JP2000104478A - 掘削機における掘削ロッドの吊り装置 - Google Patents

掘削機における掘削ロッドの吊り装置

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JP2000104478A
JP2000104478A JP10273442A JP27344298A JP2000104478A JP 2000104478 A JP2000104478 A JP 2000104478A JP 10273442 A JP10273442 A JP 10273442A JP 27344298 A JP27344298 A JP 27344298A JP 2000104478 A JP2000104478 A JP 2000104478A
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excavator
stopper
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male joint
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Hiroyuki Egashira
頭 博 之 江
Hajime Fujii
井 肇 藤
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掘削ロッドの継ぎ足し作業時における高所で
のワイヤ類の掛け外しを不要とするとともに掘削ロッド
の保持を確実とし、脱落の危険性を皆無とすることを課
題とする。 【解決手段】 掘削機におけるスクリューオーガ等の掘
削ロッドの雄継手12に嵌合し得る挿入穴21が下面に
開口された吊り具本体20と、この本体の上部に取付け
られた吊持用フック23と、前記挿入穴21の内側面か
ら出没して前記雄継手12の側面の切欠16に跨がって
係合するよう水平方向に出没自在に設けられた係止ピン
26,26と、前記吊り具本体20の外側面に揺動自在
に枢支され前記係止ピン26を出没させるべく操作用ワ
イヤ33により操作される作動レバー30,30とを有
する掘削ロッドの吊り装置において、前記作動レバー3
0,30により係止ピン26,26が雄継手12の切欠
16に係合したとき該作動レバー30,30を拘束する
ストッパ機構40を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は掘削機における掘削
ロッドの吊り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スクリューオーガ等の掘削ロッドを用い
る掘削機は、図1に例示するように、走行自在な作業機
械1にリーダマスト2がピン3と伸縮可能なステー4と
で起伏自在に支持され、このリーダマスト3の前面縦方
向に取付けられたガイドレール5に駆動部6が上下動自
在に取付けられ、このリーダマスト3の上端のシーブ7
を経由して作業機械1上のウインチにより巻上げ巻下げ
されるワイヤロープ8で駆動部6を吊持し、この駆動部
6の出力軸9に掘削ロッドの一例であるスクリューオー
ガ10の上端が連結され、駆動部6の駆動によりスクリ
ューオーガ10を回転させてその下端のオーガヘッド1
1により地盤を削孔し、スクリュー羽根10aにより上
方へ排土するようになっている。
【0003】このような掘削機においては、1本のスク
リューオーガ10により所定深さにまで竪穴を掘削する
場合には最初の1本のスクリューオーガ10が地中に埋
没したとき駆動部6を切離してその駆動部6をリーダマ
スト3の上方へ吊り上げ、新たなスクリューオーガを駆
動部6と地中に埋没したスクリューオーガ10との間に
継ぎ足して掘削を続行するようになされている。
【0004】上記スクリューオーガ10を継ぎ足すため
の接続部は、図2に示すようにスクリューオーガ10の
一端に多角形断面(通常6角形断面)の雄継手12が、
他端にこれが嵌合する雌継手13が設けられ、これら継
手が嵌合したとき両者に跨がって係止ピン14,14を
挿着するための半円形状の切欠15,16が形成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして上記のような
