JP3597445B2 - 浴室内リモコン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室内に設けられて給湯器の作動を遠隔操作する浴室内リモコンに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、冬季の入浴を快適なものとするべく、浴室暖房機に対するニーズが高まってきている。そして、既設家屋の浴室に簡易に設置可能な浴室用暖房機として、図5に示したように、浴槽70が備えられた浴室71の壁面に取付ける壁掛タイプの浴室暖房機72が提案されている。
【0003】
かかる浴室暖房機72には、浴室暖房機72の作動を指示するためのワイヤレスリモコン73が備えられるが、浴室暖房機72の使用態様としては、使用者が、入浴する前に予めワイヤレスリモコン73を操作して浴室71の暖房を開始し、浴室71内の温度が適度に上昇するのを待って入浴するのが一般的である。そのため、入浴中の使用者がワイヤレスリモコン73を操作することは想定されていなかった。
【0004】
しかし、実際には、浴室71を暖房せずに入浴した使用者が寒さを感じたときや、タイマ運転で暖房を行なって入浴中にタイマが切れて暖房が停止したときには、入浴中の使用者が浴室71を暖房したいと考える場合があり得る。また、浴室暖房機72により浴室が暖房されている状態で入浴したときに、使用者が暑さを感じて暖房を停止したいと考える場合もあり得る。
【0005】
ところが、上述したように、従来の浴室暖房機72においては、このような場合が想定されていなかったため、ワイヤレスリモコン73には浴室71に持ち込んで使用可能とするための防水処理は施されていなかった。
【0006】
そこで、リモコン73に防水処理を施して浴室71内に持ち込めるようにすることが考えられるが、ワイヤレスリモコン73のコストが高くつくという不都合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、入浴者が浴室内で浴室暖房機に対する作動の指示を行なうことができる手段を低コストで提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、浴室内に設けられ、浴室に湯を供給する給湯器と通信ケーブルにより接続されて有線による通信を行って該給湯器を遠隔操作する浴室内リモコンの改良に関する。そして、浴室内に設置されて浴室の暖房を行ない、無線信号を受信する無線信号受信手段を有して該無線信号受信手段により受信した暖房制御信号に応じてその作動が制御される浴室暖房機に対して、該暖房制御信号を送信可能な無線信号送信手段と、該無線信号送信手段に対して前記暖房制御信号の送信を指示する暖房制御スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0009】
かかる本発明によれば、浴室内に設置するために防水処理が施された前記浴室内リモコンに前記無線信号送信手段と前記暖房制御スイッチとを備えたので、前記浴室暖房機専用に防水処理が施されたリモコンを用意するよりも低コストで、入浴中に浴室内で前記浴室暖房機の作動を行なうことができる手段を構成することができる。さらに、前記浴室暖房機と前記浴室内リモコンとは無線により通信を行なうため、前記浴室暖房機と前記浴室内リモコン間の配線が不要であり、前記浴室暖房機の設置が容易である。
【0010】
また、前記暖房制御信号は、前記浴室暖房機に対して専用に設けられた暖房リモコンから送信される暖房制御信号と共通であることを特徴とする。
【0011】
かかる本発明によれば、前記浴室内リモコンと前記暖房リモコンから同一の暖房制御信号が送信される。そのため、前記浴室暖房機は、1つの前記無線信号受信手段により、前記浴室内リモコンから送信される前記暖房制御信号と前記暖房リモコンから送信される前記暖房制御信号の双方を受信することができ、前記浴室暖房機のコストダウンやサイズの小型化を図ることができる。
【0012】
また、前記給湯器は温水を熱源とする機器に対して該温水を供給する機能を有し、前記無線信号送信手段は、前記機器に対して該機器の作動を制御する無線信号を出力可能であることを特徴とする。
【0013】
かかる本発明によれば、入浴中に前記機器(温風暖房機、床暖房機等)の消し忘れに気づいたときに、使用者は、前記無線信号送信手段を介して前記機器の作動を停止することができる。
【0014】
また、前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して暖房の開始を指示する暖房開始信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該暖房開始信号の送信を指示する暖房開始スイッチであることを特徴とする。
【0015】
かかる本発明によれば、入浴後に寒さを感じた使用者は、前記暖房開始スイッチを操作することにより、浴室を出ることなく浴室の暖房を開始することができる。
【0016】
