞬間に、更に別の部分窓の突然の始動及び停止による振動という問題を生じる。(特許文献5参照)
EP 1 367 372 A1公報 EP 1 351 041 A2公報 US 4,798,250公報 US 5,058,692公報 EP 0 556 473 A1公報
結局、本発明は振動を受けないばかりでなく相対的に摺動可能である少なくとも2つの部分窓を有している少なくとも1つの窓を備えた秤の通気防御装置のための開放及び閉塞動作を円滑に行うことを目的とする。

秤量皿を包囲している秤量室を囲繞する通気防御装置を備え且つ窓によって閉じることができる少なくとも1つの開口部を有する秤のための解決方法が提案されている。この少なくとも1つの閉塞可能な窓は、如何なる位置においても互いに部分的に重なる少なくとも2つの摺動可能な部分窓を有している。本発明に従って、少なくとも1つの窓を開けたり閉じたりするための駆動機構が設けられ、この駆動機構においては、部分窓は、開放及び閉塞中に全ての部分窓が同時に且つ異なる速度で動くような形態で互いに結合されており、各々の速度間の固定比率はこの構造において決定することができる。
この駆動機構を備えた通気防御装置は、窓が静かに且つ振動無しで開かれたり閉じられたりするのを可能にする。特に、部分窓の重なっている端縁に配置されている種類の従来技術において知られている搬送装置は最早必要とされない。従って、本発明に従って形成された窓は秤量室内への視野を遮るフランジを備えていない。
各部分窓の各々の開閉速度は、窓が閉塞される状態における各部分窓の位置に依存する。設計によって、部分窓の各々の速度は、通常、ユーザーの方に向けられる側すなわち前方から始まる窓の開放動作方向における部分窓の各々の閉塞位置の順で遅くなる。
部分窓の各々の開閉速度は、特に、窓が完全に閉じられる位置と完全に開かれる位置との間又はその逆の間で部分窓が移動しなければならない各々の距離と相互に等しい比率である。このことは、通気防御装置が頂部窓によって閉じることができる頂部開口部を備えた屋根部分を含んでいる場合及び少なくとも1つの側方窓がガイド装置内に吊り下げられており、この側方窓によって閉じることができる少なくとも1つの横開口部をも含んでいる場合に特に有利である。ガイド装置は、好ましくは包囲された囲い枠内の屋根部分に近接して配置される。この囲い枠はまた、少なくとも1つの側方窓のための駆動機構をも含むことができ、本発明の特に有利な更に別の開発された実施形態においては、これは、同時に頂部窓のためのガイドとして機能することができる。
側方部分窓のためのガイド装置を秤の頂部及び実質的に包囲された囲い枠内に配置するという概念においては、ガイド装置及び駆動機構内に埃が溜る危険性は大きく回避される。
本発明の好ましい実施形態における駆動機構は、ピニオンギヤと、固定のハウジングに取り付けられたラックと、部分窓に結合されているラックとを含んでおり、前記ピニオンギヤは、両方のラックと噛み合い係合状態にある。別の方法として、駆動機構はまた、駆動ベルト、スパーベルト又はロープ及び滑車からなる構造を有することもできる。
部分窓は、該部分窓に結合されているホイールによってガイド装置内にガイドされ且つ支持されている。本発明の概念による有利な構造においては、ホイールは囲い枠の内側に設けられている張出し部上を転がる。ガイド拘束部に実質的に緩い遊びを保つことによって、比較的狭い部分窓がゆがんだ位置において引っかかり得るという危険性が防止される。部分窓が吊り下げられている構造においては、底部端縁に特別なガイド装置は必要とされない。部分窓が窓の面に対して側方に揺動しないようにするために、台の頂部又は秤のハウジング自体の上に拘束部材を配置することが実際的であることがわかった。
本発明による通気防御装置を備えた秤の別の実施形態においては、部分窓は、秤の下方部分に更に別のガイド装置を有している。この更に別のガイド装置は、窓が秤の反対側から制御でき及び/又は秤の一方の側部から両方の窓が同時に開かれ又は閉じられるのを可能にする構造とされている。部分窓が吊り下げられた構造においては、この更に別のガイド装置は、側方窓が一杯に開かれた位置にあるときにその部品が一つも秤ハウジングを越えて突出しないように設計することができる。このことは、埃が集められる傾向に対抗する。秤量過程において秤量室の床に落下した物質は、部分窓の下方のガイド装置内に捕捉されることなく例えば布によって容易に一掃できる。
