JP2005522478A - コンブレタスタチンの製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ニトロメトキシベンズアルデヒドとトリメトキシベンジルホスホニウム塩とのウィティッヒ縮合によるか、逆にニトロメトキシベンジルホスホニウム塩とトリメトキシベンジルアルデヒドとの間の縮合によるか、または更にニトロ官能基がアミノ基に還元されている同一の誘導体化合物のウィティッヒ反応によって、コンブレタスタチンを製造する新規な方法に関する。

Description

本発明はコンブレタスタチン及びそれらの誘導体の製造のための新規方法に関する。
用語「コンブレタスタチン」又は「スチルベン誘導体」は次の一般式の誘導体
Figure 2005522478
(式中、Aはヒドロキシル基又はアミノ基を表す)及びそれらの医薬的に受け入れられる塩を意味すると解釈される。
塩の中では、塩酸塩、酢酸塩、リン酸塩及びメタンスルホン酸塩を挙げることができる。化合物Aがアミノ基の場合、アミノ酸と結合させてアミド、及びそれらの医薬的に受け入れられる塩を生成させることもできる。
医薬的に受け入れられる塩の形態とすることができるスチルベン誘導体又はコンブレタスタチンの合成、及びそれらを含む医薬組成物は特許 US 4 996 237、US 5 525 632、US 5 731 353 及び US 5 674 906 に開示されている。これらの特許はコンブレタスタチン及びそれらの代謝産物を開示しそしてそれらのin vitroでの腫瘍学的活性を開示している。
これらの特許によると、コンブレタスタチンは(3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム塩から製造され、前記化合物を3−ニトロ−又は3−ヒドロキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(そのヒドロキシル基は保護されている)と水素化ナトリウム又はリチウム誘導体の存在下で縮合させ、そして次に得られる誘導体を、それがニトロ化されている場合、亜鉛の存在下で還元する。
シス立体配置を有する異性体はその後に光の作用によるか又は混合物のクロマトグラフィー分離により製造される。
本発明はコンブレタスタチン又はそれらの誘導体の製造のための新規方法及び既存の方法の改良に関する。
Aがアミノ基を表す式(I)の誘導体の製造のための「第一の製法経路 VO 1」は最初に発見されており、この方法は上述の特許に開示された方法に対する改良であり、それは(3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド又はクロリド及び3−ニトロ−4−メトキシベンズアルデヒドの存在下におけるウィティッヒ縮合の後、先行特許で使用された亜鉛の代わりに鉄の存在下で還元を実行することから成り、この方法は投入したアルデヒドに対して60%の全反応収率を達成することを可能にする(特許 US 5 525 632 における投入したアルデヒドに対する収率は21%から33%の間である)。
「第一の製法経路 VO 2」は3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドを(4−メトキシ−3−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド又はクロリドと縮合させることから成る。これらの第一の2つの製法経路 VO 1 及び VO 2 の両方については、反
応を特にカリウム第三級ブトキシド、ナトリウム第三級ペントキシド、水素化ナトリウム、ブチルリチウム、LDA(リチウムジイソプロピルアミン)、ナトリウムメトキシド、炭酸カリウム又はヘキサメチルジシランのアルカリ性誘導体から選ばれる塩基の存在下で実行する。
この反応はエーテル(THF)、極性非プロトン性溶媒(アセトニトリル、NMP、DMF、DMSOなど)、アルコール、芳香族溶媒又は水のような種々の溶媒中で、使用する塩基及び使用する溶媒に応じてこの技術分野の熟練した技術者により調節され得る温度で実行する。
この反応、第一の製法経路 V0 2 に関しては、特に Bioorg, Med. Chem., 8(2000), 2417-2425 に記載された K.G. Piney による発表に記述されている。
2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]ニトロフェニルは鉄の作用による本発明の改良された方法により還元される。若し出発物質の完全な転化を望むのなら、過剰量の鉄を使用するのが有利である。この過剰量は出発物質のニトロ誘導体の1モル当たり2当量より多いのが有利である。
同じ段階を、亜鉛による還元のための慣用的な溶媒である酢酸中の亜鉛の存在下で実行する場合、完全な反応の実現を可能にすることができず(特許 US 5 525 632 においては純粋なZ異性体に関して遂行される還元の収率は46及び66%の間で変動する)そして、その上、使用する亜鉛の量が大量でありそしてその結果として相当量の工業廃棄物を発生することが報告されている。更にその上、この方法は形成されたアミノ及び還元の際のニトロソ中間体の間のカップリングに起因する大量の「アゾ」化合物を生成する。
パラジウム又は白金のような慣用的な触媒の存在下でギ酸アンモニウムにより発生する発生期の水素による還元は二重結合の望ましくないE異性体への高度の異性化及び二重結合の部分的な飽和を導く。
上述の Piney の発表は純粋なニトロZ異性体のヒドロ亜硫酸ナトリウムによる還元は、クロマトグラフィー及び再結晶の後、わずかに37%の収率でアミノZ異性体が得られるに留まると記述している。
白金又はパラジウムにより触媒される分子状水素による水素化は完了することが稀でありそして特にエチレン性二重結合の飽和という結果に終わる。
又、ニトロ誘導体から出発する場合必要な中間還元段階を回避する「第二の製法」も見いだされた。この理由はこの第二の製法を遂行するための第一の方法により、(3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド又はクロリドを3−アミノ−4−メトキシベンズアルデヒドと、又はこの第二の製法を遂行するための第二の方法により、3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドを(3−アミノ−4−メトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム塩と縮合させるのがより一層経済的であるからである。