スクリューオーガ10を継ぎ足すには、新たに継ぐスク
リューオーガをクレーン等により垂直姿勢として吊り込
んで接続することになるが、吊り込んだのちにおけるス
クリューオーガの端部へのワイヤの掛け外しは高所での
作業となるため、危険を伴うばかりでなく困難な作業を
強いられるものとなる。
【0006】本発明は、掘削ロッドの継ぎ足し作業時に
おける高所でのワイヤ類の掛け外しを不要とするととも
に、新たな掘削ロッドの吊り込み時における掘削ロッド
の脱落を皆無とし、もって高能率で安全性の高い掘削ロ
ッドの吊り装置を提供することを課題としてなされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、掘削機におけるスクリューオーガ等の
掘削ロッドの雄継手に嵌合し得る挿入穴が下面に開口さ
れた吊り具本体と、この本体の上部に取付けられた吊持
用フックと、前記挿入穴の内側面から出没して前記雄継
手の側面の切欠に跨がって係合するよう水平方向に出没
自在に設けられた係止ピンと、前記吊り具本体の外側面
に揺動自在に枢支され前記係止ピンを出没させるべく操
作用ワイヤにより操作される作動レバーとを有する掘削
ロッドの吊り装置において、前記作動レバーにより係止
ピンが雄継手の切欠に係合したとき誤作動レバーを拘束
するストッパ機構を設けたことにある。
【0008】前記ストッパ機構は、前記吊り具本体に揺
動可能に枢支されたストッパレバーを有し、このストッ
パレバーは前記作動レバーが前記係止ピンの拘束を解く
前に該作動レバーに当接してこれを拘束するようにする
構成、あるいは前記作動レバーの外端側にバネ付勢によ
り吊り具本体側へ突出習性を与えて設けられたストッパ
ピンと、前記吊り具本体側に設けられ前記ストッパピン
の先端がそって移動し得るガイド面と、このガイド面に
形成され前記ストッパピンの先端が嵌入し得る凹部とで
構成し、前記作動レバーが前記係止ピンの拘束を解く前
に前記ストッパピンが前記凹部に嵌入して該作動レバー
を拘束するようにする構成を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照し、図1、図2と共通する部材にはこれと同
一符号を用いて説明する。
【0010】図3は本発明による掘削ロッド吊り装置の
一実施形態のロック解除時の正面図を示すもので、吊り
具本体20はスクリューオーガ10の雄継手12の断面
形状に合致する断面形状を有する挿入穴21が下面に開
口して形成されたキャップ状を有し、上面には一対の軸
受部22,22が突設されており、これら軸受部22,
22間に吊持用フック23の基部が軸24により枢支さ
れ、この軸24が挿通する軸受部22,22の孔は上下
方向に長い長孔25,25とされている。
【0011】前記吊り具本体20の両側部には、本来の
係止ピン14,14と同等の断面形状を有する偏平丸棒
状の係止ピン26,26が軸受部27,27により半面
が前記挿入穴21内に突出可能に平行移動し得るよう支
持されており、常時はバネ28,28により挿入穴21
の内面から退没する方向に付勢されている。
【0012】一方、前記吊り具本体20の側面には作動
レバー30,30の長手方向略中央部が軸31により枢
支されており、この作動レバー30,30の外端部30
aは吊り具本体20より外方に突出され、その外端間は
軸32により連結されていて、この軸32に操作用ワイ
ヤ33を結合するための連結具34と、初期外れ止め用
の索条35(チエン)とが取付けられている。
【0013】上記作動レバー30,30は、吊り具本体
20との間に張装された引張バネ36,36により作動
レバー30,30の外端部30aが常に上方へ向け回動
する方向に付勢されており、また前記索条35は吊り具
本体20の外面に固設されて先端がやや下向きに屈曲さ
れた係止部37に掛止するようになっており、これを掛
止したとき作動レバー30,30がバネ36,36の付
勢に抗して倒れた姿勢を保つようになされている。
【0014】前記作動レバー30,30の外端部上面間
には下向きの係止用フック38が固設されており、この
フック38は前記吊持用フック23の軸24に基部が支
持された上向きの係止用フック39に係脱自在とされ、
