JP2001304682A - 浴室内リモコン - Google Patents

浴室内リモコン

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JP2001304682A
JP2001304682A JP2000119932A JP2000119932A JP2001304682A JP 2001304682 A JP2001304682 A JP 2001304682A JP 2000119932 A JP2000119932 A JP 2000119932A JP 2000119932 A JP2000119932 A JP 2000119932A JP 2001304682 A JP2001304682 A JP 2001304682A
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Keiichi Ito
敬一 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入浴中に浴室内で浴室暖房機の暖房運転の開始
を指示することができる手段を低コストで提供する。 【解決手段】浴室内に設けられ、浴室に湯を供給する給
湯器3を遠隔操作する浴室内リモコン2において、浴室
内に設置されて無線信号を受信する無線信号受信ユニッ
ト17を有し、無線信号受信ユニット17により受信し
た暖房開始信号に応じて浴室の暖房を開始する浴室暖房
機5に対して、該暖房開始信号を送信可能な無線信号送
信ユニット62と、該無線信号送信ユニット62に対し
て前記暖房開始信号の送信を指示する暖房開始スイッチ
を含む浴室暖房機用操作部41とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内に設けられ
て給湯器の作動を遠隔操作する浴室内リモコンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冬季の入浴を快適なものとするべ
く、浴室暖房機に対するニーズが高まってきている。そ
して、既設家屋の浴室に簡易に設置可能な浴室用暖房機
として、図5に示したように、浴槽70が備えられた浴
室71の壁面に取付ける壁掛タイプの浴室暖房機72が
提案されている。
【0003】かかる浴室暖房機72には、浴室暖房機7
2の作動を指示するためのワイヤレスリモコン73が備
えられるが、浴室暖房機72の使用態様としては、使用
者が、入浴する前に予めワイヤレスリモコン73を操作
して浴室71の暖房を開始し、浴室71内の温度が適度
に上昇するのを待って入浴するのが一般的である。その
ため、入浴中の使用者がワイヤレスリモコン73を操作
することは想定されていなかった。
【0004】しかし、実際には、浴室71を暖房せずに
入浴した使用者が寒さを感じたときや、タイマ運転で暖
房を行なって入浴中にタイマが切れて暖房が停止したと
きには、入浴中の使用者が浴室71を暖房したいと考え
る場合があり得る。また、浴室暖房機72により浴室が
暖房されている状態で入浴したときに、使用者が暑さを
感じて暖房を停止したいと考える場合もあり得る。
【0005】ところが、上述したように、従来の浴室暖
房機72においては、このような場合が想定されていな
かったため、ワイヤレスリモコン73には浴室71に持
ち込んで使用可能とするための防水処理は施されていな
かった。
【0006】そこで、リモコン73に防水処理を施して
浴室71内に持ち込めるようにすることが考えられる
が、ワイヤレスリモコン73のコストが高くつくという
不都合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記背景を
鑑みてなされたものであり、入浴者が浴室内で浴室暖房
機に対する作動の指示を行なうことができる手段を低コ
ストで提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、浴室内に設けられ、
浴室に湯を供給する給湯器を遠隔操作する浴室内リモコ
ンの改良に関する。そして、浴室内に設置されて浴室の
暖房を行ない、無線信号を受信する無線信号受信手段を
有して該無線信号受信手段により受信した暖房制御信号
に応じてその作動が制御される浴室暖房機に対して、該
暖房制御信号を送信可能な無線信号送信手段と、該無線
信号送信手段に対して前記暖房制御信号の送信を指示す
る暖房制御スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0009】かかる本発明によれば、浴室内に設置する
ために防水処理が施された前記浴室内リモコンに前記無
線信号送信手段と前記暖房制御スイッチとを備えたの
で、前記浴室暖房機専用に防水処理が施されたリモコン
を用意するよりも低コストで、入浴中に浴室内で前記浴
室暖房機の作動を行なうことができる手段を構成するこ
とができる。さらに、前記浴室暖房機と前記浴室内リモ
コンとは無線により通信を行なうため、前記浴室暖房機
と前記浴室内リモコン間の配線が不要であり、前記浴室
暖房機の設置が容易である。
【0010】また、前記暖房制御信号は、前記浴室暖房
機に対して専用に設けられた暖房リモコンから送信され
る暖房制御信号と共通であることを特徴とする。
【0011】かかる本発明によれば、前記浴室内リモコ
ンと前記暖房リモコンから同一の暖房制御信号が送信さ
れる。そのため、前記浴室暖房機は、1つの前記無線信
号受信手段により、前記浴室内リモコンから送信される
前記暖房制御信号と前記暖房リモコンから送信される前
記暖房制御信号の双方を受信することができ、前記浴室
暖房機のコストダウンやサイズの小型化を図ることがで
きる。
【0012】また、前記給湯器は温水を熱源とする機器
に対して該温水を供給する機能を有し、前記無線信号送
信手段は、前記機器に対して該機器の作動を制御する無
