JP2005526802A - キナーゼ阻害剤としてのイミダゾピリジン誘導体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(I):
【化1】
Figure 2005526802

[XはNまたはCRであり;XはNまたはCRであり;XはNまたはCRであり;XはNまたはCRである:
ただし、X、X、XおよびXの少なくとも1つ(ただし、2つを超えない)はNであり;
は、a、b、cまたはd基:
【化2】
Figure 2005526802

(式中、XはNまたはCRから選択される基であり、XはO、SまたはNRから選択され;XおよびXは、同じであっても異なっていてもよく、NまたはCRから選択され;XはO、SまたはNRから選択される基であり;X10はNまたはCR10であり;X11、X12およびX13は、同じであっても異なっていてもよく、NまたはCR11から選択される)
から選択される5−または6−員のヘテロサイクリック基である]
で示される化合物およびその生理学的に許容される塩および/またはN−オキシド、その製造方法、それを含む組成物および医薬におけるその使用に関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、イミダゾピリジン誘導体、その製造方法、それを含む医薬組成物およびその医薬における使用に関する。より特別には、本発明は、キナーゼ、特にマイトジェンおよびストレス活性化タンパク質キナーゼ−1(本明細書において、以後Msk−1と称する)および/またはRho−キナーゼ1および/または2(本明細書において、以後ROCK1および2と称する)の阻害剤である新規イミダゾピリジン誘導体に関する。
細胞が、細胞外刺激を感受し、応答する重要な機構は、細胞内シグナル伝達経路の活性化および修飾である。細胞により利用される一の主要なシグナル伝達系は、MAPKシグナリング経路である。これらの経路は、ついで、リン酸化され、活性化され、MAPキナーゼ(MAPK)の活性化を生じさせるタンパク質キナーゼのカスケードを構成する一般的な構造を有する。3つのMAPキナーゼ経路は、マイトジェン刺激に応答し、Erkを活性化するErk経路、細胞のストレスシグナルの伝達に関連し、JNKおよびp38 MAPKを活性化するJNKおよびp38経路により特徴付けられる。
マイトジェンおよびストレス活性化タンパク質キナーゼ1(Msk1)および2(Msk2またRSKBまたはRLPKとも称される)は、p38またはErkのいずれかにより、リン酸化し、活性化されるキナーゼファミリーを構成する。Mskは、核に限定して局在化していることが報告されており、ある種のストレス刺激に応じて、転写因子CREBのリン酸化および活性化に関与する。マクロファージおよび単球細胞において、Msk1は、細菌性リポ多糖に応じて、IL−1βおよびCox2のCREB−介在転写レギュレーションに関与する。加えて、また、Msk1は、ヌクレオソームタンパク質ヒストンH3およびHMG14をポリリン酸化することができ、かくして、細胞内シグナリング経路を、クロマチン修飾および転写因子修飾の複合に連結するのに重要な役割を有しうる。
Erk MAPKカスケードにおけるキナーゼの阻害剤は、心不全、卒中および多発脳梗塞性痴呆後の、また、脳虚血事象、例えば頭部損傷、手術および/または出産から生じる事象後の脳虚血を含む、虚血事象により生じる神経変性に不随する障害の治療および/または予防における使用が示唆されている。Mskは、Erk MAPKにより活性化されるので、Msk阻害剤は、同様の使用を提供しうる。Mskは、Erk基質の一員のただ1つであるが、CREBは、多くの異なる転写活性に関連し、Msk−介在CREBリン酸化は、いくつかの癌においても役割を果たしうる。加えて、プロ炎症性サイトカイン、例えばIL−1βおよびプロスタグランジンの産生をモジュレーションすることにより、Mskの阻害剤は、神経炎症性疾患、例えば卒中、多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症および炎症性の痛み、ならびに、他の炎症性疾患、例えば関節リウマチ、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患および喘息の治療において用いることができる。
他の細胞により利用される主要なシグナル変換系は、RhoA−シグナリング経路がある。RhoAは、いくつかの細胞外刺激、例えば、成長因子、ホルモン、機械的ストレス、浸透圧変化、ならびに、高濃度のグルコースのような代謝産物により活性化されうる、小さなGTP結合タンパク質である。RhoA活性化は、GTP結合、構造変化、翻訳後修飾(ゲラニルゲラニル化およびファルネシル化)およびその固有のGTPase活性の活性化を含む。活性化RhoAは、ROCKを含むいつくかのエフェクタータンパク質と相互作用することができ、細胞質および細胞核にシグナルを伝える。
ROCK1および2は、物理的結合によるRhoA−GTP複合体により活性化されるキナーゼファミリーを構成する。活性化ROCKは、多くの基質をリン酸化し、中枢細胞機能において重要な役割を果たす。ROCKに関する基質は、ミオシン軽鎖ホスファターゼ(MBS、MYPT1とも称される)のミオシン結合サブユニット、アデューシン、モエシン、ミオシン軽鎖(MLC)、LIMキナーゼ、ならびに、転写因子FHLを含む。これらの基質のリン酸化は、タンパク質の生物学的活性を調節し、かくして、外部刺激に対する細胞の応答を変更させる手段を提供する。1の文書化された例としては、平滑筋収縮におけるROCKの関与である。フェニレフリンにより刺激されると、平滑筋は血管から収縮する。研究により、フェニレフリンは、b−アドレナリン作用性受容体を刺激し、RhoAの活性化を誘発することが示されている。活性化RhoAは、順次、ROCK1のキナーゼ活性を刺激し、順次MBSをリン酸化する。かかるリン酸化は、ミオシン軽鎖ホスファターゼの酵素活性を阻害し、カルシウム依存性ミオシン軽鎖キナーゼ(MLCK)によりミオシン軽鎖それ自体のリン酸化を増加させ、その結果、ミオシン−アクチン束の収縮性を増大させ、平滑筋の収縮を誘発する。また、この現象は、しばしば、カルシウム感作とも称される。平滑筋収縮に加えて、ROCKは、アポプトーシス、細胞移動、転写活性化、繊維形成、細胞質分解、炎症および細胞増殖を含む、細胞内機能に関与することが示されている。さらに、ROCKは、ニューロンにおいて、ミエリン−結合阻害因子、例えばミエリン−結合糖タンパク質(MAG)による軸索成長を阻害する重要な役割を果たしている。また、ROCK−活性は、生育中のニューロンの成長円錐の崩壊を介在する。両方のプロセスは、基質、例えばLIMキナーゼおよびミオシン軽鎖ホスファターゼのROCK−誘発リン酸化により介在され、ニューロンのアクチン−ミオシン系の高収縮性が得られると考えられる。
ROCKの阻害剤は、種々の疾患の治療における使用が示唆されてきた。これらは、心臓疾患、例えば高血圧、慢性および鬱血性心不全、心臓肥大、再狭窄、慢性腎不全およびアテローム性動脈硬化症を含む。加えて、その筋肉弛緩特性のために、また、喘息、男性勃起不全、女性生殖器不全および過活動膀胱症候群に適している。ROCK阻害剤は、抗炎症特性を有することが示されている。かくして、これらは、神経炎症性疾患、例えば卒中、多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症および炎症性の痛み、ならびに他の炎症性疾患、例えば関節リウマチ、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患の治療に用いることができる。加えて、その神経特記伸張作用に基づいて、ROCK阻害剤は、CNS内の領域における新軸索成長および軸索配線を含む、神経変性に有用な薬剤でありうる。したがって、ROCK阻害剤は、CNS傷害、例えば脊椎損傷、急性神経損傷(卒中、外傷性脳損傷)、パーキンソン病、アルツハイマー病および他の神経変性傷害の再生(回復)治療に有用でありうる。ROCK阻害剤は、細胞増殖および細胞移動を減少させるので、これらは、癌および腫瘍転移の治療に有用でありうる。さらに、ROCK阻害剤が、ウイルス侵入における細胞骨格再構成を抑制することを示唆する証拠があり、かくして、抗ウイルスおよび抗細菌での適当において潜在的な治療的価値を有する。また、ROCK阻害剤は、インスリン耐性および糖尿病の治療にも有用である。
WO97/12615は、特定のリポキシゲナーゼ酵素15−LOの阻害剤である、新規2−ヘテロアリールベンズイミダゾール誘導体を教示している。
本発明者らは、この度、タンパク質キナーゼMsk−1および/またはRho−関連キナーゼ1および/または2の有力な阻害剤である、一群の新規イミダゾピリジン誘導体を同定した。
かくして、本発明は、式(I):
Figure 2005526802
[式中、XがNまたはCRであり;XはNまたはCRであり;XはNまたはCRであり;XはNまたはCRである:
ただし、X、X、XおよびXの少なくとも1つ(ただし、2つを超えない)はNであり;
は、a、b、cまたはd基:
Figure 2005526802
(式中、XはNまたはCRから選択される基であり、XはO、SまたはNRから選択される);
Figure 2005526802
(式中、XおよびXは、同じであっても異なっていてもよく、NまたはCRから選択される基である);
Figure 2005526802
(式中、XはO、SまたはNRから選択される基であり、XはNまたはCR10である);
Figure 2005526802
(式中、X11、X12およびX13は、同じであっても異なっていてもよく、NまたはCR11から選択される);
から選択される、5または6−員のヘテロサイクリック基であり;
およびRは、独立して、水素、ヒドロキシ、アリール、ヘテロアリール、C3−7シクロアルキル、ヘテロサイクリル、YR12基、N=R13、CONR1415、COCHNR1920、NR14COR16、SONR1415またはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、アシルアミノ、NH、R19NH、R1920N、SONR1415、CONR1415、NR14COR16、OalkNR1920、SalkNR1920またはNR17SO18基により置換されていてもよい]であり;
、R、R、R、R、R、R10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、R19O、R19S(O)、NH、R19NH、R1920N、ニトロ、ホルミル、C1−4アルカノイル、アルケニル(置換されていてもよいフェニル、ヘテロサイクリルまたはヘテロアリールにより置換されていてもよい)、カルボキシ、置換されていてもよいフェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロサイクリル、CONR1415、NR14COR16、SONR1415、NR17SO18またはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920N、アシルアミノ、ヒドロキシ、CONR1416、NR14COR16、SONR1415、NR17SO18、OalkNR1920またはSalkNR1920基から選択される基により置換されていてもよい]から選択される基であり;
19およびR20は、独立して、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロサイクリルまたはヘテロサイクリルアルキルから選択される基であり;
Yは、O、NH、NR12またはS(O)であり;
12は、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロサイクリルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920N、アシルアミノ、ヒドロキシ、CONR1415、NR14COR16、SONR1415、NR17SO18OalkNR1920またはSalkNR1920基から選択される基により置換されていてもよい]であり;
13は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリルまたはシクロアルキル基により置換されていてもよいアルキリデン基であるか、あるいはR13は、シクロアルキリデンまたはヘテロシクロアルキリデン基であり;
14およびR15は、独立して、水素、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920Nまたはアシルアミノ基から選択される基により置換されていてもよい]であり、あるいはR14およびR15は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、飽和または不飽和の、O、NまたはS(O)から選択される別のヘテロ原子を含有していてもよい、4−7ヘテロサイクリック環を形成し;
16およびR18は、独立して、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、シクロアルキルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920Nまたはアシルアミノ基により置換されていてもよい]またはNR1415基(ここに、R14およびR15は上記と同意義である)であり;
17は、水素、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、シクロアルキルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920N、またはアシルアミノ基により置換されていてもよい]であり;
Alkは、C2−4直鎖または分枝鎖アルキレン鎖であり;
nは、0、1または2である]
で示される化合物またはその生理学的に許容される塩および/またはN−オキシドを提供する。
上記式(I)と同意義であるいずれの置換基R〜R20が、少なくとも1つの不斉中心を含有しうることは明らかであり、本発明は、それから生じるすべての可能性あるエナンチオマーおよびラセミ体を含むその混合物を含むことは、理解できるだろう。
一の基として、または一の基の一部、例えば、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、置換されていてもよいアルキル、例えば、アミノアルキル、シクロアルキルアルキル、アラルキル、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロサイクリルアルキルの一部としてのアルキルなる用語は、C1−6直鎖または分枝鎖アルキル基を意味する。
ハロゲンなる用語は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を含む。
一の基として、または一の基の一部、例えば、アリールオキシ、アラルキルまたはアリールアミノの一部としてのアリールなる用語は、置換されていてもよいフェニルまたは縮合二環式アリール基、例えばナフチルを意味する。
アリール、置換されていてもよいフェニル、ヘテロアリール、一の基または一の基の一部としてのC3−7シクロアルキルおよび一の基として、または一の基の一部としての4〜7員のヘテロサイクリルは、ハロゲン、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリルアルキル、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシ、トリフルオロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロサイクリルアミノ、アシルアミノ、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アシルアミノアルキル、アリールアミノアルキル、ヘテロアリールアミノアルキル、シクロアルキルアミノアルキル、ヘテロサイクリルアミノアルキル、ヒドロキシアルキル、CONR1415、CHCONR1415カルボキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニル、アミノアルコキシ、ジアルキルアミノアルコキシ、アシルアミノアルコキシ、スルホンアミド、アミノスルホニル、シアノ、ホルミル、ニトロ、R21OまたはR21S(O)(ここに、R21は、アルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロサイクリルアルコキシ基であり、nは0、1または2であるか、または該基は、各々10員までを含有し、部分的に飽和している、縮合二環式環系の一部を形成する)から選択される、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基により置換されていてもよい基を含む。
一の基として、または一の基の一部、例えばヘテロアリールオキシの一部としてのヘテロアリールなる用語は、5または6員環または縮合5,6または6,6二環式環系を含む。
ヘテロアリールが5員基である場合、これは、O、NまたはSから選択されるヘテロ原子を含有し、さらなる1〜3個の窒素原子を含有していてもよい。かかる基の例としては、フラニル、チエニル、イソオキサゾリル、オキサゾリルまたはイミダゾリルが挙げられる。
ヘテロアリールが6員基である場合、これは、1〜3個の窒素原子を含有する。かかる基の例としては、ピリジル、ピリミジニルまたはトリアジニルが挙げられる。
5,6縮合二環式ヘテロアリール基なる用語は、5員環が酸素、硫黄またはNH基を含有し、6員環が1〜3個の窒素原子を含有していてもよい基を意味する。かかる基の例としては、ベンゾフラニル、ベンゾチエニルまたはインドリルを含む。
6,6縮合二環式ヘテロアリール基なる用語は、1つの環に少なくとも1個の窒素原子を含有し、それぞれの環に3個までの窒素原子を含有していてもよい、二環式ヘテロアリール基を意味する。かかる基の例としては、キノリニル、イソキノリニルまたはナフチリジニルが挙げられる。また、6,6縮合二環式ヘテロアリール基なる用語は、部分的に飽和したカルボサイクリック基に縮合した6−員のヘテロアリール基も意味する。かかる基の例としては、テトラヒドロキノリニルまたはテトラヒドロイソキノリニルを含む。
一の基として、または一の基の一部例えば、ヘテロサイクリルアルキルまたはヘテロサイクリルアルキリデンの一部として、ヘテロサイクリルなる用語は、該基の炭素または窒素原子を介して式(I)で示される化合物の残りに結合し、N、OまたはS(O)から選択される1または2個のヘテロ原子を含有する架橋ヘテロサイクリック基または4〜7員のヘテロサイクリル基を意味する。ヘテロサイクリル基が環員NHを含有するか、またはヘテロサイクリル基が、一級または二級アミノ基により置換されている場合、かかる用語は、そのN−アルキル、N−置換されていてもよいフェニル、N−ベンジルまたはN−アシル誘導体を含む。また、ヘテロサイクリックなる用語は、架橋ヘテロサイクリックも含む。かかるヘテロサイクリック基の例としては、置換されていてもよいピロリジン、ピペリジン、ピペラジンホモピペラジン、モルホリン、チオモルホリンおよび(8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−アミンが挙げられる。
一の基として、または一の基の一部として、例えばシクロアルキルアルキルまたはシクロアルキリデンの一部として、シクロアルキルなる用語は、3〜7員のカルボサイクリック基を意味する。
11環員までの含有し、少なくとも部分的に飽和している縮合二環式環系なる用語は、カルボサイクリックおよびヘテロサイクリック6,5、6,6および6,7二環式環系を含む。かかる6,5および6,6カルボサイクリック環系の例としては、ビサイクリック環が、少なくとも一部が飽和している5、6または7員のカルボサイクリック環に縮合したベンゼン環を含むもの、例えば、テトラヒドロナフチル、インダニルまたはインデニルが挙げられる。かかる6,5、6,6または6,7ヘテロサイクリック環の例としては、O、SまたはNから選択される1または2個のヘテロ原子を含有する、5、6または7員環に縮合したベンゼンであるもの、例えばインドリニル、イソインドリニル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル、ジヒドロベンゾフラニル、ジヒドロベンゾチエニル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾピロリル、1,3−ベンゾジチオリル、1,4−ベンゾジオキサニル、クロマニル、クロメニルまたは2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−8−イルが挙げられる。
一の基として、またはアシルアミノ基の一部として、アシルなる用語は、アルカノイル、アロイル、アラルカノイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカロニルまたはアラルコキシカルボニル基を意味する。
式(I)で示される化合物は、無機および/または有機酸と塩を形成し、本発明は、生理学的に許容される無機および/または有機酸と形成されるかかる塩を範囲内に含む。
式(I)で示される化合物は、N−オキシドを形成する。かくして、XがNであるか、またはXがNである、式(I)で示される化合物は、Nオキシドを形成し、本発明はかかる化合物を範囲内に含む。
好ましい群の式(I)で示される化合物は、X、X、XまたはXの1つだけがNであるものである。この群において、有利には、XまたはXはNであるか、またはより特別には、XはNである。
さらに好ましい群の化合物は、XおよびXが各々Nを意味するものである。
さらに好ましい群の式(I)で示される化合物は、Rが(c)または(d)から選択される基であるものである。
本発明の化合物の好ましい群は、XがNであり、XがCRであり;XがCRであり、XがCRである式(I)で示される化合物である。
は、XがOであり、X10がNであるc基である;この基において、好ましい群は、Rが水素、置換されていてもよいアルキル、アリール、ヘテロアリール、C3−7シクロアルキルまたはヘテロサイクリルであるものである。
は、水素、ハロゲン、R19O、R19S(O)、R19NH、R1920N、カルボキシル、)CONR1415、SONR1415、置換されていてもよいフェニル、ヘテロアリール、C1−6アルキルまたはメチル[置換されていてもよいフェニル、R19NH、R1920N、CONR1415、SONR141519OまたはR19S(O)から選択される基により置換されていてもよい]から選択される基を意味する。Rは、水素、ハロゲン、置換されていてもよいC1−4アルキル、R19O、R19S(O)、R19NHまたはR1920Nであり;Rは、水素、ハロゲン、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいフェニル、R19NH、R1920N、R19OまたはR19S(O)または置換されていてもよいフェニルにより置換されているメチルである。
が(c)基である場合、これは、有利には、Xが酸素であり、X10が窒素であるか、またはXが、Rが水素であるNRまたはメチルであり、XがCHである基である。
が(d)基である場合、これは、有利には、X11およびX12が、各々CHであり、X13がCH基またはNである基である。
基は、好ましくは、Xが酸素であり、X10が窒素である(c)基である。
適当なR基の例としては、水素、C1−6アルキル、例えばメチル、エチル、イソプロピル、sec−ブチルおよび2−エチルブチル、C3−7シクロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、C3−7シクロアルキルアルキル、例えばC3−7シクロアルキルメチル、例えばシクロプロピルメチルまたはシクロヘキシルメチル、置換されていてもよいフェニル、例えばフェニルまたはフェニル[アミノ、例えば、4−アミノフェニル、ジアルキルアミノ、例えば、ジメチルアミノ、ジアルキルアミノアルキルアミノ(例えば、ジメチルアミノエチルアミノ、N−メチル、ジメチルアミノエチルアミノ、N,N−ビス(2−ジメチルアミノエチル)アミノ)、アルキル、例えば、エチル、アルカノイル、例えば、アセチル、アルコキシ(例えば、メトキシまたは3−メチルブトキシ)、ハロ、(例えば、塩素または臭素、ヒドロキシ、アミノアルキル、例えば、アミノメチル、ヒドロキシアルコキシ(例えば、2−ヒドロキシエトキシまたは3−ヒドロキシプロポキシ)、アミノアルコキシ、例えば、2−アミノエトキシ、アルキルアミノアルコキシ、例えば、2−メチルアミノエトキシ、ジアルキルアミノエトキシ(例えば、2−ジメチルアミノエトキシ、2ジエチルアミノエトキシ、2ジエチルアミノ−1−メチルエトキシ、2−ジイソプロピルアミノ−1−メチルエトキシ)、N−アラルキル−Nアルキルアミノアルコキシ、例えば、N−ベンジルN−メチルアミノエトキシ、アミノカルボニルアルコキシ、例えば、(アミノカルボニルメトキシ、アミノカルボニル−2−メチルエトキシ、アミノカルボニルエトキシ)、アルキルアミノカルボニルアルコキシ、例えば、メチルアミノカルボニルメトキシ、ジアルキルアミノカルボニルアルコキシ、例えば、ジメチルアミノカルボキシメトキシ、ウレイドアルコキシ、例えば、ウレイドメトキシ、アルキルウレイド、例えば、3−メチルウレイド、ジアルキルアミノ−アセトアミド、例えば、ジメチルアミノアセトアミド、アルキルチオアルコキシ、例えば、メチルチオメトキシ、フェニルチオアルコキシ、例えば、フェニルチオメトキシ、アルキルスルフィニルアルコキシ、例えば、メチルスルフィニルメトキシ、フェニルスルフィニルアルコキシ、例えば、フェニルスルフィニルメトキシ、アルキルスルホニルアルコキシ、例えば、メチルスルホニルメトキシ、フェニルスルホニルアルコキシ、例えば、フェニルスルホニルメトキシ、シアノアルコキシ、例えば、シアノメトキシまたは2−シアノエトキシ、アシルアミノエトキシ、例えば、(t−ブトキシカルボニルアミノエトキシ、イソオキサゾリルアミノエトキシ、イソニコチニルアミノエトキシ、アルキルスルホニルアミノ−アルコキシ、例えば、メチルスルホニルアミノエトキシ、フェニルスルホニルアミノアルコキシ、例えば、フェニルスルホニルアミノエトキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、例えば、−2メトキシカルボニル1−メチルエトキシ、ヘテロサイクリルアルコキシ、例えば、(モルホリノエトキシ、ピペリジノエトキシ、1−ピロリジノ−2−イルメトキシ、ヘテロサイクリルオキシ、例えば、1−メチル−ピペリジノ−4−イルオキシ、ヘテロサイクリル、例えば、3−ピロリジニルにより置換されている]、アルキル(ヒドロキシ、例えば、2−ヒドロキシ−1−メチル−エチルに置換されている)、アルキル[アミノ、例えば、(3−アミノプロピル、4−アミノブチル、5アミノペンチル)、アシルアミノ、例えば、4−ブチルオキシカルボニルアミノ−ブチル、R19NHまたはR1920N、例えば、(2−ジメチルアミノ−1−メチルエチル、4−ジエチルアミノ−1−メチル−ブチルまたは3−ジメチルアミノプロピル)により置換されている]、4〜7員のヘテロサイクリル基により置換されていてもよいアルキル、例えばメチルまたはエチル、例えば、4−メチルピペラジン−1−エチル、2−ピペラジン−イル−エチル、ピペリジン4−イルメチルまたはピペリジン3−イルメチル、4〜7員のヘテロサイクリル基、例えばピペリジニル、例えば、ピペリジン−4−イルまたはピペリジン−3−イルまたはピロリジニル、例えば、ピロリジン−3−イル、5,6縮合二環式ヘテロアリール基、例えばインダゾリル、例えば、5−インダゾリルまたは6−インダゾリルまたは6,6縮合二環式ヘテロサイクリック、例えば、テトラヒドロイソキノリン−5−イル、2−メチルテトラヒドロイソキノリン−7−イル、2−メタンスルホニル−テトラヒドロイソキノリン−7−イルまたはテトラヒドロイソキノリン−7−イル、3,4ジヒドロ−2H−イソキノリン−1−オン−7−イル、6,5縮合ヘテロサイクリック基、例えば2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルまたはベンゾ{1,3]ジオキソール−5−イルまたは6,7縮合ヘテロサイクリック、例えば、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−8−イルが挙げられる。
がCRである場合、R基は、有利には、水素、ハロゲン、例えばフルオロまたはアセトアミドにより置換されていてもよい、メチルまたはアルコキシ、例えばメトキシ、アルキルチオ、例えばメチルチオ、フェニルアミノまたはフェノキシである。
がCRである場合、Rは、有利には、水素、アルキル、例えば、メチルまたはアルコキシ、例えば、メトキシまたは置換されていてもよいフェノキシ、例えばフェノキシである。
がCRである場合、R基は、有利には、水素、ハロゲン、例えば塩素、ヒドロキシアルキル、例えばヒドロキシメチル、アルキル、例えばメチル、アルコキシ、例えばメトキシ、置換されていてもよいフェニル、例えばフェニルまたは4〜7員のヘテロサイクリル基、例えば1−ピロリジニルまたは1−ピラゾリルである。
がCR基である場合、Rは、有利には、水素、ハロゲン、例えば、臭素、ヒドロキシ、カルボキシル、置換されていてもよいフェニル、例えば、フェニルまたはフェニル(アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アミノ、アセトアミド、アミノアルキル、例えば、アミノメチルまたはアミノエチル、アルキル、例えばメチルまたはエチル、カルボキシルカルボキサミド、N,N−ジメチルカルボキサミド、シアノ、ホルミル、アリールオキシ、例えばフェノキシ、CHS(O)(ここに、nは0、1または2である)、CHSONHまたはハロゲン、例えばフッ素から選択される1または2個の基により置換されていてもよい)またはヘテロサイクリル、例えば5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、ヘテロアリール基、例えばチエニル(ホルミル、アルキル、例えばメチルまたはフェニルにより置換されていてもよい)、例えば2−チエニル、4−メチルチエニル、5−フェニルチエニル、5−ホルミルチエニルまたは3−チエニル、2−フラニル、ピリジル、例えば3−ピリジルまたは4−ピリジル、3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル、インドリルまたは8−キノリニル、ベンゾチエニル、6,5−縮合ビシクロヘテロサイクリル、例えば5−ベンゾ[1,3]ジオキソリルであるか、あるいはRは、置換されていてもよいフェニル、例えばフェニルまたはハロフェニル、例えばフルオロフェニル[CHNR1920基(ここに、R19は、アルキル、例えばメチルまたはエチルである)、フェニルまたはヘテロサイクリック基、例えば4−7ヘテロサイクリック基であり、R20は水素またはメチルであるか、またはNR1920は4−7ヘテロサイクリック基である)により置換されていてもよい]である。適当なNR1920基の例としては、エチルアミノ、ジメチルアミノ、4−モルホリノ、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペリジン−4−イル−アミノまたは1−t−ブトキシカルボニル−ピペリジン−4−イル−アミノが挙げられる。
は、4〜7員のヘテロサイクリル基により置換されているアルキルまたはNR1920基(ここに、R19はヒドロキシルアルキル、置換されていてもよいベンジル、C3−7シクロアルキル、ヘテロサイクリック基、例えば架橋ヘテロサイクルまたは4〜7員のヘテロサイクリル、4〜7員のヘテロサイクルアルキルまたはC3−7シクロアルキルアルキルである)である。有利には、4〜7員のヘテロサイクリル基は、窒素または酸素から選択される1または2個の環員を含有する5〜7員の基、例えばピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルピペラジニルまたはホモ−ピペラジニルから選択される。R20は、水素、メチルまたはアセチルである。かかるR基の例として、3−ヒドロキシプロピルアミノ、4−ブロモベンジルアミノ、4−メトキシベンジルアミノ、4−ピペリジニルアミノメチル、N−4−ピペリジニル−N−メチルアミノメチル、1−t−ブトキシカルボニル−ピペリジニル−アミノメチル、4−アミノピペリジノメチル、1,4−ジアゼパン−1−イルメチル、ピペラジノメチル、4−メチルピペラジノメチル、4−アセチルピペリジン−1−イルメチル、4−エチルピペラジノメチル、4−モルホリノメチル、ピペリジノメチル、4−(メチルアミノ)ピペリジノメチル、4−シクロプロピルアミノピペリジノメチル、ピロリジノメチル、3−ジメチルアミノピロリジノメチル、2−ヒドロキシメチルピロリジノメチル、4−エチルピペラジノ−メチル、3−ピロリジン−1−イル−プロピルアミノメチル、4−(4−フルオロフェニル)ピペラジノメチル、3−ピペリジニル−1−イル−プロピルアミノメチル、3−モルホリン−4−イル−プロピルアミノメチル、3−(4−メチルピペラジン−イルプロピルアミノメチル、1−メチルピペリジン−4−イル−アミノメチル、4−ピロリジノカルボニルメチル−ピペラジノメチル、2−ピロリジン−1−イルメチルピロリジノメチル、2−ピロリジン−1−イル−エチルアミノメチル、3−ジメチルアミノピロリジノメチル、1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノメチル、1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルアミノメチル、3−ジメチルアミノピロリジノメチル、2−(モルホリン−イル−メチル)−ピロリジノメチル、3−ピペリジン−1−イル−プロピルアミノメチル、3−モルホリン−4−イル−プロピルアミノメチル、3−(4−メチルピペラジン−1−イルプロピルアミノメチル、ピペリジン−1−イルメチルピロリジノメチル、3,5−ジメチルピペラジノメチル、ピロリジン−1−イルピペリジノメチル、ピロリジノ−3−イルアミノメチル、ピロリジン−2−イルメチルアミノメチル、4−アミノメチルシクロヘキシルメチルアミノメチル、4−アミノシクロヘキシルアミノメチル、2−ピペラジン−1−イルエチルアミノメチル、3−アミノ−ピロリジノメチル、ピロリジノ−2−イルメチルアミノメチル、ピペリジン−4−イルメチルアミノメチル、4−アミノメチルピペリジニノメチル、4−(シクロプロピルアミノピペリジノメチル、3−(ピペラジノ−1−イル)プロピルアミノメチル、2−(モルホリン−4−イルメチル)ピロリジノメチル、2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピロリジノメチル、2−(ピペラジン−1−イルメチル)ピロリジノメチル、ピペリジン−4−イルメチル、N−ピペリジン−4−イル−アセトアミドメチルが挙げられ、あるいは、Rは、4−ヘテロサイクリルオキシ、例えばピペリジン−4−イルオキシまたはヘテロサイクリルアルキルオキシ、例えばピペリジン−4−イルメチルオキシであり、あるいは
