JP2018200154A - 浴室システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 浴室内に衣類が存在する可能性がある場合に、浴室内に水分を供給する浴室運転が実行されることを抑制することができる技術を提供する。【解決手段】 浴室システムは、浴室制御システムと、携帯端末と、を備える。浴室制御システムは、浴室乾燥装置と、浴室装置と、コントローラと、を備えている。コントローラは、衣類乾燥運転を実行可能であり、衣類乾燥運転が終了する場合に、衣類乾燥運転が終了したことを示す終了情報を記憶し、浴室運転を実行可能であり、携帯端末から、浴室運転の実行を要求するための運転要求を受信可能であり、終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信する場合に、浴室運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、端末操作部と、要求送信部と、運転要求をコントローラに送信した後に、衣類存在情報をコントローラから受信する衣類存在情報受信部と、を備える。【選択図】図6

Description

本明細書に開示する技術は、浴室システムに関する。
特許文献1には、浴室乾燥装置と、熱源機と、浴室乾燥装置及び熱源機の動作を制御するコントローラと、台所リモコンと、を備える浴室制御システムが開示されている。コントローラは、浴室乾燥装置を駆動させ、浴室内の衣類を乾燥させる衣類乾燥運転を実行可能であり、熱源機を駆動させ、浴室内に水分を供給する浴室運転を実行可能であり、台所リモコンから浴室運転の実行を要求するための運転要求を受信可能である。コントローラは、衣類乾燥運転を実行している状態において、運転要求を受信する場合に、浴室運転を実行しない。特許文献1の浴室制御システムによれば、乾燥中の衣類が、浴室運転の実行によって湿ってしまうことを防止することができる。
特開2005−164078号公報
携帯端末を利用して、熱源機に浴室内に水分を供給する浴室運転を実行させることが可能な浴室システムがある。このようなシステムにおいては、衣類乾燥運転を浴室乾燥装置に実行させるユーザと、携帯端末を利用して浴室装置に浴室運転を実行させるユーザが異なる場合がある。即ち、携帯端末のユーザが、衣類乾燥運転が実行されたことを知らない場合がある。また、衣類乾燥運転が終了した後に、浴室内に衣類が放置される場合もある。浴室内に衣類が放置されている状態で、熱源機が、携帯端末から送信される運転要求に応じて、浴室運転を実行してしまうと、乾燥が完了した衣類が湿ってしまう。
本明細書では、浴室内に衣類が存在する可能性がある場合に、浴室内に水分を供給する浴室運転が実行されることを抑制することができる技術を提供する。
本明細書に開示する浴室システムは、浴室制御システムと、携帯端末と、を備えてもよい。浴室制御システムは、浴室乾燥装置と、浴室装置と、前記浴室乾燥装置及び前記浴室装置の動作を制御するコントローラと、を備えてもよい。コントローラは、前記浴室乾燥装置を駆動させ、浴室内の衣類を乾燥させる衣類乾燥運転を実行可能であり、前記衣類乾燥運転が終了する場合に、前記衣類乾燥運転が終了したことを示す終了情報を記憶し、前記浴室装置を駆動させ、前記浴室内に水分を供給する浴室運転を実行可能であり、前記携帯端末から、前記浴室運転の実行を要求するための運転要求を受信可能であり、前記終了情報が記憶されている状態において、前記携帯端末から前記運転要求を受信する場合に、前記浴室運転を実行することなく、前記浴室内に衣類が存在している可能性があることを示す衣類存在情報を前記携帯端末に送信してもよい。前記携帯端末は、前記運転要求を前記コントローラに送信するための要求送信操作を受け付ける端末操作部と、ユーザによって前記要求送信操作が前記端末操作部に実行される場合に、前記運転要求を前記コントローラに送信する要求送信部と、前記運転要求を前記コントローラに送信した後に、前記衣類存在情報を前記コントローラから受信する衣類存在情報受信部と、を備えてもよい。
上記の構成によれば、浴室制御システムのコントローラは、終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信する場合に、浴室運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末に送信する。このため、携帯端末のユーザは、浴室運転が実行される前に、浴室内に衣類が存在する可能性があることを知ることができる。従って、浴室内に衣類が存在する可能性がある状況で、浴室運転が実行されることを抑制することができる。
浴室装置は、浴室内の温水利用箇所に供給される水を加熱する熱源機であってもよい。浴室運転は、水を加熱し、温水利用箇所に加熱された水を供給する温水供給運転であってもよい。
浴室内の温水利用箇所に加熱された水が供給されると、加熱された水が蒸発することで、浴室内の湿度が高くなる。従って、浴室内に衣類が存在している状態において、温水供給運転が実行されると、衣類が湿ってしまう。上記の構成によると、浴室制御システムのコントローラは、終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信する場合に、温水供給運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末に送信する。従って、浴室内に衣類が存在する可能性がある状況で、温水供給運転が実行されることを抑制することができる。
