JPH0650006A - 鉄筋コンクリート構造部材の補強方法 - Google Patents

鉄筋コンクリート構造部材の補強方法

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JPH0650006A
JPH0650006A JP5077692A JP5077692A JPH0650006A JP H0650006 A JPH0650006 A JP H0650006A JP 5077692 A JP5077692 A JP 5077692A JP 5077692 A JP5077692 A JP 5077692A JP H0650006 A JPH0650006 A JP H0650006A
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Noriaki Hirano
範彰 平野
Yasushi Sugiyama
靖 杉山
Takashi Matsuzaki
敞 松崎
Katsuyuki Jinnouchi
勝行 陣之内
Yasuo Higashihata
泰夫 東端
Shoya Ikeda
捷也 池田
Masahiro Ichige
将弘 市毛
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、鉄筋コンクリート構造部材の補強
方法に関し、型枠を使用せずに、溶接作業によらずに簡
便に施工することを目的とする。 【構成】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリートの
補修部分を削り、鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に補
強用鉄筋を固着して補修部分上に配置するとともに吹付
モルタルを補修部分に吹き付け、補修部分に、補強用鉄
筋と吹付モルタルからなる吹付鉄筋コンクリート部を一
体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート構造
部材の補強方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物の梁部材,柱部材,床,
壁等を構成する鉄筋コンクリート構造部材は、施工不良
の際や地震等の災害で損傷を受け場合、補強することが
要求される。かかる場合、鉄筋コンクリート構造部材の
耐力を向上させるため、鉄筋コンクリート構造部材のコ
ンクリートを部分的に削り、鉄筋を補強した後、コンク
リートまたはモルタルを充填する方法が一般的である。
【0003】かかる鉄筋コンクリート構造部材の補強
を、図8により説明する。図示のように、補強の対象と
なる梁部材101が天井部102Aに配設されている。
梁部材101は、コンクリート103Aを鉄筋103
B,103Cで補強した鉄筋コンクリート構造部材10
3からなる。
【0004】そして、鉄筋コンクリート構造部材103
のコンクリート103Aが削られ、鉄筋103Bに補強
用の鉄筋104が溶接により固着される。次いで、直下
階102に支持台105が仮設置され、この支持台10
5上に桟木106を介して型枠107が鉄筋コンクリー
ト構造部材106の周りを囲むように置かれ、支保工で
補強される。
【0005】この状態で、無収縮モルタル108が型枠
107内に充填される。無収縮モルタル108の養生
後、支保工が取り除かれ、型枠107が脱型される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところか、従来の鉄筋
コンクリート構造部材の補強方法にあっては、型枠10
7を設置する際に、型枠107や支保工が図示しないダ
クト,配線,スリーブ等に干渉し、型枠107を設置す
るためこれらの移設工事を伴うことがあったり、或い
は、使用中の建築物においては、溶接作業は飛散する溶
融粒子等による火気を伴い、危険性があるので、禁止さ
れる場合が多い。
【0007】また、型枠107の設置作業や取り外し作
業があり、作業効率が悪いとう問題がある。そして、上
記の直下階102には、型枠107を支持するため、支
持台105を設置することを余儀なくされ、型枠107
の使用中には直下階102の使用ができないという問題
があり、使用中の建築物等の鉄筋コンクリート構造部材
の補強の実施は困難を伴なうことになる。
【0008】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、型枠を使用せずに、溶接
作業によらずに簡便に施工できる鉄筋コンクリート構造
