JP2005517839A - コンクリート構造物を補強するための方法 - Google Patents

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Abstract

コンクリート構造物(22)を耐震補強する方法は、レーザ(30)でコンクリート構造物の部分から材料を除去すること、および構造に支持を提供するために安定化構造体(56)を位置決めすることを含む。

Description

本発明は、一般に構造の分野、特にコンクリート構造物を耐震補強するための改良型の装置および方法に関する。
本出願は、2002年3月15日に提出された米国特許出願第10/100,223号の継続出願であり、2002年2月20日に提出された米国特許仮出願第60/358,132号に対する米国特許法第119条の下での優先権を請求し、その開示を参照によって本明細書に組み込む。
既存のコンクリート構造物を補強することは、改正された建物安全基準を満たすためによく必要となる。たとえば、地震が発生しやすい世界の地域では、安全規定は、地震動に対する追加の安定性および柔軟性が得られるように既存の構造物を補強することによって地震活動に対する改善された構造上の柔軟性を要求するために、適切な監督官庁によって継続的に検討および修正されている。
既存のコンクリート構造物の耐震補強は、コンクリート構造物の占有者にとってかなりの不便を与えて行われることがよくある。いくつかの補強手法は、(延性を提供するために)追加のコンクリートおよび/または鋼と結合することによってコンクリート構造物を補強することを含む。他の補強手法は、衝撃吸収システムを設置することによって、コンクリート構造物を地面から隔離することを含む。通常、このような構造物は、高いレベルの騒音、塵、公害、振動およびコンクリート構造物での通常の作業の中断を伴う。これらの不便性は、病院等のように、占有者が作業の中断に対して特に敏感となるような建物、および建設プロジェクトの継続が一般に実現できない建物では特に面倒である。
コンクリートの機械的掘削は、特に悪影響を及ぼすコンクリート構造物の補強の構成要素である。通常、このような機械掘削は、コンクリート表面との粗野な物理的な接触によって掘削する、ダイヤモンドの先端のロータリードリルまたはインパクトドリルを使用して達成される。このタイプの機械的ドリルは、高いレベルの騒音、構造物の他の部分へ伝播するかなりの振動、および特別な保護手段を必要とし、また、かなり大量の煤塵および破片を生じさせる。
レーザは、その広範囲の材料を切削する能力、および危険なまたは極度の条件へのその適用可能性のため、外国の建設プロジェクトで使用されている。たとえば、Priceに対して発行され、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる米国特許第4,227,582号(「’582号特許」)は、石油またはガス坑井の制限された領域内から、坑井ケーシングおよびそれを包囲する地層に穿孔するための装置および方法を開示している。’582号特許では、発熱性のガス(たとえば酸素)および、掘削工程を高速化するために掘削される材料と反応するフラクシング剤(たとえば粉末化された鉄またはハロゲン化アルカリ)の高圧噴射とともに、レーザ掘削ツールが使用されている。Hamasaki他に対して発行され、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる米国特許第4,568,814号(「’814号特許」)は、原子炉内の生体遮蔽壁の解体のためのなどの、かなり危険な状況でコンクリートを切削するための装置および方法を開示している。’814号特許はまた、MgOに富んだ補助材料および切削プロセスによって生成される粘性のある溶融したスラグの除去を容易にするための清浄装置を伴った、自動化されたレーザカッタの使用を開示している。
コンクリートまたは強化コンクリートを切削するための数値パラメータの関数としての二酸化炭素レーザの切削能力の研究が、Yoshizawa他による「Study on Laser Cutting of Concrete」という題名の1989年4月の「Transaction of Japan Welding Society」、Vol.20、No.1、p.31で刊行されており(以下で「Yoshizawa文献」と呼ぶ)、その全体を参照によって本明細書に組み込む。Yoshizawa文献は、レーザパワー、補助ガス圧力および方向、レーザレンズ焦点長さ、レーザスポットのコンクリートを横切る走査速度、およびコンクリートのタイプおよび含水量の関数としてレーザによって生じさせられた切欠きの深度を監視した室内実験によるデータを提供している。また、Yoshizawa文献は、約10W/cmよりも大きいレーザエネルギー密度が、コンクリートを切削するために必要であり、約10W/cmよりも大きいレーザエネルギー密度が、鋼で補強されたコンクリートを切削するために必要であることを結論付けた。