終了情報は、ユーザの終了操作に応じて衣類乾燥運転が終了したことを示す第1の終了情報と、衣類乾燥運転の終了条件を満たしたことにより衣類乾燥運転が自動的に終了したことを示す第2の終了情報と、のうちのいずれかの情報であってもよい。この場合、コントローラは、第1の終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信する場合に、浴室運転を実行し、第2の終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信する場合に、浴室運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末に送信してもよい。
ユーザの終了操作に応じて衣類乾燥運転が終了した場合、当該ユーザによって浴室内の衣類が取り出されている可能性が高い。即ち、第1の終了情報が記憶されている場合、浴室内に衣類が放置されている可能性は比較的に低い。一方、第2の終了情報が記憶されている場合、浴室内に衣類が放置されている可能性は比較的に高い。上記の構成によると、浴室制御システムのコントローラは、浴室内に衣類が放置されている可能性が低いことを示す第1の終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信する場合に、浴室運転を実行する。従って、浴室内に衣類が存在している可能性が低い場合は、浴室運転が実行される。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
浴室システムは、さらに、浴室内の湿度を検知する湿度検知部を備えてもよい。コントローラは、湿度を所定周期毎に取得し、第1の終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信し、かつ、第1の終了情報を受信してから運転要求を受信するまでの間に取得した湿度の最大湿度が所定湿度を超えていると判断する場合に、浴室運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末に送信してもよい。
ユーザの終了操作に応じて衣類乾燥運転が終了した場合において、当該ユーザによって浴室内の衣類が取り出されない場合もある。例えば、浴室内の衣類の乾燥が完了する前に、衣類乾燥運転を終了させ、浴室内で自然乾燥させる場合である。この場合、衣類を自然乾燥する過程で、浴室内の湿度が高くなる。このため、コントローラは、浴室内の湿度が所定湿度を超える場合に、浴室内に衣類が存在している可能性があると判断することができる。上記の構成によると、コントローラは、第1の終了情報が記憶されている状態において、携帯端末から運転要求を受信し、かつ、最大湿度が所定湿度を超えていると判断する場合に、浴室運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末に送信する。従って、第1の終了情報が記憶されており、かつ、浴室内に衣類が存在している可能性がある場合に、浴室運転が実行されることを抑制することができる。
実施例の浴室システムの構成図である。 実施例の浴室乾燥装置が実行する処理のフローチャートである。 実施例の熱源機が実行する処理のフローチャートである。 実施例の湯張り処理のフローチャートである。 実施例の携帯端末が実行する処理のフローチャートである。 実施例の衣類乾燥運転が自動終了する場合のシーケンス図である(ケースA)。 実施例の衣類乾燥運転がユーザの操作によって終了される場合のシーケンス図である(ケースB)。
(実施例)
図1を参照して、実施例に係る浴室システム2について説明する。なお、図1において、実線は、水、洗浄液など液体の経路を示し、破線は通信経路を示す。浴室システム2は、浴室制御システム4と、携帯端末200と、を備える。浴室制御システム4と携帯端末200は、インターネット110を介して、互いに通信可能である。
(浴室制御システム4の構成)
浴室制御システム4は、熱源機10と、浴室洗浄装置30と、浴室乾燥装置40と、浴槽洗浄装置50と、浴室リモコン80と、第1の浴室外リモコン90と、第2の浴室外リモコン92と、を備える。
(熱源機10の構成)
熱源機10は、給水源から供給される水を加熱する装置である。熱源機10は、水を加熱する電気式熱源(図示省略)を備えている。熱源機10は、給水源から供給される水を、浴室洗浄装置30、浴室乾燥装置40、浴槽洗浄装置50、浴槽70、シャワーS、又は、カランFに供給する。なお、熱源機10は、電気式熱源の代わりにガス式熱源を備えていてもよいし、電気式熱源とガス式熱源の両方を備えていてもよい。
熱源機10は、熱源機コントローラ12を備えている。熱源機コントローラ12は、熱源機10の動作を制御することで、湯張り運転などを実行する。熱源機コントローラ12は、メモリ14を備えている。メモリ14には、浴室A内の湿度、後述する衣類乾燥運転が終了したことを示す終了情報が記憶される。
(湯張り運転)
湯張り運転は、浴槽70に温水を供給するための運転である。熱源機コントローラ12は、電気式熱源を駆動させることで、給水源から供給される水を加熱し、温水を浴槽70に供給する。浴槽70に所定量の温水が供給されると湯張り運転は終了する。
