JP2001241724A - 浴室設備の作動制御装置 - Google Patents

浴室設備の作動制御装置

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JP2001241724A
JP2001241724A JP2000050436A JP2000050436A JP2001241724A JP 2001241724 A JP2001241724 A JP 2001241724A JP 2000050436 A JP2000050436 A JP 2000050436A JP 2000050436 A JP2000050436 A JP 2000050436A JP 2001241724 A JP2001241724 A JP 2001241724A
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Japan
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bathroom
bathing
bath
operation control
user
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JP2000050436A
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Tadahiko Oshio
忠彦 大塩
Chie Oka
智恵 岡
Hironobu Yasufuku
洋伸 安福
Masahiko Yamabuchi
山渕  正彦
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の入浴開始動作もしくは入浴終了動作
の検出に基づいて浴室設備に対し入浴開始もしくは入浴
終了に対応した作動を自動的に行わせて、浴室の状態を
快適に維持し、浴室使用上の快適さの向上を図る。 【解決手段】 風呂リモコン102の湯張りSWもしく
は風呂自動SWのON操作、風呂水位センサ32による
設定水位以上の浴槽水位の検出、排水栓センサ37によ
る閉検出のいずれかに基づき使用者が入浴開始段階にあ
ることを検出する。検出信号を受けてコントローラ10
が窓開閉装置5に対し浴室窓51の閉作動信号を出力す
る。風呂自動SWのOFF信号、風呂水位センサによる
設定水位未満の浴槽水位の検出、排水栓センサによる開
検出のいずれかに基づき使用者が入浴終了段階にあるこ
とを検出する。検出信号を受けてコントローラが窓開閉
装置に対し浴室窓の開作動信号を出力する。作動制御を
風呂蓋装置4の開閉、浴室窓の目隠し装置6、換気扇
7、浴室空気調和装置8に適用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室設備を使用者
の入浴開始もしくは入浴終了に合わせて自動的に作動さ
せるために用いられる浴室設備の作動制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】浴室には、その浴室の状態を変更調整す
ることにより浴室をさらに快適に使用し得るようにする
ための種々の浴室設備が設けられることがある。例え
ば、風呂蓋の開閉を動力により行わせる開閉駆動式風呂
蓋、浴室窓の開閉を動力により行わせる開閉駆動式浴室
窓、浴室に設置された採光窓を透明状態から不透明状態
に切換える目隠し装置、浴室内の換気を行う換気装置、
又は、浴室内雰囲気の空気調和を行う浴室空気調和装置
等がある。これらの浴室設備にはそれぞれ電源投入及び
作動を行わせるためのスイッチが設けられており、この
スイッチ操作により上記浴室設備の作動が行われるよう
になっている。使用者が必要に応じてスイッチ操作等を
その都度行うことにより上記浴室設備を作動させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
浴室設備の作動制御装置においては、各浴室設備を作動
させて浴室の状態を変更調整するにはその都度スイッチ
操作を行う必要があり、手間を要する上に作動のし忘れ
等を生じることがある。作動のし忘れが生じると、浴室
設備が折角設けられているにも拘わらずそれを活用でき
ないことになる。
【0004】例えば、開閉駆動式浴室窓が設置されてい
る場合には、入浴に際しては浴室窓を閉作動させても、
入浴終了後にはその浴室窓の開作動のし忘れが生じ易
く、閉じたままであると浴室内に湿気がこもり結露の原
因となる。換気装置の場合にも入浴終了後には換気作動
のし忘れが生じ易く上記と同様に結露の原因となる。ま
た、開閉駆動式風呂蓋の場合、使用者が現実に入浴する
際には開作動をし忘れることはないものの、入浴時以外
に浴槽の乾燥のために開作動させたり、入浴の準備のた
めに浴槽内に湯張り等を行う際に湯温低下を防止してエ
ネルギー損失の防止を図る上で風呂蓋を閉作動させたり
することはし忘れることが多い。採光窓の場合も、現実
の入浴の際には目隠し装置を作動させて目隠し状態に切
換えることをし忘れることは比較的少ないと考えられる
ものの、入浴終了後には上記目隠し状態を解除して透明
