JP2005500405A - リン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩の組成物 - Google Patents

リン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩の組成物 Download PDF

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Abstract

リン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩の搬送可能な界面活性剤組成物が開示される。前記組成物は、約60重量%以上の固形分含量を有する。本発明の組成物のアルキルリン酸エステル塩の調製において有用なアルカノールアミンは、以下の式III
【化1】
Figure 2005500405

(式中、R4 ないしR6 は個別に、水素またはC1-8 直鎖もしくは分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールもしくはアラルキル炭化水素基であり、任意に、炭素環を含み得る。)を有する。アミン置換基の少なくとも1つは他の2つとは異なる。アミン窒素の3つの置換基の少なくとも1つについては、sとtとの合計(s+t)もしくはvとwとの合計(v+w)もしくはxとyとの合計(x+y)は1以上であり、対応するR(R4 、R5 またはR6 )は水素である。下付き文字pおよびqは、個別に、同一または異なり得るものであり、2ないし4の整数である。下付き文字s、t、v、w、xおよびyは、個別に、同一または異なり、6つの全ての下付き文字の合計が12以下であると言う条件で0ないし10の整数である。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、リン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩の搬送可能な(pumpable)界面活性剤組成物に関する。より具体的には、本発明は、固形分の多いリン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩の容易に搬送可能な濃縮された組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
界面活性剤および界面活性剤の混合物は、様々の工業的、商業的および家庭用の用途で用いられている。しばしば、配合物への添加のために、界面活性剤は、搬送可能形態または流体形態で存在する必要が存在する。そのような形態は、便利であり、操作と貯蔵での経費の節約ならびにその界面活性剤を用いる製品の配合に容易さと便宜をもたらす。界面活性剤が、可能な限り高い界面活性剤または活性成分の濃度または比率でそのような形態で利用可能であることは望ましい。
【0003】
高固形分のリン酸アルキルエステル組成物を用いることには困難が存在する。そのような組成物は、容易に操作される流体溶液よりも、堅いか動きがなく流動性に欠けまたは搬送不能なゲルとなり得る。さらに、そのような組成物の製造もしくはその後の貯蔵の間に相分離が起こり得る。ほとんどの場合には、有機溶媒または他の共界面活性剤の使用無しに水中の約30から40重量%の活性成分を超えるか、または約60重量%を超えて使用する場合、流体または搬送可能なリン酸エステル塩組成物を効率的に製造することは不可能であった。
【0004】
それらの困難に対処するために、様々なアプローチが試みられてきた。特許文献1および2は、異なる界面活性剤の混合物の使用を開示する。もう1つのアプローチは、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールまたはエタノールのような一般的に多量のアルコールまたは他の溶媒によりそのような界面活性剤の水溶液を配合することであり、それらアルコールまたは溶媒はシンナーおよび可溶化剤として機能し、それにより溶液の粘度を低下させ、非流動性ゲルの生成を抑制する。しかしながら、多くの配合物の調製のためには、界面活性剤混合物を用いることは望ましくない。実際、それらの使用は、配合プロセスを不必要に複雑にし得る。化粧品またはパーソナルケア製品組成物では、アルコールまたは他の有機溶媒の使用を回避する必要が存在し得る。代わりに無水組成物が所望され得る。
