JP2002173288A - I型材用の吊具 - Google Patents

I型材用の吊具

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JP2002173288A
JP2002173288A JP2000375977A JP2000375977A JP2002173288A JP 2002173288 A JP2002173288 A JP 2002173288A JP 2000375977 A JP2000375977 A JP 2000375977A JP 2000375977 A JP2000375977 A JP 2000375977A JP 2002173288 A JP2002173288 A JP 2002173288A
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Satoshi Nakamura
智 中村
Tadashi Nishihara
忠 西原
Jiro Kitai
治朗 北井
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
株式会社神戸製鋼所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉掛け作業者らがフランジの上面に上がるま
でもなくI型材を吊り上げ得る状態にすることができ、
また取り外すことができると共に、種々の寸法のI型材
の吊り上げに用い得るI型材用の吊具を提供する。 【解決手段】 梁部材2の両端に固着された吊り環部材
3にリンク4,4を介して、回動支点ピン54を支点と
して開閉され、下部先端に受け爪53が形成された開閉
支持部材51,52とからなる吊具本体5を設け、上下
位置調整自在で、かつI型材CのフランジCf の上面に
当接して受け爪53でフランジCf を支え得る位置を決
める吊具位置決め部材56を設け、自動的に作動して前
記開閉支持部材51,52の開状態を保持する開状態保
持手段6を設けると共に、地上での操作により開閉支持
部材51,52が開く得るように、開状態保持手段6に
よる開閉支持部材51,52の開状態を解除する開状態
解除手段7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I型材用の吊具の
改善に関し、より詳しくは、玉掛け作業者らがフランジ
上面に上がるまでもなくI型材を吊り上げ得る状態にす
ることができ、また取り外すことができると共に、種々
の寸法のI型材の吊り上げに用いることを可能ならしめ
るようにしたI型材用の吊具の技術分野に属するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、橋梁や高速道路を構築す
る場合には、桁となる鋼材製のI型材(長さ;8〜20
m、高さ;1.5〜3m,フランジ幅;0.5〜1m、
重量;8〜18トン)を図示しないクレーンにより吊り
上げて、橋脚上の所定位置に架設すると共に、架設した
I型材の端部を橋脚上に取り付けている。従来、橋梁や
高速道路を構築するためにI型材を吊り上げる場合に
は、I型材の吊持状態説明図の図7に示すように、I型
材CのフランジCf の端面に、吊り金具である私製の4
個のハッカー(相反する端面に2個ずつ)50の前記フ
ランジCf の厚さに対応した嵌込み溝に嵌込むと共に、
相対する2個のハッカー50の吊り環部に1本ずつのワ
イヤーロープ51を通し、これら2本のワイヤーロープ
51の上端を図示しないクレーンのフックに掛けてI型
材Cを吊り上げている。
【0003】上記従来例1に係る吊持手段によれば、上
記のとおり、4個のハッカー50、および2本のワイヤ
ーロープ51により、I型材を簡単に吊り上げることが
できる。しかしながら、I型材の高さは、上記のとお
り、1.5〜3mにも及ぶために、玉掛け作業者らがフ
ランジの端面にハッカーをセットし、また取外すときに
は、踏み台や梯子を用いてI型材のフランジ上面に上が
らなければならない。つまり、玉掛け作業者らが転落事
故を起こす恐れがあり、作業の安全性の向上に対する要
望があった。また、I型材をハッカーで吊り上げたとき
に、フランジの一部にクランプ傷等の傷が付き、脆性破
壊の原因になるという懸念があるために、傷付き部の補