は、置換されていてもよいフェニル、例えば、4−メチルオキシスチリルにより置換されていてもよいビニルであるか、あるいはRは、CONR1415(ここに、R15は水素であり、R14はベンジル、フェネチル、アミノアルキル、例えば3−アミノプロピル4−アミノブチルまたは6−アミノヘキシルであるか、または4〜7員のヘテロサイクリル基である)である。有利には、ヘテロサイクリル基は、一の環員がアミノアルキルカルボニル基により置換されていてもよい窒素である5〜6員基である。適当な例としては、ピペリジニル、例えば、3または4−ピペリジニル1−アミノメチルカルボニル−ピペリジン−4−イルまたはピロリジニル、例えば、3−ピロリジニルが挙げられ、またはR14は4〜7員のヘテロサイクリルアルキル基である。有利には、ヘテロサイクリック基は、窒素原子および酸素または窒素から選択される別のヘテロ原子を含有する5〜7員の基である。かかるヘテロサイクリルアルキル基の適当な例としては、ピペリジニルメチル、例えばピペリジン−2−イルメチルまたはピペリジン−4−イルメチル、モルホリニルメチル、例えば、モルホリン−2−イルメチルまたはピペラジノエチルが挙げられ、またはR14およびR15は、結合している窒素原子と一緒になって、4〜7員のヘテロサイクリル基を形成する。有利には、ヘテロサイクリル基は、酸素、窒素または置換窒素から選択される付加的なヘテロ原子を含有していてもよい5〜7員基である。かかる基の例としては、ピペラジノ、1−メチルピペラジノ、4−(2−アミノエチル)ピペラジノ、4−(t−ブトキシカルボニルアミノエチル)ピペラジノ、4−アミノアルキルカルボニルピペラジノ、例えば、4−アミノメチルカルボニルピペラジノ、4−アミノエチルカルボニルピペラジノ、4−1−(アミノエチルカルボニルピペラジノ、4−(1−メチルアミノエチリルカルボニルピペラジノ、4−ピロリジン−2−イル−カルボニルピペラジノ、ピロリジノ、3−アミノピロリジノ、2−メトキシカルボニルピロリジノ、モルホリノ、2(ピロリジン−1イル)メチルピロリジノが挙げられ、またはRはR19S(O)基(ここに、nは0、1または2であり、R19は、置換されていてもよいフェニル、例えば、メトキシまたはヘテロアリールにより置換されていてもよいフェニルであり、有利には、nは0である)であるか、またはRはR19NH基であり、R19は、置換されていてもよいフェニルまたはヘテロアリール、例えばフェニル、4−モルホリノフェニルまたは3−アミノピリジルである。
本発明の化合物の例としては、製造法が実施例1〜316に特定して記載されているものが挙げられる。
特に好ましい本発明の化合物は以下の化合物:
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[(2R)−2−モルホリニルメチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[(2S)−2−モルホリニルメチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−{6−[(4−フルオロフェニル)オキシ]−1−[4−(メチルオキシ)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]オキシ}フェニル)−6−[(4−フルオロフェニル)オキシ]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−(シクロプロピルメチル)−N−(2−モルホリニルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド塩酸塩
4−[1−エチル−6−(メチルオキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−エチル−6−(メチルチオ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−エチル−6−(フェニルオキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−{1−エチル−6−[(4−フルオロフェニル)オキシ]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
N−(3−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル]オキシ}フェニル)アセトアミド塩酸塩
N−(4−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル]オキシ}フェニル)アセトアミド塩酸塩
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−アミン
4−[1−(フェニルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−フルオロフェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−アミン塩酸塩
4−(6−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−{7−ブロモ−1−[4−(メチルオキシ)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−7−ブロモ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]フェノール
4−[1−(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]オキシ}フェニル)−7−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−(7−ブロモ−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−(1,7−ジフェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−[1−フェニル−7−(2−チエニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]フェノール
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸
4−(7−{4−[(エチルアミノ)メチル]フェニル}−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−[7−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−{1−エチル−7−[3−(エチルオキシ)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−スルホンアミド塩酸塩
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N,N−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−スルホンアミド塩酸塩
{3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]フェニル}メタノール塩酸塩
4−(1−エチル−7−{4−[(フェニルアミノ)メチル]フェニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−[1−エチル−7−(2−フルオロフェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[7−(2,4−フルオロフェニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
5−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−チオフェン−2−イル}−カルボアルデヒド
4−[7−(1−ベンゾチエン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[4−(メチルチオ)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[1−エチル−7−(4−メチル−2−チエニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[7−(2,6−ジメチルフェニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
5−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−2−フルオロベンズアルデヒド塩酸塩
4−[7−(3−アミノフェニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−(1−エチル−7−{3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
1−{3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]フェニル}エタノン塩酸塩
N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]フェニル}メタンスルホンアミド塩酸塩
4−[1−エチル−7−(5−フェニル−2−チエニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{7−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[4−フルオロ−3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[3−フルオロ−4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−(1−エチル−7−{4−[(エチルアミノ)メチル]−3−フルオロフェニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−(7−{[(3S)−3−アミノ−1−ピロリジニル]スルホニル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−エチル−7−[4−(メチルスルフィニル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[1−エチル−7−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−[1−エチル−7−(1−ピペリジニルカルボニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N,N−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[2−(メチルオキシ)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
1,1−ジメチルエチル[5−({[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]カルボニル}アミノ)ペンチル]カルバメート
1,1−ジメチルエチル4−{2−[({[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−1−ピペラジンカルボキシレート
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−メチル−N−(フェニルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[2−(1−メチル−2−ピロリジニル)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−N−[2−(4−クロロフェニル)−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−(1−エチル−7−{[4−(フェニルメチル)−1−ピペラジニル]カルボニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−N−(5−アミノペンチル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミドトリフルオロアセテート
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−{[2−(1−ピペラジニル)フェニル]メチル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミドトリフルオロアセテート
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−N−[(1S,5R,7S)−3−アミノトリシクロ[3.3.1.1〜3,7〜]デシ−1−イル]−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミドトリフルオロアセテート
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−N−{[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−(1−エチル−7−{[4−(4−ピリジニルメチル)−1−ピペラジニル]カルボニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[2−(4−メチル−1−ピペリジニル)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−{2−[(フェニルメチル)アミノ]エチル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−{1−エチル−7−[(4−エチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−N−[2−(2,4−ジクロロフェニル)エチル]−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−{1−エチル−7−[4−(4−モルホリニルカルボニル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−N−(2−フェニルエチル)ベンズアミド
4−{1−エチル−7−[4−(1−ピロリジニルカルボニル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド
メチル1−({4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]フェニル}カルボニル)−L−プロリナート
4−(1−エチル−7−{4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]フェニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−N−(2−フェニルエチル)ベンズアミド
3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド
メチル1−({3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]フェニル}カルボニル)−L−プロリナート
4−(1−エチル−7−{3−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]フェニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−{1−エチル−7−[3−(4−モルホリニルカルボニル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−[1−エチル−7−(1−ピロリジニルカルボニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−アミン
4−[1−エチル−4−(エチルオキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−エチル−4−(メチルオキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
1−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メチル}−4−ピペリジンアミン塩酸塩
[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メタノール
N−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メチル}−1−(1−メチルエチル)−4−ピペリジンアミン塩酸塩
1−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メチル}−N−メチル−4−ピペリジンアミン塩酸塩
((2S)−1−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メチル}−2−ピロリジニル)メタノール
4−(7−{[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]メチル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−(7−{[(3S)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]メチル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
3−({[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メチル}アミノ)−1−プロパノール
4−[1−エチル−7−({[2−(1−ピペラジニル)エチル]アミノ}メチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[(3R)−3−ピロリジニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド塩酸塩
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−[(3S)−3−ピロリジニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキサミド塩酸塩
N−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]メチル}−N−4−ピペリジニルアセトアミド塩酸塩
4−(7−ブロモ−1−エチル−4−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル]メタノール塩酸塩
4−[1−エチル−7−({4−[(メチルアミノ)アセチル]−1−ピペラジニル}カルボニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−(7−{[4−(アミノアセチル)−1−ピペラジニル]カルボニル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−(7−{[4−(3−アミノプロパノイル)−1−ピペラジニル]カルボニル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[7−({4−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−1−ピペラジニル}カルボニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[7−({4−[(2S)−2−アミノプロパノイル]−1−ピペラジニル}カルボニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−[9−シクロプロピル−2−(メチルチオ)−9H−プリン−8−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(3−メトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノール
1−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−エタノンオキシム
4−[1−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−7−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−(1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
7−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−1−オン
4−[1−(2−メタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−7−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5c]ピリジン−1−イル]−N−ヒドロキシ−ベンズアミジン
4−[1−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−8−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(1H−インダゾール−6−イル)−1H−イミダゾール[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(1H−インダゾール−5−イル)−1H−イミダゾール[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−[4−(3−ジメチルアミノ−プロポキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
4−{1−[4−((S)−1−ピロリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N,N’,N’−トリメチル−エタンジヒドロクロライド
N−{4−[2−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−1イル]−フェニル}−N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−N’,N’−ジメチル−エタン−1,2−ジアミン
4−{1−[4−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−ジメチルアミノ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−アセトニトリル
4−{1−[4−((S)−1−メチル−ピロリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−C−ジメチルアミノ−アセトアミド
N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N’,N’−ジメチル−エタン−1,2−ジアミン
4−{1−[3−(2−ジメチルアミノ−エチルオキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}フラザン−3−イルアミン
4−{1−[3−(3−ジメチルアミノ−プロポキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
1−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−3−メチル−尿素
4−{1−[3−(1−メチル−ピペリン−4−イルオキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(2−ピペリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−1−メチル−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−(1−{4−[2−(ベンジル−メチル−アミノ)−エトキシ]−フェニル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−アセトアミド
2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−N−メチル−アセトアミド
2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−N,N−ジメチルアセトアミド
2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エタノール
3−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−プロパン−1−オール
3−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−プロピオニトリル
N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−イソニコチンアミド
N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−アセトアミド
イソオキサゾール−5−ジカルボン酸(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−アミド
N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−メタンスルホンアミド
2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−プロピオンアミド
2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−2−メチル−プロピオンアミド
(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
4−{1−[4−(2−メチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−{1−[4−(2−アミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−メチルスルファニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−ベンゼンスルフィニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−ベンゼンスルホニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−メタンスルフィニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−[1−(4−フェニルスルファニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]−ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−ベンゼンスルホンアミド
(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−cピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−尿素
N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−ベンズアミド
3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−スルホン酸(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c−ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−アミド
N−[5−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチルスルファモイル)−4−メチル−チアゾール−2−イル]−アセトアミド
4−[1−(4−メタンスルホニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]−ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−ベンゼンスルホンアミド
4−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]フェノキシ}−ピペリジン−1−ジカルボン酸ベンジルエステル
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノール
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸(ピペリジン−2−イルメチル)アミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸[1−((S)−1−ピロリジン−2−イル−メタノイル)−ピペリジン−4−イル]−アミド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸[1−(2−アミノ−エタノイル)−ピペリジン−4−イル]−アミド
N−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−シクロヘキサン−1,4−ジアミン
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボキシアルデヒド
2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸[1−(3−アミノ−プロパノイル)−ピペリジン−4−イル]−アミド
[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル−アミン
4−(4−クロロ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
4−{1−エチル−7−[(3−ピペラジン−1−イル−プロピルアミノ)−メチル]−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
4−(1−エチル−7−{[(3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピルアミノ]−メチル}−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−[1−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−4−イル]−アミン
4−[1−エチル−7−((R)−2−ピペラジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
2{3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−プロピル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
4−(1−シクロヘキシルメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル−アミン
4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペラジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
4−(3−エチル−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
3−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−ピラジン−2−イルアミン
およびその生理学的に許容される塩を含む。
式(I)で示される化合物の、キナーゼMsk−1の作用に拮抗する能力は、公開された方法、例えばWO9967283およびWO0127315に記載の方法により測定することができる。別法として、以下のインビボアッセイを用いることができる。
かくして、Msk−1アンタゴニスト活性を、Sf9細胞(WO9967283)において発現されたヒト組み換えMsk−1を用いて測定した。貯蔵、および続くアッセイの前に除去されるMAPK(p42)とのインキュベーションにより、酵素を事前に活性化した。Msk−1活性の測定はペプチド基質およびATP33とのインキュベーションを含み、続く、P33のペプチドへの取り込みは、シンチレーション近傍(Scintillation Proximity)アッセイ(SPA−Amersham Pharmacia)により定量した。
IC50測定に関しては、試験化合物は、典型的には、10mMの100%のDMSO中に溶解し、ついで、10%のDMSO中に連続希釈した。化合物を、典型的には、10μM〜3nMのアッセイ濃度を有する11点以上で二重にアッセイした。IC50値を、注文品の曲線当てはめソフトウェア(baspoke curve fitting software)により計算した。
アッセイは、12.5μlの総アッセイ容量で、透明な底の、白壁の、384ウェルプレート中で行った。アッセイは、2nMの活性化MSK1;2μMのビオチニル化ペプチド(ビオチン−GRPRTSSFAEG−OH);20μMのATP;25Bq/pmolのATP33;50mMのHepes;10mMのMgCl;0.1mMのEDTA;0.0025%のTween−20;5mMのβ−メルカプトエタノール;pH7.5を含有する。反応物を、20℃で60分間インキュベーションし、ついで、10μlの200mMのEDTAを添加することにより終了させた。
ストレプトアビジンPVT SPAビーズは、0.2mg/ウェルの濃度に加えられた。プレートを、10分間振盪させ、ついで、2500rpmで10分間遠心分離に付した。P33取り込みを、Wallac Triluxでシンチレーション計数により定量した。