また、前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して暖房の停止を指示する暖房停止信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該暖房停止信号の送信を指示する暖房停止スイッチであることを特徴とする。
【0017】
かかる本発明によれば、前記浴室暖房機により浴室が暖房されている状態で入浴を開始した使用者が暑さを感じたときに、前記暖房停止スイッチを操作することにより、浴室を出ることなく浴室の暖房を停止することができる。
【0018】
また、前記浴室暖房機は浴室内に温風を送出することによって浴室の暖房を行なうとともに、該温風の送風量を調節する機能を有し、前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して前記温風の送風量を指示する送風量指示信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該送風量指示信号の送信を指示する送風量指示スイッチであることを特徴とする。
【0019】
かかる本発明によれば、前記浴室暖房機により浴室が暖房されている状態で入浴した使用者は、前記送風量指示スイッチを操作することにより、浴室を出ることなく、好みに合わせて前記浴室暖房機からの温風の送風量を調節することができる。
【0020】
また、前記浴室暖房機は浴室内を所定の目標温度に保って暖房する機能を有し、前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して前記目標温度を指示する目標温度指示信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該目標温度指示信号の送信を指示する目標温度指示スイッチであることを特徴とする。
【0021】
かかる本発明によれば、前記浴室暖房機により浴室が暖房されている状態で入浴した使用者は、前記目標温度指示スイッチを操作することにより、浴室を出ることなく、好みに合わせて浴室の暖房温度を調節することができる。
【0022】
また、前記給湯器は浴槽内に所定量の湯を供給する湯張り運転を行なう機能を有し、前記浴室内リモコンは前記給湯器に対して前記湯張り運転の開始を指示する湯張り開始スイッチを有して、前記無線信号送信手段は、前記湯張り開始スイッチの操作に応じて前記暖房開始信号を送信することを特徴とする。
【0023】
かかる本発明によれば、前記湯張り開始スイッチの操作に応じて前記湯張り運転が開始されると共に、前記暖房開始信号の送信により前記浴室暖房機による浴室の暖房も開始される。そのため、使用者による浴室暖房を開始するための操作を省略することができる。
【0024】
また、浴室外に前記湯張り運転の実行開始を指示するための湯張り開始スイッチが設けられている場合には、該湯張り開始スイッチの操作に応じて前記暖房開始信号を送信することにより、使用者による浴室暖房を開始するための操作を省略することができる。
【0025】
また、前記浴室内リモコンは前記湯張り運転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段有し、前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房停止信号に応じて浴室の暖房を停止し、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房停止信号を送信可能であって、前記無線信号送信手段は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記暖房停止信号を送信することを特徴とする。
【0026】
かかる本発明によれば、前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から前記所定時間前の時点の経過と連動して前記浴室暖房機による浴室の暖房を停止させることができる。これにより、使用者による浴室の暖房を停止するための操作を省略することができる。
【0027】
また、前記給湯器が前記湯張り経過把握手段を有する場合には、該湯張把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記給湯器が前記無線信号送信手段に対して前記暖房停止信号の送信を指示することにより、前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から前記所定時間前の時点の経過と連動して前記浴室暖房機による浴室の暖房を停止させることができる。
【0028】
また、前記浴室内リモコンは前記湯張り運転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、前記浴室暖房機は浴室に供給する熱量を変更する機能を有して、前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房能力低下信号に応じて浴室に供給する熱量を減少させ、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房能力低下信号を送信可能であって、前記給湯器は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信手段に対して前記暖房能力低下信号の送信を指示することを特徴とする。
