JP4281527B2 - サウナシステム - Google Patents

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Description

本発明は、浴室にサウナ装置と浴室乾燥機を設置したサウナシステムに関する。
従来、この種のサウナ装置の一例として浴室を利用してサウナと衣類等の乾燥を行なうものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、そのサウナ装置について図12および図13を参照しながら説明する。
図に示すように、外装体101の内部に複数の湯噴出口102を有する噴出湯管103が上部に配置され、噴出湯管103の下部に複数の薄板104とパイプ状の連結部材105で形成される熱交換促進部材106が配置され、さらにその下部にファンユニット107が配置されている。
そして、湯噴出口102から熱交換促進部材106上に噴出された温水の一部が蒸発して発生する水蒸気を、ファンユニット107によって空気吸入口108から吸引された空気に供給し、スチーム吹出口109に集められた外部へ排出していたサウナ装置110を浴室111の壁部に設け、浴室111の天井に換気扇112を設け、衣類等を乾燥するときには、サウナ装置110において、加湿することなく加温のみを行ない浴室111内を暖房するとともに、換気扇112を運転して衣類を乾燥していた。
特開平6−63103号公報([0014]〜[0023]、図2、図3)
このような従来のサウナ装置では、サウナ空間を創り出すのにサウナ装置110のみを使用しているため、サウナ空間を効率的に創出できず、特に、温水状態を形成する立ち上がり性が悪いという課題があった。
また、衣類を乾燥するときにはサウナ装置110と換気扇112の両方の装置を同時に運転しなければならないためランニングコストが高くなるという課題があった。
また、サウナ装置110と換気扇112を浴室111の壁部と天井の離れた2筒所に設ける必要があるため、、設置時の施工性や、電気的接続も困難で施工性が悪いという課題があった。
また、サウナ装置110と換気扇112がリモコン操作ができなく、不便で操作性が悪いという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、立ち上がり性が良好で、ランニングコストが安く、施工性が良く、操作性が高められるとともに、サウナ装置停止時の細菌および真菌の繁殖を抑制することのできるサウナシステムを提供できることを目的としている。
本発明のサウナシステムは、上記目的を達成するために、浴室の空気を加湿する加湿部と、この加湿部を制御するサウナ側制御部を設けたサウナ装置と、浴室の空気を循環送風手段と、この循環送風手段の空気流路内の空気を加熱する加熱手段とを制御する乾燥機側制御部を設けた浴室乾燥機とを備え、前記サウナ側制御部と前記乾燥機側制御部を介して前記サウナ装置と前記浴室乾燥機を電気的に接続したものである。
この手段によりサウナ室状態になる立ち上がり性が良好で、ランニングコストが安く、施工性の良いサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナ側制御部に接続される送信部と受信部で形成されたサウナ側送受信手段と、乾燥機側制御部に接続される送信部と受信部により形成された乾燥機側送受信手段とを備え、前記サウナ側送受信手段と前記乾燥機側送受信手段を介してサウナ装置と浴室乾燥機とがワイヤレス通信ができるように構成したものである。
この手段によりサウナ装置と浴室乾燥機の電気的接続が容易となり施工性の良いサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、浴室乾燥機が乾燥モードで運転されるときに乾燥機側制御部からサウナ側制御部に送られた信号によりサウナ装置に設けた送風機が運転される構成としたものである。
