JP2005505367A - 熱安全弁のある抜き出し装置を備える容器のある調理機器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ケース(1)と、容器(2)を備えている調理機器に関する。前記容器は調理用液を受け入れることを意図されていて、排液装置(10)を備えていて、その排液装置は排液廃棄物容器(3)の中へ容器(2)の内容物を排液するために用いられ、前記廃棄物容器はケース(1)に関して、取り外し可能に配置されている。本発明によれば、排液装置(10)は、温度に従って動く、熱感受性機械的要素から成る温度調整弁(16)を備えている。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理用液を受容れるために設けられる、容器又はタンクを有する調理機器の一般的な技術分野に関する。本発明は、さらに詳しくは容器内に含まれている調理用液を空にするための装置を備える上記のタイプの機器に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、特に揚げ鍋に関するが、排他的ではない。実際において、調理用液は、オイルの液や溶融された油脂の液に限定されないが、抜き出し装置を介して流れるのに十分に流動性のある全ての処理可能な物質、特に水性の液体からも等しくなり得る。
【0003】
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3は、抜き出し導管を有する揚げ鍋を開示している。しかしながら、それらのどれも、調理用液体を集める貯蔵器を備えていない。特許文献4は、抜き出し導管及び機器のハウジングの中に取付けられた引出し機によって支持されている貯蔵器を有する揚げ鍋について記載している。そのような機器の利用には、ハウジング外にオイルを抜き出すことに関して、ユーザの側に用心深い注意を必要とする。
【0004】
特許文献5は、容器とフレームの中に収容された抜き出し用貯蔵器を有する産業用タイプの揚げ鍋について記載している。容器は、ゲートや弁によって閉じられている抜き出し導管を有している。抜き出し用貯蔵器は、フレームのドアの内面に取り外しできるように取り付けられている。かかる形態の構成を家庭用機器へ置き換えることは、安全上の問題を呈すると思われる。
【0005】
特許文献6は、容器が動力式弁を備えられている抜き出し導管を有している調理機器を記載している。そのモータの制御装置は、容器の内容物の温度があまりにも高い限りずっと、容器を空にすることが回避されるのを可能とする温度センサを有し得る。そのような構成は、産業用又は商売用の機器にとっては想像され得るが、家庭用機器としてはあまりにも高価なことがわかる。
【0006】
【特許文献1】
米国特許第2597695号明細書
【特許文献2】
スイス国特許第325786号明細書
【特許文献3】
仏国特許出願公開第2665068号明細書
【特許文献4】
仏国特許出願公開第2773976号明細書
【特許文献5】
米国特許第2867164号明細書
【特許文献6】
独国特許出願公開第19907150号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、抜き出し装置が設けられた容器を有する調理機器の安全性を高めることである。
【0008】
本発明の他の目的は、コンパクトで経済的な構造を有する上記したタイプの機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
これらの目的は、調理用液を受けるために設けられる容器をハウジングに有し、容器は抜き出し装置を備え、抜き出し装置はハウジングに対して取り外し可能なように配置される抜き出し用貯蔵器の中へ該容器の内容物を注ぐために設けられている、調理機器を用いて、抜き出し装置は、温度の関数として可動である、感熱性の機械的機構を備える温度調整弁を有するという事実によって、成し遂げられる。感熱性の機械的機構は、例えばバイメタルの部品や、形状記憶合金でできている部品や、又はワックスピストンである。温度の関数として可動である機械的機構のおかげで、温度調整弁は温度のレベルの関数として開いている形状又は閉じられている形状を与え得る。このように、容器の内容物を抜き出すことは、調理用液の温度がある閾値を超えている限り、妨げられ得る。この配置は、抜き出し用貯蔵器を扱っている際、やけどの危険性に制限をかけることによって機器の安全における改善を可能にする。加えて、貴重でなく、それ故に高価でない材料、例えばポリプロピレンのような材料は、抜き出し用貯蔵器の製作に利用され得る。抜き出し用貯蔵器は、ハウジングの中に配置され得、又はハウジングが置かれるベースを形成し得る。容器は、取り外し可能であり得、食器洗い機に置かれ得る。抜き出し装置の温度調整弁はユーザによって操作される開閉制御からの独立した安全の実現を可能にする。加えて、モータが温度調整弁を駆動するために必要でないので、そのような構成は高価でない。
