JP2002085886A - ランドリー機器用システム - Google Patents

ランドリー機器用システム

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JP2002085886A
JP2002085886A JP2000274901A JP2000274901A JP2002085886A JP 2002085886 A JP2002085886 A JP 2002085886A JP 2000274901 A JP2000274901 A JP 2000274901A JP 2000274901 A JP2000274901 A JP 2000274901A JP 2002085886 A JP2002085886 A JP 2002085886A
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JP2000274901A
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Satoshi Nishiwaki
智 西脇
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランドリー機器を買い換えた場合に、ユーザ
ーが各種のデータ等を再度入力する手間を不要にする。 【解決手段】 本発明のランドリー機器用システムは、
ランドリー機器2とこのランドリー機器2に通信回線6
を介して接続されたホーム端末4とを備えたシステムに
おいて、ランドリー機器2に、洗濯運転や乾燥運転等に
関連する種々のデータである洗濯関連データを記憶する
記憶手段24を設けると共に、ホーム端末4との間でデ
ータを送受信する通信手段25を設け、そして、ホーム
端末4に、ランドリー機器2との間でデータを送受信す
る通信手段31を設けると共に、ランドリー機器2から
送信された洗濯関連データを記憶する記憶手段30を設

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯運転や乾燥運
転等を実行する機能を有するランドリー機器である例え
ば全自動洗濯機や全自動洗濯乾燥機等を家庭で使用する
場合の使い勝手を一層良好にすることが可能なランドリ
ー機器用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全自動洗濯機においては、投入さ
れた洗濯物量や給水圧力などの各種の条件を検出し、こ
れら検出結果に基づいて洗濯運転を自動的に実行するよ
うに構成されている。また、地域により水硬度が異なる
ため、ユーザーが操作パネルの操作キーを操作して地域
情報を入力すると、この地域情報(即ち、水硬度)に基
づいて洗剤投入量を調整するようにした構成が考えられ
ている。この構成の場合、地域情は、メモリに記憶され
るので、一度入力すると、次回以降は入力操作を行う必
要がない。
【0003】また、ユーザーが個別に操作パネルの操作
キーを操作して洗濯運転をお好みで設定する場合があ
る。例えば、すすぎを特に念入りに実行したいとか、洗
い時の水流を強くしたいなどのお好みデータの設定は、
一度設定すると、メモリに記憶されるため、次回以降は
設定操作を行う必要がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の全自動洗濯機では、新品に買い換えると、ユー
ザーは、上記地域情報や上記お好みデータ等を再度入力
する操作が必要であり、この操作がユーザーにとってか
なり面倒であった。
【0005】尚、全自動洗濯機自身で検出する給水圧力
は、洗濯運転に要する所用時間の表示やシャワーすすぎ
時の給水時間の設定等に反映させるデータであるが、こ
の給水圧力を検出するためには、洗濯槽内への給水にか
かる時間を測定する必要がある。この場合、洗い初期の
乾燥布に対する給水時の時間を測定すると、布毎の給水
条件が異なるため、正確に検出できない。従って、布が
一度水を吸い込んだ後のすすぎ給水時に測定する必要が
あった。このため、洗濯機を買い換えた後の初回の洗濯
運転については、各家庭の給水圧に合っていないデータ
で洗濯運転を実行しており、適切な洗濯運転を実行して
いるとはいえなかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、ランドリー機器
を買い換えた場合に、ユーザーが各種のデータ等を再度
入力する手間を不要にできて、使い勝手を向上させるこ
とができるランドリー機器用システムを提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のランドリー機器
用システムは、洗濯運転や乾燥運転等を実行する機能を
有するランドリー機器と、このランドリー機器に通信回
線を介して接続されたホーム端末とを備えたシステムで
あって、前記ランドリー機器が、洗濯運転や乾燥運転等
に関連する種々のデータである洗濯関連データを記憶す
る記憶手段と、前記ホーム端末との間でデータを送受信
する通信手段とを備え、そして、前記ホーム端末が、前
記ランドリー機器との間でデータを送受信する通信手段
と、前記ランドリー機器から送信された洗濯関連データ
を記憶する記憶手段とを備えたところに特徴を有する。
【0008】上記構成の場合、古いランドリー機器を使
用しているときに、そのランドリー機器の記憶手段に記
憶されている洗濯関連データを、ホーム端末へ送信して
その記憶手段に記憶させておく。そして、買い換えた新
しいランドリー機器を設置した後、ホーム端末の記憶手
段に記憶されている洗濯関連データを、ランドリー機器
へ送信してその記憶手段に記憶させる。これにより、ラ
ンドリー機器を買い換えた場合に、ユーザーがデータ等
を再度入力する手間を不要にでき、使い勝手を向上させ
ることができる。
【0009】また、上記構成の場合、前記ランドリー機
器は、前記記憶手段に記憶されている前記洗濯関連デー
タを前記ホーム端末へ定期的に送信する制御手段を備え
ることが好ましい。更に、前記ランドリー機器は、前記
記憶手段に記憶されている前記洗濯関連データの内容が
変更されたときに、前記洗濯関連データを前記ホーム端
末へ送信する制御手段を備えることも好ましい。
【0010】更にまた、前記ランドリー機器は、工場出
荷時に所定の洗濯関連データを前記記憶手段に記憶させ
ておくように構成され、家庭に設置されたときに、前記
ホーム端末に記憶されている前記洗濯関連データを受信
すると共に、この受信した洗濯関連データと前記記憶手
段に記憶されている洗濯関連データとを比較し、両者が
不一致の場合には、前記受信した洗濯関連データを前記
記憶手段に記憶させる制御手段を備えることも良い。
【0011】また、前記ランドリー機器は、工場出荷時
に所定の洗濯関連データ及び洗濯カウンタを前記記憶手
段に記憶させておくように構成され、洗濯運転等を実行
したときに前記記憶手段に記憶されている洗濯カウンタ
の内容を変更するように構成され、前記洗濯カウンタの
内容が初期値と同じであった場合には、前記ホーム端末
に記憶されている前記洗濯関連データを受信すると共
に、この受信した洗濯関連データを前記記憶手段に記憶
させる制御手段を備えることが好ましい構成である。
【0012】一方、前記ランドリー機器は、ランドリー
機器自身の機種を特定する機種コードを前記記憶手段に
記憶するように構成され、前記ホーム端末は、前記ラン
ドリー機器以外の家庭電気機器に通信回線を介して接続
されると共に、その家庭電気機器用のデータを前記記憶
手段に記憶するように構成され、前記ホーム端末から前
記ランドリー機器へデータを送信するときには、前記ラ
ンドリー機器の記憶手段に記憶されている前記機種コー
ドを読み込み、この機種コードに対応するデータを前記
ランドリー機器へ送信するように構成されていることが
良い。