【0005】
さらに、アルキル硫酸塩またはスルホン酸塩のような共界面活性剤化合物の使用は、問題がある。というのは、それらは、特許文献3で開示されているような所望されない皮膚を刺激する副作用を付与し、リン酸界面活性剤の望ましい特性を減衰させるからである。
【0006】
安定で、搬送可能な液体の形態で高濃度のアルキルリン酸エステル塩の界面活性剤組成物を有することが望ましいであろう。共界面活性剤もしくは多量の有機溶媒もしくは水、偽和添加剤または性能を減少させる残留成分の存在を必要としない界面活性剤組成物を有することがさらに望ましいであろう。
【特許文献1】
米国特許第4,753,754号
【特許文献2】
米国特許第5,139,781号
【特許文献3】
WO 01/10991
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、典型的な工業的使用温度で搬送可能である、例えば約60重量%以上の大きな固形分の安定か、搬送可能か、または流動可能な界面活性剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の組成物において有用なリン酸アルキルエステルアルカノールアミン塩には、式Iのモノアルキル塩
【化4】
Figure 2005500405
【0009】
および式IIのジアルキル塩
【化5】
Figure 2005500405
【0010】
(式中、R1 からR3 は、個別に、C8-22直鎖または分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールまたはアラルキル炭化水素基であり、それらは任意に炭素環を含み得る。下付き文字aおよびbは、個別に、同一または異なり、aおよびbの合計が8以下であると言う条件で0ないし8の整数である。下付き文字nおよびmは、個別に、同一または異なり、2ないし4の整数である。Z1 およびZ2 は、個別に、Z1 およびZ2 の少なくとも1つが下記式IIIによるアルカノールアミンでなければならないという条件で、水素、アルカリ金属、アンモニアまたは式IIIによるアルカノールアミンである。Z3 は、下記式IIIによるアルカノールアミンである。)が含まれる。
【0011】
本発明のリン酸アルキルエステル塩の調製において有用なアルカノールアミンは、以下の式III
【化6】
Figure 2005500405
【0012】
(式中、R4 からR6 は、個別に、水素またはC1-8 直鎖または分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールまたはアラルキル炭化水素基であり、それらは任意に、炭素環を含み得る。3つのアミン置換基の少なくとも1つは他の2つとは異なる。アミン窒素の3つの置換基の少なくとも1つについては、sとtとの合計(s+t)もしくはvとwとの合計(v+w)もしくはxとyとの合計(x+y)は1以上であり、対応するR(R4 、R5 またはR6 )は水素である。下付き文字pおよびqは、個別に、同一または異なり、2ないし4の整数である。下付き文字s、t、v、w、xおよびyは、個別に、同一または異なり、全ての6個の下付き文字の合計が12以下であるという条件で、0ないし10の整数である。)を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明のリン酸アルキルエステルアルカノールアミン塩は、通常でない高固形分含量、すなわち、約60重量%以上の界面活性剤組成物の調製を可能にする。
【0014】
本発明の組成において有用なアルキルリン酸エステルアルカノールアミン塩には、式Iのモノアルキル塩
【化7】
Figure 2005500405
【0015】
および式IIのジアルキル塩
【化8】
Figure 2005500405
【0016】