したがって、本発明の化合物は、キナーゼMsk−1により介在される疾患および/または症状の治療または予防に有用である。かくして、化合物は、虚血事象または炎症性症状から生じる神経変性に不随する障害の治療または予防に有用である。かかる障害の例としては、急性卒中、例えば脳卒中、血栓塞栓性卒中、出血性卒中および脳虚血、多発脳梗塞性痴呆、痛み、関節炎、例えば、関節リウマチ、乾癬および腸性関節炎、多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄損傷および喘息を含む。また、化合物は、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患およびある種の癌の治療にも有用であり得る。
したがって、本発明は、治療において用いるため、特に、キナーゼMsk−1の作用を阻害するための医薬として用いるための、式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される塩を提供する。
また、本発明は、キナーゼMsk−1の作用を阻害するための医薬の製造にける式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される誘導体もしくは塩の使用を提供する。
また、さらなる態様において、本発明は、哺乳類、例えばヒトにおけるキナーゼMsk−1の作用の阻害方法であって、該阻害を必要とする患者に、有効量の式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される誘導体または塩を投与することを含む方法を提供する
式(I)で示される化合物のキナーゼROCK1の作用に拮抗する能力を以下のアッセイを用いて測定した:
1.ROCKキナーゼアッセイ:
ROCK阻害剤活性を、Sf9細胞で発現されたヒト組み換えROCK1キナーゼドメイン(アミノ酸1〜578)(WO9967283)を用いて測定した。酵素を、his−タグNTAカラムおよびSource 15HPLCクロマトグラフィーを用いて精製した。Rock−1活性のアッセイは、ペプチド基質およびATP33とのインキュベーションを含み、ついで、P33のペプチドへの取り込みを、シンチレーション近傍()アッセイ(SPA−Amersham Pharmacia)により定量した。
IC50測定に関して、試験化合物は、典型的には、10mMの100%のDMSO中に溶解し、ついで、10%のDMSO中に連続希釈した。化合物を、典型的には、10μM〜3nMのアッセイ濃度を有する11点以上で二重にアッセイした。IC50値を、注文品の曲線当てはめソフトウェアにより計算した。
アッセイは、40μlの総アッセイ容量で、透明な底の、白壁の、384ウェルプレート中で行った。アッセイは、1nMのhROCK11;1μMのビオチニル化ペプチド(ビオチン−Ahx−AKRRRLSSLRA−CONH);1μMのATP;25Bq/pmolのATP33;12.5mMのHepes、pH7.4;7.5mMのMgCl;0.015%のBSAを含有する。反応物を、20℃で120分間インキュベーションし、ついで、10μlの200mMのEDTAを添加することにより終了させた。
ストレプトアビジンPVT SPAビーズは、0.4mg/ウェルの濃度に加えられた。プレートを、10分間振盪させ、ついで、2500rpmで10分間遠心分離に付した。P33取り込みを、Wallac Triluxでシンチレーション計数により定量した。
2.大動脈収縮アッセイ:
雄のスピローグ−ドーリーラット(350〜400g)を、O中の5%のイソフルレンで麻酔し、放血により安楽死させた。近位下行胸部大動脈を取り出し、以下の組成(mM):NaCl 112.0、KCl 4.7、CaCl 2.5、KHPO 1.2、MgSO 1.2、NaHCO 25.0、デキストロース 11.0、インドメタシン 0.01およびL−NAME 0.1を有する、酸素処理した(95%のO、5%のCO)外界温度のクレブス(Krebs)溶液(pH7.4)中においた。単離した大動脈を、3mmのリング状に切断し、各々の切片を、2つの0.1mmの直径のタングステンワイヤーホックに吊し、酸素処理した(95%O、5%CO)37℃のクレブス溶液(pH7.4)を含有する10mLの臓器浴に置いた。組織を、1.0グラムの静止張力下で、約30分間釣り合わせた。レスポンスを、Grass FT 03力変換器(force-transducer)を用いて均等に測定し、Grassポリグラフ(モデル7D)で張力の変化として記録した。
均等期間後、各々の組織を、60mMのKClで、約15分間縮小させ、37℃のクレブス溶液で洗浄し、静止張力を緩めた。60mMのKCl収縮液を交換する。ついで、組織を1μMのノルエピネフリンで均等に収縮させ、37℃のクレブス溶液で洗浄し、静止張力を緩めた。
フェニレフリンに対する累積濃度−応答曲線を、0.5log単位間隔(1nM〜1μM)で投与することにより得て、EC80を測定した。数回洗浄した後、各々の容器を、フェニレフリンのEC80濃度と平衡に構成し、累積量のROCK阻害剤を0.5log単位間隔(0.1nM〜3μM)で添加することによりトーンを逆転させた。累積濃度−応答を構成する場合、血管作用剤のより高い濃度を、以前の応答が安定になった後に、組織浴に加える。
3.ROCK阻害剤のインビボ作用(静脈注射、IV):
ラットを、大腿静脈および動脈カテーテルを挿入するために3%イソフルレンで麻酔した。実験の間、麻酔は2%で維持した。各々のラットは、ビヒクルの静脈内ボーラス投与、ついで、10、30、100および300μg/kgでROCK阻害剤のボーラス投与を、約20分間隔で受けた。血液試料は、次にROCK阻害剤の血漿レベルを測定するために、10、30および300μg/kgの投与後20分で採取した。
動脈血圧および血圧由来の心拍数を、ストリップチャートで、また、コンピュータ処理データ取得系(Po−Ne−Mah、V3.30、Gould Instruments)で記録した。血行データを、予備投与対照からの最大の変化量として得て、平均+/−SEMとして表した。
したがって、本発明の化合物は、Rhoキナーゼ−1および/または−2により介在される疾患および/または条件の治療または予防において有用である。
かくして、該化合物は、心臓疾患、例えば高血圧、慢性および鬱血性心不全、心臓肥大、慢性腎不全およびアテローム性動脈硬化症の治療または予防に有用である。化合物は、神経炎症性疾患に不随する障害、例えば、卒中、脊椎損傷、多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症および/または炎症性障害、例えば炎症性の痛み、関節リウマチ、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患の治療または予防に有用である。
該化合物は、喘息、女性生殖器不全、男性勃起不全および過活動膀胱症候群、癌および腫瘍転移、ウイルスおよび細菌感染症、インスリン耐性および糖尿病の治療または予防に有用である。
したがって、本発明は、治療において用いるための、特に、Rhoキナーゼ−1および/または−2の作用を阻害するための医薬として用いるための、式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される塩の使用を提供する。
また、本発明は、Rhoキナーゼ−1/2の作用を阻害するための医薬の製造における式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される誘導体もしくは塩の使用を提供する。
また、本発明は、哺乳類、例えばヒトのRhoキナーゼ−1/2の作用の阻害方法であって、該阻害を必要とする患者に、有効量の式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される誘導体もしくは塩を投与することを含む方法を提供する。
さらなる態様において、また、本発明は、哺乳類、例えばヒトのキナーゼMsk−1および/またはRhoキナーゼ−1/2の作用の阻害方法であって、該阻害を必要とする患者に、有効量の式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される誘導体もしくは塩を投与することを含む方法を提供する。
本明細書で言及される治療なる用語は、予防ならびに確立した疾患または兆候の治療にまで及ぶことは当業者には明らかだろう。
さらに、治療に用いるのに必要な本発明の化合物の量は、治療する症状の性質、投与経路および患者の年齢および症状により変化し、最終的には、主治医の決定によるだろうことは当業者には明らかだろう。しかしながら、一般的には、成人に用いる投与量は、典型的には、その投与経路に応じて、1日当たり5〜800mgであるだろう。
好ましい投与量は、静脈内注射または経口投与を含む。
かくして、非経口投与に関して、1日あたりの投与計画は、典型的には、0.1〜80mg/kg、好ましくは、約0.2〜30mg/kg、より好ましくは、0.5〜15mg/kgの範囲であるだろう。経口投与に関して、1日当たりの投与計画は、典型的には、0.1〜80mg/kg、好ましくは、約0.2〜30mg/kg、より好ましくは、0.5〜15mg/kgの範囲内であるだろう。
望ましい投与量は、有利には、単回投与で投与されるか、あるいは適当な投与間隔、例えば1日あたり2、3、4またはそれ以上で投与される。
可能である場合、治療において用いるために、本発明の化合物は、化学物質自体として投与することができるが、医薬処方として活性成分を投与することが好ましい。
かくして、さらに、本発明は、式(I)で示される化合物および/またはその医薬上許容される塩を、1つまたはそれ以上の医薬上許容される担体および、所望により、他の治療物質および/または予防成分を含有する医薬処方を提供する。担体(複数でも可)は、処方の他の成分と適合し、その受容者に有害でないという意味で「許容され」なければならない。
本発明の組成物は、本質的に、経口、バッカル、非経口、吸入または吸収、埋め込みまたは直腸投与用に処方された形態を含む。これらの各々の投与経路用の適当な剤形は、慣用的な方法により調製することができる。
経口投与用の錠剤およびカプセルは、慣用的な賦形剤、例えば、結合剤、例えばシロップ、アカシア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカント、スターチの粘液またはポリビニルピロリドン;充填剤、例えばラクトース、糖、微結晶セルロース、トウモロコシでんぷん、リン酸カルシウムまたはソルビトール;滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、タルク、ポリエチレングリコールまたはシリカ;崩壊剤、例えばポテトでんぷんまたはスターチグリコール酸ナトリウムまたは湿潤剤、例えばラウリル硫酸ナトリウムを含有していてもよい。錠剤は、当該分野でよく知られた方法によりコートされていてもよい。経口液体製剤は、例えば、水性または油性懸濁液、溶液、エマルジョン、シロップまたはエリキシルの形態であってもよく、あるいは使用前に水または他の適当なビヒクルで復元するための乾燥生成物であってもよい。かかる液体製剤は、慣用的な添加剤、例えば、懸濁化剤、例えばソルビトールシロップ、メチルセルロース、グルコース/糖シロップ、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸マグネシウムゲルまたは硬化食用油;乳化剤、例えばレシチン、ソルビタンモノ−オレアートまたはアカシア;非水性ビヒクル(食用油を含みうる)、例えば、アーモンド油、ヤシ油、油性エステル、プロピレングリコールまたはエチルアルコール;可溶化剤、例えば表面活性剤、例えばポリソルベートまたは他の薬剤、例えばシクロデキストリンおよび保存剤、例えば、メチルまたはp−ヒドロキシ安息香酸プロピルまたはアスコルビン酸を含有していてもよい。また、組成物は、坐剤としても処方することができ、例えば、慣用的な坐剤基剤、例えばココアバターまたは他のグリセライドを含有していてもよい。
バッカル投与に関して、組成物は、慣用的な方法で処方される、錠剤またはロゼンジの形態であってもよい。
本発明の組成物は、注射または連続吸入により非経口投与するために処方することができる。注射用処方は、アンプル中に単回投与形態として、または保存剤を加えた多回数投与容器中に与えられてもよい。組成物は、油性または水性ビヒクル中の懸濁液、溶液またはエマルジョンとしての形態であってもよく、形成剤、例えば懸濁化剤、安定化剤および/または分散剤を含有していてもよい。別法として、活性成分は、適当なビヒクル、例えば滅菌発熱物質不含水で、使用前に復元する粉末形態であってもよい。
有利には、本発明の組成物は、静脈内または経口投与用に処方される。
本発明の組成物は、0.1〜99%の活性成分、有利には錠剤およびカプセルあたり30〜95%、および液体製剤あたり3〜50%の活性成分を含有していてもよい。
が(a)、(c)および(d)基である式(I)で示される化合物は、ジアミン(II):
Figure 2005526802
[式中、R、X、X、XおよびXは式(I)の記載と同意義である]
を、式(III)、(IV)または(V):
Figure 2005526802
[式中、Yは水素、ハロゲン例えば、Cl、BrまたはI、ヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、Raは水素または窒素保護基、例えばアルコキシカルボニルまたはベンジルオキシカルボニル基であり、各々のX、X、X、X10、X11、12およびX13は、式(I)の記載と同意義であるか、それに利用可能な基である]
で示される適当な化合物と反応させ、ついで、要すれば、窒素保護基Raを、慣用的な方法で除去することにより調製することができる。
Yがハロゲン、アルコキシまたはヒドロキシから選択される基である場合、反応は、加熱して、要すれば溶媒および/または脱水剤、例えばポリリン酸の存在下で行われる。
Yが水素である場合、反応は、有利には、酸化剤、例えばビ亜硫酸塩の存在下で行われる。
が(b)基である式(I)で示される化合物は、対応するニトロ誘導体(VI):
Figure 2005526802
[式中、R、R、R、X、X2、、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
を還元することにより調製することができる。
還元は、ニトロ基をアミノ基に変換するための慣用的な方法を用いて行うことができ、かくして、例えば、還元は、水素および適当な金属触媒、例えばパラジウムを用いて行うことができる。
が(c)基であり、Xが酸素であり、X10が窒素である式(I)で示される化合物は、ニトリル(VII):
Figure 2005526802
[式中、R、X、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
を、溶媒、例えばアルカノール中で塩酸および亜硝酸ナトリウムと反応させ、このように形成した生成物を塩基、例えば水酸化ナトリウム水溶液およびヒドロキシルアミンで処理し、続いて加熱することにより調製することができる。
が、XがNHであり、X10がCHである(c)基である式(I)で示される化合物は、化合物(VIII):
Figure 2005526802
[式中、R、X、X2、およびXは、式(I)の記載と同意義である]
をヒドラジンと反応させることにより調製することができる。本反応は、好ましくは、溶媒中、例えばアルカノール、例えばメタノール中で加熱しながら行われる。
本発明の他の態様は、式(I)で示される化合物は、式(I)で示される他の化合物に変換することができる。
かくして、式(I)で示される化合物のN−オキシドは、式(I)で示される化合物を、酢酸中、過酸、例えば、過酸化水素で処理することにより調製することができる。
例えば、XまたはXがNである式(I)で示される化合物の反応物は、酢酸中の過酸化水素と反応させることにより、対応するN−オキシド、すなわち、XまたはXがN=Oであるものに変換することができる。
またはRがハロゲン、例えば塩素または臭素である式(I)で示される化合物は、XがN=Oであり、XがCHであるか、またはXがN=Oであり、XがCHである、式(I)で示される化合物から、適当なオキシハロゲン化リン、例えばオキシ塩化リンまたはオキシ臭化リンと反応させることにより調製することができる。
がアルコキシ、例えばメトキシである、式(I)で示される化合物は、Rがハロゲン、例えば塩素または臭素である対応する化合物を、適当なアルカノール、例えばメタノールで、塩基、例えば水酸化ナトリウムの存在下で処理することにより調製することができる。
またはRが置換されていてもよいアリール、例えば置換されていてもよいフェニル基または置換されていてもよいヘテロアリール基である式(I)で示される化合物は、対応する置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールボロン酸と、適当なパラジウム触媒、例えばビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライドまたはテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)または1,1−ビス(トリフェニルホスホノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)クロロホルム複合体および塩基、例えば炭酸ナトリウムの存在下で反応させることにより、Rおよび/またはRがハロゲン、例えば塩素または臭素である対応する化合物を処理することにより調製することができる。反応は、好ましくは、溶媒中、例えば炭化水素、例えばトルエンまたはエーテル、例えば1,2−ジメトキシエーテルまたはアミド、例えばDMF中で、加熱しながら行われる。
がR19SまたはR19NH基であり、R19が置換されていてもよいアリール、例えば、置換されていてもよいフェニル基または置換されていてもよいヘテロアリール基である式(I)で示される化合物は、Rがハロゲン、例えば臭素である対応する化合物を、対応するチオールR19SHまたはアミンR19NHで、適当なパラジウム触媒、例えばトリス(ジベンジリデン−アセトン)ジパラジウムおよびラセミ−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチルの存在下で処理することにより調製することができる。本反応は、好ましくは、溶媒中、例えばエーテル、例えばジオキサン中で加熱しながら行われる。
がSONR1415基である式(I)で示される化合物は、Rがハロゲン、例えば臭素である対応する化合物を、水素化ナトリウム、ついで、n−ブチルリチウムで処理し、続いて、得られた生成物を、二酸化硫黄、塩化スルフリル、ついで、HNR1415で処理することにより調製することができる。反応は、有利には、溶媒中、例えばテトラヒドロフラン中で行われる。
がアルキル基、例えばメチルである式(I)で示される化合物は、Rがハロゲン、例えば臭素である、対応する化合物を、対応するトリアルキルアルミニウムと、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライドの存在下で反応させることによって処理することにより調製することができる。反応は、好ましくは、溶媒中、例えば1,4ジオキサン中で、加熱しながら行われる。
および/またはRが、置換基または置換基の一部として、メトキシ基に置換されているフェニル基を含有する式(I)で示される化合物は、フェニル基がヒドロキシにより置換されている、対応する式(I)で示される化合物に、三臭化ホウ素と、適当な溶媒、例えばジクロロメタン中で反応させることにより変換することができる。
が、置換されていてもよいアルコキシ基、例えば、ジアルキルアミノアルコキシ基により置換されているフェニル基である式(I)で示される化合物は、Rがヒドロキシにより置換されているフェニル基である対応する式(I)で示される化合物を、適当な塩基、例えば水素化ナトリウムで、非プロトン性溶媒、例えばジメチルホルムアミド中で、ついで、適当な置換されていてもよいハロゲンかアルキル、例えば、ジアルキルアミノアルキル払い度で処理することによって反応させることにより調製することができる。
が臭素である、式(I)で示される化合物は、n−ブチルリチウムおよびジメチルホルムアミドと、溶媒中、例えばテトラヒドロフラン中で反応させて、ついで、水でクエンチすることにより、Rがホルミルである対応するする化合物に変換することができる。
がカルボキシルである、式(I)で示される化合物は、Rが臭素である、対応する式(I)で示される化合物から、ジイソプロピルアミドリチウム、ついで、ヘキサン中でブチルリチウムと反応させて、ついで、二酸化炭素ガスで処理することにより調製することができる。反応物は、好ましくは、低温、例えば−78℃で行われる。
が、R19NH、R1920NまたはN結合4〜7員のヘテロサイクリック基(N、OまたはS(O)から選択される1または2個のヘテロ原子を含有する)から選択されるメチル基である、式(I)で示される化合物は、Rがホルミルである対応する化合物を、適当なアミンR19NH、R1920NHまたは4〜7員のヘテロサイクリルと、還元アルキル化条件下、例えば、シアノボロヒドリドを、適当な溶媒中、例えばメタノール中で用いて反応させることにより調製することができる。この反応において、R19、R20または4〜7員のヘテロサイクル基が、付加的な一級または二級アミノ基を含有する場合、慣用的な窒素保護基、例えばt−ブチルオキシカルボニルを用いて保護し、ついで、要すればこれを脱保護することが好ましい。
またはRが、アミノメチルにより置換されているフェニルであり、アミノ基が、R19NH、R1920NまたはN、OまたはS(O)から選択される1または2個のヘテロ原子を含有するN結合4〜7員のヘテロサイクリック基である式(I)で示される化合物は、RまたはRが、CHOにより置換されているフェニルである対応する化合物を、慣用的な還元アルキル化条件下、例えば上記RがR19NHまたはR1920Nにより置換されているメチルである化合物を調製するために記載した条件下で反応させることにより調製することができる。RがCHOにより置換されているフェニルである式(I)で示される化合物は、Rが、ハロゲン、例えば臭素により置換されているフェニルである対応する化合物から、系内で、n−ブチルリチウムおよびジメチルホルムアミドと、溶媒中、例えばテトラヒドロフラン中で反応させて、ついで、水でクエンチすることにより調製することができる。
がCONR1415基であり、R14およびR15が、式(I)の記載と同意義である式(I)で示される化合物は、Rがカルボキシルである、式(I)で示される対応する化合物から、アミンHNR1415(ここに、R14およびR15は、式(I)の記載と同意義である基またはその保護誘導体である)と、酸からアミドを調製する慣用的な方法で反応させ、ついで、該保護基を除去することにより調製することができる。
慣用的には、反応は、酸をカルボニルジミジ−イミダゾール、適当な溶媒中、例えばDMF中で処理し、ついで、アミンHNR1415と反応させることにより行われる。
がヒドロキシルである式(I)で示される化合物は、Rがハロゲン、例えば臭素である対応する化合物から、n−ブチルリチウムと、溶媒中、例えばテトラヒドロフランまたはヘキサンおよびテトラヒドロフラン中で反応させ、ついで、ホウ酸トリアルキル、例えばホウ酸トリメチルを添加することにより調製することができる。反応は、好ましくは、低温、例えば−78℃で、ついで、室温に加温して、ついで、水酸化ナトリウム水溶液、ついで、過酸化水素水溶液でクエンチすることにより行われる。
がR19O基であり、R19が式(I)の記載と同意義である式(I)で示される化合物は、Rがヒドロキシルである対応する化合物から、R19La基(ここに、R19は、式(I)の記載と同意義であるか、その保護誘導体であり、Laは脱離基である)と反応させることにより調製することができる。かくして、Laは、ハロゲン基、例えば臭素またはヨウ素、あるいは、例えば、系内でトリブチルホスフィンおよびアゾジカルボニルジピペリジンと反応させることにより脱離基に変換することができるヒドロキシル基であり得る。
が、置換されていてもよいエテニル基である式(I)で示される化合物は、Rが臭素である式(I)で示される化合物から、適当なエテン誘導体と、酢酸パラジウムまたはトリルトリフェニルホスフィンおよびtert有機塩基、例えばトリエチルアミンの存在下で反応させることにより調製することができる。
が置換されていてもよいエチル基である化合物は、Rがハロゲン、例えば臭素である対応する式(I)で示される化合物を、対応する置換エテニル化合物と、9−ボロビシクロ[3,3.1]−ノナンおよび1,1ビス(ジフェニルほスホノフェロセンジクロロパラジウム複合体の存在下、適当な溶媒中、例えばテトラヒドロフランおよび/またはジクロロメタン中で反応させることによって処理することにより調製することができる。
一級または二級アミノ基を含有する式(I)で示される化合物の上記合成法において、一級または二級アミンが、例えばカルバメート、例えばカルバミン酸t−ブチルとしての保護形態であり、ついで、カルバメートを慣用的な方法、例えばトリフルオロ酢酸と反応させて、必要なアミンに変換する方法で行うことが必要でるか、または望ましい。
式(VII)で示されるニトリルは、式(II)で示される化合物を、シアノ酢酸エチルと加熱することにより調製することができる。
式(VIII)で示される化合物は、式(VII)で示されるニトリルを、N,Nジメチルホルムアミドのアセタールと、溶媒中、例えば炭化水素、例えばオルトキシレン中で加熱しながら反応させることにより調製することができる。
式(VI)で示される化合物は、2−ヨウド−イミダゾール誘導体(IX):
Figure 2005526802
[式中、R、X、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
を、式(X):
Figure 2005526802
[式中、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
と、塩基および非プロトン性溶媒の存在下反応させ、ついで、得られた化合物(XI):
Figure 2005526802
を、アルキルニトリルと、適当な塩基の存在下で反応させることにより調製することができる。
式(II)で示される化合物は、式(XII):
Figure 2005526802
[式中、X、X、XおよびXは、上記と同意義であり、Lは、アミンRNHにより置換可能な基、例えばメトキシ、臭素、塩素、フッ素またはメトキシスルホニルである]を反応させて、ニトロアミン(XIII):
Figure 2005526802
を得、ついで、例えば、水素およびパラジウム触媒、鉄および有機酸、例えば酢酸を用いる慣用的な方法により、またはチオン酸ナトリウムで還元することにより調製することができる。
式(I)で示される化合物が不斉中心を含有する場合、それにより生じる特定のエナンチオマーを慣用的な方法により得ることができる。例えば、キラル固定相を有する、分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いる。
式(I)で示される生理学的に許容される酸付加塩は、慣用的な方法、例えば適当な溶媒、例えばアルカノールまたはエーテル中の、無機または有機酸の溶液を、溶媒中、例えばアルカノール、例えばメタノールまたはエーテル、例えばジエチルエーテルまたはテトラヒドロフラン中の遊離塩基の溶液に添加することにより調製することができる。
式(III)、(IV)、(V)、(IX)、(X)および(XII)で示される化合物は、公知の化合物であるか、あるいは、公知の化合物を調製するものと類似の方法により調製することができる。
以下の実施例は、本発明を説明するものであって、発明の範囲を限定するものではない。
実施例1:4−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. エチル−(3−ニトロピリジン−4−イル)アミン
エタノール(75ml)中の4−メトキシ−3−ニトロピリジン塩酸塩(11.2g、58.9mmol)を、水中エチルアミンの70%溶液(32ml)で処理し、1時間加熱還流した。さらに、エチルアミン溶液(32ml)を加え、混合物をさらに2時間加熱還流した。室温に冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル中に溶解し、水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄(3×)し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(8.7g、88%)を得た;MS(ES+)m/e168[M+H]
工程2. N4−エチルピリジン−3,4−ジアミン
エタノール(150ml)中の工程1からの生成物(8.7g、52.0mmol)を、10%の炭素担持パラジウムの存在下、18時間水素化した。キーゼルゲルで触媒を濾過した後、濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物(6.7g、94%)を得た;MS(ES+)m/e138[M+H]
工程3. (1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)アセトニトリル
工程2からの生成物(500mg、3.6mmol)およびシアノ酢酸エチル(620mg、5.5mmol)を、一緒に190℃に20分間加熱した。室温に冷却した後、残渣を、酢酸エチル中10%のメタノールで溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(250mg、37%)を得た;MS(ES+)m/e187[M+H]
工程4. 4−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
メタノール(4ml)および2Nの塩酸(4ml)中の工程3からの生成物(200mg、1.1mmol)を、亜硝酸ナトリウム(150mg、2.2mmol)で処理し、室温で2時間撹拌した。混合物のpHを、50%の水酸化ナトリウム溶液を滴下することにより12に調節し、50%の水中ヒドロキシルアミンの溶液(3ml)を加えた。混合物を90℃に2.5時間加熱し、反応物を室温に冷却した。得られた沈殿物を濾過し、減圧下で乾燥して、標題化合物(110mg、43%)を得た;MS(ES+)m/e231[M+H]
実施例2: 4−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. シクロプロピル−(3−ニトロピリジン−4−イル)アミン
エタノール(5ml)中の4−メトキシ−3−ニトロピリジン塩酸塩(2.0g、11.3mmol)およびシクロプロピルアミン(1.6ml、22.6mmol)を、トリエチルアミン(1.7ml、12.4mmol)で処理し、18時間加熱還流した。室温に冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣をジクロロメタン中に溶解し、水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(1.7g、84%)を得た;MS(AP+)m/e180[M+H]
工程2. 4−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物から、実施例1工程2〜4の方法を用いて、標題化合物を調製した;MS(AP+)m/e243[M+H]
以下の実施例を実施例2に記載の一般的な二工程法により調製した。
Figure 2005526802
Figure 2005526802
実施例19および20:(+)−4−[1−(2−ジメチルアミノ−1−メチルエチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミンおよび(−)−4−[1−(2−ジメチルアミノ−1−メチルエチル)−1−H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
実施例13のラセミ生成物を、標題鏡像体に、分取LC(Chiralcel OD、10ミクロン粒度;250mm×4.6mm i.d.;n−ヘキサン:エタノール、99.7%v/v〜100%v/v(80:20v/v);1.0ml/分;215nmでUV検出を使用)により分割して、(+)エナンチオマー[α]D+6.8°;HPLC tR8.2分および(−)エナンチオマー[α]D−2.2°;HPLC tR9.0分を得た。
実施例21:4−[1−(4−アミノ−ブチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
無水ジクロロメタン(4ml)中の実施例16の生成物(155mg、0.415mmol)の溶液を、トリフルオロ酢酸(4ml)で処理し、室温で0.5時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣を、残渣をジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウム水溶液間で分配した。有機相を水で洗浄(3×)し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させた。残渣を、0.880アンモニア:メタノール:ジクロロメタン(1:9:90)の混合物で溶出する、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題生成物(52mg、46%)を得た。MS(ES+)m/e274[M+H]
以下の化合物を、実施例2の方法、ついで、実施例21の方法により調製した:
Figure 2005526802
実施例25. 4−(1−ピペリジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 3−(3−ニトロ−ピリジン−4−イルアミノ−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
エタノール(12ml)中の4−クロロ−3−ニトロピリジン(1.1g、6.99mmol)を、3−アミノ−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(2.8g、13.9mMol)、ついで、酢酸ナトリウム(0.57g、6.99mMol)で処理し、2時間加熱還流した。室温に冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル中に溶解し、水(×3)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(2.1g、94%)を得た;MS(ES+)m/e323[M+H]
