JP6466069B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は洗濯機に関する。
家庭に設けられる例えば全自動洗濯機を、当該家庭の他の家電機器と共にホームサーバに接続して家庭内LANを構築し、そのホームサーバをインターネットに接続するようにした遠隔操作システムが考えられている(例えば、特許文献1、2参照)。この遠隔操作システムでは、例えば、ユーザがインターネットに接続された携帯電話機を操作することにより、洗濯機を外部から遠隔操作することができるようになっている。
特開2005−185460号公報 特開2006−255063号公報
上記のような遠隔操作システムにあっては、家庭内の全体の電力消費量を監視する電力監視装置を外部に設けることにより、次のような使い方が可能となる。即ち、洗濯機の運転中に更に他の機器の使用が重なって、全体の電力消費量が許容量を超えそうな場合には、洗濯機に対して運転一時停止の遠隔操作を送信し、洗濯機の運転を一時停止させる。そして、電子レンジ等の他の機器を先に駆動させ、当該他の機器の運転の終了後に、洗濯機の運転を停止した時点から再開させるというものである。
一方、洗濯機にあっては、本来継続される洗濯運転について途中で一時停止がなされることから、種々の不具合が懸念される。
そこで、遠隔操作により一時停止がなされた場合の不具合を防止することができる洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えたものにおいて、水槽と、前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、前記水槽の周囲の温度を検出する温度検出手段と、前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と、前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御手段は、前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、前記一時停止した運転が乾燥運転と判断され、且つ前記温度検出手段の検出温度に基づく当該乾燥運転の一時停止の際における前記水槽の周囲の温度が所定温度以上のとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御することを特徴とする。
第1実施形態を示す遠隔操作システムの概略図 洗濯機の概略構成を示す縦断側面図 洗濯機の電気的構成を示すブロック図 洗濯運転に係る処理手順を示すフローチャート 第2実施形態を示す図4相当図 第3実施形態を示す図4相当図 第4実施形態を示すものであり、乾燥運転のステップを表す説明図 図4相当図 第5実施形態を示す図4相当図 第6実施形態を示す図4相当図 第7実施形態を示す図4相当図 第8実施形態を示す図4相当図
<第1実施形態>
以下、ドラム式の洗濯乾燥機に適用した第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に示す遠隔操作システム1において、住宅(家庭)内には、ドラム式の洗濯乾燥機(以下、単に洗濯機2とする)、その他の家電機器3、家庭内電力消費計測部4等が相互に接続され、家庭内ネットワーク5が構築されている。前記その他の家電機器3として、電子レンジを例示しているが、それ以外にも、炊飯器等の他の調理器、冷蔵庫、エアコン、照明、AV機器、掃除機など、複数の家電機器を適用することができる。
家庭内ネットワーク5は、家庭内ホームゲートウェイ6を介してインターネット7に接続されている。このインターネット7には、各家庭内の電力消費を監視するクラウドサーバ8が接続され、このクラウドサーバ8から家庭内の家電機器(洗濯機2)に対し遠隔操作信号を送信することができるようになっている。また、インターネット7には、ユーザが所持する遠隔操作用の端末装置としての例えばスマートフォン9が接続可能とされている。尚、ユーザが所持する遠隔操作用の端末装置としては、携帯電話機やタブレット端末などであっても良い。
次に、上記洗濯機2について、図2、図3を参照して説明する。
図2に示す洗濯機2において、矩形箱状をなす外箱12の内部には、円筒状の水槽13が前上がりに傾斜した状態で弾性支持機構13aを介して支持されている。水槽13内には、洗濯物(衣類)が収容される回転槽としての円筒状のドラム14が回転可能に支持されている。ドラム14は、前後方向に延び且つ前上がりに傾斜した傾斜軸を中心に回転するように構成されている。
図2に示すように、このドラム14の周壁には通水,通気用の多数の孔15が形成されており、ドラム14の後壁部には複数個の通気口16が設けられている。ドラム14の周壁の内面には、洗濯物撹拌用の複数のバッフル(撹拌体)14aが設けられ、ドラム14の前面部には、洗濯物が出し入れされる開口部が設けられている。水槽13の前面部には、前記開口部に連なる投入口が形成されており、外箱12の前面には、その投入口を開閉する扉17が設けられている。
水槽13の後部には、例えばアウタロータ形のブラシレスモータからなる駆動モータ(回転駆動手段)18が配置されている。駆動モータ18の回転軸18aの先端は、水槽13の背面を貫通して水槽13内に突出し、ドラム14の後部中心に連結固定されている。このような構成により、ドラム14は駆動モータ18により直接的に回転駆動される。このドラム14、駆動モータ18及びバッフル14aは、洗濯物を撹拌するための撹拌動作手段に相当する。