【0013】また、前記ホーム端末は、公衆通信回線を
介して家庭の外のメインデータサーバに接続され、この
メインデータサーバとの間でデータを送受信するように
構成され、前記メインデータサーバからデータを収集
し、この収集したデータの中から前記機種コードに対応
するデータを選択し、この選択したデータをディスプレ
イに表示するように構成されていることが好ましい構成
である。
【0014】更に、前記ホーム端末は、ユーザーの嗜好
に応じた洗濯関連データを入力して前記記憶手段に記憶
し、前記ディスプレイに表示し、また、前記ランドリー
機器へ送信することが可能なように構成されていること
が良い構成である。更にまた、前記ホーム端末は、前記
ランドリー機器の記憶手段に記憶されている前記機種コ
ードを読み込み、この機種コードを前記記憶手段に記憶
しておき、定期的に前記記憶手段に記憶している機種コ
ードを前記メインデータサーバへ送信するように構成さ
れていることがより一層好ましい。
【0015】一方、前記メインデータサーバは、各家庭
に設置されているホーム端末や各企業に設置されている
データ端末等から各家庭や各企業で使用しているランド
リー機器のデータを収集し、この収集したデータに基づ
いて必要な情報を各家庭や各企業の端末へ送信するよう
に構成されていることが良い構成である。
【0016】また、前記ホーム端末は、ユーザーが洗濯
したい衣類の種類をキーボードや、音声や、前記衣類に
添付されたバーコード等で入力し、この衣類の種類に対
応する洗濯の処理方法を前記ディスプレイに表示し、前
記衣類の種類に対応する洗濯関連データを前記ランドリ
ー機器へ送信し、前記ランドリー機器を前記衣類の種類
に対応するように動作させるように構成されていること
も好ましい。
【0017】更に、前記ホーム端末は、ユーザーが洗濯
したい衣類の種類として、前記ランドリー機器によって
は洗濯できない衣類が入力されたときには、洗濯できな
い旨の表示態様を前記ディスプレイに表示し、また、前
記ユーザーが洗濯できない衣類を所持していることをク
リーニング店のデータ端末へ送信するように構成されて
いることが良い構成である。
【0018】更にまた、前記ホーム端末は、ユーザーが
入力した衣類の種類に対応する洗濯関連データがその記
憶手段及び前記ランドリー機器の記憶手段の中に記憶さ
れていないときには、前記メインデータサーバから前記
衣類の種類に対応する洗濯関連データを収集するように
構成することが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて、図1ないし図9を参照しながら説明する。まず、
図1は、本実施例のランドリー機器用システムの全体構
成を概略的に示す図である。この図1に示すように、ユ
ーザーの家庭(住宅)1の内部には、ランドリー機器で
ある例えば全自動洗濯機2と、冷蔵庫3と、この冷蔵庫
3の扉3aの前面に着脱可能に装着されたホーム端末4
と、電子レンジ5とが配設されている。上記全自動洗濯
機2、冷蔵庫3及び電子レンジ5が家電機器である。
【0020】そして、ホーム端末4と全自動洗濯機2と
の間、ホーム端末4と冷蔵庫3との間、並びに、ホーム
端末4と電子レンジ5との間は、それぞれ住宅内ネット
ワーク6を介して接続されており、上記各間でデータを
送受信することが可能なように構成されている。上記住
宅内ネットワーク6は、本発明の通信回線であり、例え
ば有線LANや無線LAN等で構成されている。尚、他
の家電機器、例えば電磁調理器、IH炊飯器、ガス調理
器、エアコン等を、必要に応じて上記住宅内ネットワー
ク6に接続して、ホーム端末4との間でデータを送受信
するように構成しても良い。
【0021】また、上記ホーム端末4は、住宅内ネット
ワーク6及び公衆通信回線である例えばインターネット
7を介して家庭1の外部の種々のサーバにアクセス可能
なように構成されており、各サーバとの間でデータを送
受信することが可能になっている。家庭1の外部のサー
バとしては、家電機器等を製造するメーカーのメインデ
ータサーバ8や、家電機器を販売する販売店のサーバ9
や、衣類メーカーのサーバ10や、クリーニング店のサ
ーバ11などがある。これらのサーバは、例えばクライ
アントサーバシステムのWWWサーバとしての機能を備
えていることが好ましい。
【0022】また、本実施例の場合、ホーム端末4は、
例えばゲートウエイ機能を備えたユーザーデータサーバ
としての機能を有している。尚、上記ホーム端末4は、
クライアントサーバシステムのクライアントの端末とし
ての機能やWWWサーバとしての機能を備えていること
が好ましい。
【0023】さて、上記全自動洗濯機2は、本実施例の
場合、洗濯運転及び乾燥運転を実行する機能を有する例
えばドラム式の洗濯乾燥機で構成されている。この全自
動洗濯機2は、周知のドラム式洗濯乾燥機の機械的構成
及び電気的構成を有すると共に、上記ホーム端末4との
間でデータを送受信する通信機能を有している。ここ
で、上記全自動洗濯機2の電気的構成について、図2を
参照して説明する。
【0024】図2に示すように、制御手段である例えば
制御装置12は、全自動洗濯機2の運転動作を制御する
機能を有しており、給水弁13を給水弁駆動回路14を
介して駆動制御し、モータ15をモータ駆動回路16を
介して駆動制御し、排水弁17を排水弁駆動回路18を
介して駆動制御し、ヒータ19をヒータ駆動回路20を
介して駆動制御するように構成されている。そして、上
記制御装置12は、水位センサ21により検出された水
位検出信号、モータ回転数センサ22により検出された
回転数検出信号、操作パネルに設けられた各種の操作キ
ーを有してなる入力手段23からの各種の操作キー信号
を受けるように構成されている。
【0025】また、制御装置12には、記憶手段24が
接続されており、制御装置12は、この記憶手段24に
データを書き込むと共に、記憶手段24からデータを読
出すことが可能なように構成されている。尚、記憶手段
24は、例えばRAM、ROM、EEPROM、ハード
ディスク等で構成されている。更に、制御装置12に
は、通信手段25が接続されており、制御装置12は、
この通信手段25及び住宅内ネットワーク6を介してホ
ーム端末4との間でデータを送受信することが可能なよ
うに構成されている。
【0026】一方、ホーム端末4は、図1に示すよう
に、ほぼ矩形パネル状の本体26を有しており、この本
体26は冷蔵庫3の扉3aの前面に着脱可能に装着され
ている。そして、本体26の前面のほぼ全体が、ディス
プレイ27となっている。上記ホーム端末4の電気的構
成を、図3に示す。
【0027】この図3に示すように、ホーム端末4は、
制御回路28と、ディスプレイ27と、キーボードであ
る例えばタッチパネル29と、記憶手段30と、通信手
段31とを備えて構成されている。上記タッチパネル2
9は、ディスプレイ27の表示画面の上面に設けられて
いる。上記記憶手段30は、例えばRAM、ROM、E
EPROM、ハードディスク等で構成されており、制御
回路28は、この記憶手段30にデータを書き込むと共
に、記憶手段30からデータを読出すことが可能なよう
に構成されている。
【0028】また、制御回路28は、通信手段31及び
住宅内ネットワーク6を介して全自動洗濯機2(の制御
装置12)との間でデータを送受信することが可能なよ
うに構成されている。更に、制御回路28は、通信手段
31及びインターネット7を介して外部のサーバ8、
9、10、11等との間でデータを送受信することが可
能なように構成されている。
【0029】尚、上記ホーム端末4の本体26(の制御
回路28)には、普通のキーボードや、マウスや、バー
コードリーダや、音声入力用のマイク等を接続すること
が可能なように構成されている。
【0030】また、本実施例の場合、他の家電機器であ
る冷蔵庫3及び電子レンジ5も、それぞれ上記全自動洗