(浴室洗浄装置30の構成)
浴室洗浄装置30は、浴室A内の洗浄を行う装置である。浴室洗浄装置30は、ノズル32と、浴室洗浄コントローラ34と、を備える。ノズル32は、熱源機10から供給される水、又は、浴室洗浄装置30内に準備されている洗浄液を、浴室A内に散布する。
浴室洗浄コントローラ34は、浴室洗浄装置30の動作を制御することで、浴室洗浄運転を実行する。浴室洗浄コントローラ34は、熱源機コントローラ12と通信可能である。浴室洗浄コントローラ34と熱源機コントローラ12が協調して制御を行うことで、浴室洗浄運転が実行される。
(浴室洗浄運転)
浴室洗浄コントローラ34は、浴室洗浄装置30内に準備されている洗浄液を、ノズル32を介して、浴室A内に散布する。浴室洗浄コントローラ34は、熱源機コントローラ12に、浴室洗浄装置30に水を供給させるための指示を送信する。浴室洗浄コントローラ34は、熱源機10から供給される水を、ノズル32を介して、浴室A内に散布する。
(浴室乾燥装置40の構成)
浴室乾燥装置40は、浴室A内の空調を行う装置である。浴室乾燥装置40は、可変ルーバ42と、ミストノズル44と、浴室A内の湿度を検知する湿度センサ46と、浴室乾燥コントローラ48と、を備える。なお、湿度センサ46は、浴室A内に設置されていれば、浴室乾燥装置40とは異なる装置、例えば、浴室洗浄装置30や浴室リモコン80が備えていてもよい。
可変ルーバ42は、モータ(図示省略)によって駆動され、浴室A内に送風される空気の風向きを変更可能である。ミストノズル44は、ミスト状の水を浴室A内に噴霧する。
浴室乾燥コントローラ48は、浴室乾燥装置40の各構成要素の動作を制御する。浴室乾燥コントローラ48は、熱源機コントローラ12と通信可能である。浴室乾燥コントローラ48と熱源機コントローラ12が協調して制御を行うことで、衣類乾燥運転及びミスト運転が実行される。
(衣類乾燥運転)
衣類乾燥運転は、浴室A内の空気を乾燥させ、浴室A内の衣類Cに含まれる水分を蒸発させるための運転である。
浴室乾燥コントローラ48は、熱源機コントローラ12に、浴室乾燥装置40に温水を供給させるための指示を送信する。この場合、熱源機コントローラ12は、給水源から供給される水を加熱し、温水を浴室乾燥装置40に供給する。浴室乾燥コントローラ48は、浴室乾燥装置40の空気循環装置(図示省略)を駆動させる。これにより、浴室A内の空気が浴室乾燥装置40に吸入され、吸入された空気は、熱源機10から供給される温水の熱によって加熱される。加熱された空気は、浴室A内に導入される。加熱された空気が浴室A内に導入されることによって、衣類C内の水分の蒸発が促進される。また、浴室乾燥コントローラ48は、換気装置(図示省略)を駆動させて、浴室A内の空気を浴室A外に排気し、浴室A外の空気を浴室A内に吸気する。これによって、浴室A内の湿度が高い空気が浴室A外に排気され、浴室A外の湿度が低い空気が浴室A内に吸気される。
浴室乾燥コントローラ48は、衣類乾燥運転が終了する場合に、衣類乾燥運転が終了したことを示す終了情報を熱源機コントローラ12に送信する。終了情報は、ユーザの指示によって衣類乾燥運転が終了したことを示す手動終了情報と、ユーザによって設定された運転時間が経過したことで自動的に衣類乾燥運転が終了したことを示す自動終了情報と、のうちのいずれかである。なお、以下では、手動終了情報と自動終了情報を総称して、終了情報と呼ぶ。
(ミスト運転)
ミスト運転は、浴室A内にミスト状の水を噴霧する運転である。浴室乾燥コントローラ48は、熱源機コントローラ12に、浴室乾燥装置40に水を供給させるための指示を送信する。浴室乾燥コントローラ48は、熱源機10から供給される水を、ミストノズル44を介して、浴室A内に噴霧する。
(浴槽洗浄装置50の構成)
浴槽洗浄装置50は、浴槽70の洗浄を行う装置である。浴槽洗浄装置50は、浴槽洗浄コントローラ52を備える。浴槽洗浄コントローラ52は、浴槽洗浄装置50の動作を制御する。浴槽洗浄コントローラ52は、熱源機コントローラ12と通信可能である。浴槽洗浄コントローラ52と熱源機コントローラ12が協調して制御を行うことで、浴槽洗浄運転が実行される。
(浴槽洗浄運転)
浴槽洗浄コントローラ52は、浴槽70の下部に設けられている浴槽ノズル72を介して、浴槽洗浄装置50内に準備されている洗浄液を浴槽70内に散布する。浴槽洗浄コントローラ52は、熱源機コントローラ12に、浴槽洗浄装置50に水を供給させるための指示を送信する。浴槽洗浄コントローラ52は、熱源機10から供給される水を、浴槽ノズル72を介して、浴槽70内に散布する。
(リモコン80、90、92の構成)
各リモコン80、90、92は、ユーザからの各種の操作入力を受け付ける。浴室リモコン80は、浴室Aに設けられており、浴室外リモコン90、92は、洗面室Bに設けられている。
浴室リモコン80は、熱源機コントローラ12と通信可能である。ユーザは、浴室リモコン80を操作することで、熱源機コントローラ12に湯張り運転等を実行させることができる。また、浴室リモコン80は、熱源機コントローラ12を介して、浴槽洗浄装置50と通信可能である。ユーザは、浴室リモコン80を操作することで、浴槽洗浄装置50に浴槽洗浄運転等を実行させることができる。