米国特許出願第10/100,223号 米国特許仮出願第60/358,132号 米国特許第4,227,582号 米国特許第4,568,814号 Yoshizawa他;「Study on Laser Cutting of Concrete」;「Transaction of Japan Welding Society」、Vol.20、No.1、p.31、1989年4月
本発明は、コンクリート構造物の耐震補強を、騒音、振動および煤塵を、従来型の掘削または切削技術を使用して発生するよりもかなり少なくして行うことができるコンクリート構造物を補強するための方法を提供する。
本発明の一実施形態では、コンクリート構造物を耐震補強する方法が開示されている。方法は、レーザエネルギー密度を有するレーザビームで部分を照射することによって、前記コンクリート構造物の部分から材料を除去することを含む。方法は、前記コンクリート構造物の部分の近傍に安定化構造体を配置することをさらに含む。方法は、安定化構造体を前記コンクリート構造物の部分に取り付け、それによって前記安定化構造体がコンクリート構造物を構造的に支持することをさらに含む。
本方法の別の実施形態では、機器および人によって占有されているコンクリート構造物を耐震補強する方法が開示されている。装置および人は、騒音許容レベル、振動許容レベルおよび煤塵許容レベルを有する。方法は、レーザビームで前記コンクリート構造物の部分を照射することによって前記部分から材料を除去することを含む。材料を除去することは、騒音許容レベルよりも小さい騒音レベルの騒音と、振動許容レベルよりも小さい振動と、煤塵許容レベルよりも小さい煤塵レベルの煤塵を発生させる。方法は、前記コンクリート構造物の部分の近傍に安定化構造体を配置することをさらに含む。方法は、安定化構造体を前記コンクリート構造物の部分に取り付け、それによって前記安定化構造体が前記コンクリート構造物に対する構造的支持を提供することをさらに含む。
本発明のさらに別の実施形態では、コンクリート構造物を耐震補強する方法が開示されている。方法は、レーザビームで部分を照射することによって、前記コンクリート構造物の部分から材料を除去することを含む。方法は、前記コンクリート構造物に対する構造的支持を提供することをさらに含む。
従来技術に対して行われた本発明およびその利点を要約する目的で、本発明のある目的および利点が上記で開示されたが、このようなすべての目的および利点は、本発明の特定の実施形態に従って達成される必要はないことを理解されたい。したがって、たとえば、本明細書で教示または示唆されたような他の目的または利点を必ずしも達成することなく、本明細書で教示されたような1つの利点または利点の群を達成または最適化するような方式で具現化および実施されることを当業者なら理解されよう。
これらの実施形態のすべては、本明細書に開示した本発明の範囲内にあることが意図されている。本明細書のこれらおよびその他の実施形態は、添付の図面を参照している好ましい実施形態の詳細な説明を追えば、当業者なら容易に明らかになるであろう。本発明はここに開示されたいかなる特定の実施形態にも限定されない。
図1は、コンクリート構造物10を耐震補強する方法100の一実施形態のフローチャートである。方法100は、レーザエネルギー密度を有するレーザビーム30で部分20を照射することによってコンクリート構造物10の部分20から材料を除去することを含む作業ブロック110を含む。方法100は、安定化構造体40をコンクリート構造物10の部分20の近傍に配置することを含む作業ブロック120をさらに含む。方法100は、安定化構造体40をコンクリート構造物10の部分20に取り付けることを含む作業ブロック130をさらに含む。安定化構造体40は、コンクリート構造物10の構造的に支持する。