化させることをし忘れることが多く、し忘れると太陽光
を浴室内に採り入れることができなくなる。さらに、浴
室空気調和装置の場合、入浴のために風呂釜の運転作動
以外に上記浴室空気調和装置の作動操作を行う必要があ
ると、その面倒さ故にその操作を省略してしまうことが
多く、浴室空気調和装置が折角設けられていてもその機
能による快適さを得られなくなる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、使用者の入浴
開始動作もしくは入浴終了動作を検出しそれらに基づい
て浴室設備に対し入浴開始もしくは入浴終了に対応した
作動を自動的に行わせることにより、浴室の状態を快適
に維持するとともに、その浴室使用上の快適さの向上を
図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、風呂釜以外の浴室設備であって、浴室に対
し設置されその浴室の状態を変更調整させる特定浴室設
備を対象としてその特定浴室設備の作動制御を行う浴室
設備の作動制御装置を特定事項とし、さらに以下の入浴
開始に伴う作動制御に係る特定事項を有する第1の発明
と、入浴終了に伴う作動制御に係る特定事項を有する第
2の発明とがある。
【0007】すなわち、第1の発明における作動制御
は、使用者の入浴開始のための入浴準備操作又はこの入
浴準備操作に基づく浴槽の状態変化を検出することによ
り使用者が入浴開始段階にあることを検出する入浴開始
段階検出手段と、この入浴開始段階検出手段からの入浴
開始信号を受けて上記特定浴室設備を作動させる作動装
置に対し作動指令を出力する作動制御手段とを備えるこ
とを特定事項とするものである。
【0008】また、第2の発明における作動制御は、使
用者の入浴終了のための入浴終了操作又はこの入浴終了
操作に基づく浴槽の状態変化を検出することにより使用
者が入浴終了段階にあることを検出する入浴終了段階検
出手段と、この入浴終了段階検出手段からの入浴終了信
号を受けて上記特定浴室設備を作動させる作動装置に対
し作動指令を出力する作動制御手段とを備えることを特
定事項とするものである。
【0009】ここで、上記の「入浴開始段階検出手段」
により使用者が入浴開始段階にあることを検出するに
は、後述の実施形態で具体的手段を詳細に説明するよう
に、例えば湯張りのための風呂釜作動操作等の使用者の
入浴のための準備動作の検出により直接的に推定した
り、その入浴準備動作に伴う浴槽内の水位変動等の現実
の状態変化を検出することにより間接的に検出したりす
るようにすればよい。また、上記の「入浴終了段階検出
手段」により使用者が入浴終了段階にあることを検出す
るには、上記と同様に使用者自身による準備操作やその
準備操作に基づく状態変化を検出することにより直接的
もしくは間接的に検出するようにすればよい。
【0010】上記の第1の発明の場合には、使用者が入
浴のための準備操作を行うことによりその使用者が入浴
開始を意図していることが確実に検出され、この検出に
基づき特定浴室設備の作動が開始されることになる。つ
まり、上記準備操作に連動して風呂釜以外の特定浴室設
備もその入浴開始に対応する作動が自動的に実行される
ことになる。これにより、特定浴室設備の作動のし忘れ
が確実に防止され、その特定浴室設備の機能に基づく浴
室使用上の快適さを確実に享受し得ることになる。
【0011】また、上記の第2の発明の場合には、使用
者が入浴終了のための操作を行うことによりその使用者
が入浴の終了を意図していることが確実に検出され、こ
の検出に基づき特定浴室設備の作動が開始されることに
なる。つまり、上記入浴終了操作に連動して風呂釜以外
の特定浴室設備もその入浴終了に対応する作動が自動的
に実行されることになる。これにより、特定浴室設備の
作動のし忘れが確実に防止され、その特定浴室設備の機
能に基づく浴室使用上の快適さを確実に享受し得ること
になる。
【0012】さらに、上記第1もしくは第2の発明にお
いて、特定浴室設備の作動装置に付随している操作スイ
ッチ等により使用者がマニュアル操作を行った場合に
は、作動制御手段による作動制御を禁止して上記マニュ
アル操作に基づく作動を優先させるように上記作動制御
手段を構成するようにしてもよい。これにより、使用者
の積極的意思に基づく作動が優先され、所定の自動制御
を実現しつつも使用者の操作意思を尊重した制御が行わ
れることになる。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る浴
室設備の作動制御装置によれば、使用者による入浴のた
めの準備操作、もしくは、使用者による入浴終了のため
の操作に連動して風呂釜以外の特定浴室設備の作動を自
動的に実行させることができ、これにより、特定浴室設
備の作動のし忘れを確実に防止してその特定浴室設備の
機能に基づく浴室使用上の快適さを確実に享受すること
ができるようになる。加えて、本作動制御装置を付設す
ることにより、風呂システム全体の機能向上を図ること
ができるようになる。
【0014】また、作動制御手段による制御対象に対す
る使用者によるマニュアル操作指令を受けたときには作
動指令に基づく作動制御を解除して上記マニュアル操作
