JP2005533706A - 特に車両に用いられる暖房装置 - Google Patents

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Abstract

特に車両に用いられる暖房装置は、燃焼熱を発生させるためのバーナ装置(42)と、このバーナ装置(42)で発生させられた燃焼熱を、加熱したい媒体に伝達するための熱交換器装置(16)とを有している。この場合、この熱交換器装置(16)は、加熱したい第1の媒体に燃焼熱を伝達するための第1の熱交換器領域(56)と、加熱したい第2の媒体に燃焼熱を伝達するための第2の熱交換器領域(70)とを有している。

Description

本発明は、特に車両に用いられる暖房装置であって、燃焼熱を発生させるためのバーナ装置と、該バーナ装置で発生させられた燃焼熱を、加熱したい媒体に伝達するための熱交換器装置とが設けられている形式のものに関する。
車両では、種々異なるシステム領域にかつ一般的には種々異なる時点にも、媒体の加熱によって運転もしくは機能性に影響を与えるという要求が課せられる。したがって、たとえば車両運転前やアイドリングストップ運転時のエンジン停止状態でも作動可能となる、エンジンとは別個の独立型ヒーティングシステムの作動によって、車両の一般的な運転開始前に快適性を高めるためにかつ場合によってはウインドウガラスを除氷するために、車両の内室を予め暖房することが知られている。さらに、特に現代のディーゼルユニットに関連して、このディーゼルユニットの運転の開始時には、特に比較的低い外気温度が生じている場合に、内室を暖房するための付加的な熱を提供することがしばしば必要となる。車両に一般的に原動機として使用される内燃機関を可能な限り迅速に、僅かな有害物質排出を伴う運転状態にもたらすことができるようにするためには、さらに、運転開始時に、一般的に原動機の冷却のために使用される媒体の加熱によって、原動機を予熱するかもしくは原動機の暖機を助成することが有利である。
本発明の課題は、車両における種々異なる加熱要求を満たす、コンパクトに形成された暖房装置を提供することである。
本発明によれば、この課題は、特に車両に用いられる暖房装置において、燃焼熱を発生させるためのバーナ装置と、該バーナ装置で発生させられた燃焼熱を、加熱したい媒体に伝達するための熱交換器装置とが設けられており、該熱交換器装置が、加熱したい第1の媒体に燃焼熱を伝達するための第1の熱交換器領域と、加熱したい第2の媒体に燃焼熱を伝達するための第2の熱交換器領域とを有していることによって解決される。
本発明による暖房装置では、ただ1つのバーナ装置が熱源として設けられており、熱交換器装置を2つの領域に分割することによって、二種類の媒体を互いに無関係に加熱することができることが重要である。すなわち、各媒体のために、熱交換器装置とバーナ領域とを備えた固有の暖房装置を設ける必要がない。これによって、著しい構成スペース節約のほかに、著しく減少させられた構成サイズと、より僅かなコストとが得られる。
この場合、本発明による暖房装置は、たとえば、加熱したい第1の媒体としてガス状の媒体、たとえば車両内室に導入したい空気を加熱し、加熱したい第2の媒体として液状の媒体、たとえば原動機を通って循環する冷却液を加熱するために使用することができる。
本発明による暖房装置では、バーナ領域で発生させられた燃焼熱を能率的に種々異なる媒体に伝達することができるようにするために、熱交換器装置が、内部に設けられた燃焼排ガス案内室を備えた、該燃焼排ガス案内室を通流する燃焼排ガスから燃焼熱を吸収するための熱交換器ボディを有している。
加熱したい第1の媒体がガス状である場合、第1の熱交換器領域が、熱交換器ボディに設けられた、それぞれ熱伝達面を提供する複数の熱伝達リブを有していると有利である。