この手段により、サウナ装置停止時の細菌および真菌の繁殖を抑制することができる。
また、他の手段は、乾燥機側制御部または、サウナ側制御部がリモコン操作部からの信号を受けて作動し、浴室乾燥機およびサウナ装置の2つの装置を1つのリモコン操作部により操作できる構成としたものである。
この手段により、操作が簡単にでき、施工性が向上し、コストおよび梱包容積の削減を図ることのできるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、浴室乾燥機に電気的に接続されるボイラーと、このボイラーを操作するボイラーリモコン操作部とを備え、前記ボイラーリモコン操作部を用いてサウナ装置を操作できる構成としたものである。
この手段により、浴室からの操作が簡単にでき、施工性が向上し、コストおよび梱包容積の削減を図ることのできるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナシステムを操作するサウナシステムリモコンと、浴室乾燥機に電気的に接続されるボイラーと、このボイラーを操作するボイラーリモコン操作部とを備え、前記ボイラーリモコン操作部によりサウナシステムの運転、停止の操作ができる構成としたものである。
この手段により、操作性の悪さが解消され便利となるとともに、コスト削減を図ることのできるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナ運転時に微小の風量で換気を行なう構成としたものである。
この手段により、脱衣室への湿気もれを防ぎ、脱衣室壁面への結露を防止でき、また、サウナ浴中の酸欠を防ぐことのできるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナ運転開始時に、浴室乾燥機で暖房運転を行ない浴室の壁面を暖めたのちにサウナ装置で加湿を行なう構成としたものである。
この手段により、浴室の壁、天井、床面の結露を防止でき、ランニングコストの削減および立ち上がり時間の短縮を図ることのできるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナシステムと浴室内に設けられるシャワーの制御部を連動させ、サウナ運転開始時にシャワーから一定時間温水を吹出させ、その後、サウナ装置から加湿を行なう構成としたものである。
この手段により、立ち上がり時間の短縮を図ることができるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナ運転開始時にシャワーから一定時間温水を吹出させ、その後、サウナ装置から加湿を行なうとともに、浴室乾燥機により加温を行なう構成としたものである。
この手段により、より立ち上がり時間の短縮を図ることができる。
また、他の手段は、浴室内の温度を検知する温度センサーが所定の温度条件を認識した場合に、サウナ装置の加湿部を作動して加湿運転をする構成としたものである。
この手段により、浴室の壁面の結露を防止でき、効率のよいサウナ運転ができるサウナシステムが得られる。
本発明によれば、ランニングコストが安く、加湿部および浴室内のカビや菌の繁殖が抑えられ、浴室および装置を衛生的に維持できるサウナシステムを提供できる。
また、設置時の施工性の向上を図ることのできるサウナシステムを提供できる。
また、操作が簡単でコストおよび梱包容積の削減を図ることのできるサウナシステムを提供できる。
また、脱衣室壁面への結露を防止でき、また、サウナ浴中の酸欠を防ぐことのできるサウナシステムを提供できる。