濯機2と同様にして、記憶手段と通信手段を備えてい
る。そして、冷蔵庫3及び電子レンジ5の各制御装置
は、通信手段及び住宅内ネットワーク6を介してホーム
端末4との間でデータを送受信することが可能なように
構成されており、冷蔵庫3及び電子レンジ5の各設定デ
ータ(ユーザーが入力した好みのデータ(嗜好データ)
等)をホーム端末4の記憶手段に記憶することが可能な
構成となっている。
【0031】次に、上記した構成の本実施例の動作につ
いて、図4ないし図9も参照して説明する。まず、ユー
ザーが全自動洗濯機2の操作パネルの種々の操作キー
(入力手段23)を操作することにより、全自動洗濯機
2の洗濯運転や乾燥運転の運転条件等を、図4(a)の
左の四角形の枠で示すように設定したとする。
【0032】この設定において、「給水流量」は、全自
動洗濯機2の制御装置12が、水位センサ21からの水
位検出信号に基づいて例えば所定水位に達するまでの時
間を計測することにより検出されるデータであり、この
ようにして検出されたデータ(例えば15L/分)を
「給水流量」として記憶手段24内に記憶させるように
構成されている。
【0033】また、「使用地域」としてのデータ(例え
ば東京都港区)は、いわゆる環境データであり、例えば
水硬度を示している。即ち、全自動洗濯機2の記憶手段
24内には、地域と水硬度との関係を示すデータテーブ
ルが予め記憶されており、制御装置12は、このデータ
テーブルと、上記ユーザーが入力した使用地域のデータ
とから、水硬度を設定している。尚、水硬度は、洗剤の
投入量の表示や、洗剤自動投入量の設定値などに反映さ
れるデータである。また、「洗い」、「すすぎ」、「脱
水」、「乾燥」の各運転(行程)についての各設定デー
タが入力されて設定されている。尚、これら運転のデー
タとして例えば標準は、予めメーカー側で設定されてい
るデータ(所定値のデータ)である。
【0034】そして、図4(a)の左の四角形の枠内の
各データは、本発明の洗濯関連データ(洗濯運転や乾燥
運転等に関連する種々のデータ)に相当するデータであ
り、これらデータは全自動洗濯機2の記憶手段24内に
記憶されるように構成されてている。
【0035】更に、本実施例においては、全自動洗濯機
2の記憶手段24内に記憶されている上記データ(洗濯
関連データ)は、制御装置12によって定期的にホーム
端末4へ送信されて、その記憶手段30内に記憶される
ように構成されている。この場合、上記定期的の具体例
としては、洗濯運転(及び乾燥運転)が1回終了する毎
に、または、設定された回数終了する毎に、或いは、1
日または1週間に1回ずつなどのタイミングで、適宜送
信して記憶する例などが考えられる。そして、図4
(a)の右の四角形の枠内の各データは、ホーム端末4
の記憶手段30内に記憶されているデータを示してお
り、図4(a)においては、左右の枠内のデータは一致
している。
【0036】また、本実施例においては、全自動洗濯機
2の記憶手段24に記憶されている洗濯関連データの内
容が変更されると、その変更された洗濯関連データをホ
ーム端末4へ送信してその記憶手段30に記憶するよう
に構成されている。
【0037】具体的には、図4(b)に示すように、ユ
ーザーが操作パネルの操作キーを操作して、例えば「す
すぎ」運転の回数を1回増やす(+1回)ように設定し
たとする。すると、この変更した設定で洗濯運転及び乾
燥運転を実行し、その運転が終了した時点で、全自動洗
濯機2の制御装置12によって、記憶手段24内に記憶
されている上記変更されたデータ(洗濯関連データ)が
ホーム端末4へ送信されて、ホーム端末4の記憶手段3
0内に記憶されるように構成されている(図4(c)の
右の枠の内容参照)。
【0038】次に、ユーザーが全自動洗濯機2を新しい
機種に買い換えた場合の動作について説明する。この場
合、新しい全自動洗濯機2の記憶手段24内には、工場
出荷時に予め所定の洗濯関連データが記憶されており、
この記憶されている所定のデータを図5(a)の左の枠
内に示す。また、全自動洗濯機2の記憶手段24内に
は、洗濯カウンタのエリア(図5(a)の左の枠の下方
の小さい四角の枠を参照)が確保されており、今の場
合、全自動洗濯機2が新品であるから、洗濯カウンタの
回数は初期値である「0」である。尚、洗濯カウンタ
は、数千ないし数万程度の回数(機種によって異なる)
をカウント可能なように構成されている。
【0039】ここで、図5(a)の右の枠内に示すデー
タは、買い買え前の古い全自動洗濯機2の記憶手段24
内に記憶されている洗濯関連データを示している。
【0040】さて、本実施例の場合、新しい全自動洗濯
機2が設置されて住宅内ネットワーク6を介してホーム
端末4に接続されると、全自動洗濯機2の制御装置12
によって、記憶手段24内に記憶されているデータ(洗
濯関連データ)が、ホーム端末4へ送信されて、その記
憶手段30内のワークエリアに一時的に記憶されるよう
に構成されている。
【0041】そして、ホーム端末4の制御回路28は、
記憶手段30内に記憶されていた古いデータ(洗濯関連
データ)と、上記ワークエリアに書き込まれた新しいデ
ータ(洗濯関連データ)とを比較する。続いて、両者が
一致せず、しかも、上記ワークエリアに書き込まれた新
しいデータ(洗濯関連データ)が、新しい全自動洗濯機
2の記憶手段24内に記憶されている工場出荷時の所定
の洗濯関連データ(即ち、標準データ)であった場合に
は、ホーム端末4の制御回路28は、記憶手段30内に
記憶されていた古いデータ(洗濯関連データ)を、全自
動洗濯機2へ送信し、その記憶手段24内に記憶させる
ように構成されている(図5(b)の左の枠を参照)。
【0042】尚、上記した構成では、古いデータと新し
いデータの比較をホーム端末4側で実行するように構成
したが、これに代えて、全自動洗濯機2側で古いデータ
と新しいデータの比較を実行して同様なデータ書き換え
制御を行うように構成しても良い。
【0043】また、本実施例においては、新しい全自動
洗濯機2が設置されて住宅内ネットワーク6を介してホ
ーム端末4に接続された場合、次のように動作させるこ
とも好ましい。即ち、全自動洗濯機2の制御装置12に
よって、記憶手段24内に記憶されている洗濯カウンタ
のデータをホーム端末4へ送信してその記憶手段30内
のワークエリアに一時的に記憶させる。そして、ホーム
端末4の制御回路28が、上記記憶手段30内のワーク
エリアに書き込まれた洗濯カウンタのデータ内容が
「0」であるか否かを判断する。
【0044】ここで、洗濯カウンタのデータが「0」で
あった場合、新品の全自動洗濯機2が設置されたと判断
できるから、この場合には、ホーム端末4の制御回路2
8は、記憶手段30内に記憶されていた古いデータ(洗
濯関連データ)を、全自動洗濯機2へ送信して、その記
憶手段24内に記憶させるように構成されている。
【0045】尚、上記した構成では、洗濯カウンタのデ
ータが「0」であるか否かの判断をホーム端末4側で行
うように構成したが、これに代えて、全自動洗濯機2側
で洗濯カウンタのデータが「0」であるか否かの判断を
実行して同様なデータ書き換え制御を行うように構成し
ても良い。
【0046】一方、本実施例の場合、ホーム端末4に
は、全自動洗濯機2の他に冷蔵庫3や電子レンジ5が接
続されているため、ホーム端末4の記憶手段30内に
は、上述した全自動洗濯機2のデータ(洗濯関連デー
タ)と、冷蔵庫3用のデータ(設定データ等)と電子レ
ンジ5用のデータ(設定データ等)とが記憶されている
ことがある。このような場合、ホーム端末4がその記憶
手段30内から全自動洗濯機2のデータを読み出して全
自動洗濯機2へ送信するためには、今、ホーム端末4と
データ通信する相手(家電機器)が全自動洗濯機2であ
ることを確認する必要がある。
【0047】そこで、本実施例においては、各家電機器
を識別する機種コードが決められており、具体的には、
