JP2005350177A - クランプ - Google Patents

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Abstract

【目的】ロック開放動作時のロープ誤操作に対する機構上の防止手段を備えた安全性の高いクランプを提供する
【構成】クランプ本体(11)の側板12aを貫通する軸ピン25の外側端にロックレバー26が固着され、第一の軸ピンと略同軸であって側板12bを貫通する軸ピン33の外側端にロックレバーストッパカム34が固着される。第一および第二の軸ピンの各内側端にはロックカム37が固着される。ロックレバーの操作によりロックカムをスプリング38の張力に抗して回転させてクランプをロック状態にする。ロック状態において、ロックレバーストッパカムはロックレバーストッパ30に係合されており、ロックカムをロックする。第一の操作手段35によりロックレバーストッパのロックレバーストッパカムに対する係合を解除し、さらに第二の操作手段29によりロックカムを回動してロック解除する。
【選択図】図8


Description

本発明はクランプに関し、特に鉄筋や丸棒などの長尺棒材の縦吊りや引き起こし作業に適したクランプに関する。
この種のクランプとして、下記特許文献1には、「一対の側板と、この側板の一方に固着された固定挟持部を有する本体、この本体の案内部に係合して移動可能な吊上杆と、この吊上杆に連結された連結杆と、この連結杆にその一端が枢着され、他端が可動挟持部を形成するように支持軸に回動可能に支持されたカム状挟持部材とからなる挟持機構、この挟持機構を挟持状態に維持するために、本体に支持される回動軸に固着された錠止カム部材と、この錠止カム部材の回動を錠止位置で停止するためのストッパと、このストッパに対して錠止カム部材を付勢するばね部材とからなる錠止機構、そしてこの錠止機構の錠止カム部材の回動軸に固着された解除レバーからなる解除機構とから構成されたクランプにおいて、前記解除レバーの回動を阻止するために、本体に回動可能に支持されるとともに、本体に一端を取り付けられたばね部材により、解除レバーへ当接するように付勢された安全レバーを設けたことを特徴とするクランプ」(請求項1より転記)が開示されている。
特許第3071399号公報
この従来技術によるクランプは、「本体に回動可能に支持されるとともに、本体に一端を取り付けられたばね部材により、解除レバーへ当接するように付勢された安全レバー」を必須としており、より具体的には、この安全レバー(35)の当接面(36a)に解除レバー(25)の下端部が当接して解除レバーをロックし、該ロック状態で鉄筋などの長尺棒材の吊り上げを可能にするとともに、長尺棒材からクランプを取り外すときは、ロープ(37)を引いて安全レバーをばね付勢に抗して回動させることにより解除レバーと非係合としながら、ロープ(27)を引いて解除レバーをばね付勢に抗して回動させることにより、解除レバーのロック状態を解除する。ここで解除レバーと安全レバーとは機構上必然的に近接して配置されるので、解除レバー操作用のロープと安全レバー操作用のロープも近接して、しかもクランプ本体の同じ側面から下がっている。このため、ロック開放動作においてこれら2本のロープの操作順序を間違える恐れがあった。2本のロープを色分けして誤操作を防止することも考えられるが、誤操作を起こしにくい機構を採用することが望ましい。
また、この種のクランプを鉄筋などの長尺棒材の縦吊り作業に使用する場合、複数のクランプを同時に使用することになるが、長尺棒材を空中に吊り上げた状態でクランプ同士、またはクランプと建築物などとの衝突や接触が生じた結果として、万一2本のロープが引かれた状態となると、ロック開放動作が行われてしまい、長尺棒材が落下し、大事故につながる危険がある。このようなリスクを最小限に抑えるためにも、ロック開放動作に必要な2本のロープがクランプの両側から下がっている構成のクランプを開発することが望ましい。吊り上げ時にクランプの両面が衝突または接触することは実際上ほとんど考えられないので、このような構成のクランプであれば、吊り上げ中の衝突や接触によって想定し得る万一のリスクも回避することができる。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、ロック開放動作時のロープ誤操作に対する機構上の防止手段を備えるとともに、吊り上げ時にクランプの衝突や接触によって起こり得るリスクを未然に回避してより安全性を向上させた新規な構成の長尺棒材吊りに適したクランプを提供することにある。
