JP4662919B2 - グレージング製造用の灰色ソーダライムシリケートガラス組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、灰色ソーダライムシリケートガラス組成物、特にスズなどの溶融金属浴上でのフロート法又は圧延により、建築及び自動車産業用の窓を形成する平らなガラスを生産するための灰色ソーダライムシリケートガラス組成物に関する。
全体的に着色した灰色ガラスは一般に、その美的特徴と、このガラスが有することができる固有の特性、特に太陽輻射に関する保護特性とを得るために求められている。
建物の分野においてはこのようなガラスは、強い日光に曝される地域に位置する建物のためのグレージングとして特に使用されているが、また装飾、例えば家具の形態の装飾や、陸屋根用の構成要素及び手すりや、階段吹抜けにも使用することができる。灰色ガラスはまた、自動車の窓、特に後部窓、及び鉄道車両用の窓として使用することもできる。
ソーダライムシリケートガラスは、フロート法によってリボンの形態で一般に広く製造されている。次いでこのリボンをシートの形態に切断し、その後これを曲げるか、又は機械的特性を高めるための処理、例えば熱による強化操作を施すことができる。
望ましい灰色の着色は、標準的なソーダライムシリケート組成物に着色剤としてセレン及びコバルトを加えることにより得られる。
添加するセレン及びコバルトの量は、その標準的な組成物中の当初の鉄含有率によって決まり、より具体的には、ガラスに緑から黄色の着色を与えるFe含有率によって決まる。セレンは、その時点の酸化状態に応じてピンク、赤、又はオレンジ色の成分を与える。このセレン成分は鉄の成分に対して設定され、それによってこのガラスの最終の色の調整が可能になる。
しかしながらガラス組成物中にセレンを使用することには工業的観点から幾つかの欠点がある。
ガラス中にはセレンが幾種類かの安定な酸化状態で存在し、その一部はガラスに特定の比較的濃い着色を与える(例えばSeはピンクの着色を与える)。更に最終的な色は、そのセレンと組み合わせることができ、そのガラス中に存在するその他の着色剤の性質に左右される。例えばSe2−の形態は鉄(III)イオンと共に発色団を形成し、ガラスに赤褐色の着色を与える。従ってその色調を調節するには、その酸化還元値を比較的狭い範囲内にきわめて正確に制御する必要がある。
次に、ガラスのバッチを溶融する炉内温度は、セレンの気化温度よりもずっと高い。従ってセレンの大部分(85%を超える)が炉の雰囲気中に存在する。これはその煙突が、煙道ガス及び粉塵中に存在するセレンを回収するための静電フィルタを装備しなければならないことを意味する。これら濾過装置のすでにきわめて高いコストに加えて、フィルタによって回収された粉塵の一部しか炉中に再導入することができないという再利用の問題が存在する。
ガラスバッチに酸化剤を加えてガラスにより可溶性の酸化形態のセレンを得ることによって、セレンの飛散を制限することが実際に提案されてきた。しかしながらこの方法は、推奨されている酸化剤が、環境汚染の別の発生源としてのかなりのNOの放出を招く硝酸塩、通常は硝酸ナトリウムであるので、満足なものではない。
最後にセレンは、特に亜セレン酸塩又はセレン酸塩の形態の場合に、低濃度でさえ高い毒性を有する。従ってこれを取り扱うための特別な手段が必要である。
前述の欠点を克服するために、ガラス組成物中のセレンを完全に又は部分的になくす目的で幾つかの解決策が提案されている。
セレンを硫化カドミウムCdS及び/又はセレン化カドミウムCdSeで置き換えることが構想されている。この方法の条件下では、これらの化合物はそれらの非常に高い毒性のために使用することができない。
コロイド(Cu又はCuO)の形態で赤から緑色の着色を与える銅を使用することもまた提案されている。しかしながら銅の凝集塊を結晶化の制御は、手の込んだ操作であり、また色を現すために更に追加の熱処理を必要とする。