一般的に熱交換器装置の熱交換器ボディは極めてコンパクトな金属構成部材としてダイカスト法で製作されるので、より簡単な製作可能性の理由およびコスト理由から、熱伝達リブが、少なくとも部分的に熱交換器ボディと別個に形成されていて、該熱交換器ボディに熱伝達結合されている。ここでは、冷却リブが部分的に別個にかつ部分的にもしくは区分的に熱交換器ボディに形成されていてもよいし、冷却リブが完全に熱交換器ボディと別個に形成されていて、たとえば熱交換器ボディの外側表面に取り付けられていてもよい。
本発明による暖房装置では、さらに、第2の熱交換器領域が、加熱したい第2の媒体のための流れ案内装置を有している。第1の変化形によれば、このことは、流れ案内装置が、熱交換器ボディ内に形成された媒体案内通路を有していることによって実現することができる。これは、構造上比較的簡単に実現することができる構成である。なぜならば、暖房装置の領域に設けたい、第2の媒体の流れ案内のために働く機構を、主として、完全に熱交換器ボディに組み込むことができるからである。この場合、加熱したい第2の媒体に対する可能な限り能率的な熱伝達を行うことができるようにするためには、媒体案内通路が、複数の媒体案内通路領域を有している。このような構成では、媒体案内通路領域の少なくとも一部が、通流のために選択的に解放可能であることによって、伝達される熱エネルギに極めて簡単に影響を与えることができる。この目的のためには、たとえば制御可能な弁装置を設けることができる。さらに、バイメタル状に形成された閉鎖エレメントもしくはダイヤフラムエレメントが、第2の媒体の温度に応じて、種々異なる通路を多かれ少なかれ著しく開閉することによって、種々異なる通路領域の遮断もしくは遮断の程度を行うことが可能となる。
熱交換器ボディの領域における加熱したい第2の媒体と、熱交換器ボディを同じく通流する燃焼排ガスとの熱的な相互作用を極めて能率的に行うことができるようにするためには、媒体案内通路が、熱交換器ボディ内で燃焼排ガス案内室に対してほぼ平行に延びている。
別の構成では、流れ案内装置が、熱伝達リブの領域で延びる少なくとも1つの媒体案内管路を有している。すなわち、この構成では、加熱したい第2の媒体が熱を、熱伝導体として働く熱伝達リブの使用下で吸収する。
極めてスペースを節約した構成では、少なくとも1つの媒体案内管路が、熱伝達リブの少なくとも一部を貫通している。ここでは、少なくとも1つの媒体案内管路が、熱伝達リブの少なくとも一部を複数回もしくは多重に貫通していると特に有利である。
念のために付言しておくと、当然ながら、加熱したい第2の媒体が、熱交換器ボディ内に形成された通路装置を通流するかもしくは加熱したい第2の媒体が、熱伝達リブの領域に形成された通路装置の領域を通流する前述した両構成を互いに組み合わせることができ、これによって、ここでは、たとえば平行な2つの流れ領域が形成されていてもよいし、これらの種々異なる流れ領域が直列接続されていてもよい。
本発明による暖房装置が、加熱したい第1の媒体を案内するハウジング装置を有しており、熱交換器装置が、主として、ハウジング装置内に配置されており、バーナ装置が、主として、ハウジング装置の外部に配置されている。こうして、一方では、加熱したい第1の媒体に対する極めて能率的な熱伝達が可能となり、他方では、特に保守作業の実施に関して重要な、主にバーナ装置の領域に見ることができるシステムエレメントに外部から極めて良好に接近可能となる。
本発明の極めて有利な別の観点によれば、内部で加熱したい媒体を加熱するための熱交換器領域のいずれも、他方の熱交換器領域で加熱したい媒体を必要としないようになっているように暖房装置を形成することができる。これは、種々異なる熱交換器領域が互いにほぼ無関係に有効となり得ることを意味している。熱交換器領域の運転もしくは有効性は、加熱したい各媒体が、規定された熱交換器領域にどの程度案内されるかということによってのみ調整することができる。この場合、全体的にバーナ装置によって提供された熱エネルギが、加熱したい種々異なる媒体の供給に応じて、種々異なる形式でこれらの媒体に分配され、この限りにおいて、一方の媒体の、多かれ少なかれ強い加熱が、他方の媒体の加熱に影響を与えるようになっていることは当然である。にもかかわらず、有利には、本発明による暖房装置は、各熱交換器領域自体が、それぞれ対応した媒体の加熱のために作動することができるように形成されている。この場合、他方の熱交換器領域は有効とはならず、たとえば、他方の熱交換器領域に、加熱したい媒体が供給されないことによって無効となる。
