JP2006336954A - 換気暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室や洗面所の暖房・換気等をコンパクトな構成で可能にする換気暖房装置を提供する。
【解決手段】空気を吸引し、吹き出す第1のファン17と、浴室内の空気を第1のファン17に吸引せしめる浴室吸気経路10bと、他室内の空気を第1のファン17に吸引せしめる他室吸気経路10cと、第1のファン17が吹き出す空気を屋外へ導く排気経路8aと、第1のファン17が吹き出す空気を他室内へ導く他室送気経路9bと、排気経路8aもしくは他室送気経路9bの何れか一方或いは双方を開放するよう切替わる吹出側ダンパ24と、他室送気経路9b内の空気を加熱する他室加熱手段25からなる換気暖房装置1とし、浴室を含む他室の換気を行い且つ少なくとも他室を暖房する機能を併せ持つ。
【選択図】 図3

Description

本発明は、浴室を含む他室の換気を行い且つ少なくとも他室を暖房する機能を併せ持つ換気暖房装置に関する。
近年、戸建て住戸やマンション等の集合住戸では浴室換気暖房装置が標準的な住宅設備として採用されるようになってきている。また、洗面所の暖房ニーズも高いことから洗面所暖房装置も設置されるようになってきている(例えば、非特許文献1参照)。
この浴室換気暖房装置は、浴室のみの1室、浴室とトイレとの2室、或いは、浴室、洗面所及びトイレの3室の換気を同時に行う換気機能と、浴室内に暖気を供給して浴室内の温度を上昇させる暖房・乾燥機能とを併せ持つものである。こうした暖房・乾燥機能を有する浴室換気暖房装置を用いれば、単に浴室内を暖房して快適な入浴を行うにとどまらず、浴室を衣類乾燥室として利用することができるほか、浴室内の湿気を除去してカビの発生を効果的に抑制することができる。
また、洗面所の暖房装置としては、洗面室内に暖気を供給して洗面室内の温度を上昇させる暖房機能を持つ。こうした暖房機能を用いれば、浴室暖房と同時に使用することで浴室と洗面所の温度差を低減できるため、使用者へのヒートショックを防止することができる。こうした他室暖房機能付き浴室用暖房装置の構成については、例えば特許文献1などに記載されている。
特開平11−22994号公報 "浴室換気暖房乾燥機「三乾王」",[Online],東陶機器株式会社,[平成16年3月15日検索],インターネット〈URL: http://www.toto.co.jp/products/bath/b00008/index.htm〉
従来の暖房装置は、独立した浴室用暖房装置と洗面所用暖房装置をそれぞれ設置し、各々の操作部で暖房運転を行い使用する、もしくは、特許文献1にあるような構成で浴室本体に浴室の加熱手段と洗面所の加熱手段を備え、洗面所本体には、洗面所内の空気を循環させるための循環ファンユニットを備えると共に、浴室と洗面所間の空気のやりとりを行うため、往きと戻りの配管がそれぞれ必要となり、施工に手間を要し、大がかりな装置となっていた。
しかしながら、浴室の天井裏や洗面所の天井裏スペースには限りがあり、その限られたスペース内に浴室用暖房装置と他室用暖房装置を配置する必要がある。更には、浴室の天井材質(塩ビ鋼板等)とは異なり、洗面所の天井は、一般的に石膏ボード等で作られていることが多く強度も低いため、軽量かつそれぞれの暖房能力を確保しつつ、装置の小型化を図る必要がある。
本発明はこのような課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、浴室用暖房装置と他室用暖房装置を天井裏の換気暖房装置の本体内に収納することで、浴室と他室とを比較的大きい暖房能力で暖房することができるとともに、浴室の循環・換気および他室の循環・換気を可能とし、天井裏のスペースが少なくても簡単に施工ができることを特徴とする他室暖房機能付き換気暖房装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、空気を吸引し、吹き出す第1のファンと、浴室内の空気を第1のファンに吸引せしめる浴室吸気経路と、他室内の空気を第1のファンに吸引せしめる他室吸気経路と、第1のファンが吹き出す空気を屋外へ導く排気経路と、第1のファンが吹き出す空気を他室内へ導く他室送気経路と、排気経路もしくは他室送気経路の何れか一方或いは双方を開放するよう切替わる吹出側ダンパと、他室送気経路内の空気を加熱する他室加熱手段からなる換気暖房装置としている。
