JP5034509B2 - 加湿空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、浴室やシャワー室等の室内の加湿暖房を行う加湿空調システムに関する。
従来より、湯水をミストとして浴室内に吹き出し、浴室の加湿暖房を行うミスト装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなミスト装置は、単数もしくは複数のミストノズルを浴室の壁面等に設置して、給湯器から供給された温水をミストにして浴室内に噴出する構成である。
一方、暖房機による温風の吹き出しと併用してミストを噴出するミスト装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特公平6−59301号公報 特開2002−61860号公報
ミストノズルを利用したミスト装置では、ミストが多量に噴出されるので、室内の湿度を急上昇させることができる。しかし、多量のミストの蒸発に伴って室内の熱が奪われ、室内の温度が低下することで肌寒さを感じてしまう。
また、入浴者が多量のミストを体に浴びることで体が濡れてしまい、発汗効果を入浴者が目に見えて感じられない虞がある。
これに対して、暖房機による暖房を併用すると、室内の温度低下を抑えることができるが、ミストの噴出を続けると、室内が所定の高湿な状態になった後は、ミストを噴出しても殆ど蒸発が起こらないことになり、湯水の無駄な消費が増加する。
また、ミストの噴出を停止すると、湯水の消費は抑えられるが、室内の湿度が低下して、所定の高湿な状態に保つことができない。
更に、より微細なミストを噴出するミストノズルを備えたミスト装置を利用すれば、噴出されるミストの量が減るので、ミストの蒸発に伴う温度低下が抑えられる。また、ミストでは入浴者の体が濡れにくくなって、入浴者が発汗効果を感じることができるようになる。
しかし、噴出されるミストの量が減ることで、ミストの蒸発が促進されなくなり、快適なミスト環境に達する程の高湿度を得られなかったり、所定の高湿な状態とするのに時間がかかる場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、短時間で室内の加湿暖房を行うと共に、加湿暖房された室内を発汗効果が体感できる状態に保つ加湿空調システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の加湿空調システムは、浴室内を暖房する加熱手段を有した空調装置と、超音波振動子により水を加振して発生させた霧を送風手段で送風して吹き出す加湿手段、及びミストを噴出するミスト噴出手段とを有した加湿装置と、加湿手段に水を供給すると共に、ミスト噴出手段に湯を供給する給水機構と、運転モードが選択される操作部と、加湿装置でミストを噴出する運転または霧を吹き出す運転と、空調装置で浴室内を暖房する暖房運転とを連動させる制御を行う制御手段を備え、制御手段は、操作部の操作で加湿暖房運転モードが選択されると、浴室が所定のミスト噴出適合室温になるまで空調装置で暖房運転を行い、浴室の温度が所定のミスト噴出適合室温になったことが検知されると、給水機構により加湿装置のミスト噴出手段に湯を供給して、空調装置での暖房運転に加えて、加湿装置のミスト噴出手段で湯によるミストの噴出を開始し、浴室が所定の温度または所定の湿度になったことが検知されると、給水機構による加湿装置のミスト噴出手段への湯の供給を停止して、ミスト噴出手段でのミストの噴出を停止し、超音波振動子を駆動すると共に送風手段を駆動して、加湿装置でミスト噴出手段によりミストを噴出する運転を、加湿手段により霧を吹き出す運転に切り換え、浴室が所定の湿度を保つように、加湿装置の超音波振動子の出力を調整、または間欠駆動することで、加湿量の制御を行うことを特徴とする。
本発明の加湿空調システムでは、加湿装置でミストを噴出すると共に、空調装置で暖房運転を実行して、室内の加湿暖房が行われる。加湿暖房に伴って室内が所定の高湿な状態となると、加湿装置ではミストを噴出する運転を、霧を吹き出す運転に切り換えて、室内を高湿な状態に保つ。
本発明の加湿空調システムによれば、室内を加湿暖房する際は、加湿装置でのミストの噴出と空調装置での暖房運転を連動させることができるので、短時間で室内を所定の高湿な状態にすることができる。
また、室内が所定の高湿の状態になると、加湿装置でミストに換えて霧を吹き出すことで、湯水の消費を抑えて、室内を高湿な状態に保つことができる。
更に、加湿装置で吹き出される霧は、超音波振動子を利用して発生させることで、ミストに比べて微細化されて粒状感が無く、発汗効果を実感できるようになる。
