JP4379431B2 - 空調システム - Google Patents

空調システム Download PDF

Info

Publication number
JP4379431B2
JP4379431B2 JP2006129474A JP2006129474A JP4379431B2 JP 4379431 B2 JP4379431 B2 JP 4379431B2 JP 2006129474 A JP2006129474 A JP 2006129474A JP 2006129474 A JP2006129474 A JP 2006129474A JP 4379431 B2 JP4379431 B2 JP 4379431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
switch
mode
reservation
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006129474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006242565A (ja
Inventor
茂実 鈴木
智彦 芹田
政和 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2006129474A priority Critical patent/JP4379431B2/ja
Publication of JP2006242565A publication Critical patent/JP2006242565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4379431B2 publication Critical patent/JP4379431B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

この発明は、リモコンで空調装置を操作するようにした空調システムに関するものである。
建物内に設置される空調システムとしては、例えば、図13に示したような空調装置(機器)1を図示しない建物内に設置すると共に、空調装置1のリモコン2(図12参照)を建物内の操作しやすい場所に設置して、空調装置(機器)1をリモコン2で遠隔操作する様にすることが考えられる。
このリモコン2には、空調装置1を運転(動作)させる運転手段(動作手段)3と、空調装置1の運転(動作)予約手段4と、この運転手段3及び予約手段4を制御する演算制御回路(制御手段)5が設けられている。
この運転手段3は、乾燥運転(乾燥動作)のための乾燥スイッチ(乾燥動作ボタン)6、涼風運転(涼風動作)のための涼風スイッチ(涼風動作ボタン)7、暖房運転(暖房動作)のための暖房スイッチ(暖房動作ボタン)8、換気運転(換気動作)のための換気スイッチ(換気動作ボタン)9を有する。また、この運転手段3は、乾燥スイッチ6,涼風スイッチ7,暖房スイッチ8及び換気スイッチ9が押され(操作され)たときにそれぞれ点灯させられる乾燥表示LED6a、涼風表示LED7a、暖房表示LED8a、換気表示LED9aを有する。
また、予約手段4は、タイマ切替スイッチ(タイマ切替ボタン)10と、タイマ切替スイッチ10により切替点灯させられる入りタイマ表示LED11及び切りタイマ表示LED12を有する。また、予約手段4は、運転開始時間(動作開始時間)及び運転切り時間(動作切り時間)を表示させる液晶表示器13と、液晶表示器13に運転開始時間及び運転切り時間を設定するための分設定スイッチ(分設定ボタン)14及び時設定スイッチ(時設定ボタン)15を有する。16は予約停止スイッチ(予約停止ボタン)としてのリセットスイッチ(リセットボタン)である。
そして、各スイッチ6〜10,14,15からの操作信号は演算制御回路5に入力される様になっている。また、演算制御回路5は、各スイッチ6〜10,14,15からの操作信号に基づいて空調装置1,液晶表示器13及び各LED6a〜9a,11,12を作動制御する様になっている。
次に、この演算制御回路5による制御の一例を説明する。
(i)切りタイマモード(動作モード時)
この様な構成においては、タイマ切替スイッチ10を操作して演算制御回路5により入りタイマ表示LED11を消灯させると共に切りタイマ表示LED12を点灯させると、演算制御回路5は運転手段(動作手段)3による動作モード(運転切りモード)となる。
この動作モードにおいて分設定スイッチ(分設定ボタン)14及び時設定スイッチ(時設定ボタン)15を操作すると、液晶表示器13に表示される切り時間を設定できる。即ち、この動作モードにおいて演算制御回路5は、分設定スイッチ(分設定ボタン)14からの操作信号(ON信号)が入力される毎に、液晶表示器13の分を表示する部分の表示を例えば10分単位で繰り上げ表示する。また、演算制御回路5は、時設定スイッチ(時設定ボタン)15からの操作信号(ON信号)が入力される毎に、液晶表示器13の「時」を表示する部分の表示を例えば1時間単位で繰り上げ表示する。この様にして液晶表示器13に表示された時間は、空調装置1の切り時間(停止時間)となる。
そして、演算制御回路5は、この動作モードにおいて乾燥スイッチ(乾燥動作ボタン)6,涼風スイッチ(涼風動作ボタン)7,暖房スイッチ(暖房動作ボタン)8,換気スイッチ(換気動作ボタン)9のいずれかのON操作が行われると、この操作が行われたスイッチに対応するモードで空調装置1の作動制御(運転制御)を開始し、図14のステップS1で液晶表示器13に表示された切り時間になったか否かを判断する。この判断において演算制御回路5は、切り時間になったと判断すると空調装置1の動作を停止させ、切り時間になっていない場合にはステップS2に移行する。
このステップS2において演算制御回路5は、タイマ切替スイッチ10が押されて、入りタイマ表示LED11が点灯させられると共に切りタイマ表示LED12が点灯させられて、予約モードになったか否かを判断する。そして、演算制御回路5は、予約モードになったと判断したとき、空調装置1の動作を停止させて、待機状態とする。また、演算制御回路5は、予約モードになっておらず動作モードであると判断したとき、ステップS1に戻ってループする。
(ii)入りタイマモード(運転予約モード)
また、演算制御回路5は、タイマ切替スイッチ10を操作して、演算制御回路5により入りタイマ表示LED11を点灯させると共に切りタイマ表示LED12を消灯させると、運転手段(動作手段)3による運転の予約モード(動作予約モード)となる。