線信号を出力可能であることを特徴とする。
【0013】かかる本発明によれば、入浴中に前記機器
(温風暖房機、床暖房機等)の消し忘れに気づいたとき
に、使用者は、前記無線信号送信手段を介して前記機器
の作動を停止することができる。
【0014】また、前記暖房制御信号は前記浴室暖房機
に対して暖房の開始を指示する暖房開始信号であり、前
記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該
暖房開始信号の送信を指示する暖房開始スイッチである
ことを特徴とする。
【0015】かかる本発明によれば、入浴後に寒さを感
じた使用者は、前記暖房開始スイッチを操作することに
より、浴室を出ることなく浴室の暖房を開始することが
できる。
【0016】また、前記暖房制御信号は前記浴室暖房機
に対して暖房の停止を指示する暖房停止信号であり、前
記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該
暖房停止信号の送信を指示する暖房停止スイッチである
ことを特徴とする。
【0017】かかる本発明によれば、前記浴室暖房機に
より浴室が暖房されている状態で入浴を開始した使用者
が暑さを感じたときに、前記暖房停止スイッチを操作す
ることにより、浴室を出ることなく浴室の暖房を停止す
ることができる。
【0018】また、前記浴室暖房機は浴室内に温風を送
出することによって浴室の暖房を行なうとともに、該温
風の送風量を調節する機能を有し、前記暖房制御信号は
前記浴室暖房機に対して前記温風の送風量を指示する送
風量指示信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線
信号送信手段に対して該送風量指示信号の送信を指示す
る送風量指示スイッチであることを特徴とする。
【0019】かかる本発明によれば、前記浴室暖房機に
より浴室が暖房されている状態で入浴した使用者は、前
記送風量指示スイッチを操作することにより、浴室を出
ることなく、好みに合わせて前記浴室暖房機からの温風
の送風量を調節することができる。
【0020】また、前記浴室暖房機は浴室内を所定の目
標温度に保って暖房する機能を有し、前記暖房制御信号
は前記浴室暖房機に対して前記目標温度を指示する目標
温度指示信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線
信号送信手段に対して該目標温度指示信号の送信を指示
する目標温度指示スイッチであることを特徴とする。
【0021】かかる本発明によれば、前記浴室暖房機に
より浴室が暖房されている状態で入浴した使用者は、前
記目標温度指示スイッチを操作することにより、浴室を
出ることなく、好みに合わせて浴室の暖房温度を調節す
ることができる。
【0022】また、前記給湯器は浴槽内に所定量の湯を
供給する湯張り運転を行なう機能を有し、前記浴室内リ
モコンは前記給湯器に対して前記湯張り運転の開始を指
示する湯張り開始スイッチを有して、前記無線信号送信
手段は、前記湯張り開始スイッチの操作に応じて前記暖
房開始信号を送信することを特徴とする。
【0023】かかる本発明によれば、前記湯張り開始ス
イッチの操作に応じて前記湯張り運転が開始されると共
に、前記暖房開始信号の送信により前記浴室暖房機によ
る浴室の暖房も開始される。そのため、使用者による浴
室暖房を開始するための操作を省略することができる。
【0024】また、浴室外に前記湯張り運転の実行開始
を指示するための湯張り開始スイッチが設けられている
場合には、該湯張り開始スイッチの操作に応じて前記暖
房開始信号を送信することにより、使用者による浴室暖
房を開始するための操作を省略することができる。
【0025】また、前記浴室内リモコンは前記湯張り運
転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段有し、前記
浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房
停止信号に応じて浴室の暖房を停止し、前記無線信号送
信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房停止信号を送信
可能であって、前記無線信号送信手段は、前記湯張り経
過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り
運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたと
きに、前記暖房停止信号を送信することを特徴とする。
【0026】かかる本発明によれば、前記湯張り運転の
終了又は前記湯張り運転の終了から前記所定時間前の時
点の経過と連動して前記浴室暖房機による浴室の暖房を
停止させることができる。これにより、使用者による浴
室の暖房を停止するための操作を省略することができ
る。
【0027】また、前記給湯器が前記湯張り経過把握手
段を有する場合には、該湯張把握手段により前記湯張り
運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の
時点の経過が把握されたときに、前記給湯器が前記無線
信号送信手段に対して前記暖房停止信号の送信を指示す
ることにより、前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運
転の終了から前記所定時間前の時点の経過と連動して前
記浴室暖房機による浴室の暖房を停止させることができ
る。
【0028】また、前記浴室内リモコンは前記湯張り運
転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、前
記浴室暖房機は浴室に供給する熱量を変更する機能を有
して、前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受