その2つの二者択一的な形によるこの第二の製法は安全性及び製造費用の点で相当に有利な工業的水準にある第一の製法経路 VO 1 及び VO 2 に比較してCMR(発癌性、変異源性又は生殖器毒性)生成物が放出される事が少ない段階が要求される。
本発明を実行するための「第二の製法経路 VO 3」によれば、(3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム塩及び3−アミノ−4−メトキシベンズアルデヒドを一緒にしそして反応を、好ましくは、特にカリウム第三級ブトキシド、ナトリウム
第三級ペントキシド、水素化ナトリウム、ブチルリチウム、LDA、ナトリウムメトキシド、炭酸カリウム又はヘキサメチルジシランのアルカリ性誘導体から選ばれる塩基の存在下で実行する。好ましくはナトリウムメトキシドを使用する。
この反応はエーテル(THF)、極性非プロトン性溶媒(アセトニトリル、NMP、DMF、DMSOなど)、アルコール、芳香族溶媒又は水のような種々の溶媒中で、使用する塩基及び使用する溶媒に応じてこの技術分野の熟練した技術者により調節され得る温度で実行する。
反応温度は使用する塩基に応じてこの技術分野の熟練した技術者により調節され得る。メトキシドを使用する場合、好ましくは0と10℃との間である。反応後、使用した塩基を水溶液中で酸で中和し、有機相を洗浄しそして濃縮し、そして粗濃縮物をクロマトグラフィー処理後予想した製造物が得られる。
本発明を実行するための「第二の製法経路 VO 4」によれば、(3−アミノ−4−メトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム及び3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドを一緒にし、反応を好ましくは特にカリウム第三級ブトキシド、ナトリウム第三級ペントキシド、水素化ナトリウム、ブチルリチウム、LDA、ナトリウムメトキシド、炭酸カリウム又はヘキサメチルジシランのアルカリ性誘導体から選ばれる塩基の存在下で実行する。好ましくはナトリウムメトキシドを使用する。
この反応はエーテル(THF)、極性非プロトン性溶媒(アセトニトリル、NMP、DMF、DMSOなど)、アルコール、芳香族溶媒又は水のような種々の溶媒中で、使用する塩基及び使用する溶媒に応じてこの技術分野の熟練した技術者により調節され得る温度で実行する。
反応温度は使用する塩基に応じてこの技術分野の熟練した技術者により調節され得る。メトキシドを使用する場合、好ましくは0と10℃との間である。反応後、使用した塩基を水溶液中で酸で中和し、有機相を洗浄しそして濃縮し、そして粗濃縮物をクロマトグラフィー処理後予想した製造物が得られる。
第二の製法経路 VO 3 及び VO 4 により又は第一の製法経路 VO 1 又は VO 2 の第二段階の間に得られる誘導体は次の式
Figure 2005522478
を有する。
セリンを式(IIa)の化合物と結合させることが望まれる場合、PGがこの技術分野の熟練したいずれの技術者にも知られたアミン官能基のための保護基を表す一般式(IIb)
Figure 2005522478
のセリンの窒素及びヒドロキシル官能基が二重に保護されたL−セリンを使用して次の一般式
Figure 2005522478
の新規中間体を生成させ、前記中間体をその後この技術分野の熟練したいずれの技術者にも知られた脱保護反応に従って酸加水分解により、好ましくは環の開環と同時に切断するのが有利である。好ましくは、式(IIb)又は(III)のPG基は次の基:すなわち第三ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(CBZ)又は9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(FMOC)から選ばれる保護基を表す。
式(III)の化合物は新規でありそしてそれ自体を特許請求する。
縮合はEDCl(1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドクロリド)の存在下で又はDCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)及びHOBT(ヒドロキシベンゾトリアゾール)の存在下で又はDCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)及びHOSU(N−ヒドロキシスクシンイミド)の存在下で又は、最後に、TOTU(O−[(エトキシカルボニル)シアノメチレンアミノ]−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレートの又はHBTU(O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートの又はN,N−カルボニルジイミダゾールの存在下で有利に遂行される。反応は好ましくは反応に関して不活性である溶媒中で実行し、この溶媒は特にアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン若しくは塩素化脂肪族溶媒、例えばジクロロメタンのような極性非プロトン性溶媒、又は、最後にエステルから選ばれる。
式(IIa)の誘導体とのカップリングは反応に関して不活性である種々の溶媒、エステル、エーテル、塩素化溶媒、アセトニトリルなどの中でNMM(N−メチルモルホリン)型の第三級塩基の存在下で、クロロホルメート又はカルボン酸塩化物、例えば塩化ピバロイルと式(IIb)の二重に保護されたL−セリンとの間で反応場所で合成された混成酸無水物の作用により確実に遂行することもできる。混成酸無水物は好ましくは0と10℃との間の温度で製造されそしてその後反応は周囲温度で実行される。反応後、反応混合物を水性溶液により加水分解し、次いで混合物を沈降により分離しそして得られる有機相をヒドロキシル化塩基で洗浄する。