この換気暖房装置により、第1のファンにより浴室内及び他室内の空気を吸引しての排気経路へ吹き出すことで、浴室及び他室の換気運転が可能となる。また、排気経路に吹き出された空気を吹出側ダンパにより他室送気経路へ導き、他室送気経路内に配設された他室加熱手段で加熱した後、他室へ送気する他室暖房運転も可能となる。
よって、他室内の空気を循環させるためのファンを別途設ける必要がないため、換気暖房装置を小型化が可能となり、天井裏の高さが低い住戸においても取り付けが容易となる。また部品点数の減少により、製品コストを低減させることも可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、換気暖房装置は、浴室吸気経路を通過する風量を調整する浴室側ダンパと、他室吸気経路を通過する風量を調整する他室側ダンパとを備えたものとしている。
この換気暖房装置では、浴室または他室の何れか一方のみを換気運転することが可能となる。例えば使用者の入浴後など、蒸気が浴室内にのみ充満する場合や、洗面所に設置されている衣類乾燥機等が排出する蒸気により、洗面所内にのみ蒸気が充満した場合など、結露防止やカビ発生防止のため、各々の室内のみを換気したい場合などに対応できる。
請求項3に記載の発明によれば、換気暖房装置は、浴室内の空気を吸引し、浴室内に吹き出す第2のファンと、第2のファンにて吹き出す空気を加熱する浴室加熱手段を備えたものとしている。
この換気暖房装置により、浴室の換気および他室の換気・暖房だけでなく、浴室内の暖房も可能となると共に、浴室および他室の暖房に必要な熱量および風量を確保することが容易となる。
請求項4に記載の発明によれば、換気暖房装置は、浴室内の温度を検出する浴室温度検出手段と、他室内の温度を検出する他室温度検出手段と、浴室温度検出手段と他室温度検出手段の検出温度に基づき、浴室加熱手段および他室加熱手段を制御する制御装置を備えたものとしている。
従来、冬場の浴室が寒いということで浴室のみの暖房が行われてきたが、使用者が入浴後、浴室からに他室(脱衣所等)へ移動する際に、浴室内と他室内の温度差が大きいためヒートショックを起こすおそれがあった。本システムの採用により、両室内の温度差を低減させるよう制御することが可能となり、使用者へのヒートショック防止を図ることができる。更には、加熱手段としてヒーターを用いた浴室加熱手段と他室加熱手段の消費電力量が規定量を超えないように制御することが可能となるため、ブレーカー落ち等を防止することができる。また、各室内が使用者の所望の温度となるよう、換気暖房装置の運転を制御することも可能になり、ランニングコスト低減にも有効である。
請求項5に記載の発明によれば、換気暖房装置は、他室に連通する2重管ダクトを備え、2重管ダクトの外管または内管の何れか一方が吸気経路に連通され、他方が他室送気経路に連通されるものとしている。
これにより浴室と洗面所間の空気のやりとりを2重管ダクト1つで行うことが可能となり、換気暖房装置の小型化に寄与するとともに、装置を設置する手間を軽減することが可能となる。
以下、本発明に係る換気暖房装置の実施例について、図1乃至図3を参照しながら説明する。
本実施例の換気暖房装置では、図1に示すように、浴室用換気暖房装置1が浴室2の天井に設置される。他室吸送気グリル3が他室4(ここでは、洗面所に設置した例を示す)の天井に設置されており、接続部材5及び2重管ダクト6により浴室用換気暖房装置1と他室吸送気グリル3が連通された状態となっている。他室4内の壁面にはリモコン7が設置されており、使用者はリモコン7に設けられたスイッチ(図示せず)を押すことにより、後述する浴室用換気暖房装置1の運転モードを適宜選択する。8aは浴室用換気暖房装置1が排出した空気を屋外へ導く排気ダクトである。
図2は2重管ダクト6周辺の概略横断面図である。2重管ダクト6はその断面で同心円状に、半径方向内側の内管経路9aと、半径方向外側の外管経路10aの2つの経路を形成している。