この予約モードにおいて分設定スイッチ(分設定ボタン)14及び時設定スイッチ(時設定ボタン)15を操作すると、液晶表示器13に表示される運転開始時間を設定できる。即ち、この動作モードにおいて演算制御回路5は、分設定スイッチ(分設定ボタン)14からの操作信号(ON信号)が入力される毎に、液晶表示器13の分を表示する部分の表示を例えば10分単位で繰り上げ表示する。また、演算制御回路5は、時設定スイッチ(時設定ボタン)15からの操作信号(ON信号)が入力される毎に、液晶表示器13の「時」を表示する部分の表示を例えば1時間単位で繰り上げ表示する。この様にして液晶表示器13に表示された時間は、空調装置1の運転開始時間(動作開始時間)となる。
そして、演算制御回路5は、この予約モードのとき、乾燥スイッチ(乾燥動作ボタン)6,涼風スイッチ(涼風動作ボタン)7,暖房スイッチ(暖房動作ボタン)8,換気スイッチ(換気動作ボタン)9のいずれかのON操作が行われると、このスイッチ6〜9のうちのON操作が行われた動作モードでの予約動作を開始し、図15のステップS3で液晶表示器13に表示された入り時間になったか否かを判断する。
また、演算制御回路5は、ステップS3において入り時間になったと判断すると空調装置1の運転(動作)を開始し、ステップS1に移行する。尚、ステップS1,2の制御は上述と同じである。
また、演算制御回路5は、ステップS3において入り時間になっていないと判断すると、ステップS4に移行する。
この演算制御回路5は、ステップS4においてタイマ切替スイッチ10が押されて切りタイマ表示LED12が点灯させられたか否かを判断する。この判断において演算制御回路5は、タイマ切替スイッチ10が押されていれば空調装置1の運転開始時間の予約を解除する。また、演算制御回路5は、タイマ切替スイッチ10が押されていなければ、ステップS3に戻ってループする。
(iii)タイマ入りモード(予約モード)からスイッチ6〜9の操作による運転開始
また、上述したタイマ入りモード(予約モード)において、このモードを解除して空調装置1を運転したい場合には、タイマ切替スイッチ10を押してタイマ入り表示LED11を消灯させると共に、タイマ切り表示LED12を点灯させて、切りタイマモードにするか、リセットスイッチ16を押して、空調装置1の予約状態を解除した後、切りタイマモードにする。
この切りタイマモードにおいては、乾燥スイッチ(乾燥動作ボタン)6,涼風スイッチ(涼風動作ボタン)7,暖房スイッチ(暖房動作ボタン)8,換気スイッチ(換気動作ボタン)9のいずれかのON操作が行われると、この操作が行われたスイッチに対応するモードで空調装置1の作動制御を開始し、図14のステップS1,S2の制御を行う。
ところで、このような空調システムでは、予約モードのときに予約状態を停止させずに、予約モード以外の運転制御を実行できるのが望ましい。
そこで、この発明の目的は、予約モードのときに予約状態を停止させずに、予約モード以外の運転制御を実行できるリモコンが設けられた空調システムを提供することにある。
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、空調装置の運転モードを表示する運転モード表示部及び前記運転モードの残時間を表示する時間表示部を備えたリモコンと、前記リモコンに設けられて前記空調装置を動作させる動作スイッチと、前記リモコンに設けられて前記空調装置の動作を予約させる予約スイッチと、前記動作スイッチと前記予約スイッチの操作信号を受けて前記空調装置の制御をする制御手段とを備えた空調システムであって、前記制御手段は、前記予約スイッチによる予約モードの状態において前記動作スイッチが操作されたときに、前記動作スイッチが操作されてから前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間までの間の時間内で、前記時間表示部に現在の運転モードの残時間を表示し、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間になったとき、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作制御を開始するように設定されていると共に、前記時間表示部には予約動作モードでの残時間を表示するようにしたことを特徴とする。
また、上述した目的を達成するため、請求項2の発明は、空調装置の運転モードを動作させる動作スイッチ及び前記運転モードの動作を予約させる予約スイッチが設けられたリモコンと、前記動作スイッチと前記予約スイッチの操作信号を受けて前記空調装置の制御をする制御手段とを備えた空調システムであって、前記制御手段は、前記予約スイッチによる予約モードの状態において前記動作スイッチが操作されたときに、前記動作スイッチが操作されてから前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間までの間の時間内で、前記運転モードをタイマーに基づき運転し、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間になったとき、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作制御を開始し、前記タイマーに基づき前記予約動作モードの運転をすることを特徴とする。
請求項1,2の発明によれば、リモコンによる予約モードのときに予約状態を停止させずに、予約モード以外の運転制御を実行できる。
以下、この発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
[構成]
図1において、20は住宅等の建物、21は建物20の浴室、22は浴室21の隣の脱衣室、23は浴室21と脱衣室22との仕切壁、24は浴室21の天井である。
また、25は浴室21内に配設した空調装置、26は脱衣室22内に配設されたリモコンである。この空調装置25は天井24に近接して仕切壁23に取り付けられ、リモコン26は平均的な身長の人の目線の高さ又はそれより低い位置で仕切壁23に取り付けられている。この空調装置25には換気ファン(図示せず)及び循環ファン(図示せず)、ヒータ(加熱手段)が一体ユニット若しくは別体のユニットとして配設されている。
尚、空調装置25の設置位置は天井24でも良いし、リモコン26は浴室21内において仕切壁23や他の壁部に取り付けても良い。また、リモコン26は、有線で空調装置25に接続されていても良いし、無線で操作状態を空調装置25に送信するようにしても良い。また、リモコン26は浴室21や脱衣室22以外の部屋に設置しても良い。
このリモコン26は、図2に示したようにリモコン本体27を有する。このリモコン本体27には、表示部(表示手段)としての液晶表示器28及び操作パネル部29が設けられている。
<液晶表示器28>
この液晶表示器28は、左側の上部に上下に配置された第1,第2の動作液晶表示部(動作モード表示部すなわち運転モード表示部)28a,28bと、この第1,第2の動作液晶表示部28a,28bの右側に隣接配置された予約状態液晶表示部(予約状態表示部)28cと、これら液晶表示部28a〜28cの下部に隣接配置された時間液晶表示部(時刻表示部すなわち時間表示部)28dを有する。