外箱12内の天井部には、給水源(この場合水道)からの水を水槽13内に給水するための、電磁式切替弁からなる給水弁19(図3参照)が設けられている。詳しい図示は省略するが、給水弁19は、水道に接続される1個の入口ポートと、切替可能な2個の出口ポートを有し、そのうち一方の出口ポートが注水ケース19a及び接続ホース19bを介して水槽13に接続され、水槽13内に給水するようになっている。これに対し、給水弁19の他方の出口ポートは、図示しない給水ホースに接続され、後述する凝縮器34部分に設けられた熱交換器に接続され、給水源からの水を熱交換器に供給する。
水槽13の下部には、排水管路21が接続され、この排水管路21の途中部には排水弁22が設けられている。排水管路21は外箱12の外部まで延びており、水槽13内の水が外部の排水場所に排水されるようになっている。尚、図示は省略するが、水槽13の後面下部には水槽13内と連通するエアトラップが設けられ、このエアトラップがエアチューブを介して外箱12内の上部に配置された水位センサ23(図3にのみ図示)に接続されている。
図2に示すように、水槽13には、後面上部に給気口25aが設けられ、上面前部に位置して排気口25bが設けられている。これら給気口25a及び排気口25bには、水槽13の外側において、循環風路26の両端部が接続されている。循環風路26は、水槽13の下方に位置する通風ダクト27、この通風ダクト27の一端部(右端部)と給気口25aとを接続する給気ダクト28、排気口25bと通風ダクト27の他端部(左端部)とを接続する排気ダクト29から構成されている。
通風ダクト27内の右端側には、ファンモータ30により駆動される送風ファン31が設けられている。通風ダクト27内には、ヒートポンプ32を構成する蒸発器33及び凝縮器34が左右に並べて配設されている。蒸発器33及び凝縮器34は、何れも両側部の伝熱フィン間に、冷媒パイプを蛇行状に配置した周知構成を備え、伝熱フィン間を風が通ることにより、熱交換を行う。
送風ファン31が回転駆動されると、図2に矢印で示すように、水槽13(ドラム14)内の空気が、排気口25bから排気ダクト29を経て、通風ダクト27における蒸発器33と凝縮器34を順に通った後、給気ダクト28に至り、給気口25a及び通気口16を通ってドラム14内に供給されるという循環が行われる。
前記ヒートポンプ32は、外箱12底部に配置された圧縮機37と、凝縮器34と、減圧手段たる膨張弁と、蒸発器33とを、冷媒管路により閉ループ状に接続することにより冷凍サイクルを構成する。ヒートポンプ32の内部には、所要量の冷媒が封入され、前記冷媒管路を循環する。
洗濯機2の乾燥運転にあっては、ヒートポンプ32(乾燥手段)において、圧縮機37の駆動により当該圧縮機37から吐出された気体冷媒が、凝縮器34において凝縮されて液体冷媒となる。この液体冷媒が前記膨張弁によって膨張させて霧状となり、当該霧状の冷媒が、蒸発器33において外気との熱交換により気化され、気体冷媒が圧縮機37により圧縮されて高温、高圧とされて吐出されるという循環が行われる。この場合、送風ファン31の回転駆動に伴う空気の循環により、ドラム14内の洗濯物から湿気を奪って多量の蒸気を含んだ空気が、通風ダクト27内の蒸発器33部分を通って冷却されることで、蒸気が凝縮されて除湿される。この除湿空気が凝縮器34部分を通ることにより加熱されて乾いた温風となり、再びドラム14内に供給され、洗濯物の乾燥に供される。
詳しくは後述するように、制御装置10は、ヒートポンプにおける圧縮機37を駆動させることなく、送風ファン31の回転駆動によりドラム14内へ送風させる送風動作の実行が可能に構成されており、ファンモータ30及び送風ファン31は送風動作手段に相当する。
図1に示すように、外箱12の前面上部には操作パネル12aが設けられている。操作パネル12aには、ユーザが各種の設定を行うための複数の操作キーを備える操作部40が設けられると共に、コースや行程、残り時間等を表示する表示部41が設けられている。操作部40には、電源キー、スタートキー、コース選択キー、洗濯運転(洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各運転を含む)の運転条件や、水位等をマニュアル設定するためのマニュアル設定キー等が設けられている。そして、外箱12には、家庭内ネットワーク5に接続され、外部から送信される遠隔操作信号を受付ける通信手段としての通信部42(図3参照)が設けられると共に、操作パネル12aの裏側に制御装置10が配設されている。
ここで、図3のブロック図は、上記した洗濯機2の電気的構成を概略的に示している。制御装置10は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、乾燥運転を含む洗濯機2の動作全般を制御する。制御装置10には、通信部42、操作部40、水位センサ23、温度検出部45、回転センサ(図示せず)が接続され、それらの信号が入力される。温度検出部45は例えばサーミスタからなり、外箱12内部(例えば水槽13)に水槽13の周囲の温度を検出するように設けられており、温度検出手段を構成する。制御装置10は、後述する検出温度、設定時間の閾値や、各種データの判定用のデータテーブル、制御プログラム等が記憶された不揮発性記憶手段(フラッシュメモリやROM等)を有する。そして、制御装置10は、駆動モータ18、給水弁19、排水弁22、ファンモータ30、圧縮機37の動作を制御する。