【0029】
かかる本発明によれば、前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から前記所定時間前の時点の経過と連動させて前記浴室暖房機により浴室内に供給される熱量を減少させることができる。これにより、前記湯張り運転の実行中は前記浴室暖房機から供給される熱量を多くして浴室内を急速に暖房することができると共に、前記湯張り運転の終了時又は前記暖房運転の終了から前記所定時間前の時点からは前記浴室暖房機により浴室内に供給される熱量を減少させて、湯張り運転の終了前後に入浴した使用者が暑さを感じることを防止することができる。
【0030】
また、前記給湯器が前記湯張り経過把握手段を有する場合には、該湯張把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前に時点の経過が把握されたときに、前記給湯器が前記無線信号送信手段に対して前記暖房能力低下信号も送信を指示することによって、前記湯張り運転の終了時又は前記湯張り運転の終了から前記所定時間前の時点から前記浴室暖房機により浴室内に供給される熱量を減少させることができる。
【0031】
また、前記暖房開始スイッチを覆う目隠し板が装着可能であることを特徴とする。
【0032】
かかる本発明によれば、前記浴室暖房機を後付けする場合の便宜を考慮して、前記浴室暖房機が設置されていない状態で前記浴室内リモコンを設置して使用する場合に、前記目隠し板を装着して前記暖房開始スイッチを覆うことにより、使用されない前記暖房開始スイッチの存在により使用者に違和感を与えることを防止することができる。
【0033】
また、前記浴室暖房機は、浴室の暖房の他に少なくとも浴室の乾燥と換気とを行なう機能を有し、前記無線信号受信手段により受信した乾燥開始信号と換気開始信号とに応じて、浴室の乾燥と換気とをそれぞれ開始し、前記浴室内リモコンは、前記無線信号送信手段に対して、前記乾燥開始信号と前記換気開始信号の送信をそれぞれ指示する乾燥開始スイッチと換気開始スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0034】
かかる本発明によれば、使用者は、前記浴室内リモコンに備えられた前記暖房制御スイッチを操作することにより、浴室を出ることなく暖房の作動を指示することができると共に、前記乾燥開始スイッチ及び前記換気開始スイッチを操作することにより、前記浴室内暖房機による乾燥と換気をそれぞれ開始することができる。そのため、前記浴室内暖房機による浴室の乾燥と換気の開始を指示するための専用リモコンを設ける必要がない。また、前記専用リモコンが用意されている場合には、故障や電池切れにより該専用リモコンが使用不能となっても、前記浴室内リモコンに備えられた前記乾燥制御スイッチ及び前記換気制御スイッチを操作することにより、使用者は前記浴室暖房機に対して浴室の乾燥及び換気の開始を指示することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例について、図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の浴室内リモコンが設けられた浴室の全体図、図2は図1に示した浴室暖房機の構成図、図3は図1に示した浴室内リモコンの外観図、図4は図1に示した浴室暖房機と浴室内リモコンと給湯器間の通信インターフェースの説明図である。
【0036】
図1を参照して、浴室1の壁面に設けられた浴室内リモコン2は主として給湯器3を遠隔操作するためのものであり、使用者の操作に応じて浴室1に供給される湯の温度の設定や浴槽4への自動湯張り等を給湯器3に指示する。また、浴室1の壁面の上部には浴室の暖房や乾燥等を行なう浴室暖房機5が設置されている。
【0037】
浴室暖房機5は、主としてワイヤレスリモコン6により浴室1の外から操作されるが、本実施の形態では、入浴中の使用者がドア7を開けて浴室1から出ることなく、浴室暖房機5を操作できるようにするため、浴室内リモコン2にも浴室暖房機5を操作するためのスイッチが設けられている。
【0038】
図2(a)を参照して、浴室暖房機5は、給湯器3に備えられた熱源機(図示しない)との間で給湯往き管10と給湯戻り管11を介して循環される温水を熱源として空気を加熱する熱交換器12、給湯往き管10を開閉する熱動弁13、吸気口(図示しない)から吸入した空気を熱交換器12で加熱して温風として浴室1内に送出する循環ファン14、浴室1内の空気を屋外に排出する換気ファン15、浴室暖房機5が作動中であるときに点灯する運転ランプ16とワイヤレスリモコン6及び浴室内リモコン2から送信される無線信号を受信する無線信号受信ユニット17(本発明の無線信号受信手段に相当する)とを備えた表示部18を備える。
【0039】
