JP2005523394A - フロアボード、フローリングシステム、及びその製造方法及び設置方法 - Google Patents

フロアボード、フローリングシステム、及びその製造方法及び設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 機械的に接合されたフローティングフローリングを敷設するための従来の寄木ブロックと対応する形体を持つフロアボードを提供する。
【解決手段】 本発明は、このようなフロアボードを含むフローリングを製造し設置するためのフローリングシステム及び方法を更に含む。

Description

本発明は、全体として、フロアボードの分野に関する。本発明は、ブロックを含む伝統的な寄木フローリングに似せるように様々なパターンで機械的に接合できるフロアボードに関する。本発明は、更に、フロアボードの敷設方法及び製造方法に関する。本発明は、積層体でできた表面を持つフロアボードを含む、フローティングフローリングで使用するのに特に適している。フロアボードは、フロアボードと一体の、例えば全体がフロアボードのコアでできているのでない種類の機械式係止システムで接合される。しかしながら、本発明は、他の同様のフロアボード、例えば木材やプラスチックでできた表面層を持ち、随意の機械式接合システムによって浮動的に接合されるフロアボードに適用できる。
本発明は、機械式接合システムを持つフローティング積層体フローリングで使用するのに特に適している。これらの種類のフローリングは、通常は、積層体でできた表面層、コア、及びバランシング層を含む、機械的に即ち接着剤を使用しないで長側部及び短側部の両方に沿って垂直方向及び水平方向で接合されるようになった矩形のフロアボードとして形成される。
従って、従来技術、周知のシステムの問題点、及び本発明の目的及び特徴の以下の説明は、非限定的例として、とりわけこの適用分野に絞られる。しかしながら、本発明は、機械式接合システムによって様々なパターンで接合されるようになった随意のフロアボードでの使用できるということを強調しておかなければならない。本発明は、かくして、均質な木製フローリング及び幾つかの層を含む木製フローリング、木材繊維又はプラスチック製のコア、及び印刷を施した、又はプラスチック、コルク、ニードルフェルト、等の材料でできた表面を持つフローリングにも適用できる。
寄木フローリングの敷設は、元来、適当な形状及び大きさのブロックを様々なパターンで敷設し、これらを下張り床に接着することによって行われてきた。この場合、フロアは、通常は、均等なフロア表面を得るために研削が施され、例えばワニス又はオイルを使用して仕上げが施される。この技術による伝統的な寄木ブロックには係止手段が全く設けられていない。これは、これらのブロックが接着によって下張り床に固定されるためである。このようなフローリングの主な欠点は、設置が非常に困難であるということである。主な利点は、係止手段を備えていないために複雑で魅力的なパターンで敷設できるということである。
別の周知の方法によれば、ブロックには、その全ての縁部に亘って溝が形成されている。この場合、ブロックを接着によって下張り床に敷設するとき、タングを必要な位置で溝に挿入する。かくして、これにより、二つの隣接したブロックの溝と係合したタングによってブロックが互いに対して垂直方向に係止されたフロアが得られる。表面が平滑になり、ブロックは、かくして、完成したワニス仕上げが施された表面を備えたブロックを送出できる。水平方向接合は、下張り床に釘付け又は接着される。
伝統的な寄木ブロックは矩形であり、通常は約7×40cmである。上述のフローリングの利点は、ブロックを魅力的なパターンで、例えば短側部が互いに食い違った平行な列をなして、ダイヤモンドパターンで、又はブロックの長側部を短側部に接合した杉綾パターンで敷設できるということである。このようなフローリングの欠点は、とりわけ、敷設及び製造が込み入っており、費用がかかるということである。このようなフローリングは、下張り床に対して移動できない。ブロックが相対湿度(RH)の変化によって収縮したり膨張するとき、ブロック間に望ましからぬ隙間が発生する。
これらの問題点を解決するため、先ず最初に木製フローティングフローリングが開発された。このようなフローリングは、例えば幅が20cmで長さが120cm乃至240cmのかなり大きなフロアボードでできている。表面は、概して、平行な列をなして接合された寄木ブロックでできている。このようなフロアボードは、複数のブロックを同時に接合できるため、設置が容易である。主な欠点は、最新のパターンを提供できないということである。後に、フローティング積層体フローリングが開発された。これは、印刷を施した含浸紙シートでできた装飾的表面層を木材繊維コアに積層したことを除くと、基本的には木製フローティングフローリングの複製である。このようなフロアボードは、木製フロアよりも安価であり、耐磨耗性で耐衝撃性の表面を備えている。この種のフローティングフロアボードは、現存の下張り床上でそれらの接合縁のところだけが、即ち接着を行わないで接合される。現存の下張り床は、高度に平滑であったり平面である必要はない。凹凸は、例えばハードボード、コルク、又はフォームの形態の下敷材料によって無くされる。かくして、こうした凹凸は下張り床上に存在しない。相対湿度が変化したとき、フロア前端が膨潤し、収縮する。例えば木製又は積層体製の表面を持つフローティングフローリングの利点は、フロアボード間の接合が緊密であり、大きさの変化がベースボードの下に隠されるということである。このようなフロアボードは、表面がブロックよりもかなり大きいため、更に手早く敷設でき且つ合理的に製造できる。伝統的には、このようなフローティング積層体及び木製フローリングは、通常は、長側部及び短側部で、接着剤を用いたさねはぎ(即ち、一方のフロアボードに設けられたタング及び隣接したフロアボードに設けられたタング溝による継手)によって接合される。敷設では、ボードを互いに水平方向で合わせ、一方のフロアボードの接合縁に沿った突出タングを隣接したボードの接合縁に沿ったタング溝に挿入する。長側部及び短側部で同じ方法を使用し、ボードは、概して、長側部を長側部に及び短側部を短側部に当てた平行な列をなして敷設される。
接着剤を用いたさねはぎによって接合されるこのような従来のフローティングフローリングの他、近年、接着剤を使用する必要がないが、その代わりに、機械式係止システムによって機械的に接合されるフロアボードが開発されてきた。これらのシステムは、ボードを水平方向及び垂直方向で係止する係止手段を含む。機械式係止システムは、フロアボードと一部品で、例えばフロアボードのコアの一部を機械加工することによって、ボードのコアの一部を機械加工することによって形成できる。別の態様では、係止システムの部分を別体の材料で形成できる。これは、フロアボードと一体化され、即ち場合によっては工場での製造時にフロアボードに接合される。フロアボードは、傾け、スナップ嵌め、及び係止位置での接合縁に沿った挿入の様々な組み合わせによって接合され、即ち相互連結され又は互いに係止される。フロアボードは、次々に接合され、即ち新たなフロアボードを前のフロアボードに接合するとき、前のフロアボードは別のフロアボードに一つの長側部及び一つの短側部で連結される。
機械式係止システムを持つフローティングフローリングの主な利点は、これらのフローリングを内方への傾け及び/又はスナップ嵌めの様々な組み合わせによって更に容易に且つ手早く高精度で敷設できるということである。接着されるフロアとは対照的に、これらのフロアは、再び取り外して別の場所で再使用することを容易に行うことができる。
以下の説明において、設置したフロアボードの見える方の表面を「前側」と呼ぶのに対し、フロアボードの反対側、即ち下張り床に面する側を「後側」と呼ぶ。製造で使用されるシート状開始材料を「コア」と呼ぶ。コアは、前側に近い方にある表面層及び後側に近い方にあるバランシング層にコーティングが施してあり、「フロアパネル」、又は続いて行われる作業で上述の複数のフロアパネルに分割される「フロアエレメント」と呼ばれる半製品を形成する。フロアパネルを接合システムを持つ最終形状を得るようにそれらの縁部に沿って機械加工したとき、「フロアボード」と呼ばれる。「表面層」という用語は、コアの前側に適用され、代表的にはフロアボードの前側全体を覆う全ての層を意味する。「装飾的表面層」という用語は、主としてフロアに装飾的外観を提供するようになった層を意味する。「磨耗層」は、主に前側の丈夫さを改善するようになった層に関する。「積層体フローリング」という用語は、熱硬化性樹脂を含浸した一つ又はそれ以上の紙シートを含む熱硬化性積層体でできた表面層を備えたフロアボードを意味する。積層体フローリングの磨耗層は、概して、酸化アルミニウムを添加し、メラミン樹脂で含浸した透明な紙シートを含む。装飾層は、メラミンを含浸した装飾シート又は紙を含む。