側方窓の部分窓を囲い枠内の上端縁に沿ってガイドすることは、特に、部分窓が下方のガイド装置に対して力をかけないという利点を有する。このことは、側方窓の振動を受けず且つ滑らかな走行による開閉を促進する。
通気防御装置の窓は、2枚、3枚又はそれ以上の部分窓を有することができる。特に洗浄のために、部分窓はガイド装置から取り外すことができる。別の方法として、結合された側方窓と共にガイド装置全体をEP 1 195 585に記載された方法と似た方法で通気防御装置から取り出すことができることもまた可能である。
通気防御装置の駆動機構は、変速機構、より特別にはギヤ比機構を含んでおり且つ手動ばかりでなくモーター駆動による窓の開閉ができるような構造とすることができる。
以下、図面に簡素化して図示されている例によって本発明を説明する。
図1の三次元表示には、秤量室を包囲している秤のための通気防御装置が斜め前方角度から見た状態で示されている。通気防御装置1は、前方壁4と横開口部を閉じている2つの窓6(図面においては、見る人に面しているもののみを見ることができる)と、前記秤量室の後壁を形成している屋根部分8のみならず後方区画室10とによって構成されている。通気防御装置1は更に、秤量機構を含んでいる秤のハウジング(図示せず)上に取り付けることができる台12を含んでいる。台12は、ホルダによって秤のハウジングに結合することができ又は秤のハウジングと一体化することもできる。秤のハウジングに配置されるように設計されている台を備えた通気防御装置は、既に引用した参考例EP 1 367 372 A1に開示されている。窓6及び前方壁4はガラスによって作られるのが好ましい。別の方法として、窓6又は前方壁4は、導電性コーティングを有する透明な高分子材料によって作ることができ、この場合には、導電性コーティングを秤の導電性部品に結合するために特別な処置が採用される。
屋根部分8には頂部窓13が一体化されており、この頂部窓13は、後方区画室10に向かう方向へ摺動させることによって開くことができ、上記と同様に、ガラス又は導電性コーティングを備えた透明な高分子材料によって構成されるのが好ましい。ユーザーは、ハンドル14を押すか又は引っ張ることによって頂部窓13を摺動させることができる。屋根部分8は、後方区画室10の頂部を閉じるためにヒンジ60上で摺動せしめられるカバー30を含んでいる。摺動窓6は、頂部窓13の開閉と同様にハンドル15によって開閉することができる。摺動窓6の各々及び頂部窓13は2つの部分窓16,17,18,19を有している。窓6,13が開閉され、これが特に側方窓6に適用されるとき、2つの部分窓は同時に一緒に動き(図1において破線で示されている)、各位置で互いに重なる。2つの側方窓6の一方に対して図2に示されているように完全に開いた状態においては、2つの部分窓16,17は、積み重ね体を形成しており且つ後方区画室10の側壁(図1参照)を覆っている。
図2における通気防御装置1の図は、監視者が秤量室の内側を見ることを可能にし、後方壁5と台12によって形成されている秤量室の床2とを示している。同様に、図2においては、通気防御リング7によって包囲されている秤量皿3の構造が見えている。台12は、秤量皿3を秤量セル(図示せず)に結合する負荷伝達部材(図2には図示されていない)のための通過開口部を有している。
図2に更に図示されているように、台12は、台12から立っており且つ部分窓16,17の動きをガイドする役目を果たす2つの立ち上がり部分11をその外側端縁に備えている横方向に突出している張り出し部9を有している。台の壁は、前方側すなわち作動中に通常ユーザーの方を向く側において秤量室の床2の高さより上方へ立ち上がっており、一方では前方壁4のための取付け台として機能し、他方では部分窓16のための前方ストッパとして機能する。台の前方の立ち上がり部は、横方向張り出し部9に合致する下方へ傾斜が付けられた部分21内の側部上に続いており且つ部分窓16のための更なるガイド拘束部として機能する。