さらに、浴室暖房機5は、熱源機から供給される温水の温度を検出する温水サーミスタ19、吸気口から吸気される浴室内の温度を検出する室温サーミスタ20、浴室暖房機5の作動中にワイヤレスリモコン6の故障が生じたとき等に浴室暖房機5の作動を強制的に停止するための応急スイッチ21、浴室暖房機5の異常等を報知するブザー22、及び浴室暖房機5全体の作動を制御する暖房機コントローラ23を備える。
【0040】
また、図2(b)を参照して、ワイヤレスリモコン6は、浴室暖房機5に実行させる運転の種類を、浴室1内を暖房する暖房運転、浴室1内に涼風を供給する涼風運転、浴室1内を換気する換気運転、浴室1内を乾燥させる浴室乾燥運転、浴室内に干された衣類を乾燥させる衣類乾燥運転の中から選択する運転種類選択スイッチ30、運転種類選択スイッチ30で選択された運転の種類を表示する運転種類表示部31、暖房運転における温度設定を高・中・低の3段階で設定する温度設定スイッチ32、温度設定スイッチ32で設定された温度を表示する温度表示部33、暖房運転及び涼風運転における風量の設定を自動・弱・強の3段階で設定する風量設定スイッチ34、風量設定スイッチ34で設定された風量を表示する風量表示部35、タイマ運転を行なう際にタイマ時間を設定するタイマスイッチ36、タイマ運転の実行中に残時間を表示するタイマ時間表示部37、及び運転種類選択スイッチ30により選択された運転の開始と停止を指示する運転/停止スイッチ38を備える。
【0041】
そして、使用者が運転/停止スイッチ38を操作すると、その時点で運転種類選択スイッチ30により選択されていた運転の種類に応じて、暖房運転の開始を指示する「暖房開始信号」,換気運転の開始を指示する「換気開始信号」,涼風運転の開始を指示する「涼風開始信号」,衣類乾燥運転の開始を指示する「衣類乾燥開始信号(本発明の乾燥開始信号に相当する)」,及び浴室乾燥運転の開始を指示する「浴室乾燥開始信号(本発明の乾燥開始信号に相当する)」のうちのいずれかかが、浴室暖房機5の無線信号受信ユニット17に対して無線により送信される。
【0042】
次に、上述した各運転における浴室暖房機5の作動について説明する。衣類乾燥運転においては、暖房機コントローラ23は、熱動弁13を開弁して循環ファン14を作動させると共に、換気ファン15を作動させる。これにより、熱源機と熱交換器12間での温水の循環が開始されて循環ファン14によって熱交換器12に向かって吸引された浴室1内の空気が熱交換器5で加熱され、温風として浴室1に送出されて浴室1内の温度が上昇する。また、換気ファン15の作動により、衣類から放出される湿潤空気が屋外に排出されて、浴室1内に干された衣類が次第に乾燥する。
【0043】
浴室乾燥運転は、循環ファン14の風量が異なる以外は上述した衣類乾燥運転と同様であり、浴室乾燥運転の実行により浴室内が乾燥してカビの発生等を防止することができる。
【0044】
換気運転においては、暖房機コントローラ23は、熱動弁13を閉弁して循環ファン14を停止した状態で、換気ファン15のみを作動させる。これにより、浴室内の空気が屋外に排出されて浴室が換気される。
【0045】
涼風運転においては、暖房機コントローラ23は、熱動弁13を閉弁した状態で、循環ファン7を作動させると共に換気ファン8も作動させる。これにより、夏季に入浴する際に、浴室内の熱気が換気ファン8によって屋外に排出されると共に、循環ファン7から送風することで、入浴者に涼しさを感じさせることができる。
【0046】
暖房運転においては、暖房機コントローラ23は、熱動弁13を開弁し、温水サーミスタ19の検出温度が所定温度(例えば40℃)を超えるのを待って、循環ファン14を作動させる。これにより、循環ファン14によって熱交換器12に向かって吸引された浴室内の空気が熱交換器12で加熱され、温風として浴室に送出されて浴室内の温度が上昇する。また、風量設定スイッチ34により風量が自動に設定されていたときには、暖房機コントローラ23は、暖房開始後、室温サーミスタ20の検出温度が所定の目標温度(温度設定スイッチ32により設定される)に達したときに、循環ファン14の風量を減少させて浴室内を該目標温度に保つ制御を行なう。
【0047】
次に、図3を参照して、浴室内リモコン2は、給湯器3の作動を指示するための給湯器用操作部40、浴室暖房機5の作動を指示するための浴室暖房機用操作部41、及び給湯器3と浴室暖房機5の作動状態等を表示する表示ユニット43を備える。
【0048】
給湯器用操作部40には、給湯器3を停止状態と待機状態とに切換える運転スイッチ44、浴槽4(図1参照)に所定量の湯を供給する自動湯張り運転の実行を指示する自動スイッチ45(本発明の湯張り開始スイッチに相当する)、及び給湯器3から供給される湯の温度の上下をそれぞれ指示するあつくスイッチ47とぬるくスイッチ46が備えられている。また、カバー48の下には、自動湯張り運転における給湯温度や湯張り量を設定するためのスイッチ等(図示しない)が備えられている。
【0049】