コンクリート構造物10の部分20から材料を除去するためにレーザビーム30を使用することによって、コンクリート構造物10の耐震補強を、騒音、振動および煤塵を、従来型の掘削または切削技術を使用して発生するよりもかなり少なくして行うことができる。通常、ビルなどのコンクリート構造物10は、騒音許容レベル、振動許容レベルおよび煤塵許容レベルを有する機器および人々によって占有されている。たとえば、ある実施形態では、コンクリート構造物10は、中断および過度の騒音、振動および煤塵に対して特に感受性が高い、健康管理機器、人および患者によって占有されている、病院などの健康管理施設を備える。部分20にレーザビーム30を照射することによりコンクリート構造物10の部分20から材料の除去によって発生する騒音、振動および煤塵のレベルは、対応する許容レベルよりも低くすることができ、それによって、健康管理施設の作業やその患者の行動を妨害することなく耐震補強を行うことを可能にする。
ある実施形態では、レーザビーム30の位置、運動、走査速度およびレーザエネルギー密度がすべて、制御システムによって制御されている。制御システムは、例えば、プログラム可能なマイクロチップによって制御され、または本明細書に記載のような材料の所望の除去を行うために手動で走査することができる。当業者は本発明の実施形態に従って制御システムを構成することができる。
レーザビーム30は、レーザシステムによって発生する。レーザシステムは、ある実施形態では、フッ化水素化学駆動レーザ、二酸化炭素レーザ、ネオジムガラスなどの固体相レーザ、またはその他のタイプの新型レーザを備える。ある実施形態では、パルス長、振動数、レーザエネルギー密度、およびレーザビーム30の面積および直径30を含むがそれに限定されないレーザシステムの様々な動作パラメータが、実行されている耐震補強手法に対して最適な切削や穿孔を行うために制御システムによって制御される。また、ある実施形態のレーザシステムは、レーザビーム30が放射されるコンクリート構造物10の部分20の表面を横切って配置され、操作されることを許すように構成されている。ある実施形態のレーザシステムは、コンクリートの過度の加熱を回避し、それによってコンクリート構造物10の構造的完全性に実質上の損傷を与えることを回避するように構成されている。たとえば、レーザエネルギー密度およびレーザ切削速度は、コンクリートに伝達される熱を最小にして、滑らかな表面になるように最適化される。他の実施形態は、コンクリート構造物10への熱損傷を制限するために水またはその他の冷却流体の使用を含んでいる。
ある実施形態のレーザシステムは、切削領域からのスラグの除去を補助するための装置を備えることができる。ある実施形態では、スラグの除去が、放射されたスラグを切削領域から吹き飛ばすことによってレーザビーム透過速度を加速させるガス流を発生させるための、ガス供給源およびノズルによって補助されている。他の実施形態では、ガスは、材料の除去を補助するためのフラクシング剤との相互作用により発熱的に反応性のガスを含んでいる。さらに他の実施形態では、レーザシステムは、溶融したスラグと混合するMgOに富んだ補助材料を含んでおり、それによってスラグをより容易に除去できるようにする。このような実施形態はまた、スラグを放射領域から除去するためのワイヤブラシ、スクレーピングツール、または真空システムなどの清浄化デバイスを備える。高温のスラグを適時に除去することは、コンクリートに伝達される熱を制御することをさらに助け、このようにしてコンクリート構造物10への熱損傷を低減させる。本発明の実施形態と適合するレーザシステムの例が、参照によってその全体が本明細書に組み込まれるPriceの’582号特許およびHamasaki他の’814号特許に記載されている。
図2A、2B、および2Cは、コンクリート構造物10の部分20を耐震補強する一実施形態を概略的に示している。図2Aに概略的に示した実施形態では、部分20は壁22を備える。一実施形態では、材料は、レーザエネルギー密度を有する壁22をレーザビーム30で照射し、それによって壁22内に孔24を穿孔することによって壁22から除去される。ある実施形態の孔24は、壁22の全幅にわたって延びることができるが、他の実施形態では、孔24は、図2Aに概略的に示すように壁22の幅を部分的に通ってしか延びていない。