また、加湿装置で吹き出される霧は、超音波振動子を利用して発生させることで、加湿装置は電気ヒータ等が不要で消費電力を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の加湿空調システムの実施の形態について説明する。
<本実施の形態の加湿空調システムの構成例>
(1−1)加湿空調システムの全体構成例
図1は、本実施の形態の加湿空調システムの一例を示す全体構成図である。本実施の形態の加湿空調システム1Aは、ノズル噴霧によるミストMと、超音波加湿による霧F及び霧Fで加湿された空気を浴室101に吹き出す加湿装置2Aと、浴室101の暖房等を行う浴室空調装置3Aと、加湿装置2A等に供給される湯HWを生成する給湯装置4とを備える。
加湿空調システム1Aは、浴室101に隣接した洗面脱衣所102に設置された主操作部5Aと、浴室101に設置された副操作部6Aで、入浴者等の操作を受ける。また、加湿空調システム1Aは、浴室空調装置3Aに備えられた主制御部7Aと、加湿装置2Aに備えられた副制御部8Aに制御され、主操作部5Aまたは副操作部6Aで選択された運転モードが実行される。
すなわち、加湿空調システム1Aでは、主操作部5Aまたは副操作部6Aの所定の操作で、加湿装置2AによるミストMと霧Fの吹き出しの切り換えと、浴室空調装置3Aによる暖房運転とを連動させて、浴室101の加湿暖房を行う加湿暖房運転モードが実行される。
そして、加湿空調システム1Aは、加湿暖房運転モードでは、加湿暖房の運転開始時は、加湿装置2AでミストMを噴出しながら浴室空調装置3Aで循環風により温風HAを吹き出して、浴室101内を短時間で高湿度のミスト状態にした後、加湿装置2AではミストMの噴出を停止すると共に、ミストMより微細化された霧Fを吹き出して、浴室101内を発汗効果が得られるような高湿度のミスト状態に保つ。
尚、加湿空調システム1Aでは、加湿暖房運転モード以外の運転モードとして、主操作部5Aまたは副操作部6Aの操作で、浴室空調装置3Aで循環風により温風HAを吹き出して、浴室空調装置3A単体で浴室101の暖房を行う暖房運転モードが実行される。
更に、加湿空調システム1Aでは、主操作部5Aの操作で、浴室空調装置3Aで浴室101内の空気を屋外に排出して、浴室101の換気を行う換気運転モードと、所定時間で図示しない建物の空気が入れ替えられる風量で換気を行う24時間換気運転モードが実行される。
また、浴室空調装置3Aで循環風により温風HAを吹き出しながら、浴室101内の空気を屋外に排出して、浴室101に干された衣類等の乾燥を行う乾燥運転モードが実行される。更に、浴室空調装置3Aで循環風により送風を吹き出す涼風運転モードが実行される。
(1−2)加湿空調システムを構成する加湿装置の構成例
図2は、本実施の形態の加湿空調システムを構成する加湿装置の一例を示す構成図である。
加湿装置2Aは、霧Fを発生させる加湿部20Fと、浴室101から吸い込んだ空気RAを循環させて霧Fを送風して吹き出させる送風ファン部21と、湯または水の供給を受けて、ミストMを噴出するミストノズル20Mとを備える。
加湿部20Fは加湿手段の一例で、水Wを貯める水槽22と、水槽22に貯められた水Wを振動させて霧Fを発生させる超音波振動子23と、送風ファン部21で循環させる空気が通る風路を形成し、超音波振動子23の動作で発生させた霧Fが送風される加湿風路24とを備える。
水槽22は、加湿風路24に面して上部に開口を有すると共に、底面に超音波振動子23を備え、超音波振動子23が駆動されると、水槽22に貯められた水Wが振動して表面から霧化し、水槽22の上部の加湿風路24に霧Fが拡散される。
送風ファン部21は送風手段の一例で、ファンモータ25aに回転駆動される多翼のファン25と、風路を形成するファンケース26を備える。ファンケース26は、ファン25が回転駆動されると、ファン25の軸方向に形成されたファン吸込口26aから空気を吸い込み、加湿風路24に吹き出す風路を形成する。
これにより、ファン25が回転駆動されると、ファン吸込口26aから吸い込まれた空気が加湿風路24に吹き出され、水槽22に貯められた水Wを超音波振23で振動させることで発生させた霧Fが送風される。
ミストノズル20Mはミスト噴出手段の一例で、湯HWの供給を受けて、微細化された水滴によるミストMが噴出される。ここで、ミストノズル20Mから噴出させるミストMとは、霧や靄、更にはシャワー等の状態を含む。
加湿装置2Aは、水槽22に給水を行う第1の給水機構22sと、ミストノズル20Mに給湯を行う第2の給水機構22mと、水槽22の排水を行う排水機構22eと、水槽22内の水位を検出する水位センサ22wを備える。
