JP2005538974A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2005538974A5
JP2005538974A5 JP2004518667A JP2004518667A JP2005538974A5 JP 2005538974 A5 JP2005538974 A5 JP 2005538974A5 JP 2004518667 A JP2004518667 A JP 2004518667A JP 2004518667 A JP2004518667 A JP 2004518667A JP 2005538974 A5 JP2005538974 A5 JP 2005538974A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
cyano
hydrogen
halogen
alkynyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004518667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005538974A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE10232020A external-priority patent/DE10232020A1/de
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/EP2003/007060 external-priority patent/WO2004004729A1/de
Publication of JP2005538974A publication Critical patent/JP2005538974A/ja
Publication of JP2005538974A5 publication Critical patent/JP2005538974A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Claims (27)

  1. 一般式(I):
    Figure 2005538974
    [式中、
    nは1〜4であり、Rは水素、アルキルまたはハロゲンであり、
    (a)XがSまたはOであり、
    (i)Rがヒドロキシ、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アシル、アルコキシカルボニル、またはシアノである場合は、RおよびRがそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、
    (ii)Rが水素、アルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチルである場合は、Rがヒドロキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アシル、アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、Rが水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、または
    (b)XがNHであり、
    が水素、ヒドロキシ、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニル、ハロゲンおよびシアノから選択され、RおよびRがそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、ただしこの化合物はN−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−インドリルカルバミドでなく、または
    (c)XがTeであり、
    が水素、ヒドロキシ、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、RおよびRがそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、
    この場合に基、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびアリールは互いに独立に置換されていてもよい]で表される化合物およびこの化合物の製薬的に認容される塩。
  2. nが1〜4であり、
    Rが水素、アルキルまたはハロゲンであり、Rが基、水素、ヒドロキシ、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニル、またはシアノにより置換され、RおよびRが個々にまたは一緒に基、水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換される場合は、XはTeであり、
    または
    Rが水素、アルキルまたはハロゲンであり、Rが基、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アシル、アルコキシカルボニル、またはシアノにより置換され、RおよびRが個々にまたは一緒に基、水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換される場合は、XはSまたはOであり、または
    Rが水素、アルキルまたはハロゲンであり、Rが基、水素、アルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチルにより置換され、RおよびRが個々にまたは一緒に基、ヒドロキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換される場合は、XはSまたはOであり、
    または
    Rが水素、アルキルまたはハロゲンであり、Rが基、ヒドロキシ、アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換され、その際アルキルおよびアルキルオキシは少なくとも2個の炭素原子を有しなければならず、RおよびRが個々にまたは一緒に基、水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換され、アルキルオキシが少なくとも2個の炭素原子を有する場合は、XはNHである請求項1記載の化合物。
  3. 一般式(Ia)または(Ib):
    Figure 2005538974
    [式中、
    nは1〜4であり、
    Rは水素、C〜C−アルキルまたはハロゲンであり、
    がヒドロキシ、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルまたはシアノである場合は、RおよびRがそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、
    が水素、C〜C−アルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチルである場合は、Rがヒドロキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、Rが水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、その際基、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニルおよびC〜C−アルキニルは互いに独立に置換されていてもよい]を有する請求項1記載の化合物およびその製薬的に認容される塩。
  4. 一般式(Ic):
    Figure 2005538974
    [式中、
    nは1〜4であり、
    Rは水素、C〜C−アルキルまたはハロゲンであり、
    は水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニル、フッ素、塩素、臭素およびシアノから選択され、
    およびRはそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、その際基、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニルおよびC〜C−アルキニルは互いに独立に置換されていてもよい]を有する化合物およびこの化合物の製薬的に認容される塩、ただしN−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−インドリルカルバミドを除く。
  5. (a)Rがヒドロキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルまたはシアノである場合は、RおよびRはそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、かつ
    (b)Rが水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルキルオキシまたはハロゲンである場合は、Rがヒドロキシ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、Rが水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルケニル、C2〜C−アルキニル、メトキシ基またはハロゲンにより置換されていてもよいフェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、その際基、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニルおよびC〜C−アルキニルは互いに独立に置換されていてもよい請求項4記載の化合物およびこの化合物の製薬的に認容される塩。
  6. 置換基Rがヘテロ環の5位または6位に存在し、
    置換基RおよびRがフェニル環の2位もしくは3位または2位もしくは4位に存在し、その際2つの置換基RおよびRの一方が水素原子である場合に、それぞれほかの置換基がフェニル環の2位に存在する請求項1から5までのいずれか1項記載の化合物。
  7. nが3である請求項1から6までのいずれか1項記載の化合物。
  8. 一般式(IV):
    Figure 2005538974
    [式中、
    XはS、NHまたはOであり、
    Rは水素、C〜C−アルキル、フッ素、塩素および臭素から選択され、
    は水素、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキル、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチルおよびシアノから選択され、その際Rはヘテロ環の5位または6位に存在し、