以上の構成により、制御装置10は、操作部40にてユーザにより設定される運転コースに応じ、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づき、洗濯機2の各機構を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水、更にその後の乾燥の運転を含む洗濯運転を自動で実行する。このとき、自動のコースにおいては、制御装置10は、運転開始時に洗濯物の量を検出する検出動作を実行し、その検出結果に基づいて、洗濯運転の条件(洗い水位、乾燥運転の時間、ドラムの回転速度等)を自動で設定する。
さて、制御装置10は、洗濯運転において、遠隔操作による一時停止信号が通信部42を介して入力された場合、洗濯運転を一時停止する。このように、洗濯機2の運転を外部からの遠隔操作により停止させたい場合に、例えばユーザがスマートフォン9を操作することにより、インターネット7を介して洗濯機2(通信部42)に対し運転一時停止の遠隔操作信号を送信することが可能である。また、スマートフォン9を操作して、一時停止時からの運転再開の遠隔操作信号を送信することも可能とされている。
尚、クラウドサーバ8からも、通信部42に対して一時停止信号を送信することができる。例えば、洗濯機2の運転中に他の家電機器3の使用が複数重なって、家庭内全体の電力消費量が許容量を超えそうであることをクラウドサーバ8が検出した場合に、洗濯機2に対して運転一時停止の遠隔操作信号を送信し、その運転を一時停止させる。これにより、その他の家電機器3を先に駆動させ、当該家電機器3の運転が終了した後に、洗濯機2の運転を停止した時点から再開させることができる。
そして、次の作用説明でも述べるように、制御装置10は、上記の遠隔操作により洗濯機2の運転一時停止が行われた場合に想定される不具合を防止すべく、洗濯物に対する撹拌動作や送風動作を行う制御を実行する運転制御手段として構成されている。尚、制御装置10は、洗濯機2の運転状態を、通信部42によりインターネット7を介して外部、例えばクラウドサーバ8に通知するようになっており、クラウドサーバ8にて、洗濯機2を含む家庭内の家電機器全体の稼働状況の監視(管理)を行うことができる。上記した制御装置10及び通信部42は、ネットワークを介して通信(データの授受)を行うための通信手段を構成する。
次に、上記構成の作用について、図4も参照して述べる。図4のフローチャートは、制御装置10が実行する洗濯運転について、遠隔操作による一時停止に係る動作の処理手順を示している。
先ず、ユーザは、洗濯運転を実行させたい場合には、ドラム14内に洗濯物を収容すると共に洗剤等投入部に洗剤等を収容し、扉17を閉じた上で、操作パネル12aの操作部40上で、コース選択等の必要な設定を行った後、スタートキーをオン操作する。これにより、ドラム14内の洗濯物の量を検出する重量検出の動作が実行され、洗濯運転に係るモードや条件(洗い水位、乾燥運転の時間、ドラム14の回転速度等)が設定されて、洗濯運転が開始される(ステップS1)。
本実施形態における洗濯運転では、ドラム14内に投入された洗濯物の量(重量)を測定した後、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転、乾燥運転を順次実行する。具体的には、制御装置10は、駆動モータ18を所定の通電モードで通電し、そのときのモータ18の回転速度等に基づき、モータ負荷としての洗濯物重量を検出する。こうして、制御装置10、駆動モータ18、前記回転センサ等から洗濯物量検出手段が構成される。
洗い運転及びすすぎ運転では、制御装置10は給水弁19を駆動して水槽13内に洗濯物重量に応じた所定の水位まで洗濯水を供給した状態で駆動モータ18を駆動し、ドラム14を正逆方向に低速回転させる。脱水運転では、制御装置10は排水弁22を駆動して水槽13内の洗濯水を排出した後、駆動モータ18を駆動し、ドラム14を一方向に高速回転させる。この結果、洗濯物はドラム14の内面に付着した状態で回転され、遠心脱水される。乾燥運転では、制御装置10は駆動モータ18を駆動してドラム14を正逆方向に低速回転させ、ファンモータ30により送風ファン31が駆動されると共に、圧縮機37が起動されてヒートポンプ32が運転される。これにより、温風化された空気がドラム14内に供給され洗濯物に含まれる水分が奪われる。水分を奪った空気は通風ダクト27内の蒸発器33を通過する際に除湿された後、凝縮器34部分を通ることにより加熱されて乾いた温風となり、再びドラム14内に戻される。このような空気の循環によりドラム14内の洗濯物は乾燥される。
ステップS2では、上記した洗濯運転中に運転一時停止の遠隔操作信号を受信したかどうかが判断される。運転一時停止の遠隔操作信号を受付けていない場合には(ステップS2にてNo)、ステップS1に戻り、洗濯運転を継続する。ここで、ユーザがスマートフォン9を操作して洗濯運転の一時停止を指示したり、或いは、クラウドサーバ8が電力監視の結果、洗濯機2の運転を一時停止した方が良いと判断した場合、洗濯機2の通信部42に一時停止の遠隔操作信号が送信される。