指令に基づく作動を優先させる構成とすることにより、
所定の自動制御を実現しつつも使用者の積極的操作意思
を尊重した制御を実現することができ、本作動制御装置
を付設した風呂システム全体の使用勝手を向上させるこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】<第1実施形態>図1は、本発明の実施形
態に係る風呂システムの全体図を示し、1は浴室、2は
給湯器付き風呂釜、3はこの風呂釜21により湯張りの
ための注湯及び追い焚きが行われる浴槽である。
【0017】まず前提となる全体の構成について以下に
説明し、その後に個々の具体的な作動制御を説明する。
【0018】上記浴室1には、浴室設備として、浴槽3
の上面開口を開閉可能に閉止する開閉駆動装置を有する
風呂蓋装置4と、浴室窓51を開閉駆動させる窓開閉装
置5と、上記浴室窓51を透明状態と不透明状態とに相
互切換え可能に目隠しする目隠し装置6と、浴室1内の
空気を換気させる換気装置としての換気扇7と、浴室1
内の雰囲気の空気調和を行う浴室空気調和装置8とがそ
れぞれ設置されている。そして、これらの浴室設備の内
から選択した1もしくは2以上を特定浴室設備としてコ
ントローラ10により後述の作動制御が行われるように
なっている。なお、図中9は浴室照明であり、照明スイ
ッチ91のON・OFF操作により点滅が行われるよう
になっている。
【0019】上記給湯器付き風呂釜2は、給湯用熱交換
回路11と、追い焚き用熱交換回路12と、給湯用熱交
換回路11から出湯される湯水を追い焚き用熱交換回路
12に注湯する風呂注湯回路13とからなる給湯機能及
び湯張り機能を有する強制循環式風呂釜として一般的な
構成を備えるものである。すなわち、上記給湯用熱交換
回路11は、入水管14、熱交換器15、燃焼器16、
出湯管17及びバイパス管18を備えており、上記出湯
管17にはカラン19への一般給湯管20に加え上記風
呂注湯回路13の注湯管21が接続されている。そし
て、上記入水管14には入水温度センサ22及び入水流
量センサ23が設けられる一方、上記出湯管17は出湯
温度センサ24及び給湯量制御弁25が設けられてい
る。
【0020】また、上記追い焚き用熱交換回路12は、
上記浴槽3との間で湯水の循環を行う追い焚き循環路2
6、熱交換器27及び燃焼器28を備えている。上記追
い焚き循環路26は、上記熱交換器27で昇温された湯
水を浴槽3に流す往き管26aと、その浴槽3内の湯水
を上記熱交換器27に戻す戻し管26bとからなり、こ
の戻し管26bには循環ポンプ29、水流スイッチ3
0、風呂温度センサ31及び圧力式の風呂水位センサ3
2がそれぞれ介装されている。
【0021】さらに、上記風呂注湯回路13の注湯管2
1には注湯流量センサ34、注湯制御弁35及び一対の
逆止弁36が設けられ、その下流端が上記戻し管26b
に接続されている。
【0022】以上の給湯器付き風呂釜2はMPUやメモ
リー等を備えたコントローラ10により作動制御される
ようになっており、このコントローラ10には使用者に
よる各種指令の入力設定や状態表示が行われる給湯リモ
コン(給湯用リモートコントローラ)101及び風呂リ
モコン(風呂用リモートコントローラ)102が接続さ
れている。そして、上記コントローラ10は、図2に示
すように給湯用熱交換回路11の作動制御を行う給湯制
御部103と、追い焚き用熱交換回路12の作動制御を
行う風呂制御部104と、入浴開始段階検出手段105
により使用者が入浴開始段階にあることの検出あるいは
入浴終了段階検出手段106により入浴終了段階にある
ことの検出に伴い上記の特定浴室設備107の作動制御
を行う作動制御手段としての作動制御部108とを備え
ている。
【0023】ここで、上記給湯制御部103及び風呂制
御部104による作動制御を簡単に説明する。給湯制御
部103においては、例えば使用者が上記給湯リモコン
101に出湯温度の設定値を入力しておくと、使用者が
カラン19を開いて入水流量センサ23が最低作動水量
以上の流量を検出することにより燃焼器16が燃焼作動
され、以後、上記の設定出湯温度となるように燃焼制御
が行われる。これにより、熱交換器16で加熱された上
記出湯温度の湯水が出湯管17及び給湯管20を通して
カラン19に給湯される。そして、使用者がカラン19
を閉じて上記入水量センサ23が最低作動水量を検出す
ることにより上記燃焼器16の燃焼が停止される。
【0024】風呂制御部104においては、例えば使用
者が上記風呂リモコン102の湯張りスイッチをON操
作することにより注湯指令を入力すると、この注湯指令
の出力を受けた風呂制御部104により注湯制御弁35
が開状態にされ燃焼器16の燃焼運転が開始されて注湯
制御が開始される。これにより、熱交換器15で加熱さ
れた所定の設定温度の湯水が出湯管17及び注湯管21
を通して循環路26の戻し管26bに供給され、この湯
水が往き管26aを介して浴槽3内に注湯されることに
なる。この際の注湯量が注湯流量センサ34により検出
され、浴槽3の浴槽水位が設定水位に到達したことを風
呂水位センサ32が検出すると注湯制御が終了される。
