JP2006023025A - 浴室換気乾燥暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 24時間換気中に暖房運転が行われても換気を停止することなく、しかも冷風感を最小限に抑えられる浴室換気乾燥暖房装置を提供する。
【解決手段】 24時間換気運転中に循環用送風機2とヒータ4とによる暖房運転を確認したとき、換気の風量が小さくなるように換気送風機3を制御し、暖房運転の終了を確認したときは、並列運転前の風量と同じになるように換気送風機3を制御する制御部5を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 24時間換気運転中に循環用送風機2とヒータ4とによる暖房運転を確認したとき、換気の風量が小さくなるように換気送風機3を制御し、暖房運転の終了を確認したときは、並列運転前の風量と同じになるように換気送風機3を制御する制御部5を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、24時間換気運転中に暖房運転をしたときの換気の風量を制御する浴室換気乾燥暖房装置に関するものである。
従来の浴室乾燥装置は、浴室内の空気を排気ダクトを通じて屋外に排出する換気用送風機と、浴室内の空気を循環させる循環用送風機と、この循環空気を加熱するヒーターとを備え、常時換気モードにより換気用送風機が運転されているときに、暖房運転スイッチのオン操作による暖房モードの運転が開始されると、常時換気モードによる換気用送風機の運転を中断し、停止スイッチの操作により暖房モードの運転が停止すると、常時換気モードによる運転を開始するように制御している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−22223号公報(第6頁、図5、図6)
ところで、従来より24時間換気機能付き浴室換気乾燥暖房装置はある。しかしながら、24時間の換気を前提としているため、暖房時にも換気をするため、冷風を感じ、快適性を犠牲にしていた。また、その対策として、暖房時には換気を強制的に制御用リモコンで停止させる方法も既に製品化されているが、例えば、暖房時間を12時間にセットすれば、12時間換気が停止してしまい、本来の24時間換気の主旨を満たさないなどの課題があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、24時間換気中に暖房運転が行われても換気を停止することなく、しかも冷風感を最小限に抑えられる浴室換気乾燥暖房装置を提供することを目的とする。
本発明に係る浴室換気乾燥暖房装置は、浴室内の空気を吸引して浴室内に送風する循環用送風機と、循環用送風機によって送風される空気を加熱するヒータと、浴室内の空気を浴室外へ排出する換気送風機と、換気運転を確認したとき換気送風機の運転を開始し、暖房運転を確認したときは循環用送風機の運転及びヒータへの通電を開始する制御部とを備え、制御部は、換気運転期間中に暖房運転を確認したとき換気の風量が小さくなるように換気送風機を制御し、暖房運転の終了を確認したときは、並列運転前の風量と同じになるように換気送風機を制御する。
本発明においては、換気運転期間中に暖房運転を確認したとき換気の風量が小さくなるように換気送風機を制御し、暖房運転の終了を確認したときは、並列運転前の風量と同じになるように換気送風機を制御するようにしたので、24時間換気(03年7月施行の改正建築基準法)を満足しつつ、入浴者に与える冷風感を最小限に抑えることが可能になる。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房装置の外観を示す図、図2は浴室換気乾燥暖房装置の他の例を示す外観斜視図である。なお、図1に示す(a)は正面図、(b)はA−A側から見た側面図、(c)はB−B側から見た側面図である。
本実施の形態の浴室換気乾燥暖房装置は、本体1と、本体1内に組み込まれ浴室内の空気を吸引して浴室内へ送風する循環用送風機2と、浴室内の空気を吸引し排気口6を通じて外部へ排出する換気送風機3と、温風吹出し口7の上流側に設置され循環用送風機2によって循環する浴室内の循環風を温風にするヒータ4と、後述するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と呼ぶ)の操作(信号)に基づいて循環用送風機2、換気送風機3、ヒータ4などを制御する制御部5とを備えている。なお、制御部5は、リモコンからの信号を無線又は有線を通じて受信するようになっている。
図1は本発明の実施の形態に係る浴室換気乾燥暖房装置の外観を示す図、図2は浴室換気乾燥暖房装置の他の例を示す外観斜視図である。なお、図1に示す(a)は正面図、(b)はA−A側から見た側面図、(c)はB−B側から見た側面図である。