全自動洗濯機2の機種コードとして「A01」が割り当
てられ、冷蔵庫3の機種コードとして「B03」が割り
当てられ、電子レンジ5の機種コードとして「C02」
が割り当てられており、図6(a)に示すように、各機
種コードが各家電機器の記憶手段に記憶されている。
尚、全自動洗濯機2についても、複数の機種が存在して
おり、上記機種コードで全自動洗濯機2の複数の機種を
識別することができる。これは、冷蔵庫3や電子レンジ
5についても同様である。
【0048】そして、ホーム端末4は、各家電機器とデ
ータ通信する場合、相手の家電機器の記憶手段に記憶さ
れている機種コードを受信(読出)することにより、そ
の家電機器の機種(例えば全自動洗濯機2であること)
を識別可能なように構成されている。この場合、例え
ば、家電機器を住宅内ネットワーク6を介してホーム端
末4に接続したときに、各家電機器から機種データがホ
ーム端末4に送信されるように構成することが好まし
い。
【0049】一方、本実施例の全自動洗濯機2において
は、洗濯運転(コース)を実行してそれが1回終了する
と、図5(c)に示すように、洗濯カウンタを+1だけ
カウントアップするように構成されている。これによ
り、記憶手段24の洗濯カウンタを読出すことにより、
全自動洗濯機2の洗濯運転の実行回数(通算回数)を認
識できる。
【0050】次に、本実施例の場合、ユーザーがホーム
端末4を操作することによって、例えば全自動洗濯機2
で使用することが可能な備品(部品)をメーカー(メイ
ンデータサーバ8)に注文することが可能なように構成
されている。
【0051】この場合、メーカーのメインデータサーバ
8においては、各家電機器(全自動洗濯機2、冷蔵庫
3、電子レンジ5等)で使用することが可能な備品の名
称とその製品番号とを対応させた一覧表のデータテーブ
ルが、家電機器の機種毎に区分けされて、メインデータ
サーバ8に接続されたデータベース32内に格納されて
いる。また、このデータベース32には、各家電機器
(全自動洗濯機2、冷蔵庫3、電子レンジ5等)の制御
装置で動作させる制御プログラムのバージョンアッププ
ログラムが機種毎に区別されて格納されている。尚、上
記データベース32には、上述したデータ以外の種々の
データが格納されている。
【0052】ここで、ユーザーが例えば全自動洗濯機2
で使用する洗剤投入器を注文する場合について説明す
る。まず、ホーム端末4のディスプレイ27に作業メニ
ューの一覧が表示されているメニュー画面(図示しな
い)において、部品(備品)を追加するメニューを選択
する操作をユーザーが実行すると、上記ディスプレイ2
7には、図6(b)に示すように、全自動洗濯機2で使
用可能な部品(備品)の一覧表が表示される。
【0053】この場合、ホーム端末4の制御回路28
は、メーカーのメインデータサーバ8から、そのデータ
ベース32に格納されている上記部品の一覧表のデータ
テーブルを配送(送信)してもらって、ホーム端末4の
記憶手段30に予め記憶させておくと、部品の一覧表の
データテーブルを記憶手段30から読み出してディスプ
レイ27に速やかに表示することができる。
【0054】尚、部品を追加するメニューが選択されて
から、メーカーのメインデータサーバ8からデータベー
ス32に格納されている上記部品の一覧表のデータテー
ブルを配送(送信)してもらい、記憶手段30に記憶す
ると共に、上記部品の一覧表をディスプレイ27に表示
するように構成しても良い。また、他の方法で上記部品
の一覧表のデータテーブルをホーム端末4の記憶手段3
0に予め記憶させておくように構成しても良い。例え
ば、全自動洗濯機2の記憶手段24内に上記部品の一覧
表のデータテーブルを予め記憶させておき、適宜、ホー
ム端末4へ転送するように構成しても良い。
【0055】次に、ユーザーが、図7(b)に示すよう
に、ディスプレイ27に表示されている洗剤投入器を選
択したとする。この場合、ディスプレイ27にはタッチ
パネルが設けられているから、ユーザーは、ディスプレ
イ27に表示されている洗剤投入器の文字列に直接触っ
て選択することができる。
【0056】続いて、上記洗剤投入器が選択されると、
この部品が選択されたことを示すデータがホーム端末4
からインターネット7を介してメーカのメインデータサ
ーバ8へ送信される。すると、メーカーのメインデータ
サーバ8においては、図7(a)に示すように、データ
ベース32から全自動洗濯機2の全ての機種についての
洗剤投入器のデータを収集すると共に、この収集した全
ての洗剤投入器のデータをインターネット7を介してホ
ーム端末4へ送信するように構成されている。この場
合、1個の洗剤投入器のデータは、例えば6桁の16進
数のデータで構成されており、その上位3桁は部品(備
品)番号を示し、下位3桁は機種コード(即ち、商品コ
ード)を示している。
【0057】さて、ホーム端末4は、上記メインデータ
サーバ8から送信された全ての洗剤投入器のデータを受
信する(図8(a)参照)。そして、ホーム端末4の制
御回路28は、受信した全ての洗剤投入器のデータの中
から現在使用している全自動洗濯機2に対応する洗剤投
入器のデータを抽出する処理を実行する(図9(a)参
照)。
【0058】この場合、ホーム端末4の制御回路28
は、図7(a)に示すように、ホーム端末4に接続され
ている家電機器(全自動洗濯機2、冷蔵庫3、電子レン
ジ5)の機種コード(A01、B03、C02)を予め
受信(入力)して記憶手段24に記憶している。そし
て、ホーム端末4の制御回路28は、上記受信した全て
の洗剤投入器のデータの下位3桁と、全自動洗濯機2の
機種コード「A01」とを比較し、一致するデータを抽
出するように構成されている。
【0059】続いて、ホーム端末4の制御回路28は、
上記抽出した洗剤投入器のデータを記憶手段30に記憶
すると共に、図9(b)に示すように、ディスプレイ2
7に表示する。このとき、上記抽出した洗剤投入器の画
像データをディスプレイ27に表示するように構成され
ている。尚、洗剤投入器の画像データは、メインデータ
サーバ8から全ての洗剤投入器のデータを受信するとき
に一緒に受信するように構成しても良いし、また、洗剤
投入器のデータを上記したように抽出した後でその抽出
した洗剤投入器のデータに対応する画像データをメイン
データサーバ8から受信するように構成しても良い。
【0060】そして、ホーム端末4のディスプレイ27
には、洗剤投入器を発注するか否かの問い合わせメッセ
ージを表示するように構成されている。ここで、ユーザ
ーが発注する旨の操作(「はい」を押す操作)を行う
と、上記洗剤投入器の発注情報(洗剤投入器のデータ並
びにユーザーを特定する情報、例えば住所や氏名等のデ
ータ)がホーム端末4からインターネット7を介してメ
ーカーのメインデータサーバ8へ送信されるように構成
されている。すると、メーカーのメインデータサーバ8
は、販売店へ連絡するようになっている。この場合、メ
ーカーのメインデータサーバ8からインターネット7を
介して販売店のサーバ9へ上記発注情報が送信されるよ
うに構成することが好ましい。
【0061】このような構成の本実施例においては、古
い全自動洗濯機2を使用しているときに、その全自動洗
濯機2の記憶手段24に記憶されている洗濯関連データ
を、ホーム端末4へ送信してその記憶手段30に記憶さ
せておく。そして、買い換えた新しい全自動洗濯機2を
設置した後、ホーム端末4の記憶手段30に記憶されて
いる洗濯関連データを、全自動洗濯機2へ送信してその
記憶手段24に記憶させる。これにより、全自動洗濯機
2を買い換えた場合に、ユーザーがデータ等を再度入力
する手間を不要にでき、使い勝手を向上させることがで
きる。
【0062】また、上記実施例の場合、全自動洗濯機2
は、その記憶手段24に記憶されている洗濯関連データ
をホーム端末4へ定期的に送信するように構成したの