一方、浴室暖房機用操作部41には、上述した暖房運転、換気運転、乾燥運転(衣類乾燥運転又は浴室乾燥運転)、及び涼風運転の開始をそれぞれ指示する暖房スイッチ50(本発明の暖房開始スイッチに相当する)、換気スイッチ51、乾燥スイッチ52、及び涼風スイッチ53と、浴室暖房機5の作動の停止を指示する停止スイッチ54(本発明の暖房停止スイッチの機能を含む)と、自動湯張り運転の終了と連動させて暖房運転の開始を指示するか否かを設定する暖房自動スイッチ57と、各運転における循環ファン14の風量の増減をそれぞれ指示する風量アップスイッチ55(本発明の送風量指示スイッチに相当する)及び風量ダウンスイッチ56(本発明の送風量指示スイッチに相当する)とが備えられている。
【0050】
図4を参照して、浴室内リモコン2と給湯器3は通信ケーブル60により接続されて有線による通信を行なう。また、浴室内リモコン2と浴室暖房機5は無線による通信を行なう。
【0051】
浴室内リモコン2は、給湯器用操作部40,浴室暖房機用操作部41,及び表示ユニット43と接続されたリモコンコントローラ61により全体の作動が制御される。そして、リモコンコントローラ61は、浴室暖房機用操作部41に備えられた各スイッチ(図3参照)の操作に応じて、浴室暖房機5の作動を指示する信号(本発明の暖房制御信号に相当する)を無線信号送信ユニット62を介して無線により浴室暖房機5に送信する。
【0052】
また、リモコンコントローラ61は、給湯器用操作部40に備えられた各スイッチ(図3参照)の操作に応じて、給湯器3の作動を指示する信号をリモコン通信ユニット63及び通信ケーブル60を介して給湯器3に送信する。
【0053】
さらに、リモコンコントローラ61は、給湯器3から通信ケーブル60及びリモコン通信ユニット63を介して送信される給湯器3の運転状況(給湯温度、自動湯張り運転の実行経過等)等を表示ユニット43に表示する。
【0054】
以下、浴室内リモコン2の作動について説明する。図3及び図4を参照して、使用者が、給湯器用操作部40に備えられた運転スイッチ44,自動スイッチ45,ぬるくスイッチ46,及びあつくスイッチ47を操作すると、これに応じて、浴室内リモコン2のリモコンコントローラ61は、リモコン通信ユニット63及び通信ケーブル60を介して、「運転信号」,「自動湯張り開始信号」,「給湯温度アップ信号」,及び「給湯温度ダウン信号」をそれぞれ給湯器3の給湯器通信ユニット65に送信する。
【0055】
そして、給湯器3全体の作動を制御する給湯器コントローラ66は、給湯器3が停止状態であるときに、給湯器通信ユニット65により「運転信号」を受信すると、給湯器3を待機状態とする。この待機状態とすることにより、浴室内リモコン2に備えられた全てのスイッチの操作が可能となると共に、使用者がカラン(図示しない)を開けると給湯が行われる状態となる。一方、給湯器3が待機状態であるときに、給湯器通信ユニット65により「運転信号」が受信されたときには、給湯器コントローラ66は給湯器3を待機状態から停止状態に切換える。
【0056】
また、給湯器3が待機状態にあるときに、給湯器通信ユニット65により「自動湯張り開始信号」が受信されたときは、給湯器コントローラ66は、浴槽4に所定量の湯を供給する自動湯張り運転を実行する。そして、自動湯張り運転の実行中、給湯器コントローラ66は、自動湯張り運転の実行経過を給湯器通信ユニット65を介して浴室内リモコン2のリモコン通信ユニット63に送信する。
【0057】
また、給湯器コントローラ66は、給湯器3が待機状態にあるときに、給湯器通信ユニット65により「給湯温度アップ信号」を受信したときは浴室1への給湯温度を上げる処理を行ない、「給湯温度ダウン信号」を受信したときには浴室1への給湯温度を下げる処理を行う。
【0058】
次に、使用者が、浴室内リモコン2の浴室暖房機用操作部41に備えられた暖房スイッチ50,換気スイッチ51,乾燥スイッチ52,涼風スイッチ53,及び停止スイッチ54を操作すると、リモコンコントローラ61は、無線信号送信ユニット62を介して、上述したワイヤレスリモコン6による場合と同一仕様の「暖房開始信号」,「換気開始信号」,「乾燥開始信号」,「涼風開始信号」,及び「運転停止信号(本発明の暖房停止信号の作用を含む)」を浴室暖房機5に備えられた無線信号受信ユニット17に対してそれぞれ無線により送信する。
【0059】
このように、ワイヤレスリモコン6から送信される無線信号と、浴室内リモコン2から送信される無線信号とは同一仕様であるため、浴室暖房機5は1種類の無線信号受信ユニット17を備えればよい。
【0060】
また、使用者が風量アップスイッチ55及び風量ダウンスイッチ56を操作すると、リモコンコントローラ61は、「風量アップ信号(本発明の送風量指示信号に相当する)」及び「風量ダウン信号(本発明の送風量指示信号に相当する)」を、浴室暖房機5に備えられた無線信号受信ユニット17に対してそれぞれ無線により送信する。
【0061】
浴室暖房機5は、通常はワイヤレスレスリモコン6(図2(b)参照)によって操作される。例えば、浴室を暖房しようとした使用者は、入浴を開始する前に運転種類選択スイッチ30により暖房運転を選択して運転スイッチ38を操作し、浴室内が暖まるのを待って入浴を行なう。
【0062】