そして、第1の動作液晶表示部28aの左側には上下に「暖房」,「涼風」等の運転モード(動作モード)が表示され、第1の動作液晶表示部28aの右側には上下に「予備」,「入浴」,「温風」,「遠赤」等の運転モード(動作モード)が表示されるようになっている。
また、第2の動作液晶表示部28bの左側には上下に「乾燥」,「換気」等の運転モード(動作モード)が表示され、第2の動作液晶表示部28bの右側には上下に「急速」,「標準」,「24時間」等の運転モード(動作モード)が表示されるようになっている。
更に、予約状態液晶表示部28cの上部には予約のためのマークMが表示され、マークMの下方には「予約あり」が表示され、「予約あり」の下方には「暖房」,「涼風」,「乾燥」,「換気」等が表示されるようになっている。
また、時間液晶表示部28dの左上部には「AM」,「PM」等が表示され、時間液晶表示部28dの中央部には「時」:「分」が表示され、時間液晶表示部28dの右側には「予約時刻」,「現在時刻」,「残時間」等の表示がされるようになっている。
<操作パネル部29>
この操作パネル部29には、「予備暖房」スイッチ30,「入浴暖房」スイッチ31,「涼風」スイッチ32,「乾燥」スイッチ33,「換気」スイッチ34等が動作スイッチ(動作ボタン)として設けられている。
また、操作パネル部29には、「予約時刻」スイッチ35,「停止」スイッチ36,時刻設定用の「時計」スイッチ37,時刻設定時のアップスイッチ38,時刻設定時のダウンスイッチ39を有する。
<制御回路>
上述したリモコン26は図3に示した演算制御回路40を有する。そして、この演算制御回路40には、操作パネル部29の各スイッチ30〜39のON操作が入力される様になっている。しかも、演算制御回路40は、各スイッチ30〜39の操作に基づいて液晶表示器28の表示を切り替えたり、空調装置25の動作制御を行うようになっている。41は演算制御回路40に接続されたメモリ(記憶手段)、42は演算制御回路40に接続された残時間タイマ、43は演算制御回路40に接続された入りタイマである。
<演算制御回路40による制御条件及び設定等>
次に、演算制御回路40による制御条件及び設定等について説明する。尚、演算制御回路40について明記していない部分の設定や制御も、演算制御回路40により行われる。
(1)運転開始
(i)動作スイッチによる空調装置25の動作制御
この「予備暖房」スイッチ30,「入浴暖房」スイッチ31,「涼風」スイッチ32,「乾燥」スイッチ33,「換気」スイッチ34等動作スイッチ(動作ボタン)のいずれかを押すと、押されたスイッチからのON信号が演算制御回路40に入力され、演算制御回路40は押されたスイッチに該当する運転モードで空調装置25の動作制御を開始する。
即ち、演算制御回路40は、「予備暖房」スイッチ30が押されると、「予備暖房」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始し、「入浴暖房」スイッチ31が押されると、「入浴暖房」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始し、「涼風」スイッチ32が押されると、「涼風」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始する。また、演算制御回路40は、「乾燥」スイッチ33が押されると、「乾燥」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始し、「換気」スイッチ34が押されると、「換気」の運転モードで空調装置の動作制御を開始する。
この様な動作制御に際して演算制御回路40は、時間表示部の右側に「残時間」の表示を行うと共に、「時」:「分」の表示部に残時間を表示させる。この残時間は、運転モードに応じた初期値が設定されており、この初期値はアップボタン38とダウンボタン39により増減変更されるようになっている。この増減については後述する。
また、待機時や、予約設定された運転モードでの予約時刻があるなしに関わらず、上述のスイッチ30〜34が押されると、演算制御回路40は上述した運転モードでの空調装置25の動作制御を開始する。
(ii)予約による空調装置25の動作制御
また、演算制御回路40は、設定された予約時刻になった場合、待機時間や上述した運転モードによる空調装置25の運転時(動作制御時)に関わらず、予約された運転モードで空調装置25の動作制御を開始する。
(iii)各運転モードの運転状態
空調装置25の運転モード(動作モード)には、換気モード(換気運転モード)、予備暖房モード(予備暖房運転モード)、入浴暖房モード(入浴暖房運転モード)、涼風モード(涼風運転モード)、乾燥モード(乾燥運転モード)等がある。これらの各運転モードは、次の様になっている。
換気モード(換気運転モード)には急速換気モード、標準換気モード、24時間換気モードの3種類があり、これらのモード毎に換気ファンの回転数等を変えることにより風量が変わるようになっている。これらのモードは、「換気」スイッチ34を押す毎に切り替わるようになっており、浴室内等の換気がモード毎に適切に行えるようになっている。
また、予備暖房モードは、「予備暖房」スイッチ30が押されるとPTCヒータ等の加熱手段により加熱された温風が空調装置25内部にある循環ファン(図示せず)を作動させ、浴室内に温風を吹き出し循環するようになり、入浴前に寒さを感じさせないように浴室内を暖める効果が得られる。
更に、入浴暖房モードは、「入浴暖房」スイッチ31を押すことにより、カーボンヒータ等の輻射熱源から熱を入浴者側に輻射することにより暖かく入浴することができる。
また、「涼風」スイッチ32を押すことにより、涼風モードとなり、ヒータ等の加熱手段を作動せずに循環ファンを作動させることにより、夏場等で涼しく入浴できる。
更に、「乾燥」ボタン33が選択されると乾燥モードとなり、図示しない循環ファンと換気ファンが作動させられる。これにより、浴室内の湿気を排出すると共に、加熱手段で加熱した温風を浴室内に循環させることで、衣類等の乾燥を行うことができる。
尚、換気ファンと循環ファンを用いた空調装置25で説明したが、単一のファンにより浴室内の循環風路と排気風路をダンパーにより切り換える(開度を変える)ようにする換気装置等の種々の空調装置に適応が可能である。また、本空調装置25は、電気式に限らず、温水式等の浴室空調装置等も含まれる。
ここで、ファンは空調装置25のファンであり、PTCはPTCヒータ(Positive Temperature Coefficient ヒータ)すなわち自己温度制御ヒータであり、カーボンはカーボンランプである。
(2)空調装置25の運転停止
(i)「停止」スイッチ(停止ボタン)36による運転停止
演算制御回路40は、「停止」スイッチ(停止ボタン)36を押すと、空調装置25の運転(動作制御)を停止させ、時間液晶表示部28dの右側に「現在時刻」を表示させ、「現在時刻」の左側の「AM」,「PM」及び「時」:「分」を用いて現在時刻を表示させる。