で、ユーザーが洗濯関連データをホーム端末4へ送信さ
せる処理を実行しなくても済み、かなり便利なものとな
る。
【0063】更に、上記実施例では、全自動洗濯機2の
記憶手段24に記憶されている洗濯関連データの内容が
変更されたときに、その変更された洗濯関連データをホ
ーム端末4へ送信してその記憶手段30に記憶するよう
に構成したので、最新の洗濯関連データを自動的にホー
ム端末4の記憶手段30に保存しておくことが可能とな
る。
【0064】更にまた、上記実施例においては、全自動
洗濯機2の工場出荷時に所定の洗濯関連データ(標準値
のデータ)を記憶手段24に記憶させておくように構成
し、家庭1に設置されたときに、ホーム端末4の記憶手
段30に記憶されている洗濯関連データを受信すると共
に、この受信した洗濯関連データと記憶手段24に記憶
されている洗濯関連データとを比較し、両者が不一致の
場合には、受信した洗濯関連データを全自動洗濯機2の
記憶手段24に記憶させるように構成した。この構成に
よれば、全自動洗濯機2を新品に買い換えたときに、ユ
ーザーはデータを入力する操作をしなくても済む。
【0065】また、上記実施例の場合、全自動洗濯機2
の工場出荷時に所定の洗濯関連データ(標準値のデー
タ)を記憶手段24に記憶させておき、洗濯運転等を実
行したときに記憶手段24に記憶されている洗濯関連デ
ータの内容を変更し、記憶手段24に記憶されているこ
れまでの洗濯関連データの内容が所定の洗濯関連データ
(標準値のデータ)と同じであった場合には、ホーム端
末4に記憶されている洗濯関連データを受信すると共
に、この受信した洗濯関連データを記憶手段24に記憶
させるように構成した。この構成の場合も、全自動洗濯
機2を新品に買い換えたときに、ユーザーはデータを入
力する操作をしなくても済む。
【0066】一方、上記実施例においては、全自動洗濯
機2自身の機種を特定する機種コードを記憶手段24に
記憶するように構成し、ホーム端末4は、全自動洗濯機
2以外の家電機器に通信回線6を介して接続されると共
に、その家電機器用のデータを記憶手段30に記憶する
ように構成され、そして、ホーム端末4から全自動洗濯
機2へデータを送信するときには、全自動洗濯機2の記
憶手段24に記憶されている機種コードを読み込み、こ
の機種コードに対応するデータを全自動洗濯機2へ送信
するように構成した。この構成によれば、ホーム端末4
から全自動洗濯機2へ送信すべきデータ(洗濯関連デー
タ)を誤ることなく送信することができる。
【0067】また、上記実施例の場合、ホーム端末4
を、公衆通信回線(インターネット7)を介して家庭の
外のメーカーのメインデータサーバ8に接続し、このメ
インデータサーバ8との間でデータを送受信するように
構成し、そして、メインデータサーバ8からデータを収
集し、この収集したデータの中から機種コードに対応す
るデータを選択し、この選択したデータをディスプレイ
27に表示するように構成した。この構成によれば、メ
ーカーのメインデータサーバ8からユーザー(即ち、ホ
ーム端末4)が必要なデータを容易に取得することがで
きる。
【0068】更に、上記実施例においては、ホーム端末
4によって、全自動洗濯機2の記憶手段24に記憶され
ている機種コードを読み込み、この機種コードをその記
憶手段30に記憶しておき、そして、定期的に記憶手段
30に記憶している機種コードをメーカーのメインデー
タサーバ8へ送信するように構成した。この構成によれ
ば、メーカーのメインデータサーバ8はユーザの家庭1
で使用している全自動洗濯機2の機種を正確に把握する
ことができる。
【0069】また、上記実施例においては、ユーザーの
嗜好に応じた洗濯関連データを入力する操作は、全自動
洗濯機2の操作パネルの操作キー(入力手段23)を操
作することにより実行する構成としたが、この構成に加
えて、ホーム端末4側において、ユーザーの嗜好に応じ
た洗濯関連データを入力する操作を実行できるように構
成すると共に、入力した洗濯関連データを全自動洗濯機
2へ送信してその記憶手段24に記憶させるように構成
しても良い。尚、ホーム端末4側において、ユーザーの
嗜好に応じた洗濯関連データを入力したときには、その
データをディスプレイ27に表示させることが好まし
い。
【0070】また、上記実施例では、全自動洗濯機2を
新品に買い換えたときに、ホーム端末4の記憶手段30
に記憶されている洗濯関連データを全自動洗濯機2へ送
信してその記憶手段24に記憶させるように構成した
が、この構成に加えて、全自動洗濯機2の機種が変わっ
たときには、ホーム端末4の記憶手段30に記憶されて
いる洗濯関連データを全自動洗濯機2へ送信したとき
に、その送信したデータを新しい全自動洗濯機2の機種
に適合するように自動的に変換し、この変換したデータ
を全自動洗濯機2の記憶手段24に記憶させるように構
成しても良い。
【0071】この構成の場合、上記変換したデータは、
ホーム端末4へ送信してその記憶手段30に記憶させて
おくことが好ましい。また、洗濯関連データを新しい全
自動洗濯機2の機種に適合するように自動的に変換する
処理は、全自動洗濯機2側で実行しても良いし、ホーム
端末4側で実行するように構成しても良い。
【0072】更に、上記実施例では、メーカーのメイン
データサーバ8からホーム端末4へ全自動洗濯機2の部
品(洗剤投入器)情報を転送するように構成したが、こ
れに限られるものではなく、全自動洗濯機2(の制御装
置12)を動作させる制御プログラムのバージョアップ
プログラムをメーカーのメインデータサーバ8からホー
ム端末4へ転送し、更に、ホーム端末4から全自動洗濯
機2へ送信して入れ替えるように構成しても良い。この
ように構成すると、全自動洗濯機2(の制御装置12)
の制御プログラムをバージョンアップする作業をかなり
容易に実行することができる。特に、オプション機器
(例えば洗剤投入器)を全自動洗濯機2に追加したため
に、制御プログラムのバージョンアップが必要になるよ
うな場合には、非常に有効である。
【0073】さて、上述した第1の実施例では、ホーム
端末4側で、受信した全ての洗剤投入器のデータの中か
ら現在使用している全自動洗濯機2に対応する洗剤投入
器のデータを抽出する処理を実行するように構成した
が、これに代えて、メーカーのメインデータサーバ8側
で洗剤投入器のデータを抽出する処理を実行するように
構成しても良い。この構成の具体例を、図10及び図1
1に示す第2の実施例を参照して説明する。
【0074】この第2の実施例において、全自動洗濯機
2で使用する洗剤投入器を注文する場合、部品(備品)
を追加するメニューを選択する操作と、ディスプレイ2
7に表示されている洗剤投入器を選択する操作とは、第
1の実施例(図6及び図7参照)と同じである。
【0075】さて、洗剤投入器が選択されると、この部
品が選択されたことを示すデータと、ホーム端末4に接
続されている家電機器(全自動洗濯機2、冷蔵庫3、電
子レンジ5)の機種コード(A01、B03、C02)
とが、ホーム端末4からインターネット7を介してメー
カのメインデータサーバ8へ送信されるように構成され
ている(図10(a)参照)。尚、上記機種コードの送
信処理は、必要に応じて実行しても良いし、定期的に実
行しても良い。
【0076】続いて、メーカーのメインデータサーバ8
においては、図11(a)に示すように、データベース
32から全自動洗濯機2の全ての機種についての洗剤投
入器のデータを収集すると共に、この収集した全ての洗
剤投入器のデータの中から現在使用している全自動洗濯
機2に対応する洗剤投入器のデータ(図11(a)にお
いて下線で示すデータ)を抽出する処理を実行するよう
に構成されている。
【0077】この場合、メインデータサーバ8は、全て
の洗剤投入器のデータ(6桁の16進数)の下位3桁
と、全自動洗濯機2の機種コード「A01」とを比較