部材の補強方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
鉄筋コンクリート構造部材のコンクリートの補修部分を
削り、鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に補強用鉄筋を
固着して補修部分上に配置するとともに吹付モルタルを
補修部分に吹き付け、補修部分に、補強用鉄筋と吹付モ
ルタルからなる吹付鉄筋コンクリート部を一体化したこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、鉄筋コンクリート
構造部材のコンクリートの補修部分を削り、この削りで
形成されるコンクリートの補修部分にアンカーを埋め込
み、アンカーに補強用鉄筋を固着して補修部分上に配置
するとともに吹付モルタルを補修部分に吹き付け、補修
部分に、補強用鉄筋と吹付モルタルからなる吹付鉄筋コ
ンクリート部を一体化したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、鉄筋コンクリート
構造部材のコンクリートの補修部分を削り、鉄筋コンク
リート構造部材の鉄筋に、網状体を固着して補修部分上
に配置するとともに吹付モルタルを補修部分に吹き付
け、補修部分に、網状体と吹付モルタルからなる吹付鉄
筋コンクリート部を一体化したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、鉄筋コンクリート
構造部材のコンクリートの補修部分を削り、この削りで
形成されるコンクリートの補修部分にアンカーを埋め込
み、アンカーに網状体を固着して補修部分上に配置する
とともに吹付モルタルを補修部分に吹き付け、補修部分
に、網状体と吹付モルタルからなる吹付鉄筋コンクリー
ト部を一体化したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、鉄筋コンクリート
構造部材のコンクリートの補修部分を削り、この削りで
形成されるコンクリートの補修部分にアンカーを埋め込
み、鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に補強用鉄筋を固
着して補修部分上に配置し、且つ、アンカーに網状体を
固着して補修部分上に配置するとともに、吹付モルタル
を補修部分に吹き付け、補修部分に、補強用鉄筋,網状
体及び吹付モルタルからなる吹付鉄筋コンクリート部を
一体化したことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、鉄筋コンクリート
構造部材のコンクリートの補修部分を削り、この削りで
形成されるコンクリートの補修部分にアンカーを埋め込
み、鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に網状体を固着し
て補修部分上に配置し、且つ、アンカーに補強用鉄筋を
固着して補修部分上に配置するとともに吹付モルタルを
補修部分に吹き付け、補修部分に、補強用鉄筋,網状体
及び吹付モルタルからなる吹付鉄筋コンクリート部を一
体化したことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明においては、鉄筋コンクリ
ート構造部材のコンクリートの補修部分を削り、鉄筋コ
ンクリート構造部材の鉄筋に補強用鉄筋を固着して補修
部分上に配置するとともに吹付モルタルを補修部分に吹
き付け、補修部分に、補強用鉄筋と吹付モルタルからな
る吹付鉄筋コンクリート部を一体化する。
【0016】請求項2記載の発明においては、鉄筋コン
クリート構造部材のコンクリートの補修部分を削り、こ
の削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカー
を埋め込み、アンカーに補強用鉄筋を固着して補修部分
上に配置するとともに吹付モルタルを補修部分に吹き付
け、補修部分に、補強用鉄筋と吹付モルタルからなる吹
付鉄筋コンクリート部を一体化する。
【0017】請求項3記載の発明においては、鉄筋コン
クリート構造部材のコンクリートの補修部分を削り、鉄
筋コンクリート構造部材の鉄筋に、網状体を固着して補
修部分上に配置するとともに吹付モルタルを補修部分に
吹き付け、補修部分に、網状体と吹付モルタルからなる
吹付鉄筋コンクリート部を一体化する。
【0018】請求項4記載の発明においては、鉄筋コン
クリート構造部材のコンクリートの補修部分を削り、こ
の削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカー
を埋め込み、アンカーに網状体を固着して補修部分上に
配置するとともに吹付モルタルを補修部分に吹き付け、
補修部分に、網状体と吹付モルタルからなる吹付鉄筋コ
ンクリート部を一体化する。
【0019】請求項5記載の発明においては、鉄筋コン
クリート構造部材のコンクリートの補修部分を削り、こ
の削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカー
を埋め込み、鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に補強用
鉄筋を固着して補修部分上に配置し、且つ、アンカーに
網状体を固着して補修部分上に配置するとともに、吹付
モルタルを補修部分に吹き付け、補修部分に、補強用鉄
筋,網状体及び吹付モルタルからなる吹付鉄筋コンクリ
ート部を一体化する。
【0020】請求項6記載の発明においては、鉄筋コン
クリート構造部材のコンクリートの補修部分を削り、こ
の削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカー
を埋め込み、鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に網状体
を固着して補修部分上に配置し、且つ、アンカーに補強
用鉄筋を固着して補修部分上に配置するとともに吹付モ
ルタルを補修部分に吹き付け、補修部分に、補強用鉄
筋,網状体及び吹付モルタルからなる吹付鉄筋コンクリ
ート部を一体化する。
【0021】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。本発明に係わる鉄筋コンクリート構造部材の補
強方法について、鉄筋コンクリート構造部材として梁部
材を例に挙げた第1実施例を図1ないし図3により説明
する。
【0022】図において、符号1は、断面欠損を有する
梁部材で、この梁部材1は、鉄筋コンクリート構造部材
3からなり、この鉄筋コンクリート構造部材3は、コン
クリート3Aと、このコンクリート3A中に埋め込まれ
た複数の主鉄筋3Bと、このコンクリート3A中に埋め
込まれ主鉄筋3Bの長手方向に沿って所定の間隔で複数
個配されたコ字形鉄筋3Cとから構成されている。
【0023】そして、梁部材1の略下半分の補修部分
(側面1A,1Aの下側部分及び下面部分)が削られ
る。鉄筋コンクリート構造部材3に亀裂等の隙間2があ
れば、この隙間2にエポキシモルタルが注入され、鉄筋
コンクリート構造部材3が補強される。
【0024】次いで、上述の削りで鉄筋コンクリート構
造部材3に形成される凹状の補修部分4の側面4A,4
Aにケミカルアンカー5からなるアンカーが梁部材1の
長手方向に沿って複数埋め込まれ、その化学的作用と相
まって強固に鉄筋コンクリート構造部材3のコンクリー
ト3Aに固着される。
【0025】さらに、補修部分4の表面が噴霧器から吹
き付けられた水により湿潤状態となる。この後、鉄筋コ
ンクリート構造部材3の各コ字形鉄筋3Cに、それぞれ
断面コ字形の補強用コ字形鉄筋6Aが、先端楔状のピン
7で打ち込まれ、結合される。この補強用コ字形鉄筋6
Aの内側には、梁部材1の長手方向に沿って補強用主筋
6Bが複数配置されて各補強用コ字形鉄筋6Aに結ばれ
る。
【0026】複数の補強用コ字形鉄筋6Aと複数の補強
用主筋6Bとで補強用鉄筋6が構成される。次いで、断
面コ字形の網状体7が、補強用コ字形鉄筋6Aの外側を
囲んで梁部材1の長手方向に沿って配置され、この網状
体7はケミカルアンカー5に引っ掛けて固着される。
【0027】かかる状態で、吹付モルタル8が、補修部
分4の至近距離隔てた位置から補修部分4に吹き付けら
れる。吹付モルタル8としては、アクリル等を材料とす
る2〜3デニル程度等の高強度で高弾性のコンクリート
・モルタル用補強繊維,シリカヒューム等のシリカ質微
粉末,酸化カルシウム,カルシウム・サルフォ・アルミ
ネート等を主成分とする膨張材,ナフタレンスルホン酸
系,ポリカルボン酸系,メラミン系,アミノスルホン酸
系等を主成分とする高性能減水剤,およびその他の成分
として凝結調整剤,強度増進材,粘性助剤,消泡剤等の
微量成分を含んだプレミックスタイプのモルタル材が使
用される。このようなプレミックスタイプのモルタル材
は、所定量の水で練り混ぜた吹付モルタルを圧送ポンプ
及び圧搾空気によって吹き付けることにより、一般のモ
ルタルでは不可能な以下の性質を満たすモルタルが、母
材であるコンクリートの表面に付着される。
【0028】上記のモルタルは、1回の吹き付け施工で
4〜5cm程度の厚付け施工が可能で、それよってもダ