作動レバー30,30がバネ36,36の付勢によりそ
の外端部30a側が上方へ回動しかつ前記吊持用フック
23が吊り上げられてその軸24が長孔25,25にそ
って上昇したとき両係止用フック38,39が係合され
て作動レバー30,30の復帰回動が阻止されるように
なっている(図6参照)。
【0015】前記作動レバー30,30の内端部30b
の端面は半円形状の凸曲面30cに形成されているとと
もに上下縁の内面側はアール状に形成されており、この
内端部30bから下側縁にかけてが前記係止ピン26の
長手方向中央部に係脱するようになっていて、作動レバ
ー30,30が略水平姿勢になったときその内端部30
bが係止ピン26から外れ(図3示の状態)、このとき
係止ピン26はバネ28の押圧力により外方へ移動して
吊り具本体20の挿入穴21の内面から退没し(図4
示)、内端部30bが下方へ回動することにより係止ピ
ン26の外側面を押して係止ビン26の半面が挿入穴2
1内に突出されるようになっている(図8参照)。
【0016】前記作動レバー30の内端部30bの上方
位置の吊り具本体20には、ストッパ機構40が設けら
れている。この実施形態におけるストッパ機構40は、
吊り具本体20にストッパレバー41の上端が軸42に
より枢支して設けられ、このストッパレバー41はその
軸42に巻装されたバネ43(図7示)の付勢によりそ
の下端の当接部41aが作動レバー30の上側面に正対
する位置をとるよう吊り具本体20のストッパ44に当
って静止状態におかれるように構成されている。
【0017】前記ストッパレバー41の当接部41aに
近い位置には索条45(チエン)が止着されており、こ
の索条45は吊り具本体20に設けられたガイド46を
通じて導出され、ストッパ解除操作用ワイヤ47に連結
されている。なお48,48は吊り具本体20の外側部
に設けられるカバーであるが、図3、図5、図6、図
9、図12、図13ではカバー48を省略してある。
【0018】次に上記実施形態の作用を説明する。
【0019】スクリューオーガ10を継足すときは、図
10に示すようにスクリューオーガ10を横倒し状態に
置き、その雄継手12に吊り具本体20の挿入穴21を
嵌合する。このときは作動レバー30,30の外端部3
0aをバネ36に抗して押圧し、作動レバー30,30
を略水平状態として初期外れ止め用索条35を係止部3
7に引掛けておく。これにより作動レバー30,30の
内端部30bは係止ピン26,26から外れ、係止ピン
26,26はバネ28,28による付勢により挿入穴2
1の内面から退没している。
【0020】この状態で吊り具本体20の挿入穴21を
雄継手12に嵌合したのち前記索条35を外せば、作動
レバー30,30はバネ36,36の付勢により図3に
おいて反時計方向に回動し、その回動途中で内端部30
bが係止ピン26の外側面に係合してこれをバネ28に
抗して押込み、これにより係止ピン26の半面が吊り具
本体20の挿入穴21の内面から突出してスクリューオ
ーガ10の雄継手12の切欠16,16に嵌合する(図
5示)。
【0021】その後吊り具本体20のフック23にワイ
ヤ48を掛けてクレーン等により図11のように吊り上
げれば、フック23を支持している軸24が軸受部2
2,22の長孔25,25を上方にスライドすることに
より係止用フック39が作動レバー30,30の係止用
フック38に係合し(図6示)、そのまま吊り上げて行
けばスクリューオーガ10の上端は吊り具本体20に係
止ピン26,26により支持されて垂直姿勢に吊り上げ
られる。
【0022】この吊り上げ過程では前記のように係止用
フック38,39同士の係合により作動レバー30,3
0が傾斜姿勢に保持されて係止ピン26,26を押込み
状態に保持しているが、吊り上げ途上で何らかの周辺部
材が作動レバー30,30の外端部30aの上部に強く
当って係止用フック38,39が破損してその係合が外
れたり、吊持したスクリューオーガ10が接地して吊持
用フック23が下って係止用フック38,39が外れる
と作動レバー30,30が図において時計方向に回動可
能な状態となり、さらに何らかの外力が加われば水平姿
勢に戻ろうとする。
【0023】もし水平姿勢に戻ってしまうと作動レバー