工程2. 4−(1−ピペリジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
実施例1工程2〜4、ついで、実施例21の方法を用いて、工程1の生成物から標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e286[M+H]
実施例25で用いた二工程法を用いて以下の化合物を合成した。
Figure 2005526802
実施例27および28:(+)−4−(1−ピペリジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミンおよび(−)−4−(1−ピペリジン−3−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
実施例25のラセミ生成物を、分取LC(Chiralpak AD、10ミクロン粒度;250mm×20mm i.d.;n−ヘキサン:エタノール、(50:50v/v;予備混合);17ml/分;215nmでUV検出を用いる)により、標題鏡像体に分割して、(+)エナンチオマー[α]D+0.4°;HPLC tR6.6分および(−)エナンチオマー[α]D−3.2°;HPLC tR7.7分を得た。
実施例29. 4−(1−ピペリジン−4−イルメチル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジ−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−((3−ニトロ−ピリジン−4−イルアミノ)−メチル)−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
エタノール(15ml)中の4−メトキシ−3−ニトロピリジン塩酸塩(2.26g、11.9mmol)を、4−アミノメチル−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(3.05g、14.2mMol)、ついで、トリエチルアミン(1.82ml、13.1mmol)で処理し、6時間加熱還流した。室温に冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル中に溶解し、水、ブラインで洗浄(3×)し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(2.78g、77%)を得た;H NMR(400MHz)δ9.21(1H(s)Ar−H)、δ8.30(1H,(d)Ar−H)、δ8.2(1H,(s)N−H)δ6.70(1H,(d)Ar−H)、δ4.04(2H(ブロード),CH)δ3.25(2H,(t)ピペリジン)δ2.73(2H,(ブロード)ピペリジン)、δ1.79(1H,(ブロード)ピペリジン)、δ1.46(9H,(s)Bu)。
工程2. 4−(1−ピペリジン−4−イルメチル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジ−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物から、実施例1工程2〜4の方法、ついで、実施例21の方法に従って、標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e300[M+H]
実施例30:4−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:(4−メトキシ−フェニル)−(3−ニトロ−ピリジン−4−イル)−アミン
エタノール(10ml)中の4−クロロ−3−ニトロピリジン(Kruger J, Mann F.G, J. Chem. Soc., 1955, 2755)(700mg、4.41mmol)の溶液に、4−メトキシアニリン(1.087g、8.82mmol)、ついで、酢酸ナトリウム(362mg、4.41mmol)を加えた。混合物を16時間加熱還流し、室温に冷却し、水(30ml)で希釈した。得られた沈殿物を濾過により回収し、水(×3)で洗浄し、減圧下で乾燥して、標題化合物(800mg、74%)を得た;MS(ES+)m/e309[M+H]
工程2:4−[1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物から、実施例1工程2〜4の方法を用いて、標題化合物を調製した;MS(AP+)m/e309[M+H]
以下の実施例を、実施例30に記載の一般的な二工程法により調製した:
Figure 2005526802
実施例36:4−[1−(3−クロロ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:(3−クロロ−フェニル)−(3−ニトロ−ピリジン−4−イル)−アミン
3−クロロアニリンから、実施例30工程1に記載の方法を用いて標題化合物を調製した。
工程2:N4−(3−クロロ−フェニル)−ピリジン−3,4−ジアミン
工程1の生成物(325mg、1.302mmol)をエタノール(20ml)中に溶解し、鉄粉(727mg、13.017mmol)、20滴の37%の塩酸および水(2ml)で処理し、1時間還流した。ついで、反応物を熱濾過し、濾液を減圧下で蒸発させた。ついで、残渣を酢酸エチル中に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水およびブラインで洗浄し、分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(253mg、88%)を得た。MS(ES+)、m/e220/222[M+H]
工程3:4−[1−(3−クロロ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
実施例1工程3〜4に記載の一般方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e313/315[M+H]
以下の実施例を、実施例36に記載の一般的な三工程法により調製した。
Figure 2005526802
実施例38:4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノール
Figure 2005526802
0℃で撹拌した無水ジクロロメタン(10ml)中の実施例30の生成物(100mg、0.32mmol)の溶液に、ジクロロメタン中の1.0Mの三臭化ホウ素(2.91ml、2.92mmol)の溶液を滴下し、混合物を室温で16時間撹拌した。ついで、反応物を水(20ml)でクエンチし、pHを、50%の水酸化ナトリウム水溶液で14に調節した。水相をジクロロメタン(×3)で洗浄し、5Nの塩酸で中和し、得られた沈殿物を回収し、水(×3)、ジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥して、標題化合物(59mg、62%)を得た;MS(ES+)m/e295[M+H]
実施例39:3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノール
Figure 2005526802
実施例33の生成物から、実施例38に記載の方法を用いて標題化合物を調製した。
実施例40:4−[1−(3−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−ベンズアルデヒド
無水テトラヒドロフラン中の実施例37の生成物(1.07g、3mmol)を78℃で、ヘキサン中のn−ブチルリチウム(3.6ml、9mmol)の2.5M溶液、ついで、無水ジメチルホルムアミド(10ml)を滴下して処理し、10分間撹拌した。ついで、反応物を室温に加温し、水でクエンチし、ジクロロメタン(×3)で抽出した。合した有機相を水、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣を、酢酸エチル/ペンタン(3:1)の混合物で溶出する、シリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、標題化合物(75mg、8%)を得た;MS(ES+)、m/e307[M+H]
工程2:4−[1−(3−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物を1,2−ジクロロエタン中で撹拌し、ピロリジン(27μL、0.326mmol)で処理し、15分間室温で撹拌した。ついで、反応物を、トリアセトキシボロヒドリドナトリウム(34mg、0.164mmol)で処理し、室温で16時間撹拌した。反応物をメタノールで希釈し、順次水、メタノールおよび最終的に0.880アンモニア:メタノール(1:9)で溶出するMega Bond Elute SCXイオン交換カラムに適用した。残渣を、0.880アンモニア:メタノール:ジクロロメタン(1:9:90)の混合物で溶出する、シリカゲルクロマトグラフィーを用いて生成して、化合物(20mg、34%)を得た;MS(ES+)、m/e362[M+H]
実施例41:4−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
Figure 2005526802
N,N−ジメチルホルムアミド(2ml)中の実施例38の生成物(30mg、0.102mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%の分散液、4mg、0.10mmol)を加えた。室温で5分後、2−(ジメチルアミノ)エチルクロライドヒドロクロライド(15mg、0.102mmol)および水素化ナトリウム(鉱油中60%の分散液、4mg、0.102mmol)を加え、反応物を60℃で5時間加熱した。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣を、酢酸エチルと2Mの水酸化ナトリウム溶液間で分配した。ついで、有機相を分離し、水(×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣を、ジクロロメタン中の10%のメタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物の遊離塩基を得た。生成物をメタノール(1ml)中に溶解し、ジエチルエーテル中の1Mの塩酸(36μL、0.036mmol)溶液で処理し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(14mg、32%)を得た;MS(ES+)m/e366[M+H]
実施例42:2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−アセトアミドトリフルオロアセテート
Figure 2005526802
実施例38の生成物(77.0mg、0.0260mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(1.5ml)中に溶解し、水素化ナトリウム(油中60%の分散液、11.5mg、0.286mmol)を加えた(ガスが発生する)。室温で5分後、クロロアセトアミド(36.5mg、0.390mmol)を加え、溶液を60℃で3時間加熱した。反応混合物を、酢酸エチルと飽和NaHCO水溶液間で分配した。水相をEtOAc(×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣を、分取HPLC(0〜80%CHCN/HO(0.1%のTFA)、保持時間=5.35分)により精製して、標題化合物を白色固体(58mg、48%)として得た。MS(ES+)m/e352[M+H]
以下の実施例を、実施例42に記載の一般的な方法により調製した。
Figure 2005526802
実施例50:(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルトリフルオロアセテート
Figure 2005526802
1,4−ジオキサン中の実施例38の生成物(0.400g、1.36mmol)の懸濁液に、トリフェニルホスフィン(534mg、2.04mmol)およびN−BOCエタノールアミン(0.316mL、2.04mmol)を加えた。アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.401mL、2.04mmol)を加えた。14.5時間後、反応混合物を減圧下で蒸発させた。得られた残渣を、分取HPLC(0〜80%CHCN/HO(0.1%のTFA)、保持時間=7.75分)により精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩(383mg、51%)として得た。MS(ES+)m/e438[M+H]
以下の実施例を、実施例50に記載の一般的方法に従って調製した:
Figure 2005526802
実施例52および53:4−[1−(4−ベンゼンスルフィニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミンおよび4−[1−(4−ベンゼンスルホニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
実施例49の生成物(28.0mg、0.053mmol)を、メタノール(0.600mL)およびHO(0.300mL)中に溶解した。過ヨウ素酸ナトリウム(14mg、0.065mmol)を加え、反応物を4日間撹拌した。溶液を、酢酸エチルとNaCl水溶液間で分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた残渣を、分取HPLC(0〜80%のCHCN/HO(0.1%のTFA)スルホキシド保持時間=6.79分;スルホン=7.45分)で精製して、標題化合物を、そのトリフルオロ酢酸塩として得た:実施例52(スルホキシド)(10.0mg、35%)、MS(ES+)m/e433[M+H];実施例53(スルホン)(3.2mg、11%)、MS(ES+)m/e449[M+H]
実施例54:4−[1−(4−メタンスルフィニルメトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
実施例52に記載の方法に従って、実施例48の生成物から標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e371[M+H]
実施例55:4−{1−[4−(2−アミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン塩酸塩
Figure 2005526802
実施例50の生成物は、4.0MのHCl/ジオキサンで処理した。2時間後、反応の完了を、LC−MSにより判断した。反応混合物を、減圧下で濃縮して、標題化合物を白色粉末(245mg、86%)として得た。MS(ES+)m/e339[M+H]
実施例56:イソオキサゾール−5−ジカルボン酸(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−アミド
Figure 2005526802
実施例55の生成物をジクロロメタン(0.5mL)中に懸濁し、トリエチルアミン(0.025mL、0.173mmol)を加えた。イソオキサゾール5−カルボニルクロライド(0.010mL、0.073mmol)を加えた。2.5時間後、反応混合物を酢酸エチルと2NのNaOHの間で分配した。水相を酢酸エチル(×1)で洗浄した。合した有機相を、飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた残渣を、分取HPLC(0〜80%のCHCN/HO(0.1%のTFA)、保持時間=6.42分)により精製して、標題化合物を、トリフルオロ酢酸塩(7.0mg、26%)として得た。MS(ES+)m/e433[M+H]
以下の実施例を、実施例56に記載の一般的方法に従って調製した。:
Figure 2005526802
以下の実施例を、実施例56に記載の一般的方法に従って、さらに等量のトリエチルアミンを用いて、調製した:
Figure 2005526802
実施例59:(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]−ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−尿素
Figure 2005526802
実施例55の生成物(25mg、0.061mmol)を、THF(0.350mL)およびHO(0.150mL)中に溶解した。HO(0.150mL)中のKOCN(25mg、0.0608mmol)の溶液を、反応物にゆっくりと30分間滴下した。さらに1.5時間後、反応の完了を、LC−MS分析により判断した。反応混合物を、EtOAcと希NaHCO水溶液間で分配した。水相をEtOAc(×1)で洗浄し、合した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。ジエチルエーテルでトリチュレートして、白色固体(5.0mg、22%)を得た。MS(ES+)m/e381[M+H]
実施例60:2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−プロピオンアミド
Figure 2005526802
工程1. 2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−プロピオン酸メチルエステル
実施例38の生成物(58.0mg)から、実施例42に記載のように、2−ブロモプロピオン酸メチルをハロゲン化アルキルとして用いてエステルを調製した。エステルを直接工程2に用いた。MS(ES+)m/e381[M+H]
工程2. 2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−プロピオンアミド
工程1の生成物を、メタノール(1.0mL)中に溶解し、濃水酸化アンモニウム(0.500mL)を加えた。14.5時間後、白色沈殿物が発生した。反応混合物を濾過し、固体を水およびジエチルエーテルで洗浄した。標題化合物を灰白色粉末(12.5mg、20%)として得た。MS(ES+)m/e366[M+H]
以下の実施例を、実施例60、工程1および2に記載の方法に従って調製した。
Figure 2005526802
実施例62:N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−メタンスルホンアミド
Figure 2005526802
工程1. 4−{1−[4−(2−ブロモ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミントリフルオロアセテート
実施例50に記載の方法を用いて、2−ブロモエタノールをアルコールとして用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e381[M+H]
工程2. N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−メタンスルホンアミド
工程1の生成物(21.5mg、0.042mmol)およびメタンスルホンアミド(8.0mg、0.080mmol)をDMF中に溶解した。水素化ナトリウム(鉱油中60%の分散液、5.3mg、0.133mmol)を反応物に加え、混合物を60℃に加熱した。2時間後、反応の完了を、LC−MSにより判断した。反応混合物をEtOAc中に注ぎ、pH7のリン酸緩衝液で希釈した。
層を分離し、水相をEtOAc(×3)で洗浄した。合した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた残渣を、分取HPLC(0〜80%のCHCN/HO(0.1%のTFA)、保持時間=6.29分)により精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩(5.0mg、22%)として得た。MS(ES+)m/e416[M+H]
実施例63:{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−アセトニトリル
Figure 2005526802
2.6mLの乾燥DMF中に150mgの実施例38からの生成物(0.51mmol)を含有する溶液に、25mgのNaH(0.61mmol、60%の油中懸濁液)を加えた。外界温度で5分間撹拌した後、0.033mLのクロロアセトニトリル(0.51mmol)をシリンジで反応物に加えた。反応物を60℃に16時間加温した。室温に冷却した後、1mLの水を反応混合物に注意深く加えた。混合物を、20mLのEtOAcで希釈し、2NのNaOH(3×10mL)で洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を最小限の容量のDMSO中に溶解し、0.45m acrodiscフィルターで濾過した。得られた溶液を、Gilson逆相HPLCにより精製して、標題生成物(4mg、2%)を得た。MS(ES+)m/e334[M+H]
以下の実施例を実施例63の一般的な方法を用いて調製した:
Figure 2005526802
実施例67:4−{1−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
3.4mLの乾燥DMF中の50mgの実施例38からの生成物(0.17mmol)を含有する溶液に、14mgのNaH(0.34mmol、60%の油中分散液)を加えた。外界温度で5分間撹拌した後、44mgの2−ブロモエチル−ジエチルアミン(0.17mmol)を反応物に加えた。反応混合物を、60℃に16時間加温した。室温に冷却した後、1mLの水を反応混合物に注意深く加えた。混合物を20mLのEtOAcで希釈し、2NのNaOH(3×10mL)で希釈した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、最小限の容量のDMSOに溶解し、0.45m acrodiscフィルターで濾過した。得られた溶液をGilson逆相HPLCに注いだ。得られた生成物を、最小限の容量のMeOH中に溶解し、過剰のジエチルエーテル中の1NのHClで処理した。得られた沈殿物を回収し、ジエチルエーテルで洗浄して、標題生成物(11mg、17%)を得た。MS(ES+)m/e393[M]
以下の実施例を、実施例67と同様の一般的方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
実施例73:4−{1−[4−((S)−1−ピロリジン−2−イルメトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例67と同様の一般的方法を用いて、(S)−(−)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ピロリジンメチル−メシラート(48mg、23%)を用いてこの実施例を調製した。MS(ES+)m/e378[M+H]
以下の実施例を、実施例38の生成物から、実施例39の一般方法を用いて調製した:
Figure 2005526802
実施例76:4−{1−[4−(3−メチル−ブトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
イソアミルアルコールから出発して、実施例50の同様の一般的方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e364[M+H]
実施例77:4−{1−[3−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例50の一般的方法を用いて、N−メチル−4−ヒドロキシ−ピペリジンを用いて、実施例39の生成物から標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e392[M+H]
実施例78:N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フェニル}−N’,N’−ジメチル−エタン−1,2−ジアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−[1−(4−アミノ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
4−クロロ−3−ニトロピリジンおよび(4−アミノフェニル)−カルバミン酸t−ブチルエステルから出発して、実施例25の方法により、標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e294[M+H]
工程2. N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N’,N’−ジメチル−エタン−1,2−ジアミン
10mLのDMF中に500mgの工程1からの生成物(1.7mmol)を含有する溶液に、200mgのNaH(60%の油中分散液、5.1mmol)を加えた。室温で2時間後、246mgの2−(ジメチルアミノ)エチルクロライドヒドロクロライド(1.7mmol)を加え、反応混合物を60℃に5時間加熱した。溶媒を減圧下で蒸発させて残渣を得、これを酢酸エチルとブライン間で分配した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、Gilson逆相HPLCにより精製して、標題化合物(24mg、4%)を得た。MS(ES+)m/e365[M+H]
実施例79:1−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−3−メチル−尿素
Figure 2005526802
1mLのピリジン中の50mgの実施例78、工程1からの生成物(0.17mmol)を含有する溶液に、20mgのメチルイソシアネート(0.34mmol)を、0℃で滴下した。得られた混合物を室温で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させて残渣を得、酢酸エチルとブライン間で分配した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をGilson逆相HPLCにより精製して、標題化合物(5.4mg、9.0%)を得た。MS(ES+)m/e351[M+H]
実施例80:N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−C−ジメチルアミノ−アセトアミド
Figure 2005526802
5mLのCHCl中に100mgの実施例78、工程1の生成物(0.3mmol)を含有する溶液に、65mgのジメチルアミノアセチルクロライド(0.4mmol)および92mgのトリエチルアミン(0.9mmol)を加えた。得られた混合物を、12時間加熱還流した。反応物を外界温度に冷却し、溶媒を減圧下で濃縮した。得られた残渣を、酢酸エチルとブライン間で分配した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、Gilson逆相HPLCにより精製して、標題化合物(38mg、30%)を得た。MS(ES+)m/e379[M+H]
以下の実施例を、実施例30の一般方法を用いて調製した:
Figure 2005526802
Figure 2005526802
実施例91:N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N,N’,N’−トリメチル−エタン−1,2−ジアミン
Figure 2005526802
工程1:N,N,N’−トリメチル−N’−(4−ニトロ−フェニル)−エタン−1,2−ジアミン
30mLのTHF中に1.52gの4−ニトロ−N−メチルアニリン(10mmol)を含有する溶液に、0.8gの水素化ナトリウム(60%の油中分散液、20mmol)を加えた。室温で5分後、2.59gの2−(ジメチルアミノ)エチルクロライドヒドロクロライド(18mmol)および0.4gの水素化ナトリウム(60%の油中分散液、10mmol)を加えた。反応物を60℃で5時間加熱した。溶媒を減圧下で濃縮して残渣を得、これを酢酸エチルと2Mの水酸化ナトリウム溶液間で分配した。有機相を水(3×)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、標題化合物を褐色油(1.23g、55%)として得た。MS(ES+)m/e224[M+H]
工程2:N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル−ベンゼン−1,4−ジアミン
20mLのMeOH中に1.23gの工程1からの生成物(5.5mmol)を含有する溶液に、0.6gのPd(活性化炭素上5wt.%)を加えた。得られた懸濁液をH(50psi)下、室温で3時間撹拌した。反応混合物をセライトで濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物を無色油(0.71g、67%)として得た。MS(ES+)m/e194[M+H]
工程3:N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N,N’,N’−トリメチル−エタン−1,2−ジアミン
実施例30の方法を用いて、工程2からの生成物を用いてこの実施例を調製した。MS(ES+)m/e379[M+H]
実施例92:N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−N’,N’−ジメチル−エタン−1,2−ジアミン
Figure 2005526802
工程1:N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−N’,N’−ジメチル−N−(4−ニトロ−フェニル)−エタン−1,2−ジアミン
20mLのDMF中に2.76gの4−ニトロアニリン(20mmol)を含有する溶液に、1.60gのNaH(60%の油中分散液、40mmol)を加えた。室温で2時間撹拌した後、2−(ジメチルアミノ)エチルクロライドヒドロクロライド(3.46g、24mmol)を加え、反応混合物を60℃で12時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させて残渣を得、これを酢酸エチルとブライン間で分配した。この有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、CHCl中2%のMeOHで溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジメチル−N’−(4−ニトロ−フェニル)−エタン−1,2−ジアミン(2.34g、56%)および標題化合物(1.23g、22%)を得た。MS(ES+)m/e281[M+H]
工程2:N,N−ビス−(2−ジメチルアミノ−エチル)−ベンゼン−1,4−ジアミン
20mLのMeOH中に1.23gの工程1の生成物(4mmol)を含有する溶液に、0.8gのPd(活性化炭素上5wt.%、0.4mmol)を加えた。得られた懸濁液を、H(50psi)下、室温で3時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物を無色油(1.10g、100%)として得た。MS(ES+)m/e251[M+H]
工程3:N−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−N’,N’−ジメチル−エタン−1,2−ジアミン
実施例30の一般的方法を用いて、工程2からの生成物を用いてこの実施例を調製した。MS(ES+)m/e436[M+H]
実施例93:N−(2−{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノキシ}−エチル)−ベンゼンスルホンアミド
Figure 2005526802
実施例55の生成物を、ジクロロメタン(1.25mL)中に懸濁させ、トリエチルアミン(0.218mL、0.487mmol)、ついで、ベンゼンスルホニルクロライド(0.023mL、0.182mmol)を加えた。30分後、反応混合物を、酢酸エチルと2NのNaOH間で分配した。水相を酢酸エチル(×1)で洗浄した。合した有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた残渣を、分取HPLC(0〜80%CHCN/HO(0.1%のTFA)、保持時間=7.31分)により精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩(25.7mg、44%)として得た。MS(ES+)m/e478[M+H]
実施例94:4−[1−(4−アミノメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:{4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−ベンジル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
(4−アミノベンジル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(J. Am. Chem. Soc, 112, 12, 2000, 2698-2710)から、実施例30に記載の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e408[M+H]
工程2:4−[1−(4−アミノメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物から、実施例21の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e308[M+H]
以下の実施例を、実施例94の一般的な二工程方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
実施例98:4−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1:5−ニトロイソインドリンニトレート
イソインドリン(4g、33.1mmol)を95%の硫酸に加え、反応物を、0℃で注意深く、発煙硝酸(2.2ml)で処理し、1時間撹拌し、ついで、混合物を氷に注ぎ、得られた沈殿物を濾過により回収し、減圧下で乾燥して、標題化合物(4.1g、46%)を得た;H NMR(DMSO−d)8.35(1H,s)、8.35(1H,d,8.4Hz)、7.70(1H,d,8.4Hz)、4.64(4H,s)。
工程2:5−ニトロ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