(式中、R1 からR3 は、個別に、C8-22直鎖または分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールまたはアラルキル炭化水素基であり、それらは、任意に炭素環を含み得る。下付き文字aおよびbは、個別に、同一または異なり、aおよびbの合計が8以下であるという条件で0ないし8の整数である。下付き文字nおよびmは、個別に、同一または異なり、2ないし4の整数である。Z1 およびZ2 は、個別に、Z1 およびZ2 の少なくとも1つが下記式IIIによるアルカノールアミンでなければならないという条件で、水素、アルカリ金属、アンモニアまたは下記式IIIによるアルカノールアミンである。Z3 は、下記式IIIによるアルカノールアミンである。)が含まれる。
【0017】
本発明のリン酸アルキルエステル塩の調製において有用なアルカノールアミンは、以下の式III
【化9】
Figure 2005500405
【0018】
(式中、R4 ないしR6 は、個別に、水素またはC1-8 直鎖または分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールまたはアラルキル炭化水素基であり、それらは任意に、炭素環を含み得る。3つのアミン置換基の少なくとも1つは他の2つとは異なる。アミン窒素の3つの置換基の少なくとも1つについては、sとtとの合計(s+t)またはvとwとの合計(v+w)またはxとyとの合計(x+y)は、1以上であり、対応するR(R4 、R5 またはR6 )は水素である。下付き文字pおよびqは、個別に、同一または異なり、2ないし4の整数である。下付き文字s、t、v、w、xおよびyは、個別に、同一または異なり、6つの全ての合計が12以下であると言う条件で0ないし10の整数である。)を有する。
【0019】
塩の表示の目的のために、示されるように、特に、Z1またはZ2が水素であるかまたは、Z1、Z2またはZ3が正に荷電し、対応する酸素が負に荷電してその負電荷がリン中心を介して(Z1などに)結合していない酸素の間で非局在化しているときZ1、Z2およびZ3は結合し得ることが理解される。アルカノールアミン(およびアンモニア)については、正の電荷は、以下の式IVおよびVで例示されるような酸性リン酸エステルから解離した水素イオンによるアミン窒素のプロトン化に由来するであろう。
【化10】
Figure 2005500405
【化11】
Figure 2005500405
【0020】
好ましいアルカノールアミンには以下が含まれる:ジエタノールイソプロパノールアミン、ジグリコールジイソプロパノールアミン、(2−(2−ヒドロキシプロポキシ)エチル)ジエタノールアミン、ジメチルイソプロパノールアミン、ジブチルイソプロパノールアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)モルホリン、メチルジエタノールアミン、エチルジエタノールアミン、ジ(2−ヒドロキシエチルアニリン)、ジ(2−ヒドロキシエチル)トルイジン、ジ(2−ヒドロキシエチル)ベンジルアミン、ジエタノールイソプロピルアミン、およびN−ヒドロキシエチルイミダゾリン。
【0021】
本発明の搬送可能な界面活性剤組成物は、低レベルの残留リン酸と残留アルコールにより特徴付けられている。本発明の搬送可能な界面活性剤組成物は、リン酸ジアルキルに対してリン酸モノアルキルが多いリン酸アルキルエステル組成物、すなわち、60:40以上の、好ましくは80:20以上の、より好ましくは90:10を超えるリン酸モノ−対ジ−アルキルエステルのモル比から製造される。本発明の搬送可能な界面活性剤組成物を製造するために用いられる低残留リン酸含有量かつ低残留アルコール含有量かつ高リン酸モノアルキルエステル含有量のリン酸エステル組成物は、米国特許第5,463,101号、第5,550,274号および第5,554,781号ならびにEP特許公開番号EP0675,076A2において開示され、特にEP公開公報の例18に記載されているプロセスにより製造され得る。
【0022】
リン酸アルキルエステル塩は、高リン酸モノアルキルエステル含有量のリン酸アルキルエステルを適切な塩基と混合することにより調製され得る。適切な塩基には、ナトリウム、カリウム、リチウム、および水酸化アンモニウムおよびアミンが含まれる。アルカノールアミンが好ましい。最も好ましい塩基は、ジエタノールイソプロパノールアミンおよびジグリコールジイソプロパノールアミンである。リン酸モノアルキルエステルの塩は、塩の特性により決定されるように、0.7から1.7の範囲のもののようないずれか適切な塩基:酸モル比塩のものであり得る。