30,30による係止ピン26,26の押圧が解かれて
しまうので係止ピン26,26が退没してスクリューオ
ーガ10の保持力を失って落下することとなり、きわめ
て危険な事態を招くことになるが、本発明においては係
止用フック38,39の係合状態が万一外れて作動レバ
ー30,30が水平姿勢に戻ろうとしても、係止用フッ
ク38,39の係合が外れた瞬間に作動レバー30,3
0の上側面がストッパレバー41,41の当接部41a
に当ってそれ以上回動することが阻止され、ロック状態
となる。これにより作動レバー30,30の内端部30
bが係止ピン26,26から外れることがなく、係止ピ
ン26,26による雄継手12の保持が解かれることは
ない(図9示の状態)。
【0024】このロック状態を解除するには、ストッパ
解除操作用のワイヤ47を引けば、ストッパレバー41
が軸42を支点に図9において時計方向に回動し、その
当接部41aが作動レバー30の上側面から外れて図3
の状態に戻される。
【0025】こうして継ぎ足すべきスクリューオーガ1
0を地中に埋没しているスクリューオーガ10の直上に
吊り込んでこれを接続し、その接続作業が終了したら吊
り具本体20を吊持しているワイヤをゆるめて図5の状
態としたのち、ストッパレバー41の解除操作用ワイヤ
47を引いてストッパレバー41を図において時計方向
に回動退避させ、次いで作動レバー30の操作用ワイヤ
33を引いて作動レバー30,30を同じく時計方向に
回動させて図3の状態に戻す。
【0026】これにより作動レバー30,30の内端部
30b,30bは係止ピン26,26から外れるので、
係止ピン26,26はバネ28,28により挿入穴21
の内面から退没してスクリューオーガ10の雄継手12
の切欠16,16から外れ、スクリューオーガ10と吊
り具本体20とが切り離される。そのときスクリューオ
ーガ10の途中部を作業機械1に保持させて上端に駆動
部6の出力軸9を連結して継ぎ足し作業を完了する。一
方、吊り装置はクレーンに吊持したまま他所へ下ろし、
次回の継ぎ足し作業に待機する。
【0027】図12、図13は前記ストッパ機構40の
他の実施形態を示すもので、前記作動レバー30,30
の外端部30a間を継ぐ結合部材50に作動レバー3
0,30の長手方向にそう貫通孔51が形成され、この
貫通孔51にストッパピン52が摺動自在に嵌挿されて
おり、このストッパピン52の中間部の大径部52aと
前記結合部材50の外端面にビス等により固定される押
え板53との間にコイルバネ54が嵌挿されていてスト
ッパピン52の先端に常時突出習性が与えられている。
上記ストッパピン52の外端にはストッパ解除操作用ワ
イヤ47が連結され、このワイヤは結合部材50に設け
られたシーブ55を経由して下方へ導かれている。
【0028】前記ストッパピン52の先端が対向する位
置の吊り具本体20の外側面には、作動レバー30,3
0を枢支している軸31を中心とする円弧状をなすガイ
ド面56が形成されており、前記ストッパピン52の先
端は上記円弧状のガイド面56に当ってこれにそって摺
動するようになっている。
【0029】前記ガイド面56の上端近くの位置には、
前記ストッパピン52の先端が嵌入し得る凹部57が形
成されており、作動レバー30,30がバネ36,36
の付勢により図において反時計方向に回動して吊持用フ
ック23側の係止用フック39に作動レバー30側の係
止用フック38が係合し得る位置に至ったときストッパ
ピン52が凹部57に嵌入して作動レバー30,30が
その位置でロックされるように構成されている。
【0030】上記ロックを解除するときは、ストッパ解
除操作用ワイヤ47を引くことによりストッパピン52
がバネ54に抗して後退し、その先端が凹部57から抜
けるので作動レバー30,30の拘束を解くことができ
る。
【0031】他の構成および作用は前記実施形態と同様
であるので、これと対応する部材には同一符号を付すに
留めて説明を省略する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、継
ぎ足し用の掘削ロッドの接続時に吊り込み用ワイヤ類の
掛け外しを高所で行う必要がないので危険な作業を伴う
ことなく継ぎ足し作業を行うことができることはもちろ