部分窓16,17は、通気防御装置1の両側に配置されている囲い枠22(図1及び2参照)のうちの一方に吊り下げられることによって、それらの頂部端縁に沿ってガイドされる。囲い枠22は、ガイド装置ばかりでなく部分窓16,17の駆動機構を含んでいる。更に、屋根部分8の頂部窓13の部分窓18,19をガイドするために、囲い枠の側部に配置された軌道溝38が設けられている。
図3は、側方窓6が閉じられた状態の通気防御装置1の側面図である。囲い枠22は、ガイド装置及び駆動機構における視界を開くために側部が切り取られた状態で図示されている。部分窓16,17は、それらの頂部端縁近くにホイール23,24,25,26を有している。各部分窓の各々のホイールは、囲い枠22の内側張出し部上に延びている図7及び7aの説明文脈において以下に更に説明するように、囲い枠22内の部分窓16,17の安定した吊り下げ状態を提供している。部分窓17には、部分窓16,17の動きを相互に結合するために上方ラック28及び下方ラック29と噛み合い係合しているピニオンギヤ27が結合されている。
図4は、図3と同じ側から見た通気防御装置1を示しており、この場合には側方窓6は開かれている。図4は、秤量皿3及び反対側の閉じられた窓6の視界を開いている。2つの部分窓16,17は、後方区画室10の側壁20を覆う積層体を形成するように互いの頂部に配置されている。この位置では、部分窓16のみが見る人に対して露出されたままである。2つの部分窓16,17を図4に示された位置へ動かしたときに、ピニオンギヤ27は、それがラック28の後端で終わるようにラック28に沿って動く。
各々、図3及び4に示された囲い枠22の視図の拡大図である図5及び6は、2つの部分窓16,17の駆動機構の機能を説明する助けとなるであろう。図5は、窓6が閉じられた状態におけるラック28,29に対するピニオンギヤ27の配置を示しており、一方、図6は、窓6が完全に開かれた状態における状況を示している。閉じた状態(図5)においては、ピニオンギヤ27は、ラック28の前端及びラック29の後端と係合している。逆に、開かれた状態(図6)においては、ピニオンギヤ27はラック28の後端及びラック29の前端と係合している。この説明文脈において、“前”及び“後”という用語は、各々、“前方壁4に向けて配置されていること”及び“後方区画室10に向けて配置されていること”を意味している。ラック28は、囲い枠22の中央に配置された囲い枠22に固定結合されており、一方、ラック29は部分窓16と固定結合されており、ピニオンギヤ27は、部分窓17の前方コーナーに配置されている。ラック28,29は同じ長さである。部分窓16をハンドル15によって後方へ押すことによって窓6が開かれると(図3及び4参照)、ピニオンギヤ27に対するラック29の噛み合い係合によってピニオンギヤ27が回転動作せしめられるであろう。ピニオンギヤ27は同時にラック28に係合せしめられているので、ラック28に沿って転がり、その結果、ピニオンギヤ27のみならずピニオンギヤ27が結合されている部分窓17が、ラック29及びラック29に結合された部分窓16がラック28に対して動く速度の1/2に等しい速度で移動せしめられる。言い換えると、部分窓16と部分窓17との各々の速度間の比率は、ピニオンギヤ27の直径と半径との比すなわち2:1に等しい。
通気防御装置1の後面図を示している図7は、2つの側方窓6の部分窓16,17が囲い枠22内でガイドされる方法を示しており、この図はまた、部分窓16,17が立ち上がり部11のみによってガイドされる通気防御装置1の底部の構造をも示している。明確化のために、2つの囲い枠22は、見る人と対向している端部が開いた状態で示されている。この状態は、カバー30が前方へ折り畳まれ、部分窓16,17,18,19が洗浄のために通気防御装置1から取り出すことができるときに生じる。カバー30が閉じた位置にあるときには、カバーは、エプロン61によって囲い枠の後端を閉じ(図1及び2参照)、それによって、部分窓16,17,18,19のための後方ストッパを提供している。