米国特許第5,264,400号では、セレンの一部を酸化エルビウムErで置き換えることが提案している。得られたガラスはブロンズ色を有し、鉄を0.2〜0.6%、CeOを0.1〜1%、CoOを0〜50ppm、NiOを0〜100ppm、Erを0.2〜3%、Seを3〜50ppm含有する。
酸化エルビウムの着色力は比較的低く、ガラス中に添加すべき量は多い。更に酸化エルビウムは、天然の状態では広範囲には見出されない化合物であり、また他の酸化物と混ざった状態で見出され、従って精製処理を施さなければならない。その結果、そのコストはきわめて高い。
米国特許第5,656,500号は、下記着色剤、すなわち0〜0.45%のFe、0〜0.5%のV、0.5〜2%のMnO、0〜0.05%のNiO、0〜0.1%のCuO、0〜0.008%のCoOを含有し、且つセレンを含まない灰色又はブロンズ色のガラスを提案している。
この文献で広範囲に報告されている別の解決策は、酸化ニッケルを使用することからなる。
特公昭52−49010号は、Feを0.1〜0.5%、CoOを0.003〜0.02%、Seを0.0005〜0.0010%、NiOを0〜0.002%含有するソーダライムシリケートガラスを提案している。
欧州特許公開第677,492号は、鉄全体で0.45〜0.95%、FeOを0.09〜0.185%、コバルトを8〜30ppm、並びにSe(0〜10ppm)、MnO(0〜0.5%)及びNiO(0〜30ppm)のうちの少なくとも1種類を含有する灰色から緑色のガラスについて開示している。
フランス特許出願公開第2 672 587号は、鉄を0.2〜0.6%、Seを5〜50ppm、CoOを0〜50ppm、NiOを0〜100ppm、TiOを0〜1%、CeOを0.1〜1%含む自動車用灰色ガラスについて開示している。
特公昭56−41579号は、Feを0.1〜0.2%、NiOを0.02〜0.06%、CoOを0.001〜0.004%、MnOを0.01〜0.5%含有する灰色ガラスを提案している。このガラスは紫がかった青から紫がかった赤の範囲のシェードを有する。
本発明の目的は、窓、特に建物用の窓を形成するのに用いることができ、セレンを含有する周知の組成物と類似の光学的性質を維持しており、且つセレンを含まない灰色ソーダライムシリケートガラス組成物を提案することである。
この目的は、本発明によれば、下記着色剤を下記重量含有率で含み、NiO/CoO重量比が3.5〜6であり、且つ光源D65のもとで6mmの厚さについて測定したときに、総光透過率(TLD65)が20%〜60%である灰色ガラス組成物により達成される:
Fe(鉄全体) 0.01〜0.14%
CoO 40〜150ppm
NiO 200〜700ppm。
上記のように本発明の範囲であるガラスは灰色ガラスであり、すなわちこのガラスは、可視波長の関数として事実上不変の透過率曲線を有する。
CIE(国際照明委員会)方式では、灰色物質は支配的な波長を持たず、それらの刺激純度はゼロである。従ってその曲線が可視範囲で比較的平坦であるにもかかわらず支配的な波長を定めることを可能にする弱い吸収バンドと、低いがゼロでない純度とを有する任意の物質は、一般に灰色と認められる。
従って本発明による灰色ガラスは、色温度6500KのUVを含む平均昼光を表すものとしてCIEによって規定されている標準光源D65のもとで測定したときの色座標L、a、bによって定義される。ここでこれらの色座標は、厚さ6mmの建物用の窓の光特性の評価を可能にする。本発明によるガラスは、下記のように定義される:
50〜85、好ましくは65〜75、
−4〜0、且つ
−5〜+3。
本発明の範囲内での前述の着色剤の使用は、所望の灰色の着色をもたらし、また更にガラスの光学的及びエネルギー特性を最適に調整することを可能にする。
個々に使われる着色剤の作用は、一般にこの文献中に詳しく記載されている。