式(III)の化合物の二重脱保護は有機又は無機酸の作用により実行する。好ましくはアルコール媒質中の濃塩酸水を使用する。反応温度は本発明のより良い実行方法の如何に
依り、50と70℃との間である。
本発明は下記の実施例の助けによりより一層十分に説明されるであろうが、これを本発明を限定するものと見做してはならない。
混合物の組成、反応の監視及び進行、及び未分離製造物/中間体の収率及びそれらの分析値はHPLC(高速液体クロマトグラフィー)分析により求める。
本発明による第一の製法経路 VO 2
(Z)−N−[2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニル]−L−セリンアミド塩酸塩
合成の概括的反応図
(4−メトキシ−3−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド及び3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドから出発する新規の「逆ウィティッヒ」製法は2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−ニトロフェニルのZ及びE異性体の混合物を75/25のZ/E比で得ることを可能にする。
Figure 2005522478
この比率はZ/E混合物を直接還元に使用しそして塩酸塩の結晶化により97% IS(内部標準化)のHPLC分析値を有するZアミノ異性体を収得し得るためにZニトロ異性体に関して十分に高い。
(4−メトキシ−3−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド(4)は次の実施例により製造した。
Figure 2005522478
3−ニトロ−4−メトキシベンジルアルコール(2):
機械式撹拌機、温度計、Tピース、固体添加用漏斗及び泡計数器を載せた還流冷却器を備えた2リットルの三つ頚フラスコに3−ニトロ−4−メトキシベンズアルデヒド(1)90.5g、次いでTHF450ml及びエタノール90mlを投入した。得られる淡黄色溶液を10℃に冷却しそして次に水素化ホウ素ナトリウム10gを40分かけて10/15℃(この反応は極めて発熱性でありそして温度を氷/アセトン浴で維持すべきである)で投入した;添加終了時、褐色溶液は濃紺に変色した。溶液を10℃で30分間撹拌し、反応の終了をTLC(薄層クロマトグラフィー)で監視し、溶液を更に10℃で1時間撹拌しそしてその後温度を室温に戻した。
添加漏斗を500mlの圧力等化式滴下漏斗に置き換え、それにより蒸留水300mlを30分かけて滴下させて加え、その間混合物を20℃に維持した。水の添加が始まるとガス発生が観察された。
混合物を回転蒸発器(50℃/20mmHg)で2/3に濃縮しそして白色生成物は水性濃縮液中で塊状になって結晶化した。
冷却した水相を250mlそして次に150mlのジクロロメタンで抽出し、そして合わせた有機相を250mlの蒸留水で洗浄しそして次に硫酸マグネシウム上で乾燥させた。
濾過後、ジクロロメチレン溶液は下記の臭素化反応におけるように使用した。
この段階の収率は100%であると考えられた。
注意事項:アルコール(2)は市販されているがしかしながら入手は極めて困難である。
3−ニトロ−4−メトキシブロモベンジル(3):
機械式撹拌機、温度計、Tピース、滴下用漏斗及び泡計数器を載せた還流冷却器を備えた1リットルの三つ頚フラスコに3−ニトロ−4−メトキシベンジルアルコール(2)のジクロロメチレン溶液を投入し、そして100mlのジクロロメタンを添加した。撹拌している溶液を5℃に冷却しそして次に三臭化リン135.4gを滴下させて加えその間温度を5℃に維持した。
溶液を5℃で1時間30分撹拌し、反応の終了をTLCで監視しそして次に飽和炭酸水素ナトリウム溶液250mlを滴下させて加えその間温度を15℃に維持した。三臭化リンの添加に僅かに遅れて極めて強力なガスの発生が起こった。
分離漏斗中で沈降により分離した媒質を蒸留水250ml及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液200mlで連続して洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過しそして回転蒸発器(50℃/20mmHg)で濃縮した。
固体119gが緑黄色のフェルト状針状物として97%の2段階に亙る化学的収率で得られる。
注意事項:この生成物(3)は刊行物:すなわち K.G. Piney et al., Bioorg. Med. Chem., 8 (2000), 2417-2425 に記述されている次の反応図により製造することもできる。
Figure 2005522478
(3−ニトロ−4−メトキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド(4):
3−ニトロ−4−メトキシブロモベンジル(3)119gを機械式撹拌機、温度計、Tピース、固体添加用漏斗及び泡計数器を載せた還流冷却器を備えた2リットルの三つ頚フラスコ中の1000mlのトルエンの撹拌されたヒール部分に投入し、そして25℃に温めた混合物は溶液に変化した。次にトリフェニルホスフィン126.5gを添加しそして得られる溶液を徐々に60℃に加熱する;30℃から沈殿が形成された。混合物を60/65℃に4時間保ち、その後30℃に冷却しそして焼結ガラスフィルターを通して濾過した。フィルター残留物をフィルター上で300mlのトルエンで2回洗浄し、吸引乾燥させそしてオーブン中で乾燥させた(35℃/20mmHg/20時間)。
(4−メトキシ−3−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド217gが88%の化学的収率で得られた。
合成は刊行物:すなわち K.G. Piney et al., Bioorg. Med. Chem., 8 (2000), 2417-2425 に記述されている(使用する溶媒:ジクロロメタン)。
スペクトラム No. = 4 865-V
1H N.M.R. スペクトラム (300 MHz, (CD3)2SO, δ in ppm): 3.90 (s, 3H), 5.26 (d, J = 15 Hz, 2H), 7.33 (mt, 2H), 7.41 (mt, 1H), 7.65-8.05 (mt, 15H).