フロアボードの縁部のところにある前側と後側との間のフロアボードの外部分を「接合縁」と呼ぶ。概して、接合縁は幾つかの「接合面」を有する。これらの接合面は、垂直面、水平面、傾斜面、丸味のある面、取りが施された面、等であってもよい。これらの接合面は、例えば積層体、ファイバボード、木材、プラスチック、金属(特にアルミニウム)、又はシーリング材料等の様々な材料に形成されている。「接合」又は「係止システム」という用語によって、ファイバボードを垂直方向及び/又は水平方向で連結する協働連結手段を意味する。「機械式係止システム」という用語は、表面と平行な水平方向での接合及び表面に対して垂直方向での接合が接着剤を用いないで行われるということを意味する。機械式係止システムは、多くの場合において、接着剤によって接合することもできる。「一体化した」という用語は、係止システムをフロアボードと一部品で形成できるということ、又はフロアボードに工場で連結された別体の材料で形成できるということを意味する。「フローティングフロア」という用語は、夫々の接合縁だけが接合されており、及びかくして下張り床に接着されていないフロアボードで形成されたフローリングを意味する。水分のために動くと、接合部が締まる。水分による動きは、フロアの外領域でベースボードの下に隠された壁に沿って生じる。「寄木ブロック」という用語は、従来の寄木ブロック又はストリップの形状を持つ矩形のフロアボードを意味する。最も一般的な形状は、約40×7cmである。しかしながら、寄木ブロックは、長さが15cm乃至80cm、幅が4cm乃至10cmであってもよい。「フロアユニット」という用語は、接合されてフローリングの部分を構成する幾つかのフロアボードを意味する。フロアボードの「長さ」及び「幅」は、一般的には、前側の長さ及び幅を意味する。
フロアボードの大きさは、かなりの程度、フロアボードの材料、縁部の機械加工、係止システムの種類、フロアボードの設置と関連する。
一般的には、フロアボードを堅木で小さな大きさで製造するのが有利である。これは、割れや瘤等の欠陥を切除し、木材原材料を更に効率的に使用できるためである。
しかしながら、種類が全く異なるフロアボード、特に積層体フローリングを大きな大きさで製造するのが有利である。これは、これにより原材料が更に良好に使用され、製造費用が下がるためである。これは、例えば印刷が施された人工的表面を持つ大型のフロアパネルからフロアボードを製造する場合に特に望ましい。このような場合、鋸断回数をできるだけ減らすのが望ましいということは勿論である。
接合縁を機械加工してフロアボードを形成するのは、全ての種類のフロア材料で費用のかかる作業である。大型のパネルで形成されたフロアは、接合部の数が少なく、多くの小型のパネルでできたフロアに対して費用的にかなり有利であるということが周知である。更に、フロアパネルが小型であると不都合が生じる。特にフロアボードが矩形であり且つ狭幅であり、かくして狭幅のパネルの長側部に大量の接合部を持つフロアで問題点を生じるということが周知である。
機械式係止システムを持つ小型フロアボードは、従来のさねはぎシステムを備えた同様のパネルよりも製造に費用がかかる。傾けることによって高品質で係止できる機械式係止システムは、係止システムの形成に大量の材料を必要とするため、一般的には、機械加工を行う上で、比較的コンパクトなスナップシステムよりも費用がかかり且つ複雑である。矩形パネルの長側部の任意の種類の機械式係止システムは、一般的には、短側部の任意の種類の機械式係止システムよりも製造に費用がかかる。
一般的には、大型のパネルで形成されたフロアは、小型のフロアパネルで形成されたフロアよりも手早く設置できる。
WO01/66877には、積層体フロアボードでできたパターンをなしたフローリングを提供するためのシステムが開示されている。二つの実施例が開示されている。第1の実施例(図4のa及びb参照)では一体の係止システムを使用し、第2の実施例(図5及び図6参照)では、別体の接合形材を使用する。フロアボードは、スナップ嵌めだけで垂直方向に解放不能に係止される。第1の一体化した実施例では、「雄」及び「雌」と呼ぶ二つの異なる種類のフロアボードを必要とする。垂直方向スナップ嵌めによる設置は複雑であり、係止中又は係止解除中に係止システムの縁部又は部分が損傷する危険がかなりある。更に、WO01/66877は、1200mm×200mmの大きさを持つフロアボードを対象としている。
WO00/20705には、フロアボードにその設置時に連結される別体の接合形材によって積層体フロアボードを互いに係止するためのシステムが開示されている。接合形材は、解放不能のスナップ嵌めだけでフロアボードを互いに係止するようになっている。WO00/20705の特定の目的は、フロアボードの製造と関連した、特に機械式係止システムの形成と関連した廃棄物の量を減少することである。
ドイツ国特許第DE 197 18 319 C2号には、長縁部及び短縁部に沿って係止システムを備えた堅木寄木ストリップが開示されている。この係止システムは、敷設と関連して寄木ストリップを他の寄木ストリップと互いに係止するために設けられている。しかしながら、寄木ストリップを接着する必要があり、機械式係止の目的は、接着剤が硬化するときにフロアボードを互いに保持することである。機械式係止は水平方向だけで行われる。寄木ストリップは、長さが250mm乃至1000mmであり、幅が45mm乃至80mmである。
本発明の説明並びに本発明の問題点についての知識を容易に理解するため、これらの特定の大きさと関連した特徴及び従来技術を添付図面のうちの図1、図2、及び図3を参照して以下に更に詳細に説明する。
全てのフローティング積層体フロア(図1のa参照)の主部は、約120cmの長さ4a及び約20cmの幅5aを持つ矩形フロアボード1’でできている。最新の印刷技術によって、外観に関して木材や石材等の様々な天然材料を非常に正確に複写した積層体フローリングを製造できる。最も共通のパターンは、ブロック40を含む寄木フローリングの模倣である。これらのブロックは、通常は、幅が約7cmであり、長さが20cm乃至40cmである。概して、フロアボードは、短側部が互いに食い違った三つの平行なブロック列を含む。このことは、フロアボードの短側部5a、5bにある少なくとも一つのブロック41が他の二つのブロックよりも短いということを意味する。フロアボードを接合したとき(図1のb参照)、短側部が食い違った長さが同じブロックでできた真の従来技術の寄木フロアと比較して外観が不自然になる。このことは、木製フローティングフローリングにも当てはまる。
不自然な外観をもたらす別の問題点は、製造技術に関する。これを図2に示す。積層体フローリングは、印刷を施したメラミン樹脂含浸装飾紙シートを木材繊維コアに積層して形成したフロアエレメント2によって製造される。次いでフロアエレメント2を鋸断し、数十のフロアパネル3にする。これらのフロアパネルの縁部に沿って機械加工し、フロアボード1にする。縁部に沿った機械加工は、先ず最初にパネルの長側部4a、4bを機械101で機械加工し、その後、これらのパネルを短側部を機械加工する別の機械105に移動することによって行われる。含浸と関連し、装飾紙が制御されていない態様で膨潤する。膨潤、及び積層、鋸断、及び縁部に沿った機械加工と関連した製造許容差により、様々なフロアボードでブロックの位置が所望位置からずれる。二つのフロアボードをそれらの短側部で互いに接合したとき、ブロック41a、41bが横方向にずれ、それらの長さが大幅に変化する(図1のc参照)。これらの全ての影響により、3ブロック寄木パターンの積層体フローリングの製造と関連して大きな製造上の問題が生じる。
これらの問題を解決するため、積層体フローリングを製造する際の製造プロセスを制御するために多くの様々な方法が使用されてきた。最も一般的な方法は、製造プロセス中に半製品を自動的に計測し定位する最新のカメラを使用して製造を制御することである。更に、位置についての瑕疵ができるだけ表に出ないようにブロックを特別に変位することによって様々なパターンが形成される。木製フローリングでは、様々な長さのブロック及び平行変位を使用し、短側部を切り離したブロックを隠す。従来技術の方法は、全て、満足のいく結果をもたらさなかった。フローティングフローリングは、合理的な製造及び敷設と組み合わせて自然の寄木パターンを提供できる場合には大きな市場を得ることができる。
図3のa乃至dは、フローティングフローリングで使用される機械式係止システムの例を示す。これらのシステムは全て、廃棄物Wを生じる。この廃棄物は、鋸断(SB)と関連して、及び機械式連結手段の機械加工と関連して発生する。この廃棄物Wを最少にするため、製造者は、フロアボードをできるだけ大きくしようとし、接合部の数をできるだけ少なくしようとしてきた。従って、フロアボードは広幅であり且つ長くなければならない。狭幅のフロアボードは、フロア表面の単位面積当たり多くの接合部を含む。従来技術の寄木ブロックと対応する幅及び長さを持つこのような狭幅の積層体フロアボードは周知でない。最も狭幅の積層体フロアボードは、幅が15cm以上であり、長さが100cm以上である。図3のeは、二つのフロアボードの二つの隣接した側部1、1’の内方への傾けによる連結を示し、図3のfはスナップ嵌めによる連結を示す。