さらに、本発明は、車両に用いられる暖房システムに関する。本発明による暖房装置が設けられており、空気流れ領域が、熱交換器装置の第1の熱交換器領域に、加熱したい、車両内室に導入したい空気を第1の圧送装置によって、加熱したい第1の媒体として供給するようになっており、温度調整媒体流れ領域が、熱交換器装置の第2の熱交換器領域に、原動機の温度調整媒体を第2の圧送装置によって、加熱したい第2の媒体として供給するようになっている。
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1には、たとえば車両に使用可能な暖房システムが全体的に符号10で示してある。この暖房システム10は、以下にさらに詳しく説明する暖房装置12を有している。この暖房装置12では、暖房バーナ14の作動によって燃焼熱が発生させられる。この燃焼熱は、熱交換器装置16において、加熱したい種々異なる媒体に伝達される。したがって、たとえば空気送風機18、たとえば車両固有の送風機によって、空気流Lが熱交換器装置16に接近させられる。この場合、空気流Lが、熱交換器装置16の周囲を流れる場合に熱エネルギを吸収し、暖房装置12から車両内室に向かって、加熱された空気流Lとして流出する。どのくらい強く送風機18が運転されるかもしくはどの程度、相応の空気絞りフラップが開閉されているかに応じて、ここで、車両内室に供給したい加熱された空気の量を調整することができる。
さらに、図1には、たとえば内燃機関として形成された原動機20が認められる。この原動機20には、冷却器送風機24を備えた冷却器22が対応配置されている。原動機20と冷却器22との間には、原動機20の過熱を回避するために、冷却液が循環している。後続の冷媒回路26では、冷媒流Wがポンプ28によって暖房装置12に案内される。ポンプ28によって暖房装置12に案内された冷媒は熱交換器装置16を通流し、暖房装置12から、熱処理された冷媒流Wとして流出する。この冷媒流Wは再び原動機20に案内される。どの程度ポンプ28が運転されるかもしくは適宜に回路26を切り換える弁がどのように切り換えられているかに応じて、冷媒流もしくは伝達される熱の量を調整することができる。
前述した構造によって、本発明による暖房システム10を種々異なる運転モードで運転することが可能となる。したがって、独立暖房運転では、送風機18だけを作動させることができ、これによって、主として、暖房バーナ14で発生させられた燃焼熱を全て熱交換器装置において、車両内室に導入したい空気に伝達することができる。こうして、車両内室の極めて迅速なかつ能率的な暖房が可能となる。この段階では、回路26がアクティブではない。これは、原動機20の冷媒に熱が伝達されないことを意味している。
第2の運転モードでは、暖房装置12を、原動機20を予熱するかもしくは原動機20をその始動段階で加速的に暖機するために運転することができる。この段階では、ポンプ28しか運転されず、送風機18は作動させられていない。この場合、暖房バーナ14で発生させられた燃焼熱は熱交換器装置16において、主として、回路26で流れる冷媒に伝達され、これによって、原動機20の極めて迅速な暖機を達成することができる。
第3の運転モードでは、原動機の始動段階で回路26が作動させられていない、すなわち、ポンプ28が作動させられていない場合に、車両内室を加速的に暖房するために、やはり送風機18を作動させることができ、これによって、燃焼熱がほぼ完全に、加熱したい空気に伝達される。この運転モードは独立暖房運転モードにほぼ相当しているものの、同時に原動機20が運転されているかもしくは始動されている。
