JP2003279063A - 浴室暖房乾燥システム - Google Patents

浴室暖房乾燥システム

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JP2003279063A
JP2003279063A JP2002078230A JP2002078230A JP2003279063A JP 2003279063 A JP2003279063 A JP 2003279063A JP 2002078230 A JP2002078230 A JP 2002078230A JP 2002078230 A JP2002078230 A JP 2002078230A JP 2003279063 A JP2003279063 A JP 2003279063A
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JP
Japan
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bathroom
heating
drying
wind direction
remote controller
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JP2002078230A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Yoshida
達也 吉田
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の浴室暖房乾燥機は、吹き出し口に風向
調整板は風向が固定のものか手動により変更するもので
あり、暖房や乾燥運転を行う際に都度調整する必要があ
り、非常に手間がかかり使い勝手が悪かった。 【解決手段】 浴室暖房乾燥機と、浴室などに湯を供給
する給湯機と、浴室暖房乾燥機または給湯機を操作する
リモコンとから成る浴室暖房乾燥システムにおいて、風
呂リモコンに風向調整板を操作する操作手段または、温
度を調整する温度調整手段を備えたことを特徴とする浴
室暖房乾燥システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室に設けた浴室
暖房乾燥機と、給湯機と、浴室暖房乾燥機または給湯機
のリモコンとから成る浴室暖房乾燥システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室暖房乾燥機の吹き出
し口には、循環ファンにより浴室内へ送風する際に風の
吹き出す方向を決める風向調整板はついていたが、風向
が設定された方向へ固定されて変更できないものか、ま
たは手動により変更するものであった。また、使用者が
複数の機器のリモコンから、複数の機器を複合的に使用
できるように、浴室暖房乾燥機と給湯機とを通信で有機
的に結合した、次世代ネットワークシステムを構成した
ものがある。その特徴は、例えば給湯機を備えた台所か
ら浴室の浴室暖房乾燥機の機能を始動または変更させた
い場合、浴室まで行かずに給湯機のリモコンから、暖房
操作ができる浴室暖房乾燥システムであり、さらに該リ
モコンからは湯張りと暖房とを兼用したスイッチも設け
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】風向調整板の風の吹き
出す方向が設定された方向へ固定されているものにおい
ては、例えば、浴室暖房乾燥機で衣類の乾燥を短時間で
効率よく行う乾燥運転をする場合、浴槽真上付近に一番
風が当たる風向きであれば効率がいい。しかし、この風
向のままでは洗い場側に風が届かず且つ浴室内の温度が
上がらないため、暖房運転をする場合には不具合であ
る。また、この風向を手動で変更するには、天井の高い
ところに浴室暖房乾燥機自体が設置されているために踏
み台等がないと手が届かず、暖房運転や乾燥運転を行う
たびに、風の向きを設定するのは非常に手間のかかる作
業であった。更に、浴室暖房乾燥機用のリモコンを洗面
所に設置している場合は、浴室に入浴中であれば一旦浴
室から出て洗面所側から風の向きを変更調整する作業す
る必要がある。また、浴室暖房乾燥機用のリモコンを洗
面所に設置している場合は、浴室暖房乾燥機で乾燥運転
を開始する際にも、浴室に配設させた衣類の掛け具合を
眺めながら、洗面所側に設置させたリモコンで操作をし
なければならず、ひとりで行う作業としては辛かった。
また、入浴中においても温度を下げたいという使用者の
思いを遂げるには、入浴中の使用者は一旦浴室から出な
ければならない。以上のような問題があった。
【0004】よって、本発明は上記のような従来の課題
を解決するためのものであり、浴室に配設された風向調
整板または浴室暖房乾燥機の温度設定を、使用者が浴室
に居ながら簡単に変更調整可能とすることで、快適な暖
房運転および衣類乾燥むらのない乾燥運転を行い、快適
な浴室環境を得るおよび効率的衣類乾燥を図ることがで
きる浴室暖房乾燥システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記目的
を達成するために本発明は、浴室内から空気を導入し再
び室内に戻す循環ファンと、循環ファンにより浴室内か
ら導入した空気を暖める加熱手段と、前記空気の吹き出
し口に風向調整板と、前記風向調整板の方向を切り替え
るための切替手段と、該循環ファン及び該加熱手段及び
該切替手段を制御する制御部とから成る浴室暖房乾燥機
と、浴室などに湯を供給する給湯機と、該浴室暖房乾燥
機または該給湯機を操作するリモコンとから構成される
浴室暖房乾燥システムにおいて、リモコンを浴室に備
え、このリモコンにより給湯機および風向調整板の向き