また、ランニングコストの削減および立ち上がり時間の短縮を図ることのできるサウナシステムを提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、浴室の空気を加湿する加湿部と、この加湿部を制御するサウナ側制御部とを設けたサウナ装置と、浴室の空気を循環する循環送風手段と、この循環送風手段の空気流路内の空気を加熱する加熱手段とを制御する乾燥機側制御部を設けた浴室乾燥機とを備え、前記サウナ側制御部と前記乾燥機側制御部を介して前記サウナ装置と前記浴室乾燥機を電気的に接続したサウナシステムであって、前記浴室乾燥機に電気的に接続される熱源となるボイラーと、このボイラーに設けられるボイラー側制御部と、このボイラー側制御部に信号を送るボイラーリモコン操作部と、このボイラーに設けられ前記浴室乾燥機の前記加熱手段および前記サウナ装置の前記加湿部に温水を送る温水循環手段とを備え、前記浴室乾燥機および前記サウナ装置は、前記ボイラーリモコン操作部ひとつで操作して信号を前記ボイラーリモコン操作部から前記ボイラー側制御部を介し前記乾燥機側制御部あるいは前記サウナ側制御部に送り、前記温水循環手段を制御して、運転制御されることを特徴とするものであり、ボイラーリモコン操作部がある場合に、サウナ装置を運転するために浴室まで行かなくても運転が可能となり、操作性が向上するとともに、ワンリモコンによるコストメリットおよび梱包容積を削減できるという作用を有する。
また、請求項記載の発明は、サウナシステムを操作するサウナシステムリモコンをさらに設ける構成としたものであり、設置場所の制限でボイラーリモコン操作部とサウナシステムのリモコンとを設置された場所によって使い分けることができるという作用を有する
また、請求項3記載の発明は、浴室外にサウナシステムを操作するサウナシステムリモコンを設け、浴室内にボイラーリモコン操作部を設ける構成としたものであり、設置場所の制限でサウナシステムのリモコンが浴室内にない場合でも浴室内にあるボイラーリモコン操作部によりサウナ運転の運転、停止操作が可能となり、サウナシステムの操作のために浴室外に出なければならない操作性の悪さを解消できるという作用を有する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、空気を加熱加湿するように水蒸気透過性を有する透湿膜1を設けた加湿部2と、この加湿部2内に設けられた透湿膜1の一方側に空気を供給する送風機3と、加湿部2内に設けられる透湿膜1の他方側に温水を循環供給する加湿温水回路4と、この加湿温水回路4内部の温水を循環させる温水循環手段5と、熱源となるボイラー6から供給される熱と熱交換して加湿温水回路4内部の温水を加熱する熱交換器7と、水または温水を貯水する貯水部8と加湿温水回路4、貯水部8、温水循環手段5、加湿部2、熱交換機7内に貯水する水または温水を排水する排水開閉手段9とを設け、送風機3により供給された空気に加湿温水回路4より供給された温水から透湿膜1を介して水蒸気を供給し、加熱加湿空気を吹き出すようにサウナ装置10を構成する。
また、ボイラー6と接続された暖房用熱交換器11と循環送風手段12で形成される加熱手段13と換気手段14を設け浴室乾燥機15を構成する。
そして、サウナ装置10に加湿部2等を制御するサウナ側制御部16を設け、浴室乾燥機15には循環送風手段12と加熱手段13を制御する乾燥機側制御部17を設け、サウナ側制御部16と乾燥機側制御部17を電気的に接続し、サウナ装置110と浴室乾燥機15はサウナ制御部16と乾燥機側制御部17を介して電気的に接続されるように構成する。
上記構成において、サウナ装置10は浴室18の天井に設置され、浴室18には加熱加湿空気が供給される開口(図示せず)を設け、浴室乾燥機15も浴室18の天井に設置されたサウナ装置10の近傍に設置され、浴室18には浴室18内の空気を循環する開口および換気用の開口を設けて設置し、サウナ装置10のサウナ側制御部16と浴室乾燥機15の乾燥機側制御部17を電気的に接続する。
そして、サウナ浴を受けるときには、サウナ側制御部16を介して運転し、サウナ装置10から加熱加湿空気を浴室18内に送りサウナ浴が行なわれる。このとき、サウナ側制御部16から乾燥機側制御部17に浴室乾燥機15が暖房運転を行なうように信号が送られ、浴室乾燥機15は、加熱手段13と循環送風手段12を運転させて加温を行なうことで、立ち上がり時間が短縮することになる。