し、一致するデータを抽出するように構成されており、
この結果、洗剤投入器のデータ「002A01」が抽出
される。
【0078】この後、メインデータサーバ8は、上記抽
出した洗剤投入器のデータを、インターネット7を介し
てホーム端末4へ送信する。すると、ホーム端末4の制
御回路28は、上記メインデータサーバ8から送信され
た洗剤投入器のデータを受信し(図11(a)参照)、
この受信した洗剤投入器のデータを記憶手段24に記憶
すると共に、ディスプレイ27に表示する(図11
(b)参照)。この場合、第1の実施例と同様に、上記
抽出した洗剤投入器の画像データとその洗剤投入器を発
注するか否かの問い合わせメッセージとを、ディスプレ
イ27に表示するように構成されている。ここで、ユー
ザーが発注する旨の操作を行うと、上記洗剤投入器の発
注情報がホーム端末4からメーカーのメインデータサー
バ8へ送信されて発注されるようになっている。
【0079】尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は、第1の実施例と同じ構成となっている。従って、第
2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効
果を得ることができる。
【0080】図12及び図13は、本発明の第3の実施
例を示すものである。尚、第1の実施例と同じ構成に
は、同じ符号を付している。この第3の実施例は、全自
動洗濯機2の洗濯運転コース等の指定操作や洗濯運転の
スタート操作等をホーム端末4で行うように構成した実
施例である。
【0081】具体的には、まず、ホーム端末4のディス
プレイ27に家事のメニュー選択画面として、図12
(a)に示すような画面が表示される。この状態で、図
12(a)に示すように、洗濯のメニューが選択される
と、図12(b)に示すように、洗濯運転のコースを選
択する洗濯コース選択画面がディスプレイ27に表示さ
れる。
【0082】ここで、ユーザーが「いつもの洗濯」を選
択すると、いつもの洗濯運転を実行するときのユーザー
の操作をガイダンスするメッセージ等を、図12(c)
に示すように、ディスプレイ27に表示する。この場
合、ホーム端末4の制御回路28は、ユーザーの操作を
ガイダンスする動画の画像を、上記メッセージと一緒に
ディスプレイ27に表示するように構成されている。こ
れにより、ユーザーは、全自動洗濯機2に対する具体的
操作がよくわかる。尚、動画を表示するのに必要な画像
データは、予めメーカーのメインデータサーバ8からホ
ーム端末4へ転送してその記憶手段30に記憶させてお
くことが好ましい。
【0083】この後、ユーザーの操作(洗濯物及び洗剤
を投入して蓋を閉める操作等)が完了したと推定される
頃に(即ち、所定時間経過後に)、ホーム端末4の制御
回路28は、洗濯運転を開始させるスタートキーをディ
スプレイ27に表示する(図12(d)参照)。この画
面において、ユーザーがスタートキーを操作(タッチ)
すると、スタートキーの信号がホーム端末4から住宅内
ネットワーク6を介して全自動洗濯機2へ送信されるよ
うに構成されている。
【0084】そして、全自動洗濯機2の制御装置12
は、ホーム端末4からスタートキーの信号を受信すると
共に、洗濯運転を開始するのに支障が無ければ(即ち、
洗濯物投入口の蓋が閉じていることを検知していれ
ば)、洗濯運転を開始するように構成されている。即
ち、本実施例では、ホーム端末4から遠隔操作で全自動
洗濯機2の運転を開始させることが可能な構成となって
いる。
【0085】この後、全自動洗濯機2において、洗濯運
転が開始されると、まず、洗濯槽内に給水されると共
に、洗い行程が実行される。このとき、全自動洗濯機2
の制御装置12は、洗い行程を実行していることを示す
データをホーム端末4へ送信するように構成されてい
る。そして、ホーム端末4は、上記データを受信する
と、ディスプレイ27に洗い行程を実行していることを
示す情報と現在時刻を表示すると共に、洗い動作を動画
で表示するように構成されている(図12(e)参
照)。尚、この洗い動作の動画を表示するのに必要な画
像データは、予めメーカーのメインデータサーバ8から
ホーム端末4へ転送してその記憶手段30に記憶させて
おくことが好ましい。
【0086】次に、全自動洗濯機2において、洗い行程
を完了して、すすぎ行程を実行するようになると、全自
動洗濯機2の制御装置12は、すすぎ行程を実行してい
ることを示すデータをホーム端末4へ送信するように構
成されている。そして、ホーム端末4は、上記データを
受信すると、ディスプレイ27にすすぎ行程を実行して
いることを示す情報と現在時刻を表示すると共に、すす
ぎ動作を動画で表示するように構成されている(図12
(f)参照)。尚、このすすぎ動作の動画を表示するの
に必要な画像データは、予めメーカーのメインデータサ
ーバ8からホーム端末4へ転送してその記憶手段30に
記憶させておくことが好ましい。
【0087】続いて、全自動洗濯機2において、すすぎ
行程を完了して、脱水行程を実行するようになると、全
自動洗濯機2の制御装置12は、脱水行程を実行してい
ることを示すデータをホーム端末4へ送信するように構
成されている。そして、ホーム端末4は、上記データを
受信すると、ディスプレイ27に脱水行程を実行してい
ることを示す情報と現在時刻を表示すると共に、脱水動
作を動画で表示するように構成されている(図12
(g)参照)。尚、この脱水動作の動画を表示するのに
必要な画像データは、予めメーカーのメインデータサー
バ8からホーム端末4へ転送してその記憶手段30に記
憶させておくことが好ましい。
【0088】そして、全自動洗濯機2において、脱水行
程を完了すると、即ち、洗濯運転を終了すると、全自動
洗濯機2の制御装置12は、洗濯運転を終了したことを
示すデータをホーム端末4へ送信するように構成されて
いる。この結果、ホーム端末4は、上記データを受信す
ると、ディスプレイ27に洗濯運転の終了を示す情報と
ガイダンス等を表示するように構成されている(図12
(h)参照)。
【0089】次に、衣類として例えばウールのような衣
類を洗濯する場合の操作及び動作について、図13を参
照して説明する。この場合、ホーム端末4のディスプレ
イ27に家事のメニュー選択画面(図13(a)参照)
が表示された状態で、洗濯のメニューを選択すると、図
13(b)に示すように、洗濯コース選択画面がディス
プレイ27に表示される。
【0090】ここで、ユーザーがウールコースを選択す
ると、図13(c)に示すように、ユーザーが洗いたい
衣類(ウール)に添付(表示)されているバーコードを
入力させるメッセージがディスプレイ27に表示され
る。そこで、ユーザーは、上記衣類に添付されているバ
ーコードをホーム端末4に入力する。この場合、ユーザ
ーは、ディスプレイ27に表示された例えばテンキー
(図示しない)を操作することにより上記バーコードを
入力することができる。尚、ホーム端末4にバーコード
リーダを接続し、このバーコードリーダにより上記衣類
のバーコードを読み取るようにしても良い。また、ホー
ム端末4にマイクを接続し、このマイクを介して上記衣
類のバーコードを音声で入力するようにしても良い。こ
の場合、ホーム端末4に音声認識機能を付与しておけば
良い。
【0091】さて、衣類のバーコードを入力すると、ホ
ーム端末4は、このバーコードと記憶手段30に記憶さ
れた衣類情報のデータテーブル(下記の表1参照)に基
づいて、上記衣類が全自動洗濯機2で洗濯可能であるか
否か等を判断することができるように構成されている。
【0092】
【表1】
【0093】尚、上記表1のデータテーブルは、メーカ
ーのメインデータサーバ8からホーム端末4へ転送して
その記憶手段30に予め記憶させておくことが好まし
い。
【0094】次に、ホーム端末4において、上記衣類が