を変更調整させるための切替手段の始動停止を操作可能
とした。これにより、使用者が入浴中の浴室内に居なが
らにして、容易に風向調整板の向きを変更調整させるた
めの切替手段の操作をできるようになった。また、使用
者が浴室内に居ながらにして、乾燥衣類を干す位置や乾
燥状況を確認しつつ、風向調整板の向きや風量の切替手
段の操作をできるようになった。
【0006】また、このリモコンにより、予め設定され
た浴室内温度の設定値を変更操作可能としたことで、使
用者が入浴中の浴室内に居ながらにして、容易に浴室内
温度の設定値の操作をできるようになった。
【0007】また、制御部に、リモコン操作により設定
変更された風向調整板の停止位置、または浴室内温度の
設定値を記憶する記憶手段を備えたことで、使用者が普
段使う設定を次回の使用運転時に自動的に導くので、使
い勝手がよくなった。
【0008】また、浴室内から空気を導入し再び室内に
戻す循環ファンと、循環ファンにより浴室内から導入し
た空気を暖める加熱手段と、前記空気の吹き出し口に風
向調整板と、前記風向調整板の方向を切り替えるための
切替手段と、該循環ファン及び該加熱手段及び該切替手
段を制御する制御部とから成る浴室暖房乾燥機と、浴室
などに湯を供給する給湯機と、前記浴室暖房乾燥機また
は前記給湯機を操作するリモコンとから構成される浴室
暖房乾燥システムにおいて、前記リモコンを台所に備
え、該リモコンにより前記給湯機および前記浴室に配設
された浴室暖房乾燥機の風向調整板の切替手段の始動停
止または循環ファンの風量の変更を操作可能とした。こ
れにより、使用者が台所に居ながらにして、浴室に配設
された浴室暖房乾燥機の操作ができるようになった。
【0009】例えば、台所からリモコンで『乾燥運転』
を指示した場合は、浴室の壁が乾きやすいように、風向
調整板の向きを壁に向けて、風の流れを吹出口→壁→床
→吸気口とする循環風路を形成させる。これにより、浴
室乾燥が効果的にできるようになった。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形
態に関わる浴室暖房乾燥システムの全体構成図である。
浴室1の天井面に浴室暖房乾燥機2が設置されており、
浴室暖房乾燥機2に内蔵されている暖房と乾燥と涼風と
換気の機能を制御している制御部20と、給湯機5の給
湯温度を制御している制御部21は通信線3でつながっ
ている。浴室暖房乾燥機2の制御部20は、脱衣所7に
設置されている浴室暖房乾燥機リモコン11と通信線9
2でつながっている。給湯機5の制御部21は、浴室1
に設置されている浴室リモコン10と通信線91でつな
がっている。
【0011】図2は、本発明の一実施形態に関わる浴室
暖房乾燥システムのブロック図である。浴室暖房乾燥機
2は、換気の機能を備える浴室換気用送風機61と、循
環の機能を備える循環用送風機62と、熱源となるヒー
ター63と、制御の機能を備える制御部20からなる。
給湯機5の内部には、浴室暖房乾燥機2の制御部20
と、通信線3を介して通信する制御部21が内臓されて
いる。浴室リモコン10は、給湯機5の制御部21と通
信する制御部51と、操作部52からなる。浴室暖房乾
燥機リモコン11は、浴室暖房乾燥機2の制御部20と
通信する制御部41と、操作部53からなる。浴室暖房
乾燥機2は、情報を記憶する記憶手段64を備える。
【0012】図3は、浴室リモコンの概略図である。浴
室リモコン10には、給湯機の運転スイッチ207と、
浴室の暖房をする暖房スイッチ203と、浴室の乾燥を
する乾燥スイッチ204、暖房温度の設定を表示する設
定温度表示206と、暖房温度の設定を変更する上側調
整スイッチ202と、下側調整スイッチ205、風向調
整板116の切替手段99を操作する風向スイッチ20
1が設けてある。
【0013】ここで、本システムの動作について説明を
おこなう。給湯機5の浴室リモコン10に備えられてい
る暖房スイッチ203を操作すると浴室暖房乾燥機2の
循環用送風機62が回転する。あわせて、ヒータ63に
通電するので、浴室1内の空気は吸込口109から吹出
口113を循環しつつ、浴室1内の空気を加熱する。浴
室1内の温度を高く調整したい際には上側調整スイッチ
202を操作し、低く調整したい際には下側調整スイッ
チ205を操作する。この指令は、給湯機5の制御部に
伝わり、通信線を経て浴室暖房乾燥機2の制御部20に
至る。そして、ヒータ63への通電を加減する。風量調
整板116の向きを変えたい場合には、風向スイッチ2
01を操作する。この指令は、同様の経路を経て浴室暖
房乾燥機2の切替手段99に伝わり、風向調整板116
を動作させる。切替手段99はステッピングモータ(図
示はしていない)を用いている。本実施例では、暖房に
関する構成しか述べていないが、換気機能を機器内部に
組み込むか、別体で備えることで暖房機能だけでなく換
気、乾燥、涼風機能を備えた構成にしてももちろんよい
ものである。
【0014】さらに、記憶手段64を浴室暖房乾燥機2
の制御部に備えて、予め設定されている風向・温度およ
び所望設定に変更された風向・温度を記憶するので、た
とえ停電が起きようとも、次回の運転時には同じ設定か
ら始める。次に、給湯機5の台所リモコン(図示せず)
から、乾燥スイッチ(図示せず)を押すと、衣類の乾燥
ではなく、浴室の乾燥を行う設定に予めしておく。図4
に示す風向調整板の向きは、吹出口から浴室の壁、浴室
の床、吸込口へと風の流れが出来るようにしている。
【0015】図1で、給湯機5の熱源は、ガスおよび石
油および電気といった熱源を用いてもよい。給湯機5の
機能は、お湯はり機能を有り、追焚付、給湯専用といっ
た給湯機などを用いてもよい。
【0016】次に、図4について説明を行う。図4は、