通信部42によって運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合(ステップS2にてYes)、運転が一時停止される。具体的には例えば、制御装置10は、乾燥運転中に、運転一時停止の遠隔操作信号を受付けると、ヒートポンプ32(送風ファン31及び圧縮機37)の運転並びにドラム14の回転を何れも停止させて乾燥運転を一時停止する。このとき、制御装置10は、停止したドラム14内における洗濯物の熱がこもるのを防止すべく、駆動モータ18の駆動によりドラム14を回転させる(ステップS3)。このとき、ドラム14を正逆方向に低速回転させることに伴い、ドラム14内の洗濯物は、バッフル14aにより掻き揚げられた後、落下するという撹拌動作が繰り返される。このように、ドラム14とバッフル14aは撹拌体として機能することで洗濯物の熱がこもるのを抑制し、仮に洗濯物に揮発性の高いアロマオイル等が残存していたとしても、当該オイル等の酸化反応に起因する自然発火の虞をなくすことができる。また、乾燥運転における一時停止が長引いても洗濯物へのしわつきを抑制することができる。このステップS3における一時停止中の撹拌動作は、ヒートポンプ32の運転を停止したままドラム14を所定時間おきに(つまり間欠的に)回転駆動させるようにしてもよいし、ヒートポンプ32の運転のみを停止し且つドラム14をステップS1から継続して回転駆動させる態様で実行してもよい。
ステップS4では、通信部42により運転再開を指示する遠隔操作信号を受信したかどうかが判断される。遠隔操作信号による運転再開の指示がない場合には(No)、洗濯物の撹拌動作が継続して行われる(ステップS3)。一方、遠隔操作信号により運転再開の指示があった場合には(ステップS4にてYes)、ステップS1に戻り、乾燥運転が再開される。乾燥運転(洗濯運転)を終えると、この処理を終了する。
尚、前記ステップS3では、乾燥運転の一時停止中に、洗濯物の撹拌動作に代えて、ドラム14内(洗濯物)への送風動作を行うようにしてもよい。係る送風動作については、後の実施形態で詳述する。また、乾燥運転以外の洗濯運転中(例えば洗い運転中)に、運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合についても、洗濯物の撹拌動作等を行うことで、一時停止中の不具合を未然に防止できるが、これについても後述する。
以上説明したように、制御装置10は、通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、洗濯運転を一時停止させた場合、その一時停止中に洗濯物の撹拌又はドラム14内への送風を行うように動作手段(撹拌動作手段又は送風動作手段)を制御する。これによれば、外部からの遠隔操作信号により洗濯運転を一時停止させたとしても、ドラム14内の洗濯物を、撹拌動作手段によって撹拌する(或いは送風動作手段による後述の送風作用を得る)ことができる。従って、良好な仕上り或いは安全性といった観点から洗濯運転の一時停止中に生じうる不具合を未然に防止することが可能となる。
具体的には、乾燥運転を一時停止させた場合、その乾燥運転の一時停止中に、ドラム14内の洗濯物に対する撹拌動作が行われる。このため、ドラム14内の洗濯物の温度が比較的高くなった状態で乾燥運転が一時停止したとしても、その洗濯物の熱がこもるのを抑制することができ、洗濯物に残存したアロマオイル等の酸化反応に起因する自然発火の虞をなくすことができる。また、乾燥運転における一時停止が長引いても洗濯物へのしわつきを抑制することができ、良好な仕上りを確保することができる。
<その他の実施形態>
図5〜図12は、第2実施形態から第8実施形態を示すものであり、以下では、第1実施形態と異なる点につき説明する。
図5は、第2実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示している。図5のステップS21、S22では、第1実施形態のステップS1、S2と同様に、洗濯運転が開始され、その洗濯運転の途中で運転一時停止の遠隔操作信号を受信したかどうかが判断される。ここで、通信部42によって運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合(ステップS22にてYes)、その時点での洗濯運転が乾燥運転か否かが判断される(ステップS23)。このとき、制御装置10は、乾燥運転以外の洗濯運転が行われていると判断すると(ステップS23にてNo)、その洗濯運転(つまり洗い運転、すすぎ運転、脱水運転)が一時停止される(ステップS25)。
一方、制御装置10は、乾燥運転が行われていると判断すると(ステップS23にてYes)、その乾燥運転を一時停止して、ドラム14内への送風動作を行う(ステップS24)。具体的には、制御装置10は、ヒートポンプ32の運転並びにドラム14の回転を何れも一時停止させ、このとき停止したドラム14内における洗濯物の熱がこもるのを防止すべく、ファンモータ30の駆動により送風ファン31を回転させる。この送風動作により、図2に矢印で示すように、水槽13(ドラム14)内の空気が、排気口25bから排気ダクト29、通風ダクト27、給気ダクト28を経て、給気口25a及び通気口16を通ってドラム14内に供給されるという循環が行われる。この送風動作(所謂クールダウン動作)によって、洗濯物の熱がこもるのを抑制することができ、自然発火の虞をなくすことができる。この一時停止中の送風動作は、ヒートポンプ32の圧縮機37の駆動とドラム14の回転とを停止し且つファンモータ30をステップS21から継続して回転駆動させる態様で実行してもよい。また、一時停止中の送風動作と併せて、前述した撹拌動作を実行してもよい。尚、送風動作中(或いは一時停止中)に、遠隔操作信号により運転再開の指示があった場合には(ステップS26にてYes)、ステップS21に移行することで、乾燥運転が再開される。