ん、万一作動レバーに杭等の周辺部材が当っても作動レ
バーはストッパ機構により拘束されて動き得ないので吊
り込み中の掘削ロッドを放してしまうことがない。また
掘削ロッドが地面に接地したとしても作動レバーの作動
が阻止されるので、いたずらに掘削ロッドとの結合が解
かれることがないなど、きわめて安全性の高い吊り装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘削機の一例を示す側面図。
【図2】掘削ロッドの連結部を示す一部の断面図。
【図3】本発明による吊り装置の一実施形態を示し、掘
削ロッド解放時の状態を示す側面図。
【図4】図3のA−A矢視断面図。
【図5】吊り装置を掘削ロッドの雄継手に嵌合したとき
の状態を示す側面図。
【図6】同、吊持用フックで吊り上げたときの状態を示
す側面図。
【図7】図6の平面図。
【図8】図6のB−B矢視断面図。
【図9】ストッパ機構のストッパレバーが作動した状態
を示す側面図。
【図10】継ぎ足し用の掘削ロッドを吊り込む前工程を
示す説明図。
【図11】同、吊り込み過程の状態を示す説明図。
【図12】本発明の他の実施形態を示す一部を断面とし
たロック状態時の側面図。
【図13】同、ロック解除状態時の側面図。
【符号の説明】
1 作業機械 2 リーダマスト 6 駆動部 10 スクリューオーガ(掘削ロッド) 12 雄継手 20 吊り具本体 21 挿入穴 23 吊持用フック 26 係止ピン 30 作動レバー 35 初期外れ止め用索条 38,39 係止用フック 40 ストッパ機構 41 ストッパレバー 52 ストッパピン 56 ガイド面 57 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削機におけるスクリューオーガ等の掘削
    ロッドの雄継手に嵌合し得る挿入穴が下面に開口された
    吊り具本体と、この本体の上部に取付けられた吊持用フ
    ックと、前記挿入穴の内側面から出没して前記雄継手の
    側面の切欠に跨がって係合するよう水平方向に出没自在
    に設けられた係止ピンと、前記吊り具本体の外側面に揺
    動自在に枢支され前記係止ピンを出没させるべく操作用
    ワイヤにより操作される作動レバーとを有する掘削ロッ
    ドの吊り装置において、前記作動レバーにより係止ピン
    が雄継手の切欠に係合したとき該作動レバーを拘束する
    ストッパ機構を設けたことを特徴とする掘削機における
    掘削ロッドの吊り装置。
  2. 【請求項2】前記ストッパ機構は、前記吊り具本体に揺
    動可能に枢支されたストッパレバーを有し、このストッ
    パレバーは前記作動レバーが前記係止ピンの拘束を解く
    前に該作動レバーに当接してこれを拘束するように構成
    されている請求項1記載の掘削機における掘削ロッドの
    吊り装置。
  3. 【請求項3】前記ストッパ機構は、前記作動レバーの外
    端側にバネ付勢により吊り具本体側へ突出習性を与えて
    設けられたストッパピンと、前記吊り具本体側に設けら
    れ前記ストッパピンの先端がそって移動し得るガイド面
    と、このガイド面に形成され前記ストッパピンの先端が
    嵌入し得る凹部とで構成され、前記作動レバーが前記係
    止ピンの拘束を解く前に前記ストッパピンが前記凹部に
    嵌入して該作動レバーを拘束するようにされている請求
    項1記載の掘削機における掘削ロッドの吊り装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162418A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Onoda Chemico Co Ltd 作業軸の軸継手
JP2014025199A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機
JP7030318B2 (ja) 2017-08-31 2022-03-07 三和機材株式会社 吊り金具および吊り金具の使用方法

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