    およびRは互いに独立に水素、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキル、フッ素、塩素、臭素およびトリフルオロメチルから選択され、その際RおよびRはフェニル環の2位もしくは3位または2位もしくは4位に存在し、2つの置換基RおよびRの一方が水素原子である場合に、それぞれ他の置換基はフェニル環の2位に存在し、その際C〜C−アルキルは互いに独立に置換されていてもよい]を有する化合物およびこの化合物の製薬的に認容される塩、ただしN−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−インドリルカルバミドを除く。
  9. XがNHである場合に、Rが水素、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルキル、フッ素、塩素、臭素またはシアノから選択され、かつ
    XがSまたはOである場合に、Rが水素、C〜C−アルキル、フッ素、塩素、臭素、シアノおよびトリフルオロメチルから選択される請求項8記載の化合物。
  10. N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−シアノ−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−シアノ−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−6−シアノ−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−6−シアノ−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−ブロモ−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−ブロモ−2−ベンゾ[b]チオフェニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−シアノ−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−ブロモ−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−6−シアノ−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−ブロモ−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−6−シアノ−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−シアノ−2−インドリルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−シアノ−2−ベンゾ[b]フラニルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−ベンゾ[b]フラニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−ベンゾ[b]フラニルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−ブロモ−2−ベンゾ[b]フラニルカルバミド、
    N−4−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−5−ブロモ−2−ベンゾ[b]フラニルカルバミド、
    N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−ベンゾ[b]テルロフェニルカルバミド、および
    N−(4−(2、3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−ベンゾ[b]テルロフェニルカルバミド
    から選択される請求項1から9までのいずれか1項記載の化合物およびこの化合物の製薬的に認容される塩。
  11. 一般式(II):
    Figure 2005538974
    [式中、
    nは1〜4であり、RおよびRは個々にまたは一緒に基、水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノを表す]で表される化合物。
  12. およびRがそれぞれ互いに独立に水素、ヒドロキシ、C〜C−アルキルオキシ、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、アリール、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、C〜C−アシル、C〜C−アルコキシカルボニルおよびシアノから選択され、その際基、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニルおよびアリールは互いに独立に付加的に置換されていてもよい請求項11記載の化合物。
  13. N−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−フェロセニルカルバミドおよび
    N−4−(4−(2,3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−フェロセニルカルバミドから選択される請求項12記載の化合物。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項記載の化合物の1種以上を含有する薬剤。
  15. 付加的に患者での同時または時間的に互いに前後する投与のためにL−ドーパを含有する請求項14記載の薬剤。
  16. コカイン、アルコール、アヘンおよびニコチン中毒、神経変性疾患、特にパーキンソン病、性機能障害、鬱病または精神分裂病を治療または予防するための請求項1から13までのいずれか1項記載の化合物を含有する薬剤。
  17. 高プロラクチン血症、高プロラクチン産生腫瘍、緑内障、認知障害、レストレスレグ症候群、活動過多症候群(ADHS)、パーキンソン病に関係した運動障害、L−DOPA誘発性疾患、セガワ症候群、遅発性運動障害および妊娠後の薬物療法に促進された離乳を治療または予防するための請求項1から13までのいずれか1項記載の化合物を含有する薬剤。
  18. セガワ症候群、自発性運動障害、またはパーキンソン病に関係する失調症、または遅発性またはL−DOPA誘発性運動障害または失調症を治療または予防するために提供される請求項17記載の薬剤。
  19. コカイン、アルコール、アヘンおよびニコチン中毒、神経変性疾患、特にパーキンソン病または性機能障害を治療または予防するための、一般式(III):
    Figure 2005538974
    [式中、
    nは1〜4であり、
    Rが水素、アルキルまたはハロゲンであり、Rが基、水素、アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチルにより置換され、RおよびRはそれぞれ個々にまたは一緒に基、水素、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル、アシル、アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換される場合は、XはS、OまたはNHである]で表される化合物を含有する薬剤。
  20. 鬱病または精神分裂病を治療または予防するための請求項19記載の薬剤。
  21. 高プロラクチン血症、高プロラクチン産生腫瘍、緑内障、認知障害、レストレスレグ症候群、活動過多症候群(ADHS)、パーキンソン病に関係した運動障害、L−DOPA誘発性疾患、セガワ症候群、遅発性運動障害および妊娠後の薬物療法に促進された離乳を治療または予防するために使用される請求項19項記載の薬剤。
  22. セガワ症候群、自発性運動障害、またはパーキンソン病に関係する失調症、または遅発性またはL−DOPA誘発性運動障害または失調症を治療または予防するために使用される請求項21記載の薬剤。
  23. Rが水素、C〜C−アルキル、フッ素、塩素および臭素から選択され、
    が水素、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキル、フッ素、塩素、臭素およびトリフルオロメチルから選択され、
    およびRはそれぞれ独立に水素、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキル、フッ素、塩素、臭素およびトリフルオロメチルから選択され、
    基C〜C−アルキルは置換されていてもよい請求項19から22までのいずれか1項記載の薬剤。
  24. 置換基Rがヘテロ環の5位または6位に存在し、
    置換基RおよびRがそれぞれフェニル環の2位もしくは3位または2位もしくは4位に存在し、2つの置換基RおよびRの一方が水素原子である場合に他の置換基がフェニル環の2位に存在する請求項19から23までのいずれか1項記載の薬剤。
  25. 化合物がN−4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)ブチル−2−インドリルカルバミドである請求項19から24までのいずれか1項記載の薬剤。
  26. 活性化された形、特にカルボン酸ハロゲン化物の形の一般式(A):
    Figure 2005538974
    の化合物を、一般式(B)
    Figure 2005538974
    (式中、n、R、RおよびRは一般式(I)、(III)および(IV)に記載されたものを表す)の化合物と反応させることからなる前記一般式(I)、(III)または(IV)の化合物を製造する方法。
  27. 活性化された形のフェロセン−2−カルボン酸を一般式(B′):
    Figure 2005538974
    (式中、n、RおよびRは一般式(II)に記載されたものを表す)の化合物と反応させることからなる前記一般式(II)の化合物を製造する方法。
JP2004518667A 2002-07-04 2003-07-02 中枢神経系の病気を治療するドーパミン−d3リガンドとして使用するためのヘテロアレーンカルボキサミド Pending JP2005538974A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10230062 2002-07-04
DE10232020A DE10232020A1 (de) 2002-07-04 2002-07-10 Neurorezeptoraktive Heteroarencarboxamide
PCT/EP2003/007060 WO2004004729A1 (de) 2002-07-04 2003-07-02 Heteroarencarboxamide zur verwendung als dopamin-d3 liganden zur behandlung von zns-erkrankungen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005538974A JP2005538974A (ja) 2005-12-22
JP2005538974A5 true JP2005538974A5 (ja) 2006-04-20

