JP2003071178A

JP2003071178A - 洗濯機

Info

Publication number: JP2003071178A
Application number: JP2001266702A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Morishima; 正行森島; Takeshi Yamada; 健山田
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 2001-09-04
Filing date: 2001-09-04
Publication date: 2003-03-11

Abstract

(57)【要約】【課題】簡単な操作で宅外者の帰宅時間に合わせて都
合良く洗濯を終了することができる遠隔操作可能な洗濯
機を提供する。【解決手段】洗濯機１０は複数の家庭電器製品の動作
および状態を管理する家庭内のネットワーク３に接続し
て使用される。この洗濯機１０は、前記ネットワーク３
を介して前記洗濯機１０の動作を操作するための情報を
受信し、当該情報に応じた洗濯動作制御を行う手段と、
前記洗濯機１０の動作および状態を示す情報を前記ネッ
トワーク上に出力する手段とを備えている。そして、ゲ
ートウエイ１５を介して接続される外部ネットワーク２
との間で前記情報の授受を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内のネットワ
ークに接続して使用し、外部ネットを介して遠隔制御が
行えるようにした洗濯機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】洗濯を終えた洗濯物をそのまま洗濯槽に
長時間入れたままにしておくと、洗濯物に脱水時の皺癖
が残ってしまったり、湿った状態では洗濯槽の嫌な臭い
も付き易く、特に、衣類等に付いた皺は後で面倒なこと
になる。従って、洗濯物は洗濯終了直後に洗濯槽より取
り出し、皺を伸ばして直ぐ乾燥させることが大切である
と言える。

【０００３】通常、家庭内に主婦等が居て洗濯する場合
は良いが、夫婦共働きの家庭や夜遅くに帰宅する独身者
にとってはなかなかそうも行かず、帰宅後の忙しい時間
帯の多くを溜まった洗濯物の洗濯作業に追われ、疲れた
体をゆっくり休める時間を持てないのが実状である。

【０００４】一方、近年の洗濯機はハイテク化が進み、
タイマー設定（予約運転）、一時停止等便利な機能が豊
富に搭載されるようになり、帰宅時間に都合良く洗濯が
終了するよう、タイマー作動させることも可能ではある
が、帰宅時間に予定変更が生じた場合や急な雨等でタイ
マー設定による洗濯を中断したい場合等は対応すること
ができず、既述したように、洗濯を終えた湿った衣類が
長時間洗濯槽に入れたままの状態となって、皺や臭いを
生じさせてしまうといった思わぬ娯算が生じ兼ねない。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来より、公衆電話回
線を利用し、外出先から予め決められた操作コードを直
接洗濯機に送信し、洗濯機等の家庭電器製品を遠隔操作
する制御システムも幾つか提案されているが、これらは
電話のダイヤルトーン信号を利用して操作コードを入力
する方式であるため操作手順は非常に複雑であった。

【０００６】本発明は、上記問題に鑑みて成されたもの
で、簡単操作で遠隔操作ができ、且つ、外出先で予期せ
ぬ帰宅時間の変更や洗濯中断の必要が生じた場合も好適
に対応できる便利な洗濯機を提供することを目的として
いる。

【０００７】

【課題を解決するための手段】すなわち、請求項１に記
載の本発明は、複数の家庭電器製品の動作および状態を
管理する家庭内のネットワークに接続可能な構成を有す
る洗濯機であって、前記ネットワークを介して前記洗濯
機の動作を操作するための情報を受信し、当該情報に応
じた洗濯動作制御を行う手段と、前記洗濯機の動作およ
び状態を表す情報を前記ネットワーク上に出力する手段
とを備えると共に、前記ネットワーク上のゲートウエイ
を介して接続される外部ネットワークとの間で前記情報
の授受を可能にする構成を備えることを特徴とする。本
構成では、宅外から通信ネットワークを介して自宅の洗
濯機にアクセスすることによって、所望の運転モードに
て洗濯を行うことができる。また、相互通信が可能で、
洗濯機の動作状態を確認しながら遠隔操作できるため、
確実に洗濯運転を行える。