ある実施形態では、レーザビーム30は、壁22の表面を横切るレーザビーム30の実質的な運動なしに、ほぼ円筒形の孔24が形成されるように構成されている。他の実施形態では、孔24を穿孔することは、ほぼ円筒形の孔が形成されるように、壁22の表面に沿ってレーザビーム30を円形運動させることを含んでいる。Yoshizawa文献に記載されているように、コンクリート内のレーザ切削の深度は、レーザビーム30がコンクリートの表面を横切って走査される速度によって制御することができる。そのとき、材料の所望の深度および幅が除去されるまで、レーザビーム30をコンクリートの領域上に複数通過させることによって孔24を穿孔することができる。この手法はまた、熱損傷を低減させるためにコンクリート内へ伝達される熱を追加で制御することを提供することができる。さらに他の実施形態では、孔24は、ほぼ円錐形の形状または任意の形状を有する。当業者は、本発明の実施形態によって孔24を穿孔するために、適切なレーザエネルギー密度を有するレーザビーム30を発生させるようにレーザを構成することが可能である。
図2Bに概略的に示すように、ある実施形態では、壁22の近傍に安定化構造体40を配置することが、壁22内の孔24内に鉄筋50を配置すること、および鉄筋50を孔24内に固定することを含む。通常、鉄筋50は、鋼製でありコンクリート構造物10の部分20と安定化構造体40の間を結合する。鉄筋50はまた、安定化構造体40に追加的な構造強度を提供する。ある実施形態では、鉄筋50が、孔24内に配置され、エポキシ60が鉄筋50と孔24の間に充填され、エポキシ60が硬化した後に鉄筋50が壁22に固定される。当業者は、本発明の実施形態に従って適切なエポキシ60を選択することができる。
典型的な実施形態では、2つ以上の孔24が壁22内に穿孔され、各孔24内に鉄筋50が固定されている。ある実施形態では、壁22に固定された鉄筋50
が他の鉄筋52と結合され、それによって図2Bに概略的に示すように鉄筋格子構造54が形成される。当業者は、本発明の実施形態に従って鉄筋50、52を構成することができる。
ある実施形態では、安定化構造体40を壁22に取り付けることは、鉄筋50の周囲に作成された型枠の中にコンクリート70を打設することによって安定化壁42を形成することを含む。硬化する際、図2Cに示すように、打設されたコンクリート70が、壁22と連続的に結合され、鉄筋5、52を備える安定化壁42を形成する。このような実施形態では、安定化壁42は、コンクリート構造物10を構造的に支持する。当業者は、本発明の実施形態に従って安定化壁42を形成することができる。
図3Aに概略的に示すように、本発明の他の実施形態では、コンクリート構造物10の部分20は壁22を備え、壁22から材料を除去することは、壁22の中にキー80を切削することを含む。キー80は、図3Aに概略的に示すように、壁22の表面からの切欠き(除去部)である。ある実施形態では、キー80を切削することは、レーザビーム30をほぼ矩形のキー80が形成されるようにして壁22の表面に沿った多数の切削経路内で移動させることを含む。他の実施形態では、キー80は円形の形状、または任意の形状である。通常2つ以上のキー80が、以下でより詳細に説明するように、構造強度を向上させるために壁22の中に切削される。当業者は、本発明に適した寸法および形状のキー80を構成することができる。
ある実施形態では、壁22の近傍に安定化構造体40を配置することおよび安定化構造体40を壁22に取り付けることは、キー80を利用して、壁22の表面の周囲に作成された型枠の中にコンクリート70を打設することによって安定化壁42を形成することを含む。硬化する際、図3Bに概略的に示すように、打設されたコンクリート70は安定化壁42を形成するが、これは、コンクリート構造物10の壁22と安定化壁42とが結合構造となって壁22と連続的に結合される。このような実施形態では、安定化壁42は、コンクリート構造物10を構造的に支持し、それによって、壁22と安定化壁42の間のせん断応力に抵抗する。ある実施形態では、ここで説明されたキー80が、追加の構造安定性を有する安定化壁42を形成するために上記で説明された孔24および鉄筋50、52とともに形成される。当業者は、本発明の実施形態に従って安定化壁42を形成することができる。
ある実施形態では、耐震補強されるコンクリート構造物10の部分20は、部分20に追加の構造強度を提供する鉄筋56を備える。コンクリート構造物10をより強く構造的に支持するために、ある実施形態の安定化構造体40は、部分20の鉄筋56と一体化される。コンクリート構造物10の部分20がコンクリート構造物10の中に埋め込まれた鉄筋56を備えるこのような実施形態では、材料を除去することは、コンクリートを除去して鉄筋56の部分を露出させることである。