信した暖房能力低下信号に応じて浴室に供給する熱量を
減少させ、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対
して該暖房能力低下信号を送信可能であって、前記給湯
器は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の
終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の
経過が把握されたときに、前記無線信号送信手段に対し
て前記暖房能力低下信号の送信を指示することを特徴と
する。
【0029】かかる本発明によれば、前記湯張り運転の
終了又は前記湯張り運転の終了から前記所定時間前の時
点の経過と連動させて前記浴室暖房機により浴室内に供
給される熱量を減少させることができる。これにより、
前記湯張り運転の実行中は前記浴室暖房機から供給され
る熱量を多くして浴室内を急速に暖房することができる
と共に、前記湯張り運転の終了時又は前記暖房運転の終
了から前記所定時間前の時点からは前記浴室暖房機によ
り浴室内に供給される熱量を減少させて、湯張り運転の
終了前後に入浴した使用者が暑さを感じることを防止す
ることができる。
【0030】また、前記給湯器が前記湯張り経過把握手
段を有する場合には、該湯張把握手段により前記湯張り
運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前に
時点の経過が把握されたときに、前記給湯器が前記無線
信号送信手段に対して前記暖房能力低下信号も送信を指
示することによって、前記湯張り運転の終了時又は前記
湯張り運転の終了から前記所定時間前の時点から前記浴
室暖房機により浴室内に供給される熱量を減少させるこ
とができる。
【0031】また、前記暖房開始スイッチを覆う目隠し
板が装着可能であることを特徴とする。
【0032】かかる本発明によれば、前記浴室暖房機を
後付けする場合の便宜を考慮して、前記浴室暖房機が設
置されていない状態で前記浴室内リモコンを設置して使
用する場合に、前記目隠し板を装着して前記暖房開始ス
イッチを覆うことにより、使用されない前記暖房開始ス
イッチの存在により使用者に違和感を与えることを防止
することができる。
【0033】また、前記浴室暖房機は、浴室の暖房の他
に少なくとも浴室の乾燥と換気とを行なう機能を有し、
前記無線信号受信手段により受信した乾燥開始信号と換
気開始信号とに応じて、浴室の乾燥と換気とをそれぞれ
開始し、前記浴室内リモコンは、前記無線信号送信手段
に対して、前記乾燥開始信号と前記換気開始信号の送信
をそれぞれ指示する乾燥開始スイッチと換気開始スイッ
チとを備えたことを特徴とする。
【0034】かかる本発明によれば、使用者は、前記浴
室内リモコンに備えられた前記暖房制御スイッチを操作
することにより、浴室を出ることなく暖房の作動を指示
することができると共に、前記乾燥開始スイッチ及び前
記換気開始スイッチを操作することにより、前記浴室内
暖房機による乾燥と換気をそれぞれ開始することができ
る。そのため、前記浴室内暖房機による浴室の乾燥と換
気の開始を指示するための専用リモコンを設ける必要が
ない。また、前記専用リモコンが用意されている場合に
は、故障や電池切れにより該専用リモコンが使用不能と
なっても、前記浴室内リモコンに備えられた前記乾燥制
御スイッチ及び前記換気制御スイッチを操作することに
より、使用者は前記浴室暖房機に対して浴室の乾燥及び
換気の開始を指示することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の浴
室内リモコンが設けられた浴室の全体図、図2は図1に
示した浴室暖房機の構成図、図3は図1に示した浴室内
リモコンの外観図、図4は図1に示した浴室暖房機と浴
室内リモコンと給湯器間の通信インターフェースの説明
図である。
【0036】図1を参照して、浴室1の壁面に設けられ
た浴室内リモコン2は主として給湯器3を遠隔操作する
ためのものであり、使用者の操作に応じて浴室1に供給
される湯の温度の設定や浴槽4への自動湯張り等を給湯
器3に指示する。また、浴室1の壁面の上部には浴室の
暖房や乾燥等を行なう浴室暖房機5が設置されている。
【0037】浴室暖房機5は、主としてワイヤレスリモ
コン6により浴室1の外から操作されるが、本実施の形
態では、入浴中の使用者がドア7を開けて浴室1から出
ることなく、浴室暖房機5を操作できるようにするた
め、浴室内リモコン2にも浴室暖房機5を操作するため
のスイッチが設けられている。
【0038】図2(a)を参照して、浴室暖房機5は、
給湯器3に備えられた熱源機(図示しない)との間で給
湯往き管10と給湯戻り管11を介して循環される温水
を熱源として空気を加熱する熱交換器12、給湯往き管
10を開閉する熱動弁13、吸気口(図示しない)から
吸入した空気を熱交換器12で加熱して温風として浴室
1内に送出する循環ファン14、浴室1内の空気を屋外
に排出する換気ファン15、浴室暖房機5が作動中であ
るときに点灯する運転ランプ16とワイヤレスリモコン
6及び浴室内リモコン2から送信される無線信号を受信
する無線信号受信ユニット17(本発明の無線信号受信
手段に相当する)とを備えた表示部18を備える。
【0039】さらに、浴室暖房機5は、熱源機から供給
される温水の温度を検出する温水サーミスタ19、吸気
口から吸気される浴室内の温度を検出する室温サーミス
タ20、浴室暖房機5の作動中にワイヤレスリモコン6
の故障が生じたとき等に浴室暖房機5の作動を強制的に
停止するための応急スイッチ21、浴室暖房機5の異常
等を報知するブザー22、及び浴室暖房機5全体の作動
を制御する暖房機コントローラ23を備える。
【0040】また、図2(b)を参照して、ワイヤレス
