JP2002221355A - 浴室給湯装置及び浴室リモコン - Google Patents

浴室給湯装置及び浴室リモコン

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JP2002221355A
JP2002221355A JP2001013307A JP2001013307A JP2002221355A JP 2002221355 A JP2002221355 A JP 2002221355A JP 2001013307 A JP2001013307 A JP 2001013307A JP 2001013307 A JP2001013307 A JP 2001013307A JP 2002221355 A JP2002221355 A JP 2002221355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴槽への湯張りと浴室の暖房とを確実に連動さ
せることができる浴室給湯装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】浴室暖房機5に対して該暖房運転の開始を
指示する暖房指示手段と、給湯配管9,10を介して浴
槽4に所定量の湯を供給する湯張り運転を実行する湯張
り指示手段とを有する給湯器3と、給湯器3に対して湯
張り運転の開始を指示する自動スイッチを備えた浴室リ
モコン2と、台所リモコン6とを備えた浴室給湯装置に
おいて、浴室リモコン2に、使用者の操作に応じて、前
記湯張り運転と前記暖房運転とを連動させる連動設定状
態と、前記湯張り運転と前記暖房運転とを連動させずに
前記湯張り運転のみを実行する非連動設定状態とを切換
える暖房自動スイッチを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室に設けられた
浴室リモコンを有して、該浴室リモコンの操作に応じて
浴槽への湯張りと浴室暖房機に対する暖房開始指示を行
なう浴室給湯装置、及び使用者の操作に応じて浴槽への
湯張りと浴室の暖房とを指示する浴室リモコンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】浴室等に湯を供給する給湯器は屋外に設
置されるのが一般的であり、このように屋外に設置され
た給湯器を屋内から遠隔操作するためのリモコンが、浴
室(浴室リモコン)や台所(台所リモコン)に設けられ
る。そして、浴槽に所定量の湯を供給する湯張り機能を
有する給湯器にあっては、これらのリモコンに湯張りの
開始を指示する湯張りスイッチが備えられる。
【0003】また、近年、冬季の入浴を快適なものとす
るべく、浴室内を暖房する浴室暖房機が設置される場合
が増えているが、この場合には、浴室リモコンに該浴室
暖房機を遠隔操作する機能も盛り込まれる。
【0004】そして、このように湯張り機能を有する給
湯器と浴室暖房機とが併設されている場合、湯張り運転
と浴室の暖房とを連動させることが考えられる。すなわ
ち、使用者により湯張りスイッチが操作されて浴槽への
湯張りが開始されたときに、これに連動して浴室の暖房
を開始するようにすれば、湯張りが完了するまでに浴室
内を暖房することができるため、使用者は快適に入浴す
ることができる。
【0005】しかし、浴室の暖房が必要となるのは冬季
だけであり、他の季節においては、上述したように湯張
りと浴室の暖房とを連動させる必要はない。そのため、
台所リモコンに湯張りと浴槽の暖房とを連動させるか否
かを設定する連動スイッチを備えたリモコンシステムが
提案されている(特開平8−247651号公報)。
【0006】かかるリモコンシステムによれば、使用者
は、冬季のみ前記連動スイッチをONして湯張りを浴室
の暖房を連動させるようにし、それ以外の季節には前記
連動スイッチをOFFして湯張りと浴室の暖房を連動さ
せないようにすることができる。
【0007】しかし、このように台所リモコンに連動ス
イッチを設けたときには、使用者が台所で連動スイッチ
をONして、湯張りスイッチを操作したときに、実際に
浴室暖房機が作動を開始したことを確認することができ
ない。そのため、例えば浴室暖房機の電源プラグがコン
セントから抜かれていたときに、使用者がこれに気づか
ずに連動スイッチをONして湯張りスイッチを操作した
ときには、使用者の意に反して湯張り運転中に浴室が暖