レが無い状態で母材のコンクリートと十分に一体化さ
れ、母材のコンクリートを十分に上回る強度及び剛性が
発現され、吹き付け施工後に金ゴテ,木ゴテ等によって
所定の形状に容易に仕上げられる仕上げ性を有し、及び
構造的に問題となるような乾燥収縮ひびわれが発生しな
いこと等の性質を有するものが特に好ましく、施工時に
環境衛生を考慮すると、粉塵埃は例えば5mg/立方m
以下を十分満たすこと、吹付け施工時のリバウンドが1
%程度以下であることが好ましいとされる。
【0029】上記の吹付モルタル8は、例えば20mm
程度の厚さに吹き付けられ、最下層コンクリート部分が
形成される。最下層コンクリート部分の半日或いは1日
養生後、さらに、例えば補修部分4から最下層コンクリ
ート部分の上に、20mm程度の厚さに吹付モルタル8
が吹き付けられ、この吹き付けが繰り返される。補修部
分4上に吹付モルタル8が必要な厚さに充填され、吹付
モルタル8の表面が整形される。
【0030】しかして、補修部分4に、補強用鉄筋6,
網状体7及び吹付モルタル8からなる吹付鉄筋コンクリ
ート部9が一体化され、鉄筋コンクリート構造部材3が
補強される。なお、ケミカルアンカー5は、網状体7の
支持部材として機能するにとどまらず、補修部分4から
突出しており、吹付モルタル8との付着力を強化してい
る。
【0031】以上の如き構成によれば、吹付モルタル8
を、鉄筋コンクリート構造部材3の補修部分4に吹き付
けて補強するため、補強の際に従来必要であった型枠,
支保工が不要になり、従って、型枠,支保工に伴なうダ
クト,配線,スリーブ等との干渉が生じる余地も解消さ
れ、ダクト,配線,スリーブ等の仮工事が無く、型枠の
設置作業や取り外し作業を無くし、作業効率を良くする
ことができ、簡便に鉄筋コンクリート構造部材3の補強
工事を施工することができる。
【0032】また、型枠を使用しないで補強工事を施工
できるため、直下階に支持台を設置する必要がなく、補
強工事の施工中でも、直下階の使用をすることができ
る。さらに、吹付モルタル8を、鉄筋コンクリート構造
部材3の補修部分4に吹き付けて補強するため、溶接作
業によらず簡便に鉄筋コンクリート構造部材3の補強工
事を施工することができる。
【0033】要するに、型枠を使用せずに、使用中の建
築物等でも、溶接作業によらずに簡便に梁部材1を構成
する鉄筋コンクリート構造部材3の補強をすることがで
きる。
【0034】なお、本実施例においては、鉄筋コンクリ
ート構造部材3のコ字形鉄筋3Cに補強用組立鉄筋6を
固着して補修部分4上に配置するとともに、ケミカルア
ンカー5に網状体7を固着して補修部分4上に配置し、
補強用組立鉄筋6及び網状体7を補強部材としている
が、(1)鉄筋コンクリート構造部材3のコ字形鉄筋3
Cに固着された補強用組立鉄筋6のみで補強部材を構成
することもできる。(2)鉄筋コンクリート構造部材3
のコ字形鉄筋3Cに網状体7を固着し、この網状体7の
みで補強部材を構成することもできる。(3)ケミカル
アンカー5に固着された網状体7のみで補強部材を構成
することもできる。(4)鉄筋コンクリート構造部材3
のコ字形鉄筋3Cに網状体7を固着して補修部分4上に
配置するとともに、ケミカルアンカー5に補強用組立鉄
筋6を固着して補修部分4上に配置して、補強用組立鉄
筋6及び網状体7を補強部材とすることもできる。
【0035】また、本実施例においては、吹付モルタル
8の成分は上述した例のみに限定されることはない。さ
らに、本実施例においては、アンカーとしてケミカルア
ンカー5が使用されているが、化学的作用のないもので
も良い。
【0036】本発明に係わる鉄筋コンクリート構造部材
の補強方法について、鉄筋コンクリート構造部材として
柱部材を例に挙げた第2実施例を、図4,図5により説
明する。
【0037】図において、柱部材11は、鉄筋コンクリ
ート構造部材12からなり、この鉄筋コンクリート構造
部材12は、コンクリート12Aと、このコンクリート
12A中に埋め込まれた複数の主鉄筋12Bと、このコ
ンクリート12A中に埋め込まれ主鉄筋12Bの長手方
向に沿って所定の間隔で複数個配された肋状鉄筋12C
とから構成されている。なお、肋状鉄筋12Cが腐食し
ている場合には、腐食部を撤去の後錆止め塗装が施され
る。
【0038】そして、柱部材11の外周面からなる補修
部分が削られる。鉄筋コンクリート構造部材12に亀裂
等の隙間があれば、この隙間にエポキシモルタルが注入
され、鉄筋コンクリート構造部材12を補強する。
【0039】次いで、上述の削りで鉄筋コンクリート構
造部材12に形成される補修部分13にケミカルアンカ