接続部材5は中空構造となっており、浴室用換気暖房装置1側の端面5aには、送気接続口11と吸気接続口12が設けられており、他方の端面5bには、送気接続口11に連通する穴13と、吸気接続口12に連通する略環状の開口14が設けられている。本実施例の2重管ダクト6は、内管経路9aにて他室4への送気を、外管経路10aにて他室4からの吸気をおこなうものであり、2重管ダクト6と接続部材5は、内管経路9aが穴13に連通し、外管経路10aが開口14に連通するよう嵌め合わせて接続されている。
一方、他室4の天井4’に設置された他室給送気グリル3の下面には他室送気口15が、側面には天井沿いに他室吸気口16が開口している。2重管ダクト6と他室吸送気グリル3は、内管経路9aが他室送気口15と連通し、外管経路10aが他室吸気口16と連通するよう接続されている。
以上説明した2重管ダクト6の構造は、本発明の一実施例を示しているものであり、本発明の趣旨を変えない程度に他の形態をとってもよい。例えば、外周部に結露防止のための断熱材が貼りつけられたものであってもよい。
図3は浴室用換気暖房装置1の概略横断面図である。浴室用換気暖房装置1は換気ファン17を備えており、その吸込側18には浴室吸気経路10bと他室吸気経路10cとが連通している。浴室吸気経路10bは、浴室用換気暖房装置1を覆う浴室グリル19に設けられた換気側吸気口20と、吸込側18とに連通するものであり、その経路中には、開度の変更により通過する風量を調節する浴室側ダンパ21を備えている。他室吸気経路10cは、他室吸気入口12’と吸込側18とに連通するものであり、浴室吸気経路10bと同様に、風量を調節する他室側ダンパ22を備えている。
換気ファン17の吹出側23には吹出経路8bが連通しており、吹出経路8bはその下流で、屋外に連通する排気ダクト8aと他室送気出口11’に連通する送気経路9bとに分岐している。すなわち、排気ダクト8aと吹出経路8bとが換気ファン17の吹出側23と屋外とを連通する排気経路を構成するものとなる。分岐部には回動可能な吹出側ダンパ24が配設されており、吹出側ダンパ24の位置により、吹出経路8bは排気ダクト8a又は送気経路9bの何れか一方に連通するよう構成されている。図4に吹出側ダンパ24の位置パターン図を示す。すなわち、吹出側ダンパ24がイの位置にあるときは、吹出経路8bは排気ダクト8aのみに連通し、一方、吹出側ダンパ24がロの位置にあるときは、送気経路9bのみに連通するものである。また吹出側ダンパ24をハの位置に配置することにより、排気ダクト8aと送気経路9bのいずれにも連通させることも可能である。また送気経路9bには、そこを通過する空気を通電により加熱する他室加熱手段25が配設されている。
さらに浴室用換気暖房装置1は循環ファン26を備えており、浴室グリル19に設けられた循環側吸気口27より浴室2内の空気を吸引し、同じく浴室グリル19に設けられた循環側吹出口28より浴室2内へ吹き出す。29は通電により発熱する浴室加熱手段であり、循環ファン26にて吸引された空気を加熱するものである。
接続部材5と浴室用換気暖房装置1は、接続部材5の送気接続口11と浴室用換気暖房装置1の他室送気出口11’を嵌め合わせ、接続部材5の吸気接続口12と浴室用換気暖房装置1の他室吸気入口12’を嵌め合わせることで接続される。すなわち、内管経路9aと送気経路9bとが、接続部材5を介すことで、換気ファン17の吸込側18と他室4内を連通する浴室送気経路を構成するものである。同様に外管経路10aと他室吸気経路10cとが、接続部材5を介すことで、換気ファン17の吸込側18と他室4内を連通する吸気経路を構成する。
以下、本発明に係る換気暖房装置の運転モードについて説明する。使用者により「浴室換気運転」モードが選択されると、換気ファン17が運転を開始し、他室側ダンパ22は閉塞、浴室側ダンパ21は開放され、吹出側ダンパ24は図4のイの位置に配置される。これにより、浴室2内の空気は換気側吸気口20より浴室吸気経路10bに吸引され、吹出経路8bへ吹き出された後、排気ダクト8aを経て屋外へ排出される。