しかし、使用者が入浴した後に寒さを感じた場合には、使用者が浴室を暖房したいと思う場合もあると想定される。ところが、ワイヤレスリモコン6は上述したように入浴を開始する前に操作されることを前提としている。そのため、ワイヤレスリモコン6には防水処理が施されておらず、使用者はワイヤレスリモコン6を浴室内に持ち込んで、入浴中にワイヤレスリモコン6を操作して暖房の開始を指示することはできない。
【0063】
そこで、本実施の形態では、図3に示したように、防水処理が施された浴室内リモコン2に暖房スイッチ50と停止スイッチ53を組込むことにより、入浴中の使用者が暖房スイッチ50を操作して暖房の開始を指示できるようしている。また、停止スイッチ54を操作して暖房の停止を指示できるようにし、さらに、風量アップスイッチ55と風量ダウンスイッチ56を操作して温風の送風量の増減を指示できるようにして、使用者の使い勝手を向上させている。
【0064】
浴槽暖房機5に備えられた暖房機コントローラ23は、無線信号受信ユニット67を介して「暖房開始信号」を受信すると、予め設定された暖房条件(例えば、設定温度「高」,設定風量「弱」,タイマ設定なし)で上述した暖房運転を実行する。
【0065】
また、暖房機コントローラ23は、無線信号受信ユニット17を介して「換気開始信号」,「乾燥開始信号」,「涼風開始信号」を受信したときは、それぞれ、上述した換気運転,乾燥運転(衣類乾燥運転又は浴室乾燥運転)を予め設定された運転条件に従って実行する。また、無線信号受信ユニット17を介して「風量アップ信号」及び「風量ダウン信号」を受信すると、暖房機コントローラ23は、循環ファン14の風量をそれぞれ増加、減少させる処理を行なう。
【0066】
このように、浴室内リモコン2にも各運転の開始を指示する暖房スイッチ50,換気スイッチ51,乾燥スイッチ52,及び涼風スイッチ53と、各運転の停止を指示する停止スイッチ54と、風量アップスイッチ55及び風量ダウンスイッチ56とを備えることによって、ワイヤレスリモコン6の故障や電池切れ等が生じた場合であっても、各運転を応急的に実行することができるようにしている。
【0067】
また、浴室内リモコン2に備えられた自動スイッチ45が操作されたときに、暖房自動スイッチ57(図3参照)がONされていたときには、暖房スイッチ50が操作されたときと同様に、無線信号送信ユニット62から浴室暖房機5に対して「暖房開始信号」が送信される。
【0068】
これにより、前記湯張り運転の開始と連動して、浴室暖房機5による前記暖房運転が開始されて浴室が暖房される。そのため、使用者による暖房スイッチ50の操作を省略することができる。なお、台所やリビングに給湯器3を遠隔操作するためのリモコンが設けられ、該リモコンにも前記湯張り運転の開始を指示する自動スイッチが備えられている場合には、該自動スイッチが操作されたときにも、浴室内リモコン2の自動スイッチ45が操作されたときと同様に、無線信号送信ユニット62から浴室暖房機5に対して「暖房開始信号」を送信するようにしてもよい。
【0069】
また、前記湯張り運転が開始された後、前記湯張り経過把握手段64により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信ユニット62から浴室暖房機5に対して「運転停止信号(本発明の暖房停止信号に相当する)」を送信するようにしてもよい。これにより、使用者による停止スイッチ54の操作を省略することができる。
【0070】
また、前記湯張り運転が開始された後、前記湯張り経過把握手段64により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信ユニット62から浴室暖房機5に対して「風量ダウン信号(本発明の暖房能力低下信号に相当する)」を送信するようにしてもよい。
【0071】
これにより、湯張り運転の開始から湯張り運転が終了するまでの間、又は湯張り運転の開始から湯張り運転の終了から所定時間前の時点が経過するまでの間は、風量を多くして浴室を急速に暖房し、湯張り運転の終了後又は湯張り運転の終了から前記所定時間前の時点が経過した後は風量を減少させて、湯張り運転の終了時付近に入浴した使用者が暑さを感じないようにすることができる。
【0072】
なお、本実施の形態では、湯張り経過把握手段64を浴室内リモコン2に設けたが、給湯器3に湯張り経過把握手段を設けるようにしてもよい。この場合には、給湯器3からリモコン通信ユニット63及びリモコンコントローラ61を介して、無線信号送信ユニット62に対して「暖房開始信号」、「運転停止信号」、及び「風量ダウン信号」の送信を指示するようにすればよい。
【0073】
また、浴室内リモコン2と浴室暖房機5は、浴室1内で近接して設けられるため、無線信号送信ユニット62と無線信号受信ユニット7に、比較的安価で構成が簡単な赤外線による送信ユニットと受信ユニットをそれぞれ用いることができる。
【0074】
また、将来的に浴室暖房機5を後付けすることを想定して、浴室暖房機5の作動を操作する機能を有する浴室内リモコン2を予め浴室に設けておく場合に、当面操作されることがないスイッチの存在により使用者に違和感を与えることを防止するため、浴室内リモコン2の浴室暖房機用操作部41を覆う目隠し板を装着できるようにしてもよい。
【0075】