房されないこととなり、湯張り終了後に入浴しようとし
た使用者に不快感を与えてしまうという不都合があっ
た。
【0008】そして、浴室暖房機が使用される冬季以外
は、節電のために浴室暖房機の電源プラグが抜かれてい
る場合が多いと想定されるため、上述したように、浴室
暖房機の電源プラグがOFFされた状態であることを忘
れて使用者が連動スイッチをONし、湯張りスイッチを
操作する場合は多いと考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記背景を
鑑みてなされたものであり、使用者の意に反して浴槽へ
の湯張りと浴室の暖房とが連動しない状態となることを
防止した浴室給湯装置及び浴室リモコンを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、本発明の浴室給湯装置
は、給湯配管を介して浴槽に所定量の湯を供給する湯張
り運転を実行する湯張り手段を有する給湯器と、浴室を
暖房する暖房運転を実行する浴室暖房機に対して該暖房
運転の開始を指示する暖房指示手段と、浴室に設けられ
て該給湯器に対して前記湯張り運転の開始を指示する第
1の湯張り指示手段を備えた浴室リモコンとを備えた浴
室給湯装置の改良に関する。
【0011】そして、前記浴室リモコンに、使用者の操
作に応じて、前記湯張り運転と前記暖房運転とを連動さ
せる連動設定状態と、前記湯張り運転と前記暖房運転と
を連動させずに前記湯張り運転のみを実行する非連動設
定状態とを切換える暖房連動スイッチを設け、前記暖房
指示手段は、前記連動設定状態において、前記第1の湯
張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指示された
ときに、前記浴室暖房機に対して前記暖房運転の開始を
指示することを特徴とする。
【0012】かかる本発明によれば、浴室で前記浴室リ
モコンに備えられた前記連動スイッチを前記連動設定状
態として前記湯張り指示手段により前記湯張り運転の開
始が指示されたときに、使用者は、前記湯張り運転の開
始に連動して前記暖房運転が開始されたことを前記浴室
暖房機の作動音を聞くことにより、或いは前記浴室暖房
機が作動していることを目視することにより確認するこ
とができる。そのため、前記浴室暖房機の電源プラグが
抜けていたり、前記浴室暖房機が故障していた場合に
は、直ちにこれらに気づいて対処することができる。こ
れにより、前記連動スイッチを操作して前記連動設定状
態としたにも拘わらず、湯張りが終了するまでに浴室が
暖房されない状態となることを防止することができる。
【0013】また、前記浴室給湯装置は、浴室以外に設
けられて前記給湯器に対して前記湯張り運転の開始を指
示する第2の湯張り指示手段を備えた浴室外リモコンを
備え、前記暖房指示手段は、前記連動設定状態で前記第
2の湯張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指示
されたときに、前記浴室暖房機に対して前記暖房運転の
開始を指示することを特徴とする。
【0014】かかる本発明によれば、前記連動設定状態
にあるときは、前記浴室外リモコンに備えられた前記第
2の湯張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指示
されたときにも、前記湯張り運転の開始に連動して前記
暖房運転が開始される。そのため、使用者はわざわざ浴
室に行かなくても、例えば台所や居間等に設けられた前
記浴室外リモコンにより前記湯張り運転と前記暖房運転
とを連動して開始させることができ便利である。
【0015】また、本発明の浴室リモコンは、浴室に設
けられ、給湯配管を介して浴槽に湯を供給する給湯器に
対して該浴槽に所定量の湯を供給する湯張り運転の開始
を指示する第1の湯張り指示手段と、浴室内を暖房する
浴室暖房機に対して暖房運転の開始を指示する暖房指示
手段とを備えた浴室リモコンの改良に関する。
【0016】そして、使用者の操作に応じて、前記湯張
り運転と前記暖房運転とを連動させる連動設定状態と、
前記湯張り運転と前記暖房運転とを連動させずに前記湯
張り運転のみを実行する非連動設定状態とを切換える暖
房連動スイッチを備え、前記暖房指示手段は、前記連動
設定状態で前記第1の湯張り指示手段により前記湯張り
運転の開始が指示されたときに、前記浴室暖房機に対し