「浴室暖房運転」モードが選択された場合には、循環ファン26が運転を開始し、浴室2内の空気は循環側吸気口27より浴室用換気暖房装置1内に吸引される。循環ファン26により吹き出された空気は、浴室加熱手段29により加熱された後、循環側吹出口28より浴室2内に戻される。このように浴室2内の空気は浴室加熱手段29にて加熱されながら循環するため、効率的に浴室2内の暖房が成される。
「他室換気運転」モードが選択された場合には、換気ファン17が運転を開始し、他室側ダンパ22は開放、浴室側ダンパ21は閉塞とされ、吹出側ダンパ24は図4のイの位置に配置される。他室4内の空気は、他室吸送気グリル3の他室吸気口16より吸引され、外管経路10a、接続部材5、他室吸気経路10cにより換気ファン17の吸込側18に導かれる。そして吹出経路8bへ吹き出された後、排気ダクト8aを経て屋外へ排出される。
「他室暖房運転」モードが選択された場合には、換気ファン17が運転を開始し、他室側ダンパ22は開放、浴室側ダンパ21は閉塞とされ、吹出側ダンパ24は図4のロの位置に配置される。他室4内の空気は、他室吸送気グリル3の他室吸気口16より吸引され、外管経路10a、接続部材5、他室吸気経路10cにより換気ファン17の吸込側18に導かれる。そして吹出経路8bへ吹き出された後、送気経路9b、接続部材5、内管経路9aを経て、他室給送気グリル3の他室送気口15より他室4内に吹き出される。ここで吹き出された空気は、送気経路9bを通過する際に他室加熱手段29にて加熱されているため、温風となっている。このように他室4内の空気は他室加熱手段25で加熱されながら循環するため、効率的に他室4の暖房が成される。
尚、上記の「他室暖房運転」モードにおいて、吹出側ダンパ24を図4のハの位置に配置すれば、換気ファン17から吹き出された空気の一部が排気ダクト8aより屋外に排出されるため、他室4内の暖房と換気を同時におこなうことが可能となる。
「浴室・他室同時換気運転」モードが選択された場合には、換気ファン17が運転を開始し、他室側ダンパ22と浴室側ダンパ21が開放され、吹出側ダンパ24は図4のイの位置に配置される。これにより、浴室2内の空気は換気側吸気口20より浴室吸気経路10bに吸引されると同時に、他室4内の空気は、他室吸送気グリル3の他室吸気口16より吸引され、外管経路10a、接続部材5、他室吸気経路10cにより換気ファン17の吸込側18に導かれる。それぞれの経路から導かれた空気は、吸込側18で混合され、換気ファン17により吹出経路8bへ吹き出された後、排気ダクト8aを経て屋外へ排出される。
「浴室・他室同時暖房運転」モードが選択された場合には、各ファン、ダンパの動作は、上記「浴室暖房運転」モード時と「他室暖房運転」モード時のものの組合せでよい。本モードにより、浴室2内と他室4内の空気をそれぞれ加熱・循環させることで、各室内の効率的な暖房が同時に可能となる。
「浴室暖房・他室換気運転」モードにおいては、各ファン、ダンパの動作は、上記「浴室暖房運転」モード時と「他室換気運転」モード時のものの組合せでよい。本モードにより、浴室2内の空気を加熱・循環させながら、他室4内の空気を換気することが可能となる。
「浴室換気・他室暖房運転」モードが選択された場合には、換気ファン17が運転を開始し、他室側ダンパ22と浴室側ダンパ21が開放され、吹出側ダンパ24は図4のハの位置に配置される。これにより浴室2内の空気は、浴室グリル19の換気側吸気口20より浴室吸気経路10bに吸引されると同時に、他室4内の空気は、他室吸送気グリル3の他室吸気口16より吸引され、外管経路10a、接続部材5、他室吸気経路10cにより換気ファン17の吸込側18に導かれる。それぞれの経路から導かれた空気は、換気ファン17の吸込側18で混合され、換気ファン17により吹出経路8bへ吹き出された後、一部は排気ダクト8aより屋外へ排出され、残りは送気経路9b、接続部材5、内管経路9aを経て、他室給送気グリル3の他室送気口15より他室4内に吹き出される。ここで吹き出された空気は、送気経路9bを通過する際に他室加熱手段25にて加熱されているため、温風となっている。