【0023】
本発明の搬送可能な界面活性剤組成物を生成させる上で用いられるリン酸アルキルエステルは、好ましくは、約C8 からC22の炭素鎖長の、例えば、ココナッツまたは菜種油のような天然油で典型的に見出されるアルコールまたはアルコールの混合物から製造される。直鎖および分枝鎖、飽和および不飽和アルコールの混合物が可能である。それらのアルコールは、上述の3つの特許/特許出願で記載されるリン酸エステル化プロセスで用いられる。そのようなアルコールの例として、オクタノール、デカノール、ドデカノール、テトラデカノール、ヘキサデカノールおよびオクタデカノールまたは約0.1%デカノール、約68.3%ドデカノール、約27.6%テトラデカノールおよび約4.9%ヘキサデカノールの市販の混合物のようなアルコールの混合物が言及され得る。洗浄用途のためには、リン酸アルキルエステル塩は、好ましくは、主に、C10からC12アルコールまたはC8 からC12アルコールの塩を含む。潤滑用途のためには、より不飽和度が高く、長鎖C16からC22がより望まれるであろう。アルコールまたはアルコールの混合物は、任意に、アルコキシル化度の小さいポリアルコキシレート誘導体を製造するためにエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドと反応し得る。このことは、特に、長鎖直鎖脂肪族アルコールについて有用であり、そのアルコールは、さもなければ、高融点のリン酸エステルを産み出すであろう。
【0024】
本発明の好ましい組成物は、60:40以上のリン酸モノ対ジアルキルエステルモル比を有し、約60重量%以上の固形分を有し、界面活性剤組成物についてのpH値の範囲にわたって、(10重量%水溶液として測定して)特に約pH5から約pH10のpH範囲にわたって、1以上の搬送可能な領域を示す。その搬送可能な組成物は、例えば、分子溶液として、またはラメラもしくはミセル相として存在し得るであろう。
【0025】
本発明の搬送可能な界面活性剤組成物の残留リン酸または残留アルコール含有量は、それぞれの残留成分について、一般的に8重量%未満、好ましくは6重量%未満およびより好ましくは5重量%未満であろう。より大きなリン酸含有量は、より大きな粘度と非エステル塩含有量に寄与し、水について限定された溶解度を有するアルコールは、分離する傾向があり、水を含む溶液に濁りを与える。
【0026】
本発明の好ましい組成物は、典型的な工業的使用温度、例えば、約45℃以下、特に約5℃から約45℃で搬送可能または流動可能である。
【0027】
搬送可能な水性界面活性剤組成物の全固形分は、組成物の全重量に基づいて約60%以上、好ましくは約60重量%から約100重量%、そして最も好ましくは約70重量%から約95重量%リン酸アルキルエステル塩であろう。100重量%までの全固形分(添加溶媒なし)が可能である。
【0028】
界面活性剤組成物は、任意に、搬送性を高めるために加えられる溶媒を有する。有用な溶媒には、限定されないが、水、C1-6 アルコール、アルキレングリコール、およびポリアルキレングリコールが含まれる。有用なアルコールには、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、2−ブトキシエタノール、n−ペンタノール、イソペンタノール、およびネオペンタノールが含まれる。グリコールには、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオールおよび1,6−ヘキサンジオールが含まれる。溶媒は、組成物の全重量に基づいて、約40重量%まで、より典型的には約5から約40重量%、および最も典型的には、約5から約30重量%で存在し得る。100%固形分の組成物(ゼロパーセント(%)溶媒)も本発明の範囲にある。
【0029】