本実施例である加熱手段としてヒータ63を使用した浴
室暖房乾燥機の断面図を示すものである。ヒータ63で
熱交換され昇温した空気は、吹出口113より吹き出さ
れている。風向調整板116は電動モーター(図示はし
ていない)により移動し、空気の吹出し方向が変わるよ
うに構成されている。また、風向調整板116の停止位
置は、予め設定Aされた停止位置に停止した状態を示し
ている。このような浴室暖房乾燥システムとすること
で、入浴中であっても暖房の風向や風量を変更操作する
ことができ、また、効率のよい衣類乾燥運転もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に関わる浴室暖房乾燥シス
テムの全体構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に関わる浴室暖房乾燥シス
テムのブロック図である。
【図3】浴室に備えたリモコンに関する概略図である。
【図4】浴室暖房乾燥機の断面図を示す図である。
【符号の説明】
1…浴室 2…浴室暖房乾燥機 3…通信線 5…給湯機 7…脱衣所 10…浴室リモコン 11…浴室暖房乾燥機リモコン 20…2の制御部 21…5の制御部 41…11の制御部 51…10の制御部 52…10の操作部 53…11の操作部 61…浴室換気用送風機 62…循環用送風機 63…ヒーター 64…記憶手段 91…通信線 92…通信線 99…切替手段 109…吸込口 113…吹出口 116…風向調整板 201…風向スイッチ 202…上側調整スイッチ 203…暖房スイッチ 204…乾燥スイッチ 205…下側調整スイッチ 206…設定温度表示 207…運転スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 9/02 F26B 9/02 A 4L019 Fターム(参考) 3L051 BJ10 3L061 BB03 BB04 3L071 AA02 AB03 AC02 AD03 AE03 AG03 AG04 3L072 AA05 AB06 AC02 AD19 AE10 AG03 3L113 AB01 AC08 BA14 CA08 CB02 CB24 DA01 4L019 BA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内から空気を導入し再び室内に戻す
    循環ファンと、循環ファンにより浴室内から導入した空
    気を暖める加熱手段と、前記空気の吹き出し口に風向調
    整板と、前記風向調整板の方向を切り替えるための切替
    手段と、該循環ファン及び該加熱手段及び該切替手段を
    制御する制御部とから成る浴室暖房乾燥機と、浴室など
    に湯を供給する給湯機と、該浴室暖房乾燥機または該給
    湯機を操作するリモコンとから構成される浴室暖房乾燥
    システムにおいて、前記リモコンを浴室に備え、該リモ
    コンにより前記給湯機および前記風向調整板の切替手段
    の始動停止を操作可能としたことを特徴とする浴室暖房
    乾燥システム。
  2. 【請求項2】 前記リモコンにより、予め設定された浴
    室内温度の設定値を変更操作可能としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の浴室暖房乾燥システム。
  3. 【請求項3】 前記浴室暖房乾燥機に、前記風向調整板
    の停止位置、または前記浴室内温度の設定値を記憶する
    記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項
    2のいずれかに記載の浴室暖房乾燥システム。
  4. 【請求項4】 浴室内から空気を導入し再び室内に戻す
    循環ファンと、循環ファンにより浴室内から導入した空
    気を暖める加熱手段と、前記空気の吹き出し口に風向調
    整板と、前記風向調整板の方向を切り替えるための切替
    手段と、該循環ファン及び該加熱手段及び該切替手段を
    制御する制御部とから成る浴室暖房乾燥機と、浴室など
    に湯を供給する給湯機と、前記浴室暖房乾燥機または前
    記給湯機を操作するリモコンとから構成される浴室暖房
    乾燥システムにおいて、前記リモコンを台所に備え、該
    リモコンにより前記給湯機および前記浴室に配設された
    浴室暖房乾燥機の風向調整板の切替手段の始動停止また
    は循環ファンの風量の変更を操作可能としたことを特徴
    とする浴室暖房乾燥システム。
JP2002078230A 2002-03-20 2002-03-20 浴室暖房乾燥システム Pending JP2003279063A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106769A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Panasonic Corp 送風装置
CN106839673A (zh) * 2017-01-19 2017-06-13 宁波良和工程检测技术有限公司 电热鼓风干燥箱及其控制方法
CN111811019A (zh) * 2020-08-13 2020-10-23 上海龙胜实业有限公司 一种用于浴室的取暖装置

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JP2011106769A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Panasonic Corp 送風装置
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