この課題を達成するため、請求項1にかかる本発明は、間隔を隔てて対向配置された第一および第二の側板を有する本体の該側板間に、吊り環と、締付カムと、吊り環の上下移動に連動して締付カムを本体から突出または本体内に埋没させるべく回動するためのリンク機構とが設けられ、吊り環に吊り荷重が作用したときにリンク機構を介して締付カムを本体から突出させて吊荷に対して締付力を与える構成のクランプにおいて、第一の側板を貫通する第一の軸ピンと、第一の軸ピンと略同軸であって第二の側板を貫通する第二の軸ピンと、第一の軸ピンの外側端に固着されたロックレバーと、第二の軸ピンの外側端に固着されたロックレバーストッパカムと、第一および第二の軸ピンの各内側端に固着されてこれら第一および第二の軸ピンと共に回動するロックカムと、ロックカムを第一の回転方向に回動したときに該第一の回転方向における所定位置までは第一の方向とは反対の第二の方向に回転付勢すると共にロックカムが該所定位置を超えたときには第一の方向に回転付勢するべくロックカムとリンク機構との間に架け渡された第一のスプリング手段と、ロックカムが該所定位置を超えて第一の方向に回転したときにロックレバーストッパカムに係合してロックカムを第二の方向への回転を規制された状態にロックするべく第二の側板の外側にロックレバーストッパカムに近接して配置されたロックレバーストッパと、ロックレバーストッパのロックレバーストッパカムに対する係合を解除するための第一の操作手段と、第一の操作手段によりロックレバーストッパのロックレバーストッパカムに対する係合が解除されているときにロックカムを第二の方向に回動してロック解除する第二の操作手段と、を有することを特徴とする。
請求項2にかかる本発明は、請求項1記載のクランプにおいて、ロックカムの第一の方向への回転量を制限するためのストッパ手段が設けられることを特徴とする。
請求項3にかかる本発明は、請求項1または2記載のクランプにおいて、ロックレバーストッパを第一の方向に回転付勢する第二のスプリング手段が設けられることを特徴とする。
請求項4にかかる本発明は、請求項1ないし3のいずれか記載のクランプにおいて、第一の操作手段はこれを引っ張ることによりロックレバーストッパを第二の方向に回動する第一のワイヤロープであり、第二の操作手段はこれを引っ張ることによりロックカムを第二の方向に回動する第二のワイヤロープであることを特徴とする。
請求項5にかかる本発明は、請求項4記載のクランプにおいて、第二のワイヤロープがロックレバーを直接または間接に回転操作するものであることを特徴とする。
請求項6にかかる本発明は、請求項1ないし5記載のクランプにおいて、本体の第二の側板から延設された断面略円弧状の受け板を有し、前記締付カムと受け板との間に長尺棒状の吊荷を挟持するよう構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、クランプをロック状態から開放するときに操作する第一の操作手段が本体の一方の側板の外側に設けられるとともに第二の操作手段が本体の他方の側板の外側に設けられているので、誤操作を生じにくい機構となっている。
また、吊り上げ時にクランプの衝突や接触によってロック状態が開放されてしまい吊荷が落下するというリスクを最小限に抑え、作業の安全を確保することができる。
本発明によるクランプの一実施形態の構成について図1〜図4を参照して説明する。このクランプ10は、鉄筋などの長尺棒材を縦吊りするのに適したものであり、所定間隔を隔てて対向する一対の側板12a,12bと、これら側板12a,12bの下端を連結する底板13と、底板13の前方部分から両側外方に向けて形成された一対のロープ挿通リング14a,14bとを備えてなる本体11を有する。本体側板12a,12b間に吊り環15、リンク16および締付カム17が配置されている。
吊り環15は上端に吊り穴18、下端に吊り環ピン19を備えており、吊り環ピン19の両端は、本体側板12a,12bの内側面に垂直方向に延長形成されたガイド溝20,20に嵌合されている。リンク16の上端は吊り環ピン19に回動自在に連結されている。締付カム17は本体側板12a,12b間に架け渡した締付カムピン21を中心として回動自在であり、その一端はリンク16の下端に互いに回動自在に連結され、その他端は略円弧状に形成され且つカム歯(図示せず)を備えている。