全自動洗濯機2で洗濯できない衣類であると判断したと
きには、ホーム端末4は、クリーニング店の宅配サービ
スへ連絡するか否かのメッセージをディスプレイ27に
表示するように構成されている(図13(d)参照)。
【0095】ここで、ユーザーが、「はい」と操作した
ときには、ホーム端末4は、クリーニング店の宅配サー
ビスに連絡するデータをインターネット7を介してクリ
ーニング店サーバ11へ送信するように構成されてい
る。これにより、ユーザーは、クリーニング店の宅配サ
ービスを受けることができ、上記衣類のクリーニングを
クリーニング店ヘ依頼することができる。尚、ユーザー
が、「いいえ」と操作したときには、ホーム端末4は何
もしないでメニュー画面(初期画面)等へ戻るようにな
っている。
【0096】一方、ホーム端末4において、上記衣類が
全自動洗濯機2で洗濯できる衣類であると判断したとき
には、ホーム端末4は、上記衣類(ウール)を洗濯する
ときのユーザーの操作をガイダンスするメッセージ等
を、図13(e)に示すように、ディスプレイ27に表
示する。この場合、ホーム端末4の制御回路28は、ユ
ーザーの操作をガイダンスする動画の画像を、上記メッ
セージと一緒にディスプレイ27に表示するように構成
されている。これにより、ユーザーは、全自動洗濯機2
に対する具体的操作がよくわかる。尚、動画を表示する
のに必要な画像データは、予めメーカーのメインデータ
サーバ8からホーム端末4へ転送してその記憶手段30
に記憶させておくことが好ましい。
【0097】この後、ユーザーの操作(洗濯物及び洗剤
を投入して蓋を閉める操作等)が完了したと推定される
頃に(即ち、所定時間経過後に)、ホーム端末4の制御
回路28は、洗濯運転を開始させるスタートキーをディ
スプレイ27に表示する(図13(f)参照)。この画
面において、ユーザーがスタートキーを操作(タッチ)
すると、スタートキーの信号がホーム端末4から住宅内
ネットワーク6を介して全自動洗濯機2へ送信されるよ
うに構成されている。
【0098】そして、全自動洗濯機2の制御装置12
は、ホーム端末4からスタートキーの信号を受信すると
共に、洗濯運転を開始するのに支障が無ければ(即ち、
洗濯物投入口の蓋が閉じていることを検知していれ
ば)、洗濯運転を開始するように構成されている。
【0099】この後、全自動洗濯機2において、洗濯運
転が開始されると、運転の実行状況を示すデータが逐次
ホーム端末4へ送信されるように構成されている。そし
て、ホーム端末4は、上記データを受信すると、ディス
プレイ27に全自動洗濯機2の運転状況を逐次表示する
(即ち、図12(e)〜(g)とほぼ同様にして表示す
る)ように構成されている。
【0100】さて、全自動洗濯機2において、洗濯運転
を終了すると、全自動洗濯機2の制御装置12は、洗濯
運転を終了したことを示すデータをホーム端末4へ送信
するように構成されている。この結果、ホーム端末4
は、上記データを受信すると、ディスプレイ27に洗濯
運転の終了を示す情報とガイダンス等を表示するように
構成されている(図13(g)参照)。この場合、ウー
ルの衣類を平干しする作業についての説明を動画で表示
するように構成されている。尚、この平干し説明用の動
画を表示するのに必要な画像データは、予めメーカーの
メインデータサーバ8からホーム端末4へ転送してその
記憶手段30に記憶させておくことが好ましい。
【0101】また、上述した以外の第3の実施例の構成
は、第1の実施例と同じ構成となっている。従って、第
3の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効
果を得ることができる。特に、第3の実施例によれば、
ホーム端末4によって全自動洗濯機2を遠隔操作するこ
とが可能となるので、ユーザーにとって使い勝手がより
一層向上する。
【0102】尚、上記各実施例では、ランドリー機器と
して、洗濯運転及び乾燥運転を実行する全自動洗濯機2
に適用したが、これに限られるものではなく、洗濯運転
だけを実行する全自動洗濯機や2槽式洗濯機に適用して
も良いし、乾燥運転だけを実行する衣類乾燥機に適用し
ても良い。また、上記各実施例においては、全自動洗濯
機2とホーム端末4との間のデータ通信について具体的
に説明したが、他の家電機器である例えば冷蔵庫3とホ
ーム端末4との間のデータ通信、並びに、電子レンジ5
とホーム端末4との間のデータ通信もほぼ同様にして実
行されるように構成されている。
【0103】また、上記各実施例の場合、次のような制
御動作を実行できるように構成しても良い。即ち、メー
カーのメインデータサーバ8によって、各家庭に設置さ
れているホーム端末4や各企業に設置されているデータ
端末(サーバ)等から各家庭や各企業で使用しているラ
ンドリー機器(全自動洗濯機2等)のデータを収集し、
この収集したデータに基づいて必要な情報を各家庭や各
企業の端末等へ送信するように構成することが良い。
【0104】この構成の場合、メインデータサーバ8が
収集するデータとしては、例えばランドリー機器の使用
時間(使用年数等)や、使用回数(洗濯カウンタのカウ
ント値等)等のデータが考えられる。また、メインデー
タサーバ8が各家庭や各企業の端末等へ送信するデータ
としては、メンテナンス情報(部品を交換した方が良い
というお知らせ、買い買えた方が良いというお知らせ
等)のデータや、ランドリー機器をリースしているとき
にはリース料金のデータ等が考えられる。
【0105】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、ランドリー機器に、洗濯運転や乾燥運転等に関連す
る種々のデータである洗濯関連データを記憶する記憶手
段を設けると共に、ホーム端末との間でデータを送受信
する通信手段を設け、そして、ホーム端末に、ランドリ
ー機器との間でデータを送受信する通信手段を設けると
共に、ランドリー機器から送信された洗濯関連データを
記憶する記憶手段を設けrように構成したので、ランド
リー機器を買い換えた場合に、ユーザーが各種のデータ
等を再度入力する手間を不要にできて、使い勝手を向上
させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すものであり、ラン
ドリー機器用システムの全体構成を概略的に示す図
【図2】全自動洗濯機のブロック図
【図3】ホーム端末のブロック図
【図4】全自動洗濯機の記憶手段に記憶されているデー
タとホーム端末の記憶手段に記憶されているデータとの
関係を説明する図
【図5】全自動洗濯機を買い換えた場合の全自動洗濯機
の記憶手段に記憶されているデータとホーム端末の記憶
手段に記憶されているデータとの関係を説明する図
【図6】(a)はホーム端末の制御動作及びメインデー
タサーバの制御動作を説明する図、(b)はホーム端末
のディスプレイの表示態様を示す図
【図7】図6相当図
【図8】図6相当図
【図9】図6相当図
【図10】本発明の第2の実施例を示す図6相当図
【図11】図6相当図
【図12】本発明の第3の実施例を示すものであり、ホ
ーム端末のディスプレイの表示態様の遷移を示す図
【図13】衣類(ウール)を洗う場合のホーム端末のデ
ィスプレイの表示態様の遷移を示す図
【符号の説明】
1は家庭、2は全自動洗濯機(ランドリー機器)、3は
冷蔵庫(家電機器)、4はホーム端末、5は電子レンジ
(家電機器)、6は住宅内ネットワーク(通信回線)、
7はインターネット(通信回線)、8はメインデータサ
ーバ、9は販売店サーバ、10は衣類メーカーサーバ、
11はクリーニング店サーバ、12は制御装置(制御手
段)、21は水位センサ、22はモータ回転数センサ、
23は入力手段、24は記憶手段、25は通信手段、2
7はディスプレイ、28は制御回路、29はタッチパネ
ル、30は記憶手段、31は通信手段、32はデータベ