次に衣類等を乾燥するときには、乾燥機側制御部17を介して浴室乾燥機15を運転すると、浴室18内に吊り下げられた衣類等に加熱手段13により加熱され循環送風手段12により送られた温風が接触して衣類の乾燥が行なわれるとともに、湿分を含む空気が換気手段に14より屋外に排出される。このとき、乾燥機側制御部17からサウナ側制御部16にサウナ装置10の運転を停止するように信号が送られサウナ装置10の運転は停止された状態となる。
そして、サウナ装置10と浴室乾燥機15は浴室18の天井の一面に配設されることにより施工性も良く、衣類等を乾燥するときには、浴室乾燥機15のみを運転すれば良いのでランニングコストも安くなるとともに、サウナ装置10と浴室乾燥機15はサウナ側制御部16と乾燥機側制御部17との電気的な接続によりサウナ装置10と浴室乾燥機15との間で互いに通信できることとなり、効率良く運転をすることができることとなる。
なお、実施の形態1では、サウナ装置10と浴室乾燥機15が分離したものをサウナシステムとしたが一つの箱体内にサウナ装置10と浴室乾燥機15が一体的に設けても同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
また、サウナ装置10として透湿膜1を用いたもので説明したが、透湿膜1を使用していないサウナ装置でも本発明と同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
(実施の形態2)
図4に示すように、サウナ側制御部16Aと接続される送信部19と受信部20で形成されたサウナ側送信手段21と、乾燥機側制御部17Aに接続される送信部19Aと受信部20Aにより形成された乾燥機側送受信手段22とを設け、サウナ側送受信手段21と乾燥機側送受信手段22を介してサウナ装置10Aと浴室乾燥機15Aをワイヤレス通信できるように構成する。
上記構成において、サウナ装置10Aと浴室乾燥機15Aを設置するときには、サウナ側制御部16Aと接続されたサウナ側送受信手段21と、乾燥機側制御部17Aと接続された乾燥機側送受信手段22によりワイヤレス通信が行なわれることにより、有線による電気的接続を行なう必要がなくなり施工性が高められることとなる。
(実施の形態3)
図5に示すように、浴室乾燥機15Bが乾燥モードで運転されるときに、乾燥機側制御部17Bからサウナ側制御部16Bに送られた信号によりサウナ装置10Bの送風機3Aが運転される構成とする。
上記構成において、浴室乾燥機15Bが運転開始と同時または、吸込温度センサー(図示せず)にて温度上昇を確認後、または、一定時間経過後に、サウナ側制御部16Bに信号が送られ、加湿が行なわれない状態で送風機3Aのみが運転を開始し、浴室乾燥機15Bからの熱をもらいサウナ装置10Bの加湿部2、送風路内、水回路内の乾燥が行なわれ、サウナ装置10Bの停止時の細菌および真菌の繁殖を抑制することができる。
(実施の形態4)
図6に示すように、乾燥機側制御部17Cまたはサウナ側制御部16Cをリモコン操作部23からの信号を受けて作動するように設け、浴室乾燥機15Cおよびサウナ装置10Cの2つの装置を1つのリモコン操作部23により操作できるように構成する。
上記構成において、浴室乾燥機15Cに受信部(図示せず)を設けた場合には、ワイヤレスリモコンであるリモコン操作部23からの操作信号を浴室乾燥機15Cが受けて乾燥機側制御部17Cを介して浴室乾燥機15Cが運転されるとともに、乾燥機側制御部17Cからサウナ側制御部16Cに信号が送られサウナ装置10Cの運転は停止する。
また、リモコン操作部23からの通信情報によりサウナ装置10Cを運転し、浴室乾燥機15C側の運転を停止することもできるものである。
また、サウナ装置10C側に受信部を設けリモコン操作部23からの操作信号を受けるようにしても良いものであり、浴室乾燥機15C用と、サウナ装置10C用に別々にリモコンを用いた場合と比較して1つのリモコン操作部23を用いることにより、複雑な操作がなくなり操作を簡単に行なうことができる。