WO01/66877 WO00/20705 ドイツ国特許第DE 197 18 319 C2号
本発明の目的は、外観に関して従来技術の寄木ブロックと対応する自然の寄木パターンを持つフローティングフローリングに機械的に接合できるフロアボードを提供することである。別の目的は、これらのフロアボード用の適当な接合システム、敷設方法、及び敷設パターンを提供することである。
本発明は、最新の製造技術及び特別の敷設方法と組み合わせた機械式接合システムにより、非常に小さいフロアボードを手早く且つ極めて高い精度で接合できるという第1の理解に基づく。小さなフロアボードを含むフローリングを、かなり大きいフロアボードを含む従来のフローリングとほぼ同じ速さで及びほぼ同じ品質で設置できるという驚くべき結果が得られた。機械式接合システムを持つ大きなフロアボードよりも迅速に且つ良好な結果をもたらすように設置できる。これは、小さなフロアボードは取り扱いが容易であり、接合部分の長側部に沿った摩擦面が小さく、そのために変位が容易であり、最後にスナップ嵌めと関連して湾曲部する部分が小さく抵抗が小さいために短側部のスナップ嵌めを小さな力で行うことができるという理由によるものであるということがわかった。追加の利点は、狭幅のフロアボードの短側部を水平方向にだけ係止し垂直方向スナップ嵌めを必要としない係止システムとともに製造できるということである。このような係止システムは、例えば、図3のbと同様の係止システムを持つ矩形フロアボードの短側部に設けられたタング22を取り除くことによって提供できる。短側部が食い違った平行な列をなしてフロアボードが設置されたフロアにおいて、係止した二つのフロアボードの狭幅の短側部(5a、5b)は、それにも拘わらず、係止した長側部(4a、4b)によって所望の垂直方向位置に保持される。このようなフロアは、設置を行う上で長側部を傾けるだけでよいため、非常に容易に設置できる。フロアボードは、長側部に傾け係止システムを備え且つ短側部に係止システムなしで製造できる。短側部は、長側部の摩擦によって、又は下張り床にフロアボードを接着及び/又は釘付けすることによって互いに合わせておくことができる。このような狭幅の短側部は、よりも迅速にしかも幅広の短側部と同じ高品質で設置できる。逆に、垂直方向係止システムがない幅広の短側部では短側部が反ってしまい、フロアを凸凹にする危険が増大する。
本発明は、機械式接合システムを持つ小さなフロアボードについての製造費用が、必ずしも、大きなフロアボードについてよりも高くないという第2の非常に驚くべき理解に基づく。小さなフロアボードは、特定的には、フロアの単位面積当たりの接合部の数が大きなフロアボードよりもかなり多く、従来技術の機械式接合システムを使用した場合、機械加工に要する費用及び廃棄物の量が多い。しかしながら、これらの問題点は、フロアボードの製造及び接合システムの形成を本発明に従って行う場合には大幅になくすことができる。フロアボードが小さいということは、大量の木材原材料が使用されるということを意味する。これは、瘤や欠陥がない小さなブロックを製造する方が大きなボードを製造するよりも容易であるためである。フロアボードの形態及びフロアでのその位置は、フロアエレメントを鋸断することによって形成された装飾的外観を持つフロア、例えば積層体フロアを対費用効果に優れた方法で形成するのにも使用できる。例えば印刷が施されたベニヤパターンを持つ2.1×2.6mのフロアエレメントを鋸断することによって、数百枚のフロアボードを製造できる。寄木ブロックの形状を備えたこのような小さなフロアボードは、様々な敷設方向で様々なパターンで接合できる。今日の技術を使用して製造することができないブロックの寄木パターンを形成できる。装飾紙の膨潤の問題点がなくなり、鋸断と関連した正確な位置決め及びパターン整合は不要である。これにより製造費が下がる。フロアボードが狭幅である場合には、長側部と短側部との間の角度誤差が狭幅のフロアボードで広幅のフロアボードよりも見にくくなる。
本発明は、フローティングフローリングにおいて、例えば従来のブロックと対応する形態を持つ小さなフロアボードを使用することができ、場合によっては有利であるという第3の理解に基づく。このようなフローティングフローリングは、大きなボードを含む従来のフローリングよりもかなり多くの接合部を含む。単位面積当たり大量に設けられた接合部は、各接合部が所定の可撓性を備えているため、壁に沿ったフロアの移動を小さくする。積層体フローリングは、相対湿度が一年間に亘って変化するとき、1m当たり例えば約1mm移動する。フロアボードの幅が例えば66mmである場合には、1m当たり15個の接合部が含まれる。この場合、2枚のフロアボードの二つの隣接した頂縁部間の最大接合部隙間は、フロアが荷重によって移動しないようにされている場合には、0.06mmである。このような接合部隙間は目に見えない。接合部隙間はフロアの種類に適合させなければならない。積層体フロアでは、0.01mm乃至0.1mm又はこれよりも僅かに大きい接合部隙間で十分である。オーク製の堅木フロアでは、接合部隙間は0.1mm乃至0.2mm程度である。このような接合部隙間を、隣接した上縁部に設けられた面取りと組み合わせ、乾燥状態において開いているのが分からなくするのが有利である。かくして、小さなフロアボードを含むフローティングフローリングは、特に、係止位置で接合縁に沿って及び/又は向かって水平方向に少なくとも或る程度移動できる係止システムを備えて製造される場合には、大きな空間に敷設できる。このようなフロアは、実際には、湿度の変化に対抗するため、フロア全体の移動及び係止システム内の移動の両方を使用するフローティングフロアとして挙動する。
本発明は、狭幅のフロアボードは、RHの変化時の曲がりが広幅のフロアボードよりもかなり小さいという第4の理解に基づく。これにより、フロアが平らになり、設置が容易になる。
本発明は、多くの小さなフロアボードを含むフローリングは、接合部隙間が見えない高品質の敷設を提供する良好な可能性を与えるという第5の理解に基づく。積層体及び木製フローリングは、ボード内の水分量が不均等であるため、横方向に湾曲部してしまう場合がある。このような「バナナ形状」により、目に見える接合部隙間を生じてしまう。ボードの長さを、例えば、1200mmから400mmに短縮すると、接合部隙間が大幅に減少する。狭幅のボードは、更に、曲げ易く、実際、機械式係止システムはボードを互いに自動的に引っ張り、バナナ形状を完全になくす。
本発明は、木製ブロックをコンクリートフロアに接着する上で生じる水分の問題が、プラスチック製水分障壁を木製フロアとコンクリートとの間に配置できるようにフローティング的方法で接合された木材ブロックによって解決できるという第6の理解に基づく。
本発明は、更に、平行に変位した木材ブロックを含む自然な寄木パターンを形成する非常に便利な方法は、フロアボードを所定の幅及び代表的には寄木ブロックと対応する所定の長さを持つ狭い幅に形成することであるという第7の理解に基づく。
本発明は、例えば幅が同じで好ましくは長さが異なりこの長さが幅の偶数倍の小さなフロアボードを含むフロアシステム及び鏡像対象をなして逆になった機械式係止システムがフロアボードに設けられたフロアシステムを提供できるという第8の理解に基づく。このようなフロアシステムにより、従来の寄木ブロックで提供できる全ての最新のパターンで敷設を行うことができる。敷設は、かなり手早く良好な精度で行うことができる。このようなフロアシステムは、従来の使用では少数の変形例でしか使用できなかった表面層を更に含む最新のパターンを形成できる。例えば、ニードルフェルト又はリノリウムでできた表面層をHDFボードに接着できる。このようなフロアエレメントを様々な種類の色彩で製造し、本発明によるフロアシステムに合わせて機械加工した場合、様々な色彩の様々なフロアボードを接合することにより、元々の表面層では提供できなかった非常に変化に富んだ最新のパターンを形成できる。
最後に、本発明は、狭幅のフロアボードの短側部は、従来のフローティングフローリングのかなり長い短側部と同じ荷重に耐えることができなければならないという理解に基づこれは、個々の列に加わる点荷重が同じであるという理由による。例えば、本発明によるフロアの85mmの短側部は、かくして、従来のフロアの200mmの短側部と同じ荷重に耐えることができなければならない。短側部は、適当には、100Kg又はそれ以上の引張荷重に耐える強度を備えていなければならない。狭幅のボードについては、短側部を下方へ傾け、接合縁に沿って変位させ、そして長側部を下方へ傾けることによって敷設された接合システムが特に便利である。これは、傾けることによって接合される接合システムは、スナップ作用によって接合される接合システムよりも強くできるという理由による。本発明によるフロアボードは、下方への傾けによって接合できる接合システムを長側部及び短側部に備えている。