第1の給水機構22sは、例えば水槽22の上部に給水口22swを備え、給水口22swに第1の給水配管22spが接続される。また、第1の給水機構22sは、電磁弁等で構成され、水槽22への上水SWの供給の有無を切り換える第1の給水バルブ22sbを第1の給水配管22spに備える。更に、第1の給水機構22sは、第1の給水配管22spが図示しない上水管と接続される。
これにより、第1の給水機構22sでは、第1の給水バルブ22sbを開くと、給水口22swから水槽22に上水SWが供給される。
第2の給水機構22mは、ミストノズル20Mに第2の給水配管22mpが接続される。また、第2の給水機構22mは、電磁弁等で構成され、ミストノズル20Mへの湯HWの供給の有無を切り換える第2の給水バルブ22mbを第2の給水配管22mpに備える。更に、第2の給水機構22mは、第2の給水配管22mpが図1に示す給湯装置4に接続される。
これにより、第2の給水機構22mでは、第2の給水バルブ22mbを開くと、ミストノズル20Mに湯HWが供給されて、ミストノズル20MからミストMが噴出される。
排水機構22eは、水槽22の底面に排水口22ewを備え、排水口22ewに排水配管22epが接続されると共に、排水配管22epに排水EWの排出の有無を切り換える排水バルブ22ebを備える。また、排水機構22eは、排水配管22epが浴室101の図示しない排水管と接続される。
これにより、排水機構22eでは、排水バルブ22ebを閉じると、水槽22に水Wが貯められる。また、排水バルブ22ebを開くと、水槽22内の水Wが排水される。
水位センサ22wは、水槽22内に水Wに浮くフロートを備え、水槽22に貯められた水Wの水位がフロートの位置で検知される。
加湿装置2Aは、下面にフロントパネル27を備える。フロントパネル27は、送風ファン部21のファン吸込口26aとつながる吸込グリル27aと、加湿風路24とつながる吹出グリル27bを備えると共に、ミストノズル20Mを露出させる開口部を備える。
これにより、加湿装置2Aは、加湿部20Fと送風ファン部21が駆動されると、吸込グリル27aから空気RAが吸い込まれ、加湿風路24に発生させた霧Fが吸込グリル27aから吸い込まれた空気で送風されて、吹出グリル27bから吹き出される。
(1−3)加湿空調システムを構成する浴室空調装置の構成例
図3は、本実施の形態の加湿空調システムを構成する浴室空調装置の一例を示す構成図である。
浴室空調装置3Aは空調装置の一例で、浴室暖房換気乾燥装置等と称され、図1に示す浴室101から空気RAを吸い込んで吹き出すファン部30と、ファン部30から吹き出される空気を浴室101に吹き出すか、排気するかを切り替える風路切換部31と、浴室101へ吹き出す空気を加熱するヒータ32とを備える。
ファン部30は循環送風手段の一例で、回転駆動される多翼のファン33と、ファン33を回転駆動するファンモータ33aと、風路を形成するファンケース34を備える。
浴室空調装置3Aは、ファン33の軸方向に沿ったファンケース34の下面にファン吸込口34aを備え、ファンケース34は、ファン33が回転駆動されることでファン吸込口34aから吸い込んだ空気を、ファン33の接線方向に吹き出す風路を形成する。
風路切換部31は、風路を切り換えるダンパ35を備える。ダンパ35は、後述するダンパモータの駆動力がカム35aを介して伝達され、軸35bを支点に回転して開閉動作を行う。
浴室空調装置3Aは、風路切換部31の下方に吹出口36aを備えると共に、風路切換部31の側方に排気口36bを備え、ダンパ35を図3(a)に示す循環位置とすると、排気口36bへの風路が遮断され、ファン吸込口34aから吹出口36aへ連通した循環風路31aが形成される。
また、ダンパ35を図3(b)に示す換気位置とすると、吹出口36aへの風路が遮断され、ファン吸込口34aから排気口36bへ連通した換気風路31bが形成される。
更に、ダンパ35を図3(c)に示す分流位置とすると、ファン吸込口34aから吹出口36aへ連通した循環風路31aと、ファン吸込口34aから排気口36bへ連通した換気風路31bの双方が形成される。
ヒータ32は加熱手段の一例で、吹出口36aにPTCヒータ等の電気ヒータを備えて構成される。なお、吹出口36aに、風向を切り換える電動の吹出ルーバを備える構成としても良い。
浴室空調装置3Aは、下面にフロントパネル37を備える。フロントパネル37は、ファン吸込口34aとつながる吸込グリル37aを備えると共に、吹出口36aとつながる吹出グリル37bを備える。また、フロントパネル37は、吸込グリル37aの裏側に図示しないフィルタが交換可能に取り付けられる。