質量スペクトラム No. 212217, m = 428
EI m/z = 262 [PPh3]+ ベースピーク
DCI m/z = 445 MNH3 +
m/z = 428 M+
m/z = 263 [PPh3H]+ ベースピーク
IR スペクトラム 426469 KBr
2869, 2843, 2776, 1619, 1527, 1438, 1362, 1287, 1270, 1111, 752, 692 及び 502 cm-1
2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]ニトロフェニル(6)及び(7)のZ及びE混合物:
Figure 2005522478
3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド(5)54.7g、(4−メトキシ−3−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド(4)148.6g及びトルエン1
300mlを、20℃及び窒素ガス下で、機械式撹拌機、温度計、Tピース、滴加用漏斗
及び泡計数器を載せた還流冷却器を備えた2リットルの三つ頚フラスコに投入した。撹拌している懸濁液を氷浴を使用して5℃に冷却しそしてその後メタノール中ナトリウムメトキシドの25% w/w溶液の63.2gを5℃で40分にわたり加えた。
添加が進むにつれて、懸濁液は灰白色から黄色そしてその後褐色に変わった。
混合物を5℃で1時間撹拌しそして反応の終了をHPLCで監視した(アルデヒドの消費完了)。次いで酢酸3g(0.05mol)を添加した。
懸濁液を40℃に加熱しそして40℃に30分間保った。この温度で、塩のみが不溶性のまま残った。混合物を40℃で焼結ガラスフィルターNo.3を通して濾過しそして塩をフィルターの上でトルエン100mlで3回洗浄した。
濾液を蒸留水250mlを加えた丸底フラスコに戻し、そして2相混合物を40℃で20分間撹拌しそしてその後分液漏斗中で沈降により分離した。トルエン相を再び蒸留水250mlで2回洗浄しそしてその後回転蒸発器で濃縮して乾燥させた。
残留物を40℃でイソプロパノール600ml及びトルエン12mlに取り上げると、予想した生成物が結晶化し始めそしてゆっくり撹拌しながら温度を一晩かけて周囲温度に戻させた。
撹拌している懸濁液を5℃に冷却しそして1時間保ちそして次に焼結ガラスフィルターを通して濾過し、そしてケーキをイソプロパノール125mlで2回洗浄し、吸引乾燥させそして真空下のオーブンで乾燥させた(35℃/30mmHg/18時間)。
Z及びE異性体(6)及び(7)の混合物91.7gが75/25のZ/E比(IS HPLC)及び95%の収率で得られた。
合成は刊行物:すなわち K.G. Piney et al., Bioorg. Med. Chem., 8(2000), 2417-2425 に記述されている(使用した溶媒:ジクロロメタン:使用した塩基:NaH)。
注意事項:多数の操作条件が試験されており、例えば
溶媒:THF、アセトニトリル、メタノール及びその他のアルコール、ジクロロメタン、NMP、DMF、DMSOなど、
塩基:カリウム第三級ブトキシド、ナトリウム第三級ペントキシド、水酸化ナトリウム、NaH、BuLi/LDA、炭酸カリウムなど、
温度:−10℃から幾つかの溶媒の還流温度まで
である。
Z−2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニルアミン塩酸塩(8):
Figure 2005522478
2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]ニトロフェニル(6)及び(7)の75/25 Z及びE混合物80gを、20℃及び窒素ガス下で、機械式撹拌機、温度計、Tピース、固体添加用漏斗、泡計数器を載せた還流冷却器、及び加熱浴を備えた2リットルの三つ頚フラスコに投入した。
混合物を油浴中で速やかに撹拌しそして加熱し、6N塩酸7.8mlを50℃で懸濁液
に添加しそしてその後混合物の温度を77±2℃に上げた。混合物は事実上可溶性であった。
鉄粉52gを5分にわたり少しづつ添加した。最初の添加と共に、混合物は溶液に変化しそしてその後丸底フラスコの壁上に黒色析出物が形成された。
混合物を77±2℃に2時間保ちそして出発物質のニトロ化合物(6)及び(7)の消失をHPLCで監視した。
