JP2006023360A - レンズ装置のレンズ支持枠及びその調整方法 - Google Patents

レンズ装置のレンズ支持枠及びその調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 レンズ群の光軸に対する傾きの調整が、簡単に、かつ高精度に行なえるようにする。
【解決手段】 レンズ支持枠45は、第2レンズ44を支持する鏡室部46と、この鏡室部46の円筒部46aに嵌合して支持する移動枠47とからなる。鏡室部46の後端面46cには、光軸21の先端側と後端側とにそれぞれ傾斜された複数の傾斜面を有する突条部65〜67が回転方向に等間隔で設けられている。移動枠47の先端面には、鏡室部46の各突条65〜67にそれぞれ当接する当接部68〜70が設けられている。鏡室部46を移動枠47に取り付けて回動させると、突条部65〜67の各傾斜面と当接部68〜70との当接により、鏡室部46の各当接部68〜70に対面する部分が光軸21方向に移動し、光軸21に対する第2レンズ44の傾きが変化する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、カム筒内に複数のレンズ群を組み込み、カム筒の回転によってレンズ群を光軸方向に移動させるようにしたレンズ装置に関し、更に詳しくは、レンズを支持するレンズ支持枠の構造と調整方法との改良に関するものである。
1本のレンズ装置で異なる焦点距離を得ることのできるズームレンズ装置が、従来からカメラやプロジェクタ等の光学製品に使用されている。このズームレンズ装置は、例えば特許文献1に記載されているように、鏡胴内に複数のレンズ群を組み込み、これらのレンズ群を光軸方向に沿って移動させることによって、変倍とピント合わせとを行なっている。
各レンズ群は、少なくとも1枚のレンズと、このレンズを支持する円環状のレンズ支持枠とからなる。レンズ支持枠の外周には、例えば3個のピン形状のカムフォロワが放射状に等角度で立設されている。鏡胴は、レンズ支持枠のカムフォロワが挿入される複数のカム溝が曲線状に形成されたズームカム筒と、光軸方向に沿った直線状のカム溝が複数形成された固定筒とからなり、ズームカム筒を回転させることによって曲線状のカム溝にカムフォロワが押され、直線状のカム溝に沿って各レンズ群が光軸方向に移動する。
ズームレンズ装置において高い画質を得るには、光軸に対する各レンズ群の傾きを小さくしなければならない。特許文献1記載のズームレンズ装置では、3本のカムフォロワに偏芯ローラを取り付け、レンズ支持枠がズームカム筒と固定筒とに取り付けられた状態で偏芯ローラを回転させ、カム溝とカムフォロワとの当接状態を変化させることにより、各レンズ群の光軸に対する傾きを調整していた。
また、レンズ支持枠をレンズを支持する鏡室部と、この鏡室部を支持するとともに外周に複数のカムフォロワが設けられた移動枠とから構成することが考えられている。この構造のレンズ支持枠では、鏡室部と移動枠との間で鏡室部の取り付け状態を調整することができるため、例えば、移動枠の外周から螺合された複数本のネジを鏡室部の外周に突き当て、各ネジの突出量を加減することにより、光軸に対するレンズの傾きを調整することができる。
特開2003−202479号公報
しかし、特許文献1記載の偏芯ローラを用いた調整方法では、3本のカムフォロワのうちのどの偏芯ローラを回転させるかにより、レンズ支持枠のどの部分がどちらの方向にどれほどの量だけ移動したのかを管理及び制御することが難しく、その作業には時間がかかり、コストアップの要因となっていた。