ガラス組成物中の鉄の存在は、原料から不純物として、又はガラスに色を付ける目的で意図的に加えることによりもたらされる可能性がある。鉄は、鉄(III)(Fe3+)イオン及び鉄(II)(Fe2+)イオンの形態で存在することが知られている。Fe3+イオンの存在はガラスにわずかに黄色の着色を与え、紫外線の吸収を可能にする。Fe2+の存在はガラスにより顕著な緑青色の着色を与え、赤外線の吸収をもたらす。これら両方の形態の鉄含有率が増加すると、可視スペクトルの両端での輻射線の吸収が増加し、この効果は光透過を防げる。反対に鉄、特にFe2+の形態の鉄の比率を下げることにより、光透過が増加する一方でエネルギー透過の点では性能が失われる。
本発明では組成物中の全鉄含有率は、0.01%〜0.14%、好ましくは0.07%〜0.12%である。0.01%未満の鉄含有率は、高レベルの純度を有する原料を入手しなければならないことを意味し、これは建物の窓として使用するにはガラスのコストをあまりにも高いものにする。鉄が0.14%を超えるとガラス組成物は望ましい着色を示さない。尚、これは低い鉄含有率であり、最大鉄含有率が0.1%程度の「透明」ガラスの生産を専ら目的とする工場においてフロート法によるガラスの生産を可能にすることを強調しておきたい。このような条件下で操作することによって或るガラス組成物から別のガラス組成物に切り替えるのに必要な移行時間を減らすことができ、また更にそのガラスバッチを融解するのに必要な全エネルギー量を下げることが可能になる。これはガラスのコストを低減させるのに役立つ。
更に、本発明による組成物に用いられる低い鉄含有率は、a値をゼロ、すなわちガラスにあまり緑色のシェードを与えない値に近づけることを可能にする。特にガラスを熱強化することを目的とする場合、−3を超えるa値を有することが有利である。これは、−3を超えるa値は、強化後に、ガラスが更に一層中性になることを意味する0に近づく傾向があることによる。
コバルトは、非常に濃い青色の着色を生じ、また更に光透過を低減させる。従ってその光透過を、そのガラスの意図とする用途に適合させるには、この量を完璧に制御しなければならない。本発明によれば酸化コバルト含有率は、40ppm〜150ppm、好ましくは70ppm〜90ppmである。
酸化ニッケルはガラスに褐色の着色を与える。本発明では酸化ニッケル含有率は、原料又は故意に加えられる他の化合物に由来するイオウ化合物と結合して硫化ニッケル球を形成しないようにするために700ppmに制限される。熱による強化中に「動かなくなる」硫化ニッケルのこの「高温」相が、次第に「低温」相に変わる可能性があることは実際によく知られており、その大きなサイズは、ガラスを破壊する機械的応力を引き起こし、事故の危険性を誘発する。好ましくは酸化ニッケル含有率は300ppm〜500ppmである。
NiO/CoO比を3.5〜6の重量比で組み合わせることによって、上記色座標に対応する灰色を得ることが可能である。NiO/CoO比を変えることによって、特に青色のシェードに対応する領域のb値を調整することが可能であり、このシェードは特に美的外観の見地から有利であることが分かっている。
数種類の着色剤を含有する場合、そのガラスの光学的及びエネルギー特性を予測することは通常よくあることである。これらの特性は、実際には様々な成分間の複雑な相互作用から得られ、その挙動はそれら着色剤の酸化状態に直接左右される。
本発明において着色剤、それらの含有率、及びそれらの酸化/還元状態の選択は、灰色の着色と光学的性質とを得る鍵である。
特に、鉄全体(Feとして表される)の重量含有率に対する酸化鉄(II)(FeOとして表される)の重量含有率の比によって定められる酸化還元値は、本質的にガラスの融解及び精錬と関連する理由で0.1〜0.3、好ましくは0.15〜0.28である。
酸化還元値は、一般に硫酸ナトリウムなどの酸化剤、及びコークスなどの還元剤を用いて制御され、その相対含有率を調整して所望の酸化還元値を得る。
本発明の第一の実施形態によればガラス組成物は、NiO/CoO重量比が5〜6であることを特徴とし、これは−1〜+2のb値を有するガラスを得ることを可能にする。
本発明の第二の実施形態によればガラス組成物は、NiO/CoO重量比が3.5〜4.5であることを特徴とし、それによって青みをおびたガラスに対応する−5〜−1のb値を有することを可能にする。