混合物を40℃まで放冷しそしてクラーセル(clarcel)で被覆した焼結ガラスフィルターを通して濾過しそしてケーキを80/20 エタノール/水の混合物160mlで2回すすいだ。
濾液、水性母液及び水性洗浄液を回転蒸発器で濃縮した。共沸混合物が放散されると直ちに、油状物が残留水相中で沈殿し始めた。
この水相を分液漏斗中でジクロロメタン300mlで2回抽出しそして次に有機相を半飽和塩化ナトリウム水溶液300mlで2回及び蒸留水300mlで洗浄した。
有機相を回転蒸発器で濃縮して乾燥させそして油状物76gが得られ、この油状物はHPLCで80/20のZ/E比を示した。この油状物をメタノール591mlに溶解しそして撹拌している1リットルの丸底フラスコに移し、次いで2.32Nメタノール性塩酸100mlを添加し、沈殿が始まりそして混合物を撹拌しながら一晩沈殿を生起させた。
メタノール+メタノール性塩酸の量をZ異性体の最終濃度(HPLCで測定する)が8.8% w/vに等しくなるようなそれであった。
朝に、混合物を焼結ガラスフィルターを通して濾過した。乾燥させたケーキ重量は8.2gでありそしてE異性体のみから成った(HPLC)。
Z/E比=86/14(IS HPLC)の濾液(693g)を回転蒸発器で半量に濃縮し、アセトニトリル400mlを濃縮物347gに添加しそして混合物を347gの濃縮物が再び得られるまで再濃縮した。次いでアセトニトリル1000mlを添加しそして混合物を結晶化が始まるまで濃縮した。次いで濃縮物を60℃のアセトニトリル1500mlを含む撹拌している4リットルの丸底フラスコに移した。混合物は夥しく沈殿した。
混合物を60℃に2.5時間保ちそして約1時間かけて30℃に冷却させた。スラリーを焼結ガラスフィルターを通して濾過した(E異性体(9)は濾液中で可溶性である)。ケーキをアセトニトリル200mlで2回洗浄しそしてオーブン中で乾燥させた(35℃/30mmHg/18時間)。
Z−2−メトキシ−5−[2−(3、4、5−トリメトキシフェニル)ビニル]フェニルアミン(8)45.7gが97%のIS HPLC分析値及びそれ自体としては56%の収率で得られ、換言すれば投入したZ異性体に対して得られたZ異性体の収率は72%であった。
本発明の第二の製法経路 VO 3 による合成
第一の「逆ウィティッヒ」製法経路 VO 2 に対して第二の製法経路 VO 3 の利点は既に還元された生成物、アミノアルデヒド(1a)、及びホスホニウム(2a)の間でウィティッヒ反応を実行しそしてそれによりCMR生成物を放出する化学的段階を除き得ることである。
(Z)−N−[2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニル]−L−セリンアミド塩酸塩
合成の概括的反応図
Figure 2005522478
3−アミノ−4−メトキシベンズアルデヒド(1a):
Figure 2005522478
3−ニトロ−4−メトキシベンズアルデヒド(1)20g及び無水エタノール350mlをアルゴンで不活性にしそして機械式撹拌機、温度計、Tピース、固体添加用漏斗、泡計数器を載せた還流冷却器、及び加熱浴を備えた2リットルの三つ頚フラスコに投入し、そして混合物を撹拌しそして60℃に加熱した。混合物は溶液に変わった。
60℃で蒸留水115ml、次いで2N塩酸14mlの滴下添加を行う。次いで鉄粉24.7gを少しづつ加えた。
混合物の温度を2時間かけて周囲温度に戻させた。反応が完了した(TLC)。
混合物をセライトを通して濾過しそして真空下で濃縮し、残留物をジクロロメタンに取り上げそして有機溶液を蒸留水で2回洗浄しそして次に硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過しそして真空下で濃縮して乾燥させる。
粗生成物(1a)16gが得られそしてジクロロメタンで溶離するシリカカラム上のクロマトグラフィーにかけた。
純粋な予想した製造物から成る2つの画分が得られ、この画分は濃縮後11.5gの純
粋な(1a)を与え、すなわち69%の収率であった。
1H N.M.R. スペクトラム No. 2810-V (300 MHz, (CD3)2SO, δ in ppm): 3.88 (s, 3H), 5.11 (unresolved peak, 2H), 7.01 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 2 Hz, 1H), 7.18
(d, J = 8 Hz, 1H), 9.53 (s, 1H).