また、移動枠の外周からネジを突き当てる調整方法では、一方のネジを突出させたときに、他方のネジを引っ込ませなければならないため、調整が困難であった。また、全てのネジの突き当て量を加減することで移動枠を歪ませて調整することもできるが、移動枠が衝撃や経時等により変形し、カム溝とカムフォロワとの摺動に悪影響を及ぼすことも考えられる。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、レンズ群の光軸に対する傾きの調整が、簡単に、かつ高精度に行なえるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ装置のレンズ支持枠は、レンズを支持する鏡室部と、この鏡室部を支持し、かつ外周に複数のカムフォロワが形成された移動枠とから構成した。また、鏡室部と移動枠とのいずれか一方に、光軸方向に沿って傾斜された面を有し、かつ光軸を中心とする回転方向に沿って配置された突条部を設け、他方には、突条部に当接する当接部を設けた。
また、突条部と当接部とを回転方向において、等間隔で複数位置に設けた。更に、突条部は、回転方向に沿って連続して配列された傾斜方向の異なる複数の傾斜面から構成した。また、各突条部の各傾斜面のいずれか一つは、他の突条部の対応する傾斜面と反対の光軸方向に傾斜させた。
更に、鏡室部と移動枠とのいずれか一方に形成された係合部と、他方に形成された被係合部とを係合させたり、あるいは、鏡室部と移動枠とのそれぞれ形成された被挟持部を弾性部材によって挟み込むことによって、両者を仮結合させるようにした。また、鏡室部と移動枠との本結合には、接着剤やネジを用いて行なうようにした。
また、本発明のレンズ支持枠の調整方法は、カム筒内に組み込まれた移動枠にレンズを支持した鏡室部を組み込み、この鏡室部を移動枠内で回動させることによって、各突条部と各当接部との当接により、鏡室部を光軸方向で移動させるようにした。また、この調整の後に、移動枠に螺合されたネジの鏡室部への突き当て量を加減することによって、更なる調整と、移動枠と鏡室部との本結合とを行なうようにした。
本発明のレンズ支持枠及びその調整方法によれば、突条部と当接部との当接状態を確認することにより、鏡室部のどの部分がどちらの方向にどれだけ移動したのかを知ることができる。また、鏡室部を回動させるだけで調整を行なうことができるので、複雑な装置や作業に対する熟練等は必要ない。これらにより、レンズ群の傾き調整の作業を簡単に、短時間で高精度に行なうことができるので、レンズ装置のコストを低減させ、かつ生産性を向上させることができる。また、各レンズ群の傾き調整を高精度に行なうことができるので、これを前提とした難易度の高いレンズ設計も可能となる。
更に、鏡室部と移動枠との間に仮結合手段を設けたので、調整途中で鏡室部から手を離しても、それまでの調整が無駄になることがなく、作業効率の向上に資することができる。また、突条部と当接部とによる調整の後に、移動枠に螺合されたネジによって鏡室部の傾きを更に調整することができるため、広い調整範囲を得ることができる。
図1は、プロジェクターの画像投映ユニットを示している。画像投映ユニット2は、ズームレンズ装置3、ダイクロイックプリズム4、LCD等の透過型画像表示器5、及び投映ランプ6で構成されている。投映ランプ6から放射された光は、透過型画像表示器5を透過してダイクロイックプリズム4に入射する。透過型画像表示器5に表示されたRGB系の3原色の画像は、ダイクロイックプリズム4により合成され、ズームレンズ装置3によってスクリーン等に投映される。
ズームレンズ装置3は、フォーカス機能を備えたフロントコンバーターとして作用する第1レンズ群9と、バリエーターとして作用する第2レンズ群10と、コンペンセーターとして作用する第3レンズ群11と、リレーレンズとして作用する第4レンズ群12と、固定筒14,フォーカス筒15,リレー筒16,外装筒17,フォーカスリング18,ズームカム筒19,ズームリング20等から構成されている。変倍は、第2レンズ群10と第3レンズ群11とが光軸21の方向に移動することによって行なわれ、フォーカシングは、第1レンズ群9が光軸21の方向に移動することによって行なわれる。