【0010】
有利には、温度調整弁は、容器の底に開いている導管に配置される。この配置は、抜き出すことを円滑にすることを可能にする。
【0011】
有利には、フィルタは温度調整弁の上流へ配置される。この配置は、調理用液の中に含有される残留物が、温度調整弁の操作に影響しないようにされることを可能にする。この配置は、また、同じ液を用いて連続して揚げる操作をする際に、調理用液の質を改善することを可能にする。
【0012】
一の実施形態によれば、温度調整弁は、バイメタルのスナップ作用ディスクを有する。他の実施形態は、例えばワックスピストンや、又はさらに形状記憶合金でできている部品を有する温度調整弁が等しく想像され得る。
【0013】
有利には、抜き出し装置は、操作ボタンによって操作される可動な閉鎖部分を備える第二の弁を有する。この配置は、ユーザが抜き出す制御をすることを可能にする。
【0014】
そして有利には、温度調整弁は、容器と第二の弁との間に配置される。この配置は、想像されるように、調理用液と、温度調整弁の温度の関数として可動な機構と、の間での熱的接触を許容する。それから、調理用液の温度が上昇する間は、冷却の間と同じ程度に、弁のより早い反応を生じる。
【0015】
そして有利には、操作ボタンは、抜き出し用貯蔵器に取り付けられた制御機構を介して、可動な閉鎖部品を駆動する。このように、抜き出し用貯蔵器が欠如している際、ユーザは機器を空にする行為を冒さない。加えて、抜き出し用貯蔵器への制御機構の取り付けは、取り外し可能な容器の構成を容易にする。抜き出し用貯蔵器は、ハウジングの中に配置され得、又はハウジングが置かれているベースさえも形成し得る。
【0016】
有利には、操作ボタンは、制御機構を駆動し、抜き出し用貯蔵器に取り付けられる。この配置は、構成が簡単にされることを可能にする。その代案としては、操作ボタンは、例えば、ハウジングに取り付けられ得る。
【0017】
有利には、ハウジングは、抜き出し用貯蔵器が少なくとも部分的に差し込まれ得る横の開口部を有する。この配置は、抜き出し用貯蔵器の取り扱いを容易にされることを許容する。その代案としては、ハウジングは、例えば、容器を少なくとも部分的に囲んでいる上側の部品と、抜き出しリザーバを支持する下側の部品との二つの部品で造られ得、そして、その上側の部品がその抜き出しリザーバを利用するために引っ込められることが必要である。
【0018】
そして有利には、操作ボタンは、抜き出し用貯蔵器の外側の横面に取り付けられる。この配置は、構成を簡単にされることを許容する。その代案としては、操作ボタンは、例えば、ハウジングの面上に配置されているドアを通して使用され得る。
【0019】
有利には、容器は、ハウジングに関して取り外し可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明は、如何なる限定をするものでない、添付図面に示された構成の例の検討からより良く理解されるだろう。
【0021】
図1から図4に例示されている機器は、調理用液体を受け入れるために設けられた容器2を収容し、上方の開口部を呈しているハウジング1を有する揚げ鍋である。上方の開口部は、図には示されていないが、蓋によって閉じられ得る。ハウジング1は、抜き出し用貯蔵器3に関わる横の開口部をも同じく呈している。
【0022】
図3及び図4においてさらに明らかに可視的であるように、容器2は抜き出し装置10を有している。容器2は、好都合に取り外し可能で、容器が作業面上に設置されるのを可能にすべく設けられた、足部8のような、手段を有している。望むなら、電熱手段9が、容器2の下に固定されてもよい。変形例では、電熱手段はハウジング1内、又は容器2内にでも配置され得る。
【0023】
抜き出し装置10は、容器2の底から延在する排出導管15を備えている。導管15は、フィルタ14によって保護されている。バネ荷重弁20が、導管15の下部をふさいでいる。温度調整弁16が、フィルタ14とバネ荷重弁20との間に配置されている。
【0024】
導管15は、有利には、調理用液の高温に対して耐性のあるプラスチック材料、例えば揚げ鍋の場合には250℃までの耐性のあるAmodel(登録商標)のプラスチック材料、からなる本体11によって形成されている。本体11は、容器2に対して取り外し可能に取り付けられている。シール19が、容器2と本体11の間に設置されている。シール19は、有利には、抜き出し装置の分解の際の紛失、または前記装置の再組み立ての際の省略を妨げるために、本体11に取り付けられている。
【0025】
フィルタ14は、容器2及び本体11に対して、取り外し可能に取り付けられている。図に示されている構成の例によれば、フィルタ14は、本体11に、差込結合によって組み立てられるリング13に固定されている。リング13は、容器2の底の凹部に取り外し可能に収容されている。リング13は、容器2に対して、回転して動かなくされている。本体11の上部は、容器2の底に形成されている開口部に係合され、差込組み立てを形成すべくリング13の斜面13aと協働する、斜面11aを担持している。