走行運転モード、すなわち、原動機20が比較的暖機されており、したがって、ポンプ28の励起によって極めて暖かい冷媒を流Wとして回路26に導入することができる状態では、冷媒が熱交換器装置16において熱を、送風機18の励起によって同時に暖房装置12にも案内された空気に伝達することができる。すなわち、車両内室に供給したい空気は、原動機20で提供された熱エネルギによって、液状の冷媒および熱交換器装置16によって伝達されて加熱される。暖房バーナ14はこの段階で作動させられている必要はない。
混合運転モードでは、たとえば車両の停止と同時に原動機20の運転時にかつ暖房装置12に設けられた暖房バーナ14の作動時に、熱を、車両内室に導入したい空気に伝達することができるだけでなく、熱を、回路26で循環する冷媒に伝達することもできる。このことは、特に極めて低い外気温度の場合に有利となる。なぜならば、この状態では、たとえばアイドリング回転数で運転している原動機20でも、この原動機20を適切な運転温度に保持することができるからである。
暖房システム10に対して、一般的に念のために付言しておくと、当然ながら、圧送装置として有効な種々異なるシステム構成要素、すなわち、送風機18とポンプ28とが、必ずしもそれぞれ熱交換器装置16の上流側に配置されている必要はない。ポンプ28だけでなく送風機18も、熱交換器装置16に導入したい種々異なる媒体に対する各循環作用もしくは各圧送作用を吸込み作用によって発生させることができる。
以下に、図2〜図5に関して、図1に概略的にしか示していない暖房装置12の設計上の構造を詳しく説明する。この場合、一方で図2および図3にかつ他方で図4および図5にこのような形式の暖房装置12のそれぞれ異なる構成が示してある。
図2および図3に示した暖房装置12には、まず、たとえば一体に形成されたハウジング30、たとえば車両固有の空気案内ハウジングが認められる。このハウジング30内に熱交換器装置16が組み込まれている。ハウジング装置30は、加熱したい空気、すなわち、図1では空気流Lのための流入開口32を有している。この流入開口32を通って空気流Lが、矢印Pによって示したように暖房装置12内に流入する。熱交換器装置16の下流側には、図1に同じく概略的に示した送風機18が設けられており、これによって、空気が送風機18の吸込み作用下でハウジング30内に流入する。流出開口装置34の領域では、矢印Pによって示したように、空気がハウジング30から流出する。特に図3に認められるように、ハウジング30は、主として、2つの領域36,38に分割されている。領域38には、主として、熱交換器装置16が位置決めされているのに対して、領域36には、すでに記載した送風機18および場合によっては空調装置が設けられている。
熱交換器装置16は、たとえば金属からダイカスト法で製作された熱交換器ボディ40を有している。この熱交換器ボディ40は流れ方向Pに対して横方向にほぼハウジング30の開口32の全長にわたって延びていて、その両長手方向端領域でハウジング30に支持されている。熱交換器ボディ40の、図2で右側に認めることができる端領域には、全体的に符号42で示したバーナ装置が設けられている。このバーナ装置42は、一般的に知られているように、燃焼器を有している。この燃焼器に続いて、熱交換器ボディ40内に通じる火炎管を設けることができる。さらに、バーナ装置は燃料供給部、燃焼空気送風機およびこれに類するものを有している。バーナ装置の主要な構成要素はハウジング30の外部に設けられており、これによって、たとえば保守作業または修理作業を実施するために、バーナ装置42への容易な接近が可能となる。