この指定した値の範囲内であるNiO/CoO比を選択することによって、強化前のb値を、中性から青色のシェードに対応する−5〜+3にできることが分かった。後に示すように、NiO/CoO比を制御して、熱による強化工程の後に灰色の色を有するガラスを得ることは特に有利である。
本発明によるこの組成物は、厚さ6mmに対して総光透過率TLD65が好ましくは35%〜50%のガラスを得ることを可能にし、これはこのガラスを日光によるまぶしさを抑えるのに役立つものにする。
本発明の一実施形態ではこの組成物は、Seを含有せず、且つMnOを含有しない。
本発明の特に好ましい一実施形態ではこの灰色ガラス組成物は、下記着色剤を下記重量含有率で含む:
Fe(鉄全体) 0.07〜0.12%
CoO 70〜90ppm
NiO 300〜500ppm
上記の好ましい組成物を用いる場合、その総光透過(TLD65)が厚さ6mmに対して35%〜45%であるガラスを得ることが可能になる。
用語「ソーダライムシリケート」はここでは広い意味に用いられ、下記成分を下記重量百分率で含むガラス母材からなる任意のガラス組成物に関する:
SiO 64〜75%
Al 0〜5%
0〜5%
CaO 5〜15%
MgO 0〜10%
NaO 10〜18%
O 0〜5%
BaO 0〜5%
このソーダライムシリケートガラス組成物は、特に原料中に含有される不可避の不純物以外に、少ない割合(1%まで)の他の成分、例えばガラスの融解又は精錬を助ける成分、あるいは任意選択でガラスバッチに再生カレットを加えることに由来する成分(SO、Cl、Sb、As)を含むことができることをここで助言しておく。
本発明によるガラスでは、下記の理由のために、シリカ含有率は一般に狭い範囲内に保たれる。シリカ含有率が75%を超えると、そのガラスの粘度及びその不透明化能力が非常に増大し、ガラスが溶融スズの浴上で融解し、また流動することをより困難にする。また、シリカ含有率が64%未満では、ガラスの耐加水分解性が急速に低下し、且つ可視域の透過もまた低下する。
アルカリ金属酸化物NaO及びKOはガラスの融解を容易にし、且つその高温時の粘度を調整して、標準ガラスの粘度の近くに保つことを可能にする。KOは5%まで用いることができ、これを超すと、組成物のコストが高くなる問題が生じる。更に、KO含有率を増すことはできるが、たいていは粘度の増加に役立つNaO含有率に害をなすのみである。重量百分率で表されるNaO及びKO含有率の和は、好ましくは10%かそれよりも多く、また有利には20%未満である。これら含有率の和が20%を超える場合、又はNaO含有率が18%を超える場合、耐加水分解性は大きく低下する。
アルカリ土類金属酸化物は、ガラスの粘度を生産条件に合致させることを可能にする。
MgOは約10%まで用いることができ、これを省いた場合、少なくとも一部をNaO含有率及び/又はSiO含有率の増加で埋め合わせることができる。好ましくはMgO含有率は5%未満であり、特に有利には2%未満である。MgOは可視域の透過を減ずることなく赤外線吸収能を増加させる効果を有する。
BaOは光透過を増加させ、5%未満の含有率で組成物に加えることができる。
BaOのガラスの粘度に及ぼす効果はCaO及びMgOよりもずっと小さく、その含有率の増加は本質的に、アルカリ土類酸化物、MgO、特にCaOの害になる。BaOのいかなる増加も、低温におけるガラスの粘度の増加を助長する。好ましくは本発明によるガラスはBaOを含有しない。
各アルカリ土類金属酸化物の含有率を上記の又はその変動量の範囲内にすることに加えて、MgO、CaO、及びBaOの重量含有率の和を15%以下の値に制限することが、望ましい透過特性を得るためには好ましい。
本発明による組成物は更に、添加剤、例えばスペクトルの特定の部分、特に紫外領域の光学的性質を変える成分、例えばCeO、TiO、WO、La、Vを含むことができる。これら添加剤の合計含有率は一般に、組成物の重量の2%を超えず、好ましくは1%を超えない。