【0026】
温度調整弁16は、本体11の上端をふさぐ有孔の板18の下面に固定されたバイメタルのスナップ作用ディスク17を備えている。板18は、例えば、本体11の内部に対して波形をつけられている。
【0027】
バイメタルのスナップ作用ディスク17は、感熱性の機械的機構を形成し、それは温度の関数として可動である。ディスク17は、低温度位置に対応する開いた位置において図3及び4に表されている。高温度位置でのディスク17は、導管15をふさぐ。冷却の際、高温度位置と低温度位置との間の転移温度は、例えば、揚げ鍋の場合には、90℃のオーダーである。
【0028】
一例として、このディスクは、二つの金属からなる積層板からなり、30mmの直径を有する。閉じられた位置において、ディスク17はその底の方に向かって曲げられていて、その周辺は本体11の内部の環状肩部12に対して関係することになる。弁16は、かくて閉じられている。開いた位置において、ディスク17は、他の方向、すなわちその上方に向かって曲げられ、有孔の板18の孔に向かって通路をもたらしている。そこで、液体は、温度調整弁16を通過し得る。
【0029】
バネ荷重弁20は、ドーナツ形をした周囲シール22を備えた可動な閉鎖部分21を有している。部分21は、ディスク17の下面に対して支えるバネ23に取り付けられている。バネ23の静止位置は、バネ荷重弁20が閉じられている図3の位置に相当する。
【0030】
抜き出し用貯蔵器3は、容器2の中に含まれている調理用液を受容れるために十分な容積を有する。抜き出し用貯蔵器3は、蓋31によって閉じられる回収槽30を有する。抜き出し用貯蔵器3は、外側面32を有する。望むなら、面32は、ユーザに、抜き出し用貯蔵器3の中身を見ることを可能にする目的で、少なくとも部分的に透明又は半透明の材料で作られ得る。
【0031】
抜き出し用貯蔵器3は、回収槽30に好都合に取り付けられ得る、抜き出し制御機構40をも備えている。制御機構40は、槽30の横壁33に開口している入口導管41の周りに取り付けられた可動の制御要素42を備えている。可動制御要素42は、ファンネル43と、バネ荷重弁20を作動させるために設けられたカム44とを与えている。可動制御要素42は、抜き出し用貯蔵器3の外側の横面32に取り付けられている操作ボタン45に接続されている。操作ボタン45は、回転して要素42を駆動する。導管41の横壁は、導管41と可動制御要素42との間の確実なシールを保証する方法で、ドーナツ形をしたシール47によって囲まれた注入口46を有している。操作ボタン45は、図2及び3に示されている位置に相当する利用位置と、図1及び4に示されている位置に相当する抜き出し位置と称される位置との間を可動である。図4に最も明らかに示されている抜き出し位置において、ファンネル43は注入口46の上方に配され、カム44が弁20を押している。
【0032】
この機器は、弁20が開かれているとき、抜き出し用貯蔵器3の引き出しを防止すべく構成された安全装置25を含んでいる。この目的のために、導管15の下端は、縦方向のスロット26を有し、ファンネル43の一部として配されたカム44は、図4に示されるように、可動制御要素42が抜き出し位置に向かって回転する際にスロット26の中へ差し込まれることとなる。制御機構40はこのように差し錠27を含んでいて、この差し錠27は、弁20が開かれている位置にあるときに弁20の一部を形成している突当板28と協働すべく設けられており、差し錠27はカム44の横面によって形成され、突当板28はスロット26によって形成されている。
【0033】
本発明による機器は、二つの連続した抜き出しを防止すべく作用するもう一つの安全装置50を含んでいる。
【0034】
この目的のために、可動な安全要素51が、ハウジング1と抜き出し用貯蔵器3の間に配置されている。要素51は、ガイド当接部52によって縦方向の並行移動がガイドされる。要素51の縦方向の動きは、止め具53によって制限されている。要素51上に取り付けられた上方の可繞性ブレードが、ハウジング1の中への貯蔵器の挿入の際に、前記抜き出し用貯蔵器3に対して当接すべく設けられており、そして要素51が当接部53の一つによって阻止されているとき、抜き出し用貯蔵器3に対して関係することとなる。
【0035】
要素51は第一のカム55を含んでいて、この第一のカム55は、抜き出し用貯蔵器3の挿入の後、操作ボタン45がその抜き出し位置に至らされているときに可動制御要素42から延在する足部48と協働する目的で設けられている。要素51は第二のカム56を含んでいて、この第二のカム56は、操作ボタン45が抜き出し作業の後、利用位置へ動かされたときに足部48と協働する目的で設けられている。要素51は閉鎖当接部57を含んでいて、この閉鎖当接部57は、操作ボタン45が抜き出し用貯蔵器3の引き出しなしの新たな利用の後、抜き出し位置に向かって付勢されるとき、可動制御要素42の回転を妨げる目的で設けられている。