また、浴室空調装置3Aは、ファン吸込口34aに温度検知センサ38aを備える。温度検知センサ38aは温度検知手段の一例で、フロントパネル37の吸込グリル37aからファン吸込口34aに吸い込まれる空気の温度を検知することで、図1に示す浴室101の温度が検出される。
浴室空調装置3Aは、図1に示す浴室101の天井パネルに開口を形成して設置され、フロントパネル37が浴室101に面して取り付けられる。また、浴室空調装置3Aは、排気口36bに排気ダクトジョイント39が取り付けられ、排気ダクトジョイント39に排気ダクト103が接続される。
排気ダクト103は、図示しない建物の外壁104に取り付けた屋外グリル103aに接続され、浴室空調装置3Aで浴室101等から吸い込んだ空気を、排気ダクト103を介して屋外に排気できる構成となっている。
上述した構成の浴室空調装置3Aでは、ファンモータ33aによりファン33が回転駆動されると、フロントパネル37の吸込グリル37aからファン吸込口34aに空気RAが吸い込まれる。
ダンパ35の位置が図3(a)に示す循環位置であると、ファン吸込口34aから吹出口36aへの循環風路31aが形成されるので、吸込グリル37aから吸い込まれた空気RAは、循環風路31aを通ってフロントパネル37の吹出グリル37bから吹き出される。
ヒータ32は、循環風路31aの吹出口36aに配置されるので、ヒータ32が通電されることで、循環風路31aを通る空気が温められて、温風HAが吹出グリル37bから吹き出す。
これにより、加湿暖房運転モード及び暖房運転モードでは、ダンパ35を循環位置に移動させて、ファン部30を駆動すると共に、ヒータ32に通電することで、図1に示す浴室101の空気を循環させながら、浴室101内に温風HAが吹き出される。
また、涼風運転モードでは、ダンパ35を循環位置に移動させて、ヒータ32に通電せずにファン部30を駆動することで、図1に示す浴室101の空気を循環させながら、浴室101内に室温に応じた送風が吹き出される。
ダンパ35の位置が図3(b)に示す換気位置であると、ファン吸込口34aから排気口36bへの換気風路31bが形成されるので、フロントパネル37の吸込グリル37aから吸い込まれた空気は、換気風路31bを通って排気口36bから排気される。
これにより、換気運転モードでは、ダンパ35を換気位置に移動させて、ファン部30を駆動することで、浴室101内の湯気や湿気が排気される。
ダンパ35の位置が図3(c)に示す分流位置であると、ファン吸込口34aから吹出口36aへの循環風路31aと、ファン吸込口34aから排気口36bへの換気風路31bの双方が形成されるので、フロントパネル37の吸込グリル37aから吸い込まれた空気は、一部は循環風路31aを通って吹出グリル37bから浴室101内に吹き出される。
また、吸込グリル37aから吸い込まれた空気の残部は、換気風路31bを通って排気口36bから排気される。
これにより、乾燥運転モードでは、ダンパ35を分流位置に移動させて、ファン部30を駆動すると共に、ヒータ32に通電することで、図1に示す浴室101の空気の一部を循環させて浴室101内に温風HAを吹き出しながら、浴室101内の湯気や湿気が排気される。
なお、涼風運転モードとして、ダンパ35を分流位置に移動させ、ヒータ32に通電せずにファン部30を駆動することで、図1に示す浴室101の空気の一部を循環させて浴室101内に室温に応じた送風を吹き出しながら、浴室101内の湯気や湿気が排気されるようにしても良い。
また、浴室空調装置としては、循環ファン部と換気ファン部を別に備えて循環風路と換気風路が独立した構成等でも良い。
(1−4)加湿空調システムを構成する給湯装置の構成例
図4は、本実施の形態の加湿空調システムを構成する給湯装置の一例を示す構成図である。
給湯装置4は、例えば自然冷媒(CO)を利用したヒートポンプ方式の給湯手段の一例で、大気と冷媒との間の熱交換及び冷媒と水との間の熱交換で温水を生成するヒートポンプユニット40と、ヒートポンプユニット40で生成された温水を貯水する貯湯タンクユニット41を備える。
ヒートポンプユニット40は、大気と冷媒との間で熱交換を行って、冷媒の温度を上昇させる空気熱交換器40aと、冷媒と水との間で熱交換を行って、水の温度を上昇させる水熱交換器40bを備える。
また、ヒートポンプユニット40は、空気熱交換器40aに大気を供給するファン40cと、空気熱交換器40aと水熱交換器40bとの間を接続して、空気熱交換器40aと水熱交換器40bとの間で冷媒を循環させる冷媒配管40dを備える。
更に、ヒートポンプユニット40は、空気熱交換器40aと水熱交換器40bの間で空気熱交換器40aの下流側に、空気熱交換器40aで熱交換されて冷媒配管40dを流れる冷媒を圧縮して、温度を更に上昇させる圧縮機40eを備える。また、ヒートポンプユニット40は、空気熱交換器40aと水熱交換器40bの間で水熱交換器40bの下流側に、水熱交換器40bで熱交換されて冷媒配管40dを流れる冷媒を膨張させて、温度を低下させる膨張弁40fを備える。