ー14からなるアンカーが複数埋め込まれ、その化学的
作用と相まって強固に鉄筋コンクリート構造部材12の
コンクリート12Aに固着される。
【0040】さらに、補修部分13の表面が噴霧器から
吹き付けられた水により湿潤状態となる。この後、補強
用肋状鉄筋15が柱部材11の長手方向に沿って複数個
配置され、補強用肋状鉄筋15は、対向する一対の補強
用コ字形鉄筋15A,15Bから構成され、一対の補強
用コ字形鉄筋15A,15Bの端部は、複数のケミカル
アンカー14のうちのケミカルアンカー14A,14B
に固着される。各補強用肋状鉄筋15の内側には、柱部
材11の長手方向に沿って補強用主筋15Cが複数本配
置されて各補強用肋状鉄筋15に結ばれる。複数の補強
用肋状鉄筋15と複数の補強用主筋15Cとで補強用鉄
筋16が構成される。
【0041】以下、図1に示す梁部材1の補強と同様に
して、吹付モルタル8が補修部分13に吹き付けられ、
補修部分13に、補強用鉄筋16,吹付モルタル8から
なる吹付鉄筋コンクリート部17が一体化され、鉄筋コ
ンクリート構造部材12が補強される。なお、ケミカル
アンカー14は、補修部分13から突出しており、吹付
モルタル17と鉄筋コンクリート構造部材12との一体
化に寄与している。
【0042】本実施例によれば、第1実施例と同様の効
果を奏する。なお、上記柱部材11の例では、ケミカル
アンカー14A,14Bに補強用鉄筋16が取り付けら
れているが、この補強用鉄筋16に代えて網状体を固着
することもできる。
【0043】図6は、本発明に係わる鉄筋コンクリート
構造部材の補強方法について、鉄筋コンクリート構造部
材からなる床を補強する場合の第3実施例を示してい
る。本実施例においては、第1実施例と同様にして、鉄
筋コンクリート構造部材21からなる床の補修部分22
に、補強用組立鉄筋23,ケミカルアンカー24及び吹
付モルタル25からなる吹付鉄筋コンクリート部26が
一体化され、鉄筋コンクリート構造部材21が補強され
ており、第1実施例と同様の効果を奏する。
【0044】図7は、本発明に係わる鉄筋コンクリート
構造部材の補強方法について、鉄筋コンクリート構造部
材からなる壁を補強する場合の第4実施例を示してい
る。本実施例においては、第1実施例と同様にして、鉄
筋コンクリート構造部材31からなる床の補修部分32
に、補強用組立鉄筋33,ケミカルアンカー34及び吹
付モルタル35からなる吹付鉄筋コンクリート部36が
一体化され、鉄筋コンクリート構造部材31が補強され
ており、第1実施例と同様の効果を奏する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吹付モルタルを、鉄筋コンクリート構造部材の補修部分
に吹き付けて補強するため、補強の際に従来必要であっ
た型枠,支保工が不要になり、従って、型枠,支保工に
伴なうダクト,配線,スリーブ等との干渉が生じる余地
が解消され、簡便に鉄筋コンクリート構造部材の補強工
事を施工することができる。
【0046】また、型枠を使用しないで補強工事を施工
できるため、直下階に支持台を設置する必要がなく、補
強工事の施工中でも、直下階の使用をすることができ
る。さらに、吹付モルタルを、鉄筋コンクリート構造部
材の補修部分に吹き付けて補強するため、溶接作業によ
らず簡便に鉄筋コンクリート構造部材の補強工事を施工
することができる。
【0047】要するに、型枠を使用せずに、溶接作業に
よらずに簡便に使用中の建築物等の鉄筋コンクリート構
造部材の補強をすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる鉄筋コンクリート
構造部材の補強方法における梁部材の断面図である。
【図2】図1のA方向矢視図である。
【図3】図1のコ字形鉄筋と補強用コ字形鉄筋の固着状
態を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係わる鉄筋コンクリート
構造部材の補強方法における柱部材の断面図である。
【図5】図4のB方向矢視図である。
【図6】本発明の第3実施例に係わる鉄筋コンクリート
構造部材の補強方法における床の要部縦断面図である。
【図7】本発明の第4実施例に係わる鉄筋コンクリート
構造部材の補強方法における壁の要部縦断面図である。
【図8】従来における鉄筋コンクリート構造部材の補強
方法の断面説明図である。
【符号の説明】
