JP2005512932A - ウィンドウガラスの製造を目的とする青色ガラス組成物 - Google Patents

ウィンドウガラスの製造を目的とする青色ガラス組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、重量で、
Fe23(全鉄) 0.2〜0.51%、
CoO 10〜50ppm、
Cr23 10〜300ppm、
CuO 0〜400ppm、
の範囲内で変わる含有率で上記着色剤を含むケイ素−ナトリウム−カルシウムタイプの青色ガラス組成物であって、
該ガラスが、0.35以下の酸化還元係数、485〜489nmの間に含まれる主波長λD、13%未満の刺激純度及び3〜5mmの間に含まれる厚みの下で1.1以上の選択度を示すことを特徴とする青に着色されたケイ素−ナトリウム−カルシウム組成物に関する。また、上記組成物から得られるガラスシートにも関し、このシートは特に自動車用窓または建設業用窓を製造することを目的とする。
この材料の用途は、電子工学、非線形光学および磁気学用材料である。

Description

本発明は、青に着色されたケイ素−ナトリウム−カルシウム組成物に関する。より具体的に言うと、本発明は、スズといったような溶融金属浴上のフロート(「フロート式」プロセス)による板ガラスの製造のための青色ガラス組成物に関し、ここでこれらの板ガラスが特に、(ただし専用ではなく)車両の前方に位置づけられたフロントガラス及びサイドウインドウガラスを形成することを目的としている。
自動車用ウィンドウガラスには非常に厳しい要件が課せられている。光学特性に関しては、これらの要件は、例えばフロントガラスの光透過率に関して、又ユーザーの快適性に関して、特にエネルギー透過に関しては、規則によって規制されている。
光透過率及びエネルギー透過率に関連する制約以外に、車両の前部にあるウィンドウガラスは、さらに、色に関し、特に主波長及び純度との関係に関して、自動車メーカーの要望にも適合しなくてはならない。
鉄は、これらの要求を充分満たす作用物質である。第2鉄イオンFe3+とは異なる第1鉄イオンFe2+の形での鉄が存在すると、ガラスを通る赤外線の透過率を低減させ、ひいてはエネルギー透過を低くすることができる。さらに、鉄は大部分の自動車とうまく調和する緑の着色をもたらす。
それでも、青味がかった車体と緑色のウィンドウガラスの組合せは、かなりのケースにおいて、美的観点からみて満足のいくものでないことが判明している。このような理由から、自動車メーカーは、比較的中性的な青色を示す、すなわち高い光透過率レベルとまた中庸なエネルギー透過のために、波長が短すぎずかつ純度が高すぎないガラスを入手することを望んでいる。
青着色は、単純にガラス組成物内に酸化コバルトを添加することによって得ることができる。この酸化物の主たる欠点は、それがガラスの光透過率の低減をひき起こし、ガラスを通る赤外線の透過率の方はごくわずかしか影響を受けない、という点にある。
ガラスを青に着色するもう1つの方法は、鉄を単一の着色剤として利用することにあるが、ただしこの場合、酸化還元係数(第1鉄イオン及び第2鉄イオンFe23の合計含有率に対する第1鉄イオンFeO含有率の比)を約50%といった比較的高い値に維持することが条件となる。このように高い酸化還元係数は、ガラスの溶解がさらにむずかしくなり、そのためガラスの中にシリカのような不完全に溶融した材料の介在物が出現する危険性がそれだけ増大することから、プロセスの実施おける問題を提起する。さらに、そのような還元性条件下では、鉄がガラスの精製に用いられる硫酸塩と反応して硫化鉄を形成する可能性が高く、これはガラスに黄色から褐色の着色を与える。
青に着色されたガラスはさらに、複数の着色剤を組合わせることによって得ることができる。
欧州特許出願公開第0820964号では、鉄(0.4〜1.1%)及び酸化コバルト(10〜75ppm)を組合せた混合物を利用して、480〜490nmまで変わる主波長及び6%以上の刺激純度をもつ青色ガラスを形成する。第2鉄状態の鉄の割合は、20〜40%の間に含まれる。基本的にガラス中の酸化コバルトの存在に関係する着色効果は、非常に際立った青色という形で現れる。
欧州特許出願公開第0814064号においては、鉄(0.53〜1.1%)、酸化コバルト(5〜40ppm)、そして場合によっては酸化クロム(100ppmまで)を組合せて、485〜491nmまで変わる主波長及び3〜18%まで変わる純度をもつ青色ガラスを形成することが提案されている。酸化還元比は0.25〜0.35の間である。