図2に示すように、固定筒14には、回転方向に沿う形状の回転カム溝24と、光軸21方向に沿う形状の直進カム溝25とが、光軸21を中心とする回転方向において120°の等角度で3個ずつ形成されている。固定筒14の前端と後端とには、第1レンズ群9と第4レンズ群12とが取り付けられる。第1レンズ群9は、第1レンズ9aとこれを支持するフォーカス筒15とからなる。第4レンズ群12は、第4レンズ12a,12bと、これらを支持するリレー筒16とからなる。外装筒17は、固定筒14の外周に図示しないネジによって取り付けられて固定筒14とリレー筒16とを覆う。このズームレンズ装置3は、外装筒17によってプロジェクタに取り付けられる。
固定筒14の先端内周には、雄ヘリコイド28が形成されており、フォーカス筒15の後端外周には、雄ヘリコイド28に噛合する雌ヘリコイド30が形成されている。そのため、フォーカス筒15の外周に図示しないネジによって取り付けられたフォーカスリング18を利用してフォーカス筒15を回転させると、ヘリコイドのリードによって第1レンズ群9が光軸方向に進退し、フォーカス調整が行なわれる。なお、フォーカス筒15は、図示しないネジによって、固定筒14から抜け落ちないように抜け止めされている。
固定筒14内には、ズームカム筒19が回転自在に収納される。ズームカム筒19の外周には、固定筒14の回転カム溝24内に挿入される3個のカムフォロワ33が取り付けられる。各カムフォロワ33は、ズームカム筒19の外周にネジ34によって固定されるカムピン35と、このカムピン35とネジ34との間に回転自在に保持されるカムローラー36とからなる。カムローラー36は、回転カム溝24内でカムフォロワ33が移動しやすくなるように回転する。また、各カムフォロワ33は、固定筒14の回転カム溝24から外側に突出され、固定筒14の外側に配置されるズームリング20に係合される。そのため、ズームカム筒19は、ズームリング20の回転によって固定筒14内で回転される。
ズームカム筒19の外周には、第2レンズ群10と第3レンズ群11とを光軸方向に移動させるために用いられる一対のズームカム溝38,39が、回転方向において120°の等角度で3組形成されている。第2レンズ群10と第3レンズ群11とは、レンズ支持枠45,49の外周に3個のカムフォロワ40,41がそれぞれ形成されている。これらのカムフォロワ40,41は、ズームカム筒19のズームカム溝38,39と、固定筒14の直進カム溝25とに挿入される。
ズームリング20によってズームカム筒19が回転されると、ズームカム溝38,39が第2レンズ群10と第3レンズ群11のカムフォロワ40,41を押圧する。ズームカム溝38,39によって押圧された各カムフォロワ40,41は、直進カム溝25によって第2レンズ群10及び第3レンズ群11を光軸21方向に沿って移動させ、変倍を行なう。なお、このズームレンズ装置3は、ズームリング20から先の部分が外部に露呈されるようにプロジェクタ本体に取り付けられる。そして、ズームリング20とフォーカスリング18とが手動で操作されることにより、変倍とピント合わせとが行なわれる。
図3に示すように、第2レンズ群10は、第2レンズ44と、この第2レンズ44を保持するレンズ支持枠45と、このレンズ支持枠45の外周に等角度をおいて取り付けられる3個のカムフォロワ40とからなる。レンズ支持枠45は、第2レンズ44を支持する筒状の鏡室部46と、この鏡室部46をズームカム筒19内で支持する移動枠47とからなる。両者は、移動枠47の内径部47a内に鏡室部46の円筒部46aが嵌合されることによって結合される。
移動枠47の外周には、カムフォロワ40が取り付けられるカム用ボス50が、直進カム溝25に合わせて120°の等間隔で3個設けられている。カムフォロワ40は、カム用ボス50にネジ51によって取り付けられるカムピン52と、このカムピン52とネジ51との間に回転自在に保持される二つのカムローラー53,54とからなる。各カムローラー53,54は、固定筒14の直進カム溝25と、ズームカム筒19のズームカム溝38,39との摺動をスムーズにする。
移動枠47の外周面で、各カム用ボス50の間には、移動枠47と鏡室部46との仮結合に用いられる係合爪57と、移動枠47と鏡室部46との本結合に用いられる結合用ボス58とが、回転方向において120°の等間隔で3個ずつ設けられている。