修を行う必要が生じるという問題もあった。
【0004】ところで、傷付きの発生を防止し得るよう
にした吊具が、特開平9−216785号公報において
提案されている。以下、この従来例2に係る吊具を、そ
の全体斜視図の図8(a)と、その使用状態図の図8
(b)とを参照しながら、同公報に記載されている同一
名称、ならびに同一符号を以て説明すると、この従来例
2に係る吊具1は、下方に凹面部2dを有する略コの字
体2の上方に引っ掛け部3aを有する基体4と、前記略
コの字体2の両端で、その先端が互いに相離反する方向
に、ヒンジピン6を介して回動自在に軸支される一対の
略L字形の受け爪5と、フランジCf を受けている受け
爪5の回動を止める抜き差し自在な止めピン7とから構
成されている。なお、この止めピン7の抜け出しは、図
示しない松葉ピンによって防止されるようになってい
る。
【0005】この従来例2に係る吊具1によれば、フラ
ンジCf を基体4の凹面部2dに当接させ、かつこのフ
ランジCf の裏面を一対の受け爪5の爪5aの先で支持
することにより、構造用鋼材Cを吊持することができ
る。従って、フランジCf に傷跡が残存することなく、
脆性破壊の原因を回避することができるから、補修作業
を行う手間や工費の削減を図ることが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例2では、フランジへの傷付きを防止することができ
るという利点を有しているものの、上記従来例1の場合
と同様に、高所作業を回避することができないという安
全上の解決すべき課題が残されている。また、上記従来
例2では、受け爪の着脱、止めピンの挿脱、松葉ピンの
着脱等作業項目が多く、作業に手間がかかり作業能率の
点で問題があるのに加えて、フランジ幅や厚さ寸法の変
化に対応することができないため汎用性に乏しく、種々
の寸法の吊具を用意しなければならず、経済的に不利に
なるという解決すべき課題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、玉掛け作業者ら
がフランジ上面に上がるまでもなくI型材を吊り上げ得
る状態にすることができ、また取り外すことができると
共に、種々の寸法のI型材の吊り上げに用いることがで
きるI型材用の吊具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記実情に鑑み
てなされたものであって、従って、上記課題を解決する
ために、本発明の請求項1に係るI型材用の吊具が採用
した手段は、梁部材の両端部に固着され、ワイヤースリ
ングに吊持される吊り環部材を備え、この吊り環部材の
それぞれにより支持され、開閉支点ピンを支点として開
閉されると共に、下部先端にI型材のフランジ下面を支
える受け爪が形成された一対の開閉支持部材を有する吊
具本体を備え、往復動可能であって、かつ往復動方向の
任意の位置に自在に固定され、I型材のフランジの上面
に当接して前記一対の開閉支持部材の受け爪によるこの
I型材のフランジを支え得る位置を決める吊具位置決め
部材を備え、前記吊具本体の一対の開閉支持部材に設け
られ、この一対の開閉支持部材の開状態を保持する開状
態保持手段を備えると共に、この開状態保持手段を遠隔
操作により前記一対の開閉支持部材の開状態を解除する
開状態解除手段を備えてなることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に係るI型材用の吊具が
採用した手段は、請求項1に記載のI型材用の吊具にお
いて、前記開状態保持手段は、前記一対の開閉支持部材
のうちの一方の開閉支持部材に付設され、往復動自在な
ロックピンと、前記一対の開閉支持部材のうちの他方の
開閉支持部材に付設され、これら一対の開閉支持部材が
開状態にあるときに前記ロックピンが貫入し得るロック
ホールとを備えてなることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3に係るI型材用の吊具が
採用した手段は、請求項2に記載のI型材用の吊具にお
いて、前記開状態解除手段は、前記ロックピンの反ロッ
クホール側に配設される回動レバーと、この回動レバー
を、前記ロックピンが前記ロックホールから抜け出る方