質量スペクトラム No. 210112, m = 151
EI m/z = 151 M+. ベースピーク
m/z = 136 [M-CH3]+
m/z = 108 [136-CO]+
m/z = 80 [108-CO]+
IRスペクトラム: 425135 KBr
3464, 3437, 3367, 3349, 1675, 1655, 1582, 1513, 1293, 1241, 1139, 1023, 803 及び
640 cm-1
Z−及びE−2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニルアミン(8’)及び(9’):
Figure 2005522478
注意事項:ホスホニウム(2a)は原特許である Ajinomoto Co. Ltd, US 5 525 632 及び WO 01/12579 A2 に既に開示された出発物質である。
ホスホニウム塩(2a)8.0g、次にアミノベンズアルデヒド(1a)2.20g及びトルエン100mlを窒素で不活性にしそして機械式撹拌機、温度計、Tピース、滴下漏斗、泡計数器を載せた還流冷却器、及び冷却浴を備えた250mlの三つ頚フラスコに投入した。撹拌している溶液を5℃に冷却しそして3.51mlの25% w/wメタノール性ナトリウムメトキシド溶液を15分間かけて加えた。5℃で2.5時間後、反応は不完全なままに留まるが(DC:45%)しかしながら更に変化することはなく(HPLC)そしてZ/E比は61/39であった。次いで水50mlに希釈した酢酸0.2mlを加え、温度は13℃に上昇し、混合物を30分間撹拌しそしてその後分液漏斗で沈降により分離した。有機相を回転蒸発器で真空下で濃縮しそして黄色油状物8gを得た。
HPLCによると、この油状物は出発物質のアルデヒド、ホスフィンオキシドそして61/39の比率を有する予想したZ/E混合物を含んでいた。
油状物をシクロヘキサン/酢酸エチル/トリエチルアミン(50/50/2)混合物で溶離するシリカカラムのクロマトグラフィー(40部 w/w)にかけた。
2系統の合体した画分を濃縮して乾燥させた:第一の乾燥抽出物360mgは93%のZ異性体+未同定の不純物から成った:第二のそれ2.09gは出発物質のアルデヒド及びIS HPLCにより39及び37.5%を示すZ/E混合物から成った。
IS HPLCで測定したZ異性体(8’)の重量による収支は投入したアルデヒドの2.20gに対して1.15gであり、すなわち24%の収率であった。
本発明の第二の製法経路 VO 3 による合成
経路 VO 2 におけるように、第一の「逆ウィティッヒ」製法経路 VO 2 に対する経路 VO 3 の利点は既に還元された製造物である(3−アミノ−4−メトキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド(1b)、及び3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド(5)の間でウィティッヒ反応が遂行され、従ってCMR生成物を放出する化学的段階が除かれる点である。
(Z)−N−[2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニル]−L−セリンアミド塩酸塩
合成の概括的反応図
Figure 2005522478
(4−メトキシ−3−アミノベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド(1b)
Figure 2005522478
30gの(4)、エタノール240ml及び蒸留水60mlを機械式撹拌機、温度計、Tピース、固体添加用漏斗、泡計数器を載せた還流冷却器、及び加熱浴を備えた1リットルの三つ頚フラスコに投入した。
6N塩酸1.76mlを70℃に加熱した撹拌している懸濁液に添加した。
次いで鉄粉9.9gを15分間かけて少しづつ添加した;混合物は不溶性の状態に留まる。混合物を75℃に2時間保った;有機物質はゆっくり溶液に変化し、その間に鉄及び酸化鉄の褐色析出物が形成された。
HPLCで監視した後、5%の出発物質がなお残存した;鉄2gを再度添加しそして加熱を1時間継続した;DCが完了した。
混合物を40℃に冷却しそしてクラーセルを通して濾過し、フィルター残留物を20%の水を含むエタノール100mlですすぎ、そして濾液を回転蒸発器で真空下で濃縮して乾燥させた。
残留物をイソプロパノール300mlに取り上げそして混合物から結晶化させ、これを撹拌しそして50℃に加熱しそして溶液状態に戻した。次いでイソプロパノール中の塩酸の5N溶液14mlを加えると、混合物が沈殿し、これを50℃に1時間保ちそしてその後周囲温度に戻させた。
スラリーを焼結ガラスフィルターを通して濾過しそしてケーキをイソプロパノール50mlで洗浄し、十分に吸引乾燥させそして真空下でオーブン中で乾燥させた。
27.3gの(1b)がそれ自体として89.9%の収率で得られた。
1H N.M.R. スペクトラム No. 4584-V (300 MHz, (CD3)2SO, δ in ppm): 3.78 (s, 3H), 5.03 (broad d, J = 15 Hz, 2H), 6.43 (unresolved peak, 1H), 6.62 (broad s, 1H), 6.82 (broad d, J = 8 Hz, 1H), 7.60-8.00 (mt, 15H).
質量スペクトラム No. 211915, m = 397
EI m/z = 397 M+.