本実施の形態の浴室換気乾燥暖房装置は、本体1と、本体1内に組み込まれ浴室内の空気を吸引して浴室内へ送風する循環用送風機2と、浴室内の空気を吸引し排気口6を通じて外部へ排出する換気送風機3と、温風吹出し口7の上流側に設置され循環用送風機2によって循環する浴室内の循環風を温風にするヒータ4と、後述するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と呼ぶ)の操作(信号)に基づいて循環用送風機2、換気送風機3、ヒータ4などを制御する制御部5とを備えている。なお、制御部5は、リモコンからの信号を無線又は有線を通じて受信するようになっている。
図3は脱衣室等の適所に設置されるリモコンの正面図である。
図中に示すリモコン10は、停止スイッチ11、換気スイッチ12、暖房スイッチ13、乾燥スイッチ14、涼風スイッチ15、入タイマー設定スイッチ16a、切タイマー設定スイッチ16b、タイマー時間などを表示する表示部17、フィルタリセットスイッチ18及び24時間換気運転を選択するための24時間換気スイッチ19を備えている。
図中に示すリモコン10は、停止スイッチ11、換気スイッチ12、暖房スイッチ13、乾燥スイッチ14、涼風スイッチ15、入タイマー設定スイッチ16a、切タイマー設定スイッチ16b、タイマー時間などを表示する表示部17、フィルタリセットスイッチ18及び24時間換気運転を選択するための24時間換気スイッチ19を備えている。
停止スイッチ11は、換気、暖房、乾燥、涼風の各運転、24時間換気運転を停止させるためのスイッチである。24時間換気運転を停止させる場合は、そのスイッチ11を数秒間押し続けることで可能になる。この停止操作により暖房運転を単独で運転することができる。換気スイッチ12は、強ノッチ、弱ノッチの選択可能なスイッチであり、暖房スイッチ13は、入浴前に浴室内を暖めておく入浴前暖房運転(暖房:強)、また入浴中に浴室内を暖める入浴中暖房運転(暖房):弱)を選択するためのスイッチである。
乾燥スイッチ14は、衣類や浴室を乾燥させるためのスイッチであり、涼風スイッチ15は、ヒータ4を使わない循環用送風機2のみを運転させるためのスイッチである。入タイマー設定スイッチ16aは、換気、暖房、乾燥及、涼風の各運転の開始時間を設定するためのスイッチであり、切タイマー設定スイッチ16bは、運転時間を設定するためのスイッチである。
前述した制御部5は、例えば、マイコンと、循環用送風機駆動回路と、換気送風機駆動回路と、ヒータ回路を有し、リモコン10の換気スイッチ12が操作(換気:強又は換気:弱)されたときは換気送風機3を駆動し、暖房スイッチ13が操作(入浴前暖房又は入浴中)されたときは循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電し、乾燥スイッチ14が操作されたときは、前記と同様に循環用送風機2と換気送風機3を駆動すると共にヒータ4に通電し、涼風スイッチ15が操作されたときは循環用送風機2と換気送風機3を駆動する。
また、この制御部5は、24時間換気スイッチ19がオン操作されたとき、換気の風量がQ1(m3 /h)になるように換気送風機3を制御し、24時間換気運転中に入浴前暖房運転を確認したときは、換気の風量がQ1より小さいQ2(第1風量)になるように換気送風機3を制御し、入浴前暖房運転の終了を確認したときは、Q2よりさらに小さいQ3(第2風量)の風量になるように換気送風機3を制御し、その後、入浴中暖房運転を確認することなくT1時間(所定時間)経過したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量Q1と同じになるように換気送風機3を制御する。
また、入浴前暖房運転の終了後に入浴中暖房運転を確認したときは、T1時間経過するまでに入浴中暖房運転が終了したかどうかを判定し、入浴中暖房運転が終了する前にT1時間経過したときは、換気の風量がQ3(第2風量)より大きいQ2(第1風量)になるように換気送風機3を制御し、その後、入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量Q1と同じになるように換気送風機3を制御する。
さらに、24時間換気運転中に入浴中暖房運転を確認したときは、換気の風量がQ1からQ2(第1風量)まで小さくなるように換気送風機3を制御し、入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量Q1と同じになるように換気送風機3を制御する。
前述した風量Q2は、入浴前暖房の効果低減を最小限に抑えられる風量であり、風量Q3は、入浴者が冷風を感じない程度の極小風量である。暖房運転に入る前の24時間換気中の風量Q1、暖房運転時の風量Q2、Q3は、リモコン10からの切換により変更することができる。この場合、リモコン10に各風量の値を入力する風量切換スイッチ(図示せず)を設けることで可能になる。これにより、利用者の好みに応じて各風量を変更することができる。なお、制御部5に風量毎に値を入力するディップスイッチを設けて、各風量を変更できるようにしてもよい。