【０００８】また、請求項２に記載の本発明は、請求項
１に記載の洗濯機において、前記洗濯機の情報には、少
なくとも前記洗濯機の洗濯槽を覆う蓋の開閉状態と予想
される洗濯所要時間とを含むことを特徴とする。本構成
では、遠隔機器は受信した蓋の開閉情報から洗濯動作の
可／不可（蓋の開状態で動作不可）を判断し、蓋が開状
態の場合はエラーとして操作情報の設定や送信を禁止す
る。これにより、洗濯機が動作不可状態であるにも係わ
らず、洗濯コースの設定を行うといった遠隔機器の無駄
な操作を回避することができる。

【０００９】また、請求項３に記載の本発明は、請求項
１または請求項２の何れかに記載の洗濯機において、前
記洗濯機の情報には、洗濯終了時間を含み、前記洗濯機
は予想される洗濯所要時間と前記洗濯終了時間とに基づ
いて得られる洗濯開始時間に洗濯動作を開始する制御部
を有することを特徴とする。本構成では、宅外者は受信
した洗濯所要時間と自分の帰宅予定時間を考慮して洗濯
終了時間を設定できるから、簡単な操作で帰宅時に都合
良く洗濯動作を終了させることができる。また、洗濯終
了時間の設定後、帰宅時間に変更があった場合、洗濯運
転前であれば、洗濯終了時間の再設定を行えば良く、ま
た、洗濯中であれば、洗濯運転を一時停止して洗濯終了
時間を延長・調整することも可能である。

【００１０】また、請求項４に記載の本発明は、請求項
１から請求項３までの何れかに記載の洗濯機において、
前記ネットワークとしてエコーネットの規格に準ずるこ
とを特徴とする。本構成では、新たなケーブル配線を必
要とせず、既設の電灯線を利用して他の家庭電気製品と
共に簡単にネット接続できるため、低コストのシステム
構築が行える。

【００１１】また、請求項５に記載の本発明は、請求項
１から誇求項４までの何れかに記載の洗濯機において、
前記情報は携帯電話機と受信可能に構成されることを特
徴とする。現在では、ネット接続可能な携帯電話は広く
普及しており、殆どの人が所持している。従って、この
ような遠隔機器を使用して所定のホームページやサイト
を開けば、操作情報の設定・送信や洗濯機の動作状態の
受信・表示も容易に行え、何時何処からでも気軽に自宅
の洗濯機にアクセスすることができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図１から図６に基づいて本
発明の一実施形態を説明する。

【００１３】図１は本発明の洗濯機１０が接続された通
信システム１全体の構成を示している。図１中、符号３
はエコーネットと呼ばれる家庭内のネットワークであ
る。エコーネット３とは、いわゆる白物家電と呼ばれる
各種家庭電器製品や住宅設備機器等を既設の電灯線１３
または専用の信号線を使って接続する次世代ホームネッ
トワークとして近年注目される通信ネットのことであ
る。このネットワーク３を使用すれば、各家庭の電気製
品は電源プラグを家庭の電源コンセントに差し込んでエ
コーネット３へ接続することによって簡単に制御可能と
なる。従って、従来のホームネットワークと相違し、面
倒なケーブル配線やメーカー間の独自性による調整等を
必要とせず、既存住宅に簡単、低コストで家電のネット
ワークを構築することができる。図１に示すシステム構
成では、エコーネット３に家庭電器製品として洗濯機１
０の他に、例えば、冷蔵庫１１やエアコン１２等が接続
されており、これらがコントローラ１４の基で管理され
るようになっている。このコントローラー１４は、少な
くともエコーネット３に接続されて管理下機器のメーカ
ー名、機種名、製品コード、製造番号等、機器を特定で
きる情報がフィールドとして構成されている。

【００１４】また、符号２は外部通信ネットワークで、
この通信ネットワーク２には、前記洗濯機１０が接続さ
れたエコーネット３と同様の、別の家庭のエコーネット
３・・・が各々ゲートウエイ１５を介して複数接続され
ている。

【００１５】本実施形態では前記通信ネットワーク２と
して、例えば、インターネットが使用され、インターネ
ット２上には、前記エコーネット３・・・の他、公衆電
話回線網４や無線電話網５（携帯電話）、或いは、その
他複数の通信端末装置２０・・・、更には、ホームペー
ジやサイトを開設するためのサーバ２６等が接続され
て、本発明に係わる通信システム１が構成されている。