以上の事項は、本発明によれば、従来の寄木ブロックと対応する形態を持つ小さなフロアボードを提供できるということを意味し、これは、驚くべき方法で、及びこれまで可能であると考えられてきたのとは対照的に、フローティングフローリングの利点を提供する上で役立つということを意味する。これらの利点は、周知の欠点を大幅に越える。
上文中に説明した本発明の原理は、従来の寄木ブロック以外の形態を持つフロアシステムにも適用できる。例えば、傾け及び/又はスナップ嵌めによって接合できる鏡像対象をなして逆になった接合システムを持つ200×400mm、200×600mm、等の形態で石材を複製できる。これらの形態は、上文中に説明したように長側部を調節に、短側部を短側部に、又は長側部を短側部に最新のパターンで接合できる。
これらの目的は、独立項に記載のフロアボード、フローリングシステム、フロアボードのブロック、及び敷設方法及び製造方法によって完全に又は部分的に達成される。従属項及び記載には本発明の実施例が記載されている。
かくして、本発明の第1の特徴によれば、パターンをなしたフローティングフローリングを提供するための矩形フロアボードであって、このフロアボードには、少なくとも両長縁部に沿って、フロアボードを第2フロアボードに互いに係止するための一体の連結手段が設けられ、フロアボード及び第2フロアボードの上縁部は、接合状態で、垂直面を互いに画成する、フロアボードが提供される。連結手段は、前記フロアボード及び前記第2フロアボードを垂直面に対して垂直な水平方向で互いに係止するようになっており、連結手段は、フロアボード及び第2フロアボードをフロアボードの主平面に対して垂直な垂直方向で互いに係止するようになっている。本フロアボードは、フロアボードの長縁部の長さは80cmを越えず、フロアボードの短縁部の長さは10cmを越えない、ことを特徴とする。
このような小さなフロアボードでできたフローリングは、クラッシックなパターンの寄木フローリングの良好なイミテーションを提供する。これは、接合部が寄木ブロックと一致し、周知の寄木及び積層体フロアボードによって形成されるようなパターンずれや「追加の」接合部を形成しないためである。かくして、周知の寄木フロアボードと比較して、互いに不適合のパターンを持つ二つの隣接したフロアボードの問題点がなくなる。機械式係止システムが一体化しているため、フロアボードは、クラッシックな寄木フローリング用のフロアボードよりも設置が容易である。
一実施例によれば、連結手段は、前記フロアボード及び前記第2フロアボードを少なくとも内方への傾けによって互いに係止し、これによって上接合縁が互いに接触するようになっていてもよい。傾け作業によって連結を行うことができる連結手段の性能が有利である。これは、傾けることによって接合される接合システムは、スナップ作用によって接合される接合システムよりも強固に形成でき且つ設置が容易であるためである。
別の実施例によれば、連結手段は、下張り床から遠ざかるように上方へ傾けることによって前記フロアボード及び前記第2フロアボードを解放するようになっていてもよい。フロアボードのこのような解放即ち係止解除により、フロアボードの敷設、調節、交換、及び再使用が容易になる。
別の実施例によれば、第2フロアボードは前記フロアボードと実質的に同じであってもよい。かくして、フローリングを提供するために一つの種類のフロアボードだけを製造すればよい。
別の実施例によれば、フロアボードは、熱硬化性樹脂でできた表面層を備えていてもよい。このような積層体表面を持つフロアボードを提供することによって、その耐磨耗強度を、クラッシックなパターンをなした寄木フロア用の木製ストリップ表面と比較して向上させることができる。
別の実施例によれば、フロアボードは、木材又は木材ベニヤを含む表面層を備えていてもよい。木材又は木材ベニヤでできた表面層は、本当の木製の寄木フロアの外観及び触感を提供すると同時に、従来の寄木フロアと比較して低価格である。かくしてフロアボードコアは、木材スレート、HDF、MDF、パーティクルボード、合板、等の任意の周知のコア材料でできていてもよい。
別の実施例によれば、連結手段は、接合縁から突出した、フロアボードのコアに機械的に接合された別体の部品を含んでもよい。このような別体の部品は、材料をフロアボードの縁部から除去する代わりに使用でき、かくして無駄になる材料の量が減少する。
別の実施例によれば、フロアボードの表面は、装飾を備えていてもよいし、長さが30cm乃至80cmで幅が5cm乃至10cmの従来の寄木ブロックと対応する形状を備えていてもよい。
別の実施例によれば、フロアボードの長縁部に対をなして互いに向き合って設けられた接合縁は、フロアボードと一体の突出した係止エレメントを有し、同じ対の反対側の縁部は、隣接したフロアボードの係止エレメントを受け入れるための係止溝を含む。
別の実施例によれば、前記フロアボードの長縁部の長さは15cmを越えてもよく、前記フロアボードの短縁部の長さは4cmを越えてもよい。
本発明の第2の特徴によれば、パターンをなしたフローティングフローリングを構成するフロアボードの夫々の形状によってパターンが提供された、パターンをなしたフローティングフローリングが提供される。このフローリングは、パターンをなしたフローティングフローリングが上文中に説明したフロアボードを含むことを特徴とする。
本発明の第3の特徴によれば、フローティングフロアを提供するための、フロアボードでできたブロックが提供される。フロアボードでできたブロックは、このブロックが、上文中に説明したフロアボードを少なくとも二つ含み、これらの少なくとも二つのフロアボードが、これらの少なくとも二つのフロアボードのうちの第1のフロアボードの少なくとも一方の短縁部がこれらの少なくとも二つのフロアボードのうちの第2のフロアボードの少なくとも一方の短縁部と整合するように配置されていることを特徴とする。
本発明の幾つかの変形例が可能である。フロアボードには、全ての従来の機械式接合システムを設けることができる。例えば平行にずらされた三つの列をなして接合された、本発明によるフロアボードを9個含む特別のフロアボードを製造できる。かくして、短側部は、整合しておらず、列でずれている。このようなフロアボードは、長側部を下方へ傾けること、横方向に変位させること、及び短側部のスナップ嵌めによって敷設できる。他の実施例では、短側部を内方へ傾けること、横方向に変位させること、及び下方へ傾けることによって敷設できる。スナップ嵌め及び長側部又は短側部の接合縁に沿った挿入、別の長側部又は短側部の横方向変位及びスナップ嵌めの様々な組み合わせを使用できる。
本発明の第4の特徴によれば、長縁部及び短縁部を持ち、前記長縁部には、前記フロアボードを第2フロアボードに互いに係止するための一体の連結手段を含む係止システムが設けられた、矩形のフロアボードを製造するための方法が提供される。この方法は、少なくとも二つのフロアパネルを提供するようになっており且つそのような大きさを備えたフロアエレメント及びこのフロアエレメントの向き合った縁部分の第1の対を機械加工し、前記フロアボードの短縁部の少なくとも部分の最終形状を提供するための一組の工具を互いに対して線型に変位する工程、フロアエレメントを分割して前記少なくとも二つのフロアパネルにする工程、及び前記少なくとも二つのフロアパネルのうちの一方及び前記フロアパネルの向き合った縁部分の第2の対を機械加工するための一組の工具を互いに対して線型に変位させ、係止システムの少なくとも部分を提供する工程を含む。上述の製造方法は、上文中に説明したような小さなフロアボードを製造するのに特に適している。
この方法により、小さなフロアボードを合理的に製造できる。第1及び第2の工程の両方を同じ製造ラインで行うことができる。フロアボードの長側部及び短側部に同じ係止システムを設ける場合には、長側部及び短側部の両方に対して同じ工具組を使用できる。鋸断前にパネルを180°に亘って回転させることによって、鏡像対象をなして逆になったAボード及びBボードを形成できる。
本発明の第5及び第6の特徴は、同じ幅であるが長さが異なり、長さが幅の倍数であるフロアボードを含む夫々のフローリングシステムを提供する。一実施例によれば、フロアボードは、内方への傾けによって接合できる鏡像対象をなして逆になった接合システムを有する。これらのフロアボードは、長側部を短側部に接合した多くの様々なパターンで敷設できる。別の実施例によれば、長さ及び/又は係止システムの向き(通常−鏡像)に関して互いに異なる四つの異なる種類のフロアボードが提供される。
本発明の第7及び第8の特徴は、上文中に説明したフロアボードを使用してフローリングを設置するための別の方法を提供することである。これらの方法のうちの一つを使用することにより、フロアを本発明に従って手早く且つ効果的に敷設できる。一つの変形例によれば、フロアボードは、互いに接触した係止手段で所定角度で、しかしフロアボードを下張り床上に平らに敷設したときには最終位置からずれた位置に接合される。次いで、フロアボードを、係止が最終的に行われる前に、その全長と対応する所定距離、前に敷設した列の別のフロアボードに対してずらす。