ジクロロメタン(50ml)中の工程1の生成物(3.06g、13.47mmol)を、トリエチルアミン(4.09g、40.42mmol)、ついで、ジ−tertブチルジカルボネート(3.08g、14.15mmol)で処理し、室温で3日間撹拌した。ついで、反応物をジクロロメタンで希釈し、3Nのクエン酸、重炭酸ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄した。有機相を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(3.5g、98%)を得た;H NMR(CDCl)8.19(2H,m)、7.26(1H,m)、4.75(4H,m)、1.52(9H,s)。
工程3:5−アミノ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
工程2の生成物(3.5g、13.25mmol)を、エタノール(200ml)で希釈し、10wt%の炭素担持パラジウム(1g)で処理し、1atmのH下で16時間撹拌した。反応物を濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(3.01g、96%)を得た;MS(ES+)、m/e235[M+H]
工程4:4−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程3からのアミンを、実施例94の一般的な二工程方法に従って反応させて、標題生成物を得た。MS(ES+)m/e320[M+H]
実施例99:4−[1−(3−ピロリジン−2−イル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:2−(3−ニトロ−フェニル)−ピロール−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
無水1,2−ジメトキシエタン(10ml)中の1−ブロモ−3−ニトロベンゼン(1.5g7.42mmol)の溶液を、連続して、1,1−ビストリフェニルホスフィンパラジウムIIジクロライド(260mg、0.371mmol)、2Mの炭酸ナトリウム(7.4ml)およびエタノール(10ml)中に溶解した1−(t−ブトキシカルボニル)ピロール−2−ボロン酸(1.88g、8.91mmol)で処理した。反応物をアルゴン雰囲気下で5時間加熱還流した。溶媒を蒸発させて、残渣をジクロロメタン中に溶解し、水、ブラインを加え、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣を、エーテル/ヘキサン(5:95)の混合物で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(1.09g、51%)を得た;MS(ES+)m/e288[M+H]
工程2:2−(3−アミノ−フェニル)−ピロリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
工程1の生成物(7.5g、26.01mmol)をエタノール(125ml)中に溶解し、5wt%の炭素担持パラジウム(750mg)で処理し、1atmのHで4日間撹拌した。反応物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させた。残渣を、エーテル/ジクロロメタン(5:95)の混合物で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(4.2g、62%)を得た;MS(ES+)m/e263[M+H]
工程3:2−{3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェニル}−ピロリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
工程2の生成物から、実施例30の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e448[M+H]
工程4:4−[1−(3−ピロリジン−2−イル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程3の生成物から、実施例21の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e348[M+H]
実施例100:4−(7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1.(3−ブロモ−5−ニトロピリジン−4−イル)エチルアミン
酢酸(40ml)中の実施例1工程1の生成物(3.0g、17.9mmol)の溶液に、臭素(3.12g、1ml、19.7mmol)を加え、混合物を100℃に20時間加熱した。冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を、ジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウム水溶液間で分配した。有機相を水(×3)で洗浄し、減圧下で蒸発させた。残渣を、酢酸エチル中の50%のジクロロメタンで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(1.9g、43%)を得た。H NMR(DMSO−d)8.73(1H,s)、8.52(1H,s)、7.0(1H,br)、3.25(2H,m)、1.16(3H,t,J7.2Hz)。
工程2.5−ブロモ−N4−エチルピリジン−3,4−ジアミン
エタノール(8ml)/水(10ml)中の工程1の生成物(0.5g、2mmol)の溶液を、60℃で撹拌し、亜ジチオン酸ナトリウム(2.12g、12.2mmol)を滴下した。10分後、混合物を室温に冷却し、水およびジクロロメタンで洗浄した。有機相を乾燥し、減圧下で蒸発させ、残渣を直接次の反応に用いた;1H NMR(DMSO−d6)7.76(1H,s)、7.75(1H,s)、5.0(2H,br)、4.46(1H,t,J9.6Hz)、3.26(2H,m)、1.06(3H,t,J7.2Hz)。
工程3.4−(7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物から、実施例1工程3および4の方法を用いて、;MH(ES+)m/e309/311[M+H]
実施例101:4−(1−エチル−7−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例100生成物(50mg、0.161mmol)、フェニルボロン酸(30mg、0.243mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライド(11mg、0.0161mmol)、炭酸ナトリウム溶液(2M、0.25ml)およびトルエン(3ml)の混合物を、100℃で3時間加熱した。室温に冷却した後、溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣を、酢酸エチル中の50%のジクロロメタンで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(45mg、92%)を調製した。MS(ES+)m/e307[M+H]
以下の実施例を、実施例101に記載の一般的方法により調製した。
Figure 2005526802
以下の実施例を、トルエンの代わりに1,2−ジメトキシエタンを用いること以外は、実施例101に記載の一般法により調製した。
Figure 2005526802
以下の実施例を、トルエンの代わりにジオキサンを用いること以外は、実施例101に記載の一般法により調製した。
Figure 2005526802
Figure 2005526802
Figure 2005526802
実施例120. 4−[1−エチル−7−(4−メタンスルフィニル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
ジクロロメタン(4mL)中の実施例111の生成物(0.030g、0.085mmol)の溶液を、アルゴン雰囲気下で−78℃に冷却し、mCPBA(0.029g、0.17mmol)で処理した。反応混合物を室温に加温し、6時間撹拌した。反応物を減圧下で減少させ、ついで、DMSO(1mL)中に溶解し、Gilsonvia逆相HPLCで精製して、標題化合物(12mg、38%)を得た;MS(ES+)m/e369[M+H]
以下の実施例を、トルエンの代わりにDMFを用いること以外は、実施例101に記載の一般法により調製した。
Figure 2005526802
以下の実施例を、トルエンの代わりに1,2−ジメトキシエタンを、およびパラジウムビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライド触媒の代わりにテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を用いること以外は、実施例101に記載の一般法により調製した。
Figure 2005526802
Figure 2005526802
Figure 2005526802
以下の実施例を、トルエン溶媒の代わりにN,N−ジメチルホルムアミドを、およびパラジウムビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライド触媒の代わりに1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)クロロホルム複合体を用いること以外は、実施例101に記載の一般法により調製した。
Figure 2005526802
実施例149:4−[1−エチル−7−(4−モルホリン−4−イルメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
メタノール(5ml)中の実施例148の生成物(65mg、0.19mmol)の溶液に、モルホリン(33mg、0.033ml、0.38mmol)、酢酸(0.2ml)および(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウムシアノボロヒドリド(94mg、0.38mmol)を加えた。この混合物を、18時間撹拌した。(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウムシアノボロヒドリドを濾過し、残渣を減圧下で濃縮し、残渣を、DCM:メタノール(40:1)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(21mg、13%)を得た;MS(ES+)m/e406[M+H]
下記化合物を、実施例149に記載の一般的方法により、実施例148の生成物から調製した。
Figure 2005526802
実施例153:4−[1エチル−7−(3−エチルアミノメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−ベンズアルデヒド
3−ホルミルフェニルボロン酸から、実施例148の方法を用いて、粗標題化合物を調製した。
工程2:4−[1エチル−7−(3−エチルアミノメチル−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物を、実施例149の一般方法に従って、エチルアミン(THF中1M)と反応させることにより標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e364[M+H]
以下の実施例を、実施例149に記載の一般方法により、実施例153工程1の生成物から調製した。
Figure 2005526802
実施例157. {4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−ベンジル}−ピペリジン−4−イル−アミン
Figure 2005526802
実施例21に記載の方法を用いて、実施例151の生成物から標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e419[M+H]
実施例158. {3−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−ベンジル}−ピペリジン−4−イル−アミン
Figure 2005526802
4−アミノ−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステルおよび実施例153工程1の生成物から、実施例149の方法を用いて、ついで、実施例21に記載の方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e419[M+H]
実施例159. 4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−安息香酸
Figure 2005526802
1,4−ジオキサン(50ml)中の実施例100の生成物(1.5g、4.85mmol)の溶液に、4−カルボキシベンゼンボロン酸(1.20g、7.23mmol)、炭酸ナトリウム(7mlの2Mの溶液)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(1.12g、0.97mmol)を加えた。反応混合物を、18時間撹拌しながら加熱還流して、冷却した。反応混合物を濾過し、エーテル(5×100ml)で洗浄して、標題化合物を黄色固体(0.594g、35%)として得た;MS(ES+)m/e351[M+H]
以下の実施例を実施例159の方法により得た。
Figure 2005526802
実施例161. 4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−]ピリジン−7−イル]−フェニル}−1−モルホリン−4−イル−メタノン
Figure 2005526802
DMF(5ml)中の実施例159の生成物(0.200g、571μmol)を、PyBop(892mg、1.71mmol)、DIPEA(297μl、1.71mmol)およびモルホリン(149μl、1.71mmol)で処理した。混合物を室温で18時間撹拌し、粗生成物を濃縮して、灰色固体を得た。粗生成物を、GilsonHPLCシステムで精製して、固体として標題化合物(0.129g、54%)を得た;MS(ES+)m/e420[M+H]
以下の化合物を、実施例161に記載の一般方法により、実施例159の生成物から調製した。
Figure 2005526802
下記化合物を、実施例161に記載の一般方法により、実施例160の生成物から調製した。
Figure 2005526802
実施例172. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−フェニル−アミン
Figure 2005526802
アルゴン雰囲気下、1,4−ジオキサン(0.8ml)およびトルエン(1.2ml)中の実施例100からの生成物(24mg、77.6μmol)の溶液を、トリス(ジベンジリデン−アセトン)ジパラジウム(7.2mg、7.8μmol)、ラセミ−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(9.7mg、15.6μmol)、アニリン(8.5μl、93.1μmol)およびナトリウムtert−ブトキシド(10.5mg、108.6μmol)で処理した。ついで、この混合物を、マイクロ波により175℃に45分間加熱した。外界温度に冷却した後、反応混合物を、酢酸エチル(30ml)で希釈し、セライトパッドを介して濾過し、ついで、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、逆相HPLC(10%のMeCN/HO〜80%のMeCN/HO)により精製して、標題化合物(6.3mg、24%)を得た;MS(ES+)m/e322[M+H]
以下の化合物を、実施例172の方法により得た。
Figure 2005526802
実施例175. 4−[1−エチル−7−(4−メトキシ−フェニルスルファニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
アルゴン雰囲気下、1,4−ジオキサン(1ml)およびトルエン(1.5ml)中の実施例100(53.2mg、172μmol)の生成物を、トリス(ジベンジリデン−アセトン)ジパラジウム(15mg、17μmol)、ラセミ−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(20mg、34μmol)、4−メトキシベンゼンチオール(26μl、206μmol)およびナトリウムtert−ブトキシド(23.5mg、241μmol)で処理した。ついで、この混合物を、マイクロ波により175℃に1時間加熱した。外界温度に冷却した後、反応混合物を酢酸エチル(30ml)およびメタノール(30ml)で希釈し、セライトパッドで濾過し、ついで、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル2:1)に付して、標題化合物(35.6mg、56%)を得た;MS(ES+)m/e369[M+H]
以下の実施例を、実施例175の方法により調製した。
Figure 2005526802
実施例177:4−(1−シクロプロピル−7−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 3−ブロモ−5−ニトロピリジン−4−オール
水(50ml)中の4−ヒドロキシ−3−ニトロピリジン(7.00g、50mmol)の懸濁液に、臭素(3.23ml、63mmol)を室温で滴下した。得られた混合物を1時間撹拌し、ついで、50℃で2時間加熱した。室温に冷却した後、さらに1時間撹拌し、生成物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で2日間乾燥させて、9.54g(87%)を得た;MS(AP−)m/e217/219[M+H]
工程2. 3−ブロモ−4−クロロ−5−ニトロ−ピリジン
氷で冷却したオキシ塩化リン(50ml)に、工程1の生成物(6.57g、30mmol)をゆっくりと加えた。得られた撹拌溶液に、N,N−ジエチルアニリン(4.77ml、30mmol)を滴下した。得られた混合物を室温に加温し、ついで、2時間加熱還流した。この後、混合物を減圧下で濃縮して、残渣を氷に注いだ。混合物をジエチルエーテル中に抽出し、有機相を水で2回、ついで、ブラインで1回洗浄し、ついで、濃縮して褐色油を得、これを静置して固体化させた;8.01g(>100%);H NMR(CDCl)8.94(1H,s)、8.93(1H,s)。
工程3. (3−ブロモ−5−ニトロ−ピリジン−4−イル)−シクロプロピル−アミン
ジクロロメタン(100ml)中の工程2の生成物(8.01g、約30mmol)の溶液に、0℃で、シクロプロピルアミン(4.16ml、60mmol)を滴下した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、ついで、減圧下で濃縮して残渣を得、酢酸エチル中に再び溶解し、重炭酸ナトリウムで塩基性化した。有機相を水で3回ついで、ブラインで2回洗浄し、ついで、減圧下で濃縮して粗固体を得た。この油を、50%のDCM/ヘキサン〜DCMの勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として生成物6.22g(80%)を得た;MS(ES+)m/e258/260[M+H]
工程4. 5−ブロモ−N−シクロプロピル−ピリジン−3,4−ジアミン
氷酢酸(50ml)中の工程3から得られた生成物(2.95g、11.4mmol)の撹拌溶液に、鉄塵(3.35g、60mmol)を加えた。得られた混合物を80℃で90分間撹拌し、ついで、セライトにより濾過し、液体を減圧下で濃縮した。粗生成物を再び酢酸エチル中に溶解し、重炭酸ナトリウムで塩基性化し、再び濾過した。有機相を水で3回、ついで、ブラインで2回洗浄し、減圧下で濃縮して、生成物を得た。シリカプラグを通して、生成物(1.65g(63%))を油として得た;MS(ES+)m/e228/230[M+H]
工程5. 4−(7−ブロモ−1−シクロプロピル−1H−イミダゾ[4,5,c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程4の生成物から、実施例1工程3および4の方法を用いて、標題化合物を得た;MS(ES+)m/e321/323[M+H]
工程6. 4−(1−シクロプロピル−7−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
工程5およびフェニルボロン酸から、実施例101に記載の方法を用いて、標題化合物を製造した;MS(ES+)m/e319[M+H]
実施例177、工程5の生成物および対応するボロン酸から、実施例101の一般的方法により調製した。
Figure 2005526802
実施例180. 4−(7−ブロモ−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例177工程2の生成物およびアニリンから、実施例177工程3〜5に記載の方法を用いて、標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e358[M+H]
実施例181. 4−(1−フェニル−7−チオフェン−2−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
20mlの圧力チューブ中に含有された、3.5mlの2.5:1のジオキサン/2MのKCO中の実施例180の生成物(50mg、0.14mmol)、チオフェン−2−ボロン酸(27mg、0.21mmol)およびPd(dppf)Cl・CHCl(11mg、0.014mmol)の撹拌混合物を、110℃で18時間加熱した。得られた二層混合物を室温に冷却した。有機層(上)をピペットで取り出し、濾過してPdを除去した。水層をEtOAcで一度抽出した。EtOAcを有機物の濾液と合し、飽和NaHCO、水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)し、減圧下で減少させた。残渣を、CHCl中の10%のMeOHで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(9mg、18%)を得た;MS(ES+)m/e361[M+H]
以下の実施例を、実施例180の生成物から、実施例181に記載の方法に従って調製した。
Figure 2005526802
実施例185. 4−[7−(4−エチルアミノメチル−フェニル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−ベンズアルデヒド
20mlの圧力チューブ中に含有された、6.0mlの2.5:1のジオキサン/2MのKCO中の実施例180の生成物(0.2g、0.56mmol)、4−ホルミルベンゼンボロン酸(0.126g、0.84mmol)およびPd(dppf)Cl・CHCl(0.046g、0.056mmol)の撹拌混合物を、110℃で18時間加熱した。得られた二層混合物を室温に冷却した。有機層(上)をピペットで取り出し、濾過してPdを除去した。水層をEtOAcで1回抽出した。EtOAcを有機濾液と合し、飽和NaHCO、水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)し、減圧下で減少させた。残渣を、CHCl中の10%のMeOHで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.10g、47%)を得た;MS(ES+)m/e383[M+H]
工程2. 4−[7−(4−エチルアミノメチル−フェニル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
塩化メチレン(4ml)中の工程1からの生成物(0.1g、0.26mmol)およびエチルアミン(THF中、0.12ml、0.24mmol)の撹拌溶液に、トリアセトキシボロヒドリドナトリウム(0.055g、0.26mmol)および酢酸(0.4ml)を加えた。反応混合物を一晩撹拌した。溶媒を除去し、残渣を、飽和NaHCOで洗浄し、3回EtOAcで抽出し、乾燥(NaSO)し、減圧下で減少させた。残渣を、ヘキサン中30%の酢酸エチルで溶出する、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.016g、15%)を得た;MS(ES+)m/e411[M+H]
実施例186. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸
Figure 2005526802
テトラヒドロフラン(10ml)中の実施例180からの生成物(0.1g、0.28mmol)の溶液を、アルゴン雰囲気下−78℃で、ヘキサン中2Mのジイソプロピルアミドリチウム(LDA、0.28ml、0.56mmol)で処理した。5分後、溶液を、−78℃で、ヘキサン中の1.6Mのn−ブチルリチウム(0.52ml、0.84mmol)の溶液で処理した。混合物を10分間撹拌し、ついで、二酸化炭素ガスを溶液に10分間バブリングした。得られた淡黄色懸濁液を、2時間にわたって室温に加温し、テトラヒドロフラン(3ml)中の水(1ml)を滴下し、混合物を減圧下で濃縮した。残った固体をエーテル(2×10ml)で洗浄し、ついで、氷酢酸を含有するメタノール(10ml)中に溶解した。溶媒を蒸発させ、残渣をエーテル(2ml)でトリチュレートして、濾過して、標題化合物(10mg、11%)を得た;MS(ES+)m/e323[M+H]
実施例187. 4−[7−ブロモ−1−(4−メトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例177工程2の生成物および4−メトキシ−アニリンから、実施例177工程3〜5に記載の方法を用いて、標題化合物を得た;MS(ES+)m/e388[M+H]
実施例188. 4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−7−ブロモ−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル]−フェノール
Figure 2005526802
0℃で撹拌した、無水ジクロロメタン(10ml)中の実施例187からの生成物(0.1g、0.26mmol)の溶液に、三臭化ホウ素(ジクロロメタン中1.0M溶液、2.3ml、2.3mmol)を滴下し、混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を水(20ml)でクエンチし、pH14に50%の水酸化ナトリウム水溶液で塩基性化した。水相をジクロロメタンで3回洗浄し、6Nの塩酸で中和し、得られた沈殿物を回収し、水で3回およびジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥して、標題生成物(40mg、40%)を得た;MS(ES+)m/e374[M+H]
実施例189. 4−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−7−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−{7−ブロモ−1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
実施例188の生成物から、実施例41の方法により標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e444/446[M+H]
工程2. 4−{1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−7−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
20mlの圧力チューブに含まれた、2.5mlの2.5:1のジオキサン/2MのKCO中の工程1の生成物(0.1g、0.23mmol)、フェニルボロン酸(41mg、0.34mmol)およびPd(dppf)Cl・CHCl(19mg、0.023mmol)の撹拌混合物を、110℃に18時間加熱した。得られた二相混合物を室温に冷却した。有機層(上)をピペットで取り出し、濾過してPdを除去した。水相をEtOAcで1回抽出した。EtOAcを有機濾液と合し、飽和NaHCO、水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させて、減圧下で減少させた。残渣を、CHCl中の10%のMeOHで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(16mg、16%)を得た;MS(ES+)m/e442[M+H]
以下の実施例を、実施例189工程1の生成物から、実施例189、工程2の方法を用いて、調製した。
Figure 2005526802
実施例191:[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル−アミン
Figure 2005526802
工程1. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボアルデヒド
テトラヒドロフラン(4ml)中の実施例100の生成物(0.1g、0.324mmol)の溶液を、−78℃で、ヘキサン中の1.6Mのn−ブチルリチウム(0.6ml、0.97mmol)の溶液で処理した。5分後、混合物をジメチルホルムアミド(0.3ml)で処理し、室温にした。室温で30分後、反応物を水でクエンチし、ジクロロメタン(×2)中に抽出した。ついで、有機層をブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)し、減圧下で減少させた。残渣を、酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.034g、41%)を得た;MS(ES+)m/e259[M+H]
工程2. 4−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−アミノ}−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
工程1の生成物および4−アミノ−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステルから、実施例149の一般方法に従って標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e443[M+H]
工程3. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル−アミン
ジクロロメタン(1ml)中の工程2からの生成物(0.075g、0.17mmol)を、トリフルオロ酢酸(1ml)で処理した。2時間後、反応物を減圧下で濃縮し、メタノール中に溶解し、SCXイオン交換カラムに付し、メタノール、ついで、メタノール/0.880アンモニア(9:1)の混合物で溶出した。ついで、塩基性フラクションを濃縮して、標題化合物(0.053g、91%)を得た;MS(ES+)m/e343[M+H]
以下の実施例を、実施例191工程1の生成物から、実施例149に記載の方法、ついで、実施例191工程3に記載の方法により調製した。
Figure 2005526802
実施例194. N−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−N−ピペリジン−4−イル−アセトアミド
Figure 2005526802
工程1. 4−{アセチル−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−アミノ}−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
ジクロロメタン中の実施例191、工程2(145mg、0.3mmol)から、0℃で炭酸カリウム(90mg、0.66mmol)、ついで、塩化アセチル(26mg、0.33mL)で処理し、混合物を室温で1時間撹拌し、残渣を、10%のメタノール/ジクロロメタンで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(68mg、10%)を得た。MS(ES+)m/e484[M+H]
工程2. N−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−N−ピペリジン−4−イル−アセトアミド
工程1の生成物および4−アミノ−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステルから、実施例191工程3の一般方法に従って標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e384[M+H]
以下の実施例を、実施例191工程1の生成物から、実施例149に記載の方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
実施例200:4−{1−エチル−7−[4−(4−フルオロ−フェニル)−ピペラジン−1−イルメチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
1,2−ジクロロエタン(5ml)中の実施例191工程1の生成物(0.10g、0.38mmol)を、1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(0.10g、0.58mmol)で処理し、外界温度で15分間撹拌した。トリアセトキシホウ化水素ナトリウム(0.16g、0.76mmol)を加え、反応混合物を外界温度で18時間撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ついで、飽和ブラインで洗浄(×2)し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチルで溶出するシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た;MS(ES+)m/e357[M+H]
以下の実施例を、実施例191工程1の生成物から、実施例200に記載の方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
Figure 2005526802
Figure 2005526802
Figure 2005526802