【0036】
本実施形態は、以下のように機能する。
【0037】
容器2がハウジング1の中の所定の位置にあるとき、この機器は調理の用意ができている。抜き出し用貯蔵器3がハウジング1の中の所定の位置にあるとき、ユーザは操作ボタン45によって抜き出すことを制御し得る。カム44は、スロット26の中へ差し込まれることになり、弁20の可動な閉鎖部分21を押す。
【0038】
しかしながら、本発明によれば、抜き出すことは、バイメタルのスナップ作用ディスク17が高温度位置にある限り起こり得ない。そして、温度調整弁16は、閉じられた位置にある。液体と接触しているディスク17の温度が閾値の逆に達するとき、温度調整弁16は開く。
【0039】
冷却の際、温度調整弁16の開成温度が、抜き出し用貯蔵器及び/又は制御機構について、制限された温度抵抗力を有する材料の選択を可能とする。加えて、抜き出し用貯蔵器3を取り扱う際のやけどの危険性が低減される。
【0040】
バネ荷重弁20は、抜き出し用貯蔵器3がハウジング1の中の所定の位置にないならば、抜き出すことが防止されることを可能にする。抜き出し用貯蔵器3が所定の位置にあるとき、ユーザは操作ボタン45を回すと、カム44は弁20の可動な部分21を押す。そして、温度調整弁16が開いている位置にあるならば、容器の内容物は抜き出し用貯蔵器3の中へ流れ得る。
【0041】
安全装置25は、制御機構40が抜き出し位置にあり、カム44が弁20の可動な部分21を押しているとき、ハウジング1からの抜き出し用貯蔵器3の引き出しが、スロット28の中への差し錠27の差し込みのおかげで無効にされることを可能にする。
【0042】
利用位置から抜き出し位置及び元に向かって制御装置40を操作している間はもちろん抜き出し用貯蔵器3の引き出し、そして抜き出し用貯蔵器3の再挿入の間でさえ、要素51の置き換えの媒介を介して、抜き出し用貯蔵器3がハウジング1からある量まで少なくとも部分的に取り出されないでそして元の所定の位置に戻されていなければ、安全装置50は、第二の抜き出すことが行われることを妨げる。
【0043】
変形によれば、抜き出し制御機構40は、回収槽30に取り付けられる必要はなく、例えば抜き出し用貯蔵器3の蓋31上に取り付けられ得る。
【0044】
変形によれば、操作ボタン45は、前記貯蔵器がハウジングに取り付けられているとき、ハウジングの中に収容されている抜き出し用貯蔵器の横面上に取り付けられ得る。そして、操作ボタンは、ハウジングの横の壁に設けられているドアを通して使用し得る。
【0045】
変形によれば、操作ボタン45は、機器のハウジング1上に取り付けられ得、例えば、抜き出し用貯蔵器の差し込みのために設けられているハウジングの横の窓の反対側にあり得る。そして、操作ボタンと制御機構の接合は、ハウジングの中への抜き出し用貯蔵器の差し込みで起こる。
【0046】
変形によれば、抜き出し用貯蔵器3は、取り外し可能なように、容器を囲むハウジングを受け入れるベースを形成し得る。
【0047】
本発明は、説明された模範的な実施形態及びその変形に決して限定されないが、請求項の枠組みにおいて多数の修正を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】容器の内容物を抜き出すために設けられた位置において本発明に従って調理機器を示している図であり、外部のハウジングは点線で示されている。
【図2】容器を空にした後の位置において、抜き出し用貯蔵器を引っ込めることなく二つの連続する抜き出すことを妨げるために備えられた安全装置を示す、図1に示された機器の部分図である。
【図3】容器を空にした後の位置において、図1に示された機器の横断面における部分図である。
【図4】容器の内容物を抜き出すために設けられた位置において、図1に示された機器の横断面における部分図である。
【0001】
本発明は、調理用液を受容れるために設けられる、容器又はタンクを有する調理機器の一般的な技術分野に関する。本発明は、さらに詳しくは容器内に含まれている調理用液を空にするための装置を備える上記のタイプの機器に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、特に揚げ鍋に関するが、排他的ではない。実際において、調理用液は、オイルの液や溶融された油脂の液に限定されないが、抜き出し装置を介して流れるのに十分に流動性のある全ての処理可能な物質、特に水性の液体からも等しくなり得る。
【0003】
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3は、抜き出し導管を有する揚げ鍋を開示している。しかしながら、それらのどれも、調理用液体を集める貯蔵器を備えていない。特許文献4は、抜き出し導管及び機器のハウジングの中に取付けられた引出し機によって支持されている貯蔵器を有する揚げ鍋について記載している。そのような機器の利用には、ハウジング外にオイルを抜き出すことに関して、ユーザの側に用心深い注意を必要とする。