(実施の形態5)
図7に示すように、浴室乾燥機15Dに電気的に接続される熱源となるボイラー24と、このボイラー24に設けられるボイラー側制御部25と、このボイラー側制御部25に浴室乾燥機15Dの加熱手段13およびサウナ装置10Dの加湿部2に温水を送る温水循環手段5を制御するように設け、ボイラー側制御部25に操作信号を送るボイラーリモコン操作部26とを設け、ボイラーリモコン操作部26からの信号をボイラー側制御部25を介し、乾燥機側制御部17Dおよびサウナ側制御部16Dに送り浴室乾燥機15Dおよびサウナ装置10Dをボイラーリモコン操作部26により操作できる構成とする。
上記構成において、ボイラーリモコン操作部26を操作してボイラー側制御部25に信号を送り、ボイラーリモコン操作部26からの信号が浴室乾燥機15Dを運転する信号であれば、ボイラー24が運転されるとともに、乾燥機側制御部17Dを介して浴室乾燥機15Dが運転され、乾燥機側制御部17Dよりサウナ側制御部16Dにサウナ装置10Dの運転を停止する信号が送られてサウナ装置10Dの運転は停止される。
また、ボイラーリモコン操作部26からの信号がサウナ装置10Dを運転する信号である場合には、サウナ側制御部16Dを介してサウナ装置10Dが運転されるとともに、サウナ側制御部16Dから乾燥機側制御部17Dに浴室乾燥機15Dの運転を停止する信号が送られ、浴室乾燥機15Dの運転は停止されることとなり、ボイラーリモコン操作部26が近くにある場合には、サウナ装置10Dまたは浴室乾燥機15Dの運転をするために浴室まで行かなくても運転が可能となり、操作性が向上するとともに、ワンリモコンによるコストメリットおよび梱包容積を削減することができる。
(実施の形態6)
図8に示すように、サウナシステムを操作するサウナシステムリモコン27と、浴室乾燥機15Eに電気的に接続される熱源となるボイラー24Aと、このボイラー24Aを操作するボイラーリモコン操作部26Aとを設け、前記ボイラーリモコン操作部26Aによりサウナシステムの運転、停止操作のできる構成とする。
上記構成において、サウナシステムに設けられるサウナ装置10Eのサウナ側制御部16Eと、浴室乾燥機15Eの乾燥機側制御部17Eおよび、ボイラー24Aのボイラー側制御部25Aは、電気的に連動するように接続されていることにより、ボイラーリモコン操作部26Aの操作により、ボイラー側制御部25Aと乾燥機側制御部17Eおよび、サウナ側制御部16Eを介し、ボイラー24Aと浴室乾燥機15Eおよびサウナ装置10Eの運転、停止を行なうことができ、設置場所の制限でサウナシステムを操作するサウナシステムリモコン27が浴室にない場合でも浴室にあるボイラーリモコン操作部26Aによりサウナ装置10E、浴室乾燥機15E等の操作が可能となり、サウナシステムの操作のために浴室外に出てサウナシステムリモコン27を操作するという操作性の悪さが解消される。また、サウナシステムリモコン27の操作は複雑となるがボイラーリモコン操作部26Aの操作は簡単で操作性を向上することができ、また、サウナシステムリモコン27よりボイラーリモコン操作部26Aは安価に設置することができるのでコスト的なメリットもある。
なお、本実施の形態では、サウナシステムリモコン27と乾燥機側制御部17Eを接続したものを説明しているが、サウナシステムリモコン27とサウナ側制御部16Eを接続する構成としても同様の作用効果を奏するものである。
(実施の形態7)
図9に示すように、サウナ装置10Fの運転時にサウナ側制御部16Fから乾燥機側制御部17Fに送られた信号により乾燥機側制御部17Fを介して浴室乾燥機15Eの換気手段14Aにより微小の風量で換気させるように構成する。