第1の浴室外リモコン90は、浴室乾燥コントローラ48と通信可能である。ユーザは、第1の浴室外リモコン90を操作することで、浴室乾燥装置40に衣類乾燥運転、ミスト運転等を実行させることができる。また、第1の浴室外リモコン90は、浴室乾燥コントローラ48を介して、浴室洗浄コントローラ34と通信可能である。ユーザは、第1の浴室外リモコン90を操作することで、浴室洗浄装置30に浴室洗浄運転を実行させることができる。
第2の浴室外リモコン92は、熱源機コントローラ12と通信可能である。また、第2の浴室外リモコン92は、インターネット110にアクセス可能である。ユーザは、第2の浴室外リモコン92を操作することで、熱源機コントローラ12に湯張り運転等を実行させることができる。また、第2の浴室外リモコン92は、熱源機コントローラ12を介して、浴室洗浄装置30、浴室乾燥装置40、浴槽洗浄装置50と通信可能である。
(携帯端末200の構成)
携帯端末200は、携帯電話、スマートフォン等の可搬型の端末装置である。携帯端末200は、インターネット110にアクセスすることができる。携帯端末200は、表示部202と、端末コントローラ210と、を備える。表示部202は、様々な情報を表示するためのディスプレイであり、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。端末コントローラ210は、携帯端末200の動作を制御する。また、端末コントローラ210は、メモリ212を備える。メモリ212には、浴室アプリ214が格納されている。浴室アプリ214は、例えば、インターネット110上のサーバ(図示省略)から携帯端末200にインストールされる。浴室アプリ214は、後述の図5の処理を携帯端末200に実行させるためのアプリケーションである。
(浴室乾燥装置40が実行する処理;図2)
図2を参照して、浴室乾燥装置40の浴室乾燥コントローラ48によって実行される処理について説明する。浴室乾燥コントローラ48は、ユーザによって浴室制御システム4の電源をONにするための操作が実行される場合に、図2の処理を開始する。
S10において、浴室乾燥コントローラ48は、湿度センサ46によって検出される湿度を熱源機10に送信する。
S12において、浴室乾燥コントローラ48は、開始指示を受信したのか否かを判断する。開始指示は、浴室乾燥装置40に衣類乾燥運転を開始させるための指示である。開始指示は、ユーザによって乾燥運転開始操作が第1の浴室外リモコン90に実行されると、第1の浴室外リモコン90から浴室乾燥コントローラ48に送信される。浴室乾燥コントローラ48は、開始指示を受信する場合に、S12でYESと判断し、処理はS14に進む。一方、浴室乾燥コントローラ48は、開始指示を受信しない場合に、S12でNOと判断し、処理はS10に戻る。浴室乾燥コントローラ48は、開始指示を受信するまでの間、所定周期毎に、浴室A内の湿度を熱源機10に送信する。
S14において、浴室乾燥コントローラ48は、終了情報消去指示を熱源機10に送信する。終了情報消去指示は、熱源機10のメモリ14内に保存されている終了情報を消去させるための指示である。
S16において、浴室乾燥コントローラ48は、衣類乾燥運転を開始する。
S20において、浴室乾燥コントローラ48は、終了指示を第1の浴室外リモコン90から受信することを監視する。終了指示は、浴室乾燥装置40に衣類乾燥運転を終了させるための指示である。終了指示は、ユーザによって乾燥運転終了操作が第1の浴室外リモコン90に実行されると、第1の浴室外リモコン90から浴室乾燥コントローラ48に送信される。浴室乾燥コントローラ48は、終了指示を受信する場合に、S20でYESと判断し、処理はS22に進む。S22でYESと判断される場合、その後に、浴室A内の衣類Cがユーザによって取り出される可能性が高い。
S22において、浴室乾燥コントローラ48は、衣類乾燥運転を終了する。そして、S24において、浴室乾燥コントローラ48は、手動終了情報を熱源機10に送信する。
また、浴室乾燥コントローラ48は、S20の監視と同時的に、S30において、ユーザによって設定された運転時間が経過することを監視する。浴室乾燥コントローラ48は、運転時間が経過する場合に、S30でYESと判断し、処理はS32に進む。
S32において、浴室乾燥コントローラ48は、衣類乾燥運転を終了する。そして、S34において、浴室乾燥コントローラ48は、自動終了情報を熱源機10に送信する。
(熱源機10が実行する処理;図3、図4)
続いて、図3、図4を参照して、熱源機10の熱源機コントローラ12によって実行される処理について説明する。熱源機コントローラ12は、ユーザによって浴室制御システム4の電源をONにするための操作が実行される場合に、図3の処理を開始する。
S40において、熱源機コントローラ12は、湿度を浴室乾燥装置40から受信する。
S50において、熱源機コントローラ12は、終了情報消去指示を浴室乾燥装置40から受信することを監視する。熱源機コントローラ12は、終了情報消去指示を受信する場合に、S50でYESと判断し、処理はS52に進む。
S52において、熱源機コントローラ12は、メモリ14に記憶されている終了情報を消去する。S52が終了すると、処理はS40に戻る。なお、メモリ14に終了情報が保存されていない場合、熱源機コントローラ12は、S52の処理を省略して、処理はS40に戻る。