長く延ばされた熱交換器ボディ40は燃焼排ガス流れ室44を有している。この燃焼排ガス流れ室44は、主として、熱交換器ボディ40の全長に沿ってこの熱交換器ボディ40内に延びている。分離エレメント46によって、室44が2つの室領域48,50に分割されている。内側表面にリブ装置52を備えて形成された室領域48には、バーナ装置42から流出した燃焼排ガスが流入し、この室領域に沿って、熱交換器ボディ40の、図2で左側に位置する端部に流れる。そこで燃焼排ガスが変向させられ、室領域50に到達する。この室領域50で燃焼排ガスが再びバーナ装置42に向かって戻される。その後、室領域50から、燃焼排ガスが流出管片54を介して流出する。この流出管片54はハウジング30の外部に位置している。したがって、欠陥または漏れに基づき、燃焼排ガスがハウジング30の内部で熱交換器ボディ40から流出し、車両内室に導入したい空気流に到達する危険はない。
熱交換器ボディ40の通流時には、燃焼排ガスが熱交換器ボディ40に熱を伝達する。この熱は、その後、以下に説明するように、2つの熱交換器領域を介して、一方では、ハウジング30を通流する空気に放出され、他方では、図1の回路26で循環する液状の冷媒に放出される。
第1の熱交換器領域56は、当然ながら、この第1の熱交換器領域56の一領域も成す熱交換器ボディ40のほかに、この熱交換器ボディ40の、互いに反対の側に位置する2つのサイド領域58,60に、熱交換器ボディ40の長手方向に連続して続くそれぞれ複数の熱伝達リブ62を有している。これらの熱伝達リブ62は各熱伝達面64を提供している。この熱伝達面64は、主として、ハウジング30を通過する空気流の流れ方向Pに延びている。したがって、第1の熱交換器領域56は比較的大きな総面積を熱伝達のために提供している。この場合、ハウジング30を通流する空気に対する流れ抵抗は少なく保たれている。熱伝達リブ62の設計上の構成に関して、念のために付言しておくと、各熱伝達リブエレメント66を設けることができる。これらの熱伝達リブエレメント66のうち、各熱伝達リブエレメント66は、相並んで位置する2つの熱伝達リブ62を有している。熱伝達リブエレメント66は、U字形の構成への金属薄板材料素材の曲げ加工によって得ることができる。熱伝達体の両側に設けられた、たとえば金属薄板材料からも製造されたクランプエレメント68によって、熱伝達リブエレメント66が、この熱伝達リブエレメント66の形状付与に相応して湾曲領域に形成された熱伝達体40の領域に保持され、これによって、両熱伝達エレメント66の間ひいては熱伝達リブ62と熱交換器ボディ40との間の良好な熱伝達接触が得られる。
熱交換器ボディ40と別個に形成されたものの、この熱交換器ボディ40に位置固定された熱伝達リブ62を備えた第1の熱交換器領域56の構成によって、熱交換器装置16の製作、特にこの熱交換器装置16の、ダイカスト法で製作された熱交換器ボディ40の製作が簡単となる。
主として熱交換器ボディ40に形成された第2の熱交換器領域70では、液状の冷媒が加熱されるかもしくは、前述したように、この冷媒が原動機20による相応の予熱時に熱を熱交換器ボディ40に伝達する。すなわち、この限りにおいて、熱交換器ボディ40が第2の熱交換器領域70の1つの構成部材も成している。
図3に認められるように、熱交換器ボディ40内には、燃焼排ガス案内室44に対してほぼ平行に延びる流れ通路72が設けられている。入口管片74の領域では、加熱したい液体が通路72内に流入することができる。この場合、出口管片76の領域では、液体が通路72から流出することができる。念のために付言しておくと、当然ながら、流れ方向が逆方向に延びていてもよい。熱伝達を第2の熱交換器領域70で極めて能率的に行うためには、通路72を通流する液体の良好な十分な混合を生ぜしめるために、通路72内に渦流発生エレメント、たとえば液体案内螺旋体を設けることが可能である。また、通路72を、相並んで延びる複数の通路領域から形成し、これによって、加熱したい液状の媒体が熱交換器ボディ40に接触することができる表面を、ほぼ不変の全流れ横断面で著しく増加させることができることも可能になる。