貯湯タンクユニット41は、ヒートポンプユニット40で生成された温水を貯水するタンク42を備える。タンク42は、下部側に水が供給されると共に、上部側に温水が供給されて、下部側に比べて上部側の温度が高くなる層化した状態で温水を貯水する。
ヒートポンプユニット40と貯湯タンクユニット41は、水熱交換器40bとタンク42の間が温水配管43a及び冷水配管43bで接続され、冷水配管43bにポンプ43cを備える。
温水配管43aは、水熱交換器40bの流出側と、タンク42の上部側に設けられる流入口42aとの間を接続する。また、冷水配管43bは、水熱交換器40bの流入側と、タンク42の下部側に設けられる流出口42bの間を接続する。
ポンプ43cは、冷水配管43bを介してタンク42の流出口42bから水を吸い込んで水熱交換器40bに供給し、水熱交換器40bを通過して生成された温水を、温水配管43aを介して流入口42aからタンク42に供給する。
また、貯湯タンクユニット41は、タンク42に貯水された温水を取水する取水配管44と、タンク42に給水を行う給水配管45が、タンク42に接続される。
取水配管44は、流入口42aと独立してタンク42の上部に設けられる高温部取水口42cと接続される高温部取水配管44aと、高温部取水口42cより下側に設けられる中温部取水口42dに接続される中温部取水配管44bを備える。
また、取水配管44は、高温部取水配管44aと中温部取水配管44bの合流箇所に切換弁44cを備え、タンク42における取水元が、高温部取水口42cか中温部取水口42dに切り替えられる。
給水配管45は、流出口42bと独立してタンク42の下部に設けられる給水口42eと接続される。
更に、貯湯タンクユニット41は、取水配管44から供給される温水と、分岐給水配管45aから供給される水を混合させる給湯混合弁46を備える。給湯混合弁46は、取水配管44と分岐給水配管45aの合流箇所に備えられ、取水配管44から供給される温水と、分岐給水配管45aから供給される水の混合比を切り替えて、給湯配管47から供給される温水の温度を調整する。
給湯配管47は、図2に示す加湿装置2の給水配管22ep、図1に示す浴室101の蛇口やシャワー101a、洗面脱衣所102の蛇口102a及び台所105の図示しない蛇口等と接続され、温水を供給する。
上述した構成の給湯装置4では、貯湯タンクユニット41のタンク42に、給水配管45から水が供給される。タンク42に供給された水は、冷水配管43bによりヒートポンプユニット40の水熱交換器40bに供給される。
ヒートポンプユニット40では、ファン40cにより空気熱交換器40aに大気が供給され、冷媒配管40dを流れる冷媒との間で熱交換が行われ、冷媒の温度が上昇する。空気熱交換器40aで熱交換が行われた冷媒は、圧縮機40eで圧縮されることで、温度が更に上昇する。
そして、圧縮機40eで圧縮されて温度を上昇させた冷媒は、水熱交換器40bに供給される。これにより、水熱交換器40bにおいては、大気との熱交換及び圧縮により温度を上昇させた冷媒と、貯湯タンクユニット41から供給された水との間で熱交換が行われ、温水が生成される。
水熱交換器40bで熱交換された冷媒は、膨張弁40fで膨張させて温度を低下させ、再度空気熱交換器40aに供給される。
また、水熱交換器40bで熱交換されて生成された温水は、温水配管43aによりタンク42に戻される。これにより、タンク42は、上部側が温度が高く、下部側が温度の低い層化した状態で温水と水が貯水される。
タンク42に貯水された温水は、取水配管44により取水される。ここで、供給する温水の温度が高い場合は、切替弁44cにより高温部取水配管44aから温水を取水し、供給する温水の温度が低い場合は、中温部取水配管44bから温水を取水する。
取水配管44により取水された温水は、分岐給水配管45bから供給される水と給湯混合弁46で混合される。給湯混合弁46で温水と水の混合比を切り替えることで、給湯配管47から供給される温水の温度が調整される。そして、給湯配管47から供給される温水は、加湿装置2、浴室101、洗面脱衣所102及び台所105等に分配される。
なお、給湯装置4は、自然冷媒を利用したヒートポンプ方式でない電気温水器や、ガス給湯器、他の熱源を利用した給湯器でも良い。
(1−5)加湿空調システムの制御機能例
図5は、本実施の形態の加湿空調システムの制御系の一例を示す機能ブロック図である。