リモコン6は、浴室暖房機5に実行させる運転の種類
を、浴室1内を暖房する暖房運転、浴室1内に涼風を供
給する涼風運転、浴室1内を換気する換気運転、浴室1
内を乾燥させる浴室乾燥運転、浴室内に干された衣類を
乾燥させる衣類乾燥運転の中から選択する運転種類選択
スイッチ30、運転種類選択スイッチ30で選択された
運転の種類を表示する運転種類表示部31、暖房運転に
おける温度設定を高・中・低の3段階で設定する温度設
定スイッチ32、温度設定スイッチ32で設定された温
度を表示する温度表示部33、暖房運転及び涼風運転に
おける風量の設定を自動・弱・強の3段階で設定する風
量設定スイッチ34、風量設定スイッチ34で設定され
た風量を表示する風量表示部35、タイマ運転を行なう
際にタイマ時間を設定するタイマスイッチ36、タイマ
運転の実行中に残時間を表示するタイマ時間表示部3
7、及び運転種類選択スイッチ30により選択された運
転の開始と停止を指示する運転/停止スイッチ38を備
える。
【0041】そして、使用者が運転/停止スイッチ38
を操作すると、その時点で運転種類選択スイッチ30に
より選択されていた運転の種類に応じて、暖房運転の開
始を指示する「暖房開始信号」,換気運転の開始を指示
する「換気開始信号」,涼風運転の開始を指示する「涼
風開始信号」,衣類乾燥運転の開始を指示する「衣類乾
燥開始信号(本発明の乾燥開始信号に相当する)」,及
び浴室乾燥運転の開始を指示する「浴室乾燥開始信号
(本発明の乾燥開始信号に相当する)」のうちのいずれ
かかが、浴室暖房機5の無線信号受信ユニット17に対
して無線により送信される。
【0042】次に、上述した各運転における浴室暖房機
5の作動について説明する。衣類乾燥運転においては、
暖房機コントローラ23は、熱動弁13を開弁して循環
ファン14を作動させると共に、換気ファン15を作動
させる。これにより、熱源機と熱交換器12間での温水
の循環が開始されて循環ファン14によって熱交換器1
2に向かって吸引された浴室1内の空気が熱交換器5で
加熱され、温風として浴室1に送出されて浴室1内の温
度が上昇する。また、換気ファン15の作動により、衣
類から放出される湿潤空気が屋外に排出されて、浴室1
内に干された衣類が次第に乾燥する。
【0043】浴室乾燥運転は、循環ファン14の風量が
異なる以外は上述した衣類乾燥運転と同様であり、浴室
乾燥運転の実行により浴室内が乾燥してカビの発生等を
防止することができる。
【0044】換気運転においては、暖房機コントローラ
23は、熱動弁13を閉弁して循環ファン14を停止し
た状態で、換気ファン15のみを作動させる。これによ
り、浴室内の空気が屋外に排出されて浴室が換気され
る。
【0045】涼風運転においては、暖房機コントローラ
23は、熱動弁13を閉弁した状態で、循環ファン7を
作動させると共に換気ファン8も作動させる。これによ
り、夏季に入浴する際に、浴室内の熱気が換気ファン8
によって屋外に排出されると共に、循環ファン7から送
風することで、入浴者に涼しさを感じさせることができ
る。
【0046】暖房運転においては、暖房機コントローラ
23は、熱動弁13を開弁し、温水サーミスタ19の検
出温度が所定温度(例えば40℃)を超えるのを待っ
て、循環ファン14を作動させる。これにより、循環フ
ァン14によって熱交換器12に向かって吸引された浴
室内の空気が熱交換器12で加熱され、温風として浴室
に送出されて浴室内の温度が上昇する。また、風量設定
スイッチ34により風量が自動に設定されていたときに
は、暖房機コントローラ23は、暖房開始後、室温サー
ミスタ20の検出温度が所定の目標温度(温度設定スイ
ッチ32により設定される)に達したときに、循環ファ
ン14の風量を減少させて浴室内を該目標温度に保つ制
御を行なう。
【0047】次に、図3を参照して、浴室内リモコン2
は、給湯器3の作動を指示するための給湯器用操作部4
0、浴室暖房機5の作動を指示するための浴室暖房機用
操作部41、及び給湯器3と浴室暖房機5の作動状態等
を表示する表示ユニット43を備える。
【0048】給湯器用操作部40には、給湯器3を停止
状態と待機状態とに切換える運転スイッチ44、浴槽4
(図1参照)に所定量の湯を供給する自動湯張り運転の
実行を指示する自動スイッチ45(本発明の湯張り開始
スイッチに相当する)、及び給湯器3から供給される湯
の温度の上下をそれぞれ指示するあつくスイッチ47と
ぬるくスイッチ46が備えられている。また、カバー4
8の下には、自動湯張り運転における給湯温度や湯張り
量を設定するためのスイッチ等(図示しない)が備えら
れている。
【0049】一方、浴室暖房機用操作部41には、上述
した暖房運転、換気運転、乾燥運転(衣類乾燥運転又は
浴室乾燥運転)、及び涼風運転の開始をそれぞれ指示す
る暖房スイッチ50(本発明の暖房開始スイッチに相当
する)、換気スイッチ51、乾燥スイッチ52、及び涼
風スイッチ53と、浴室暖房機5の作動の停止を指示す
る停止スイッチ54(本発明の暖房停止スイッチの機能
を含む)と、自動湯張り運転の終了と連動させて暖房運
転の開始を指示するか否かを設定する暖房自動スイッチ
57と、各運転における循環ファン14の風量の増減を
それぞれ指示する風量アップスイッチ55(本発明の送
風量指示スイッチに相当する)及び風量ダウンスイッチ
56(本発明の送風量指示スイッチに相当する)とが備
えられている。
【0050】図4を参照して、浴室内リモコン2と給湯
器3は通信ケーブル60により接続されて有線による通
信を行なう。また、浴室内リモコン2と浴室暖房機5は
無線による通信を行なう。
【0051】浴室内リモコン2は、給湯器用操作部4
0,浴室暖房機用操作部41,及び表示ユニット43と
接続されたリモコンコントローラ61により全体の作動
が制御される。そして、リモコンコントローラ61は、
浴室暖房機用操作部41に備えられた各スイッチ(図3