本発明の組成物は、リン酸エステル塩に共通の用途のための様々の製品または配合物に含まれ得る。そのような用途には、農業用助剤、化粧品およびパーソナル衛生製品、洗濯洗剤および食器洗剤、硬表面洗浄剤、乳化重合添加剤、境界圧力潤滑剤または極度の圧力での潤滑剤、潤滑剤添加剤(水性および油性)、耐腐食添加剤および耐磨耗添加剤、金属脱脂剤、切断助剤または研磨助剤、繊維加工処理助剤およびインクジェット印刷用流体添加剤が含まれる。組成物は、毛髪、皮膚および目に接触する製品および配合物についての洗浄剤または乳化剤として特に有用である。組成物は、クリーム、ローション、ゲル、エアロゾル、スプレー、軟膏、溶液、懸濁液、固体、タオレットまたは他の製織および不織布のような様々の製品形態に組み込まれ得る。製品の用途には、皮膚の洗浄、コンディショニング、保湿および保護、しわ取り、老化防止、化粧品除去、身体と毛髪のシャンプー洗浄、入浴、施設と産業での使用のための洗浄ゲル、家事での洗浄(固い表面)および炊事での洗浄が含まれる。
【0030】
本発明のリン酸モノアルキル含有量において高いリン酸アルキルエステル塩の新規の安定で搬送可能な界面活性剤組成物は、その発泡量、洗浄性および皮膚を刺激しない特性、ならびにその望ましい泡密度、安定性および皮膚の感触特性のために、化粧品およびパーソナルケア製品として特に有用である。
【0031】
本発明は、以下の限定的でない例により例示される。
【実施例】
【0032】
本発明のリン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩を調製した。
【0033】
全てのリン酸エステルを、異なるアルコール分子量のために適切なものとしての試薬装填の調節とともに、または意図されたエステル生成物分布により欧州特許公開公報EP0675,076A2の特に例18に記載されたプロセスにより、選択されたアルコールまたはアルコールの混合物のリン酸化により調製した。リン酸エステルの調製を以下に記載する。
【0034】
リン酸ドデシルの調製(リン酸エステルA)
乾燥した窒素ブランケットの本質的に無水の条件の下で、予め乾燥された反応器に、35℃に加熱されて溶融し、容易に攪拌可能な液体を提供する343.5lb.のドデカノールを装填した。次いで、45℃未満の温度に維持するために、冷却とともに、攪拌された液体に、ポリリン酸(115%)111.3lb.を加えた。溶液の均質を保証するために、30分間攪拌を続けた。次いで、無水リン酸粉末40.0lb.を55℃未満に温度を維持するために冷却とともに加え、急速に攪拌された混合物を80℃に加熱し、その温度に保持した。反応の進行を、第2酸価の変化により追跡し、それが安定化した後、2.5lb.の水を加え、80℃で2時間攪拌を続けた。次いでバッチを65℃に冷却し、1.0lb.の35%過酸化水素を加え、溶液を30分間攪拌し、移し変えの準備をした。31P、13Cおよび 1H核磁気共鳴分光分析により定量された生成組成物は、6.2重量%リン酸、76.0重量%リン酸モノ(ドデシル)、12.4重量%リン酸ジ(ドデシル)、4.8重量%ノニオン性物質(残留アルコール)および0.6重量%の水分(カール−フィッシャー滴定)であった。酸価1(第1滴定変曲点、pH略5.6)は、210.7mgKOH/g試料であった。
【0035】
リン酸ドデシルOE1エトキシレートの調製(リン酸エステルB)
リン酸エステルAについてと同じ手順を用いて、726部のドデシルエトキシレート、(ヒドロキシル価249.2)を187部の115%ポリリン酸および80部の無水リン酸と結合させた。高速で攪拌された混合物を酸価2に安定するまで81℃で煮沸し、次いで、5部の水を加え、さらに2時間煮沸を続けた。その液体を65℃まで冷却し、2部の35%過酸化水素を加え、攪拌を30分間続けた。次いでそのバッチを冷却して移し変えた。生成した組成物は、6.6%リン酸、70.6%リン酸モノアルキル、16.6%リン酸ジアルキル、5.7%ノニオンおよび0.5%の水であった。酸価1は、181.6mg KOH/(g試料)であった。
【0036】
リン酸ココアルキルOE1エトキシレートの調製(リン酸エステルC)