キー80が部分20内に切り込まれている実施形態では、キー80は、図4に概略的に示すように、レーザビーム30によって部分20の鉄筋56の近傍に切削することができ、鉄筋56が露出されるような寸法を有する。安定化構造体40の打設されたコンクリート70が、その後鉄筋56と結合することができ、それによって構造強度が向上する。ある実施形態では、鉄筋56がレーザビーム30によって部分的にのみ露出されるが、他の実施形態では、鉄筋56を包囲しているコンクリートをレーザビーム30によって完全に除去され、安定化構造体40の打設されたコンクリート70が鉄筋56を包囲する。他の実施形態では、露出された鉄筋56が、安定化構造体40の追加の鉄筋50、52と結合し、それによってコンクリート構造物10の部分20と安定化構造体40をより密に結合することができる。同様に、孔24がレーザビーム30によって部分20内に穿孔される実施形態では、孔24を、コンクリート構造物10の部分20内の鉄筋56の部分が有利なように露出させる寸法にすることができる。
レーザビーム30によるコンクリート構造物10の部分20の鉄筋56への損傷を最小化するために、ある実施形態では、コンクリート構造物10の部分20から材料を除去することは、鉄筋56を検知し、鉄筋56を実質上照射することを回避し、それによって鉄筋56を実質上損傷させることを回避することを含む。図5は、レーザビーム30が、鉄筋56が埋め込まれているコンクリートのセクションを切り取っている構成の一実施形態を概略的に示している。この構成では電子アイ90を備える。矢印は、切削されるコンクリートを横切るレーザビーム30の走査方向を示している。ある実施形態では、比較的浅い深度のコンクリートが、好ましくは、レーザビーム30の各経路上で切り取られ、鉄筋56が露出して電子アイ90によって検知されるまで、走査が繰り返される。
ある実施形態では、電子アイ90が、材料が除去されているとき、鉄筋56から反射された光を検知し、鉄筋56とコンクリートの反射率の差に応答することによって電子アイ90が鉄筋56を検知するように配置されている。反射される光は、レーザビーム30、間接照明、またはその他の光源によって発生させられる。他の実施形態では、電子アイ90が、分光学的な差、またはその他の入射光に対する鉄筋56およびコンクリートの相互作用での差に応答する。さらに他の実施形態では、電子アイ90は、包囲しているコンクリートの特徴と異なる鉄筋56の他の特徴に応答する。当業者は、本発明の実施形態に従って電子アイ90を構成することができる。
ある実施形態では、いったん鉄筋56から反射された光が電子アイ90によって検知されると、レーザビーム30が鉄筋56からコンクリートの別のセクションへ進められ、それによって鉄筋56が照射されるのを実質上回避する。代替となる実施形態では、鉄筋56から反射された光が検知されると、レーザビーム30のレーザエネルギー密度を低下させる。参照によって本明細書に組み込まれるYoshizawaの文献に記載されているように、レーザビーム30のレーザエネルギー密度は、コンクリートを切削することができるが、鉄筋を実質上非損傷のまま残すレベルにまで低下させることができる。このようにして、コンクリートはコンクリート構造物10と安定化構造体40との十分な結合を確実にするのに適切な深度まで切削することができ、しかも、コンクリート構造物10内の鉄筋56が損傷してその構造に悪影響を与えるのを防止することができる。
さらに他の実施形態では、コンクリート構造物10内の鉄筋56の位置は、X線を使用して配置することができる。複数の方向からコンクリート構造物10の部分20内の鉄筋56を撮像することによって、コンクリート構造物10の部分20内の鉄筋56の深度、ならびにコンクリート構造物10の部分20の表面に沿った鉄筋56の位置を決定することができる。鉄筋56の位置のこのような決定は、レーザビーム30が材料を除去するために位置決めされる前に行うことができ、それによって、孔24の穿孔やキー80の切削や材料除去のために、使用者が適切な位置を決定することができる。当業者は、本発明の実施形態に従って、鉄筋56を配置するためにX線を使用することができる。