て前記暖房運転の開始を指示することを特徴とする。
【0017】かかる本発明によれば、上述した本発明の
浴室給湯装置と同様に、浴室で前記暖房連動スイッチを
操作して、前記第1の湯張り指示手段により暖房運転の
開始が指示されたときに、使用者は、前記浴室暖房機が
作動していることを確認することができる。
【0018】また、浴室以外の場所に設けられて前記給
湯装置に対して前記湯張り運転の開始を指示する第2の
湯張り指示手段を備えた浴室外リモコンとの間で通信を
行なうリモコン通信手段を備え、前記暖房指示手段は、
前記連動設定状態で前記リモコン通信手段を介して前記
第2の湯張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指
示されたことを知らせる湯張り指示信号を受信したとき
は、前記浴室暖房機に対して前記暖房運転の開始を指示
することを特徴とする。
【0019】かかる本発明においては、上述した本発明
の浴槽給湯装置に備えられた前記浴室外リモコンと同様
に、前記連動設定状態にあるときは、前記浴室外リモコ
ンに備えられた前記第2の湯張り指示手段により前記湯
張り運転の開始が指示されたときにも、前記湯張り運転
の開始に連動して前記暖房運転が開始され、便利であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の浴
室リモコンが備えられた浴室の全体図、図2は浴室リモ
コン及び暖房リモコンと台所リモコンの外観図、図3は
浴室リモコンと台所リモコンと給湯器と浴室暖房機との
通信仕様の説明図である。
【0021】図1を参照して、浴室1の壁面に設けられ
た浴室リモコン2は給湯器3と浴室暖房機5とを遠隔操
作するものであり、暖房リモコン14は浴室暖房機5を
遠隔操作するためのものである。また、台所に設けられ
た台所リモコン6は給湯器3と浴室暖房機5とを遠隔操
作するものである。給湯器3は、給湯管(図示しない)
と接続されて該給湯管を介して浴室1に湯を供給すると
共に、温水循環路9,10を介して浴室暖房機5に温水
を供給する。
【0022】なお、給湯器3と浴室リモコン2とによ
り、また、給湯器3と浴室リモコン2と台所リモコン6
とにより、本発明の浴室給湯装置が構成される。
【0023】浴室暖房機5は、給湯器3から供給される
温水を熱源として周囲の空気を加熱する暖房熱交換器8
を有し、また、該暖房熱交換器8で加熱された空気を浴
室1内に送出する循環ファン(図示しない)と、浴室1
内の空気を屋外に排出する換気ファン(図示しない)と
を有する。
【0024】そして、浴室暖房機5は、給湯器3から暖
房熱交換器8に温水が供給された状態で循環ファンを作
動させ、浴室内を暖房する「暖房運転」と、給湯器3か
ら暖房熱交換器8に温水が供給された状態で循環ファン
と換気ファンとを作動させ、浴室1内を乾燥させる「乾
燥運転」とを実行する。
【0025】また、浴室リモコン2と給湯器3とはリモ
コン通信ケーブル11aにより通信可能に接続され、台
所リモコン6と給湯器3とはリモコン通信ケーブル11
bにより通信可能に接続され、給湯器3と浴室暖房機5
とは機器間通信ケーブル12により通信可能に接続さ
れ、暖房リモコン14と浴室暖房機5とはリモコン通信
ケーブル13により通信可能に接続されている。
【0026】次に、図2(a)を参照して、浴室リモコ
ン2には、給湯器3の作動を指示するための操作部20
と、給湯器3の作動状態等を表示する表示ユニット22
とが備えられている。
【0027】浴室リモコン2の操作部20には、給湯器
3を停止状態と待機状態とに切換える運転スイッチ2
3、浴槽4(図1参照)に所定量の湯を供給する自動湯
張り運転(本発明の湯張り運転に相当する)の開始を指
示する自動スイッチ24(本発明の第1の湯張り指示手
段に相当する)、及び給湯器から浴室のカランやシャワ
ー(図示しない)に供給される湯の温度の上下をそれぞ
れ指示するあつくスイッチ25とぬるくスイッチ26が
備えられている。
【0028】また、カバー27の下には、自動スイッチ
24の操作により自動湯張り運転の開始が指示されたと
きに該自動湯張り運転の開始と連動して暖房運転を開始
する連動設定状態と、自動スイッチ24の操作により自
動湯張り運転の開始が指示されたときに自動湯張り運転
のみを開始して暖房運転は行なわない非連動設定状態と