上記リン酸エステルAと同じ手順を用いて、778部の、平均して1モルのエチレンオキサイドによりエトキシル化されたC10からC16アルコールを含む天然ブレンド(OE1)を、153部の115%ポリリン酸および62部の無水リン酸と結合させた。高速で攪拌された混合物を酸価2が安定するまで81℃で煮沸し、次いで、5部の水を加え、さらに2時間煮沸を継続した。その液体を65℃に冷却し、2部の35%過酸化水素を加え、攪拌を30分間継続した。次いでそのバッチを冷却し、移し変えた。生成した組成物は、4.6%リン酸、71.6%リン酸モノアルキル、17.0%リン酸ジアルキル、5.9%ノニオンおよび0.9%の水であった。酸価1は、172.5mgKOH/(g試料)であった。
【0037】
例1
リン酸ドデシルのジエタノールイソプロパノールアミン塩の無水溶液の調製
清浄な100mlジャーに12.10gのジエタノールイソプロパノールアミン、8.00gのプロピレングリコール、および13.76gのリン酸エステルAを装填した。その混合物に蓋をし、リン酸エステルを溶解させて、低粘度の容易に混合する液体を提供するために1時間70℃のオーブンに入れた。次いで、それを回収し、塊のない均質の液体塩組成物を調製するために1時間混合するために振盪器上に配置した。次いで、生成物を室温に冷却させた。得られた、1.0のアミン/リン酸モル比を有する容易に注出可能な(pourable)70%固形分塩溶液は、(10%水溶液として)5.8のpHを有していた。
【0038】
例2
リン酸ドデシルOE1エトキシレートのジエタノールイソプロパノールアミン塩の無水溶液の調製
例1と同じ方式で、10.15gのジエタノールイソプロパノールアミン、7.54gのプロピレングリコール、および20.00gのリン酸ドデシルOE−1エトキシレート(リン酸エステルB)を、均質で容易に注出可能な溶液を調製するために組み合わせた。得られた1.00のアミン/リン酸エステルモル比を有する80%固形分塩溶液のpHは、5.6であった。
【0039】
例3
混合されたリン酸アルコールOE1エトキシレートのジエタノールイソプロパノールアミン塩の無水溶液の調製
例1と同じ方式で、17.24gのジエタノールイソプロパノールアミン、7.51gのプロピレングリコールおよび20.00gの混合されたリン酸アルコールOE1エトキシレート(リン酸エステルC)を均質で容易に注出可能な溶液を調製するために組み合わせた。得られた1.00のアミン/リン酸エステルモル比を有する80%固形分塩溶液のpHは6.0であった。
【0040】
例4〜6
より高いジエタノールイソプロパノールアミン比を有する無水リン酸エステル塩溶液の調製
例1〜3と同じ方式で、ジエタノールイソプロパノールアミンを、80〜100%固形分の清澄な均質の溶液を作るために、プロピレングリコール中でそれぞれのリン酸エステルと組み合わせた。結果を表1および2に示す。
【0041】
比較例1〜3
対称的なアルカノールアミン由来の無水リン酸エステル塩溶液の調製
本発明の利点を明確に立証するために、ジエタノールイソプロパノールアミン(2モルのエチレンオキサイド、1モルのプロピレンオキサイドから誘導された)に匹敵させるように、対称的なアルカノールアミン(3つの全てのアルキル基が同一である)、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンおよびTEA対TIPAが2:1モルのブレンドを用いて最も好ましいリン酸エステル、リン酸エステルBのアミン塩溶液の調製を試みた。表1および2に要約された結果は、アミン対リン酸エステルのより好ましいより高い比とより低い塩濃度の下でさえ、塩は、室温への冷却の際に粘性の溶液から再結晶し、したがって、より劣っており、簡便な操作と移し変えについては不適切であったことを示す。
【0042】
表1.リン酸エステルアルカノールアミン塩溶液の組成
Figure 2005500405
比較例
Figure 2005500405
表2.リン酸エステルアルカノールアミン塩溶液の特性
Figure 2005500405
比較例
Figure 2005500405
本発明のリン酸エステルの塩が泡形成を減少させないかまたは安定性に影響を与えないことを確認するために代表的なリン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩についてロス−マイルズ発泡高さ試験がなされた。
【0043】