【0025】また、使用者が上記風呂リモコン102の
追い焚きスイッチをON操作することにより追い焚き指
令を入力すると、その追い焚き指令の出力を受けた風呂
制御部104により、循環ポンプ29が作動され、それ
に伴い水流スイッチ30がONされると追い焚き用熱交
換回路12の燃焼器28の燃焼作動されて追い焚き制御
が開始される。これにより、循環路26を通して浴槽3
内の湯水が熱交換器27との間で循環しつつ加熱される
という追い焚きが行われ、風呂温度センサ31が所定の
温度を検出することにより追い焚き制御が停止されるこ
とになる。
【0026】上記の注湯制御及び追い焚き制御は風呂リ
モコン102の湯張りスイッチや追い焚きスイッチによ
り個別の入力操作が可能であると共に、上記風呂リモコ
ン102に設けられた風呂自動スイッチをON操作する
ことで上記注湯制御と追い焚き制御とが全自動により行
われる。すなわち、上記風呂自動スイッチのON操作し
て自動保温時間の入力設定を行うことにより、まず上記
注湯制御が行われ、注湯制御の後に浴槽3内のお湯が設
定温度よりも低くなれば追い焚き運転が間欠的に行われ
て浴槽内のお湯を設定温度に保つようにする自動保温制
御が引き続いて行われる。そして、この自動保温制御は
上記自動保温時間の設定時間が経過すると停止される。
また、上記の自動保温制御は、湯張りスイッチによる注
湯制御が終了した後に、使用者が風呂リモコン102の
自動保温スイッチをON操作することによっても行われ
るようになっている。そして、上記自動保温スイッチを
OFF操作することにより上記自動保温制御は停止され
る。
【0027】また、上記風呂リモコン102及び給湯リ
モコン101の一方もしくは双方には上記の各浴室設備
4,5,6,7,8のマニュアル操作のための個別スイ
ッチが設けられており、上記作動制御部108はこの個
別スイッチのON・OFF操作に基づくマニュアル操作
指令を受けて本来の作動制御を禁止して上記マニュアル
操作に基づく各浴室設備4,5,6,7,8の作動を優
先させるようになっている。つまり、上記作動制御部1
08は、連動モードとマニュアルモードとを備えてお
り、通常は連動モードによる制御を実行する一方、上記
マニュアル操作指令を受けて上記連動モードからマニュ
アル操作を優先させるマニュアルモードに切換えるよう
になっている。
【0028】次に、上記作動制御部108による特定浴
室設備の作動制御を具体的に説明する。なお、以下の作
動制御部に対し108とは異なる符号を付しているが、
いずれも図2の作動制御部108に包括されるものであ
る。
【0029】(作動制御その1)作動制御その1とし
て、風呂蓋装置4を特定浴室設備とする場合の作動制御
を図3に基づいて説明する。
【0030】使用者により風呂リモコン102の湯張り
スイッチ102aもしくは風呂自動スイッチ102bの
一方がON操作されると、そのON操作信号の出力を受
けて作動制御部110は使用者が入浴開始段階にあると
判断して風呂蓋装置4に対し風呂蓋41を閉作動させる
作動信号を出力する。
【0031】一方、上記風呂自動スイッチ102bが使
用者によりOFF操作されると、そのOFF操作信号の
出力を受けて作動制御部110は使用者が入浴終了段階
にあると判断して上記風呂蓋装置4に対し風呂蓋41を
開作動させる作動信号を出力する。
【0032】加えて、上記の閉作動及び開作動の作動信
号を出力する際には、併せて風呂リモコン102の表示
部102cに対し「風呂蓋を閉じます」もしくは「風呂
蓋を開きます」の文字表示を行う、あるいは、同内容を
合成音声により報知する等を行う。
【0033】以上の場合、上記の湯張りスイッチ102
aが入浴開始段階検出手段105を構成し、風呂自動ス
イッチ102bが入浴開始段階検出手段105及び入浴
終了段階検出手段106の双方を構成する。また、上記
風呂リモコン102の表示部102cが報知手段を構成
する。
【0034】(作動制御その2)作動制御その2とし
て、に窓開閉装置5を特定浴室設備とする場合を説明す
る。
【0035】まず、上記窓開閉装置5の構成例について
説明すると、図4に示すようにモータ52と、このモー
タ52の回転運動を浴室窓51の開閉のための直線運動
に変換する変換機構53とからなるものである。このよ
うな変換機構53としては浴室窓51の下端縁に取り付
けられたラック53aと、上記モータ52の回転軸に取
り付けられたピニオン53bとの組み合わせか例示され
る。そして、上記モータ51を正逆の一方向に回転作動
させることにより浴室窓51が開方向に移動し、他方向
に回転作動させることにより上記浴室窓51が閉方向に
移動するようになっている。なお、浴室窓51が開方向
端もしくは閉方向端位置まで移動すれば、図示省略のリ
ミッタによりモータ52の作動が自動停止されるように
なっている。
【0036】次に、上記作動制御を説明すると、図5に
示すように使用者により風呂リモコン102の湯張りス
イッチ102aもしくは風呂自動スイッチ102bの一
方がON操作されるか、風呂水位センサ32により浴槽
3の水位が所定の設定水位以上であることを検出される
か、あるいは、浴槽3の排水口に設けられて排水栓の引