向に回動させる引っ張りワイヤとを備えてなることを特
徴とする。
【0011】本発明の請求項4に係るI型材用の吊具が
採用した手段は、請求項2に記載のI型材用の吊具にお
いて、前記開状態解除手段は、前記ロックピンを往復動
させるエアシリンダと、このエアシリンダに圧縮空気を
給排する圧縮空気給排ラインとを備えてなることを特徴
とする。
【0012】本発明の請求項5に係るI型材用の吊具が
採用した手段は、請求項1乃至4のうちの何れか一つの
項に記載のI型材用の吊具において、前記一対の開閉支
持部材の前記開閉支点ピンよりも先端側の相対する部位
のそれぞれに、前記I型材のフランジの外端角部を摺動
する摺動部材が付設されてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
るI型材用の吊具を、その斜視図の図1と、その開閉支
持部材を開状態に保持している状態を示す開状態保持手
段の構成説明図の図2(a)と、その開閉支持部材を閉
状態にする状態を示す開状態保持手段の構成説明図の図
2(b)と、吊具によるI型材吊り上げ動作説明図の図
3乃至図5とを順次参照しながら説明する。
【0014】図1に示す符号1は、橋梁や高速道路の桁
となる鋼材製のI型材Cを吊持する吊具で、この吊具1
はH型鋼からなる梁部材2を備えており、この梁部材2
の端部のそれぞれに、シャックル3aを介してワイヤー
スリング9により吊持される吊り環部材3が、所定の角
度で折り曲げられた吊り環部を有する上端側を相対した
状態で固着されている。この環部材3の下端側には、両
端が突出する一対の上部リンクピン31が所定の間隔を
隔てて設けられており、これら上部リンクピン31,3
1のそれぞれに、2枚の平行な板材からなるリンク4が
揺動可能に連結されている。そして、これらリンク4,
4の下端部のそれぞれに、下部リンクピン41を介し
て、後述する構成になる吊具本体5が連結されている。
【0015】前記吊具本体5は、下部先端部に、I型材
CのフランジCf の下面を支える受け爪53を有する後
述する構成になる開閉支持部材51,52を備えてい
る。詳しくは、前記開閉支持部材51,52のうち一方
の開閉支持部材51は所定の間隔を隔てて平行に配設さ
れた2枚の板からなる構成であり、また他方の開閉支持
部材52は1枚の板からなる構成である。そして、この
開閉支持部材52は前記開閉支持部材51の2枚の板の
間に挿通されると共に、前記梁部材2と平行に配された
左右吊具結合部材54の略端部が貫通されて支持される
ことによって、前記開閉支持部材51,52がX字状に
開閉されるように構成されている。さらに、前記開閉支
持部材51,52の左右吊具結合部材54の端部が貫通
する支点部分よりも先端側の相対する部位のそれぞれ
に、I型材CのフランジCfの外端角部を摺動する板状
の摺動部材57が付設されている。なお、前記摺動部材
57の素材としては、例えば摩擦係数が小さい4フッ化
エチレンやMCナイロン等を用いれば良い。
【0016】前記吊り環部材3の下端部分の幅方向の中
心と、前記吊具本体5の開閉支持部材51,52の開閉
支点の中心とのそれぞれに摺動軸受55が固着されてお
り、これら摺動軸受55により位置決めロッド56aが
上下に往復動可能に支持されると共に、前記位置決めロ
ッド56aの下端部に、この位置決めロッド56aと直
交する向きに、I型材CのフランジCf の上面に当接し
て前記受け爪53によるこのI型材CのフランジCf を
支え得る位置を決める吊具位置決め部材56が固着され
ている。つまり、吊具位置決め部材56がI型材Cのフ
ランジCf の上面に当接する位置まで吊具1を下降させ
た後に上昇させると、その上昇に応じて開閉支持部材5
1,52が閉じて受け爪53によりこのI型材Cのフラ
ンジCfが支えられるものである。なお、図示省略して
いるが、位置決めロッド56aは任意の高さ位置に固定
し得るように構成されている。
【0017】前記吊具本体5には、開閉支持部材51,
52の開状態を保持する開状態保持手段6が設けられて
いる。この開状態保持手段6は、図2(a),(b)に
示すように、前記一対の開閉支持部材51,52のうち
の一方の開閉支持部材51に付設され、往復動自在なロ
ックピン61と、抜け出す方向にこの往復動自在なロッ
クピン61を付勢するコイルばね62と、これらロック