以上説明したように、本第2実施形態では、外部からの遠隔操作信号により洗濯運転を一時停止させた場合、その一時停止中にドラム14内への送風を行うように送風動作手段を制御する。これによれば、洗濯運転を一時停止させたとしても、ドラム14内の洗濯物に対して送風動作手段による送風作用を得ることができる。従って、乾燥運転を一時停止した場合でも、安全性を確保することができる等、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図6は、第3実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示している。
図6のステップS31、S32では、第1実施形態のステップS1、S2と同様に、洗濯運転が開始され、その洗濯運転中に運転一時停止の遠隔操作信号を受信したかどうかが判断される。ここで、運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合(ステップS32にてYes)、温度検出部45の検出温度に基づいて、その時点での水槽13内の温度が所定温度(例えば60度)以上か否かが判断される(ステップS33)。このとき、制御装置10は、水槽13内の温度が所定温度未満と判断すると(ステップS33にてNo)、その洗濯運転を一時停止させる(ステップS35)。
一方、制御装置10は、水槽13内の温度が所定温度以上と判断すると(ステップS33にてYes)、その洗濯運転(つまり係る温度が60度以上になるような乾燥運転)を一時停止して、第1実施形態と同様に撹拌動作を行う(ステップS34)。また、この一時停止中の撹拌動作と併せて、前述した送風動作を実行してもよい。尚、この撹拌動作中(或いは一時停止中)に、遠隔操作信号により運転再開の指示があった場合には(ステップS36にてYes)、ステップS31に移行することで、洗濯運転が再開される。
以上説明したように、本第3実施形態では、遠隔操作信号により洗濯運転を一時停止させた場合、温度検出部45の検出温度に基づいて、その洗濯運転の一時停止の際における水槽13の周囲の温度が所定温度以上と判断したとき動作手段を動作させる。これによれば、ドラム14内の洗濯物に熱がこもるような条件でない場合には自然発火の虞が低いので、無駄な動作を無くして、消費電力を抑制することができる。また、一時停止の際の水槽13周囲における温度が所定温度以上の場合でも、安全性を確保することができる。
図8は、第4実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示し、図7は、乾燥運転の開始時のステップから終了時のステップまでを表している。
図7に例示するように、乾燥運転は、洗濯物の乾燥の進行に応じて設定された第1ステップ、第2ステップ、仕上げステップ、クールダウンステップを含む複数のステップからなる。各ステップは、洗濯物の乾燥度合いに応じたヒートポンプ32の運転条件(例えば圧縮機37及び送風ファン31の回転数や各ステップでの運転時間)が設定されており、第1ステップでは乾燥初期の段階における高出力での乾燥を行い、第2ステップでは高温を維持しながら乾燥率を高める。また、仕上げステップでは比較的低温で乾燥の仕上げを行い、クールダウンステップでは、送風ファン31による送風(冷却)のみを行い、圧縮機37(加熱手段)を停止する。従って、ステップが進行するにつれ、洗濯物の乾燥率が高まり、前述した自然発火の虞も高まることとなる。
そこで、図8に示すように、洗濯運転中に運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合(ステップS42にてYes)、制御装置10は、その時点で洗濯運転が乾燥運転の所定のステップ(例えば第2ステップ)以上進行しているか否かを判断する(ステップS43)。このとき、制御装置10は、例えば乾燥運転の第2ステップまで進行していないと判断すると(ステップS43にてNo)、その洗濯運転を一時停止させる(ステップS45)。
一方、制御装置10は、乾燥運転の第2ステップ以上進行していると判断すると(ステップS43にてYes)、その第2ステップ以降の乾燥運転を一時停止して、撹拌動作(及び/又は送風動作)を行う(ステップS44)。従って、前記クールダウンステップを一時停止した場合には、実質的にクールダウンステップを継続する態様でステップS44の送風動作を実行するようにしてもよい。尚、撹拌動作中(或いは一時停止中)に、遠隔操作信号により運転再開の指示があった場合には(ステップS46にてYes)、ステップS41に移行することで、洗濯運転が再開される。