また、浴室内リモコン2に設けられた無線信号送信ユニット62により、給湯器3が備える熱源機から供給される温水を熱源とする機器(例えば、浴室内に設置された床暖房機や浴室外に設置された温風暖房機等)に対して、これらの機器の作動を制御する無線信号を送信できるようにしてもよい。これにより、入浴中にこれらの温調機器の停止を忘れたことを思い出した使用者は、浴室を出ることなくこれらの温調機器を停止させることができ、無駄なエネルギーが消費されることを防止することができる。
【0076】
また、本実施の形態では、浴室内リモコン2の浴室暖房機用操作部41に、本発明の暖房制御スイッチとして、暖房スイッチ50,停止スイッチ54,風量アップスイッチ55,及び風量ダウンスイッチ56を設けたが、その他に、浴室暖房の目標温度を調節するためのスイッチ(本発明の目標温度指示スイッチに相当する)を設けてもよい。
【0077】
この場合には、該スイッチの操作に応じて浴室内リモコン2から浴室暖房機5の無線信号受信ユニット17に目標温度を指示する目標温度指示信号を送信することにより、入浴中の使用者は好みに合わせて浴室の暖房温度を調節することができる。さらに、本発明の暖房制御スイッチとして、タイマによる浴室暖房の開始を指示するスイッチ等を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室内リモコンが設けられた浴室の全体図。
【図2】図1に示した浴室暖房機の構成図。
【図3】図1に示した浴室内リモコンの外観図。
【図4】図1に示した浴室暖房機と浴室内リモコンと給湯器間の通信インターフェースの説明図。
【図5】従来の浴室暖房機の説明図。
【符号の説明】
1…浴室、2…浴室内リモコン、3…給湯器、4…浴槽、5…浴室暖房機、6…ワイヤレスリモコン、7…ドア、17…無線信号受信ユニット、23…暖房機コントローラ、40…給湯器用操作部、41…浴室暖房機用操作部、43…表示ユニット、61…リモコンコントローラ、62…無線信号送信ユニット、63…リモコン通信ユニット、65…給湯器通信ユニット、66…給湯器コントローラ

Claims (15)

  1. 浴室内に設けられ、浴室に湯を供給する給湯器と通信ケーブルにより接続されて有線による通信を行って該給湯器を遠隔操作する浴室内リモコンにおいて、
    浴室内に設置されて浴室の暖房を行ない、無線信号を受信する無線信号受信手段を有して該無線信号受信手段により受信した暖房制御信号に応じてその作動が制御される浴室暖房機に対して、該暖房制御信号を送信可能な無線信号送信手段と、
    該無線信号送信手段に対して前記暖房制御信号の送信を指示する暖房制御スイッチとを備えたことを特徴とする浴室内リモコン。
  2. 前記暖房制御信号は、前記浴室暖房機に対して専用に設けられた暖房リモコンから送信される暖房制御信号と共通であることを特徴とする請求項1記載の浴室内リモコン。
  3. 前記給湯器は温水を熱源とする機器に対して該温水を供給する機能を有し、
    前記無線信号送信手段は、前記機器に対して該機器の作動を制御する無線信号を出力可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浴室内リモコン。
  4. 前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して暖房の開始を指示する暖房開始信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該暖房開始信号の送信を指示する暖房開始スイッチであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
  5. 前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して暖房の停止を指示する暖房停止信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該暖房停止信号の送信を指示する暖房停止スイッチであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
  6. 前記浴室暖房機は浴室内に温風を送出することによって浴室の暖房を行なうとともに、該温風の送風量を調節する機能を有し、
    前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して前記温風の送風量を指示する送風量指示信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該送風量指示信号の送信を指示する送風量指示スイッチであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
  7. 前記浴室暖房機は浴室内を所定の目標温度に保って暖房する機能を有し、
    前記暖房制御信号は前記浴室暖房機に対して前記目標温度を指示する目標温度指示信号であり、前記暖房制御スイッチは前記無線信号送信手段に対して該目標温度指示信号の送信を指示する目標温度指示スイッチであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