また、入浴前暖房運転に入ったときに例えば24時間換気スイッチ19が再びオン操作されると、予め設定された時間、24時間換気運転を一旦停止する。その時間は例えば1時間で、リモコン10からの操作により1時間を上限として任意に変更できる。その時間を経過したときは再び24時間換気運転に入り、暖房運転が入浴前暖房運転のときは換気の風量がQ2になるように換気送風機3を制御し、また、入浴中暖房運転に入っているときは換気の風量がQ3になるように換気送風機3を制御する。このように、24時間換気を停止した場合、効率よく浴室内を暖房できる。
また、24時間換気運転中に停止スイッチ11が数秒間押し続けられた場合、24時間換気運転を停止する。この停止スイッチ11により24時間換気運転を停止させた場合、暖房運転のみを行うことができ、効率よい暖房が可能になる。
また、前述したT1時間(所定時間)は上限を1時間として設定される時間で、リモコン10によってその時間を変更することにより制御部5に設定される。その時間を任意に変更できることにより、入浴者の入浴時間に応じて入浴中の冷風感を短くできる。
前記のように構成された本実施の形態の浴室換気乾燥暖房装置において、24時間換気中に暖房運転が行われたときの動作について説明する。
図4は入浴前暖房運転と入浴中暖房運転を行ったときの24時間換気運転の動作を示すタイミングチャートである。
24時間換気スイッチ19のオン操作により、本装置の換気送風機3が風量Q1で浴室内を換気しているときに、切タイマー設定スイッチ6bにより運転時間が入力され、暖房スイッチ13によって入浴前暖房運転が選択操作されると、制御部5は、循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電して浴室内の暖房を開始する。この時、換気送風機3による換気の風量をQ1からQ2(Q1>Q2)に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、切タイマー設定スイッチ6bによって設定された運転時間(切タイマー時間)を経過したかどうかを判定し、その時間を経過したときは入浴前暖房運転の終了と判断して、循環用送風機2とヒータ4とをオフ状態にし、換気の風量をQ2からQ3(Q2>Q3)に切り換えて、浴室内の換気が風量Q3で行われるように換気送風機3を制御する。この時、時間の測定に入ってT1時間経過したかどうかを判定すると共に、入浴中暖房運転が設定されたかどうかを判定する。
図4は入浴前暖房運転と入浴中暖房運転を行ったときの24時間換気運転の動作を示すタイミングチャートである。
24時間換気スイッチ19のオン操作により、本装置の換気送風機3が風量Q1で浴室内を換気しているときに、切タイマー設定スイッチ6bにより運転時間が入力され、暖房スイッチ13によって入浴前暖房運転が選択操作されると、制御部5は、循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電して浴室内の暖房を開始する。この時、換気送風機3による換気の風量をQ1からQ2(Q1>Q2)に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、切タイマー設定スイッチ6bによって設定された運転時間(切タイマー時間)を経過したかどうかを判定し、その時間を経過したときは入浴前暖房運転の終了と判断して、循環用送風機2とヒータ4とをオフ状態にし、換気の風量をQ2からQ3(Q2>Q3)に切り換えて、浴室内の換気が風量Q3で行われるように換気送風機3を制御する。この時、時間の測定に入ってT1時間経過したかどうかを判定すると共に、入浴中暖房運転が設定されたかどうかを判定する。
一方、制御部5は、T1時間経過する前に暖房スイッチ13によって入浴中暖房運転が選択操作されると、再び循環用送風機2とヒータ4とをオン状態にして浴室内を暖房し、入浴前暖房運転の終了から測定した時間がT1時間経過したかどうかを判定する。停止スイッチ11の操作によって入浴中暖房運転が終了する前に測定時間がT1時間経過すると、換気の風量をQ3からQ2に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、停止スイッチ11の操作による入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して、換気の風量をQ2からQ1に切り換えて並列運転前の風量Q1で浴室内の換気が行われるように換気送風機3を制御する。
図5は入浴前暖房運転のみを行ったときの24時間換気運転の動作を示すタイミングチャートである。