に、給湯器3の状態を切換える暖房自動スイッチ33
(本発明の暖房連動スイッチに相当する)が備えられて
いる。そして、給湯器3は、暖房自動スイッチ33の操
作状態に応じて浴室リモコン2から送信される信号によ
り、連動設定状態と非連動設定状態を認識する。さら
に、カバー27の下には、自動湯張り運転における給湯
温度や湯張り量を設定するためのスイッチ等(図示しな
い)が備えられている。
【0029】一方、暖房リモコン14には、上述した暖
房運転と乾燥運転の開始をそれぞれ指示する暖房スイッ
チ30及び乾燥スイッチ31と、浴室暖房機5の作動停
止を指示する停止スイッチ32と、各運転における風量
の増減をそれぞれ指示する風量アップスイッチ34及び
風量ダウンスイッチ35とが備えられている。
【0030】また、図2(b)を参照して、台所リモコ
ン6には、操作部40と表示部41とが備えられ、操作
部40には、浴室リモコン2と同様に、給湯器3を停止
状態と待機状態とに切換える運転スイッチ42、自動湯
張り運転の開始を指示する自動スイッチ43(本発明の
第2の湯張り指示手段に相当する)、及び給湯器3から
浴室1のカランやシャワー(図示しない)に供給される
湯の温度の上下をそれぞれ指示するあつくスイッチ44
とぬるくスイッチ45が備えられている。
【0031】また、カバー46の下には、暖房運転の開
始を指示する暖房スイッチ47等が備えられており、使
用者は操作部40に備えられたこれらのスイッチを操作
することによって、台所からも給湯器3と浴室暖房機5
を遠隔操作することができる。ただし、台所リモコン6
には、浴室リモコン2に備えられていた暖房自動スイッ
チ33が備えられておらず、上述した連動設定状態と非
連動設定状態を切換えるためには、使用者は浴室1まで
行って浴室リモコン2の暖房自動スイッチ33を操作し
なければならない。
【0032】次に、図3を参照して、浴室リモコン2と
台所リモコン6により、給湯器3と浴室暖房機5を遠隔
操作する場合の通信手順について説明する。
【0033】浴室リモコン2は、浴室リモコンコントロ
ーラ50により全体の作動が制御され、使用者による操
作部20の操作に応じて、浴室リモコン通信ユニット5
1を介して給湯器3及び浴室暖房機5に対する制御信号
を送信する。また、台所リモコン6は台所リモコンコン
トローラ52により全体の作動が制御され、台所リモコ
ンコントローラ52は、使用者による操作部40の操作
に応じて、台所リモコン通信ユニット53を介して給湯
器3及び浴室暖房機5に対する制御信号を送信する。
【0034】給湯器3は給湯器コントローラ60(本発
明の湯張り手段と暖房指示手段の機能を含む)により全
体の作動が制御され、給湯器コントローラ60は、浴室
リモコン2から送信される制御信号と、台所リモコン6
から送信される制御信号とを給湯器通信ユニット61を
介して受信し、受信した制御信号の内容に応じて給湯器
3の作動を制御する。また、給湯器コントローラ60
は、浴室暖房機5に対する制御信号を受信したときは、
該制御信号を給湯器3と浴室暖房機5間の通信仕様に適
合するように変換して機器間通信ケーブル12を介して
浴室暖房機5に送信する。
【0035】ここで、浴室リモコン2と台所リモコン6
とは、給湯器3を遠隔操作するために専用に設けられた
ものであり、浴室リモコン2及び台所リモコン6と給湯
器3間の通信仕様は給湯器のメーカーごとに異なるのが
一般的である。一方、給湯器3と該給湯器3から供給さ
れる温水を熱源として作動する浴室暖房機5との通信仕
様は、異なるメーカーにより製造された機器を組合せて
使用可能とするためにメーカー間で統一された方式(G
CHインテリジェント通信仕様)が採用されている。そ
のため、上述したように、給湯器コントローラ60にお
いて、浴室リモコン2又は台所リモコン6から送信され
る浴室暖房機5に対する制御信号を、給湯器3と浴室暖
房機5間の通信仕様に合わせて変換する処理が必要とな
る。
【0036】また、浴室暖房機5は浴室暖房機コントロ
ーラ62により全体の作動が制御され、浴室暖房機コン
トローラ62は、給湯器3から送信される制御信号を浴
室暖房機通信ユニット63を介して受信し、受信した制
御信号の内容に応じて浴室暖房機5の作動を制御する。
【0037】次に、暖房自動スイッチ33(図2(a)
参照)が、上述した連動設定状態と非連動設定状態であ
るときに、使用者により浴室リモコン2の自動スイッチ