本発明によるガラス組成物は、フロートガラス及び圧延ガラスの生産条件下で融解することができる。この融解は一般には加熱炉、任意選択で2つの電極間に電流を流すことによりその内部を通過するガラスを加熱するための電極を備えた加熱炉中で行われる。融解を容易にするには、特にこれを機械面で有利にするには、ガラス組成物は、logη=2となる粘度ηに対応する温度が1500℃未満であることが有利である。より好ましくはlogη=3.5となる粘度ηに対応する温度(「Tlogη=3.5」として表される)、及び液状化温度(「Tliq」として表される)が、下記の式(1)を満足し、また一層好ましくは式(2)を満足する:
logη=3.5 − Tliq > 20℃ … (1)
logη=3.5 − Tliq > 50℃ … (2)。
形成されるガラスシートの厚さは一般に2mm〜19mmである。
フロート法ではスズの浴上で融解ガラスをシート状にすることによって得られるリボンの厚さは好ましくは、建物を意図するグレージングの場合、3mm〜10mmである。
圧延に関してはガラスの厚さは、好ましくは4mm〜10mmである。
ガラスリボンを切断することによって得られるガラスシートには、曲げ及び/又は強化の操作を施すことができる。
熱による強化は、ガラスシートを一般に数分を超えない時間にわたって約600〜700℃の温度に加熱し、これを例えば加圧空気の噴射によって急冷することからなる一般に知られている操作である。
本発明による組成物から得られる強化ガラスシートは、特に−2〜0のa値と、−10〜+2、好ましくは−4〜0のb値とを特徴とする灰色を有する点で注目すべきである。
熱による強化条件下では、ガラスの色の変動を相対的なNiO含有率によって調整する。強化ガラスでは、ニッケルの化学的環境が変わり、それがガラスに様々な吸収特性を与える。これはa値の増加とb値の減少をもたらす。これらの変化は、NiO含有率が高いほど大きい。
得られるガラスシートにはまた、他の後続の処理操作、例えば太陽輻射による加熱を低減させる目的でそれを1層又は複数層の金属酸化物フィルムで被覆するための処理操作を施すこともできる。
本発明によるガラスシートは、低い鉄含有率によって高い太陽輻射透過値を有する。しかしながらこの透過は、太陽輻射に曝されるガラスの表面を少なくとも1種類の金属酸化物、例えば酸化銀の1層又は複数層のフィルムで被覆することによって容易に低減することができる。酸化銀は、そのガラスの色をはっきりそれと分かるほど変えることなしに赤外線を反射する効果を有する。
随意に強化されたガラスシートは、それ自体で用いること、又は別のガラスシートと組み合わせて建物用グレージングを形成することができる。
下記のガラスシートの実施例は、本発明の利点のより良い理解を与えるものである。
これらの実施例では、6mmのガラス厚について測定した次の特性の値を示す:
(i)色座標L、a、bに加えて、380nm〜780nmで測定し、EN 410規格に従って計算した光源D65のもとでの総光透過係数(TLD65)。この計算はCIE 1931測色基準観測者を採用して行う。
(ii)Feの形で表される鉄全体に対するFeOの比として定義される酸化還元値。全鉄含有率は蛍光X線により測定し、FeO含有率は湿式化学分析を用いて測定する。
表1に示す組成物はそれぞれ下記のガラス母材から生産され、その含有率は重量百分率で表され、これは添加される着色剤の全含有率と釣合いをとるためにシリカに関して補正されている:
SiO 71%
Al 0.70%
CaO 8.90%
MgO 3.80%
NaO 14.10%
O 0.10%
得られたガラスを600〜700℃の炉中で1〜3分間にわたって熱により強化し、次いで圧力1バール(0.1MPa)の空気を噴射するノズルにより1分間冷却した。
本発明によるすべてのガラス組成物(実施例1〜14)は、20%〜60%の総光透過(TLD65)及び灰色の着色を特徴とし、これらの特徴はセレンを含有するガラス(比較例2)で得られる特徴に匹敵する。しかしながら比較例1よりも際立って低いこの鉄含有率は、上記に示したようにこの組成物を「透明」ガラスのための工場で使用することを可能にする。