図4の要部断面図に示すように、係合爪57は、移動枠47の外周面に放射状に立設された突出片59から光軸21方向に向けて弾性自在に突設されたものである。これらの係合爪57が、鏡室部46の円筒部46bの外周面に設けられた突条形状の被係合部60に係合することによって、鏡室部46を移動枠47に仮止めする。被係合部60は、鏡室部46の回転方向の組付位置がずれていても係合爪57との係合が行なえるように突条形状とされており、係合爪57に合わせて回転方向に120°の等間隔で3個設けられている。
図5の要部断面図に示すように、結合用ボス58は、光軸21から放射状に配置された円筒形状をしている。鏡室部46と移動枠47とが係合爪57によって仮結合された後に、各結合用ボス58の穴58aに接着剤62を流し込むことによって、鏡室部46と移動枠47とがずれ動かないように結合する。なお、接着剤62による鏡室部46と移動枠47との結合は、両者が固定筒14及びズームカム筒19内に組み込まれた状態で行なわれる。そのため、固定筒14とズームカム筒19には、第2レンズ群10と第3レンズ群11の結合用ボス58に対面する位置に、作業用の穴14a,19aがそれぞれ2個ずつ形成されている。
鏡室部46と移動枠47とは、プラスチックの射出成形によって形成されている。従来のレンズ支持枠は、鏡室部と移動枠とが一体に形成されていた。そのため、射出成形用の金型に多数のスライド部が必要となるため、コストが上昇し、成形精度が低下するという問題を有していた。この問題を解決するために、本発明は、鏡室部46と移動枠47とを別体で構成し、これらを結合させることによってレンズ支持枠45を形成した。これにより、金型の構造を簡略化されるため、コストを低減することができる。また、成形精度が向上するため、光学性能も向上する。
鏡室部46の後端面46cには、回転方向において120°の等間隔で3個の突条部65,66,67が設けられている。また、移動枠47の先端側端面には、各突条部65〜67にそれぞれ当接する位置に、3個の当接部68〜70が形成されている。鏡室部46の背面図である図6に示すように、突条部66は、例えば、光軸21から放射状に配設されたラインa〜iによって分割された基準面66aと、第1傾斜面66c,第2傾斜面66e,第3傾斜面66gと、これらの間に配置され、各傾斜面間の傾斜を変化させる区間である第1傾斜移行区間面66b,第2傾斜移行区間面66d,第3傾斜移行区間面66f,第4傾斜移行区間面66hとからなる。
ラインaは、垂直方向の基準線Xから時計方向に角度θ1(例えば、1°)の角度で配置されている。このラインaを基準に、反時計方向に角度θ2〜θ9によってラインb〜iが配置され、全体の角度はθ10とされている。なお、本実施形態では、角度θ2を例えば5°とし、角度θ3,θ5,θ7,θ9は例えば4°、角度θ4,θ6,θ8は例えば8°、角度θ10が45°となっている。
なお、突条部65,67は、突条部66と同じ構成であるため詳しい説明は省略するが、突条部66と同じ角度で分割された基準面65a,67aと、第1傾斜面65c,67cと、第2傾斜面65e,67eと、第3傾斜面65g,67gと、これらの間に配置された第1傾斜移行区間面65b,67bと、第2傾斜移行区間面65d,67dと、第3傾斜移行区間面65f,67fと、第4傾斜移行区間面65h,67hとを備えている。
図7(A)〜(C)は、各突条部65〜67の各面の傾斜方向を表したグラフである。各突条部65〜67のラインa−bによって形成される基準面65a,66a,67aは、光軸21に対して垂直な面とされており、各傾斜面は、この基準面65a,66a,67aに対して光軸先端方向あるいは光軸後端方向に傾斜されている。鏡室部46と移動枠47との成形精度が良い場合には、移動枠47の各当接部68〜70を各基準面に当接させることによって、第2レンズ群10を適性な傾斜状態とすることができる。