上記構成において、リモコン操作部23でサウナ側制御部16Fを介しサウナ装置10Fの運転を開始し、サウナ装置10Fの運転開始と同時、または、一定時間経過後に、乾燥機側制御部17Fを介して浴室乾燥機15Eで微小の風量で換気を行ない、タイマー(図示せず)によりサウナ装置10Fの運転を停止、またはリモコン操作部23のリモコン操作によりサウナ装置10Fの運転を停止、換気手段14Aによる微小の風量の換気を継続して行ない、一定時間経過後に換気手段14Aの運転を停止する。
また、サウナ装置10Fまたは、浴室乾燥機15Eに組み込んだ温度センサー(図示せず)によりある温度条件以上を認識したら連動している浴室乾燥機15Eで微小の風量の換気を行ない、ある温度条件以下を認識したら浴室乾燥機15Eの換気手段14Aによる微小の風量の換気の運転を停止する。このとき、微小の風量の換気を停止させ温度条件にならずにタイマーによるサウナ運転停止、または、リモコン操作部23によるサウナ運転停止となった場合も継続して微笑の風量の換気を行ない、ある温度条件以下を認識したら微小の風量の換気運転を停止させる。
また、湿度センサーを用いた場合には、リモコン操作部23でサウナ側制御部16Fを介しサウナ装置10Fの運転を開始し、サウナ装置10Fまたは浴室乾燥機15Eに組み込んだ湿度センサー(図示せず)によりある湿度条件以上を認識した場合には連動している浴室乾燥機15Eの換気手段14Aで微小の風量の換気を行ない、ある湿度条件以下を認識したら微小の風量の換気運転を停止させる。
また、微小の風量の換気を停止させる湿度条件にならずタイマーによるサウナ運転停止または、リモコン操作部23によるサウナ運転停止となった場合も継続して微笑の風量の換気を行ない、ある湿度条件以下を認識したら微小の風量の換気運転を停止させるように設けることにより、サウナ運転時に浴室乾燥機15Eの微小換気により浴室が負圧となり、浴室の隣にある脱衣室へ浴室の湿気がもれることがなくなり、脱衣室壁面等の結露が防止されカビ等の発生を防止でき、また、サウナ浴中に酸欠になるのが防止できることになる。
(実施の形態8)
図10に示すように、サウナ装置10Gの運転開始時に、乾燥機側制御部17Gを介して浴室乾燥機15Fの加熱手段13Aおよび循環送風手段12Aを作動し、浴室乾燥機15Fで暖房を行ない浴室の壁面を暖めたのち、サウナ側制御部16Gを介し加湿部2Aを作動し、サウナ装置10Gを運転する構成とする。
上記構成において、リモコン操作部23の操作によりサウナ装置10Gの運転が開始され、サウナ運転開始と同時に連動している浴室乾燥機15Fが暖房運転を行ない、浴室乾燥機15Fまたは、サウナ装置10Gに組み込んだ温度センサー(図示せず)により温度条件以上を認識したら、連動しているサウナ装置10Gで加湿運転を行なうことにより、浴室の壁、天井、床面への結露が防止でき、また、壁面の結露を防止することで加湿した空気が有効に浴室内の空気の温度を上昇させることができ、ランニングコストを削減することができるとともに、立ち上り時間を短縮することができる。
(実施の形態9)
図11に示すように、浴室内にシャワー側制御部28を介してシャワーを形成する温水供給手段29を設けた浴室内のシャワー装置30を設け、シャワー側制御部28とサウナ側制御部16Hとを電気的に接続して浴室内シャワー装置30とサウナ装置10Hを連動させ、サウナ運転開始時に浴室内シャワー装置30の温水供給手段29から一定時間温水を吹き出させ、その後、サウナ装置10Hにより加温加湿を行なう構成とする。
上記構成において、リモコン操作部23により、サウナ運転を開始し、サウナ運転開始と同時に連動している浴室内のシャワー装置30から一定時間温水を吹出させ、一定時間経過後に浴室何のシャワー装置30を停止させ、サウナ装置10Hで加湿運転を行ない、および、または、浴室乾燥機15Gで暖房運転を行ない、タイマー等による運転停止またはリモコン操作によるサウナ運転停止で、サウナ装置10Hによる加湿および浴室乾燥機15Gの暖房運転を停止する。