3 鉄筋コンクリート構造部材 3A コンクリート 3C コ字形鉄筋 4 補修部分 5 ケミカルアンカー(アンカー) 6 補強用組立鉄筋 7 網状体 8 吹付モルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 敞 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 陣之内 勝行 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 東端 泰夫 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 池田 捷也 神奈川県逗子市逗子4−5−41 (72)発明者 市毛 将弘 神奈川県茅ヶ崎市浜之郷1086−4

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリー
    トの補修部分を削り、 鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に補強用鉄筋を固着し
    て補修部分上に配置するとともに吹付モルタルを補修部
    分に吹き付け、 補修部分に、補強用鉄筋と吹付モルタルからなる吹付鉄
    筋コンクリート部を一体化したことを特徴とする鉄筋コ
    ンクリート構造部材の補強方法。
  2. 【請求項2】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリー
    トの補修部分を削り、 この削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカ
    ーを埋め込み、 アンカーに補強用鉄筋を固着して補修部分上に配置する
    とともに吹付モルタルを補修部分に吹き付け、 補修部分に、補強用鉄筋と吹付モルタルからなる吹付鉄
    筋コンクリート部を一体化したことを特徴とする鉄筋コ
    ンクリート構造部材の補強方法。
  3. 【請求項3】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリー
    トの補修部分を削り、 鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に、網状体を固着して
    補修部分上に配置するとともに吹付モルタルを補修部分
    に吹き付け、 補修部分に、網状体と吹付モルタルからなる吹付鉄筋コ
    ンクリート部を一体化したことを特徴とする鉄筋コンク
    リート構造部材の補強方法。
  4. 【請求項4】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリー
    トの補修部分を削り、 この削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカ
    ーを埋め込み、 アンカーに網状体を固着して補修部分上に配置するとと
    もに吹付モルタルを補修部分に吹き付け、 補修部分に、網状体と吹付モルタルからなる吹付鉄筋コ
    ンクリート部を一体化したことを特徴とする鉄筋コンク
    リート構造部材の補強方法。
  5. 【請求項5】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリー
    トの補修部分を削り、 この削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカ
    ーを埋め込み、 鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に補強用鉄筋を固着し
    て補修部分上に配置し、且つ、アンカーに網状体を固着
    して補修部分上に配置するとともに、吹付モルタルを補
    修部分に吹き付け、 補修部分に、補強用鉄筋,網状体及び吹付モルタルから
    なる吹付鉄筋コンクリート部を一体化したことを特徴と
    する鉄筋コンクリート構造部材の補強方法。
  6. 【請求項6】 鉄筋コンクリート構造部材のコンクリー
    トの補修部分を削り、 この削りで形成されるコンクリートの補修部分にアンカ
    ーを埋め込み、 鉄筋コンクリート構造部材の鉄筋に網状体を固着して補
    修部分上に配置し、且つ、アンカーに補強用鉄筋を固着
    して補修部分上に配置するとともに吹付モルタルを補修
    部分に吹き付け、 補修部分に、補強用鉄筋,網状体及び吹付モルタルから
    なる吹付鉄筋コンクリート部を一体化したことを特徴と
    する鉄筋コンクリート構造部材の補強方法。
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