また、図6の時計方向においてラインc−dによって形成される第1傾斜面65c,66c,67cは、突条部65では光軸先端方向に向けて傾斜され、突条部66,67では光軸後端方向に向けて傾斜されている。同様に、ラインe−fによって形成される第2傾斜面65e,66e,67eは、突条部66では光軸先端方向に、突条部65,67では光軸後端方向に傾斜されている。更に、ラインg−fによって形成される第3傾斜面65g,66g,67gは、突条部67では光軸先端方向に、突条部65,66では光軸後端方向に傾斜されている。
そのため、鏡室部46を図3中において時計方向に回転させ、移動枠47の各当接部68〜70が当接される傾斜面を変更することによって、鏡室部46の当接部68〜70に対応する3か所の位置のいずれか一つが光軸先端方向に、残りの二つが光軸後端方向に移動する。なお、各突条部66〜67の傾斜面は、基準面に対する傾斜を形成するために、基準面に対して光軸先端方向及び光軸後端方向に、例えば0.5mmずつ突出されている。
これにより、突条部65〜67と当接部68〜70との当接状態を確認することにより、鏡室部46のどの部分がどちらの方向にどれだけ移動しているのかを容易に判定することができる。また、鏡室部46を回動させるだけで調整を行なうことができるので、複雑な装置や作業に対する熟練等は必要ない。そして、レンズ群10の傾き調整の作業を簡単に、短時間で高精度に行なうことができるので、ズームレンズ装置3のコストを低減させ、かつ生産性を向上させることができる。また、各レンズ群の傾き調整を高精度に行なうことができるので、これを前提とした難易度の高いレンズ設計も可能となる。
なお、鏡室部46が光軸方向に僅かに移動しても、係合爪57が弾性変形してその移動量を吸収するため、係合爪57と被係合部60との係合が外れることはない。これにより、調整途中で鏡室部46から手を離しても、それまでの調整が無駄になることはない。
第3レンズ群11は、第3レンズ74と、この第3レンズ74を支持するレンズ支持枠49とからなる。レンズ支持枠49は、第3レンズ74を支持する鏡室部75と、この鏡室部75を支持する移動枠76とからなる。移動枠76の外周には、3個のカムフォロワ41が取り付けられている。移動枠76は、移動枠47と同じものが用いられており、部品の共有化によってイニシャルコストの低減が図られている。なお、詳しくは説明しないが、この第3レンズ群11の鏡室部75と移動枠76との間にも、第2レンズ群10と同様に、係合爪,被係合部,結合用ボス,突条部,当接部が設けられており、鏡室部75の回動によって第3レンズ74の光軸21に対する傾きを調整できるようになっている。
次に、上記ズームレンズ装置の製造方法について説明する。ズームレンズ装置は、例えば、図8のフローチャートに示す第1〜第9の工程によって製造される。第1の工程では、図9及び図10に示すように、棒状の治具80に2個の移動枠47,76が取り付けられる。治具80は、プラスチックあるいは金属によって高精度に形成されており、固定筒14に挿入されて先端側内周面と当接することにより位置決めされる位置決め部80aと、2個の移動枠47,76を保持するリング保持部80bとからなる。
リング保持部80bは、挿入された移動枠47,76が簡単に抜け落ちないように嵌合できる程度の直径を有しており、その外周面には、回転方向に沿う2本の位置決め線80c,80dと、光軸方向に沿う直線状の位置決め線80eとが設けられている。回転方向に沿う2本の位置決め線80c,80dは、各移動枠47,76の保持位置を表しており、各移動枠47,76の端面が合わせられる。直線状の位置決め線80eは、移動枠47,76の上部のボス50の位置を表すとともに、固定筒14への組み込み時の指標として利用される。