以上説明した製造技術及び敷設技術は小さなフロアボードに特に適しているが、有利には、この他の大きな形体のフロアボードでも使用できる。
次に、本発明の実施例を例示する添付の概略図を参照して本発明をその様々な特徴に従って更に詳細に説明する。
図4のa乃至cは、長側部4a、4b及び短側部5a、5bに機械式係止システムが設けられたフロアボード1、1’を示す。垂直方向係止手段は、例えば、タング溝23及びタング22を含む(図5のa参照)。水平方向係止手段は、係止溝14と協働する係止エレメント8を含む。全てのフロアボードは矩形であり、従来の寄木ブロックと対応する幅を有する。かくして、幅は従来の積層体フロアボードの約1/3である。図4のaでは、フロアボードの表面は寄木ブロックの形状を有する。図4のbでは、表面は、二つの寄木ブロックを含む装飾表面層を有し、図4のcでは、表面層は、三つの寄木ブロックを含む。表面層は、積層体、木材、プラスチック、リノリウム、コルク、ニードルフェルト等の様々な繊維材料、等でできていてもよい。表面には印刷が施されていてもよいしワニス仕上げが施されていてもよい。
図4のdは、一つ又はそれ以上のブロックを含んでもよいこのようなフロアボードをフローリングに自然な方法で接合して煉瓦結合パターンを形成できることを示す。フロアボードの外部分にあるブロックを除く全てのブロックは全長を有する。フロアボードがブロックを一つ以上含む場合には(図4のb及びc参照)、製造時に特定のパターン整合を行わなければならない。他方、フロアボードが図4のaによる単一のブロックを含む場合、このようなパターン整合は不要である。フロアボードは、フロアエレメントを鋸断することによって形成できる。フロアエレメントは、例えば、同じ種類の木材の異なる丸太から形成された木材ブロックに似せるように濃淡が変化するベニヤを含むパターンだけを有する。図4のdによるフローリングでは、ブロックは、それらの長さの半分と対応する所定距離だけずらしてある。図4のeは、長さの1/3だけずらした一つの例を示す。
図5のa乃至dは、接合システムが別体のストリップ6で形成される場合、鋸断と関連して発生する廃棄物を大幅に減少できることを示す。別体のストリップ6は、タング38がタング溝36と協働することによって機械的に固定される。固定は、ストリップ6をフロアボード1のタング溝36に向かって挿入するときに上リップ20及び下リップ21が夫々上方及び下方に曲がるように、フロアボード1の接合縁にスナップ嵌めすることによって行うことができる。係止エレメント37は係止溝39と協働する。ストリップ6とは、多くの様々な方法でタング溝36と接合できる。例えば、係止溝39は、下リップ21に形成してもよく、係止エレメント37を、係止溝39と協働するように、ストリップ6の下前部分に形成してもよい。ストリップ6とフロアボードの接合縁との接合は、ストリップ6を内方へ傾けることによって、又はストリップ6を任意の上方に角度をなした姿勢でスナップ嵌めすることによっても行うことができる。この係止システムにより、狭幅のフロアボードを多くの廃棄物を出さずに対費用効果に優れた方法で製造できる。図5のaは、木材繊維コア30及び積層体表面層31を含む積層体フロアボード1、1’の一例を示す。この実施例では、別体のストリップ6は木材繊維を含む。木材繊維を基材としたストリップ6の材料は、堅木、合板、パーティクルボード、MDFやHDF等のファイバボード、熱硬化性樹脂を含浸した木材繊維でできた圧縮積層体、又は同様の材料であってもよい。図5のa及びbは、内方への傾け及びスナップ嵌めによって係止できる係止システムを示し、図5のc及びdは、スナップ嵌めで係止できる係止システムを示す。接合縁の上部分を越えて延びるストリップ6の突出部分P2は、この実施例では、フロアの厚さTと等しいか或いはそれ以上である。これにより、接合縁の上部分を中心として傾けることによる係止が容易になる。狭幅のフロアボードの長側部では、係止及び係止解除を傾けることによって行うことができる別体のストリップを含む係止システムが特に望ましい。
図6のa乃至dは、敷設手順を示す。フロアボードは矩形であり、機械的に接合できる。敷設作業は、例えば、例えばフロアボードの短側部を互いに傾けて第1列R1を接合することによって開始される。実際にはフロアの随意の列である第1列は、第1ボードと呼ばれるフロアボードG1を含む。第2列R2の第2フロアボードG2(図6のa参照)を第1フロアボードG1に対して角度Aで配置し、その上接合縁を第1フロアボードG1の接合縁と接触させる。図6のbは、楔状工具WTを支持体として使用すると敷設を容易に行うことができるということを示す。次いで、第2列R2の新たなフロアボードG3を、その短側部を第2列の第2フロアボードG2の短側部に当てた状態で互いに係止する。短側部のこの接合は、短側部の接合縁に対して内方へ傾けることによって又はスナップ嵌めすることによって短側部の接合縁に沿って挿入することによって行うことができる。内方への傾け中及び好ましくはスナップ嵌め中、この接合は、新たなフロアボードG3の上接合縁が第1フロアボードG1の上接合縁から所定距離のところに位置決めされるように行われる。短側部の接合縁に沿った挿入中、これは、新たなボードG3を第1ボードと接触するように挿入できるため、不要である。先ず最初に新たなボードG3をスナップ作用で第1ボードG1と接合した後、これを長側部に沿って横方向に変位させ、短側部を第2フロアボードG2の短側部にスナップ嵌めしてもよい。次いで、新たなG3及び第2フロアボードG2を、第1フロアボードG1と平行なそれらの長側部に沿って横方向に変位させる。第1の横方向変位は、フロアボードの長さ4aと本質的に等しくても良い。次いで、別の新たなフロアボードG3’を図6のdに従って接合してもよい。列R2全体が本質的に満たされた後、全てのフロアボードを下方に傾けて係止する。この方法で本質的に全ての設置を行うことができる。
図7のa乃至eは、同じ敷設を上方から見た図である。新たなボードG3、G3’、及びG3’’を傾けた後に変位させ、新たな列R2を大きくする。第2フロアボードG2が図7のdに従ってフロアの外部分に達するまで、この敷設を繰り返す。主な利点は、フロア層をフロア列に沿って移動させる必要なしに列R2全体を敷設できるということである。フロアボードの重量及び可撓性のため、上方に傾けた様々なフロアボードは、異なる角度をとる。これらのフロアボードは、半係止状態で容易に摺動できる。これを図5のbに示す。係止手段22、23、及び8、14は完全には係止しておらず、これにより、係止エレメント8が係止溝14に部分的に挿入されることにより、摩擦を減少すると同時にボード1、1’が摺動して離れることがないようにする。
この敷設方法は、小さなフロアボードに特に適しているが、大きなフロアボードにも使用できる。この敷設方法により、敷設を自動化できる。別の利点は、この敷設方法により、敷設装置による自動敷設を行うことができるということである。本発明によれば、かくして、フロアボード用敷設装置を更に含み、フロアボードは、例えば以下の部品及び機能を含む適当な装置を使用して敷設できる。この装置は、多数の新たなフロアボードG3、G3’を収容する収容部を有する。これらのフロアボードは、例えば、互いに積み重ねられている。新たなボードG3を第1列R1の第1ボードG1に対して所定の角度で挿入する第1挿入装置を有する。挿入動作は、第2ボードG2及び新たなボードG3の短側部が機械的に係止するように短側部に沿って行われる。装置は、更に、接合された二つのボードを第1列R1と平行に横方向に変位する第2挿入装置を含む。装置を第1列R1から移動するとき、下張り床と平行な位置に達していない全てのボードが最終的に下張り床に向かって下方に傾けられる。
図8は、機械式接合システムを持つフローリングを製造するための方法を示す。フロアエレメント2を鋸断して新たなフロアエレメント2’にする。次いでこれらのフロアエレメントをそれらの長側部に沿って、例えば二つのチェーンを持つ機械で機械加工する。この方法で、短側部パネル2’’の形態の半製品を製造する。フロアエレメントの長側部の合理的機械加工であるこの機械加工により、実際には、フロアボードの短側部5a、5bが形成される。この第1の機械加工後、短側部パネル2’’を鋸断し、フロアパネル3にする。次いで、これらのフロアパネルの縁部を長側部4a、4bに沿って、例えばチェーンを一つだけ備えた機械で機械加工する。この方法は、長側部を最後に機械加工し、特別の鋸断作業即ち分離作業をフロアボードの短側部の機械加工とその長側部の機械加工との間に行うことにより、現在行われている製造と異なる製造を行うということに基づいている。かくして、この方法は、フロアボードが狭幅である場合でも、短側部を、大きな形体で製造できるのが非常に合理的であるということを意味する。今日の機械は生産性が低い。これは、短側部の機械加工がチェーンに設けられたカムによって行われるためである。これは、ボードが、図2に参照符号Dを付した所定距離を置いて機械加工されるということを意味する。長側部と短側部との間の角度を誤る危険が、従来の製造よりも大幅に小さい。長側部の機械加工前にボードを定規RLと整合させることによって、フロアパネルを鋸断することと関連して生じる何らかの横方向狂いをなくすことができる。