図6A、6Bおよび6Cに概略的に示すように、ある実施形態では、コンクリート構造物10の部分20は、カラム26を備え、部分20から材料を除去することは、カラム26内に孔24を穿孔することを含んでいる。これらの孔24は、安定化壁42を備える安定化構造体40をカラム26に結合するために、ある実施形態で使用される。カラム26が鉄筋56を備える実施形態では、新しい鉄筋50のための孔24をカラム26内の既存の鉄筋56の近傍に配置することができるように、既存の鉄筋56の位置が識別される。ある実施形態では、図6Aに概略的に示すように、カラム26内の既存の鉄筋56の位置は、カラム26をレーザビーム30で照射することによってカラム26の外表面から材料を除去して鉄筋56を露出させることによって識別される。通常、鉄筋56は、カラム26の表面の約1.5インチ下にあり、それによって、カラム26が安定化壁42と結合される領域内で、レーザビーム30の照射によって約1.5インチのコンクリートを除去する必要がある。当業者は、耐震補強される特定のカラム26に応じて、実際の深度が様々であってよいことを認識されたい。また、カラム26の表面からの材料の除去が、表面を粗くし、それによってカラム26と安定化壁42の間のより強い結合を提供するために使用されてもよい。
孔24は、図6Bに示すように、カラム26の既存の鉄筋56の近傍で、レーザビーム30でカラム26を照射することによって穿孔される。ある実施形態では、カラム26内に孔24を穿孔することは、壁22内の孔24を穿孔することに関して上記で説明したように、ほぼ円筒形の孔24が形成されるように、カラム26の表面に沿ってレーザビーム30を円形運動させることを含んでいる。
耐震補強壁22に関して上記で説明したように、ある実施形態のカラム26は、安定化壁42と結合され、それによって安定化壁42がカラム26を構造的に支持できることになる。このような実施形態では、鉄筋50は、レーザビーム30によって穿孔された孔24内にエポキシ60によって固定される。通常の実施形態では、2つ以上の孔24がカラム26内に穿孔され、各孔24の中に固定された鉄筋50を有する。ある実施形態では、図6Bに示すように、カラム26に固定された鉄筋50が他の鉄筋52によって互いに結合することによって鉄筋格子構造54を形成する。当業者は、本発明の実施形態に従って鉄筋50、52を構成することができる。
ある実施形態では、安定化構造体40をカラム26と結合することは、鉄筋50の周囲に作成された型枠の中にコンクリート70を打設することによって安定化壁42を形成することを含む。硬化する際、図6Cに示すように、打設されたコンクリート70が、壁22と連続的に結合され、鉄筋50、52を備える安定化壁42を形成する。このような実施形態では、安定化壁42は、カラム26に対する構造支持を提供する。当業者は、本発明の実施形態に従って安定化壁42を形成することができる。
別法として、またはカラム26内に孔24を穿孔することに加えて、ある実施形態でカラム26から材料を除去することは、カラムからキー80を切削することを含んでいる。ある実施形態では、カラム26からキー80を切削することは、キー80を壁22内で切削することに関して上記で述べたように、レーザビーム30をカラム26の表面に沿った多数の切削経路内で移動させることを含む。硬化する際、打設されたコンクリート70が、カラム26と安定化壁42とが結合構造となってカラム26と連続的に結合される安定化壁42を形成する。このような実施形態では、安定化壁42は、カラム26に対する構造的支持を提供し、それによって、キー80が壁22と安定化壁42の間のせん断応力に耐える。当業者は、本発明の実施形態に従ってカラム26からの材料の適切な除去を選択することができる。
図7に概略的に示すように、ある実施形態では、コンクリート構造物10の部分20は、床部28および梁部29を備え、部分20から材料を除去することは、部分20をレーザビーム30で照射することによって床部28および梁部29内に孔24を穿孔することを含んでいる。これらの孔24は、安定化カラム44を備える安定化構造体40を床部28および梁部29と結合するために、ある実施形態で使用される。このような実施形態では、レーザビーム30が床部28を通り梁部29内へ孔24を穿孔するために使用される。鉄筋50が、上記で説明したように梁部29の孔24に固定され、鉄筋52が、床部28の孔24を通って挿入されて、鉄筋50と結合されて、鉄筋格子構造54を形成する。
ある実施形態では、安定化構造体40を床部28および梁部29と結合することは、鉄筋格子構造54の周囲に作成された型枠の中にコンクリート70を打設することによって安定化カラム44を形成することをさらに含む。硬化する際、打設されたコンクリート70が、床部28および梁部29の両方と結合され、鉄筋50、52を備える安定化カラム44を形成する。このような実施形態では、安定化カラム44は、コンクリート構造物10に対する構造支持を提供する。当業者は、本発明の実施形態に従って安定化カラム44を形成することができる。