第2工程では、図10に示すように、固定筒14内に組み込まれたズームカム筒19内に治具80を挿入する。図11に示すように、固定筒14内に挿入された治具80の位置決め部80aは、その外周が固定筒14の先端側内周面に当接することによって、光軸21方向の挿入量が規制される。また、治具80の直線状の位置決め線80eが固定筒14の直進カム溝25から見えるように治具80の回転位置を合わせると、治具80に保持された各移動枠47,76のボス50が、固定筒14の直進カム溝25と、ズームカム筒19のズームカム溝38,39とに合致する。また、図12に示すように、各移動枠47,76の各結合用ボス58は、固定筒14とズームカム筒19の作業用の各穴14a,19aに対面する。
これにより、固定筒14の外側から各移動枠47,76にカムフォロワ40,41を取り付け、ズームカム筒19内に移動枠47,76を支持させることができる。このように、各移動枠47,76を治具80で保持して固定筒14とズームカム筒19との内部に取り付けるようにしたので、各筒14,19に対する各移動枠47,76の取り付け精度が大幅に向上する。
第3工程では、図12に示すように、第2レンズ44と第3レンズ74とをそれぞれ収納した鏡室部46,75をズームカム筒19内の各移動枠47,76に挿入し、係合爪57と被係合部60とによって仮結合させる。これにより、各筒14,19と鏡室部46,75との間も高精度に位置決めされるため、第2レンズ群10及び第3レンズ群11の光学性能を向上させることができる。
第4工程では、各鏡室部46,75を各移動枠47,76内で回動させ、光軸21に対する傾きが調整される。回動された各鏡室部46,75は、各突条部65〜67と当接部68〜70との当接によって各部分が光軸21の異なる方向に移動されるため、簡単に、また高精度に傾きを調整することができる。
第5工程では、穴14a,19aから接着剤のノズルが差し込まれ、移動枠47,76の結合用ボス58の穴58a内に接着剤62が流し込まれる。この接着剤62の固化により、鏡室部46,75と移動枠47,76とが本結合される。その後、第6〜第9工程では、ズームリング20の取り付けと、固定筒14へのリレー筒16の取り付けと、フォーカス筒15及びフォーカスリング18の取り付けと、外装筒17の取り付けとがそれぞれ行なわれ、ズームレンズ装置3が完成する。
なお、上記実施形態では、鏡室部46の被係合部60と移動枠47の係合爪57とによって仮結合を行なったが、図13に示すように、鏡室部90と移動枠81との外周に突出部90a,91aをそれぞれ設け、これらの突出部90a,91aを金属の薄板等で形成された弾性体92で挟み込むことによって両者を結合することもできる。
また、上記実施形態では、鏡室部46と移動枠47との本結合に接着剤を使用したが、図14に示すように、移動枠95の外周に形成された結合用ボス95a内にネジ96をねじ込んで鏡室部97に突き当てて本結合を行なってもよい。また、鏡室部97の各突条部と移動枠95の各当接部との当接によって鏡室部97の傾きを調整した後に、ネジ96の突出量を加減することによって更に調整を行なってもよい。これによれば、より広い調整範囲を得ることができる。
また、上記各実施形態は、プロジェクタのズームレンズ装置を例に説明したが、本発明は、カメラ等のその他の光学機器にも適用することができる。
本発明のレンズ装置を使用した画像投映ユニットの構成を示す要部断面図である。 ズームレンズ装置のズーム関連部品を示す分解斜視図である。 第2レンズ群の構成を示す分解斜視図である。 係合爪と被係合部とによる仮結合の状態を示す要部断面図である。 結合用ボスと接着剤による本結合の状態を示す要部断面図である。 鏡室部の突条部の配置を示す背面図である。 各突条部の傾斜面の傾斜方向を示すグラフである。 ズームレンズ装置の製造手順を示すフローチャートである。 治具の構成を示す外観斜視図である。 治具による移動枠の保持状態を示す外観斜視図である。 固定筒及びズームカム筒への治具の挿入状態を示す要部断面図である。 移動枠への鏡室部の組み込み方法を示す頭部断面図である。 他の実施形態による移動枠と鏡室部との仮結合方法を示す要部断面図である。 更に他の実施形態による移動枠と鏡室部との本結合方法を示す要部断面図である。
符号の説明
2 画像投映ユニット
3 ズームレンズ装置
10 第2レンズ群
11 第3レンズ群