ピン61とコイルばね62とを収容するロッド保持筒6
3と、他方の開閉支持部材51に付設され、前記開閉支
持部材51,52が開状態にあるときに前記ロックピン
61が貫入し得るロックホール65が設けられると共
に、下端に円弧曲面64aを有するロックプレート64
とから構成されている。
【0018】つまり、この開状態保持手段6によれば、
吊具位置決め部材56をI型材CのフランジCf の上面
に当接させた状態で吊具1を下降させることにより開閉
支持部材51,52が開き始めて開度が拡大すると、先
ずロックピン61の先端がロックプレート64の下端に
当接する。開度の拡大に応じてロックピン61が押し戻
されながら円弧曲面64aを摺動し、そしてさらなる開
度の拡大によりロックピン61の先端がロックホール6
5の位置にくると、コイルばね62の付勢力によりロッ
クピン61がロックホール65に貫入するため、開閉支
持部材51,52が自動的に開状態のまま保持される続
けるものである。
【0019】前記開状態保持手段6は、後述する開状態
解除手段7によりロックピン61がロックホール65か
ら抜かれるように構成されている。この開状態解除手段
7は、図1,図2(a),(b)に示すように、前記ロ
ックピン61の反ロックホール65側に配設され、この
ロックピン61をロックホール65から抜ける方向にリ
ンク72を介して引っ張る回動レバー71と、この回動
レバー71をロックピン61がロックホール65から抜
け出る方向に回動させる引っ張りワイヤ73と、前記梁
部材2に取付けられ、引っ張りワイヤ73が掛けられる
滑車74と、前記引っ張りワイヤ73の先端に、垂設さ
れた状態に連結されてなる引きハンドル75とから構成
されている。つまり、引きハンドル75を下方に引く
と、引っ張りワイヤ73を介して回動レバー71が回動
され、この回動レバー71の回動によりリンク72ロッ
クピン61がロックホール65から抜かれるので、吊具
本体5の開閉支持部材51,52を閉じ得る状態になる
ものである。
【0020】以下、上記構成になる吊具1の使用態様を
図3乃至図5を参照しながら説明する。図3はI型材C
を吊り上げるために、吊具1をI型材Cの位置に移動さ
せる状態を示している。即ち、図2(a)に示すよう
に、開状態保持手段6のロックピン61がロックホール
65に貫入していて開閉支持部材51,52が開状態に
なっていることを確認した上で、吊具1をI型材Cの上
方位置に移動させる。
【0021】図4はI型材Cを吊り上げるために、吊具
1をI型材Cの上に下降させる状態を示している。即
ち、吊具位置決め部材56がI型材CのフランジCf の
上面に当接するまで吊具1を下降させるが、吊具位置決
め部材56がI型材CのフランジCf の上面に当接する
前に摺動部材57がフランジCf の外端角部に当接し、
下降させるに応じて、当接した方の摺動部材57がフラ
ンジCf の外端角部を滑るために、フランジCf の外端
角部に傷を付けることなく吊具1はフランジCfの幅方
向の中央位置に移動する。そして、吊具位置決め部材5
6がI型材CのフランジCf の上面に当接したときに
は、受け爪53の支え面がフランジCf の下面よりも下
方位置になっている。
【0022】図5は吊具1がI型材Cを吊り上げ得る状
態になっていることを示している。即ち、玉掛け作業者
らが遠隔操作により、例えば地上で引きハンドル75を
引っ張って、図2(b)に示すように、開状態保持手段
6のロックピン61をロックホール65から抜き出す
と、開閉支持部材51,52が閉じ得る状態になる。そ
こで、吊具1を上昇させると、開閉支持部材51,52
が上昇しながら次第に閉じ、受け爪53の支え面がフラ
ンジCf の下面に当接して、I型材Cを吊り上げ得る状
態になる。
【0023】次いで、I型材Cを吊り上げて所定の位置
に移動させる。そのとき、I型材Cを取付け位置の上方
からゆっくり下降させて、I型材Cを取付け位置に載せ
た後も吊具位置決め部材56がI型材CのフランジCf
の上面に当接するまで吊具1を下降させるが、吊具位置
決め部材56がフランジCf の上面に当接する前に摺動
部材57がフランジCf の外端角部に当接すると共に、
滑りながら開閉支持部材51,52が開き、受け爪53
がフランジCf の下面から離反すると共に、受け爪53