参照)の操作に応じて、浴室暖房機5の作動を指示する
信号(本発明の暖房制御信号に相当する)を無線信号送
信ユニット62を介して無線により浴室暖房機5に送信
する。
【0052】また、リモコンコントローラ61は、給湯
器用操作部40に備えられた各スイッチ(図3参照)の
操作に応じて、給湯器3の作動を指示する信号をリモコ
ン通信ユニット63及び通信ケーブル60を介して給湯
器3に送信する。
【0053】さらに、リモコンコントローラ61は、給
湯器3から通信ケーブル60及びリモコン通信ユニット
63を介して送信される給湯器3の運転状況(給湯温
度、自動湯張り運転の実行経過等)等を表示ユニット4
3に表示する。
【0054】以下、浴室内リモコン2の作動について説
明する。図3及び図4を参照して、使用者が、給湯器用
操作部40に備えられた運転スイッチ44,自動スイッ
チ45,ぬるくスイッチ46,及びあつくスイッチ47
を操作すると、これに応じて、浴室内リモコン2のリモ
コンコントローラ61は、リモコン通信ユニット63及
び通信ケーブル60を介して、「運転信号」,「自動湯
張り開始信号」,「給湯温度アップ信号」,及び「給湯
温度ダウン信号」をそれぞれ給湯器3の給湯器通信ユニ
ット65に送信する。
【0055】そして、給湯器3全体の作動を制御する給
湯器コントローラ66は、給湯器3が停止状態であると
きに、給湯器通信ユニット65により「運転信号」を受
信すると、給湯器3を待機状態とする。この待機状態と
することにより、浴室内リモコン2に備えられた全ての
スイッチの操作が可能となると共に、使用者がカラン
(図示しない)を開けると給湯が行われる状態となる。
一方、給湯器3が待機状態であるときに、給湯器通信ユ
ニット65により「運転信号」が受信されたときには、
給湯器コントローラ66は給湯器3を待機状態から停止
状態に切換える。
【0056】また、給湯器3が待機状態にあるときに、
給湯器通信ユニット65により「自動湯張り開始信号」
が受信されたときは、給湯器コントローラ66は、浴槽
4に所定量の湯を供給する自動湯張り運転を実行する。
そして、自動湯張り運転の実行中、給湯器コントローラ
66は、自動湯張り運転の実行経過を給湯器通信ユニッ
ト65を介して浴室内リモコン2のリモコン通信ユニッ
ト63に送信する。
【0057】また、給湯器コントローラ66は、給湯器
3が待機状態にあるときに、給湯器通信ユニット65に
より「給湯温度アップ信号」を受信したときは浴室1へ
の給湯温度を上げる処理を行ない、「給湯温度ダウン信
号」を受信したときには浴室1への給湯温度を下げる処
理を行う。
【0058】次に、使用者が、浴室内リモコン2の浴室
暖房機用操作部41に備えられた暖房スイッチ50,換
気スイッチ51,乾燥スイッチ52,涼風スイッチ5
3,及び停止スイッチ54を操作すると、リモコンコン
トローラ61は、無線信号送信ユニット62を介して、
上述したワイヤレスリモコン6による場合と同一仕様の
「暖房開始信号」,「換気開始信号」,「乾燥開始信
号」,「涼風開始信号」,及び「運転停止信号(本発明
の暖房停止信号の作用を含む)」を浴室暖房機5に備え
られた無線信号受信ユニット17に対してそれぞれ無線
により送信する。
【0059】このように、ワイヤレスリモコン6から送
信される無線信号と、浴室内リモコン2から送信される
無線信号とは同一仕様であるため、浴室暖房機5は1種
類の無線信号受信ユニット17を備えればよい。
【0060】また、使用者が風量アップスイッチ55及
び風量ダウンスイッチ56を操作すると、リモコンコン
トローラ61は、「風量アップ信号(本発明の送風量指
示信号に相当する)」及び「風量ダウン信号(本発明の
送風量指示信号に相当する)」を、浴室暖房機5に備え
られた無線信号受信ユニット17に対してそれぞれ無線
により送信する。
【0061】浴室暖房機5は、通常はワイヤレスレスリ
モコン6(図2(b)参照)によって操作される。例え
ば、浴室を暖房しようとした使用者は、入浴を開始する
前に運転種類選択スイッチ30により暖房運転を選択し
て運転スイッチ38を操作し、浴室内が暖まるのを待っ
て入浴を行なう。
【0062】しかし、使用者が入浴した後に寒さを感じ
た場合には、使用者が浴室を暖房したいと思う場合もあ
ると想定される。ところが、ワイヤレスリモコン6は上
述したように入浴を開始する前に操作されることを前提
としている。そのため、ワイヤレスリモコン6には防水
処理が施されておらず、使用者はワイヤレスリモコン6
を浴室内に持ち込んで、入浴中にワイヤレスリモコン6
を操作して暖房の開始を指示することはできない。
【0063】そこで、本実施の形態では、図3に示した
ように、防水処理が施された浴室内リモコン2に暖房ス
イッチ50と停止スイッチ53を組込むことにより、入
浴中の使用者が暖房スイッチ50を操作して暖房の開始
を指示できるようしている。また、停止スイッチ54を
操作して暖房の停止を指示できるようにし、さらに、風
量アップスイッチ55と風量ダウンスイッチ56を操作
して温風の送風量の増減を指示できるようにして、使用
者の使い勝手を向上させている。
【0064】浴槽暖房機5に備えられた暖房機コントロ
ーラ23は、無線信号受信ユニット67を介して「暖房
開始信号」を受信すると、予め設定された暖房条件(例
えば、設定温度「高」,設定風量「弱」,タイマ設定な
し)で上述した暖房運転を実行する。
【0065】また、暖房機コントローラ23は、無線信
号受信ユニット17を介して「換気開始信号」,「乾燥
開始信号」,「涼風開始信号」を受信したときは、それ
ぞれ、上述した換気運転,乾燥運転(衣類乾燥運転又は
浴室乾燥運転)を予め設定された運転条件に従って実行
する。また、無線信号受信ユニット17を介して「風量
アップ信号」及び「風量ダウン信号」を受信すると、暖
房機コントローラ23は、循環ファン14の風量をそれ