図7特に図7の通気防御装置1の上方右手コーナーの円で囲まれた部分Aの拡大詳細図を示している図7aは、特に、囲い枠22内への視野を提供している。囲い枠22は、一部品によって作られるのが好ましい。囲い枠用として考えられるべき材料としては、金属特にアルミニウム又は高分子材料がある。囲い枠22は、横突出部31によって後方区画室10の上端に取り付けられている。囲い枠22の底部に設けられた孔32は、囲い枠22の全長に亘って延びている。横方向に相対的にずれている2つの側方窓の部分窓16,17は孔32内に達している。部分窓16,17の上方端縁は、各々、高分子材料からなる上方ガイド部材33,34(同じく、図5及び6参照)に結合されている。上方ガイド部材の各々は、(秤の作動位置に対して)その前方端部及び後方端部に空間保持部材35,36を有しており、空間保持部材35,36は、囲い枠22の隣接する壁と囲い枠22の内側の頂部に沿って中央部分に延びているガイドレール37との間の空間内で小さな自由な遊びを持って嵌合され且つガイドされている。ガイドレール37自体は、図3乃至6のラック28を保持しており、高分子材料によって構成されるのが好ましい。ラック28は、囲い枠22の内側に向いている側の部分窓17のガイド部材34上に配置されているピニオンギヤ27とかみ合い係合している。ピニオンギヤ27は、回転支持体によってガイド部材34に取り付けられており且つラック29と更に噛み合い係合しており、ラック29は部分窓16のガイド部材33に取り付けられている。部分窓16,17は、接着剤接合によってそれらの各々のガイド部材33,34に結合されているのが好ましい。
ホイール23,24,25,26は、ガイド部材33,34の前方端部及び後方端部において回転軸受によって保持されている上方ガイド部材33,34の外側に配置されている。図7aにおいては2つのホイール24,26のみを見ることができる。ホイールの各々は囲い枠22の張出し部62,63上を転がる。
頂部窓13の2つの部分窓18,19のための軌道溝38は、図7aの左側に見ることができる。
図7の円で囲まれた詳細部Bの拡大図を示している図7bは、2つの部分窓16,17が台12に対して配置される方法を示している。明らかに見ることができるように、囲い枠22から吊り下げられている2つの部分窓16,17は、台12の水平張出し部9との接触部を有しておらず且つ立ち上がり部11によってのみガイドされる。部分窓16,17は、該部分窓が窓の面に直角な軸線に対して傾かないように維持し且つ垂直方向の移動をも拘束するように実質的に遊びが無い状態で囲い枠22内でガイドされる。囲い枠22の長手方向における軸線を中心とした揺動は立ち上がり部11によって拘束される。それにもかかわらず、立ち上がり部11が台上に配置される方法は、部分窓16,17が取り出された後に再度挿入されるときに挟まらないように、部分窓16,17のための十分な遊びを残している。部分窓の全高さに亘って部分窓16,17のパネル間の規定された空間を維持するために、高分子材料によって作られるのが好ましい薄く且つ約5mmの幅の滑りテープ39がパネルのうちの一つの底部に沿って適用されている。滑りテープ39は、部分窓16,17を小さな隙間間に互いに隔置された状態に維持する。しかしながら、この小さな隙間は、秤量室が閉じられた状態にあるときに通気が秤量室へ入らないようにするために出来る限り狭くなければならない。
図8は、囲い枠22が図面から省略されている状態のガイド装置の駆動機構及び部品の断面図である。図7の左手側に示されている窓6の部分窓16,17を駆動する駆動機構が示されている。一方でラック28とかみ合っており他方でラック29とかみ合っているピニオンギヤ27が、部分窓17のガイド部材34に回転可能に取り付けられている。図示されている実施形態においては、窓6が開閉されるときに、部分窓16は、ピニオンギヤ27の直径D=2Rと半径Rとの間の比率すなわち2:1に抑えられている部分窓17の速度の2倍の速度で動く。