また、熱源機コントローラ12は、S50の監視と同時的に、S60において、終了情報を浴室乾燥装置40から受信することを監視する、熱源機コントローラ12は、終了情報を受信する場合に、S60でYESと判断し、処理はS62に進む。
S62において、熱源機コントローラ12は、S60で受信した終了情報をメモリ14に保存する。
また、熱源機コントローラ12は、S50及びS60の監視と同時的に、S70において、第1の湯張り指示を携帯端末200から受信することを監視する。第1の湯張り指示は、熱源機10に湯張り運転を実行させるための指示である。熱源機コントローラ12は、第1の湯張り指示を受信する場合に、S70でYESと判断し、S72において、湯張り運転処理を実行する。
図4を参照して、S72の湯張り運転処理で実行される処理について説明する。S80において、熱源機コントローラ12は、終了情報がメモリ14に保存されているのか否かを判断する。熱源機コントローラ12は、終了情報がメモリ14に保存されている場合に、S80でYESと判断し、処理はS82に進む。一方、熱源機コントローラ12は、終了情報がメモリ14に保存されていない場合に、S80でNOと判断し、処理はS110に進む。
S82において、熱源機コントローラ12は、メモリ14に保存されている終了情報が手動終了情報であるのか否かを判断する。熱源機コントローラ12は、手動終了情報がメモリ14に保存されている場合に、S82でYESと判断し、処理はS84に進む。一方、熱源機コントローラ12は、自動終了情報がメモリ14に保存されている場合に、S82でNOと判断し、処理はS100に進む。
S84において、熱源機コントローラ12は、手動終了情報を受信してから第1の湯張り指示を受信するまでの間に取得した湿度の最大湿度が、所定湿度を超えているのか否かを判断する。熱源機コントローラ12は、最大湿度が所定湿度以下であると判断する場合に、S84でNOと判断し、処理はS90に進む。一方、熱源機コントローラ12は、最大湿度が所定湿度を超えていると判断する場合に、S84でYESと判断し、処理はS100に進む。
S90において、熱源機コントローラ12は、熱源機10を駆動させて、湯張り運転を開始する。そして、S92において、熱源機コントローラ12は、湯張り運転が完了することを監視する。熱源機コントローラ12は、湯張り運転が完了したと判断する場合に、S92でYESと判断し、図4の処理を終了する。図4の処理が終了すると、処理は図3のS40に戻る。
また、熱源機コントローラ12は、S100において、浴室A内に衣類Cが存在している可能性があることを示す衣類存在情報を携帯端末200に送信する。
S102において、熱源機コントローラ12は、第2の湯張り指示を携帯端末200から受信したのか否かを判断する。第2の湯張り指示は、浴室A内に衣類Cが存在している可能性があるにも関わらず、熱源機10に湯張り運転を実行させるための指示である。熱源機コントローラ12は、第2の湯張り指示を受信する場合に、S102でYESと判断し、S90において、湯張り運転を開始する。一方、熱源機コントローラ12は、第2の湯張り指示を受信しない場合に、S102でNOと判断し、図4の処理を終了する。なお、第2の湯張り指示を受信しない場合とは、湯張り中止指示を携帯端末200から受信した場合である。この場合、熱源機コントローラ12は、湯張り運転を実行しない。
また、S110において、熱源機コントローラ12は、衣類乾燥運転を実行中であることを示す乾燥運転情報を携帯端末200に送信する。
(携帯端末200が実行する処理;図5)
続いて、図5を参照して、携帯端末200の端末コントローラ210が浴室アプリ214に従って実行する処理について説明する。浴室アプリ214を起動させるための操作が表示部202に実行される場合に、端末コントローラ210は、図5の処理を開始する。
S120において、端末コントローラ210は、第1の湯張り実行操作がユーザによって表示部202に実行されることを監視する。第1の湯張り実行操作は、端末コントローラ210に、第2の浴室外リモコン92を介して、第1の湯張り指示を熱源機10に送信させるための指示である。端末コントローラ210は、第1の湯張り実行操作が実行されると、S120でYESと判断し、処理はS122に進む。なお、第1の湯張り実行操作が実行される際に、携帯端末200のユーザは、浴室A内に衣類Cが存在しているのか否かを知らない可能性が高い。
S122において、端末コントローラ210は、第2の浴室外リモコン92を介して、第1の湯張り指示を熱源機10に送信する。
S124において、端末コントローラ210は、第2の浴室外リモコン92を介して、衣類存在情報又は乾燥運転情報を熱源機10から受信したのか否かを判断する。端末コントローラ210は、衣類存在情報又は乾燥運転情報を受信する場合に、S124でYESと判断し、処理はS130に進む。一方、端末コントローラ210は、衣類存在情報及び乾燥運転情報を受信しない場合に、S124でNOと判断し、処理はS120に戻る。なお、衣類存在情報及び乾燥運転情報を受信しない場合とは、熱源機10によって湯張り運転が実行される場合である。