加湿空調システム1Aは、浴室空調装置3Aに備えられた主制御部7Aに、図3で説明した浴室空調装置3Aのヒータ32と、ファン部30のファン33を駆動するファンモータ33aと、ダンパ35を駆動するダンパモータ35cと、温度検知センサ38a等が接続される。
また、加湿空調システム1Aは、加湿装置2Aに備えられた副制御部8Aに、図2で説明した超音波振動子23と、ファンモータ25aと、第1の給水バルブ22sbと、第2の給水バルブ22mbと、排水バルブ22ebと、水位センサ22w等が接続される。
更に、主制御部7Aに主操作部5Aが接続され、副制御部8Aに副操作部6Aが接続されると共に、主制御部7Aに副制御部8Aが接続される。
主制御部7A及び副制御部8Aは制御手段の一例で、それぞれ図示しないCPUやメモリ等を備え、主操作部5A及び副操作部6Aでの操作と、予め記憶されているプログラムに従って、浴室空調装置3Aと加湿装置2Aが制御される。
すなわち、主制御部7Aと副制御部8Aは、主操作部5Aまたは副操作部6Aでの所定の操作に従って通信を行い、加湿装置2Aの超音波振動子23及びファンモータ25aと各給排水バルブを制御すると共に、浴室空調装置3Aのヒータ32、ファンモータ33a及びダンパモータ35cを制御して、図1に示す浴室101の加湿暖房を行う加湿暖房運転モードを実行する。
また、主制御部7Aは、浴室空調装置3A単体の動作として、主操作部5Aでの所定の操作に従って浴室空調装置3Aのヒータ32、ファンモータ33a及びダンパモータ35cを制御して、暖房運転モード、換気運転モード、乾燥運転モード、涼風運転モードまたは24時間換気運転モードを選択的に実行する。
(1−6)加湿空調システムの副操作部の構成例
図6は、本実施の形態の加湿空調システムで浴室に設置される副操作部の一例を示す構成図である。
副操作部6Aは操作部の一例で、図1に示す浴室101の壁面に設置され、加湿暖房運転モードでミストMを噴出させるミストボタン60Mと、霧Fを吹き出させる超音波加湿ボタン60Fを備える。ミストボタン60Mと超音波加湿ボタン60Fは運転切換操作手段の一例で、加湿装置2Aでミストノズル20MによりミストMを噴出する運転と、加湿部20Fによる超音波加湿で霧Fを吹き出す運転を切り換える操作を受ける。
また、副操作部6Aは、選択された運転モードを入浴者に通知する表示ランプ61を、ミストボタン60Mと超音波加湿ボタン60Fに対応して備える。
更に、副操作部6Aには、加湿暖房運転モード等を停止させる停止ボタン62を備えている。
このような副操作部6Aを浴室101に設置することで、入浴者が入浴中にミストMと霧Fの吹き出しを切り換えることができるようになっている。
<本実施の形態の加湿空調システムの動作例>
次に、各図を参照して、本実施の形態の加湿空調システム1Aで実行される加湿暖房運転モードの動作例について説明する。
入浴者等は、浴室101を加湿暖房するため、洗面脱衣所102に設置された主操作部5Aの所定の操作ボタン50を操作して、加湿暖房運転モードを選択する。
加湿暖房運転モードが選択されると、主制御部7Aは、浴室空調装置3Aのダンパモータ35cを駆動してダンパ35を図3(a)に示す循環位置に移動させ、ファンモータ33aを駆動してファン33を回転させると共に、ヒータ32に通電する。
これにより、浴室空調装置3Aでは、フロントパネル37の吸込グリル37aから浴室101内の空気RAが吸い込まれ、温風HAが吹出グリル37bから吹き出されて、浴室101内が暖房される。
主制御部7Aは、浴室空調装置3Aで暖房運転を行って、浴室101の暖房を開始すると、温度検知センサ38aで浴室101の温度を検知して、浴室101の温度が、所定のミスト噴出適合室温になったか判断する。
主制御部7Aは、温度検知センサ38aで検知された浴室101の温度が、所定のミスト噴出適合室温になると、浴室空調装置3Aでの暖房運転を継続すると共に、ミストMを噴出させる指示を副制御部8Aに送信する。
副制御部8Aは、ミストMを噴出する指示を主制御部7Aから受信すると、加湿装置2Aの第2の給水バルブ22mbを開く。これにより、給湯装置4からミストノズル20Mに湯HWが供給され、加湿装置2Aでは、ミストノズル20MからミストMが噴出される。
このように、加湿暖房運転モードでは、まず、浴室空調装置3Aで温風HAを吹き出して、浴室101の暖房を開始した後、温度検知センサ38aで検知された浴室101の温度が所定のミスト噴出適合室温に上昇してから、ミストMの噴出を開始する制御を行うことで、浴室101の温度を短時間で上げることができる。
また、加湿装置2Aでミストノズル20MからミストMを噴出しながら、浴室空調装置3Aで温風HAを吹き出すことで、浴室101の湿度を短時間で上昇させることができると共に、ミストMの蒸発に伴う温度低下を抑えて浴室101の温度を上昇させることができ、浴室101が短時間で所定の高湿のミスト状態(相対湿度100%)となる。