一方の側板12bから後方に延長するアーム(符号無し)を介して受け板22が設けられている。受け板22は略円弧面を有しており、このクランプ10で縦吊りなどの作業を行うことのできる長尺棒材の径寸法に応じた間隔が本体11との間に設けられている。なお、図示の受け板22は比較的大径の長尺棒材を縦吊りなどする場合に使用され、一または複数の別の受け板(図示せず)を内側に着脱可能に取り付けることによってより小径の長尺棒材についても適用可能とすることができる。
上記基本構成において、長尺棒材(以下「鉄筋」とする)を本体11と受け板22との間に挿入した状態にして、クレーン(図示せず)の巻き上げ操作により鉄筋Wの吊り上げ・引き起こし作業を行う。吊り環ピン19がガイド溝20,20に案内されながら吊り環15が上昇すると、その下端に連結されたリンク16も上昇し、締付カム17がピン21を中心として図2において時計方向に回動する。これにより、図2において仮想線で示されるように、締付カム17のカム歯を備えた先端部が本体11から突出し、鉄筋Wを受け板22との間に圧接挟持して、鉄筋Wの吊り上げや引き起こしを可能にする。このときの締付力は吊り環15に働く吊り荷重に比例する。
本体側板12aの外面側には、本体側板12a上の軸23を中心として回動自在であるアーム24と、本体側板12aを貫通するロックレバーピン25の外側端に固着されたロックレバー26と、アーム24とロックレバー26の一端との間に連結されたガイドリンク27と、ロックレバー26の他端に連結された操作レバー28とが配置されている。操作レバー28の他端にはロック開放操作用のワイヤロープ29が連結され、本体底板13の外方のリング14aを通って下方に吊り下げられている。操作レバー28はロックレバー26の二股状端部間に挿入された状態で回動自在に連結されているが、ロックレバー26の該二股状端部は、その前方(図2において左方)が開口している(図1参照)のに対して後方(図2において右方)が実質的に閉塞されているため、操作レバー28を図2の位置からロックレバー26に対して時計方向に回動させようとしても、操作レバー28がロックレバー26と略整列した位置関係となったときにそれ以上ロックレバー26に対して時計方向に回動することができず、該整列的位置関係を維持しながら操作レバー28とロックレバー26とが一体となって時計方向に回動することになる。
本体側板12bの外面側には、本体側板12b上の軸31を回転軸とするロックレバーストッパ30と、本体側板12を貫通するロックカムピン33の外側端に固着されたロックレバーストッパカム34とが配置されている。ロックレバーストッパ30の先端にはロック開放操作用のワイヤロープ35が連結され、本体底板13の外方のリング14bを通って下方に吊り下げられている。ロックレバーストッパ30は、軸31に巻回されたスプリング32により図3において反時計方向に回転付勢されており、ワイヤロープ35を引き下げてロックレバーストッパ30をスプリング32のバネ付勢に抗して図3において時計方向に回転させない限り、常にロックレバーストッパカム34のカム面34aを備えた周面に当接している。ピン36はロックレバーストッパ30の時計方向回転を規制するためのストッパである。
前述のようにロックレバーピン25は本体側板12aを貫通しており、その内側端はロックカム37の一側面に固定されている。また、本体側板12bを貫通するロックカムピン33の内側端はロックカム37の他側面に固定されている。ロックレバーピン25とロックカムピン33は同軸である。ロックカム37はロックスプリング38でリンク16の下端に連結されている。
なお、図1〜図4には吊り環15に吊り荷重が作用しておらず、且つ、ロック機構がフリーとなっている状態での各部の位置が示されている。
次に、以上のように構成されたクランプ10の作用について説明する。まず、図1〜図4の状態にあるクランプ10の本体11と受け板22との間に鉄筋Wをセットして吊り上げる場合の作用について図5〜図8を参照して説明する。なお、各部の回転方向および左右方向については、特に断りのない限り、本体側板12aの側から見たとき(図5〜図8の各図(A))の方向とする。
図5(A)および(B)は図2および図3をそれぞれ簡略化して示したものであり、ロック開放状態を示している。この状態において鉄筋Wを本体11と受け板22との間にセットした後、操作レバー28を手で持って時計方向に回動させる。これにより前述したようにロックレバー26もロックレバーピン25を支軸として時計方向に回動し、ガイドリンク27を介してアーム24も軸23のまわりを時計方向に回動する。これによりアーム24が本体11から突出し、受け板22にセットした鉄筋Wの脱落を防止する。