以上説明したように、本第4実施形態では、遠隔操作信号により洗濯運転を一時停止させた場合、その時点(厳密には一時停止信号の受付時点)で乾燥運転における所定ステップ以上進行していると判断したとき動作手段を動作させる。これによれば、一時停止の際、自然発火の虞が低いステップでは、動作手段の動作を行わないので、消費電力を抑制することができる。また、乾燥運転における所定ステップ以上進行していた場合には、動作手段の動作により、安全性を確保することができる。
図9は、第5実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示している。
第5実施形態の処理では、第4実施形態のステップS43に代えて、ステップS53が実行される。即ち、ステップS51で洗濯運転が開始され、その洗濯運転中に運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合(ステップS52にてYes)、ヒートポンプ32による乾燥運転開始から当該一時停止信号を受け付けるまで所定時間経過しているか否かが判断される(ステップS53)。このとき、制御装置10は、乾燥運転開始からその一時停止の受け付けまで所定時間(例えば1時間)経過していないと判断すると(ステップS53にてNo)、その洗濯運転を一時停止させる(ステップS55)。一方、制御装置10は、乾燥運転開始から例えば1時間経過していると判断すると(ステップS53にてYes)、その乾燥運転を一時停止して撹拌動作(及び/又は送風動作)を行う(ステップS54)。尚、ステップS51、S52、S54〜S56は、第4実施形態のステップS41、S42、S44〜S46と同様の処理が実行されるため、その余の説明は省略する。
以上説明したように、本第5実施形態では、遠隔操作信号により乾燥運転を一時停止させた場合、乾燥運転の開始から当該一時停止(厳密には例えば一時停止信号の受付け)まで所定時間経過していると判断したとき動作手段を動作させる。これによれば、乾燥運転の開始から一時停止まで所定時間経過しておらず、自然発火の虞が低い場合には、動作手段の動作を行わないので、消費電力を抑制することができる。乾燥運転の開始から一時停止まで所定時間経過していた場合には、動作手段の動作により、安全性を確保することができる。
図10は、第6実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示している。
第6実施形態の処理では、第5実施形態のステップS53に代えて、ステップS63が実行される。即ち、制御装置10は、洗濯運転の際に(ステップS61)、運転一時停止の遠隔操作信号を受付けた場合(ステップS62にてYes)、ヒートポンプ32による加熱の開始から当該一時停止信号を受け付けるまで所定時間経過しているか否かが判断される(ステップS63)。このとき、制御装置10は、ファンモータ30と圧縮機37との双方が起動された時点を加熱の開始として、当該一時停止信号の受け付けまで例えば1時間経過していないと判断すると(ステップS63にてNo)、その洗濯運転を一時停止させる(ステップS65)。一方、制御装置10は、加熱開始から例えば1時間経過していると判断すると(ステップS63にてYes)、その乾燥運転を一時停止して撹拌動作(及び/又は送風動作)を行う(ステップS64)。尚、加熱手段としては、ヒートポンプ32に代えて、例えば送風ファン装置と温風用ヒータとからなる周知の乾燥機構で構成してもよい。
以上説明したように、本第6実施形態では、遠隔操作信号により乾燥運転を一時停止させた場合、乾燥手段による加熱の開始から当該一時停止(厳密には例えば一時停止信号の受付け)まで所定時間経過していると判断したとき前記動作手段を動作させることから、消費電力を抑制することができる等、第5実施形態と同様の効果を奏する。
図11は、第7実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示している。
第7実施形態では、第5実施形態の処理にステップS75を追加した処理が実行される。具体的には、制御装置10は、洗濯運転の際に(ステップS71)、運転一時停止の遠隔操作信号を受付け(ステップS72にてYes)、ヒートポンプ32による加熱の開始から当該一時停止信号を受け付けるまで例えば1時間経過していないと判断すると(ステップS73にてNo)、その洗濯運転を一時停止させる(ステップS76)。一方、制御装置10は、乾燥運転開始から例えば1時間経過していると判断すると(ステップS73にてYes)、その乾燥運転を一時停止して撹拌動作(及び/又は送風動作)を行う(ステップS74)。
そして、制御装置10は、この撹拌動作中に、温度検出部45の検出温度に基づいて、水槽13内の温度が所定温度(この場合例えば50度)未満か否かを判断する(ステップS75)。このとき、制御装置10は、水槽13内の温度が例えば50度未満と判断すると(Yes)、その撹拌動作を中断して洗濯運転の一時停止状態へ移行する(ステップS76)。一方、制御装置10は、水槽13内の温度が例えば50度以上と判断すると(ステップS75にてNo)、遠隔操作信号により運転再開の指示がなされるまで、撹拌動作を継続して行う(ステップS77にてNo、ステップS74)。
以上説明したように、本第7実施形態では、遠隔操作信号により乾燥運転を一時停止させた場合、温度検出部45の検出温度に基づいて、水槽13の周囲の温度が所定温度未満と判断したとき動作手段の動作を終了させる。これによれば、動作手段の動作により自然発火の虞が低くなると、動作手段の動作を終了するので、消費電力を極力抑制することができる。乾燥運転の開始から一時停止まで所定時間経過していた場合には、動作手段の動作により、安全性を確保することができる等、第6実施形態と同様の効果を奏する。