図9は、図8と類似しているが図9内の2つの部分窓間の速度比が2:1とは異なっている形態の駆動機構の異なる実施形態を示している。ピニオンギヤ127は、半径内に1つの段が付けられた2つの部分に分けられており、半径R1の第1のギヤ部分40はラック28とかみ合い係合しており、半径R2の第2のギヤ部分41はラック29とかみ合い係合している。窓6の開閉過程において、ラック19が部分窓16と一緒にピニオンギヤ127上を動かされると、ピニオンギヤ127は、ラック28に沿って転がり且つラック29と同じ方向に動く。ラック29と該ラックに結合された部分窓16との速度は、この場合には、2つのギヤ部分40,41の半径の合計すなわちR1+R2に比例しており、一方、ピニオンギヤと該ピニオンギヤに結合された部分窓17との速度は、半径R1に比例している。本発明の概念において、一緒に動く部分窓16,17間の如何なる速度比も実現することができ、これにより、部分窓のサイズ及び/又は所望の移動経路長のような幾何学的設計条件に合致することが可能になる。2以上の段が付けられたピニオンギヤ127によって、通気防御装置の窓の開閉の所望の比率によって動く2以上の窓の部分を備えた構造を実現することもできる。
図10は、前方からある角度で見た本発明による通気防御装置101を備えている別の秤の斜視図である。明確化のために前方壁は省略されており、それによって秤量皿103が配置されている秤量室内の視野が開かれている。秤の部品が図1乃至9におけるものと同じである範囲では同じ参照番号が付与され、その説明は繰り返されていない。図面における右手の窓106は部分的に開いており、一方、左手の窓は完全に閉じられてる。屋根部分8及び囲い枠22の領域においては、通気防御装置101は図1及び2の通気防御装置1と似ている。部分窓116,117の駆動機構及びガイド装置は、以前の図面の説明文脈において記載した駆動機構及びガイド装置と類似している。
図10に示された秤の通気防御装置101は、秤のハウジングに結合するための台を有しておらず、秤のハウジング48に直に取り付けられている。秤のハウジングは、3本の足上に配置位置しており、該3つの足のうちの秤の前方に設けられた2つの高さ調節可能な水準用足46が図10において見ることができる。
作動のために調整された秤の部分窓116は、底部端縁にホルダ51を有しており、第1のハンドル部材43がホルダ51に取り付けられている。第2のハンドル部材44は、搬送部材42上に配置されており且つハンドル部材44の中心からずれた位置を通る軸線45を中心に跳ね上げ或いは跳ね下ろすことができる。2つのハンドル部材43,44は、これらが押し込みハンドル50を形成し、それによって部分窓116が搬送部材42に結合されるように相互に結合することができる。搬送部材は、別の搬送部材及び第2のハンドル部材44がキャリッジ47に取り付けられている反対側まで全面に亘って秤のハウジング48の下方に延びているキャリッジ47の一部分である(図12の説明文脈の後半を参照)。図10の左手側のハンドル部材43,44は、これらが押し込みハンドル50を形成するように相互に結合されている。この設計概念は、2つの側方窓106が必要に応じて相互に結合されるか又は相対的に解放されるのを可能にする。キャリッジ47、各窓106上の押し込みハンドル50及び把持部材44によって、両方の側方窓106を一緒に同時に動かすことができ又はどちらの結合位置が使用されるかに応じて反対側のハンドル部材44を押し込むことによって一方の窓を動かすことができる。この種の押し込みハンドル50を備えた通気防御装置は、US 2003/0188898に詳細に記載されている。
図10において見ることができるように、秤のハウジング48は、床空間のカバープレート64上に堆積し得る埃が、窓106の下方のガイド軌道の領域に危害を生じさせないように設計されている。なぜならば、窓106は床のカバープレート64の下方に配置されているからである。部分窓116,117のホルダ51,52は、床のカバープレート64の下方の軌道溝内に係合している。結局、秤量皿103から落下した物質は、秤量室からすなわち床のカバープレート64から一掃することができるので問題がない。部分窓116,117が後方区画室10の側壁20をカバーしている通気防御装置101の開放位置においては、窓をガイドする役目を果たす部品のいずれもが床空間のカバープレート64を越えて突出していない。