き抜きに伴う水流の有無を検出することにより排水栓に
よる排水口の開閉状態を検出する排水栓センサ37によ
り排水栓の閉状態が検出されるかすると、そのON操作
信号もしくは検出信号の出力を受けて作動制御部120
は使用者が入浴開始段階にあると判断して上記窓開閉装
置5に対し浴室窓51を閉作動させる作動信号を出力す
る。
【0037】一方、使用者により風呂リモコン102の
風呂自動スイッチ102bがOFF操作されるか、風呂
水位センサ32により浴槽3の水位が所定の設定水位未
満であることを検出されるか、上記排水栓センサ37に
より排水栓の開状態が検出されるか、あるいは、風呂リ
モコン102に設けられてそのON操作により循環路2
6等の自動洗浄が行われることになる洗浄スイッチ10
2dがON操作されるかすると、その操作信号もしくは
検出信号の出力を受けて作動制御部120は使用者が入
浴終了段階にあると判断して上記窓開閉装置5に対し浴
室窓51を開作動させる作動信号を出力する。この際、
上記モータ52の回転量についての制御信号をも併せて
出力することにより浴室窓51の開作動を所定の設定開
度までに制御することができる。
【0038】本作動制御の場合にも、風呂リモコン10
2を用いた報知を行う。すなわち、上記表示部102d
に対し「窓を閉じます」あるいは「窓を開きます」とい
う文字表示を行ったり、同様内容について音声報知を行
ったりすればよい。
【0039】以上の場合、上記の湯張りスイッチ102
a、風呂自動スイッチ102b、風呂水位センサ32及
び排水栓センサ37が入浴開始段階検出手段105を構
成し、上記風呂自動スイッチ102b、洗浄スイッチ1
02d、風呂水位センサ32及び排水栓センサ37入浴
終了段階検出手段106を構成する。また、上記風呂リ
モコン102の表示部102cが上記と同様に報知手段
を構成する。なお、上記排水栓センサ37の代わりに自
動排水栓を用い、この自動排水栓の開か閉かの制御情報
に基づき入浴開始段階か入浴終了段階かの検出を行うよ
うにしてもよい(以下、「排水センサ」と表示する場合
について同じ)。
【0040】(作動制御その3)作動制御その3とし
て、目隠し装置6を特定浴室設備とする場合を説明す
る。
【0041】まず、上記目隠し装置6として液晶シャッ
タ式に構成した例について説明すると、上記目隠し装置
6は図6に示すように所定の隙間を離して配設された板
状の第1及び第2の両透明電極61,62間に液晶63
を充填させて一体化した液晶シャッタが浴室窓51の内
面の全面に対し密着させて貼り付けられたものである。
そして、上記目隠し装置6は、電源と接続された作動部
64によって上記両透明電極61,62間に所定の電圧
を印加することにより上記液晶63が透明化する一方、
上記電圧の印加を停止することにより上記液晶63が不
透明化するようになっている。上記の如く透明化すると
浴室窓51を通して内外が見える状態となり、採光窓と
しての機能を果たすようになる。逆に不透明化すると浴
室窓51が目隠しされた状態となり、採光度合も低下す
ることになる。
【0042】次に、作動制御を説明すると、図7に示す
ように使用者により風呂リモコン102の湯張りスイッ
チ102aもしくは風呂自動スイッチ102bの一方が
ON操作されるか、風呂水位センサ32により浴槽3の
水位が所定の設定水位以上であることを検出されるか、
あるいは、浴槽3の排水口に設けられて排水栓の引き抜
きに伴う水流の有無を検出することにより排水栓による
排水口の開閉状態を検出する排水栓センサ37により排
水栓の閉状態が検出されるかすると、そのON操作信号
もしくは検出信号の出力を受けて作動制御部130は使
用者が入浴開始段階にあると判断して上記目隠し装置6
に対し液晶シャッタを不透明化させる作動信号を上記作
動部64に出力する。これにより、浴室1に内部が外部
からは見えなくなる。
【0043】一方、使用者により風呂リモコン102の
風呂自動スイッチ102bがOFF操作されるか、上記
洗浄スイッチ102dがON操作されるか、風呂水位セ
ンサ32により浴槽3の水位が所定の設定水位未満であ
ることを検出されるか、あるいは、上記排水栓センサ3
7により排水栓の開状態が検出されるかすると、その操
作信号もしくは検出信号の出力を受けて作動制御部13
0は使用者が入浴終了段階にあると判断して上記目隠し
装置6に対し液晶シャッタを透明化させる作動信号を上
記作動部64に出力する。これにより、浴室窓51によ
る最大限の採光が可能となる。
【0044】本作動制御の場合にも、風呂リモコン10
2を用いた報知を行う。すなわち、上記表示部102d
に対し「窓を目隠しします」あるいは「窓を見えるよう
にします」という文字表示を行ったり、同様内容につい
て音声報知を行ったりすればよい。
【0045】以上の場合、湯張りスイッチ102a、風
呂自動スイッチ102b、風呂水位センサ32及び排水
栓センサ37が入浴開始段階検出手段105を構成し、
上記風呂自動スイッチ102b、洗浄スイッチ102
d、風呂水位センサ32及び排水栓センサ37入浴終了
段階検出手段106を構成する。また、上記風呂リモコ
ン102の表示部102cが上記と同様に報知手段を構