セレンを含有しないが酸化ニッケルを含有する比較例1の灰色ガラスと比べると、本発明のガラス組成物は、熱による強化工程の前後で、より中性な灰色を有する。これはその低い鉄含有率に起因する。
Figure 0004662919

Claims (18)

  1. 下記着色剤を下記重量含有率で含み、NiO/CoOの重量比が3.5〜6であり、且つ光源D65のもとで6mmの厚さについて測定したときに、20%〜60%の総光透過(TLD65)を有
    Fe(鉄全体) 0.01〜0.14%
    CoO 40〜150ppm
    NiO 200〜700ppm。
    下記の成分を下記の重量百分率で含むガラス母材からなる、セレンを含有しない灰色ソーダライムシリケートガラス組成物:
    SiO 64〜75%
    Al 0〜5%
    0〜5%
    CaO 5〜15%
    MgO 0〜10%
    Na O 10〜18%
    O 0〜5%
    BaO 0〜5%。
  2. 前記光透過(TLD65)が35%〜50%でる、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記光透過率(TL D65 )が35%〜45%である、請求項2に記載の組成物。
  4. 光源D65のもとで測定したときに、下記の色座標を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物:
    50〜85、
    −4〜0、且つ
    −5〜+3。
  5. 光源D 65 のもとで測定したときに、下記の色座標を有する、請求項4に記載の組成物:
    65〜75、
    −4〜0、且つ
    −5〜+3。
  6. 前記NiO/CoOの重量比が3.5〜4.5であり、且つbが−5〜−1である、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 前記NiO/CoOの重量比が5〜6であり、且つbが−1〜+2である、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  8. 下記着色剤を、下記の重量含有率で含む、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物:
    Fe(鉄全体) 0.07〜0.12%
    CoO 70〜90ppm
    NiO 300〜500ppm。
  9. 酸化還元値が0.1〜0.3である、請求項1〜8のいずれかに記載の組成物。
  10. 酸化還元値が0.15〜0.28である、請求項9に記載の組成物。
  11. nOを含有しない、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の化学組成を有し、溶融金属浴上でのフロート法により、又は圧延により形成される、ガラスシート。
  13. 請求項1〜11のいずれかに記載の組成を有し、且つ光源D65のもとで6mmの厚さについて測定したときに、下記の色座標を有する、熱強化ガラスシート:
    −2〜0、且つ
    −10〜+2。
  14. 請求項1〜11のいずれかに記載の組成を有し、且つ光源D 65 のもとで6mmの厚さについて測定したときに、下記の色座標を有する、熱強化ガラスシート:
    −2〜0、且つ
    −4〜0。
  15. 厚さが2mm〜19mmである、請求項12〜14のいずれかに記載のガラスシート。
  16. 赤外線を反射するための少なくとも1種類の金属酸化物の少なくとも1層のフィルムを更に有する、請求項12〜15のいずれかに記載のガラスシート。
  17. 請求項12〜16のいずれかに記載の少なくとも1枚のガラスシートを有する、グレージング。
  18. 請求項12〜16のいずれかに記載の少なくとも1枚のガラスシートを有する、建物用のグレージング。
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