ロックレバー26とロックカム37とがロックレバーピン25の両端に固着され、また、ロックレバーピン25と同軸であるロックカムピン33の両端にはロックレバーストッパカム34とロックカム37とが固着されているので、上記回動につれて、ロックカム37とロックレバーストッパカム34も同時に同一方向に回動する。
ロックカム37が時計方向に回動するにつれて、これにロックスプリング38で連結されているリンク16がバネ付勢に抗して上昇するので、締付カム17がピン21を中心として時計方向に回動し、締付カム17のカム歯を備えた先端部が本体11から突出し始める。リンク16は、その上端の吊り環ピン19がガイド溝20,20に案内されながら上昇移動するので、吊り環15も徐々に上昇する。
一方、本体側板12bの側においては、ロックレバーストッパカム34が図6(B)において反時計方向に回動し、徐々に径が大きくなる先端カム面34aがロックレバーストッパ30に当接するのでロックレバーストッパ30はスプリング32の付勢力に抗して同図において時計方向に若干回動する。
このようにして各部が回動または移動する途中の段階が図6(A)および(B)、さらには図7(A)および(B)に示されている。図7(A)および(B)に示す段階になると、締付カム17がせり出してその先端カム歯が鉄筋Wに実質的に当接しており、また、本体側板12bの側においてはロックレバーストッパカム34のカム面34aの先端部がロックレバーストッパ30に当接した状態となっている。また、図6(A)および図7(A)に示されるように、これらの段階ではロックカム37の回転軸(ロックレバーピン25およびロックカムピン33)が、ロックカム37とリンク16とを連結しているロックスプリング38の軸線の右側に位置しており、ロックカム37はロックスプリング38の張力によって反時計方向に回動付勢されている。
この状態からさらにロックスプリング38の張力に抗して操作レバー28を同方向に回動して、ロックカム37の回転軸がロックスプリング38の反対側(左側)に移動すると、該ロックスプリング38の張力が今度はロックカム37を時計方向に回動させようと働くので、ロックカム37は時計方向に回動するが、本体側板12a,12bを連結している固定ピン39に当接した位置で停止する。この位置において、ロックレバーストッパカム34はロックレバーストッパ30に係止された状態となるので、ロックスプリング38の張力と相まって、ロックカム37の反時計方向回動が防止される。この状態(ロック状態)が図8(A)および(B)に示されている。
クランプがロック状態に維持される限り、ロックカム37は固定ピン39に当接した位置に保持され、反時計方向に回動することが防止されているので、リンク16はロックスプリング38の張力によって上昇移動するように付勢されている。したがって、クランプ10の質量とロックスプリング38の張力に依存する初期締付力で鉄筋Wを締付カム17と受け板22との間に挟持する。このロック状態を維持しながらクレーンなどにより吊り上げることにより、吊り環15に作用する吊り荷重に比例した締付力が得られる。
このようにして鉄筋Wを吊り上げて所定場所まで搬送した後に吊り降ろし、2本のワイヤロープ29,35を操作してロック状態を開放する。このロック開放操作について図9〜図10を参照して説明する。なお、各部の回転方向および左右方向については、特に断りのない限り、本体側板12aの側から見たとき(図9〜図10の各図(A))の方向とする。
まず、吊り環15に荷重がかかっていないことを確認した後、本体側板12b側のワイヤロープ35を引き下げて、ロックレバーストッパ30をスプリング32の付勢力に抗して図9(B)において時計方向に回動し、ロックレバーストッパカム34との係合を解除する。ロックレバーストッパ30をロックレバーストッパカム34から係合解除しても、前述のようにロックスプリング38の張力がロックカム37を固定ピン39に押し付けて反対方向への回動を阻止しているので、この時点ではロック状態がなお維持されている。したがって、図9(A)に示される本体側板12a側の各部の位置は、図8(A)に示されるロック状態における各部の位置と実質的に変わらない。
次いで、ワイヤロープ35を引き下げてロックレバーストッパカム30をロックレバーストッパカム34から係合解除したままの状態を維持しながら、本体側板12a側のワイヤロープ29を引き下げる。これによりロックカム37がロックスプリング38の張力に抗して反時計方向に回動し、その回転軸がロックスプリング38の軸線を越えて右側に移動すると、該ロックスプリング38の張力が今度はロックカム37を反時計方向に回動させようと働くので、一挙にロック状態が解除される。図9(A)および(B)はロックカム37その回転軸がロックスプリング38の軸線を越えて右側に移動した直後の状態を示し、この状態を経て、図5(A)および(B)に示すロック開放状態に復帰する。