図11は、図10の秤を閉じられた窓106の方向から見た斜視図で示している。ハンドル部材43,44が押し込みハンドル50内で相互に結合されている方法が明らかに見ることができる。この状態においては、左手の窓106は、左側に設けられた押し込みハンドル50か又は右側に設けられたハンドル部材44によって開閉させることができる。
図12は、図10及び11に示された秤の線I−Iに沿った断面の一部分を示しており、部分窓116,117が秤の下側に保持され且つガイドされている方法を示している。部分窓116,117の各々は、底部端縁にホルダ51,52を有している。部分窓116のホルダ51は、部分窓117のホルダ52上の第1の溝54と係合している突出部53を有している。ホルダ52上の第2の溝55は、ハウジング48に取り付けられたレール56と係合している。部分窓116が動かされると、ホルダ51はホルダ52に沿って滑り、ホルダ52は次いでレール56に沿って滑る。
キャリッジ47は、2つの搬送部材42の各々の下側へとねじ込まれ、次いで、この2つの搬送部材42を相互に結合する結合部材49を有している。キャリッジ47は、2つのローラー(一方のみが図面の左側に見ることができる)によって一方の側でガイドされる。2つのローラー57は、搬送部材のうちの一つの凹部内に配置されており且つ秤のハウジングに取り付けられているS字形状の薄板金ガイド58に沿って延びている。反対側では、キャリッジ47が2つのローラー59(その一方のみが図面の右手側に見ることができる)によって保持されている。2つのローラー59は、同様に、S時形状の薄板金ガイドに沿って延びており且つそれらの各々の搬送部材42内に配置されている。ローラー59及びローラー対57は、各々の搬送部材42の前方端部及び後方端部の近くに配置されるのが好ましい。
部分窓116,117の吊り下げガイド構造により、底部に設けられたガイド構造には負荷が存在しない。
ローラー対57及びローラー59の代わりに、キャリッジ47を安定状態に保持し且つゆがめられた状態で引っかかるのを防止するために如何なる他のガイド拘束部材を使用することもできることは自明であると考えられる。
本発明による通気防御装置1,101は、ほとんどの多様な設計構造の秤において使用することができることが示された。駆動機構は、特に、ラックとピニオンとが協働する構造に限定されない。ロープと滑車とによる駆動又はベルト若しくはスパーベルト駆動を使用することもまた考えられる。駆動機構は、電動化することができるだけでなく手動によって作動させることもできる。
ガイド及び駆動構造はまた、頂部窓の部分窓18,19のために使用することもできる。しかしながら、現存の技術状態によるガイド構造は頂部窓にとって好ましい。本発明の概念はまた、湾曲したパネルを備えた部分窓の湾曲した構造を有するガイド構造をも包含している。これは、特に、湾曲した窓パネルを備えた特別な実施形態としての円筒形の通気防御装置に適用される。
更に、通気防御装置を開閉するための部分窓の数は2枚に限定されない。秤用の通気防御装置の横開口部又は頂部開口部を閉じるための構造に3枚或いはいくつかの場合にはそれ以上の数の部分窓が設けられても良い。
図1は、秤量室が閉じられた状態の秤用の通気防御装置の斜視図である。 図2は、一方の側部が開かれた状態の図1の通気防御装置の斜視図である。 図3は、側方窓が閉じられた状態の図1の通気防御装置の側面図である。 図4は、側方窓が完全に開かれた状態の図2の通気防御装置の側面図である。 図5は、部分窓がガイドされている囲い枠の側面図を付与している図3の拡大詳細図である。 図6は、部分窓がガイドされている囲い枠の側面図を付与している図4の拡大詳細図である。 図7は、図1の通気防御装置の後面図である。 図7aは、図7において円によって囲まれた部分Aの拡大詳細図である。 図7bは、図7において円によって囲まれた部分Bの拡大詳細図である。 図8は、本発明の第1の実施形態における図7aの駆動機構とガイド装置の部品との断面図である。 図9は、本発明の第2の実施形態における図7aの駆動機構の断面図である。 図10は、秤量室の一方の側が開かれている状態の本発明による通気防御装置を備えた秤の別の実施形態の斜視図である。 図11は、異なる角度から見た図10の秤の斜視図である。 図12は、図10又は11の秤の下方部分の詳細断面図である。