24又は台所リモコン6の自動スイッチ43が操作され
た場合の給湯器3と浴室暖房機5の作動についてそれぞ
れ説明する。
【0038】先ず、浴室リモコン2の自動スイッチ24
が操作されると、浴室リモコンコントローラ50は、自
動湯張り運転の開始を指示する第1湯張り指示信号を浴
室リモコン通信ユニット51を介して給湯器通信ユニッ
ト61に送信する。
【0039】給湯器コントローラ60は、連動設定状態
で第1湯張り指示信号を給湯器通信ユニット61を介し
て受信すると、自動湯張り運転を開始すると共に、浴室
暖房機通信ユニット63に対して暖房運転の開始を指示
する暖房指示信号を送信する。そして、浴室暖房機コン
トローラ62は、該暖房指示信号を浴室暖房機通信ユニ
ット63を介して受信すると暖房運転を開始し、これに
より、自動湯張り運転の開始に連動して暖房運転が開始
される。
【0040】また、台所リモコン6の自動スイッチ43
が操作されると、台所リモコンコントローラ52は、自
動湯張り運転の開始を指示する第2湯張り指示信号を台
所リモコン通信ユニット53を介して給湯器通信ユニッ
ト61に送信する。
【0041】給湯器コントローラ60は、連動設定状態
で第2湯張り指示信号を給湯器通信ユニット61を介し
て受信すると、上述した浴室リモコン2の自動スイッチ
24が操作されたときと同様に、自動湯張り運転を開始
すると共に、浴室暖房機通信ユニット63に対して暖房
運転の開始を指示する暖房指示信号を送信する。これに
より、上述したように、自動湯張り運転の開始に連動し
て暖房運転が開始される。
【0042】一方、給湯器コントローラ60は、非連動
設定状態で浴室リモコン通信ユニット51から前記第1
湯張り指示信号を給湯器通信ユニット61を介して受信
したときには、自動湯張り運転を開始するが、浴室暖房
機通信ユニット63に対して前記暖房指示信号を送信し
ない。そのため、自動湯張り運転のみが開始されて暖房
運転は実行されない。
【0043】また、給湯器コントローラ60は、非連動
設定状態で台所リモコン通信ユニット53から前記第2
湯張り指示信号を給湯器通信ユニット61を介して受信
したときにも、自動湯張り運転を開始するが、浴室暖房
機通信ユニット63に対して前記暖房指示信号を送信し
ない。そのため、自動湯張り運転のみが開始されて暖房
運転は実行されない。
【0044】このように、暖房自動スイッチ33を操作
して連動設定状態と非連動設定状態とに切換えることに
より、使用者は、浴室リモコン2の自動スイッチ24又
は台所リモコン6の自動スイッチ43を操作して、自動
湯張り運転の開始を指示したときに、暖房運転を連動し
て実行させるか否かを設定することができる。
【0045】そして、使用者は、冬季には暖房自動スイ
ッチ33を操作して連動設定状態としておくことによっ
て、浴室リモコン2の自動スイッチ24又は台所リモコ
ン6の自動スイッチ43の操作に応じて自動湯張り運転
と暖房運転を連動して実行させることができ、自動湯張
り運転が終了するまでに浴室1内を暖房して快適に入浴
することができる。また、暖房が不要な冬季以外の季節
には、暖房自動スイッチ33を操作して非連動設定状態
としておくことにより、浴室リモコン2の自動スイッチ
24又は台所リモコン6の自動スイッチ43の操作に応
じて自動湯張り運転のみを単独で実行させることができ
る。
【0046】ところで、自動湯張り運転と暖房運転とを
連動して実行させるためには、浴室暖房機5の浴室暖房
機通信ユニット63が、給湯器通信ユニット61から前
記第2暖房指示信号を受信し得る待機状態になっている
必要がある。しかしながら、浴室暖房機5を待機状態と
しておくと、わずかではあるが電力が消費されるため、
暖房運転が実行されない冬季以外の季節には、使用者が
浴室暖房機5の電源プラグをコンセントから抜いて節電
を図ることが考えられる。
【0047】そして、このように使用者が浴室暖房機5
の電源プラグを抜いたことを忘れて、暖房自動スイッチ
33を連動設定状態としたときには、使用者が自動スイ
ッチを操作しても暖房運転は実行されず、自動湯張り運
転が終了して浴室1内が暖房された状態で入浴しようと
していた使用者に不快感を与えてしまう。また、浴室暖
房機5の故障が生じていたときにも、同様に使用者に不
快感を与えてしまう。
【0048】そこで、このような不快感を与えることを