この構成では、さらに、少なくとも幾つかの通路領域に、全流れ横断面を調整することができるようにするために、通路領域を選択的に閉鎖することができる機構を対応配置することが可能となる。ここには、たとえば制御可能な弁を使用することができる。また、バイメタルのように有効なダイヤフラムを使用することも可能である。このダイヤフラムは、第2の熱交換器領域70を通流する液体の温度に応じて、通路領域を(比較的高い温度の場合に)閉鎖するかまたは通路領域を(比較的低い温度の場合に)開放する。
前述した説明から認められるように、本発明によって、主として、互いに無関係に二種類の媒体を加熱することができる暖房装置が極めてコンパクトな構成サイズで設けられている。このためには、ただ1つのバーナ装置42に、互いに無関係に有効な2つの熱交換器領域56,70を備えた1つの熱交換器装置16が対応配置されていることが重要である。この場合、本発明による暖房装置の運転のために、基本的には、一方の熱交換器領域56,70において、内部で加熱したい媒体が流れるか否かと無関係に、各熱交換器領域70,56自体が有効であり得る。この場合、各熱交換器領域56,70に対して、同一の有効性、すなわち、内部で媒体に伝達される熱エネルギの量を、たとえば各媒体流の、有利には無段階の調整可能性によって、同じく無関係に調整することができる。コンパクトな構成によって付与されたスペース利点のほかに、本発明による構造によって、たとえば配管もしくは配線の領域でかつ特に付加的な熱交換器もしくは付加的なバーナ装置の省略によって、著しいコスト節約が得られる。また、全てのセンサ機構を著しく簡単に形成することもできる。
図4および図5には、本発明による暖房装置の択一的な構成が示してある。前述した構成要素に構造もしくは機能に関して相当する構成要素は同じ符号に「a」を付加して示してある。念のために付言しておくと、主要なシステム領域では、熱交換器装置16aもしくは全暖房装置12aが、図2および図3に関して前述した構造に相当している。したがって、これに関する記載が参照される。これは、特に熱交換器ボディ40aと、この熱交換器ボディ40aの外面に設けられたかもしくは位置固定された、熱伝達リブ対62aを備えた熱伝達リブエレメント66aとを備えた第1の熱交換器領域56aの構造に関する。
図2および図3の構成と異なり、図4および図5に示した変化形では、熱交換器ボディ40aがその内室に、第2の熱交換器領域70aのための通路領域または室領域を有していない。むしろ、特に図5に認められるように、第2の熱交換器領域70aは、入口管片74aと出口管片76aとの間に(ここでも、当然ながら、流れ方向が逆転されていてよい)、互いに平行に延びる、それぞれ管片74a;76aに続く管路系統80a,82aを備えた管路システム78aを有している。互いにほぼ同一に形成された管路系統80a,82aは、熱交換器ボディ40aの、熱伝達リブエレメント66aも配置された各サイド58a,60aに、互いにほぼ平行に延びる、サイド58a;60aに設けられた熱伝達リブ62aをほぼ垂直に貫通するそれぞれ2つの管路区分84a,86a,88a,90aを有している。この場合、管路区分84aは入口管片74aに続いていて、管路区分84aの、バーナ装置42aに近い端領域で円弧状の接続区分92aによって管路区分86aに移行している。この管路区分86aは、バーナ装置42aから遠い方に設けられた端領域で、熱交換器ボディ40aに跨る跨り区分94aによって管路区分88aに接続されている。この管路区分88aはその他方の端領域で円弧状の接続区分96aによって管路区分90aに移行している。さらに、この管路区分90aは、バーナ装置42aから遠い方の端領域で出口管片76aに接続されている。同じことが、当然ながら、管路系統80aにも当てはまる。