前述したように本装置の換気送風機3が風量Q1で浴室内を換気しているときに、切タイマー設定スイッチ6bにより運転時間が入力され、暖房スイッチ13によって入浴前暖房運転が選択操作されると、制御部5は、循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電して浴室内の暖房を開始する。この時、換気送風機3による換気の風量をQ1からQ2に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、切タイマー設定スイッチ6bによって設定された運転時間(切タイマー時間)を経過したかどうかを判定し、その時間を経過したときは入浴前暖房運転の終了と判断して、循環用送風機2とヒータ4とをオフ状態にし、換気の風量をQ2からQ3(Q2>Q3)に切り換えて、浴室内の換気が風量Q3で行われるように換気送風機3を制御する。この時、時間の測定に入ってT1時間経過したかどうかを判定すると共に、入浴中暖房運転が設定されたかどうかを判定する。入浴中暖房運転の選択操作を確認することなく、測定時間がT1時間経過したときは、暖房運転の終了と判断して、換気の風量をQ3からQ1に切り換えて並列運転前の風量Q1で浴室内の換気が行われるように換気送風機3を制御する。
前述したように本装置の換気送風機3が風量Q1で浴室内を換気しているときに、切タイマー設定スイッチ6bにより運転時間が入力され、暖房スイッチ13によって入浴前暖房運転が選択操作されると、制御部5は、循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電して浴室内の暖房を開始する。この時、換気送風機3による換気の風量をQ1からQ2に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、切タイマー設定スイッチ6bによって設定された運転時間(切タイマー時間)を経過したかどうかを判定し、その時間を経過したときは入浴前暖房運転の終了と判断して、循環用送風機2とヒータ4とをオフ状態にし、換気の風量をQ2からQ3(Q2>Q3)に切り換えて、浴室内の換気が風量Q3で行われるように換気送風機3を制御する。この時、時間の測定に入ってT1時間経過したかどうかを判定すると共に、入浴中暖房運転が設定されたかどうかを判定する。入浴中暖房運転の選択操作を確認することなく、測定時間がT1時間経過したときは、暖房運転の終了と判断して、換気の風量をQ3からQ1に切り換えて並列運転前の風量Q1で浴室内の換気が行われるように換気送風機3を制御する。
図6は入浴中暖房運転のみを行ったときの24時間換気運転の動作を示すタイミングチャートである。
前述したように本装置の換気送風機3が風量Q1で浴室内を換気しているときに、暖房スイッチ13によって入浴中暖房運転が選択操作されると、制御部5は、循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電して浴室内の暖房を開始する。この時、換気送風機3による換気の風量をQ1からQ2に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、入浴中暖房運転が終了したかどうかを判定し、停止スイッチ11のオフ操作による入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して、風量をQ2からQ1に切り換えて並列運転前の風量Q1で浴室内の換気が行われるように換気送風機3を制御する。なお、入浴中暖房運転が切タイマー設定スイッチ16bによって運転時間が設定されていた場合は、その運転時間経過後に入浴中暖房運転を終了する。
前述したように本装置の換気送風機3が風量Q1で浴室内を換気しているときに、暖房スイッチ13によって入浴中暖房運転が選択操作されると、制御部5は、循環用送風機2を駆動すると共にヒータ4に通電して浴室内の暖房を開始する。この時、換気送風機3による換気の風量をQ1からQ2に切り換えて、浴室内の換気が風量Q2で行われるように換気送風機3を制御する。その後、入浴中暖房運転が終了したかどうかを判定し、停止スイッチ11のオフ操作による入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して、風量をQ2からQ1に切り換えて並列運転前の風量Q1で浴室内の換気が行われるように換気送風機3を制御する。なお、入浴中暖房運転が切タイマー設定スイッチ16bによって運転時間が設定されていた場合は、その運転時間経過後に入浴中暖房運転を終了する。
以上のように本実施の形態によれば、24時間換気運転中に入浴前暖房運転を確認したとき、換気の風量がQ1からQ2に切り換わるように換気送風機3を制御し、入浴前暖房運転の終了を確認したときは、換気の風量がQ2からQ3に切り換わるように換気送風機3を制御し、その後、入浴中暖房運転を確認することなくT1時間経過したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量Q1と同じになるように換気送風機3を制御し、また、入浴前暖房運転の終了後に入浴中暖房運転を確認したときは、T1時間経過するまでに入浴中暖房運転が終了したかどうかを判定し、入浴中暖房運転が終了する前にT1時間経過したときは、換気の風量がQ3からQ2に切り換わるように換気送風機3を制御し、その後、入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量Q1と同じになるように換気送風機3を制御し、さらに、24時間換気運転中に入浴中暖房運転を確認したときは、換気の風量がQ1からQ2に切り換わるように換気送風機3を制御し、入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量Q1と同じになるように換気送風機3を制御するようにしたので、24時間換気(03年7月施行の改正建築基準法)を満足しつつ、入浴者に与える冷風感を最小限に抑えることが可能になるという効果がある。