また、リモコン操作部23によりサウナ運転を開始し、サウナ運転開始と同時にサウナ装置10Hのノズルから一定時間温水を吹き出し、一定時間経過後ノズルからの温水吹出しを停止させ浴室乾燥機15Gで暖房運転を行ない、さらに一定時間経過後、サウナ装置10Hで加湿運転を開始し、および、または、浴室乾燥機15Gは暖房運転を行ないタイマーによるサウナ運転停止、またはリモコン操作によるサウナ運転停止で、サウナ装置10Hの加湿、浴室乾燥機15Gの暖房運転を停止させるようにしても良く、浴室にある程度水蒸気を発生させた状態でサウナ装置10Hにより加湿を行なうことで立ち上り時間を短縮させることができる。
サウナ装置と換気扇等を組み合わせることにより、ある程度の湿気を必要とする野菜等の栽培や、きのこ類の栽培分野等にも適用できる。
本発明の実施の形態1のサウナシステムの構成を示すブロック図 同サウナシステムの設置状態を示す概略断面図 同サウナシステムの加湿部の構成を示す断面図 本発明の実施の形態2のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態8のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態9のサウナシステムの構成を示すブロック図 従来のスチームサウナ装置の設置状態を示す斜視図 同スチームサウナ装置の断面図
符号の説明
2 加湿部
2A 加湿部
3A 送風機
10 サウナ装置
10A サウナ装置
10B サウナ装置
10C サウナ装置
10D サウナ装置
10F サウナ装置
10G サウナ装置
10H サウナ装置
12 循環送風手段
12A 循環送風手段
13 加熱手段
13A 加熱手段
14A 換気手段
15 浴室乾燥機
15A 浴室乾燥機
15B 浴室乾燥機
15C 浴室乾燥機
15D 浴室乾燥機
15E 浴室乾燥機
16 サウナ側制御部
16A サウナ側制御部
16B サウナ側制御部
16C サウナ側制御部
16D サウナ側制御部
16F サウナ側制御部
16G サウナ側制御部
16H サウナ側制御部
17 乾燥機側制御部
17A 乾燥機側制御部
17B 乾燥機側制御部
17C 乾燥機側制御部
17D 乾燥機側制御部
17F 乾燥機側制御部
17G 乾燥機側制御部
18 浴室
21 サウナ側送受信手段
22 乾燥機側送受信手段
23 リモコン操作部
24 ボイラー
24A ボイラー
25 ボイラー側制御部
26 ボイラーリモコン操作部
26A ボイラーリモコン操作部
27 サウナシステムリモコン
28 シャワー側制御部
29 温水供給手段
30 シャワー装置

Claims (3)

  1. 浴室の空気を加湿する加湿部と、この加湿部を制御するサウナ側制御部とを設けたサウナ装置と、浴室の空気を循環する循環送風手段と、この循環送風手段の空気流路内の空気を加熱する加熱手段とを制御する乾燥機側制御部を設けた浴室乾燥機とを備え、前記サウナ側制御部と前記乾燥機側制御部を介して前記サウナ装置と前記浴室乾燥機を電気的に接続したサウナシステムであって、前記浴室乾燥機に電気的に接続される熱源となるボイラーと、このボイラーに設けられるボイラー側制御部と、このボイラー側制御部に信号を送るボイラーリモコン操作部と、このボイラーに設けられ前記浴室乾燥機の前記加熱手段および前記サウナ装置の前記加湿部に温水を送る温水循環手段とを備え、前記浴室乾燥機および前記サウナ装置は、前記ボイラーリモコン操作部ひとつで操作して信号を前記ボイラーリモコン操作部から前記ボイラー側制御部を介し前記乾燥機側制御部あるいは前記サウナ側制御部に送り、前記温水循環手段を制御して、運転制御されることを特徴とするサウナシステム。
  2. サウナシステムを操作するサウナシステムリモコンをさらに設けた請求項1記載のサウナシステム。
  3. 浴室外にサウナシステムを操作するサウナシステムリモコンを設け、浴室内にボイラーリモコン操作部を設ける構成とした請求項2記載のサウナシステム。
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