他の実施形態では、図8に概略的に示すように、孔24は、レーザビーム30を使用して円筒形のプラグ90を芯抜きし、次に円筒形プラグ90を折り取ることによってコンクリート構造物10の部分20内に形成することができる。円筒形のプラグ90の芯を抜くことは、コンクリート構造物10の部分20の表面に方向付けながら、レーザビーム30を円形運動させ、それによって孔24の円周の周囲を切削することを含んでいる。このような実施形態は、大きな穴24を形成するために有用であり、レーザ照射によって孔24内のすべての材料を除去するためにコンクリート上の大きなパワーが入射するのを回避することができてコンクリートへの熱損傷の可能性を低減できる。
コンクリート構造物を補強することについて示したが、一般に、他の建設プロジェクトへの本明細書の方法および装置の適用例を当業者なら容易に見出すであろう。本発明は、ある好ましい実施形態および実施例について開示されたが、本発明は、具体的に開示された実施形態を超えて、他の代替となる実施形態および/または本発明の使用および明らかな修正形態およびそれと等価なものへ続くことが、当業者なら理解されよう。したがって、本明細書に開示された本発明の範囲は、上記で説明された特定の開示された実施形態によって限定されるべきではなく、特許請求の範囲を精細に読むことによって決定されるべきである。
コンクリート構造物を耐震補強する方法の一実施形態のフローチャートである。 A、B及びCは、レーザビームによる照射によって穿孔された孔を有する壁を備えるコンクリート構造物の部分を耐震補強する一実施形態の概略図である。 A及びBは、レーザビームによる照射によって切削されたキーを備える壁を備えるコンクリート構造物の部分を耐震補強する一実施形態の概略図である。 コンクリート構造物の部分の鉄筋の近傍でのレーザビームによる照射によって切削されたキーの概略図である。 レーザビームが、鉄筋が埋め込まれているコンクリートのセクションを切り出している構成の一実施形態の概略図である。 A、B及びCは、レーザビームによる照射によって穿孔された孔を有する床部および梁部を備えるコンクリート構造物の部分を耐震補強する一実施形態の概略図である。 レーザビームによる照射によって床部を通っておよび梁部内に穿孔された孔を備える床部および梁部を備えるコンクリート構造物の部分を耐震補強する一実施形態の概略図である。 レーザビームを使用して円筒形のプラグの芯を抜くことによってコンクリート構造物の部分内に切削された孔の概略図である。

Claims (23)

  1. レーザエネルギー密度を有するレーザビームでコンクリート構造物の部分を照射することによって、前記部分から材料を除去すること、
    前記コンクリート構造物の部分の近傍に安定化構造体を配置すること、および、
    前記安定化構造体を前記コンクリート構造物の前記部分に取り付け、それによって前記安定化構造体が前記コンクリート構造物を構造的に支持することを含む、コンクリート構造物を耐震補強する方法。
  2. 前記コンクリート構造物の部分は壁を備え、前記部分から材料を除去することが、前記壁内に孔を穿孔することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記孔を穿孔することが、ほぼ円筒形の孔が形成されるように、前記壁の表面に沿ってレーザビームを円形運動させることを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記安定化構造体は鉄筋を備え、前記安定化構造体を前記壁に取り付けることが前記鉄筋を前記孔内で固定することを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記安定化構造体を壁に取り付けることが、鉄筋の周囲に型枠を形成し、型枠にコンクリートを打設することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記コンクリート構造物の部分は壁を備え、前記部分から材料を除去することが、前記壁からキーを切削することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記キーを切削することが、レーザビームを前記壁の表面に沿った多数の切削経路内で移動させることを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記キーが、ほぼ矩形の形状を有する、請求項6に記載の方法。