同志の間隔がフランジCf の幅寸法以上になる。そし
て、このとき開状態保持手段6のロックピン61がコイ
ルばね62に付勢されてロックホール65に貫入し、開
閉支持部材51,52が開いた状態で保持されるので、
クレーンにより吊具1を上昇させれば、この吊具1がI
型材Cから外れ、次のI型材Cを吊り上げ得る状態とな
る。
【0024】本実施の形態1に係る吊具1によれば、上
記のようにしてI型材Cの吊持作業が終了するが、玉掛
け作業者らの作業は、上記のとおり、地上において引き
ハンドル75を引っ張る作業だけで良く、従来例のよう
に高所作業を行う必要がないから極めて安全である。ま
た、従来例のように、受け爪の着脱、止めピンの挿脱、
松葉ピンの着脱等作業がなく、受け爪の着脱等は自動的
に行われるから吊上げ作業能率が優れると共に、吊具位
置決め部材56の高さ調整により、フランジ幅や厚さ寸
法の変化に対応することができ、汎用性に優れているか
ら、種々の寸法の吊具を用意する必要がなくなるという
経済効果がある。さらに、摺動部材がフランジCf の外
端角部を滑る構成であるから、従来例2と同様に、フラ
ンジCfの外端角部に傷を付けるような恐れもない。
【0025】次に、本発明の実施の形態2に係るI型材
用の吊具を、その開状態解除手段の構成説明図の図6を
参照しながら、上記実施の形態1と相違する点を以下に
説明する。本発明の実施の形態2が、上記実施の形態1
と相違するところは、開状態解除手段が相違するところ
にあり、これら以外は全く同構成になるものである。即
ち、開状態解除手段8は、ロックピン61を往復動させ
るエアシリンダ81と、このエアシリンダ81に圧縮空
気を給排する圧縮空気給排ライン82,83と、図示し
ないエア切換弁(地上で操作)とから構成されている。
【0026】従って、地上でエア切換弁を操作して開状
態解除手段8を制御することによって、吊具本体の開閉
支持部材の開状態の保持、ならびに開閉支持部材の開状
態の解除を行うことができるから、本実施の形態2に係
るI型材用の吊具は、上記実施の形態1に係るI型材用
の吊具と同効である。
【0027】なお、以上では、橋梁や高速道路の桁とな
るI型材を吊持する場合を例として説明したが、特にこ
れに限ることなく、建築物の横梁となるI型材に対して
も使用することができるから、上記実施の形態で説明し
た用途に限定されるものではなく、また上記実施の形態
は本発明の具体例に過ぎないから、本発明の技術的思想
の範囲を逸脱しない範囲内における設計変更等は自由自
在である。
【0028】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の請求項1乃至5
に係るI型材用の吊具によれば、玉掛け作業者らの作業
は、地上において開状態解除手段を操作する作業だけで
良く、従来例のように、I型材上で高所作業を行う必要
がないから極めて安全である。また、従来例のように、
受け爪の着脱、止めピンの挿脱、松葉ピンの着脱等作業
がなく、受け爪の着脱等は自動的に行われるから、吊上
げ作業能率が優れると共に、吊具位置決め部材の高さ調
整により、I型材のフランジ幅や厚さ寸法の変化に対応
することができ、汎用性に優れているから、種々の寸法
の吊具を用意する必要がなくなるという経済効果があ
る。さらに、摺動部材がフランジの外端角部を滑る構成
であるから、従来例2と同様に、フランジの角部に傷を
付けるような恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るI型材用の吊具の
斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係り、図2(a)は吊
具の開閉支持部材を開状態に保持している状態を示す開
状態保持手段の構成説明図、図2(b)は吊具の開閉支
持部材を閉状態にする状態を示す開状態保持手段の構成
説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係り、吊具によるI型
材吊り上げ動作説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係り、吊具によるI型
材吊り上げ動作説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係り、吊具によるI型