成する。なお、入浴終了段階検出手段106として、風
呂リモコン102に入力設定された自動保温時間の設定
時間が経過したことを検出して入浴終了段階にあると検
出して上記と同様に目隠し装置6に対する作動信号を出
力するようにしてもよい。
【0046】(作動制御その4)作動制御その4とし
て、換気扇7を特定浴室設備とする場合を図8に基づい
て説明する。
【0047】上記排水栓センサ37により排水栓の閉状
態が検出されると、その検出信号の出力を受けて作動制
御部140は使用者が入浴開始段階にあると判断して上
記換気扇7を停止したままの状態にする。つまり、上記
換気扇7に対する制御は行わない。
【0048】一方、上記排水栓センサ37により排水栓
の開状態が検出されると、その検出信号の出力を受けて
作動制御部140は使用者が入浴終了段階にあると判断
して上記換気扇7に対し作動信号を出力する。これによ
り、浴室1に図示省略の吸気孔から外気が導入される一
方、浴室1内の空気や水蒸気が外部に放出されることに
なる。
【0049】本作動制御の場合にも、風呂リモコン10
2を用いた報知を行う。すなわち、換気扇7を作動させ
る際には、上記表示部102dに対し「換気扇を回しま
す」という文字表示を行ったり、同様内容について音声
報知を行ったりする。
【0050】以上の場合、上記の排水栓センサ37が入
浴終了段階検出手段106を構成する。
【0051】(作動制御その5)作動制御その5とし
て、浴室空気調和装置8を特定浴室設備とする場合の作
動制御を説明する。
【0052】使用者が入浴開始段階にあることが上述の
作動制御その1〜その4と同様にして検出されると、作
動制御部108は上記空気調和装置8に対し作動信号を
出力して作動させる一方、使用者が入浴終了段階にある
ことが上記の作動制御その1〜その4と同様にして検出
されると、上記作動制御部108は上記空気調和装置8
の作動を停止させる。
【0053】上記の入浴開始段階での浴室空気調和装置
8に対する作動信号は、季節が夏期であると冷房運転も
しくは除湿運転を開始させる信号とし、冬期であると暖
房運転を開始させる信号とすればよい。このような切換
えは、例えば外気温検出センサもしくは浴室1内の室温
を検出する室温検出センサを設けておき、各検出温度が
所定の設定温度と比較して高いか低いかの判別に基づき
行うようにすればよい。あるいは、上記外気温センサ及
び室温検出センサの双方を設けておき、両検出温度の差
と設定温度差との比較に基づいて運転作動種類の切換え
を行うようにしてもよい。
【0054】また、上記浴室空気調和装置8としては、
図1の如く天井埋め込み型の他に天井面設置型や壁掛け
設置型等を採用してもよい。
【0055】加えて、この浴室空気調和装置8の作動制
御の場合にも、併せて風呂リモコン102の表示部10
2cに対し「冷房運転を開始します」、「除湿運転を開
始します」もしくは「暖房運転を開始します」という文
字表示を行ったり、同内容を合成音声により報知したり
すればよい。
【0056】<第2実施形態>図9は風呂蓋装置4を特
定浴室設備として、その風呂蓋装置4の入浴開始もしく
は入浴終了に伴う作動制御を回路構成により行う第2実
施形態を示すものである。
【0057】上記風呂蓋装置4は巻取り・巻出し可能と
された風呂蓋41と、この風呂蓋41を巻取り作動もし
くは巻出し作動させるモータ42とを備えたものであ
る。
【0058】そして、本実施形態では、浴室照明6に対
する電源投入回路92に介装された照明スイッチ91の
前後と、風呂蓋装置4のモータ42への電源投入及び作
動信号の供給を行う風呂蓋装置側回路43とがフォトカ
プラ201を介して接続されている。そして、上記照明
スイッチ91がOFFのままで遮断状態であると、その
OFF信号が上記フォトカプラ201を介して風呂蓋装
置側回路43に伝達され、インターフェース202によ
り風呂蓋41を閉作動させる側の回転作動信号に変換さ
れて上記モータ42が回転作動される。これにより、上
記風呂蓋41が閉作動され所定の閉状態になるとリミッ
タ等により電流供給が遮断されて回転作動が停止され
る。
【0059】一方、上記照明スイッチ91がON操作さ
れて接続されると、そのON操作信号が上記フォトカプ
ラ201を介して風呂蓋側回路43に伝達され、上記イ
ンターフェース202により風呂蓋41を開作動させる
側の回転作動信号に変換されて上記モータ42が回転作
動される。これにより、上記風呂蓋41が開作動され所
定の開状態になると上記と同様に電流供給が遮断されて
回転作動が停止されることになる。
【0060】つまり、照明スイッチ91のON操作(点
灯操作)により使用者が入浴開始段階にあると検出し、
風呂蓋41を開作動させて入浴を可能とする一方、照明
スイッチ91のOFF操作(消灯操作)により使用者の
入浴が終了した入浴終了段階にあると検出し、風呂蓋4
1を閉作動させるものである。
【0061】以上の場合、照明スイッチ91が入浴開始
段階検出手段105及び入浴終了段階検出手段106の
双方を構成し、上記フォトカプラ201及びインターフ
ェース202が作動制御手段を構成することになる。