S130において、端末コントローラ210は、湯張り選択画面を表示部202に表示させる。湯張り選択画面は、浴室A内に衣類Cが存在している可能性があることを示すとともに、それでも湯張り運転を実行するのか否かをユーザに選択させるための画面である。従って、ユーザは、湯張り運転が実行される前に、浴室A内に衣類Cが存在している可能性があることを知ることができる。
S140において、端末コントローラ210は、第2の湯張り実行操作がユーザによって表示部202に実行されることを監視する。第2の湯張り実行操作は、端末コントローラ210に、第2の浴室外リモコン92を介して、第2の湯張り指示を熱源機10に送信させるための操作である。端末コントローラ210は、第2の湯張り実行操作が実行されると、S140でYESと判断し、処理はS142に進む。
S142において、端末コントローラ210は、第2の浴室外リモコン92を介して、第2の湯張り指示を熱源機10に送信する。これにより、浴室A内に衣類Cが存在している可能性がある状況において、熱源機10は、湯張り運転を開始する。S142が終了すると、処理はS120に戻る。
また、端末コントローラ210は、S140の監視と同時的に、S150において、湯張り中止操作がユーザによって表示部202に実行されることを監視する。湯張り中止操作は、端末コントローラ210に、第2の浴室外リモコン92を介して、湯張り中止指示を熱源機10に送信させるための操作である。端末コントローラ210は、湯張り中止操作が実行されると、S150でYESと判断し、処理はS152に進む。
S152において、端末コントローラ210は、第2の浴室外リモコン92を介して、湯張り中止指示を熱源機10に送信する。この場合、熱源機10は、湯張り運転を実行しない。S152が終了すると、処理はS120に戻る。
また、端末コントローラ210は、S140及びS150の監視と同時的に、S160において、湯張り選択画面を表示部202に表示してから所定時間が経過することを監視する。端末コントローラ210は、第2の湯張り実行操作又は湯張り中止操作がユーザによって実行されることなく所定時間が経過する場合に、S160でYESと判断し、処理はS152に進む。
(具体的なケース)
続いて、図6、図7を参照して、図2〜図5の処理によって実現される具体的なケースA、Bについて説明する。
(ケースA;図6)
図6の初期状態において、熱源機10には、自動終了情報が保存されている。本ケースでは、衣類乾燥運転が自動終了する状況を想定している。
ユーザ(以下では、「第1のユーザ」と呼ぶ)は、浴室A内に衣類Cを配置すると、T10において、乾燥運転開始操作を第1の浴室外リモコン90に実行する。ユーザは、乾燥運転開始操作において、衣類乾燥運転の運転時間を設定する。第1の浴室外リモコン90は、T12において、開始指示を浴室乾燥装置40に送信する。
浴室乾燥装置40は、T12において、開始指示を第1の浴室外リモコン90から受信すると(図2のS10でYES)、T14において、終了情報消去指示を熱源機10に送信し(S14)、T16において、衣類乾燥運転を開始する(S16)。
熱源機10は、T14において、終了情報消去指示を浴室乾燥装置40から受信すると(図3のS50でYES)、T18において、メモリ14内の自動終了情報を消去する(S52)。
浴室乾燥装置40は、衣類乾燥運転を開始してから第1のユーザによって設定された運転時間が経過すると(図2のS30でYES)、T20において、衣類乾燥運転を自動終了する(S32)。そして、浴室乾燥装置40は、T22において、自動終了情報を熱源機10に送信する(S34)。
熱源機10は、T22において、自動終了情報を浴室乾燥装置40から受信すると(図3のS60でYES)、T24において、自動終了情報をメモリ14に保存する(S62)。本ケースでは、衣類乾燥運転が終了してから後述のT40の間に、浴室A内の衣類Cが取り出されない状況を想定している。
T30において、熱源機10は、浴室乾燥装置40から湿度を受信する(図3のS40)。また、上述のように、熱源機10は、所定周期毎に、T30と同様に浴室乾燥装置40から湿度を受信する。
携帯端末200は、T40において、第1のユーザとは異なるユーザ(以下では、「第2のユーザ」と呼ぶ)によって第1の湯張り実行操作が実行されることに応じて(図5のS120でYES)、T42において、第1の湯張り指示を熱源機10に送信する(S122)。
熱源機10は、T42において、第1の湯張り指示を携帯端末200から受信すると(図3のS70でYES)、自動終了情報がメモリ14に保存されていると判断し(図4のS80でYES、S82でNO)、T50において、衣類存在情報を携帯端末200に送信する(S100)。
携帯端末200は、T50において、衣類存在情報を熱源機10から受信すると(図5のS124でYES)、T52において、湯張り選択画面を表示部202に表示する(S130)。そして、携帯端末200は、T60において、ユーザによって湯張り中止操作が実行されることに応じて(S150でYES)、T62において、湯張り中止指示を熱源機10に送信する(S152)。
熱源機10は、T62において、湯張り中止指示を携帯端末200から受信すると(図5のS102でNO)、湯張り運転を実行しない。従って、浴室A内に衣類Cが存在している状況において、湯張り運転が実行されることを防止することができる。
(ケースB;図7)
図7の初期状態は、図6の初期状態と同様である。本ケースでは、衣類乾燥運転がユーザによる乾燥運転終了操作によって終了される状況を想定している。