  8. 前記給湯器は浴槽内に所定量の湯を供給する湯張り運転を行なう機能を有し、前記浴室内リモコンは前記給湯器に対して前記湯張り運転の開始を指示する湯張り開始スイッチを有して、
    前記無線信号送信手段は、前記湯張り開始スイッチの操作に応じて前記暖房開始信号を送信することを特徴とする請求項4記載の浴室内リモコン。
  9. 前記給湯器は浴槽内に所定量の湯を供給する湯張り運転を行なう機能を有し、浴室外に設けられた湯張り開始スイッチの操作により前記湯張り運転の実行を開始し、
    前記無線信号送信手段は、前記湯張り開始スイッチの操作に応じて前記暖房開始信号を送信することを特徴とする請求項4記載の浴室内リモコン。
  10. 前記浴室内リモコンは前記湯張り運転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、
    前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房停止信号に応じて浴室の暖房を停止し、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房停止信号を送信可能であって、
    前記無線信号送信手段は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記暖房停止信号を送信することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の浴室内リモコン。
  11. 前記浴室内リモコンは前記湯張り運転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、前記浴室暖房機は浴室に供給する熱量を変更する機能を有して、
    前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房能力低下信号に応じて浴室に供給する熱量を減少させ、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房能力低下信号を送信可能であって、
    前記無線信号送信手段は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記暖房能力低下信号を送信することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の浴室内リモコン。
  12. 前記給湯器は前記湯張り運転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、
    前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房停止信号に応じて浴室の暖房を停止し、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房停止信号を送信可能であって、
    前記給湯器は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信手段に対して前記暖房停止信号の送信を指示することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の浴室内リモコン。
  13. 前記給湯器は前記湯張り運転の実行経過を把握する湯張り経過把握手段を有し、前記浴室暖房機は浴室に供給する熱量を変更する機能を有して、
    前記浴室暖房機は前記無線信号受信手段により受信した暖房能力低下信号に応じて浴室に供給する熱量を減少させ、前記無線信号送信手段は前記浴室暖房機に対して該暖房能力低下信号を送信可能であって、
    前記給湯器は、前記湯張り経過把握手段により前記湯張り運転の終了又は前記湯張り運転の終了から所定時間前の時点の経過が把握されたときに、前記無線信号送信手段に対して前記暖房能力低下信号の送信を指示することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の浴室内リモコン。
  14. 前記暖房制御スイッチを覆う目隠し板が装着可能であることを特徴とする請求項1から請求項13のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
  15. 前記浴室暖房機は、浴室の暖房の他に少なくとも浴室の乾燥と換気とを行なう機能を有し、前記無線信号受信手段により受信した乾燥開始信号と換気開始信号とに応じて、浴室の乾燥と換気とをそれぞれ開始し、
    前記浴室内リモコンは、前記無線信号送信手段に対して、前記乾燥開始信号と前記換気開始信号の送信をそれぞれ指示する乾燥開始スイッチと換気開始スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1から請求項14のうちいずれか1項記載の浴室内リモコン。
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