【0062】なお、この場合、照明スイッチ91のON
・OFFと、風呂蓋41の開閉作動とが連動することに
なるため、風呂リモコン102等に設けた切換スイッチ
等のスイッチ操作により信号伝達が遮断されるように切
換え可能にしてもよい。
【0063】<第3実施形態>図10は換気扇7を特定
浴室設備として、その換気扇7の入浴開始もしくは入浴
終了に伴う作動制御を回路構成により行う第3実施形態
を示すものである。この第3実施形態では、浴室照明9
の照明スイッチ91がONからOFFに切換えられたこ
と、及び、風呂リモコン102の自動保温スイッチがO
NからOFFに切換えられたことの2条件が満足する場
合に入浴が終了した入浴終了段階にあるとして、換気扇
7を一定時間作動させるようにしている。すなわち、上
記自動保温スイッチ及び照明スイッチが入浴終了段階検
出手段を構成し、下記の回路が作動制御手段を構成す
る。
【0064】上記の機能を実現させる第3実施形態の回
路構成は以下のようになっている。すなわち、上記浴室
照明9への電源投入回路92上の照明スイッチ91の前
後と、AND回路204の一方の入力側に接続される信
号取得回路とがフォトカプラ203により接続されてい
る。これにより、上記照明スイッチ91のONかOFF
かの信号が上記フォトカプラ203を介して信号取得回
路に伝達され、その信号が上記AND回路204に入力
されるようになっている。一方、風呂リモコン102の
自動保温スイッチのONかOFFかの信号がコントロー
ラ10及びインタフェース205を介して上記AND回
路204の他方の入力側に入力されるようになってい
る。
【0065】そして、上記AND回路204の出力側に
所定のAND条件成立によりトリガ信号を出力するトリ
ガ回路206と、そのトリガ信号により設定時間のタイ
マカウントを行うタイマ回路207と、このタイマカウ
ント期間の間だけ換気扇7の作動スイッチ71をON作
動させる駆動回路208とが接続されている。
【0066】上記の回路構成の場合、AND回路204
では照明スイッチ91からフォトカプラ203を介して
入力される信号がOFF信号で、かつ、自動保温スイッ
チから入力される信号がOFF信号であれば、AND条
件成立のAND信号がトリガ回路206に出力される。
このトリガ回路206では上記AND信号の出力を受け
て上記照明スイッチ91がOFFでかつ自動保温スイッ
チがOFFの両条件が成立したことを検出し、トリガ信
号をタイマ回路207に出力する。タイマ回路207で
は上記トリガ信号の出力時点から所定の設定時間をタイ
マカウントする一方、そのタイマカウント開始から設定
時間のタイムアップまでの間、駆動回路208に所定の
電流を供給する。この結果、駆動回路208により作動
スイッチ71がON作動され、上記設定時間の間だけ換
気扇7が作動されることになる。これにより、浴室1内
の入浴後の多量に水蒸気を含んだ空気が外部に放出され
ることになる。
【0067】なお、以上の第3実施形態では、照明スイ
ッチ91がOFFでかつ自動保温スイッチがOFFの両
条件が成立したことをもって入浴終了段階であると検出
しているが、これに限らず、いずれかのスイッチがON
からOFFに切換えられたことをもって入浴終了段階で
あると検出するようにしてもよい。また、上記タイマ回
路207でのタイマ設定時間は固定値ではなくて、使用
者により任意の時間値を入力設定し得るようにしてもよ
い。
【0068】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
〜第3実施形態に限定されるものではなく、その他種々
の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1
実施形態では、入浴開始段階検出手段105もしくは入
浴段階終了検出手段106として各種の操作信号もしく
は検出信号のいずれか1に基づいて検出するものを示し
たが、これに限らず、上記各種の操作信号もしくは検出
信号を2以上組み合わせ、その組み合わせ信号が全て出
力されたことをもって入浴開始段階もしくは入浴終了段
階にあると検出するようにしてもよい。
【0069】また、上記第1〜第3実施形態では、作動
制御対象である特定浴室設備として1の装置を選択して
作動制御する場合を示したが、これに限らず、本明細書
で例示した浴室設備及び例示した以外の同様な浴室設備
の内から2以上のものを特定浴室設備として選択して、
この2以上の特定浴室設備に対しそれぞれ作動信号を出
力することにより同時に作動させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用した風呂システムの全
体模式図である。
【図2】コントローラの内容を一部省略して示すブロッ
ク図である。
【図3】作動制御その1の内容を示す制御ブロック図で
ある。
【図4】窓開閉装置の一例を示す正面説明図である。
【図5】作動制御その2の内容を示す制御ブロック図で
ある。
【図6】目隠し装置の一例を示す、図4のA−A線にお
ける一部省略拡大断面図である。
【図7】作動制御その3の内容を示す制御ブロック図で
ある。
【図8】作動制御その4の内容を示す制御ブロック図で