欧州特許出願公開第1023245号においては、前述のものと同じく、鉄(0.4〜1.0%)、酸化コバルト(4〜40ppm)、そして場合によっては酸化クロム(100ppmまで)を組合せて、485〜489nmまで変わる主波長及び3〜18%まで変わる純度をもつ青色ガラスを形成する。このガラスは0.35から0.6の間の酸化還元比で調製されるが、これは「フロート式」プロセスのための通常の酸化還元値ではない。従ってこの場合には、すでに明示しているように、組成物を溶融するための特別の加熱手段を用いる必要がある。これは結局、製造されるガラスのコストの増大という形で現れる。
市場の要望に迅速に応えることが、ガラス、より具体的には色領域が比較的広い自動車用の着色ガラスの製造業者全般にとってつねに関心事となっている。上述した青色ガラスの製造プロセスは、0.4%以上の鉄の総含有率を用い、そして/又は比較的高い酸化還元条件下で行なわれる。これらのプロセスは、所与のガラス組成物用いて操作することが一般的であり、ガラス化可能な混合物の組成に入る成分の性質又は含有率を調整することは推奨されない。これは、炉内のガラスの組成の変更には、生産されるガラスが求める光学特性及び求める着色を有しない間の移行時間が必要になるからである。この移行時間は、着色剤の含有量が高ければ高いほど長くなる。また、鉄含有量、特に第一鉄含有量を制限することは、ガラス組成物を溶融させるためのエネルギー需要が少なくなりこれがガラスコストを低減させるのに寄与することから、さらなる利点がもたらされる。
本発明は、前出の欠点を克服する青色に着色されたガラスを形成できるようにするケイ素−ナトリウム−カルシウムタイプのガラス組成物を提供することを提案している。より具体的に言うと、本発明の目的は、青着色を示し、自動車のウィンドウガラスとして又は建設業においての使用に適合するスペクトル特性を有するガラスを形成するために「フロート式」プロセスの条件下で使用可能な組成物を提供し、着色剤、特に鉄の含有量が低い組成物を提供することである。本発明に従う組成物中の低鉄含有量は、鉄含有量が一般に0.6%を超えない「透明」ガラス生産に適した「フロート式」設備内でこのガラスの調製を可能とする。このタイプの設備は、上述した理由から、経済的にきわめて有利であることがわかっている。
さらに又、本発明は3〜5mmまで変わる厚みについて、60%以上の光透過率LTA及び1.1以上の選択度を示す自動車用ウィンドウガラスを形成するのに適した青色ガラスを提供することを可能にする。
これらの目的は、本発明に従って、ガラスが、重量で、
Fe23(全鉄) 0.2〜0.51%、
CoO 10〜50ppm、
Cr23 10〜300ppm、
CuO 0〜400ppm、
の範囲内で変わる含有率で上記着色剤を含み、
該ガラスが、0.35以下の酸化還元係数、485〜489nmの間に含まれる主波長λD、13%未満の刺激純度及び3〜5mmの間に含まれる厚みの下で1.1以上の選択度を示すことを特徴とするケイ素−ナトリウム−カルシウムタイプの青色ガラス組成物によって達成される。
「ケイ素−ナトリウム−カルシウム」という表現は、ここでは、広い意味で用いられ、以下の成分を含むあらゆるガラス組成物に関する:
SIO2 64〜75%
Al23 0〜5%
23 0〜5%
CaO 5〜15%
MgO 0〜5%
Na2O 10〜18%
2O 0〜5%
BaO 0〜5%
ここでケイ素−ナトリウム−カルシウムガラス組成物は、不可避的な不純物の他に、例えばこのガラス(SO3、Cl、Sb23、As23)の溶融又は精製を助けるか又はガラス化可能な混合物内に再利用されるカレットを場合によって添加したことに由来する作用物質といったようなわずかな割合(最大1%)の他の成分で含んでもよいということが認められている。
本発明においては、「酸化還元比」という語は、FeOの形で表現された酸化第1鉄の重量含有量と酸化物Fe23の形で表現された合計鉄重量含有量の比のことを意味している。さらに又この同じ状況下では、「選択度」という語は、所与の厚みについての総エネルギー透過率(TE)に対する光源Aの下での光透過率(LTA)の比として定義づけされている。