すなわち、熱交換器ボディ40aで燃焼排ガスから吸収された熱が、熱伝達リブ62aを介して管路システム78aの領域もしくは管路システム78aの管路系統80a,82aの領域に案内される。一般的に金属から形成された管路区分84a,86a,88a,90aは、熱伝達リブ62aに接触した領域で熱を吸収し、その後、この熱を、管路区分84a,86a,88a,90aを通流する媒体に伝達する。この場合、当然ながら、種々異なる管路区分84a,86a,88a,90aの、熱伝達リブ62aの間に位置する部分も加熱されるので、これらの部分が同時に第1の熱交換器領域56aの全表面積も増加させる。なぜならば、ハウジング30a内に流入した空気が、当然ながら、管路区分84a,86a,88a,90aのこの部分の周囲も流れるからである。
念のために付言しておくと、当然ながら、管路システム78aの種々異なる管路系統の案内が、前述した案内と異なるように選択されてよい。さらに、熱交換器ボディ40aの両サイドに対称的な装置を提供することは強制的ではない。種々異なる管路区分が貫通した熱伝達リブ62aに管路区分が、たとえばろう付けによって固く結合されているかどうかは、要求された安定性に関連しているものの、より良好な熱的な結合の理由から有利である。
図4および図5に示した構成変化形では、運転に関して、前述した構成と同じ利点が得られる。すなわち、ここでも、各熱交換器領域70a,56aを、主として、他方の熱交換器領域と無関係に、加熱したいかもしくは熱処理したい各媒体の供給の調整が行われることによって運転することができる。当然ながら、この構成でも、熱交換器領域56a,70aの間で直接熱を伝達することが、つまり、管路システム78aで流れる加熱された媒体が熱伝達リブ62aを加熱することによって可能となる。その後、さらに、この熱伝達リブ62aが、この熱伝達リブ62aの周囲を流れる空気を加熱する。
次いで、さらに、念のために付言しておくと、当然ながら、前述した両構成が組み合わされてもよい。すなわち、熱交換器ボディだけでなく、熱伝達リブの領域にも、第2の熱交換器領域を通流する媒体のための流れ通路を設けることができる。さらに、念のために付言しておくと、図2〜図5の構成に関して前述した、加熱したい媒体である液体、すなわち冷却液と、空気とは単に例示的に列挙したに過ぎない。当然ながら、この領域で別の媒体を加熱することが可能である。
本発明による暖房装置を有する暖房システムの原理図である。
本発明による暖房装置を、組み付けられた状態で示す斜視図である。
図2に示した暖房装置の断面図である。
択一的な構成による本発明による暖房装置を、組み付けられた状態で示す別の斜視図である。
図4に示した暖房装置を、ハウジングを取り除いて示す図である。
符号の説明
10 暖房システム、 12,12a 暖房装置、 14 暖房バーナ、 16,16a 熱交換器装置、 18 空気送風機、 20 原動機、 22 冷却器、 24 冷却器送風機、 26 冷媒回路、 28 ポンプ、 30,30a ハウジング、 32 流入開口、 34 流出開口装置、 36,38 領域、 40,40a 熱交換器ボディ、 42,42a バーナ装置、 44 燃焼排ガス流れ室、 46 分離エレメント、 48,50 室領域、 52 リブ装置、 54 流出管片、 56,56a 第1の熱交換器領域、 58,60 サイド領域、 58a,60a サイド、 62,62a 熱伝達リブ、 64 熱伝達面、 66,66a 熱伝達リブエレメント、 68 クランプエレメント、 70,70a 第2の熱交換器領域、 72 流れ通路、 74,74a 入口管片、 76,76a 出口管片、 78a 管路システム、 80a,82a 管路系統、 84a,86a,88a,90a 管路区分、 92a 接続区分、 94a 跨り区分、 96a 接続区分、 L,L 空気流、 P,P 矢印、 W,W 冷媒流

Claims (10)

  1. 車両に用いられる暖房装置において:
    −燃焼熱を発生させるためのバーナ装置(42;42a)が設けられており、