フロアボードの幅が85mmであり、長さが6×85=510mmである場合には、長側部の機械加工に短側部の機械加工の6倍の時間が掛かる。効率的作動ラインは、短側部機械及び鋸断ユニット、及び複数の、例えば6個の長側部機械を含む。
例えば鋸断前の短側部パネル2’’を水平面内で180°回転することによって鏡像対称な係止システムを設けることができる。別の態様では、フロアパネル3を鋸断後に対応して回転させるてもよい。
長側部及び短側部の機械加工は、一つの同じ機械で、及び同じ工具組を使用して行うことができる。幾つかの変形例が可能である。例えば、先ず最初に長側部を機械加工してもよい。この場合、フロアエレメントの長さはフロアボード数個分と対応し、幅は一つのフロアボードと対応する。最初の機械加工を行った後、フロアエレメントを幾つかのフロアパネルに分割し、次いでこれらのフロアパネルの縁部を短側部に沿って機械加工する。
図9のa乃至eは、長側部及び短側部で内方への傾けによって接合できる鏡像対称な機械式係止システムを持つ二つの異なるボード形体を含むフロアシステムを示す。
図9のaは係止システムを示す。このシステムは、この実施例では、フロアボードのコアと一部品で一体に形成されており、長側部を短側部に接合できるように設計されている。垂直方向係止は、タング22及び溝23によって行われる。水平方向係止は、一方のフロアボード1に設けられたストリップ及び係止エレメント8、及びこれと協働する、他方のフロアボード1’に設けられた係止溝12によって行われる。係止システムが長側部及び短側部の両方で本質的に同じであるのが有利である。この実施例では、係止システムは同じである。しかしながら、本発明は、異なる係止システム及び/又はコアとは別の又は異なる材料を含む係止システムを持つフロアボードにも適用できるということを指摘しておかなければならない。このような相違は、異なるフロアボード間に存在し及び/又は長側部と短側部との間に存在する。係止システムは、内方への傾けによって接合できる。この実施例では、係止システムは、接合縁に沿って100mmの長さを持つ係止システムで約100Kgと対応する高い引張荷重に耐える。係止エレメント8はかなりの垂直方向高さVT及び水平方向長さHTを有する。この実施例では、垂直方向高さVTはフロア厚Tの0.1倍であり、水平方向長さHTはフロア厚Tの0.3倍である。
図9のbは、幅が1Mであり、長さが幅の6倍の6Mであるフロアボード41Aを示す。寸法精度は0.1mm以下であり、場合によっては許容差が0.05mm又はそれ以下であるのが有利である。最新の機械では、0.02mmの許容差を達成できる。図9のcは、係止システムが鏡像対称をなして逆になっているという点で相違している同じフロアボード41Bを示す。41A及び41Bは同じタング側22及び溝側23を持つ短側部を有する。フロアボード41Aの長側部のタング側22はフロアボード42Bの溝側に設けられている。かくして、係止システムは鏡像対称をなして逆になっている。
このようなフローリングシステムにより、最新のパターンで敷設できる。これは、長側部を短側部に接合できるため、及び敷設方向の変化させることができるためである。長さが幅の整数倍であるモジュールシステムが、変化の可能性を高める。
図9のd及びeは、長さが9Mの対応するフロアボードを示す。これは、この実施例では、例えば、幅1Mの9倍である。更に、フロアシステムが様々な長さのボードを含む場合には、更に先進のパターンを提供できる。
上述の原理の範疇で様々な変形例が可能であるということは明らかである。図9のfは、フロアボードの二つの隣接した縁部の二つの短側部5a及び5bを示す。ストリップ6、係止エレメント8、及び係止溝12を含む水平方向係止体だけが設けられている。このようなフロアボードは、図5のaに示す係止システムを長側部に備えていてもよく、平行な列をなして設置できる。フロアボードが、上文中に説明したような鏡像対称をなして逆になった係止システムを備えている場合、長側部を短側部に対して杉綾パターンで設置できる。フロアボードは、多くの様々な長さ及び幅で形成できる。フロアシステムは、大きさが異なる三つ又はそれ以上のフロアボードを含むのがよく、フロアボードは幅が同じであるが長さがランダムであってもよい。幾つかのフロアボードの幅は1Mであり、他のフロアボードの幅は2M又はそれ以上であってもよい。また、フロアボードは、側部が必ずしも平行でなくてもよい。例えば、短側部を長側部に対して45°の角度にしてもよい。このような製造は、二つのチェーンを持ち、ボードが研削工具を例えば45°の角度で通過するようにこれらのチェーンのカムが変位する機械で合理的に行うことができる。更に、この方法でこの他の随意の角度を形成できる。
図10は、長側部を内方へ傾けて既に敷設されたフロアボード42Bに短側部を当てることによってフロアボード41Aを接合する方法の例を示す。本発明によれば、フロアボード41Aの長側部を内方へ傾けることによって接合する。第2フロアボード41Aと呼ばれるこのようなフロアボードは、最初の敷設工程中、予め敷設した第1列の第1フロアボード42Bに対して上方へ傾けた位置にある。この第2フロアボード41Aの短側部を、既に敷設してある第1フロアボード42Bの長側部と接触させる。支持体WTを使用し、このフロアボード及び既に敷設してある第2列のフロアボードを上方へ傾けた位置に保持するのが有利である。新たなフロアボード41A’を、最初に敷設したフロアボード42Bに対して垂直な第2列の第2フロアボード41Aにその長側部に当てて傾ける。新たなフロアボード41Aを第2フロアボード41Aに係止した後、係止状態で、接合縁に沿って、その上短側縁部が第1ボード42Bの長側縁部と接触するまで変位させる。次いで、フロアボード41A、41A’を含む第2列全体を下張り床に向かって下方へ傾ける。適当な敷設順序が適用された場合、この角度をなして傾ける方法(angle−angle method)によって最新のパターンを敷設できる。接合システムは大きな強度を持ち、フロア区分間にイクスパンション継手なしで大きなフロアに敷設できる。
図11のaは、長さが異なるフロアボード41A及び42Aを全ての列が同じ長さであるように、及びフロアユニットFU全体が全ての側部に係止システムを持つように組み合わせてフロアシステムのフロアユニットFUにする方法を示す。
図11のb及びcは、長さが異なるボードを組み合わせることによって、フロアユニットFUの長さを変化させる方法を示す。フロアユニットの長さは、最も短いボードの長さの半分づつ段階的に変化させることができる。幅は、図11のcに従って列の数によって変化させることができる。
図12のaは、フロアを最終的に部屋の大きさに適合するのに使用できる鋸断ボード41Aでできた装飾的フレームを形成できるように、フロアユニットFUを部屋の大きさに合わせて調節できることを示す。装飾パターンを形成するため、鏡像対称をなして逆になった係止システムを備えたフロアボード41A及び41Bを使用する。01−04は、角度をなして傾ける方法を使用してフロアボードを接合するのに使用できる敷設順序を示す。フロアユニットFUを長さが異なるボードで平行な列をなして設置した後、鏡像対称をなして逆になったボード41Bをフロアユニット02の短側部に接合する。このボードの長さは、変形例では、6枚のフロアボードの幅と対応する。次いで、角度をなして傾ける方法によって垂直列03を接合し、最後に水平方向列04を同様の方法で係止することによってフロアの敷設を終了する。
勿論、傾け、変位、及びスナップ嵌めの組み合わせによって、又はスナップ嵌めだけでこのパターン及び他のパターンを接合することもできる。更に、接合縁に沿った挿入を使用することもできる。図9のfに示す、タングを持たない短側部の係止システムにより、長側部の傾けだけで設置できる。
図12のbは変形例を示す。この変形例は、この実施例では、鏡像対称をなして逆になった複数のボード41Bを含む。敷設は、上文中に説明したのと同様に、例えば敷設順序01−09に従って行うことができる。
フロアを高品質で目に見える継ぎ目隙間なしで上文中に説明したように敷設するための一つの条件は、フロアボードを高度の寸法精度で製造することである。各接合部が、製造許容差のバランスがとれるように特定程度の可撓性を提供できるのが有利である。この場合、係止エレメント8及び係止溝12の係止面間の遊隙Pは、図9のa及びfに示すように、例えば0.05mmであるのが有利である。このような遊隙Pは、目に見える継ぎ目隙間を生じない。接合隙間を隠すため、及び上接合縁が更に可撓性であり且つ圧縮できるように硬質表面層の部分を除去するため、上接合縁の面取り部133を使用することもできる。
図13のaは、角度をなして傾ける方法に従って順序01乃至07で敷設できる別のパターンを示す。パターンは、必ずしも鏡像対称をなして逆になった接合システムを備えていない一種類のボードだけで形成することができる。