14 固定筒
19 ズームカム筒
25 直進カム溝
38,39 ズームカム溝
40,41 カムフォロワ
45,49 レンズ支持枠
46,75 鏡室部
47,76 移動枠
57 係合爪
58 結合用ボス
60 被係合部
65〜67 突条部
68〜70 当接部
80 治具

Claims (11)

  1. 少なくとも一枚のレンズと、
    このレンズを支持するとともに外周に複数のカムフォロワが形成されたレンズ支持枠とからなる複数のレンズ群と、
    各レンズ群のカムフォロワが係合する複数のカム溝が設けられたカム筒とを備え、
    カム筒の回転によってカム溝でカムフォロワを押圧し、各レンズ群を光軸方向に移動させるレンズ装置において、
    前記レンズ支持枠は、レンズを支持する鏡室部と、
    この鏡室部を支持するとともに外周に複数のカムフォロワが形成された移動枠とからなり、
    該鏡室部と移動枠とのいずれか一方に、光軸方向に沿って傾斜された面を有し、かつ光軸を中心とする回転方向に沿って配置された突条部を設け、他方に突条部に当接する当接部を設けたことを特徴とするレンズ装置のレンズ支持枠。
  2. 前記突条部及び当接部は、回転方向において、等間隔で複数位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  3. 前記突条部は、傾斜方向の異なる複数の傾斜面が、回転方向に沿って連続して配列されてなることを特徴とする請求項1または2記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  4. 前記各突条部の各傾斜面のいずれか一つは、他の突条部の対応する傾斜面と反対の光軸方向に傾斜されていることを特徴とする請求項3記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  5. 前記鏡室部と移動枠とを該鏡室部が光軸方向に沿って移動できるように仮結合する仮結合手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  6. 前記仮結合手段は、鏡室部と移動枠とのいずれか一方に形成された係合部と、他方に形成されて係合部に係合される被係合部とからなることを特徴とする請求項5記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  7. 前記仮結合手段は、鏡室部と移動枠との対応する位置にそれぞれ形成された被挟持部と、これらの被挟持部を光軸方向において弾性自在に挟み込む弾性部材とからなることを特徴とする請求項5記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  8. 前記鏡室部と移動枠とは、接着剤によって本結合されることを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  9. 前記移動枠に、光軸から放射状に配置された複数のネジ穴を形成し、このネジ穴に螺合されたネジの先端を鏡室部の外周面に突き当てることによって、鏡室部と移動枠とを本結合することを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載のレンズ装置のレンズ支持枠。
  10. 請求項1ないし9いずれか記載のレンズ装置のレンズ支持枠において、
    前記カム筒内に組み込まれた移動枠にレンズを支持した鏡室部を組み込み、該鏡室部を移動枠内で回動させることによって、各突条部と各当接部との当接により、鏡室部を光軸方向で移動させることを特徴とするレンズ支持枠の調整方法。
  11. 前記突条部と当接部とによる調整の後に、移動枠に螺合されたネジの鏡室部への突き当て量を加減することによって、調整及び移動枠と鏡室部との本結合とを行なうことを特徴とする請求項10記載のレンズ支持枠の調整方法。
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