符号の説明
1,101 通気防御装置、 2 秤量室の床、
3,103 秤量皿、 4 前方壁、
5 後方壁、 6,106 側方窓、
7 通気防御装置、 8 屋根部分、
9 張出し部、 10 後方区画室、
11 ガイド立ち上がり部、 12 台
13 頂部窓、 14 ハンドル、
15 ハンドル、 16,116 部分窓、
17,117 部分窓、 18 部分窓、
19 部分窓、 20 後方区画室の側壁、
22 囲い枠、 23 ホイール、
24 ホイール、 25 ホイール、
26 ホイール、 27,127 ピニオンギヤ、
28 上方ラック、 29 下方ラック、
30 カバー、 31 横突出部、
32 孔、 33 ガイド部材、
34 ガイド部材、 35 空間ホルダ、
36 空間ホルダ、 37 ガイドレール、
38 軌道溝、 39 滑りテープ、
40 ギヤ部分、 41 ギヤ部分、
42 搬送部材、 43 第1のハンドル部材、
44 第2のハンドル部材、 45 軸線、
46 足、 47 キャリッジ、
48 秤のハウジング、 49 結合部材、
50 押し込みハンドル、 51 部分窓116のホルダ、
52 部分窓117のホルダ、 53 突出部、
54 第1の溝、 55 第2の溝、
56 レール、 57 ローラー対、
58 薄板金ガイド、 59 ローラー、
60 ヒンジ、 61 エプロン、
62 張出し部、 63 張出し部、
64 床空間のカバープレート

Claims (17)

  1. 秤量皿(103)を包囲している秤量室を囲繞しており、窓(6,13,106)によって閉じることができる少なくとも1つの開口部を備え、前記窓(6,13,106)は、少なくとも2つの摺動可能な部分窓(16,17,18,19,116,117)を有し、これらの部分窓は、それらの位置のいずれかにおいて互いに部分的に重なるようになされた秤のための通気防御装置(1,101)であって、
    窓(6,13,106)の開閉のための駆動機構が設けられ、該駆動機構は、開閉中に前記部分窓(16,17,18,19,116,117)の全てが同時に且つ異なる速度で動くような形態で前記部分窓(16,17,18,19,116,117)を相互に結合しており、前記各異なる速度間の固定比率が設計によって予め定めることができるようになされたことを特徴とする、通気防御装置。
  2. 請求項1に記載の通気防御装置であって、
    前記部分窓(16,17,18,19,116,117)の各々の速度が、前記窓を開くための移動方向における前記各部分窓の閉じ位置の順で遅くなるように、各部分窓の各々の開閉速度が、前記部分窓が前記窓の閉塞状態において占める位置に依存するようになされたことを特徴とする通気防御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通気防御装置であって、
    前記部分窓(16,17,18,19,116,117)の各々の開閉速度が、該部分窓が窓(6,13,106)の完全に閉じた位置から完全に開いた位置まで移動しなければならない各々の距離と同じ相対的な比率であるようになされたことを特徴とする通気防御装置。
  4. 請求項1,2又は3に記載の通気防御装置であって、
    頂部窓(13)によって閉じることができる頂部開口部を備えている屋根部分(8)と、側方窓(6,106)によって閉じることができる少なくとも1つの横開口部とを含んでいることを特徴とする通気防御装置。
  5. 請求項4に記載の通気防御装置であって、
    前記少なくとも1つの側方窓(6,106)の部分窓(16,17,116,117)が、当該通気防御装置(1,101)の前記屋根部分(8)に近接したガイド装置内に吊り下げられていることを特徴とする通気防御装置。