【００１６】ここで、前記洗濯機１０は、通常の家庭用
洗濯機と同様の外観構成を有し、図示しないが、前面の
操作パネルには、例えば、『標準』、『おいそぎ』、
『念入りすすぎ』等の一般的な洗濯コースや『がんこ汚
れ』、『弱洗い』、『ドライ』、『毛布』等の特別な洗
濯コースを設定するための選択キー、洗濯運転の開始時
間や終了時間を予約する各種タイマー設定キー、洗濯運
転を一時的に中断する一時停止キー等が配設されてい
る。

【００１７】ところで、本発明の洗濯機１０が前記通常
の洗濯機と相違するところは、エコーネット３とインタ
ーネット２を利用した遠隔操作を可能とするための制御
手段を備えている点である。即ち、本発明の洗濯機１０
は、図２に示すように、操作パネル４０のキー操作に基
づく洗濯機本来の運転制御を行う機器制御手段４１に加
え、洗濯機１０の動作状態を示す情報をエコーネット３
上のコントローラ１４に送信する出力手段４２と、洗濯
機１０の操作信号をコントローラ１４から受信し、機器
制御手段４１に対してリモート指令を送出する入力手段
４３とを備えている。ここで、前記出力手段４２より送
出される動作情報は、洗濯機１０の蓋の開閉状態、洗濯
運転中か非運転、設定洗濯コースの所要時間等である。
尚、この選択所要時間に付いては、選択コースに応じた
適当な時間を予め設定しておく方法と洗濯コースと洗濯
物の容量や重量から自動的に洗濯時間を計算する方法が
ある。また、前記入力手段４３が受信する操作情報は、
洗濯終了時間、洗濯コース、一時停止指令とその解除指
令等である。これらは操作パネル４０のキー操作指令に
相当するものである。

【００１８】本実施形態は、前記構成の通信システム１
を利用し、携帯電話機３０より宅外に居て自宅の洗濯機
１０を遠隔操作するもので、その操作手順を図３〜図６
に基づいて説明する。この操作は、ホームページＨＰを
介して行われ、ホームページＨＰはインターネット上の
サイトに専用に配置されたもの、または、ゲートウエイ
１５のＩＰアドレスが指定された際に公開され、ゲート
ウエイ１５を介して配置されるものであり、何れもアク
セスにはパスワード等の認証を必要とするものである。

【００１９】始めに、宅外者は外出前に予め洗濯機１０
を使用可能な状態（電源プラグを電源コンセントに差し
込む）にしておく必要がある。具体的には、洗濯機１０
の電源スイッチをオンすること。洗濯槽に洗濯物と適量
の洗剤を投入しておくこと。洗濯機１０への給水栓を開
いておくこと。洗濯機１０の上蓋を閉じておくこと。等
である。これで、機器の遠隔操作は可能となる。ホーム
ページＨＰに入力され送信処理されたデータは、直接コ
ントローラ１４に送られるか、または所定のサーバーを
介した後コントローラ１４へ送られ、コントローラ１４
はこのデータに対する処理を行った後にホームページＨ
Ｐを更新するデータをアクセス端末（例えば、携帯電話
機）に返すものである。尚、携帯電話機３０からの操作
では、メニューのＢｏｏｋＭａｒｋに予め登録したホー
ムページＨＰやサイトを利用するものとする。

【００２０】先ず、宅外者は、図３（ａ）に示す携帯電
話機３０のトップ画面で、ｉキーを押下して図３（ｂ）
に示す項目１〜０のメニューを表示させる。初期画面で
は、メニューの項目１〜６だけが表示されるが、残りの
項目７〜０はスクロール操作で順次表示することができ
る。