本発明の一実施形態による長尺棒材吊りクランプの正面図である。 このクランプの右側面図である。 このクランプの左側面図である。 このクランプの平面図である。 このクランプがロック開放状態にあるときの右側面図(A)および左側面図(B)である。 このクランプをロック開放状態からロック状態に移行させるための操作を行ったときの状態を示す右側面図(A)および左側面図(B)である。 図6の状態からさらにロック状態に移行させるための操作を行ったときの状態を示す右側面図(A)および左側面図(B)である。 このクランプのロック状態を示す右側面図(A)および左側面図(B)である。 図8のロック状態から第一のロック開放操作を行ったときの状態を示す右側面図(A)および左側面図(B)である。 図9の状態を維持しながら第二のロック開放操作を行ったときの状態を示す右側面図(A)および左側面図(B)である。
符号の説明
10 クランプ
11 本体
12a,12b 側板
13 底板
14a,14b ロープ挿通リング
15 吊り環
16 リンク
17 締付カム
18 吊り穴
19 吊り環ピン
20 ガイド溝
21 締付カムピン
22 受け板
23 軸
24 アーム
25 ロックレバーピン
26 ロックレバー
27 ガイドリンク
28 操作レバー
29 ワイヤロープ
30 ロックレバーストッパ
31 軸
32 スプリング
33 ロックカムピン
34 ロックレバーストッパカム
35 ワイヤロープ
36 ストッパピン
37 ロックカム
38 ロックスプリング
39 固定ピン

Claims (6)

  1. 間隔を隔てて対向配置された第一および第二の側板を有する本体の該側板間に、吊り環と、締付カムと、吊り環の上下移動に連動して締付カムを本体から突出または本体内に埋没させるべく回動するためのリンク機構とが設けられ、吊り環に吊り荷重が作用したときにリンク機構を介して締付カムを本体から突出させて吊荷に対して締付力を与える構成のクランプにおいて、第一の側板を貫通する第一の軸ピンと、第一の軸ピンと略同軸であって第二の側板を貫通する第二の軸ピンと、第一の軸ピンの外側端に固着されたロックレバーと、第二の軸ピンの外側端に固着されたロックレバーストッパカムと、第一および第二の軸ピンの各内側端に固着されてこれら第一および第二の軸ピンと共に回動するロックカムと、ロックカムを第一の回転方向に回動したときに該第一の回転方向における所定位置までは第一の方向とは反対の第二の方向に回転付勢すると共にロックカムが該所定位置を超えたときには第一の方向に回転付勢するべくロックカムとリンク機構との間に架け渡された第一のスプリング手段と、ロックカムが該所定位置を超えて第一の方向に回転したときにロックレバーストッパカムに係合してロックカムを第二の方向への回転を規制された状態にロックするべく第二の側板の外側にロックレバーストッパカムに近接して配置されたロックレバーストッパと、ロックレバーストッパのロックレバーストッパカムに対する係合を解除するための第一の操作手段と、第一の操作手段によりロックレバーストッパのロックレバーストッパカムに対する係合が解除されているときにロックカムを第二の方向に回動してロック解除する第二の操作手段と、を有することを特徴とするクランプ。
  2. ロックカムの第一の方向への回転量を制限するためのストッパ手段が設けられることを特徴とする、請求項1記載のクランプ。
  3. ロックレバーストッパを第一の方向に回転付勢する第二のスプリング手段が設けられることを特徴とする、請求項1または2記載のクランプ。
  4. 第一の操作手段はこれを引っ張ることによりロックレバーストッパを第二の方向に回動する第一のワイヤロープであり、第二の操作手段はこれを引っ張ることによりロックカムを第二の方向に回動する第二のワイヤロープであることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載のクランプ。
  5. 第二のワイヤロープがロックレバーを直接または間接に回転操作するものであることを特徴とする、請求項4記載のクランプ。
  6. 本体の第二の側板から延設された断面略円弧状の受け板を有し、前記締付カムと受け板との間に長尺棒状の吊荷を挟持するよう構成されたことを特徴とする、請求項1ないし5記載のクランプ。
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