ぞれ増加、減少させる処理を行なう。
【0066】このように、浴室内リモコン2にも各運転
の開始を指示する暖房スイッチ50,換気スイッチ5
1,乾燥スイッチ52,及び涼風スイッチ53と、各運
転の停止を指示する停止スイッチ54と、風量アップス
イッチ55及び風量ダウンスイッチ56とを備えること
によって、ワイヤレスリモコン6の故障や電池切れ等が
生じた場合であっても、各運転を応急的に実行すること
ができるようにしている。
【0067】また、浴室内リモコン2に備えられた自動
スイッチ45が操作されたときに、暖房自動スイッチ5
7(図3参照)がONされていたときには、暖房スイッ
チ50が操作されたときと同様に、無線信号送信ユニッ
ト62から浴室暖房機5に対して「暖房開始信号」が送
信される。
【0068】これにより、前記湯張り運転の開始と連動
して、浴室暖房機5による前記暖房運転が開始されて浴
室が暖房される。そのため、使用者による暖房スイッチ
50の操作を省略することができる。なお、台所やリビ
ングに給湯器3を遠隔操作するためのリモコンが設けら
れ、該リモコンにも前記湯張り運転の開始を指示する自
動スイッチが備えられている場合には、該自動スイッチ
が操作されたときにも、浴室内リモコン2の自動スイッ
チ45が操作されたときと同様に、無線信号送信ユニッ
ト62から浴室暖房機5に対して「暖房開始信号」を送
信するようにしてもよい。
【0069】また、前記湯張り運転が開始された後、前
記湯張り経過把握手段64により前記湯張り運転の終了
又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過
が把握されたときに、前記無線信号送信ユニット62か
ら浴室暖房機5に対して「運転停止信号(本発明の暖房
停止信号に相当する)」を送信するようにしてもよい。
これにより、使用者による停止スイッチ54の操作を省
略することができる。
【0070】また、前記湯張り運転が開始された後、前
記湯張り経過把握手段64により前記湯張り運転の終了
又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過
が把握されたときに、前記無線信号送信ユニット62か
ら浴室暖房機5に対して「風量ダウン信号(本発明の暖
房能力低下信号に相当する)」を送信するようにしても
よい。
【0071】これにより、湯張り運転の開始から湯張り
運転が終了するまでの間、又は湯張り運転の開始から湯
張り運転の終了から所定時間前の時点が経過するまでの
間は、風量を多くして浴室を急速に暖房し、湯張り運転
の終了後又は湯張り運転の終了から前記所定時間前の時
点が経過した後は風量を減少させて、湯張り運転の終了
時付近に入浴した使用者が暑さを感じないようにするこ
とができる。
【0072】なお、本実施の形態では、湯張り経過把握
手段64を浴室内リモコン2に設けたが、給湯器3に湯
張り経過把握手段を設けるようにしてもよい。この場合
には、給湯器3からリモコン通信ユニット63及びリモ
コンコントローラ61を介して、無線信号送信ユニット
62に対して「暖房開始信号」、「運転停止信号」、及
び「風量ダウン信号」の送信を指示するようにすればよ
い。
【0073】また、浴室内リモコン2と浴室暖房機5
は、浴室1内で近接して設けられるため、無線信号送信
ユニット62と無線信号受信ユニット7に、比較的安価
で構成が簡単な赤外線による送信ユニットと受信ユニッ
トをそれぞれ用いることができる。
【0074】また、将来的に浴室暖房機5を後付けする
ことを想定して、浴室暖房機5の作動を操作する機能を
有する浴室内リモコン2を予め浴室に設けておく場合
に、当面操作されることがないスイッチの存在により使
用者に違和感を与えることを防止するため、浴室内リモ
コン2の浴室暖房機用操作部41を覆う目隠し板を装着
できるようにしてもよい。
【0075】また、浴室内リモコン2に設けられた無線
信号送信ユニット62により、給湯器3が備える熱源機
から供給される温水を熱源とする機器(例えば、浴室内
に設置された床暖房機や浴室外に設置された温風暖房機
等)に対して、これらの機器の作動を制御する無線信号
を送信できるようにしてもよい。これにより、入浴中に
これらの温調機器の停止を忘れたことを思い出した使用
者は、浴室を出ることなくこれらの温調機器を停止させ
ることができ、無駄なエネルギーが消費されることを防
止することができる。
【0076】また、本実施の形態では、浴室内リモコン
2の浴室暖房機用操作部41に、本発明の暖房制御スイ
ッチとして、暖房スイッチ50,停止スイッチ54,風
量アップスイッチ55,及び風量ダウンスイッチ56を
設けたが、その他に、浴室暖房の目標温度を調節するた
めのスイッチ(本発明の目標温度指示スイッチに相当す
る)を設けてもよい。
【0077】この場合には、該スイッチの操作に応じて
浴室内リモコン2から浴室暖房機5の無線信号受信ユニ
ット17に目標温度を指示する目標温度指示信号を送信
することにより、入浴中の使用者は好みに合わせて浴室
の暖房温度を調節することができる。さらに、本発明の
暖房制御スイッチとして、タイマによる浴室暖房の開始
を指示するスイッチ等を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室内リモコンが設けられた浴室の全
体図。
【図2】図1に示した浴室暖房機の構成図。
【図3】図1に示した浴室内リモコンの外観図。
【図4】図1に示した浴室暖房機と浴室内リモコンと給
湯器間の通信インターフェースの説明図。
【図5】従来の浴室暖房機の説明図。
【符号の説明】
1…浴室、2…浴室内リモコン、3…給湯器、4…浴
槽、5…浴室暖房機、6…ワイヤレスリモコン、7…ド
ア、17…無線信号受信ユニット、23…暖房機コント
ローラ、40…給湯器用操作部、41…浴室暖房機用操
作部、43…表示ユニット、61…リモコンコントロー