Family

ID=30116602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004518667A Pending JP2005538974A (ja) 2002-07-04 2003-07-02 中枢神経系の病気を治療するドーパミン−d3リガンドとして使用するためのヘテロアレーンカルボキサミド

Country Status (18)

Country Link
US (1) US20050197343A1 (ja)
EP (1) EP1519726B1 (ja)
JP (1) JP2005538974A (ja)
KR (1) KR20050075281A (ja)
CN (1) CN1665503A (ja)
AT (1) ATE354367T1 (ja)
AU (1) AU2003246356A1 (ja)
CA (1) CA2489396A1 (ja)
DE (1) DE50306588D1 (ja)
DK (1) DK1519726T3 (ja)
ES (1) ES2280799T3 (ja)
HK (1) HK1074579A1 (ja)
IL (1) IL165677A0 (ja)
MX (1) MXPA05000033A (ja)
NO (1) NO20050386L (ja)
PL (1) PL374612A1 (ja)
RU (1) RU2320656C2 (ja)
WO (1) WO2004004729A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE521512C2 (sv) * 2001-06-25 2003-11-11 Niconovum Ab Anordning för administrering av en substans till främre delen av en individs munhåla
EP3473251B1 (en) 2002-12-20 2023-12-13 NicoNovum AB A nicotine-cellulose combination
DE102004037445A1 (de) * 2004-08-02 2006-03-16 Schwarz Pharma Ag Carboxamide des Indolizins und seiner Aza- und Diazaderivate
DE102004054634A1 (de) * 2004-11-12 2006-05-18 Schwarz Pharma Ag Azaindolcarboxamide
DE102004063797A1 (de) * 2004-12-30 2006-07-13 Schwarz Pharma Ag Sauerstoffhaltige annelierte Phenylpiperazin- und Phenyldiazepancarboxamide
JP2008526715A (ja) * 2005-01-03 2008-07-24 ユニベルシタ デグリ ストゥディ ディ シエナ 神経精神障害の治療のためのアリールピペラジン誘導体
WO2007104573A2 (en) 2006-03-16 2007-09-20 Niconovum Ab Improved snuff composition
FR2903986A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-25 Pierre Fabre Medicament Sa Nouveaux derives chromenes ou thiochromenes carboxamides, leur procede de preparation et leurs applications en therapeutique
CA2690789C (en) * 2007-06-15 2014-08-05 Amy Hauck Newman 4-phenylpiperazine derivatives with functionalized linkers as dopamine d3 receptor selective ligands and methods of use
US9227944B2 (en) 2008-10-10 2016-01-05 Institute Of Pharmacology And Toxicology Academy Of Military Science P.L.A. China Dopamine D3 receptor ligands and preparation and medical uses of the same
JP5701213B2 (ja) * 2008-10-10 2015-04-15 インスティチュート オブ ファーマコロジー アンド トキシコロジー アカデミー オブ ミリタリー メディカル サイエンシズ ピー.エル.エー.チャイナ 新規なドーパミンd3受容体リガンド、その調製及び使用
FR2949465B1 (fr) 2009-09-01 2011-08-12 Pf Medicament Derives chromones, leur procede de preparation et leurs applications therapeutiques
US11299476B2 (en) 2016-03-14 2022-04-12 The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Dopamine D3 receptor selective antagonists/partial agonists; method of making; and use thereof
CA3111785A1 (en) 2018-09-11 2020-03-19 The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Dopamine d3 receptor selective antagonists/partial agonists and uses thereof
CN114409621B (zh) * 2022-02-09 2023-09-08 江苏省原子医学研究所 一种靶向多巴胺d3受体的诊疗药物及其应用