防止するために、本実施の形態では、暖房自動スイッチ
33を台所リモコン6ではなく浴室リモコン2に設けて
いる。暖房自動スイッチ33を浴室リモコン2に設けた
場合、使用者は暖房自動スイッチ33を操作して連動設
定状態とするためには、浴室1に行かなければならな
い。そして、浴室で暖房自動スイッチ33を操作する際
に、使用者は浴室暖房機5の電源プラグが抜かれている
ことに気づき易い。
【0049】また、暖房自動スイッチ33を操作して連
動設定状態にすると共に、自動スイッチを操作したとき
は、浴室暖房機5が待機状態にあれば直ちに暖房運転が
開始されるが、浴室暖房機5の電源コンセントが抜けて
いたときや故障していたときには暖房運転が開始されな
い。そのため、浴室暖房機5の作動音がしないことか
ら、浴室暖房機5が待機状態にないことを使用者に認識
させることができる。
【0050】さらに、浴室暖房機5に、電源が供給され
て待機状態にあることを表示するモニタランプが備えら
れている場合には、該モニタランプの点灯の有無を確認
することにより、使用者は浴室暖房機5が待機状態にあ
ることを確認することができる。
【0051】このように、暖房自動スイッチ33を浴室
リモコン2に設けた場合には、使用者が浴室1で暖房自
動スイッチ33を操作する際に、浴室暖房装置5の電源
プラグが抜かれていて待機状態になっていないことを使
用者に認識或いは確認させることができる。そのため、
浴室暖房機5が待機状態にない状態で暖房自動スイッチ
33を操作して連動設定状態として自動湯張り運転の開
始を指示し、上述したように使用者に不快感を与えるこ
とを未然に防止することができる。
【0052】なお、浴室暖房機5から給湯器3に対して
浴室暖房機5が待機状態にあることを知らせる待機中信
号を送信し、該待機中信号に応じて浴室リモコン2の表
示部22と台所リモコン6の表示部41に浴室暖房機5
が待機状態にあることを表示することも考えられる。し
かし、上述したように、給湯器3と浴室暖房機5との間
の通信はメーカー間で統一された方式に従ってなされて
おり、給湯器3から浴室暖房機5に対して、浴室暖房機
5の暖房運転の開始/停止等の必要不可欠な制御信号を
送信することができるに過ぎない。そのため、浴室暖房
機5から給湯器3に待機中信号を送信する仕様とはなっ
ていない。
【0053】そして、このように、浴室暖房機5から給
湯器3に待機中信号を送信する仕様とするのは、特に浴
室暖房機5と給湯器3のメーカーが異なる場合には困難
である。
【0054】また、本実施の形態では、浴室リモコン2
と台所リモコン6とを備えた例を示したが、浴室リモコ
ン2のみを備えた場合であっても本発明の効果を得るこ
とができる。
【0055】また、本発明の浴室外リモコンとして台所
に設けられた台所リモコン6を示したが、浴室外リモコ
ンは台所以外の居間等に設けられていてもよい。
【0056】また、本実施の形態では、給湯器3から供
給される温水を熱源として作動する浴室暖房機5を示し
たが、電気ヒータ等を熱源とする浴室暖房機であっても
よい。
【0057】また、本実施の形態では、本発明の第1の
湯張り指示手段として浴室リモコン2に備えられた自動
スイッチ24を示し、本発明の第2の湯張り指示手段と
して台所リモコン6に備えられた自動スイッチ43を示
したが、浴室リモコン2又は台所リモコン6にタイマに
より自動湯張り運転を開始する機能が備えられている場
合には、該タイマにより自動湯張り運転の開始を指示す
る手段も本発明の第1の湯張り指示手段又は第2の湯張
り指示手段に相当する。
【0058】また、本実施の形態では、浴室リモコン2
と暖房リモコン14を別個に設けたが、両者の機能を含
む一体のリモコンを設けてもよい。
【0059】また、本実施の形態では、本発明の暖房指
示手段の機能を給湯器5に備えられた給湯器コントロー
ラ60に持たせたが、該機能を浴室リモコン2の浴室リ
モコンコントローラ50に持たせてもよい。この場合
は、連動設定状態で台所リモコン2の自動スイッチ24
が操作されたときに、浴室リモコンコントローラ50か
ら浴室リモコン通信ユニット51を介して給湯器通信ユ
ニット61に自動湯張り運転の開始を指示する信号と暖
房運転の開始を指示する信号とを送信するようにすれば
よい。
【0060】さらに、この場合には、浴室リモコン2と
台所リモコン6とを通信可能とし(この場合、浴室リモ
コン2は本発明のリモコン通信手段の機能を含む)、浴