図3の実施例には図示していないが、浴室2内の温度を監視するための温度センサを循環側吸気口27近傍に、他室4の温度を監視するための温度センサを他室吸気口16近傍に配置し、装置全体の消費電力量が規定量をオーバーしないよう、両センサからの信号に基づき浴室加熱手段29および他室加熱手段25への供給電力を制御(ON/OFF制御やduty制御など)し、ブレーカー落ちを防止するもできる。また、両加熱手段に供給する電力の配分を変更し、浴室2内の温度と他室4内の温度差を低減するよう制御することも可能である。例えば、浴室2内の温度が30℃で他室4内の温度が15℃であるとき、浴室加熱手段29への供給電力を低下させるとともに、他室加熱手段25への供給電力を増加させるなどすれば、結果として浴室2内と他室4内の温度差が低減するため、使用者が浴室2に入退室した際のヒートショックを防止することも可能となる。
尚、上記実施例による換気暖房装置はいずれも単に本発明の一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜、変更、修正、追加を行っても本発明に包含されることは当然である。
本発明に係る換気暖房装置を設置した住戸の概略縦断面図。 2重管ダクトの構成を示す概略横断面図。 浴室用換気暖房装置1の概略横断面図。 吹出側ダンパ24の位置パターンを示す概略横断面図。
符号の説明
1…浴室用換気暖房装置
2…浴室
3…他室吸送気グリル
4…他室
5…接続部材
5a、5b…接続部材の端面
6…2重管ダクト
7…リモコン
8a…排気ダクト(排気経路)
8b…吹出経路(排気経路)
9a…内管経路(他室送気経路)
9b…送気経路(他室送気経路)
10a…外管経路(吸気経路)
10b…浴室吸気経路(吸気経路)
10c…他室吸気経路(吸気経路)
11…送気接続口
11’…他室送気出口
12…吸気接続口
12’…他室吸気入口
13…穴
14…開口
15…他室送気口
16…他室吸気口
17…換気用ファン(第1のファン)
18…吸込側
19…浴室グリル
20…換気側吸気口
21…浴室側ダンパ
22…他室側ダンパ
23…吹出側
24…吹出側ダンパ
25…他室加熱手段
26…循環用ファン(第2のファン)
27…循環側換気口
28…循環側吹出口
29…浴室加熱手段

Claims (5)

  1. 空気を吸引し、吹き出す第1のファンと、
    浴室内の空気を前記第1のファンに吸引せしめる浴室吸気経路と、
    他室内の空気を前記第1のファンに吸引せしめる他室吸気経路と、
    前記第1のファンが吹き出す空気を屋外へ導く排気経路と、
    前記第1のファンが吹き出す空気を前記他室内へ導く他室送気経路と、
    前記排気経路もしくは前記他室送気経路の何れか一方或いは双方を開放するよう切替わる吹出側ダンパと、
    前記他室送気経路内の空気を加熱する他室加熱手段からなる換気暖房装置。
  2. 前記浴室吸気経路を通過する風量を調整する浴室側ダンパと、前記他室吸気経路を通過する風量を調整する他室側ダンパとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の換気暖房装置。
  3. 前記浴室内の空気を吸引し、前記浴室内に吹き出す第2のファンと、前記第2のファンが吹き出す空気を加熱する浴室加熱手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の換気暖房装置。
  4. 前記浴室内の温度を検出する浴室温度検出手段と、前記他室内の温度を検出する他室温度検出手段と、前記浴室温度検出手段と前記他室温度検出手段の検出温度に基づき、前記浴室加熱手段および前記他室加熱手段を制御する制御装置を備えたことを特徴とする請求項3に記載の換気暖房装置。
  5. 前記他室内に連通する2重管ダクトを備え、前記2重管ダクトの外管または内管の何れか一方が前記他室吸気経路に連通され、他方が前記他室送気経路に連通されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の換気暖房装置。
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