1wt%固形分のリン酸エステルAの様々の塩について脱イオン水の溶液を調製した。発泡高さは23℃で測定された。0.9(pH5.5に対応する)と1.4(pH7.6に対応する)の両方のカリウム/リン酸エステルモル比を有するカリウム塩が、それらが示す高い程度の泡形成と安定性のために目標の対照品として選択された。カリウム塩は、175mmの初期および最終発泡高さを与えた。
【0044】
比較例1のリン酸エステルAのトリエタノールアミン塩および本発明のリン酸エステルAのジエタノールイソプロパノールアミン塩(ともに1.0のアミン/リン酸エステル比および5.8のpHを有する)はともに、175mmの初期および最終発泡高さを示した。したがって、リン酸エステルAのジエタノールイソプロパノールアミン塩は、従来の塩のリン酸エステルに比較して泡形成または安定性に悪い影響を与えなかった。リン酸エステルのジエタノールイソプロパノールアミン塩は、従来の塩と比較して有利である。と言うのは、それは高い固形分レベルで用いられ得るからであり、このことは皮膚の清浄化の用途において好ましい。
【0045】
当業者は、本発明の精神から逸脱することなく本発明に対して修正がなされ得ることを理解するであろう。それゆえ、本発明の範囲は、例示され、記述された具体的な態様に限定されることは意図されない。

Claims (4)

  1. リン酸アルキルエステルのアルカノールアミン塩の界面活性剤を含む搬送可能な界面活性剤組成物であって、約60重量%以上の固形分含量を有し、前記アルキルリン酸エステルアルカノールアミン塩は式Iまたは式II
    Figure 2005500405
    Figure 2005500405
    (式中、R1 からR3 は、個別に、C8-22直鎖または分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールおよびアラルキル炭化水素基からなる群より選択され、それらは任意に炭素環を有し得るものであり;下付き文字aおよびbは、個別に、同一または異なり、aおよびbの合計が8以下であるという条件で0ないし8の整数であり;下付き文字nおよびmは、個別に、同一または異なり、2ないし4の整数であり;Z1 およびZ2 は、個別に、Z1 およびZ2 の少なくとも一方が式IIIによるアルカノールアミンでなければならないという条件で、水素、アルカリ金属、アンモニアおよび式IIIによるアルカノールアミンからなる群より選択され;Z3 は式IIIによるアルカノールアミンであり、式IIIは、以下
    Figure 2005500405
    (式中、R4 ないしR6 は、個別に、水素並びにC1-8 直鎖および分枝鎖アルキル、アルケニル、アルカリールおよびアラルキル炭化水素基からなる群より選択され、それらは任意に炭素環を有し得るものであり;3つのアミン置換基の少なくとも1つは他の2つとは異なり、3つのアミン置換基の少なくとも1つについては、sとtとの合計もしくはvとwとの合計もしくはxとyとの合計は1以上であり、かつ対応するRは水素であり;下付き文字pおよびqは、個別に、同一または異なり、2ないし4の整数であり;下付き文字s、t、v、w、x、およびyは、個別に、同一または異なり、全ての下付き文字の合計が12以下であるという条件で0ないし10の整数である。)の通りのものである)による構造を有する組成物。
  2. 塩基対リン酸エステルの比が0.7ないし1.7の範囲にある請求項1記載の組成物。
  3. 約5℃ないし40℃の温度で流動性である請求項1記載の組成物。
  4. 前記アルカノールアミンが、ジエタノールイソプロパノールアミン、ジグリコールジイソプロパノールアミン、(2−(2−ヒドロキシプロポキシ)エチル)ジエタノールアミン、ジメチルイソプロパノールアミン、ジブチルイソプロパノールアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)モルホリン、メチルジエタノールアミン、エチルジエタノールアミン、ジ(2−ヒドロキシエチル)アニリン、(ジ−2−ヒドロキシエチル)トルイジン、ジ(2−ヒドロキシエチル)ベンジルアミン、ジエタノールイソプロピルアミン、およびN−ヒドロキシエチルイミダゾリンからなる群より選択される請求項1記載の組成物。
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