JP2551532B2 - 吊り上げ用治具 - Google Patents
吊り上げ用治具Info
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- JP2551532B2 JP2551532B2 JP6021818A JP2181894A JP2551532B2 JP 2551532 B2 JP2551532 B2 JP 2551532B2 JP 6021818 A JP6021818 A JP 6021818A JP 2181894 A JP2181894 A JP 2181894A JP 2551532 B2 JP2551532 B2 JP 2551532B2
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
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Description
路面水路等のコンクリート2次製品を吊り上げて工事現
場で施工する場合に使用する際、安全で便利な吊り上げ
用治具に関するものである。
たボルト状の吊り金具Aと、ナット状の吊り金具Bより
なる吊り上げ治具を採用し、図7に示すようにコンクリ
ート2次製品のL形ブロックに形成した吊り上げ用孔に
吊り金具Aを挿入し、吊り金具Bによってネジ込み、は
さみ込んで固定する。そして、図5、図7に示すように
ロープ掛けして吊り上げるものが存在している。
従来技術における吊り上げ用治具は、吊り金具Aと吊り
金具Bを別個に用意するもので、この2つの吊り金具で
構成されているため、2つの金具を取り付ける作業が必
要であり、施工スピードが短時間で行うことを要求され
る現場では、しばしば、取り付けるのを怠り、その締め
付けを行わずに施工されることがあるという問題点があ
った。この問題点をさらに詳細に説明すると、図5に示
す吊り金具Aと、吊り金具Bは、それぞれ矢印C、Dの
両側より取り付けが必要で、2名もしくは1名で回り込
んで取り付ける作業になっていた。そのため、前述の如
く、吊り金具Bを取り付けるのを止め、吊り上げること
が大半を占めていた。また吊り上げた時、矢印E方向に
力が加わると、吊り金具Aだけでは、止め手段がないの
で金具が製品より外れ、製品が落下することが発生して
いた。また、吊り金具がA、B(図6に示す)の2つに
なっているので、取り付けに作業者が2名もしくは、1
名でも吊り上げる製品の前後にまわることが必要であ
る。吊り金具Bを取り付けないと吊り上げた製品が吊り
金具Aより落下することがある。また、吊り金具Aのボ
ルト部分が露出しているので取り扱いの中でボルトが曲
がることがある。しかも、吊り金具A、Bは別個に製作
されているので、無くなることがある。本発明は、これ
らの事情に鑑み、一端にはロープ掛け部を偏心して設
け、このロープ掛け部が上方にある際に他端の突出軸が
下方に偏心するように一体的に設け、この突出軸に長孔
を穿設した薄板を1枚以上適数枚挿入し、該薄板の離脱
を阻止する係止部材を突出軸端に一体的に設けることに
よって、安全に確実にコンクリート2次製品を吊り上げ
ることができる吊り上げ用治具を提供することを目的と
するものである。
決するために、次の技術手段を採用した。請求項1記載
の発明においては、一端にはロープ掛け部を偏心して設
け、このロープ掛け部が上方にある際に他端の突出軸が
下方に偏心するように一体的に設け、この突出軸に長孔
を穿設した薄板を1枚以上適数枚挿入し、該薄板の離脱
を阻止する係止部材を突出軸端に一体的に設けるという
技術手段を採用した。また、請求項2記載の発明におい
ては、請求項1記載の発明に加えて、一端のロープ掛け
部を吊り上げ用治具の長手方向の軸心に対して、引っか
け部が偏心するように略L字型にするという技術手段を
採用した。
ンタッチで取り付けが完了し、しかも、ロープ掛けをし
て、吊り上げれば、吊り上げ用治具が偏心しているの
で、確実にリング状の薄板の長孔を介して下方に移動す
るので、従来のもののように製品が離脱して落下するこ
とがないという作用を奏するものである。
説明する。図1に示す実施例は、本発明に係る第1実施
例の実際に使用して吊り上げている時の状態を示す概略
斜視図で、1はコンクリート2次製品のL形擁壁ブロッ
ク、2は吊り上げ用治具、3は長孔を備えた薄板、4は
ロープをそれぞれ示す。
品のL形擁壁ブロック1に吊り上げ用治具2を着脱する
際の状態を示すもので、ロープ掛け部5のロープ挿入孔
6が下方に位置し、他端の突出軸7が上方に位置し、そ
れぞれ偏心した状態になっているので、図2の図示から
も理解できるように、突出軸7に挿入されている長孔を
備えた薄板3と、吊り上げ用治具2の本体とが、ストレ
ートになった状態になるので、確実に簡単にL形擁壁ブ
ロック1に着脱ができるものである。
壁ブロック1を吊り上げる時の状態を示すもので、ロー
プ掛け部5のロープ挿入孔6が上方に位置し、他端の突
出軸7が下方に位置し、それぞれ偏心した状態になって
いるので、図示からも理解できるように、突出軸7に挿
入された長孔を備えた薄板3は擁壁を突き抜けたものだ