本発明に従った組成物は、高い光透過率レベルについてさえ、純度の高い青色に着色されたガラスを得ることを可能にする。その上、本発明に従った組成物から形成されたガラスは高い選択度を示し、このことは、それが建物又は自動車用のウィンドウガラスを形成する目的をもつ場合に特に有利である。これは、このようなガラスを用いて、太陽放射線に関連する加熱が制限され、そのため、建物又は自動車の利用者の温度に関する快適さが増大するからである。好ましくは、ガラスの選択度は1.3以上であり、さらに好ましくは1.4以上である。
本発明に従った組成物は、3〜5mmまで変わる厚みについて、少なくとも60%、好ましくは70%以上の光透過率LTAを有しかくして自動車のフロントサイドウインドウガラス及びフロントガラスを形成するのに適したガラスを形成する上で有利であることが判明している。
さらに好ましくは、本発明に従ったガラスは9%未満、有利には4%を超える刺激純度を有する。
有利には、本発明に従った組成物によって得られたガラスの主波長は487nm以上である。
さらに好ましくは、本発明に従ったガラス組成物は、100×Cr23/(CoO)2>7という関係式を満たす酸化クロム及び酸化コバルト含有量を含んで成る。
本発明の範囲内で着色剤を使用することによって、ガラスの光学特性をより良く調整し、求められる青着色を付与することが可能となる。
すでに言及したように、鉄を含有する組成物中に酸化コバルトを添加することでガラスに対して青の着色が付与されるが、同時に光透過率の減少もひき起こされる。従って、ガラスの光透過率が、目的とする用途に適合するレベルにとどまるように、酸化コバルト含有量をコントロールすることが本質的に必要である。大部分のケースにおいて、酸化コバルト含有量は15〜40ppm、好ましくは20〜35ppmの間である。
ガラス組成物内の鉄の存在は、不純物として原料から又は意図的な添加の結果としてもたらされる可能性がある。鉄の含有量が増加するとガラスは緑色を帯び、その光透過率は低減することが知られている。逆に、鉄の比率(特に第1鉄イオンの形態)を減少させると、光透過率に影響を及ぼすことなく、エネルギー透過に関する性能は低下する。好ましくは、組成物中の総鉄含有量は、0.30%、さらには0.40%、有利には0.45%を超える。
酸化クロムはガラスに緑/黄着色を付与し、その光透過率も低減させる。コバルトを含む組成物に対しクロムを添加すると、明るい青の着色和らげ、そして着色強度穏やかにし、このため、コバルト単独の場合に比べてより低い純度をもちながらあまり高くない主波長を保つことが可能となる。本発明においては、酸化クロム含有量は、好ましくは20ppm以上であるが、好ましくは250ppm以下である。特に好ましくは、酸化クロム含有量は、30〜80ppmの間に含まれている。
酸化銅は、ガラスに対しトルコブルーの着色を与える。これは赤外線を吸収し、そのため光透過率を大きく変えることなく総エネルギー透過TEを減少させるのに寄与し、そのためガラスの選択度を増大させることができる。それでも、「フロート式」プロセスの条件下での酸化銅の導入は、銅が還元により褐色を帯びるガラス表面へと移動する傾向を有するため、依然としてむずかしい。ガラス条片の中に褐色の筋の形で還元銅が現れるのを避けるため、銅の含有量は400ppm未満、好ましくは250ppm未満に制限される。一般的には、銅を添加する必要はない。
一般に、複数の着色剤を含有するガラスの光学特性及びエネルギー特性は、予測がむずかしい。これらの特性は、組成物内に存在する他の要素によってひき起こされるその酸化還元状態に直接関連する挙動をもつ種々の着色剤間での複雑な相互作用に由来する。
本発明においては、着色剤及び組成物の内部でのその含有量の選択が、所望の光学及びエネルギー特性を有する青色ガラスを生成する決定因子である。
本発明に従った組成物はさらに、添加物、例えば、CeO2、TiO2、WO3、La23及びV25等の、スペクトルの一定部分、特に紫外線領域内で光学特性を変える作用物質などを含むことができるが、これらの添加物の合計含有量は2%を超えず、好ましくは1%を超えない。
本発明に従うと、ガラスの酸化還元比は、0.35以下、好ましくは0.20を超えるが、ガラスの溶融及び精製に本質的に関連する理由により、0.30未満の値に維持されるのが好ましい。酸化還元比は一般に、硫酸ナトリウムといったような酸化剤及び、所望の酸化還元を得るべくその相対的含有量が適正に調整されているコークスといったような還元剤を用いてコントロールされる。
本発明の特に有利な態様に従うと、特に自動車用フロントガラス及びサイドウインドウガラスタイプの用途については、3.85mmの厚みの場合、光源A下の総光透過率(LTA)は、70%以上であり、エネルギー透過は50%未満、好ましくは48%未満である。