材吊り上げ動作説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係り、I型材用の吊具
の開状態解除手段の構成説明図である。
【図7】従来例1に係り、I型材の吊持状態説明図であ
る。
【図8】従来例2に係り、図8(a)は吊具の全体斜視
図、図8(b)は吊具の使用状態図である。
【符号の説明】
1…吊具 2…梁部材 3…吊り環部材,3a…シャックル,31…上部リンク
ピン 4…リンク,41…下部リンクピン 5…吊具本体,51,52…開閉支持部材,53…受け
爪,54…左右吊具結合部材,55…摺動軸受,56…
吊具位置決め部材,56a…位置決めロッド,57…摺
動部材 6…開状態保持手段,61…ロックピン,62…コイル
ばね,63…ロッド保持筒,64…ロックプレート,6
4a…円弧曲面,65…ロックホール 7…開状態解除手段,71…回動レバー,72…リン
ク,73…引っ張りワイヤ,74…滑車,75…引きハ
ンドル 8…開状態解除手段,81…エアシリンダ,82,83
…圧縮空気給排ライン 9…ワイヤースリング C…I型材,Cf …フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北井 治朗 兵庫県加古郡播磨町新島41 株式会社神戸 製鋼所橋梁工場内 Fターム(参考) 3F004 AA03 AA07 AB13 AE03 AF02 AG01 AG03 EA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梁部材の両端部に固着され、ワイヤース
    リングに吊持される吊り環部材を備え、この吊り環部材
    のそれぞれにより支持され、開閉支点ピンを支点として
    開閉されると共に、下部先端にI型材のフランジ下面を
    支える受け爪が形成された一対の開閉支持部材を有する
    吊具本体を備え、往復動可能であって、かつ往復動方向
    の任意の位置に自在に固定され、I型材のフランジの上
    面に当接して前記一対の開閉支持部材の受け爪によるこ
    のI型材のフランジを支え得る位置を決める吊具位置決
    め部材を備え、前記吊具本体の一対の開閉支持部材に設
    けられ、この一対の開閉支持部材の開状態を保持する開
    状態保持手段を備えると共に、この開状態保持手段を遠
    隔操作により前記一対の開閉支持部材の開状態を解除す
    る開状態解除手段を備えてなることを特徴とするI型材
    用の吊具。
  2. 【請求項2】 前記開状態保持手段は、前記一対の開閉
    支持部材のうちの一方の開閉支持部材に付設され、往復
    動自在なロックピンと、前記一対の開閉支持部材のうち
    の他方の開閉支持部材に付設され、これら一対の開閉支
    持部材が開状態にあるときに前記ロックピンが貫入し得
    るロックホールとを備えてなることを特徴とする請求項
    1に記載のI型材用の吊具。
  3. 【請求項3】 前記開状態解除手段は、前記ロックピン
    の反ロックホール側に配設される回動レバーと、この回
    動レバーを、前記ロックピンが前記ロックホールから抜
    け出る方向に回動させる引っ張りワイヤとを備えてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のI型材用の吊具。
  4. 【請求項4】 前記開状態解除手段は、前記ロックピン
    を往復動させるエアシリンダと、このエアシリンダに圧
    縮空気を給排する圧縮空気給排ラインとを備えてなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のI型材用の吊具。
  5. 【請求項5】 前記一対の開閉支持部材の前記開閉支点
    ピンよりも先端側の相対する部位のそれぞれに、前記I
    型材のフランジの外端角部を摺動する摺動部材が付設さ
    れてなることを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れ
    か一つの項に記載のI型材用の吊具。
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