ラ、62…無線信号送信ユニット、63…リモコン通信
ユニット、65…給湯器通信ユニット、66…給湯器コ
ントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 錦司 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 Fターム(参考) 3L024 CC06 DD37 DD42 DD45 EE03 EE09 FF15 FF17 GG02 GG38 GG41 HH30 3L071 AA02 AB02 AC01 AE01 AF01 AF06 AG02 3L072 AA02 AB06 AC01 AD16 AE01 AF01 AG05 3L113 AA01 AB02 AC01 AC25 AC52 AC53 AC63 AC67 AC81 AC82 BA14 DA06 DA07 5K048 AA11 AA13 BA08 BA12 BA14 DB01 DC01 EB02 HA04 HA06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室内に設けられ、浴室に湯を供給する給
    湯器を遠隔操作する浴室内リモコンにおいて、 浴室内に設置されて浴室の暖房を行ない、無線信号を受
    信する無線信号受信手段を有して該無線信号受信手段に
    より受信した暖房制御信号に応じてその作動が制御され
    る浴室暖房機に対して、該暖房制御信号を送信可能な無
    線信号送信手段と、 該無線信号送信手段に対して前記暖房制御信号の送信を
    指示する暖房制御スイッチとを備えたことを特徴とする
    浴室内リモコン。
  2. 【請求項2】前記暖房制御信号は、前記浴室暖房機に対
    して専用に設けられた暖房リモコンから送信される暖房
    制御信号と共通であることを特徴とする請求項1記載の
    浴室内リモコン。
  3. 【請求項3】前記給湯器は温水を熱源とする機器に対し
    て該温水を供給する機能を有し、 前記無線信号送信手段は、前記機器に対して該機器の作
    動を制御する無線信号を出力可能であることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の浴室内リモコン。
  4. 【請求項4】前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対し
    て暖房の開始を指示する暖房開始信号であり、前記暖房
    制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該暖房開
    始信号の送信を指示する暖房開始スイッチであることを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記
    載の浴室内リモコン。
  5. 【請求項5】前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対し
    て暖房の停止を指示する暖房停止信号であり、前記暖房
    制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該暖房停
    止信号の送信を指示する暖房停止スイッチであることを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記
    載の浴室内リモコン。
  6. 【請求項6】前記浴室暖房機は浴室内に温風を送出する
    ことによって浴室の暖房を行なうとともに、該温風の送
    風量を調節する機能を有し、 前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して前記温風の
    送風量を指示する送風量指示信号であり、前記暖房制御
    スイッチは前記無線信号送信手段に対して該送風量指示
    信号の送信を指示する送風量指示スイッチであることを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記
    載の浴室内リモコン。
  7. 【請求項7】前記浴室暖房機は浴室内を所定の目標温度
    に保って暖房する機能を有し、 前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して前記目標温
    度を指示する目標温度指示信号であり、前記暖房制御ス
    イッチは前記無線信号送信手段に対して該目標温度指示
    信号の送信を指示する目標温度指示スイッチであること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項
    記載の浴室内リモコン。
  8. 【請求項8】前記給湯器は浴槽内に所定量の湯を供給す
    る湯張り運転を行なう機能を有し、前記浴室内リモコン
    は前記給湯器に対して前記湯張り運転の開始を指示する
    湯張り開始スイッチを有して、 前記無線信号送信手段は、前記湯張り開始スイッチの操
    作に応じて前記暖房開始信号を送信することを特徴とす
    る請求項4記載の浴室内リモコン。
  9. 【請求項9】前記給湯器は浴槽内に所定量の湯を供給す
    る湯張り運転を行なう機能を有し、浴室外に設けられた
    湯張り開始スイッチの操作により前記湯張り運転の実行
    を開始し、 前記無線信号送信手段は、前記湯張り開始スイッチの操
    作に応じて前記暖房開始信号を送信することを特徴とす
    る請求項4記載の浴室内リモコン。
  10. 【請求項10】前記浴室内リモコンは前記湯張り運転の
    実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、 前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した