室リモコンコントローラ50が浴室リモコン通信ユニッ
ト51を介して台所リモコン6から自動湯張り運転の開
始を指示する信号を受信したときに、連動設定状態であ
ったときには、浴室リモコンコントローラ50から浴室
リモコン通信ユニット51を介して給湯器通信ユニット
61に自動湯張り運転の開始を指示する信号と暖房運転
の開始を指示する信号とを送信するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室内リモコンが設けられた浴室の全
体図。
【図2】浴室リモコン及び暖房リモコンと台所リモコン
の外観図。
【図3】浴室リモコンと台所リモコンと給湯器と浴室暖
房機との通信インターフェースの説明図。
【符号の説明】 1…浴室、2…浴室リモコン、3…給湯器、4…浴槽、
5…浴室暖房機、6…台所リモコン、8…暖房熱交換
器、9,10…温水循環路、11…リモコン通信ケーブ
ル、12…機器間通信ケーブル、14…暖房リモコン、
20…給湯器操作部、21…浴室暖房機操作部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯配管を介して浴槽に所定量の湯を供給
    する湯張り運転を実行する湯張り手段を有する給湯器
    と、浴室を暖房する暖房運転を実行する浴室暖房機に対
    して該暖房運転の開始を指示する暖房指示手段と、 浴室に設けられて該給湯器に対して前記湯張り運転の開
    始を指示する第1の湯張り指示手段を備えた浴室リモコ
    ンとを備えた浴室給湯装置において、 前記浴室リモコンに、使用者の操作に応じて、前記湯張
    り運転と前記暖房運転とを連動させる連動設定状態と、
    前記湯張り運転と前記暖房運転とを連動させずに前記湯
    張り運転のみを実行する非連動設定状態とを切換える暖
    房連動スイッチを設け、 前記暖房指示手段は、前記連動設定状態において、前記
    第1の湯張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指
    示されたときに、前記浴室暖房機に対して前記暖房運転
    の開始を指示することを特徴とする浴室給湯装置。
  2. 【請求項2】浴室以外に設けられて前記給湯器に対して
    前記湯張り運転の開始を指示する第2の湯張り指示手段
    を備えた浴室外リモコンを備え、 前記暖房指示手段は、前記連動設定状態で前記第2の湯
    張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指示された
    ときに、前記浴室暖房機に対して前記暖房運転の開始を
    指示することを特徴とする請求項1記載の浴室給湯装
    置。
  3. 【請求項3】浴室に設けられ、給湯配管を介して浴槽に
    湯を供給する給湯器に対して該浴槽に所定量の湯を供給
    する湯張り運転の開始を指示する第1の湯張り指示手段
    と、浴室内を暖房する浴室暖房機に対して暖房運転の開
    始を指示する暖房指示手段とを備えた浴室リモコンにお
    いて、 使用者の操作に応じて、前記湯張り運転と前記暖房運転
    とを連動させる連動設定状態と、前記湯張り運転と前記
    暖房運転とを連動させずに前記湯張り運転のみを実行す
    る非連動設定状態とを切換える暖房連動スイッチを備
    え、 前記暖房指示手段は、前記連動設定状態で前記第1の湯
    張り指示手段により前記湯張り運転の開始が指示された
    ときに、前記浴室暖房機に対して前記暖房運転の開始を
    指示することを特徴とする浴室リモコン。
  4. 【請求項4】浴室以外の場所に設けられて前記給湯器に
    対して前記湯張り運転の開始を指示する第2の湯張り指
    示手段を備えた浴室外リモコンとの間で通信を行なうリ
    モコン通信手段を備え、 前記暖房指示手段は、前記連動設定状態で前記リモコン
    通信手段を介して前記第2の湯張り指示手段により前記
    湯張り運転の開始が指示されたことを知らせる湯張り指
    示信号を受信したときに、前記浴室暖房機に対して前記
    暖房運転の開始を指示することを特徴とする請求項3記
    載の浴室リモコン。
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