【0004】
特許文献5は、容器とフレームの中に収容された抜き出し用貯蔵器を有する産業用タイプの揚げ鍋について記載している。容器は、ゲートや弁によって閉じられている抜き出し導管を有している。抜き出し用貯蔵器は、フレームのドアの内面に取り外しできるように取り付けられている。かかる形態の構成を家庭用機器へ置き換えることは、安全上の問題を呈すると思われる。
【0005】
特許文献6は、容器が動力式弁を備えられている抜き出し導管を有している調理機器を記載している。そのモータの制御装置は、容器の内容物の温度があまりにも高い限りずっと、容器を空にすることが回避されるのを可能とする温度センサを有し得る。そのような構成は、産業用又は商売用の機器にとっては想像され得るが、家庭用機器としてはあまりにも高価なことがわかる。
【0006】
【特許文献1】
米国特許第2597695号明細書
【特許文献2】
スイス国特許第325786号明細書
【特許文献3】
仏国特許出願公開第2665068号明細書
【特許文献4】
仏国特許出願公開第2773976号明細書
【特許文献5】
米国特許第2867164号明細書
【特許文献6】
独国特許出願公開第19907150号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、抜き出し装置が設けられた容器を有する調理機器の安全性を高めることである。
【0008】
本発明の他の目的は、コンパクトで経済的な構造を有する上記したタイプの機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
これらの目的は、調理用液を受けるために設けられる容器をハウジングに有し、容器は抜き出し装置を備え、抜き出し装置はハウジングに対して取り外し可能なように配置される抜き出し用貯蔵器の中へ該容器の内容物を注ぐために設けられている、調理機器を用いて、抜き出し装置は、温度の関数として可動である、感熱性の機械的機構を備える温度調整弁を有するという事実によって、成し遂げられる。感熱性の機械的機構は、例えばバイメタルの部品や、形状記憶合金でできている部品や、又はワックスピストンである。温度の関数として可動である機械的機構のおかげで、温度調整弁は温度のレベルの関数として開いている形状又は閉じられている形状を与え得る。このように、容器の内容物を抜き出すことは、調理用液の温度がある閾値を超えている限り、妨げられ得る。この配置は、抜き出し用貯蔵器を扱っている際、やけどの危険性に制限をかけることによって機器の安全における改善を可能にする。加えて、貴重でなく、それ故に高価でない材料、例えばポリプロピレンのような材料は、抜き出し用貯蔵器の製作に利用され得る。抜き出し用貯蔵器は、ハウジングの中に配置され得、又はハウジングが置かれるベースを形成し得る。容器は、取り外し可能であり得、食器洗い機に置かれ得る。抜き出し装置の温度調整弁はユーザによって操作される開閉制御からの独立した安全の実現を可能にする。加えて、モータが温度調整弁を駆動するために必要でないので、そのような構成は高価でない。
【0010】
有利には、温度調整弁は、容器の底に開いている導管に配置される。この配置は、抜き出すことを円滑にすることを可能にする。
【0011】
有利には、フィルタは温度調整弁の上流へ配置される。この配置は、調理用液の中に含有される残留物が、温度調整弁の操作に影響しないようにされることを可能にする。この配置は、また、同じ液を用いて連続して揚げる操作をする際に、調理用液の質を改善することを可能にする。
【0012】
一の実施形態によれば、温度調整弁は、バイメタルのスナップ作用ディスクを有する。他の実施形態は、例えばワックスピストンや、又はさらに形状記憶合金でできている部品を有する温度調整弁が等しく想像され得る。
【0013】
有利には、抜き出し装置は、操作ボタンによって操作される可動な閉鎖部分を備える第二の弁を有する。この配置は、ユーザが抜き出す制御をすることを可能にする。
【0014】
そして有利には、温度調整弁は、容器と第二の弁との間に配置される。この配置は、想像されるように、調理用液と、温度調整弁の温度の関数として可動な機構と、の間での熱的接触を許容する。それから、調理用液の温度が上昇する間は、冷却の間と同じ程度に、弁のより早い反応を生じる。
【0015】
そして有利には、操作ボタンは、抜き出し用貯蔵器に取り付けられた制御機構を介して、可動な閉鎖部品を駆動する。このように、抜き出し用貯蔵器が欠如している際、ユーザは機器を空にする行為を冒さない。加えて、抜き出し用貯蔵器への制御機構の取り付けは、取り外し可能な容器の構成を容易にする。抜き出し用貯蔵器は、ハウジングの中に配置され得、又はハウジングが置かれているベースさえも形成し得る。