主制御部7Aは、加湿装置2AでのミストMの噴出と、浴室空調装置3Aでの暖房運転を連動させて、浴室101の加湿暖房を実行すると、温度検知センサ38aで検知された浴室101の温度等に応じた自動切り換え、または、入浴者による副操作部6Aの超音波加湿ボタン60Fの操作等による手動切り換えによって、ミストMによる加湿運転から超音波加湿運転に切り換える。
すなわち、主制御部7Aは、加湿暖房運転モードで超音波加湿運転に切り換えると、ミストMの噴出を停止させる指示を副制御部8Aに送信する。副制御部8Aは、ミストMの噴出を停止する指示を主制御部7Aから受信すると、加湿装置2Aの第2の給水バルブ22mbを閉じる。これにより、給湯装置4からミストノズル20Mへの湯HWの供給が停止され、加湿装置2AからのミストMの噴出は停止する。
次に、主制御部7Aは、所定の出力で霧Fを吹き出させる指示を副制御部8Aに送信する。副制御部8Aは、霧Fを吹き出す指示を主制御部7Aから受信すると、加湿部20Fの超音波振動子23を駆動すると共に、送風ファン部21のファンモータ25aを駆動する。
これにより、水槽22に貯水された水Wを振動させて発生させた霧Fが、ファン25が回転駆動されることで吸込グリル27aから吸い込まれて循環される浴室101の空気RAに送風されて、加湿装置2Aでは、吹出グリル27bから霧F及び霧Fで加湿された空気が吹き出される。
なお、ミストMによる加湿運転から超音波加湿運転への切り換えをセンサ出力等に応じて自動で行う場合は、図1に示す洗面脱衣所102に設置された主操作部5Aや、浴室101に設置された副操作部6Aに備えられる図示しないブザーによる音出力や、LED等の点灯等による報知手段により、ミスト浴の準備が完了したことを入浴者等に通知する。
上述したように、加湿暖房運転モードで超音波加湿運転に切り換えられると、霧F及び霧Fで加湿された空気が浴室101に吹き出される。超音波加湿による霧Fは、ミストノズル20MによるミストMに比べて微細化されて粒状感が無いので、入浴者が霧Fを浴びても水滴として付着せず、発汗効果を実感できるようになる。
また、超音波加湿のみでは、浴室101内を所定の高湿な状態とするのに時間がかかったり、必要とされる湿度まで上げることができない場合もあるが、加湿暖房運転モードの運転開始時は、ミストMを噴出して加湿を行うことで、短時間で湿度を上げることができる。
更に、加湿暖房運転モードでミストMの噴出を続けると、浴室101内が所定の高湿な状態になった後は、ミストMを噴出しても殆ど蒸発が起こらないことになり、湯水の無駄な消費が増加するが、超音波加湿に切り換えることで、水の消費を抑えることができる。
ここで、加湿暖房運転モードで超音波加湿運転が開始されると、図示しない湿度検知センサで浴室101の湿度を検知し、所望の湿度を保つように、超音波振動子23の出力を調整して加湿量を制御しても良い。
また、超音波加湿運転では、超音波振動子23を間欠駆動して、加湿量を制御しても良いし、超音波振動子23の駆動を停止しても良い。
更に、加湿暖房運転モードの開始時に、浴室空調装置3Aでの暖房運転に加湿装置2Aによる超音波加湿運転を併用しても良い。
すなわち、浴室空調装置3Aで暖房運転を行うと、浴室101内の温度上昇に伴って、湿度(相対湿度)が低下する。そこで、加湿装置2Aによる超音波加湿運転で霧Fを吹き出す。ここで、加湿装置2Aにより霧Fを吹き出すと、水分の蒸発により浴室101内の熱が奪われるが、水分量が少ないので、加湿に伴う温度低下は抑えられる。
これにより、加湿に伴う温度低下と、暖房による温度上昇に伴う湿度低下の双方を抑えながら、浴室101の温度を上昇させることができる。加湿装置2Aでは、超音波振動子23を利用して霧Fを発生させることで、浴室空調装置3Aの暖房運転と連動させても、消費電力の増加を抑えることができる。
そして、浴室空調装置3Aでの暖房運転に加湿装置2Aによる超音波加湿運転を連動させた後、ミストMによる加湿運転に切り換えることで、より短時間で浴室101内を所定の高湿な状態にすることができる。
なお、浴室空調装置3Aでの暖房運転に加湿装置2AでのミストMによる加湿運転を連動させた後、浴室101内が所定の高湿な状態になると、超音波加湿運転に切り換えても良いし、超音波加湿運転に切り換えず、ミストMの噴出を停止させると共に、浴室空調装置3Aでの暖房運転を停止してもよい。
また、超音波加湿運転中に、入浴者により図6に示す副操作部6Aのミストボタン60Mが操作されると、主制御部7Aは、霧Fの吹き出しを停止させると共に、ミストMを噴出させる指示を副制御部8Aに送信する。