また、予約時刻がある場合には、時間液晶表示部28dの右側に「予約時刻」を表示させ、「予約時刻」の左側の「AM」,「PM」及び「時」:「分」を用いて予約時刻を表示させる。
(ii)運転時における残時間が「0」になったときの運転停止
また、演算制御回路40は、上述したスイッチ30〜34の操作による空調装置25の運転時に、残時間が「0:00」になると、空調装置25の運転を停止させる。
(iii)スイッチ30〜34の操作による空調装置25の予約時刻による運転停止
さらに、演算制御回路40は、スイッチ30〜34の操作により空調装置25が運転させられているとき、スイッチ30〜34の操作による空調装置25の運転を一旦停止させる。尚、スイッチ30〜34の操作により空調装置25が運転させられているとき、この運転モードと予約による運転モードが同一の運転モードのときには、時演算制御回路40は空調装置25の運転の一旦停止は行わずその運転モードでの運転を継続させる。
(3)運転モードの切り替え
演算制御回路40は、空調装置25を「予備暖房」,「入浴暖房」,「涼風」,「乾燥」,「換気」の運転モードのいずれかで運転制御しているときに、「予備暖房」スイッチ30,「入浴暖房」スイッチ31,「涼風」スイッチ32,「乾燥」スイッチ33,「換気」スイッチ34等動作スイッチ(動作ボタン)のいずれかが押されると、現在の運転モードでの空調装置25の運転を一旦停止させる。
そして、演算制御回路40は、押されたスイッチに該当する運転モードの動作制御を開始する。即ち、演算制御回路40は、「予備暖房」スイッチ30が押されると、「予備暖房」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始し、「入浴暖房」スイッチ31が押されると、「入浴暖房」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始する。また、演算制御回路40は、「乾燥」スイッチ33が押されると、「乾燥」の運転モードで空調装置25の動作制御を開始し、「換気」スイッチ34が押されると、「換気」の運転モードで空調装置の動作制御を開始する。
この際、演算制御回路40は、時間表示部の右側に「残時間」の表示を行うと共に、「時」:「分」の表示部に残時間を表示させる。この残時間は、押されたスイッチに対応する運転モードの残時間となる。尚、スイッチ30〜34のいずれかが押される前の運転モードと押された後の運転モードが同じ場合には、残時間タイマが再設定され、同じ運転モードでの空調装置25の運転が行われる。
(4)現在時刻の表示
(i)空調装置25の運転の待機時
演算制御回路40は、待機時に時間液晶表示部28dの右側に「現在時刻」を表示させると共に、「現在時刻」の左側の「AM」,「PM」及び「時」:「分」を用いて現在時刻を表示させる。
(ii)空調装置25の運転中又は予約モードのとき
この空調装置25の運転中又は予約モードのときに、時計/時刻合わせ用の[時計」スイッチ37(ボタン)を押すと、演算制御回路40は待機時と同様な現在時刻の表示を行う。この表示時間は例えば10秒程度とし、この時間が経過すると、演算制御回路40は空調装置25の運転中又は予約モードにおける残時間又は予約時刻の表示に戻すようにする。
(5)現在時刻の設定
(i)現在時刻設定モード
時計/時刻合わせ用の[時計」スイッチ37(ボタン)を例えば3秒間押し続けると、演算制御回路40は現在時刻設定モードになる。このモードで演算制御回路40は、時間液晶表示部28dの「現在時刻」の表示を点滅させ、以下の時刻合わせ等を可能にする。
(ii)設定時間の増減
演算制御回路40は、アップボタン38を押す毎に時間液晶表示部28dに表示している時間の分を1分単位で増加させ、ダウンボタン39を押す毎に時間液晶表示部28dに表示している時間の分を1分単位で減少させる様になっている。
また、演算制御回路40は、アップボタン38を押す続けると、時間液晶表示部28dに表示している時間の分を連続的に分単位で増加させ、ダウンボタン39を押し続けると、時間液晶表示部28dに表示している時間の分を連続的に分単位で減少させる様になっている。
更に、演算制御回路40は、アップボタン38を押し続けている時間が一定時間経過すると、時間液晶表示部28dに表示している時間の分を連続的に分単位で高速で増加させ、ダウンボタン39を押し続けている時間が一定時間経過すると、時間液晶表示部28dに表示している時間の分を連続的に分単位で高速で減少させる様になっている。
尚、この様な分単位の増減調整で、現在時刻の「時」:「分」の時刻合わせ(現在時刻データの増減調整)がおこなわれる。
(iii)設定時間の確定
また、上述の様にして時刻合わせがおこなわれた後、「時計」スイッチ37を押すと、演算制御回路40は時間液晶表示部28dに表示された「現在時刻」の表示の点滅を停止させる。これにより、演算制御回路40は、時刻合わせした時間を現在時刻データとして確定して、先に設定されていた現在時刻を時刻合わせした現在時刻データに更新し、時刻合わせされた時間の00秒からのカウントアップを開始する。
また、時刻合わせにより現在時刻データの増減をしている途中で、アップボタン38及びダウンボタン39の操作をしない状態、及び、現在時刻データを確定しないまま所定時間以上放置した状態が継続(「時計」スイッチ37を所定時間押さない状態が継続)した場合、演算制御回路40は現在時刻設定モードから抜けて、現在時刻データの更新はおこなわれない。
(iv)現在時刻設定モードの解除
また、現在時刻設定モードにおいて「停止」スイッチ36が押されると、演算制御回路40は現在時刻設定モードから抜け出す。この際、演算制御回路40は、現在時刻データの更新はおこなわない。
(6)残時間タイマ42の設定
この残時間タイマ42は、上述した各運転モードにおける空調装置25の動作時に、動作時間の「残時間」を演算して表示させるためのもので、演算制御回路40により制御される様になっている。この場合の残時間は、設定残時間Iとなる。
(i)各運転モードの残時間タイマ42の初期値
空調装置25の「予備暖房」,「入浴暖房」,「涼風」,「乾燥」,「換気」の運転モードの残時間タイマ42の「残時間」の初期値は、運転モード毎に設定されている。。
(ii)タイマ長の増減設定
(i)の残時間タイマ42の初期値は、アップスイッチ38を押す毎に10分ごとに増加され、ダウンスイッチ39を押す毎に10分毎に減少させられる。この(i)の残時間タイマ42の初期値の増減変更は各運転モード毎におこなうことができる。そして、この増減変更された残時間タイマのデータは、各運転モード毎にメモリ41に記憶され、次に設定の変更まで保持される。
また、リモコン26の演算制御回路40の電源である電池(図示せず)を交換すると、各運転モード毎に増減変更されてメモリ41に記憶された残時間タイマのデータは初期値に戻される。
(iii)設定時間の変更操作時における時間の状態