以下の実施例を、実施例191工程1の生成物から、実施例200に記載の方法、ついで、実施例191工程3に記載の方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
Figure 2005526802
Figure 2005526802
実施例236:{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−シクロプロピル−アミン
Figure 2005526802
工程1:4−[7−(1,4−ジオキサ−8−アザ−スピロ[4.5]dec−8−イルメチル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
実施例191、工程1の生成物および4−ピペリドン−エチレン−ケタールから、実施例200の方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e386[M+H]
工程2:1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−オン
1,4−ジオキサン(20ml)および塩酸(5M、10ml)中の工程1からの生成物(0.245g、0.64mmol)を18時間加熱還流した。混合物を外界温度に冷却し、水酸化ナトリウム水溶液(5M)を添加して中和し、ジクロロメタンに抽出した。
合した有機抽出物を硫酸マグネシウム下で乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル中のシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.054g)を得た;MS(ES+)m/e341[M+H]
工程3:{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−シクロプロピル−アミン
工程2の生成物およびシクロプロピルアミンから、実施例200の方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e383[M+H]
実施例237. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1−H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−(8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−アミンジヒドロクロライド
Figure 2005526802
5%の酢酸およびジクロロメタン(5ml)中の実施例191工程1の生成物(150mg、0.58mmol)を、8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イルアミン(179mg、1.2mmol)で処理し、外界温度で20分間撹拌した。ボロヒドリドナトリウム(13mg、0.34mmol)を加え、反応混合物を外界温度で20分間撹拌した。生成物をジクロロメタンで希釈し、水、ついで、飽和ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣を、メタノール/ジクロロメタン中の20%のアンモニアで溶出するシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を遊離塩基として得た;(34mg、15%)MS(ES+)m/e396[M+H]。無水メタノール(1ml)中の得られた遊離塩基(34mg、0.08mmol)の溶液を、エーテル中の1Mの塩酸で処理し、30分間撹拌した。得られた白色沈殿物を濾過し、減圧下で乾燥し、標題化合物を無色ヒドロクロライド塩として得た;(34mg、92%)MS(ES+)m/e396[M+H]
実施例238:4−{1−エチル−7−[(3−ピペラジン−1−イル−プロピルアミノ)−メチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:(3−オキソ−プロピル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
乾燥ジクロロメタン(8ml)中の塩化オキサリル(0.27ml、3.15mmol)の溶液を、−78℃に冷却した。ジクロロメタン(1ml)中のジメチルスルホキシド(0.45ml、6.29mmol)を、反応温度を−40℃に保持して滴下した。反応混合物を5分間撹拌し、ジクロロメタン(3ml)中の(3−ヒドロキシ−プロピル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.50g、2.86mmol)の溶液を滴下した。15分間撹拌した後、トリエチルアミン(1.99ml、14.3mmol)を加え、混合物を外界温度に加温した。反応物を、水(10ml)を添加することによりクエンチし、ジクロロメタンで溶出し、有機抽出物を塩酸(2M)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、標題化合物(0.45g)を得た。H NMR(CDCl3)δ9.81(1H,s)、3.45−3.40(2H,t,J5Hz)、2.72−2.69(2H,t,J5Hz)、1.43(9H,s)。
工程2:4−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピル)−ピペラジン−1−ジカルボン酸9H−フルオレン−9−イルメチルエステル
ピペラジン−1−ジカルボン酸9H−フルオレン−9−イルメチルエステルヒドロクロライド(0.67g、1.93mmol)を、メタノール(5ml)中に溶解し、ジイソプロピルアミン(0.34ml、1.93mmol)で処理し、室温で5分間撹拌した。工程1からの生成物(0.50g、2.89mmol)およびシアノボロヒドリドナトリウム(133mg、2.12mmol)を加え、混合物を18時間アルゴン雰囲気下で撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をジクロロメタン中に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶出する、カラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.71g)を得た。H NMR(CDCl)δ7.78−7.75(2H,d)、7.59−7.56(2H,d)、7.41−7.31(4H,m)、4.52−4.43(2H,d)、4.27−4.20(1H,t)、3.51−3.42(4H,brm)、3.25−3.15(2H,m)、2.45−2.35(6H,m)、1.72−1.60(2H,m)、1.45(9H,s)。
工程3:4−(3−アミノ−プロピル)−ピペラジン−1−ジカルボン酸9H−フルオレン−9−イルメチルエステル
実施例21の一般的な方法により、工程2の生成物から標題化合物を得た。1H NMR(CDCl)δ7.78−7.75(2H,d)、7.60−7.55(2H,d)、7.40−7.31(4H,m)、4.48−4.44(2H,d)、4.26−4.20(1H,t)、3.50−3.41(4H,brm)、3.01−2.94(2H,m)、2.58−2.50(2H,m)、2.45−2.40(4H,brm)、1.80−1.75(2H,m)。
工程4:4−(3−{[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−−イルメチル]−アミノ}−プロピル)−ピペラジン−1−ジカルボン酸9H−フルオレン−9−イルメチルエステル
実施例191工程1の生成物および工程3の生成物から、実施例200の方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e608[M+H]
工程5:4−{1−エチル−7−[(3−ピペラジン−1−イル−プロピルアミノ)−メチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}−フラザン−3−イルアミン
工程4の生成物(0.17g、0.28mmol)をジクロロメタン(3ml)中に溶解し、ピペリジン(0.3ml、2.8mmol)で処理した。混合物を室温で4時間アルゴン雰囲気下で撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を、アンモニア/メタノール/ジクロロメタン(1:9:90)で溶出するシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.063g)を得た。MS(ES+)m/e386[M+H]
実施例239:4−[1−エチル−7−((R)−2−モルホリン−4−イルメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:(R)−2−モルホリン−4−イルメチル−ピロリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
N−(t−ブトキシカルボニル)D−プロリナールおよびモルホリンから、実施例200の一般方法に従って、標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e271[M+H]
工程2:4−(R)−1−ピロリジン−2−イルメチル−モルホリン
工程1の生成物から、実施例191工程3の一般方法に従って、標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e171[M+H]
工程3:4−[1−エチル−7−((R)−2−モルホリン−4−イルメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物および実施例191工程1の生成物から、実施例200に記載の方法を用いて、標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e413[M+H]
実施例240:4−[1−エチル−7−((R)−2−ピペリジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:(R)−2−ピペリジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
N−(t−ブトキシカルボニル)D−プロリナールおよびピペリジンから、実施例200に記載の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e269[M+H]
工程2:1−(R)−1−ピロリジン−2−イルメチル−ピペリジン
工程1の生成物から、実施例191工程3に記載の方法を用いて、標題化合物を得た;H NMR(CDCl3)3.24(1H,m)、2.96(1H,m)、2.82(1H,m)、2.45(2H,m)、2.33−2.24(4H,m)、1.95(2H,brs)、1.85(1H,m)、1.73(2H,m)、1.57(3H,m)、1.41(2H,m)、1.31(1H,m)。
工程3:4−[1−エチル−7−((R)−2−ピペリジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物および実施例191工程1の生成物から、実施例200に記載の一般的方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e411[M+H]
実施例241:4−[1−エチル−7−((R)−2−ピペラジン−1−イルメチル−シクロペンチルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:4−(R)−1−ピロリジン−2−イルメチル−ピペラジン−1−ジカルボン酸9H−フルオレン−9−イルメチルエステルトリフルオロアセテート
ジクロロメタン中のピペラジンジカルボン酸9−フルオレニルメチルエステル塩酸塩(690mg、2mmol)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(258mg、2mmol)、ついで、N(t−ブトキシカルボニル)D−プロリナール(400mg、2mmol)を加え、得られた溶液を10分間撹拌し、トリアセトキシボロヒドリドナトリウム(850mg、4mmol)で処理し、室温で4時間撹拌した。反応物を水で希釈し、ジクロロメタンで、pH7で溶出した。合した有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ついで、ジクロロメタン溶液を、トリフルオロ酢酸(5ml)で処理し、16時間室温で撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、標題化合物を得た;MS(ES+)、m/e392[M+H]
工程2:4−[1−エチル−7−((R)−2−ピペラジン−1−イルメチル−シクロペンチルメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
実施例191工程1の生成物(100mg、0.387mmol)を、1,2−ジクロロエタン(2.5ml)中に溶解し、1,2−ジクロロエタン(2.5ml)中の工程1の生成物(480mg、0.774mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(100mg、0.774mmol)の撹拌溶液に加えた。5分間撹拌した後、反応物をトリアセトキシボロヒドリドナトリウム(164mg、0.774mmol)で処理し、反応物を室温で16時間撹拌した。ついで、反応物をピペリジン(5ml)で処理し、室温で5時間撹拌した。ついで、溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣をジクロロメタンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣を逆相クロマトグラフィー(Biotage flex、アセトニトリル/水で溶出)により精製して、標題化合物(30mg、19%)を得た;MS(ES+)、m/e412[M+H]
以下の実施例を、実施例200の一般的方法により、示した出発物質を用いて調製した。
Figure 2005526802
実施例246:(2−フラザン−3−イル−3−(2−メトキシ−フェニル_−3−H−ピロロ(2,3−c)ピリジン−4−イルメチル)−ピペリジン−4−イル−アミン
Figure 2005526802
工程1. (2−ブロモ−6−ニトロ−ピリジル)−(2−メトキシ−フェニル)−アミン
実施例177、工程2の生成物および1−アミノ−2−メトキシベンゼンの生成物から、実施例25工程1の一般的方法により、標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e324[M+H]
工程2. 5−ブロモ−N−(2−メトキシ−フェニル)−ピリジン−3,4−ジアミン
エタノール(11ml)/水(2.5ml)/濃HCl(1ml)中の工程1の生成物(1g、3.08mmol)の溶液を、0℃で撹拌し、鉄粉(1g、18.5mmol)を添加した。混合物を室温に加温し、18時間撹拌した。混合物を氷水(100ml)中に注ぎ、1Mの炭酸ナトリウム溶液で塩基性化した。得られた混合物をキーゼルゲルにより濾過し、パッドを大量のエタノールで洗浄した。有機相を減圧下で除去して、有機エマルジョンを得、酢酸エチル中に抽出し、水(×3)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下蒸発させた。残渣を、ジクロロメタン中の2%のメタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(500mg、45%)を得た。MS(ES+)m/e293[M+H]
工程3. 4−(7−ブロモ−1−(2−メトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物から、実施例1工程3および4の一般的方法により、標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e387[M+H]
工程4. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−(2−メトキシ−フェニル)−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン−7−カルボアルデヒド
工程3の生成物から、実施例191工程1の一般的方法に従って、標題化合物を調製した。;MS(ES+)m/e337[M+H]
工程5. 4−((2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−3−(2メトキシ−フェニル)−3H−ピロロ(2,3−c)ピリジン−4−イルメチル)−アミノ)−ピペリジン−1−ジカルボン酸tertブチルエステル
工程4の生成物および4−アミノピペリジン−1−ジカルボン酸tertブチルエステルから、実施例200の一般的方法を用いて、標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e520[M+H]
工程6. (2−フラザン−3−イル−3−(2−メトキシ−フェニル−3−H−ピロロ(2,3−c)ピリジン−4−イルメチル)−ピペリジン−4−イル−アミン
実施例191工程3の一般的方法に従って、工程5の生成物を処理した。無水メタノール(0.5ml)中の得られた遊離塩基(12mg、0.03mmol)の溶液を、エーテル中の1Mの塩酸塩で処理し、30分間撹拌した。得られた沈殿物を濾過し、減圧下で乾燥して、標題化合物を無色固体(12mg、63%)として得た;MS(ES+)m/e420[M+H]
実施例247:(3−シクロプロピル−2−フラザン−3−イル−3H−ピロロ(2,3−c)ピリジン−4−イルメチル)−ピペリジン−4−イル−アミンジヒドロクロライド
Figure 2005526802
実施例177工程3の生成物から、実施例246工程2〜6の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(AP+)m/e354[M+H]
以下の実施例を、実施例247に記載の一般法により調製した。
Figure 2005526802
実施例249:[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル−アミン
Figure 2005526802
工程1:N−(2−ブロモ−6−ニトロ−ピリジル)−メチルアミン
3−ブロモ−4−クロロ−5−ニトロピリジンおよびメチルアミンから、実施例246工程1の一般的方法により標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e329[M+H]
工程2:[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−ピペリジン−4−イル−アミン
工程1の生成物から、実施例246工程2〜6の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e328[M+H]
実施例250. 1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−1−ピペラジン−1−イル−メタノンジヒドロクロライド
Figure 2005526802
工程1. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸
テトラヒドロフラン(200ml)中の実施例100からの生成物(5g、18.25mmol)を、アルゴン雰囲気下、−78℃で、2Mのジイソプロピルアミドリチウム(LDA、18ml、36.5mmol)の溶液で処理した。5分後、溶液を、−78℃で、ヘキサン中の1.6Mのn−ブチルリチウム(34ml、54.7mmol)溶液で処理した。混合物を10分間撹拌し、二酸化炭素を溶液に10分間バブリングした。得られた淡黄色懸濁液を、2時間にわたって室温に加温し、テトラヒドロフラン(30ml)中の水(10ml)を大量に滴下し、混合物を減圧下で濃縮した。残った固体をエーテル(2×100ml)で洗浄し、ついで、氷酢酸を含有するメタノール(100ml)中に溶解した。溶媒を蒸発させて、残渣をエーテル(50ml)でトリチュレートし、濾過して、標題化合物を無色の固体(3.28、74%)として得た;MS(ES+)m/e275[M+H]
工程2. 4−{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−ピペラジン−1−ジカルボン酸,tert−ブチルエステル
1,1’−カルボニルイミダゾール(177mg)を、乾燥DMF(5ml)中の工程1からの生成物(0.1g、0.36mmol)の溶液に、アルゴン雰囲気下、室温で加えた。混合物を18時間撹拌し、ついで、1−ピペラジンカルボン酸tert−ブチルを加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、ついで、水(15ml)と酢酸エチル(3×15ml)間で分配した。合した有機抽出物を、ブライン(2×20ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、蒸発させた。残渣を、ジクロロメタン/エタノール/アンモニア(300:8:1)で抽出する、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.064g、40%)を得た;MS(ES+)m/e443[M+H]
工程3. 1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−1−ピペラジン−1−イル−メタノン・二円酸塩
エーテル様塩化水素(1.0M;1ml)を、メタノール(1ml)中の工程2からの生成物(0.064g、0.15mmol)の溶液に、アルゴン雰囲気下室温で加えた。混合物を16時間撹拌し、溶媒を蒸発させて、残渣をエーテルでトリチュレートして、標題化合物を無色固体(0.047、79%)として得た;MS(ES+)m/e343[M+H]
実施例251. [2−(4−{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−ピペリジン−1−イル)−エチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル
Figure 2005526802
1,2−ジクロロエタン(5ml)中の実施例250、工程3からの遊離塩基(エタノール中のアンモニア(10%)を用いて、SCXカートリッジで二塩酸塩の試料を溶出して調製した)、N−(2−オキソエチル)カルバミン酸tert−ブチル(0.065g、0.41mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。ついで、実施例200の方法に従って処理して、標題化合物を得た;MS(ES+)m/e486[M+H]
実施例252. [1−[4−(2アミノ−エチル)−ピペリジン−1−イル)−1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノン・二塩酸塩
Figure 2005526802
エーテル様塩化水素(1.0M;1ml)を、メタノール(2ml)中の実施例251の生成物(0.042g、0.086mmol)の溶液に加え、溶液を室温で16時間撹拌した。溶媒を蒸発させて、残った固体をエーテル(10ml)でトリチュレートし、濾過して、標題化合物を無色固体(0.039g、99%)として得た;MS(ES+)m/e386[M+H]
実施例253. 1−(4−{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1Hイミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−2−メチルアミノ−エタノン
Figure 2005526802
工程1. [2−(4−{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1Hイミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル
ジクロロメタン(2ml)中のN−シクロヘキシルカルボジイミド、N−メチルポリスチレンHL(1.69mmol/g;515mg、0.88mmol)を、Boc−Sarcosine(83mg、0.44mmol)、ついで、HOBT(59mg、0.44mmol)で処理した。混合物を10分間撹拌し、ついで、トリエチルアミン(92ul、0.66mmol)およびジクロロメタン(1ml)中の実施例250からの標題化合物(75mg、0.22mmol)で処理した。反応混合物を2時間撹拌し、メタノール中の10%のアンモニアメタノールで溶出するSCXカートリッジに通して、標題化合物(105mg、70%)を調製した。MS(ES+)m/e513[M+H]
工程2. 1−(4−{1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1Hイミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−2−メチルアミノ−エタノン
工程1の生成物(105mg、0.2mmol)をDCM(2ml)中に溶解し、エーテル中の塩酸(1M、10等量)を加えた。混合物を16時間撹拌し、得られた白色沈殿物を濾過し、減圧下で乾燥して、標題化合物を無色固体(44mg、52%)として得た;MS(ES+)m/e413[M+H]
以下の実施例を、実施例250の生成物から、実施例253工程1および2に記載の二工程法を用いて調製した。
Figure 2005526802
以下の実施例を、実施例250工程1の生成物から、実施例250工程2および3に記載の二工程法を用いて調製した。
Figure 2005526802
Figure 2005526802
実施例271. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸[1−(2−アミノ−エタノイル)−ピペリジン−4−イル]−アミド二塩酸塩
Figure 2005526802
工程1. {2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−アミノ)−ピペリジン−1−イル]−2−オキソ−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
乾燥ジクロロメタン(3ml)中のN−シクロヘキシルカルボジイミド、N−メチルポリスチレンHL(1.69mmol/g;300mg、0.507mmol)およびtert−ブトキシカルボニルアミノ−酢酸(82mg、0.466mmol)の混合物を、アルゴン雰囲気下、室温で10分間撹拌した。1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(HOBT;71mg0.466mmol)を加え、混合物をさらに10分間撹拌した。乾燥DMF(3ml)中の実施例261の生成物(0.1g、0.233mmol)およびトリエチルアミン(0.1ml、0.507mmol)の溶液を加え、混合物を16時間撹拌した。ついで、混合物をSCXイオン交換カラムに付し、メタノール、ついで、メタノール/0.880アンモニア(9:1)の混合物で溶出した。ついで、塩基性フラクションを蒸発させ、残った固体をエーテルでトリチュレートし、濾過して、標題化合物(0.067g、56%)を得た;MS(ES+)m/e514[M+H]
工程2. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸[1−(2−アミノ−エタノイル)−ピペリジン−4−イル]−アミド二塩酸塩
エーテル様塩化水素(1.0M;2ml)を、アルゴン雰囲気下室温で、メタノール(3ml)中の工程1からの生成物(0.067g、0.13mmol)の溶液に加えた。混合物を16時間撹拌し、溶媒を蒸発させて、残渣をエーテル下でトリチュレートして、無色固体として標題化合物(0.058、79%)を得た;MS(ES+)m/e414[M+H]
以下の実施例を、実施例261の生成物から、実施例271工程1に記載の二工程法を用いて調製した。
Figure 2005526802
以下の実施例を、実施例250工程1の生成物から、実施例250工程2に記載の方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
実施例275. 1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−1−((S)−2−ピロリジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−イル)−メタノン二塩酸塩
Figure 2005526802
工程1. 1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−1−イミダゾール−1−イル−メタノン
1,1’−カルボニルジイミダゾール(0.89g)を、アルゴン雰囲気下室温で、乾燥DMF(10ml)中の実施例250工程1からの生成物(0.5g、1.82mmol)の溶液に加えた。混合物を18時間撹拌して、無色固体の沈殿を得た。エーテル(10ml)を加え、固体を濾過して、標題化合物(0.5g、85%)に加えた;MS(ES+)m/e325[M+H]
工程2. 1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−1−((S)−2−ピロリジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−イル)−メタノン
DMF(2ml)中の(S)(+)−1−(2−ピロリジニルメチル)ピロリジン(0.142g;0.93mmol)および工程1からの生成物(0.1g;0.31mmol)の混合物を、60℃に18時間加温した。冷却した混合物を、水(10ml)と酢酸エチル(3×10ml)間で分配した。合した有機抽出物を、ブライン(2×20ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過して、無色のガムを得た。粗物質を、Dynamax C18カラムを用いる、分取HPLC(8ミクロン粒度;250mm×41.4mmi.d.;10〜90%アセトニトリル/水(0.1%TFA);70ml/分;254nmでUV検出)により精製して、標題化合物(0.055g、28%)を得た;MS(ES+)m/e411[M+H]
実施例276. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸(R)−ピロリジン−3−イルアミド
Figure 2005526802
実施例275工程1の生成物(150mg)および(R)−3−アミノ−1−ピロリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(172mg)を、実施例275、工程2の一般方法、ついで、実施例250工程3に記載の一般方法に従って、標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e443[M+H]
以下の実施例を、実施例276に記載の一般的方法により調製した。
Figure 2005526802
実施例278. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−アミド二塩酸塩
Figure 2005526802
工程1. 4−[2−({1−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イル]−メタノイル}−アミノ)−エチル]−ピペリジン−1−ジカルボン酸ベンジルエステル
実施例250工程1の生成物および4−(2−アミノ−エチル)−ピペリジン−1−ジカルボン酸ベンジルエステルを、実施例250、工程2の一般的方法に従って反応させて、標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e520[M+H]
工程2. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−ジカルボン酸(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−アミド二塩酸塩
臭化水素(酢酸中30%;0.5ml)を、アルゴン雰囲気下室温で、乾燥ジクロロメタン(5ml)中の工程1からの生成物(0.085g、0.165mmol)の溶液に加えた。混合物を10分間撹拌し、無色の固体の沈殿を生じさせ、これを濾過し、炭酸ナトリウム溶液(2N、5ml)と酢酸エチル(2×10ml)間で分配された。合した有機抽出物を乾燥(NaSO)し、蒸発させて、メタノール(2ml)中に溶解させ、エーテル様HCl(1.0M;0.5ml)を加えた。ついで、溶媒を蒸発させて、残渣をエーテル(2ml)でトリチュレートし、濾過して、標題化合物(16mg、21%)を得た;MS(ES+)m/e386[M+H]
実施例279. [4−(7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル
Figure 2005526802
ジクロロエタン(5mL)およびピリジン(10mL)中の実施例100からの生成物(1.0g、3.23mmol)の溶液を、DMAP(0.435g、3.56mmol)およびBocO(1.06g、4.85mmol)で処理した。溶液を70℃に加熱し、一晩撹拌した。反応が完了しないので、さらにDMAP(0.197g、1.62mmol)およびBocO(0.353g、1.62mmol)を加え、反応混合物を一晩撹拌した。ついで、反応混合物を冷却し、減圧下で濃縮した。黒色残渣をHOおよびEtOAc中に溶解し、生成物を有機層に抽出した。層を分離し、有機層をNaSOで乾燥し、濾過し、濃縮して、純粋な生成物を褐色固体(1.25g、95%)として得た;MS(ES+)m/e410[M+H]
実施例280. 4−[7−((S)−3−アミノ−ピロリジン−1−スルホニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. {4−[7−((S)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−ピロリジン−1−スルホニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