これにより、加湿装置2Aでは、超音波加湿による霧Fの吹き出しが停止されて、ミストノズル20MからミストMが噴出される。
このように、浴室101内に設置した副操作部6AでミストMの噴出と超音波加湿を切り換えられるようにすることで、浴室101内に居る入浴者が、嗜好に応じて加湿方式を選択する等、入浴者の要望に対応することが可能となる。
<加湿装置の給排水動作例>
加湿空調システム1Aでは、水位センサ22wの出力を監視して、水槽22が空にならないように制御される。すなわち、超音波加湿運転中は、加湿装置2Aでは、水位センサ22wの出力から、水槽22内の水位が所定の下限位置まで低下したか否かが判断される。
水位センサ22wの出力から、水槽22内の水位が所定の下限位置まで低下したと判断すると、第1の給水バルブ22sbを開く。これにより、給水口22swから水槽22に上水SWが供給される。
加湿装置2Aでは、水位センサ22wの出力から、水槽22内の水位が所定の上限位置まで上昇したか否かが判断され、水位が所定の上限位置まで上昇したと判断すると、第1の給水バルブ22sbを閉じる。
以上の給水制御により、超音波振動子23で霧Fを発生させることによる蒸発分の水Wが補給され、水槽22が空になることを防ぐことができる。
なお、運転停止中のメンテナンス等で、水槽22内の水を抜く必要がある場合は、排水バルブ22ebを開き、排水口22ewから水槽22内の水を排水する。
本発明は、浴室やシャワー室等の加湿暖房を行う空調システムに適用される。
本実施の形態の加湿空調システムの一例を示す全体構成図である。 本実施の形態の加湿空調システムを構成する加湿装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の加湿空調システムを構成する浴室空調装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の加湿空調システムを構成する給湯装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の加湿空調システムの制御系の一例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態の加湿空調システムで浴室に設置される副操作部の一例を示す構成図である。
符号の説明
1A・・・加湿空調システム、2A・・・加湿装置、3A・・・浴室空調装置、4・・・給湯装置、5A・・・主操作部、6A・・・副操作部、7A・・・主制御部、8A・・・副制御部、20M・・・ミストノズル、20F・・・加湿部、23・・・超音波振動子、101・・・浴室、102・・・洗面脱衣所

Claims (2)

  1. 浴室内を暖房する加熱手段を有した空調装置と、
    超音波振動子により水を加振して発生させた霧を送風手段で送風して吹き出す加湿手段、及びミストを噴出するミスト噴出手段とを有した加湿装置と、
    前記加湿手段に水を供給すると共に、前記ミスト噴出手段に湯を供給する給水機構と、
    運転モードが選択される操作部と、
    前記加湿装置でミストを噴出する運転または霧を吹き出す運転と、前記空調装置で浴室内を暖房する暖房運転とを連動させる制御を行う制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記操作部の操作で加湿暖房運転モードが選択されると、浴室が所定のミスト噴出適合室温になるまで前記空調装置で暖房運転を行い、
    浴室の温度が所定のミスト噴出適合室温になったことが検知されると、前記給水機構により前記加湿装置の前記ミスト噴出手段に湯を供給して、前記空調装置での暖房運転に加えて、前記加湿装置の前記ミスト噴出手段で湯によるミストの噴出を開始し、
    浴室が所定の温度または所定の湿度になったことが検知されると、前記給水機構による前記加湿装置の前記ミスト噴出手段への湯の供給を停止して、前記ミスト噴出手段でのミストの噴出を停止し、前記超音波振動子を駆動すると共に前記送風手段を駆動して、前記加湿装置で前記ミスト噴出手段によりミストを噴出する運転を、前記加湿手段により霧を吹き出す運転に切り換え、
    浴室が所定の湿度を保つように、前記加湿装置の超音波振動子の出力を調整、または間欠駆動することで、加湿量の制御を行う
    ことを特徴とする加湿空調システム。
  2. 前記操作部は、前記加湿装置でミストを噴出する運転と霧を吹き出す運転を切り換える操作を受ける運転切換操作手段を有した
    ことを特徴とする請求項1記載の加湿空調システム。
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