  6. 請求項4又は5に記載の通気防御装置であって、
    前記少なくとも1つの側方壁(6,106)のための前記ガイド装置及び/又は前記駆動機構が、同時に前記頂部窓(13)のためのガイドとして機能する囲い枠(22)内に配置されていることを特徴とする通気防御装置。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    前記駆動機構が、ピニオンギヤ(27,127)、ハウジングに取り付けられた固定ラック(28)及び部分窓(6,116)に結合されているラック(29)を含み、前記ピニオンギヤ(27,127)が前記の両方のラック(28,29)と噛み合い係合していることを特徴とする通気防御装置。
  8. 請求項1乃至6のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    前記駆動機構が、駆動ベルト、スパーベルト又はロープ及び滑車構造を含んでいることを特徴とする通気防御装置。
  9. 請求項5乃至8のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    前記部分窓(16,17,116,117)が、該部分窓に結合されているホイール(23,24,25,26)によって前記ガイド装置内でガイドされ且つ支持されていることを特徴とする通気防御装置。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    窓(6,13,106)が、2又は3個の部分窓(16,17,18,19,116,117)を有していることを特徴とする通気防御装置。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    前記部分窓(16,17,18,19,116,117)が、それらの各々のガイド装置から取り出すことができることを特徴とする通気防御装置。
  12. 請求項1乃至10のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    各窓(6,106)が、該窓のガイド装置と共に当該通気防御装置(1,101)から外すことができることを特徴とする通気防御装置。
  13. 請求項1乃至12のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置であって、
    前記部分窓(16,17,18,19,116,117)が、ガラス又は導電性コーティングを有する透明高分子物質によって作られていることを特徴とする通気防御装置。
  14. 請求項1乃至13のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置を備えた秤であって、
    秤のハウジングを有し、前記通気防御装置(1)が前記秤のハウジング上の位置に取り付けることができる台(12)を有していることを特徴とする秤。
  15. 請求項1乃至13のうちのいずれか一の項に記載の通気防御装置を備えた秤であって、
    秤のハウジング(48)を有し、前記通気防御装置(101)が前記秤のハウジング(48)上に直に配置されていることを特徴とする秤。
  16. 請求項14又は15に記載の秤であって、
    少なくとも1つの側方窓(106)のための少なくとも1つの更に別のガイド装置を有し、該別のガイド装置は、当該秤の下方部分内に配置されており、前記側方窓(106)が開放位置にあるときに、その部品のいずれもが前記通気防御装置(101)及び/又は前記秤のハウジング(48)を越えて突出しないような構造とされていることを特徴とする秤。
  17. 請求項16に記載の秤であって、
    前記更に別のガイド装置が、側方窓(106)が反対側の側部から操作でき及び/又は両方の側方窓(106)が一緒に開閉できるような構造とされていることを特徴とする秤。
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