テトラヒドロフラン(2ml)中の実施例279の生成物(0.150g、0.367mmol)の溶液を、アルゴン雰囲気下外界温度で、NaH(60%)で処理した。10分後、混合物を、−78℃に冷却し、n−ブチルリチウムで処理した。10分後、混合物を、SOガスをTHF(2mL)にバブリングして形成したSO溶液(2mL)で処理した。10分間撹拌した後、混合物をSOClで処理し、外界温度に加温した。ついで、反応混合物を濃縮し、乾燥させた。固体を、アルゴン雰囲気下でジクロロメタン(2.5mL)およびピリジン(2.5mL)中に溶解させ、アミン(0.085g、0.46mmol)で処理し、一晩外界温度で撹拌した。完了した反応物を濃縮して、標題化合物を得た;MS(ES+)m/e580[M+H]
工程2. 4−[7−((S)−3−アミノ−ピロリジン−1−スルホニル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1からの生成物を少量のMeOHに溶解し、EtO中の1mLの1MのHClの溶液を加えて標題化合物を調製した。混合物を6時間撹拌し、ついで、減圧下で濃縮して乾燥し、DMSO中に溶解させ、逆相HPLCにより精製して、標題化合物(0.0443g、32%)を得た;MS(ES+)m/e379[M+H]
以下の実施例を、実施例279の生成物から、実施例280に記載の方法を用いて調製した。
Figure 2005526802
実施例283:2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−オール
Figure 2005526802
テトラヒドロフラン(180ml)中の実施例100からの生成物(2.6g、8.41mmol)の溶液を、−78℃で、ヘキサン中の2.5Mのn−ブチルリチウム(8.41ml、21.03mmol)で処理した。添加が完了した後、混合物をホウ酸トリメチル(2.62g、25.23mmol)で処理し、室温にした。室温で1.5時間後、反応物を注意深く3MのNaOH水溶液(12.5ml)、ついで、30%の過酸化水素水溶液(4.3ml)でクエンチした。45分後、反応物を、2Mの塩酸で酸性化し、ついで、SCXイオン交換カラムに付し、メタノール、ついで、メタノール/0.880アンモニア(9:1)の混合物で溶出した。塩基性フラクションを減少させ、固体残渣をジクロロメタンでトリチュレートし、濾過して、標題化合物(1.2g、58%)を得た;MS(ES+)m/e247[M+H]
実施例284:4−[1−エチル−7−(ピペリジン−4−イルメトキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルオキシメチル]−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
アセトン(3ml)中の実施例283の生成物(0.1g、0.406mmol)およびKCO(0.112g、0.812mmol)の混合物を、−78℃で、4−ヨウドメチルピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(Villalobos, A; et al, J. Med. Chem.,1994, 37(17), 2721)(0.145g、0.447mmol)で処理し、18時間加熱還流した。ついで、さらに4−ヨウドメチルピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(0.145g、0.447mmol)を加え、さらに6時間加熱を続けた。ついで、反応物を冷却し、水に注ぎ、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、減少させた。残渣を、酢酸エチルで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.071g、39%)を得た;MS(ES+)m/e444[M+H]
工程2. 4−[1−エチル−7−(ピペリジン−4−イルメトキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1からの生成物(0.071g、0.16mmol)をトリフルオロ酢酸(0.5ml)およびジクロロメタン(1ml)中に室温で1時間にわたって溶解し、ついで、溶液をジクロロメタンと三回共沸させた。残渣を、0.880アンモニア:メタノール:ジクロロメタン(1:9:90)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.046g、83%)を得た;MS(ES+)m/e334[M+H]
実施例285:4−[1−エチル−7−(ピペリジン−4−イルオキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1:4−[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルオキシ]−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル
テトラヒドロフラン(5ml)中の実施例283からの生成物(0.1g、0.406mmol)、4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(0.074g、0.369mmol)およびトリブチルホスフィン(0.074g、0.369mmol)の混合物を、1,1’−(アゾジカルボニル)−ジピペリジン(0.093g、0.369mmol)で処理し、18時間加熱還流した。ついで、反応物を室温に冷却し、ついで、SCXイオン交換カラムに付して、メタノール、ついで、メタノール/0.880アンモニア(9:1)の混合物で溶出した。ついで、塩基性フラクションを減少させ、固体残渣を、酢酸エチルで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.03g、17%)を得た;MS(ES+)m/e430[M+H]
工程2:4−[1−エチル−7−(ピペリジン−4−イルオキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1からの生成物(0.03g、0.07mmol)を、実施例284工程2の方法に従って処理して、標題化合物(0.02g、87%)を得た;MS(ES+)m/e330[M+H]
実施例286:4−{1−エチル−7−[(E)−2−(4−メトキシフェニル)−ビニル]−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル}フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例100の生成物(309mg、1mmol)、4−メトキシスチレン(167μL、1.25mmol)、酢酸パラジウム(II)(12mg、0.05mmol)、o−トリルトリフェニルホスフィン(30mg、0.10mmol)およびトリエチルアミン(349μL、2.5mmol)を130℃に4時間加熱した。溶液を、酢酸エチルと水間で分配し、酢酸エチル(×3)で抽出した。合した抽出物を水(×3)、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して粗固体(450mg)を得、ついで、1:9:90の880アンモニア:エタノール:ジクロロメタンで溶出するカラムクロマトグラフィーにより抽出して、標題生成物(176mg(49%))を得た;MS(ES+)m/e363[M+H]
実施例287. 4−[1−エチル−7−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
乾燥テトラヒドロフラン(4ml)中の4−ビニル−ピペリジン−1−ジカルボン酸tert−ブチルエステル(WO9620192)(1.2mM:252mg)の溶液を、テトラヒドロフラン(1.2mM;2.4ml)中の0.5Mの9−ボラビシクロ[3.3.1]−ノナンで処理し、アルゴン雰囲気下室温で6時間撹拌した。混合物を、実施例100の生成物(1.0mM;309mg)、ジクロロメタン(25mg)と1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)の複合体および3Mの水酸化ナトリウム(1ml)水溶液で処理した。得られた混合物を、アルゴン雰囲気下で18時間加熱還流し、5gのSCXイオン交換カートリッジに付した。減圧下で溶媒を除去した後、得られた黄色ガムを、室温で2時間トリフルオロ酢酸で処理し、溶液を5gのSCXイオン交換カートリッジに付した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を、1−5−94のアンモニア−メタノール−ジクロロメタンで溶出する5gのシリカ固相抽出カートリッジにより精製して、標題化合物を白色固体(23mg)として得た。MS(ES+)m/e342[M+H]
実施例288:4−(1−エチル−5−オキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
酢酸(2ml)中の実施例1の生成物(200mg、0.869mmol)の溶液を、過酸化水素(30%、0.108mg、0.957mmol)で処理し、混合物を90℃で5時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を、炭酸ナトリウム溶液中に注ぎ、ジクロロメタン(×4)で抽出した。有機相を乾燥し、溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣を、ジクロロメタン中の15%のメタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(130mg、53%)を得た;MS(ES+)m/e247[M+H]
実施例289:4−(4−クロロ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
オキシ塩化リン(4ml)中の実施例288の生成物(80mg、0.325mmol)の溶液を、120℃で6時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を減圧下で濃縮し、残渣をジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液間で分配した。有機相を乾燥し、溶媒を減圧下で蒸発させて、標題化合物(81mg、100%)を得、これを次の反応に直接用いた;MS(ES+)m/e265/267[M+H]
実施例290:4−(1−エチル−4−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
実施例289の生成物およびフェニルボロン酸から、実施例49に記載の一般的方法により標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e307[M+H]
実施例291:4−(1−エチル−4−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
1,4−ジオキサン(8ml)中の実施例289の生成物(0.1g、0.377mmol)の溶液を、トルエン中の2Mのトリメチルアンモニウム(0.378ml、0.755mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライド(0.026g、0.0377mmol)で処理した。混合物を4時間加熱還流し、ついで、室温に冷却し、水で注意深く抽出し、ジクロロメタンで抽出し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。ついで、有機層を乾燥し、減少させ、残渣を、ジクロロメタンおよびメタノール(9.5/0.5)で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(0.022g、13%)を得た;MS(ES+)m/e245[M+H]
実施例292. 4−(7−ブロモ−1−エチル−4−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
2−メチル−3−ニトロ−ピリジン−4−オール(J. Med. Chem. 1989, 32,2474-2485)から、実施例100工程1および実施例36工程1、2および3に記載の方法により標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e323/325[M+H]
実施例293. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル]−メタノール
Figure 2005526802
工程1:4−(7−ブロモ−1−エチル−4−メチル−5−オキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
実施例292の生成物から、実施例155に記載の方法に従って標題化合物を調製した;MS(ES+)、m/e339/341[M+H]
工程2:酢酸2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イルメチルエステル
工程1の生成物(565mg、1.66mmol)を、前もって110℃に加熱した無水酢酸(5ml、53mmol)に加え、1時間撹拌した。ついで、反応物を室温に冷却し、Mega Bond Elute SCXイオン交換カラムに付し、メタノール、ついで、メタノール/0.880アンモニア(9:1)の混合物で溶出した。塩基性フラクションを濃縮し、固体残渣を、ジクロロメタン/ジエチルエーテルの混合物(9:1)で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、標題化合物(300mg、43%)を得た;MS(ES+)、m/e423/425[M+H]
工程3:[2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−7−ブロモ−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル]−メタノール
メタノール(10ml)中の工程2の生成物(312mg、0.74mmol)の懸濁液に、2Mの水酸化ナトリウム水溶液(1.1ml、2.21mmol)を加え、反応物を1時間加熱還流した。ついで、反応物を水(20ml)で希釈し、室温で2時間撹拌した。得られた沈殿物を回収し、水で洗浄し、減圧下45℃で16時間乾燥して、標題化合物(220mg、88%)を得た;MS(ES+)、m/e339/341[M+H]
実施例294. 4−(1−エチル−4−ピラゾール−1−イル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
ジメチルホルムアミド(4ml)中のピラゾール(472mg、6.96mmol)の溶液に、0℃で、水素化ナトリウム(鉱油中60%の分散液、167mg、6.96mmol)を滴下した。ついで、反応物をジメチルホルムアミド(2ml)中の実施例289の生成物(200mg、0.87mmol)の溶液で処理し、60℃で3日間加熱した。反応物を冷却し、酢酸エチル(25ml)で希釈し、連続して、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水、ブラインで十分に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣を、0.880アンモニア:メタノール:ジクロロメタン(5:95)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、標題生成物(30mg、12%)を得た。MS(ES+)m/e297[M+H]
実施例295:4−(1−シクロプロピル−6−メトキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−メトキシ−5−ニトロ−1H−ピリジン−2−オン
液体アンモニア(30ml)中のカリウムtert−ブトキシド(2.8g、25mmol)の撹拌溶液に、−30℃で20分にわたって、テトラヒドロフラン(10ml)中の4−メトキシ−3−ニトロピリジン(1.54g、10mmol)、tert−ブチル過酸化水素(デカン中5M、2.2ml、11mmol)を滴下した。−30℃に冷却して30分後、飽和塩化アンモニウム溶液(約5ml)を注意深く加え、混合物を室温に加温した。アンモニアを蒸発させて、残渣を水(50ml)で希釈した。得られた固体を回収し、水で洗浄し、乾燥して、標題化合物(1.24g、73%)を得た。H(ES+)m/e171[M+H]
工程2. 2−クロロ−4−メトキシ−5−ニトロピリジン
オキシ塩化リン(8ml)およびN,N−ジエチルアニリン(1.9ml、12mmol)の撹拌溶液を、0℃で、工程1の生成物(1.7g、10mmol)で処理した。混合物を3時間加熱還流し、ついで、室温に冷却した。混合物を減圧下で蒸発させて、残渣をトルエンと共沸させた。残渣を、氷水に加え、溶液を酢酸エチルで抽出した。有機相を乾燥し、減圧下で蒸発させ、標題化合物(1.78g、94%)を得た。H NMR(CDCl)8.82(1H,s)、7.05(1H,s)、4.06(3H,s)。
工程3. 2,4−ジメトキシ−5−ニトロピリジン
メタノール(10ml)中の工程2の生成物(950mg、5mmol)、ナトリウムメトキシド(695mg、12.5mmol)を、2時間加熱還流した。冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチルと水間で分配した。有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(900mg、98%)を得た。MS(ES+)m/e185[M+H]
工程4. 4−(1−シクロプロピル−6−メトキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程3の生成物から、実施例2工程1、ついで、実施例1工程2〜4に記載の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(AP+)m/e273[M+H]
実施例296. 4−(1−エチル−6−メトキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
実施例295、工程3の生成物およびエチルアミンから、実施例2、工程1、ついで、実施例1、工程2〜4に記載の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e=261[M+H]
実施例297:4−(1−シクロプロピル−6−フェノキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. 4−メトキシ−5−ニトロ−2−フェノキシピリジン
N,N−ジメチルホルムアミド(5ml)中のフェノール(226mg、2.4mmol)の溶液を、水素化ナトリウム(144mg、油中60%の分散液、2.4mmol)で処理した。室温で10分間撹拌した後、懸濁液を、N,N−ジメチルホルムアミド(2ml)中の実施例295工程2の生成物(377mg、2mmol)の溶液に加えた。2時間後、飽和塩化アンモニウム溶液を加え、溶液を酢酸エチルで抽出した。有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物を得、これを直接次の工程に用いた。MS(AP+)m/e247[M+H]
工程2. 4−(1−シクロプロピル−6−フェノキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物から、実施例2工程1、ついで、実施例1工程2〜4に記載の方法に従って標題化合物を得た;MS(AP+)m/e335[M+H]
実施例298. 4−(1−エチル−6−フェノキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
工程1. 2−クロロ−4−(エチルアミノ)−5−ニトロピリジン
POCl(25mL)中の4−(エチルアミノ)−2−メトキシ−5−ニトロピリジン(5.0g、25.3mmol)の溶液を、1週間密封したチューブ中で100℃に加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮し、残渣をEtOAc/HO中に溶解し、飽和KCOで注意深くクエンチした。有機層をEtOAcで抽出し、HOで洗浄し、乾燥(MgSO)し、濃縮して、橙色油を得、これを静置して固体化して、これをさらに精製することなく用いた。MS(ES+)m/e202[M+H]
工程2. 4−(エチルアミノ)−5−ニトロ−2−フェノキシピリジン
THF(3mL)中のナトリウムフェノキシド(フェノールおよびNaHから調製した)(6mmol)の溶液を、THF(2mL)中の工程1からの生成物(600mg、3.0mmol)の溶液に加え、得られた溶液を一晩加熱還流した。溶液を冷却し、HOに注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層をHOおよびブラインで洗浄し、乾燥し、濾過し、濃縮して残渣を得、これをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中5〜80%のEtOAc)に付して、標題化合物を得、これを次の工程に直接用いた。MS(ES+)m/e260[M+H]
工程3. 4−(1−エチル−6−フェノキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物から、実施例1工程2〜4に記載の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e323[M+H]
以下の化合物を、実施例298、工程1の生成物から、実施例298工程2〜3の方法により調製した。
Figure 2005526802
実施例302. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−アミン
工程1. 4−(エチルアミノ)−5−ニトロ−2−(フェニルアミノ)ピリジン
アニリン(1.4mL、15mmol)を、THF(5mL)中の実施例298、工程1からの生成物(600mg、3.0mmol)に加え、一晩加熱還流した。溶液を冷却し、HO中に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層をHOおよびブラインで洗浄し、乾燥し、濾過し、濃縮して、残渣を得、これをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中20〜100%のEtOAc)により精製して標題化合物を得、これを直接次の工程に用いた。MS(ES+)m/e259[M+H]
工程2. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−N−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−アミン
工程1の生成物から、実施例1工程2〜4に記載の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e322[M+H]
実施例303.4−(1−エチル−6−メチルスルファニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程1. エチル−(2−メチルスルファニル−5−ニトロ−ピリジン−4−イル)−アミン
ナトリウムメチルチオラート(308mg、4.4mmol)を、DMF(20mL)中の実施例298、工程1の生成物(800mg、4.0mmol)の溶液に加えた。5分後、反応混合物をHO中に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層をHOおよびブラインで洗浄し、乾燥し、濾過し、濃縮して油を得、これを静置して固体化し、さらに精製することなく用いた。MS(ES+)m/e214[M+H]
工程2. N−4−エチル−6−メチルスルファニル−ピリジン−3,4−ジアミン
工程1の生成物から、実施例177工程4の方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e184[M+H]
工程3. 4−(1−エチル−6−メチルスルファニル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物から、実施例1、工程3〜4の方法を用いて標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e277[M+H]
実施例304. 4−[1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1. (2−クロロ−5−ニトロ−ピリジン−4−イル)−(4−メトキシフェニル)−アミン
アニソール(908mg、7.4mmol)を、THF(5mL)中の2,4−ジクロロ−5−ニトロピリジン(1.30g、6.7mmol)およびトリエチルアミン(1.02mL、7.4mmol)の溶液に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、HO中に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層をHOおよびブラインで洗浄し、乾燥し、濾過し、濃縮して残渣を得、これをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の5〜50%EtOAc)により精製して、標題化合物を橙色固体(1.46g(78%))として得た。MS(ES+)m/e280[M+H]
工程2. 4−[1−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−フェニル]−6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
工程1の生成物から出発して、実施例299、ついで、実施例38、ついで、実施例41の方法により、標題化合物を調製した。MS(ES+)m/e476[M+H]
実施例305:4−(1−シクロプロピル−6−メチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
2,4−ジクロロ−6−メチル−3−ニトロピリジン(R.J.Chorvat et al., J. Med. Chem., 1999, 42, 833-848)から、実施例2工程1、ついで、実施例1工程2〜4の方法を用いて調製した;MS(ES+)m/e257[M+H]
実施例306:4−(1−シクロプロピル−6−メチル−5−オキシ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
ジクロロメタン(10ml)中の実施例305の生成物(256mg、1mmol)およびメタ−クロロペル安息香酸(50%、414mg、1.2mmol)の溶液を、室温で1時間撹拌した。溶液をジクロロメタンで希釈し、有機溶液をチオ硫酸ナトリウム、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水およびブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(242mg、89%)を得た。MS(ES+)m/e273[M+H]
実施例307. 4−(9−シクロプロピル−2−メチルスルファニル−9H−プリン−8−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. (6−クロロ−2−メチルスルファニル−5−ニトロ−ピリミジン−4−イル)−シクロプロピル−アミン
4,6−ジクロロ−5−メチルスルファニル−5−ニトロ−ピリミジン(PCT出願番号(2003)、WO0302544(14.1g、59mmol)およびトリエチルアミン(8.2ml、59mmol)を、テトラヒドロフラン(50ml)を含有するエタノール(400ml)に−60℃で溶解させた。シクロプロピルアミン(4.06ml、59mmol)を、初期温度−60℃でゆっくり室温い加温しながら3時間にわたって滴下した。溶液を減圧下で濃縮し、残渣をジエチルエーテル中のスラリーとしてた。固体トリエチルアミン塩酸塩を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して、粗固体を得た。固体を、ヘキサン中40%のジクロロメタン〜ジクロロメタンの勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(17.89g、97%)を得た;MS(ES+)m/e260/262[M+H]
工程2. 6−クロロ−N4−シクロプロピル−2−メタンスルファニル−ピリミジン−4,5−ジアミン
工程1の生成物(5.21g、20mmol)を、テトラヒドロフラン(150ml)を含有するエタノール(150ml)中に溶解し、室温で5時間1気圧で、10%の炭素担持パラジウムで水素化した。触媒を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題生成物(4.02g87%)を得、これをさらに精製することなく次の工程に用いた;MS(ES+)m/e231/233[M+H]
工程3. (6−クロロ−9−シクロプロピル−2−メチルスルファニル)−9H−プリン−8イル)−アセトニトリル
工程2の生成物から、実施例1工程3と類似の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e279/281[M+H]
工程4. (9−シクロプロピル−2−メチルスルファニル−9H−プリン−8−イル)−アセトニトリル
工程3の生成物(81mg、0.3mmol)および亜鉛粉末(300mg、4.6mmol)を、3Nの塩化アンモニウム溶液(10ml)およびトルエン(5ml)中で48時間加熱還流した。粗混合物をセライトを通して濾過し、濾液を酢酸エチル(×3)で抽出した。合した抽出物を水(×3)、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、粗固体を得た。固体を、ヘキサン〜酢酸エチルの勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(50mg、68%)を得た;H NMR(CDCl)8.87(1Hs)、4.15(2H,s)、3.29(1H,m)、2.65(3H,s)、1.34(4H,m)。
工程5. 4−(9−シクロプロピル−2−メチルスルファニル−9H−プリン−8−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程4の生成物から、実施例1工程4で用いられたものと類似の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e290[M+H]
実施例308:3−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−ピラジン−2−イルアミン
Figure 2005526802
130℃に予め加熱したポリリン酸に、実施例1工程2の生成物(206mg、1.5mmol)および3−アミノピラジン−2−ジカルボン酸(230mg、1.65mmol)の混合物を滴下した。温度を1時間195℃に加熱し、ついで、さらに1時間再び130℃に冷却した。粘性油を、飽和炭酸ナトリウム水溶液およびジエチルエーテル(5ml)を含有する氷中に注ぎ、水溶液をクロロホルム(×5)で抽出した。合した有機抽出物を、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗固体を、ジクロロメタン〜0.880アンモニア:エタノール:ジクロロメタン(1:9:40)の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(20mg、6%)を得た;MS(ES+)m/e241[M+H]
実施例309:4−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. ジメチルアミノ−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−アクリロニトリル
オルト−キシレン(4ml)中の実施例1工程3の生成物(334mg、1.8mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(214mg、1.8mmol)を、45分間加熱還流した。冷却した後、溶液を濃縮し、残渣をトルエン(×3)と共沸して標題化合物を得、次の工程に直接用いた;MS(ES+)m/e242(M+H)
工程2. 4−(1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
メタノール(5ml)中の工程2の生成物(217mg、0.9mmol)およびヒドラジン水和物(90mg、1.8mmol)を5時間加熱還流した。冷却した後、反応混合物を濃縮し、残渣を、0.880アンモニア:エタノール:ジクロロメタン(1:9:90)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(27mg、13%)を得た;MS(ES+)m/e229[M+H]
実施例310. 2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−カルボアルデヒド
Figure 2005526802
テトラヒドロフラン(4ml)中の実施例100の生成物(0.1g、0.324mmol)の溶液を、−78℃で、ヘキサン中の1.6Mのn−ブチルリチウム(0.6ml、0.97mmol)の溶液に加えた。5分後、混合物を、ジメチルホルムアミド(0.3ml)で処理し、室温にした。室温で30分後、反応物を注意深く水でクエンチし、ジクロロメタン(×2)中に抽出した。ついで、有機層をブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)し、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーに付して、標題化合物(0.034g、41%)を得た;MS(ES+)m/e259[M+H]
実施例311. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−3−エチル−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル]−メタノール
Figure 2005526802
メタノール(10ml)中の実施例310の生成物(0.150g、0.577mmol)の溶液を、ボロヒドリドナトリウム(0.024g、0.635mmol)で処理し、室温で1時間撹拌した。ついで、混合物を数滴の酢酸で処理し、ついで、直接SCXイオン交換カートリッジに付して、メタノールで、ついで、0.880アンモニアおよびメタノール(1:9)で洗浄した。塩基性フラクションを合し、濃縮して、さらに精製することなく標題化合物を得た;MS(ES+)m/e263[M+H]