【0016】
有利には、操作ボタンは、制御機構を駆動し、抜き出し用貯蔵器に取り付けられる。この配置は、構成が簡単にされることを可能にする。その代案としては、操作ボタンは、例えば、ハウジングに取り付けられ得る。
【0017】
有利には、ハウジングは、抜き出し用貯蔵器が少なくとも部分的に差し込まれ得る横の開口部を有する。この配置は、抜き出し用貯蔵器の取り扱いを容易にされることを許容する。その代案としては、ハウジングは、例えば、容器を少なくとも部分的に囲んでいる上側の部品と、抜き出しリザーバを支持する下側の部品との二つの部品で造られ得、そして、その上側の部品がその抜き出しリザーバを利用するために引っ込められることが必要である。
【0018】
そして有利には、操作ボタンは、抜き出し用貯蔵器の外側の横面に取り付けられる。この配置は、構成を簡単にされることを許容する。その代案としては、操作ボタンは、例えば、ハウジングの面上に配置されているドアを通して使用され得る。
【0019】
有利には、容器は、ハウジングに関して取り外し可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明は、如何なる限定をするものでない、添付図面に示された構成の例の検討からより良く理解されるだろう。
【0021】
図1から図4に例示されている機器は、調理用液体を受け入れるために設けられた容器2を収容し、上方の開口部を呈しているハウジング1を有する揚げ鍋である。上方の開口部は、図には示されていないが、蓋によって閉じられ得る。ハウジング1は、抜き出し用貯蔵器3に関わる横の開口部をも同じく呈している。
【0022】
図3及び図4においてさらに明らかに可視的であるように、容器2は抜き出し装置10を有している。容器2は、好都合に取り外し可能で、容器が作業面上に設置されるのを可能にすべく設けられた、足部8のような、手段を有している。望むなら、電熱手段9が、容器2の下に固定されてもよい。変形例では、電熱手段はハウジング1内、又は容器2内にでも配置され得る。
【0023】
抜き出し装置10は、容器2の底から延在する排出導管15を備えている。導管15は、フィルタ14によって保護されている。バネ荷重弁20が、導管15の下部をふさいでいる。温度調整弁16が、フィルタ14とバネ荷重弁20との間に配置されている。
【0024】
導管15は、有利には、調理用液の高温に対して耐性のあるプラスチック材料、例えば揚げ鍋の場合には250℃までの耐性のあるAmodel(登録商標)のプラスチック材料、からなる本体11によって形成されている。本体11は、容器2に対して取り外し可能に取り付けられている。シール19が、容器2と本体11の間に設置されている。シール19は、有利には、抜き出し装置の分解の際の紛失、または前記装置の再組み立ての際の省略を妨げるために、本体11に取り付けられている。
【0025】
フィルタ14は、容器2及び本体11に対して、取り外し可能に取り付けられている。図に示されている構成の例によれば、フィルタ14は、本体11に、差込結合によって組み立てられるリング13に固定されている。リング13は、容器2の底の凹部に取り外し可能に収容されている。リング13は、容器2に対して、回転して動かなくされている。本体11の上部は、容器2の底に形成されている開口部に係合され、差込組み立てを形成すべくリング13の斜面13aと協働する、斜面11aを担持している。
【0026】
温度調整弁16は、本体11の上端をふさぐ有孔の板18の下面に固定されたバイメタルのスナップ作用ディスク17を備えている。板18は、例えば、本体11の内部に対して波形をつけられている。
【0027】
バイメタルのスナップ作用ディスク17は、感熱性の機械的機構を形成し、それは温度の関数として可動である。ディスク17は、低温度位置に対応する開いた位置において図3及び4に表されている。高温度位置でのディスク17は、導管15をふさぐ。冷却の際、高温度位置と低温度位置との間の転移温度は、例えば、揚げ鍋の場合には、90℃のオーダーである。
【0028】
一例として、このディスクは、二つの金属からなる積層板からなり、30mmの直径を有する。閉じられた位置において、ディスク17はその底の方に向かって曲げられていて、その周辺は本体11の内部の環状肩部12に対して関係することになる。弁16は、かくて閉じられている。開いた位置において、ディスク17は、他の方向、すなわちその上方に向かって曲げられ、有孔の板18の孔に向かって通路をもたらしている。そこで、液体は、温度調整弁16を通過し得る。
【0029】
バネ荷重弁20は、ドーナツ形をした周囲シール22を備えた可動な閉鎖部分21を有している。部分21は、ディスク17の下面に対して支えるバネ23に取り付けられている。バネ23の静止位置は、バネ荷重弁20が閉じられている図3の位置に相当する。
【0030】