(i)の残時間タイマ42の初期値は、上述したようにアップスイッチ38を押す毎に10分ごとに増加され、ダウンスイッチ39を押す毎に10分毎に減少させられる。そして、残時間タイマ42の初期値は、アップスイッチ38を押し続けると一定間隔で連続して10分ごとに増加される一方、ダウンスイッチ39を押し続けると一定間隔で連続して10分ごとに減少させられる。尚、残時間タイマ42の初期値の増加時において12時00分の次は0時10分となり、残時間タイマ42の初期値の減少時において0時10分の次は12時00分となる。
(iv)残時間タイマ42の動作時における残時間の変更
この残時間タイマ42は、スイッチ30〜34の操作により空調装置25が運転させらると、演算制御回路40により動作を開始させられる。そして、残時間タイマ42に設定された残時間は、残時間タイマ42の動作時に、アップスイッチ38を押す毎に増加され、ダウンスイッチ39を押す毎に減少させられる。
(v)残時間タイマ42のカウント
残時間タイマ42のカウントは1分毎におこなわれる。
(7)予約タイマの設定
(i)予約時刻モード(予約モード)
「予約時刻」スイッチ35を押すと、演算制御回路40は予約時刻モード(予約モード)になる。この予約時刻モードで演算制御回路40は、予約した運転モードを予約表示部の「予約あり」の下方に表示させると共に、「予約時刻」及び予約した運転モードにおける予約時刻を時間液晶表示部28dに表示させる。また、この際、演算制御回路40は、予約時刻データを空調装置25に送信して、空調装置25の運転を停止させる。
(ii)予約時刻の設定
また、タイマ設定ボタンであるアップスイッチ38及びダウンスイッチ39を押すことにより、予約時刻を設定できる。このスイッチ38,39を用いて設定される予約時刻データは、メモリ41に記憶されて、次の設定変更まで保持される。この様な予約時刻の設定に際して、設定変更される予約時刻データは空調装置25に逐次送信される。また、演算制御回路40の為の電池交換時には、予約時刻が初期値として6:00に設定される。
(iii)予約時刻の変更表示
予約時刻は、アップスイッチ38及びダウンスイッチ39により任意に変更できる。設定時刻は12時間制とし、深夜12時はAM0:00と表示され、正午12時はPM0:00と表示される。
(iv)予約時間の変更操作
予約時刻は、アップスイッチ38を押す毎に10分ごとに増加され、ダウンスイッチ39を押す毎に10分毎に減少させられる。この予約時刻は、アップスイッチ38を押し続けると一定間隔で連続して10分ごとに増加される一方、ダウンスイッチ39を押し続けると一定間隔で連続して10分ごとに減少させられる。
(v)予約による空調装置25の運転
予約時刻モードでは、メモリ41に記憶された時間が入りタイマ43に設定される。そして、予約時刻モードにおいて、入りタイマ43のカウントにより、入りタイマ43が予約時刻に達すると、空調装置25が予約した運転モード(動作モード)で動作を開始する。そして、この予約した運転モードで設定されている残時間が時間液晶表示部28dに表示され、この残時間のカウントを残時間タイマ42が開始する。
(vi)予約時刻モードの解除
また、予約時刻モード中に「停止」スイッチ36を押すと、演算制御回路40は予約時刻モードを解除して現在時刻の表示を行う。更に、演算制御回路40は、予約時刻モードで且つ動作モード(運転モード)中に「停止」スイッチ36が押されると、動作モード(運転モード)のみを停止させる。
(vii)その他
演算制御回路40は、入浴暖房動作時に「予約時刻」スイッチ35が押されても、入浴暖房動作の運転を停止させず、「予約時刻」スイッチ35の操作は無視する様になっている。
また、予約における運転モードの残時間の設定も、上述したのと同様にして行うことができる。この場合の残時間は、設定残時間IIとなる。
尚、予約モードで且つ動作モード中に予約ボタン即ち「予約時刻」スイッチ35を押すと、予約時刻確認のため所定時間(例えば、10秒程度)だけ予約時刻を液晶表示器28の時刻表示部すなわち時間液晶表示部28dに表示するようにしても良い。
[作用]
以下、この発明のリモコン26による空調装置25の制御を図4,図5のフローチャート及び図6,図7のタイムチャートに基づいて説明する。
(1)切りタイマ
待機状態において、「予備暖房」スイッチ30,「入浴暖房」スイッチ31,「涼風」スイッチ32,「乾燥」スイッチ33,「換気」スイッチ34等動作スイッチ(動作ボタン)のいずれかが時刻t1で押されると、押されたスイッチからのON信号が演算制御回路40に入力され、演算制御回路40は押されたスイッチに該当する運転モードで空調装置25の運転動作(動作制御)を開始する。そして、演算制御回路40は、図4のステップS10〜13の「切りタイマ」のモードの制御を実行する。
この様な運転動作に伴い、演算制御回路40は、時間液晶表示部28dに上述した設定残時間Iに基づいて「残時間」の表示と、その残時間を「時」:「分」で表示する。例えば、残時間が1時間であれば、「1」:「00」と表示する。また、運転モードが入浴暖房で残時間が59分であれば、図8に示したように、第1の動作表示部(運転表示部)に「暖房」と「入浴」を表示させると共に、時間表示部に「残時間」を表示させ、「残時間」の表示の左側に実際の残時間を設定算時間Iとして「0:59」と表示させる。尚、運転モードとしては、予備暖房モード、入浴暖房モード、涼風モード、乾燥モード、換気モード等がある。
また、予約時刻モードにおいて、予約された運転モードの入りタイマ43が時刻t3で入時間になると、予約設定された運転モード(動作モード)で空調装置25の運転動作が開始され、演算制御回路40はステップS10〜13の「切りタイマ」のモードの制御を実行する。
この様な運転動作に伴い、演算制御回路40は、時間液晶表示部28dに上述した予約時刻モードでの設定残時間IIに基づいて「残時間」の表示と、その残時間を「時」:「分」で表示する。例えば、残時間が1時間であれば、「1」:「00」と表示する。また、運転モードが予備暖房で残時間が26分であれば、図10に示したように、第1の動作表示部(運転表示部)に「暖房」と「予備」を表示させると共に、時間表示部に「残時間」を表示させ、「残時間」の表示の左側に実際の残時間を設定算時間Iとして「0:26」と表示させる。尚、運転モードとしては、予備暖房モード、入浴暖房モード、涼風モード、乾燥モード、換気モード等がある。
ステップS10
このステップS10では、残時間タイマ42のカウントにより設定残時間I又は設定残時間IIが「0」になって、空調装置25の運転動作が時間t2又は時間t4で切り時間になったか否かが判断される。そして、切り時間になっていればステップS11に移行し、切り時間になっていなければステップS12に移行する。
ステップS11