T110〜T118は、図6のT10〜T18と同様である。第1のユーザは、浴室乾燥装置40が衣類乾燥運転を開始してから運転時間が経過する前に、T120において、乾燥運転終了操作を第1の浴室外リモコン90に実行する。第1の浴室外リモコン90は、T122において、終了指示を浴室乾燥装置40に送信する。
浴室乾燥装置40は、T122において、終了指示を第1の浴室外リモコン90から受信すると(図2のS20でYES)、T124において、衣類乾燥運転を終了し(S22)、T126において、手動終了情報を熱源機10に送信する(S24)。
熱源機10は、T126において、手動終了情報を受信すると(図3のS60でYES)、T128において、手動終了情報をメモリ14に保存する(S62)。T130は、図6のT30と同様である。本ケースでは、T128〜T140の間に熱源機10が受信する湿度の最大湿度が、所定湿度を超える状況を想定している。即ち、未乾燥状態の衣類Cが浴室Aに放置されている状況である。
T140、T142は、図6のT40、T42と同様である。
熱源機10は、T142において、第1の湯張り指示を受信すると(図3のS70でYES)、手動終了情報がメモリ14に保存されており(図4のS80及びS82でYES)、最大湿度が所定湿度を超えていると判断し(S84でYES)、T150において、衣類存在情報を携帯端末200に送信する(S100)。T152〜T162は、図6のT52〜T62と同様である。本ケースでも、浴室A内に衣類Cが存在している状況において、湯張り運転が実行されることを防止することができる。
上述のように、熱源機コントローラ12は、終了情報が記憶されている状態において、携帯端末200から第1の湯張り指示を受信する場合に、湯張り運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末200に送信する。このため、携帯端末200のユーザは、湯張り運転が実行される前に、浴室A内に衣類Cが存在する可能性があることを知ることができる。従って、浴室A内に衣類Cが存在する可能性がある状況で、湯張り運転が実行されることを抑制することができる。
ユーザの乾燥運転終了操作に応じて衣類乾燥運転が終了した場合、当該ユーザによって浴室A内の衣類Cが取り出される可能性が高い。即ち、手動終了が熱源機コントローラ12に記憶されている場合、浴室A内に衣類Cが放置されている可能性は比較的に低い。上記の構成によると、熱源機コントローラ12は、浴室A内に衣類Cが放置されている可能性が低いことを示す手動終了情報が記憶されている状態において、携帯端末200から第1の湯張り実行指示を受信する場合に、湯張り運転を実行する。従って、浴室A内に衣類Cが存在している可能性が低い場合は、衣類存在情報が携帯端末200に送信されることなく、湯張り運転が実行される。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
ユーザの乾燥運転終了操作に応じて衣類乾燥運転が終了した場合において、当該ユーザによって浴室A内の衣類Cが取り出されない場合もある。例えば、浴室A内の衣類Cの乾燥が完了する前に、衣類乾燥運転を終了させ、浴室A内で自然乾燥させる場合である。この場合、衣類Cが自然乾燥する過程で、浴室A内の湿度が高くなる。このため、熱源機コントローラ12は、浴室A内の湿度が所定湿度を超えている場合に、浴室A内に衣類Cが存在している可能性があると判断することができる。上記の構成によると、熱源機コントローラ12は、手動終了情報が記憶されている状態において、携帯端末200から運転要求を受信し、かつ、手動終了情報を受信してから運転要求を受信するまでの間に受信した湿度の最大湿度が所定湿度を超えていたと判断する場合に、湯張り運転を実行することなく、衣類存在情報を携帯端末200に送信する。従って、手動終了情報が記憶されている場合であっても、浴室A内に衣類Cが存在している可能性がある場合に、浴室運転が実行されることを抑制することができる。
(対応関係)
熱源機10、湿度センサ46が、それぞれ、「浴室装置」、「湿度検知部」の一例である。熱源機コントローラ12及び浴室乾燥コントローラ48が、「コントローラ」の一例である。湯張り運転が、「浴室運転」の一例である。第1の湯張り指示が、「運転要求」の一例である。浴槽70が「温水利用箇所」の一例である。手動終了情報、自動終了情報が、それぞれ、「第1の終了情報」、「第2の終了情報」の一例である。運転時間を経過することが、「終了条件」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例1)「浴室装置」は、浴室洗浄装置30であってもよい。この場合、浴室洗浄運転が、「浴室運転」の一例である。「浴室装置」は、浴槽洗浄装置50であってもよい。この場合、浴槽洗浄運転が、「浴室運転」の一例である。「浴室装置」は、浴室乾燥装置40であってもよい。この場合、ミスト運転が、「浴室運転」の一例である。
(変形例2)終了情報が、自動終了情報と手動終了情報に区別されていなくてもよい。この場合、浴室乾燥コントローラ48は、図2のS20〜S34の処理に代えて、衣類乾燥運転が終了することを監視し、衣類乾燥運転が終了する場合に、終了情報を熱源機10に送信すればよい。そして、熱源機コントローラ12は、図4のS80でYESと判断される場合に、S100において、衣類存在情報を携帯端末200に送信し、S102でYESと判断する場合に、S90において、湯張り運転を開始すればよい。即ち、図4のS82、S84の処理を省略可能である。