1 本体、2 循環用送風機、3 換気送風機、4 ヒータ、5 制御部、6 排気口、7 温風吹出し口、10 リモコン、11 停止スイッチ、12 換気スイッチ、
13 暖房スイッチ、14 乾燥スイッチ、15 涼風スイッチ、16a 入タイマー設定スイッチ、16b 切タイマー設定スイッチ、17 表示部、18 フィルタリセットスイッチ、19 24時間換気スイッチ。
13 暖房スイッチ、14 乾燥スイッチ、15 涼風スイッチ、16a 入タイマー設定スイッチ、16b 切タイマー設定スイッチ、17 表示部、18 フィルタリセットスイッチ、19 24時間換気スイッチ。
Claims (8)
- 浴室内の空気を吸引して浴室内に送風する循環用送風機と、
該循環用送風機によって送風される空気を加熱するヒータと、
浴室内の空気を浴室外へ排出する換気送風機と、
換気運転を確認したとき前記換気送風機の運転を開始し、暖房運転を確認したときは前記循環用送風機の運転及びヒータへの通電を開始する制御部とを備え、
前記制御部は、換気運転期間中に暖房運転を確認したとき換気の風量が小さくなるように前記換気送風機を制御し、暖房運転の終了を確認したときは、並列運転前の風量と同じになるように前記換気送風機を制御することを特徴とする浴室換気乾燥暖房装置。 - 前記制御部は、暖房運転に含まれる入浴前暖房運転及び入浴中暖房運転のうち、換気運転期間中に入浴前暖房運転を確認したとき、換気の風量が第1風量まで小さくなるように前記換気送風機を制御し、入浴前暖房運転の終了を確認したときは、第1風量よりさらに小さい第2風量になるように前記換気送風機を制御し、その後、入浴中暖房運転を確認することなく所定時間経過したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量と同じになるように前記換気送風機を制御することを特徴とする請求項1記載の浴室換気乾燥暖房装置。
- 前記制御部は、入浴前暖房運転の終了後に入浴中暖房運転を確認したとき、所定時間経過するまでに入浴中暖房運転が終了したかどうかを判定し、入浴中暖房運転が終了する前に所定時間経過したときは、第2風量から第1風量になるように前記換気送風機を制御し、その後、入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量と同じになるように前記換気送風機を制御することを特徴とする請求項2記載の浴室換気乾燥暖房装置。
- 前記制御部は、換気運転期間中に入浴中暖房運転を確認したとき、換気の風量が第1風量まで小さくなるように前記換気送風機を制御し、入浴中暖房運転の終了を確認したときは、暖房運転の終了と判断して並列運転前の風量と同じになるように前記換気送風機を制御することを特徴とする請求項3記載の浴室換気乾燥暖房装置。
- 前記制御部は、暖房運転前の換気の風量及び暖房運転時の換気の各風量を操作部からの切換指示に基づいて変更することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の浴室換気乾燥暖房装置。
- 前記制御部は、入浴前暖房運転時の換気を操作部からの一時停止指示に基づいて1時間を上限として停止することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の浴室換気乾燥暖房装置。
- 前記制御部は、換気運転として24時間換気運転中に操作部からの停止指示を受けたとき24時間換気運転を強制的に停止することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の浴室換気乾燥暖房装置。
- 前記制御部は、前記所定時間を操作部からの切換指示に基づいて変更することを特徴とする請求項2乃至7の何れかに記載の浴室換気乾燥暖房装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007263406A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Max Co Ltd | 空調装置 |
JP2014025603A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Max Co Ltd | 換気装置 |
JP2017219245A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | リンナイ株式会社 | 空調システム |
-
2004
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