実施例312. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−[1−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−4−イル]−アミン
Figure 2005526802
工程1. 1−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−4−イル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル
エタノール(5ml)中のピペリジン−4−イル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(500mg、2.5mmol)、炭酸カリウム(621mg、4.5mmol)および1−ブロモ−2−メトキシエタン(382mg、2.75mmol)の混合物を、18時間加熱還流した。室温に冷却した後、混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール/0.880アンモニア(100:10:1)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(500mg、78%)を得た;MS(ES+)m/e259[M+H]
工程2. 1−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−4−イルアミン
工程1の生成物から、実施例21の方法を用いて標題化合物(165mg、54%)を調製した;MS(ES+)m/e159[M+H]
工程3. [2−(4−アミノ−フラザン−3−イル)−1−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−7−イルメチル]−[1−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−4−イル]−アミン
工程2の生成物および実施例310の生成物から、実施例149の方法を用いて標題化合物を調製した;MS(ES+)m/e401[M+H]
実施例313:4−(3−エチル−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
工程1. エチル−(4−ニトロ−1−オキシ−ピリジン−3−イル)−アミン
クロロホルム(250ml)中の3−ブロモ−4−ニトロピリミジン−1−オキシド(Daisley, R.W., Hanbali, J.R.; Org. Prep. Proced. Int., 1983, 15(4), 280)(8.1g、37mmol)の溶液を、0℃で、エチルアミン(70%の水溶液、25ml)で処理した。室温で3時間撹拌した後、さらにエチルアミン溶液(25ml)を加え、さらに3時間撹拌を続けた。溶液を減圧下で濃縮し、残渣を、10%の酢酸エチル/ヘキサン〜酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(3.68g、54%)を調製した;H NMR(CDCl)8.02(1H,d,J7.6Hz)、7.92(1H,d,J1.6Hz)、7.81(1H,brs)、7.46(1H,dd,J=7.6,1.6Hz)、3.32(2H,m)、1.40(3H,t,J7.2Hz)。
工程2. N−3−エチル−ピリジン−3,4−ジアミン
工程1の生成物(3.68g、20mmol)を、1:1のエタノール:テトラヒドロフランの混合物(300ml)中に溶解し、室温、大気圧下で、ラネーニッケル(約1g)を用いて18時間水素化した。触媒を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して標題化合物を得、これをさらに精製することなく用いた(2.72g、99%);H NMR(DMSO)7.53(2H,m)、6.43(1H,d,J4.8Hz)、5.50(2H,brs)、4.42(1H,brs)、3.01(2H,m)、1.21(3H,t,J7.2Hz)。
工程3. 3−エチル−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−アセトニトリル
工程2の生成物(1.56g、11mmol)から、実施例1、工程3で用いたものと類似の方法を用いて、標題化合物(1.09g、49%)を調製した;H NMR(CDCl)8.88(1Hd,J0.8Hz)、8.49(1H,d,J5.6Hz)、7.68(1H,dd,J5.6,0.8Hz)、4.38(2H,q,J7.4Hz)、4.13(2H,s)、1.59(3H,t,J7.4Hz)。
工程4. 4−(3−エチル−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
工程2の生成物(1.03g、5.5mmol)から、実施例1、工程4で用いたものと類似の方法を用いて標題化合物(240mg、49%)を調製した;MS(ES+)m/e231[M+H]
実施例314:4−(3−エチル−5−オキシ−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
酢酸(2ml)中の実施例313、工程4の生成物(362mg、1.6mmol)を、30%wtの過酸化水素(432mg、3.1mmol)で処理し、溶液を80℃で18時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を固体炭酸ナトリウムで塩基性化し、クロロホルム(×5)で抽出した。合した抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、0.880アンモニア:エタノール:ジクロロメタン(1:9:90)で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題生成物(370mg、96%)を得た;MS(ES+)m/e247[M+H]
実施例315:4−(3−エチル−4−メトキシ−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
オキシ塩化リン(5ml)中の実施例314の生成物(370mg、1.5mmol)を、4時間加熱還流した。溶液を冷却し、トルエンと共沸させ、残渣を氷冷炭酸ナトリウムで塩基性化し、水溶液を酢酸エチル(×3)で抽出した。合した抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣を、メタノール(5ml)を含有する50%の水酸化ナトリウム溶液(5ml)中に懸濁させ、80℃で5時間加熱した。溶液を減圧下で濃縮し、湿った固体を得、これを酢酸エチル(×3)で抽出した。合した抽出物を水(×2)、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで洗浄し、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン〜0.880アンモニア:エタノール:ジクロロメタン(1:9:90)の勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物(30mg、8%)を得た;MS(ES+)m/e445[M+H]
実施例316:4−[1−(2−メタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−7−イル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−フラザン−3−イルアミン
Figure 2005526802
19mgの実施例97(0.05mmol)を含有する、0.5mLの乾燥DMFおよび0.22mLのトリエチルアミンの0℃の溶液に、7mgのメタンスルホニルクロライド(0.06mmol)を加えた。反応混合物は黄色に変化した。0℃で30分間撹拌した後、反応混合物を、5mLの水と10mLのEtOAc間で分配した。有機層を水(2×5mL)で洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、Gilson逆相HPLCにより精製して、標題化合物(3mg、14%)を得た。MS(ES+)m/e412[M+H]
医薬実施例
錠剤
a) 本発明の化合物 50.0mg
ラクトース 70.0mg
微結晶セルロース 70.0mg
架橋ポリニルピロリドン 8.0mg
ステアリン酸マグネシウム 2.0mg
組成物重量 200.0mg
本発明の化合物、微結晶セルロース、ラクトースおよび架橋ポリビニルピロリドンは、500ミクロンのふるいにかけられ、適当なミキサーで混合される。ステアリン酸マグネシウムは、250ミクロンのふるいにかけられ、活性混合物と混合される。混合物を、適当なパンチを用いて錠剤に打錠する。
b) 本発明の化合物 50.0mg
ラクトース 120.0mg
予備ゼラチン化スターチ 20.0mg
架橋ポリビニルピロリドン 8.0mg
ステアリン酸マグネシウム 2.0mg
組成物重量 200.0mg
本発明の化合物、ラクトースおよび予備ゼラチン化スターチを一緒にブレンドし、水で顆粒化した。湿った塊を乾燥し、粉砕する。ステアリン酸マグネシウムおよび架橋ポリビニルピロリドンを、250ミクロンのふるいでスクリーニングし、顆粒とブレンドする。得られた混合物を、適当な錠剤パンチを用いて打錠する。
カプセル
a) 本発明の化合物 50.0mg
ラクトース 148.0mg
ステアリン酸マグネシウム 2.0mg
充填重量 200.0mg
本発明の化合物および予備ゼラチン化スターチを、500ミクロンメッシュふるいでスクリーニングし、ステアリン酸マグネシウム(250ミクロンのふるいにかけた)と一緒にブレンドし、潤滑させる。混合物を、適当な大きさのハードゼラチンカプセル中に充填する。
b) 本発明の化合物 50.0mg
ラクトース 132.0mg
ポリビニルピロリドン 8.0mg
架橋ポリビニルピロリドン 8.0mg
ステアリン酸マグネシウム 2.0mg
充填重量 200.0mg
本発明の化合物およびラクトースを一緒にブレンドし、ポリビニルピロリドンの溶液で顆粒化する。湿った塊を乾燥し、粉砕する。ステアリン酸マグネシウムおよび架橋ポリビニルピロリドンを、250ミクロンのふるいでスクリーニングし、顆粒とブレンドする。得られた混合物を、適当な大きさのハードゼラチンカプセルに充填する。
注射処方
%w/v
本発明の化合物 0.10
注射用水B.P. 100.00まで
塩化ナトリウムを、溶液の張力を調節するために加え、pHを、希酸またはアルカリを用いて、または適当な緩衝塩を添加することにより、最大限に安定な値に、および/または本発明の化合物の溶解を促進するために調節してもよい。また、可溶化剤、例えば補助溶媒を、本発明の化合物の溶解を促進するために添加してもよい。また、酸化防止剤および金属キレート塩も含まれていてもよい。溶液を精製し、水で最終容量にし、pHを再び測定し、要すれば調節して、1mg/mlの式(I)で示される化合物を得る。
例えば、溶液は、例えば、アンプル、バイアルまたはシリンジに充填し、シールすることにより、注射用にパッケージ化される。アンプル、バイアルまたはシリンジは、無菌で充填されるか(例えば、溶液は、濾過により滅菌され、無菌条件下で滅菌アンプルに充填される)、および/または最終的に滅菌される(例えば、許容されるサイクルを用いてオートクレーブで加熱することによる)。溶液は、窒素の不活性雰囲気下でパックされてもよい。
好ましくは、溶液はアンプル中に充填され、ガラスを融合させて密封し、最終的に滅菌する。
さらに滅菌処方は、それぞれ、0.5、2および5mg/mlの本発明の化合物を提供できるように、0.05、0.20および0.5%w/vの本発明の化合物を含有するように調製される。
生物学的活性
Rho−キナーゼ活性
本明細書に記載の試験方法を用いて、実施例の化合物は、9〜5.2の範囲のpIC50を有することが見出された。
Msk−1活性
実施例の化合物は、9.28〜5.15の範囲のpIC50値を有する。
本発明の化合物は、治療的に有用な剤形で本質的に無毒である。かくして、本発明の化合物を10mg/kgの投与量でラットに投与した場合に、副作用は観察されなかった。

Claims (19)

  1. 一般式(I):
    Figure 2005526802
    [式中、
    はNまたはCRであり;XはNまたはCRであり;XはNまたはCRであり;XはNまたはCRである:
    ただし、X、X、XおよびXの少なくとも1つ(ただし、2つを超えない)はNであり;
    は、a、b、cまたはd基:
    Figure 2005526802
    (式中、Xは、NまたはCRから選択される基であり、XはO、SまたはNRから選択される基である);
    Figure 2005526802
    (式中、XおよびXは、同じであっても異なっていてもよく、NまたはCRから選択される基である);
    Figure 2005526802
    (式中、Xは、O、SまたはNRから選択される基であり、X10はNまたはCR10である);
    Figure 2005526802
    (式中、X11、X12およびX13は、同じであっても、異なっていてもよく、NまたはCR11基から選択される]
    から選択される5−または6−員のヘテロサイクリック基であり;
    およびRは、独立して、水素、ヒドロキシ、アリール、ヘテロアリール、C3−7シクロアルキル、ヘテロサイクリル、YR12基、N=R13、CONR1415、COCHNR1920、NR14COR16、SONR1415またはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、アシルアミノ、NH、R19NH、R1920N、SONR1415、CONR1415、NR14COR16、OalkNR1920、SalkNR1920またはNR17SO18基から選択される基により置換されていてもよい)であり;
    、R、R、R、R、R、R10およびR11は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、R19O、R19S(O)、NH、R19NH、R1920N、ニトロ、ホルミル、C1−4アルカノイル、アルケニル(置換されていてもよいフェニル、ヘテロサイクリルまたはヘテロアリールにより置換されていてもよい]、カルボキシ、置換されていてもよいフェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロサイクリル、CONR1415、NR14COR16、SONR1415、NR17SO18またはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920N、アシルアミノ、ヒドロキシ、CONR1416、NR14COR16、SONR1415、NR17SO18、OalkNR1920、またはSalkNR1920基から選択される基により置換されていてもよい]から選択される基であり;
    19およびR20は、独立して、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロサイクリルまたはヘテロサイクリルアルキルから選択される基であり;
    Yは、O、NH、NR12またはS(O)であり;
    12は、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロサイクリルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920N、アシルアミノ、ヒドロキシ、CONR1415、NR14COR16、SONR1415、NR17SO18OalkNR1920、またはSalkNR1920基から選択される基により置換されていてもよい]であり;
    13は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリルまたはシクロアルキル基により置換されていてもよいアルキリデン基であるか、あるいはR13は、シクロアルキリデンまたはヘテロシクロアルキリデン基であり;
    14およびR15は、独立して、水素、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920Nまたはアシルアミノ基から選択される基により置換されていてもよい]であるか、あるいはR14およびR15は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、飽和または不飽和であってもよく、O、NまたはS(O)から選択される別のヘテロ原子を含有していてもよい4〜7ヘテロサイクリック環を形成し;
    16およびR18は、独立して、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、シクロアルキルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920Nまたはアシルアミノ基から選択される基により置換されていてもよい]またはR14およびR15が上記と同意義であるNR1415基であり;
    17は、水素、アリール、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、シクロアルキルまたはC1−6アルキル[置換されていてもよいフェニル、C3−7シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロサイクリル、NH、R19NH、R1920Nまたはアシルアミノ基から選択される基により置換されていてもよい]であり;
    Alkは、C2−4直鎖または分枝鎖アルキレン鎖であり;
    nは0、1または2である]
    で示される化合物またはその生理学的に許容される塩もしくはN−オキシド。
  2. 、X、XまたはXの1つだけがNである、請求項1記載の化合物。
  3. またはXがNである、請求項2記載の化合物。
  4. がNである、請求項1〜3いずれか1項記載の化合物。
  5. およびXが、各々Nである、請求項1記載の化合物。
  6. が(c)または(d)から選択される基である、請求項1〜5いずれか1項記載の化合物。
  7. が、Xが酸素であり、X10が窒素である(c)から選択される基である、請求項1〜6いずれか1項記載の化合物。
  8. が、水素、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルメチル、フェニルまたは(アミノ、ジアルキルアミノ、ジアルキルアミノアルキルアミノ、アルキル、アルカノイル、アルコキシ、ハロ、ヒドロキシ、アミノアルキル、ヒドロキシアルコキシ、アミノアルコキシ、アルキルアミノアルコキシ、N−アラルキル−Nアルキルアミノアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アルキルアミノカルボニルアルコキシ、ジアルキルアミノカルボニルアルコキシ、ウレイドアルコキシ、アルキルウレイド、ジアルキルアミノ−アセトアミド、アルキルチオアルコキシ、フェニルチオアルコキシ、アルキルスルフィニルアルコキシ、フェニルスルフィニルアルコキシ、アルキルスルホニルアルコキシ、フェニルスルホニルアルコキシ、シアノアルコキシ、アシルアミノエトキシ、アルキルスルホニルアミノアルコキシフェニルスルホニルアミノアルコキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、ヘテロサイクリルアルコキシ、ヘテロサイクリルオキシ、ヘテロサイクリル)により置換されているフェニル、(ヒドロキシ、アミノ、アシルアミノ、R19NH、R1920N、4〜7員のヘテロサイクリル基)により置換されているアルキル、4〜7員のヘテロサイクリル基、5,6縮合二環式ヘテロアリール基、6,6縮合二環式ヘテロサイクリック基、6,5縮合ヘテロサイクリック基または6,7縮合ヘテロサイクリック基である、請求項1〜7いずれか1項記載の化合物。
  9. が、水素、メチル、エチル、イソプロピル、secブチル、2−エチルブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、フェニル、[アミノ4−ジメチルアミノ、ジメチルアミノエチルアミノ、N−メチル、ジメチルアミノエチルアミノ、N,N−ビス(2−ジメチルアミノエチル)アミノ)、エチル、アセチル、メトキシ3−メチルブトキシ、塩素、臭素、ヒドロキシ、アミノメチル、2−ヒドロキシエトキシ、3−ヒドロキシプロポキシ、2−アミノエトキシ、2−メチルアミノエトキシ、2−ジメチルアミノエトキシ、2ジエチルアミノエトキシ、2ジエチルアミノ−1−メチルエトキシ、2−ジイソプロピルアミノ−1−メチルエトキシ、N,N−ベンジルN−メチルアミノエトキシ、アミノカルボニルメトキシ、アミノカルボニル−2−メチルエトキシ、アミノカルボニルエトキシ、メチルアミノカルボニルメトキシ、ジメチルアミノカルボキシメトキシ、ウレイドメトキシ、3−メチルウレイド、ジメチルアミノアセトアミド、メチルチオメトキシ、フェニルチオメトキシ、メチルスルフィニルメトキシ、フェニルスルフィニルメトキシ、メチルスルホニルメトキシ、フェニルスルホニルメトキシ、シアノメトキシ、2−シアノエトキシ、t−ブトキシカルボニルアミノエトキシ、イソオキサゾリルアミノエトキシ、イソニコチニルアミノエトキシ、メチルスルホニルアミノエトキシ、フェニルスルホニルアミノエトキシ、2−メトキシカルボニル1−メチルエトキシ、モルホリノエトキシ、ピペリジノエトキシ、1−ピロリジノ−2−イルメトキシ、1−メチル−ピペリジノ−4−イルオキシまたは3−ピロリジニル]により置換されているフェニル、2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル、3−アミノプロピル、4−アミノブチル、5アミノペンチル、4−ブチルオキシカルボニルアミノ−ブチル、2−ジメチルアミノ−1−メチルエチル、4−ジエチルアミノ−1−メチル−ブチル、3−ジメチルアミノプロピル、4−メチルピペラジン−1−エチル、2−ピペラジン−イル−エチル、ピペリジン4−イルメチル、ピペリジン3−イルメチル、ピペリジン−4−イル、ピペリジン−3−イル、ピロリジン−3−イル、5−インダゾリルまたは6−インダゾリル、テトラヒドロイソキノリン−5−イル、2−メチルテトラヒドロイソキノリン−7−イル、2−メタンスルホニル−テトラヒドロイソキノリン−7−イル、テトラヒドロイソキノリン−7−イル、3,4ジヒドロ−2H−イソキノリン−1−オン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル、ベンゾ[1、3]ジオキソール−5−イルまたは2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−8−イルである、請求項1〜8いずれか1項記載の化合物。
  10. が、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシル、フェニルまたは(アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アミノ、アセトアミド、アミノアルキル、アルキル、カルボキシルカルボキサミド、N、N−ジメチルカルボキサミド、シアノ、ホルミル、フェノキシ、nが0、1または2であるCHS(O)、CHSONHまたはハロゲンから選択される1つまたは2つの基により置換されている)フェニル、またはヘテロサイクリル、ヘテロアリール、6,5−縮合ビシクロヘテロサイクリル、CHNR1920基(ここに、R19はアルキル、フェニルまたはヘテロサイクリック基であり、R20は水素またはメチルであるか、あるいはNR1920は4−7ヘテロサイクリック基である)により置換されていてもよいフェニル、(4〜7員のヘテロサイクリル基により置換されている)アルキルまたはNR1920(ここに、R19はヒドロキシルアルキル、置換されていてもよいベンジル、C3−7シクロアルキル、ヘテロサイクリック基、4〜7員のヘテロサイクリルアルキルまたはC3−7シクロアルキルアルキルであり、R20は水素、メチルまたはアセチルである)、4−ヘテロサイクルリルオキシ、ヘテロサイクリルアルキルオキシ、(置換されていてもよいフェニルにより置換されていてもよい)ビニル、CONR1415(ここに、R15は水素であり、R14はベンジル、フェネチル、アミノアルキル、4〜7員のヘテロサイクリルまたは4〜7員のヘテロサイクリルアルキルであるか、あるいはR14およびR15は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4〜7員のヘテロサイクリル基を形成する)、R19S(O)基(ここに、nは0、1または2であり、R19は、置換されていてもよいフェニルである)またはR19NH基であり、R19は、置換されていてもよいフェニルまたはヘテロアリール]
    である、請求項1〜9いずれか1項記載の化合物。
  11. が、水素、臭素、ヒドロキシ、カルボキシル、フェニルまたは(メトキシ、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アミノ、アセトアミド、アミノメチル、アミノエチル、メチル、エチル、カルボキシル、カルボキサミド、N,N−ジメチルカルボキサミド、シアノ、ホルミル、フェノキシ、CHS(O)(ここに、nは0、1または2である)、CHSONHまたはフッ素から選択される1つまたは2つの基により置換されている)フェニル、5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、2−チエニル、4−メチルチエニル、5−フェニルチエニル、5−ホルミルチエニル、または3−チエニル、2−フラニル、ピリジル、例えば3−ピリジルまたは4−ピリジル、3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル、インドリルまたは8−キノリニル、ベンゾチエニル、5−ベンゾ[1,3]ジオキソリル、[CHNR1920基(ここに、NR1920は、エチルアミノ、ジメチルアミノ、4−モルホリノ、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペリジン−4−イル−アミノまたは1−t−ブトキシカルボニル−ピペリジン−4−イル−アミノである)により置換されている]フェニルまたはフルオロフェニル、3−ヒドロキシプロピルアミノ、4−ブロモベンジルアミノ、4−メトキシベンジルアミノ、4−ピペリジニルアミノメチル、N−4−ピペリジニル−N−メチルアミノメチル、1−t−ブトキシカルボニル−ピペリジニル−アミノメチル、4−アミノピペリジノメチル、1,4−ジアゼパン−1−イルメチル、ピペラジノメチル、4−メチルピペラジノメチル、4−アセチルピペリジン−1−イルメチル、4−エチルピペラジノメチル、4−モルホリノメチル、ピペリジノメチル、4−(メチルアミノ)ピペリジノメチル、4−シクロプロピルアミノピペリジノメチル、ピロリジノメチル、3−ジメチルアミノピロリジノメチル、2−ヒドロキシメチルピロリジノメチル、4−エチルピペラジノ−メチル、3−ピロリジン−1−イル−プロピルアミノメチル、4−(4−フルオロフェニル)ピペラジノメチル、3−ピペリジニル−1−イル−プロピルアミノメチル、3−モルホリン−4−イル−プロピルアミノメチル、3−(4−メチルピペラジン−イルプロピルアミノメチル、1−メチルピペリジン−4−イル−アミノメチル、4−ピロリジノカルボニルメチル−ピペラジノメチル、2−ピロリジン−1−イルメチルピロリジノメチル、2−ピロリジン−1−イル−エチルアミノメチル、3−ジメチルアミノピロリジノメチル、1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノメチル、1−イソプロピル−ピペリジン−4−イルアミノメチル、3−ジメチルアミノピロリジノメチル、2−(モルホリン−イル−メチル)−ピロリジノメチル、3−ピペリジン−1−イル−プロピルアミノメチル、3−モルホリン−4−イル−プロピルアミノメチル、3−(4−メチルピペラジン−1−イルプロピルアミノメチル、ピペリジン−1−イルメチルピロリジノメチル、3,5−ジメチルピペラジノメチル、ピロリジン−1−イルピペリジノメチル、ピロリジノ−3−イルアミノメチル、ピロリジン−2−イルメチルアミノメチル、4−アミノメチルシクロヘキシルメチルアミノメチル、4−アミノシクロヘキシルアミノメチル、2−ピペラジン−1−イルエチルアミノメチル、3−アミノ−ピロリジノメチル、ピロリジノ−2−イルメチルアミノメチル、ピペリジン−4−イルメチルアミノメチル、4−アミノメチルピペリジニノメチル、4−(シクロプロピルアミノピペリジノメチル、3−(ピペラジノ−1−イル)プロピルアミノメチル、2−(モルホリン−4イルメチル)ピロリジノメチル、2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピロリジノメチル、2−(ピペラジン−1−イルメチル)ピロリジノメチル、ピペリジン−4−イルメチル、N−ピペリジン−4−イル−アセトアミドメチル、ピペリジン−4−イルオキシ、またはピペリジン−4−イルメチルオキシ、4−メチルオキシスチリル、CONR1415(ここに、R15は水素であり、R14はベンジル、フェネチル、3−アミノプロピル、4−アミノブチル、6−アミノヘキシル、3または4−ピペリジニル1−アミノメチルカルボニル−ピペリジン−4−イル、3−ピロリジニルピペリジン−2−イルメチルまたはピペリジン−4−イルメチル、モルホリン−2−イルメチルまたはピペラジノエチルであるか、あるいはR14およびR15は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピペラジノ、1−メチルピペラジノ、4−(2−アミノエチル)ピペラジノ、4−(t−ブトキシカルボニルアミノエチル)ピペラジノ、4−アミノメチルカルボニルピペラジノ、4−アミノエチルカルボニルピペラジノ、4−1−(アミノエチルカルボニルピペラジノ、4−(1−メチルアミノエチルカルボニルピペラジノ、4−ピロリジン−2−イル−カルボニルピペラジノ、ピロリジノ、3−アミノピロリジノ、2−メトキシカルボニルピロリジノ、モルホリノ、2(ピロリジン−1イル)メチルピロリジノ、R19S(O)基(ここに、nは0であり、R19は、メトキシにより置換されていてもよいフェニルである)、R19NH基(ここに、R19はフェニルである)、4−モルホリノフェニルまたは3−アミノピリジルを形成する)である、請求項1〜10いずれか1項記載の化合物。
  12. が、水素、フッ素またはアセトアミドにより置換されていてもよいメチル、メトキシ、メチルチオ、フェニルアミノまたはフェノキシである、請求項1〜11記載の化合物。
  13. が、水素、メチル、メトキシまたはフェノキシである、請求項1〜12いずれか1項記載の化合物。
  14. が、水素、塩素、ヒドロキシメチル、メチル、メトキシ、フェニル、1−ピロリジニルまたは1−ピラゾリルである、請求項1〜13いずれか1項記載の化合物。
  15. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはNオキシドを、1つまたはそれ以上の医薬上許容される賦形剤および/または担体と一緒に含む医薬処方。
  16. 治療において用いるための、式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される塩。
  17. キナーゼMsk−1および/またはRho−キナーゼ1および/または2の作用を阻害するための医薬の製造における、式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される塩の使用。
  18. キナーゼMSK−1および/またはRho−キナーゼ1および/または2の作用を阻害する方法であって、該阻害を必要とする患者に有効量の式(I)で示される化合物および/またはその生理学的に許容される塩を投与することを含む方法。
  19. 式(I)で示される化合物の製造方法であって:
    a)ジアミン(II):
    Figure 2005526802
    [式中、R、X、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
    と、式(III)、(IV)または(V)
    Figure 2005526802
    [式中、Yは、水素、ハロゲン、例えば、Cl、BrまたはI、ヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、Raは、水素または窒素保護基、例えばアルコキシカルボニルまたはベンジルオキシカルボニル基であり、各々X、X、X、X10、X11、X12およびX13は、式(I)の記載と同意義であるか、あるいはそれに利用できる基である]
    で示される適当な化合物を反応させ、ついで要すれば、窒素保護基Raを、慣用的な方法で除去することにより、Rが(a)、(c)および(d)基である式(I)で示される化合物を調製する工程;
    b)対応するニトロ誘導体(VI):
    Figure 2005526802
    [式中、R、R、R、X、X、X、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
    を還元する、Rが(b)基である式(I)で示される化合物を製造する工程;
    c)ニトリル(VII):
    Figure 2005526802
    [式中、R、X、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
    を、溶媒中の塩酸および亜硝酸ナトリウムと反応させ、このように形成した生成物をヒドロキシルアミンで処理することにより製造することができる、Rが(c)基であり、Xは酸素であり、X10が窒素である式(I)で示される化合物を製造する工程;
    d)化合物(VIII):
    Figure 2005526802
    [式中、R、X、X、XおよびXは、式(I)の記載と同意義である]
    をヒドラジンと反応させることにより調製することができる、Rが(c)基であり、XがNHであり、X10がCHである式(I)で示される化合物を製造する工程;
    および、要すればまたは望ましい場合:
    i いずれの保護基を除去すること;
    ii 本発明の一の化合物を他のものに変換すること;
    iii 反応生成物をその塩および/または溶媒和物として単離すること;
    を含む方法。
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