図12は、第8実施形態において制御装置10が実行する処理手順を示している。
第8実施形態では、洗い運転(すすぎ運転でもよい)における遠隔操作信号に基づく一時停止時の際の不具合を防止するものである。即ち、制御装置10は、洗濯運転の際に(ステップS81)、運転一時停止の遠隔操作信号を受付けると(ステップS82にてYes)、その時点での洗濯運転が洗い運転であり且つ洗濯物の量が所定量よりも多いという条件を満たすか否かが判断される(ステップS83)。このとき、制御装置10は、洗い運転中であり且つ洗濯物の量が所定量(例えば6kg)以上であることの条件を満たさないと判断すると(ステップS83にてNo)、その洗濯運転が一時停止される(ステップS85)。尚、この場合に一時停止した洗濯運転が乾燥運転であり且つ所定温度以上の場合に撹拌動作を実行する等、他の実施形態を適宜組み合わせた処理を行う構成としてもよい。
一方、制御装置10は、洗い運転中で且つ洗濯物の量が例えば6kg以上と判断すると(ステップS83にてNo)、その洗い運転を一時停止して、撹拌動作を行う(ステップS86)。このとき、駆動モータ18の駆動によりドラム14を正逆方向に低速回転させることに伴い、ドラム14内の洗濯物は、水槽13内の洗濯水と共にバッフル14aにより持ち上げられた後、落下するという撹拌動作が繰り返される。これにより、洗濯物の一部が洗濯水に浸ったままとなる事態や洗濯物の色移り等の不具合を防止することができる。尚、ステップS83の撹拌動作は、例えば10分おきに10秒間ドラム14を駆動させる間欠動作であってもよい。
以上説明したように、本第8実施形態では、遠隔操作信号により洗い運転を一時停止させた場合、その洗い運転の一時停止中に、洗濯物の撹拌を行うように回転駆動手段を制御する。これによれば、洗い運転の途中で一時停止がなされた場合における洗濯物の色移り等の不具合を防止することができる。
また、洗い運転を一時停止させた場合、洗濯物量検出手段の検出結果に基づきドラム14内の洗濯物の量が所定量よりも多いと判断したことを条件として回転駆動手段を駆動させる。このため、洗濯物の量が比較的多く或いは当該洗濯物の量に比して水位が低い場合でも、洗濯物の一部が洗濯水に浸ったままとなる事態や洗濯物の色移り等の不具合を防止することができる。また、比較的洗濯物量が少ない場合には、回転駆動手段による駆動を行わないため、消費電力を抑制することができる。
尚、前記ステップS83において、水位センサ23の検出結果に基づき、洗い運転中若しくはすすぎ運転中で且つ一時停止時の水位が所定水位未満か否かを判断するようにしてもよい。この場合、制御装置10は、洗い運転中若しくはすすぎ運転中で且つ所定水位未満の水位と判断すると、撹拌動作を行う(前記ステップS84)。このように、遠隔操作信号により洗い運転を一時停止させた場合、水位検出手段の検出結果に基づき、その洗い運転の一時停止時の水位が所定水位未満と判断したことを条件として回転駆動手段を駆動させる。これによれば、洗濯水が洗濯物の量に比して少ない場合には、洗濯物の一部が洗濯水に浸ったままとなる事態を防止し、洗濯水が比較的多い場合には、回転駆動手段による駆動を行わず、消費電力を抑制することができる等、上記実施形態と同様の効果を奏する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、洗濯機としては、ドラム式の洗濯機2に限らず、所謂縦型式の洗濯機であっても良く、また、乾燥機能を備えていない洗濯機等に適用することもできる。縦型式の洗濯機では、回転槽の底部に撹拌体を備えており、当該回転槽及び撹拌体を撹拌動作手段として機能させることができる。その他、家庭内ネットワークにおいてサーバを設けても良いなど、家庭内ネットワーク5や遠隔操作システム1の具体的な構成等についても、種々の変更が可能である。また、上記した具体的な温度や時間等の数値を適宜変更したり、上記した各実施形態の処理を適宜組み合わせて実行する等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、2は洗濯機、5は家庭内ネットワーク、7はインターネット、10は制御装置(運転制御手段、通信手段)、13は水槽、14は回転槽、14,14aは撹拌体(撹拌動作手段)、18は回転駆動手段、23は水位検出手段、30,31は送風動作手段、32は乾燥手段、42は通信手段、45は温度検出手段を示す。

Claims (8)

  1. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記水槽の周囲の温度を検出する温度検出手段と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が乾燥運転と判断され、且つ前記温度検出手段の検出温度に基づく当該乾燥運転の一時停止の際における前記水槽の周囲の温度が所定温度以上のとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御することを特徴とする洗濯機。