ステップS11では、予約時刻モードにおける入りタイマ43が動作中であるか否かが判断される。これは、ステップS10における切り時間が、予約時刻モードでのスイッチ30〜34の操作による設定残時間Iが時間t2で終了したのか、予約時刻モードでの運転の設定残時間IIが時間t4で終了したのかを判断するためである。そして、このステップS11の判断において、入りタイマ43が動作中であれば、ステップS14に移行する。
また、ステップS11において、設定残時間IIが時間t4で終了していて入りタイマ43が動作中でなければ、ステップS15に移行する。
ステップS12
また、ステップS12では、「停止」スイッチ(停止キー)36が押されたか否かが判断され、押されていればステップS11に移行し、押されていなければステップS13に移行する。
ステップS13
このステップS13では、予約時刻モードにおいて、スイッチ30〜34の操作により空調装置25が動作しているときに、予約した運転モードでの空調装置25の運転制御動作の開始時間(入り時間)になったか否かが判断される。
すなわち、予約時刻モードにおいて、ステップS22で動作スイッチ(動作キー)であるスイッチ30〜34の操作により、空調装置25が設定残時間Iにより動作制御されている場合であって、この設定算時間Iが図7のt3〜t3′で予約時刻モードにおける設定残時間IIとオーバーラップしている場合、予約時刻モード(予約モード)における入りタイマ43が時間t3で入り時間になったか否かが判断される。
そして、入り時間になっていない場合にはステップS10に戻ってループし、入り時間になっている場合にはステップS16に移行する。
ステップS14
このステップS14では、入りタイマ43による動作を継続して、図5の入りタイマ43の動作による予約開始のステップS20に移行する。
ステップS15
このステップ15では、空調装置25の運転を停止(動作を停止)し、待機状態とする。
ステップS16
このステップ16では、スイッチ30〜34による空調装置25の運転モードが予約には空調装置25の運転モードと同じである場合には、そのまま空調装置25の運転を継続する。また、スイッチ30〜34による空調装置25の運転モードが予約による空調装置25の運転モードと同じでない場合には、スイッチ30〜34による空調装置25の運転モードでの運転を時間t3で停止すると共に、予約した運転モードでの空調装置25の動作制御(運転制御)を時間t3で開始し、ステップS10に戻ってループする。
従って、スイッチ30〜34による空調装置25の設定算時間Iと予約による設定残時間IIがオーバーラップしていても、空調装置25の運転動作の制御がスムーズに行われる。
(2)入りタイマ
また、「予約時刻」スイッチ35が図6,図7の時間t0で押されて予約時刻モードになることにより、予約が開始され、或いはステップS14において予約時刻モード(予約モード)が継続している場合には、ステップS20〜25の「入りタイマ」のモードの制御が実行される。尚、この予約時刻モードにおいて、例えば予約運転モードが「暖房」であり、予約時刻が午前5時40分であれば、図9に示したように、予約液晶表示部28cに「予約あり」の表示をさせ、「予約あり」の下に運転モードである「暖房」を表示させると共に、時間液晶表示部28dに「AM 5:40」と表示させる。
ステップS20
このステップS20では、入りタイマ43が図6,図7の時間t3で入り時間になったか否かが判断される。そして、入りタイマ43が入り時間になったと判断された場合にはステップS23に移行し、入りタイマ43が入り時間になっていない場合にはステップS21に移行する。
ステップS21
このステップS21では「停止」スイッチ(停止キー)36が押されたか否かが判断される。この判断において、「停止」スイッチ(停止キー)36が時間t2で押されていればステップS24に移行する。一方、「停止」スイッチ(停止キー)36が押されていなければステップS22に移行する。
ステップS22
このステップS22では、動作キー(動作ボタン)であるスイッチ30〜34のいずれかが時間t1で押されたか否かが判断される。即ち、「予備暖房」スイッチ30,「入浴暖房」スイッチ31,「涼風」スイッチ32,「乾燥」スイッチ33,「換気」スイッチ34等動作スイッチ(動作ボタン)のいずれかが時間t1で押されたか否かが判断される。
この判断において、スイッチ30〜34のいずれかが時間t1で押されていればステップS25に移行し、スイッチ30〜34のいずれも押されていなければステップS20に戻ってループする。
ステップS23
このステップS23では、予約した運転モードによる空調装置25の運転動作(運転制御)を開始し、ステップS10〜16の「切りタイマ」のモードの制御動作に移行する。
ステップS24
このステップS24では、予約時刻モード(予約モード)の解除を行って、待機状態となる。
ステップS25
このステップS25では、スイッチ30〜34のうちステップS22で押されたものに該当する運転モードで空調装置25の運転動作(動作制御)を開始し、図4のステップS10〜13の「切りタイマ」のモードの制御を実行する。
(変形例)
また、リモコン26の運転モードや時間設定の為のスイッチは図11に示したように設けても良い。尚、上述した構成と同一の部分には上述した符号と同じ符号を付して説明する。
図11において、リモコン本体27の操作パネル部29には、「暖房」スイッチ30a,「涼風」スイッチ32,「乾燥」スイッチ33,「換気」スイッチ34が運転モード(動作モード)ボタンとして設けられている。また、操作パネル部29には、「タイマ切替」スイッチ50,入りタイマ表示用のLED51,切りタイマ表示用のLED52,「リセット」スイッチ53,「停止」スイッチ54,「選択」スイッチ55,「設定」スイッチ56,時間設定用の「時」スイッチ57,分設定用の「分」スイッチ58が設けられている。
そして、「暖房」スイッチ30aを押す毎にその右側の「予備」、「入浴」、「温風」、「遠赤」等の表示を切り替え表示することができる。また、「換気」スイッチ34を押す毎にその右側の「急速」、「標準」、「24時間」等の表示を切り替えることができる。
また、「タイマ切替」スイッチ50を押す毎にLED51,52が切り替えられ、入りタイマと切りタイマのモードが切り替えられる様になっている。さらに、時間の設定時には、「時」スイッチ57を押す毎に1時間づつ時間が加算され、12時を越えると1時になると共に「AM」、「PM]の表示が切り替わる。また、スイッチ58を押す毎に10分単位で分が加算され、60分になると00分になる。しかも、12時においてスイッチ58が押されて、「分」が00分から10分になると、「時」の表示が「0:」になる。
尚、この様な構成においても、図5,図6に示したフローチャートに従って上述した実施例と同様に空調装置25の運転制御(動作制御)が演算制御回路(図示せず)により行われる。