3.15mm水準の厚みの比較的薄いガラスの製造に特に好適な組成物は、重量基準の以下の範囲内で次のような着色剤を含んで成る:
Fe23(全鉄) >0.45%
FeO >0.15%
CoO 10〜50ppm
Cr23 10〜300ppm
CuO 0〜400ppm
この薄ガラスは、別の透明ガラスと対にすることができ、その後圧延して、フロントガラスとして利用可能な70%を超える光透過率LTA及び1.3を超える選択度を示す合わせガラスを形成することができる。好ましくは、このようなグラスは、9%未満の刺激純度を示す。
自動車のウィンドウガラスを形成するのに有用である3.85mm水準の厚みのガラスの製造に特に適したもう1つの組成物は、以下の重量基準範囲内で次のような着色剤を含んで成る:
Fe23(全鉄) >0.4%、好ましくは>0.45%
FeO >0.12%、好ましくは>0.15%
CoO <35ppm
Cr23 10〜300ppm
CuO 0〜400ppm
このような組成物は、60%を超える光透過率LTA及び1.3を超える選択度、好ましくは70%を超える光透過率及び1.4を超える選択度を示すガラスを得ることを可能にする。
トラック又はバス用のウィンドウガラスを形成するために有用な4.85mm水準の厚みのガラスの製造に特に適したもう1つの組成物は、以下の重量基準範囲内で次の着色剤を含んでいる:
Fe23(全鉄) >0.3%、好ましくは>0.4%
FeO >0.1%、好ましくは>0.13%
CoO <25ppm
Cr23 10〜300ppm
CuO 0〜400ppm
このような組成物は、60%を超える光透過率(LTA)及び1.3好ましくは1.4を超える選択度を示すガラスを得ることを可能にする。有利には、ガラスは、487nm以上の主波長を示す。
本発明に従ったガラスでは、ケイ素は、約75%を超えるとガラスの粘性及びその失透能力が大幅に増大し、そのためその溶融及び溶融スズ溶上への流延がさらにむずかしくなり、64%を下回るとガラスの耐水性が急速に低下し可視領域内の透過率も減少するという理由から、一般に非常に狭い範囲内に維持されている。
アルカリ金属酸化物Na2O及びK2Oは、ガラス溶融を容易にし、高温でのその粘度を調整してそれを標準ガラスのものに近い値に維持できるようにする。K2Oは、約5%まで使用できるが、これは、それを超えると組成物のコストが高くなるという問題が生じるからである。なお、K2Oの百分率の増大は、本質的にNa2Oと引き換えにのみ行うことができ、このことは粘性の増大に寄与する。重量百分率で表わしたNa2O及びK2Oの含有量の和は、好ましくは10%以上、有利には20%未満である。
アルカリ土類金属酸化物は、ガラスの調製の条件にガラスの粘度を調節することを可能にする。
MgOは、粘性に関して重要な役割を果たし、約5%まで使用できる。粘性に対し重要な役割を果たすMgOを完全に省略しても、Na2O及び/又はSiO2の含有量の増大させることにより少なくとも部分的には補償することができる。有利には、MgO含有量は2%未満であり、可視領域内での透過率を損なうことなく赤外領域内での吸光能力を増大させる効果を有する。
BaOは、光透過率を増大させることができ、本発明に従った組成物内では、5%未満の含有量で添加することができる。BaOは、ガラスの粘性に対する影響がMgO及びCaOに比べてはるかに小さく、その含有量の増加は本質的にアルカリ金属酸化物、MgOそして特にCaOと引き換えに行なわれる。従ってBaOの大幅な増加は、特に低温でのガラスの粘性の増大に寄与する。好ましくは、本発明に従ったガラスはBaOを含まない。
各々のアルカリ土類金属酸化物の含有量の変動について前述した範囲を遵守すること以外に、求められている透過率特性を得るためには、MgO、CaO及びBaOの重量百分率の和を15%以下に制限することが好ましい。
本発明に従ったガラス組成物は、フロート式ガラス製造の条件下で溶融することができる。溶融は一般的に炉内で行なわれ、場合によって2つの電極の間に電流を通すことによりガラスをブロックで加熱できるようにする電極を備えている。溶融を容易にし、特に後半を機械的に有利にするために、このガラス組成物は都合よく、logη=2のような粘度ηに対応する温度(1500℃未満)、好ましくは、logη=3.5のような粘度η(ポイズで表わす)対応する温度(T(logη=3.5)と記される)及び