  2. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記乾燥運転は、その運転開始時のステップから運転終了時のステップまで洗濯物の乾燥の進行に応じた運転を行う複数のステップであって、当該ステップが進行するにつれ洗濯物の乾燥率が高まるステップとして、洗濯物の乾燥度合に応じた当該乾燥運転の運転条件が設定された複数のステップからなり、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が乾燥運転と判断され、且つその乾燥運転を一時停止した時点で前記乾燥運転における前記複数のステップのうちの所定ステップ以上進行しているとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御することを特徴とする洗濯機。
  3. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が乾燥運転と判断され、且つ当該乾燥運転の開始から当該一時停止までの時間が閾値を経過しているとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御することを特徴とする洗濯機。
  4. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が乾燥運転と判断され、且つ前記乾燥手段による加熱の開始から当該一時停止するまでの時間が閾値を経過しているとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御することを特徴とする洗濯機。
  5. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記水槽の周囲の温度を検出する温度検出手段と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が乾燥運転と判断されたとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御するとともに、前記温度検出手段の検出温度に基づく前記水槽の周囲の温度が所定温度未満のとき、前記撹拌動作手段の動作を終了させることを特徴とする洗濯機。
  6. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段として前記洗濯物を撹拌するための撹拌体若しくは前記回転槽を回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記回転槽内の洗濯物の量を検出する洗濯物量検出手段と、
    前記回転槽内へ送風する動作を行う送風動作手段と、
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が洗い運転と判断されたとき、前記洗濯物量検出手段の検出結果に基づく前記回転槽内の洗濯物の量が所定量よりも多いことを条件として、その洗い運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記回転駆動手段を制御することを特徴とする洗濯機。
  7. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段として前記洗濯物を撹拌するための撹拌体若しくは前記回転槽を回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記水槽の水位を検出する水位検出手段と、
    前記回転槽内へ送風する動作を行う送風動作手段と、
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により外部から運転一時停止の遠隔操作信号を受付け、前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が洗い運転と判断されたとき、前記水位検出手段の検出結果に基づき、その洗い運転の一時停止時の水位が所定水位未満であることを条件として、その洗い運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記回転駆動手段を制御することを特徴とする洗濯機。
  8. ネットワークを介して通信を行うための通信手段を備えた洗濯機において、
    水槽と、
    前記水槽内に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記洗濯物を撹拌する動作を行う撹拌動作手段と
    前記回転槽内の洗濯物を乾燥させるための乾燥手段と、
    前記乾燥手段による乾燥運転を含む洗濯機の運転を制御する運転制御手段と、を備え、
    前記運転制御手段は、
    前記通信手段により、ユーザが所持する遠隔操作用の端末装置と家庭内の電力を監視する外部の装置とからの夫々の運転一時停止の遠隔操作信号の受付けが可能に構成され、その何れかの装置から運転一時停止の遠隔操作信号を受付けて前記運転を一時停止させた場合、その一時停止した運転が、前記乾燥運転を含む何れの運転であるかを判断し、
    前記一時停止した運転が乾燥運転と判断されたとき、その乾燥運転の一時停止中に、前記洗濯物の撹拌を行うように前記撹拌動作手段を制御することを特徴とする洗濯機。
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