【００２１】ここで、数値キー『４』を押下してＢｏｏ
ｋＭａｒｋ（予めホームページＨＰへ接続されるＵＲＬ
（アドレズ）を登録してある）を選択すると、パスワー
ド等の認証を行った後、図３（ｃ）に示すようなホーム
ページＨＰ（例えば、ゲートウエイ１５を介して直接開
くホームページＨＰ）、即ち、エコーネットに接続され
た自宅の家電機器の一覧、１．洗濯機、２．エアコン、
３．冷蔵庫の選択画面が表示される。尚、上記操作例を
含め、以降の選択操作については、上記のように直接数
値キーで指定するダイレクトキー選択操作で説明する
が、カーソルで指定した項目を決定キーで確定する選択
操作で行っても勿論構わないし、または所定のテキスト
ＢＯＸに項目を決定する数値を入力した後、送信処理を
行っても良い。

【００２２】本実施形態では、項目１の「洗濯機」のペ
ージを開くため、数値キー『１』を押下すると、洗濯機
を選択したという情報（データ）がコントローラ１４に
送信され、コントローラ１４からは自宅の洗濯機が動作
状態（洗濯運手中）か非動作状態かで、以下の２通りの
画面がゲートウエイ１５、ホームページＨＰを介して返
される。

【００２３】（１）先ず、洗濯機が非動作状態（スタン
バイ状態）の場合。洗濯機側から送信される動作情報で洗濯機の蓋が開状態
であると認識すると、使用不可のエラーが表示される。
例えば、図４（ｂ）に示すように、『使用できません』
が表示され、以降のモード設定操作は不可となる。これ
により、無駄なキー操作を回避し、操作手順の効率化を
図ることができる。また、洗濯機の蓋が閉められてお
り、正常な状態であれば、洗濯機の有する複数の洗濯コ
ースが表示される。例えば、図４（ａ）に示すように、
１．標準、２．おいぞぎ、３．念入りすすぎの３コース
で選択する画面が表示される。

【００２４】ここで、数値キー『１』を押下して項目１
の「標準」を指定した場合は、例えば、図５（ａ）に示
すように、指定した洗濯コース「標準」と、その洗濯所
要時間「３２〜３５分」がコントローラ１４を介して洗
濯機側より送信されたものである。所定の戻り操作で前
の状態に画面を戻し、この操作を繰り返すことにより、
宅外者は各洗濯コースにおける洗濯所要時間を遠隔地よ
り確認することができる。例えば、項目２の「おいそ
ぎ」コースの場合は２３〜２７分、項目３の「念入りす
すぎ」コースの場合は５１〜５６分、といった具合であ
る。

【００２５】次に、宅外者は表示された洗濯所要時間や
洗濯物の種類や容量等を考慮して所望する洗濯コースを
決定し（即ち、洗濯所要時間が帰宅までの時間より短け
れば、帰宅時に合わせて都合良く洗濯を終了させること
が可能である）、図５（ａ）の状態で決定キーを押下す
ると、図５（ｂ）に示すように、「洗濯終了時間を入力
してください」が表示され、洗濯終了時間のキー入力を
要求される。宅外者は、数値キーで所望の洗濯終了時間
を入力し、再度決定キーを押下してデータを送信する。
例えば、本実施形態では、図５（ｃ）に示すように、１
９時３０分と入力する。

【００２６】洗濯機１０側では、受信したこの洗濯終了
時間（１９時３０分）と、先に受信した洗濯コース（標
準）に基づく洗濯所要時間とから、宅外者の帰宅時間に
間に合う好適な運転開始時間を計算し、機器制御手段４
１を介してタイマー設定を行う。以下の操作は通常のタ
イマー動作と同じである。以上の操作は、洗濯機が非運
転状態にある間は何回でも繰り返し行うことができる。

【００２７】次に、（２）洗濯機が運転中の場合。これ
は、宅外者が携帯電話機より洗濯終了時間を指定した
後、帰宅時間に予定変更が生じたため、やむなく洗濯運
転終了時間を変更（通常は洗濯終了を遅くする）するよ
うな場合である。

【００２８】この場合は、図３（ｃ）の操作で項目１の
「洗濯機」を選択すると図６（ａ）に示すように、「洗
濯中」の画面が返されて表示され、操作者に一時停止動
作の選択権が与えられる。カーソルをこの「一時停止」
に設定して決定キーを押下すれば、洗濯機側はホームペ
ージＨＰ、コントローラ１４を介してこれを受信し、洗
濯動作を一時停止する。一方、携帯電話機には、図６
（ｂ）に示すように、「一時停止中」の画面が返されて
表示され、今度は操作者に「再開」の選択権が与えられ
る．ここで、カーソルを「再開」に設定して決定キーを
押下すれば、図６（ｃ）に示すように、「再開しまし
た」の画面が返されて表示され、再度「一時停止」の選
択権が与えられる。係る操作は繰り返し実行可能であ
る。