(変形例3)浴室乾燥装置40は、湿度センサ46を備えていなくてもよい。この場合、図2のS10、図3のS40、図4のS84を省略可能である。
(変形例4)上記の実施例では、浴室制御システム4の各装置が、それぞれ、コントローラを備えている。浴室制御システム4が1個のメインコントローラを備えている構成であってもよい。この場合、メインコントローラは、熱源機10、浴室洗浄装置30、浴室乾燥装置40、浴槽洗浄装置50の動作を制御するように構成されていればよい。
(変形例5)熱源機コントローラ12が、第2の浴室外リモコン92を介さずに、インターネット110にアクセス可能であってもよい。
(変形例6)熱源機10とは異なる装置から、浴室洗浄装置30、浴室乾燥装置40、及び、浴槽洗浄装置50に、水又は温水が供給されてもよい。
(変形例7)浴室乾燥コントローラ48は、浴室内Aの衣類Cの乾燥状態、即ち、湿度の情報を利用して、衣類乾燥運転を終了するのか否かを判断してもよい。本変形例では、衣類Cの乾燥状態が、「終了条件」の一例である。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :浴室システム
4 :浴室制御システム
10 :熱源機
12 :熱源機コントローラ
14 :メモリ
30 :浴室洗浄装置
32 :ノズル
34 :浴室洗浄コントローラ
40 :浴室乾燥装置
42 :可変ルーバ
44 :ミストノズル
46 :湿度センサ
48 :浴室乾燥コントローラ
50 :浴槽洗浄装置
52 :浴槽洗浄コントローラ
70 :浴槽
72 :浴槽ノズル
80 :浴室リモコン
90 :第1の浴室外リモコン
92 :第2の浴室外リモコン
110 :インターネット
200 :携帯端末
202 :表示部
210 :端末コントローラ
212 :メモリ
214 :浴室アプリ
A :浴室
B :洗面室
C :衣類
F :カラン
S :シャワー

Claims (4)

  1. 浴室制御システムと、携帯端末と、を備える浴室システムであって、
    前記浴室制御システムは、浴室乾燥装置と、浴室装置と、前記浴室乾燥装置及び前記浴室装置の動作を制御するコントローラと、を備えており、
    前記コントローラは、
    前記浴室乾燥装置を駆動させ、浴室内の衣類を乾燥させる衣類乾燥運転を実行可能であり、
    前記衣類乾燥運転が終了する場合に、前記衣類乾燥運転が終了したことを示す終了情報を記憶し、
    前記浴室装置を駆動させ、前記浴室内に水分を供給する浴室運転を実行可能であり、
    前記携帯端末から、前記浴室運転の実行を要求するための運転要求を受信可能であり、
    前記終了情報が記憶されている状態において、前記携帯端末から前記運転要求を受信する場合に、前記浴室運転を実行することなく、前記浴室内に衣類が存在している可能性があることを示す衣類存在情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、
    前記運転要求を前記コントローラに送信するための要求送信操作を受け付ける端末操作部と、
    ユーザによって前記要求送信操作が前記端末操作部に実行される場合に、前記運転要求を前記コントローラに送信する要求送信部と、
    前記運転要求を前記コントローラに送信した後に、前記衣類存在情報を前記コントローラから受信する衣類存在情報受信部と、を備えている、
    浴室システム。
  2. 前記浴室装置は、前記浴室内の温水利用箇所に供給される水を加熱する熱源機であり、
    前記浴室運転は、前記水を加熱し、前記温水利用箇所に加熱された前記水を供給する温水供給運転である、請求項1に記載の浴室システム。
  3. 前記終了情報は、前記ユーザの終了操作に応じて前記衣類乾燥運転が終了したことを示す第1の終了情報と、前記衣類乾燥運転の終了条件を満たしたことにより前記衣類乾燥運転が自動的に終了したことを示す第2の終了情報と、のうちのいずれかの情報であり、
    前記コントローラは、
    前記第1の終了情報が記憶されている状態において、前記携帯端末から前記運転要求を受信する場合に、前記浴室運転を実行し、
    前記第2の終了情報が記憶されている状態において、前記携帯端末から前記運転要求を受信する場合に、前記浴室運転を実行することなく、前記衣類存在情報を前記携帯端末に送信する、請求項1または2に記載の浴室システム。
  4. 前記浴室システムは、さらに、前記浴室内の湿度を検知する湿度検知部を備えており、
    前記コントローラは、
    前記湿度を所定周期毎に取得し、
    前記第1の終了情報が記憶されている状態において、前記携帯端末から前記運転要求を受信し、かつ、前記第1の終了情報を受信してから前記運転要求を受信するまでの間に取得した前記湿度の最大湿度が所定湿度を超えていると判断する場合に、前記浴室運転を実行することなく、前記衣類存在情報を前記携帯端末に送信する、請求項3に記載の浴室システム。
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