ある。
【図9】第2実施形態における回路構成及び制御対象を
示す説明図である。
【図10】第3実施形態を示す回路構成説明図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 給湯器付き風呂釜(風呂釜) 4 風呂蓋装置(風呂蓋の開閉駆動装置,特定浴
室設備) 5 窓開閉装置(浴室窓の開閉駆動装置,特定浴
室設備) 6 目隠し装置(目隠し作動装置,特定浴室設
備) 7 換気扇(換気装置,特定浴室設備) 8 浴室空気調和装置(特定浴室設備) 32 風呂水位センサ(入浴開始段階検出手段,入
浴終了段階検出手段) 37 排水栓センサ(入浴開始段階検出手段,入浴
終了段階検出手段) 91 照明スイッチ(入浴開始段階検出手段,入浴
終了段階検出手段) 102 風呂リモコン(報知手段) 102a 湯張りスイッチ(入浴開始段階検出手段) 102b 風呂自動スイッチ(入浴開始段階検出手段,
入浴終了段階検出手段) 102c 表示部(報知手段) 102d 洗浄スイッチ(入浴終了段階検出手段) 105 入浴開始段階検出手段 106 入浴終了段階検出手段 107 特定浴室設備 108,110,120,130,140 作動制御
部(作動制御手段) 201 フォトカプラ(作動制御手段) 202 インターフェース(作動制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安福 洋伸 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 山渕 正彦 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 2D005 CA01 DA03 3L060 AA05 CC19 DD01 EE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風呂釜以外の浴室設備であって、浴室に
    対し設置されその浴室の状態を変更調整する特定浴室設
    備を対象としてその特定浴室設備の作動制御を行う浴室
    設備の作動制御装置であって、 使用者の入浴開始のための入浴準備操作又はこの入浴準
    備操作に基づく浴槽の状態変化を検出することにより使
    用者が入浴開始段階にあることを検出する入浴開始段階
    検出手段と、 この入浴開始段階検出手段からの入浴開始信号を受けて
    上記特定浴室設備を作動させる作動部に対し作動指令を
    出力する作動制御手段とを備えていることを特徴とする
    浴室設備の作動制御装置。
  2. 【請求項2】 風呂釜以外の浴室設備であって、浴室に
    対し設置されその浴室の状態を変更調整する特定浴室設
    備を対象としてその特定浴室設備の作動制御を行う浴室
    設備の作動制御装置であって、 使用者の入浴終了のための入浴終了操作又はこの入浴終
    了操作に基づく浴槽の状態変化を検出することにより使
    用者が入浴終了段階にあることを検出する入浴終了段階
    検出手段と、 この入浴終了段階検出手段からの入浴終了信号を受けて
    上記特定浴室設備を作動させる作動部に対し作動指令を
    出力する作動制御手段とを備えていることを特徴とする
    浴室設備の作動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の浴室設備の
    作動制御装置であって、 作動制御手段により特定浴室設備が作動されたとき、そ
    の特定浴室設備の作動内容を報知する報知手段を備えて
    いる、浴室設備の作動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の浴室設備の
    作動制御装置であって、 特定浴室設備の作動部は、浴室窓の開閉駆動装置、浴室
    窓の目隠し作動装置、浴室内の換気を行う換気装置、浴
    槽の上面開口を開閉可能に閉止する風呂蓋の開閉駆動装
    置、及び、浴室内雰囲気の空気調和装置の内から選択さ
    れた1又は2以上の装置である、浴室設備の作動制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の浴室設備の
    作動制御装置であって、 作動制御手段は、特定浴室設備の作動装置に対するマニ
    ュアル操作指令を受けたとき、上記作動装置に対する作
    動指令に基づく作動制御を解除して上記マニュアル操作
    指令に基づく上記作動装置の作動を優先させるように構
    成されている、浴室設備の作動制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2021169897A (ja) * 2020-04-16 2021-10-28 リンナイ株式会社 風呂装置
WO2023207056A1 (zh) * 2022-04-27 2023-11-02 青岛海尔空调器有限总公司 用于环境参数调节的方法及装置、家电集控设备、存储介质

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