ースを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 BB02 BB04 BB20 JB03 JB05 JB13 JB14 JB25 KB25 LC21 MA01 MA02 MA08 MA10 5B089 GA11 GA21 GA23 JA35 KA03 KB10 KC47 LB14 5K048 AA04 BA01 BA12 BA21 DC07 EB02 EB06 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯運転や乾燥運転等を実行する機能を
    有するランドリー機器と、このランドリー機器に通信回
    線を介して接続されたホーム端末とを備えたランドリー
    機器用システムであって、 前記ランドリー機器は、 洗濯運転や乾燥運転等に関連する種々のデータである洗
    濯関連データを記憶する記憶手段と、 前記ホーム端末との間でデータを送受信する通信手段と
    を備え、前記ホーム端末は、 前記ランドリー機器との間でデータを送受信する通信手
    段と、 前記ランドリー機器から送信された洗濯関連データを記
    憶する記憶手段とを備えたことを特徴とするランドリー
    機器用システム。
  2. 【請求項2】 前記ランドリー機器は、前記記憶手段に
    記憶されている前記洗濯関連データを前記ホーム端末へ
    定期的に送信する制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のランドリー機器用システム。
  3. 【請求項3】 前記ランドリー機器は、前記記憶手段に
    記憶されている前記洗濯関連データの内容が変更された
    ときに、前記洗濯関連データを前記ホーム端末へ送信す
    る制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のラ
    ンドリー機器用システム。
  4. 【請求項4】 前記ランドリー機器は、工場出荷時に所
    定の洗濯関連データを前記記憶手段に記憶させておくよ
    うに構成され、家庭に設置されたときに、前記ホーム端
    末に記憶されている前記洗濯関連データを受信すると共
    に、この受信した洗濯関連データと前記記憶手段に記憶
    されている洗濯関連データとを比較し、両者が不一致の
    場合には、前記受信した洗濯関連データを前記記憶手段
    に記憶させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のランドリー機器用システム。
  5. 【請求項5】 前記ランドリー機器は、工場出荷時に所
    定の洗濯関連データ及び洗濯カウンタを前記記憶手段に
    記憶させておくように構成され、洗濯運転等を実行した
    ときに前記記憶手段に記憶されている洗濯カウンタの内
    容を変更するように構成され、前記記憶手段に記憶され
    ている前記洗濯カウンタの内容が初期値と同じであった
    場合には、前記ホーム端末に記憶されている前記洗濯関
    連データを受信すると共に、この受信した洗濯関連デー
    タを前記記憶手段に記憶させる制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランドリー
    機器用システム。
  6. 【請求項6】 前記ランドリー機器は、ランドリー機器
    自身の機種を特定する機種コードを前記記憶手段に記憶
    するように構成され、 前記ホーム端末は、前記ランドリー機器以外の家電機器
    に通信回線を介して接続されると共に、その家電機器用
    のデータを前記記憶手段に記憶するように構成され、前
    記ホーム端末から前記ランドリー機器へデータを送信す
    るときには、前記ランドリー機器の記憶手段に記憶され
    ている前記機種コードを読み込み、この機種コードに対
    応するデータを前記ランドリー機器へ送信するように構
    成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のランドリー機器用システム。
  7. 【請求項7】 前記ホーム端末は、公衆通信回線を介し
    て家庭の外のメインデータサーバに接続され、このメイ
    ンデータサーバとの間でデータを送受信するように構成
    され、前記メインデータサーバからデータを収集し、こ
    の収集したデータの中から前記機種コードに対応するデ
    ータを選択し、この選択したデータをディスプレイに表
    示するように構成されていることを特徴とする請求項6
    記載のランドリー機器用システム。
  8. 【請求項8】 前記ホーム端末は、ユーザーの嗜好に応
    じた洗濯関連データを入力して前記記憶手段に記憶し、
    前記ディスプレイに表示し、また、前記ランドリー機器
    へ送信することが可能なように構成されていることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のランドリー機
    器用システム。
  9. 【請求項9】 前記ホーム端末は、前記ランドリー機器
    の記憶手段に記憶されている前記機種コードを読み込
    み、この機種コードを前記記憶手段に記憶しておき、定
    期的に前記記憶手段に記憶している機種コードを前記メ
    インデータサーバへ送信するように構成されていること
    を特徴とする請求項7記載のランドリー機器用システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記メインデータサーバは、各家庭に
    設置されているホーム端末や各企業に設置されているデ
    ータ端末等から各家庭や各企業で使用しているランドリ
    ー機器のデータを収集し、この収集したデータに基づい
    て必要な情報を各家庭や各企業の端末へ送信するように
    構成されていることを特徴とする請求項7または9記載
    のランドリー機器用システム。
  11. 【請求項11】 前記ホーム端末は、ユーザーが洗濯し
    たい衣類の種類をキーボードや、音声や、前記衣類に添
    付されたバーコード等で入力し、この衣類の種類に対応
    する洗濯の処理方法を前記ディスプレイに表示し、前記
    衣類の種類に対応する洗濯関連データを前記ランドリー
    機器へ送信し、前記ランドリー機器を前記衣類の種類に
    対応するように動作させるように構成されていることを
    特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のラン
    ドリー機器用システム。
  12. 【請求項12】 前記ホーム端末は、ユーザーが洗濯し
    たい衣類の種類として、前記ランドリー機器によっては
    洗濯できない衣類が入力されたときには、洗濯できない
    旨の表示態様を前記ディスプレイに表示し、また、前記
    ユーザーが洗濯できない衣類を所持していることをクリ
    ーニング店のデータ端末へ送信するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項11記載のランドリー機器用
    システム。
  13. 【請求項13】 前記ホーム端末は、ユーザーが入力し
    た衣類の種類に対応する洗濯関連データがその記憶手段
    及び前記ランドリー機器の記憶手段の中に記憶されてい
    ないときには、前記メインデータサーバから前記衣類の
    種類に対応する洗濯関連データを収集することを特徴と
    するランドリー機器用システム。
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