図14のa及びbは、先ず最初にフロアボードを二つのフロアユニットFU1及びFU2に接合することによって敷設できるオフセットダイヤモンドのダイヤモンドパターンを示す。次いで、これらの二つのフロアユニットを、例えば内方への傾けによって互いに接合する。
図15のa、b、及びcは、上文中に説明したフロアシステム及び敷設方法で形成できる別のパターンを示す。
図16のa及びbは、長側部を内方へ傾け、短側部を長側部にスナップ嵌めすることによって接合できる杉綾パターンを示す。敷設は、多くの様々な方法で、例えば長側部を傾けるだけで行うことができる。図16では、フロアは、溝側23及びタング側22の両方を敷設方向IDにして敷設できる。図16のbに従って溝側23だけを敷設方向にして敷設が行われるのが更に便利である。
図16のc乃至eは、2枚及び3枚のブロックを用いた杉綾パターンを示す。
図17のa、b、及びcは、例えば石材に似せた形体を持つフロアボードで対応するパターンを形成する方法を示す。フロアボードは、装飾溝DGを一方の長側部及び一方の短側部に備えている。装飾溝は、例えば、外装飾層の一部を除去することによって形成され、そのため装飾層又はコアの下に位置決めされた表面層の他の部分が目に見えるようになる。
図17のcは、鏡像対称をなして逆になったフロアボードを、設置後に装飾溝がフロアボードを縁取る最新のパターンで接合する方法を示す。
本発明は、上文中に説明したよりも小さなボード、ブロック、又はストリップにも適用できるということに着目されたい。このようなストリップは、例えば幅が2cmであり且つ長さが10cmであってもよい。本発明は、更に、様々なフロアユニットを連結するため又は装飾として使用できる非常に狭幅の、例えば約1cm又はそれ以下のフロアパネルの製造にも使用できる。
a、b、及びcは、従来技術のフロアボードを示す図である。 従来技術による積層体フローリングの製造を示す図である。 a乃至fは、周知の機械式係止システムの例を示す図である。 a乃至eは、本発明によるフローリングを示す図である。 a乃至dは、本発明の一実施例による接合システムの図である。 a乃至dは、本発明による敷設方法を示す図である。 a乃至dは、本発明による敷設方法を示す図である。 a乃至eは、フロアボードを製造するための本発明による製造方法を示す図である。 a乃至fは、本発明によるフロアシステムを示す図である。 本発明によるフロアボードの敷設を示す図である。 本発明による様々なパターン及び敷設方法の例を示す図である。 本発明による様々なパターン及び敷設方法の例を示す図である。 本発明による様々なパターン及び敷設方法の例を示す図である。 本発明による様々なパターン及び敷設方法の例を示す図である。 本発明による様々なパターン及び敷設方法の例を示す図である。 本発明による様々なパターン及び敷設方法の例を示す図である。 石材フロアに似せるのに便利な形体及び敷設パターンでの本発明によるフロアボードを用いたフロアシステムの例を示す図である。
符号の説明
1 矩形フロアボード
1’ 第2フロアボード
4a、4b 長縁部
5a、5b 短縁部
8 係止エレメント
14 係止溝
VP 垂直面
30 コア
31 表面層

Claims (24)

  1. パターンをなしたフローティングフローリングを提供するための矩形フロアボード(1)であって、このフロアボード(1)には、
    少なくとも両長縁部(4a、4b)に沿って、前記フロアボードを第2フロアボード(1’)に互いに係止するための一体の連結手段が設けられ、
    前記フロアボード(1)及び前記第2フロアボード(1’)の上縁部は、接合状態で、垂直面(VP)を互いに画成し、
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記第2フロアボード(1’)を前記垂直面(VP)に対して垂直な水平方向(D2)で互いに係止するようになっており、
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記第2フロアボード(1’)を前記フロアボード(1)の主平面に対して垂直な垂直方向(D1)で互いに係止するようになっているフロアボードにおいて、
    前記フロアボード(1)の長縁部(4a、4b)の長さは80cmを越えず、前記フロアボード(1)の短縁部(5a、5b)の長さは10cmを越えない、ことを特徴とするフロアボード。
  2. 請求項1に記載のフロアボードにおいて、前記連結手段は、前記フロアボード及び前記第2フロアボードを少なくとも内方への傾けによって互いに係止するようになっており、これによって上接合縁が互いに接触する、ことを特徴とするフロアボード。
  3. 請求項2に記載のフロアボードにおいて、前記連結手段は、下張り床から遠ざかるように上方へ傾けることによって前記フロアボード及び前記第2フロアボードを解放するようになっている、ことを特徴とするフロアボード。
  4. 請求項1、2、又は3に記載のフロアボードにおいて、前記第2フロアボード(1’)は前記フロアボード(1)と実質的に同じである、ことを特徴とするフロアボード。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記フロアボードは、熱硬化性樹脂でできた表面層(31)を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  6. 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記フロアボードは、木材又は木材ベニヤを含む表面層(31)を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記連結手段は、前記接合縁から突出した、前記フロアボード(1)のコア(30)に機械的に接合された別体の部品を含む、ことを特徴とするフロアボード。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記フロアボードの長縁部(4a、4b)に対をなして互いに向き合って設けられた前記接合縁は、前記フロアボード(1’)と一体の突出した係止エレメント(8)を有し、同じ対の反対側の縁部は、隣接したフロアボード(1’)の係止エレメント(8)を受け入れるための係止溝(14)を含む、ことを特徴とするフロアボード。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記フロアボードの前記表面は、装飾を有し、長さが15cm以上で幅が4cm以上の従来の寄木ブロックと対応する形状を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  10. パターンをなしたフローティングフローリングを構成するフロアボード(1、1’)の夫々の形状によってパターンが提供された、パターンをなしたフローティングフローリングにおいて、請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載のフロアボード(1)を含む、ことを特徴とするパターンをなしたフローティングフローリング。
  11. 請求項10に記載のパターンをなしたフローティングフローリングにおいて、前記パターンは、前記フロアボード(1、1’)のうちの少なくとも二つが、これらの少なくとも二つのフロアボードのうちの第1のフロアボードの少なくとも一方の短縁部が前記少なくとも二つのフロアボードのうちの第2のフロアボードの少なくとも一方の短縁部と整合するように配置されている、ことを特徴とするパターンをなしたフローティングフローリング。
  12. 請求項10に記載のパターンをなしたフローティングフローリングにおいて、前記パターンは、夫々の長縁部に沿って互いに係止した二つのフロアボードの短縁部が互いに対して相互に変位するように設けられる、ことを特徴とするパターンをなしたフローティングフローリング。
  13. フローティングフローリングを提供するためのフロアボードでできたブロックにおいて、前記ブロックは請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載のフロアボードを少なくとも二つ含み、これらの少なくとも二つのフロアボード(1、1’)は、前記少なくとも二つのフロアボードのうちの第1のフロアボードの少なくとも一方の短縁部が前記少なくとも二つのフロアボードのうちの第2のフロアボードの少なくとも一方の短縁部と整合するように配置されている、ことを特徴とするフロアボードのブロック。
  14. 請求項13に記載のフロアボードのブロックにおいて、前記ブロックは正方形であり、前記ブロックの第1縁部が前記少なくとも二つのフロアボードの一方の長縁部と一致し、前記第1縁部に対して垂直な第2縁部が前記少なくとも二つのフロアボードの前記短縁部と一致する、ことを特徴とするフロアボードのブロック。