【００２９】既に洗濯が開始されている場合に洗濯終了
時間を延長するには、上記した一時停止操作が有効であ
る。宅外者は、帰宅時間の遅れ分を補うよう、洗濯機の
運転を一時的に停止させておくことにより、帰宅時に都
合良く洗濯動作を終了させることができる。

【００３０】このように、本実施形態では、特別な遠隔
機器を使用せず、自分の所持する携帯電話機を利用して
簡単操作で自宅のネットワークへアクセスし、遠隔操作
により宅外者の帰宅時間に合わせて洗濯を終了させるこ
とができるため、従来のように、思わぬ予定変更が発生
して洗濯を終えた湿った衣類を不本意に長時間洗濯槽に
入れたままにして皺や臭いを生じさせてしまうといった
不都合を回避することができる。

【００３１】また、本実施形態では、遠隔機器として携
帯電話を使用したが、これに限定されるものではなく、
会社内に設置された通信端末（例えば、パソコン）等を
使用することも勿論可能である。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
極めて簡単な操作にて自宅の洗濯機を遠隔操作し、宅外
者の帰宅時間に合わせた都合の良い時間に洗濯を終了さ
せることができるため、洗濯を終えた湿った衣類を長時
間洗濯槽に入れたままにして皺や臭いを生じさせてしま
うといった従来の不都合を回避することができる。

【００３３】また、ホームネットワークとしてエコーネ
ットを使用することにより、既存住宅にも簡単に、且
つ、低コストにてネット構築することができるようにな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用される通信システム全体の構成を
示す図。

【図２】本発明に係る洗濯機の内部構成の概略を示すブ
ロック図。

【図３】携帯電話機による洗濯機の遠隔操作手順を示す
図。

【図４】携帯電話機による洗濯機の遠隔操作手順を示す
図３とは別の図。

【図５】携帯電話機による洗濯機の遠隔操作手順を示す
図４とは別の図。

【図６】携帯電話機による洗濯機の遠隔操作手順を示す
図５とは別の図。

【符号の説明】

２通信ネットワーク３ホームネットワーク（エコーネット）１０洗濯機１５ゲートウエイ３０遠隔機器（携帯電話機）４２出力手段４３入力手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 3B155 AA10 BA09 BB01 BB20 JA05 JB04 JB29 LA17 LB01 MA08 MA10 5B089 GA25 GA31 GB02 JA35 JA36 JB15 KA04 5K048 AA04 BA12 DC01 DC06 DC07 FB10

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の家庭電器製品の動作および状態を
管理する家庭内のネットワークに接続可能な構成を有す
る洗濯機であって、前記ネットワークを介して前記洗濯機の動作を操作する
ための情報を受信し、当該情報に応じた洗濯動作制御を
行う手段と、前記洗濯機の動作および状態を表す情報を
前記ネットワーク上に出力する手段とを備えると共に、
前記ネットワーク上のゲートウエイを介して接続される
外部ネットワークとの間で前記情報の授受を可能にする
構成を備えることを特徴とする洗濯機。
【請求項２】前記洗濯機の情報には、少なくとも前記
洗濯機の洗濯槽を覆う蓋の開閉状態と予想される洗濯所
要時間とを含むことを特徴とする請求項１に記載の洗濯
機。
【請求項３】前記洗濯機の情報には、洗濯終了時間を
含み、前記洗濯機は予想される洗濯所要時間と前記洗濯
終了時間とに基づいて得られる洗濯開始時間に洗濯動作
を開始する制御部を有することを特徴とする請求項１ま
たは請求項２の何れかに記載の洗濯機。
【請求項４】前記ネットワークとしてエコーネットの
規格に準ずることを特徴とする請求項１から請求項３ま
での何れかに記載の洗濯機。
【請求項５】前記情報は携帯電話機と受信可能に構成
されることを特徴とする請求項１から請求項４までの何
れかに記載の洗濯機。