    暖房停止信号に応じて浴室の暖房を停止し、前記無線信
    号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房停止信号を
    送信可能であって、 前記無線信号送信手段は、前記湯張り経過把握手段によ
    り前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から
    所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記暖房
    停止信号を送信することを特徴とする請求項8又は請求
    項9記載の浴室内リモコン。
  11. 【請求項11】前記浴室内リモコンは前記湯張り運転の
    実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、前記浴
    室暖房機は浴室に供給する熱量を変更する機能を有し
    て、 前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した
    暖房能力低下信号に応じて浴室に供給する熱量を減少さ
    せ、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該
    暖房能力低下信号を送信可能であって、 前記無線信号送信手段は、前記湯張り経過把握手段によ
    り前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から
    所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記暖房
    能力低下信号を送信することを特徴とする請求項8又は
    請求項9記載の浴室内リモコン。
  12. 【請求項12】前記給湯器は前記湯張り運転の実行経過
    を把握する湯張り経過把握手段を有し、 前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した
    暖房停止信号に応じて浴室の暖房を停止し、前記無線信
    号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房停止信号を
    送信可能であって、 前記給湯器は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張
    り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前
    の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信手
    段に対して前記暖房停止信号の送信を指示することを特
    徴とする請求項8又は請求項9記載の浴室内リモコン。
  13. 【請求項13】前記給湯器は前記湯張り運転の実行経過
    を把握する湯張り経過把握手段を有し、前記浴室暖房機
    は浴室に供給する熱量を変更する機能を有して、 前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した
    暖房能力低下信号に応じて浴室に供給する熱量を減少さ
    せ、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該
    暖房能力低下信号を送信可能であって、 前記給湯器は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張
    り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前
    の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信手
    段に対して前記暖房能力低下信号の送信を指示すること
    を特徴とする請求項8又は請求項9記載の浴室内リモコ
    ン。
  14. 【請求項14】前記暖房制御スイッチを覆う目隠し板が
    装着可能であることを特徴とする請求項1から請求項1
    3のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
  15. 【請求項15】前記浴室暖房機は、浴室の暖房の他に少
    なくとも浴室の乾燥と換気とを行なう機能を有し、前記
    無線信号受信手段により受信した乾燥開始信号と換気開
    始信号とに応じて、浴室の乾燥と換気とをそれぞれ開始
    し、 前記浴室内リモコンは、前記無線信号送信手段に対し
    て、前記乾燥開始信号と前記換気開始信号の送信をそれ
    ぞれ指示する乾燥開始スイッチと換気開始スイッチとを
    備えたことを特徴とする請求項1から請求項14のうち
    いずれか1項記載の浴室内リモコン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195632A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Harman Kikaku:Kk 浴室空調給湯装置
JP2003172524A (ja) * 2001-09-27 2003-06-20 Toto Ltd 浴室暖房乾燥機
JP2018200154A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 リンナイ株式会社 浴室システム
CN109114636A (zh) * 2018-10-30 2019-01-01 广东三竺新能源有限公司 浴室取暖器

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