T(logη=3.5)−T>20℃
という関係式、好ましくは
T(logη=3.5)−T>50℃
という関係式を満たす液体での温度(Tと記される)を示す。
以下で記すガラス組成物の例により、本発明の利点をより良く理解することが可能である。
これらの例での、所与の厚みの下で測定された以下の物性値を示す:
光源A下での380〜780nmの間の全体的な光透過率(LTA)の係数、
ISO9050規格に従って295〜2500nmの間で積算した全体的なエネルギー透過の係数(air2のParry Moon Mass )、
総エネルギー透過率(TE)に対する光源Aについての総光透過率(LTA)の比により測定された選択度(SE)、
光源D65下での主波長(λD)、
光源D65下での刺激純度(ΡD65)、
酸化還元比。
光透過率(LTA)、主波長(λD)及び純度(Ρ)の計算は、測色標準観察者CIE1931(1931年度国際照明委員会)を採用して実施される。酸化還元比の決定の場合、鉄(Fe23)総含有量はX線蛍光によって測定され、第一鉄(FeO)含有量は、湿式法を用いて化学的に測定される。組成が理論的なものである場合の例では、酸化還元比は光学的シミュレーションプログラムを用いて決定される。
表1中に記されている各組成物を、以下のガラスマトリックスから調製した。その含有量を重量百分率で表し、添加した着色剤の総含有量に合わせるためにケイ素に関して補正した:
SIO2 71.00%
Al23 0.70%
CaO 8.90%
MgO 3.80%
Na2O 14.10%
2O 0.10%
例1、11、18及び30のガラスを本発明に従って調製し、その組成を測定した。他の例のガラスはその理論的組成を示す。
これらの種々の例は、広範囲の着色剤の中で、本発明に従って調製された組成物が、総光透過率(LTA>60%)の制約条件を満たし、さらに1.1以上の選択度を示す青色ガラスを得ることを可能にすることを示す(表2〜4)。
本発明に従って調製された例1〜42は、高い光透過率(60%を超える)及び1.1以上の選択度を提供すると同時に、所望の青着色、つまり485〜490nmの間の波長、及び13%以下の純度を示すガラスを得ることが可能であるということを示している。これらの優れたガラス特性は、鉄、コバルト、ニッケルそして必要に応じて銅の酸化物の形態での着色剤の組合せの結果得られる。これらの例は、目標とされている光学特性が、比較的低い鉄含有量で達成できる(0.51%以下)ことを示しており、これは「フロート式」プロセスに従って進められる「透明」ガラスの生産設備における組成物の使用の場合に、特に有利である。
本発明に従う組成物から得られたガラスは、通常の板ガラス製造技術に適合するものである。スズ浴上での溶融ガラスコーティングによって得られるガラス条片の厚みは、自動車用ウィンドウガラスについては0.8〜10mm、好ましくは3〜5mm、建設業用ウィンドウガラスについては5〜10mmの間で変わることができる。
ガラス条片のカットにより得られるウィンドウガラスは、その後、特に自動車用ウィンドウガラスの場合に、曲げ作業を受けることができる。同様に、例えば太陽放射線によるその加熱を低減させひいてはそれを取り付けた車両の室内空間の温度上昇を低減させる目的のために、一層又は複数層の金属酸化物でウィンドウガラスをコーティングするためのその後の別の処理作業を受けることもできる。
Figure 2005512932
Figure 2005512932
Figure 2005512932
Figure 2005512932

Claims (22)

  1. ガラスが、重量で、
    Fe23(全鉄) 0.2〜0.51%、
    CoO 10〜50ppm、
    Cr23 10〜300ppm、
    CuO 0〜400ppm、
    の範囲内で変わる含有率で上記着色剤を含み、
    該ガラスが、0.35以下の酸化還元係数、485〜489nmの間に含まれる主波長λD、13%未満の刺激純度及び3〜5mmの間に含まれる厚みの下で1.1以上の選択度を示すことを特徴とするケイ素−ナトリウム−カルシウムタイプの青色ガラス組成物。
  2. 鉄含有率が0.3%を超え、好ましくは0.40%を超えさらには又0.45%を超えることを特徴とする、請求項1に記載のガラス組成物。
  3. CoO含有率が15〜40ppmの間、好ましくは20〜35ppmの間で変わることを特徴とする請求項1に記載のガラス組成物。