    −該バーナ装置(42;42a)で発生させられた燃焼熱を、加熱したい媒体に伝達するための熱交換器装置(16;16a)が設けられており、
    該熱交換器装置(16;16a)が、加熱したいガス状の第1の媒体に燃焼熱を伝達するための第1の熱交換器領域(56;56a)と、加熱したい液状の第2の媒体に燃焼熱を伝達するための第2の熱交換器領域(70;70a)とを有しており、
    熱交換器装置(16;16a)が、内部に設けられた燃焼排ガス案内室(44)を備えた、該燃焼排ガス案内室(44)を通流する燃焼排ガスから燃焼熱を吸収するための熱交換器ボディ(40;40a)を有しており、
    第1の熱交換器領域(56;56a)が、熱交換器ボディ(40;40a)に設けられた、それぞれ熱伝達面(64;64a)を提供する複数の熱伝達リブ(62;62a)を有しており、第2の熱交換器領域(70;70a)が、加熱したい第2の媒体のための流れ案内装置(72,78a)を有しており、
    該流れ案内装置(78a)が、熱伝達リブ(62a)の領域で延びる少なくとも1つの媒体案内管路(80a,82a)を有しており、
    少なくとも1つの媒体案内管路(80a,82a)が、熱伝達リブ(62a)の少なくとも一部を貫通していることを特徴とする、車両に用いられる暖房装置。
  2. 熱伝達リブ(62;62a)が、少なくとも部分的に熱交換器ボディ(40;40a)と別個に形成されていて、該熱交換器ボディ(40;40a)に熱伝達結合されている、請求項1記載の暖房装置。
  3. 流れ案内装置(72)が、熱交換器ボディ(40)内に形成された媒体案内通路(72)を有している、請求項1または2記載の暖房装置。
  4. 媒体案内通路(72)が、複数の媒体案内通路領域を有している、請求項3記載の暖房装置。
  5. 媒体案内通路領域の少なくとも一部が、通流のために選択的に解放可能である、請求項4記載の暖房装置。
  6. 媒体案内通路(72)が、熱交換器ボディ(40)内で燃焼排ガス案内室(44)に対してほぼ平行に延びている、請求項3から5までのいずれか1項記載の暖房装置。
  7. 少なくとも1つの媒体案内管路(80a,82a)が、熱伝達リブ(62a)の少なくとも一部を複数回貫通している、請求項1から6までのいずれか1項記載の暖房装置。
  8. 加熱したい第1の媒体を案内するハウジング装置(30;30a)が設けられており、熱交換器装置(16;16a)が、主として、ハウジング装置(30;30a)内に配置されており、バーナ装置(42;42a)が、主として、ハウジング装置(30;30a)の外部に配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の暖房装置。
  9. 内部で加熱したい媒体を加熱するための熱交換器領域(56,70;56a,70a)のいずれも、他方の熱交換器領域(70,56;70a,56a)で加熱したい媒体を必要としないようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載の暖房装置。
  10. 車両に用いられる暖房システムにおいて、請求項1から9までのいずれか1項記載の暖房装置(12;12a)が設けられており、空気流れ領域が、熱交換器装置(16;16a)の第1の熱交換器領域(56;56a)に、加熱したい、車両内室に導入したい空気を第1の圧送装置(18)によって、加熱したい第1の媒体として供給するようになっており、温度調整媒体流れ領域(26)が、熱交換器装置(16;16a)の第2の熱交換器領域(70;70a)に、原動機(20)の温度調整媒体を第2の圧送装置(28)によって、加熱したい第2の媒体として供給するようになっていることを特徴とする、車両に用いられる暖房システム。
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