抜き出し用貯蔵器3は、容器2の中に含まれている調理用液を受容れるために十分な容積を有する。抜き出し用貯蔵器3は、蓋31によって閉じられる回収槽30を有する。抜き出し用貯蔵器3は、外側面32を有する。望むなら、面32は、ユーザに、抜き出し用貯蔵器3の中身を見ることを可能にする目的で、少なくとも部分的に透明又は半透明の材料で作られ得る。
【0031】
抜き出し用貯蔵器3は、回収槽30に好都合に取り付けられ得る、抜き出し制御機構40をも備えている。制御機構40は、槽30の横壁33に開口している入口導管41の周りに取り付けられた可動の制御要素42を備えている。可動制御要素42は、ファンネル43と、バネ荷重弁20を作動させるために設けられたカム44とを与えている。可動制御要素42は、抜き出し用貯蔵器3の外側の横面32に取り付けられている操作ボタン45に接続されている。操作ボタン45は、回転して要素42を駆動する。導管41の横壁は、導管41と可動制御要素42との間の確実なシールを保証する方法で、ドーナツ形をしたシール47によって囲まれた注入口46を有している。操作ボタン45は、図2及び3に示されている位置に相当する利用位置と、図1及び4に示されている位置に相当する抜き出し位置と称される位置との間を可動である。図4に最も明らかに示されている抜き出し位置において、ファンネル43は注入口46の上方に配され、カム44が弁20を押している。
【0032】
この機器は、弁20が開かれているとき、抜き出し用貯蔵器3の引き出しを防止すべく構成された安全装置25を含んでいる。この目的のために、導管15の下端は、縦方向のスロット26を有し、ファンネル43の一部として配されたカム44は、図4に示されるように、可動制御要素42が抜き出し位置に向かって回転する際にスロット26の中へ差し込まれることとなる。制御機構40はこのように差し錠27を含んでいて、この差し錠27は、弁20が開かれている位置にあるときに弁20の一部を形成している突当板28と協働すべく設けられており、差し錠27はカム44の横面によって形成され、突当板28はスロット26によって形成されている。
【0033】
本発明による機器は、二つの連続した抜き出しを防止すべく作用するもう一つの安全装置50を含んでいる。
【0034】
この目的のために、可動な安全要素51が、ハウジング1と抜き出し用貯蔵器3の間に配置されている。要素51は、ガイド当接部52によって縦方向の並行移動がガイドされる。要素51の縦方向の動きは、止め具53によって制限されている。要素51上に取り付けられた上方の可繞性ブレードが、ハウジング1の中への貯蔵器の挿入の際に、前記抜き出し用貯蔵器3に対して当接すべく設けられており、そして要素51が当接部53の一つによって阻止されているとき、抜き出し用貯蔵器3に対して関係することとなる。
【0035】
要素51は第一のカム55を含んでいて、この第一のカム55は、抜き出し用貯蔵器3の挿入の後、操作ボタン45がその抜き出し位置に至らされているときに可動制御要素42から延在する足部48と協働する目的で設けられている。要素51は第二のカム56を含んでいて、この第二のカム56は、操作ボタン45が抜き出し作業の後、利用位置へ動かされたときに足部48と協働する目的で設けられている。要素51は閉鎖当接部57を含んでいて、この閉鎖当接部57は、操作ボタン45が抜き出し用貯蔵器3の引き出しなしの新たな利用の後、抜き出し位置に向かって付勢されるとき、可動制御要素42の回転を妨げる目的で設けられている。
【0036】
本実施形態は、以下のように機能する。
【0037】
容器2がハウジング1の中の所定の位置にあるとき、この機器は調理の用意ができている。抜き出し用貯蔵器3がハウジング1の中の所定の位置にあるとき、ユーザは操作ボタン45によって抜き出すことを制御し得る。カム44は、スロット26の中へ差し込まれることになり、弁20の可動な閉鎖部分21を押す。
【0038】
しかしながら、本発明によれば、抜き出すことは、バイメタルのスナップ作用ディスク17が高温度位置にある限り起こり得ない。そして、温度調整弁16は、閉じられた位置にある。液体と接触しているディスク17の温度が閾値の逆に達するとき、温度調整弁16は開く。
【0039】
冷却の際、温度調整弁16の開成温度が、抜き出し用貯蔵器及び/又は制御機構について、制限された温度抵抗力を有する材料の選択を可能とする。加えて、抜き出し用貯蔵器3を取り扱う際のやけどの危険性が低減される。
【0040】
バネ荷重弁20は、抜き出し用貯蔵器3がハウジング1の中の所定の位置にないならば、抜き出すことが防止されることを可能にする。抜き出し用貯蔵器3が所定の位置にあるとき、ユーザは操作ボタン45を回すと、カム44は弁20の可動な部分21を押す。そして、温度調整弁16が開いている位置にあるならば、容器の内容物は抜き出し用貯蔵器3の中へ流れ得る。
【0041】