  4. Cr23含有率が20ppm以上さらには250ppm以下であることを特徴とする請求項1に記載のガラス組成物。
  5. Cr23含有率が30〜80ppmの間に含まれることを特徴とする請求項4に記載のガラス組成物。
  6. CuO含有率が250ppm未満であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  7. 1.3以上、好ましくは1.4以上の選択度を示すことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  8. 60%以上、好ましくは70%以上の光透過率TLAを示すことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  9. Cr23及びCoO含有率が100×Cr23/(CoO)2>7という関係式を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  10. 0.20を超え、好ましくは0.30未満の酸化還元比を示すことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  11. 9%未満、好ましくは4%を超える刺激純度を示すことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  12. 487nm以上の主波長を示すことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  13. CeO2、TiO2、WO3、La23及びV25といったような、スペクトルの一定部分、特に紫外線領域の中で光学特性を変える作用物質をさらに含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  14. 作用物質含有量が2%を超えず、好ましくは1%を超えないことを特徴とする請求項13に記載のガラス組成物。
  15. ガラスが、
    Fe23(全鉄) >0.45%、
    FeO >0.15%、
    CoO 10〜50ppm、
    Cr23 10〜300ppm、
    CuO 0〜400ppm、
    を含んで成り、
    該ガラスが3.15mm水準の厚みの下で70%を超える光透過率TLA及び1.3を超える選択度を示していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  16. 9%未満の刺激純度を示すことを特徴とする請求項15に記載のガラス組成物。
  17. ガラスが、
    Fe23(全鉄) >0.4%、好ましくは>0.45%、
    FeO >0.12%、好ましくは>0.15%、
    CoO <35ppm、
    Cr23 10〜300ppm、
    CuO 0〜400ppm、
    を含んで成り、
    該ガラスが3.85mm水準の厚みの下で60%を超える光透過率TLA及び1.3を超える選択度を示していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  18. 70%を超える光透過率及び1.4を超える選択度を示すことを特徴とする請求項17に記載のガラス組成物。
  19. ガラスが、
    Fe23(全鉄) >0.3%、好ましくは>0.4%、
    FeO >0.1%、好ましくは>0.13%、
    CoO <25ppm、
    Cr23 10〜300ppm、
    CuO 0〜400ppm、
    を含んで成り、
    該ガラスが4.85mm水準の厚みの下で60%を超える透過率TLA及び1.3を超える、好ましくは1.4を超える選択率を示していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のガラス組成物。
  20. 487nm以上の主波長を示すことを特徴とする請求項19に記載のガラス組成物。
  21. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の化学組成物の、溶融金属浴上のフロートによって形成されたガラスシート。
  22. 請求項21に記載の少なくとも1枚のガラスシートを含むことを特徴とする、特に自動車用のウインドウガラス。
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