m/z = 382 [M-CH3]+
m/z = 262 [PPh3]+ ベースピーク
DCI m/z = 398 MNH4 +
M/z = 263 [PPh3H]+ ベースピーク
IR スペクトラム 426386 KBr
3254, 2474, 1920, 1628, 1520, 1439, 1433, 1279, 1110, 736, 690, 527 及び 511 cm-1
Z−及びE−2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニルアミン(8’)及び(9’):
Figure 2005522478
11.02gの(1b)、4gの(5)及びトルエン70mlを窒素で不活性にしそして機械式撹拌機、温度計、Tピース、滴下漏斗、泡計数器を載せた還流冷却器、及び冷却浴を備えた250mlの三つ頚フラスコに投入した。
撹拌している懸濁液を5℃に冷却しそしてメタノール中のナトリウムメトキシドの25% w/w溶液4.92mlを15分間かけて加えた。懸濁液を5℃で2.5時間撹拌し、次いで水50mlに希釈した酢酸0.2mlを加え、温度は14℃に上昇しそして混合物は極めて濃厚になった。それをトルエン10ml及び水10mlで希釈した。褐色の不溶性物質が残った。
混合物はクラーセルを通して濾過し、ケーキをトルエン50mlで3回洗浄し(洗液は実質的に出発物質のアルデヒドのみを含みそして二相濾液に添加しない)、透明な濾液(pH12)を分液漏斗で沈降により分離し、そして有機相を40℃で真空下で濃縮して乾燥させた。IS HPLCにより測定したZ/E比は43/57であった。
得られる褐色油状物(4g)をシクロヘキサン/酢酸エチル/トリエチルアミン(50/50/2)混合物で溶離するシリカカラムのクロマトグラフィー(100部 w/w)にかけた。
2系統の合体した画分を濃縮して乾燥させた:第一の乾燥抽出物1.1gはE異性体14%及びZ異性体59%を含んだ;第二は重量1.08gでありそしてE異性体86%及びZ異性体7%を含んだ。
IS HPLCで測定したZ異性体(8’)の重量による収支は投入したアルデヒド4gに対して0.725gであり、すなわちそれ自体として11.3%の収率であった。
Z−4−{2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニルカルバモイル}−2,2−ジメチルオキサゾリジン−3−カルボン酸第三級ブチルエステル(11):
Figure 2005522478
塩酸塩(8)からの塩基(8’)の脱離:
44gの(8)、炭酸水素ナトリウム16gそして次に蒸留水200ml及びジクロロメタン375mlを1リットルのエルレンマイヤーフラスコに投入した。混合物を室温で20分間撹拌しそして2つの透明な相が得られた。
有機相を沈降により分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥させそして次に濾過した。
(8’)から成るジクロロメタン溶液約400mlが得られた。
2,2−ジメチルオキサゾリジン−3,4−ジカルボン酸3−第三級ブチルエステル(10)の製造
市販されてはいるが、この製品は入手するのが極めて困難である。そのため J. Org. Chem., 63 (12), p. 3983 (1998) によりそのメチルエステルの水酸化リチウムによる鹸化により製造した。
1H N.M.R. スペクトラム (300 MHz, (CD3)2SO, δ in ppm): 1.38 (s, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.55 (s, 3H), 3.95 (mt, 1H), 4.16 (mt, 1H), 4.31 (mt, 1H), 12.50-13.10 (broad unresolved peak, 1H).
質量 スペクトラム: No. 213135, m = 245
DCI m/z = 263 MNH4 +
m/z = 246 MH+
m/z = 207 [MNH4-t-Bu]+ ベースピーク
m/z = 146 [MH-BOC]+
IR スペクトラム: 426759 KBr
1744, 1704, 1638, 1407, 1368, 1164, 1104, 856, 836 及び 623 cm-1
カップリング:
(8’)の溶液を機械式撹拌機、温度計、Tピース、固体添加用漏斗、泡計数器を載せた還流冷却器、及び氷浴を備えた2リットルの三つ頚フラスコに投入し、ジクロロメタン600mlを添加しそして混合物を撹拌しながら冷却した。
2,2−ジメチルオキサゾリジン−3,4−ジカルボン酸 3−第三級ブチルエステル(10)42.9gを5℃で添加しそして溶液に変わり、そして次に1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCl)48gを5と10℃との間で少しづつ添加した。
混合物を一晩浴中で氷を融解させながらゆっくり周囲温度に戻させた。
朝に、蒸留水330mlを添加しそして混合物を烈しく撹拌した。混合物は30分かけて混濁状態に変わった(EDClの加水分解)。撹拌を更に30分間継続した。
混合物を分液漏斗中で沈降により分離しそして有機相を0.55N水酸化ナトリウム溶液280mlで2回そして次に蒸留水300mlで連続して洗浄した。
有機相を回転蒸発器(50℃/50mmHg)で濃縮して乾燥させた。
粘着性の油状物(11)79.4gが得られ、この油状物は20℃で硬化し、投入した(8)に対する重量による収率は117%であった。
スペクトラム No. = 5 578-V
1H N.M.R. スペクトラム (400 MHz, (CD3)2SO, at a temperature of 373 K, δ in ppm): 1.41 (s, 9H), 1.53 (s, 3H), 1.64 (s, 3H), 3.64 (s, 6H), 3.71 (s, 3H), 3.86 (s, 3H), 3.99 (dd, J = 9 and 3 Hz, 1H), 4.19 (dd, J = 9 and 7 Hz, 1H), 4.52 (dd, J = 7 and 3 Hz, 1H), 6.48 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 6.55 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 6.58 (s, 2H), 7.02 (mt, 2H), 8.13 (broad s, 1H), 8.82 (broad s, 1H).