安全装置25は、制御機構40が抜き出し位置にあり、カム44が弁20の可動な部分21を押しているとき、ハウジング1からの抜き出し用貯蔵器3の引き出しが、スロット28の中への差し錠27の差し込みのおかげで無効にされることを可能にする。
【0042】
利用位置から抜き出し位置及び元に向かって制御装置40を操作している間はもちろん抜き出し用貯蔵器3の引き出し、そして抜き出し用貯蔵器3の再挿入の間でさえ、要素51の置き換えの媒介を介して、抜き出し用貯蔵器3がハウジング1からある量まで少なくとも部分的に取り出されないでそして元の所定の位置に戻されていなければ、安全装置50は、第二の抜き出すことが行われることを妨げる。
【0043】
変形によれば、抜き出し制御機構40は、回収槽30に取り付けられる必要はなく、例えば抜き出し用貯蔵器3の蓋31上に取り付けられ得る。
【0044】
変形によれば、操作ボタン45は、前記貯蔵器がハウジングに取り付けられているとき、ハウジングの中に収容されている抜き出し用貯蔵器の横面上に取り付けられ得る。そして、操作ボタンは、ハウジングの横の壁に設けられているドアを通して使用し得る。
【0045】
変形によれば、操作ボタン45は、機器のハウジング1上に取り付けられ得、例えば、抜き出し用貯蔵器の差し込みのために設けられているハウジングの横の窓の反対側にあり得る。そして、操作ボタンと制御機構の接合は、ハウジングの中への抜き出し用貯蔵器の差し込みで起こる。
【0046】
変形によれば、抜き出し用貯蔵器3は、取り外し可能なように、容器を囲むハウジングを受け入れるベースを形成し得る。
【0047】
本発明は、説明された模範的な実施形態及びその変形に決して限定されないが、請求項の枠組みにおいて多数の修正を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】容器の内容物を抜き出すために設けられた位置において本発明に従って調理機器を示している図であり、外部のハウジングは点線で示されている。
【図2】容器を空にした後の位置において、抜き出し用貯蔵器を引っ込めることなく二つの連続する抜き出すことを妨げるために備えられた安全装置を示す、図1に示された機器の部分図である。
【図3】容器を空にした後の位置において、図1に示された機器の横断面における部分図である。
【図4】容器の内容物を抜き出すために設けられた位置において、図1に示された機器の横断面における部分図である。
Claims (11)
- 調理用液を受けるために設けられる容器(2)をハウジング(1)に有し、容器(2)は抜き出し装置(10)を備え、抜き出し装置(10)はハウジング(1)に対して取り外し可能なように配置される抜き出し用貯蔵器(3)の中へ該容器(2)の内容物を注ぐために設けられる、調理機器において、
該抜き出し装置(10)は、温度の関数として可動である、感熱性の機械的機構を備える温度調整弁(16)を有することを特徴とする調理機器。 - 温度調整弁(16)は、容器(2)の底に開いている導管(15)に配置されることを特徴とする請求項1に記載の調理機器。
- フィルタ(13)は、温度調整弁(16)の上流へ配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の調理機器。
- 温度調整弁(16)は、バイメタルのスナップ作用ディスク(17)を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の調理機器。
- 抜き出し装置(10)は、操作ボタン(45)によって操作される可動な閉鎖部分(21)を備える第二の弁(20)を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の調理機器。
- 温度調整弁(16)は、容器(2)と第二の弁(20)との間に配置されることを特徴とする請求項5に記載の調理機器。
- 操作ボタン(45)は、抜き出し用貯蔵器(3)に取り付けられた制御機構(40)を介して、可動な閉鎖部分(21)を駆動することを特徴とする請求項6に記載の調理機器。
- 制御機構(40)を駆動する操作ボタン(45)は、抜き出し用貯蔵器(3)に取り付けられることを特徴とする請求項7に記載の調理機器。
- ハウジング(1)は、抜き出し用貯蔵器(3)が少なくとも部分的に差し込まれ得る横の開口部を有することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の調理機器。
- ハウジング(1)は抜き出し用貯蔵器(3)が少なくとも部分的に差し込まれ得る横の開口部を有し、且つ操作ボタン(45)は抜き出し用貯蔵器(3)の外側の横面(32)に取り付けられることを特徴とする請求項8に記載の調理機器。
- 容器(2)は、ハウジング(1)に関して取り外し可能であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の調理機器。
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