けが下方に移動した突出軸7に関連して長孔を案内にし
て、下方に移動して、L形擁壁ブロック1を挟み付けた
ようになるので吊り上げてもはずれて落下することがな
い。
突出軸7と長孔を備えた薄板3の関連構成を示す斜視図
で、吊り上げと、吊り上げていないフリーの時の長孔を
備えた薄板3の移動関係を示すものである。そして長孔
を備えた薄板3を多数設けることによって、吊り上げよ
うとする各製品の壁厚に差異があるのに対応できるよう
に多様性を持たせたものである。
合は、図2に示すように吊り上げ用治具2の上下を逆に
すれば、製品の孔に対して吊り上げ用治具2の全体がス
トレートになるので、抜きとることが楽にできる。この
ため、一方向より吊り金具の取付、取りはずしができる
ため、施行の簡略化と安全性のアップ(落下しない)が
望める他、一体構造のため、吊り金具が無くなることが
ない。また、図2に示すようにロープ掛け部の形状が、
略L字型になっているので上下が判別でき、取付、取り
外しに便利である。
次の効果を得ることができる。 (1)吊り上げようとする製品の壁厚に応じてワンタッ
チで吊り上げ用治具の着脱が可能であり、装着状態で吊
上げれば確実に、抜けない状態になるものである。
を示す概略斜視図である。
せる時の状態を示す概略断面図である。
断面図である。
た薄板の関連状態を示す概略斜視図である。
図である。
断面図である。
用治具 3‥‥長孔を備えた薄板 4‥‥ロープ 5‥‥ロープ掛け部 6‥‥ロープ挿
入孔 7‥‥突出軸
Claims (2)
- 【請求項1】 一端にはロープ掛け部を偏心して設け、
このロープ掛け部が上方にある際に他端の突出軸が下方
に偏心するように一体的に設け、この突出軸に長孔を穿
設した薄板を1枚以上適数枚挿入し、該薄板の離脱を阻
止する係止部材を突出軸端に一体的に設けることを特徴
とする吊り上げ用治具。 - 【請求項2】 一端のロープ掛け部を吊り上げ用治具の
長手方向の軸心に対して、引っかけ部が偏心するように
略L字型にしたことを特徴とする請求項1記載の吊り上
げ用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021818A JP2551532B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 吊り上げ用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021818A JP2551532B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 吊り上げ用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07206371A JPH07206371A (ja) | 1995-08-08 |
JP2551532B2 true JP2551532B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=12065646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6021818A Expired - Fee Related JP2551532B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 吊り上げ用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551532B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
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FI20145818A (fi) * | 2014-09-18 | 2016-03-19 | Waertsilae Finland Oy | Nostotyökalu polttomoottorin nostamiseksi ja polttomoottorin tukirunko |
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CN109001627B (zh) * | 2018-05-23 | 2020-08-21 | 中车永济电机有限公司 | 一种电机试验拖动装置 |
CN108792927A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-11-13 | 中交航局第三工程有限公司 | 水运工程大型预制构件不穿透吊孔结构及施工方法 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP6021818A patent/JP2551532B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07206371A (ja) | 1995-08-08 |
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