以上説明した様に、この発明の実施の形態のリモコン26には、機器操作用のリモコン本体27に機器(機器である空調装置25)を動作させる動作スイッチ(スイッチ30〜34)及び機器の動作予約をさせる予約スイッチ(「予約時刻」スイッチ35)が設けられている。また、動作スイッチ(スイッチ30〜34)による前記機器の動作状態、前記予約スイッチによる予約動作モードを表示させる表示部(液晶表示器28)が前記リモコン本体27に設けられている。しかも、前記動作状態及び前記予約動作モードを前記表示部(液晶表示器28)に同時に表示させる制御手段(演算制御回路40)が設けられている。
この実施の形態の構成によれば、運転モード(動作モード)及び予約モードの設定状態を同時に確認できる。
また、この発明の実施の形態のリモコンによれば、前記制御手段(演算制御回路40)は、前記予約スイッチ(「予約時刻」スイッチ35)による予約モードの状態において前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)が操作されたときに、前記動作スイッチが操作されてから前記予約動作モードでの前記機器(空調装置25)の動作開始時間までの間の時間内で前記動作スイッチによる前記機器の動作制御を行った後、前記予約動作モードでの前記機器の動作開始時間になったときに、前記予約動作モードでの前記機器の動作制御を開始するように設定されている。
この発明の実施の形態によれば、予約モードのときに予約状態を停止させずに、予約モード以外の運転制御を実行できる。
以上説明した様に、この発明の実施の形態の空調システムは、空調装置25の運転モードを表示する運転モード表示部(第1,第2の動作液晶表示部28a,28b)及び前記運転モードの残時間を表示する時間表示部(時刻表示部28d)を備えたリモコン26と、前記リモコン26に設けられて前記空調装置25を動作させる動作スイッチ(スイッチ30〜34)と、前記リモコン26に設けられて前記空調装置25の動作を予約させる予約スイッチ(スイッチ35)と、前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)と前記予約スイッチ(スイッチ35)の操作信号を受けて前記空調装置25の制御をする制御手段(演算制御回路40)とを備えている。しかも、前記制御手段(演算制御回路40)は、前記予約スイッチ(スイッチ35)による予約モードの状態において前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)が操作されたときに、前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)が操作されてから前記予約動作モードでの前記空調装置25の動作開始時間までの間の時間内で、前記時間表示部(時刻表示部28d)に現在の運転モードの残時間を表示し、前記予約動作モードでの前記空調装置25の動作開始時間になったとき、前記予約動作モードでの前記空調装置25の動作制御を開始するように設定されていると共に、前記時間表示部(時刻表示部28d)には予約動作モードでの残時間を表示するようになっている。
この発明の実施の形態によれば、予約モードのときに予約状態を停止させずに、予約モード以外の運転制御を実行できる。
また、この発明の実施の形態の空調システムは、空調装置25の運転モードを動作させる動作スイッチ(スイッチ30〜34)及び前記運転モードの動作を予約させる予約スイッチ(スイッチ35)が設けられたリモコン26と、前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)と前記予約スイッチ(スイッチ35)の操作信号を受けて前記空調装置25の制御をする制御手段(演算制御回路40)とを備えている。しかも、前記制御手段(演算制御回路40)は、前記予約スイッチ(スイッチ35)による予約モードの状態において前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)が操作されたときに、前記動作スイッチ(スイッチ30〜34)が操作されてから前記予約動作モードでの前記空調装置25の動作開始時間までの間の時間内で、前記運転モードをタイマーに基づき運転し、前記予約動作モードでの前記空調装置25の動作開始時間になったとき、前記予約動作モードでの前記空調装置25の動作制御を開始し、前記タイマーに基づき前記予約動作モードの運転をするようになっている。
この発明の実施の形態によれば、予約モードのときに予約状態を停止させずに、予約モード以外の運転制御を実行できる。
この発明に係るリモコンの設置例を示す概略説明図である。 図1のリモコンの正面図である。 図2のリモコンの制御回路図である。 図3の制御回路による切りタイマモードのフローチャートである。 図2の制御回路による入りタイマモードのフローチャートである。 入りタイマモード(予約モード)の一例を示すタイムチャートである。 入りタイマモード(予約モード)の他の例を示すタイムチャートである。 空調装置の動作時におけるリモコンの表示例を示す部分説明図である。 空調装置の運転予約モードにおけるリモコンの表示例を示す部分説明図である。 空調装置の運転予約モードにおいて空調装置を運転操作用のスイッチで動作させたときのリモコンの表示例を示す部分説明図である。 この発明の変形例を示すリモコンの正面図である。 従来のリモコンの一例を示す正面図である。 図12のリモコンの制御回路図である。 図13の制御回路による入りタイマモードのフローチャートである。 図13の制御回路による切りタイマモードのフローチャートである。
符号の説明
25・・・空調装置
26・・・リモコン
27・・・リモコン本体
28・・・液晶表示器(表示部、表示手段)
28a・・・第1の動作液晶表示部(運転モード表示部)
28b・・・第2の動作液晶表示部(運転モード表示部)
28d・・・時刻表示部(時間表示部)
30・・・「予備暖房」スイッチ(動作スイッチ)
31・・・「入浴暖房」スイッチ(動作スイッチ)
32・・・「涼風」スイッチ(動作スイッチ)
33・・・「乾燥」スイッチ(動作スイッチ)
34・・・「換気」スイッチ(動作スイッチ)
40・・・演算制御回路(制御手段)

Claims (2)

  1. 空調装置の運転モードを表示する運転モード表示部及び前記運転モードの残時間を表示する時間表示部を備えたリモコンと、
    前記リモコンに設けられて前記空調装置を動作させる動作スイッチと、
    前記リモコンに設けられて前記空調装置の動作を予約させる予約スイッチと、
    前記動作スイッチと前記予約スイッチの操作信号を受けて前記空調装置の制御をする制御手段とを備えた空調システムであって、
    前記制御手段は、前記予約スイッチによる予約モードの状態において前記動作スイッチが操作されたときに、前記動作スイッチが操作されてから前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間までの間の時間内で、前記時間表示部に現在の運転モードの残時間を表示し、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間になったとき、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作制御を開始するように設定されていると共に、前記時間表示部には予約動作モードでの残時間を表示するようにしたことを特徴とする空調システム。