  15. 長縁部(4a、4b)及び短縁部(5a、5b)を持つ矩形のフロアボード(1)を製造するための方法であって、前記長縁部には、前記フロアボードを第2フロアボード(1’)に互いに係止するための一体の連結手段を含む係止システムが設けられた、方法において、
    少なくとも二つのフロアパネル(3)を提供するようになっており且つそのような大きさを備えたフロアエレメント(2’)及びこのフロアエレメントの向き合った縁部分の第1の対を機械加工し、前記フロアボード(1)の前記短縁部(5a、5b)の少なくとも部分の最終形状を提供するための一組の工具(110a、110b)を互いに対して線型に変位する工程、
    前記フロアエレメント(2’)を分割して前記少なくとも二つのフロアパネル(3)にする工程、及び
    前記少なくとも二つのフロアパネルのうちの一方及び前記フロアパネルの向き合った縁部分の第2の対を機械加工するための一組の工具を互いに対して線型に変位させ、前記係止システムの少なくとも部分を提供する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法において、
    前記フロアエレメントの向き合った縁部分の前記第1対の前記機械加工は、前記短縁部(5a、5b)に設けられた第2係止システムの少なくとも部分を機械加工する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  17. 請求項15又は16に記載の方法において、前記フロアボード(1)の長縁部(4a、4b)の長さは80cm以下であり、前記フロアボード(1)の短縁部(5a、5b)の長さは10cm以下である、ことを特徴とする方法。
  18. 第1及び第2の種類の矩形フロアボード(41A、41B)を含むフローリングシステムであって、前記フロアボードの各々には、
    両長縁部(4a、4b)及び両短縁部(5a、5b)に沿って、
    前記フロアボードを同様のフロアボード(1’)に互いに係止するための一体の連結手段が設けられ、
    前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)の上縁部分は、接合状態で、互いに垂直平面(VP)を画成し、
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)を、前記垂直面(VP)に対して垂直な水平方向(D2)で互いに係止するようになっており、及び
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)を、前記フロアボード(1)の主平面に対して垂直な垂直方向(D1)で互いに係止するようになっている、フローリングシステムにおいて、
    前記長縁部(4a、4b)の長さは前記短縁部(5a、5b)の長さの偶数倍であり、
    第1の種類のフロアボードは、第2の種類のフロアボードと比較して、前記連結手段に関して鏡像対称をなして逆になっており、
    前記第1及び第2の種類のフロアボードは、互いに、長側部を短側部に対して、短側部を短側部に対して、及び長側部を短側部に対して接合できる、ことを特徴とするフローリングシステム。
  19. 請求項18に記載のフローリングシステムにおいて、前記第1及び第2の種類のフロアボードは内方への傾けによって接合でき、これによって上縁部は互いに接触する、ことを特徴とするフローリングシステム。
  20. 請求項18又は19に記載のフローリングシステムにおいて、前記フロアボードの表面層(31)は熱硬化性樹脂を含む、ことを特徴とするフローリングシステム。
  21. 第1及び第2の種類の矩形フロアボード(41A、41B)、及び第3及び第4の種類の矩形フロアボード(42A、42B)を含み、
    前記フロアボードの各々には、
    両長縁部(4a、4b)に沿って及び両短縁部(5a、5b)に沿って、
    前記フロアボードを同様のフロアボード(1’)に互いに係止するための一体の連結手段が設けられ、
    前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)の上縁部分は、接合状態で、互いに垂直面(VP)を画成し、
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)を、前記垂直面(VP)に対して垂直な水平方向(D2)で互いに係止するようになっており、及び
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)を、前記フロアボード(1)の主平面に対して垂直な垂直方向(D1)で互いに係止するようになっている、フローリングシステムにおいて、
    前記長縁部(4a、4b)の長さは前記短縁部(5a、5b)の長さの偶数倍であり、
    前記第1及び第2の種類のフロアボード(41A、41B)の倍数は前記第3及び第4の種類のフロアボード(42A、42B)の倍数よりも小さく、
    前記第1の種類のフロアボード(41A)及び前記第3の種類のフロアボード(42A)は、第2の種類のフロアボード(41B)及び第4の種類のフロアボード(42B)の夫々と比較して、前記連結手段に関して鏡像対称をなして逆になっており、
    前記第1、第2、第3、及び第4の種類のフロアボード(41A、41B、42A、42B)の全てが、互いに、長側部を短側部に対して、短側部を短側部に対して、及び長側部を短側部に対して接合できる、フローリングシステム。
  22. 第1及び第2の種類の矩形フロアボード(41A、41B)を含むフローリングを設置するための方法であって、各フロアボードには、
    両長縁部(4a、4b)に沿って及び両短縁部(5a、5b)に沿って、
    前記フロアボードを同様のフロアボード(1’)に互いに係止するための一体の連結手段が設けられ、
    前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)の上縁部分は、接合状態で、互いに垂直面(VP)を画成し、
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)を、前記垂直面(VP)に対して垂直な水平方向(D2)で互いに係止するようになっており、
    前記連結手段は、前記フロアボード(1)及び前記同様のフロアボード(1’)を、前記フロアボード(1)の主平面に対して垂直な垂直方向(D1)で互いに係止するようになっており、
    前記長縁部(4a、4b)の長さは前記短縁部(5a、5b)の長さの偶数倍であり、
    第1の種類のフロアボードは、第2の種類のフロアボードと比較して、前記連結手段に関して鏡像対称をなして逆になっており、
    前記第1及び第2の種類のフロアボードは、互いに、長側部を短側部に対して、短側部を短側部に対して、及び長側部を短側部に対して接合できる、方法において、
    前記フローリングの設置は、前記第1の種類の二つのフロアボードの本質的に同じ短縁部を前記第2の種類(41B)のフロアボードの長縁部に夫々内方へ傾けることによって接合する工程を含む、ことを特徴とする方法。
  23. 請求項22に記載の方法において、前記第1の種類の前記二つのフロアボード(41A)を、前記内方へ傾ける工程の前に、互いにそれらの夫々の長縁部(4a、4b)に沿って接合する、ことを特徴とする方法。
  24. 長側部(4a、4b)及び短側部(5a、5b)が平行な列をなして接合された機械的に係止された矩形フロアボード(1、1’)を含むフローリングを設置するための方法であって、前記フロアボードは、同様の隣接したフロアボードに垂直方向及び水平方向(夫々、D1及びD2)で係止するための対をなした逆の連結手段(8、9、14、22)をその四つの接合縁に沿って有し、
    前記フロアボードの前記連結手段は、前記長側部(4a、4b)の二つの両接合縁を内方への傾けによって係止できるように設けられている、方法において、
    第2フロアボード(G2)を第2列(R2)に、第1列(R1)の第1フロアボード(G1)に対して所定角度で配置し、前記第2フロアボード(G2)の上接合縁を前記第1フロアボード(G1)の接合縁と接触させる工程、
    新たなフロアボード(G3)を、この新たなフロアボード(G3)の上接合縁が第1フロアボード(G1)の接合縁と接触するように、第2列(R2)で第2列(R2)の第2フロアボード(G2)の短側部(5b)に係止する工程、
    前記新たなフロアボード(G3)及び前記第2フロアボード(G2)の両方を第1フロアボード(G1)の長側部(4a)と平行に横方向に変位する工程、
    前記横方向変位は、前記フロアボードの長さ(4a)よりも長く、及び
    前記横方向変位の後、前記第2フロアボード及び前記新たなフロアボード(G2、G3)を下方に傾ける工程を含む、ことを特徴とする方法。
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