  9. 前記壁に安定化構造体を取り付けることが、前記キーの切削部分の周囲に型枠を作成すること、および前記型枠の中にコンクリートを打設して前記コンクリートをキーの切削部分に充填することを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記コンクリート構造物の部分が、前記コンクリート構造物内に埋め込まれた鉄筋を備え、前記材料を除去することが、コンクリートを除去して前記鉄筋の部分を露出させることを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 材料を除去することが、前記鉄筋を検知すること、および前記鉄筋を実質的に照射することを回避して前記鉄筋を実質的に損傷することを回避することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記鉄筋を検知することが、X線を使用して前記鉄筋の位置決定をすることを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記鉄筋を検知することが、前記材料を除去するとき、前記鉄筋から反射される光を検知するために電子アイを使用することを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記筋を照射することを実質的に回避することが、前記鉄筋から反射された光を検知した際、前記鉄筋からレーザビームを遠ざけることを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記鉄筋を照射することを実質的に回避することが、前記鉄筋から反射された光を検知した際、レーザエネルギー密度を低下させることを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記コンクリート構造物の部分はカラムを備え、前記部分から材料を除去することが、前記カラム内に孔を穿孔することを含む、請求項1に記載の方法。
  17. 孔を穿孔することが、ほぼ円筒形の孔が形成されるように、前記カラムの表面に沿ってレーザビームを円形運動させることを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記コンクリート構造物の部分はカラムを備え、前記部分から材料を除去することが、前記カラムからキーを切削することを含む、請求項1に記載の方法。
  19. キーを切削することが、レーザビームを前記カラムの表面に沿った多数の切削経路内で移動させることを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記コンクリート構造物の部分から材料を除去することが、レーザビームを使用して円筒形のプラグを芯抜きして、前記コンクリート構造物の部分から円筒形プラグを取り去ることを含む、請求項1に記載の方法。
  21. 騒音許容レベル、振動許容レベルおよび煤塵許容レベルを有する機器および人によって占有されるコンクリート構造物を耐震補強する方法であって、
    レーザビームで前記コンクリート構造物の部分を照射し、騒音許容レベルよりも小さい騒音と、振動許容レベルよりも小さい振動と、煤塵許容レベルよりも少ない煤塵とを発生させて前記部分から材料を除去すること、
    前記コンクリート構造物の一部分の近傍に安定化構造体を配置すること、
    前記コンクリート構造物の一部分に前記安定化構造体を取り付けることによって前記安定化構造体が前記コンクリート構造物を構造的に支持することを可能にすることを含む、方法。
  22. 前記コンクリート構造物が、健康管理施設を含み、前記機器が、健康管理機器を含み、前記人が、前記健康管理施設の職員および患者を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記部分をレーザビームで照射することによって前記コンクリート構造物の部分から材料を除去すること、および、
    前記コンクリート構造物を、構造的に支持することを含む、コンクリート構造物を耐震補強する方法。
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