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3646047A (en) * 1970-02-02 1972-02-29 American Cyanamid Co Certain benzo(b)thiophene-2-carboxamide derivatives
US3646048A (en) * 1970-02-02 1972-02-29 American Cyanamid Co N-(tert-aminoalkyl)-2-indenecarboxamides
NL8005133A (nl) * 1980-09-12 1982-04-01 Duphar Int Res Fenylpiperazinederivaten met antiagressieve werking.
US5106849A (en) * 1988-05-24 1992-04-21 American Home Products Corporation Use of aryl- and heteroaryl piperazinyl carboxamides in the treatment of various central nervous system disorders
CA1340113C (en) * 1988-05-24 1998-11-03 Magid A. Abou-Gharbia Aryl-and heteroaryl piperazinyl carboxamides having central nervous system activity
ES2027898A6 (es) * 1991-01-24 1992-06-16 Espanola Prod Quimicos Procedimiento de preparacion de nuevos derivados de la 2-metoxifenilpiperacina.
SE9201138D0 (sv) * 1992-04-09 1992-04-09 Astra Ab Novel phthalimidoalkylpiperazines
DE4425146A1 (de) * 1994-07-15 1996-01-18 Basf Ag Verwendung heterocyclischer Verbindungen
ATE229946T1 (de) * 1996-04-05 2003-01-15 Sod Conseils Rech Applic Alpha-1 adrenergischer rezeptor antagonisten
HUP0103987A3 (en) * 2001-09-28 2004-11-29 Richter Gedeon Vegyeszet Phenylpiperazinylalkyl carboxylic acid amid derivatives, process for their preparation, pharmaceutical compositions containing them and their intermediates

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005538974A5 (ja)
JP6511430B2 (ja) がんの治療のための化合物および組成物
JP2019094345A5 (ja)
JP2019517487A5 (ja)
JP6294277B2 (ja) Hec1活性の調節因子およびそのための方法
JP2009507909A5 (ja)
JP2014037426A5 (ja)
JP2017533968A5 (ja)
JP2008531537A5 (ja)
JP2005535586A5 (ja)
JP2012506381A5 (ja)
JP6380777B2 (ja) PI3K、mTOR阻害薬としての縮合キノリン化合物
JP2002513793A5 (ja)
RU2007125659A (ru) Фенилпиперазиновые производные с сочетанием свойств неполного агонизма к рецепторам дофамина-d2 и ингибирования повторного поглощения серотонина
JP2010527985A5 (ja)
JP2006507355A5 (ja)
JP2005508337A5 (ja)
JP2010527984A5 (ja)
CN105732591A (zh) 取代的哌嗪化合物及其使用方法和用途
JP2015505301A5 (ja)
JP2004507527A5 (ja)
RU2004139041A (ru) Применение гетероаренкарбоксамидов в качестве дофамин-d3 лигандов для лечения заболеваний центральной нервной системы
JP2009508876A5 (ja)
JP2011509302A5 (ja)
JP2020534266A5 (ja)