  2. 空調装置の運転モードを動作させる動作スイッチ及び前記運転モードの動作を予約させる予約スイッチが設けられたリモコンと、
    前記動作スイッチと前記予約スイッチの操作信号を受けて前記空調装置の制御をする制御手段とを備えた空調システムであって、
    前記制御手段は、前記予約スイッチによる予約モードの状態において前記動作スイッチが操作されたときに、前記動作スイッチが操作されてから前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間までの間の時間内で、前記運転モードをタイマーに基づき運転し、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作開始時間になったとき、前記予約動作モードでの前記空調装置の動作制御を開始し、前記タイマーに基づき前記予約動作モードの運転をすることを特徴とする空調システム。
JP2006129474A 2006-05-08 2006-05-08 空調システム Expired - Lifetime JP4379431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006129474A JP4379431B2 (ja) 2006-05-08 2006-05-08 空調システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006129474A JP4379431B2 (ja) 2006-05-08 2006-05-08 空調システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002182667A Division JP3852375B2 (ja) 2002-06-24 2002-06-24 機器操作用の表示機能付リモコン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006242565A JP2006242565A (ja) 2006-09-14
JP4379431B2 true JP4379431B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=37049148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006129474A Expired - Lifetime JP4379431B2 (ja) 2006-05-08 2006-05-08 空調システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4379431B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150039022A (ko) * 2013-10-01 2015-04-09 엘지전자 주식회사 제어장치 및 제어장치 제어방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4140649B2 (ja) * 2006-11-28 2008-08-27 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
JP5168926B2 (ja) * 2007-02-13 2013-03-27 ダイキン工業株式会社 空気調和装置のリモートコントロールユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150039022A (ko) * 2013-10-01 2015-04-09 엘지전자 주식회사 제어장치 및 제어장치 제어방법
KR102203429B1 (ko) * 2013-10-01 2021-01-14 엘지전자 주식회사 제어장치 및 제어장치 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006242565A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5517729B2 (ja) 熱交換換気装置
JP3852375B2 (ja) 機器操作用の表示機能付リモコン
JP5792221B2 (ja) 室内空調システム
JP2011196666A (ja) 空気調和機
JP4379431B2 (ja) 空調システム
JP2014077562A (ja) 温度調整システム、温度調整方法、システムコントローラ及びプログラム
JP6845754B2 (ja) 建物の空調システム
KR20020072785A (ko) 공기 조화 장치
JP3081521B2 (ja) 空気調和装置
JP2010190480A (ja) 空調制御システムおよびこれに利用する給気切替コントローラ、空調制御方法
JP5504372B1 (ja) 空調システムの制御装置、空調システム及び建物
JP3597445B2 (ja) 浴室内リモコン
JP7294953B2 (ja) 浴室空調システム
JP3750551B2 (ja) 風呂システム
JPS6025695B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP2001280664A (ja) 空気調和装置の制御システム
JP3858791B2 (ja) 空調装置のリモートコントロールシステム
JP6134289B2 (ja) 空調の制御システム、空調システム及び建物
JP4266013B2 (ja) 給湯器リモコン
JP3333374B2 (ja) タイマ付器具
JPH09196440A (ja) 空気調和装置
JP2001241724A (ja) 浴室設備の作動制御装置
JPH09152173A (ja) 空気調和機
JP2001304628A (ja) 躯体蓄熱を利用した空気調和・蓄熱システム
JP5530013B1 (ja) 空調の制御システム、空調システム及び建物

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090907

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4379431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141002

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term