質量 スペクトラム No. 213565, m = 542
DCI m/z = 560 MNH4 + ベースピーク
m/z = 543 MH+
m/z = 504 [MNH4-t-Bu]+
m/z = 443 [MH-BOC]+
IR スペクトラム: 425857 CCl4
3409, 2982, 2938, 2837, 1712, 1698, 1534, 1363, 1249, 1133, 1092 及び 851cm-1
下記のような他のカップリング条件も使用された:
‐混成酸無水物(塩化ピバロイル/(10))。
‐DCC/HOBT、DCC/HOSU、TOTU、N,N−カルボジイミダゾールなど。
‐アセトニトリル、DMF、THF、ジクロロメタン、エステル中など。
ジクロロメタン中のEDCl・HClで最良の結果が得られた。
(Z)−N−{2−メトキシ−5−[2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ビニル]−フェニル]−L−セリンアミド塩酸塩
Figure 2005522478
61.8gの(11)をメタノール54ml中の溶液として20℃で、機械式撹拌機、
温度計、Tピース、泡計数器を載せた還流冷却器、及び加熱浴を備えた1リットルの三つ頚フラスコに投入し、そして酢酸イソプロピル150ml、メタノール中の塩酸の2.3N溶液99ml及び蒸留水8.2mlを添加した。混合物を撹拌しそして60℃で3時間加熱する。40℃に冷却した溶液をメタノール40mlですすいだ焼結ガラスフィルターNo.4を通して濾過することにより透明にした。濾液を撹拌している三つ頚フラスコに戻しそして酢酸イソプロピル194mlを添加し、混合物を40℃に再度加熱し、溶液に0.2gの(12)で開始しそして次に酢酸イロプロピル194mlを1時間に亙り滴下させて加えた。混合物は酢酸イソプロピルが加わるにつれてゆっくり結晶化した。
混合物を室温に戻させそして次に5℃に冷却しそして一晩維持する。
朝に、スラリーを焼結ガラスフィルターを通して濾過しそして吸引乾燥させたケーキを酢酸イソプロピル50mlで4回洗浄し、十分に吸引乾燥させそしてその後オーブン中で(35℃/10mmHg)一定重量になるまで乾燥させる。
28gの(12)が2段階(カップリング及び次に脱保護操作)に亙る収率として56%、そしてIS HPLC分析>98%を以て、すなわち第一の製法経路 VO 2 により実行した合成については、30%のそれ自体の全収率[投入した(5)に対して得られた(12)]で得られる。

Claims (12)

  1. (3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミドもしくはクロリドと3−ニトロ−4−メトキシベンズアルデヒドとの存在下で又は(4−メトキシ−3−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウム塩と共に3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドとの存在下でウィティッヒ縮合をさせた後、ニトロ基が鉄の存在下で還元されることを特徴とする、次の一般式(I)
    Figure 2005522478
    (式中、Aはアミノ基を表す)のコンブレタスタチンの製造方法。
  2. 使用する鉄の量は過剰であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 鉄の量の過剰は出発ニトロ誘導体の1モル当たり2当量より大きい請求項2に記載の方法。
  4. 第二の実行可能な方法により、(3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム塩を3−アミノ−4−メトキシベンズアルデヒドと縮合させるか又は(3−アミノ−4−メトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム塩を3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドと縮合させることを特徴とする、次の式(I)
    Figure 2005522478
    (式中、Aはアミノ基を表す)のコンブレタスタチンの製造方法。
  5. (3,4,5−トリメトキシベンジル)トリフェニルホスホニウム塩を3−アミノ−4−メトキシベンズアルデヒドと縮合させることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 反応を好ましくはカリウム第三級ブトキシド、ナトリウム第三級ペントキシド、水素化ナトリウム、ブチルリチウム、LDA(リチウムジイソプロピルアミン)、ナトリウムメトキシド、炭酸カリウム又はヘキサメチルジシランのアルカリ性誘導体から選ばれる塩基の存在下で実行することを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. ナトリウムメトキシドを使用することを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  8. 反応に関して不活性である反応溶媒はエーテル(THF)、極性非プロトン性溶媒(アセトニトリル、NMP、DMF、DMSOなど)、アルコール、芳香族溶媒又は水から選ばれることを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  9. 反応温度は好ましくは0及び10℃の間であることを特徴とする請求項7に記載の方法
  10. 式(IIa)
    Figure 2005522478
    の誘導体を式(IIb)
    Figure 2005522478
    (式中、PGはアミン官能基に対する保護基を表す)の環状の保護されたセリン誘導体とカップリングさせて次の一般式
    Figure 2005522478
    の新規な中間体を得、その後該中間体を脱保護することによる、セリン塩形態の式(I)の化合物の製造方法。
  11. 次の式
    Figure 2005522478
    (式中、PGが保護基である)に相当することを特徴とするアミノコンブレタスタチン及び環状の保護されたセリン誘導体の間のカップリングのための中間体。
  12. PGは次の基:第三級ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(CBZ)又は9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(FMOC)から選ばれる保護基を表すことを特徴とする請求項11に記載の中間体。
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